占星コラム


2009/5/15 星の徴(しるし)の出現について
             -問題を共有し、人々が活発に議論して、お互いを仲間と見なす時-


水瓶座と獅子座へのダブルトランジット

5月1日から木星が水瓶座に移動したことで、水瓶座と獅子座にダブルトランジットが生じている。



このことによって、私は最近、身近な環境で非常に興味深い経験をしている。

それは一つの問題を共有して、皆でその問題について議論するという経験である。

サークルとか、クラブとか、親睦会とか、職場コミュニティーでもいいが、人が集まる場所で、何らかの問題について活発に議論するような経験が、ここ数日の間に起こってはいないだろうか?

私自身はそのような経験を5月1日〜今までの期間に3回ほど経験している。

それは明らかに水瓶座と獅子座という2つの対局の星座にダブルトランジットが形成された結果であると思われたのである。

水瓶座は統合をもたらし、一体化をもたらし、グループ意識を高め、問題の共有化をもたらすのである。

それはクラブ活動や同好会など同じ目的や目標(趣味とかスポーツ、ボランティア etc)を共有する同僚同士の社交、交友関係である。

従って、今まで別々に行動していた人が問題を共有して、一体となる動きが生じる。

同じ問題を共有する人同士が仲間として一体感を得るのである。

それと同時に獅子座にもダブルトランジットが生じているので、問題を共有する者同士がグループとして一体感を得つつ、一人一人の人間も自己主張が激しくなり、自己顕示が激しくなるのである。

従って、日頃、あまり議論好きでない人も、激しく自己主張して、共有されている問題について活発に議論することが、この水瓶座-獅子座のラインにダブルトランジットが生じている期間に起こり得ることである。

それは5月1日から始まって、木星が再び山羊座に逆行する2009年7月30日まで続くのである。

この3か月の間に小さなレベルで生じていたことが、大きなレベルでも生じると考えると、おそらく、国連総会とかダヴォス会議のような世界の有力者が集うような国際会議でも、遠慮なしに人類が共有する問題について活発に議論する状況が生まれるものと考えられる。

そうした会議で、IMFの廃止やドル基軸通貨体制の見直しなど、世界経済の問題や、環境問題などの世界が共有する臨界点に近い重要事項について真剣に議論する状況が起こってくると思われる。

これは既に起こっているかもしれないが、さらに激しさを増していくかもしれない。

そうした議論を通じて、問題を共有して解決に向けて和合していく空気が満ちていくのである。


星の徴の出現

そんな中、【星が出現した】という情報がシェアインターナショナルからリリースされたようである。



それによると、現在、世界各地で目撃され、写真撮影されているその星が、やがて全人類が肉眼で昼も夜も確認できるぐらいにはっきりと見え始めるという。そして、その星がメディアやインターネットで、識者や一般大衆によって十分に議論され始めた時に、いよいよ、世界教師が公に姿を現わすのだという。

世界教師の出現に先駆けて、この星の徴による演出がなされているのである。


この世界教師に関連する話は、以前から占星コラムの中で、以下のようにふれて来ているが、


2009/3/7 人類の真の歴史について

2008/10/19 世界教師について

2008/10/18 アメリカの行方 -アメリカ発の世界革命が始まる-


とうとう、このことの現実的な展開が始まろうとしている。


因みに、シェアインターナショナルによれば、この星の徴は、実際には宇宙船(UFO)なのだという。

この実際には宇宙船である星の徴が、肉眼で全人類に見られる時とは、 私の考えでは木星が水瓶座に移動して、木星と土星のダブルトランジットが水瓶座に形成される2009年5月1日〜2009年7月30日までの3か月である可能性が高いと思うのである。

何故なら、以前、UFOコンタクティーのジョージアダムスキーのチャートを作成した時、彼は射手座ラグナで、3室水瓶座に金星と木星が在住していたからである。これが彼のUFO関連の一連の著作(アダムスキー全集)やGAP(知らせる活動)などの雑誌媒体を通じた国際的な啓蒙活動を表していると分かったからである。

従って、水瓶座は同じ太陽系の他の惑星の人々との交友関係を表しているため、宇宙船(UFO)を目撃するということは、私達が他の惑星の人々と交流することを表わし、それは水瓶座の経験をしていることを表している。

従って、水瓶座に木星と土星のダブルトランジットを形成する5月1日〜7月30日の間にますます多くの人がこの星の徴(宇宙船)を目撃し、この”星の徴”という重大なテーマを共有する人類の間に活発な議論が展開されていくことが予想されるのである。

因みにジョージアダムスキーのチャートを見ると、 木星と土星の位置が、水瓶座と獅子座で相互アスペクトしており、5月1日からのトランジットと全く同じで、土星の逆行まで同じである。



このジョージアダムスキーのチャートは宇宙船を目撃した人のチャートであるから、そういう意味で、5月1日〜7月30日までの3か月で、我々人類が宇宙船である星の徴を目撃する可能性が極めて高いのではないかと思われる。

また木星と土星がリターンしているということは、ジョージアダムスキーの仕事が完成したということを意味しているようにも思えるのである。

そして、現在、獅子座にもダブルトランジットが形成されているため、星(宇宙船)を目撃した人たちは、自分が見ているものが一体何であるのかと各々自己主張し、議論して、やがてメディアがそれを取り上げて、この議論が世界的な議論に発展していくということが予想されるのである。

来年、2010年は木星が水瓶座を運行するので、和合、一体化、目的、目標の共有という水瓶座の風潮が、世界的に広がる可能性を秘めているが、この2010年は木星のみのトランジットである。

