占星コラム


2009/3/11 なぜ日本の保守は親米従属なのか?

 


日本の保守(右翼)は親米従属であり、本来、愛国者であるはずの人々がアメリカに利益誘導し、アメリカに従属する政策を取るのである。
これは何故なのかと疑問なのである。本来、愛国者とは日本を侵略し、国益を損なう外国に対して、自国を防衛し、抵抗するのが普通である。

今、南米の国々を見ると、ベネズエラのチャベス大統領のように米国に反発する愛国者が民衆の支持を背景に、政治の表に出てきて、CIAによってつくられた親米政権を打倒して、アメリカの支配をはねつけている。こうした動きが真の愛国者である。

しかし、日本の保守、右翼、つまり、自民党というのは国民を守ろうとせずに米国に追従して、国民に対しては支配者として君臨し、アメリカに対しては、追従して、その中間管理職のような立場で、自らの政権を維持してきている。これはちょうど、南米にCIAの影響で成立したアメリカに利益誘導する親米政権と全く同じ、構造なのである。

自民党の主流派である清和会の流れをくむ政治家たちは皆、外資族と言われるようだが、アメリカの金融資本家たちに日本の国内市場を開いて、利益誘導し、アメリカに日本人の大事な資金を貢ぐような政策を取っている。 アメリカから突きつけられる年次改革要望書を非常に忠実に実行しているようである。

特に小泉純一郎が政権に就いた時は最もひどく、構造改革、郵政民営化などにより、日本の国内市場は海外に開かれ、外資が日本の株式を買い漁り、郵貯預金が海外に流出するきっかけを与え、米国債を歴代のどの政権よりも多く購入して、米国政府に国民の税金をせっせと貢ぎ、その対米従属を最も拡大したのである。

新自由主義経済の導入によって、貧富の差を拡大し、大量の派遣労働者の職を不安定にさせ、日本の社会不安を招いたのが、小泉政権であり、日本の自民党主流派の清和会系の議員の政策である。

こうした疑問が常にあったのだが、私は最近、6/8の関係理論によって、この問題を占星術的に理解することが出来ることを発見した。


まず、自民党のチャートを見ると、蠍座に惑星集中している。
この蠍座はおそらく11室に該当するのである。

11室とは地位が高い人々を表し、エスタブリッシュメントのハウスである。

自民党のチャートを作成した時に出生時間を11:00に設定したのだが、プラサンナンヘルケ氏が以前、会社や組織が発足する場合のセレモニーが開始されるのは10:00とか11:00などの午前中が多いので、そうした時間を会社や組織の誕生時間にするとよいと言っていたので以来、その方法を採用している。

その解釈により、以前、自民党の出生時間を10:00に設定してみると、射手座ラグナであった。然し、そうすると、惑星集中している蠍座が12室になってしまうため、出費や損失を表す12室のモクシャハウスに4つの惑星が集中しているというのは政権党である自民党にしてみるとおかしいのである。

そこで、11:00を自民党の誕生時間に設定すると、ラグナは山羊座となり、11室に金星、土星、月、ラーフが在住するのである。

11室は社会的地位が高いエスタブリッシュメントのハウスで、収入のハウスでもあるため、自民党の収入源となる力のある人々、つまり、自民党の政権基盤を形成する、政治家、経済人、知識人、宗教家などが集まると思われ、これは自民党のあり方に一致している。

その辺りの話は以前、コラムにも掲載したのでそちらを参照した方が分かりやすいかもしれない。

2008/12/9  占星コラム『自民党のチャートについて2

2007/8/5  占星コラム『自民党のチャートについて

2007/8/4  占星コラム『日本社会---水のトライアングル---

自民党の主流派を形成する清和会のメンバーは基本的にこの11室蠍座が表していると考えることが出来るのである。
そこに右翼や統一教会などの宗教団体とか、水の象意が絡んで来ているのである。


実際、自民党をつくった岸信介は日米安保に反対する勢力を同盟関係にある児玉誉士夫に依頼して、右翼を動員して鎮圧したり、 また統一教会との密月などが語られるので、やはり、この蠍座は清和会を表していると思われる。

清和会
岸信介  
福田赳夫
安倍晋太郎
三塚博
森喜朗
小泉純一郎
森喜朗
町村信孝
中川秀直
小池百合子
高市早苗
橋本聖子
山本一太

A級戦犯として、巣鴨プリズンに拘置され、CIAに協力することと引き換えに釈放された、この民族主義者の児玉誉士夫、日本船舶振興会の笹川良一となどの協力者は皆、やはり、蠍座の象意であり、自民党草創期のエスタブリッシュメントたちである。

これには国際勝共連合で協力した統一教会の文鮮明も含まれるかもしれない。

このような水の星座の人脈が基盤となって、自民党が構成されていることと、この蠍座とのつながりについては以前のコラムでも言及している。

このメンバーがなぜ、アメリカに従属し、自ら進んでアメリカに貢ごうとするのか、非常に疑問だったのだが、 アメリカのチャートをよく見ると、その答えが隠されている。

アメリカの11室双子座を見ると、木星、太陽、金星、火星が集中しているが、これは支配者階級、エスタブリッシュメントを表しているのである。

その代表者はユダヤ系金融資本家である。

例えば、太陽は政治家(権力者)、火星はアメリカ国防総省(ペンタゴン)などの軍人、木星は、多国籍企業のCEOなどのマネジメント責任者や、富を得て成功者になることを史上の価値とするアメリカ式成功哲学の教育者(例えば、ナポレオンヒルの教材に出てくるような人々)とか、そういったアメリカで、力を持つ、エスタブリッシュメントたちのサークルである。

これがアメリカのチャートにおける11室を表わしており、アメリカの収入源でもあるのである。

そして、重要なことは、アメリカという国家はフリーメーソンがつくった国であり、 これらのフリーメーソンとアメリカのエスタブリッシュメントはほぼ重なっていると考えていいのである。

この双子座惑星集中は、フリーメーソンのことを表しているのである。


この双子座がフリーメーソンを表すというのは、私のオリジナルではなく、アリスベイリーの著作の中にそうした記述が見られるのである。

『秘教心理学』(アリス・ベイリー著 AAB ライブラリー 翻訳・発行)に以下のような記述がある。

『・・・問題の糸口は、非常に古い時代に、 文字通り、太陽が双子座にあった頃に見られるからである。当時、フリーメイソン友愛団のすべてのメンバーたちが知っ ているように、フリーメイソンにおける大いなる道標である二本の柱が立てられた。』

