松井秀喜が読売巨人軍の新監督に就任した。
松井に関してはこれまで何度かこのブログの中でも言及して来た。
早速、本題に入ると、現在、水星/金星期で、水星期のセカンドアンタルダシャーが終わって、ちょうどアンタルダシャーが金星期に移行したタイミングであった。
マハダシャー水星期
まず、何故、水星期なのかと言えば、その前の土星期は、土星が11、12室支配で、海外の12室を支配している。
従って、現役引退後もずっとニューヨークを拠点にして生活して来た。
11室の支配星でもあるが、12室を同時に支配している為、松井は特にたいした称号も持っていなかった。
高く評価はされていたが、ひたすら、裏方に徹して、自分が目立つことはなかった。
これが土星が11室と12室を同時に支配する意味である。
松井が言う所のかわいい後輩たちである高橋由伸や阿部慎之助の監督としての活躍を妨げないために監督へのオファーがずっとあったにも関わらず、身を引いて、海外で目立たずに過ごしてきたのである。
この辺りは、魚座ラグナであることの自己犠牲、そして、ラグナロードが12室に在住することにより、自己主張せずに自分が身を引いて、一歩退いて、裏方に徹する態度に表れている。
松井秀喜は、ホームランを打っても決して、ガッツポーズ一つ取らないで、黙々と修行僧のようにランニングして、ホームに戻ってくる。喜びを抑制し、自己主張を抑える。
これは一度、ホームランを打った時に松井がガッツポーズを取った所、それを見ていた父親が松井にガッツポーズをしない方がいいと注意したのである。
息子が下品にエゴを示すことを厳しく叱責したのである。
そういう父親の教育もあり、松井のガッツポーズや喜ぶ姿は現役時代にはほとんど見られなかった。
険しい顔をして、真剣に野球をする姿のみ見ることが出来た。
この辺りは、ホームランを打ったら、ガッツポーズや喜びを示す大谷翔平とは対照的である。
松井の現役時代は、1993年から2012年までの20年間で、土星期の半ば頃まで現役を続けていた。
上述したような土星期だからこそ、自分を主張せず、活躍してもそれで偉ぶったり、不遜な態度を示すことなく、黙々とプレイした。
しかし、それが何故、水星期に監督に就任したかと言えば、水星は4室と7室を支配しており、4室は母国や故郷を表している。
そして、7室は10室から見た10室目のハウスであり、仕事の本質のハウスである。
また7室はビジネスパートナーシップ、契約を意味している。
従って、日本に戻って、巨人軍のオーナー陣と契約を交わし、大きな仕事を引き受けたのである。
そして、アンタルダシャーは金星期だが、金星は3、8室支配で2室に在住している。
3室はスポーツを表し、8室は、ビジネスパートナーからの経済的支援を意味している。
つまり、巨人軍のオファーを受けて、再び、ユニフォームを着ることになった。
アンタルダシャーに関してはむしろナヴァムシャやダシャムシャの方が重要である。
ナヴァムシャでは、金星は5、10室支配のヨーガカラカで9室に在住し、4、11室支配の火星や8室支配の太陽と相互アスペクトして、4-5、5-11のラージャヨーガを形成している。
最も重要なのは、アンタルダシャーロードの金星が、マハダシャーロードの水星と相互アスペクトして、5-9、9-10のラージャヨーガを形成していることである。
金星は減衰しているが、ディスポジターの水星からアスペクトバックされて、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。また減衰する惑星同士が相互アスペクトして、ニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしている。
水星も減衰しているが、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮し、ディスポジターの木星は、ラグナ、月から見て、ケンドラに在住し、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
つまり、マハダシャーとアンタルダシャーが連携して、ラージャヨーガを形成している為、強い結果をもたらしたのである。
そして、ダシャムシャを見ると、更に重要なのは、マハダシャーの水星は2、5室支配で8室に在住し、8、11室支配で5室に在住する木星と、5-8の星座交換をしている配置である。
この星座交換していること自体が、その分割図においてそれらの惑星は重要であることを示している。
星座交換により定座以上の強さにあり、しかもハウス同士の絡みが良ければ、ラージャヨーガを形成するのである。
松井秀喜の場合は、水星と木星は2-11、5-11のダナヨーガを形成して強力である。
そして、アンタルダシャーの金星はラグナロードで6室でムーラとリコーナの座にあり、9、10室支配のヨーガカラカの土星とコンジャンクトして、1-9、1-10のラージャヨーガを形成している。
従って、マハダシャーとアンタルダシャーは極めて強いのである。
ダシャムシャにおけるシューバサンキャヨーガ
そして、もう一つ言えば、金星は6室に在住し、水星は8室に在住しており、ラグナから等距離にある対となるハウスに惑星が在住して、サンキャヨーガを形成しているのが分かる。
しかもこの場合は、マハダシャーの水星とアンタルダシャーの金星が、このサンキャヨーガを形成しているのである。
この場合は、水星も金星も吉星であるから、シューバ・サンキャヨーガが成立する。
ダシャムシャのラグナは、仕事というテーマに関して非常に重要だが、このラグナに対して、金星と水星がサンキャヨーガを形成する場合、金星期にも水星期にもそれは顕在化する。
従って、水星/金星期というのは、このダシャムシャにおけるシューバサンキャヨーガが顕現するタイミングである。
とりわけ、仕事、キャリアというテーマに関して、素晴らしい結果を与えることが出来たのである。
ジャイミニスキーム
ジャイミニのチャラダシャーでは、現在、山羊座/射手座だが、山羊座は業績、評価、称号の11室で、まさに巨人軍の監督という立場に就任したことがそれを表している。
そして、山羊座から見ると、AmKの木星が10室にジャイミニアスペクトしており、更にAKの太陽が山羊座から5室に在住し、10室にジャイミニアスペクトする配置も良い配置である。
また山羊座から見て、金星と月のジャイミニアスペクトによる相互アスペクトが4室(王座)に形成されていることも要因の一つである。
キャリア上のピーク
松井秀喜は、山羊座のメジャーダシャーが終わった後、水瓶座のメジャーダシャーが、2033年~2041年まで続く。
更にAmKの木星は、DKの火星と相互アスペクトして、AmK-DKのジャイミニラージャヨーガを形成している。この水瓶座にはAmKの木星が在住しており、そして、そこには月と金星によるラージャヨーガも接続している。
従って、松井秀喜のキャリア上での輝きは、この水瓶座の時代にこそ最も発揮されるのである。
以前、過去の記事で、松井秀喜は、マハダシャー水星期になったら、日本に帰国するかもしれないといったことを書いた気がするが、その4室解釈のスキームは、実際に機能していたことが分かった。
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