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皇室の今後について ー 未来の天皇についての議論-



平成31年4月30日午後11時59分を持って明仁天皇が退位し、平成が終わり、新たに皇太子徳仁親王が新しい天皇に即位し、元号が令和となった。


このように平成から令和へと元号が変わると、天皇や天皇制について改めて意識することになる。






徳仁天皇のチャートを見ると、2019年5月4日現在、木星/ラーフ/水星期である。


マハダシャー木星期における最後のアンタルダシャーであるが、2020年5月26日からマハダシャー土星期がスタートする。


従って、天皇として即位して公務にあたる中心がマハダシャー土星期の19年間であると理解できる。


以前の記事で、この徳仁天皇のチャートのナヴァムシャ(D9)が極めて素晴らしいチャートなのだと書いたが、ラグナが水瓶座で、ラグナロードの土星が9室で高揚し、5室支配の水星が5室で自室に在住し、4、9室支配のヨーガカラカの金星が2室で高揚し、10室支配の火星とコンジャンクトしている。


宗教家のチャートのようであり、ラグナロードの土星が9室で高揚するラーマクリシュナのチャートに似ているのである。


この土星期に関して、ダシャムシャ(D10)の配置がどうなっているかというと、3、4室支配で9室に在住し、2、5室支配の木星からのアスペクトを受けている。


ディスポジターの月は10室に在住している。


月はナヴァムシャでも6室支配で10室で減衰しており、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置である。


ナヴァムシャ、ダシャムシャで月が10室に在住していることから、大衆からの人気を表わしていると考えられる。


ダシャムシャの土星が9室に在住していることを考えると、これからの土星期19年間は、国民の統合の象徴としての天皇の公務に相応しいような精神的な活動であることを示している。


例えば、以前、ZOZOTOWN 前澤社長のチャートを見た時に3、4室支配で9室に在住する土星は、芸術家たちを支援する慈善事業を表わしていた。


従って、徳仁天皇のD10での3、4室支配で9室に在住する配置は、芸術文化の振興を支援するような活動であるかもしれない。






因みにD60でも同じ土星が3、4室支配で9室に在住する配置が見られる。


次にマハダシャー水星期が来るが、水星は3、12室支配で8室に在住し、2室支配の太陽とコンジャンクトしている。



この水星はダシャムシャ(D10)では、8、11室支配で、ラグナで自室に在住してルチャカヨーガを形成する火星、そしてラグナで高揚するケートゥとコンジャンクトしている。


水星期にラグナで2つの強力な惑星とコンジャンクトする水星は、8、11室支配とはいえ、強力な配置である。


6-8の絡みなどは見られるが、キャリア上の上昇を表わすかもしれない配置とも言える。


然し、この水星期は、年齢としては79歳以降であり、退位も検討される時期に入っていくと考えられる。



現在、次の皇位継承順位は、1位が秋篠宮文仁親王で、2位が悠仁親王である。



もし徳仁天皇の現役で公務を行なう最も重要な時期が、マハダシャー土星期であるとすれば、およそ20年後が次の天皇のおよその即位時期と仮定して検討することが可能である。



秋篠宮文仁親王は、最近、「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と、高齢での自らの即位を否定する発言を行なっている。



従って、次の悠仁親王が、俄然、注目を浴びることになる。



次の皇位継承者としての悠仁親王の存在感が増しているのである。


そんな中で、悠仁親王の学校の机に刃物が置かれる事件が発生している。


「机に刃物」認める=悠仁さま学校侵入の男―警視庁
時事通信社 2019年5月1日 11:53

 お茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(12)の机に刃物が置かれた事件で、建造物侵入容疑で逮捕された長谷川薫容疑者(56)が刃物を置いたことを認める趣旨の供述を始めたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。

 事件前に長谷川容疑者がナイフを購入していたことも新たに判明した。警視庁捜査1課は同日、同容疑者を送検。銃刀法違反容疑も視野に、計画的な犯行だったとみて動機や経緯を調べる。


悠仁親王は、現在、ラーフ/土星期で、マハダシャーのラーフは7室に在住して、世間の注目を集めることを表わしている。






7室は10室から見た10室目のハウスである。


そして、このラーフに3、8室支配の火星がアスペクトしているが、これが刃物の象意である。


3、8室支配の火星がラグナに在住し、ケートゥとコンジャンクトし、6室支配の土星からアスペクトを受けている。


従って、身近に敵が多い印象である。


3、8室支配の火星が4室(机)にアスペクトしており、その4室をトランジットの土星が通過しているので、傷ついた4室の象意(机に置かれた刃物)が出て来たのである。




土星は、5、6室支配で11室支配の月と星座交換及び、相互アスペクトして、5-11の強力なダナヨーガを形成している。


また土星と月は、それぞれ定座にアスペクトすることによって強くなっている。


インディラガンディーなどに見られる強力な配置である。


月と土星のこうした強い絡みは、カリスマ性を表わす配置であり、天皇制の批判者や秋篠宮家の批判者などからの敵対的行為と合わせて、次期天皇として男系天皇を維持しようとする保守派の強い後押しがあることで、強いカリスマ性を発揮しているのである。


この悠仁親王も、もし20年後の2040年頃に即位するという想定をしてみると、その時期は、マハダシャー木星期の半ば頃である。


そして、次のダシャーが土星期である。


マハダシャー土星期は、5室支配で11室支配の月と星座交換している為、非常に高い地位に就いたり、カリスマ性を発揮して、大衆からの注目を集める可能性がある。


ナヴァムシャでは6室支配で6室に在住し、3、8室支配の火星とコンジャンクトしている。


そして、月から見て7室で自室に在住しており、シャシャヨーガを形成している。


ダシャムシャ(D10)では、土星は10室で減衰するラーフとコンジャンクトしているが、特にニーチャバンガは形成していない。


2047年5月からのマハダシャー土星期においては、それなりの高い地位についている可能性があるが、然し、土星は太陽との絡みがなく、土星から見た10室や10室の支配星への太陽の絡みもない。


またダシャムシャにおいても同様である。


その前のマハダシャー木星期は、ダシャムシャにおいて木星は2、11室支配で3室に在住し、6室支配の月とコンジャンクトしている。


従って、マハダシャー木星期の間は、キャリア上の高い地位に就いているように見えない為、おそらく即位はしていないと考えられる。


またマハダシャー土星期に移行してから高い評価を得たり、仕事を行なうような立場に着く可能性があるが、但し、土星は太陽との絡みを得ておらず、公務を表わしているかどうかは疑問である。



現在の皇室典範は、「直系男子への皇位継承優先」とする規定があるが、徳仁天皇の娘・愛子内親王に次の天皇になって欲しいという国民の声も多数出てきているようである。


これが例えば、皇室典範を「皇統に属する長子」が継承できるように改正すべきといった議論も前から行われている。


天皇陛下に「親しみ」82% 女性継承賛成79%、共同通信
2019/5/2 16:18 共同通信社

 共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると、即位された天皇陛下に82.5%が「親しみを感じる」と回答した。「親しみを感じない」は11.3%にとどまった。皇室典範で「男系男子」に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに賛成は79.6%で、反対の13.3%を上回った。

 内閣支持率は51.9%。4月の前回調査比0.9ポイント減でほぼ横ばいだった。不支持は1.1ポイント減の31.3%となった。

 退位は、上皇さま一代に限って認められた。今後の天皇の退位に関しては「認めるべきだ」が93.5%に上った。「認めるべきではない」は3.5%。


愛子さま天皇待望論高まる 鍵は2年後、「女性」8割賛成
2019年5月4日 05:30 スポニチアネックス

天皇陛下が即位されたことで、皇位継承資格者は(1)皇嗣秋篠宮さま(2)悠仁さま(3)常陸宮さまの3人となった。次世代に限れば悠仁さましかいないという状況の中「愛子さま天皇論」が浮上している。
 共同通信の調査では皇室典範で「男系男子」に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに約8割が賛成。女性天皇が認められた場合、陛下の子供である愛子さまが皇位を継承する可能性がある。宮内庁関係者は愛子さまについて「愛らしい笑顔で最近はより親しみやすくなられています」と話している。

 女性天皇は歴代天皇で8人おり、いずれも父方の家系をたどると初代とされる神武天皇に行き着く「男系女子」。愛子さまも立場は同じだ。

 女性天皇が関心を集める背景には秋篠宮家が抱える問題がある。秋篠宮さまについては、陛下と年齢が近いことなどを理由に即位をためらわれる意向が伝えられている。長女眞子さまは小室圭さんとの結婚騒動が収束していない。悠仁さまが将来的に皇位を継承しても、結婚相手に「絶対に男を生まなければ」と大きな重責を担わせることになる。

 安定的な皇位継承を巡る議論では、母方をさかのぼれば神武天皇の血筋に行き着く「女系天皇」容認論もある。ただ、安倍晋三首相は女性、女系天皇には否定的だ。

 神武天皇から「男系」によって126代受け継がれた「万世一系」の原理の転換が、果たして可能なのかという問題もある。女性、女系天皇を容認した場合「皇位継承を巡り内乱が起きた壬申の乱のように、愛子さまと悠仁さまを巡る対立が起きる恐れもある」という意見もある。

 賛否がある中、識者の間では「令和3年(2021年)がキーポイント」と指摘する声がある。慎重派の安倍首相の3期9年の総裁任期が満了。さらに、愛子さまが成年皇族として公務を始める。公務を通じ、より親しみやすい愛子さまの姿が伝われば「愛子さまが天皇でもいいのではないか」という声が国民の間に上がってくることも考えられる。

 ▽壬申の乱 672年、天智天皇の弟・大海人皇子に対し、天皇の長子・大友皇子が皇位継承を巡り起こした内乱。敗れた大友皇子は自殺し、大海人皇子は673年に即位し天武天皇となった。



従って、今後、皇室典範が書き換えられて、愛子内親王が天皇として即位できるかどうかが問題となる。






愛子親王のチャートを見ると、ラグナが牡羊座バラニーで、ラグナロードの火星が11室に在住し、10、11室支配の土星と相互アスペクトして、1-10、1-11のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。


これは高い地位や高い役職を表わす配置であり、このラグナロードの火星に対して9室支配の木星がアスペクトして保護している。


これらの配置から有名になり、高い地位について、父親あるいは恩師からのサポートも厚いことを表わしている。


月から見た場合、9、10室支配のヨーガカラカの土星がラグナロードで6室支配の金星と相互アスペクトして、1-9、1-10のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。更にそこに5室支配の水星や4室支配の太陽などが絡んでいる。


ラグナから見た場合でも月から見た場合でも10室の支配星に太陽がアスペクトしており、公務を表わしている。


ナヴァムシャを見ると、10室の支配星が王室のハウスである獅子座に在住し、5室支配の木星のアスペクトを受け、ディスポジターでラグナロードの太陽は、玉座を表わす4室に在住している。


10室は4、9室支配のヨーガカラカの火星やラグナロードの太陽からアスペクトを受け、公務や権威を表わしている。



4支配の月が2室で高揚しているが、土星とコンジャンクトし、火星からアスペクトされている。


これは母親である雅子皇后が、鬱病、あるいは、産後うつとマスコミから報じられたような不安定な養育環境の中にあったことを示唆している。


然し、月は高揚して、金星や水星のアスペクトや逆行の木星の絡みを受けており、吉星のサポートを受けている為、これはそれ程、問題にならない。




また以前、マスコミが、愛子親王の発達障害・自閉症の可能性について報じていたが、5室の支配星が8室に在住して土星のアスペクトを受けている為である。


8室に惑星が集中している為、引きこもり傾向や自閉症的な状況があったと考えられる。



然し、偉大な宗教家や科学者なども幼少時に自閉症に見えたり、全く発達障害に見えたりすることはよくあることである。


むしろ、天才の証であったりすることもある。



ダシャムシャ(D10)を見ると、ラグナロードの太陽が5室支配で自室の木星と5室でコンジャンクトして、1-5のラージャヨーガを形成している。



因みに徳仁天皇の在位期間が20年ぐらいとして、その後、退位するなどの可能性を仮定すると、2040年ぐらいが即位の時期と想定することが出来る。


その時はマハダシャー木星期であり、木星はダシャムシャの5室で定座の強い配置にあり、ラグナロードの太陽とコンジャンクトして強力なラージャヨーガを形成している。


太陽と木星のコンジャンクトは、教育者のコンビネーションであり、国民の幸福を祈る天皇の宗教的、精神的役割を表わす配置と言えるかもしれない。


また5室には大臣という象意があり、高い地位を表わしている。



通常、5室は10室から見た8室であり、仕事の中断を表わすハウスであるが、徳仁天皇の場合もマハダシャーロードの土星はD10の9室に在住しており、9室は仕事を失う(10室から見た12室)ハウスである。


然し、仕事自体が、教育活動や慈善活動のような性質を帯びている時には、こうした象意は問題とならない。



木星期が終わった後は、土星期になるが、土星はダシャムシャで、6、7室支配で11室に在住している。



11室は高い評価、高い称号、肩書きを表わすハウスである。



2040年前後にマハダシャーロードの木星は、出生図では9、12室支配で、ナヴァムシャでは5室支配で9室に在住しており、ダシャムシャでは5室支配で5室で、ラグナロードとコンジャンクトしている。



木星が5室や9室の支配星として、極めて吉祥である配置である。



こうした配置の場合、教育者や宗教家のような活動をしていることが想定される為、もし天皇の公務というものが、宗教的活動、慈善活動としての性質を持っているとするなら、こうしたダシャーでも良いことになる。



従って、天皇として即位する可能性は十分にあると考えられる。



未来においては、よりリベラルな社会風潮の中で、天皇制もかなり柔軟に変更される可能性がある。



因みに悠仁親王の机に刃物が置かれた事件ばかりでなく、この所、秋篠宮家に対する激しいバッシングが起こっている。


例えば、秋篠宮文仁親王が大嘗祭について国費で行なうのではなく、天皇家の私的活動費である「内廷会計での実施」を提案したことや、「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と即位辞退を示唆する発言をしたことなどが、「出すぎた発言」などと批判されたようである。


また長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚問題などについても批判を受けているという。


以前から秋篠宮文仁親王は、タイに足繁く通っており、タイに愛人がいるのではないかといったことが2チャンネルなどで囁かれており、秋篠宮文仁親王と文仁親王妃紀子との冷え切った関係の間で板挟みになった宮内庁の女官が心労で辞職するといった出来事なども週刊誌で報じられている。


国民は、皇族には居て欲しいが、但し、皇族は自己主張せず、道徳的に手本となるような生き方をして、経済的にも慎ましく生きることを強いているのである。そうでなければ国民は強い嫌悪感を示す。


皇族、天皇家とは、人権は認められず、国民から常に監視され、行動の制約を受けるある種の囚人と言えるかもしれない。


女系とか男系といった議論も本人たちの意志とは関係なく、国民があれこれと勝手に議論しているのであり、これはちょうど動物園のパンダなどの絶滅が危惧される希少な動物をいかに繁殖させるかといったことを当のパンダ以外の人間たちが人間の利益の為に議論しているのと似ているのである。


明仁天皇が老化が進み、公務を務めるのが難しいため、退位を希望することを国民に対して示した行為は、最近では、天皇が自ら自分の意志を積極的に示した一例となった。


あそこまでしなければ、退位を真剣に検討してもらえなかったということなのだ。


天皇には権威があり、象徴となった今も国民に君臨しているのだが、同時に全く自由がなく、国民から束縛される存在でもある。


天皇は、明治維新の時に日本の実権を得た薩摩、長州などの政治家によって駒として利用された。


退位する自由もないというのは奴隷であり、駒であるということである。


そして、その薩摩、長州の明治維新で成り上がった支配者たちの末裔の最後の大物が安倍晋三である。


今、安倍政権は、天皇を駒として最大限政治利用し、自らの権威を高めている。


また第二次世界大戦の戦勝国アメリカも天皇制を存続させることで、日本の天皇を最大限政治利用している。



皇室というものは、封建的な価値体系の中の一つであり、近代合理主義革命の中で破棄されるべき対象であった。


血の議論というものは、極めて物質的な発想であり、古い時代の産物である。


ヨーロッパで軒並み王朝が打倒された近代革命の中で、皇室は本来は消えていくべきものだったのだ。


一夫一婦制度が導入された近代民主主義社会には、なじまない制度が、天皇制である。




改元特番でNHKだけが伝えた”不都合な真実”
水島宏明 | 上智大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2019/5/1(水) 17:22

「日本の象徴天皇制は自然消滅する」

 ショッキングな表現でそう語っているのは改元の前夜に放送された「NHKスペシャル」に登場した古川貞二郎・元官房副長官だ。今のままでは象徴天皇制は存続し続けるかどうかわからないと警告する。番組を見ると、象徴天皇制で初めてとなる「生前退位・即位」という大きな出来事を前にして、政権の中枢にいた人物でさえ強い危機感を露わにしていることがわかる。その危機感が国民の間であまり知られていないように思う。この「NHKスペシャル」が問いかけた内容は後でくわしく述べるが、他の番組は「お祝いムード」一色で、肝心な”不都合な真実”がまったくと言っていいほど報道されていないのだ。

「5,4、3,2、1・・・令和、おめでとう!」 
 

 2019年(=平成31年)4月30日から翌日となる2019年(=令和元年)5月1日にかけて、テレビ番組は”改元”の話題一色である。連休中の人々があちこちに集まって、再び正月がやってきたようなお祝い騒ぎを繰り返している。テレビはこうしたお祭りが本当に好きで便乗して盛り上げているような感じさえある。

