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ZOZOTOWN 前澤社長のチャート -成功と富を生み出す配置-



今年は何かとバッシングされることの多かったZOZOTOWN前澤友作氏のチャートである。

一代で、時価総額1兆円の会社を築いた経歴や、オフィスでは競争はいらないとか、6時間勤務制を採用するといった独特の経営哲学で話題となった。

また女優・タレントの剛力 彩芽との交際などでも話題となった。(但し、本人は結婚を否定している)


まず、外見、行動パターン、性格傾向、またフォーブス誌の長者番付に載る程の富豪となったこと、インディーズバンドでメジャーデビューをしたこと、公益財団法人現代芸術振興財団を設立し、芸術家を支援していることなどの情報から、ラグナは蠍座ではないかと思われる。




この蠍座ラグナに設定することは、同時に一代で1兆円の事業を育てて富豪となったことを説明することを可能にする。

以下にその理由を書いて行きたいと思う。


まず、私は前澤社長が醸し出している雰囲気だけでラグナが蠍座ではないかと見当がついた。

従って、それで正しいのかどうか理屈は後から検証し、確認したということである。



水星と火星の星座交換 -莫大な富を生み出す原動力-


この蠍座ラグナに設定すると、ラグナロードで6室支配の火星が8室に在住し、8、11室支配の水星がラグナに在住している。


従って、1室-8室で星座交換している。


この星座交換で1-8、6-8、1-11、6-11の4通りのコンビネーションが生じており、1-11のダナヨーガが星座交換によって生じていることがポイントである。


そして、火星と水星は星座交換することによってそれぞれ自室に在住するかのように働いている。


例えば火星は、ラグナでルチャカヨーガを形成しているかのように働き、水星は8室で自室に在住しているかのように働いている。


水星が8室に在住する配置は例外的に良いと言われており、出生図でも分割図でもそうである。


8室に水星が在住する場合、ビジネスなどにおいて他人の資金や才能、労力などを利用して、レバレッジを使って、成功することが出来るのである。


双子座はシティーやウォール街など株式市場を表わす星座であり、株式市場から資金調達してインターネットビジネスを巨大に成長させたのである。


ここには株式市場のマジックというものが働いている。


通常、株やFXに熟達した人が、数十万ぐらいのわずかな資金を何億、何十億にした事例というものが沢山伝えられているが、それと同じことである。


それが実業と上手く組み合わさると同時に株式市場から調達した資金を更にインターネットビジネスに再投資することで、アパレル業において利益を上げる仕組みを作り上げたということである。


蠍座ラグナの方でしばしば8室が強い人物が、投資家として成功したり、実業家として成功する事例を何例も見ているが、皆、株式市場のマジックを最大限に活用した人々である。(例えば、ウォーレン・バフェットなどもそうである)




8、11室支配の水星が8室で自室に在住しているかのように働くことで、前澤友作氏は、恐ろしいほど、株式市場のレバレッジを活用することに長けていたということである。


最近、新規の仮想通貨の発行者が、ICOなどで、数十億、数百億を簡単に資金調達する事例が伝えられているが、それと同じで株式市場に上場することで、正のスパイラルによって、会社を急成長させることが出来たのである。


これには現在、株式市場には資本が有り余っていて、資本の投下先がない為、有望な事業には巨額の資金が集まり、その資金を再投資する結果、人材、才能などが短期間で、異常なほど集まり、会社が急成長できるという事情があるのである。



そして、更にポイントは、こうした水星と火星の星座交換に10室支配の太陽が参加しているということである。



太陽はラグナに在住することで、1-10のラージャヨーガを形成しているが、この太陽に火星がコンジャンクトしているかのように働いているのである。


そのことで、前澤友作氏は、司令官として、強力なリーダーシップを発揮できるということである。


つまり、ラグナでルチャカヨーガを形成しているかのように働いている火星が太陽とコンジャンクトしているかのように働いているということである。


これを可能にするのは、水星と火星が星座交換をしているからなのだが、これが10室支配の太陽と絡むことによって、ビジネスにおいて莫大な富を生み出すことになったということである。


これは直感的には分かりにくいが、星座交換の重要性というのは、こういった所に現れる。


そもそも星座交換を見逃してしまう場合は問題外だが、星座交換があった場合、このようにパッと見では分からない惑星同士の絡みというものも想定しなければならないということである。




競争を排除する経営哲学


何故、前澤友作氏が競争は必要ないとして、協力の経営哲学を持っているかと言えば、10室支配の太陽が蠍座に在住しているからである。


蠍座は、水瓶座から見て、10室(行為)に位置しており、水瓶座の行動原理を表わしている。


つまり、水瓶座と同じような特質を表わすのである。


ある星座、ハウスからの10室目のハウスは重要であるという認識があるが、それはこういった理由によるものである。


ある星座から見た10室はある星座の行為のハウスであるため、似たような性質を持っているのである。



水瓶座は、グループ活動の星座であり、平等、博愛、公平を表わす星座で、共産主義の星座である。


従って、水瓶座から見た10室に位置する蠍座も似たような性質を持っているということである。



つまり、10室支配の太陽が蠍座ラグナに在住して星座交換する水星や火星と絡んでいる配置こそが、前澤友作氏の経営実践、経営哲学そのものである。


それは従業員たちの競争を排除し、従業員たちに協力させて、従業員の才能や労働力などの相乗効果を最大限に自分の事業推進のエネルギーとして活用するということである。


つまり、ここでも個々の従業員の力を個別に利用するのではなく、個々の従業員の力、能力の総和以上の力(これはシステム理論やエコロジーの思想などで言われてきたことであるが、全体は部分の総和以上のものである)を活用しようという新しい時代の考え方が適用されている。


これもレバレッジを活用する発想の中の一つではないかと思われる。




芸術振興活動


前澤友作氏が行う活動の一つに財団法人現代芸術振興財団を通じて芸術家を支援する活動がある。




これは4室支配の土星が9室に在住し、2、5室支配で5室定座に在住する木星からのアスペクトを受け、3室にアスペクトバックする配置が示している。


4室はオーガニゼーション(組織)を表わし、9室は慈善活動、啓蒙活動を表わしている。


木星が土星に一方的にアスペクトして、9室に土星と木星のダブルトランジットが生じているが、この配置が慈善活動、社会貢献事業に取り組む配置なのである。

またこの場合、土星が蟹座のプシュヤに在住していることによって、個人主義的な人々、芸術方面の才能や個性があるが個人的に活動する人々を支援する活動を行なっているのではないかと思われる。


そういうことを考えると、女優・タレントの剛力彩芽との交際などは、そうした芸術家の支援活動の一環としての意味も持っていると思われる。




何故なら、剛力彩芽は、蟹座に月と水星が在住し、典型的な蟹座の女性だからである。






因みに2018年4月26日発売の『女性セブン』で女優の剛力彩芽との交際が報じられた時、2人はSNS上で交際を認めているが、木星は天秤座で逆行して7室にアスペクトし、土星は射手座から7室支配の金星にアスペクトしていた。






またこれは剛力彩芽のチャートでも同じである。



ダシャーは土星/ラーフ期であり、アンタルダシャーロードのラーフのディスポジターが7室支配の金星で、その金星に対してダブルトランジットが生じたタイミングである。


一方の剛力彩芽は、金星/土星期で、マハダシャーロードの金星は7室の支配星で、アンタルダシャーロードの土星は月から見た7、8室支配の土星である。



ナヴァムシャでも金星は7室の支配星で、アンタルダシャーの土星は3、4室支配で8室に在住している。


金星/土星期は、金星/金星期のように働くと言われており、つまり、7室支配の金星のマハダシャー、アンタルダシャーの時期であると考えると、パートナー関係が生じるタイミングである。


因みに先日、読者の方から、ウッタラカーラムリタには、金星/土星期は乞食が王になる時期であると記されている旨を教えてもらった。






剛力彩芽の場合、前澤友作氏と交際することによって、乞食が王になるような跳躍を果たしたのではないかと思われる。



特に女優・タレントとして、それ程、注目されていた訳ではないが、いきなり、前澤氏と交際することによっていきなり王女様のようになったはずである。




スペースXのイーロンマスクと組んだ月周回旅行計画


非常に興味深いことは、前澤友作氏は、イーロンマスクのスペースXと契約し、2023年打ち上げ予定のロケットに乗って、月周回飛行を行なう予定だという。






この2023年は、前澤友作氏のダシャーが土星期から水星期に移行するタイミングである。


またその同じタイミングで、剛力彩芽は、マハダシャー金星期から太陽期に移行する。


従って、このタイミングで関係性に変化が生じると思われるが、ちょうどこのタイミングが、スペースXで宇宙に行く契約をしたタイミングであるというのは偶然ではない。



水星はラグナロードの火星と1-8の星座交換をしている惑星で、機能的凶星で、またマラカでもある。


この宇宙旅行は、アポロ宇宙船と同じ旧式のロケットで、月の周回軌道に乗るという無謀な試みのように思える。




アポロ13号の奇跡の生還の物語を知っている人にとっては、月の周回軌道に乗って、地球に帰還する旅は、そんなに容易いことではないことは分かると思うが、NASAや外部の人々の英知を結集して、やっとのことで地球に帰還できたのである。


それを自動運転自動車の量産も滞っているイーロンマスクの民間宇宙計画で、本当に行って帰って来れるのか非常に疑問である。


1-8の星座交換は身体の拘束なども表わし、まさに命の危険が生じる配置である。


誕生してから、ラーフ期、木星期、土星期と一度もラグナロードと絡む1-8の星座交換の絡みのダシャーを経験していない。


人生で、マハダシャー水星期になることによって、初めてラグナロードと絡むマラカで機能的凶星の水星期を経験するのである。


このラグナロードの火星には逆行の土星も絡んでおり、決して、安全なものとはいえないのである。





剛力彩芽のチャートを見ると、現在、2003年9月からマハダシャー金星期を過ごしている。


「モデルになりたい」と両親に相談し、芸能事務所に入ったのが、小学4年生(2002年)で、それがマハダシャー金星期の直前である。


そして、マハダシャー金星期になった後の金星/月期にファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動している。


つまり、剛力彩芽の芸能活動はマハダシャー金星期がもたらしたものである。


金星は月から見て4、11室支配で3室(芸能)で減衰しており、ナヴァムシャでも3、8室支配で11室に在住している。


それで、いずれにしても3室(芸能)が絡んでおり、金星期は芸能活動と関係がある。


現在、金星/土星期であるが、次が金星/水星、そして、金星/ケートゥ期で、マハダシャー金星期が終わる。


金星は7室の支配星で3室に在住していることは同じ芸能界の人と交際することを表している。


アンタルダシャーの土星は8室に在住しており、次の水星も8室の支配星であるため、この交際は経済力など実力が上の相手との交際であることを意味している。


そして、2023年9月からマハダシャーが太陽期になるが、太陽は10室で2、5室支配の木星とコンジャンクトしており、金星とは絡んでいない。


またダシャムシャでは太陽は9室支配で12室に在住しており、金星とはアスペクトし合っているが、より金星との絡みは弱くなる。


剛力彩芽は、マハダシャー太陽期になったら芸能活動の第一線から身を引いて、芸能界の裏方や芸能界周辺の教育やコンサル関係の仕事に移行する可能性がある。


それは前澤友作氏が月旅行をするタイミングなのである。





その他の特徴



上記に挙げた他にもチャートの信憑性を確かめる材料がいくつかある。



音楽への興味関心


例えば、5室支配の木星に金星(音楽の表示体)がアスペクトしており、また月からみた5室にラーフが在住しているが、これはロックバンドで、ドラムやベースなどの激しい機械音を打ち鳴らす配置である。


誕生してから13歳まで、マハダシャーがラーフ期であるため、この時期にロックへの興味を持ったと思われる。


ラーフのディスポジターの金星(音楽の表示体)は月からの5室の支配星で、5室支配の木星にアスペクトしている。


またラーフはヴィシャーカーに在住しているが、支配星は5室支配の木星で、やはり金星からアスペクトを受けている。



富のコンビネーション(チャンドラマンガラヨーガ、ナクシャトラレベルの星座交換)

既に1-8の星座交換の中に1-11のダナヨーガが形成されている旨を述べたが、この他にも月と火星が8室でコンジャンクトしているが、これはチャンドラマンガラヨーガを形成しており、富をもたらす配置である。

またラグナに在住する8、11室支配の水星は、ヴィシャーカー(木星)に在住しており、木星は2、5室支配でレヴァーティー(水星)に在住している。


従って、8、11室支配の水星と2、5室支配の木星がナクシャトラレベルの星座交換をしている。


これによっても2-11、5-11のダナヨーガが形成されているとみなすべきである。





不祥事


ZOZOTOWNの送料は高いと文句を言った客に対して、twitterで、毒づいた事件が発生したが、火星が2室(スピーチ)にアスペクトしていたり、火星と月のコンビネーション自体が、瞬間湯沸かし器のように感情を爆発させる配置である。

この事件は、前澤友作氏のキレやすい感情的なパーソナリティーを一般に向けて暴露した。




今回はナヴァムシャのラグナ、ダシャムシャのラグナの修正までは出来ていないが、それらは今後の課題である。





(参考資料)



一代で1兆円企業を築いたZOZOTOWN社長「異形の履歴書」
「競争はいらない」経営哲学 2017/9/6
週刊現代講談社
毎週月曜日発売プロフィール

実業家でありながら、アーティストのようでもある。日本を代表する資産家だが、日本で一番買い物をする男でもある。彼が動き出すと、なぜかワクワクする。こんな経営者、いままで見たことがない。

9時出社、15時退社

千葉・海浜幕張駅からすぐ、日本最大級のファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイの本社に足を踏み入れると、まず目につくのはTシャツ、スニーカー姿の若い社員たちである。

平均年齢30歳ほど、ストリートファッションに身を包んだ「部長」や「本部長」など、200名以上が仕切りのない大部屋に席を並べる風景は、大手経団連企業の「お堅い職場」とは対照的である。

会議室や廊下には現代アートが飾られ、オフィスはさながらポップなミュージアム。

そんな自由な雰囲気を楽しむように働く社員は、実は基本給とボーナスが従業員一律。違うのは役職給だけで、どれだけ働いてもサボっても、同じ給料がもらえるという給与制度のもとで働いている。現役社員は言う。

「どうやったらほかの社員を出し抜けるか、上司に気に入られるかなどと考える社員が増えるほど、会社はつまらなくなるし、業績も上がらなくなる。

それならばいっそのこと給料一律で社内競争を排することで、社員にはお客をどう喜ばせるかを考えることに時間を使ってほしい。そんな社長の想いから始まった制度です」

労働時間も大企業では当たり前の「9時-5時」ではなく、6時間労働制。これには、「最短時間で最高のパフォーマンスをあげることでさっさと仕事は切り上げて、遊びや趣味で刺激を受けてほしいとの社長の狙いがある」(前出・社員)

実際、定時通りでいけば、社員は9時出社で15時退社になる。いまだ「モーレツサラリーマン」を強いる大企業とはまったく違った職場風景が広がっているわけだ。

いま、こんな異例尽くしの会社が運営する通販サイトにファッション好きの若者が殺到。百貨店やアパレルの不況が言われる中、年間670万人以上が『ZOZOTOWN』で服を買うほどに大盛況で、業績は上場来10期連続の増収増益。営業利益ではすでに三越伊勢丹ホールディングスを抜くほどになっている。

「服は試着してから購入するもので、ネット通販は絶対に成功しない。スタートトゥデイはそんな業界の常識を覆して成功した初めての会社です。しかも、多くの通販サイトが安売りや過剰な客の囲い込みに走るのと一線を画しているのも特徴。

代わりに、『ZOZOTOWN』はあくまでブランドの世界観をいかに消費者に伝えるかを徹底し、サイトデザインなどにこだわりまくる。それが感度の高い若者の心をつかんで、高くても売れる唯一無二のショップを作り上げることに成功した」(コア・コンセプト研究所代表の大西宏氏)

100億円豪邸も千葉にある

そんな異色の会社を作り上げたのが、創業社長の前澤友作氏(41歳)。

2007年に東証マザーズに上場した際の時価総額は366億円だったが、今夏には大台の1兆円を突破。たった一代で1兆円企業を作り上げた凄腕経営者である。

実はこの前澤氏自身、会社と同じようにかなりの「変わり者」である。

「まず、地元・千葉への想いが尋常ではない」と、大手アパレル幹部が言う。

「普通、ファッション業界の会社であれば、渋谷、原宿などに本社を置きたがるのに、前澤氏は絶対に千葉から離れようとしない。『東京は競争心が強い人が多くて嫌い』と言うほどで、住まいも会社から近い千葉市内のタワーマンションです。

もともと千葉の鎌ケ谷出身で地元愛が強く、本社近辺に住むスタッフには月5万円の『幕張手当』を支給するほど。千葉マリンスタジアムの修繕費用には1億円を寄付したし、同スタジアムの命名権を約31億円で獲得して『ZOZOマリンスタジアム』に改名もした」

前澤氏が現在建てている「100億円豪邸」とも言われる新居も千葉市内にある。

「東急プラザ表参道原宿などを手掛けた有名デザイナーが設計し、結婚間近と言われながら8月に破局したモデルの紗栄子と住むとされた豪邸です。大きな石組みの玄関に、中庭にはもみじの巨木を置くなど、こだわりが凄い。

これを広尾や松濤ではなく、都心まで電車で1時間以上の京成千葉線みどり台駅に建てるところが前澤流なわけです。

実は前澤氏には、千葉を新しいライフスタイルの象徴となる街にしたいという構想がある。彼がウン十億円、ウン百億円というカネをつぎ込むアート作品を集めた美術館も千葉に建てる予定です」(前出・アパレル幹部)

ことほどさように、「カネの使い方」が大胆すぎるところもまた前澤氏の特徴である。

とにかく凝り性で限界まで突き詰めるタイプなので、ワインは自宅のワインセラーなどに3000本以上を所有するコレクター。

クルマもベンツやBMWでは飽き足らず、世界限定77台発売で1憶5000万円以上するアストンマーチンを所有。ウン億円のイタリアのスーパーカーのパガーニ・ゾンダなどを買い揃えたうえ、プライベートジェットの所有者でもある。

アート作品へのカネのつぎ込み方も尋常ではなく、昨年には米国人画家ジャン=ミシェル・バスキアの絵画を約62億円で落札したかと思えば、今年も同作家の別作品を123億円で落札し、アート関係者の度肝を抜いた。

前澤氏と親交のあるサザビーズジャパン元社長の石坂泰章氏が言う。

「アートの世界ではすでに『世界の前澤』。前澤さんは現代美術だけでなく、日本のお茶道具、モダン家具のメジャーなコレクターでもあります。

実際、ある人が東京国立博物館の茶の湯展に一人で来て、茶碗に見入る前澤さんを見かけたと言っていた。自分の感性に合う美術品を深く掘り下げるタイプで、一般にはあまり知られてないかもしれませんが、河原温という世界的な現代美術家の作品を10点以上持っていたりもします」

早稲田実業の「問題児」

そもそも前澤氏は、自身が持つスタートトゥデイ株の資産価値だけで4000億円以上ある大資産家。配当収入も20億円以上('17年3月期)という富豪だが、「キャッシュを残さない」という独特な金銭感覚の持ち主でもある。

前澤氏と10年以上の付き合いがあるSYホールディングス会長の杉本宏之氏が言う。

「前澤さんは、財布の中にカネがあったら使い切るタイプです。昨年、バスキアの作品を約62億円で落札した際、数日後に一緒に中華料理を食べに行ったんです。すると、メニューを見て10秒間くらい固まっている。

どうしたんですかって聞くと、1万円を超えるコースか、数千円のコースかどちらにするか悩んでいると言うので、聞くと、『いまカネがないんだよ』と。

オークション資金として40億円ほどを準備していたのに落札額が約62億円になったので、『だからいま、カネがないんだよ。どうしよ』って豪快に笑うんです。

私から見た前澤さんは、大胆さと繊細さの振り切れ方が半端ではない。豪快に何十億円のアート作品を落札したかと思えば、通販サイトの画面デザインについてはミリ単位までこだわるような人なんです」

そんな前澤氏は、経歴もまた「異形」である。

サラリーマンの父と専業主婦の母のもとに生まれた前澤氏は、地元の市立東部小学校、鎌ケ谷第二中学校に進学後、高校は都内有数の進学校である早稲田実業学校高等部を受験して合格。

そのまま行けばエスカレーター式で早稲田大学に進学して、大企業に就職というエリート街道が待っていたが、途中で学業をドロップアウトしている。

関係者らによれば、前澤氏は1年時こそ無遅刻無欠席の皆勤賞だったが、2年からは欠席が増加。学校に来ても、自分とは違うクラスに出席するような問題児だったという。

学校から足が遠のく一方、前澤氏が熱中していったのがバンド活動。バンド練習のスタジオ代を稼ぐために、建築現場などでアルバイトをするようになっていった。

バイトに行く日には、「今日は仕事です」と学校に電話して建築現場へ。稼いだカネでバンド練習をして、新宿などのライブハウスで演奏をする。まるで進学校の生徒とは思えない高校生活だ。

「地元の鎌ケ谷から高校のあった早稲田まで1時間30分ほどかけて通学電車に乗っていた時、周囲を眺めると疲れた顔のサラリーマンが揺られていた。早大に進学して就職してもこんな大人にしかなれないのかと思うと、学校に通いたくなくなったようです。

もともと前澤氏は、人と同じことをするのが大嫌い。高校の入学式にも、学ランに真っ赤なスニーカーを履いてきた伝説がある」(早実OB)

ディカプリオからメール

結局、高校は卒業したものの、大学には進学せず、そのままインディーズバンド活動を開始。アルバイトをしながら、ハードコアバンド『SWITCH STYLE』のドラマーとして活躍。1998年にはメジャーデビューも果たすなど、音楽業界では知られた存在になっていく。

そうした最中、前澤氏はバンド活動と並行して、ひょんなことからある事業を始めることになる。これが後の「経営者・前澤」へとつながっていく。

「海外のCDやレコードのカタログ通販です。もとは高校卒業後に、当時付き合っていた彼女についていくように半年間ほど渡米した際、現地で買い付けたCDなどを日本の知人らに送ったところ、すごく喜ばれたことがきっかけ。

帰国後も個人輸入したCDをバンド仲間などに販売していたら人気が出たため、自宅の6畳一間を『オフィス』にしてカタログ通販を始めた。

するとこれが大当たり。注文の電話が鳴りやまなくなって年商1億円くらいの事業になった時、有限会社スタート・トゥデイとして会社化した」(前澤氏をよく知る関係者)

1998年5月、これが現在にいたる会社誕生の瞬間だった。

「さらに、前澤氏はバンド活動と経営者の二足の草鞋を履く中、急速に経営のほうに興味をもつようになっていった。

バンドマンとしては、アルバムを作り、ツアーに出て、戻ってきたらまたアルバムを作って……というルーティンが多くなる一方、会社経営は刻一刻とビジネス環境が変化する中、ひとつとして同じ仕事はない。

自分がやった分だけ成果が広がっていくところに、無限の可能性を感じるようになったそうです。

結局、'01年にバンド活動は休止して、経営者一本で生きていくことを決断。同じ頃、前澤氏は秋葉原で専門書を買って、独学でシステムを勉強。自分でサイトを設計し、カタログ通販からネット通販に移行していった」(前出・関係者)

そのネット通販で、もともと大好きだったアパレルも扱うようになったのが『ZOZOTOWN』の原型。まだアパレルネット通販がなかった時代、前澤氏は一店ずつブランドに飛び込み営業をし、参加店を少しずつ増やしていった。

「儲けたいんじゃないんです。本当に自分が好きなブランドを一緒に盛り上げていきたい」――前澤氏のそんな情熱を前に、出店数はいつしか倍々ゲームで増加し、勢いそのまま会社も急カーブを描いて成長していった。

「前澤さんは上場する前くらいから、『週に3~4日しか働いていない』と言って、残りはゴルフをやっていた。当時から前澤さんには、やる時に一気に集中してやりきればいいという潔さがある。会社を6時間労働制にしたのも、そんな潔さから来ていると思います。

そう言えば、最近一緒にヨーロッパを旅していた時、彼にあのハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオからメールが届いた。アート関係で知り合ったようで、この時は実際、モナコの会場に浮かぶクルーザー上でディカプリオと合流した。

彼はこんな風に、いつもワクワク驚かせてくれる。いまはプライベートブランドを出そうとしていて、これも前澤さんのこだわりがかなり詰まっているらしい。どんなものが出てくるのか楽しみです」(前出・杉本氏)

これからも、前澤氏は周囲をワクワクさせるサプライズをその「履歴書」に書き込んでいきそうだ。

「週刊現代」2017年9月2日号より
参照元:一代で1兆円企業を築いたZOZOTOWN社長「異形の履歴書」
「競争はいらない」経営哲学 2017/9/6
週刊現代講談社
毎週月曜日発売プロフィール

ZOZO社員たちが次々に明かす「わが社長、前澤友作伝説」
破天荒、でも愛しい…
マネー現代編集部 2018/7/4

「明日からパソコンをなくそう!」
「数年前、社長主催の交流会で管理職スタッフが一緒に、三浦海岸へ海老を餌にサバを釣る船釣りに行ったときのことです。

その際、船長から『15メートル下にサバの魚群があるから、そこまで針を落として』と指示され、スタッフはみな指示通りにし たのですが、ふと横を見ると、社長はなぜか一人黙々と30メートル下に針をたらしていました。

しばらくして、社長1人だけ鯛を釣り上げました。

仕事の仕方にも共通するところがあります。人が『こうだ』ということや常識にとらわれず、あえて誰も手をつけていない場所 を攻めて成果をあげるというスタイルなんです」

ファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営するスタートゥデイのある社員は、同社の前澤友作社長のそんな「一面」を語る。

前澤氏といえば、いまや日本を代表するトップ経営者の一人。同社を2007年に上場させてからたった10年で時価総額1兆円を突 破させた凄腕として知られる一方、これまでの経営者にはない「変人ぶり」に注目が集まるニュータイプの経営者だ。

実際、今年5月にスタートトゥデイが社名を「ZOZO」に変更する方針を発表した際も、前澤社長は直後に次のようにツイッター投 稿して周囲を驚かせた。

「実は、スタートトゥデイという社名をつけたのは僕ではなく、当時の元〇〇」

前出とは別のZOZO社員は、前澤氏の次のような破天荒ぶりを紹介する。

「2012年に一日6時間労働制の『ろくじろう』という制度を導入した際、社内でより効率的に仕事をどう行うか? という話にな りました。

そのとき、幹部陣が現場の業務をもとにディスカッションしていたところ、社長が間髪入れずに『明日からパソコンをなくそう !』と言ったときはみな驚きました。

『機械に頼らずもっと直接的で真剣なコミュニケーションで仕事をしよう』という意図だったと思いますが、『急に会社からパ ソコンが無くなっては仕事にならない……』と全力で止めました」

指示はLINE

前澤氏はその働き方も変わっている。

たとえば、千葉・幕張のスタートトゥデイ本社では「社長室」にはほとんどいない。会社にいる間は、基本的にオフィスに入っ てすぐのオープンな会議室で一日を過ごす。

前澤氏はメールも使わず、連絡や指示はLINE。堅苦しい決まり事に縛られて仕事をするのではなくて、「みんなで全力で楽しん で仕事に臨もう!」というのが前澤流なのだ。社員の一人は言う。

「前澤はとにかくチームプレイを大切にする人で、『自分だけがよければいい』というのを一番嫌います。うちは基本給・ボー ナスが全スタッフ一律なんですが、これも『競争』より『協調』を大切にする会社にしたいという前澤の考え方が根幹にある。

前澤は理想的なチームについて『キャンプ』にたとえて、こう言っていました。『友達とキャンプに行ったときには、みんなノ ルマを競うのではなく、自分の得意なことを率先して、みんなが楽しめるようにするでしょ。キャンプ場近くの川で魚が釣れれ ば、みんなで均等に分け合う。会社もそうあって欲しい』と」

サプライズを「企画」する

そんな前澤氏は今春、初めての中期経営計画を発表。「10年以内に時価総額5兆円」との計画をぶち上げて、また周囲を仰天させ て見せた。

時価総額5兆円といえば、ユニクロを展開するファーストリテイリングやリクルートHD、任天堂、三菱商事などに匹敵。スタート トゥデイの時価総額は現在約1兆円だから、「5倍増」させる必要がある。

一見すると実現可能性の低い壮大な計画に映るが、前澤氏が常人では思いつかないようなアイデアで不可能を可能にしてきたの もまた事実である。

実際、ある社員には忘れられない思い出があると言う。

「私が驚いたのは、15年に前澤の発案で、ZOZOTOWN10周年を記念してサプライズで商品を0円で販売するという企画を実施したこ とです。

ある日突然、洋服の価格が0円になる。そうすると最初は『エラーが起きている』という噂が飛び交ったものの、そのうちSNSで 『いまのうちに買っちゃえ』などと拡散されるようになった。さらにはヤフーニュースのトップに掲載されて、瞬く間にZOZOの 話題で持ちきりになったんです。

もちろん商品を0円で販売することによる商品コストはかかりました。でも、それ以上のプロモーション効果になったから、フタ を開ければ大成功だった。ZOZOTOWNの企画や施策については前澤みずからがこうしてアイデアを出すことが多いんですが、本当 にいつも驚かされる」

「売れなかったら、俺が全部買ってやる」

仮にそうした斬新なアイデアを思い付いたとしても、並みの経営者であれば躊躇してしまうことも多いだろう。前澤氏の場合、 それを「決断」できるところに強さがあるともいえる。

もちろん、そのすべてがうまくいくわけではない。

「そういうとき、前澤の決断はとにかく早い。新しい挑戦がうまくいかなかったとき、社員が『せっかく時間と費用をかけたの に』、『大々的にやるって言ってしまったし……』などと悩んでいるのを横目にしながら、前澤は潔く『よし! 辞めよう』と 言い切る。やるときも、やめるときも決断するのが早いのがうちの特徴かもしれません」(同社社員)

しかも、失敗したときに「責任」を部下に押し付けるような野暮なこともしない。

「初めて、リアルイベントとして一般顧客向け合同ファッション展示会『ZOZOCOLLE(ゾゾコレ)』を開催したときのことです。 初めての挑戦だっただけに、スタッフたちの間には、うまくいくかどうか微妙な空気が流れていました。

そんなとき、お客様が本当に集まるのか不安に思う運営スタッフに向けて、前澤が『お客様が来なくて商品が買われなかったら 、俺が全部買ってやる』と言ってくれたんです。

正直、これには救われました。運営スタッフの士気も上がって、無事イベントも成功した」(ゾゾコレ担当スタッフの一人)

最近では女優の剛力彩芽との熱愛が報道されるなど、前澤氏は私生活も「規格外」。世界的なアートコレクターでもあり、あの ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオとアート仲間であることはよく知られている。