この記述が示しているのは、フリーメーソンとは春分点が双子座にあった時に”大いなる道標である二本の柱が立てられた”のであり、フリーメーソンは双子座と関係があると考えられるのである。

実際、私自身が、なぜ、これほどまでにフリーメーソンのことに興味を持ち、たびたび、コラムで取り上げるのかを考えると、私の双子座には水星、土星、ケートゥが在住して、火星と木星がアスペクトしており、双子座にエネルギーが集中しているのである。

以前、月が双子座プナルヴァスに在住する友人の誘いで、東京にある日本のフリーメーソン本部ビルを訪ねたこともあり、 そうしたことも何故かと今更ながら考えてみると、その友人は私の双子座プナルヴァスに在住する水星の表示体となっているため、やはり、双子座つながりで、フリーメーソンに訪れたとしか考えられないのである。

以前、高校時代に、友人が熱心に、小学館の『ムー』という超常現象の雑誌を熱心に読んでいたことを思い出すのである。
その雑誌もやはり、フリーメーソンと関係があるとされるピラミッドアイのシンボルマークについてよく取り上げていたのである。

また、このフリーメーソンのことを著作の中で取り上げている、アリスベイリー自身が双子座に水星、太陽、ケートゥが在住して、土星がアスペクトしている。
これをさらに調べていけば、おそらくフリーメーソンと双子座の関係性についてはさらによく分かると思われるが、フリーメーソンと双子座の関係性については、このように少数の例をみても確認できるのである。


従って、アメリカ合衆国が建国された時にフリーメーソンのメンバーたちがチャートに表示体として表わされていなければならないため、やはり、この11室双子座はフリーメーソンを表しているのである。

つまり、アメリカのエスタブリッシュメントが、企業、銀行、政府の一体となったコーポレートクラシーを利用して推し進めるグローバリゼーションは、フリーメーソンが推し進める世界統一運動であると言える。

IMF、世界銀行をつかって、発展途上国に借金をさせて、CIAをつかって途上国の政治家を買収したり、クーデターで親米政権をつくり、石油などの資源を奪い取ったり、国連での発言権を要求したり、構造調整プログラムによって、米国の都合のよい原料供給国に作り替えたりする、そうした、米国のエスタブリッシュメントが推進している政策自体が、フリーメーソンの活動なのである。


このアメリカの双子座惑星集中をそのように解釈することが重要である。
そのように考えると、後は、簡単で、なぜ、蠍座惑星集中する自民党の主流派、清和会が奴隷のように、アメリカに貢ぐのかが理解できるのである。

それは蠍座にとって、双子座は8室を支配しており、支配者を表すからである。
蠍座が決してかなわない相手であり、かなわないからこそ、近づきたくないのであるが、しかし8室というのは利益ももたらすため、逆説的に近づいてしまう、主人なのである。

ちょうど、労働者が自ら進んで、経営者と雇用契約を結んで、経営者の指示監督下に入り、奴隷となることを喜ぶように、この清和会の面々も、アメリカが決して勝てない相手であることと、アメリカに従順に振る舞うことによる利益が得られるため、自ら従順に振る舞う癖がついている人々なのである。

これが6/8の関係における真理である。

ポイントは8室というのは、決して勝てない相手で、苦手な相手であるのだが、与えてくれるので、逆説的に自らすり寄って、奴隷となっていく場合が多いのである。それが6/8の関係なのである。

繰り返すと、アメリカのチャートの11室は、アメリカのエスタブリッシュメント、ユダヤ系金融財界人などの支配者階級を表しており、また、フリーメーソン、イルミナティを表している。あるいは米国の多国籍企業を表している。

これら米国内の多国籍企業の多くは既に米国外に拠点を移しており、国内にはいないようである。これは国際主義の所以である。

国際主義とは、地域主義との対立概念であり、魚座-蟹座-蠍座が地域主義だとすると、水瓶座-双子座-天秤座が、国際主義である。
春分点が魚座から水瓶座に移動するにつれて、地域主義というものが消滅していき、国際主義的な国境のないグローバルな社会となっていくのが運命といえる。

フリーメーソンの活動は道徳的な問題は抜きにしても、そのようなグローバルでボーダーレスな社会を形作っていく力である。



アメリカのチャートについてさらに言及すると、 蟹座の12室に逆行の水星やラーフが在住しているのに気づくのである。

これはおそらく伝統的なアメリカの孤立主義的な政策を求める保守派層の人々や、リバータリアンと呼ばれる独立自存の人々、あるいは、米国内に4000万人いると言われる伝統固執主義的キリスト教徒を表わしている。

彼らの主張は、アメリカは国外のことにかかわらないで、国内のことに目を向けるべきで、外国に軍隊を駐留させたり、派遣すべきではない。
また政府は国民に干渉すべきではなく、銃の規制には反対で、国民自身が自由に自分の責任で生きていくことを主張する人々である。

これは各州が自治を求め、州警察が、連邦政府のFBIの干渉などをあまり喜ばない姿勢などとして現れる。

西部開拓史時代からの自分のことは自分でやるという精神である。これは実は、蟹座の性質であり、外のことにかかわらないで、自分たちの国内の家族のことだけを考えて生きていきたいという姿勢が特徴なのである。しかし、いったん外部から襲われたら、死ぬ気になって自分たちの家族を守るために戦うという、いざという時には強い自己保存のための攻撃力を発揮する人々である。

こうした人々が、中央政府の連邦準備銀行を所有するエスタブリッシュメントたちに連邦所得税や各種税金を搾り取られて、奴隷のように扱われているのが米国社会なのである。

こうした人々は、メキシコからの移民や黒人、イタリア系などの白人マイノリティー、あるいは原理主義的キリスト教徒などと重なっており、12室の水星やラーフを象徴するように、社会の底辺、社会の隅の方に押しやられてしまった人々である。

こうした人々が米国のエスタブリッシュメントから搾取されている層として存在しているのである。


あと、ブッシュ政権の時に急激に台頭してきたネオコンであるが、この人々は国際連合が嫌いで、国内政策においては保守的で伝統的な政策を取るものの、外交的にはタカ派で、国外に積極的に軍隊を派遣して、外国に駐留して、アメリカ帝国を推し進めようとする人々である。

