占星コラム


2009/2/21 中川財務大臣のG7後の泥酔会見と辞任について

中川昭一財務大臣が14日のローマでのG7後の記者会見にて泥酔してろれつが回らない会見を行ったことについて野党から批判を受け、17日引責辞任した。


この泥酔会見(ろれつのまわらないスピーチ)、そして、その後の突然の辞任と続く、出来事の一連の流れを見ると、これは10室とか8室、そして、傷ついたスピーチの水星などが絡んでいるのではないかと考えられる。

実際、チャートを作成して見ると、12:00で作成したチャートだと月から10室に水星が在住しており、水星は逆行して、ケートゥと接合している。
ケートゥは太陽と接合して、太陽を傷つけており、そして、今、トランジットのケートゥがリターンしているため、水星や太陽と接合するケートゥの象意が強調される時期である。それは例えば威厳を失うとか、スピーチで言葉を失うとか、損失、引退といった象意を表していると考えられ、今回生じた事象を表していると納得できる。

しかし、この中には突然の辞任につながるような8室の象意が確認できないのである。また酒を飲んで起こした失態だったという点について説明不足である。もし8室が絡んでいれば、中毒症状とか依存症という意味と、突然の辞任、状況の変化と中断などの象意が合わせて説明可能になるのである。

それで、彼のこれまでの経歴と、ダシャーバランスを考慮して、おそらく蠍座ラグナではないかと思うのである。

まず、

1953年7月19日 00:00:01 に出生時間を設定すると、 牡羊座21°55'で、月は乙女座26°05'になり、現在は土星/ラーフ期である。
1953年7月19日 23:59:59 に出生時間を設定すると、 牡羊座23°11'で、月は天秤座8°10'であり、現在は水星/金星期である。

分かっていることとしては、出生時間が7:48:22以降だと、月は天秤座で、それ以前だと月は乙女座である。

今回の事件は彼が財務大臣として、財務省や金融関係者らと関わるようになってから起こった出来事であり、しかも閣僚としての地位も高いため、太陽と接合する水星期になってから起こった出来事として考えられるのである。そして、その水星に接合するケートゥがリターンしている時の今回の辞任劇であり、権威の失墜である。

太陽と水星が絡むと数学的な能力を表し、経済とか金融などの知識を表していると考えられる。
実際、今までも、東大法学部卒業後、株式会社日本興業銀行に入行していたり、小泉政権の時に経済産業大臣に就任している。

このようなことから、 少なくとも麻生内閣のもとで、財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融担当)に就任した2008年9月頃までにはマハダシャー水星期になっていなければならないと考えられる。

そのような観点で、2008年9月1日をマハダシャー水星期の開始時期に合わせると、ラグナは天秤座15°18’で、ラグナの取り得る範囲としては、天秤座15°18'〜牡羊座23°11'までに絞り込まれるのである。

天秤座ラグナだとすると、水星は10室に在住するので現在の彼の高い地位を表しているように思われるが、もし天秤座ラグナにすると、ラグナも月も天秤座ラグナとなり、9室支配の水星が10室に在住して、11室支配の太陽と接合することになり、ラージャヨーガやダナヨーガを形成し、経済的成功と、社会的地位の向上、昇進という象意によって、全く成功者となるに違いないのである。しかし、実際には大臣になって間もなく、大きな失態を演じて、辞任という運びになっている。ここには全く8室が絡んでいないのである。従って、天秤座ラグナだと、成功の象意しか見られないため、問題があるのである。

現在の彼の境遇を説明するにはあまりにもよすぎるのである。従って、そうした成功者の象意は月ラグナからのみ表しているのであり、ラグナはまた違う場所にあって、別の象意を示していると考える方が合理的である。

そうすると、ラグナの取り得る範囲は、さらに蠍座ラグナから牡羊座ラグナに絞り込まれるのである。

重要な点はマハダシャー水星期は8室の象意と絡んでいなければならないということである。
8室の象意である”突然”、”スキャンダル”、”失脚”、”辞任”といった象意が見られるからである。

従って、その観点で考えると、水星が8室を支配したり、8室の支配星と絡んだりするのは、蠍座ラグナ、射手座ラグナ、山羊座ラグナ、水瓶座ラグナの場合である。しかし、山羊座ラグナや水瓶座ラグナは直感的に中川氏の性格や振る舞いからして全く当てはまらないのである。
また山羊座ラグナや水瓶座ラグナだと、中川昭一氏が衆議院議員に初当選して、自民党内や内閣で、以下のような要職をマハダシャー土星期の頃に歴任して、自分の自民党内での地位や位(称号)を獲得していったことが当てはまらないのである。


農林水産政務次官
自由民主党副幹事長
自由民主党北海道支部連合会長
自由民主党総務会長代理
農林水産大臣
自由民主党広報本部長
自由民主党組織本部長
経済産業大臣
自由民主党政調会長


これらの要職をマハダシャー土星期に歴任したことは、例えば、山羊座ラグナにおけるラグナロードの土星が9室在住や、水瓶座ラグナにおけるラグナロードの土星が乙女座在住では説明できないのである。

従って、射手座ラグナか、蠍座ラグナに絞り込まれることになる。

そこで、最終的に蠍座ラグナに絞り込んだわけであるが、ここで少々難があったのは、どちらでも説明できそうな感じがしたからである。

この最後の段階になると、明確にハウスの象意を識別できないと、ラグナの特定に苦労することになるのである。


然し、結局、蠍座ラグナにしたのは、いくつかの理由によるのである。

それはまず、中川昭一氏のパートナーである中川郁子夫人との関係を考えた時である。


対等なパートナー関係

郁子夫人は、G7での失態の後、16日午後11時過ぎに取材陣に囲まれながら帰宅した中川昭一氏に向って、「頑張れ〜 日本一! 頑張れ 頑張れ 大丈夫! 」 と激励したというのである。実際、日本中から非難されている状況の中で、声援を送っているシーンにはネット上でも感動したとの賞賛の声が上がっているようである。



ある男性は、ブログの中で、会社でボロボロになった時に最後に応援してくれるのは妻だけであり、そんな声をかけてくれたら、それだけで、次の日頑張って会社に行くことができると言って、結婚している現在の妻の有難味を想い、涙が出てきたと感想をつづっている人もいたようである。

あるいは、ある女性は受験に失敗した子どもを激励するような感じに聞こえたと感想を述べている人もいるようである。


この郁子夫人の一件から、私は女性とのスキャンダルで苦しむビルクリントン元大統領と一緒にテレビ出演し、これは共和党の罠なのだと必死で夫を弁護したヒラリークリントンを思い出したのである。クリントンの月から7室の天秤座には木星が在住しており、ヒラリー夫人(現・国務長官)はビルクリントンの木星の表示体なのである。


中川昭一氏の夫人との関係にもこの保護者としての象意を感じるため、おそらく、中川氏は蠍座ラグナで、7室に5室支配の木星と7室支配の金星が接合しているのである。つまり、7室には木星と金星が最高のラージャヨーガを形成しており、夫を強力にサポートしているのである。

もしこれが射手座ラグナだとすると、ラグナロードの木星が6室に在住して、6室支配の金星と接合しているのである。
射手座ラグナの人にとっての女性関係は自分の部下とか、目下の者を愛人として囲うような交際の仕方をするのである。

つまり、6室とはペットとか、奴隷とか、部下とかを表すハウスである。いつでも、嫌になったら捨ててしまう相手である。
射手座ラグナとは、6室の支配星が金星になるため、そのような象意が生来的に備わっているのである。

もしその金星が6室で自室に在住していたら、なおさらそのような象意が出てこなくてはおかしいのである。
6室は争いのハウスなので、愛人問題とか、離婚問題とか、離婚訴訟を経験しているはずなのである。

射手座ラグナは相手がお金目当てで関わってきたり、あまり女性関係においてよい象意を経験できないのである。


然し、中川氏に関しては、女性問題や愛人問題というのは全く出てこないのであって、 スキャンダルで出てくる問題は“酒”の問題だけである。

中川昭一氏がこの良妻である郁子夫人と結婚したのは株式会社日本興業銀行(78年4月〜83年2月)にいた1982年であり、ラグナを蠍座の頭に設定すると、木星/金星期に結婚している。