ただ、「成り金趣味」でアートを買い漁っているわけではない。

「前澤が米国人画家ジャン=ミシェル・バスキアの絵画を62億円で落札したときのこと。社内にもアートが好きなスタッフが多 く、純粋に『すごい』『見てみたい』といった声がたくさんありました。

すると、年末の全スタッフが参加する社員総会『STARTTODAY CAMP』で、前澤が落札したバスキア作品を会場に運びこみ、スタッ フのためだけの特別展示を行ってくれたんです。もちろんスタッフたちはとても喜びましたが、なによりそうして喜ぶスタッフ の姿を見つめる前澤の嬉しそうな表情が印象的でした」

ファッション革命で、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を――。

前澤氏はそんな野望を胸に、これからも周囲を驚かせ続けてくれそうだ。
参照元:ZOZO社員たちが次々に明かす「わが社長、前澤友作伝説」
破天荒、でも愛しい…
マネー現代編集部 2018/7/4










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ケイト・スペードの人生 -デザイナーとしての栄光と苦悩-



今年の6月頃、アメリカのファッションデザイナーのケイト・スペードが自殺したというニュースが報じられていた。


その業界について知っている方にとってはニュースであったようである。


私はそうした業界についてそれ程、詳しくない為、ニュースで報じられていたのを見て、初めてケイト・スペードについて知った。


ファッション業界のことはよく分からないが、何故、この一見、幸せそうに見える女性が自殺をしてしまったのか、それを調べてみたいと思った。


出生時間が分からない為、12:00で作成したが、私はケイト・スペードの写真を一目見て、直ぐにラグナは双子座のプナルヴァスではないかと思った。






風の星座を感じさせるスマートな美人ではあるが、天秤座ラグナのようにファッションモデルのようなギラギラしたタイプではなく、むしろ、ジャーナリズムやビジネスの世界で活躍しそうな印象である。


だから水星(ジャーナリズム、ビジネス)が支配星となる双子座ラグナではないかということなのである。


プナルヴァスは野心がなく温和な印象であり、他の双子座のナクシャトラであるアールドラーやムリガシラーとはまた全く印象は異なっているが、写真の印象からして、プナルヴァスではないかと思われた。


実際、ケイト・スペードはアリゾナ州立大学でジャーナリズムを学んだ後、卒業後にファッション雑誌『マドモワゼル』誌で働くようになり、それから1993年に夫と共に自身のブランド「ケイト・スペード ニューヨーク」を立ち上げている。


つまり、ファッション雑誌などのメディアの世界から業界に入ったのは創作のハウスである5室で金星が自室に在住し、この星座が風の星座(メディア、情報)である天秤座だからである。


5室の金星は創作活動をするのであるが、土の星座であれば実際の裁縫の技術を学んで服飾やアクセサリーのデザインなど、実際のマテリアル(素材)を使って創作するのであるが、風の星座の場合、ファッションに関するコンセプト、アイデアを創造するのである。


ファッション雑誌からキャリアをスタートさせたケイト・スペードは実際に自分で裁縫を行なったり、布地を触って物を作るというよりも、色彩や形などのアイデアを二次元空間で作成し、それを実際に形にしてもらうのは、誰か他の技術のある人に頼んだのではないかとも思われる。



そのようなファッションに関するコンセプトを売り物にするデザイナーではないかと思われる。



5室天秤座に定座の強い金星が在住しているのを見て、まず双子座ラグナで正しいという感触を得た。



経歴によれば、ケイト・スペードは1993年に自身の名前を付けたブランド「ケイト・スペード ニューヨーク」を立ち上げ、翌年の1994年に結婚している。


ブランドを起ち上げたのは夫の勧めによるもので、夫と共にビジネスを成長させたという。


双子座ラグナの場合、木星が7室と10室の支配星となるため、ハウス支配の構造上、パートナーと共に仕事をするという象意が生来的に備わっているのである。






ブランドを起ち上げた1993年10月頃のトランジットを見ると、創作の5室に木星がトランジットし、土星が山羊座からアスペクトして、5室にダブルトランジットが成立している。






またその直後から土星が水瓶座に移動して、11室にダブルトランジットが生じているが、ブランドの確立するのは称号、肩書きの象意であり、11室の象意である。


結婚した1994年は7室支配の木星に木星と土星がダブルトランジットしていることが確認出来るため、結婚のタイミングである。


ダシャーは金星/火星期から金星/ラーフ期に移行するタイミングであり、2つのアンタルダシャーをまたがっている。


通常、金星/ラーフ期は無条件で結婚をもたらすタイミングである。



2006年に夫妻はブランドをニーマン・マーカスに売却しているが、この時がちょうどマハダシャー金星期の終わり頃であった。




つまり、ケイト・スペードの最も強力な創作力を表わす5室天秤座の金星期の終わり頃に自分のまさに作品と言うことができる自分のブランドを売りに出してしまったのである。


そして、マハダシャー太陽期に移行するが、太陽は3室支配で、1、4室支配の水星と共に7室に在住している。


この太陽期にケイト・スペードは、ブランドから離れて、家庭に入って、子育てに専念したようである。


太陽が7室に在住して4室支配の水星と絡んでいるので、パートナーとの関係や家庭生活に専念したことを表わしている。






因みにケイト・スペードと彼女の両親は、1999年にブランドの株式の56%をニーマン・マーカス社に3600万ドル(約39億円)で売却していた。さらに、2006年には残りの株式を5900万ドル(約65億)で売却している。


2006年にケイト・スペードの全株式を取得したニーマン・マーカス社は、その1週間後にリズ・クレイボーン社に1億2400万ドル(約136億円)で売却している。


その後、2014年にリズ・クレイボーン社はブランドを「Kate Spade & Company」に刷新し、2017年、高級革製品のコーチ(現タペストリー)に24億ドル(約2600億円)で買収されたようである。


ケイト・スペードと彼女の両親が株式を手放した後、ブランドはどんどん成長して、最終的に約2600億の値段になったことを考えると、随分、安く手放してしまったことが分かる。


実際、彼女が生み出したブランドが、このように自分の手を離れて人気ブランドに成長していくのを見て、彼女はどう思っただろうか?



双子座ラグナにとって5室支配の金星は芸術的な創造の才能を表わすが、モクシャハウスの12室を支配しているので、しばしばそれはお金にならないのである。



5、12室支配の金星は創作の喜び、創作そのものが目的となるようなハウス支配であり、その為に出費もするが、お金を稼ぐことは考えていないような配置である。


だからこそ純粋に良いものを生み出せたと思うのだが、このようにブランドを創造したまさに産みの親が、実際のその利益の恩恵を与かれないことはよく起こることである。


資本家に才能を青田買いされるというのはこのことである。



ケイト・スペードは2016年に夫と共に娘の名を冠した新ブランド「FRANCES VALENTINE(フランシス ヴァレンタイン)」を立ち上げているが、この時には既に彼女には死の影が忍び寄っていたように思われる。


ダシャーでは、ちょうど月/ラーフ期である。


2室のラーフは創業してお金を儲けたいと思う時期であり、それで、おそらく彼女はもう一度、ブランドを起ち上げたのだろうと思われる。


ラーフはマハダシャーロードの月の星座に在住しており、主にマハダシャーロードの月の影響下に入っている。


月は2室支配のマラカであり、6室で減衰して、6、11室支配の火星からアスペクトされて激しく傷ついている。



以下の記事によれば、ちょうど、ここ3、4年メンタルヘルスに不調を抱えており、アルコールに溺れがちな生活を送っていたという。


つまり、ちょうど、マハダシャー月期に移行したタイミングである。


ケイト・スペードが自殺…ブランドイメージを気にしてメンタル治療に至らず
Hiromi Kaku 2018/06/06 13:32 CinemaCafe.net

6月5日(現地時間)、デザイナーのケイト・スペードが亡くなった。ニューヨークの自宅で首を吊った状態で家政婦により発見されたという。享年55歳。自殺という形で人生を終えたケイトだが、姉のレタは「予期できないことではなかった」と「InStyle」誌に語っている。

レタによれば、ケイトはここ3、4年メンタルヘルスに不調を抱えており、アルコールに溺れがちな生活を送っていたそうだ。「家族みんなでなんとか助けようとしたけれど、彼女はブランドのイメージ『ハッピー・ゴー・ラッキー』を崩したくなくて拒否し続けたの」。

それでもケイトのことを心配したレタは、以前キャサリン・ゼタ=ジョーンズが双極性障害の治療のために入所した施設とコンタクトを取り、ケイトも入所する意思を見せたのだが、土壇場になってやはり「イメージ」を気にして取りやめに。その後もこういったやりとりが何度も続き、ついにレタは諦めた。「人を救いたくても、救えないことがあると思い知ったわ」。

レタは、2014年に俳優のロビン・ウィリアムズが自死を選んだこともケイトに大きな影響を及ぼしたと話す。ケイトは訃報のニュース映像を何度も何度も見返していたとのことで、「あの頃から、もう自殺を考えていたのだと思うわ」とふり返った。

ケイトはつい最近、夫のアンディ・スペードとの破局も経験した。アンディとは「ケイト・スペード」を立ち上げ、同ブランドを手放した後も2016年から新ブランド「Frances Valentine」を手掛けるという20年以上の時を共有してきた仲だ。2人には娘が1人おり、ケイトから娘に宛てた遺書が見つかったと言われている。


このことは、双子座ラグナにとって、2室支配のマラカの月の星位が弱く激しく傷ついている場合、月のマハダシャー、アンタルダシャーが来たタイミングで、心の病(メンタル不調)を併発する可能性が高いということである。


この月には木星がアスペクトしていない為、木星の保護も働いていない状況であった。



実際、ケイト・スペードのブランド創作の仕事に関しては、7室支配の木星が5室の金星にアスペクトしているため、彼女の夫がよくサポートしたのだと思われる。

然し、木星は彼女の月に対しては、全くアスペクトしていない為、彼女の私生活上の心のケア、また彼女の両親、家族へのサポートまではしなかったということである。



実際、彼女が自殺する前の10か月前から夫とは別居していたと記されている。



つまり、夫のサポートも全く受けられない状況で、自殺を思い留めるような要素が全くなかったことを意味している。






彼女が自殺した2018/6/6は、ちょうど月/土星期であったが、月は2室を支配するマラカで、6室で蠍座のアヌラーダ(土星)に在住している。



アンタルダシャーの土星は8、9室支配で8室山羊座に在住して、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、シュラヴァナ(月)に在住している。



従って、月は土星のナクシャトラに在住し、土星は月のナクシャトラに在住しているため、ナクシャトラレベルの星座交換が生じている。



これは、アンタル土星期にマハダシャーロードのマラカとしての月の影響を強く受けることを意味している。



従って、月/土星期に自殺に至ったと考えられる。



つまり、2室支配のマラカの月と8室支配の土星が強く絡んでいる状況である。




ナヴァムシャでは、月は蠍座で減衰し、土星と火星からアスペクトされて傷ついている。





ナヴァムシャ、サプタムシャ、ダシャムシャのラグナ



因みに今回、出生図のラグナがプナルヴァスである場合、ナヴァムシャのラグナが取り得る範囲は、魚座から双子座までである。



金星/ラーフ期に結婚していることから、ナヴァムシャのラグナは金星が7室の支配星となる牡羊座ラグナと、金星がラグナ(7室から見た7室)の在住星になる双子座ラグナのどちらかではないかと思われる。



2005年の金星/水星期に娘が誕生しているが、ナヴァムシャのラグナを双子座にすると、サプタムシャ(D7)で、射手座ラグナで水星が7、10室支配で6室に在住し、5室や9室、ラグナへの絡みが明確でないため、このタイミングでの出産が確かではない。






牡羊座ラグナに設定すると、サプタムシャ(D7)のラグナが天秤座となり、金星はラグナロードで、水星は9室支配となるため、このタイミングでの出産が説明できる。







従って、ナヴァムシャのラグナは牡羊座ではないかと思われる。




ナヴァムシャのラグナが牡羊座というのは、非常に納得する所で、ケイト・スペードは新しい世界的ブランドの開拓者(パイオニア)であり、こうした先駆者の資質は牡羊座の特質である。


また木星が9室支配で11室に在住する配置は成功を掴む人の配置であり、10室支配の土星が2室に在住する配置は創業社長、雑誌編集の世界で、キャリアをスタートさせたのは、金星が3室に在住し、5室支配の太陽とコンジャンクトしていたからである。


そして、既に述べたが、金星/ラーフ期に結婚したのは、マハダシャーロードの金星が7室支配で、アンタルダシャーのラーフが5室に在住し、ディスポジターの太陽が7室支配の金星とコンジャンクトしている為である。


太陽期に子育てをして家庭に入ったのは、太陽が5室支配で3室に在住しているからである。


3室はプライベートな環境での学習や趣味などを表わしている。


そして、ナヴァムシャが牡羊座ラグナの場合、月は4室支配で8室で減衰し、3、6室支配の水星とコンジャンクトした上で、土星、火星からアスペクトされて傷ついているため、出生図の傷つきにもまして、更にナヴァムシャの月は激しく傷ついている。


従って、月期に深刻なメンタル不調に陥ったのである。


アルコール依存症に陥ったのは、2室が口から入るものを表わしており、蠍座は水の星座(飲酒)で蠍座がナチュラルゾーディアックで8室の象意(依存症、中毒)を持ち、更に月が8室支配の土星のナクシャトラに在住しているからである。




ナヴァムシャのラグナが牡羊座の場合、ダシャムシャのラグナは射手座になるが、彼女がブランドを立ち上げたマハダシャー金星期は、金星は6、11室支配で7室に在住しており、1、4室支配の木星とコンジャンクトし、8室支配の月と相互アスペクトしている。






7室のケンドラの配置は良いが、彼女の金星は6、11室支配で奮闘(struggle)を表わしている。


従って、以下の証言にもあるように資金繰りに困ったり、会社経営の過程で、色々苦労したようである。


夫のアンディー氏が以下のように証言している。



(略)「本当にきついよ。全てを自分たちでやるのは」夫のアンディーさんは2003年、CNN Moneyでブランドの立ち上げ当初を振り返った。「全ての借金を清算して、ビジネスをやめることも考えた。でも、信じなくちゃね。まばたきもできなかった。ぼくがまばたきしたら、彼女が落ちてしまう。彼女の希望をあきらめるわけにはいかなかった。ぼくたちはもう1人じゃできないところまで来ていたんだ」(略)

(ファッションデザイナーのケイト・スペードさんが死去、そのキャリアとブランドの歴史を振り返る BUSINESS INSIDER JAPAN 2018/6/6 Mary Hanbury より引用抜粋)


それで早い段階で、会社の株式を手放してしまったのである。



彼女は太陽期に家庭に入ってしまい、仕事から遠ざかるがそれは太陽が9室支配(仕事の損失:10室から12室)だからである。


そして、2016年のマハダシャー月期に再び、ブランドを起ち上げるが、それは月がラグナに在住しているからではないかと思われる。


但し、月は8室の支配星であるため、その立ち上げには問題があるのである。


結局、彼女のキャリアは、彼女の自殺によって、マハダシャー月期に中断してしまったのである。




このように見てくると、彼女の出生図のラグナは双子座プナルヴァス第1パダ、ナヴァムシャは牡羊座ラグナ、サプタムシャは天秤座ラグナ、ダシャムシャのラグナは射手座ではないかと思われる。


これらのラグナで、彼女のこれまでの歩みを説明することが出来る。



このように見てくると、ケイト・スペードのマハダシャーの月期というのは、かなり厳しい時期であり、出生図、ナヴァムシャで減衰し、激しく傷ついているが、救いとなる木星や吉星のアスペクトがない状態である。


ケイト・スペードの姉のレタが以下のように証言している。



6月5日(現地時間)、デザイナーのケイト・スペードが亡くなった。ニューヨークの自宅で首を吊った状態で家政婦により発見されたという。享年55歳。自殺という形で人生を終えたケイトだが、姉のレタは「予期できないことではなかった」と「InStyle」誌に語っている。

レタによれば、ケイトはここ3、4年メンタルヘルスに不調を抱えており、アルコールに溺れがちな生活を送っていたそうだ。「家族みんなでなんとか助けようとしたけれど、彼女はブランドのイメージ『ハッピー・ゴー・ラッキー』を崩したくなくて拒否し続けたの」。

それでもケイトのことを心配したレタは、以前キャサリン・ゼタ=ジョーンズが双極性障害の治療のために入所した施設とコンタクトを取り、ケイトも入所する意思を見せたのだが、土壇場になってやはり「イメージ」を気にして取りやめに。その後もこういったやりとりが何度も続き、ついにレタは諦めた。「人を救いたくても、救えないことがあると思い知ったわ」。

(ケイト・スペードが自殺…ブランドイメージを気にしてメンタル治療に至らずHiromi Kaku 2018/06/06 13:32 CinemaCafe.netより引用抜粋)


姉のレタは何とか救おうとして、ケイト・スペードに働きかけたが、結局、ケイト・スペードは世間体を気にして、治療の為の入所を取りやめたという。


つまり、姉の働きかけは、11室支配の火星の月へのアスペクトと考えられるが、この火星のアスペクトは役に立たなかったということである。


妹のケイト・スペードに世間へのイメージなどといった非本質的なことを捨てるぐらいの無執着な気持ちを喚起出来なかったのである。


やはり、こういった場合、問題解決をもたらす木星のアスペクトが重要である。


木星のアスペクトがあれば、世間体を捨て、見栄や欲望を捨てて、無執着な気持ちで、素直に入所する気持ちにさせたはずである。







(参考資料)



米デザイナー、ケイト・スペードの死と「ブランドの歴史」
ライフスタイル 2018/06/06 17:30 Forbes

米国の著名ファッションデザイナー、ケイト・スペードが6月5日、ニューヨークの自宅マンションで死亡しているのが見つかった。ニューヨーク警察はフォーブス の取材に「自殺だった」と述べた。55歳だった。

彼女の名を冠したブランド「ケイト・スペード」は2017年、高級革製品のコーチ(現タペストリー)に24億ドル(約2600億円)で買収されていた。しかし、この買 収で彼女は利益を得ていない。

スペードと彼女の両親は、1999年にブランドの株式の56%をニーマン・マーカスに3600万ドルで売却していた。さらに、2006年には残りの株式を5900万ドルで売却 していた。

ケイト・スペードの設立は1993年。雑誌「Mademoiselle」のアクセサリー・エディターだったスペードは、後に夫となる大学のクラスメートのアンディとともにブ ランドを立ち上げた。設立資金はアンディの預金、3万5000ドルだった。

スペードは1998年のフォーブスの取材に次のように述べていた。「母親は当時の私の決断について『うぬぼれ屋が調子にのって、健康保険つきの仕事を放り出すな んてどういうつもり?』と言った」

最初のハンドバックをトレードショーに送り出す直前、彼女は自身の名前のロゴをバッグの外側につけることにした。雑誌「Vogue」にバッグが掲載されると、ケ イト・スペードの名は一躍有名になった。1993年には10万ドル以下だった売上は、1995年には150万ドルに達した。その後、1998年には2700万ドルの年間売上を生 むまでに成長した。

2006年にケイト・スペードの全株式を取得したニーマン・マーカスは、その1週間後に「リズ・クレイボーン」にブランドを売却。金額は負債も含めて1億2400万ド ル(約136億円)だったと伝えられている。その後、2014年にリズ・クレイボーンはブランドを「Kate Spade & Company」に刷新した。

スペードは2016年、夫とともに、娘の名を冠した新ブランド「FRANCES VALENTINE(フランシス ヴァレンタイン)」を立ち上げていた。
参照元:米デザイナー、ケイト・スペードの死と「ブランドの歴史」
ライフスタイル 2018/06/06 17:30 Forbes











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カルロス・ゴーンのラグナについて-蠍座ラグナ特定に至るステップ-



前回の記事で、カルロス・ゴーンのラグナを蠍座のジェーシュタに設定したが、そこに至るまでにはかなりの時間を要した。


カルロス・ゴーンの逮捕劇が伝えられてから、何とかカルロス・ゴーンのラグナを特定したいと思っていたが、実際、12:00で作成したチャートからは、ラグナはさっぱりと見当がつかなかった。


その為、暫く放置していた。


やはり、00:00:01のチャートと、23:59:59のチャートを作成して比較するというステップは必ず必要になってくる。


それをしなかったが為になかなか突破口が開けなかったのである。


時間的に余裕が出来たタイミングで、その辺りを丁寧に検証しつつもう一度、試してみた所、00:00:01のチャートと23:59:59のチャートでは、月の位置が牡羊座から牡牛座に移動してしまう。


その辺りがポイントである。


カルロス・ゴーンが逮捕された時のトランジットを調べてみて、蠍座に木星、太陽、水星などが惑星集中していた為、月が牡羊座ラグナの場合は、ラグナロードの火星が8室に在住するので、今回の逮捕監禁につながったのだと思われた。


ラグナロードが8室に在住していること自体に支配者から身体を拘束されるといった象意があるからである。


月が牡牛座ラグナの場合、そのような象意が全く出てこない為、それで月は牡羊座ラグナに違いないと思った所から突破口が開けた。


因みに牡羊座ラグナの場合、ラグナロードの火星が8室の自室に在住することになるが、この配置は、契約相手へのたかり癖を表わしている。


カルロス・ゴーンの場合だと日産という会社をまるで自分の財布のように思って、常に金をたかるのである。


実際、この配置がある女性の場合、夫のお金をあたかも自分のお金のように自由に使える所が出てくるのである。


例えば、夫のクレジットカードを使って自由に買い物が出来るといった形として現れる。


これはカルロス・ゴーンについても同じで、あたかも契約した日産の会社の金をあたかも自分の金のように思って、自分の私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたりすることがそれに該当している。


彼は行く度もの成功体験から、そのようなことは自分の権利であるかのように思っていたようである。


彼の場合、このたかり癖は、このチャンドララグナから見たラグナロードの火星が8室で自室に在住している配置に現れているのである。



チャンドララグナで見て、蠍座に在住しているラグナロードの火星の両側を凶星が挟んでいることに気付いたのが次のステップである。


これはバンダナヨーガであり、ラグナの両側の対となるハウスに同数の凶星が在住している場合、逮捕監禁、身体の拘束を表わす配置であるということは以前から知っていた。


但し、それはラグナの両側を挟んでいるという場合である。


然し、ラグナロードの両側を凶星が挟んでいる場合も同じような象意が生じるのではないかと思われた。



実際、このチャンドララグナから見て、ラグナロードの火星が8室で自室に在住して、両側を凶星に挟まれている様は、カルロス・ゴーンの境遇そのものである。



まさに彼は日産へのたかり癖が高じた結果、お縄頂戴となったからである。




そして、月が牡羊座に在住しているとなると、00:00:01から月が牡牛座に移動するまでの時間が、ラグナの取り得る範囲ということが分かる。



そうすると、蠍座から双子座までがラグナの取り得る範囲である。



そこまで分かった上で、リタ前夫人との結婚した時のトランジットを調べてみた所、ラーフが7室をトランジットし、ケートゥがラグナをトランジットし、木星が2室で土星が12室をトランジットしていた。



ラーフとケートゥが1-7室の軸に在住していると考えるとこのタイミングでの結婚がしっくりくると、ふと思ったのである。



そして、蠍座ラグナの場合、2室にダブルトランジットが生じることになる。



2室は結婚生活のハウスであり、2室へのダブルトランジットのタイミングもしばしば結婚するタイミングである。



その時のダシャーを調べると、2室に在住するラーフのマハダシャーに移行する直前であった。



ラーフが2室に在住する場合、つまり、2-8室の軸にラーフ/ケートゥが在住している場合、パートナーの結婚生活に非常に分かりやすい問題が生じてくるのである。



従って、次のステップとして、何かカルロス・ゴーンとリタ前夫人の結婚時のエピソードで、それに該当するものがないかどうか探した所、予想通り、2-8室の軸の傷つきであると考えられるエピソードが出てきたのである。



その結婚時のエピソードについては以下のGROOVEというの記事に詳しく記されている。



カルロス・ゴーン前妻への壮絶DVと離婚せず再婚した重婚疑惑 前妻親子が驚愕した家族関係 (2018年11月30日 GROOVE)




この辺りで、私はカルロス・ゴーンが蠍座ラグナであるということを自分の頭の中のロジックの中で、かなり確信し始めた。






また蠍座ラグナの場合、2室にラーフ、12室に土星が在住して、まさにバンダナヨーガがラグナとラグナロードに対して形成されているのである。



チャンドララグナにおけるラグナロードの火星に対して、バンダナヨーガが形成されているよりもむしろこちらの方が確実に逮捕監禁の状況をもたらすはずである。



後はひたすら蠍座ラグナで正しいことを更に追加で明らかにする出来事を探す作業の繰り返しである。



ここまで来ると、過去の出来事とダシャーを調べると、どんな出来事でもダシャーで説明できることが分かってくるため、後は夢中になって、ダシャーと事象の一致を調べて行くのみである。



そして、最終的にカルロス・ゴーンのラグナについて、自分なりに納得のできる結論を出すことが出来た。



因みにネットの情報によれば、バンダナ・ヨガは、根拠のない理由で、または反対者によって、あるいは関係当局によって、拘束、逮捕、捕獲、拘禁、監禁、投獄、束縛、監禁などの下に置かれることを基本的に示すということである。


つまり、根拠のない理由で、あるいは、政治的な理由によって、監禁されたり投獄されたり自由を制限されることを表すというのである。



今回の逮捕劇も日本政府と日産が仕組んだ内部クーデターであり、陰謀であると言っている人もいるようである。(文末に参考資料として掲載)



但し、このコラムを書いた細野 祐二氏のプロフィールを見ると、有価証券報告書虚偽記載事件で逮捕・起訴されている前歴があり、この方の意見だけを信用するのは偏った見方になりそうである。


1953年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。82年3月、公認会計士登録。78年からKPMG日本およびロンドンで会計監査とコンサルタント業務に従事。2004年3月、キャッツ有価証券報告書虚偽記載事件で逮捕・起訴。一貫して容疑を否認し、無罪を主張したが、2010年、最高裁で上告棄却。懲役2年、執行猶予4年の刑が確定。公認会計士登録抹消。著書に『公認会計士vs特捜検察』、『法廷会計学vs粉飾決算』、『司法に経済犯罪は裁けるか』


上記は、確かにカルロス・ゴーンは、日産から巨額の便宜を受けていたが、それは違法なものであるとは立証できないとする意見である。



つまり、こうした意見が正しければ、世知辛く世慣れしているカルロス・ゴーンは、強欲ではあるが、合法となるギリギリのラインで、便宜を受ける方法を用いたということになる。



その場合、逮捕監禁は、根拠のない、政治的な理由によるものと言えるのである。




従って、カルロス・ゴーンの裁判が今後、どのように展開していくのか不明であるが、マハダシャー土星期に移行すると、分割図での配置によっては、土星期に移行後も海外の住居を転々とし、前よりも目立たない形で活動していくことになりそうである。





バンダナヨーガとは何か?