これはアメリカのチャートでマハダシャー月期が、ほぼブッシュ政権の時代と重なるため、12室支配で7室に在住し、イラク戦争などによってアメリカに外交的損失をもたらしたことを示している。まさにこの戦争によって、12室蟹座の米国社会において隅に追いやられてしまった人々は巨額の政府負債を負担させられる人々であり、巨額の損失を被った人々である。

蟹座からみると、アメリカ国家にとっては外交的損失で、また蟹座の保守派の人々にとっても損失である。

然し、蟹座をラグナとすると、1室支配の月が8室水瓶座に在住しているのである。
このラグナロードが8室に在住する配置は、お金を支配者に貢ぐ配置である。

だからなのかは知らないが、チェイニー副大統領(当時)は、自身が取締役を務めるハリバートン社に米軍の必要品を発注して、莫大な便宜を図っている。これはコーポレートクラシーによる活動であり、多国籍企業に便宜を図ることで、結局は、フリーメーソンに利益提供したということである。

ネオコンは国連嫌いなので、蟹座の保守派を表す(注)と思われるが、 同時にフリーメーソンの一員でもあるため、フリーメーソンたる米国の多国籍企業、エスタブリッシュメントの利益になる政策を取るのである。

注:ブッシュ大統領のチャートを見ると、蟹座に惑星集中しているため、ネオコンは蟹座であると考えられる。

米国のチャートで、双子座をラグナとすると、2室支配の月が9室に在住してダナヨーガを形成しているため、米国自体は損失を受けたが、フリーメーソンたる双子座のエスタブリッシュメントはイラク戦争で利益を得たと考えられる。

この米国のマハダシャー月期のブッシュ政権はフリーメーソンとしての彼らは利益を得たが、アメリカ自体や米国民としての彼らは損失を被ったという非常に複雑な状況を表している。

彼らはフリーメーソンであると同時に米国民であり、利益が相矛盾する二つのグループに忠誠を誓う人々である。

従って、彼らは米国政府の副大統領というポストに就きながらも、フリーメーソンの利益のために米国政府の不利益となるように働くケースもあるのである。それが2001年から2009年までのブッシュ政権の8年間だったと言える。

ブッシュ政権の8年間は実質的に指揮を執ったのはチェイニー副大統領といわれており、彼のチャートの水瓶座に月と水星が在住していることは注目に値する。これはアメリカの12室支配の月が7室水瓶座に在住することに重なるのであって、アメリカの外交政策をイラク戦争に導き、アメリカという国体に損失させ、代わりにフリーメーソン=エスタブリッシュメントに利益を与える政策を推進したことを示していると理解できるのである。

この辺りは複雑であるが、非常に興味深いところである。


もう一度、繰り返すと、

蟹座をラグナとすると、ラグナロードの月が8室水瓶座に在住するのである。

これは国際主義、多極主義のフリーメーソン、イルミナティに支配されてしまいコントロールされてしまうことを表している。

ラグナロードが8室に在住すると、支配者に貢ぐような行動を取るのである。

従って、ネオコンとは蟹座ラグナだと思われるが、支配者に貢ぐ人である。

ジョージブッシュのチャートは蟹座ラグナで蟹座惑星集中なので、アメリカ合衆国にとっては12室の損失をもたらす人物だったと言える。

しかし、11室の双子座の合衆国のエスタブリッシュメント=フリーメーソンからしてみると、ブッシュの蟹座惑星集中は富の2室に在住し、またアメリカ合衆国のマハダシャー月期(ブッシュ政権とほぼ一致する)は蟹座を支配する月が水瓶座に在住しているので、ブッシュ政権のイラク戦争によって儲けることが出来たのである。

実際、アメリカ経済は不況間際だったのをイラク戦争による戦争経済によって景気を刺激して盛り返したという評価が知識人によってされているが、これは11室のエスタブリッシュメントたちがブッシュ政権のイラク戦争で儲かったことを表している。

このブッシュ政権の外交政策を実質的に決めていたのはチェイニー副大統領だったと言われ、彼の許可がなければ何も決められない状況だったと言われている。ジョージブッシュのお目付け役だったと思われる。このチェイニーはブッシュのチャートの中に表示体として現れていなければならないのだが、そうすると、おそらく、蟹座に在住する7、8室支配の土星である。

チェイニーはブッシュにつき従い、重要な公の発言の場面で、ブッシュが失言しないように付き添っていたお目付け役であり、実質的な権限を持つ影の大統領であった。

従って、制限、抑制の意味で、重たい土星の表示体であると思われるが、しかも土星は8室水瓶座を支配しているので、国際銀行家とか、多国籍企業とか、フリーメーソン、イルミナティに属する人物からの指示、監督、支配を受けていたことが分かるのである。

然し、その土星は蟹座に在住しているので、チェイニーのチャートを見て、蟹座の表示体を探しても見つからないのである。

従って、チェイニーは蟹座ラグナであった可能性が高いと思われる。 (ここで仮に蟹座ラグナとして考えてみると、非常に興味深いのである)

そうすると、チェイニーが共和党保守でイデオロギッシュなアメリカ民族主義者であるネオコンで、かつ、ハリバートン社などの多国籍企業に利益還元を行ない、フリーメーソン=エスタブリッシュメントの利益のための外交政策を行ったかが分かるのである。

この蟹座ラグナだと、ラグナロードの月が8室水瓶座に在住して、3室支配の水星が8室に在住しており、

これは支配者であるフリーメーソン=エスタブリッシュメント=国際主義者のために貢ぐ配置である。

自らはネオコンで、アメリカの力で世界を統治しようという覇権主義で、愛国的、民族主義者のように装っているが、実際は、国際主義で、多極主義の、フリーメーソンに貢ぐような行動を取る2つのグループに属する矛盾した人物になるのである。

国際ニュース解説の田中宇氏がチェイニーはネオコンだが、アメリカを自滅させようとする隠れ多極主義者であると分析をした理由が理解できるのである。
アメリカのエスタブリッシュメントたちが所有する多国籍企業は既にアメリカ国籍を持っておらず、海外に籍を移しているのであって、アメリカが自滅しようとどうでもよいのである。フリーメーソンというのは世界を国家という単位では考えておらず、ボーダレスに考えているのであり、国際主義者で、多極主義者である。