30日は「平成」の時代を、節目となる事件や災害、トピックスの映像とともに振り返り、そこに前天皇・皇后両陛下(現上皇・上皇后両陛下)がいかに被災地の人々らに寄り添い、「象徴としての天皇」のあり方を模索して来られたのかなどについて時間をさいて伝えていた。

 筆者は、30日夕方、テレビ各社が中継した前天皇陛下の退位のセレモニー「退位礼正殿の儀」の様子を見ていた。最後まで「象徴としての私」という言葉で「象徴」としての天皇のあり方に最後まで向き合ってきた思いをにじませていたのが強く印象に残った。立場は違っても同じ時代を生きてきた「人間の思い」が通じたように感じられて、心を揺さぶられた。

 翌1日昼、皇太子から天皇に即位されたばかりの新しい天皇陛下が「即位後朝見の儀」でお言葉で「象徴としての責務を果たす」と決意を述べられた。

一連の儀式や改元にあたっては「象徴」こそ鍵となる言葉である。
 この両日、「ニュース番組」でも通常よりも番組時間を拡大して特別編成の態勢になっていた。当然、「象徴」としての天皇のあり方についても視聴者に示唆を与えたり、現状の問題を提起したりするような報道が行われるだろうと想像していた。天皇を中心とする皇室の行儀がこれほど連続して生中継という形で長時間報道されることはかつてないからだ。

 冷静に考えれば、前天皇陛下がこれほど強調され、それを引き継いだ今の天皇陛下も口にされた「象徴」としての天皇の役割について、突っ込んで議論することがニュースなどの報道番組には求められているはずだ。

 ところがこの点で「象徴」に正面から切り込む番組は民放にはなかった。

 各局のテレビ番組を見ていると、役割・機能としての「天皇」や「皇后」と、現存する前「天皇陛下」や前「皇后陛下」があまり明確に区別されず、丁寧な言葉づかいばかり意識して不必要な敬語が乱用されている印象を受けた。

 一方で、ほとんどの民放局の報道番組が触れていなかったのが、皇位継承での「女性天皇」や「女系天皇」の可能性をめぐる議論である。


「象徴」とは何をする仕事なのかを真正面から追求して取材力を発揮したのが、NHKスペシャル「日本人と天皇」だ。

 「天皇」も役割としての天皇としての意味で大半をつかっていた。

 冒頭のナレーションはこう始まる。

「東京の光の海に囲まれた夜の皇居。今から4時間後に新たな天皇が即位します。これから行われる一連の儀式。天皇の知られざる伝統の姿が現れます。それは神と向き合い祈る姿です。」

 鎌倉時代から江戸時代までの即位の時に行われてきた神道と仏教の儀式も明らかにされる。そこには天皇と神と仏を一体にするサンスクリット語の呪文「ボロン」も明らかにされる。

このように番組では天皇が行う宗教的な儀式などを撮影した映像をふんだんにつかって天皇の宗教行事の歴史的や経緯や変化などを伝えていた。

 その上で、番組の圧巻な部分は、「皇位継承」についての取材である。

 戦前の皇室典範も戦後の皇室典範も「男系男子」(男親の系譜で生まれる男子)を天皇継承の条件と定めている。これまでの歴史では女性の天皇がいた時も、「男系」(父親か祖父などが男性)の天皇であって女系はいなかった。

 この問題をめぐる取材が非常に深い。

 戦後に新しい憲法が発布されて、天皇は「象徴」という立場になり、宮家も11が廃止されて51人が皇族から民間人に身分が変わった。この

 取材班は、新憲法が発布された日に三笠宮崇仁親王(昭和天皇の末弟)が皇室典範の草案を審議していた枢密院に提出した皇室典範改正をめぐる意見書を掘り起こしたが、そこで三笠宮は以下のように書いている。

「今や婦人代議士も出るし、将来、女の大臣が出るのは必定であって、その時代になれば今一度、女帝の問題も再検討」するのは当然だと。

 進歩的な思考の持ち主だった三笠宮は、天皇にも基本的人権を認めて、場合によって「譲位」という選択肢を与えるべきとも書き残していた。

 けっきょく、三笠宮の意見書は枢密院で検討された形跡がなかったが、その後、小泉政権で「女性天皇」「女系天皇」の問題が検討の対象になる。

 平成13年(2001年)、当時の皇太子ご夫妻(現天皇皇后両陛下)に女子(愛子さま)が生まれたことで平成17年(2005年)、小泉政権で皇室典範に関する有識者会議が発足して、10ヶ月間、委員はいろいろな資料を元にして議論を進めたという。その中で委員が知った意外な事実があったという。

 これまでの125代におよぶ天皇のうち、約半分が「側室」(第2夫人、第3夫人など)の子と見られているという。戦後は「側室」という制度はない。過去400年間では側室の子どもではない天皇は109代の明正天皇、124代の昭和天皇、125代の前天皇(今の上皇陛下)の3人のみで、側室の制度がない現在においては「男系」の伝統の維持は難しいという声が多くの委員が認識したという。

 けっきょく、この有識者会議では男女の区別なく「直系の長子(天皇の最初の子ども)を優先する」という最終報告を出し、翌年(平成18年=2001年)、政府は「女性天皇」「女系天皇」の容認に舵を切った。

 ところがこの動きに猛反発したのが男系の伝統を重視する人たちだったと、2006年3月に日本会議が行った「皇室の伝統を守る1万人大会」

の映像が登場する。日本会議の関係者の映像がNHKスペシャルのような正統派ドキュメンタリー枠で登場するのはかなり珍しいが、NHKのスタッフは今回、番組制作にあたってこうした団体も正面から取材して放送している。

 当時の平岩赳夫衆議院議員(日本会議国会議員懇談会会長=当時)は演説で以下のように語っている。

「連帯と125代万世一系で、男系を守ってこられたご家系というのは日本のご皇室をおいて他にはありません。守らなければならない伝統や文化は断固守っていかねばならない」

 さらに國學院大學名誉教授の大原康男さんもインタビューで「女系はいまだかつてない、まったく別の王朝が生まれること」などと説明するが、けっきょく2006年秋に秋篠宮ご夫妻に長男の悠仁さまが誕生したことで棚上げとなって議論が見送られた。

 だが、有識者会議の委員の一人だった元官房副長官の古川貞二郎さんが以下のような言葉を述べるのである。

「私はね、不本意ながら、本当に日本の象徴天皇制は自然消滅するのね、そういう言葉は使いたくないけれど、そういう可能性が高いんじゃないかというふうに心配しますですね。これは。というのはお一人。いずれ悠仁親王殿下おひとりになられる。

 本当に国民が理解し支持するという案で、この象徴天皇制を継承する議論をし、取り組みをしないと、私は後生に非常に悔いを残すことになりはしないだろうか、というふうに思いますね」

 確かに、これまで125代の天皇のうち、側室から生まれていない天皇が3人しかないのであれば、側室という制度がなくなった以上、「女性天皇」を認め、「女系天皇」を認めない限りは、古川氏の言う通りで「自然消滅」してしまう可能性が高い。

 「男系」を維持すべきと訴えてきた(日本会議系の)人たちは「ある案」に期待を寄せていると、番組で紹介している。

 それは旧宮家の子孫を皇族に復帰させることで、男系が続く家の男子が女性皇族と結婚するか、皇族の養子になってもらう、という案だという。いずれにせよ、本人にその意思がなければ実現できないため、NHKの番組取材班は旧宮家の人たちに「質問状」を送って、皇族に復帰する気持ちがあるかどうかを尋ねたところ、全員が「この件はコメントをさし控えたい」という反応だった。

 番組では「仮に復帰する意思があったとしても皇室典範の改正は必要」とナレーションで説明。

 「女系」に反対する急先鋒だった平沼赳夫元衆議院議員にもインタビューしている。

(平沼赳夫元議員)

「やっぱり悠仁親王に男の子がたくさん将来お生まれになることが望ましい。」

(ディレクター」

「一般の我々にしても、女の子がずっと生まれるというのはある。天皇家だけ例外があるのかというとそれも・・・」」

(平沼、しばらく無言で考えた後で)

「誰も結論は出ないでしょうけどじっと待つしかないな。それを信じながら」

 右派の大物議員で現政権にも少なからぬ影響力を与える人物でさえ「じっと待つ」「信じる」という他にこれという妙案がないという。

 そうであればこそ、100年先、200年先でも継続するような仕組みを国民全体でどうやってつくるのか議論することが必要なテーマであるはずだ。

 この番組の最後は、戦後すぐに皇室典範に「女性天皇」「女系天皇」の余地を検討すべきだと提言していた三笠宮崇仁親王の晩年の声が登場する。2004年にNHKのラジオ番組に出演した時の肉声だ。

「女帝自体も大変だし、けれども今度は一般の人が配偶者になるということはこれは大変で、戦後、華族制度がなくなりまして、華族制度をなくすということは、いわば、天皇制の外堀を埋められたようなこと・・・。今になって考えますとね、だから女帝になっても、配偶者になる方がいないんじゃないかと思うんですね。今の日本人では・・・。今はマスコミが騒ぎすぎますねえ。あれだと本当に将来もそういう立場になるという人もおじけづくだろうし・・・。

理屈では当然、女帝であってもしかるべきだけれども、

現実問題としては、果たしてそれがどうなるのか。女帝おひとりで終わっちゃうのも困りますしね、

これはともかく大きな問題だと思いますね」

 三笠宮は皇室の行く末を案じながら、3年前に100歳でこの世を去った。

 この部分の音声には前天皇ご一家の家族写真の映像が挿入されている。

 現天皇の長女・愛子さまの他に秋篠宮ご夫妻(現皇嗣・皇嗣妃ご夫妻)の長女眞子さまや次女の佳子さまも写っている写真。眞子さまとかつて婚約を発表した小室圭さんをめぐる報道を思い出してみても、確かに将来、女帝が誕生するにしても、その配偶者になる人が現れるものだろうかと想像してみる。改めて三笠宮の慧眼には恐れ入るほかない。

 三笠宮が考えていた「持続可能性がある象徴天皇制」ということを考えると、現状ではあまりに課題が多いということをこの番組で突きつけられた気がする。

 「お祝いムード」一色に染まったテレビ番組が圧倒的に多い中で、このNHKスペシャルは長い目で見た「象徴天皇」のあり方を国民に訴える非常にすぐれたドキュメンタリー番組だったと思う。

 番組の最後のナレーションはこう終わっている。筆者自身の経験でも番組の最後のナレーションは制作者がそれこそ全身全霊をかけて書き上げるものだ。

「長い歴史の中で、伝統を受け継ぐそれぞれの時代の日本人の姿を反映した天皇をめぐる課題に、主権者である私たちはどう向き合っていくのか。新たな天皇に何を期待し、どのような時代をともに作っていくのか。その問いとともに、令和がまもなく始まります。」

 生前退位の儀式の後にNHKが放送したドキュメンタリーが突きつける課題はとても重い。お祝いムードに浮かれてばかりいるのではいけない。象徴天皇制をどうつくっていくかは、私たち一人ひとりの国民の意識なのだと訴えている言葉だ。日本人が「象徴天皇」について考えるこの数日、どうあるのが望ましいのかじっくり考えるべきだろう。





(参考資料)



秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

 5月1日、新しい天皇が即位し、「令和」の時代が開幕した。日本国民は祝福ムードに包まれているが、一方で、昨年から続く秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期問題が、平成のうちに決着しなかったことを問題視する向きもある。当初は、借金トラブルを隠していた小室さん側に国民の批判が集中していたものの、最近では、眞子さま、ひいては秋篠宮家バッシングも盛んになる中、この現状を皇室ウォッチャーX氏はどう見ているのか、話を聞いた。

――眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動がなかなか決着を見せず、世間では双方へのバッシングが吹き荒れています。

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 当初は借金トラブルを抱える小室家への批判が吹き荒れていましたが、今ではそんな圭さんと眞子さまのご結婚を許可した秋篠宮ご夫妻に対する批判に切り替わっている印象です。「小室家の借金トラブルを、きちんと調査をしていればよかったのに」という意見もあります。さらに、眞子さまが圭さんを結婚相手に選んだのは、秋篠宮家の「自由な家風」による教育の影響ではないかという批判も起こっているのではないでしょうか。

――世間の批判の矛先が、秋篠宮ご夫妻に向いたきっかけはありましたか。

X 「圭さんのアメリカ留学」ではないでしょうか。昨年8月に国際弁護士の資格取得を理由に、圭さんは3年間のアメリカ留学に発ちました。もちろん、この謎の留学に対しても批判は起こりましたが、圭さんが日本からいなくなったことにより、週刊誌も彼の取材を行うのが困難になったようで、近影はおろかニュース自体が減ってしまったのです。同時に、圭さんの母親・佳代さんもまったく姿を現さなくなりましたから。そんな中、秋篠宮家の方々がご公務を行う様子などは変わらず報じられていましたので、自然と批判の矛先が秋篠宮家に変わってしまったのだと考えます。

 もう一つ、これは「きっかけ」ではないですが、結婚延期から1年以上たったのにもかかわらず、秋篠宮ご夫妻が具体的な行動を取っていないのも、批判が起こった「理由」だと思います。かろうじて、昨年秋篠宮さまが、お誕生日会見で踏み込んだ発言をされたものの、事態はほとんど動いていない。そんなもやもやとした状況に国民が業を煮やしたのかもしれませんね。

――ネット上を見ていると、国民は秋篠宮家の方々それぞれに対して、意見や要望を訴えている様子が垣間見えます。

X 秋篠宮さまに対しては、小室家への調査が甘かったことを批判されている印象です。また、破談を望む国民からは「早く小室さんを説得して結婚辞退させてほしい」という意見が聞こえるように思います。紀子さまに関しては、眞子さまとのコミュニケーションが取れていないという週刊誌報道によって、「眞子さまと今以上に、結婚についての話し合いを進めてほしい」との声が上がっているのではないでしょうか。そして、眞子さまに対しては、やはり「なぜこれだけの批判が起こっているのに、皇族というお立場を考慮して結婚を諦めないのか」という批判が目立っています。さらに佳子さまは、最近大学を卒業する際に発表した文書で「姉個人の希望が叶ってほしい」と、眞子さまの結婚を応援するスタンスを取られたことで、一気に集中砲火が起こりました。また、悠仁さまご本人に対する直接的な批判は目立ってありませんが、問題を抱えている秋篠宮家が未来の天皇陛下である悠仁さまをきちんと教育できるのかといった不安の声があると思います。

秋篠宮さまは「自由」、紀子さまは「カリカリ」

――もともと皇室ウォッチャーの間で、秋篠宮家はどのようなご家族であるととらえられていたのでしょうか。

X 秋篠宮さまは幼い頃から、お兄様である天皇陛下に比べて、自由奔放なご性格だったように思います。学習院大学で紀子さまと出会われてご結婚したことも、皇族では珍しく「自由な恋愛をされた」と見る向きが強いです。また、ナマズや家禽類のご研究に没頭されていたり、お好きなことをやられている印象もあります。紀子さまは、秋篠宮家の職員への対応が時に厳しくなることがあるそうで、よく人員の入れ替えがあるという話も耳にしました。お出ましの際は、いつもにこやかにされている紀子さまですが、私生活では求めるハードルが高く、カリカリしている印象があります。

――平成のうちには、決着がつくだろうとみられていた結婚延期騒動ですが、結局何の動きもありませんでした。今後、どのような展開を見せると思われますか。

X とりあえず言えることは、今年中は即位関連の儀式が続くので、結婚延期騒動の決着はないでしょう。秋篠宮ご夫妻も、そんな大切な時期に事態を動かそうという思いはないと考えられます。あるとすれば、来年に入って早々、結婚延期が発表されてから2年たった頃なのではないかと思います。宮内庁の発表でも2020年までの延期とされていますし、ちょうど延期から2年たった節目は動きやすいのではないでしょうか。その際は、発表された内容同様に、結婚関連の儀式スケジュールが発表されるのか、もしくは圭さんから結婚の辞退が公表されるのか、もしくはさらなる延期期間を設けるかの3択しかないと思います。令和になっても、まだしばらくは騒動が終わることはないでしょう。
参照元:秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

悠仁親王の“机に刃物”でもやまない秋篠宮バッシング! 事件まで“秋篠宮のせい”にする攻撃
2019.04.27 08:00 LITERA

秋篠宮家の長男・悠仁親王が通う、お茶の水女子大学附属中学校の悠仁親王の机に刃物が置かれていたことがわかった。

 報道によれば、26日午後、悠仁親王の机の上に包丁のような刃物が2本置かれているのを学校関係者が発見し、通報したのだという。犯人や犯行の動機などはまだわかっていないが、悠仁親王を狙った嫌がらせ、脅しの意味があると考えて間違いないだろう。

 しかし、だとすると、考えなければいけないのは、このところ過熱していた秋篠宮バッシングとの関係だ。

 秋篠宮家の長女・眞子内親王と小室圭氏の結婚問題に端を発し、秋篠宮家に対して、ネットや週刊誌が猛烈なバッシングを展開してきた。

 眞子内親王が今も小室氏と結婚したいという意思を示していると報じられたこと、妹の佳子内親王が眞子内親王の結婚について「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」と、個人の意思を応援するメッセージを発したことなどを、“ワガママ”のようにあげつらい、自主性を尊重する秋篠宮家のリベラルな教育方針を徹底批判。