この時、土星は乙女座にリターンしており、木星は天秤座にあって、双子座に在住するラグナロードにアスペクトしている。

フランスのドミニック・ビュスロー運輸担当大臣が07年11月6日、秋の叙勲の大綬章親授式に出席し、天皇陛下から旭日大綬章を手渡された時の写真(在日フランス大使館ホームページより) 中川昭一公式サイトより引用抜粋

おそらく中川昭一氏の横に付き添う、安定した意志の強そうなこの女性が実は中川氏の幸運の源なのである。

この写真から発する2人のたたずまいの雰囲気がそうした真実を物語っているのである。

従って、この夫人は射手座ラグナにおける愛人としての目下のパートナーなどではなく、7室に位置する全く対等なパートナーなのである。

この写真から発する雰囲気からは、中日ドラゴンズの落合 博満監督と、信子夫人の関係に似ていると思うのである。

弱々しい夫を激励、鼓舞して、尻を叩いて、 発奮させるのである。つまり、強い妻であり、夫を管理し、操る妻の姿である。
悪く言えば、夫を尻に敷いて支配している女性といえるのである。

この関係性がどこに現れているかというと、中川昭一氏の月から8室目に金星と木星が在住している配置である。



6/8の関係-尻に敷く妻と尻に敷かれる夫-

郁子夫人の「頑張れ〜 日本一! 頑張れ 頑張れ 大丈夫! 」 という中川氏への激励は、まるで、受験に失敗した子どもを激励するような感じに聞こえたとブログに書いた女性がいるように、あたかも自分が管理している子供に対する励ましに近いのである。

従って、この月ラグナからは、6/8の関係性が成立しており、中川氏は郁子夫人のペットであり、働き蜂、兵隊であり、本当の支配者は郁子夫人の印象である。月からの位置関係がそのようになっているため、どことなく、夫よりも強く、夫の中川氏が全く妻に頼っている印象すら感じられるのである。


こうして、ラグナを蠍座にしてみると、ラグナからみても、月からみてもラグナロードが8室に在住していることに気づくのである。

これは8室は支配者を表しているが、薬物依存とか、アルコール依存など、依存症全般を表している。誰かに頼りやすいことを表しているのである。

実際、中川氏は非常に気の弱い性格だと言われており、酒に頼る傾向というのが指摘されているようである。


これはラグナロードの火星が8室に在住し、月からみてラグナロードの金星が8室に在住していることを表しているのである。

この配置は、植草一秀氏のチャートと比べてみると、よく理解できるのである。

植草一秀氏の逮捕は国策捜査ではないかと言われているが、その植草氏は痴漢をしたと疑われた時にいずれも自分が分からないほどに酔いつぶれて、我を忘れているのである。彼にもアルコール依存の傾向があると思われるが、ラグナロードが8室に在住する場合、そうした依存症の傾向があると思われる。つまり、酒に溺れるのである。

中川氏の場合は酒に溺れているが、8室というのは夫人のことも表しているため、アルコールと同じように夫人に頼り、溺れる傾向があると言える。

従って、受験に失敗した子供を激励するかのように聞こえたわけである。

このように中川氏にとって、夫人は良きサポート役であると同時に頼りたい相手なのである。


ネット上を検索していると、牡牛座的な落ち着いた女性との2ショット写真があちらこちらで見られるのである。


然し、彼の女性と関わる時の態度は高圧的ではなく、むしろ、おとなしい羊のような印象である。
だから、彼は女性との攻撃的で支配的な関係である愛人問題などは絶対に起こさないタイプである。

女性にひどい扱いをして、それで女性に恨まれて慰謝料を請求されているとか、そのようなスキャンダルは全く出てこないのはそのためである。

むしろ、 中川氏は女性に支配しやすそうな印象を与え、支配されそうな雰囲気を発しているのであり、それが母性本能をくすぐり、積極的で強い女性が近寄ってくることになるのである。

上記の写真の女性たちは牡牛座の雰囲気を漂わす美人たちであるが、皆、積極的で、中川昭一氏にギラギラとした視線で、積極的に食らいつきそうな印象である。 中川昭一氏の方がむしろ、獲物であり、羊のようにおとなしくしている印象である。

夫人と一緒にいる写真からは献身的な夫人によって支えられているという事実がよく伝わってくるのである。

このように中川氏の夫人との対等な関係性、そして、女性との少なくとも対等か、あるいは女性の方が優位な関係性は、蠍座ラグナで、月が天秤座に在住していると考えるとよく理解出来るのである。

そして、蠍座ラグナと確定すると、彼の経歴の全てがダシャーによって全て説明可能になるのである。



ダシャーの流れと出来事

例えば、1972年3月に私立麻布高等学校を卒業し、1978年3月に東京大学法学部政治学科を卒業している。
6年費やしていることからおそらく2年浪人したか、1浪して1年留年したかのどちらかだと思われるが、
経歴年表を作成してみると、おそらく大学に入学した時に木星/木星期に移行しているのである。

そして、法学部政治学科を卒業した時のダシャーが木星/土星期がちょうど終わって直ぐのところである。
従って、大学生活は木星/木星期と木星/土星期である。

彼は法学部を卒業しているため、法学の専門教育を受けているのであるが、5室の支配星が木星で、その木星からアスペクトされる3、4室支配の土星が5室にアスペクトしている。つまり、5室に木星と土星の絡みが見られるのである。

木星と土星の絡みは法律を表しており、この時期に法学の専門教育を受けたということがよく理解出来るのである。


西暦 月日 出来事 ダシャー トランジット
1953年 7月19日 東京都渋谷区宮代町(現在の広尾)に中川一郎の長男として生まれる 火星/金星
1966年 3月 新宿区落合第一小学校卒業 ラーフ/ケートゥ
1969年 3月 私立麻布中学校卒業 ラーフ/金星
ラーフ/太陽
1972年 3月 私立麻布高等学校卒業 ラーフ/月
ラーフ/火星
木星/木星
木星/土星
1978年 3月 東京大学法学部政治学科卒業 木星/土星
(⇒木星/水星)


そして、大学卒業後、1978年4月に株式会社日本興業銀行に入行しているが、この時期は木星/水星期である。
木星からみると水星は2、5室支配で3室に在住している。
マハダシャーの支配星は2、5室支配の木星期であったため、蠍座ラグナにおける水星は8、11室支配で機能的凶星であるが、この時期の水星期はアンタルダシャーであり、マハダシャーがヨーガカラカで、あった為、水星の凶意はだいぶ緩和されたはずである。
また木星からみて水星は2、5室の支配星であり、ヨーガカラカである。

水星は太陽と絡んでいるため、数学の能力を表し、金融や経済の方面での仕事を表していたと思われる。
また太陽は10室の支配星で政府の仕事を表していると思われるが、日本興行銀行は、明治維新後の日本の重工業を支え、戦後の高度経済成長を支えた国策的な銀行であり、政府寄りの銀行であり、政府の仕事に近いと言えるのである。


1978年 4月 株式会社日本興業銀行入行 木星/水星
1982年 郁子夫人と結婚 木星/金星
1983年 2月 日本興業銀行退行 木星/金星
1983年 12月 衆議院議員初当選 木星/太陽


そして、1982年に郁子夫人と結婚しているが、この時期は木星/金星期である。
木星は5室支配で7室に在住して、7室支配の金星と接合しているため、まさにこの木星/金星期は恋愛結婚であり、結婚によって人生が開けてくる配置であり、昇進がもたらされる配置である。

この木星/金星期に日本興業銀行を辞めてしまい、1983年の12月の木星/太陽期に衆議院議員に初当選している。
まさに人生が開けてきたのである。

その後、木星期から、2、3室支配の土星が11室のウパチャヤハウスに在住する土星の時代に移行するのである。

この土星期は2室支配の土星が11室に在住しているため、当の要職を歴任して、肩書きを獲得していく時期である。
これは称号や受賞によって、高い地位や評価を手にすることを意味している。

1989年 6月 宇野内閣で農林水産政務次官に就任 土星/土星
1996年 11月 自由民主党副幹事長に就任 土星/金星
1997年 9月 自由民主党北海道支部連合会長に就任 土星/金星
1997年 10月 自由民主党総務会長代理 土星/金星
1998年 7月 小渕内閣で農林水産大臣に就任 土星/金星
2001年 5月 自由民主党広報本部長 土星/月
2002年 10月 自由民主党組織本部長 土星/火星
2003年 9月 小泉再改造内閣、第2次小泉内閣、第3次小泉内閣で経済産業大臣に就任( ? 2005年9月) 土星/ラーフ
2005年 10月 第3次小泉改造内閣で農林水産大臣に就任 土星/木星
2006年 9月 安倍晋三総裁就任に伴う執行部人事で自由民主党政調会長に就任 土星/木星