つまり、ネオコンというのは、フリーメーソンに出費させられ、貢がされている国連を毛嫌いする民族主義者である。
アメリカの月期は、ジョージブッシュの在任期間に重なるのである。

それは蟹座の民族主義者であるネオコンがアメリカ合衆国に損失的な外交を行ったのだが、その代表者であるチェイニー元副大統領はフリーメーソン、イルミナティの手足となって、彼らのために働いたのである。

因みに、ジョージブッシュは土星/ラーフ期に大統領に就任し、土星/木星期に再選したが、土星期の間は、ヒトラーと比較されるほど、高圧的で独裁者のように振る舞い、愛国者法などの様々な悪政を敷き、イラク戦争を起こして多くの批判を浴びながらも、平然とやり過ごすだけの強さを示していた。

しかし水星期になると途端に弱々しくなって、大統領の任期終了間際には、非常に哀愁が漂う状況となっていた。

土星期は、チェイニーの後ろ盾とフリーメーソンの支持を受けて、彼はイラク戦争を推進したが、イラク戦争が泥沼化して、うまく行かなくなると、フリーメーソンにとっては失政を行った用済みの存在となり、彼の支援をやめたために途端に、権威を失ってしまったのではないかと思われる。

土星はチェイニー副大統領の表示体と思われ、またチェイニー副大統領を通じたフリーメーソン、イルミナティーの支持や監視や管理であったと思われる。

そのため、チェイニーは何かとブッシュのお目付け役的にいろいろと彼のすることに口を出したりして、ブッシュは自由を拘束されたが、しかし、チェイニーやフリーメーソン=エスタブリッシュメントの支持を受けて、権威も保っていたのである。

水星期になると、すでにブッシュの役目は終わったとみて、チェイニーやフリーメーソン=エスタブリッシュメントは彼に注目しなくなったので、途端に彼は用済みの存在として、惨めな状況になったのである。

アメリカ合衆国のチャートをさらに見ていくと、6、7室支配の土星が2室に在住している。

アメリカが外国から貿易によって製品を買うことを示しているのではないかと思われる。

現在、世界経済はアメリカが銀行、証券などの金融部門で稼いだマネーで、世界各国から商品を購入して消費することで成り立っている。

外国から得る資産を表している。それは貿易で得た自動車や精密機械類なのではないかと思われる。

アメリカの11室の双子座は風のハウスであり、土の星座ではないため、物というよりもコンセプトや概念、つまり、ユダヤ系金融資本家が株式や証券取引などの金融部門で稼ぎ出したものが主である。アメリカは既に日本や中国から国債を買ってもらい、外国に借金して消費する国家に堕落しており、国内の製造業は衰退している。

このアメリカ合衆国のチャートはそれをよく物語っており、11室に惑星が集中しているので、金融部門の富がアメリカの収入であり、その富によって栄えて来たのである。そして、日本などから品質のよい自動車や電化製品などを購入してきたのである。

それが7室支配の土星が2室に在住していることが示している。乙女座の土星は土の星座であり、物を表している。
それは乙女座なので、非常に繊細な精密機械であり、品質に対して、非常に厳しい評価がなされている商品である。

日本のチャートを見た時に土星はラグナからみて2、3室支配で10室に在住しており、月からみて9、10室支配のラージャヨーガカラカで5室に在住している。現在、日本は土星期であるので、この土星はやはり、世界の工場として、日本が優れた優秀な自動車や電化製品を輸出して、稼いでいることを表している。

9、10室支配の土星が乙女座の土の星座である5室に在住しているので、物作りにおいて創造的で優れた仕事を成し遂げている。

この土星の配置が貿易の輸出入の点で、アメリカのチャートとリンクしていると解釈できるのは注目すべきところである。

6室支配の土星が2室に在住しているのはアメリカが日本や中国やエジプトなどの諸外国に米国債を購入してもらって、初めて財政が成り立っている赤字大国であることを物語っている。2室の土星は負債を抱えていることを表している。しかし、負債を抱えてはいるが、その借入金で、資源や商品は外国から手に入れていると解釈できる。

また6室に在住するケートゥは敵を粉砕する配置である。これは国債を外国に購入させて最後には債権を踏み倒すという強さを表しているかもしれない。

アメリカ合衆国のチャートはマンデンチャートとして、常に機能していると思われ、上記のように様々な国家レベルの出来事が説明可能である。

アメリカのチャートの11室の惑星集中がエスタブリッシュメントを表し、さらにそれがフリーメーソンを表しているという認識から出発したが、このような認識に立つと、世界の政治的な力関係が理解可能になるのである。

例えば、1913年に連邦準備法が、クリスマスで国会議員がクリスマス休暇中に強引に可決されて、連邦準備銀行が誕生するのであるが、これはアメリカの支配の完成である。

これによって、アメリカ政府は自国の通貨を発行できなくなったのである。以後、通貨を発行する際には連邦準備銀行に政府が負債をしてさらに利子を支払うかたちとなり、その利子の支払のために連邦所得税などの税金が導入されたとも言われている。

連邦準備銀行は中央銀行であるにも関わらず、ロスチャイルド、ロックフェラー、JPモルガンなどが株式を所有する私的な株式会社であり、この制度自体、フリーメーソンが推進する世界統一政府のための布石である。

この連邦準備銀行は触れてはならないタブーであり、リンカーンやJ・F・ケネディなど、大統領であってもこれに手をつけると容赦なく暗殺されてきたのである。

この連邦準備銀行の株主であり、ビルダーバーグ会議や外交問題評議会、三極委員会などの取り仕切るデヴィッド・ロックフェラーのチャートが右である。

双子座に土星、水星が在住しているが、フリーメーソンが双子座と関係があることを考えると、まさにこのデヴィッドロックフェラーはフリーメーソンの金庫番のような人物である。