 また秋篠宮が、大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」として、天皇家の私的活動費である「内廷会計での実施」を提案したこと、あるいは、生前退位の特例法成立時に「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」と即位辞退を示唆する発言をしていたことが最近になって報じられると、さらにバッシングは過熱。「単なるワガママ」「出すぎた発言」などと、総攻撃を受けた。

こうした批判は、まだ12歳の悠仁親王に対しても向けられた。それまで慣例だった学習院ではなく、幼稚園からお茶の水女子大学附属に通い、この4月もお茶の水の中学に進学した悠仁親王の教育を問題視するとともに、その適性にダメ出しする報道まであった。

 そして、そのさなかに、悠仁親王の机の上に刃物が置かれるという事件が起きたのだ。政治家への実弾送りつけなど、同種の事件のパターンを考えると、今回も秋篠宮家バッシング報道が後押しした可能性は十分にあるだろう。

 しかも、こんな事件が起きたにもかかわらず、バッシングは全く止む気配がない。たとえば、きょうYahoo!トピックスにアップされた事件を伝える「週刊朝日」記事のコメント欄には、あたかも事件を引き起こしたのが秋篠宮の教育方針のせいだとでもいうような批判があふれている。

〈好き勝手やってる秋篠宮御夫妻と姉妹への反感かな。怖いですね〉

〈この事件は過激ですが、秋篠宮家に不満を持つ民意の表れではないかと思います〉

〈秋篠宮様は皇位や皇室を軽く考えすぎているのでは? 好きな学校に行けばいいとか、好きな人と結婚すればいいとか、結婚後は年収300万円で慎ましやかに暮らせばいいだけとか〉

〈秋篠宮家も皇位継承者が2名もいる家なのにお茶の水だICUだと、考え浅すぎ〉

〈皇室の安全の為には、学習院の方が警護慣れてると思うのに、敢えてお茶の水に行かせた結果、悠仁様だけでなく、お茶の水に通う子供やその親御さんも不安にさせる事になってしまったね。(中略)公より個人を優先し、皇族の自覚が足りないような〉

それにしても、本来、批判がタブーだったはずの皇族に対して、なぜこんな前代未聞の激烈なバッシングが繰り広げられているのか。

 本サイトでは、つい先週、一連の秋篠宮バッシング報道のおかしさと、その背景に踏み込む記事を配信した。今回、記事を再編集してお届けするので、ご一読いただきたい。

眞子内親王結婚問題を機に「秋篠宮家の教育が悪い」バッシング

 眞子内親王の婚約相手・小室圭氏の金銭問題から始まったトラブルが、あらぬ方向へと広がりを見せている。

 眞子内親王がそれでも結婚したいという意思を示したと伝えられたこと、そして妹の佳子内親王がその眞子内親王の結婚について「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」と、個人の意思を応援するメッセージを発したことから、ネットのみならず、週刊誌が姉妹と秋篠宮家に猛烈なバッシングを展開しているのだ。

 たとえば「週刊文春」は、「奔放プリンセス佳子さまの乱 全内幕」(4月4日号)、「佳子さま紀子さま ダンスで「母娘」断絶」(4月11日号)と、連続して佳子内親王批判。たかだかフィギュアスケートやダンスに熱中していたことや口げんかに強いなどというエピソードだけで「奔放」などと決めつけた。

 また、眞子内親王の結婚問題から秋篠宮家の問題にも話を広げ、小室氏との結婚問題が起きたことについても、学習院でなくICU(国際基督教大学)に進学したせいだと、その教育方針まで批判している。

〈悠仁さまに「帝王教育」施さない秋篠宮家の教育方針を、不安視する声もある〉〈秋篠宮家は「自主性を重んじる」教育方針です。そのため、過去に宮内庁参与が『(悠仁さまに)教育係を付けては』と進言した際に、秋篠宮さまは表情を曇らせていたそうです〉などと付け加えるのだ。

 さらに、今週発売の4月25日号では、「皇太子が漏らされた秋篠宮さまへの憂慮「抗不安薬」「千鳥足」」という特集を組み、皇太子が秋篠宮の「奔放な発言」について不満を漏らしていることを報じた上で、秋篠宮が抗不安薬を服用しているという記事まで掲載した。

「週刊新潮」も同様だ。4月4日号に「「佳子さま」炎上で問われる「秋篠宮家」の家庭教育」なるタイトルの記事を掲載し、佳子内親王「結婚は個人のもの」発言について「(女性皇族の結婚は)当人のお気持ちだけで成り立つものではありません」「誰でも好きになった人と交際し、そのまま結婚、とはいかないのです」「そもそも佳子さまは皇室という存在をどのようにご理解なさっているのか、訝ってしまいたくなるようなお答えでした」と全否定。眞子内親王の結婚問題や佳子内親王発言にかこつけて、秋篠宮家のリベラルな教育方針を徹底批判した。

 続いて、4月18日号でも、「「秋篠宮家」が「私」を優先して「愛子天皇」待望論」というタイトルで、秋篠宮家が“「公」より「私」を優先させている”と攻撃。 佳子内親王発言や秋篠宮家の教育に、美智子皇后も厳しい目線を送っていると指摘したうえで、“「公」より「私」を優先させる”秋篠宮家で育った悠仁親王より、愛子内親王が天皇にしたほうがいいと、女性天皇待望論まで持ち出す始末だった。

 しかし、これらの批判はほとんど言いがかりとしか思えないものばかりだ。たとえば、「結婚は個人のもの」とする佳子内親王の発言は本サイトが先日配信した記事で指摘したとおり、民主主義社会では当たり前の主張。眞子内親王の結婚問題も、小室氏や眞子内親王個人、あるいは秋篠宮家の教育方針に原因があるのではない。

 事実、結婚をめぐるトラブルは他の皇族や宮家でも起きている。個人の結婚や恋愛の自由が保障された民主主義社会と、血統を重視する差別的な天皇制・皇室制度は本来、相いれないものであり、その矛盾が皇族の結婚を複雑で困難にしているのだ。それを、秋篠宮家の問題だけに矮小化するというのは、どう考えてもおかしい。

秋篠宮バッシングは問題のすり替え、でっちあげと女性差別

 もっと不可解なのは、“美智子皇后が秋篠宮家の教育に眉をひそめている”などという記述だ。美智子皇后のこの問題に対するスタンスは昨年5月の宮内庁ホームページに掲載された「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」という声明ではっきりしている。

〈(眞子内親王の結婚問題について)両陛下は当初より一貫して変わらぬ対応をしてこられました。

 両陛下が第一に考えられたことは、これは眞子さまの内心に触れる事柄であり,何人といえども、恐らくはご両親殿下でさえ眞子さまのお考えを待つ以外おありでないということでした。そうした中、ご自分方として出来ることは,極力周囲の雑音から眞子さまを守り、静かな状況を保つ中で、眞子さまがご自分の考えを深められるよう助力なさるということでした。〉

 眞子内親王の結婚について、天皇・皇后は「内心」の問題であり、強引に立ち入るつもりはないし他の誰も立ち入るべきではないという姿勢を鮮明にしている。それが、佳子内親王の発言に、眉をひそめるというのはどう考えてもおかしいだろう。

 さらに、眞子内親王の結婚トラブルの原因を、自主性尊重やICUへの進学のせいにするにいたっては、ただの女性差別でしかない。週刊誌は秋篠宮や姉妹を叩くために、女性が自主性をもつことや本人が希望するレベルの高い大学に進学することが結婚トラブルにつながるかのような、男尊女卑丸出しの論理を口にしているのだ。

 週刊誌は秋篠宮を「『公』より『私』」を優先などと批判しているが、これもおかしい。秋篠宮は大嘗祭の費用問題などでもわかるように、公と私をきちんとわけるように主張するなど、現天皇皇后と同様、日本国憲法下の象徴天皇制について、高い意識をもっていることがうかがわれる。むしろ、「『公』より『私』を優先」というのは、雅子妃や愛子内親王との家庭生活に関心が集中している皇太子のほうではないか。

 それにしても、眞子内親王の結婚問題や佳子内親王の発言が、いったいなぜこうした過剰ともいえる秋篠宮バッシングに発展してしまったのか。いや、秋篠宮への批判は今週先週に限ったことではない。週刊誌では数カ月前から、批判記事や内部情報が散発的に掲載されてきた。それも、皇室タブーに強い「新潮」や「文春」だけでなく、ふだん、皇室のヨイショ記事しか掲載しない女性週刊誌までが秋篠宮を批判しているのだ。

官邸が流す秋篠宮批判情報、文春は安倍首相の秋篠宮批判を紹介

 これはもちろん、ネットが“秋篠宮家叩き”に盛り上がっているという状況が後押ししている部分もあるだろう。だが、もうひとつ、週刊誌の新たな情報源の影響も見え隠れする。それはズバリ官邸だ。週刊誌の皇室担当記者が証言する。

「これまでの秋篠宮バッシングは、保守的な他の宮家や宮内庁関係者、東宮周辺から出ていることが多かったが、ここ数ヶ月の秋篠宮家の記事は、それだけじゃない。皇室担当じゃなく、政治担当の記者が情報を入れてくるケースが増えてるんだ。官邸で皇室を担当している杉田和博官房副長官の周辺、それから内閣情報調査室あたりが、情報の出どころなんじゃないか、といわれている」

 また、全国紙の官邸担当記者に確認すると、官邸幹部や、安倍首相に近い自民党中堅幹部などが、秋篠宮への批判をオフレコでしゃべるようになっているという。

「皇太子殿下の秋篠宮批判や、抗不安薬の使用なども、宮内庁や皇室周辺ではこれまで聞いたことがなかった。もしかしたら、官邸や内調から出てきた情報なんじゃないでしょうか」(前出・週刊誌皇室担当記者)

 実際、一連のバッシング記事の中にも、安倍首相周辺や官邸が秋篠宮バッシングの情報源になっていることを物語る記述が出てくる。その典型が、「週刊文春」4月11日号に掲載されたこんな一文だ。

〈現天皇との“溝”を埋められない安倍首相。秋篠宮さまについても、昨年十一月の誕生日会見で「大嘗祭は内廷費で賄うべき」と発言されたことに対し、「反乱だね」などと言い放っていた。麻生氏も「内廷費も税金だし、なんで税金に介入してくるんだ」と不快感を見せていたという。〉

 さらに、同記事には、安倍首相に近い関係者のこんなコメントも掲載されていた。

「首相は眞子さまと小室圭さんの問題に関して『早いうちから色んな恋愛を経験していた方がいい。(眞子さまが)可哀想だ』と言っていた。悠仁さまの将来についても『多くの女性と接してもらった方がいいのかも』と。内定費問題をはじめ、首相には秋篠宮家への不信感が根底にあるようです」(前出・首相周辺)

「(前略、生前退位の意向報道について)首相はむしろNHKの情報源を気にしており『秋篠宮さまがリークしたようだ』と見ていました」(官邸関係者)

 どうも安倍首相自身が秋篠宮批判を口にし、それが側近を通じて外に漏れているようなのだ。そして、こうした安倍首相のスタンスを忖度した官邸スタッフや内閣情報調査室が、秋篠宮バッシング情報を週刊誌に流しているということらしい。

最後まで明仁天皇と敵対し続けた安倍首相は即位に乗じて新天皇取り込み

 もちろん、こうした官邸の動きの背景にあるのは、秋篠宮が現天皇・皇后のリベラルな考えを受け継ぐ姿勢を見せていることだろう。

 今さら説明するまでもないが、第二次安倍政権以降、明仁天皇と安倍首相は“対立”といっていい関係が続いてきた。護憲と戦争への反省、沖縄への思いを隠そうとしない明仁天皇と美智子皇后に対し、安倍政権は改憲と歴史修正主義を推し進めるために天皇夫妻の口をふさごうと、陰に陽にプレッシャーをかけ続けてきた。

 しかし、そんな安倍首相にとって、目の上のたんこぶになっているのが、明仁天皇のリベラルな姿勢を引き継ぎ、その意向を代弁し続けている秋篠宮の存在だ。とくに、昨年の誕生日会見で、大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」として、天皇家の私的活動費である「内廷会計での実施」を提案したことは、国家神道復活を目指す右派勢力をバックにした保守派の安倍首相と相いれないものであり、相当な不快感を募らせたと言われている。

「秋篠宮殿下の発言は、明らかに天皇陛下の意向をくんだものでしたが、安倍首相は相当、危機感を持ったようです。その頃から、やたらと秋篠宮を批判するような情報が安倍首相の周辺から出てくるようになった。さらに今回、眞子さまの結婚問題がきっかけになって世論が秋篠宮家に批判的になったことに乗じ、殿下の影響力を封じ込めようと、官邸が一気にバッシング情報を流し始めたということじゃないでしょうか」(全国紙官邸担当記者)

 安倍官邸が、野党政治家や政権批判するジャーナリストや学者など敵対勢力のネガティブ情報を出し謀略攻撃を仕掛けてきたことは有名だが、まさか宮家まで標的にするとは……。とても「保守」のやることとは思えないが、しかし、この官邸の姿勢が、本来、タブーである秋篠宮報道の姿勢に影響を与えた部分はあるだろう。

 “官邸が発信しているくらいだから、われわれが秋篠宮を叩いたって大丈夫だろう”。そんな空気がいま、メディアに漂っている。

 いまや、皇室タブーよりも安倍政権の力がはるかに強大になった今、秋篠宮はこれからもどんどん追いつめられていくということかもしれない。

(編集部)
参照元:悠仁親王の“机に刃物”でもやまない秋篠宮バッシング! 事件まで“秋篠宮のせい”にする攻撃
2019.04.27 08:00 LITERA

皇位継承安定化へ動き鈍く=安倍政権、「女系天皇」論を警戒
2019年05月02日07時29分 時事ドットコム

 天皇陛下の即位を受け、皇位継承資格者は秋篠宮さま(53)、悠仁さま(12)、常陸宮さま(83)の3人だけになった。手を打たなければ、皇位継承資格者がいずれ不在になる恐れが否定できない状況だ。皇位継承を安定的に維持していくには打開策の検討が急務だが、女系天皇容認論の再燃を警戒する安倍政権の動きは鈍い。

 政府は1日、天皇陛下が皇位の証しとされる剣や勾玉(まがたま)などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」を挙行。成年男性皇族2人が同席する中、女性皇族は一人も姿を見せなかった。皇位継承の中心儀式に女性皇族が立ち会えば、女系天皇容認につながりかねないとの保守派の懸念に対する配慮も背景にある。

 皇位継承の安定化は2000年代初頭に盛んに議論されるようになった。皇室典範は、父方をたどって天皇と血統がつながる男系の男子が皇位を継承すると定めるが、当時の皇室では1965年の秋篠宮さまを最後に長く男子が生まれていなかった。このため、関係者の間で皇位が断絶しかねないと危機感が強まった。

 こうした中、小泉内閣の有識者会議が05年に提唱したのが女性・女系天皇の容認だった。47年制定の皇室典範が規定する皇位継承資格は、それまで可能だった婚外子即位の道も閉ざし、歴史上、最も門戸が狭い。一方、日本社会で進む少子化の波は皇室にも押し寄せる。

 有識者会議は報告書で、こうした事情に触れながら、「一組の夫婦の出生数が2人を下回れば、男系男子は世代を追うごとに減少し続ける」と警告。女性の社会進出も考慮しつつ、「皇位の男系継承を維持することは極めて困難。女性・女系天皇への道を開くことが不可欠だ」と結論付けた。

 これに異論を唱えたのが保守派だった。当時官房長官だった安倍晋三首相も、その一人だ。史上数人いる女性天皇はともかく、全く例のない女系天皇は皇室の伝統に反すると批判。代わりに47年に連合国軍総司令部(GHQ)の指令で皇籍離脱した旧皇族の皇籍復帰を主唱した。

 しかし、旧皇族は約600年前の室町時代までさかのぼらなければ今の皇室と共通の祖先にたどり着かない遠縁。国民の理解を得られないとの声は強かった。議論が行き詰まる中、06年に悠仁さまが誕生。第1次安倍政権が発足すると、安定継承の議論は立ち消えになった。

 女性皇族は一般男性と結婚すると皇籍を離れるため、皇族が将来ほとんどいなくなり、皇室活動に支障が出るとの懸念も現実味を帯びる。野田政権は女性・女系天皇の議論とは切り離し、女性皇族が結婚後も皇籍に残る女性宮家創設に限って議論を進めようとしたが、第2次安倍政権発足でこれも棚上げになった。

 国会が一代限りの天皇退位を認めた際の付帯決議は、皇位継承の安定化を「先延ばしできない」と指摘。速やかな検討を求めた。

 だが、政府は「慎重かつ丁寧な検討が必要」との姿勢を崩さない。菅義偉官房長官は1日の記者会見で「まずは天皇陛下の即位に伴う一連の儀式がつつがなく行われるよう全力を尽くす」と表明しており、着手は早くても秋以降になる見通し。政府関係者は「検討を始めても、ふりだけ。結論は数十年後だ」と語った。
参照元:皇位継承安定化へ動き鈍く=安倍政権、「女系天皇」論を警戒
2019年05月02日07時29分 時事ドットコム

秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論
2019年4月20日20時20分 朝日新聞DIGITAL

天皇陛下が「身体の衰え」を訴え、退位の意向をにじませた2016年8月のビデオメッセージから2年8カ月余。陛下のお気持ちは高齢化社会に直面している日本国民の共感を集め、あと10日で、約200年ぶりとなる天皇退位が実現する運びとなった。ただ、今回の退位は法的には一代限り。「その次」はどうなるのか。

「兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです」

 一昨年6月、天皇陛下の退位を実現する特例法が成立した後、秋篠宮さまが皇位継承についてこう語るのを関係者は聞いた。当事者として、高齢で即位する難しさを指摘した形だ。代替わり後、秋篠宮さまは皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となる。「天皇になることを強く意識している」という皇室研究者の見方が報じられると、「そんなこと思ったことがない」と打ち消す発言もあったという。

 近代以降、天皇は終身在位制となり、逝去すれば疑問の余地なく、皇室典範で定められた次の皇位継承者にバトンが回ってきた。だが今回、高齢を理由とした退位が認められたことで、タブー視されてきた「即位辞退」の可否もが議論の俎上(そじょう)にのぼり出した。

 2月27日、衆議院予算委員会第1分科会。国民民主党の津村啓介氏は「皇嗣の地位にある方が、世代が近い、高齢などを理由に皇位の継承を望まない意思を公に表明した場合、皇室典範の中でどう解されるのか」と疑問をぶつけた。

 皇室典範は、皇位継承者の意思による即位辞退を想定していない。宮内庁の西村泰彦次長は「仮定を前提にした質問」として回答を控えたが、津村氏は、皇太子さまと秋篠宮さまが同世代であることを踏まえ、「決して非現実的な想定だと思っていない。国の根幹に関わる部分について、さまざまな内部検討をお願いしておきたい」と訴えた。

 しかし、保守派からは異論もある。麗沢大学の八木秀次教授(憲法学)は「退位の実現は皇室を危機にさらすパンドラの箱。将来的な即位辞退をも認めることにつながれば皇統を揺るがしかねない」と危惧する。かねて①短期間での退位や即位拒否を容認する余地を生み皇位継承を不安定化させる②退位が政治的に利用されかねない――と退位そのものに反対してきた。
参照元:秋篠宮さま、高齢で即位は「できない」 タブーの辞退論
2019年4月20日20時20分 朝日新聞DIGITAL

未来の天皇「やっぱり愛子さまがいい」「当然、悠仁さま」
いろんな意見があるけれど…
2015/01/13 週刊現代

明治以前には8人10代の女性天皇がいた。明治になり、女性の存在しない陸海軍のトップである大元帥の地位に天皇が就いたため、男である必要があったけれど、戦後は事情が違います。天皇は軍事力も財政力ももっていないんです。憲法でも男女同権になり、六三制の教育制になって男女共学にもなった。女性自衛官も生まれてきた。天皇は国の象徴にとどまる上、男性と女性の性差がなくなりつつある今、僕は女性天皇も有りだと思っています」

現法律では悠仁さま

ここで「女性天皇」と、「女系天皇」の違いを説明しておこう。歴史上の女性天皇は、いずれも男性の天皇や皇太子の皇女だった女性が即位したもので、つまりは「男系女子」の天皇だ。仮に愛子さまが皇位に就いた場合も、父が天皇家の血統なので男系女子の天皇ということになる。

一方、「女系天皇」とは、仮に女性天皇が非皇族の婿をもらって子を産み、その子が皇位を継承したら、その天皇は男女にかかわらず女系天皇ということになる。つまり、愛子さまが天皇になったとして、その子を天皇と認めるか否か、というのがポイントだ。

文化学園大学客員教授の渡邉みどり氏も、愛子さまが天皇になる道は開いておくべきだと主張する。

「女性の時代だからこそ、逆に男系男子でつながってきた天皇家の希少性、伝統の価値を大切にしたいという考えもわからなくはない。ただ、伝統を守りつつも、新しい風を入れていかないと、皇室そのものが滅びていく可能性がある。

かつて、皇后美智子さまが初の民間出身皇太子妃となったとき、昭和天皇は喜んでおられました。意外かもしれませんが、男系男子を主張する人々より皇室の方々のほうがよっぽど、新しい風を入れていく姿勢をお持ちだと思います。時代に合わせてリベラルに考えることが、皇室の将来に繋がるのではないでしょうか」

渡邉氏は、皇位継承資格を「男系男子」ではなく「皇統に属する長子」が継承できるように皇室典範の改正を考えるべきと言う。現行の皇室典範は憲法下にあるため、他の法律同様に国会で改正が可能だ。

「天皇の直系が次の天皇になる」という考え方は非常にシンプルに思えるが、事はそう単純ではない。麗澤大学の八木秀次教授はこの意見に強く反対している。

「そもそも、現皇室の直系の祖先は、江戸時代中期の光格天皇。その光格天皇は先代の天皇にとっては傍系にあたるのです。ですから、直系を重視するということは、今の皇室の血統を否定することになりかねない」

次世代の後継者である悠仁親王が天皇になるべきだと言う八木氏は、皇位における男系男子の重要性についてこう説く。

「一般の家庭では、男系継承というのは馴染みがないかもしれませんが、それは財産継承が基本だからです。祖先の築いた財産を守るため、能力が高い人物が後継者になるのが望ましい。しかし、天皇の地位は日本の最高の祭祀者の地位であり、権力者の地位ではない。能力ではなく純粋に男系の血筋による系統でなくてはならないんです。

日本が中長期的に安定した歴史を築いてこられたのも男系継承を守ってきたから。もし、女系にまで皇位継承権を広げてしまったら、収拾がつかなくなり、必ず争いに繋がりますよ。日本が根本から変わってしまうかもしれない」

もっとも、現行法通りに悠仁さまが天皇になるべきと語る識者のなかには、愛子さまの立場を考えて、「女性天皇」のみを容認してはどうかという意見もある。

教育方針もそれぞれ

今上天皇の「ご学友」の橋本明氏が語る。

「男系皇族による皇位継承は維持すべきだと思います。この条文は天皇存立の基盤ですし、皇室と関係の深い神社本庁の宮司たちが、一致して『女系はダメ』と言っている以上、そこは変えられない。

そこで、言い方は悪いですが、愛子さまには歴史上と同じくつなぎの天皇になっていただくのです。そして愛子さまが婚姻されたときには、本来の継承権をもつ悠仁さまに譲位していただいた上で、皇室にとどまっていただいてはどうでしょうか。こうすることで皇室のご公務も分担され、悠仁さま一人に負担がかかることも避けられます」

現在の皇室典範に従うと、将来、愛子さまが結婚ということになれば、法律の定めのとおり、皇族の籍から離れる。たった一人残る男系男子の悠仁さまに、皇統の全てを担うという重圧がのしかかることになる可能性が高い。

今上天皇も悠仁さまが生まれる前、「皇室の中で女性が果たしてきた役割については私は有形無形に大きなものがあったのではないかと思います」と、女性天皇への一定の理解があるとも取れる発言をしている。

あるいは、男系と女系といった、歴史的な原則論とは別の観点からも議論が出ている。愛子さま、悠仁さまと実際に接している皇室関係者や宮内庁の人々の間で話されているのは、未来の天皇として、よりふさわしい教育をされているのはどちらかという問題だ。

「悠仁さまは女性の学校であるお茶の水女子大学の附属小学校で教育を受けている。本当なら学習院初等科で帝王教育を施されてしかるべき悠仁さまだけに、将来の天皇として、今の教育で大丈夫なのかという声はあります」(宮内庁OB)

最近では、悠仁さまの次姉の佳子さまが学習院大学を中退して国際基督教大学に入り直したときも、秋篠宮殿下は佳子さまの意思を尊重した。その自由な教育方針に、不安を覚える人も少なくないようだ。

ただ、これも「愛子さま派」か「悠仁さま派」かで見方は大きく異なる。まずは「悠仁さま派」。

「悠仁さまは天皇陛下によくお会いになっていますし、伊勢神宮や神武天皇陵、春日大社にも行かれている。秋篠宮殿下が、自分たち天皇家のルーツとなるところに連れていって、きちんと教育されているのです。

むしろ、あまり両陛下とはお会いになっていない東宮家のほうに不安があります。帝王教育で一番大切なのは、じかに天皇にお目にかかって、天皇というのがどういう存在なのかを学ぶことなのですから」(前出・皇室担当記者)

確かに、秋篠宮家と比べ、皇太子一家は天皇皇后両陛下と距離を置いているように思われがち。雅子妃の「適応障害」もいまだに癒えず、そんな複雑な家庭環境で育った愛子さまの「不登校」問題など、なにかと目立ってしまう部分は多いかもしれない。一方、「愛子さま派」で皇太子一家をよく知るある皇室関係者は語る。

「皇太子殿下は自立し、次代がどうあるべきかということを真剣に考えておられる。宮中祭祀も陛下の後について、きちんとこなしており、その姿勢は本当に素晴らしい。これも幼少の頃からきちんとした帝王学を教えこまれ、天皇という立場をよく理解しているからこそです。

その様子を日ごろから見ているためか、愛子さまも日々勉学に励んでおられ、内親王という立場も自覚し始めておられるようです。現状では、愛子さまのほうが国の象徴となられる資質が備わっているように感じます」

教育にこれだけ大きな注目が集まっているのは、次のような問題が控えているからだ。皇室ジャーナリスト・久能靖氏が説明する。

「現行の皇室典範のままであれば、愛子さまは紀宮(黒田清子)さまと同じように、皇室を離れなければなりません。皇后美智子さまは、紀宮さまが民間に嫁いでも大丈夫なように、さまざまな教育を行い、結婚前には一緒に旅行して、お二人が布団を並べてお休みになったりしました。従来の皇室では親子が枕を並べて寝るようなことはないが、民間では当たり前。だから、一般生活を教えてあげていたのです。

それと同じことを、これから雅子さまは愛子さまにしてあげなくてはいけないが、愛子さまが天皇になるのか、民間に行くのかによって、教育が違ってくる。そこがどうなるかわからないから、皇太子殿下と雅子さまは悩んでいるのです」

学習院幼稚園のとき、愛子さまはICカードを使って目白駅からJRで帰られたり、ミニバスに乗られたこともある。これらは、愛子さまが民間に嫁ぐことを考慮した雅子さまの教育の一環だと久能氏は言う。

どちらが自然に感じるか

愛子さまと悠仁さま。未来はまだ誰にもわからない。将来、悠仁さまがご家庭をもったとき、女児のみを授かる可能性もある。

愛子さまが天皇となった場合でも、前述のように、民間から婿を迎え、男児をご出産になった場合、その子供に皇位を継ぐ資格があるかという問題は残る。そんな複雑な事情を孕んだまま、お二人はどんどん成長を続けている。

「議論しているのは、伝統や歴史を研究している人たち。けれども、そういうことを知らない一般国民の多くにとっては、この問題は、お二人のうちどちらが天皇になられるほうが、自然に感じられるかという感情の問題です。そして、天皇という存在はその国民の感情こそが重要でもある。

しかも、当事者である皇室の方々に発言権はないのです。担当政権の意見だけではなく、もし、国民全体に皇位継承権問題を問うということになれば、どういう流れになるかわかりません」(宮内庁関係者)

どちらが即位するほうが良いのか。もう一度向き合って、国民的な意見を集約していくべき時期ではないだろうか。

「週刊現代」2015年1月3日・10日合併号
参照元:未来の天皇「やっぱり愛子さまがいい」「当然、悠仁さま」
いろんな意見があるけれど…
2015/01/13 週刊現代

秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

 5月1日、新しい天皇が即位し、「令和」の時代が開幕した。日本国民は祝福ムードに包まれているが、一方で、昨年から続く秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚延期問題が、平成のうちに決着しなかったことを問題視する向きもある。当初は、借金トラブルを隠していた小室さん側に国民の批判が集中していたものの、最近では、眞子さま、ひいては秋篠宮家バッシングも盛んになる中、この現状を皇室ウォッチャーX氏はどう見ているのか、話を聞いた。

――眞子さまと小室圭さんの結婚延期騒動がなかなか決着を見せず、世間では双方へのバッシングが吹き荒れています。

皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 当初は借金トラブルを抱える小室家への批判が吹き荒れていましたが、今ではそんな圭さんと眞子さまのご結婚を許可した秋篠宮ご夫妻に対する批判に切り替わっている印象です。「小室家の借金トラブルを、きちんと調査をしていればよかったのに」という意見もあります。さらに、眞子さまが圭さんを結婚相手に選んだのは、秋篠宮家の「自由な家風」による教育の影響ではないかという批判も起こっているのではないでしょうか。

――世間の批判の矛先が、秋篠宮ご夫妻に向いたきっかけはありましたか。

X 「圭さんのアメリカ留学」ではないでしょうか。昨年8月に国際弁護士の資格取得を理由に、圭さんは3年間のアメリカ留学に発ちました。もちろん、この謎の留学に対しても批判は起こりましたが、圭さんが日本からいなくなったことにより、週刊誌も彼の取材を行うのが困難になったようで、近影はおろかニュース自体が減ってしまったのです。同時に、圭さんの母親・佳代さんもまったく姿を現さなくなりましたから。そんな中、秋篠宮家の方々がご公務を行う様子などは変わらず報じられていましたので、自然と批判の矛先が秋篠宮家に変わってしまったのだと考えます。

 もう一つ、これは「きっかけ」ではないですが、結婚延期から1年以上たったのにもかかわらず、秋篠宮ご夫妻が具体的な行動を取っていないのも、批判が起こった「理由」だと思います。かろうじて、昨年秋篠宮さまが、お誕生日会見で踏み込んだ発言をされたものの、事態はほとんど動いていない。そんなもやもやとした状況に国民が業を煮やしたのかもしれませんね。

――ネット上を見ていると、国民は秋篠宮家の方々それぞれに対して、意見や要望を訴えている様子が垣間見えます。

X 秋篠宮さまに対しては、小室家への調査が甘かったことを批判されている印象です。また、破談を望む国民からは「早く小室さんを説得して結婚辞退させてほしい」という意見が聞こえるように思います。紀子さまに関しては、眞子さまとのコミュニケーションが取れていないという週刊誌報道によって、「眞子さまと今以上に、結婚についての話し合いを進めてほしい」との声が上がっているのではないでしょうか。そして、眞子さまに対しては、やはり「なぜこれだけの批判が起こっているのに、皇族というお立場を考慮して結婚を諦めないのか」という批判が目立っています。さらに佳子さまは、最近大学を卒業する際に発表した文書で「姉個人の希望が叶ってほしい」と、眞子さまの結婚を応援するスタンスを取られたことで、一気に集中砲火が起こりました。また、悠仁さまご本人に対する直接的な批判は目立ってありませんが、問題を抱えている秋篠宮家が未来の天皇陛下である悠仁さまをきちんと教育できるのかといった不安の声があると思います。

秋篠宮さまは「自由」、紀子さまは「カリカリ」

――もともと皇室ウォッチャーの間で、秋篠宮家はどのようなご家族であるととらえられていたのでしょうか。

X 秋篠宮さまは幼い頃から、お兄様である天皇陛下に比べて、自由奔放なご性格だったように思います。学習院大学で紀子さまと出会われてご結婚したことも、皇族では珍しく「自由な恋愛をされた」と見る向きが強いです。また、ナマズや家禽類のご研究に没頭されていたり、お好きなことをやられている印象もあります。紀子さまは、秋篠宮家の職員への対応が時に厳しくなることがあるそうで、よく人員の入れ替えがあるという話も耳にしました。お出ましの際は、いつもにこやかにされている紀子さまですが、私生活では求めるハードルが高く、カリカリしている印象があります。

――平成のうちには、決着がつくだろうとみられていた結婚延期騒動ですが、結局何の動きもありませんでした。今後、どのような展開を見せると思われますか。

X とりあえず言えることは、今年中は即位関連の儀式が続くので、結婚延期騒動の決着はないでしょう。秋篠宮ご夫妻も、そんな大切な時期に事態を動かそうという思いはないと考えられます。あるとすれば、来年に入って早々、結婚延期が発表されてから2年たった頃なのではないかと思います。宮内庁の発表でも2020年までの延期とされていますし、ちょうど延期から2年たった節目は動きやすいのではないでしょうか。その際は、発表された内容同様に、結婚関連の儀式スケジュールが発表されるのか、もしくは圭さんから結婚の辞退が公表されるのか、もしくはさらなる延期期間を設けるかの3択しかないと思います。令和になっても、まだしばらくは騒動が終わることはないでしょう。
参照元:秋篠宮家バッシングなぜ過熱? 眞子さまと小室圭さん、結婚騒動の今を皇室ウォッチャー解説
2019/05/03 19:30 文=サイゾーウーマン編集部

新天皇陛下、気取らず温かく 英のパブで友とビール
毎日新聞2019年5月1日 00時05分

 新しい天皇陛下は、若いころから多くの人と気さくに交流されてきた。皇室を取り上げるテレビ番組製作に長年携わるディレクターに新陛下とのエピソードを聞いた。

TBS・MBS系「皇室アルバム」を製作する毎日映画社のディレクター、大谷丕昭(ひろあき)さん(71)に聞く

 50年近く皇室を追いかけてきました。取材は、園遊会や一般参賀、行事出席や海外親善訪問など宮内庁が設定する場面でカメラを回すのが基本です。とはいえ、天皇や皇族の素の表情を撮りたいという思いは常にあります。視聴者に喜ばれますし、何よりそうした表情にこそ個性や人柄がにじみ出ると思います。

 新陛下の「オフショット」を撮影できた忘れられないスクープがあります。1986年、新陛下は英国王室の結婚式に参列するために渡英し、オックスフォードに宿泊しました。オックスフォード大に留学された経験があったので、空き時間は英国の友人と旧交を温めるだろうと踏んで、事前に一軒のパブに狙いを定めていました。