また11室には3室が絡んでいるため、これらの肩書き(11室)に対しての欲望(3室)というものにおそらく動機づけられていた時期である。 自民党の中で、役職や地位を得て、力をつけていったのがこの時期である。


魔の水星期

そして、2008年9月までにおそらくマハダシャー水星期に入っていることが考えられるのである。
この水星/水星期から財務大臣として、国家予算を扱う行政の最高職に就くのである。

2008年 9月 麻生内閣で財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融担当)に就任 水星/水星
2008年 11月20日 宮中晩餐会で悪酔い騒動

スペイン国王フアン・カルロス1世夫妻を迎えて開催された天皇・皇后主催の晩餐会において悪酔いして騒動を起こしたことが週刊新潮で報道され、本人もこれを認めている。 テーブルを挟んで正面にいた妻に、何度も「お酒、もうやめなさい」と言われていたにも関わらず多量飲酒。その後、中川は東宮大夫の野村一成に対して「水問題について皇太子殿下もお詳しいと聞いたので是非お話しさせていただく機会がほしい」と絡んだところ、素っ気なく「無理」と返されたことに対して中川が激怒して「分かった、帰る!」と大声で怒鳴ったとされる。
水星/水星
2009年 1月28日

演説で26ヵ所の読み間違い

衆議院本会議で、財務・金融担当大臣として財政演説を行ったが、「渦中」を「うずちゅう」、「改正」を「改革」、「削減」を「縮減」などと読み間違え、財務省が計26ヵ所の訂正を申し出るという事態になった。

水星/水星
2009年 2月14日

G7閉幕後の記者会見での出来事

イタリアのローマで開催されたG7の財務大臣・中央銀行総裁会議で中川は居眠りをしていた。さらに、会議終了後の内外記者を集めた日銀総裁との共同記者会見の場にて、中川はろれつが回らず、あくびをし、表情は目がうつろで記者の質問にまともに答えることができないという醜態を曝した。さらに、中川は日銀の政策金利を言い間違えたり、「G7」を「G20」と一気に参加国数を増やしたようにも受け取れる参加国数の言い間違いなどの発言を連発したことから、各方面から「時差ぼけ」の影響だけでなく、健康不安や深酒を疑われている

水星/水星
2009年 2月 麻生内閣でG7後の会見が非難され、財務大臣兼内閣府特命担当大臣および金融担当大臣を辞任する。 水星/水星

然し、麻生内閣で財務大臣に就任した頃から、明らかに中川昭一氏には何か異変が起こっていたのである。
ちょうど、水星/水星期に移行した時期からである。

Internet Friday より引用抜粋

これは蠍座ラグナで、8、11室支配の機能的凶星化した水星期に起こった出来事としか考えられないのである。
もし、水星が7、10室支配の水星だったり、あるいはヨーガカラカだったりしたら、このような事態になることは考えられないのである。


このような状態がマハダシャー水星期に入ってから、何度も生じているようである。

つまり、支配されて自分のコントロールが効かなくなっている状態である。

これは明らかに支配者を表す8室の象意であり、 突然の辞任(8室)やアルコール依存状態(8室)などの複数の8室の象意を導き出すのである。そして、11室は評価も表すため、こうした事件をきっかけとして急激に彼への評価が変化したのである。

また、11室は同僚も表しているが、8室と絡む11室は同僚からのサポートがなく、孤立していたのではないかと思うのである。
何故、体調不良のため、記者会見を中止するように周りにいた人々はアドバイスしなかったのか、あのような状態で何故、記者会見に出席させたのが疑問である。これらはおそらく水星が8室を支配しているため、非常に巧妙な悪意かもしれないのである。
8室には陰謀とか、悪意という象意もあるのである。あるいは8室の支配の仕方として放置するというものがある。
これは以前、奥菜恵のチャートを見ていて、”放置”というのも支配の一形態であることが分かったのである。

G7に一緒に出席した周囲の同僚たちは中川氏の泥酔状態を知りつつ、それを放置して、会見に臨ませたのであり、非常に巧妙に隠された悪意が働いていた可能性があるのである。(本人たちの顕在意識の中でもはっきりとは自覚していない悪意かもしれない)


従って、水星期は非常にわるく、水星は機能的凶星化していなければならないと思われるのである。

そして、これはあたかも中川氏の父親である衆議院議員・中川一郎の亡霊が乗り移ったかのようであり、中川一郎氏の自殺劇の再演ではないかと思うのである。



父親・中川一郎の亡霊

この中川一郎氏の自殺については当初、死因が心筋梗塞と言われていたのが後から首吊り自殺に変更されたり、自殺であるにも関わらず遺書もなかったりと、謎が多いのである。 実際、他殺説というのもささやかれているのである。


それは中川一郎氏が当時、悪意ある人物たちに囲まれていたためである。

それは中川派の幹事長を務めながらも、総裁選に立候補した中川一郎に票を入れなかった三塚博・元衆議院議員とか、鈴木宗男議員(当時、中川一郎秘書。中川一郎氏の跡目争いで、中川昭一氏と対立する) とか、ソ連のスパイで米国に亡命していたスタニスラフ・レフチェンコ元駐日KGB少佐などである。 (私も知らなかったのですが、このページに詳しく書いてあります)

三塚博についてはウィキペディアには以下のように記載されている。

三塚 博(みつづか ひろし、1927年8月1日 - 2004年4月25日)は、日本の政治家(元衆議院議員)。正三位旭日大綬章。

(略)当選1回の頃に青嵐会の結成に参加。中川一郎の信用を得て、福田派議員でありながら1979年に設立された中川派の幹事長を務める。しかし中川が自由民主党総裁選挙に出ると、金は受け取るが票は安倍に入れる狡猾さも持っていた。この事に関して浜田幸一は、著書『日本をダメにした九人の政治家』にて「金で総てを動かし、中川さんが苦しんでいるさまを横目で出世していった三塚君の人間性を許すわけにはいかない」と断じた。そして、「この男が総理にでもなろうものなら、間違いなく日本は滅びてしまう」と警鐘を鳴らした。 (略) (ウィキペディアより引用抜粋・一部編集)

当時、中川一郎氏の秘書だった鈴木宗男については以下のように記されている。

鈴木 宗男(すずき むねお、1948年1月31日 - )は、日本の政治家。衆議院議員(7期)。新党大地代表(初代)。

(略)中川一郎の秘書を務め、立合演説会では中川の代理で登壇するように中川から信頼を寄せられ、「中川の金庫番」とも言われた。 1983年に中川が死去すると、第37回衆議院議員総選挙で中川が生前に立候補していた中選挙区時代の北海道5区(定数5)から、自民党の公認を得られず無所属で出馬。中川の長男である昭一と骨肉の争いを演じ、激戦の末共に初当選。 魚住昭『渡邉恒雄 メディアと権力』(講談社)によると、昭一が立候補していたため、読売新聞グループの渡邉に立候補を断念するよう迫られ、鈴木が断るとマスメディアに大々的に鈴木批判の記事が掲載されたという。 (ウィキペディアより引用抜粋)

中川一郎氏の側近の中に非常に狡猾で腹にいちもつ抱えるような人物たちがいたような印象である。
(私は特に中川一郎が善で、三塚博や鈴木宗男が悪というように単純に解釈するつもりはなく、おそらくここには当事者たちの複雑なカルマが存在するものと推測されるのである)



中川氏のチャートを見ると、 8室支配の水星が父親の9室に在住し、同じく父親を表す10室の支配星で、さらに父親の表示体でもある太陽と接合しており、おそらく、この8室支配の逆行する水星が、鈴木宗男や三塚博などの狡猾で、中川一郎氏を侮蔑した振る舞いをした人物たちを表していたと思うのである。

鈴木宗男議員は地元の北海道を愛し、北海道に利益還元を行おうとする民族主義者であり、北海道の地元の人々には人気がある。
(それをもう少し広げると日本の国のためという民族主義者になるのであるが)

