読書感想– category –
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自分のこと大乗仏教と現代神智学の関係性について -藤本憲幸著 『あらゆる願望をかなえる 現代密教 天地開動術』を読む-
先日、ロッキー青木家の遺産相続争いについて、占星術的に検証したが、ロッキー青木は、典型的な射手座ラグナで、まさに冒険家で、活発な実業家である。そうしたロッキー青木をアメリカンドリームの体現者として紹介していたのが、『あらゆる願望をかなえ... -
読書感想異端の民俗学者・赤松啓介について-「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」の著者の真実-
最近、ちくま学芸文庫から出ている赤松啓介著「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」という本を読んだ。赤松啓介は、異端の民俗学者で、1990年代から長らく絶版だった著書が再刊され、ブームになっている。「夜這い」というのは漫画やアニメでは、夜に女... -
マンデン日本のビッグマックはタイより安いという話 -労働生産性の問題-
日本の平均給与が韓国に抜かれたとか、円安が進行していること、巨額の財政赤字を抱え、国民一人あたりの借金が800万円以上あることなど、日本社会の凋落が目立っている。野口悠紀雄著『日本が先進国から脱落する日 “円安という麻薬"が日本を貧しくした?』... -
マンデン日銀破たん、日本財政破たんの危機 -預金封鎖の予感-
円安が進んでいるが、輸入に頼っている日本は燃料や食料(小麦など)の資源価格の高騰により、じわじわとインフレになって来ている。専門家によれば、日本は戦後、最大の危機と考えられているが、日本ばかりでなく、世界的に考えても危機的状況にある。先... -
読書感想ウクライナでのロシアとアメリカの激突はその前から準備されていた
最近、古村治彦著『悪魔のサイバー戦争をバイデン政権が始める』を読んだが、非常に参考になった。この本は、ロシアのウクライナ侵攻前に書かれた本であるが、バイデン政権というのは、政権内に多くのヒラリー・クリントン人脈が入っており、好戦的な軍産... -
読書感想斉藤幸平著『人新世の「資本論」』について【更新】
斉藤幸平著『人新世の「資本論」』 (集英社新書) が、2021年の読書大賞1位を受賞し、40万部を突破しているという。このタイトルの「人新世」(ひとしんせい)という言葉は、ノーベル化学賞受賞者のパウル・クルッツェンが唱えた言葉で、人間の活動... -
読書感想『インド残酷物語-世界一たくましい民』で描かれる蟹座の世界
最近、『インド残酷物語 世界一たくましい民 』池亀彩著 集英社新書 を読んでいた。著者の池亀彩さんが、2009年から2017年までの8年間に渡って、行なったフィールド調査に基づいた現代のインド社会の実態のレポートである。インドと言えば、カースト制度... -
社会情勢グレートリセットについて -魚座から水瓶座への緊張点-
グレートリセットという言葉が最近、よく聞かれるようになっている。この言葉は、世界経済フォーラム(WEF)が開催するダボス会議で、2021年のテーマとして打ち出されている概念であるが、私は、この概念は以前から”新世界秩序”として理解してきた。この概... -
自分のこと岐阜県の有名な白川郷について ― 女系の王国・蟹座の世界 ―
最近、日本が近代化される前は、どんな暮らしだったのか、人々は幸福だったのか、不幸だったのかということが気になっている。それで、民俗学の本などを読んでいる。昔の日本については、悲惨だったという説と、素晴らしく幸福だったという説があり、どち... -
自分のことノマドランド - 4室をテーマとする希望の物語 -
『ノマドランド』(フランシス・マクドーマンド主演、クロエ・ジャオ監督)という映画が日本で公開されている。またそれにあわせて、原作である『ノマド-漂流する高齢労働者たち』ジェシカ・ブルーダー著、鈴木素子訳も書店で、平積みにして並べられてい... -
占星学ピカトリクス - 魅惑の西洋魔術-
以前、『ピカトリクス―中世星辰魔術集成』大橋喜之訳 という本を購入して、ざっと目を通してみて、非常に驚愕した。占星術的なシンボルをイメージすることそのものが、魔術そのものであることがそこには示されていたからである。自己啓発関連の書籍では、... -
秘教関連W・E・バトラーの『魔法修行 ―カバラの秘法伝授―』について
先日、『魔法修行 -カバラの秘法伝授-』(平河出版社 W・E・バトラー著 大沼忠弘訳)を読んでみた。昔、買っておいて本棚にしまったまま手つかずで埋もれていた本である。といっても本棚のかなりの部分がまだ読めていない本だらけであり、新しい本を買うな... -
読書感想フリーメーソンとアメリカ建国の歴史
最近、西欧でルネサンスや宗教改革から始まった西洋近代とアメリカの独立戦争、そして、それらの背後で活躍したフリーメーソンについて記した本『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史 フリーメイソン=ユニテリアンは悪魔ではなく正義の秘密結社だった!』副... -
実業家藤田田著『ユダヤの商法』復刻の理由
最近、日本マクドナルド創業者の藤田田氏の著作全6冊を復刊するプロジェクトが実施されたようである。中でも『ユダヤの商法 世界経済を動かす』(1972年/KKベストセラーズ)は総計82万7000部を売り上げるベストセラーとなったようだが、中古市場で2万円... -
読書感想キム・フィルビー -元祖スパイの肖像-
キム・フィルビー最近、「副島隆彦の歴史再発掘」という本を書店で閲覧していると、キム・フィルビーのことについて書かれていた。著者の副島隆彦氏の学問道場というサイトでもキム・フィルビーについて詳しく記されている。この人物は、イギリス秘密情報... -
占星学世俗の王と占星術師
先日、書店の新書コーナーを探索していると、一冊の本が目に付いた。『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』 (講談社+α新書)というタイトルで、パラパラとめくってみると、非常に読みやすく、また最近のインド事情を知るのには大変良さそうな本であった。... -
読書感想スティーブン・グリア博士の『UFOテクノロジー隠蔽工作』について
我々の地球に宇宙人が訪れており、我々地球人よりも遥かに科学技術が進んだ文明をもち、また精神的にも進歩している。そのような宇宙人が地球人類を助けるために地球を訪れているという事実は、まさに公然の事実になりつつある。学生時代、そうした太陽系... -
読書感想『メーソン―第三等級の姉弟』について – フリーメーソン解明の為の第一級資料 –
最近、以前、古本で購入しておいた『メーソン―第三等級の姉弟』ウィル・L. ガーヴァー (著), 尾高 樹良 (翻訳)を読んだ。この著は、フリーメーソン内部について知り尽くしている人物によって書かれたと思われる第一級の内部情報である。フリーメーソンの中... -
読書感想多神教と一神教について
古代ギリシアで、プラトンがイデア論を唱えたことで、それまでは目の前にある自然を畏敬し、その存在をそのまま受け入れていたのが、プラトンがイデア論を唱えてからは、目の前にある自然をそのまま受け入れるのではなく、それらは仮象であって、それらを... -
自分のこと西洋哲学、実存主義、認知科学について
最近、本屋に平積みにされていた『村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則』ダイヤモンド社という本を読んだ。これが非常によい本だった。人にもお勧めしたい本である。この本の中で紹介されていた哲学者の木田元氏の著作『反哲学入門』と...
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