バンダナヨーガと言えば、田中角栄のチャートでもバンダナヨーガが形成されている。






以前、BVBのビサリア氏がこのラグナに修正していたが、蟹座ラグナであれば、バンダナヨーガが形成されているというのが根拠であった。



田中角栄は、、金券政治そのものを体現した人物であったが、国家の為に尽くして高度経済成長期に日本を豊かにしたことは間違いない。



それが、中国と国交を結ぼうとしたり、アメリカの意向を無視した外交を行なった為にネルソン・ロックフェラーやキッシンジャーによって、ロッキード事件で嵌められたと伝えられている。



つまり、根拠のない、政治的な理由によってアメリカの権力者たちによって失脚させられたのであり、汚職や賄賂は行なっていたかもしれないが、逮捕監禁されたのは別の理由によるものである。



実際、何が善で何が悪かということになると人間が作った法を守るか守らないかといった人間社会の基準がまず一つあるが、形而上的には、その人物が本質的に善を行なったかということが重要である。



カルロス・ゴーンは、欧米のグローバル企業の経営者のように高額の報酬や会社からの様々な便宜を受け取ったが、それに値する、あるいはそれを超えるぐらいの本質的な善と言えるような仕事を行なったのかということである。



田中角栄への評価も様々に分かれるようにカルロス・ゴーンへの評価も様々に分かれるかもしれない。




然し、昨今、世界的な経済格差が拡大している現状の中で、フランス国民はカルロス・ゴーンへの同情を全くしてしていない。



むしろ、日本の検察は正しいことをしたとして、カルロス・ゴーンを見放す発言を行なっている。



燃料税の増税から大規模なデモが起こったマクロン政権も全くカルロス・ゴーンを擁護する発言を出来ない状況である。






バンダナヨーガが、カルマ的に何を意味するか、何故、逮捕監禁されたのか、その解釈は難しそうである。


投資損失付け替え伏せ、日産取締役会に ゴーン容疑者
毎日新聞2018年12月25日 19時26分

私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたなどとして前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)=金融商品取引法違反で起訴=が会社法違反(特別背任)容疑で逮捕された事件で、損失付け替えが分からないよう偽装する取締役会決議が行われたとみられることが関係者への取材で明らかになった。東京地検特捜部は、前会長らが不正の隠蔽(いんぺい)を図る意図があったとみて捜査を進めている模様だ。

ゴーン前会長は、新生銀行と契約した金融派生商品取引で多額の損失が生じたため、2008年10月に約18億5000万円の評価損を含む契約を日産に付け替えるなどしたとして21日に逮捕された。

 関係者によると、付け替えにあたって、新生銀行は前会長に取締役会の承認を得るよう要請。前会長は、自身の名前や損失の付け替えを明示することなく、外国人取締役の役員報酬を外貨に替える権限を秘書室幹部に与える案を諮り、承認されたという。

 元々、前会長の取引は役員報酬を円からドルに替える内容であったため、この承認で事実上、前会長の損失の付け替えが可能になったという。前会長は取締役会の承認を得たとして、新生銀行側に伝達したとされる。

 前会長は「(付け替えに関連する)取締役会の承認を得ている。会社に実害も与えていないので特別背任罪は成立しない」と供述している模様だ。これに対し、特捜部は、前会長が他の取締役らに分からないような形で「承認」を得て、側近だった秘書室幹部と共に付け替えを実行したとみている模様だ。この秘書室幹部は、既に特捜部と司法取引で合意しており、付け替えの経緯などについて特捜部に資料提出するなどしているとみられる。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】


上記の記事を見ると、新生銀行と契約した金融派生商品取引で生じた私的な投資の損失を日産自動車に付け替える際に取締役会の承認を得るように新生銀行に要請されたため、自身の名前や損失の付け替えを明示することなく、外国人取締役の役員報酬を外貨に替える権限を秘書室幹部に与える案を諮り、承認されたというのだが、この手続きは合法であっても明らかに本質的に狡賢い不正な意図があったことは明らかに思える。


この損失の付け替えが、カルロス・ゴーンが行った善と比較して全く取るに足りないような些細なものであるということになれば、田中角栄と同じように根拠のない、政治的な理由によって権力者たち(日産と検察の連携)によって失脚させられたということが出来るかもしれない。


但し、その判断、裁量は微妙な所である。


カルロス・ゴーンの損失の付け替えや、田中角栄の賄賂の受領などは人間社会の基準(法秩序)から逸脱しているのは明らかであるが、彼らが行なった善に比べると明らかに軽微な罪であるという意見が存在する。


本人に罪がないということは必ずしも言えないが、彼らの逮捕監禁というのは、彼らが犯した罪とは全く別の理由によるものである。


ただ私のような一般庶民の感覚からすれば、カルロス・ゴーンは合法的ではあったとしても経営者としての立場を利用して巨額の富を蓄えて奢り高ぶった為、内部告発で足を引っ張られて失脚したとしても仕方がないのではないかと思う。



バンダナヨーガの発現時期


カルロス・ゴーンが蠍座ラグナで正しければ、今回の2018年11月19日の逮捕監禁は、木星/ラーフ期に起こったのであり、ラーフは、バンダナヨーガを形成する一方の惑星である。

田中角栄が、1976年2月にロッキード事件で、逮捕監禁された時、ダシャーは土星/ラーフ期辺りであり、マハダシャーロードの土星はラグナに在住し、バンダナヨーガによって挟まれる惑星である。(つまり、バンダナヨーガの影響下にある惑星である)

アンタルダシャーロードのラーフは、6室に在住しているが、古典によれば、6室と12室に同数の凶星が在住した場合もバンダナヨーガとなるようである。

マハトマ・ガンジーは、1908年に逮捕され、1913年に投獄されているが、月/ラーフ⇒木星、月/ケートゥ⇒金星辺りである。

アンタルダシャーのラーフとケートゥは、バンダナヨーガを形成する惑星の片方であり、金星も両側に凶星が在住して、バンダナヨーガの影響下にある惑星である。

ジャワハルラル・ネルーは、wikipediaの記載によれば、1936年、1937年、1946年に国民会議の議長に選出され、その間何度も投獄を経験したと記されている。

この間、主にマハダシャー太陽期と月期であり、月はラグナロードでラグナに在住しており、2室目と12室目に土星とラーフが在住している為、バンダナヨーガを形成している。

従って、マハダシャーの月は、バンダナヨーガの影響下にある惑星である。

またジャワハルラル・ネルーは4室に在住する金星と水星の両側、すなわち、2室目と12室目に太陽と火星が在住して、これも4室に対してバンダナヨーガを形成している。

太陽はラグナに対してはバンダナヨーガを形成してはいないが、4室に対してはバンダナヨーガを形成する一方の惑星となっている。


このようにバンダナヨーガの発現する時期は、バンダナヨーガを形成する一方の惑星のマハダシャー、アンタルダシャーの時期、もしくは、バンダナヨーガの影響下にある惑星のマハダシャー、アンタルダシャーの時期に逮捕監禁が発現すると言えるかもしれない。

これについては更に検証が必要である。



(参考資料)



「東京地裁はゴーン氏の保釈を認め直ちに釈放せよ」ある会計人の提言
長期拘留には、なんの意味もない
細野 祐二 2018/12/4

カルロス・ゴーン日産自動車前会長の逮捕劇から半月が経った。推定無罪の原則などどこ吹く風、ゴーン前会長の有罪を前提とした一方的偏向報道の嵐は一向に止む気配がない。しかし、ゴーン前会長にかけられた疑惑はそのことごとくに根拠がない。以下論証する。

先送り報酬の行方

ゴーン前会長の逮捕事由は有価証券報告書虚偽記載罪で、その内容は、2015年3月期までの5事業年度の役員報酬99億9800万円を49億8700万円として計上した有価証券報告書を関東財務局に提出したというものである。

その後の新聞報道によれば、過少計上額50億円はゴーン前会長の役員報酬の先送り額で、ゴーン前会長は、高額報酬の批判を避けるため、先送りした報酬を退職後の顧問料などの名目で受け取ることを計画していたという。

役員に対する将来給付が現時点における役員報酬に該当するかどうかは、企業会計原則における発生主義の原則により判断される。企業会計原則上、将来給付が費用計上されるためには、その将来給付は、

①原因事実の発生、
②支払額の合理的見積もり、
③支払の蓋然性、

という3つの要件の全てを満たしていなければならない。

ここで、ゴーン前会長の先送り報酬をゴーン前会長の日産再建という過去の功績に対する後払い報酬と考えると、ここでの50億円は支払が将来になっただけのことで、支払の原因となる事実は既に現時点において発生している。

先送り報酬を役員報酬として計上するための第1要件は満たされることになる。

ところが、ゴーン前会長は、先送りした報酬を退職後の顧問料などの名目で受け取るつもりだったという。そうすると、先送り報酬支払いの原因となる事実はゴーン前会長が将来日産に提供する顧問業務にあるのだから、原因事実は現時点にはない。この場合第1要件は満たされない。

先送り報酬は取締役会の承認を得ていないものの、金額を明示した文書が残されている。第2要件の「支払額の合理的見積もり」は問題なく満たされている。

第3要件の先送り報酬の支払の蓋然性は高いとは言えない。なぜなら、この手の超高額役員給付は、たとえ現時点において明示的に決定されていても、実際には支払われないことが多いからである。

役員に対する超高額将来給付は、ほぼ例外なく、企業の業績好調期に決定される。ところが、10年後にいざこれを支払う段になると、その企業の業績は低迷していることが多い。企業のビジネスモデルの耐用年数が短くなっているのである。

いま現在儲けの出ているビジネスモデルは、そのままの形では、社会変化の激しい中長期において通用しない。過去の業績絶好調期に決定された超高額役員給付は、将来の業績低迷期には、支払いたくとも支払えない。

脅し上げ

役員に対する超高額将来給付は、その時点の権力者によって決定される。支払人は将来の権力者であり、その時、支払決定時の権力者は退職し既に権力を失っている。この場合、新権力者が旧権力者の決定した超高額給付を支払う行為は、自分の在任中の会社の資金繰りを悪化させるだけのことで、何のメリットもない。

すなわち、超高額将来給付が本当に支払われるためには、旧権力者は、退任後といえども会社に対して支配力を継続していなければならない。

ゴーン前会長は自分の退職後における強い影響力の保持を夢見ていたであろうが、ゴーン前会長は日産自動車の株を3百万株持っていただけのことで、その持株比率は0.074%に過ぎない。どのような画策を行おうが、一旦日産自動車をやめてしまったら、ゴーン前会長がその権力を維持することは不可能に近い。

企業会計原則による客観的評価を行う限り、ゴーン前会長が50億円の先送り報酬を手にする蓋然性は極めて低かったのである。現に、会長職を解任してしまった日産も、この期に及んで、ゴーン前会長の先送り報酬50億円を支払わないではないか。

以上、企業会計原則上の発生主義の原則に従う限り、ゴーン前会長の先送り報酬50億円は有価証券報告書において開示すべき役員報酬には該当しない。すなわち、ゴーン前会長の逮捕事由である有価証券報告書虚偽記載は根拠がない。

東京地検特捜部は、逮捕拘留中のゴーン前会長を特別背任による再逮捕で脅し上げ、自白調書を取ろうとしている。そこで地検特捜部がマスコミに垂れ流しているのが、

・ベイルートとリオデジャネイロの21億円に上る高級住宅
・リオデジャネイロの600万円のヨットクラブ会員権
・40億円分のSAR(株価連動型インセンティブ受領権)
・おねいちゃんの数千万円の報酬
・17億円のデリバティブ損失の日産への付替え
など、ゴーン前会長の会社私物化を訴える日産自動車側内部資料の数々である。

特別背任罪(会社法第960条)の立件のためには、ゴーン前会長が、「自己若しくは第三者の利益を図り又は株式会社に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、当該株式会社に財産上の損害を加え」たことを立証する必要がある。

自白調書が不可欠だが…

垂れ流し疑惑の数々が、日産自動車に財産上の損害を加えたかどうかは大いに疑問であるし、何よりも、ゴーン前会長に「自己若しくは第三者の利益を図り又は株式会社に損害を加える目的」があったどうかは、ゴーン前会長の心の中の問題で、それはゴーン前会長に聞いてみなければ分からない。

すなわち、特別背任でやるためにはゴーン前会長の自白調書が不可欠なのである。

特捜検察が逮捕して叩けば、どんな人でも自白調書に署名する。インテリほど拷問に弱い。否認して無実を裁判で争ってみても、日本の刑事裁判における起訴有罪率は99.9%なのである。ならば、保釈や執行猶予と引き換えに嘘の自白調書に署名した方が良いと、誰でもそう思う。

しかし、ゴーン前会長は受験エリート型のひ弱なインテリではない。特捜検察がどのような威嚇的強要を行おうが、ゴーン前会長が既に用意されている自白調書に署名することはない。何よりゴーン前会長は日本語が通じない。ならば、ゴーン前会長の再逮捕による長期勾留は何の意味もない。

12月10日、ゴーン前会長の勾留満期がやってくる。ゴーン前会長の弁護人は、当然、ゴーン前会長の保釈申請(権利保釈という)を東京地方裁判所に出す。裁判所は、儀礼上、ゴーン前会長の権利保釈に対して検察官に意見を求め、検察官は当然のことのように異議を唱える。

東京地方裁判所のいち担当裁判官が、特捜検察が組織を挙げて異議を唱えるゴーン前会長の保釈申請を認可するのは至難の業だという。

しかし、ゴーン前会長に罪証隠滅の恐れは皆無である。なぜなら、ゴーン前会長が罪証隠滅のために用いることのできる証拠資料や人的関係は、全て日産自動車側の内部資料と人間関係であり、それらは日産自動車側との司法取引により、全て特捜検察の管理下にあるからである。

ゴーン前会長には罪証隠滅の恐れがなく、何よりも逮捕事由がない。ゴーン前会長の権利保釈を認めないのは著しく正義に反する。

東京地方裁判所は、ゴーン前会長の保釈申請を認め、即日ゴーン前会長を釈放せよ。
参照元:「東京地裁はゴーン氏の保釈を認め直ちに釈放せよ」ある会計人の提言
長期拘留には、なんの意味もない
細野 祐二 2018/12/4

「カルロス・ゴーン氏は無実だ」ある会計人の重大指摘
そもそもの罪が…
細野 祐二 2018/11/25

「有価証編報告書虚偽記載罪で逮捕されたゴーン氏だが、そもそも会計人の眼から見れば、これは罪の要件を満たしていない」。『公認会計士vs特捜検察』などの著書のある会計人・細野祐二氏の特別レポート――。

本件の罪、成立せず

2018年11月19日午後、仏ルノー・日産自動車・三菱自動車の会長を兼務していたカルロス・ゴーン氏は、自家用ジェット機で羽田空港に入国するや直ちに空港内で東京地検特捜部に任意同行を求められ、同日夕刻、そのまま逮捕された。

逮捕容疑は有価証券報告書虚偽記載罪である。日産の代表取締役であったグレッグ・ケリー氏も同日同容疑で逮捕されている。

新聞報道によれば、日産自動車の2011年3月期から2015年3月期までの5事業年度において、カルロス・ゴーン前会長の役員報酬が実際には99億9800万円であったところ、これを49億8700万円として虚偽の有価証券報告書を5回にわたり関東財務局に提出したのが金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載罪)に問われているとのことである。対象期間の日産自動車の有価証券報告書には、代表者の役職氏名として、「取締役社長 カルロス ゴーン」と記載されている。

ここで、虚偽記載容疑として盛んに報道されているのが、ゴーン前会長が海外子会社に自宅として海外の高級住宅を購入させていたというものである。

日産自動車は、2010年ごろ、オランダに資本金60億円で子会社を設立。この海外子会社の資金を使って、リオデジャネイロの5億円超のマンションとベイルートの高級住宅が相次いで購入され、いずれもゴーン前会長に無償で提供された。購入費に加え、維持費や改装費も日産自動車が負担し、その総額は20億円超になるという。

一方、パリやアムステルダムでは日産の別の子会社などが、ゴーン前会長の自宅用物件として、高級マンションを購入したり借りたりしたが、ゴーン会長が負担すべき家賃について一部が支払われていなかった疑いがあると報道されている。

このほか、ゴーン前会長が家族旅行の費用など数千万円を日産自動車に負担させていた疑いもあるという。

さらにまた、

・日産自動車は、2003年6月の株主総会で、役員報酬としてストック・アプリシエーション権(SAR)と呼ばれる株価連動型インセンティブ受領権の導入を決定し、ゴーン前会長は2011年3月期以降、合計40億円分のSARを得ながら、その報酬額が有価証券報告書に記載されていないこと

・ゴーン前会長はオランダの子会社から2017年まで年間1億円から1億5千万円程度の報酬を受け取っていたが、これが有価証券報告書に記載されていないこと
なども大きく報道されている。

なるほど、ゴーン前会長は巨額の経済的便益を日産自動車から受けていたのであろう。しかし、巨額の経済的便益を受けていたことと有価証券報告書虚偽記載罪は何の関係もない。

これらの経済的便益が「有価証券報告書虚偽記載罪」の犯罪構成要件を満たすためには、

①問題となる経済的便益が、会計基準上有価証券報告書に記載すべき事項(=犯罪事実)であり、かつ、②ゴーン前会長自身が、本件経済的便益は会計基準上有価証券報告書に記載すべきものと知りながら、敢えて不記載としたという認識(=故意)がなければならない。

「有価証券報告書虚偽記載」は故意犯なので、ゴーン会長に故意が認定できなければ、本件の有価証券報告書虚偽記載罪は成立しない。

世界のどこにも存在しない

そこで、有価証券報告書における開示額の算定基準が問題とされるところ、2009年12月17日に言い渡された日債銀事件の最高栽判決における補足意見には、「有価証券報告書の一部をなす決算書類に虚偽記載があるかどうかは決算書類に用いたとする会計基準によって判断されるべき」と記載されている。

「総額1億円以上の役員ごとの連結役員報酬等の総額」は「有価証券報告書の一部をなす決算書類」そのものではないが、求められる開示額は「連結役員報酬等の総額」とされているのだから、その算定基準が会計基準にあることは自明であり、その会計基準とは連結財務諸表等規則並びに「企業内容等の開示に関する内閣府令」に他ならない。

ここで問題とされている海外の高額マンションの購入は、日産自動車が資産を買って、それをゴーン氏が専属的に使用していた、というだけのことだ。そこには損失が発生しておらず、したがってこれは会計基準上の役員報酬とはならない。

次に、オランダの海外子会社の報酬が漏れていたというような報道もあるが、日産の連結対象となるオランダの子会社は「ニッサン・インターナショナルホールディングスBV社」。その資本金は19億ユーロなので、ゴーン前会長が報酬を得ていたとされるオランダ法人なるものは、連結対象会社ではない。非連結子会社から得た役員報酬は内閣府令が定める連結役員報酬に該当しない。

次に、40億円のSRSについて検討すると、SRSはストック・オプションとは異なり、基準株価からの上昇分相当額が現金として支払われる。ならば、本件SRSは、複式簿記原理に従い、必ず費用処理されていたに違いなく、それが損益計算書に計上されていたこともまた疑いの余地がない。

問題は費用処理の勘定科目が役員報酬となっていたかどうかで、この時代のSRSは税務上損金算入が認められていなかったので、役員報酬ではなく「交際費」と処理された可能性が高く、そうであれば、交際費でも役員報酬として開示しなければならないというヤヤコシイ会計基準を、ゴーン社長が認識していたかどうかにある(ゴーン前会長が日本の連結財務諸表規則や開示内閣府令などを知っているはずがない)。

家族旅行の費用を日産に付けていたという報道は、論じることさえ馬鹿馬鹿しい。

大手企業では役員に対して様々な待遇が設けられ、家族でも使えるものもある。だからといってこれが役員報酬だと言い張る会計人は世界のどこにも存在しない。

以上、ゴーン前会長にかけられた全ての疑惑について、ゴーン氏の無実は明白にして動かない。

ゴーン前会長逮捕後のマスコミ報道により、①本件捜査が日産側の内部通報に基づくものであったこと、②ゴーン前会長の逮捕に際しては日産側執行役員らに司法取引が適用されたこと、③日産側にはルノーとの日仏連合に関する内紛があったこと、が分かっている。

これがグローバル・スタンダードと理解すれば…

結局、これは東京地検特捜部による日産自動車の内紛に対する民事介入ではないか。

特捜検察は、2010年秋の厚生労働省村木厚子元局長の無罪判決とその後の大阪地検特捜部の証拠改竄事件により国民の信頼を失って久しい。

特捜検察は、その後雌伏8年間にわたり威信回復を狙っていたところ、今回日産の内部通報と熱烈な協力により、ゴーン前会長逮捕という起死回生の一撃を食らわせることができた。

マスコミ報道は、「地に堕ちたカリスマ経営者」、「独善」、「許せない」、「私腹を肥やす」など、ゴーン会長の人格攻撃一色となっている。特捜検察による逮捕とそれを支持するマスコミ世論の背景には、ゴーン前会長が得ていた報酬の絶対額に対する下卑た妬みがある。

そもそも日産自動車は、1999年、2兆円の有利子負債を抱えて倒産寸前だったではないか。日産自動車が現在あるのは、ルノーが6430億円の救済資金を資本投下するとともに、ゴーン前会長を日産再建のために送ったからである。

現在の日産の株式時価総額は4兆2千億円であり、ゴーン前会長がいなければ、日産自動車は現在その存在そのものがない。

普通、M&Aの成功報酬は買収額の3~5%が相場となっている。ゴーン会長は日産自動車から2100億円(=4兆2千億円×5%)の報酬を貰って良いし、日本人はこれがグローバル・スタンダードであることを理解しなければならない。

それをたかが50億円とか100億円の役員報酬で大騒ぎして、挙句の果てにはゴーン前会長の逮捕までしてしまった。いつから日本人はこんな恩知らずになったのか。

今からでも遅くはない。東京地方裁判所は直ちにゴーン前会長の勾留命令を取消さなければならない。
参照元:「カルロス・ゴーン氏は無実だ」ある会計人の重大指摘
そもそもの罪が…
細野 祐二 2018/11/25










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カルロス・ゴーンの今後 -逮捕監禁のカルマ-



カルロス・ゴーンは出生時間が00:00:01の場合、月は牡羊座の21°10’であり、23:59:59の場合、月は牡牛座の5°32’である。


出生時間が14:40:22で月は牡羊座から牡牛座に移動する。






カルロス・ゴーンが2018年11月19日に逮捕された時、トランジットの木星、水星、太陽が蠍座に集中していた。






月が牡羊座にある場合、チャンドララグナから見て、ラグナロードの火星が8室に在住しているため、中断、行き詰まり、破局の象意が該当するのである。


つまり、突然、逮捕されて身体を拘束されるというのはこの象意である。


ラグナロードの火星が8室に在住し、その火星に木星、水星、太陽がトランジットしていた為に身体を拘束されたのである。


この火星の両側にはラーフと土星が在住しているが、惑星から見て対となるハウスに同じ数の凶星が在住している場合、バンダナヨーガといって身体の拘束を表わす配置である。


実際にはバンダナヨーガのバリエーションは様々にあるようであるが、2室目と12室目に同じ数の凶星が在住している配置は、バンダナヨーガである。


この場合、火星のまさに2室目と12室目にラーフと土星が在住していることによって、パーパカルタリヨーガを形成し、更にバンダナヨーガを形成しているのである。


そして、このパーパカルタリヨーガとバンダナヨーガを形成する8室在住のラグナロード(チャンドララグナ)の火星に木星、水星、太陽がトランジットしていた為にこのタイミングで逮捕監禁されたのである。



因みにマハトマ・ガンジーはラグナとラグナロードが2室目の土星と12室目の太陽に挟まれて、パーパカルタリヨーガ、及び、バンダナヨーガを形成している。


ガンジーは、インドの独立運動の過程で、逮捕投獄されている。






またインドの初代首相・ジャワハルラルネルーもラグナとラグナロードがラーフと土星によって挟まれて独立運動の最中に何度も投獄を経験し、獄中生活は通算で10年に及んでいる。







月が牡牛座である場合、火星は7、12室支配で7室に在住しており、そこに木星、水星、太陽がトランジットしたからといって、特に逮捕監禁のような象意は生じない。


従って、カルロス・ゴーンの月は牡羊座にあると考えられるのである。



実際、カルロス・ゴーンは1999年3月に経営と財政危機に瀕していた日産がルノーと資本提携を結んだことをきっかけに6月頃、ルノーの上席副社長の職にあったゴーンが日産の最高執行責任者(COO)に就任し、日産の経営を立て直すために日本に訪れた。


そして、コストを削減し、リストラも行って日産の経営を立て直した。


こうして経営が危機の時に抜本的な改革を行なって、経営を立て直すような手腕を発揮するのは、火の星座であり、また牡羊座である。


大胆なリストラを行なえるのもこうした火の星座である。


もし土の星座であったら、こうした大胆なコストカットやリストラなどは行なうことが出来ない。



従って、まず、私の最初の見立てによれば、カルロスゴーンの月は牡羊座にあり、出生時間は00:00:01~14:40:21の間である。


そうすると出生図のラグナの取り得る範囲は、蠍座~双子座の間である。




そして、種々検討の結果、カルロスゴーンのラグナは蠍座ラグナである可能性が考えられる。








蠍座ラグナに設定すると、カルロスゴーンの経歴、過去のエピソード、性格傾向、最近の不祥事などがよく説明できるのである。




まず、カルロスゴーンが前妻のリタ(Rita)夫人と結婚したのは、来日前の1984年である。






トランジットを見ると、1984年1月の時点でラーフ/ケートゥ軸が1-7軸を通過しており、木星が2室、土星が12室で2室にダブルトランジットが成立している。(更に1984年7月の時点で木星と土星は逆行をしており、ラグナとラグナロードにもダブルトランジットが生じている)



2室は結婚生活のハウスである。



リタ前夫人は、カルロス・ゴーンとの出会いから3カ月で結婚したようだが、カルロス・ゴーンのブラジル赴任が決まって「一緒に来てほしい」とプロポーズしたようである。




リタ前夫人



リタ夫人はせっかく入ったばかりの大学を中退して、カルロスゴーンとブラジルに行くことを決めている。



2室のラーフは、7室から見ると8室にラーフが在住しており、パートナーが結婚願望が強いことを表している。



つまり、カルロスゴーンに従って、ブラジルに行くことを選んだリタ前夫人は結婚願望が強かったということができる。



そして、2室のラーフは所有欲が強いことを表している。



つまり、リタ夫人に大学を退学して、自分のブラジル赴任についてくることを要求した訳である。



そうしたことがマハダシャーラーフ期になる直前の火星/月期辺りに起こったことになる。



その後はマハダシャーラーフ期に移行していくが、2室に在住するラーフにダブルトランジットしている時にこうした結婚時のエピソードが起こったことになる。



1-7室の軸にラーフ/ケートゥ軸がトランジットするタイミングも結婚のタイミングである。



そして、マハダシャーラーフ期にリタ夫人との結婚生活を送っていく訳だが、8室のラーフはパートナーは結婚願望が強いが、決して、配偶者から与えられるものに満足せず、欲求不満が溜まる配置である。


しばしば配偶者から支配を受け、配偶者から満足に与えられないことを表している。


但し、配偶者の財産に対しては、激しい執念を燃やす配置であり、実際、離婚訴訟などでは、慰謝料などをもぎ取っていく配置である。




またカルロスゴーンが蠍座ラグナの場合、ラグナに火星が在住し、ルチャカヨーガを形成し、6室支配の火星は7室にアスペクトしている。



この7室に火星がアスペクトする配置は、妻虐待の配置と呼ばれている。



従って、このリタ夫人がカルロス・ゴーンのDVを告発しているが、それはこれらの配置の為だろうと思われる。


カルロス・ゴーン逮捕 前妻が週刊文春に告発していた「壮絶DV」
2018/11/20 16:30 文春オンライン

11月19日、日産自動車のカルロス・ゴーン会長が、自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして金融商品取引法違反の疑いで逮捕された。「週刊文春」は、ゴーン氏と30年連れ添った前妻リタさんの「DV告発」を今年5月に報じていた。

 中東の地へ向かった週刊文春記者に、リタさんはゴーン氏と離婚するまでの経緯と、壮絶なDV体験を告白した。

 リタさんによれば、ゴーン氏に決定的な不信感を抱いたのは2010年1月のこと。ITが苦手なゴーン氏にかわって夫のパソコンを操作していたリタさんが、複数の女性とのメールを見つけたことがきっかけだった。

 また、ゴーン氏と口論になった際には、「いつでもお前を滅ぼすことができる」とゴーン氏に首を絞められたというDV被害も語った。

 ゴーン氏の弁護士に事実関係の確認を求めたところ、「彼女は精神的に不安定でどんな作り話でも平気でするのです」と回答。今回の逮捕劇を含め、ゴーン氏の行状の真実はどこにあるのだろうか。

 リタさんへのDVの詳細、ゴーン氏の“重婚”疑惑など、「週刊文春」が報じた内容全文は、「 『夫カルロス・ゴーンは私の首を締めた』リタ前夫人激白4時間 」にて公開している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年5月24日号


元々ラーフ/ケートゥ軸が2-8の軸に在住しており、火星が1室に在住して7室にアスペクトしている為、結婚生活は常に問題を抱えており、そして、しばしば妻にDVを行なった可能性がある。


「釣った魚に餌をやらない」という言葉があるが、2室のラーフは配偶者にとっては辛い配置であると言える。


但し、配偶者の方も決して、配偶者に頼りたい、配偶者の財産によって潤いたいという欲望は決して静まることはないのである。


そこで、泥沼の関係性となり、またしばしば配偶者は三角関係で悩む配置である。


実際、リタ夫人は2010年1月にカルロスゴーンの複数の女性とのメールを見つけて、それ以後も離婚する2015年まで結婚生活を続けているが、この間、三角関係に悩み続けたことを物語っている。



そして、マハダシャーラーフ期の間、夫婦関係に問題はあったが、ディスポジターの木星は5室(子供)の支配星で7室に在住し、7、12室支配の金星と星座交換している。


つまり、5室で高揚する強い金星と5室支配の木星が星座交換し、5室の自室に在住しているかのような強さを発揮している。



この時期に女子3人(Caroline、Maya、Nadine)、男子1人(Anthony)の子供に恵まれており、大変、子沢山であるのはこの5室の強さの為である。



ラーフ期が終わった後、マハダシャー木星期に移行しているが、この木星期になってから、カルロス・ゴーンはこれまでの夫婦生活の不幸を埋め合わせるかのように複数の女性たちとの不倫関係(恋愛情事)を楽しみ始めたと言うことが出来る。


何故なら、2-8の軸のラーフ/ケートゥ軸は、リタ前夫人にとっても苦しみをもたらしたが、カルロス・ゴーンにとっても苦しみをもたらした配置である。


8室にケートゥが在住しているため、リタ前夫人やその両親、家族(8室:7室からの2室)から何らの結婚生活上のサポートも受けられなかったと思われる。


サポートも受けられなかったし、サポートを受ける気もなかったというのが正確かもしれない。



実際、カルロス・ゴーンは、リタ前夫人と結婚する時、自分からレバノンにいるリタ前夫人の両親に挨拶に行かなかったそうである。


それで仕方なく、リタ前夫人の母親が、フランスのリヨンを訪ねたという。


これはカルロス・ゴーンが全くリタ前夫人の両親に頼りたい気持ちもなく、またリタ前夫人の家族に何の期待もしていないことを表している。


それは8室(7室から見た2室[両親、家族])にケートゥが在住しているからである。



ここで興味深いエピソードは、カルロス・ゴーンは自分はこれでもかというほどの5カラットぐらいのダイヤの指輪をしていたのにリタ前夫人のために買ったのは、安い金の指輪であったという。


これはレバノンの文化では屈辱にあたる行為であり、リタ前夫人の母親は、「今からこんな仕打ちを受けるようでは、将来どうなるかわかったものではないわよ」と警告したそうである。



つまり、2室のラーフというのは、決して配偶者に与えないのである。


その代わりに配偶者を所有しようとする。



そして、ここが非常に運命の悲しさを物語っているが、そんな与えない配偶者であっても配偶者(妻)は相手に頼るしかないのである。


2-8室のラーフ/ケートゥ軸は、女性にとっては辛い配置であると言われている。



8室にケートゥが在住しているため、結婚式の時、リタ前夫人側の家族は、フランスに住んでいた兄夫婦しか出席しなかったそうである。



そして、これが極めつけの出来事であるが、ブラジルで2度目の結婚式を挙げた時、リタ前夫人が結婚式で着るウエディングドレスを姉が以前、選んでくれたもの(思い入れのあるドレス)を着ようとしたが、カルロス・ゴーンの母親(姑)は、そんなお古を着るのは貧乏人みたいだからやめて欲しいと言って、そこで嫁姑問題が勃発したようである。


このように2室にラーフが在住していると、配偶者の両親から親切にされたり、良くしてもらえないという問題が勃発する。


つまり、嫁姑問題とは、2-8室の軸の凶星であり、特に嫁にとっての8室の凶星を意味している。


しかも2室にラーフが在住している(7室から見た8室)場合、物質主義的な価値観の姑を表わしているので、「貧乏人みたいだからやめて欲しい」といった心ない対応となる。


この2-8軸に在住するラーフ期にカルロスゴーンは結婚生活の幸せを十分に体験することが出来なかった。


その為、マハダシャー木星期になると、結婚生活上の不幸を埋め合わせるかのように複数の女性たちとの不倫関係(恋愛情事)を楽しみ始めた。



7室の木星は複数の妻を表わしており、配偶者を2人以上持つことを表しているからである。


また木星のディスポジターである金星は5室で高揚しているため、恋愛情事(5室に在住する7室支配の金星)を楽しみ始めたということである。


そして、前妻のリタ夫人が2010年1月にカルロス・ゴーンのパソコンを操作していて複数の女性とのやりとりのメールを発見した時、ダシャーは、木星/水星期であった。


この時、2016年5月に再婚したキャロル・ナハス(Carole Nahas)とのメールのやり取りも含まれていたという。




キャロル・ナハス



水星は、8、11室支配で4室に在住し、10室支配の水星とコンジャンクトしているが、カルロス・ゴーンの私邸での出来事であり、これは妻の行為による災難である。


水星は7室をラグナとすると、2、5室支配で10室で4室支配の太陽とコンジャンクトしているので、妻がメールチェックなどの仕事を手伝ってくれていたことを表している。


水星と太陽はビジネスの表示体であり、水星はコミュニケーションの表示体である。



これは、カルロス・ゴーンにとっては、致命的な災難、行き詰まりであったのである。


妻にパソコンの操作を頼ったが上の災難である。(8室支配の水星のため、妻にパソコンの操作を頼ったのである)