 公式行事のない時間にパブに行ってみると、新陛下は友人たちとテニスを終え、ビールを飲んでいました。友人と語らうリラックスした表情からは、かつての留学生活の充実ぶりが想像できました。新陛下は笑顔で撮影を承諾してくださった。後日、側近の侍従に写真を渡すと、焼き増しをお願いされました。新陛下は写真を友人に届けられたそうです。優しい気遣いをされる方だと感じました。

新陛下を小学生のころから取材してきました。スクープの背景には、皇太子になる前だったので周囲のガードがゆるかったという状況に加え、信頼関係もあったと思います。物心がついた時からカメラに囲まれ、一挙手一投足を撮られる環境を負担や不快に感じた時期もあったはずです。それでも、節度ある取材を心掛ければ、取材者を信頼し、温かく気さくに接してくださいます。

 登山の取材でも気取らない人柄が伝わってきます。新陛下の方から取材者の調子を気遣う声をかけられる。日ごろから運動し、健脚な新陛下はさくさく登られる。取材陣は遅れないよう必死です。もちろん自分の荷物は自分で持たれます。山小屋では持参したウイスキーかブランデーを紅茶に混ぜ、同行してくれるガイドや護衛たちにふるまわれたこともあります。

 山の地図やガイドブックを調べて登山ルートを吟味し、登山計画を立てるのがお好きだそうです。普段の地方訪問の日程は、訪問先の都道府県と宮内庁が調整して決めるので、登山ルートに考えを巡らす過程には、私が考える以上の楽しみがあるのだと思います。

 即位され、今まで以上に立場上の制約があると思いますが、登山を含め、これまで続けてきた研究活動もできる環境であってほしい。研究熱心な姿勢は父である前の天皇陛下そっくりです。新陛下は国連など国際的な舞台で何度も水問題の研究成果を発表していますが、皇族のこうした活動は一昔前は当たり前ではありませんでした。将来の天皇が海外で講演することに驚きながら取材をしてきました。

 即位されても優しくて気さくな人柄は変わらないと思います。新たな一面の発見や驚きに触れることも期待しつつ、新陛下を撮り続けます。
参照元:新天皇陛下、気取らず温かく 英のパブで友とビール
毎日新聞2019年5月1日 00時05分

【解説】 学問と家族を大切に、新時代を担う新天皇
2019年04月30日 BBC NEWS JAPAN

日本では4月30日夕、皇居での退位礼正殿の儀を終え、天皇陛下が退位した。5月1日午前0時をもって皇太子徳仁親王(59)が新天皇に即位し、元号が令和に変わる。

新天皇は、これまでの伝統にのっとった天皇とはさまざまな面で異なったアプローチをするとみられている。

徳仁親王は皇太子時代、家族や学業を優先することで、常に周囲の期待に挑戦してきた。

皇太子さまが天皇という立場を、新時代の要請に合わせてどう変えていくのか注目されているが、実際には歴代天皇の伝統の上に、自分なりの天皇としてのあり方を築いていく必要があるかもしれない。

学問に注力

新天皇は、以前とは大きく異なる日本と日本の皇室を代表することになる。

天皇陛下と異なり、徳仁親王は若いころ、自分自身の夢や学問を追求する機会があった。

学習院大学文学部史学科を卒業した後には、1983~1985年に英オックスフォード大学のマートン・コレッジへ留学した。

オックスフォード大学ではテムズ川の水運史を学び、その後、学習院で博士課程の研究を続けた。

オックスフォードでの生活は、徳仁親王に大きな影響を与えた。1993年に発行された回顧録「テムズとともに 英国の二年間」では、この時代を人生で「もっとも幸福な時間」だったと振り返っている。

1991年に皇太子となり、皇族としての責務が重くなった後も、徳仁親王は学問と世界の水運問題への情熱を絶やさなかった。2007~2015年には、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務めている。

家族への献身

徳仁親王は30歳まで家族と同居していた。それまでの皇室では、未来の天皇は侍従によって育てられるのが伝統だったが、当時皇太子ご夫妻だったご両親の強い意向で、ご両親に育てられた。

かつては皇位継承者の教育において、皇族としての立場を自覚し、自分よりも国民を優先する姿勢を身につけることが重視されたが、徳仁親王が生まれた時代には、家族との生活も同様に大事だと考えられるようになっていた。

徳仁親王にとっての家族の重要性は、後に皇太子妃雅子さまがストレスによる「適応障害」に苦しんだ時にも表面化した。

元外交官の雅子さまは、皇室での生活や、男子の後継者を生まなくてはいけないという圧力から、2004年に適応障害と診断された。

そのため、徳仁親王は一人娘の愛子さまの子育てで積極的な役割を担い、公務を怠っているという批判から雅子さまを守り、強力に擁護した。

娘の愛子さまも、天皇継承をめぐる議論の的になっている。1947年に制定された皇室典範では、男子だけが天皇の位を継ぐことができる。

2004年、小泉純一郎首相(当時)は、この法律を改正して女性天皇を認め、愛子さまが未来の天皇になる可能性を作り出そうとした。

この計画は2006年、愛子さまのいとこに当たる悠仁さまが生まれたことで中断され、男性後継者がいないという危険は回避された。

令和を迎えて

5月1日をもって徳仁親王は新天皇となり、日本は令和の時代を迎える。

令和は「うつくしい調和」を意味し、古代の歌集「万葉集」から引用された。

中国の漢詩などから元号の名前を取る1300年来の伝統も、ここで終わりを告げた。

世論調査によると、日本人の7割以上が令和という新元号を気に入っており、新天皇に対しても好意的だ。

こうした高評価がある一方、変化の激しい日本において新天皇が持つ役割については疑問点が残る。

天皇の任務は象徴的なものがほとんどで、各地をめぐっての国民とのふれあいや、他国の元首や政府高官との会談が主だ。

しかし、第2次世界大戦後に生まれた最初の天皇は、それ以上の変化を期待されているかもしれない。

日本経済新聞は社説で、世界が移り変わる中、この新しい時代に新天皇がどのようにご自身の立場と責任を捉えるのか注視していると述べた。

娘が天皇になれないと定める法律には、特に関心があるだろう。

新天皇が法改正を望むのかどうかに注目がある待っているが、これまでのところ、徳仁親王はこの話題を避けている。

学問びいきの皇太子はその代わり、まずは歴代天皇に学び、公務を続けたいと述べている。

(英語記事 The prince taking Japan into a new era)
参照元:【解説】 学問と家族を大切に、新時代を担う新天皇
2019年04月30日 BBC NEWS JAPAN




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皇太子徳仁親王のチャート -新天皇即位後について-

今年2019年5月1日に新天皇として即位する皇太子徳仁親王のチャートである。




ラグナは蟹座アーシュレーシャで、世間の常識を軽々と超えていく感性の持ち主である。


結婚時のエピソードとして、側近の運転する後部座席を黒いフィルムで目隠ししたワゴン車に身を隠して赤坂御用地を出発し、雅子妃に会いにいったエピソードが知られているが、アーシュレーシャの世間の常識や道徳を軽々と踏み越えていく性質というのは、特に恋愛関係において発揮される。

瀬戸内寂聴なども私はラグナを蟹座アーシュレーシャに修正したが、不倫や駆け落ちなど、普通でない恋愛をするのは、このアーシュレーシャの人々である。

ラグナロードの月が6室に在住しており、無償の献身的行為を表わす配置であり、6室の木星はヒーラーの配置であり、治療家の配置である。

そこに7、8室支配の土星が在住しているが、これは病気がちで世間から引きこもっているパートナーに献身し、尽くす配置であると言える。

従って、このチャートは正真正銘、皇太子徳仁親王のチャートであると言える。


7室には4,11室支配の金星と5,10室支配の火星が在住してコンジャンクトしており、7室の金星はパートナー関係において恋愛感情や情熱を常に持っていたい配置である。

そこに火星がコンジャンクトしており、情熱的な恋愛の配置となっている。

然し、7室の支配星は6室に在住する配置は、本来は、パートナー(雅子妃)が結婚から逃げたいと思う配置なのである。

それで引きこもりになっていく配置である。

ラグナロードの月と9室支配の木星のアスペクトは、そうした雅子妃に皇太子自身や側近の侍従医たちが、献身し尽くす配置なのである。

月と木星はガージャケーサリヨーガであり、ナヴァムシャでも相互アスペクトしてガージャケーサリヨーガを形成している。

知性、記憶力、永続する名声を表わす配置である。





2019年5月1日の即位は、木星/ラーフ/水星期であるが、水星は3、12室支配で8室で、2室支配の太陽とコンジャンクトしている。


この水瓶座の水星とそれにコンジャンクトしている太陽は、システマティックに構造化され、儀式化されている天皇家に伝わる宮中行事をこなす時期を表わしていると思われる。


8室は相続に関係しており、天皇としての称号を受け継ぐ儀式である。


2室支配の太陽が絡んでいるのは、両親、家族、つまり、天皇家の血族を意味している。


3室支配の水星は、儀式の際の身体パフォーマンスなどを表わしており、それらの構造化した儀式の内容には、一切逆らうことが出来ない。


それは完璧に伝統に則って、行わなければならない儀式である。


つまり、天皇家の血族、姻戚関係者が集う宮中行事において、天皇の称号を受け継ぐための儀礼、祭式において身体パフォーマンスを行なうという象意が、8室に在住する3、12室支配の水星と2室支配の太陽のコンビネーションである。


木星/ラーフは、木星期最後のアンタルダシャーであり、木星期の締めくくりであると同時に土星期の影響も受けるダシャーチッドラの期間に該当する。


そして、アンタルダシャーのラーフはディスポジターの水星がやはり8室に在住して、太陽とコンジャンクトしている。


そして、プラティアンタルダシャーの水星は3室支配で8室で太陽とコンジャンクトしている。


つまり、新天皇としての即位は、主にアンタルダシャーのラーフと、プラティアンタルダシャーの水星によって表されている。


まさにこの時期に新天皇として即位することが決まっていたのである。



そして、2020年5月26日からマハダシャー土星期に移行するが、土星はナヴァムシャでラグナロードで9室で高揚している。


9室は、教育、慈善活動、宗教、大学、真理のハウスである。






これはおそらく新天皇として即位してから霊的使命が始まる配置であると言える。



つまり、天皇とは、国の発展と国民の幸せを祈る霊的、宗教的な役割である。



ダシャムシャでも土星は9室に在住して、2、5室支配の木星と相互アスペクトしている。






これまでの木星期は、木星が3室で減衰していたため、それ程、重要な役割は与えられていなかった印象である。


然し、土星期は、土星自身が9室に在住し、2、5室支配の木星のアスペクトを受けている。



天皇でなかったとしてもこうした配置の場合、教育啓蒙活動や、慈善活動を行う時期であると評価することになる。


従って、天皇としては、国家の象徴としての国民の為の様々な活動を表わしている。




因みに更にナヴァムシャを検討すると、ラグナが水瓶座で、水星が5室双子座で自室に在住しており、ラグナロードの土星が9室で高揚している。

これは非常に風の星座が強い配置である。


基本的にリベラルであり、新しい考え方に開かれていて、人種、性別、年齢、宗教などに拘らないオープンな心情の持ち主ではないかと思われる。


従って、皇太子徳仁親王が即位することは、時代の変化というものを象徴するかもしれない。



月から見ると2、5室支配の木星が7室に在住し、7室支配の金星が5室で高揚している。そして、ラグナロードの火星と5室でコンジャンクトしている。


これはまさに恋愛結婚の配置であり、情熱的な恋愛の配置である。


結婚は、1993年6月9日であり、ラーフ/土星/火星期である。


ラーフはナヴァムシャで12室に在住しており、7室支配の太陽とコンジャンクトしている。


結婚した当初は、慣れない関係で、むしろ、それから12年経過した木星期の方が結婚や結婚生活が安定している印象である。


木星は2、11室支配で、結婚生活の2室を支配して、4室に在住し、4、9室支配のヨーガカラカの金星と2-4の星座交換している。


2001年12月1日のラーフ/月/月期に子供(愛子妃)が誕生している。






サプタムシャ(D7)で、ラーフは9室に在住し、月はラグナロードで5室にアスペクトし、9室支配の木星からアスペクトされている。






おそらく、愛子妃が誕生することで、夫婦が円満となり、家庭生活が安定してきたものと思われる。


木星はナヴァムシャ(D9)で2-4の星座交換をして、月から見ても5-7の星座交換をしているからである。


木星のディスポジターである金星は2室で高揚している。



木星はサムタムシャで9室の支配星で、ラグナとラグナロードにアスペクトしており、子育てを通じて幸せを得た時期であると解釈できる。


木星は減衰しているが、木星のディスポジターである土星が月からケンドラに在住しているので、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



木星期になるまでのラーフ期は、ラーフがナヴァムシャの12室に在住しており、7室支配の太陽とコンジャンクトしており、むしろ、遠距離恋愛、夫婦に距離感があり、中々会わないなど、夫婦関係に問題を抱えていた可能性がある。


然し、子供が出来たことで、子育てを通じて、夫婦が円満になり、恋愛関係を育んだかのように見える。




土星期



次の土星期であるが、土星はナヴァムシャのラグナロードで9室で高揚しているため、公務で忙しくなると思うが、土星は12室の支配星でもあり、3室支配の火星によってアスペクトされているため、夫婦関係には若干、問題も出そうな配置である。


土星は7、8室支配で6室に在住しているため、6-8の絡みにもなっており、6室の凶星は、パートナーに厳しい態度も取らなければならない配置かもしれない。


土星期は、雅子妃の公務ボイコット、引きこもり問題が生じてくる可能性がある。


土星には、ラグナロードの月と9室支配の木星がコンジャンクトしており、そうした引きこもり傾向の雅子妃を労わる感じが出ているが、但し、それにも限界があると思われる。


土星はサプタムシャで8室の支配星でもあり、ラグナロードの月と5室にアスペクトして傷つけている為、子供(愛子妃)との関係も難しくなってくる時期である。



従って、皇太子徳仁親王は、新天皇として即位することで、霊的な使命が始まるが、公務についていけない雅子妃と、愛子妃との関係に若干、悩みながら、公務をこなしていかなければならないという試練があると考えられる。


このようにどのような地位にいる人間も基本的に人生で遭遇する試練や戦いというものは、普通の人と全く同じである。


例外なく全ての人間は、人間として何らかの試練を味わうことになる。



試練は人生の中の人間関係の中から生じてくる。




最後にもう一度、ナヴァムシャに戻るが、ナヴァムシャの5室双子座に在住する水星からは、非常に高いインテリジェンスが感じられる。


国際金融やフリーメーソンについての高度な理解に到達できるセンスが感じられる。


この水瓶座ラグナ、5室の自室の水星、9室で高揚するラグナロードからは、背後にフリーメーソンの伝統を持つヨーロッパのリベラルな王族たちと交流できる国際感覚が感じられる。




(参考資料)



新天皇の大嘗祭、ご即位と同一年 平安期の宮中儀式踏襲
2019.1.5 08:30 産経新聞

皇太子さまが新天皇に即位されることに伴う一連の儀式は、前天皇の崩御の服喪期間を挟んだ明治以降と異なり、新元号元年に行われる。一世一度の重要祭祀(さいし)である「大嘗祭(だいじょうさい)」も平安期からの前例にならい、ご即位と同一年に営まれる。

 今回の大嘗祭は、5月1日に新天皇に即位した皇太子さまが同8日、皇居・宮中三殿でまつる先祖や神々に儀式の期日を奉告されることから始まり、「亀卜(きぼく)」により、神前に供える新穀を収穫する水田(斎田(さいでん))の地域を決める同13日の「斎田点定(てんてい)の儀」へと続く。

新天皇が神前に新穀を供えて自らも食し、五穀豊穣(ほうじょう)と国家・国民の安寧を祈る主要儀式の「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」は、皇居・東御苑に新設される「大嘗宮」で11月14日と15日に営まれる。

 宮内庁によると、平安期の宮中儀式などを編纂(へんさん)したとされる「貞観(じょうがん)儀式」や「延喜(えんぎ)式」などでは、譲位に伴う即位が7月以前であれば、その年のうちに大嘗祭を行うと定めており、5月即位の今回も千年以上にわたる前例を踏襲する。

 直近の譲位例である江戸後期の光格天皇の後を継いだ仁孝天皇は、1817年9月に即位。翌年4月に「文政」に改元、11月21日に大嘗祭を営んでいた。

 一方、新旧の皇室典範で天皇の譲位を認めていない明治以降の大嘗祭は、明治4年、大正4年、昭和3年、平成2年のそれぞれ11月に挙行。前天皇の崩御で喪に服すなどしたため、新天皇即位の翌年以降にずれ込む形となった。
参照元:新天皇の大嘗祭、ご即位と同一年 平安期の宮中儀式踏襲
2019.1.5 08:30 産経新聞

皇太子が天皇になると、「待遇」はこんなに変わる
移動方法、晩餐会、相談相手まで
2017.07.06 週刊現代

社長と専務よりもその差は大きい――天皇と皇太子は、父子の関係だが、地方訪問での歓迎ぶりなど、その「待遇」のグレードは段違い。再来年、即位を迎える新天皇は、どんな変化を経験するのか。

海外王室からの扱いが違う

皇太子が親善のために、北欧・デンマークを訪れたのは、6月15~21日のことだ。

15日の午前11時過ぎ、皇太子は羽田空港・国内線ターミナルの一角にある「貴賓室」から政府専用機に乗りこんだ。青い絨毯が美しい貴賓室は、皇族や海外からの賓客だけが利用できるもの。