水星は蟹座に在住していることから、やはり、保守的で、地元の家族を愛する民族主義者の配置をしているのである。

(以前、私は蠍座ラグナで、8室支配の水星が10室に在住している人のチャートを見たことがあるが、その人は、やはり、アンタル水星期の時期に職場に狡猾な経理を担当する人物が入社してきて、苦しめられたそうである)

鈴木宗男は、父親の中川一郎の秘書として金庫番(経理)を担当していたことから、おそらく、この8室支配の逆行水星は鈴木宗男を表している。
そして、中川昭一氏は父亡き後、この鈴木宗男と、選挙で骨肉の跡目争いをしているので、おそらく、この水星は間違いなく鈴木宗男の表示体である。

そして、またソ連のスパイで米国に亡命していたスタニスラフ・レフチェンコ元駐日KGB少佐なども、中川一郎氏に代理人を通じて接触していたようである。8室支配の水星にはケートゥが接合しており、外国人を表している。従って、このスタニスラフ・レフチェンコ元駐日KGB少佐は、ケートゥが表していると思われる。

太陽とケートゥが接合すると、地位や威厳、あるいは自信を損失させる働きをし、12室の表示体として足を引っ張り、また8室支配の水星も、太陽の地位や威厳を妨害するのである。

従って、中川一郎氏が自民党総裁選に出馬したときに側近の三塚博に裏切られたことはこの太陽の傷つきによるものである。

またスタニスラフ・レフチェンコ元駐日KGB少佐の代理人を通じた接触について、中川一郎氏は心配していたようである。
これも太陽の威厳や自信を失わせる一要素であると思われる。

このように中川昭一氏のチャートの中の8室と9室の絡みなどは、父親に関する不幸などを表していたり、父親の近くに狡猾な支配者がいることを表している。

それに加えて、中川氏は蠍座ラグナとすると、ラグナロードの火星が8室に在住しており、月をラグナとすると、ラグナロードの金星が8室に在住しているのである。8室の象意とのつながりが強いのであるが、8室は父親の9室からみて12室目のハウスであり、父親を損失するハウスである。

そして、さらに中川昭一氏の太陽は10室の支配星であるため、彼自身の仕事や地位においても、やはり、この父親が経験した出来事と同じようなものを体験する運命にあると言える。

従って、公的な地位に着いた後に足をすくわれたりするなどして、地位や権威の立場から転落し、政治的な死を経験するのである。

例えチャートを見なくても、父親の自殺とは、太陽の傷つきを物語っており、それは威厳や地位や自信の喪失なのである。

中川氏が今回のようになったことは、かつての彼の父親の境遇を考えたときに理解できるのである。


また、 8室は陰謀なども表すため、これはCIAなどの諜報機関などによって仕掛けられたものではないかという説もネット上で少数意見として見られる。これは全くもってばかばかしい作り話として退ける人もいるかもしれないが、これは占星術の観点から言って、あながち馬鹿にはできないのは、8室というのは悪意や陰謀を表すからである。

中川昭一氏は、民族主義者で、日本の愛国的立場から、タカ派的な主張を繰り返し、米国に対しても、日本はアメリカによって原爆の実験台にされたと米非難決議を主張している。そのような立場は彼の10室支配の太陽や水星が蟹座に在住していることでよく分かる。
彼のスタンスというのは日本の国民を守るために場合によっては核武装も辞さないというものである。
こうした態度は蟹座は火星が5、10室支配のラージャヨーガカラカであることから理解できる。
蟹座は自分の家族(日本国民)を守るために、一旦、自分の陣地を攻撃されたりすると、強力な攻撃性によって対抗するのである。

中川氏は、以下のような持論を大学のレクチャーで展開したようであるが、これこそが蟹座の理論なのだと分かる。
知性や論理の水星も蟹座に在住しているため、実際の行動ばかりでなく、イデオロギー的な点で蟹座的になるのである。

「我々は原爆の実験台にされた」 中川昭一氏、米非難決議を主張
2007/12/17 J-CAST ニュース

自民党の中川昭一・元政調会長が「核保有について議論すべき」と発言して波紋を呼んだのは記憶に新しいが、今度は、原爆投下は「米国が世界ナンバーワンの軍事力を持つための実験」だったとの見解を示した。さらに「我々は実験台にされた」として、米国に抗議を行い、場合によっては国会でも非難決議を行うべき、と主張した。2007年7月には、政府が米国に謝罪を求めないことを閣議決定したばかりで、波紋を呼びそうだ。

戦争に勝つため以前の問題として、実験としてやった

中川氏は06年10月に、テレビ番組で「核保有について議論すべきだ」と発言。非核3原則にもかかわるとあって、与野党から批判の声が上がった。それに対しても、06年11月には

「最近は非核3原則に加えて、『語らせず』という4原則がある。私はそれは認めない」
と反論、持論を曲げる様子は見られない。

今回の中川氏の発言が飛び出したのは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC、神奈川県藤沢市)で開講されている授業「予算編成論」で、07年12月13日に行われたゲストレクチャー。質疑応答を含めて、およそ1時間半にわたって持論を展開した。

中川氏は、北朝鮮が核実験を実施したと主張していることにふれ、「核について、今機能しているのは抑止の理論」と説明。その抑止の理論の発端となった米国の原爆投下について、日本人はあくまで被害者との立場から、広島平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑の「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」との文言を批判した。

「アメリカが1国だけ、まず(核を)持った。そしてその実験を広島と長崎でやられた。日本は何十万人もやられたんです。それにもかかわらず、広島には『ここが爆心地です。こんな原爆を落とされました。我々は、二度とこういう過ちを起こしません』なんて何だか分からないような碑が広島に建っている訳でありまして…。落としたのはアメリカなんです」
さらに、2度の原爆投下は米国が軍事的覇権を握るための実験で、現在も後遺症に苦しむ被爆者も「実験」の調査対象に含まれている、と主張した。

「しかもそれ(原爆投下)はですね、別に戦争に勝つため以前の問題として、実験としてやった訳でありまして、亡くなった方々、あるいは今でも苦しんでいる方々、そのご家族、これはもうアメリカのですね、世界ナンバーワンの軍事力を持つための実験として、広島にはウラニウム型、長崎にはプルトニウム型の、それぞれ違うタイプの爆弾、原爆を落として『効果はどのくらいなのかな』(と調査した)。今でも調査してますよ。『後遺症は一体何年間、どのくらいの症状で、まだ残ってるのかなー』なんてことを、今でもですね、調査・研究過程にある訳です。我々は実験台にされたんです」
さらに、場合によっては国会で非難決議をすべき、と主張した上で、米国議会による従軍慰安婦に関する非難決議は不当だとの見方を示した。
「そのこと(原爆投下)を我々は強くアメリカにも抗議しなければいけない。国会で、場合によっては、そういうものを非難しなければいけない。むしろ向こうの方から『従軍慰安婦けしからん』とアメリカの方から、アメリカは何にも関係ないのにですね、国会決議か何かされちゃって日本はびびっちゃっている訳でありますけれども、これはちょっとおかしいんじゃないのかなぁ、と」
その上で、「核保有について議論すべきだ」との持論を改めて繰り返した。

「そういった北朝鮮の核実験に対して、どうして日本では核議論をしないんでしょう。私は『核兵器を持て』なんてことは1度も言ったことはないんですけれども、技術論としても、軍事論としても、核を持つか持たないかという議論は世界中でどこでもやっております」
なお、米国の2度にわたる原爆投下をめぐっては、政府が07年7月、鈴木宗男・辻元清美両衆院議員の質問趣意書に対して

「戦後60年以上を経た現時点において米国に抗議するよりも、核兵器のない平和で安全な世界の実現を目指して、現実的かつ着実な核軍縮努力を積み重ねていくことが重要である」
との答弁書を閣議決定しており、米国に謝罪を求めない方針を明らかにしている。

この態度などは、対米従属し、日本の国益に損なう政策を取る日本の不可解な民族主義者たちよりとは一線を架しており、それ自体は英雄的で立派な態度だと言えるかもしれないが、米国はこのように自国に敵対してくる民族主義者を許さないのであり、CIAを使って政治的に失脚させようとするのである。 田中角栄もそのようにして失脚させられたと言われている。

このような話は確かめようがない話である。マリリンモンローの死因に対しても様々な陰謀的なことが言われているが、おそらく、マリリンモンローの8室に木星と火星が在住していたり、8室が強調されているからである。