政府が通貨を発行したい場合に連邦準備銀行(民間銀行)が政府に必要なだけの通貨を売りつけるかたちとなったのである。

これはビジネスの中でも最高のビジネスであり、国家に対する通貨供給自体がビジネスなのである。

お金自体を政府に売りつけて、しかも利子まで取るのであり、その支払いは国民が税金で行うのである。

これこそがアメリカ支配の完成であり、アメリカ国民を奴隷化する一つの大きな計画であり、さらには世界政府を樹立するための道具の一部である。

デヴィッドロックフェラーの月は出生時間が分からないため、牡牛座か、双子座か不明だが、この2室に在住している水星と土星のコンビネーションは、牡牛座をラグナとすると、9、10室支配の土星と2、5室支配の水星のスーパーラージャヨーガであり、アメリカのエスタブリッシュメントたちの土台は彼が築いていると言ってもよいのである。彼の資産はエスタブリッシュメントたちや、アメリカの富と一体化しているのである。

全てのエスタブリッシュメントたちは彼が敷いた土俵の上で、ビジネスしなければならないのである。

今、この米国のエスタブリッシュメントを象徴する11室にとっては厳しい時期であり、2009年1月13日より、アメリカは月/ケートゥ期であり、これは8月14日まで続くのである。月からみてケートゥは損失、出費の12室で、ラグナからみて負債の6室である。このケートゥは双子座からみて8室に在住しており、11室の双子座エスタブリッシュメントたちにとっては停滞、中断の時期である。

最近、ニューヨーク市場の平均株価が7千ドルを切り、さらに下がっている状況となっており、株式を買う人が少なくなって、売り逃げる人の方が多くなっている情勢である。株式を買う人が少なくなれば、市場自体が冷え込んで、ユダヤ系のエスタブリッシュメントたちの商売自体が上手くいかないのである。

彼らが開発した欠陥金融商品(サブプライムローン)によって、市場が信用を失い、大幅な信用収縮が生じており、現在、アメリカの銀行は軒並み、税金投入で国有化されており、この双子座のユダヤ系金融資本家たちには大打撃となっている。

2009年8月14日までは米国のエスタブリッシュメントの活動は停滞、中断する模様である。


ここで、再び、自民党のチャートに戻ると、山羊座ラグナとした場合の8室に木星が在住している。

これは田中角栄から続いている経世会の人脈を表しており、 自民党の一時代を築き上げたが、建設業界からの賄賂など、汚職がひどく、政官業の癒着を作り出したと言われている。8室は支配者なので、自民党、そして日本の支配者として君臨していたということではないかと思われる。

経世会
田中角栄

竹下登
金丸信
小沢一郎
小渕恵三
梶山静六
橋本龍太郎
野中広務
羽田孜
渡部恒三
奥田敬和

田中角栄に始まって、経世会の議員が、事故死したり、病死したり、汚職スキャンダル(スキャンダルを仕掛けられて)で失脚したりするのは、8室に在住する木星だからであると考えると納得できるのである。

自分の派閥の子分の議員たちに金を配って面倒を見るという古くからの派閥政治の支配者とはおそらくこの8室の木星である。
然し、8室在住と言っても、木星であるので、自分達がボスとして君臨し、金をもらうが、国民も富ませるという考え方ではないかと思われる。

獅子座の気前のよさ、面倒見のよさが発揮されていたのである。

公共事業を地方に誘導して、地元民をを潤す政治に対して国民は支持していたのであり、スキャンダルはむしろ、アメリカが関与し、CIAなどを使って仕掛けていたと考えられている。


田中角栄がロッキード事件で失脚し、金丸信が佐川急便事件で失脚し、橋本龍太郎は日歯連闇献事件で引退し、梶山静六は後続車に追突され入院して引退し・・・など、スキャンダルが多いのが経世会である。これはおそらく8室の木星だったからではないかと思われる。

木星は恩恵を与えてくれる保護者なのであるが、不道徳な支配者なのである。

今進行中の小沢一郎の西松建設の違法献金疑惑についても、タイミングから言って、政権側から検察を使ってスキャンダルを仕掛けられたというのが大方の見方である。

小沢一郎も、田中角栄の秘蔵っ子として、田中角栄失脚後は、経世会の中心人物として、自民党の中に君臨してきた人物である。

その小沢が経世会の中で、幹事長などとして裏方から力をふるってきたのが、マハダシャーラーフ期である。
そのラーフ期に彼は金丸、竹下と自民党を動かして、「金竹小(こんちくしょう)」と呼ばれたようである。
この時の小沢は獅子座のラーフのごとく、脂ぎった顔つきで、権力と金力をほしいままにしてきた印象である。

然し、 1992年に、金丸信が佐川急便事件で派閥会長を辞職すると、後任会長に羽田牧を擁立し、竹下派直系の小渕恵三を擁立する橋本龍太郎、梶山静六らと対立して敗北し、改革フォーラムを立ち上げるが、宮沢喜一改造内閣で、冷遇されたため、1993年6月に新生党を立ち上げるのである。

この1992年〜1993年6月にかけての期間が、おそらくラーフ期から木星期に移行した時期であり、 この時、経世会支配の中心人物として得た地位や力を全て失なって再出発したのである。『ラーフ期の終わりにラーフ期で得たものをすべて失う』と言われている所以である。

こうした見地から、 1992年〜1993年6月をラーフ期の終わりに設定すると、小沢一郎は乙女座ラグナになるのである。

全て検証したわけではないが、乙女座ラグナと考えると、10室に木星が在住し、彼はその後、後継政党の新進党にて、党首となり、徐々に裏から実権を握るという旧来のやり方を変えて、自分自身が党首、リーダーとなって、最も目立ち、一挙手一頭足が注目される立場となったのである。

それは民主党に加入した後においても同じである。

これは木星が10室に在住しているからであると考えられるため、おそらく乙女座ラグナではないかと思われる。

そうすると、小沢一郎は2009年8月からマハダシャー土星期に移行するのであるが、土星は今注目を浴びている木星からみて12室目に在住しており、木星が10室在住だとすれば、土星は9室に在住している。9室は仕事の10室を損失するハウスなので仕事を辞めてしまうハウスである。
土星は月からみて10室に在住しているので、ラグナからみた9室ばかりを強調するわけにはいかないが、今までの非常に積極的な立場を少し控えるようになるものと思われる。