然し、この2009年5月1日〜7月30日までの3ヵ月は、水瓶座に木星ばかりでなく、土星もアスペクトして、ダブルトランジットが形成されるのである。

従って、水瓶座の象意における何かが起こらなければならないと思うのである。


そして、私は世界教師が公に出現する前に星(宇宙船)が出て来たということは、非常に注目すべき徴であると思うのである。

世界教師は水瓶座時代の教師としてやって来るからである。


水瓶座は水を入れた瓶を頭に抱える人の姿をしているが、その水は皆に飲ませることのできる水である。

水というのは、あらゆる生命が必要とする物質であり、命を支えるものである。

だから世界教師は、世界資源の分かち合いというメッセージと使命を携えてやって来るのである。

空に出現した宇宙船である星の徴の演出で、人類の期待感が最高度に高まった時に世界教師はついに姿を表わすのである。

シェアインターナショナルによれば、星の徴が、昼も夜も肉眼で見えるようになり、星に関する議論が十分にインターネットやメディアを通じて高まった時から1週間か2週間ぐらいの後に世界教師が公の場に姿を現すという。最初はアメリカのメディアのインタビューを受け、日本のメディアからのインタビューがそれに続くという。

予想が外れることを恐れないで言うとすれば、私の考えでは、この5月1日〜7月30日の間に星に関する議論が高まり、土星が乙女座に移動する9月以降に、遂に世界教師マイトレーヤがメディアに登場するのではないかと思うのである。

そして、世界的な賛否両論や物議を醸し出すかもしれないが、2010年から木星が再び、水瓶座に入室すると、世界教師はおそらく、その彼の考え方や教えなどを徐々に明らかにして、世界の資源を分かち合い、人類が平和に生きる社会の実現に向けた公の彼の教師としての使命を開始するのである。

何故なら、 木星が水瓶座を運行する時に水瓶座の時代を開く、世界教師が公の場で、教える活動を開始していないとは考えにくいからである。

この2009年5月1日〜7月30日の間は木星と土星のダブルトランジットが水瓶座と獅子座に形成されており、ジョージアダムスキーの出生の木星と土星に、トランジットの木星と土星がリターンしていることは注目に値すると思われる。

アダムスキーの仕事は我々人類に、太陽系の他の惑星にも高度な科学技術と精神文明を持つ人間が住んでおり、宇宙船で地球を訪れている事実を知らせることであったが、その仕事を遂行するのに顕著な配置が、木星が水瓶座に在住し、土星が獅子座に在住して、水瓶座-獅子座にダブルトランジットする配置だったのである。

だからこそ、水瓶座-獅子座にダブルトランジットしている今は、宇宙船と遭遇するためのもっとも有力なタイミングである。

人類全てが肉眼で星の徴としての宇宙船を見て、 一つの人類としての一体感を得ることになると思われる。

つまり、星の徴というイベントを通じて、人類は仲間意識を急速に培うことになるのである。


そして、私の考えでは9月以降、いよいよ、世界教師が公の場に姿を現すのではないかと思われるのである。

今回の水瓶座と獅子座にダブルトランジットが生じる 2009年5月1日〜2009年7月30日の他に

水瓶座にダブルトランジットが生じたのは、

1993年10月16日〜1994年11月11日と、2001年6月16日〜2002年7月5日の2回だけである。

1993年10月16〜1994年11月11は、木星が天秤座で、土星が水瓶座をトランジットしており、

2001年6月16日〜2002年7月5日は、木星が双子座で、土星が牡牛座をトランジットしていたのである。

従って、木星が水瓶座をトランジットすることで、水瓶座にダブルトランジットが生じる配置は、

過去30年間に渡って、1度もないのであり、しかも今後、少なくとも2017年までは全く見られないのである。(それ以降は未調査)

従って、水瓶座に関して、何かが起こるとすれば、この2009年5月1日〜2009年7月30日の3か月であり、

続いて、そのダブルトランジットが終わった後も、水瓶座に木星がトランジットし続けるのである。

この2009年5月1日〜7月30日の3か月に星の徴(宇宙船)が人類の大多数に目撃され、人類がこの世界教師出現に先駆けるこの徴を共有することで、一体感や和合を経験し、大きな期待感が高まったところで、世界教師マイトレーヤが公に出現し、メディアのインタビューを受け、

さらに2010年の水瓶座への木星の運行中に公での教師としての活動を開始するというのは、トランジットの観点から考えて、タイムスケジュール的に見ても、最も可能性として高いことが分かる。

まさに、水瓶座時代の教師がもし教える仕事をするのであれば、今のタイミングしかないのである。


インフォメーション

もし、読者の皆様がこの話についてもっと知りたいと思うのであれば、ベンジャミンクレーム講演会に参加することをお勧めします。

そしてこの話の真実性について吟味検討して頂ければと思います。

2009年5月ベンジャミンクレーム来日講演会情報



■兵庫県尼崎講演会

2009年5月16日(土) 14:00〜(13:00 開場)

アルカイックホール(尼崎市総合文化センター)
阪神尼崎駅より北東に徒歩5分
JR「尼崎」駅より市バス阪神尼崎行き「総合文化センター」下車



■東京講演会

2009年5月23日(土) 14:00〜(12:30 開場)
JCBホール(東京ドームシティ)
JR「水道橋」駅、東口より徒歩1分
都営地下鉄三田線「水道橋」駅 A2出口すぐ



■名古屋講演会

2009年5月26日(火) 18:00〜(17:00 開場)
中京大学文化市民会館 1F
JR:東海道本線・中央本線「金山」駅下車、北へ徒歩5分
名鉄:名鉄本線「金山」駅下車、北へ徒歩5分


(参考資料、引用文献)

『伝導瞑想-21世紀のヨガ-』 ベンジャミンクレーム著 石川道子編/訳

『マイトレーヤの使命』T,U,V ベンジャミンクレーム著 石川道子編/訳

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