配偶者から問い詰められて苦しい状況に陥ったに違いないが、これが8、11室支配の水星が10室支配で4室に在住する太陽とコンジャンクトしている意味である。


家庭内での不幸を表わしている。



その後、2010年5月頃、木星/ケートゥ期に移行するが、ケートゥは8室に在住しており、それは配偶者(リタ前夫人)からの冷たい対応を意味している。


そして、その後、木星/金星期に移行していくのである。



この木星/ケートゥ期にリタ前夫人との関係が冷え込んで、リタ夫人の口から離婚したいという言葉が出た時期ではないかと思われる。


ケートゥは7室から見た2室(スピーチ)に在住しており、それはカルロス・ゴーンにとっては思いもよらない言葉だった。


それは配偶者からの暖かい対応を期待している者にとっては、激しい失望を意味しているが、カルロス・ゴーンは、それに対してわめきながら、リタ夫人の首を絞めたという。


「離婚したい」という思いもよらぬ言葉によって首を絞めたくなるほどの怒りが込み上げてきたということだろう。


ケートゥは裏切りを表わす表示体である。



そして、木星/ケートゥ期が終わると、2011年4月頃、木星/金星期に移行するが、これはカルロス・ゴーンがリタ前夫人との関係を諦めて、キャロル・ナハス(Carole Nahas)との新しい恋愛情事に本格的に移行していったことを表している。


マハダシャーロードの木星が7室に在住し、アンタルダシャーロードの7室支配の金星が5室で高揚しているからである。


マハダシャーロードの木星とアンタルダシャーロードの金星は、星座交換で絡んでおり、この時に恋愛情事が燃え上がったと思われる。


リタ前夫人との関係性の痛みを忘れて、新しい恋愛にのめり込んでいった時期である。



そして、リタ前夫人との関係性は、離婚調停、財産分与の話し合いに入っていくのである。



この頃は、2013年~2014年頃であり、今回、カルロス・ゴーンの容疑は、過去5年にわたり、有価証券報告書に自らの報酬を50億円近く過少に記載していたという容疑で逮捕された訳である。


ちょうど、このリタ前夫人との離婚調停に入っていった時期に慰謝料や新しいパートナーであるキャロル・ナハスとの交際費などに巨額のお金が必要となり、それで有価証券報告書に虚偽記載を行なって、税金の申告を免れたと考えられる。


ダシャーは、木星/太陽期であるが、太陽は10室支配で4室に在住し、8、11室支配の水星とコンジャンクトしている。


太陽が8、11室支配の機能的凶星とコンジャンクトしていることがポイントである。


これは不正な利得を表わしており、カルロス・ゴーンが不正な利得を手伝った弁護士のグレッグ・ケリー被告は、おそらく8、11室支配の水星の表示体になると考えられる。



グレッグ・ケリー被告



おそらく、この木星/太陽期にカルロス・ゴーンは、不正な税金逃れの利得を得て、妻の慰謝料や新しい恋人との交際費に流用したのである。


この時点では不正は発覚していない為、カルロス・ゴーンは、この頃、栄華の絶頂にあったと思われる。


それが4室に在住する10室支配の太陽の象意である。



然し、太陽と絡む8、11室支配の水星は、栄華の絶頂にある間に刻々と否定的なカルマを積み上げている為、問題は後から噴き出すことになる。



リタ前夫人と離婚したのは2015年であるが、木星/月期に該当している。



月は出生図で6室(離婚)に在住している。(ナヴァムシャでも月が6室の支配星であれば離婚を意味している)



そして、キャロル・ナハスと再婚したのが、2016年5月で、木星/火星期である。



木星は7室に在住しており、火星はラグナロード(1室の支配星)である。



マハダシャーロードの木星とアンタルダシャーロードの火星は相互アスペクトで絡んでおり、再婚が成就したタイミングとして納得できる。








トランジットを見ると、再婚した時、土星はラグナを通過しており、木星は逆行してラグナにアスペクトして、ラグナとラグナロードにダブルトランジットが成立している。



カルロス・ゴーンは、この年下の妻キャロル・ナハスのために80億円でヴェルサイユ宮殿を貸切にして結婚式を行った。






ヴェルサイユ宮殿を貸切にした派手な結婚式は、話題となり、世間の注目を浴びたが、この時、木星は10室をトランジットし、土星が10室にアスペクトして、10室(栄華、注目の大舞台)にダブルトランジットも形成されている。


そして、ラーフも10室をトランジットしているが、派手に物質的な栄華を示したのは、このトランジットの為であると考えると納得できる。



然し、今思えば、この10室にラーフがトランジットしている時、スパイや裏切り、諜報活動を表わすケートゥが、10室支配の太陽と8、11室支配の水星がコンジャンクトする4室にもトランジットしていた為、この派手な栄華の裏側で、カルロス・ゴーンを追い落とす内部告発や、ゴーン失脚に向けての策謀が起こっていたことも推測されるのである。









このキャロル・ナハスとの恋愛が7室牡牛座に在住する木星と5室魚座で高揚する金星が星座交換している強力でゴージャスな配置で象徴されるように結婚式自体が、非常に派手でゴージャスである。



7室牡牛座に在住する木星は、ファッション・美容業界の女王のような配置であり、みすぼらしいことが似合わない配置である。


ゴーン容疑者変えた年下妻 挙式はベルサイユ宮殿で総額80億円
女性自身 2018/11/29 16:00

「ゴーン氏の逮捕で、フランスにも衝撃が走りました。一面で“皇帝の転落”といった見出しを打った新聞もあります。その関心はゴーン氏の東京拘置所での生活にも及んでおり、“朝昼晩と米を食べているようだ”といった記事も報じられました」と語るのは、パリ在住の日本人ジャーナリスト。


日産自動車会長とフランスの自動車会社・ルノーのCEO(最高経営責任者)を兼務していたカルロス・ゴーン容疑者(64)の逮捕の波紋は世界中に広がっている。だが一連の報道に首をかしげるのは、東京都目黒区在住の主婦だ。


「来日当初、ゴーンさんは目黒区内のマンションに住んでいて、ときどき見かけました。目黒川のあたりを子供たちと散策していることもありましたね。100円均一ショップにも来ていました。子供たちが品物を選んで、会計はゴーンさんでしたが、“日産の社長さんなのに、ずいぶん慎ましやかだなぁ”と驚いたのを覚えています」


国籍を持つレバノンにはゴーン容疑者と前妻のリタさん(53)がかつて住んでいた一軒家も残っているというが、そこで目撃されていた生活も質素だった。


「毎日新聞が地元住民のコメントを掲載していますが、リタさんは使用済みのペットボトルを花瓶として再利用していたそうです」(全国紙の経済部記者)


ゴーン容疑者自身はインタビューで、夫婦関係や金銭感覚について次のように語っている。


《いまでも妻からいろいろな不満を言われます。そんなとき、私は彼女に“ギブアップ”と言うしかないですけどね。(中略)私はブランドには興味がない。安もののバッグでも、使いやすければいいと私は思っていますから》(『プレジデントFamily』’07年10月号)


“妻に頭が上がらず、ブランドにも興味がない男”は、いつ変貌していたのだろうか? 日産自動車の関係者は言う。


「ある程度は手綱を締めてくれていた前夫人のリタさんと離婚し、不倫相手だったキャロル夫人と再婚したことも大きな影響があったのではないでしょうか」


リタさんは週刊文春に離婚の顛末について告白している。その証言によれば、’10年1月に夫のパソコンから現夫人のキャロルさんとの不倫メールのやりとりを発見したのだという。


’10年といえば、ゴーン容疑者が“報酬の過少記載”を指示したとされるころだ。結局、容疑者は30年連れ添ったリタさんとは15年に離婚。16年に美貌の持ち主であるアメリカ人のキャロルさんと再婚。10月の彼女の50歳の誕生日に合わせて開催されたという結婚披露パーティは、フランスでは大々的に報じられた。


「ゴーン氏はベルサイユ宮殿の離宮・大トリアノン宮殿を借り切ったのです。ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』にインスピレーションを得たそうで、俳優を雇って18世紀風のコスチュームを着せるなど、豪華絢爛なものでした。アンティークの銀器や陶器をふんだんに使用。もちろんシャンパンやケータリングされた食事も超一流で、120人の招待客を驚かせたのです」(前出・パリ在住ジャーナリスト)


皇帝・ゴーンの心を奪い、“日産の女帝”となったキャロル夫人に捧げられたベルサイユ挙式。宮殿貸し切り料などを含め、費用は総額80億円とも報じられているが、まさかそれも日産の負担だったのか。キャロル夫人との生活について経済ジャーナリストの河村靖史さんは言う。


「関係者のSNSには、ゴーン容疑者とキャロル夫人がフランスで競馬をたしなむ姿も投稿されています。フランスでは競馬は“お金持ちの遊び”、夫妻の高級志向が垣間見えますね」


映画『マリー・アントワネット』に感激したというゴーン容疑者とキャロル夫人。一時は豪奢な生活を送ったマリー・アントワネットだが、その“悲劇的な末路”と、自分たちの行く末を重ね合わせることはしなかったのだろうか。


リタ前夫人と結婚して来日した時には、100円ショップも利用するなど、慎ましい生活をしていたようだが、年下妻キャロル・ナハスと交際し始めた頃から、生活が派手になり、出費も大きくなり、最終的に結婚式の際に80億円でヴェルサイユ宮殿を貸切りにするほど生活が派手になっている。


これはマハダシャー木星期の効果である。



木星期に複数の女性との交際のメールが、リタ前夫人に見つかったのが、木星期の始まり頃である木星/水星期であり、この頃から複数の恋人(愛人)に巨額の出費をするようになったのである。


木星のディスポジターである金星が7、12室支配で、出費の12室を支配している為である。



恋愛情事に巨額の出費をし始めたと言うことが出来る。



木星/木星⇒土星⇒水星と、マハダシャー木星期に入ってからの最初の3つのアンタルダシャーにかけて、既にその傾向が出ていたのだが、木星/金星期にキャロル・ナハスとの交際が深まると、更にこの傾向に拍車がかかったと思われる。


その最終的な結果が、80億円を費やしたヴェルサイユ宮殿の貸切りである。



その原資は、日本政府に支払わなければならなかった税金である。



あるいは、日産の社員たちをリストラして利益率を改善したことによって会社に蓄積された内部留保ということも出来る。



従って、上記の女性自身の記事でも指摘されているが、皮肉なことに国民の生活を顧みないで非現実的な贅沢をして、国民の反感を買い、フランス革命で処刑されたルイ16世とマリーアントワネットに似ているのである。



マハダシャー木星期は、彼の子供たちが成人になって社会に出て活躍し始める時期でもあり、カルロス・ゴーンにとっては人の親としての喜びを体験していた時期であると考えられる。



不思議なことに年下妻キャロル・ナハスとの結婚式の時にカルロス・ゴーンの子供たちが、何の屈託ない様子で、楽しそうに写真に写っている様子からは、このキャロル・ナハスと、リタ前夫人との子供たちの関係も良好のようである。



これはおそらく、7室支配の金星と5室支配の木星が星座交換して、ラージャヨーガを形成している為である。






このようにカルロス・ゴーンを蠍座ラグナで検討すると、彼の過去の経歴のほとんどが説明可能である。



またwikipediaによれば、彼の個人住居は、東京、パリ、ベイルート、リオデジャネイロ、アムステルダム、ニューヨークにあると記されている。



これは彼の4室支配の土星が12室(海外)で高揚しているからである。



この土星は、4室に在住する10室支配の太陽と8、11室支配の水星のディスポジターとなっているため、これらの海外の個人邸宅も不正な利得によって建築したものであると考えられる。



実際、リタ前夫人が、以下のように証言している。




「おカネに関しては、カルロスは正しいことをしたことがありません。高額な所得を隠すために、色々なことをしていた。今回の逮捕は、彼のような人間には当然の結果だと思います」





現在、カルロス・ゴーンは、木星/ラーフ期であり、マハダシャー木星期の最後のアンタルダシャーを経験している。



木星は生来的、機能的吉星であるが、このマハダシャーロードの木星と絡んでいないアンタルダシャーのラーフ期が訪れており、このラーフ期は若干の厳しい状況をカルロスゴーンにもたらすことを示唆している。




マハダシャーロードの木星から見て、アンタルダシャーロードのラーフが8室に在住しており、そのラーフに土星がトランジットしている状況である。



従って、人生の行き詰まり、突然の変化、破局を経験しているのである。




また冒頭で、チャンドララグナから見て、ラグナロードの火星の2室目と12室目に凶星であるラーフと土星が在住していることによって、バンダナヨーガを形成していると書いたが、蠍座ラグナであれば、バンダナヨーガをラグナとラグナロードにも形成しているのである。



これはつまり、マハトマ・ガンジーやジャワハルラル・ネルーと同じ配置である。



バンダナヨーガは、根拠のない理由で、または反対者によって、あるいは関係当局によって、拘束、逮捕、捕獲、拘禁、監禁、投獄、束縛、監禁などの下に置かれることを基本的に示す、あるいは、誰かをコントロールするためにある種の黒魔術を使う配置であるとも海外の関連サイトでは解説されている。



カルロス・ゴーンは、自分の資産管理会社と銀行の間で通貨のデリバティブ(金融派生商品)取引で巨額の損失が発生した為、契約の権利を資産管理会社から日産に移し、約18億5千万円の評価損を負担する義務を日産に負わせた疑いがもたれている。



そういう意味では、カルロス・ゴーンは、印象としては黒のような感じではあるが、日産と日本政府(関係当局)の周到な準備の上で、逮捕監禁下に置かれた訳である。




カルロス・ゴーンは、現在、木星/ラーフ期であるが、次に2019年6月頃からマハダシャー土星期が控えている。



土星は蠍座ラグナにとっては、3、4室支配の機能的凶星であり、マラカの惑星でもあり、12室で高揚している。



彼は保釈後、海外に住んで東京、パリ、ベイルート、リオデジャネイロ、アムステルダム、ニューヨークにある私邸を転々としながら、ひっそりと世間から隠れるようにして生きて行かなければならないと考えられる。



それは一世を風靡し、世間で注目を浴びた有能な経営者としての栄華からすれば、悲惨な最期ということが出来る。



但し、現在、マハダシャー木星期で、木星は生来的、機能的吉星で、ケンドラの7室に在住し、ディスポジターの金星と星座交換して、5-7のラージャヨーガを形成している。



従って、このような場合、アンタルダシャーのラーフが若干、問題をもたらしたとしても、マハダシャーの木星の吉意はそれ程、揺らがないと考えられる。



そのため、木星/ラーフ期の間に彼は、特別背任の罪などによって巨額の罰金を支払わされるか、既に会長職を解かれていることによって、社会的制裁を受けているという理由によって、執行猶予付きの判決で収まる可能性も考えられる。


そして、カルロス・ゴーンは海外へ逃亡し、二度と日本には戻って来れない。



然し、カルロス・ゴーンの裁判が、マハダシャー土星期にまで伸びてゆき、最終的に土星期に判決が下される場合、土星は、まさにラーフと共にバンダナヨーガを形成している惑星である。


従って、カルロス・ゴーンは実刑判決を受ける可能性もないとは言えないのである。



あるいは、執行猶予が付いた状態で、海外の私邸で隠れるように生きていかなければならない。



そのどちらかである。



おそらく現在、木星/ラーフ期で、カルロス・ゴーンが逮捕監禁されたのは、ラーフが、ラグナとラグナロードを囲み、バンダナヨーガを形成する一方の惑星だからである。



そして、トランジットの土星と木星はそれぞれ2室と1室を通過中である。



カルロス・ゴーンの逮捕はちょうど木星が蠍座に入室した10月11日の直後であったため、木星が1室を通過している象意としてこれが起こったのである。



つまり、2室目と12室目を同数の凶星によって挟まれているラグナで形成されているバンダナヨーガの象意が発現するタイミングとして、今回の逮捕劇は起こったのである。



土星は2019年秋まで逆行しながら、しつこく2室に留まり続ける為、来年もカルロスゴーンは政府の監視下に置かれ続けると考えられる。



いずれにしてもマハダシャー土星期になってからは、カルロス・ゴーンは特別背任の容疑で会長職を追われた人物として世間から隠れて過ごしていくことになると思われる。



奢れる人も久しからずである。



然し、カルロス・ゴーンの出生時間がもし最初から分かっていたら、分かる人にはそのような彼の運命を見通すことが出来たに違いない。




最後にカルロス・ゴーンのラグナの度数であるが、私はジェーシュタの第3パダに設定した。



カルロス・ゴーンは表面的な態度とは裏腹に腹の中では何を考えているか分からない典型的な蠍座特有のパーソナリティーで平静で落ち着いた表面的な性格の奥底に強い情念を秘めている印象がある。



実際にラグナにラグナロードの火星が在住して、ルチャカヨーガを形成しているため、激しい性格の持ち主である。



ジェーシュタは表の顔と裏の顔を持っており、二面性があり、世間に見せる顔と親しい内輪の人間に見せる裏の顔は全く違うのである。



従って、マスコミに見せる彼の姿は、誠実で、実直で、穏やかな紳士の姿であるが、実際に家庭内では、彼はリタ前夫人へのDVに現れたような激しく暴力的な性格である。



そして、ジェーシュタは、世俗的なものを蓄積して溜めこんでいる古い魂という象意があるが、世知辛く、世間の裏側を知っていて、法律の抜け道を突いて、自分の財産を蓄えるなど、狡猾で世慣れした側面も見せたのである。



彼にも物静かで、どこか聖人のような雰囲気、世捨て人のような雰囲気があるが、それはその為である。




然し、彼は世俗的な欲求や物欲も捨てきれないのである。




それがジェーシュタの特徴である。




カルロス・ゴーンは寡黙で物静かな人物であるため、このジェーシュタの象意が適合すると考えられる。




因みにラグナをジェーシュタの第3パダに設定すると、ナヴァムシャのラグナは水瓶座になるが、この配置だとラーフ期に結婚した理由はディスポジターの木星が7室に在住しているからである。



また木星期に結婚を継続したが、木星/月期に離婚したのは、月が6室の支配星だからである。



木星期に複数の配偶者(恋愛情事)を持ったのは、木星(複数)が7室に在住し、金星とコンジャンクトしているからである・・・といったように説明できることもあるが、まだ十分ではない。



従って、今回、それらしく思えるのは、カルロス・ゴーンの出生図のラグナが蠍座のジェーシュタではないかということである。





カルロス・ゴーンのラグナが蠍座のジェーシュタで正しい場合、出生時間が00:00:01で、ラグナが蠍座24°01’になり、ジェーシュタの第3パダになる。


23:59:59に設定してもラグナは蠍座のジェーシュタになるが、この場合、月が牡牛座に移動してしまい、チャンドララグナから見たラグナロードが8室に在住する配置とならないため、これは却下される。


従って、カルロス・ゴーンが蠍座ラグナの場合、ラグナは蠍座のジェーシュタ第3パダか、第4パダのどちらかしかないのである。






もし出生時間を蠍座ジェーシュタの第4パダにした場合、出生時間は、00:13:17前後になるが、この場合、ナヴァムシャのラグナが水瓶座から魚座へ、ダシャムシャのラグナが魚座から牡羊座に移動するため、また解釈が変わってくるのである。



もしナヴァムシャのラグナが魚座である場合、カルロス・ゴーンのマハダシャー土星期はもっと悲惨なものになり、ダシャムシャのラグナが魚座である場合も土星がダシャムシャの12室に位置する為、彼はもう二度とビジネスの華やかな表舞台には立てそうになく、地位の全てを失うかもしれない。



しかし、もしダシャムシャのラグナが魚座あるなら、カルロス・ゴーンは困難な状況にはなるが、ある程度の経営者としての地位は維持するかもしれない。






カルロス・ゴーンは木星期に経営者として順調であったため、むしろ、ダシャムシャのラグナは1、10室支配の木星が乙女座7室でラーフとコンジャンクトする配置である可能性がある。


そうすると、マハダシャーの土星期は土星は、11、12室支配でラグナでケートゥとコンジャンクトして傷つけられている為、ある程度の困難を経験するものの、全く地位や肩書き、ポジションの全てを失ってしまうようには見えない。


むしろ、いくつかの地位は維持し続けると考えられる。







(参考資料)



ゴーン容疑者の保証料30億円 サウジ知人が肩代わりか
2018年12月24日(月)20時28分 毎日新聞

私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたなどとして前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)=金融商品取引法違反で起訴=が会社法違反(特別背任)容疑で逮捕された事件で、サウジアラビア人の知人が前会長のために、損失に伴う約30億円の保証料を肩代わりしたとみられることが関係者への取材で明らかになった。東京地検特捜部は、前会長が日産の「予備費」から日産子会社に振り込ませた約16億3000万円はこの保証料の返済目的だったとみている模様だ。

 前会長は(1)新生銀行との「スワップ契約」と呼ばれる金融派生商品取引で約18億5000万円の評価損を抱え、2008年10月に契約を日産に付け替えた(2)09年2月に付け替えを戻した際、損失の信用保証に協力したサウジアラビア人の知人に09?12年、アラブ首長国連邦の子会社「中東日産会社」から計1470万ドル(約16億3000万円)を振り込ませた??として21日に新たに逮捕された。

 関係者によると、ゴーン前会長は付け替えを戻すにあたり、新生銀行から追加担保を求められ、知人に協力を要請。知人は、本来は前会長が負担すべき保証料約30億円を別の銀行に支払うことで、この銀行から新生銀行に信用保証をさせたという。この後、前会長は中東日産に知人への振り込みを指示したとされる。

 知人はゴーン前会長と30年来の知り合いで、サウジアラビアの著名な資産家という。前会長は特捜部の調べに「知人には中東の日産販売店がトラブルを起こした際、数年がかりで解決してもらった。また、現地の政府関係者らに日産への投資を求めるなどロビー活動もしてもらった。そうした仕事に対し、子会社から(約16億3000万円を)払った」などとし、個人の保証料に関する返済ではないと説明しているという。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】
参照元:ゴーン容疑者の保証料30億円 サウジ知人が肩代わりか
2018年12月24日(月)20時28分 毎日新聞

ゴーン18億円付け回し事件 求められる政井日銀審議委員の説明
2018年12月21日(金)17時10分 文春オンライン

東京地検特捜部は12月21日、自身の資産管理会社の損失を付け回し、日産自動車に約18億5000万円の損害を負わせた疑いが強まったとして、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)を特別背任容疑で再逮捕した。

 ゴーン氏の資産管理会社は06年頃、新生銀行と通貨取引に関するスワップ契約を結んでいた。ところが、08年秋のリーマン・ショックで10数億円の損失が生じ、銀行から担保不足を指摘されると、ゴーン氏は損失を含む全ての権利を日産に移そうとしたという。

 そこで動いたのが、当時、新生銀行のキャピタルマーケッツ部部長の政井貴子・現日銀審議委員(53)であることは、「週刊文春」が報じてきた通りだ。この損失の処理を巡り、政井氏はゴーン氏と直接交渉をしていた。

 政井氏は同僚のウェルスマネージメント部営業部長、コンプライアンス担当部長と3人で、当時東銀座にあった日産自動車本社を訪ね、ゴーン氏との協議に臨んだ。

 緊迫したやり取りは約60分間に及んだ。

 そして、政井氏らはゴーン氏にこう伝えたという。

「日産に契約主体を変更するには取締役会の議決が必要です。御社の法務部長は優秀な方だから確認してみてはどうでしょうか」

 ゴーン氏はこの場で「アグリー」と頷き、法務部長や秘書室長らと対応を協議したという。そして秘書室長から新生銀行側に返ってきた答えはこうだった。

「取締役で議決をします」

 新生銀行の幹部は思わず「驚いた」と漏らしたという。

 小誌の報道を受け、11月29日の会見では「当時の個別の取引に関することについては、守秘義務の観点から、そもそも新生銀行がこの取引に関与していたかどうかという事実関係も含めて答えは控えたい」と述べていた政井氏。

「彼女はこの取引の後、新生銀行の執行役員にまで上り詰めました。2016年6月、日本銀行政策委員会審議委員に就任。政井氏をはじめ6人いる審議委員は、総裁、2人の副総裁とともに日銀の政策委員会を構成しています。金利など日本の金融政策を舵取りする最高意思決定機関の一員で、会社で言えば、取締役にあたる重要ポストです」(新生銀行関係者)

 日本経済の舵取りを担う日銀は公共性が非常に高く、日本銀行法で、役職員の身分は「法令により公務に従事する職員とみなす」(日本銀行法第30条)と定められている“みなし公務員”だ。

 これまで、政井氏は、守秘義務を理由にどのような取引だったのか、自身の関わりなどについて説明を拒否してきたが、刑事事件に発展していた以上、どのような取引だったのか、説明を求める声が高まりそうだ。

「週刊文春」12月26日(水)発売号では、ゴーン氏事件の最新情報を詳報する。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年1月3・10日号)
参照元:ゴーン18億円付け回し事件 求められる政井日銀審議委員の説明
2018年12月21日(金)17時10分 文春オンライン

投資損失付け替え伏せ、日産取締役会に ゴーン容疑者
毎日新聞2018年12月25日 19時26分

私的な投資の損失を日産自動車に付け替えたなどとして前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)=金融商品取引法違反で起訴=が会社法違反(特別背任)容疑で逮捕された事件で、損失付け替えが分からないよう偽装する取締役会決議が行われたとみられることが関係者への取材で明らかになった。東京地検特捜部は、前会長らが不正の隠蔽(いんぺい)を図る意図があったとみて捜査を進めている模様だ。

ゴーン前会長は、新生銀行と契約した金融派生商品取引で多額の損失が生じたため、2008年10月に約18億5000万円の評価損を含む契約を日産に付け替えるなどしたとして21日に逮捕された。

 関係者によると、付け替えにあたって、新生銀行は前会長に取締役会の承認を得るよう要請。前会長は、自身の名前や損失の付け替えを明示することなく、外国人取締役の役員報酬を外貨に替える権限を秘書室幹部に与える案を諮り、承認されたという。

 元々、前会長の取引は役員報酬を円からドルに替える内容であったため、この承認で事実上、前会長の損失の付け替えが可能になったという。前会長は取締役会の承認を得たとして、新生銀行側に伝達したとされる。

 前会長は「(付け替えに関連する)取締役会の承認を得ている。会社に実害も与えていないので特別背任罪は成立しない」と供述している模様だ。これに対し、特捜部は、前会長が他の取締役らに分からないような形で「承認」を得て、側近だった秘書室幹部と共に付け替えを実行したとみている模様だ。この秘書室幹部は、既に特捜部と司法取引で合意しており、付け替えの経緯などについて特捜部に資料提出するなどしているとみられる。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】
参照元:投資損失付け替え伏せ、日産取締役会に ゴーン容疑者
毎日新聞2018年12月25日 19時26分

日産の組織に巣食う“トップ腐敗”のDNA
絶対的権力者のカネと女と私物化
プレジデントオンライン 企業経営 2018.12.25

「なぜ、日産では同じ歴史が繰り返されるのか」。カルロス・ゴーン氏着任の13年前、日産の広報課長だった川勝宣昭氏は、そう振り返る。日産の「絶対的権力者」がその座を追われたのは、ゴーン氏が最初ではないか らだ。川勝氏は著書『日産自動車極秘ファイル2300枚』(プレジデント社)で、7年間の戦いの記録をまとめた。日産という組織に巣食う「負のDNA」とは――。

カルロス・ゴーンと“塩路天皇”

「なぜ、日産では同じ歴史が繰り返されるのか」

カルロス・ゴーンの報酬過少記載容疑による逮捕、それに続く日産自動車会長職解任の報に接したとき、私のなかでそんな思いが去来した。日産がルノーと資本提携を結び、ゴーンが“新しい主人”として着任する13年 前、日産の広報室の課長職にあった私は、当時日産の経営を蹂躙(じゅうりん)していた1人の絶対的権力者に戦いを挑み、会社から放逐していたからだ。

ゴーンの追放劇は検察という国家権力の力を借りた形だが、私は同じ30~40代の同志の課長たちとともに自分たちの手で1979~86年の7年間におよぶ戦いの末、勝利した。倒した相手の名は塩路一郎といった。日産を中心 に系列部品メーカー、販売会社の労働組合を束ねた大組織、日本自動車産業労働組合連合会(以下、自動車労連)の会長の職にあった。

日産圏の23万人の組合員の頂点に立ち、生産現場を牛耳って、本来なら会社側が持つはずの人事権、管理権を簒奪(さんだつ)し、経営にも介入するほどの絶大な権力を誇り、「塩路天皇」と呼ばれていた。政界とも太 いパイプを持っていた。その権力者に戦いを挑むのは、アリの一群が巨象を倒そうとするようなもので、常識的にはとうてい勝ち目はなかった。

労組に逆らうととんでもないことになり、会社を追放される。だから、長いものには巻かれろ。多くの社員がそう思っていた。しかし、本当にそれでいいのか。間違っていることは間違ったこととして正したい。われわ れの戦いは、企業社会のなかにあっても、人間としていかに生きるのかという「生き方」を問う戦いであった。

繰り返される独裁体制

相手方の牙城は難攻不落を思わせたが、ゲリラ戦を仕掛けてゆさぶり、次いで組織戦を展開した。その7年間の戦いの軌跡を『日産極秘ファイル2300枚』と題して出版する最終準備をしていたさなか、ゴーン逮捕の一報が 入ったのだ。

「なんたる巡り合わせか」

私は一瞬、気持ちの整理ができなかった。

塩路一郎による独裁体制が崩壊し、異常な労使関係が正常化され、まさに“整地”されたうえにゴーン革命は成り立った。われわれの戦いがなければ、ゆがんだ労使関係は温存され、「日産リバイバル・プラン」の再建 策は思うように進まなかっただろう。

ところが、その再建の立役者であるゴーンが今度は絶対的権力者として経営を壟断(ろうだん)するようになった。これは日産の治そうにも治しきれない宿痾(しゅくあ)なのだろうか。われわれの戦いの日々が走馬灯 のように脳裏を駆け巡るなかで私はそんな思いにとらわれた。

私の手元には、当時、極秘で日々記録し続けた戦いの記録が約2300枚のファイルとなって残されている。それをここに紐解いてみたい。

現場の人事を労組が握る悪弊

なぜ、労組のドンが、本来会社側が持つはずの現場の人事権、管理権を握ることができたのか。それは事前協議制という悪弊(あくへい)によるものだった。

日産では1つの組み立てラインに30~40名の従業員が従事する。これが最小単位の組織である「組」となり、それを束ねる役職を「組長」といい、その1つ上の段階でいくつかの組を統括する役職を「係長」と呼んだ。い ずれの人事についても、会社側は労組側と事前協議を行い、事前承認を得なければならなかった。

労組側は合意できない人事案については修正を行い、労組に協力的な人間を推薦する。現場の人事は労組側が握り、会社側は手出しができなかった。もっとも重要な経営課題の1つである生産性向上についても、会社側の 業務命令では行えず、事前承認を必要とした。

たとえば、2つのラインのうち、Aラインは増産で繁忙を極めているが、Bラインは人手に余裕があったとき、Bラインの人員をAラインの応援に出したくても、労組の事前承認がなければ変更できず、拒否されることも珍し くなかった。