従って、小沢一郎が今までの中心的な立場から、少し退いて活動する時が今年中に訪れる可能性がある。

今起こっているスキャンダルの結末とも思われ、タイミング的にも非常に一致しているのである。

小沢一郎は月に土星がトランジットし、サディサティの最も厳しい時である。その土星が10室に在住する太陽にアスペクトして、献金問題で批判を受けている。小沢一郎の月からみた10室に太陽が在住し、そこに土星が緊密に接合していることは、彼が権力の立場に就こうとしているのを抑制し、邪魔する勢力がいることを示し、これは検察を表していると考えられ、あるいは国民の目とも考えられる。

現在、小沢一郎は木星/ラーフ期であり、アンタルダシャーロードのラーフにも土星がトランジットしている。
従って、彼は木星からみて欲望の3室の獅子座ラーフの象意で、権力に留まりたいと執着しているかもしれないが、然し、もはや留まることが難しい情勢が見えて来ている。今年、8月からのマハダシャー土星期は、政権交代をして、人々の前で力強く演説しているようには見えないため、彼は民主党代表の座を降りることになると思われる。

やはり、小沢一郎は経世会の中心人物であり、民主党の政治家や日本国民からは日本がよい時の時代に支配者として君臨し、大きく富を分配してきた古き時代の支配者として正と負の両面を評価された上で、尊敬されている面も少なくないが、その小沢一郎もあたかも経世会時代のカルマであるかのように田中角栄と同じようにスキャンダルによって、失脚していくのである。

こうした小沢つぶしや田中角栄以来の経世会に連なる政治家たちの失脚劇をどのように解釈したらよいかというと、 まず、ユダヤ系金融資本家や多国籍企業の経営者(石油や軍事産業)などからなるアメリカの11室エスタブリッシュメント=フリーメーソンたちから見て、6室目の奴隷、ペットである清和会系の議員たち、すなわち、CIAの協力者となった岸信介から連なる親米従属の議員たちが、アメリカの指示、あるいは、アメリカの思惑、希望を察知して先回りして、日本の真の民族主義者である田中角栄や小沢一郎をつぶしているということである。

アメリカのユダヤ系金融資本家、 石油、軍事メジャーなどの多国籍企業、アメリカ大統領、閣僚、要職者たちからなる、 コーポレートクラシー=フリーメーソンが日本の戦後の自民党を作った日本や自民党の11室エスタブリッシュメントたちを使って、日本の地元民の支持を背景に成り上がってきた土着の民族主義者、田中角栄に連なる経世会の面々、そして、小沢一郎をつぶしているという構造なのである。

それはこのアメリカのチャートと、自民党のチャートの惑星の位置関係を何度も比較評価することで分かるのである。

因みに田中角栄は独自の判断で、日中国交正常化を行い、アメリカの逆鱗に触れて、キッシンジャーやネルソン・ロックフェラーらにスキャンダルをしかえられたと言われている。しかし、中国国民からは大変、好かれているようである。これは10室牡牛座の木星が関係しているのではないかということを既に述べたのだが、小沢一郎も太陽と土星が牡牛座に在住している。

田中角栄と同じように小沢一郎も中国との関係を強化する方針で、2007年12月6日〜8日に国会議員44名と民間人450人程の一大訪中団を編成して北京を訪れ、胡錦濤・国家主席と会談している。

この時のダシャーがおそらく木星/ラーフ/土星期である。
ラーフからみると土星は7室支配で10室に在住し、ラグナからみると5室支配で9室に在住している。

獅子座からみて牡牛座は同じ固定星座で10室に該当するためか、田中角栄も小沢一郎も中国との関係を強化しようとするのである。
自民党の獅子座の8室木星が象徴する経世会系列の議員は中国と関係を持つのは獅子座からみて中国が10室に該当し、獅子座にとっては中国が利益になるからである。

4−10室の関係の場合、10室目の星座が4室目の星座にとっての仕事をしなければならないのである。
従って、中国は市場として、また世界の工場として、日本の役に立つのである。


小沢一郎に関して言えば、乙女座ラグナから見ると、中国訪問は5室支配の土星が9室に在住していたり、12室支配の太陽が9室に在住していたりする象意が顕現したものとして理解できるのかもしれない。何か仕事を離れた精神修養的な意味も出てきたかもしれず、海外旅行とか巡礼の旅といった要素もあったのかもしれないのである。

獅子座は牡牛座とは関係が深いのである。

然し、小沢一郎は双子座に惑星集中している。

冒頭から述べて来ているように双子座はアメリカの11室フリーメーソン=エスタブリッシュメントを表している。

小沢一郎は、鳩山由紀夫もそうであるが、フリーメーソンのメンバーだと言われている。

従って、やはり、双子座はフリーメーソンとの繋がりが深い星座である。

その結果、小沢一郎はそうした筋のコネクションをアメリカ合衆国に対して、持っているのではないかと思われる。

従って、小沢一郎の場合、清和会のようにフリーメーソンの奴隷なのではなく、彼自身がフリーメーソンのメンバーのような感じである。

そして、フリーメーソンのメンバーとして、米国のエスタブリッシュメントとのパイプを持ちながら、しかも獅子座にも惑星が在住しているので、『日本人の生活が一番』というフレーズにも表れているように民族主義者として、日本の国内においても君臨するのである。

然し、今後、マハダシャー土星期に移行していくことを考えると、アメリカのエスタブリッシュメントよりもむしろ、中国との関係が深まっていくことが予想される。これは牡牛座が中国と関係があるという仮説に従えばそうである。

然し、中国が牡牛座だとすると、11室の双子座にとっては足を引っ張る存在であり、損失、出費を表している。

中国に徐々にエネルギーを吸い取られ、アメリカから覇権が中国へと移っていく、そんな状況を表わしているようにも感じるのである。

現に、アメリカの11室を象徴するユダヤ系の金融資本家はどんどん中国へに投資しているのであり、それは先行投資であるとすれば、ただの出費である。
中国からみればそうしたユダヤ系金融資本家の資金によってどんどん経済的に台頭してきているのである。
既に外貨準備高は日本を抜いて世界一になっている。

牡牛座からみれば双子座は2室のため、ユダヤ系金融資本は中国の高層ビル群や工場設備などとして、中国の富と一体化していくのである。

それはデヴィッドロックフェラーの富がアメリカのエスタブリッシュメントたちの富と、不動産やインフラとして一体化しているのと同じである。

このようにアメリカ合衆国のチャートの11室双子座をユダヤ系金融資本、石油、軍事メジャーなどの多国籍企業、大統領や政府高官などの政治家、ハリウッドスターや、プロデューサーなどと考え、それらが、フリーメーソンであると、大まかに考えると、日本がそれらに政治的、文化的にいかに影響されているか分かるのである。