見送りには、最高裁判所長官の寺田逸郎氏、デンマーク大使らが忙しい合間を縫って駆けつけ、皇太子が専用機のタラップを昇る姿に手を振った。

防衛省が管理する専用機は、同省の操縦士が細心の注意を払って操縦する。VIPが使う機内前方は毛足の長いふかふかの絨毯が敷き詰められ、その一角には革張りのソファや、フラットに倒すことができ、ゆったりと身を沈められる大きな座席が用意されている。

快適な空の旅を終えた皇太子は、デンマークのコペンハーゲンにあるカストロップ空港に到着。デンマーク王室のフレデリック皇太子夫妻からハグで迎えられた。

現地で、両国の国交樹立150周年を記念したイベントに参加したり、博物館を訪れたりと親善に努めた皇太子。デンマーク市民とスマホで「自撮り」を楽しむ場面もあった。その間、東宮大夫、東宮侍従、東宮侍医長、皇宮警察護衛第二課長など、9名の随行員が身の回りのお世話をする。

滞在中の宿泊先は、市内にあるコペンハーゲン・マリオットホテル。運河沿いに立地し、その景色のよさで人気の高級ホテルだ。

視察を終えた20日、皇太子はカストロップ空港を専用機で発ち、翌日には日本に到着。今度は貴賓室で衆院議長・大島理森氏の迎えを受け、雅子妃の待つ東宮御所に帰りついた――。

一般の人間は決して経験することができないVIP待遇と言える。しかしこれほどの待遇であっても、あくまで皇太子に対するもの。天皇が海外訪問をする場合には、周囲からの扱いは段違いにグレードアップする。では、天皇が訪問していたら、どうなっていたのか。

「随行する職員の人数が増えるなど違いはいろいろありますが、一番の違いは、『晩餐会』に招かれるか否かでしょう」と語るのは、全国紙の宮内庁担当記者である。

「天皇陛下が海外訪問をする場合は必ず、豪勢な晩餐会に招待されます。'98年に両陛下がデンマークを訪れた際には、マルグレーテ女王主催の晩餐会が催された。

出席者は全部で144人。女王の夫・ヘンリック殿下が自ら狩猟した野ジカの背肉のローストをメインに据え、コース料理がふるまわれました。調理を担当したのは、王室専属の日本人シェフです。

皇太子殿下が単独で海外訪問する時に晩餐会に招かれる例は多くない。今回、殿下は、女王さま主催の『昼食会』に招かれましたが、歓待の度合いという意味では晩餐会に劣ります」

宿泊先の違いも大きい。天皇の訪問の際は、18世紀に建てられた「フレーデンスボー宮殿」だった。王室の「夏の離宮」としてつくられ、緑にあふれる庭園を抱いている。部屋数は数十とも言われる巨大な白亜の城だ。

東京駅地下の「貴賓通路」

天皇の生前退位に関する特例法が国会を通過し、'19年の年初、もしくは同年4月には、皇太子が新天皇として即位することになる。

デンマーク訪問の例に見られる通り、その時、「待遇」は一変する。天皇と皇太子に対する周囲の応対には、どのような差があるのか。

まずわかりやすいのは、地方巡幸の際の移動である。前出の宮内庁担当記者が解説する。

「皇族の方が移動する時、西は大阪、東は仙台くらいまで新幹線を使いますが、両陛下は一編成すべてを貸し切る。グリーン車に両陛下と随行の宮内庁職員が乗り、ほかの車両に宮内記者が乗る形です。皇太子殿下は、ご本人が乗る1両と前後1両ずつ、計3両が貸し切られることが多い」

新幹線を使う時は東京駅から出発するが、そこでも象徴的な相違がある。第17代東京駅長の木下秀彰氏が解説する。

「天皇陛下、皇太子殿下の場合、『御料車』(皇族のための車)で駅まで来て、それを駅長が出迎え、丸の内の正面玄関の入り口から、乗り場に繋がる『貴賓通路』へと案内します。

赤絨毯が敷き詰められた100mほどの地下通路で、両陛下と皇太子ご夫妻、そして国賓しか利用できません。

頻度は少ないですが、出発までの時間がある時は貴賓室を利用します。『松の間』と『竹の間』があり、前者には両陛下しか入れない。

両陛下と皇太子殿下が一緒にお越しになった時も、別々に過ごすことになる。松の間は20~30畳ほどで、陛下専用の椅子が置いてあり、正面には横山大観の『富士に桜』という絵がかかっていた」

飛行機はどうか。デンマークに行く時、皇太子は政府専用機を貸し切った。これは天皇が海外に行く場合と同じだが、国内で飛行機を使う際には、大きな差が出る。

「天皇陛下は、ANAかJALの小型機を貸し切ります。その機が羽田空港の貴賓室のすぐそばにつけ、陛下が乗り込むのです。皇太子殿下の場合は一般客と同じ便を使う。

貴賓室から黒塗りの専用車で、客が搭乗し終わった機に向かい、ファーストクラスに乗る。

興味深いのは、天皇陛下の場合、利用する航空会社の社長が同乗する例が多いこと。『万が一事故があったら命をもって償う』ということなのでしょう。それだけ陛下の命を預かるのは重いことなのです」

海外に行く際、天皇と皇后だけが慣例に従ってパスポートを必要としないことも特別な待遇のひとつだろう。皇太子を含む皇族は、一往復限定のパスポートをその都度発給されている。

旅先の献立も全然違う

天皇が国内訪問をする場合、自治体側の準備も入念なものになる。昨年11月に天皇夫妻が訪れた長野・阿智村役場の総務課職員が振り返る。

「両陛下がいらした際には、役場の近くと、宿泊先の昼神温泉内の村道が傷んでいたので、3700万円の予算で修繕しました。1週間の急ピッチでの工事でした。万が一、お怪我でもされたら大変ですから」

皇太子が地方を訪問する場合には、車道のラインを引き直したり草刈りをしたりという程度で、ここまでの予算を費やしての工事はなかなか見られない。

宿泊先の対応も、天皇の場合は一通りのものでは済まない。天皇夫妻は昨年11月、私的な旅行で愛知、長野を訪れ、二泊三日の2日目に長野県下伊那郡にある老舗旅館「湯多利の里 伊那華」に一泊した。同旅館の上原政起会長の言。

「ご宿泊には一番格式の高い部屋を準備しました。県からは事前に『部屋の段差を改装してほしい』とだけ言われましたが、結局お部屋全体をすっかりリニューアルした。玄関周りからトイレの壁まで、秋田杉の無垢材を使い、天井は薄板を手織風に編んだ『網代』に変えました」

訪問先での食事も、天皇には格別の配慮がなされる。皇室ジャーナリストの久能靖氏が言う。

「地方訪問での食事も、栄養面で管理されています。天皇陛下は把握できないほど多くの公務をこなさなくてはならない。体調管理には細心の注意が払われており、両陛下の一日の摂取カロリーは、基本的に1900kcal前後に調整されている。

訪問先でも事前に宮内庁の大膳課(食事係)の職員が旅館を訪れ、献立の打ち合わせをします」

天皇になるということは、皇太子に比べて、こうした「管理」が厳しくなるということなのだ。

こうして待遇が変わるのは、天皇になると公務が膨大な量にのぼるためでもある。天皇は昨年1年間で、約1000件の「上奏書類」を決裁したとされる。しかも、この「1件」には、数千人分の叙勲関係の書類が入っていることもある。

さらに天皇は、年間100件近い儀式、式典にも参加している。皇太子は今後、「いまに比べると、公務は確実に増える」(皇室ジャーナリストの山下晋司氏)。

しかし、そうした立場に立ち、多くの公務をこなしながら様々な人と触れ合うことで、国民から向けられるまなざしも、自然と変わってくる。

昨年10月1日に天皇夫妻が、同月22日には皇太子が訪れた岩手・北上市役所。同市の政策企画課担当者によれば、皇太子来訪の際の出迎えは、副市長と市内の小学2年生の児童80名が市役所の玄関に並ぶ、というものだった。

一方、天皇ご夫妻を迎える際には、達増拓也岩手県知事、市長、市議会議員が顔を揃えたのに加えて、大勢の市民が、沿道、役所の前に並んで出迎えた。しかも、天皇が県内を移動する間は、その多くの時間を、達増県知事が随行していた。

「天皇陛下がお越しになった場合、基本的に知事はそれに随行することになっています。'07年、天皇皇后両陛下が福岡を訪れたことがありましたが、県知事選の後で、当時現職の麻生渡知事は非常に忙しかった。それでも、陛下がいらっしゃる間はずっと随行していました。

やはり皇太子殿下と比べても、天皇陛下を迎える際には、別次元の『緊張感』があるのだと思います」(前出の記者)

見てきた通り、天皇になると待遇がガラリと変わる。会社でも専務が社長になれば待遇はまったく変わるが、皇太子と天皇の変化の度合いは、その比ではない。

同時に、発言や行動の重みもケタ違いに大きくなる。そのため、天皇の相談役「宮内庁参与」の役割が重要になる。

「宮内庁参与は、天皇陛下と様々な重要事項について話し合っています。あまり知られていませんが、平成25年の誕生日会見で、天皇陛下は、東京五輪招致に皇族が引き出されたことに関連して、皇室と政治の関わりについて尋ねられた。

その際、『参与の意見を聴くことにしています』と言っている。生前退位も、参与と話し合った結果、提案されたものですし、それだけ陛下にとって重要な存在なのです。

ですから過去、同職には元経団連会長の平岩外四氏、元外務事務次官の栗山尚一氏、東大名誉教授の三谷太一郎氏など著名な経営者、官僚、学識者が名を連ねてきました。

現在は、元最高裁長官の竹崎博允氏などが務めています。皇太子時代には、こうした相談相手は存在しない。大きな変化だと思います」

「上皇」はどこに住むのか

それだけではない。天皇が「ご進講」を受ける人物たちも超一流だ。近年は高齢のためか減少気味だが、'08年には、年間17回のご進講を受けている。前出の記者が続ける。

「あまり知られていませんが、分子生物学者の渡辺格氏など陛下が専門とする生物学の権威がご進講に来ている。さらには、アフガニスタンで井戸を掘って多くの人の命を救った『ペシャワール会』の中村哲氏なども御所を訪れ、話をしています。こうして陛下は、深い見識を身につけている」

皇太子が天皇に即位し、待遇が変わる。それはつまり、今上天皇が上皇となることを意味する。宮内庁クラブのデスクが言う。

「即位の後、新天皇は、延べ床面積4900平方メートル、17LDKとも伝えられる御所へと引っ越すことになる。

退位をした明仁上皇については、京都市や奈良市が新たな居住地として立候補していますが、ご本人は、'93年まで暮らし、慣れ親しんだ東宮御所(東京・元赤坂、現在の皇太子の住居)に住みたいはず。東宮御所を修復すべきか否か、いま宮内庁では検討が行われています」

これまで身の回りの世話をしてきた侍従などはどうなるのか。前出の山下氏が言う。

「現在、皇太子ご一家のお世話をしている宮内庁職員は、侍従、女官、事務方、運転手など合わせて70人ほど、両陛下には90人ほどです。

両陛下についているすべての職員がそのまま『上皇職』に異動になることはないでしょう。半分が上皇職に異動し、半分は新天皇のお世話をする、というイメージだと思う」

現在、上皇や秋篠宮につく職員の人数をどうするかは、宮内庁内でのもっぱらの課題だという。

その秋篠宮は、次の皇位継承者として「皇嗣」という新たな地位につくことになる。それはつまり、今後は「皇太子並み」の待遇となることを意味する。

宮家皇族が地方訪問する際、宿泊先は貸し切りではなく、泊まる部屋を借りるだけ(天皇、皇太子は全館貸し切り)、新幹線での移動でも、周りの数席を確保するだけだった。

「天皇、皇太子ご一家は、外出の際、交通規制が敷かれ、常に青信号の道を移動している。

一方、宮家皇族は、外出の際、交通規制もなく、昨年11月には悠仁さまが高速道路で追突事故に遭いました。しかし秋篠宮さまが『皇太子並み』となれば、交通規制が敷かれ、事故のリスクもほとんどなくなる。現在20人前後しかいない職員も増えるでしょう。

また、両陛下と皇太子ご一家に『内廷費』として、生活費を丸々支給するという考えのもと、年間3億2400万円が支払われてきましたが、秋篠宮ご一家には、生活費の8割程度という考え方で約6710万円しか支払われていなかった。これも増額される予定です」(前出・記者)

宮家皇族も含め、退位によって各々の環境は大きく変わる。皇太子は、前述したデンマーク訪問に臨む会見で、退位について尋ねられ、表情を変えずに淡々とこう述べた。

「それぞれの務めに全身全霊で取り組んでまいりたいと思います」

すでに5~6年前から退位の議論について知っていた皇太子は、長い時をかけて覚悟を固めてきた。環境の変化を受け入れつつ、ご自身の天皇像を模索していくだろう。

「週刊現代」2017年7月8日号より
参照元:皇太子が天皇になると、「待遇」はこんなに変わる
移動方法、晩餐会、相談相手まで
2017.07.06 週刊現代










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米フォーダム大学ロースクールへの留学で確証された小室圭氏のラグナ


SPを引き連れて出勤する小室圭氏



今年の8月から小室圭氏が、ニューヨーク州の弁護士資格の取得を目指し、フォーダム大学のロースクール(法科大学院)に留学するという。


このタイミングは、私が以前から提唱している射手座ラグナ説を裏付けるものだ。






何故ならトランジットの木星が小室圭氏の12室(海外)の蠍座に入室するのは今年(2018年)の10月11日だが、およそ2ヶ月前である8月は既に木星が蠍座に入室する効果が始まっているタイミングだからである。


木星、土星などが星座の移動の効果を発揮し始めるのは、2ヶ月~2ヶ月半前である。



従って、8月からの留学というのは、タイミング的にピッタリである。



小室圭さんの留学費用3000万円は誰が負担するのか?
2018.07.07 07:00 NEWSポストセブン

秋篠宮家の長女・眞子さま(26)との結婚が延期となった小室圭さん(26)が、今年8月から3年間、ニューヨーク州の弁護士資格取得を目指し、フォーダム大学のロースクール(法科大学院)に留学するととなった。大学のホームページによると、1年間の授業料は約6万ドル。それに教材費や生活費、健康保険料などが加わり、モデルケースでは1年間の留学費用は計9万ドルを超える。日本円に換算すると、およそ1000万円。小室さんは、3年間で約3000万円を自らの研鑽のためにつぎ込むことになる。

 小室さんの母・佳代さんの「400万円金銭トラブル」さえ解決していないというのに、小室さんは一体どのような算盤をはじいているのだろうか。

「法律事務所に籍を残したまま、ある程度の費用は事務所が支援するそうです。不足する分は奨学金で賄うことになります」(皇室記者)

 現役弁護士が解説する。

「大手弁護士事務所では、所属する弁護士が担える業務の幅を広げるため、留学費用の一切を面倒見ることは珍しくありません。ですがそれは、日本の弁護士資格を持っていることが前提です。小室さんのようなパラリーガルの留学を援助するというのは、聞いたことがありません」

 日本の弁護士資格を持っていれば留学は1年で済む。しかし小室さんの場合、大学の法学部などで専門的に法律を学んだ経験がないため、期間は3年。費用も3倍かかる。

「ニューヨーク州の弁護士資格の取得試験は、アメリカの他の州に比べても難関です。3年の留学を経て、小室さんが試験に合格できないという可能性も充分に考えられます。正直、学費を支援するうまみがあるとは到底思えません」(前出・現役弁護士)

 そこで忘れてはならないのは、この留学が皇室側にとっても「都合のいい落としどころ」であることだろう。

「佳代さんの金銭トラブルが報じられ、眞子さまと小室さんの結婚に逆風が吹き荒れ始めた頃、“関係解消のためには、相応の解決金を払わなければならないのでは”といったことが取り沙汰されたことがありました。それは、1億円以上という眞子さまの一時金に匹敵するほどの金額だと囁かれました。

 皇室側が懸念するのは、この先、陛下の退位や新天皇の即位など最重要の行事が続く中で、眞子さまのプライベート写真が流出したり、秋篠宮家との詳細なやり取りが暴露本のような形で世に出ることです。宮内庁内部には“それを長期間抑えるには、一括で渡すよりも、何かの名目で定期的に支払う方がいい”ということを言う人もいます。とはいえ、元をたどれば国民の血税ですから、まさかとは思いますが…」(宮内庁関係者)