労組に対して批判的な工場の管理職に対しては事前協議を受け付けない。工場では何もできない。そこで、管理職は労組に屈服する。事前承認の呪縛でがんじがらめになった現場の管理職たちは労組から問題視されない よう、何ごとによらず事前に相談に行くようになり、部下同士の結婚まで事前報告していた例もあった。

「組合1番、生産2番」による競争力低下

労組には、塩路一郎に忠誠を誓う秘密の裏部隊も組織されていた。反組合的な言動をとる社員に対して、電話の盗聴、尾行、嫌がらせなど謀略的な活動もいとわず行い、ボスの独裁的な権力を陰で支えていた。

たとえば、ある改革派の課長は車で高速道路を走行中、右側車線で追い越しをかけてきたトラックの荷台からコンクリートのブロック3個を投げつけられた。あたった場所が違っていれば、命にかかわる大事故にもつなが りかねなかった。状況から考えて裏部隊の仕業と考えられた。現場の組合員たちは労組に逆らったら、裏部隊のつるし上げにあい、一生出世の道は閉ざされるばかりか、退職へと追いやられた。

こうした塩路一郎による独裁体制下での恐怖政治で危惧されたのは、生産現場が労組に対する“お伺い組織”となって「組合1番、生産2番」となり、ものづくりメーカーとして挑戦する風土がなくなっていくことだった 。

実際、それは業界1位のトヨタとの競争力の差となってあらわれた。1960~70年代、トヨタも日産もモータリゼーションの波に乗って会社を発展させたが、経営の内実では大きな違いが生じた。トヨタはトヨタ生産方式に より、ものづくりの根幹やマネジメントの基礎を固めた。一方、日産は異常な労使関係のもとで経営の自主権を持てないまま、塩路体制に妥協を重ね、経営の骨格をつくることができず、シェアの低下と生産性の下落を 続けた。

生産性の低さはコスト競争力の弱さに結びつき、同じ大衆車であるトヨタのカローラと日産のサニーとでは、製造原価で1台あたり5万円の差があった。ものづくりの生命線であるコスト競争力で日産はトヨタに太刀打ち できるわけがなかった。

権力と戦う「救世主」の登場

このままでは日産に明日はない。絶望の淵に立たされたとき、われわれの前に救世主があらわれた。1977年に社長に就任した石原俊だった。

それまで社長職を16年間務め、当時会長職にあった川又克二は日産のメインバンクだった日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)の出身であり、社内基盤は必ずしも強固なものではなかった。そこで、求心 力を維持するため、労使との関係をよりどころにしていた。それが塩路一郎の専横を許すことにつながった。

これに対し、石原社長は「経営への労組の介入は絶対に許すまい」と、生産現場を牛耳る塩路体制を打破する姿勢を鮮明に示した。塩路側は数々の妨害工作に出たが、石原社長はひるむことがなかった。

“打倒塩路体制”の地下活動を開始

石原政権のもとでなら、塩路体制と戦い、ゆがんだ労使関係を正常化できるかもしれない。立ち上がるには、今をおいてない。私は志をともにする同じ広報室および古巣の生産管理部の仲間たちとともに、打倒塩路体制 に向け、地下活動を開始した。

徒手空拳のわれわれはまず、社内外の情報が集まる広報室の利点を生かし、塩路一郎に関する情報収集活動から着手した。浮かび上がったのは、「金と女のスキャンダル」にまみれた権力者のもう1つの素顔だった。

日産トップのカネと女

いったい、どこから金が出ているのだろう。

情報を集めれば集めるほど湧いてきたのは、金にまつわる疑惑だった。その象徴が塩路一郎の趣味であるヨットだった。佐島マリーナに係留していた本人が所有する「ソルタス3世号」の船価は3500万円。問題は費用をど のように捻出したかだ。本人は持ち株を売ったと語っていたが、マスコミの取材によって、答え方がその都度違っていた。所有する2カ所のゴルフ会員権の相場価格は合わせて4300万円。この費用の出所も不明だった。

また、塩路一郎は毎晩のように、銀座や六本木の高級クラブや高級料理店に通っていた。自動車労連の「会長交際費」の支払先は30~40軒におよび、なかでも六本木の1軒には数千万円のオーダーで支払われていた。夜の 遊興費の一部は取引先の部品メーカーにも負担させていた。それは、労組を半ば“私物化”していたことを思わせた。

塩路一郎の女性遍歴

金にまつわる話以上に、塩路一郎という人間のきわだった性向を物語ったのは、何人もの女性との特別な関係についての情報だった。私が記録し続けた「塩路会長ファイル」には、「女性遍歴」について「第三者によっ て裏付けられているものだけでも次のリストができる」として9人の女性の名前が並んでいる。

神楽坂の芸者、有名劇団の女優、銀座のクラブのホステス、ロサンゼルスのピアノバーの歌手、ホステス。なかでもピアノバーの歌手については、より詳しい情報が載っている。

米国日産の拠点があったロサンゼルスに頻繁に出張に出掛けていた塩路一郎は、現地のクラブでピアノを弾いていた韓国系の女性を見そめ、「日本でピアノの学校に通わせてやる」「スターにしてやる」と口説いて日本 に連れてきて、六本木のマンションに住まわせた。しかし、一向に約束が守られないことに怒った女性は、米国に帰国した。

こうして収集していった女性スキャンダルの情報が、その後、われわれの戦いを大きく前進させ、新たな局面を切り拓くことになった。(文中敬称略)
参照元:日産の組織に巣食う“トップ腐敗”のDNA
絶対的権力者のカネと女と私物化
プレジデントオンライン 企業経営 2018.12.25

日産ゴーン氏、結婚披露宴はベルサイユ宮殿で 「裏報酬」加えると自動車業界で世界1の高給取り
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト

2018/11/21(水) 15:51

「王様と女王様に相応しい披露宴」

[ロンドン、パリ発]約50億円の報酬を隠していた容疑で東京地検特捜部に逮捕された日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者は2大陸にまたがるルノー・日産・三菱自動車アライアンス(連合)の司令塔であり、広告塔でもありました。

ゴーン容疑者は例年、キャロルさんと仏カンヌ映画祭のレッドカーペットに現れ、セレブリティーのような注目を集めていました。

2016年秋、ベルサイユ宮殿の大トリアノン宮殿を借りて執り行われたキャロルさんとの結婚披露パーティーには120人のゲストが招かれ、「王様と女王様に相応しい」と騒がれました。雇われた俳優たちは18世紀のコスチュームで着飾り、花を添えました。

ゴーン容疑者は日産のオランダ子会社を使ってブラジル・リオデジャネイロのリゾート地コパカバーナビーチや、ゆかりのあるレバノン・ベイルートで高級マンションを購入。

パリやアムステルダムの住宅も自宅代わりに使っていたのに家賃を支払っていませんでした。家族旅行も日産持ちだったと報道されています。

年約20億円の高額報酬をお手盛りで決め、代表取締役グレッグ・ケリー容疑者ら側近と結託して報酬の半分を隠して日産を私物化していました。そのさまは「フランス最後の絶対君主ルイ16世」にたとえることができるかもしれません。

「メディア出演で傲慢な態度も」

ジャーナリスト歴40年で仏名門紙の編集長を務めたベテラン経済ジャーナリスト(匿名希望)に仏在住ジャーナリスト、西川彩奈さんを通じて質問してもらいました。

――ゴーン容疑者逮捕がルノーに与える影響は

「ゴーン氏がルノーの最高経営責任者(CEO)兼会長であるため、ルノーは日産・三菱と直接関連している。日産がルノーに15%出資をしているのに比べ、フランス政府は15.01%出資している。そして、ルノーは日産の43.4%の株主だ」

「このルノーと日産は密接に関係しており、1社に何かあると、もう1社に影響が出る。日本の裁判所での結果にかかわらず、ゴーン氏がルノーのCEOにこのまま留まり続けることは私の見解では不可能だと思う」

――ゴーン容疑者が日産再建で果たした役割をどう評価するか

「ゴーン氏の実績は1999年に日産を倒産の危機から救ったことだけでなく、ルノー・日産・三菱のアライアンスを作ったことだ。その前には、ダイムラーとも戦略的提携を結んだ」

「早い時期から電気自動車(EV)に力を入れたことなど、競争が激しくグローバル化が進む自動車業界で、ゴーン氏は誰よりも地理的にも、技術的にも最先端を走っていた」

「しかし、メディア出演などで、しばしば傲慢な態度も目立った。私の見解では、ゴーン氏が創設したアライアンスはルノー、そして日本の2社にとっても相互作用として有益だったと思う」

――日産・ルノーの合併もしくは経営統合の行方をどう見るか

「たとえゴーン氏がルノー・日産・三菱アライアンスを作った有能な経営者だとはいえ、日産とルノーの関係は今までと同じようにはいかないだろう」

「私の見解では、日産は、同社の43%の株を所有するルノーとの関係を修正することで、今回の状況を有利にすることもできると思う。過去に、日産はゴーン氏を迎え、会社を再建してくれたことに感謝しているはずだ」

「しかし、日産はルノーとの統合はおそらく望んでいないだろう。一方のルノーは、特にアライアンスにさらに強い法的な根拠を与えるため、統合を望んでいる」

――日本で外国人社長は成功しないジンクスがあるが、それについてどう思うか

「確かに、日本で成功する外国人経営者の名はあまり耳にしない。日本企業の外国人経営者としてまず頭に浮かぶのが、ゴーン氏と、ハワード・ストリンガーだ。ストリンガー氏は米放送局CBSでの勤務を経て、1997年にソニー入社、8年後にCEOとなった」

「ゴーン氏は現代の日本経営史では、特別なケースだ。彼は『GAIJIN(外人)』のままでい続けたが、同時に、日本の経営者だけでなく、一般の人々まで魅了した」

「ゴーン氏は有名人になり、彼の人生は『カルロス・ゴーン物語』という漫画にさえもなった。ゴーン氏が働き者だったことも、日本社会の価値観の中で受け入れられた要素だろう」

「彼はフランス、レバノン、ブラジル、という自身の文化背景をビジネスにも応用しようとした。一方で長い間、彼の報酬は莫大すぎると判断されていた」

「特に、日本ではCEOの報酬が『慎ましい』ことが『謙虚で有能な会社』というイメージを作ると考えられている。そのような日本社会でだからこそ、彼の高額すぎる報酬、そして今回の事件が彼の地位・名声を失わせたのだろう」

ゴーン氏の報酬は自動車業界で世界1

米CNNビジネスがまとめた2016年の自動車メーカーCEOの報酬は次の通りです。

ゼネラル・モーターズ

2260万ドル(約25億5000万円)

フォード

2210万ドル(約25億円)

フィアット・クライスラー

1060万ドル(約12億円)

フォルクスワーゲン

770万ドル(約8億7000万円)

一番低かったのはテスラのイーロン・マスク氏の3万7584ドル(約424万円)でした。

ゴーン容疑者の報酬は3社で約19億円、隠した分も加えると約29億円となり、自動車業界では世界最高の報酬を得ていたことになります。

ちなみにトヨタ自動車の豊田章男社長の報酬と賞与は計約3億8000万円でした。

ゴーン容疑者がいなければ、今の日産もルノーもなかったでしょう。フランスのエマニュエル・マクロン大統領や、英国のテリーザ・メイ首相とサシで話せる経営者が「ゴーンなき日産」にいるでしょうか。

日産は「マイクラ」をフランスのルノー工場で委託生産しています。アライアンスはルノー工場で3ブランドの次世代商用車を生産する計画を発表したばかりです。

時価総額約4兆2400億円の日産を時価総額約2兆2500億円のルノーが支配し、社会主義的なフランス政府がルノーに大きな発言権を持つ構造はいびつです。

フランスの雇用とルノーに配慮した経営が日産にとってプラスかと言えば明らかにマイナスです。

今後、ルノーと日産・三菱の間には遠心力が働くでしょう。ゴーン容疑者というカリスマ経営者を失って3社の合併や経営統合話は宙に浮き、アライアンスは漂流を始める恐れがあります。

(おわり)
参照元:日産ゴーン氏、結婚披露宴はベルサイユ宮殿で 「裏報酬」加えると自動車業界で世界1の高給取り
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト

2018/11/21(水) 15:51

「濡れ手に粟」か「濡れ衣」か - ゴーン氏再逮捕
2018年12月25日 09:33 BLOGOS

平成最後の年末となりました。除夜の鐘にはまだ早いですが、このところ連日「ゴーン」、「ゴーン」の音が世間に響き渡っています。いうまでもなく、日産自動車のカリスマ経営者だったカルロス・ゴーン氏が、東京地検特捜部により既に3度も逮捕、勾留されたからです。

①一度目の逮捕、勾留(11/19~継続中)は、日産の有価証券報告書にうその記載をして提出した罪の容疑です。平成27年分までの5期にわたり、自身の報酬金額を実際より合計50億円も少なく記載したというものです。この罪については10日に東京地裁に起訴されています。

②二度目(12/10~20)も同じ罪の容疑ですが、時期は平成28年分以降の3期分で金額は40億円です。この罪について特捜部は勾留を10日間延長しようとしましたが、東京地裁はこれを認めませんでした。

③三度目(12/21~現時点では来年1/1まで)は、自身の個人的な金融取引で被った損失約18.5億円を日産に付け替えたことなどに関する特別背任の罪の容疑です。

起訴前の勾留に保釈はありません。起訴後も勾留が続けば、被告人は「保釈」を申請して身柄の解放を求めることができます。ゴーン氏は、②で勾留延長が却下された20日時点では、勾留は起訴された①だけとなり、保釈の申請ができる状況でした。しかし、その直後に③の逮捕・勾留が行われたため、当分は保釈の申請ができなくなりました。

長期にわたり身柄を拘束して自白を得ようとする捜査のやり方は、以前からえん罪の温床となってきました。また、①、②で問題となった報酬については、実際に支払われておらず将来支払われる予定だったという指摘もあり、うその記載をしたと言えるかは微妙です。

さらに、③で問題となった金融取引は、私が以前勤務していた新生銀行との間で行われたものです。報道によれば、ゴーン氏は取調べで、取引で発生した損失を日産に付け替えたことを認めたとのことですが、付替えをするには取引相手である新生銀行の承諾が必要です。安易に付替えに応じれば共犯とされる危険があるので、新生銀行は、ゴーン氏が特別背任の罪にあたらないことを確認した上で付替えに応じたという可能性も十分にあります。

しかし、まだ真相は分かりません。仮に一連の容疑が事実だとしたら、ゴーン氏は社内の絶対的権力者という立場を利用し、「濡れ手に粟」の利益をほしいままにしたものであり、厳しく制裁されるべきです。一方、特捜部の強権的な捜査手法などを見る限り、「濡れ衣」の可能性も否定できません。二つの強大な権力者のどちらが暴走しているのか。先入観と煩悩を振り払い、注視する必要があります。
参照元:「濡れ手に粟」か「濡れ衣」か - ゴーン氏再逮捕
2018年12月25日 09:33 BLOGOS






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フレデリック・テイラーの科学的管理法

以前、堀江貴文が「寿司職人が何年も修行するのはバカ」とツイッターでつぶやいて炎上したそうだ。


ホリエモン「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言 数か月で独り立ちの寿司はうまいか?
2015/11/ 2 18:47 JCASTニュース

寿司職人として一人前になるためには「飯炊き3年、握り8年」の修行が必要、などという話があるが、ホリエモンこと堀江貴文さん(43)がツイッターで、問題なのは職人としてのセンスであり「何年も修行するのはバカだ」と切り捨てた。

寿司職人になるためには修行をするのはナンセンスで、料理学校に数か月間通えばなれるものだし、自己流でやっている人もいる、というのだが本当だろうか。

「飯炊き3年、握り8年」の伝統

ホリエモンは2015年10月29日にツイッターで、寿司職人に関してバカなことを書いているブログがあると指摘し、

「今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事」

とつぶやいた。フォロアーからご飯を炊く時の水分調節やシャリを握るのはそう簡単に会得できるものではない、と意見されると、

「そんな事覚えんのに何年もかかる奴が馬鹿って事だよボケ」

と返した。長い期間の修行や苦労によって手に入れたものは価値がある、というのは偏見であり、寿司職人の修行というのは若手を安月給でこき使うための戯言に過ぎないというのだ。

ホリエモンは2014年12月26 日にYouTubeで配信している「ホリエモンチャンネル」で寿司職人について語っている。コロンビアに寿司店を出したいという男性からの相談に答え、その中で寿司職人になるには10年くらいかかると言われてきたけれど、半年くらいで

プロを育成する専門学校も出来ている。長い期間修業が必要なのは「1年間ずっと皿洗いしていろ」などと寿司作りを教えないから。今は独学で寿司を出したり、短期養成の専門学校に行って寿司職人になる人が増えている、問題は寿司を作る人のセンスだ、などと語

った。

これに対して、「求人@飲食店.COM」の2015年4月10日付けの記事は、

「寿司は日本の伝統食であり、美食の象徴でもあります。やはり一流を目指すとなると、現在第一線で活躍する巨匠たちの辿ってきた道、つまり『飯炊き3年、握り8年』を実践するのが一番確かな道です」
と反論した。

今回のホリエモンのツイッターは、この記事に対する再反論というわけだ。

寿司を握るのは花形、問題はセンス

こうしたやり取りにネットではこんな様々な意見が出た。

「ホリエモンのほうが正論。目で見て盗めとか日本の精神文化はおかしすぎる」
「職人バカにしてるのかこいつ」
「飯炊き3年握り8年とはそれだけ場数を踏まないといけない事を表した表現であり、それだけやったからOKってわけでもない。どんな仕事でも、教わってできることと場数を踏むことで得るものがあるんです」

大阪が本社の「3ヶ月で江戸前寿司の職人になる」と看板を掲げた専門学校に話を聞くと、

「授業は厳しいですが、3か月で海外に店舗を出した生徒さんもいるなど、短期間で寿司作りから経営まで学ぶことはできます」

と説明した。では10年以上も修行する人と、3か月で店を出せる人の違いは何なのか。質問してみるとこんな答えが返ってきた。

「寿司は古い体質があり、寿司を握ることができるのは花形なんです。新人は追い回しから始まり寿司を握ることはずっと先の話になりかなりの時間を要するわけです。そのため当校ではプロの寿司職人を講師に招き、始めから実践を積み重ねます」

ダシの取り方、魚のおろし方、魚の目利きの仕方などのコツを集中して抑えて行くのだそうだ。とはいっても受講した全員が3か月で一人前の寿司職人になれるかというと、そうではないらしい。

「和食を長くやっている職人でも寿司は苦手だという人もいます。問題となるのはセンスがあるかどうかで、センスがあれば一気に高みに登って行きます」

そう担当者は話していた。


日本の伝統的な精神論によれば、職人の世界では弟子入りした者は長い修行や下積みの時間を経て初めて、一人前の職人になれるという決まり文句がある。


職人の世界で長い修行を経験した人は、その理論を信奉して、それを後に続く人にも伝える。


然し、果たして本当にそんなに長い修行は必要なのだろうか、見習いは、長い年月を見習いのまま搾取されて、時間を奪われるだけなのではないか、それが真実ではないかという議論である。


この手の議論はずっと繰り広げられてきたものであって、かなり歴史が古い。



この議論は、封建社会から近代合理主義社会への移行を象徴する議論である。



この封建社会から近代合理主義社会への移行を資本主義の発展の中で示した事件が19世紀から20世紀のアメリカで起こっている。



アメリカの技師、エンジニアで、経営学者でもあったフレデリック・テイラーが科学的管理法を発案し、生産現場に近代化をもたらしたのである。








テイラーは、労働者の作業や道具の標準化を図り、仕事を細分化し、それに擁する時間を計測したのである。



それによって合理的で効率的な生産現場の革命をもたらした。



現在、様々な企業で進められている合理化・効率化の元祖といってもいいかもしれない。



テイラーは、現在、「科学的管理法の父」と呼ばれるに至っている。








テイラーが出てくるまでは仕事は熟練工によって支えられていて、徒弟制度のように師から弟子、親方から徒弟へとその技を継承するといったやり方で属人的に仕事は教えられた。



然し、テイラーが「科学的管理法」を実施してからは、仕事は細分化され、分業体制の道が開かれ、大量生産が可能になるのである。



まさに大量生産、大量消費の時代の幕開けである。



大規模工場の生産ラインというのは、このテイラーの手法によって編み出されたといっていいかもしれない。



この過程で多くの熟練工は仕事を失い、単に1つの生産工程の一部でしかない単純作業を遂行する未経験の単純労働者にとって代えられたのである。



仕事を教えるやり方なども親方から徒弟へ口頭で教える代わりにマニュアル化された教材で、一度に大勢の新人に細分化され定型化された作業を教えることが可能になった。



作業は非常に細かく分析され、どんな作業によって構成されているかを徹底的に調べられ、マニュアル化されたのである。



そうしたことで教育の在り方も変わったのである。



テイラーの科学的管理法は、単に工場の運営に留まらず、あらゆる分野のマネジメント全般にもたらされたのである。



例えば、インドの伝統社会では師から弟子へと技や知識を継承していくパランパラの伝統があるが、そうした個人的な方法ではない、大規模で大衆向けの効率的な教育法が生み出されたのである。



テイラーの科学的管理法が明らかにしたのは、職人による複雑で高度な作業も細分化してみれば、それは複数の単純な作業の組合せに過ぎないという真実である。



つまり、単純な作業の組合せであるということは、ロボットにも代わりが出来るということであり、オートメーション化の道を開いたのである。



テイラーの科学的管理法によって、安い未熟練労働者で、大量の商品を生産できるようになったため、資本家の利益は増大し、資本主義全盛時代となった。



当時、テイラーの科学的管理法によって仕事を奪われるかもしれない労働者たちは、労働組合を上げて、これに反対したそうである。



何故なら、熟練工は自分たちの特権を失い、単純労働者に落ちぶれてしまうからである。




このテイラーの科学的管理法は、例えば、ナイキの搾取工場などでも応用されているのである。



労働者の作業が分秒単位で決められており、休み時間も完全に管理され、1日どれだけの商品が生み出せるかを完全に管理され、刑務所のように高い塀と鉄条網で囲まれた工場で、人間の労働力を余すところなく搾り取るシステムである。



従って、科学的管理法は、現在の悪名高い市場原理主義経済に通じる道を開いたとも言えるかもしれない。





然し、今思えば、結局、このテイラーの科学的管理法こそが、労働者を労働から解放する黄金時代を人類にもたらすものであったのである。



例えば、現在、仕事は全て人工知能による機械労働に置き換えられつつあるが、それは元々はテイラーの科学的管理法のおかげである。



結局、未熟練労働者で出来る単純作業というものは、ロボットによる機械化、自動化が可能だからである。



まもなくあと10年、20年もすれば汎用人工知能が開発されて、人間が日常生活で必要とする全ての消費財は、ロボットが作るようになると言われている。



つまり、テイラーは労働者から仕事を奪ったというよりも、最終的に労働者を労働から解放するのである。



その途中段階で、資本主義の発展の段階があり、大量に物を生産する時代となり、初めて、全ての人類に行き渡るに十分なだけの物を作り出せるようになった。




現在、富の配分には偏りがあるが、全ての人類に行きわたるだけの物資は存在していると言われており、後は分配の問題だけである。




然し、多くの労働者は、このテイラーが行った仕事を誤解したのである。



短期的には労働者の仕事を奪い、労働者を単純労働に追いやって不利益をもたらすからである。





冒頭で取り上げた「飯炊き3年、握り8年」の伝統が必要だとする寿司職人と、それを批判する堀江貴文のやり取りは、歴史的には、熟練労働者と科学的管理法を導入しようとするテイラーとの対立の中に現れている。


それが日本的な身近な例で繰り返されているに過ぎない。




確かにこのテイラーの科学的管理法は、強欲な資本家に莫大な利益をもたらした。



だから当時の人々にとっては、テイラーが悪の権現のように思われたかもしれない。



合理化、効率化という思想は、このように古い時代の利益の代弁者たちからは誤解を受けやすいのである。



テイラーのチャートを見ると、水瓶座に惑星集中で、土星と水星が水瓶座と双子座で星座交換している。



つまり、水瓶座-双子座-天秤座の風のトライアングルで表される近代合理主義の教科書のような人物である。





この理解を宗教的な分野にまで拡大すると、イルミナティーやフリーメーソンが、アメリカのキリスト教原理主義者やリバータリアンといった右寄りの人々から誤解を受けやすいことに通じている。




米国人のかなりの人々がイルミナティー、フリーメーソン、ユダヤ人による陰謀理論を信じている。




確かにエスタブリッシュメントは利益に貪欲で常に支配力を強化しようとしている。




然し、フレデリックテイラーの「科学的管理法」に見られるように”光”というものは最終的に人類を開放するのである。




西洋近代合理主義がもたらす理性の光は、途中の過程で、貪欲な利益追求に使われたかもしれないが、その理性の光の究極の顕現においては、全ての問題を解決する力を持っていると言える。




それが、最近、注目されているシンギュラリティー(技術的特異点)という議論である。




汎用人工知能とロボットが人類に必要なあらゆる日用品を生産し、人間は労働から解放され余暇をどう生きるかが問題となる。




仕事が合理化によってどんどん失われていけば、給料を稼げない人々にベーシックインカムなどを支給することが最も安上がりな合理的な社会政策となるのである。




それはまさに桃源郷といった世界である。







(参考資料)



寿司職人の修行期間 “飯炊き3年握り8年”は時代遅れ? ホリエモンの斬新な考えとは
2015/4/10 飲食店で働く人のWEBマガジン しょくよみ!!

ホリエモンこと堀江貴文氏がYouTubeで配信している「ホリエモンチャンネル」という番組をご存知でしょうか。これは、視聴者から寄せられたビジネスに関する質問に、堀江氏が鋭い視点をもって回答するというもの。幅広い知識と、歯に衣着せぬ発言が話題となり、今やYouTubeの人気コンテンツになっています。そんな「ホリエモンチャンネル」で、飲食業界にまつわるユニークなQ&Aが放送されたので、その内容をご紹介しましょう。

■視聴者の質問

「コロンビアで寿司屋を開きたいのですが、どう思いますか?」

■堀江氏の回答

「いいんじゃないですか。寿司アカデミーで学べば数か月でノウハウが学べますよ。開店資金も自分で貯めずに、現地の金持ちに出資してもらえばいいよ。“自分はノウハウあるから店の運営やりますよ”ってね」

寿司アカデミーって一体なに?

寿司職人といえば、“飯炊き3年握り8年”という言葉がある通り、修行は10年以上かかると言われています。そんな寿司職人を目指す視聴者に対して、堀江氏がおすすめしたのが「寿司アカデミー」。

聞きなれない言葉ですが、「寿司アカデミー」とは寿司職人の養成学校のことで、日本はもちろん、海外で活躍する「寿司シェフ」を育てることを目的にしています。例えば新宿にある「東京すしアカデミー」では、「寿司シェフコース」をメインのコースに据えており、海外で活躍できる寿司シェフを1年間で育てると謳っています。

先にも述べましたが、寿司職人の修行は10年ほど掛かるのが通例と言われています。ここで簡単に、10年間の修行内容について説明をすると…

1年目…洗い場、出前、ホール業務
2〜3年目…飯炊き、貝類や小魚を捌く、玉子を焼く、まかないを担当
4〜6年目…カウンターに入り、巻物や軍艦を担当
7〜9年目…握りを担当
10年目…一人前になる

という流れになるようです。

ミシュランで星を獲得する寿司職人の歩んだ道とは?

しかし、これはあくまでも通例とされるもの。例えばミシュランで星を獲得している『銀座 いわ』の店主・岩央泰氏は、修行を始めた『久兵衛』で、1年目から包丁を持たせてもらったそうです。もちろん最初は、“頭落とし”と言われる下準備のみでしたが、こうした例からも、店舗によって1年目から与えられる作業に差があることがわかります。

ちなみに岩氏は、この『久兵衛』で3年、そして名店と名高い『かねさか』で12年の修行を重ねました。『かねさか』でも板場に立つまでには時間を要したようで、板場の裏で黙々と江戸前の仕事を学び続けたそうです。そして晴れて板場に立つようになり、その後はめきめきと頭角を現し独立。独立1年でミシュランの星を獲得するという偉業を成し遂げました。

「ホリエモンチャンネル」で紹介された「コロンビアで寿司屋を開きたい」という質問に対しては、堀江氏の「寿司アカデミーで学び、短期間で寿司職人になればいい」という回答がまさしく正解でしょう。しかし、これが「銀座でミシュランの星を獲得できる寿司職人になりたい」という質問だとしたら、別の答えが用意されたのかもしれません。

寿司職人は多すぎるのか?

堀江氏はこの番組で、このような意見も述べています。

「昔はよく言ったじゃん? 寿司職人になるには10年以上の修行が必要だって。あれ、なんでかわかる? (寿司職人が増えすぎないように)わざと教えないようにしてるんだよ」

総務省の調べによると、全国の寿司店は35,000店ほど。マクドナルドに代表されるハンバーガー店ですら5,000店ほどですから、いかに寿司店が多いのかがわかります。この数字を見ると、堀江氏の発言通り、これ以上ライバルを増やしたくない…という考えを持つ大将がいることも想像できます。

しかし寿司は日本の伝統食であり、美食の象徴でもあります。やはり一流を目指すとなると、現在第一線で活躍する巨匠たちの辿ってきた道、つまり“飯炊き3年握り8年”を実践するのが一番確かな道です。この修行時代の試練は、寿司職人に限らず、腕一本で生きていく職業に就く人たちにとって避けては通れないものなのかもしれません。
参照元:寿司職人の修行期間 “飯炊き3年握り8年”は時代遅れ? ホリエモンの斬新な考えとは
2015/4/10 飲食店で働く人のWEBマガジン しょくよみ!!