戦後、3S政策(スポーツ、セックス、スクリーン)によって、日本人の意識を政治からそらせて、知能を低く保つというGHQの愚民化政策も、基本的にこの双子座エスタブリッシュメントの政策だと考えることができる。日本のメディア放送網を管理する目的で、つくられようとしていた日本テレビ(4チャンネル)と、CIAのスパイだった日本テレビの創立者正力松太郎、そして、読売新聞で頭角を現した渡辺恒雄、そして、渡辺恒雄が、自民と民主を連立させて、民主を骨抜きにしようとした小沢への働きかけたことや、その読売新聞がかつて、プロ野球制度を日本に導入し、強い巨人軍をつくって、日本人を野球に夢中にさせて、政治への関心から逸らさせたり、ハリウッドの映画文化が日本に導入され、ハリウッドの女優や男優への憧れるような大衆文化が日本に根づいたことなど、様々なことが説明可能である。

明治維新を背後から操ったフリーメーソン、そして、薩摩、長州の明治維新の立役者たち、そして、日露戦争でのジェイコブ・シフからの借款、第二次世界大戦後のCIAに協力した岸信介と、児玉誉士夫、笹川良一などの親米従属人脈、そして、岸信介の後を継承する福田赳夫と、独自外交を模索した民族主義者、田中角栄との角福戦争、その後の清和会の、新自由主義政策を導入し、外資に日本のインフラを買わせて、日本の国富をアメリカに貢ごうとする政策、そして、小泉純一郎、竹中平蔵の構造改革と、郵政民営化によるさらなる外資への従属、前例のない巨額のアメリカ国債買いなどによって、日本の国富をどんどん外部に放出する卑屈な政策を推進していること、それは何故なのかということが、双子座と蠍座の6/8の関係ということで理解可能である。


自民党の主流派である清和会(蠍座)とそれに導かれる日本国民、あるいは右翼、宗教、ヤクザなどの水の星座の象意が深く社会に文化として根づいている日本人は、アメリカの11室双子座のエスタブリッシュメントの家畜、ペット、奴隷なのである。

ひたすら主人のために低賃金で働く奴隷なのである。そのことは、占星術的に導き出される6/8の人間関係論で明白に理解可能である。

それでは民主党に政権が移ると、どのようになるかというと、民主党のチャートを作成すると、牡羊座に惑星が集中している。

この民主党のチャートは民族主義的なチャートであり、 蟹座ラグナで、牡羊座に惑星が集中していることから、国民を守るために何か新しい行動を起こそうとしているメンバーが集うような政党である。牡羊座の月や火星はバラニ―に在住しており、自民党を打倒して革命を起こしたいと考えている人もいると思われる。おそらく、外資=ユダヤ系金融資本家の日本叩き買いなどの真相をよく知っており、日本の将来を憂いている人材が多いと思われる。

この民主党のチャートの水瓶座にはやはり金星、木星、ケートゥが在住しているが、8室に在住している。

従って、民主党の支配者であり、管理人であることを表している。

おそらくこの水瓶座が示すものは、鳩山由紀夫を始めとし、管直人や岡田克也のような、国連を中心とした世界秩序という、民族主義一辺倒でなく、国際主義に立った国際社会の中の日本の立ち位置を考えられる人物たちである。双子座からみて9室目のため、フリーメーソンの奴隷ではなく、むしろ、双子座フリーメーソンに教えることができる人材たちである。

現在、民主党の中で、政府紙幣を発行すべきだと述べている人物がいるが、ロスチャイルドらのような欧米の中央銀行の影響圏内にあり、政府が負債を背負って、通貨を購入するのではなく、日本政府が独自に通貨を発行すべきだという主張であり、これはいかにも蟹座そして、蟹座の仕事を表す牡羊座の民族主義的な象意のように思われる。ユダヤ系金融資本家に操られないためにもこれらの民族主義的な自給自足的な通貨の議論は重要である。

その一方で、米国の11室双子座エスタブリッシュメントのような狡猾な勢力ではなく、 国際連合のようなより健全な国際主義の中で、日本の役割を見出していくことが重要である。

そうした国連第一主義に支配されるかもしれないが、それは米国のフリーメーソン=エスタブリッシュメントに奴隷にされる現状の自民党政権よりはましである。


日本人はアップルのスティーブジョブスによれば、 海岸に打ち上げられた死んだ魚のようだとのことである。

戦後民主主義によって、米国の奴隷であるという真実を知らされず、表面的に平等主義という思想によって、出る釘は打たれるので、従順に周囲の状況に合わせようとする姿勢を身につけた日本人は長時間労働で、過酷な労働環境の中で、一生懸命働いてきた。その結果、経済大国になったかもしれないが、全て、その富をアメリカに召し上げられたのである。

日本人にうつ病が多いのは、おそらく、日本人が奴隷だからである。

これは心理学の実験で、犬を鎖につないで餌を与え続けていると、ある時、鎖を外してあげても、全く無気力になって逃げないという。

これが無気力、うつ状態に関する実験である。

あまりにも長期に渡り、拘束されるなどの支配を受けていると、もはや抵抗する気力もなくなり、まったく無気力のうつ状態になってしまうのである。

敗戦によって平和憲法を与えられ、軍隊を国内に駐留させられて、恩恵を与えられつつ、拘束されてきた日本人は、過酷な労働環境であっても疑問に思わない程、卑屈なパーソナリティーを形成してしまったのである。

それは上記の6/8の関係がもたらしたのである。

日本の政治家や財界人などは、この支配者としての11室双子座エスタブリッシュメントのアメリカに卑屈に振る舞い、日本国民をさらに奴隷にすることで、自分たちの中間管理職としての立場の安泰を図ってきた。

アメリカに媚びて、国民には威張るという権威主義的な態度である。

これはよく見られる問題のある光景で、自分が奴隷にされている人は、自分より弱い者を自分の奴隷にして、それで溜飲を下げ、問題そのものから目を逸らすのである。そもそもの問題は自分を支配した者たちの存在であって、根本的な問題解決とは、そもそも自分たちを支配している者たちを打倒することである。