「なんとかお金の都合をつけてもらえないと。…ええ…それはそうですけど、こちらにも事情というものがありますから」

 昨年末、金銭トラブルが報じられた直後に、佳代さんはそんな電話を繰り返したという。その様子を目撃した人は「お願いというより、高圧的な感じだった」と話す。

 金の無心は、トラブル相手に返済するためだったのか、それとも、自分たちの生活費に充てるためだったのかは定かではない。

 最初から最後まで、そこには「金」があった。

※女性セブン2018年7月19・26日号



2018年10月11日に木星が蠍座に入室すると、早くも2019年3月30日には木星は射手座に移動する。



およそ6ヶ月程度で、星座を横切るわけで、非常に速いペースである。



木星は4月11日から逆行を開始し、4月23日から一旦、蠍座に逆行して、8月12日から蠍座で順行に転じ、11月5日に再び、射手座に入室する。








木星と土星がラグナをトランジットして、1室と7室にダブルトランジットしているため、具体的に結婚を意識し始める時期である。




その後、2020年1月24日にトランジットの土星が射手座から山羊座に移動すると、後を追うように木星はその2ヶ月後の2020年3月30日に山羊座に移動する。




土星と木星が山羊座2室に入室するタイミングは、実際に具体的に当事者の親族同士が交えて結婚日取りなどの話し合いや調整を始める時期ではないかと考えられる。








つまり、木星は2019年11月5日に射手座に入室してから2020年3月30日に山羊座に移動するまで、約5ヶ月程度で、射手座を移動するのである。



異常に早いスピードである。



その後、木星は2020年5月15日から山羊座で逆行を開始して、土星もその3日前ぐらいから逆行を開始するのであるが、木星は7月1日から射手座に逆行してしまう。



そして、9月13日から射手座で順行に転じて、2020年11月20日に再び山羊座に入室して、土星と共に蟹座―山羊座軸にダブルトランジットを形成する。




この辺り、射手座―双子座軸で、木星と土星が順行したり、逆行したり、山羊座―蟹座軸で、木星と土星が順行したり、逆行したりする状況は、結婚が一進一退して中々スムーズに進まない状況を表しているのではないかと考えられる。





小室圭氏にとって、木星が12室の蠍座を通過する期間は、9室から見た4室目であるため、グルのアシュラムで過ごす時期であり、それは米国のロースクールでの学生生活を表わしている。



蠍座と射手座は、獅子座に在住する月、太陽から見た4室と5室だが、これらの星座を通過していく間に法律の勉強に励むわけである。



然し、2019年11月5日に木星が射手座に入室したタイミングでは、学業と同時進行で、結婚が具体化していく時期である。




つまり、留学中に結婚の話が進んでいき、留学中に結婚が行われる可能性が高いと考えられる。




卒業するのには2021年までかかる為、2020年まで結婚を延期するという話が本当ならば、留学中に結婚するということである。



トランジットを見る限りでは、そのような流れで留学中に結婚が進んでいくというのは自然に無理なく描けるシナリオである。




然し、週刊誌などは、小室圭氏が留学したので、これで結婚は無くなったとか、事実上の小室圭氏の国外追放であるなどと報じている。



週刊誌というのは、非常に想像力豊かに根拠のない様々な予想を述べ立てるものである。









今回、小室圭氏は、3000万円の留学費用を誰が出すのかについて非常に注目されている。



米国での生活費は、小室圭氏の勤務先の法律事務所所長の奥野善彦氏が支援するのだという。



小室圭さんの米国留学を支援する弁護士を直撃
2018年07月04日 16時00分 文春オンライン

秋篠宮家の眞子さま(26)とのご婚約が延期になった小室圭さん(26)が今年8月から米国に留学することが決まった。

 小室さんにとって最大の難題となったとみられるのが留学費用だ。母親の佳代さんの元婚約者から借りた計400万円以上の学費なども、いまだに返済していない。

 入学するのは、ニューヨーク・マンハッタンにあるフォーダム大学ロースクール。

「イエズス会系の私立大学で、学費は年間約59000ドル。日本円に換算すると650万円となり、3年間で1900万円以上かかることになります」(フォーダム大学OB)

 さらに同大のホームページによれば、寮での生活費や教科書代などの諸経費を含めると、3年間で2900万円もの金額に膨れ上がる。世界一物価の高いニューヨークで、果たして小室さんは生活していけるのだろうか。

 実は、今回の留学を後押ししたのが勤務先の法律事務所所長の奥野善彦氏(82)だ。奥野氏が「週刊文春」の取材に応じた。

「学費については、小室君が優秀で大学からの奨学金で免除されたそうですから、私たちの方は、生活費だけ支援しようと思っています。借金のことはお母さんの関係ですし、本人はいい男です。眞子さまと互いに純真に想う心を大切にして添い遂げられるよう、私にも協力できることがあれば、してあげたいんです」

 奥野氏が明かした留学を決めるまでの経緯や、秋篠宮家と小室家との知られざる話し合いなどについて、7月5日(木)発売の「週刊文春」が詳しく報じる。

(「週刊文春」編集部)




何故、このように他人からお金を支援してもらえるかと言えば、2018年3月6日から小室圭氏は、マハダシャー月期に移行しているからである。



月は8室の支配星で、自分にとって重要な他者のお金を表している。



すなわち、雇用契約を結んでいる会社の社長のポケットマネーや、これから結婚する秋篠宮家の財産を表わしている。



この8室支配の月に6、11室支配の金星と1、4室支配の木星がコンジャンクトしており、木星と金星は、1-11のダナヨーガを形成している。



留学費用の方も、既に内々に結婚の話が進んでおり、まず留学費用を秋篠宮家で支援するという話が付いているのかもしれない。



それかもしくは小室母子に3000万円の貯金があったことになるが、400万円の返済もできずに金銭トラブルになっている所を見ると、その可能性は低そうである。




但し、月がコンジャンクトしている金星は、6、11室支配の機能的凶星で、6-8の絡みや、8-11の絡みを形成している。




従って、このお金は気持ちよく出してもらったというよりも、かなり計算づくで、様々な確執を得た上で出してもらったお金かもしれない。




それは雇用契約の会社の社長においても同じである。




やはり、天皇家の嫁を貰う人物にお金を支援しておかないと後で不利益になるのではないか、などといろいろ計算した上での支援金である。






因みに前回の私の予想では、出生のラグナは射手座のウッタラアシャダー第3パーダであり、ナヴァムシャのラグナも射手座であるというものである。




出生の月は9室(留学)に在住しており、マハダシャー月期になってからの留学を説明することが出来る。




一方で、ナヴァムシャの月は、蟹座8室で8室に在住し、1、4室支配で8室で高揚する木星とコンジャンクトしている。



この場合、月は7室や12室、9室などの外国に絡んでいないことになる。




もしマハダシャー月期に留学して法律を学ぶのであれば、ナヴァムシャのラグナが蠍座ラグナで、2、5室支配の木星が9室で9室支配の月とコンジャンクトする配置でも良さそうである。








そのように変更したとしても出生のラグナは、ウッタラアシャダー第2パーダで、支配星は太陽であり、彼のキャラクターは太陽をナクシャトラに持つことで、セレブの雰囲気が漂っているということで変更はない。



9室支配で9室に在住し、2、5室支配の木星とコンジャンクトするマハダシャー月期に結婚することも可能である。





但し、もし米国のフォーダム大学のロースクール(法科大学院)への留学が、先方が学費や住まいを支援してくれた上での留学であるならば、8室が強調される形でも良いのである。




例えば、海外で治療を受けに行くような場合に8室が強調される場合があるが、そのような場合と同じものとして考えることも出来る。




また天皇家と姻戚関係を結ぶということは、社会的には便宜を受ける反面、かなり拘束を受けることも意味している。




従って、それがナヴァムシャで強い8室なのかもしれないのである。





今回、木星が蠍座に入室するタイミングで、米国に留学をするというのは、小室圭氏のラグナを特定する上で、非常に重要である。




この木星が入室するハウスは海外に関係していなければおかしいのである。




日本国内にいれば、自宅を警護され、メディアや大衆の目に晒されてしまうが、海外(12室)へ行けば、そこでは、ある程度の静けさを経験することが出来る。








(参考資料)



小室さん留学で破談か… 絢子さまの婚約内定が示すものとは
2018年07月05日 07時00分 NEWSポストセブン

ニューヨーク・マンハッタン中心部から北に車で15分ほど。フォーダム大学は、ドナルド・トランプ大統領(72才)などを輩出したアメリカ屈指の伝統を誇る名門だ。そして、眞子さま(26)の婚約者・小室圭さん(26)の新たな学び舎となる場所でもある。

 今年8月から3年間、小室さんはニューヨーク州の弁護士資格取得を目指し、同大のロースクール(法科大学院)に留学する。

 大学のホームページによると、1年間の授業料は約6万ドル。それに教材費や生活費、健康保険料などが加わり、モデルケースでは1年間の留学費用は計9万ドルを超える。日本円に換算すると、およそ1000万円。小室さんは、3年間で約3000万円を自らの研鑽のためにつぎ込むことになる。

 小室さんの母・佳代さんの「400万円金銭トラブル」さえ解決していないというのに、小室さんは一体どのような算盤をはじいているのだろうか。

 秋篠宮ご夫妻は、小室さんに対し「安定した収入を得られる職に就くこと」と、「金銭トラブルの解決」の2つを、眞子さまとの結婚の条件にしたといわれている。

「ところが、金銭トラブルについて、小室さん側はあくまで『贈与だ』と言い続けた。具体的な解決の筋道を示さないまま、以前から小室さんは海外行きを希望していたそうです。その姿勢に、秋篠宮さまはかなりの不信感を募らせていたそうです。まるで“敵前逃亡”ではないか、と」(宮内庁関係者)

 ある皇室ジャーナリストが続ける。

「そもそも、小室さんは眞子さまとの結婚後、すぐに渡米したいという考えを持っていたとも聞いています。眞子さまと結婚すれば、1億円を超える一時金が手に入ります。元皇族としての品位を保つためのものとはいえ、使い道に制限はない。それでロースクールに通うという考えだったのではないでしょうか」

 今年2月、眞子さまと小室さんの結婚は、2020年に延期された。一方、小室さんが留学から帰ってくるのは、翌2021年。いくらメールやテレビ電話があるとはいえ、勉学に励まなければならない小室さんが結婚準備のため頻繁に帰国するわけにはいかないだろう。かたや、皇族である眞子さまがプライベートで海外に行かれるとなれば、外務省など関係各所への複雑な手続きが必要だ。「お忍びで会いに行く」など不可能だ。

 本誌・女性セブンは前号で、いち早く小室さんの「海外行き」を報じた。前出の宮内庁関係者が明かす。

「世間一般でも、転勤や家族などの都合で、タイミング的に結婚に踏み切れないということは多くあります。決して『破談』ではなく、“別々の道を歩むことになった”ということならば、眞子さまにとってもネガティブなイメージになりにくい」

 小室さんが、パラリーガルとして勤務する法律事務所に留学の希望を伝えたのは、4月のことだったという。ちょうどその頃、皇室では、もう1つの慶事が動き始めていた。

「日々の何気ない出来事にも、喜びや楽しさをふたりできちんと感じていきたいと思っております」

 7月2日、婚約内定会見に臨まれた高円宮絢子さま(27)は、守谷慧さん(32)との結婚生活にそう思いを馳せられた。守谷さんからの結婚の申し込みを、絢子さまは一度「保留」されたという。そして、改めてプロポーズを受け入れられたのは、まさに4月のことだった。

「不透明な状態にある眞子さまの結婚を、絢子さま含め未婚の女性皇族方は静観するしかありませんでした。“自分たちの結婚はどうなるのだろうか。いつまで待てばいいのか”と、不安を吐露されたかたもいらっしゃったそうです。

 それが、4月に突如として状況が急変した。小室さんの留学が結婚の事実上の白紙撤回だとすれば、その段階で、絢子さまがプロポーズを受け入れられる“準備が整った”ということなのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

※女性セブン2018年7月19・26日号
参照元:小室さん留学で破談か… 絢子さまの婚約内定が示すものとは
2018年07月05日 07時00分 NEWSポストセブン

小室圭さんの米国留学費用、出所に謎も 一部で秋篠宮家の眞子さまとの破局説浮上
2018年07月09日 09時10分 ビジネスジャーナル

秋篠宮家の眞子さまとの結婚延期が発表されていた小室圭さんが、8月から3年間、米フォーダム大学ロースクールに入学することが明らかとなった。お二人は昨年9月に婚約内定会見が行われたが、同12月に小室さんの母・佳代さんの借金トラブルが報じられ、今年2月には2020年まで結婚を延期することが発表されていた。

 そもそも結婚延期の理由は、準備に十分な時間を確保するためと説明されているが、21年まで留学するとなれば、その説明と矛盾が生じる。さらに、計400万円の借金トラブルが解決していないなか、学費と生活費をあわせ3年間で約3000万円もかかるとされる留学費用をどのように工面するのか、疑問の声も上がっている。

「小室さんが米国のロースクールに入学するという計画は、実は昨年の婚約内定発表前からあり、眞子さま、そして秋篠宮ご夫妻も聞いておられたようです。なので、結婚が延期になったから留学するというわけではなく、小室さんとしては“国際派弁護士になる”という目標に向かって、予定通り留学するということのようです。しかし、昨年とは状況が大きく変わった今の状況で留学するというのは、世間的には非常識とも受け取られかねず、6月に小室さん親子からその報告を受けた秋篠宮ご夫妻は驚いた様子を見せたと聞いています」(秋篠宮家の内情を知る人物)

 一部では、すでに眞子さまと小室さんの破局説も報じられているが、宮内庁の内情を知る人物は語る。

「今では眞子さまの母・紀子さまのみならず、秋篠宮家や宮内庁の職員の間では、このままお二人の関係が自然消滅してくれるだろうという、ある種の“期待”とも“安堵”ともいえる見方が広まっています。結婚延期発表以降、小室さんは月1回ほどのペースで秋篠宮家を訪問して、毎回数時間ほど滞在しており、まだ明確に破局には至っていないものの、結婚が宙ぶらりんの状況で小室さんが3年間も海外に行くということで、眞子さまご自身もその覚悟はなさっているご様子のようです」

 そこで疑問なのが、やはり3000万円に上るといわれる留学費用についてだ。

「授業料は3年間で計2000万円ですが、小室さんが入学するフォーダム大学ロースクールが学生1人に給付する返還不要の奨学金は平均で年200万円ほど。残りを返済が必要な奨学金で賄ったとしても、小室さんは佳代さんの借金トラブルが片づかないなかで、新たに多額の借金を抱えることになります。まさか、眞子さまとの結婚によって国から支給される、約1億円の支度金を返済に充てるつもりなのでしょうか……。

 また、約1000万円の生活費は小室さんの勤務先である奥野総合法律事務所が負担すると明らかにされていますが、法律事務所が所属弁護士に米国州の弁護士資格を取得させて“箔をつけさせる”ために留学費用を負担することはあっても、小室さんのように弁護士資格を持っていない一パラリーガルの留学費用を負担するというのは極めて異例というか、不自然です。そもそも、そんなことをして事務所側になんのメリットがあるのか。費用の出所については、本当に謎だらけですね」(マスコミ関係者)

 ちなみに皇室の内情に詳しい人物は「たとえば2020年6月に帰国して、納采の儀などの行事を短期間で一気に終わらせれば、同年9月当たりでの結婚は不可能ではありません」と語るが、2人の運命はいかに――。

(文=編集部)
参照元:小室圭さんの米国留学費用、出所に謎も 一部で秋篠宮家の眞子さまとの破局説浮上
2018年07月09日 09時10分 ビジネスジャーナル

片田珠美「精神科女医のたわごと」
米国留学の小室圭さん、裏返しの「特権意識」か…例外を求める「例外者」の可能性
2018.07.06 Business Journal

秋篠宮家の長女、眞子さまの婚約者である小室圭さんが、ニューヨーク州の弁護士資格取得を目指し、今年8月から3年間フォーダム大学のロースクールに留学するという。  小室さんは、秋篠宮家から結婚の条件として「安定した収入を得られる職に就くこと」と「母親が抱えている金銭トラブルの解決」を提示されていたらしいので、前者の条件を満たすための留学なのだろう。

もっとも、留学費用をどうするのかと心配になるが、3年間で2000万円近くかかる授業料については奨学金を活用し、生活費については勤務先の法律事務所が支援するようだ。  それでは、400万円を超す母親の金銭トラブルはどうなのかといえば、返済を求めている母親の元婚約者に連絡は一切ないらしい。

この元婚約者からすれば、アメリカに留学する資金があるのなら、貸した金を早く返してほしいというのが本音だろうが、小室さん母子はあくまでも「贈与」だと主張しているので、そういう理屈は通じないのかもしれない。  また、借金を抱えたまま婚約者を日本に残して3年間留学し、しかもその費用を他人から引き出すことが周囲の目にどう映るかに考えが及ばないし、そんなことを考える必要などないと思っているからこそ、こういう決断ができるのだともいえる。その意味では、自分には特権が与えられて当然で、義務を果たす必要もないと思っているのではないかと疑いたくなる。 <例外者>  このような性格傾向を持つ人をフロイトは<例外者>と名づけている。

<例外者>とは、自分には「例外」を要求する権利があるという思いが確信にまで強まっているタイプである。もちろん、フロイトが指摘しているように、「人間が誰でも、自分はそのような『例外』だと思い込みたがること、そして他人と違う特権を認められたがるものであることには疑問の余地がない」。  

こうした思い込みは、自己愛による。そして、自己愛は誰にでもあるので、誰でも「自分だけは『例外』として特権を認めてほしい」という願望を多かれ少なかれ抱く。もっとも、そういう願望が心の中にあるからといって、実際に自分は「例外」だと広言し、「例外」として振る舞うことはなかなかできない。

第一、社会では許されない。  しかし、この思い込みが<例外者>は人一倍強い。ただ、自分の思い込みを正当化するには特別な理由が必要なので、それを子どもの頃に味わった体験や苦悩に求めがちである。本人は、自分には責任のないことで「もう十分に苦しんできたし、不自由な思いをしてきた」と思っている。