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イーサリアムの創始者ヴィタリック・ブテリン氏について



最近、仮想通貨イーサリアムの創始者ヴィタリック・ブテリン氏が脚光を浴びているようである。


ブルームバーグ社が2017年12月30日に世界の影響力のある50人に選んだこともあり、メディアにも取り上げられて、にわかに注目を集めている。


弱冠19歳でイーサリアムを開発した“神童”ヴィタリック・ブテリンが目指す「ウェブの未来」とは
2018.2.16 Finacial Post (Canada)  フィナンシャル・ポスト(カナダ)
Text by Claire Brownell

19歳のときにブロックチェーン技術を土台とするプラットフォーム「イーサリアム(Ethereum)」を立ち上げ、その仮想通貨「イーサ(Ether)」をビットコインに次ぐ市場規模にまで成長させた“神童”ヴィタリック・ブテリンとは、いったいどんな人物なのか。

地元カナダの有力経済紙が、本人や家族、関係者らを徹底取材し、イーサリアムによって実現する「ウェブ3.0」の世界を明らかにする。

ニキビの残る仮想通貨の天才児

2012年11月のある土曜日の午後。カナダ・トロント市にあるポーパーズ・パブで、同市初のビットコインのオフ会が開かれていた。この集まりの発起人であるアンソニー・ディ・イオリオは、当時すでにいくつもの事業を立ち上げたシリアル・アントレプレナーとして名を馳せていた。

彼はまた、当時ほとんど知られていなかった仮想通貨の信者でもあった。健全な金融システムの構築に関心があったディ・イオリオは、トロントに持っていた賃貸物件の所有権を売却してビットコインを購入し、新たな情熱を共有できる仲間を探していたのだ。

オフ会の参加者はごくわずかだったが、いずれもディ・イオリオが一度も会ったことがないような個性的な人たちばかりだった。

なかには、まだ頬にニキビが残る色白の少年もいた。彼はビールやおつまみに手を付けようとせず、社交的でもなかった。

だが、そのひょろっとした少年こそ、後にブロックチェーンのプラットフォーム「イーサリアム」を生み出すヴィタリック・ブテリンだった。そのとき、彼はオンタリオ州南西部にある名門ウォータールー大学で、コンピュータ科学を学んでいた。

「彼はあまりしゃべらず、参加者と会話らしい会話もしていませんでした。でもオフ会を続けているうちに、私たちは彼の天才的な発想を知るようになったのです」とディ・イオリオは当時を回想する。

世界放浪の末に見出した「分散型インターネット」

ブテリンは単なる内気な10代の“パソコンおたく”ではなかった。オフ会が開催される1年前、ブテリンはルーマニア出身の友人と共同で「Bitcoin Magazine(ビットコイン・マガジン)」という紙の雑誌を創刊しており、仮想通貨業界ではすでに名の知られた存在だった。

ディ・イオリオと初めて会った数ヵ月後にブテリンは大学を中退し、世界中を旅しながらフルタイムで自分の雑誌に記事を書き続けた。それから1年後、ディ・イオリオが再びオフ会を開いたときには、すでに有名人になっていたブテリンを一目見ようと集まった多くの聴衆のために、もっと広い会場を用意しなければならなくなっていた。

そのときのオフ会で、ブテリンは新しいアイディアを披露した。ビットコインは手数料不要で銀行や政府を介さずに世界中に送金することを可能にするが、ブテリンはその仕組みをほかのあらゆるものに応用することを思いついた。

それは無限の可能性を秘めた「分散型インターネット」の先駆けであり、「ウェブ3.0」の到来を予感させるものだった。


ビットコインの創始者であるサトシナカモトが何者であるか分からない為、時価総額2位のイーサリアムの産みの親、ヴィタリック・ブテリン氏が脚光を浴びることになるのは自然な流れである。

イーサリアムは他の仮想通貨(ERC20系)のプラットフォームとなっており、現在、次から次へと仮想通貨が誕生し、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)が行われている。


ICOとは、新規公開株(IPO)の仮想通貨版であり、取引所に上場する前に新しく誕生する仮想通貨(アルトコイン)を割安の価格で買える仕組みである。


上場すれば、数倍、数十倍に値上がりするので、2017年度は、ICOに投資するだけで、億万長者になった人が続出したようである。


この新規に公開される仮想通貨が、イーサリアムのプラットフォーム上で動作する(ERC20系)ものが多いため、そうしたことで、今のアルトコインブームというのは、ヴィタリック・ブテリンが大きく貢献していると言ってもいいかもしれない。


ヴィタリック・ブテリンは、2011年(17歳)の時にビットコインに出会ったらしく、コンピュータアナリストである父親が「面白い仮想通貨があるぞ!」と興奮して話したのが最初だったということである。


そして、ビットコイン関連のWEBサイトの記事を書くアルバイトをしたりして過ごしていたが、大学を中退して、世界でビットコインがどのように使われているか調べる旅に出て、そして、様々な出会いがあり、イーサリアムのアイデアを考え付いたようである。


イーサリアムでは、ブロックチェーンという技術を仮想通貨のプラットフォームとして使うばかりでなく、スマートコントラクト(ブロックチェーン上で自動的に行われる契約)などで、使用するなど、ブロックチェーンの新しいアイデアが盛り込まれていた。


従って、現在、ビットコインが注目されると同時にブロックチェーンがもたらす自律分散型の社会という考えが注目を集めているが、そのようにブロックチェーンの概念を拡大したのが、ヴィタリック・ブテリン氏の貢献によるものである。


自立分散型の社会とは、どこにも中央の管理者が存在しない社会である。


従って、全体主義のように1つの中心が全てを管理するような社会の正反対である。


これから、IOT(Internet of Things:物のインターネット)と呼ばれるようなあらゆるデバイス、機械類が全てインターネットに接続されて、人工知能によって制御するような社会が訪れようとしており、そうした社会の到来に合わせて、孫正義などの企業家が、半導体設計図の大手企業を買収し、こうした社会の発展の過程で、自社のチップを大量に普及させたいと考えているのである。

その時に例えば、スマートコントラクトのようにブロックチェーン上で、契約を管理すれば、全ての人に可視化されて、誰にでも見えるようになる。


その為、それを管理する役所や中央政府の役割は必要なくなっていくのである。もし将来的に必要であったとしてもそれは最小限の機能に留まると考えられる。


こうした自律分散型の社会というのは、私が以前から紹介しているノームチョムスキーのリバタリアニズム社会主義という概念にも通じる重要なものである。


つまり、自由と平等が実現された社会であり、しかも中央に管理者が存在しない、あるいは、極力政府の機能などが縮小された社会である。


おそらく、最小限の軍事、警察、水道、ガス、電気などのインフラ関係などを管理する機能が残ったとしても、公務員というものが、あまり重要でなくなる社会である。


公務員とそのサービスを受ける一般市民という二文法が成り立たなくなる社会である。


あるいは、ブロックチェーンや人工知能などのテクノロジーを使って、公務を一般市民が協力して負担していく社会と言ってもいいかもしれない。


これまではリベラル社会主義の発想では、社会福祉を充実させようとすると政府の機能を大きくしなければならず、大きな政府となって、政府の権能が強化され、税負担が大きくなり、その結果、不平等が促進され、管理社会となり、全体主義に行きつくという矛盾をはらんでいたのである。


つまり、社会福祉によって平等や富の再分配を推進しようとすると政府が強大化し、逆に不平等になってしまうという矛盾をはらんでいた。


そして、政府の規制などもきつくなって、自由のない社会になってしまうのである。


今でも日本の役所(各省庁)などは、自分たちの存在意義を守るために様々な必要のない規制や法律を考案するが、そうすることによって一般市民の自由というものが脅かされていく。



一方で、ミルトン・フリードマンやハイエクが主張したように個人の自由を推進していくと、その自由競争の中で勝利した少数の者たちが、市場を独占して、他の人々を労働力として、どんどん資本を増やしてしまう。

トマ・ピケティーが『21世紀の資本』の中で「r>g」という不等式で示したように資本収益率の増加は所得の成長率よりも大きいため、資本はどんどん大きくなり、資本を使ってビジネスをしている人と自分の労働力を売り物にしている人との間に格差がどんどん広がってしまうという真実を明らかにしている。



従って、野放しの自由も非常に危険であり、資本が市場を独占して全ての他者の経済的自由や経済的自立を阻害してしまうのである。


またノームチョムスキーが明らかにしていることであるが、自由競争で勝利した資本家はしばしば政府から手厚い保護を受け、経営が危ない時には政府によって補助金で(つまり税金で)救済されてきたという。


つまり、最初は自由競争であったものが、資本家が政府を取り込んでしまうために自由はなくなり、統制経済になってしまう。


従って、資本の一人勝ちは、また全体主義や管理社会につながってしまうのである。




それで、今までは自由を取るか、平等を取るかという2つの選択の狭間で揺れているのが、リベラルと保守という現在の2つの政治状況なのである。


どちらの政治政党によっても自由と平等を両方とも実現する社会、すなわち、リバタリアニズム社会主義を実現するアイデア、実現手段が欠けている状況であった。



そこで、今、ヴィタリック・ブテリン氏のような天才が世界に登場して来ているのである。



結局の所、資本主義というこの効率の良い社会システムを共産主義システムなどという非効率なものによって置き換えることはソ連の崩壊によって歴史的に失敗しているのである。



何故なら、ハイエクの言うように共産主義による統制経済では、中央の管理者が商品の生産量や価格を決定するのに莫大な人員の労力やコストがかかってしまう。



従って、商品の生産量や価格の調整は、資本主義の需要と供給による自律的なメカニズムでないと維持継続できないのである。



そんなことで、資本主義の方がより経済政策としては自然なものであった。



人々が商品を欲しがったり、儲けたいという欲望が存在することを性悪説的に認め、そうした自然状態の人間の現実を尊重しているからである。




むしろ、共産主義の方が不自然である。



平等という理想に向けて、中央による計画経済とか、配給などといった不自然なことを行なっているからである。



この不自然で無理な理想を実現するために巨大な官僚組織や全体主義的な中央政府の統制力を必要としたのである。



リベラル(左翼)は、平等や自由を重んじるにも関わらず、逆説的にこの巨大な中央政府と全体主義的な方向に人々を導いてしまう。




そこで、問題の解決は、やはり資本主義が洗練され進化していくという方向性しかなかったのである。



それが、今、ヴィタリック・ブテリン氏が進めているような自律分散型のプラットフォームや、人工知能などのテクノロジーである。




こうしたテクノロジーによって無駄な公務員の仕事を削減し、政府の機能を縮小して、税金を少なくし、更にあらゆる人が経済活動に参画できるような機会を提供するのである。



そして、更に自由競争の中で、どうしても勝ち負けが出てきてしまうが、そうした勝ち負けによって基本的な人権が奪われないようにベーシックインカムのような直接的な福祉制度によって、その格差の穴埋めをしていくのである。



そのことによって、資本主義の枠内の中で、ある程度の社会的平等を実現し、しかも自由競争もそれ程、制限しないで、他人の自由を制限しないレベルの自由を保障することが出来る。




確かにリベラル社会主義は、巨大な利権を握って環境破壊を起こすような巨大多国籍企業に対する反対運動などとしては有効である。



然し、リベラル社会主義は、反対運動としてしか存在意義を見出せないのであって、何も積極的に作り出すことは出来ない。



これまで人類の中に生み出されてきた積極的なものは、皆、資本主義のシステムの中で生み出されて来たのである。





従って、資本主義を高度に進化させ、自律分散型の社会を創っていくことは重要である。



ヴィタリック・ブテリン氏のように新しいイノベーションを起こそうとしている人物は、資本主義に対する否定形という形を取らずに着々と自由や平等を実現するための基盤を作り上げている。



非常に実際的で、実務的なワーカー(worker)であるということが出来る。



そのことによって、水瓶座の時代における監視社会や管理された全体主義的な社会という悪夢を回避することが出来る。




ヴィタリック・ブテリン氏は、ブロックチェーン技術をあらゆる社会活動に応用され、中央の管理者を必要としない自律分散型の社会を推し進めようとしている。



そのパイオニア的な立場にあるのが、ブテリン氏である。



私は水瓶座の時代は、水晶世界であり、全てが透明でガラス張りに見える社会であると以前から学んでいた。



つまり、隠されているものは全てなくなるのである。



それを推進するのは、やはり、ブロックチェーンなどのテクノロジーではないかと考えている。



現在は、税金がどれだけ集められて、どこにお金が流れているか、そうしたことが一切、秘密であったり明らかではない。



秘密にされていることが多く、一か所に集められた情報は、一部の権益者しか見ることが出来ない。



そして、そうした一部の権益者によって管理社会が営まれている。



管理社会は全体主義と同義語である。





前置きが長くなったが、そうしたことで、ヴィタリック・ブテリン氏は、世界に新しいイノベーションを起こしつつある非常に重要人物である。



イーサリアムの時価総額は3兆円に達し、ブテリン氏は、プライベートジェットで世界を飛び回っているという。



このヴィタリック・ブテリン氏は、会社を設立するのではなく、イーサリアム財団という財団法人を創設し、イーサリアムが一部の株主の所有物になるのを避けたかったと述べている。



NGOやNPOなどと同じようにパブリックな利益を重んじる人物であることが分かる。



実際、仮想通貨は、世界中のボランティアのプログラマーたちが、アイデアを出し合って、改良が重ねられている。



初期のインターネットが世に出てきた時と同様にボランティア精神によって運営されているのである。




このヴィタリック・ブテリン氏のチャートがどんなチャートであるのかは、作成する前から興味深く思っていた。









実際、作成してみると、やはり、水瓶座に土星と水星が在住しており、木星がアスペクトしている。



やはり水瓶座の時代を切り開く人物の一人であり、地球全体の経済活動のプラットフォームの構築という公共の利益を追求するという意味でのスケールの大きい活動が特徴である。



そして、山羊座に金星、太陽、火星が集中しており、蟹座にアスペクトしている。



従って、水瓶座の特徴となる公共の利益の追求的な発想が強く出ているが、山羊座-蟹座軸も強いので、個人主義的な所も強く出ている。



実際、イーサリアム財団とは、ヴィタリック・ブテリン氏の創業した会社のようなものであり、全てのアイデアを所有する唯一の独裁的なプログラマーとして、ヴィタリック・ブテリン氏が財団を管理していると言ってもよい。



従って、創業の2室に土星と水星が在住している配置が正しいのではないかと予想している。従って、ラグナは山羊座ではないかと推測している。



つまり、水瓶座に在住する土星や水星は、イーサリアムのブロックチェーンであり、それを開発し、育成していくことでどんどん時価総額が大きくなってゆき、自ら保有するイーサリアムの価値が上がっていく。


そのことで莫大な富を得ることが出来るのである。




山羊座ラグナで、山羊座に惑星集中していることは、リバタリアン的な中央政府の管理統制を受けないで自由に生きたいという発想ももたらすはずである。



従って、その辺りの部分では、徹底的に自由主義者であり、資本主義的であり、ハイエクの思想に近いと言うことが出来る。



というよりもハイエク自身が、貨幣は自由化すべきだと言っていたのであり、仮想通貨の登場は、ハイエクの理想でもあるということもできる。




プログラミングのスキルは、5室のケートゥが表わし、木星が10室に在住している為、世界各地に飛んで、講演や啓蒙活動的なことも行っているのだと思われる。



因みに服装のセンスなども良く、自己顕示欲もそれなりにあるのは、金星、太陽、火星がラグナに在住しているからではないかと思われる。




現在、世界から注目を浴びているのは、おそらく、トランジットの木星が10室を通過し、土星が射手座で逆行して、10室支配の金星にアスペクトして、10室にダブルトランジットが生じているからではないかと思われる。



またヴィタリック・ブテリン氏は頻繁に外国を訪れており、2018年3月には、日本にも来日し、外務大臣の河野太郎氏との三者で会談していたようである。



現在、土星が12室(海外)をトランジットして、木星が12室支配の木星にリターンしているので、12室(海外)にダブルトランジットしている。



従って、注目を浴びて、世界のあちこちで、講演をしたり、自らの考えをメディアに向けて表明する機会が増えているのである。




またヴィタリック・ブテリン氏は、2013年に世界中でビットコインがどう使われているかを調べるために旅行をしているが、2013年はトランジットの土星が10室を通過し、12室支配の木星にコンジャンクトし、またトランジットの木星は双子座6室から12室にアスペクトして、12室にダブルトランジットが形成されている。




従って、山羊座ラグナであると考えると、この時期に海外を訪れたことが分かるのである。




因みに写真を見ると、無骨で、素朴で野卑な感じが出ており、山羊座ラグナの特徴がよく出ている。








この海外旅行で、ブテリン氏は、重要な人物との出会いがあったと書いており、つまり、この時期に10室の高揚の座で、土星がトランジットしていたこととも状況が一致する。



つまり、この旅は、ブテリン氏にとって仕事の一部であり、重要な旅であったということである。




今回は、ヴィタリック・ブテリン氏のチャートを簡単に示すだけにとどめるが、また何か出来事があった際には、ヴィタリック・ブテリン氏のラグナについて検証してみたい。






(参考資料)



ヴィタリック・ブテリン「天才イーサリアム開発者の歴史」
2017/10/16 22:36 BITTIMES

vitalik buterin(ヴィタリック・ブテリン氏)が、若干 19歳の時に世界を席巻する暗号通貨、イーサリアムのホワイトペーパーを世界に投げかけたのは、業界では非常に有名な話です。 現在、ヴィタリック氏が創案を出して 4年が経ち、イーサリアムは、マイクロソフトなどのジャイアント企業と協力関係を結び、時価総額は 3兆円を突破、暗号通貨市場第 2位の地位に君臨しています。

「スマートコントラクト」をはじめとした、イーサリアムの暗号通貨としての機能性に関しては「ビットコインを超える可能性」も期待されています。

しかし、イーサリアムに関しては非常に多くの情報が出回っていますが、こと創案者のヴィタリック氏の情報は業界にあまり出回っていない印象です。

今回のレポートでは「若干 19歳でイーサリアムを生み出した若き天才の半生」をレポートしていきたいと思います。

vitalik buterin(ヴィタリック・ブテリン)の半生

ヴィタリック氏は、1994年ロシアのモスクワ州コロマで誕生しました。

彼の両親は、父がコンピューターアナリスト、母がビジネスアナリストを生業とし、やや特殊な家庭環境で育ちました。

彼はその後、6歳の時にカナダに移住し、小学校 3年生の時には、秀才児が集まるクラスで勉強を行うようになっていました。

秀才児が集まるクラスでも、彼は数学・経済学で非凡な才能の片鱗を見せ、そして、プログラミングも当時から学んでいたと言われいます。

ヴィタリックとビットコインとの出会い

彼が高校生、17歳の時に「ビットコイン」に出会います。( 2011年)

ビットコインとの出会いは、ある日コンピューターアナリストである彼の父が「面白い仮想通貨があるぞ!」と興奮して話したのが最初でした。

しかし、その時にはパソコン上に数字が羅列されただけにしか見えず、その時ヴィタリック氏はビットコインには興味を示さなかったと言われています。

その 1ヶ月後、別の場所でビットコインに関する話を聞いた彼は「ビットコインについて本格的に調べた方が良さそうだ。」と考え、ビットコインの掲示板で情報収集をするようになりました。

その後、彼はビットコイン関連の WEBサイトの記事を書く仕事を見つけ、「 1記事 5BTC」でその仕事を請け負うようになりました。

当時は、5BTC で 3.5ドル( 390円)ほどでしたが、最近のレートで考えれば、300万円になるほどの高額報酬になりますね。

彼はそのライティングの仕事で 20BTC を獲得し、8.5BTC で Tシャツを購入したと話しています。

彼は WEBサイトが閉鎖されるまでサイトを書き続け、その後、Bitcoin Magazine・Bitcoin Weekly・BTC Media を含む他の出版物のビットコイン関連トピックについて書いたと言われています。

当時のビットコインについてヴィタリック氏は、

「ひとつの企業がネットワークを構築するのではなく、何千という人々が自分のコンピューターを使うことでネットワークをつくるというアイデアはクールだと思った。」

「そうしてつくられる新しい金融システムは個人に力を与えるものだ。このときからぼくは、どんどんビットコインにのめり込んでいったんだ。」と語っています。

そして、ビットコインとの出会いから 2年後の 2013年。

大学生だったヴィタリック氏は、月に 120時間もビットコインに関連したプロジェクトに時間を費やしていることに気がつき大学をやめることを決心しました。

そして、世界中のビットコイン業界で何が起きていて、それに関わる人々がどのようなことを行なっているかを見る旅に出かけたと語っています。

5ヶ月間にわたる旅の結果、彼は人々がブロックチェーンを暗号通貨以外の目的に使おうとしていることに気がつきました。

分散型の送金システム、商品の売買、個人認証、クラウドファンディングなど、さまざまなアプリケーションにブロックチェーンが活用されていることを知りました。

それと同時にその時、人々が使っていたブロックチェーンのプラットフォームが、彼らのアイディアをサポートするには「十分ではない」と思ったと語っています。

イーサリアム( Ethereum )の誕生

旅をする中で彼は「あらゆる目的のために使えるブロックチェーンのプラットフォームを造ればいいんじゃないか?」というアイディアに行き着いたと語っています。

当時を振り返りヴィタリック氏は、

「特定のひとつ、あるいはいくつかのアプリケーションのためだけに設計されたブロックチェーンをつくる代わりに、あらゆる目的のために使えるブロックチェーンのプラットフォームをつくればいいんじゃないかと気づいたんだ。」

「少しのコードを書いて、アップロードするだけで、個別のアプリケーションのためのブロックチェーンシステムが手に入れられるようなプラットフォームだ。」

「アイデアは 1カ月くらいかけて徐々にかたちになっていったんだ。ブロックチェーンを、あらゆるアプリケーションで機能させる方法を探したんだ。それから 1カ月かけて、まったく新しいプラットフォームをゼロからつくることで総合的な目的に使える仕組みを生み出せるはずだ。という考えに到達したんだ。」

と話しています。

もうお気づきかもしれませんが、この「あらゆるアプリケーションで機能させるプラットフォーム」というアイディアが、後のイーサリアムに繋がっています。

2013年。旅から帰国したヴィタリック氏は、半年をかけてついに、「 Ethereumプロジェクトのホワイトペーパー(計画書)」をWEB上にアップしました。

イーサリアムの誕生の瞬間です。

彼は若干 19歳で、ビットコインにアプリケーション開発のスクリプト言語が必要であると主張し、もっと一般的なスクリプト言語を使って新しいプラットフォームの開発を提案しました。

そして、イーサリアムの開発費を集めるために、2014年7月〜 8月に「イーサリアムの ICO 」が行われました。

当時はビットコインで資金が集められ、16億円ほどの資金調達に成功しています。

そして、2015年7月30日、ヴィタリック氏の構想から約 2年の月日を経てイーサリアムは始動しました。

ヴィタリック氏はイーサリアムがもっとパワフルになると信じており、今後もイーサリアムの活動の中心人物になっていくでしょう。
参照元:ヴィタリック・ブテリン「天才イーサリアム開発者の歴史」
2017/10/16 22:36 BITTIMES

イーサリアム考案者のVitalik Buterin氏が来日、イーサリアムの未来について語る
2018/3/29 BTCN Written by 真田雅幸

Ethereum Japanが主催する「イーサリアムミートアップ」が、東京大学伊藤謝恩ホールで開催された。ビットコインに次ぐ仮想通貨時価総額ランキング2位のイーサリアムのミートアップだけあり会場は満員となった 。今回の来場者のお目当ては、イーサリアムの考案者であるビタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏だ。

ビタリック氏の名前がアナウンスされ、同氏が登壇すると会場は大きな歓声と拍手に包まれた。イーサリアムコミュニティ内のビタリック氏に対する人気と期待を表しているようだった。

Future with Ethereum

ビタリック氏は、今後2〜3年をかけて行われるイーサリアムのロードマップについて語った。現在、同氏が考えるイーサリアムにとって最も重要な技術は3つあるという。それは「Casper(FFG)」「Plasma」 「Sharding」」だ。

Casperは、現在のイーサリアムのコンセスアルゴリズムであるPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)へ移行させるためのプロジェクトだ。FFG(Friendly Finality Gadget)は、CasperのPoSへ の初期段階の移行プロセスにあたり、PoWとPoSの両方のコンセンサスアルゴリズムを並走させる。

ビタリック氏は、PoWの問題点を以下のように語った。

「PoWでは大量のコンピュータが同時に取引の認証作業を行っていますが、それらのコンピューターが本物のコンピュータであるのか、バーチャルなコンピューターであるのかの判別が付きません。一つのコンピュー タが、100万個のコンピュータであると装っている可能性もあります。またPoWのコンピュータが行う演算は、欠けたパズルのピースを探すような作業で、非効率でありかつ大量の電力を消費します」

Casperのコンセプト自体は4年ほど前から存在していたが、最近の2年間のリサーチにより複数の修正点が加えられ、プロトコルレベルでの実装が可能な段階に近づいているとビタリック氏は語る。Casper FFGは、ブロ ックチェーンにチェックポイントを設けることで51%アタックなどに対するセキュリティを強化する目的もある。チェックポイントに指定されたブロックは、PoSによって取引の承認作業が行われる。

セカンドレイヤーソリューション「Plasma」

Plasmaは、イーサリアムのセカンドレイヤーソリューションの一つで、メインチェーンとは異なるブロックチェーンを構築する。イーサリアムのブロックチェーン本体とPlasmaのブロックチェーンを部分的に同期させ ることで、メインチェーンへの負担を減らすことができる。

ビタリック氏によると、ETHにペッグしたトークンを発行しPlasmaのネットワーク上で利用することが可能になる。Plasmaのネットワーク上でトークンが盗難に遭うなどの自体が発生しても、イーサリアム本体のブロ ックチェーンでユーザーのETHが管理されているため、資産の安全性は確保されるという。

もう一つのスケーラビリティソリューション「Sharding」

Shardingの主な目的は、ネットワークのセキュリティ維持に必要なノードを分業化し、取引処理能力を向上させることだ。

現在イーサリアムの取引処理能力は15tx/秒だが、Shardingが実装されると1000倍以上処理性能が向上するという。また取引の認証作業をノードグループ毎に分担するようになり、ビットコインのようにすべてのノー ドが全体のデータを保存する必要がなくなる。

Shardingを実装することで取引能力が大幅に向上しスケールすることができると期待されている一方、実際にイーサリアムのネットワークに活用されるにはまだ時間がかかりそうだ。Shardingは、コンセンサスアルゴ リズムのPoSへの移行を前提としている技術だからだ。

PoWの状態でShardingを行った場合、匿名のマイナーが自由にノードグループを選択することができるため、ハッシュレートにばらつきが生じ、ハッシュレートが低いノードグループは51%アタックなどの攻撃を受けや すくなる。PoSの場合、ネットワークがコインのデポジット比率を事前に認識しているため、適切なパワーバランスをノードグループ内で形成させることによって、攻撃を仕掛けるインセンティブを抑制することがで きる。

コミュニティ内の競争を支持

ビタリック氏は最後に、今回のプレゼンには含まれなかったイーサリアムファンデーションの主な活動を紹介した。イーサリアムファンデーションは、イーサリアムのネットワーク上で動くスマートコントラクトを使 ったアプリケーションの開発を主に行っている。スマートコントラクトのプログラミング言語にはSolidityとViperが使われている。

同氏はコミュニティに対して以下のように語った。

「もしあなたがSolidityやViperよりも効率的で安全なプログラミング言語があると思ったなら、どんどん提案して欲しい。私たちはコミュニティ内の競争を大いに歓迎します。スケーラビリティに関するプロジェク トや匿名系技術に関しても同様のことが言えます。」

本日紹介されたような技術の他にも多くのプロジェクトが、イーサリアムコミュニティ内で動いている。イーサリアムの開発者達は、ビタリック氏を中心に日々試行錯誤を続けながら研究・開発を進めているようだ。
参照元:イーサリアム考案者のVitalik Buterin氏が来日、イーサリアムの未来について語る
2018/3/29 BTCN Written by 真田雅幸










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マーク・ザッカーバーグのチャート-独裁者としての一面-



マークザッカーバーグのチャートの特徴についてもう一度、言及するが、じっくり吟味すると非常に味わい深いチャートである。


例えば、絶対見逃してはならなかったのが、3-9室の軸での金星と火星の星座交換である。






3、10室支配の金星と4、9室支配の火星が3-9の星座交換し、更に星座交換するばかりでなく相互アスペクトもして、更にそれぞれの惑星は自室にアスペクトバックしている。


以下のように通常の星座交換だけでなく、相互アスペクトや定座へのアスペクトをもたらす強い配置である。


1. 星座交換
2. 相互アスペクト
3. アスペクトバック


惑星が星座交換すると共に相互アスペクトもし、自室にアスペクトバックもしている配置というのは、例えば、インディラ・ガンディーの1-7軸での土星と月の星座交換にも見られる配置である。


インディラガンディーの場合は、月と土星のコンビネーションによって、大衆へのカリスマとしての力を発揮しており、最も注目すべき配置の一つである。



金星は10室の支配星で、火星は9室の支配星である為、ダルマカルマラージャヨーガを形成しており、慈善活動、教育活動、啓蒙活動などに関係する絡みで、社会に対する大きな業績や貢献をもたらす配置である。


これがメディアの3室と教育、慈善の9室の軸で形成されている為、人類に新しい文化や習慣、コミュニケーションをもたらすプラットフォームを提供したのである。


3、10室支配の金星には更に2、11室支配の水星が絡んで、4、9室支配のヨーガカラカの火星との間で、2-9、9-11のダナヨーガを形成し、これに5室支配で自室に在住する強い木星がアスペクトしている。



また3室では、4、9室支配のヨーガカラカの火星が7室支配で高揚する土星と、7-9のラージャヨーガを形成している。



まず、ヨーガカラカの火星がメディアの3室に在住し、更に3、10室支配の金星と星座交換、相互アスペクトすることによって、3室とヨーガカラカが強く絡んでいる。


そして、3室の支配星には更に水星が絡んで、5室支配の木星がアスペクトしている。


メディアの3室が非常に強いことが分かる。



更に月をラグナとすると、ラグナロードの金星と7室支配の火星が1-7の星座交換し、9室支配の水星とコンジャンクトし、4、5室支配のヨーガカラカの土星がラグナで高揚して、1-4、1-5、1-7、1-9、4-9、5-9のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、木星はメディアの3室で自室に在住している。


因みにこのチャンドララグナから見た場合、ラグナロードの金星が7室のバラニーに在住し、3室射手座に木星が在住している配置などは、ここだけ見るとアドルフ・ヒトラーの配置に似ていることが分かる。






ヒトラーも宣伝が得意であったが、それは強い3、6室支配の木星が3室に在住していたからであるが、3、6室支配の木星というのは、ある偏った独りよがりの信念や理想主義、思い込みを表わし、狂信的な傾向を表わす配置である。


ヒトラーの信念や理想主義が病的なのは、この3、6室支配で3室自室に在住しているからである。



そして、月が射手座に在住する宣伝相ゲッペルスの力を借りて、強力に宣伝活動を行ったのである。



ヒトラーの場合、木星が更にラーフ/ケートゥ軸の絡みを受けており、グルチャンダラヨーガとなっており、10室支配の月とコンジャンクトして、傷ついたガージャケーサリヨーガとなっているので、全く同じ配置ではないが、しかし、3、6室支配で3室に在住する木星は、理想主義という面では同じ雰囲気や特徴を示すはずである。



マーク・ザッカーバーグにも3、6室支配の木星が3室に在住している所を見ると、楽天的で野心的な射手座の発想で、facebookを通じて世界を変えることが出来ると考えているかもしれない。



それがやや押しつけがましい「人々がつながる」という思想として現れているのかもしれないのである。



彼が常に正しいとは限らないので注意が必要である。



マーク・ザッカーバーグの3-9軸は、月から1-7軸として見た場合も非常に強力である。



ハーバード大学の学生から次々に他大学の学生に広めて行って、あっという間に電撃作戦によって、20億の人々をfacebookというソーシャルネットワークの中に取り込んで征服したのはヒトラーと同じように牡羊座が強いからである。