然し、中川氏がもし蠍座ラグナであればラグナロードが8室に在住するため、ジョン・F・ケネディがそうだったように、そのような説も占星術的には検討の範囲に入ってくるのである。


問題のG7後の記者会見に先立つ女性記者との会食

因みに今回の辞任の直接的原因となったG7後の記者会見であるが、その直前に同行した玉木財務省国際局長や、読売新聞の女性記者らと会食し、その席でワインを注文していたことが取りざたされている。

中川財務相 G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン
2月18日2時38分配信 毎日新聞

薬の飲み過ぎ。酒の影響ではない」−−。ローマG7での「もうろう会見」で17日引責辞任した中川昭一財務・金融担当相は、最後まで原因はカゼや腰痛など薬の併用だったと強調した。しかし、G7閉幕後の内外記者会見の直前、同行の記者らと会食してワインを口にしていた事実も判明するなど、疑惑は深まるばかりだ。

 中川氏はG7出席のため13日昼、羽田発の特別便に搭乗。同行筋によると、機内のファーストクラスの席でカゼ薬などを多めに飲んだ上、酒も飲んだという。

 約13時間のフライトを経て同日夕(現地時間)にローマに到着。直後のガイトナー米財務長官との初の日米財務相会談やG7夕食会は無難にこなした。その後、中川氏は男性新聞記者など「親しいひとたち」(中川氏)とサンドイッチをつまみながら、ジントニック3〜4杯を飲んだ。その際、睡眠薬を服用したという。

 深酒のためなのか、睡眠薬のせいなのか。同行筋によると、翌14日午前8時15分からイタリア経済・財務省で始まったG7会合の際には、体調がひどく悪い様子だったという。

 G7昼食会でもワインが出たが、中川氏は「口はつけたが、ゴックンはしていない」と説明している。

 ただ、中川氏は午後1時50分まで予定されていた昼食会を1時ごろに途中退席し、宿泊先の高級ホテル「ウェスティン・エクチェルシオール」に戻った。

 予想外の行動に財務省同行筋は対応に追われたが、中川氏はホテルの1階のイタリアレストラン「ドニー」に移動、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した女性記者、イタリア人通訳など数人で会食した。

 レストランの支配人によると、中川氏らは午後2時ごろから、ビッフェ形式のサラダとパスタとともに赤のグラスワインを注文。中川氏はここでの飲酒について「本当に口をつけた程度」と話す。


 中川氏は、女性記者らとの会食について「たまたまそこにいて、話を聞かれたから」と説明したが、中川氏は昨年9月の財務相就任以降、G7などの海外出張では同行の女性記者を集めて飲食を行うことが恒例化していた。今回のG7でも、中川氏と麻布高校の同期で、東大法学部の同窓でもある玉木局長が一部の女性記者を招いたという。

 「約30分ほど」(レストランの支配人)だった飲食後に中川氏は午後2時50分から約15分、同ホテル内でロシアのクドリン財務相と日露財務相会談に臨んだ。この際、麻生太郎首相を「麻生大臣」と言い間違えるなど、言動に不安定さもみられた。

 その後、部屋に戻り30分ほど財務省幹部らと打ち合わせをした。中川氏は「打ち合わせは仕事であり、酒を飲むことはない」としている。だが、午後3時45分からの内外記者会見の前にはすでにろれつが回らない状態だった。政府・与党からも「あんな状態の中川氏になぜ会見させたのか」と財務省の対応を疑問視する声も出ているが、「G7という世界が注目する会合であり、すでに会見の時間も設定されていた。欠席させればよかったというのは後知恵で、とうていできる状態ではなかった」(幹部)と財務省は説明している。
 毎日新聞の記者は、中川氏との会合には、いずれも出席しなかった。

中川前財務相:会見前の昼食時、自らワイン注文  

衆院予算委で民主・川内博史氏のローマでの中川昭一前財務・金融担当相の記者会見に関する質問に答える玉木林太郎財務省国際局長=国会内で2009年2月19日午前10時43分、藤井太郎撮影 中川昭一前財務・金融担当相がG7後の記者会見の前の昼食の際、自らワインを注文していたことが19日の衆院予算委員会で明らかになった。同席した財務省の玉木林太郎国際局長が川内博史氏(民主)に明らかにした。  玉木氏は答弁で「中川氏が注文し、レストラン側が『これでいいか』と(ワインを示す)仕草をし、中川氏が了解して(グラスに)つがれたと承知している」と説明。玉木氏は、中川氏の政務秘書官、財務省職員、通訳、読売新聞記者らが同席していたことも明らかにした。  また、玉木氏は記者会見直前に「中川氏は『(会見を)やろう』と言って自分の足でスタスタ歩いていった。ああいった事態になるとは予測していなかった」と述べた。【白戸圭一】

(毎日.jpより引用抜粋)

この会食の時に同席していた読売新聞経済部記者の越前谷知子氏の写真や記事が、読売新聞HPなどから消されていることが盛んに取りざたされている。

編集局経済部 記者
越前谷 知子氏
1996年入社。入社後、宇都宮支局で5年余勤務したのち、東京本社の地方部編成を経て経済部へ異動。現在は、百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの流通業界を担当し、取材に飛び回っている。

(中略)『私のモットーは「継続は力なり」 壁にぶつかったり、仕事で悩んだりすることは、社会人なら誰もが経験すると思います。私自身を振り返っても、会社を辞めようと思ったことは1度や2度ではありません。悔し涙を流した時もありました。でも、これまで新聞記者を続けることができたのは、「継続は力なり」という言葉を信じて仕事に向き合ってきたからです。そして、仕事と家庭を両立させる立場になった今思うことは、やりたいことは欲張る!諦めない!細く長くでいいから歩き続けるのが大切だということなのです。大学生の皆さんも欲張って、諦めずに、やりたいことにチャレンジしていってほしいと思います。 』 (略)
就職ウォーカーより

この会食の時の中川氏のダシャーは、ラグナを蠍座の最初の方に設定すると、水星/水星/金星/土星(おそらくそうだと思われるが)であり、水星から見て、金星は4、11室支配で11室に在住している。 そして土星は10、11室支配で5室に在住している。

従って、これは11室の象意が強く出ているため、仕事をともにした同僚たちとの打ち上げか、慰労会のようなものであり、特に不倫とかおかしな関係ではないと思われる。上記にも述べたように、中川昭一氏のパートナー関係というものは女性の支援者に恵まれるというもので、女性とは対等でまじめな交流をする象意が見られるのである。

越前谷知子氏は、経済部でも物流関係を担当していることから、物を扱う牡牛座ラグナで、しかもモットーが「継続は力なり」であり、牡牛座ラグナの特徴を備えた人物であると理解できる。おそらく仕事柄、取材先で人生を快適にしてくれる様々な新商品などを試したり、それらの情報を仕入れる機会が多いのではないかと思われる。

水星/水星/金星期のプラティアンタル水星期の象意として、同じG7で日本を代表して仕事をした同僚という意味で、中川氏が時間を共有したのだと理解出来るのである。

中川氏は職場では常にこのような女性とのパートナーシップに恵まれるが、その関係は対等なのであり、職場を共有する同僚なのである。


泥酔会見のあった2月14日のトランジット

話が脱線したが、中川昭一議員は、現時点では、ほぼ蠍座ラグナで間違いないと考えている。

そして、8、11室支配のマハダシャー水星期に酒におぼれて自分のコントロールが効かない困難な状況を抱えていることが分かるのである。

泥酔会見のあった2月14日のトランジットを見ると、さらに何故、そのような出来事が生じたのか理解できる。

2月14日のイタリア・ローマでの午後13時のトランジットを見ると、マハダシャーロードの水星に対して、トランジットの土星が逆行して絡んでおり、ラーフ/ケートゥ軸がリターンして水星と接合して、さらに高揚する火星が山羊座からアスペクトしている。

そして、マハダシャーの支配星である水星も山羊座にトランジットして、ラーフ/ケートゥ軸と接合し、火星と接合し、逆行の土星からアスペクトされている。

ポールマンレイ氏によれば、トランジットは、ダシャーロードに対するトランジットと、ダシャーの支配星に対するトランジットを見ればよいので、その両方の条件において、ダシャーロードの水星が全ての生来的凶星に絡んでいるのである。