フリーメーソン=エスタブリッシュメントと戦って、日本国民を真に豊かにするために戦うという民族主義者がいないのである。

しかし、確かにそのような民族主義者が立ち上がったとしてもCIAなどのアメリカの刺客によってすぐに失脚させられてしまう。
これは水は風よりも弱いのである程度、仕方がないと言えるかもしれない。

かといって、国際社会で孤立しても仕方がなく、世界の国々と協力しあわねばならないが、米国を拠点とするユダヤ系金融資本や石油、軍事メジャーなどの多国籍企業、大統領、政府高官などのホワイトハウスが一体となったコーポレートクラシー、フリーメーソン=エスタブリッシュメントたちに従うことはもうやめていく必要がある。

そのためには双子座フリーメーソン=エスタブリッシュメントの奴隷にならない、民主党を政権の座に据えるしかないのである。


(以下、記事内容を削除し、抜本的に訂正 2009/3/16)


(訂正前)

2009年6月13日から民主党は太陽/木星期に入るのであるが、太陽からみると、木星は9室支配で11室に在住している。
ちょうど、その時に木星にトランジットの木星がリターンしているため、今年2009年6月以降は重要である。

日本が変わり、そして、日本と世界は繋がっているので、この時、世界も変わるのである。

(訂正後)

<削除>

(訂正理由:民主党のダシャーの表が間違っていたため。正しくは太陽/木星期の開始時期が2008年7月3日である。ダシャーの図表は修正済み。)



【2009/3/16 訂正・追記】


2009年4月21日から民主党は太陽/土星期に入るようである。

最近、小沢一郎の公設第一秘書が、西松建設の違法献金問題で逮捕されるという事件があり、これは麻生太郎氏が検察を動かして行った選挙前の露骨な攻撃と各方面から論評されている。しかし、共同通信社の電話世論調査によれば、61%が『小沢一郎は辞任すべき』と回答しているようである。

小沢一郎は辞任しない意向を示しているが、非常に厳しい風当たりとなっている。

民主党のチャートのダシャーを見ると、2009年4月21日から太陽/土星期である。

太陽からみると土星は10、11室支配で1室で減衰し、ラグナ(このラグナで正しいかは不明)から見ると、7、8室支配で10室で減衰している。

これは民主党にとっては大変厳しい事態が予想されるのである。これは今回の小沢一郎公設秘書逮捕劇の結果ではないかと思われる。

今後、小沢一郎の進退問題と次の総選挙の前に小沢一郎が辞めるかどうかで、民主党内部に混乱が予想されるのである。
そして、この状態で、総選挙を行うとなると、太陽/木星期の間は、次の総選挙では民主党に政権交代かと言われていたのが、落ち着きのない減衰した土星が示すような波乱の選挙結果となることが予想される。

そして、その後、2010年4月3日から、太陽/水星期に入り、太陽から見ると水星は12室で減衰している。

これは民主党が政権を取って躍進しているようには見えないのである。むしろ、総選挙後の衰退あるいは、総選挙をしようとする勢いを失い、沈黙している状態に見えるのである。

この太陽/木星期から太陽/土星期への移行は、小沢一郎の公設秘書の逮捕により、これまで順調で政権交代に向けて足並みが揃ってきた民主党内部の情勢が全く変化してしまうことを表しているように思われる。

自民党のチャートを見ると、2009年3月2日から金星/土星期である。

金星から見ると土星は3、4室支配で1室に在住し、ラグナ(ラグナが正しいかどうかは不明)から見ると、1、2室支配の土星が11室に在住し、5、10室支配の金星と接合している。金星と土星は1−5、1−10室のラージャヨーガを11室で形成し、1−11、2−11室のダナヨーガの絡みも生じている。

従ってそんなに弱いようには見えない。むしろ、民主党の太陽と接合する減衰する土星は問題である。これは太陽が権威の地位だとすると、土星は忍耐出来ないで、怒りを露わにする民衆を表し、それが民主党の権威の立場に大きな傷をつけることを表している。太陽と土星はラグナからみて、ヨーガを形成しておらず、太陽から見て5−10、5−11室、1−10、1−11室の絡みを生じているが、土星は減衰しており、これがどれだけ働くのかは不明である。
従って、ここ最近の、小沢一郎スキャンダルによって、形勢が大きく変化したと言わざるを得ない。

そして、問題なのはこの自民党のマハダシャーの金星やアンタルダシャーの土星からみて、民主党のマハダシャーの太陽とアンタルダシャーの土星は6室目に在住していることである。

これは自民党が民主党に対して有利で、民主党は自民党に勝てないことを表す6−8の関係である。

自民党の11室エスタブリッシュメントたち、つまりは日本の支配者階級の人々に対して、民主党の10室牡羊座が象徴する自民党を壊して新しい政治を行おうとする人々は、常に不利であるということが言えるのである。

自民党は2012年5月2日に金星/水星期に移行するが、 水星はラグナからみて9室支配で10室に在住し、金星から見ると8室支配で12室に在住している。この時、民主党は2012年6月15日から月/月期である。

この時、自民党内部には9室支配の水星が象徴する浄化が起こり、また金星からみて8室支配で12室で減衰する水星が象徴する自民党11室エスタブリッシュメントたちの損失、衰退が始まるのではないかと思われる。

民主党はラグナロードの月が10室に在住して1−10のラージャヨーガをマハダシャーレベルで形成し、月から見ても1−4室のラージャヨーガを形成している。

従って、政権交代は2012年6月以降になるのかもしれない。

そして、自民党は2016年5月1日からマハダシャー太陽期に移行するが、この太陽は11室の自民党エスタブリッシュメント、日本の支配者階級をラグナとすると、10室支配で12室で減衰している。この時期から日本の11室エスタブリッシュメント、支配者階級は特権を出費して社会に貢献しなければならないということかもしれない。

上記は、11時で作成した自民党と民主党の出生図のダシャーが機能しているとしての解釈である。

 


(参考資料)

『洗脳j支配』苫米地英人著

『金融のしくみは全部ロスチャイルドがつくった』阿部芳裕著

『暴かれた[闇の支配者]の正体』 ベンジャミン・フルフォード 著