そして、そのfacebookを使って、CIAやNSAが人々を監視できるということが不気味である。



水瓶座の時代の全体主義や監視社会の問題というものが明らかに現れている。



今回の事件は、これまでファッショナブルで楽しい感じに聞こえてきたマーク・ザッカーバーグの「人々をつなげる」という思想が、5000万人分のデータが不正に政治利用されたことで、危ういものであることを明らかにし、ザッカーバーグの独裁者としての面を浮き彫りにしたと言える。


こうしたことは、天王星が牡羊座に入室したことと関係しているのである。


天王星が1930年代に牡羊座にトランジットしていた時、ヒトラーやムッソリーニが台頭し、日本では2.26事件などが起こり右翼が政治の前面に出てきた時代である。



マーク・ザッカーバーグの3、10室支配の金星に天王星がトランジットしていることで、ソーシャルネットワークで大衆の個人情報を支配する独裁者としての一面が強調されたのである。




データ不正の事件をきっかけにそれが起こったが、現在、ザッカーバーグは水星/金星期であり、アンタルダシャーロードである金星に太陽や天王星がトランジットしている。



こういう使い方はしないかもしれないが、アンタルダシャーロードである牡羊座バラニーの傷ついた金星に天王星がトランジットしている。



(※通常、ジョーティッシュでは天王星のトランジットなどは見ないが、ダシャーロードに対する惑星のトランジットを見ていくというジョーティッシュの通常の読解の仕方の中で使用することもできるかもしれない。一つの実験的な解釈である。)



そういうタイミングにマーク・ザッカーバーグが、世界に独裁者のように見えており、米上院公聴会で詰問されることになったのは偶然ではない。



そして、その公聴会で、ザッカーバーグは20億人の個人情報の管理責任は自分にあり、これからも私が管理し続けると主張して、それを押し通したのである。



今回の事件は、マーク・ザッカーバーグが独裁者として開き直るイベントであり、ブレグジット(英国のEU離脱)やトランプ大統領の台頭などの一連の保守革命の一つであると見なすことが出来る。

















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マーク・ザッカーバーグ米上院公聴会に詰問される -巨大SNSの光と影-



米国の政治・選挙関連データ分析企業のケンブリッジ・アナリティカが、5,000万人分ものFacebookユーザーのデータを不正利用した問題で、facebookの創業者で最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグが5日間の沈黙を経てようやく重い口を開き、自らの責任を口にした。

この5日間の沈黙については物議をかもしたが、その後、米上院公聴会に呼ばれて2日間に渡って詰問された。

その中で、「あなたは何百万人ものアメリカ国民の個人データに対して、自分に連邦政府よりも大きな責任があると思いますか?」との質問に「はい」と回答し、自らの責任を認め、何度も謝罪の言葉を口にし、とんちんかんな質問を繰り返す、上院議員たちに対して真顔で回答を行なったということである。

然し、裏を返せば、何百万人ものアメリカ国民の個人データに対する責任は、連邦政府にではなく、自分自身にあるという主張を押し通して、facebookのオーナーとしての地位や、facebookを今後も第三者の監査の手から守ったと言うことができる。

そして、facebookの広告ビジネスを今後も継続するという権利を守り通した。

そうした様子を見て、フェイスブック本社に安堵の空気が流れているという。


米上院の公聴会は、延べ10時間、100人から600の質問を受けるという激しいものであったようである。

然し、この公聴会は、マークザッカーバーグが主役のフェスティバルのようであったと評価されている。






マークザッカーバーグが「超一流の謝罪」という演技で、全米の観衆を魅了した一大イベントである。


私は、以前の記事『インターネット個人ビジネスと獅子座について』で、マーク・ザッカーバーグが獅子座ラグナではないかという見解を書いたが、astrotheme.comによれば、出生時間はPM 14:49で、この時間で、出生図を作成すると、ラグナが獅子座のウッタラヴァパールグニーである。






従って、私の予想は正しかったと今回確認することが出来た。


マーク・ザッカーバーグは、インターネット上にfacebookというソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を創り出し、巨大メディアを誕生させた。


現在、20億人の人々がそれを利用して日々、コミュニケーションを行なっている。


従って、出生図で3室(メディア、コミュニケーション、通信)が強調されていなければならないはずである。


その為、3室を強くするためにはラグナを水瓶座か、獅子座に設定しなければならないのである。


然し、ザッカーバーグの立ち居振る舞いは、典型的な獅子座であり、プレゼンの仕方などが、獅子座ラグナであるスティーブ・ジョブズと似ており、舞台上でオーバーアクションで、聴衆に対して、プレゼンテーションを行う。




従って、私は以前からザッカーバーグは獅子座ラグナではないかと考えていた。



獅子座ラグナだと3室に6、7室支配の土星、12室支配の月、4、9室支配のヨーガカラカの火星が在住し、対向の9室から3、10室支配の金星と2、11室支配の水星がアスペクトしている。


3室で土星と火星は逆行しており、3室が激しく傷ついていることが分かる。


この3室の傷つきは、facebookの誕生時の物語を説明するものである。



これは2010年に公開された『ソーシャル・ネットワーク』という映画でも描かれているが、デビッド・カークパトリック著の『フェイスブック 若き天才の野望』の中で詳細に描かれている。




2003年秋頃にマーク・ザッカーバーグは、ハーバード大学のコンピュータをハッキングして女子学生の写真を取得し、女子学生の顔の格付けサイト「Facemash」を立ち上げ、2時間で2万2000アクセスを集め、4時間で大学のサーバーがダウンしてしまうのである。


ザッカーバーグのプログラミングのスキルにボート部に所属するエリート学生・ウィルクルボス兄弟が注目し、ザッカーバーグにハーバード大学の学生専用コミュニティサイト「ハーバード・コネクション」の制作を依頼するのである。






このアイデアをマーク・ザッカーバーグが盗用して、ウィルクルボス兄弟との接触は避け、「ハーバード・コネクション」の制作は遅らせて、その間にfacebookを完成させてしまうのである。


従って、ザッカーバーグは、ウィルクルボス兄弟からアイデアを盗んだのである。


そして、彼らの依頼されたものを制作するよりも先に自分のサイトを起ち上げてしまった。



これはザッカーバーグのチャートによく表れているのだが、6室支配の土星が3室で高揚している配置がそれに当たるのである。


ウィルクルボス兄弟は、自分たちでサイトは作れないので、ザッカーバーグの力を頼って、制作を依頼したのであるが、立場的に言えば、彼らが6室でザッカーバーグが8室に位置する。


6室の支配星が3室で高揚している配置は、自分のクライアント(目下の者であり、サービスする相手)であるウィルクルボス兄弟からアイデアをもらって恩恵を受けるという配置なのである。


このことが起こったのがちょうど土星/金星~土星/太陽期である。






マハダシャーは、この6室支配で3室で高揚する土星であり、アンタルダシャーの金星はマハダシャーロードの土星からアスペクトされて傷ついている。


従って、facebookを起ち上げた時から、ウィルクルボス兄弟との騙し合いや訴訟状態を抱えていたと言える。


土星/太陽期などは、ラグナロードである太陽が10室に在住して、高揚するラーフとコンジャンクトしているため、facebookを起ち上げて、ヒーローになった当時のザッカーバーグを表していると考えられる。


然し、そのようにfacebookが全米の学生に広がっていく中で、ウィルクルボス兄弟が当時、ハーバード大学の学長だったラリー・サマーズにザッカーバーグがアイデアを盗用したことを訴えたりしているが、学長はこれを一蹴している。


その後、土星/太陽期の後で、土星/月期が来て、土星/火星期と続いていくが、いずれもアンタルダシャーの月や火星が6、7室支配の土星から傷つけられている。


従って、この間、ずっとウィルクルボス兄弟の批判や訴訟に悩まされていたということが出来る。


決して、facebook草創期の物語は綺麗な物語ではないのである。


そして、2011年には、ウィルクルボス兄弟は、ザッカーバーグから和解金として6500万ドルを受け取っている。


因みにウィルクルボス兄弟は、この和解金の一部で、当時、120ドル程度だったビットコインを大量に購入し、現在、ウィルクルボス兄弟の資産総額は約8兆円を超えているようである。




この他、facebook制作時に1000ドルの出資とCFO(最高財務責任者)を依頼した友人エドゥアルド・サベリンは、制作当時、持ち株比率は、30%以上あったが、その後、投資会社を自分たちで見つけたザッカーバーグは、エドゥアルド・サベリンをCFOから降ろし、持ち株比率を0.03%まで希薄化させてしまう。


そのことで、エドゥアルド・サベリンから後に訴訟を起こされており、これもまた示談で解決している。


このようにfacebook草創期には色々な友人たちとの汚い争いがあったようである。


私は、2010年頃に出版された『フェイスブック 若き天才の野望』を読んで、おそらくザッカーバーグの3室は傷ついてる為、獅子座ラグナではないかと思ったものである。




因みにもう少し分かりやすい事象を見ていくと、ザッカーバーグは2012年5月19日にハーバード時代から交際している華僑出身のプリシラ・チャンと結婚している。


この時、土星/木星/金星期である。


マハダシャーの土星は7室の支配星で、アンタルダシャーの木星とプラティアンタルダシャーの金星は7室支配の土星からアスペクトを受けている。


ナヴァムシャを見ると、射手座ラグナで、土星は2室の支配星で4室に在住している。






アンタルダシャーの木星はラグナロードで、ナヴァムシャのラグナの支配星のダシャーの時期は、結婚のタイミングである。


ラグナロードは、7室から見た7室の支配星でもある。


またプラティアンタルダシャーの金星は結婚の表示体である。



また生物学的事実(biological fact)を見ていくと、第一子(Max)誕生は2015年12月で、水星/ケートゥ/太陽期、もしくは水星/ケートゥ/月期である。






サプタムシャ(D7)を見ると、水星は5室の支配星で、ケートゥ(ラーフ/ケートゥ軸)はラグナやラグナロードに絡んでおり、太陽は5室の支配星と相互アスペクトし、月も9室の支配星と相互アスペクトしている。


第二子(August)は、2017年8月に誕生しているが、水星/金星/火星である。


やはり、サプタムシャで、水星は5室の支配星で金星は9室の支配星で、火星は9室にアスペクトしている。



第一子誕生時は、土星が蠍座で逆行して、5室にアスペクトし、木星はラグナから5室にアスペクトしていた。


また第二子誕生時は、土星は射手座5室を通過し、木星は乙女座で逆行して5室にアスペクトしていた。


従って、いずれも5室にダブルトランジットが成立している。




因みに何故、今回、マーク・ザッカーバーグは、Facebookユーザーのデータの不正利用の管理責任を問われ、米上院公聴会という大舞台に呼び出されて、激しい詰問を浴びて、謝罪の一大イベントの主役として、注目を浴びたのかということである。


米公聴会が行われた2018年4月10日と11日のダシャーは、水星/金星/木星期である。



マハダシャーの水星は6室支配の土星からアスペクトされ、アンタルダシャーの金星も6室支配の土星からアスペクトされ、プラティアンタルダシャーの木星も6室支配の土星からアスペクトされている。


従って、マハダシャー、アンタルダシャー、プラティアンタルダシャーが6室支配の土星から傷つけられている為である。


その他、12室支配の月や、4、9室支配の火星からのアスペクトも受けて傷つけられている。


ナヴァムシャでも水星は6室に在住し、金星は6室の支配星で、木星は2、3室支配の土星からアスペクトされている。






出生図で、アンタルダシャーの金星は、3、10室の支配星である。


従って、今、世間的にスターのように注目を浴びる時期であるのだが、その3、10室支配の金星は6室支配の土星から激しく傷つけられている。


従って、スターのように注目を浴びたが、世間から批判を受けたのである。


但し、この3、10室支配の金星は4、9室支配のヨーガカラカの火星と星座交換し、5室支配で自室に在住する強い木星からアスペクトを受けて、強い吉意を発揮している。


金星と火星が星座交換によって、9-10のダルマカルマラージャヨーガを形成し、3-9の星座交換を生じており、facebookを創始したザッカーバーグの活動は常に教育的、慈善的、啓蒙的な目的を持っている。


特に人々がつながる社会というものをイメージしており、人々の新しいネットワークの文化を創りだしたということが出来る。



現在、トランジットの土星は、2018年4月17日から射手座で逆行を始めたが、土星は一つ前の蠍座から10室にアスペクトし、木星は天秤座から10室の支配星にアスペクトしている。

その為、現在、注目を浴びていると言える。


また蠍座から6室にアスペクトし、木星はザッカーバーグにとっていわく付の3室をトランジットしている。



3室は上述したようにSNS制作過程での様々なトラブルを生み出したハウスであり、6室支配の土星が在住している。


従って、6室にもダブルトランジットが生じている。



従って、現在、マーク・ザッカーバーグは10室と6室にダブルトランジットが生じているのである。



この場合、6室と10室を合成したような象意が生じる時期である。




従って、マークザッカーバーグのラグナは獅子座ラグナで間違いないことが分かる。



astrotheme.comが示すPM14:39 という出生時間はどこから入手したのか分からないが正しいようである。




因みにザッカーバーグは、米公聴会での詰問が行われた現在、水星/金星/木星期だが、アンタルダシャーの金星は、牡羊座のバラニーに在住している。




マーク・ザッカーバーグは20億人のユーザーの個人情報を有する超巨大SNSを作り上げてしまったが、これは水瓶座の象意である監視社会の問題、全体主義の問題も喚起しているのである。

牡羊座のバラニーは、ヒトラーのラグナロードが在住していたナクシャトラであるが、独裁や全体主義と関係がある。



この20億人のユーザの個人情報をどのようにでも扱える巨大な権限を持ってしまったマーク・ザッカーバーグの立場に対して、天秤座で高揚する6室支配の土星が、リベラルの立場(共同体主義)から、ユーザーの個人情報の保護に対する責任も持つのは、連邦政府ではないのかとの疑問が呈されたのである。


これに対して、ザッカーバーグは、自分個人に責任がある旨(独裁主義、ヒーローイズム)を回答したのである。


巨大な全人類の個人情報のデータベースが構築された時、それに対するアクセス権や管理権限は誰が持つのか、プライバシーはどのように守られるのかという問題提起なのである。


然し、昨今の世界の右翼的傾向や独裁者が台頭している流れで、ザッカーバーグは自分個人に責任がある旨を回答したが、20億人の個人データを管理できる絶対的な立場に立っていること自体が牡羊座(独裁)の象意である。


結局、米連邦政府に移管されたとしても、連邦政府を金で支配する支配者階級が、それを手にすることになる為、ザッカーバーグがきちんと管理すればそれでいいのであるが、しかし、ザッカーバーグがそもそもハーバード大学で、大学のサーバーにハッキングして、女子学生の写真を取得し、女子学生の顔の格付けサイト「Facemash」を起ち上げたこと自体が、牡羊座のバラニーを体現していると思わざるを得ない。


ウィルクルボス兄弟からSNSの制作依頼を引き受けながら接触を巧みに避けて、自らのfacebookを完成させたというのも牡羊座らしいエピソードである。


やり方が剛腕で、ストレートであり、牡羊座的である。



それで、20億人が居住するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を構築してしまったのである。



もしザッカーバーグが、その大量の個人情報を怪しげな企業に不正利用させることを許したとすれば、ザッカーバーグの独裁が間違っているということになる。



今回は、ザッカーバーグは謝罪によって、難を免れたが、この問題は今後も継続していく問題である。



ザッカーバーグが退いた後、その巨大SNS上に存在する情報は誰がアクセスでき、管理するのかというのは、重大な問題であり、悪意のある資本家の手に渡れば、それは人々を支配することにいかようにでも悪用できる。



今回、5,000万人分ものFacebookユーザーのデータが選挙対策に不正利用されたというのは、監視社会、全体主義の問題を提起している。



2010年~2012年にアラブの春が起こり、その時にfacebookで人々は情報交換し、デモに参加したが、そうしたリベラルな人々の独裁者への闘争に使用されたツールでもある。


またCIAやNSAなどの米国の諜報機関が、SNS上の人間関係などを全て把握できるようなPrismというシステムを既に所有していることなどもそうした問題に含まれる。


CIAなどがfacebook上で、様々な諜報活動を展開しているのである。


つまり、ザッカーバーグは、CIAやNSAが作りたかったものを作ってしまったのである。



そうしたこともリベラルを表わす天秤座で6室支配の土星が高揚し、3、10室支配で牡羊座のバラニーに在住する金星と相互アスペクトする象意が出ているものとして、非常に興味深い。



最近、facebookを使うのを止めたことを公言する有名人が相次いでいるが、これはリベラル派の立場からのマークザッカーバーグや独裁主義や全体主義、監視社会に対する批判なのである。


例えば、facebookは誰かの誕生日が来ると、「〇〇さんの誕生日なので祝いましょう」などと言ったメッセージを送って来るが、あたかもfacebookの設計者から友人知人の誕生日を祝うことを方向づけられ、強制されているかのようである。


知らず知らずのうちにfacebookの設計者の誘導する方向に行動するように仕向けられているのである。


また人は競って、facebookに自らの日常生活の写真を投稿するようになっている。


facebookに投稿する為にわざわざ業者にお金を払って、パーティーなど架空のイベントをでっち上げる人も出てくる始末である。


つまり、そこまでして、他人に自分の日常生活が充実していることをアピールしているのである。


facebookは他人からの承認を受けたいという大衆の欲求を表現するプラットフォームを提供し、新しい文化や習慣を創り出し、人々はそれに知らず知らずのうちに従っているのである。




(参考資料)



ザッカーバーグ「完璧すぎる謝罪」の舞台裏
日米企業トップの「コミュ力格差」は絶望的だ
2018年04月16日 東洋経済ONLINE

巨大なソーシャルネットワークサービス、フェイスブックのユーザーデータ流用・流出問題について、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が4月10日と11日、2日間にわたって米議会の公聴会で証言台に上った。

数千万人分のデータ流出というフェイスブックにとって最大の不祥事を受けて開かれた公聴会は、延べ10時間、100人から600の質問を受けるというまさに「千本ノック」状態。この難局をザッカーバーグ氏は、究極の「謝罪力」で乗り切った。強靭なメンタルリフレックス(反射力)を養ったのは、星飛雄馬並みの血のにじむ準備と練習だ。

今回は隔週連載の番外編。その「演技」の裏側を読み解き、リーダーを目指す人ならば知っておきたい「超一流の謝罪」の作法について解説してみよう。

議員のとんちんかんな質問にも真顔で対応

ネットなどで中継されたこの公聴会、筆者もところどころ視聴したが、ちょっとしたエンターテインメント並みの面白さであった。何が笑えたかと言うと、議員のとんちんかんな質問に33歳のザッカーバーグ氏が「おい、まじかよ」「なんでこんなことも知らないのかよ」という顔を見せずに、取り繕ったまじめな顔で答えているところだ。

日本の国会もびっくりするほど、高齢化が進んでいるらしいアメリカ議会。質問者の平均年齢は62歳で、コアメンバーの平均年齢は80歳近いというシルバー集団に対峙するザッカーバーグ氏はまさに孫ほどの年齢。自分の祖父や祖母ほどの年齢の人に、スマホの使い方を懇切丁寧に解説している携帯ショップの店員のようなものだ。

たとえば、こんな質問が飛び出した。「(チャットアプリ)WhatsApp上でeメールしたら、その情報は広告主に伝わるのか?」「ツイッターとフェイスブックは同じようなもんか?」「ユーザーがおカネを支払わないのに、一体どうやってビジネスが成り立っているのか?」「うちの息子はインスタグラムに夢中でね~」「うちの選挙区に高速インターネット回線を持ってきてくれないか」などなど。

テクノロジーを知らない素人に対して、わかりやすい言葉で説明することが苦手と言われるシリコンバレー界隈の若手経営者だが、ザッカーバーグ氏は、いらだつこともなく、忍耐強く、敬意を持って、わかりやすい言葉での丁寧な説明に終始した。

この公聴会のシステムとして、一人5分の持ち時間で、次々と質問者が変わっていくものだったために、一人の質問者がどんどんと掘り下げていって追い詰めるという形にはならなかったこともザッカーバーグ氏には幸いした。結果的に、議員側のテクノロジーに対する知識の浅さが露呈する格好となった。

ザッカーバーグ氏といえば、お決まりのTシャツやパーカがトレードマークだ。Tシャツといっても、Brunello Cucinelliというイタリアンブランドで1枚295ドルもする代物らしいが、今回はそういったカジュアルな服を封印し、濃紺のスーツとフェイスブックカラーの青いネクタイで清潔感や礼儀を示した。

実は、ザッカーバーグ氏は8年前、WSJ主催のあるコンファレンスで、想定していなかった質問を受けて、大量の汗をかき、聴衆の面前で、パーカを脱ぐという恥ずかしい経験をしている。このときの動画(問題のシーンは14分50秒のところから)を見ると、ザッカーバーグ氏はものすごい早口で、口ごもりがち。声も高く、いかにも西海岸のテックベンチャーの兄ちゃんといった語り口で、今回の公聴会における落ち着きとはまさに天と地の差だ。

あらゆる角度からの質問を想定

この証言に向けて、ザッカーバーグ氏とその周囲の側近たちは膨大な時間を費やし、準備を進めたといわれている。社内スタッフと危機コミュニケーションの専門会社、弁護士、ブッシュ元大統領の側近なども含めて約500人で対応チームを結成し、緻密な戦略を練った。その過程で、ザッカーバーグ氏も何度も想定質問に対する回答の練習を重ねたのだろう。成果は、如実に表れていた。

企業の危機管理コミュニケーションのコンサルティングに携わる筆者にとって、興味深かったのは、フェイスブックが用意した想定問答集の中身だった。油断をしていたのだろうか、ザッカーバーグ氏が机に置いたまま休憩に入ってしまったため、カメラマンによってその内容が写真に収められてしまったのだ。

「責任をとって辞任するのか」「アップルがフェイスブックを批判していることについて」など想定される質問とその答え方が箇条書きでリスト化されたもので、まさに「千本ノック」に耐えられるように、あらゆる角度からの質問を想定し、準備していたことが浮かび上がった。

このように、微に入り細を穿つ準備の結果、完璧な謝罪に必要な5つの要素「謝罪」「現状説明」「原因」「責任」「再発防止策」をきっちりと盛り込んだ完成形が生まれた。

特に「謝罪」はアメリカ企業にしては随分と潔い印象を受けた。日本の企業はちょっとした不祥事で頭を下げ、謝るが、欧米の企業はあまり簡単に謝罪はしない。今回、ザッカーバーグ氏は「われわれはしっかりとした責任をとらなかった。それは大きな間違いだった。私の間違いだった。本当に申し訳ないと思っている。私がフェイスブックを始め、私が舵を取り、私がいま起こっていることのすべての責任を担っている」と、I’m sorry という強い言葉で自らの非を認めた。こうした謝罪は全体で40回にも上った。

果たすべき役割はきっちりと果たした 一方で、話せないことについては、「調べて後ほど、フォローアップさせていただきます」を連呼、きわどい追及を上手にかわした。結果的に、「公聴会といういわば、『ボクシングのショー』のような舞台において、ザッカーバーグ氏は果たすべき役割はきっちりと果たした」(米危機管理コンサルタント リチャード・リービック氏)。

新たな規制や不祥事の可能性など、今後もまったく楽観視はできないが、とりあえず、「超絶」危機管理コミュニケーション力によって、第一の関門は乗り越えた。

このように、企業が危機を乗り越えるか否かはトップのコミュ力に大きく依存する。そういった視点で日本企業を見たときに、まだまだ心もとないと感じる企業も少なくない。

直近の事例で言えば、仮想通貨取引所のコインチェックが見せた危機対応だろう。

フェイスブックと比べるのは企業規模から見ても「お門違い」と言われそうだし、もちろん、日本企業の中でも、強いリーダーシップでグリップを利かせる優良企業もあるのだが、ここは象徴的な事例ということであえて、取りあげさせていただきたい。

筆者の知人の記者が、最近、最もひどい会見対応の例として挙げたのが、このコインチェックだった。質問に対し、答えを口ごもる、登壇者のちぐはぐなやり取り等、まったくもって説明能力のないトップによる受け答えはまさに幼稚園レベル。そもそも、「会社として何のために存在するのか」「社会にどう貢献していくのか」という「ミッション」についての言及も一切ない、薄っぺらい会見だったことに心からがっかりしたという。

日本の企業は「What」を重視しすぎ

これは、海外の企業と比較したときに強く感じることだが、日本の企業は“What”重視型だ。「何」を売る、「こういうサービス」を提供する、というファクトをアピールする。一方、アメリカなどでは、「社会を、世界をこういうふうに変えたい」という存在意義をアピールする”Why”重視型が多い。特に日本のベンチャーなどには、こういったマクロの視点がすっぽり抜け落ちている場合があり、コインチェックもその例にもれなかった。

「ベンチャーだから」という言い訳はあるかもしれない。ただ、問題は、何億円という巨額の資金を安易にテレビ広告などに投じていながら、地道な説明責任、危機管理施策を一切放棄してきたという点にある。最近、知名度のないベンチャー企業が集めた資金をテレビ広告などにあて、認知拡大を短兵急に図ろうとするケースが非常に多いが、その陰で、最も重要なトップのコミュニケーションの努力はおざなりになっている。

筆者は新聞記者時代、まだ勃興期の楽天や成長途上のソフトバンクの取材にあたっていたが、彼らが黎明期に派手な広告を打ったという話は聞いたことはなかった。一流の企業は広告だけで大きくなることはない。地道にトップが前面に出て、説明責任を果たし、実績を積み重ね、一歩一歩着実に信用を獲得していくこと。まずはここが立脚点であろう。

リーダーはコミュ力ありきである。社員の士気を鼓舞し、ファンを増やし、社会の信頼を獲得する。リーダーとして必要なすべての資質はコミュ力を要するものである。その鍛錬をおざなりにして、企業の成長などありえない。
参照元:ザッカーバーグ「完璧すぎる謝罪」の舞台裏
日米企業トップの「コミュ力格差」は絶望的だ
2018年04月16日 東洋経済ONLINE

ザッカーバーグの「5日間の沈黙」は、Facebookに取り返しのつかないダメージを与えた
2018.03.26 MON 07:00 WIRED

TEXT BY JESSI HEMPEL
EDITED BY CHIHIRO OKA

Facebookユーザー約5,000万人分のデータが選挙コンサルティング会社のケンブリッジ・アナリティカに流出していた問題は、フェイスブックに重大な危機をもたらした。CEOのマーク・ザッカーバーグが問題発覚から5日間も沈黙を続けたことは、これまで成長の前提だったユーザーとザッカーバーグとの「親密な関係」を崩してしまった。ザッカーバーグとフェイスブックは、いかに信頼を取り戻すべきなのか。

「わたしがFacebookを始めました。そして、このわたしたちのプラットフォームで起きることは、最終的にはわたしの責任です」──。

フェイスブックの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ザッカーバーグは、自社データの不正利用についてこのように述べた。937語に上る声明は、事件の第一報が流れてから5日が経った3月21日の午後、Facebookのザッカーバーグのページに掲載された。彼はここで、データ保護のためにやってきたことや今後の取り組みについて語っている。

関連記事:個人データの不正利用について、ザッカーバーグの声明文から見えてきたこと

ただ事件への対応を進める一方で、根本的な問題はそのままである。ザッカーバーグが詫びたときには、すでに手遅れだったのだ。

この5日間に起きたことは、フェイスブックにこれまでで最大の危機をもたらした。しかし過去のどのネガティヴなニュースよりも大きなダメージとなったのは、ザッカーバーグの沈黙だろう。

大企業とは「自分たちは違う」という態度

たいていの企業では、これほど壊滅的な事態は生じない。しかし、「フォーチュン500」に選ばれるような大企業なら危機管理マニュアルのようなものがあり、何か不都合が起きたときはそこに書かれた筋書きに従うことになっている。まず、広報担当者が問題を調査すると明言し、法務部が細心の注意を払って作成した声明がCEOの名前で出される。

状況がかなり深刻な場合、誰かが辞任するかクビになる。そして悪者とされる人物が責任をとると、残りの者は無傷で事態は沈静化するというわけだ。こうした芝居じみた一連の行動が、企業の説明責任に関して社会的に受け入れられる一般的なアプローチとみなされている。

しかしフェイスブックは、自分たちは違うという態度をとり続けていた。例えば、フォルクスワーゲンのような自動車メーカーやBPのような石油メジャーといった大企業とは異なり、もっと親しみやすい個人向けのサーヴィス企業というイメージ戦略でやってきたのだ。

結局のところフェイスブックが売りにしていたのは、人と人との間にある「親密な関係」だ。Facebookは個人が自分の考えや意見を表明し、友人や家族と気持ちを通い合わせる場として存在しようとしていた。

Facebookなら信じられるし、わたしたちを信じて欲しい! ここにはあなたの友達がいる! そしてみんなの一番の友人ザッカーバーグは、フェイスブックがやろうとしていることとその理由を、いつでも喜んで語ってくれる──というわけだ。

Facebookの「顔」としてのザッカーバーグ

昨年までは、この戦略こそザッカーバーグの重要な資産だった。インターネットが普及して10年が経ったころ、彼は誰よりも早く、人々はこれからは企業よりも個人を信じるようになると気づいていた。従って、21世紀のビジネスは個人を装ったかたちでやるのがいいと直観的に理解していたのだ。ザッカーバーグは昨年、『ブルームバーグ・ビジネスウィーク』のインタヴューで、「人々は組織や団体ではなく、人を信頼しているのです」と話している。

彼のビジネスは、この変化を後押ししてきた。Facebookでは人が尊重され、組織は二の次だ。まずは個人という核があり、互いに結びついて情報を広めていく。組織は“ページ”を与えられ、個人はそれを「いいね!」したり共有したり、あるいは単に無視したりすることもできる。

Facebookの社会的役割は、これまでは組織や企業が担ってきた活動を個人に移行することだ。つまり、お勧めのニュース記事を見せたり、休暇に行くのによさそうな場所を探したり、双子用のベビーカーで一番人気の製品を見つけたりできるのだ。

ザッカーバーグはFacebookがこの移行の過程で成功するには、組織の代弁者となる個人が必要だと考えていた。プラットフォームを代表して声を上げるが、同時にユーザーが親しみを感じられるような誰かだ。そしてこの役に適任なのは、ザッカーバーグ本人だった。

Facebookが大学生が冗談を言い合うだけの場所から、世界的なコミュニケーションプラットフォームへと成長するにつれ、彼は疑似政治家のように振る舞い始めた。国連総会で演説し、社会問題の解決を目的として自らが設立した慈善団体に何十億ドルも寄付する。

昨年はカメラマンを引き連れ、全米50州の行脚[日本語版記事]をやってのけた。こうした活動はすべて自身のFacebookアカウントで報告し、ほかにも妻と一緒にユダヤ教の祭りで食べる伝統菓子を焼いたり、家族と中国の旧正月を祝う写真を載せたりもした。

ユーザーとの「親密な関係」のほころび

フェイスブックにはザッカーバーグのアカウントをチェックし投稿を代筆するプロの専門チームがあり、こうしてつくり上げられたプロフィールは1億500万人以上のフォロワーがいる(ついでに言っておくと、これはNetflixの登録者数に迫る数だ)。

この戦略は初めはうまくいった。Facebookのユーザーは、ザッカーバーグのように名門私立大学の学生や卒業生で、デートの相手を探したり、酔っ払った自分の写真を投稿したりといった目的でこのプラットフォームを利用していた。

問題は比較的限られており、新しいサーヴィスの導入の仕方がまずかったり、個人情報の取り扱いに関して懸念が出たりするなど、運営側とユーザーに対立が生じたときはザッカーバーグ自身が彼らに直接語りかけることができた。

ザッカーバーグの初期の声明で覚えているのは、06年9月にNews Feedを導入したときのものだ。それは「わたしたちが間違っていました」という出だしだった。彼は釈明し、忍耐を求め、解決策を提案した。

このやり方は彼が問題に対処する際の基本姿勢となり、たいていは機能した。ユーザーはサッカーバーグ(つまりはフェイスブックだが)を許し、提供されるサーヴィスの利用を続けた。

しかし、この1年でほころびが出てきた。友人であるはずのザッカーバーグに、わたしたちに話していないことがあったのだ。『WIRED』US版の2018年2月号は打ちのめされたザッカーバーグの顔を表紙に使い、フェイクニュースと個人情報の問題を前に必死の努力を続けるフェイスブックをとり上げた。

ザッカーバーグは信用できるのか?