これらの生来的凶星からのアスペクトによって傷ついたことで、水星が表すコミュニケーションにおいて、ろれつがまわらなくなり、暴言を吐いたりしたのである。

もしダシャーの支配星がヨーガカラカなどであればここまでひどくならないと思われるが、8、11室支配の最悪の凶星であり、その水星に対するアスペクトが最悪な状態の時に事件は起こったのである。

また、現在、中川氏のG7後の会見に関する記事や動画がインターネットに氾濫し、テレビなどのマスコミもこぞって放送し、世界中にこの中川氏の失態が放送されていることは、このラグナから3室へのトランジットの惑星の集中が表していると思われる。またラシチャートで8室を支配する水星が3室をトランジットすることはこの騒動をあえて強調するような悪意ある報道がされていることをも示しているかもしれないのである。




その他の事実関係


・政界きっての読書家

中川昭一氏の人物像について、ウィキペディアには以下のように記されている。

趣味は水鉄砲とサッカー、自宅で花を育てること。特技はテニスである。政界きっての読書家で、HPで読書の感想を多く記している。尊敬する政治家は、父の中川一郎と英国の首相(当時)でヘンリー・パーマストン。

”政界きっての読書家で、HPで読書の感想を多く記している”とのことであるが、蠍座ラグナであれば3室にラーフが在住しており、太陽と水星、そして木星と火星が、3室にアスペクトしている。従って、3室の象意が非常に活性化されている。

これは消費する側であれば、多くの書物を読んだり、大量のメディアの消費ということになり、提供する側に立てば、著書を出版したり、テレビやラジオなど多くのメディアに出演することを表している。

実際に多くの書物を出版しているし、読書家であるということになれば、やはり、蠍座ラグナで正しかったことになる。


・中川一郎の長男

『ウィキペディア(Wikipedia)』の中川一郎を調べると、中川一郎の長男が中川昭一と書かれている。
従って、中川昭一氏には弟か妹がいるはずであり、そうすると、蠍座ラグナだと、3室支配の土星が11室に在住し、3室に火星と木星がアスペクトしている。この場合、中川昭一氏は長子か、末っ子でなければならず、兄弟がいるということになる。

従って、この記述に一致するのである。
射手座ラグナだとこのようにはいかないのでやはり蠍座ラグナであると考えられる。



まとめ

中川昭一氏の今回のG7での失態とその後の辞任劇は、8室支配の水星が引き起こしたのである。
これはおそらく、亡き父、中川一郎を苦しめ、死に追いやるきっかけとなったと思われる、まさにその狡猾な水星なのである。

中川氏は今後、どのようになっていくのか?

木星はナヴァムシャで高揚し、自室の金星と接合して、ラージャヨーガを形成する良い配置で、また土星も、ヴァルゴッタマで、ウパチャヤ凶星で強く、木星からアスペクトされていたが、水星は8、11室支配で、ラーフ/ケートゥ軸と絡んで、火星、太陽、土星などの凶星から挟まれており、木星からのアスペクトも受けていないのである。従って、かなり、今までの木星期や土星期と比べると、困難が予想されるのである。

まだマハダシャー水星期は始まったばかりであり、今後、8、11室支配の水星の影響をさらに受けていくことになるのである。これまでの8室の支配星についての研究から、それは彼に対する評価が変化し、彼は今後、支配者の監視下に置かれるということではないかと思うのである。”彼は放っておくと、とんでもないことをするので彼がとんでもないことをしないように監視し制御する必要がある”そのような共通認識が、政界の仲間や同僚たちの間に広がってしまうのだろうと思われる。8室というのは支配者を表し、支配者に掌握された状態を表すのではないかと思われる。 それは、あるいは今回のようにコミュニケーションや神経系統(水星)
が自分の意思でコントロールできない状態を指しているかもしれない。

一つ救いとしては、水星は月からみて9室の支配星でナヴァムシャでも9室の支配星であり、また、ラグナから見ても9室に在住している。
水星からみると水星は3室と12室を支配している。従って、少し仕事から離れて、執筆したり、学問などに打ち込んでみたらどうかと思うのである。9室は仕事を損失するハウスであり、仕事を辞めて外国に留学したり、旅行したり、学問に打ち込んだりする時期である。


親と子供が因縁を引き継いでいくのは、悲劇の家族である米国のケネディー家や、インドのネルー一族などにも見られる。
それはチャートに明白に現れて遺伝していくのである。惑星の表示体を通して子供のチャートに親の運命が遺伝していくのである。

そして、それはまた子供の運命にもなっていくのである。

中川昭一氏のチャートを詳細分析した結果、思うことは、

人間とはどんな偉い人間であっても運命の前では無力であるということである。

【2009/2/22 追記】

その後、ネット上で色々と記事を検索していて、政治評論家の副島隆彦氏が自身のサイト・学問道場の中で、中川昭一元財務大臣は会見前に酒の中に薬を盛られたのであると分析していた。

(略)1. 中川昭一(なかがわしょういち)財務・金融大臣が、やられた。彼は、14日のローマでのG7で、酒の中にクスリを盛られたのだ。 ロバート・ゼーリック世銀総裁(デイヴィッド・ロックフェラー直系の子飼い。忠実な孫クラス、公表されているユダヤ人)との会談の席だったか、そのあとの、怪しい女記者たちとの30分の食事の時に、ワインに特殊な薬を入れられたようである。(略)

(副島隆彦学問道場 今日のぼやき 2009.2.20より引用抜粋)

特に証拠があるわけではなく、氏の日頃の、アメリカ政治経済分析、アメリカと日本の覇権国と属国の力関係などの状況証拠から推測して述べているのだと思われる。

私が知りたいのは、中川昭一氏が、ただ酒に溺れて我を忘れてしまったという中毒症状の結果として、あのようなろれつがまわらない状態がもたらされたのか、それとも、実際にCIAとか、諜報機関の謀略によって本当に陥れられたのか、 どちらなのかということである。

すなわち、陰謀理論を好む陰謀理論家たちが、妄想的に謀略説を主張しているだけなのか、それとも、謀略が実際に起こっているリアルな出来事なのかということである。

それは中川一郎の自殺についても同様である。

石原慎太郎が中川一郎の死が、アメリカ国防情報局 (DIA)などの米国諜報機関による謀殺の可能性があると述べていたようである。(ウィキペディアより)

この中川一郎の自殺についても、本当に諜報機関が謀略として行ったのか、それともそう見えるだけで、事実は本当に自殺だったのか、そうしたことの真実が知りたいと思うのである。

ただ一つ考えなければならないのは、6室、7室、8室というのは対人関係のハウスであり、それは自分以外の他人との関わりを表すハウスである。だから、8室というのは何者かの存在を表していると推測されるのである。

それは私が日頃から考えている6/8の関係理論、つまり支配者と被支配者の関係から考えると、8室は支配者なのであり、それは人間なのである。 8室が人が全く介在しない、単なる酒に溺れるという事実を表すこととは思えない面があるのである。

例えば、今まで蠍座ラグナの人で8室支配の水星に悩まされたケースを何例か知っているが、
一つは、ユダヤ人資産家と交際していた人なのだが、その資産家が同僚たちと、日本人を愚弄する3S政策(日本人の関心を政治から逸らす愚民化政策)のような計画を議論しあっているのをたまたま聞いてしまったというケースを知っている。その人は話されている英語を全て理解できた訳ではなかったが、彼らが悪いことを話し合っていると直感的に感じとったそうである。

あるいは別の例では、蠍座ラグナの人で、8室支配の水星のアンタルダシャーの時期に新興宗教団体の教祖から騙されたケースを知っている。
また上記にも述べたが、蠍座ラグナで、8室支配の水星が10室に在住しているケースで、職場に狡猾な経理担当の人が入社してきて、その人物に騙されたとか、様々なケースがあるのである。

そのいずれも8室支配の水星が表示体として人間を表していることが多かったのであり、狡猾で悪意のある人物を表していたのである。従って、中川昭一氏の8室支配の水星によって酒による中毒症状や神経の麻痺ということがただ起こったとは考えにくいのであり、そうした状況をもたらした人間がいたのではないかということが考えられるのである。