そのため、「不公正に不利益をこうむったのだから、自分には特権が与えられてしかるべきだ」と考える。さらに次のような思考回路に陥りやすい。 「人生は私に損害賠償をする義務がある。私は賠償を取り立てても許される。私には自分が<例外者>であることを要求する権利がある。普通の人が遠慮するようなことでも、実行する権利があるはずだ」  何を「不公正」と感じるかは人それぞれである。容姿に恵まれなかった、貧困家庭に生まれた、親に愛されなかった、虐待を受けた……など、本人が不利益をこうむったと感じ、運命を恨む権利があると考えれば、それが自分は<例外者>だという思い込みにつながりやすい。

小室さんの場合は、やはり父親の死だろう。一部では自殺とも報道されているが、父親の死は、小室さんには責任がないにせよ、それによって受けた衝撃も、その後母親と息子が背負った苦労も、はかりしれない。その結果、「不利益をこうむったのだから、あらゆる損害賠償を求める権利を持っている」と思い込むようになったとしても不思議ではない。 裏返しの特権意識  問題は、<例外者>がしばしば特権を要求し、義務からも免除される権利があるはずだと確信していることだ。

いわば裏返しの特権意識が強いわけで、それがしばしばトラブルを引き起こす。あくまで精神科医の立場から見た印象だが、小室さん母子が、母親の婚約者が用立ててくれたお金を婚約解消後も「贈与」とみなし、返済の義務などないと主張したのも、<例外者>特有の裏返しの特権意識によるのかもしれない。  

もちろん、<例外者>が<例外者>であることを要求する理由として挙げる体験や苦悩には、同情すべきものが多い。しかし、だからといって裏返しの特権意識が目立つと反感を買う。小室さんへの世間の風当たりが強いのも、この反感のせいなのだろうが、そのことに本人は気づいていないように見える。

風当たりへのセンサーの感度が低いのか、それとも風当たりなど気にしなくてもいいと思っているのか。  天皇陛下の初孫を妻として迎えるには国民から祝福されたほうが望ましい。当然、風当たりはマイナスになるはずだが、それを歯牙にもかけないのは、ニューヨーク州の司法試験に合格して国際弁護士になれば、世間など見返せるという自信があるからだろうか。

ただ、たとえ留学の目的を果たせても、世間の風当たりも反感も相変わらず強いのではないかと危惧せずにはいられない。

(文=片田珠美/精神科医) 参考文献 ジークムント・フロイト「精神分析の作業で確認された二、三の性格類型」(中山元訳『ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの 』光文社古典新訳文庫)
参照元:片田珠美「精神科女医のたわごと」
米国留学の小室圭さん、裏返しの「特権意識」か…例外を求める「例外者」の可能性
2018.07.06 Business Journal

眞子さまのお気持ちが離れる期待も……小室圭さん“突然の留学”に宮内庁は歓迎ムード?
2018/7/9 16:00 日刊サイゾー

秋篠宮家の長女・眞子さまとのご結婚を延期している小室圭氏が、アメリカの弁護士資格を取得するため、8月から留学することがわかった。期間は約3年ほどだという。

 留学する学校は、ニューヨークにある「フォーダム大学ロースクール」で、授業料を全額免除する奨学金を受ける。また諸生活費については、現在の勤務先である弁護士事務所が支払うという。

 小室圭氏といえば、2017年5月、一橋大大学院在学中に眞子さまとご結婚の準備をされていると報道され、その後、4カ月後の9月に婚約内定会見が行われた。ところが18年2月、宮内庁は20年までご結婚を延期すると明らかにしていた。

「小室さんは、今年の4月頃に勤務先に留学希望を伝えていたようです。世間が小室さんの母や小室さん本人に対して批判的なことに悩み、そういう声から逃れたいという思いもあったのでは、という声も。あまりに厳しい風当たりが、アメリカへの『逃亡』を駆り立てたようです」(皇室関係に詳しい雑誌記者)

 急な留学希望に、宮内庁関係者も驚いたという。

「相談もそこそこに突然留学を決めたばかりか、直前になっての報告だったこともあり、小室さん側への不信感はさらに高まってしまっている。それでも、小室さんについているSPが外れることで、莫大な警備費の負担軽減にもつながることや、お2人のお気持ちが離れるのではないかという淡い期待もあって、歓迎している面もあるようです」(同)

 周囲の思惑を超えて日本とアメリカでの遠距離恋愛を、お2人は乗り越えることができるのだろうか? 小室氏には勉学にも励み、立派な弁護士になって活躍してもらいたいものだが……。
参照元:眞子さまのお気持ちが離れる期待も……小室圭さん“突然の留学”に宮内庁は歓迎ムード?
2018/7/9 16:00 日刊サイゾー








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明仁天皇の生前退位表明について

天皇陛下が国民に向けて生前退位の意向をビデオメッセージの中で表明した。



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戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。

私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。
本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。

そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを、切に願っています。
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生前退位の意向を表明した明仁天皇のチャートである。

EmperorAkihito_chart
明仁天皇は、ラグナが射手座のムーラに在住し、9室支配の太陽もムーラに在住している。

「ムーラ」とは根っこのことで、物事の根本を突きつめる哲学的なナクシャトラである。

従って、このナクシャトラに生まれた人は、何故、自分はこの世に生まれて来たのか、人間はどこから来て、どこへ行くのか、自分の生きる使命は何か、といった深い哲学的テーマについて常に思索している。

従って、9室支配の太陽がラグナの射手座ムーラに在住しているということは、父親である昭和天皇の息子として、天皇の位を継承し、自分が象徴天皇として、どのように生きていけばいいのか、哲学的な問いを突き詰めて来たことは間違いないのである。

従って、天皇が述べられた『即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。』という言葉は正真正銘の天皇自らの率直な気持ちの発露であり、真実の言葉であろうと思われる。

即位以来、ずっと理想の天皇像を追求してきたのは間違いないのである。

日本全国を巡幸し、災害が起これば被災地を訪れて慰問するなど、その役割は、例えば、ローマ法王のように実際の政治権力はなくても国民の精神的な支えとして存在し続けるという役割である。

それは、例えば、2011年(平成23年)3月16日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生とそれに伴う被害に鑑み、国民および被災者に対しビデオメッセージを放送した行為の中にも現れている。

明らかに国民を励まし、希望を灯す精神的なシンボルとしての役割を積極的に果たそうとしているのである。

つまり、これは宗教的指導者の役割である。
また明仁天皇は歴代の天皇の歴史についてもよく研究しており、

「大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います」

といった発言もしているようである。

つまり、帝国憲法と皇室典範で生前退位が認められなくなり、天皇がより神秘的に権威づけられ、天皇に統帥権などの政治権力が集中した戦前の天皇を例外的なことだと考えているようである。

歴史的に見て、天皇は国民を精神的に導き、慕われてきた宗教的存在であると考えているようである。
皇室に生まれたからには、天皇家の歴史について学ぶ機会があると思われるが、特にラグナや9室支配の太陽がムーラに在住しているからこそ、天家の家系について深く考察しているはずである。

またラグナロードの木星が10室に在住していることは、そのような精神的指導者として、常に国民と対話し、国民の悩みを聞くカウンセラーとして、全国を巡幸して来たのである。

2室に惑星集中することは、一族で生産設備、土地、労働力などの資本を所有する大企業の社長などに多い配置である。

王室ということで言えば、国土や国民、そこから生まれる富を税金で徴収している一国の国王などに多い配置である。

例えば、以前、検証した アブドッラー・ビン・アル・フセイン国王も2室に惑星集中していた。

生産設備や労働力、土地など全てを所有する創業社長や、それを相続した大企業の2代目の経営者などに多い配置である。

明仁天皇はこの2室に2、3室支配の土星、6、11室支配の金星、5、12室支配の火星、ラーフが集中し、木星からのアスペクトを受けている。

2-8の軸は家族(先祖)の2室と相続を表す8室の軸であり、名門に生まれたり、家柄が良い人はこの軸が強いのである。

従って、天皇家に生まれたというのは、この2室が強いことが物語っている。

然し、この2室は2、3室支配の土星が絡んだり、6、11室支配の金星が絡み、また土星、火星、ラーフという3つの凶星が在住していることもあり、非常に悩ましい配置でもある。

天皇家の中で、様々な欲望が思惑が渦巻く中で、生きてきたことを表しているのである。

特に子供を表す5室支配の火星と6、11室支配の金星が絡み、土星やラーフが絡んでいることは、息子である皇太子徳仁親王や、秋篠宮文仁親王との関係の中に様々な障害が伴うことを伺わせる配置である。

例えば、皇太子徳仁親王が、実の子であるが、秋篠宮文仁親王は別の側室に産ませた子供であるという話がある。

その証拠に秋篠宮文仁親王が誕生する前に美智子皇后が妊娠している姿がマスメディアどころか周囲の人に一切見られていなかったからだというのである。

そうした情報が2チャンネルに載っている。

皇太子徳仁親王が誕生した後、美智子皇后は、流産しており、息子が一人だけだと天皇家の存続が危ういので、側室に産ませたのが、秋篠宮文仁親王であるというのである。

その説は、このチャートからすると信憑性がある配置である。

何故なら、5室の支配星にラーフと絡み、凶星から傷つけられたりすると、腹違いの子といった意味合いが出てくるからである。

私はこのラーフの働きについて複数のケースで確認している。

6、11室支配の金星は、愛人を表しており、それが5室支配の火星と接合して、2室に在住している配置は、側室(愛人)の存在、2人の腹違いの息子を交えた家族の複雑な状況が見て取れるのである。

そして、この2室は7室をラグナとした場合の8室である。

8室には5室支配の金星が在住し、ラーフ、土星、火星が在住して傷つけている。

これは美智子皇后にとっては、苦悩の配置であり、天皇家存続のために側室が子供を産むということ、その三角関係について受け入れなければならなかったことを意味している。

8室での金星、火星、ラーフの接合は、愛憎交えた男女の恋愛関係における苦悩の配置であると考えられる。

また平民出身の美智子皇后は、天皇家に嫁いだ後、いじめを受けたというのは、公然の秘密である。

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1957年(昭和32年)8月19日、避暑で訪れた軽井沢のテニストーナメントで正田美智子と出会う。テニスを通して交際を深めた。宮内庁職員の作品展に「女ともだち」と題した彼女の写真を出品した。しかし彼女が資産家の令嬢とはいえ皇族・華族出身ではないためお妃候補としてマークされることはなかった。徐々に皇太子が積極的に美智子との結婚を考えていると分かると、皇室内外から猛反対を受けた。昭和天皇の侍従長を務めた入江相政の著作『入江相政日記』には、「東宮様のご縁談について平民からとは怪しからん」と香淳皇后が秩父宮妃勢津子、高松宮妃喜久子の両親王妃と共に昭和天皇に訴えたという内容の記述がある。常磐会(学習院女子部の同窓会)会長松平信子ら旧華族の女性たちの反発も強く、信子に対しては昭和天皇自ら了承を求めてようやく決着したともいわれる。最終的に1958年(昭和33年)11月27日、結婚が皇室会議において満場一致で可決された。

(wikipedia 明仁より引用抜粋)
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つまり、自分のことを快く思っていない天皇家と一族の中に入っていくことは大変なことである。

まず親切に扱われることはなかったと考えられる。

それが7室をラグナとした時に8室に土星、火星、ラーフという3つの惑星が集中する意味である。

7室から見た時に6、11室支配の火星は高揚し、8、9室支配の土星が自室に在住していることは嫁いだ先の天皇家に強力な人々がいたことを表している。また物質的では不自由はなかったと思われる。然し、8-9の絡みが見られるため、天皇家から悪意ある扱いを受けたことが考えられる。

例えば、以下の「手袋事件」などもそうしたエピソードの一部である。

明仁天皇のチャートからは、その妃になった配偶者(美智子皇后)の過酷な苦労が読み取れるのである。

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美智子妃いじめの第一幕 婚約会見当時の「手袋事件」とは?
2014.07.19 07:00 NEWSポストセブン

今年4月10日、ご結婚55周年のエメラルド婚を迎えられ、10月には80才になられる皇后・美智子さまだが、皇室に嫁がれた当初、美智子さまを待ち受けていたのは、あまりにも過酷な茨の道だった。

皇太子妃決定に際する記者会見でのこと。美智子さまはVネックに七分袖の象牙色のドレス、白い鳥羽根の輪の帽子、ミンクのストールと、初々しさにあふれる装いだった。ところがドレスに合わせた手袋が、手首とひじの中間までしか届いていなかった。

「正装であるべきこの日、手袋はひじの上まで届くものでなければならない」

早くも宮中からクレームが入る。しかし、この手袋は美智子さまが用意したものではなく、東宮御所から届けられたものだった。わざわざ届けられたものにもかかわらず、ひじの隠れる手袋でなかったということは、何らかの意図が働いていたと思わずにはいられない話である。この“手袋事件”は、“美智子妃いじめ”の第一幕ともいうべき出来事だった。

皇室に入られた美智子さまのお側に仕える女官長は、秩父宮勢津子さま(享年85)の母・松平信子さん(享年82)が推挙した彼女の遠縁の牧野純子さんだった。信子さんは、女子学習院のOG会である常磐会(ときわかい)の会長。常磐会は、明治以来、皇族妃、元皇族を中心にした組織で、皇室内における力は絶大なものがあった。この常磐会を中心に、平民からプリンセスになった美智子さまに対して反対運動が起きていたのだ。

「信子さんの懐刀である牧野女官長と美智子さまは早々からなじまぬ関係で、美智子さまは東宮御所にいても、肩の力を抜く暇もなかったそうです」(宮内庁関係者)

あるとき、美智子さまが礼儀作法について、彼女に尋ねると、

「それくらいは、ご自分でお考えになってください。妃殿下になられて、もう何か月にもおなりになったのですから」

牧野女官長の冷ややかな態度は日が経つにつれて輪をかけるようになり、美智子さまは孤独を深めていく。こうして“美智子妃いじめ”は静かにエスカレートしていった。1960年(昭和35年)2月23日、待望のお世継ぎ・浩宮徳仁親王(現皇太子さま)を出産された美智子さま。しかし、退院の際、再び非難の声が…。

車に乗られ、浩宮さまを抱かれた美智子さまは、待ち構える報道カメラマンへの気配りで、窓を半分開けられたのだった。ところが、例によって宮中からクレームがつく。

「皇室には伝統があって、妃殿下が人前で赤ちゃんを抱かれることはない。その上、生まれたばかりの赤ちゃんをストロボにさらすとは…。第一、窓を開けて風邪をひいたらどうするのか。まったく美智子さまは、何をお考えになっているのでしょうか」

この約半年後に行われた会見で、美智子さまが発せられたのが、次のお言葉だった。

「難しいと思うこともあるし、つらいこともあります。いつになったら慣れるのか、見当がつきません。ときには、八方ふさがりのような気持になることもあります」

美智子さまにすれば、まさに“八方ふさがり”というご心境だったことだろう。

常磐会の反対運動をきっかけに始まった、その後の長きにわたる“美智子妃いじめ”。しかし、美智子さまはプリンセスとしての自覚と気品を失うことなく、数え切れない誹謗、中傷に対しても一切反論されることはなかった。

※女性セブン2014年7月31日・8月7日号
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名門の家に生まれるのは大変であるし、また名門の家に嫁ぐことも大変である。

それは家の存続、そして、家の存続によって利益を得る人々の欲望や思惑が渦巻く中で、家系の存続を中心に生きなければならないからである。

こうした名門に嫁いだ女性は、世継ぎを産めるかどうかということで判断されるのである。

そして、家の存続に必要な世継ぎを産むことが出来なければ、嫁ぎ先からは非難の目で見られ、離縁させられるか、側室を認めさせられなければならない。

それが名門の家の存続が第一となる世界なのである。

歌舞伎役者とか、天皇家とか、そうした名門には、2-8の軸の苦悩が多いものである。

生前退位の意向を表明した明仁天皇は、先代の昭和天皇の時代まで受け継がれてきた権威ある天皇としての役割を自ら避けようとしているかのようである。

そして、自らが亡くなった場合に昭和天皇の時にそうだったように壮大な葬儀などによって、国民生活を麻痺させたくないという慎ましい考えが基となっている。

また象徴天皇は象徴としての務めを果たして初めて天皇なのであって、自ら務めを果たすことができなくなったら天皇を退位すべきであると考えておられるようである。

これは非常に山羊座惑星集中らしい慎ましい考え方である。

また昨今の日本会議が背後にいて、戦前の明治憲法の復活を目標に活動している安倍政権にとっては、こうした天皇の生前退位の意向は、あまり望ましくないものである。

天皇の権威が失われ、天皇も年老いたら、退位するという天皇の人間性を示す流れである。

天皇は象徴天皇として、政治力は持っていないが、自らの可能な限りの範囲内で、天皇に戦前のようなカリスマ性を持たせるというあり方を拒絶する政治的な発言のようにも思えるのである。

あくまでも天皇は、国民のための精神的な拠り所となり、国民統合の象徴として、慎ましくまた国民に親しまれ愛される存在でいたいということではないかと思われる。

また今回の表明の半分は、自分の体力が衰えてきたので、象徴天皇としての仕事から引退して余生を静かに送りたいという率直な表明でもあるのである。

これはマラカの2室に惑星集中し、また木星と土星がマラカの2室にダブルトランジットする昨今、現実に日々、天皇自らが体感していることなのだろうと思われる。

私自身、天皇のことをこれほど考えたことはないが、出生図を作成してみて検討してみるにつけて、明仁天皇は、皇室のあり方や生前退位の意向など、全て自分自身で考えて発言しているということである。

誰かに原稿を書いてもらって、役を演じさせられている訳ではない。

天皇家という伝統を受け継いだものとして、限られた範囲内で、自分の役割を精一杯果たそうとしているのである。















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