『告発』について

1995年に公開されたアメリカ映画で少し古い作品だが、こないだビデオで見たのである。

あらすじは、ニューヨークの沖、アルカトラズ島にあったアルカトラズ連邦刑務所での虐待を告発するという内容で、ケヴィンベーコン扮するヘンリーヤングという実在の人物が、刑務所からの脱獄を試みたが、仲間の裏切りで失敗し、全く光の届かない狭い地下牢に3年間、閉じ込められるのである。

1年に30分間しか運動が認められず、全く身動きできないまま、狭い地下牢で、うずくまって生活していたせいで、肉体が衰弱し、両側を支えられないと立つことも出来ず、また地下牢から出されてもしばらくはうずくまっている状態でいるしかなかったのである。

そして3年後、地下牢から出されたヘンリーヤングは食事中に、裏切った囚人をスプーンで殺害するのである。

クリスチャンスレーター扮するジェームズスタンフィル弁護士が弁護の担当となり、ヘンリーヤングと話す過程で、自らの独善的な囚人の更正哲学を持つ、ゲイリーオールドマン扮するミルトングレン刑務所長が、
過酷で非人道的な虐待をヘンリーヤングに課したことが分かってくるのである。

裁判の最後の方で、ヘンリーヤングは罪を認めて、第一級殺人で死刑になるか、罪を認めないで、死刑は免れるものの、過酷なアルカトラズ刑務所に再び収容されるかの選択を迫られるのである。

ここは映画のクライマックスでもあるのだが、ヘンリーヤングはアルカトラズ刑務所に戻るくらいなら、死んだほうがましだと叫ぶのである。彼は弁護士とともに連邦裁判所での虐待を訴えたので、所長たちの復讐が怖かったのである。彼は泣いて恐怖を訴えるのである。

然し、彼は最後に殺人の罪を認めず、再び、アルカトラズ刑務所に戻ることになる。

そして、実話の話しだと、その後、ヘンリーヤングは再び、地下牢に閉じ込められて、獄中で死んだそうである。地下牢の下の床には、ヘンリーヤングが、『Victory(勝利)』と落書きした後が記されていたという。

この事件がきっかけで、アルカトラズ連邦刑務所は閉鎖につながり、所長達もその後、刑事告発されたと、エンディングで説明されていた。

この作品を見て思ったことは、この物語はまさに12室の物語だということである。

12室は狭い牢獄に監禁されることを表している。
おそらく、ヘンリーヤングは12室に惑星集中しており、また彼が生きている間のダシャーは殆ど、12室に在住する惑星のダシャーだったと思われる。それも土星や土星が絡む惑星のダシャーであったと思われる。

そして、刑務所内で脱獄や殺人も犯していることから、おそらくその12室には火星も絡んでいるのである。

そして、彼には弁護士の援助があったことから、その12室には木星も絡んでいたのである。

彼が全く光を失った地下牢の3年間は、長い刑務所生活の中でも最も過酷な時期を表しており、おそらくトランジットの土星などが影響したり、アンタルダシャーの土星などが影響した時期ではないかと思われる。

そして、地下牢はまさに12室だが、この物語の舞台となっているアルカトラズ島からして、12室の孤島である。

そこで残酷な刑務所長の虐待を受けたのであるが、刑務所長自体が、そうした12室に監禁された存在だったのである。

アルカトラズ刑務所が閉鎖された後に、刑務所長が刑事告発されたのであり、所長自らも囚人と同じような立場でしかなかったのである。

つまり、刑務所長も看守も、囚人も皆、12室にいる人々である。
立場は変わっても皆、12室に監禁されている存在なのである。

12室はドゥシュタナハウスであり、それにトリシャダハウスとか、凶星が絡むとき、12室の試練は大変な過酷なものとなるのである。

この映画は12室の過酷な試練を表している。
















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