脳機能学者・苫米地英人氏の書いた『洗脳原論』という本の中に、CIAなどの諜報機関が用いる洗脳の仕方について書かれている。それはLSDなどの薬物を投与して、半分眠った状態にして行なうようである。従って、CIAのような諜報機関は薬物については相当研究しており、どんな薬物がどのような作用をもたらすかなどはよく分かっていると思われる。

米国はCIAを使って、戦後の発展途上国の支配体制を打ち立てたのであり、CIAの手法とはまさに支配のための手法である。
そして、そうしたCIAなどの諜報機関が用いるのが、薬物投与など、致死量に満たない毒を盛るなどの工作である。
これはまさに他人を支配するための狡猾な方法なのである。

そして、中川昭一氏は、愛国者で民族主義者であり、米国の原爆投下について米非難決議を主張している人物である。
米国としては見過ごせない人物なのである。

そのようにあれこれと考えてみても、本当の真実がどうだったかは分からないのである。
8室支配の水星の事例についても、人の介在しないケースもあるかもしれず、確実に人が介在しているとはいえない状況である。

単に酒の飲みすぎによる依存状態、あるいは神経麻痺の状態なのか、それが自分の不始末として起こったのか、
それとも、もっと大きな悪意ある人物の謀略によってそのような状態がもたらされたのか、本当の真実はどうたったのか知りたいと思うのである。

そのために8室の支配星が引き起こす事象については今後も注目し、検証していく必要があると思われる。



【2009/10/5 追記】

10/4付けのニュースで元財務金融相の中川昭一氏が自宅で死亡されているのが確認されたと報じられ、関係者の間に衝撃を与えている。

以下に記事から引用する。

中川元財務・金融相、自宅で急死
2009/10/04 産経新聞

 警視庁によると、中川昭一元財務・金融相(56)が4日、東京都世田谷区の自宅で死亡しているのが確認された。

 4日午前8時半ごろ、自宅の2階ベッドでうつぶせに倒れている中川氏を妻が見つけて119番通報した。救急隊が到着したときにはすでに死亡しており、病院には搬送されなかった。目立った外傷はなく、遺書は見つかっていない。警視庁の捜査関係者は「事件と自殺の可能性は低い」との見方を示している。

室内に荒らされたような形跡はなく、中川氏は寝間着姿だった。妻が3日午後9時すぎにベッドで寝ている中川氏を見た際には呼吸をしていた。中川氏は妻と息子、娘の4人暮らし。当時、息子と娘は外出していたという。

 検視の結果、死後10時間前後が経過しており、死因は不詳と判断された。ベッドに若干の嘔吐物があった。家族は「最近は通院しており、睡眠薬を服用していた」と説明しているという。今後行政解剖して死因を調べる。

 中川氏は昭和58年に初当選して以来、衆院議員を8期務め、農水相、経産相、自民党政調会長などを歴任。今年8月の衆院選で落選した。

 中川氏は、ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の“もうろう会見”の責任を取って辞任。選挙戦も謝罪をしながらの苦しい戦いを強いられ、最後まで有権者の信頼を取り戻すことはできなかった。
<中川氏急死>病死の可能性も 病理検査で詳しい死因調査へ
10月4日20時46分配信 毎日新聞

 4日午前8時20分ごろ、中川昭一(なかがわ・しょういち)元財務・金融担当相(56)が、東京都世田谷区下馬5の自宅で死亡しているのを妻郁子さん(50)が見つけ119番した。警視庁世田谷署によると、中川氏に目立った外傷はなく、遺体や室内の状況から事件や自殺の可能性は低いとみられる。行政解剖では死因を特定できなかったが、病死の可能性があり、都監察医務院が病理検査で詳しい死因を調べている。葬儀の日程は未定。

 世田谷署によると、中川氏は自宅2階の寝室のベッドで、ポロシャツと短パン姿でうつぶせに倒れ、ベッドに吐いた跡があった。寝室の机の上に睡眠薬とみられる錠剤があり、家族は「眠れないということで、都内の総合病院に通院し、睡眠薬を処方してもらっていた」と話しているという。

 3日正午ごろに長女(25)がベッドで寝ている中川氏を見ていた。同午後9時ごろには、外出先から戻った郁子さんがベッドで横になっているのを確認したが異常はなかった。中川氏は普段1人で寝ており、朝になっても起きて来なかったため郁子さんが様子を見に行くと、既に体が冷たくなっていたという。死後約10時間経過していたことから、3日午後11時前後に死亡した可能性がある。

 中川氏は郁子さんと長男(17)と長女の4人暮らし。3日夜は、外出して不在だった長女を除く3人が自宅にいたという。

 中川氏は衆院議員だった父一郎元農相の自殺後、日本興業銀行を退職し、83年の衆院選に初当選。農相や経済産業相、自民党政調会長などを歴任。財務・金融担当相には08年9月に就任したが、今年2月、ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後のろれつの回らない「もうろう会見」で批判を受け、辞任に追い込まれた。8月の衆院選で9選を目指し北海道11区から出馬したが落選した。【古関俊樹、川崎桂吾】
中川氏死去 遺族、死因は「急性心筋梗塞」と説明
10月5日0時33分配信 産経新聞

 中川昭一元財務・金融相(56)が4日朝、東京都世田谷区の自宅ベッドで死亡しているのが見つかった。警視庁世田谷署によると、目立った外傷はなく、遺書は見つかっていない。ベッドには嘔吐(おうと)の形跡があった。同署は事件の可能性は低いとみて死因などを調べている。

 同署によると、同日朝、妻がベッド上でうつぶせになっている中川氏を発見、119番通報した。すでに死亡しており、病院には搬送されなかった。

 行政解剖したが死因は不明。死後10時間前後が経過していた。家族は「睡眠薬を服用していた」と説明しているといい、室内には病院処方の睡眠薬とみられる錠剤があった。

 弔問客によると、遺族側は死因を「急性心筋梗塞(こうそく)」と説明しているという。

 中川氏は東京生まれ。東大法学部から日本興業銀行を経て昭和58年、急死した父・中川一郎元農水相を継ぎ、30歳で衆院議員に初当選。平成10年に小渕内閣の農水相で初入閣。経済産業相、自民党政調会長を務めた。

 農政通で知られ、戦後レジーム(体制)からの脱却路線の継承をうたう「真・保守政策研究会」会長を歴任するなど、保守派の政治家として知られていた。

 14年の小泉純一郎首相(当時)初訪朝時には、超党派の「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」(拉致議連)会長などとして拉致被害者の救出活動に尽力した。

 昨年の麻生太郎首相(当時)の誕生では中心的役割を果たし、財務・金融相に就任。だが今年2月には、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の記者会見に朦朧(もうろう)状態で臨み、辞任に追い込まれ、8月の衆院選で初めて落選。個人事務所の移転と秘書の整理を決めたばかりだった。

中川昭一氏が蠍座だとして、ラグナを蠍座の0°に設定すると、2008年5月9日から水星/水星期に移行している。

彼の公の場での振る舞いがおかしくなり始めたのが2008年9月前後からであり、度数については微調整が必要かもしれないが、蠍座ラグナで間違いないと思われる。

この水星期に入ってから、それまでは正常であった彼の様子に異常が生じたのである。

蠍座ラグナにとってのマラカは水星や他の凶星であり、2室支配の木星はマラカとはならないようである。

この水星はラーフ/ケートゥ軸と絡んで、凶星から挟まれており、傷ついていることが分かる。

水星/水星期に亡くなったかたちであるが、マハダシャーもアンタルダシャーもマラカの水星であり、そこに凶星も絡んでいるため、この水星が死をもたらしたと考えることが出来るのである。

水星は上述したように父親である中川一郎を苦しめた狡猾な人物の表示体であり、まさに父親を表わす太陽に接合して、中川一郎(太陽)を傷つけていたのである。

そして、最終的に父親を死に追いやったのもこの水星ではないかと思われる。

8室支配で逆行して凶星と絡んでいる水星が、強い凶意を発揮したのである。

そして、この水星は中川昭一氏本人にも、 強力なマラカとして働いたようである。

G7後の泥酔会見の際に彼が毒を盛られたという説が存在するが、確かに逆行する8室支配の水星は支配者としての狡猾な人物を表わす表示体である。

致死量に満たない微量の毒を盛られることによって、突然、何か不可解で、死因の分からない死を迎えたという可能性はあり得るが、然し、それはあくまでも推測に過ぎないのである。8室が関わる死というのは陰謀説など様々な憶測を生むのである。

まさに彼の死は突然(8室)にやってきたのであり、マリリンモンローの死(8室)と同じように、様々な憶測を生んでいるのである。



(資料・経歴)

西暦 月日 出来事 ダシャー トランジット
1953年 7月19日 東京都渋谷区宮代町(現在の広尾)に中川一郎の長男として生まれる 火星/金星  
1966年 3月 新宿区落合第一小学校卒業 ラーフ/ケートゥ  
1969年 3月 私立麻布中学校卒業 ラーフ/金星
ラーフ/太陽
 
1972年 3月 私立麻布高等学校卒業 ラーフ/月
ラーフ/火星
木星/木星
木星/土星
 
1978年 3月 東京大学法学部政治学科卒業 木星/土星
(⇒木星/水星)
 
1978年 4月 株式会社日本興業銀行入行 木星/水星  
1982年   郁子夫人と結婚 木星/金星  
1983年 2月 日本興業銀行退行 木星/金星  
1983年 12月 衆議院議員初当選 木星/太陽  
1989年 6月 宇野内閣で農林水産政務次官に就任 土星/土星  
1996年 11月 自由民主党副幹事長に就任 土星/金星  
1997年 9月 自由民主党北海道支部連合会長に就任 土星/金星  
1997年 10月 自由民主党総務会長代理 土星/金星  
1998年 7月 小渕内閣で農林水産大臣に就任 土星/金星  
2001年 5月 自由民主党広報本部長 土星/月  
2002年 10月 自由民主党組織本部長 土星/火星  
2003年 9月 小泉再改造内閣、第2次小泉内閣、第3次小泉内閣で経済産業大臣に就任( ? 2005年9月) 土星/ラーフ  
2005年 10月 第3次小泉改造内閣で農林水産大臣に就任 土星/木星  
2006年 9月 安倍晋三総裁就任に伴う執行部人事で自由民主党政調会長に就任 土星/木星  
2008年 9月 麻生内閣で財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融担当)に就任 水星/水星  
2008年 11月20日 宮中晩餐会で悪酔い騒動

スペイン国王フアン・カルロス1世夫妻を迎えて開催された天皇・皇后主催の晩餐会において悪酔いして騒動を起こしたことが週刊新潮で報道され、本人もこれを認めている。 テーブルを挟んで正面にいた妻に、何度も「お酒、もうやめなさい」と言われていたにも関わらず多量飲酒。その後、中川は東宮大夫の野村一成に対して「水問題について皇太子殿下もお詳しいと聞いたので是非お話しさせていただく機会がほしい」と絡んだところ、素っ気なく「無理」と返されたことに対して中川が激怒して「分かった、帰る!」と大声で怒鳴ったとされる。
水星/水星  
2009年 1月28日

演説で26ヵ所の読み間違い

衆議院本会議で、財務・金融担当大臣として財政演説を行ったが、「渦中」を「うずちゅう」、「改正」を「改革」、「削減」を「縮減」などと読み間違え、財務省が計26ヵ所の訂正を申し出るという事態になった。

水星/水星  
2009年 2月14日

G7閉幕後の記者会見での出来事

イタリアのローマで開催されたG7の財務大臣・中央銀行総裁会議で中川は居眠りをしていた。さらに、会議終了後の内外記者を集めた日銀総裁との共同記者会見の場にて、中川はろれつが回らず、あくびをし、表情は目がうつろで記者の質問にまともに答えることができないという醜態を曝した。さらに、中川は日銀の政策金利を言い間違えたり、「G7」を「G20」と一気に参加国数を増やしたようにも受け取れる参加国数の言い間違いなどの発言を連発したことから、各方面から「時差ぼけ」の影響だけでなく、健康不安や深酒を疑われている

水星/水星  
2009年 2月 麻生内閣でG7後の会見が非難され、財務大臣兼内閣府特命担当大臣および金融担当大臣を辞任。後任は与謝野馨。 水星/水星  
ウィキペディアより引用抜粋、一部編集


(参考文献・引用抜粋)

中川一郎・怪死事件
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage292.htm


中川昭一財務・金融担当相辞任へ
毎日.jp

「酔って閣議に出席した」「飲み過ぎで会議に遅刻した」。17日に財務・金融担当相を辞任した中川昭一氏(55)は、過去に飲酒が原因とみられる失態を度々演じてきた。今回のもうろう会見については「風邪薬を多めに飲んだ」と述べ、会見前の飲酒を否定した。だが、酒にまつわる過去の問題は麻生太郎首相も認識していたはずで、任命責任を問う声は弱まりそうにない。

 1月28日の衆院本会議で行った財政演説。読み間違いが26カ所もあり、財務省は「風邪で体調が悪かった」(幹部)と釈明に追われた。だが、自民党国会議員の秘書によると、中川氏は前日に東京都内で酒を飲みながらテニスをし、持病の腰痛を悪化させていたという。

 昨年10月に政府が「緊急市場安定化策」を決定した際は、会見が午前9時の開始予定から15分ほど遅れたうえ、対策の具体的中身に触れず、正式な発表が昼にずれ込んだ。このためバブル後の最安値を更新していた株安の流れを止められず「危機対応に甘さがある」(アナリスト)と批判が集中。一部週刊誌が「前日の飲酒が原因で会見に遅刻した」と報じると、中川氏は「会見時間前に登庁していた。(事務方からの)レクチャーが長引いただけだ」と抗議する騒動に発展していた。

 自民党政調会長時代の06年には、都内のホテルで開かれた与党幹事長・政調会長・国対委員長会談に遅刻して現れた。酩酊(めいてい)状態で、千鳥足で歩き、ホテルの柱にぶつかりそうになった。見かねたSP(警護官)に抱きかかえられて会場に向かった。

 経済産業相当時、04年9月の小泉政権の内閣改造では、お別れ会見後に経産省を出て別の場所で酒を飲んだ。ところが再任され、あわてて官邸に向かい、酔ったまま初閣議に臨んだ。

 地元・北海道でも酔態が目撃されている。

 00年6月の衆院選。6選を決め帯広市内の選挙事務所に現れた中川氏は、ふらふらしながら万歳三唱。ダルマに目を入れる際、筆に墨をつけすぎ、「黒い涙」を流す目になり、周囲を慌てさせた。

 本別町で05年夏に開かれた後援会パーティー。複数の関係者によると、中川氏は支持者約2000人の前に酔って現れた。ろれつが回らず、数分間であいさつを終了。同席した首長から「ちゃんとあいさつしたほうがいい」と一喝された。地元道議は「中川さんはああ見えてガラスの心臓の持ち主。選挙の投開票前日は酒なしではいられなかった」と話した。

 17日午後7時、中川氏はこの日2回目の辞任会見に臨んだ。目は充血し、疲れ切った表情。辞任理由について「08年度補正予算の関連法案と09年度予算を通すため」と繰り返し、酒については「体調からすれば、とても飲む気分になれない」と話した。




中川前財務相 バチカン博物館でマナー違反 石像触り警報
2月21日11時34分配信 毎日新聞

 【ローマ藤原章生】ローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で、ろれつが回らない状態で記者会見に出席し、辞任に追い込まれた中川昭一前財務・金融担当相が、会見直後に訪れたバチカン博物館で陳列品の石像に触れるなどマナーの欠ける行いをしていたことが、同行者らの証言でわかった。中川氏は博物館でも、政府代表とは言い難い姿をさらしていた。

 今月14日午後4時(日本時間15日午前0時)すぎ、ローマ中心街のホテルで、眠り込みそうな表情で会見を終えた中川氏は、その足で博物館に向かった。イタリアを去る間際の2時間の「視察」で、当初から予定に組み込まれていた。

 財務省職員を伴った中川氏を現地の大使らが案内する形で、一行10人は博物館職員と共に館内を回った。午後4時の閉館時刻を30分ほど過ぎていたため、一般客はいなかったという。

 その際、中川氏は館内を好きに歩き回った。触ることを禁じられている石像を2回ほど触り、一度は警報のブザーが鳴った。

 疲れていたようだが、酒臭くはなく、酔っている様子はなかったという。同行した上野景文駐バチカン大使は「確かに、天皇陛下が(礼儀正しく)視察するような形でなかった。美術が好きで触ってみたかったようだが、周囲が振り回されたり、騒ぎになるようなことはなかった」と話している。