そしていま、同社が過去数年にわたり第三者が大量の個人データにアクセスするのを許していただけでなく、そのデータがどのように使われるのかほとんど監視しておらず、悪用が発覚したあとも対応が遅れたことが明らかになっている。

こうした事実によって、フェイスブックが常に重視してきた「オープンであること」がもたらした難題にどう対処していくかについての困難な状況が浮き彫りになった。同時に、フェイスブックはユーザーを守るためにどの程度のことをしてくれるのか、という疑問も生じる。

そして同社が過去に情報を隠蔽していた可能性があることが示されたいま、わたしたちは「マーク・ザッカーバーグを信用できるのか」と問わざるを得ない。

フェイスブックにとっては存続の危機だ。なぜなら、人々に組織より個人を信じるよう仕向けるのは大変なことだからだ。人間は気まぐれで、期待通りには動いてくれない。何かあると連絡してこなくなる。相手が自分が思っていたような人間ではなかったと気づくと、すぐに落胆して離れていってしまう。

つまり、ザッカーバーグが人々に自分の会社は大丈夫だと信じさせるには、彼自身が信頼を取り戻さなければならないのだ。それが前に進む唯一の方法である。

求められる「無限の努力」

この5日間、政府関係者はザッカーバーグに議会で証言するよう圧力をかけ、メディアは釈明を求めた。フェイスブックのスタッフはTwitterやFacebookまで総動員して自社を擁護しようと懸命な努力を続けたが、そこにボスは不在だった。ザッカーバーグは20日午後に開かれた社内ミーティングにも姿を現さなかった。

そして翌日、Facebookへの投稿というかたちでようやく問題を認め、テレビのインタヴューに応じると表明した。30分も経たないうちに、投稿には3,100件のコメントが付いた。

次のようなコメントもあった。「つまりこんなとんでもないことが起きていると何年も前から知っていたのに、秘密がばれたから、これがあんたの反応だっていうわけ? 最低だな。絶対に議会で証言させるべきだ」

キッチンでお菓子をつくっているチャーミングな写真だけでは、これから襲いかかってくるであろう規制当局をなだめることはできないだろう。そしてユーザーの信頼を取り戻すには、「親密な関係」を再構築するための無限の努力が必要になる。
参照元:ザッカーバーグの「5日間の沈黙」は、Facebookに取り返しのつかないダメージを与えた
2018.03.26 MON 07:00 WIRED

ザッカーバーグの公聴会後、フェイスブック本社が「安堵の空気」に包まれた理由
2018.04.16 MON 18:00 WIRED

TEXT BY NICHOLAS THOMPSON
EDITED BY CHIHIRO OKA

フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグに対する米上院公聴会が2日間にわたって開かれた。ザッカーバーグが手練れの議員たちに詰問される様子を生中継で見ていた本社の社員たちは、意外なことに「安堵の空気」に包まれていった。いったいなぜなのか。『WIRED』US版編集長のニコラス・トンプソンが解説する。

2日間にわたって行われた、マーク・ザッカーバーグへの公聴会。その初日が始まってから2時間あまり(つまり全体の2割ほど)が過ぎたときのことだ。上院議員のジョン・コーニン(テキサス州選出、共和党)が、Facebookのアカウントを抹消したユーザーのデータはどうなるのかを質問した。

質問に対するザッカーバーグの答えは、「データは消去される」というものだった。しかしコーニンは、「フェイスブックが契約した第三者はどうでしょう。こうしたデータから得られる情報を広告に利用しようとする人々です」と続けた。

ザッカーバーグはイライラさせられたことだろう。これまでに何度も繰り返して来たように、フェイスブックは広告主にデータは売らない。第三者がそのデータを使ってターゲティング広告を打てる製品を開発し、フェイスブックの競合になる恐れがあるからだ。

そこで彼は再び根気よく、自社のビジネスモデルを説明した。「広告主にデータは渡しません。フェイスブックは誰にもデータは売らないのです」

「Facebookが何か」を理解していない議員たち

カリフォルニア州メンローパークのフェイスブック本社では、公聴会を前に緊張が続いていた。何週間にもわたって問題ばかり起きていたからだ。株価は暴落し、ザッカーバーグは議会に呼ばれた。カリスマ的でも、取り立てて機転が利くわけでもない最高経営責任者(CEO)が、プロの議員たちの追求を受けるのだ。

社員たちの心境をたとえて言えば、張り詰めた空気の漂う結婚式で、花嫁の父親がワイングラスを片手にマイクの前に立ち、乾杯の音頭をとるのを見つめるようなものだ。大丈夫だろうか。うまくいくはずだ。しかし、大惨事が起こる可能性もある。

公聴会の開催中にコメントを求められたフェイスブックの社員たちは、それでも口を揃えて、本社は落ち着きを取り戻し始めたと話している。理由はいくつかあるだろうが、まず初日の上院合同公聴会では、議員たちの多くがFacebookのことをまったく理解していない事実が露呈していた。

フェイスブックのある役員は、「個人的には、議員たちがこれほどまでに準備不足だとは思いませんでした」と言う。「彼らは状況を理解しておらず、質問はひどくちぐはぐでした。わたしたちは過ちを犯したが、議員たちはそれについてよく知らないのだということが分かったのです」

司法委員会委員長のチャック・グラスリー(アイオワ州選出、共和党)がしたのだという質問が、ミームとなって社内に拡散した。「少し前に手にした雑誌に『America On-Line』[編註:大手インターネットプロヴァイダーであるAOLの旧サーヴィス名]とかいうものが30時間無料で試せるというフロッピーディスクが付いていたのですが、これはFacebookと同じものですか?」

社内の空気が「完全に変わった」瞬間

コーニンの質問が終わると、ジョン・スーン(サウスダコタ州選出、共和党)が休憩を入れるべきか尋ねた。スーンは商務・科学・運輸委員会の委員長で、この場にいる議員たちのなかではフェイスブックに大きな影響力をもっているとされる。そして、噛み付き方も相当きついはずだ。しかし、ザッカーバーグは「大丈夫です、続けましょう」と答えた。まだ余裕があるということだ。

フェイスブック本社でテレビ中継を見ていたスタッフから歓声が上がった。その場に居合わせたひとりは、「まるで魔法のようでした」と語る。役員たちの集まる別のエリアでは笑い声も聞かれた。うまくいったのだ。とんでもないことなど起こらない。一方、ここしばらくで初めて上昇に転じた株価にも注目が集まっていた。

直後に、ディーン・ヘラー(ネヴァダ州選出、共和党)が答えにくい質問をした。「あなたは何百万人ものアメリカ国民の個人データに対して、自分に連邦政府よりも大きな責任があると思いますか?」

「難しい質問です」と言って逃げればよかったし、何か愛国的なセリフを口にして適当にごまかすこともできた。しかし、ザッカーバーグはシンプルに「はい」とだけ答えた。そして一呼吸置いてから、ほかのことを話し始めた。

本当に素晴らしい瞬間だったと、フェイスブックの別の社員は言う。「社内の空気が完全に変わったんです」

批判や嘲笑に動じなかったザッカーバーグ

もちろん、すべての人が感心していたわけではない。「ニューヨーク・ポスト」は、彼を「ソーシャルばか(The Social Nitwit)」と呼んだ。「TEDカンファレンス」でも、Facebookが繰り返し叩かれた。「仮想現実(VR)の父」と呼ばれるジャロン・ラニアーは、「この問題を解決しなければ人類は滅亡するだろう」とまで言っている。

ザッカーバーグは背の低さをカヴァーするために、椅子の上に厚いクッションを置いているとからかったツイートもあった。また、生のフェイスブックCEOを初めて見た人たちは、まるでヒューマノイドのようだと思ったらしい。コメディアンのトレヴァー・ノアは、公聴会に出たのは「絶対にロボットだ」と主張した。ジミー・キンメルは「本当の人間みたいに笑ってたよね」とちゃかしている。

しかし、ザッカーバーグがこうしたつまらない嘲笑やジョークに動じることはなかった。フェイスブックの株価はもち直し、時価総額は公聴会の間だけで170億ドルも上昇した。自身の保有株の価値は25億ドル増えた計算だ。

またある意味では、彼にとって公聴会で最も重要なのは、社員の動揺を取り除くことだった。ここ数週間、フェイスブックで働くことは、2008年のゴールドマン・サックスで仕事をするのと同じようなことになっていた。

同社にとって最大の課題は、スタッフをつなぎ留めることにあった。何十億ドルもの収益を出し、屋上ではコンブチャが飲めるような素晴らしい企業でも、シリコンヴァレーでの技術者の奪い合いは熾烈だ。フェイスブックの力は弱まりつつあり、奇襲をかけるのは簡単そうに見えた。ツイッターで「ついに自由だ」と離職したことを誇らしげに発表するエンジニアまでいた。

社員の士気が尺度だとすれば、上院公聴会は成功だった。オリン・ハッチ(ユタ州選出、共和党)は、Facebookにサブスクリプションモデルがないのはなぜかと質問した。ザッカーバーグは注意深く丁寧に答えたが、ハッチは「だとすれば、ユーザーがサーヴィスに対価を支払わないビジネスをどう維持しているのですか」と食い下がった。

ザッカーバーグはこれに対し、「上院議員、広告です」と辛抱強く笑顔で繰り返した。メンローパークでは、この文句が冗談のネタになり、スタッフたちは会議で「上院議員、広告です」と言い合ったのだ。

広告モデルへの回答に詰まったCEO

もちろん完璧だったというわけではなく、フェイスブックの従業員たちですら理解に苦しむ場面もあった。具体的には、ザッカーバーグは広告ビジネスについて答えに詰まることが多かった。

例えばロイ・ブラント(ミズーリ州選出、共和党)からの質問では、フェイスブックがユーザーの行動をオンラインだけでなくオフラインでも追跡しているのかを、明確にできなかった。なお、ブラントはケンブリッジ・アナリティカの顧客でもあったが、ザッカーバーグはこれを指摘することは控えている。またユーザーから収集しているデータの詳細についても、正確に答えられなかった。

ザッカーバーグは最終的に、43の質問について確認してから回答すると約束したが、なかでも単純な質問はその多くが広告ビジネスの詳細に関するものだった。

テレビ中継されている公聴会で、自社のデータ収集について細かい話をしたくなかったのかもしれない。しかしフェイスブック内部では、CEOは本当に答えを知らないのだという見方が強かった。

なぜだろう? 社内では以前から知られていたことだが、ザッカーバーグはビジネスそのものより、製品や技術的なことに強い関心を抱いている。彼のスピーチライターだったキャサリン・ロッシは、「ザッカーバーグはよくやったと思う」としたうえで、フェイスブックの収益の根幹をなす事業に関する知識のなさには驚きを隠せないようだった。「彼は純粋に広告ビジネスには興味がないのだと思います」

フェイスブックが抱えるほかのいくつかの問題にも、満足のいく回答は示されなかった。例えば、ザッカーバーグはFacebookにおけるロシアの政府系機関の活動について、正確な情報を提示できなかった(議員たちも適切な質問をしなかった)。

メンローパークを包んだ「幸せな空気」

この先、ケンブリッジ・アナリティカとロシアの介入という2つの問題が、どこかでつながる可能性は大いにある。そうなれば、フェイスブックは過去数週間の混乱よりも、さらにひどい状況に追い込まれるだろう。簡単に言えば、Facebookを信頼するユーザーのデータ(と下手をすればプライヴェートメッセージまで)が、大統領選の操作を試みた敵対国の手に落ちていたということだ。

フェイスブックは11年に連邦取引委員会(FTC)とプライヴァシーを巡る問題で和解し、個人情報の扱いに関する説明で誤解を招くような表現を使わないことなどを義務づけられた。今回、ケンブリッジ・アナリティカによるデータ収集が明らかになったあとも、ユーザーデータを守るために適切な措置をとっていなかったとすれば、この和解への違反に相当するのではないかという問題がある。

この問題はまだ調査中だが、違反が認められた場合、数十億ドルの罰金が科される可能性もある。

それでもメンローパークは、幸せな空気に包まれていた。公聴会翌日の12日には、最高執行責任者(COO)のシェリル・サンドバーグが全社員を対象に質疑応答セッションを行う予定だったが、実際に質問に答えたのはワシントンD.C.から戻ったばかりのザッカーバーグ本人だった。スタッフのひとりは、「まるでマークが主役のフェスのようでした」と話している。
参照元:ザッカーバーグの公聴会後、フェイスブック本社が「安堵の空気」に包まれた理由
2018.04.16 MON 18:00 WIRED

Facebookの個人データの不正利用について、ようやくザッカーバーグが重い口を開いた
2018.03.23 FRI 06:00 WIRED

TEXT BY ISSIE LAPOWSKY

政治・選挙関連データ分析企業のケンブリッジ・アナリティカが、5,000万人分ものFacebookユーザーのデータを不正利用した問題が波紋を広げている。事件報道から5日たっ てようやく公式コメントをFacebookに投稿したマーク・ザッカーバーグだったが、後手に回った代償は大きい。その公式コメントの内容と、見えてきた問題の本質について考 察する。

政治・選挙関連データ分析企業のケンブリッジ・アナリティカが行ったとされる5,000万人分ものFacebookのユーザーデータの不正利用について、最高経営責任者(CEO)のマ ーク・ザッカーバーグが何日もの沈黙を経て、ついに重い口を開いた。

ザッカーバーグは3月21日(米国時間)にFacebookに投稿し、ユーザーのデータを保護するフェイスブックの能力と、その欠如を巡る深刻なスキャンダルを認識していること を明確にした。彼はまた、ユーザーのデータを保護するためにFacebookを改良することについても発表した。この改良は、『ニューヨーク・タイムズ』と『ガーディアン』、 そして『オブザーヴァー』の3紙によるケンブリッジ・アナリティカに関する報道を受けたものである。

情報流出の責任を認めたザッカーバーグ

ケンブリッジ・アナリティカは、2016年の米大統領選でトランプ大統領を支えた企業である。その協力企業である英国のSCLが、Facebookユーザーのデータをケンブリッジ大 学の研究者経由で入手していた。このデータは、2015年に破棄するというフェイスブックとの取り決めにもかかわらず、そのまま保持されていたものだった。

20日の火曜日(米国時間)、フェイスブックの時価総額は500億ドル(約5.27兆円)近く下落した。また、ザッカーバーグをワシントンに招致して証言させようと、複数の連 邦議会議員たちが声を強めた。

このスキャンダルへの反応に、なぜ5日間も要したのかについて、ザッカーバーグは触れなかった。だが、彼は「Facebookと、安全にデータをFacebookで共有できると期待し ていたユーザーとの相互信頼の破綻」について、自社の責任を認めた。

「わたしがFacebookを始めました。そして、このわたしたちのプラットフォームで起きることは、最終的にはわたしの責任です」と、ザッカーバーグは記している。「わたし たちのコミュニティを守るために必要なことに、真剣に取り組んでいます。ケンブリッジ・アナリティカ関連で起きた問題は、新しいアプリではもう起こり得ません。ですが 、過去に起きてしまったことは変えようがありません」

ダメージ軽減のいくつかの手

ケンブリッジ大学の研究者が使ったのと同じ方法で大量の情報にアクセスできるFacebookアプリすべてを、フェイスブックは監査する計画であることをザッカーバーグは発表 した。Facebookは監査に応じないアプリをアクセス禁止にする予定である。

「個人を特定できる情報を悪用しているデヴェロッパーを見つけた場合、アクセス禁止措置をとり、そのアプリで被害を受けた人たちすべてにお知らせします」と、ザッカー バーグは述べている。そして被害を受けた人たちには、ケンブリッジ・アナリティカにデータを漏洩されてしまった人たちも含まれると彼は付け加えた。

データを悪用されてしまった人々に、どの程度の詳細な説明がなされるのか。また、フェイスブックがそうした人々に一体どのように告知するのかは明らかではない。

フェイスブックはまた、ユーザーデータの利用を制限する計画についても発表した。例えばアプリ開発者は、自社のアプリを直近の3カ月間使用していないユーザーのデータ へのアクセスを禁じられる。今後フェイスブックは、ユーザーの名前、プロフィール、写真、電子メールアドレスだけを、契約を交わしたアプリ開発者に送るにとどめる。

ユーザーの投稿やそのほかのデータにアクセスするには、開発者はユーザーからの同意と、フェイスブックとのさらなる契約が必要になる。そしてフェイスブックは独自ツー ルを開発し、どのアプリが自身のデータにアクセスしているのかを、ユーザーが容易に視覚的に知ることができるようにする。

5,000万人分の個人データが漏洩

ダメージ軽減のためにいくつかの手を打ったものの、ケンブリッジ・アナリティカが行ったとされる悪事によってもたらされた危機は、フェイスブックのリーダーシップに打 撃を与えた。3月16日(米国時間)の夜、メディアで問題が報道される数時間前に、フェイスブックは否定的な報道を回避しようと先手を打ち、ケンブリッジ・アナリティカ とSCLのアカウントを停止したと発表した。

また、ケンブリッジ・アナリティカの元社員で同社の不正を暴露したクリス・ワイリーと、ケンブリッジ・アナリティカとSCLに問題のデータを提供したケンブリッジ大学の 研究者であるアレクサンダー・コーガンのアカウントも停止された。

2014年、SCLは「大規模リサーチプロジェクト」を実施し、アメリカ人の心理的プロファイリングを行うよう研究者のコーガンに委託した。この目的のためにコーガンは、ユ ーザーに性格テストを提供するアプリを作成。約27万人がこのアプリをインストールした。

その結果、人々のデータがコーガンと彼のクライアントのSCLの手に渡った。問題は、フェイスブックがアプリ開発者に当時提供していたソーシャルグラフAPIという機能を通 じて、アプリのユーザー約27万人にとどまらず、そのFacebook上の友人たちに関する精度の高いデータまでも、コーガンが収集できてしまったことにある。

これによって、Facebookユーザー合わせて5,000万人分のデータが漏洩してしまったのだ。ソーシャルグラフAPIは、そのころアプリ開発者に広く使われていた機能で、オバマ 大統領の2012年の選挙戦でも利用されていた。ユーザーの友人ネットワークからデータを得られるこの機能を、フェイスブックが完全に停止したのは2015年中ごろになってか らだった。

コーガンが収集したデータは、コーガンの使用に留まるはずだった。そのデータをSCLとケンブリッジ・アナリティカに提供したことによって、彼はフェイスブックの規約に 違反した。

さらに、これらの2社はフェイスブックのデータ削除の要請に応じなかったとみられている。複数の情報源から『WIRED』US版が確認したところによると、ケンブリッジ・アナ リティカの何人かの社員には、17年初めの時点でも問題のデータは閲覧可能であったという。

ケンブリッジ・アナリティカとSCLはいずれもそのような指摘を否定し、フェイスブックの指示を受けてすぐに破棄したとの主張を崩していない。「ケンブリッジ・アナリテ ィカとSCLエレクションズは、Facebookのデータの使用も保持もしていない」と、2社の共同声明には書かれている。

株主の訴訟、そしてザッカーバーグ招致の動き

データの悪用が発覚したあとの怒りと関心の高まりは、フェイスブックの予想を超えている。個人データにまつわるスキャンダルの長い歴史で、フェイスブックがこれまでに 経験したどの問題より深刻かもしれない。

そして3月19日には同社の株価は急落し、20日にはフェイスブックの株主たちは訴訟を起こした。フェイスブックが「実質的に虚偽の人を惑わす発表」を行い、著しい損失を 招くに至ったというのが訴訟内容である。

一方、ワシントンでは、超党派の上院議員たちが、上院司法委員会でザッカーバーグに証言するよう要求していた。また連邦取引委員会(FTC)も、無許可の第三者の手にユ ーザーデータが渡った場合、その事実をユーザーにフェイスブックが通知しなければならないという2011年の同意判決に同社が違反しているかどうかについての調査を開始し た。

連邦議会の議員たちは、ザッカーバーグのFacebookへの投稿には納得していない。彼の投稿直後にエド・マーキー上院議員(民主党・マサチューセッツ州)はTwitterで、「 あなたは連邦議会に来て宣誓し、それを証言しなければなりません」とツイートした。ザッカーバーグの声明には、証言をする意思の有無については触れられていなかった。

決定的な証拠の映像

ケンブリッジ・アナリティカとSCLは、ただの無許可の第三者というわけではなかった。英国の報道ネットワークのチャンネル4ニュースは、虚偽ニュースの流布から女性を使 って政治家を罠にかけることまで、クライアントの利益のためにケンブリッジ・アナリティカが使う一連の不正な手法を同社の幹部たちが自慢気に話す映像を放映した。

当時のケンブリッジ・アナリティカのCEOだったアレクサンダー・ニックス、同社データ部門責任者のアレクサンダー・タイラー、SCLエレクションズ業務執行取締役のマーク ・ターンブルら経営幹部は自らが話している相手が、スリランカの選挙戦に影響を及ぼしたがっている裕福な大物事業家の意を受けたフィクサーだと信じ込んでいたのだった 。その“フィクサー”は、実際は正体を隠したリポーターだった。

ケンブリッジ・アナリティカは、問題の映像は選択的に編集されたもので誤解を誘導するものであるとの声明を発表した。映像のなかで同社にとって最も都合の悪い発言をし ていたCEOのニックスは、「潜在的なクライアントだと思っていた相手に、ただ調子を合わせていただけだ」と語った。

「どんなふうに見えてしまうかは、わかっています、でも実際はそうではないのです」と、ニックスは19日に出した声明で述べている。「ケンブリッジ・アナリティカは、罠 や贈賄、あるいは“ハニートラップ”を容認したり、実行したりはしていないことと。また、虚偽の情報をいかなる目的にも利用していないことを、わたしは断固として主張 します」

それから1日遅れてケンブリッジ・アナリティカの取締役会は、さらなる調査の結果が出るまでニックスCEOを一時停職とし、タイラーが職務を代行することを決定した。

問題の本質

こうして詳細が明るみに出るに従って、このスキャンダルはフェイスブックのユーザーデータ保護の失敗といった規模を超えてしまった。現在、真に問題となっているのは、 一連のデータが非倫理的で、ときとして非合法な活動を公然と自慢する企業にいかに悪用されてしまったのか、ということなのである。

21日になるとザッカーバーグの沈黙は、逆に問題の大きさと根深さを耳をつんざかんばかりの大きさで示すものになっていた。

この件が、フェイスブックの当初の認識よりも相当に厄介な問題になった──と書いたとしたら、それは非常に控え目な表現だ。ケンブリッジ・アナリティカは、フェイスブ ックが抱えるもっと根本的な問題の未完成なイメージキャラクターにすぎない。そしてこの問題は、テクノロジー業界全体の問題でもある。

確かにフェイスブックは、ケンブリッジ・アナリティカとSCLによるデータへの不正アクセスを、ユーザーに知らせることをしなかった。だが、フェイスブック自身がその不 正アクセスを知り得たのは、たまたまケンブリッジ・アナリティカがテッド・クルーズの選挙戦にかかわった非常に目立つ企業であり、『ガーディアン』紙が15年12月にそれ を報じたからだった。

さらに深刻な問題は、これまでにユーザーがデータを何回くらい悪用されたり、誤用されたりしたのかをフェイスブックが知る手段がないということである。まがりなりにも 、それを見つけ出そうとフェイスブックは努力してはいるのだが。
参照元:Facebookの個人データの不正利用について、ようやくザッカーバーグが重い口を開いた
2018.03.23 FRI 06:00 WIRED

フェイスブックCEO夫人は玉の輿か
IT長者の配偶者選びに共通点
2012/5/24 7:00 日本経済新聞

(2012年5月20日 Forbes.com)

 マーク・ザッカーバーグ氏が長年の恋人であるプリシラ・チャンさんと19日に結婚したとたん、ツイッター上にはどこからともなく結婚をやゆする輩たちが現れた。

 「マーク・ザッカーバーグはフェイスブック上の自身のプロフィル内で交際ステータスを『既婚』に変更した。プリシラ・チャンはステータスを『玉の輿(こし)』に変更した」、などといった具合だ。

 ところがそんな見方は的外れだ。というのも、ザッカーバーグ氏の結婚のタイミングは、その前日に実現した160億ドルのフェイスブックの株式新規上場(IPO)とは無関係に決められたようなのだ。ザッ カーバーグ氏が待っていたのは株式上場ではなく、チャンさんのメディカルスクール卒業だったらしい。少なくとも、ザッカーバーグ夫妻についてメディア向けコメントを許されている結婚式参列者の1人はそ う語っている。この関係者は「結婚式は何カ月も前から準備されており、2人はチャンさんが学校を卒業するのを待っていた。株式上場の日付は流動的で、結婚式の日取りを決めた時には上場日は決まっていな かった」とAP通信に語った。

 IPO直前の月曜日、ちょうどザッカーバーグ氏が28歳の誕生日を迎えた日、彼はチャンさんのカリフォルニア大学サンフランシスコ校メディカルスクールの卒業式に姿を現した。彼はその会場だったサンフ ランシスコ市内のイェルバ・ブエナ芸術劇場で、もちろんフェイスブックで「チェックイン」し、「君を誇りに思うよ、ドクター・チャン:)」と書き込んだ。

 今や医学博士のチャン氏は、大富豪ドナルド・トランプ氏の妻たちのように、典型的な“富豪の奥様”になるつもりはなかったようだ。27歳で北京語も操る彼女は、2007年にハーバード大を卒業した。ザッカ ーバーグ氏がフェイスブック(当時はthefacebookという名称だった)に熱をあげて中退していなければ、同大で学位を取得していたであろう年の翌年である。

 二人は2004年に知り合い、在学中から時々デートを重ねていた。ハーバード大を卒業後、マサチューセッツ州出身のチャンさんは、全米トップ校の一つであるUCサンフランシスコのメディカルスクールに進 学する前の2年間、シリコンバレーのサンノゼ市にある、ハーカー・スクールという由緒ある私立小中高一貫校で理科を教えていた。ザッカーバーグ氏がパロアルト市に所有する700万ドルの豪邸に移り住んだ のは、2012年のことだった。

 チャンさんは当初、本当に医学の道でキャリアを積みたいのか自信がもてなかったと、ハーバード大の日刊学生新聞、「ハーバード・クリムゾン」に05年に掲載された記事で語っている。同紙は現在、ソーシ ャルメディアについて特集を組んでいる。ザッカーバーグ氏がハーバード大中退を表明した時の記事には、チャンさんについてこんなくだりもあった。

 <「ねえプリシラ、フェイスブックで働かない?」と、ザッカーバーグは尋ねた。

 「フェイスブック? それもいいわね」。プリシラ・チャン(‘07卒予定)はこう答えて、トゥイズラー(米の駄菓子)を彼に渡した。>

 フェイスブックで働くという話は実現しなかったが、チャン氏はザッカーバーグ氏の仕事に影響を与え続けている。彼女は小児医療に情熱をもっており、研修の際に病気に苦しむ子供たちに出会ったことをき っかけにザッカーバーグ氏に対し、フェイスブック内に臓器提供の意思表示の場を設けるよう働きかけた。ザッカーバーグ氏は今月初め、米ABCのロビン・ロバーツ氏に、「プリシラ医師は患者さんの容体が 悪くなっているところにある日突然、臓器提供を受けられるといった経験をすることでしょう。そんなときに彼女はとても明るい表情で家に帰ってくるでしょう。その臓器のおかげで誰かの人生がより良くなる からです」と話している。

 ツイッター上に広がる「玉の輿」ジョークとは裏腹に、チャンさんはザッカーバーグ氏との結婚後も、仕事を辞めて宝石やブランド品集めに走るなどというつもりはないようだ。今年後半には、小児科医とし て働き始めるという。

 シリコンバレーのIT富豪の妻たちは、夫の資産に依存して暮らす「お飾り」的存在というよりは、自身も自らの力で成功を収めていることが多く、チャンさんもこうした人々の仲間入りをすることになる。

 例えば、ローレン・パウエル・ジョブズさん。彼女はペンシルベニア大ウォートン・スクールで経済学を修め、ゴールドマン・サックスとメリルリンチで働いた後に、スタンフォード大で経営学修士(MBA )を取得。その年に、あのアップル社の創始者スティーブ・ジョブズ氏と結婚した。彼女は自然食を扱うテラヴェラという会社、そして教育関連の非営利組織(NPO)「カレッジ・トラック」の共同創始者で あり、3児の母でもある。ニュー・アメリカ財団と、ティーチ・フォー・アメリカの委員も務めている。

 グーグル共同創業者のセルゲイ・ブリン氏の妻、アン・ウォジツキさんは、イェール大を卒業(生物学)、23アンドミーというバイオテクノロジーの会社を共同設立した。同社は顧客のDNA解析を比較的手 ごろな価格で行う会社だ。

 さらにメリンダ・ゲイツさんという、本当に実権も持つIT長者夫人もいる。旧姓ではメリンダ・アン・フレンチさん。デューク大で学士号とMBAを取得し、80年代に草創期にあったマイクロソフト社に就 職した。電子百科事典「エンカルタ」や、「エクスペディア」という旅行予約サービスの開発に力を発揮し、後に夫となるビル・ゲイツ氏と出会った。夫妻が運営するビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、 メリンダさんが主導しており、世界でも主導的な慈善家としての評価を揺るぎないものにしている。

by Clare O'Connor (Forbes Staff)
参照元:フェイスブックCEO夫人は玉の輿か
IT長者の配偶者選びに共通点
2012/5/24 7:00 日本経済新聞







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ハリウッドを追放されたハーヴェイ・ワインスタイン氏のチャートについて



前回の記事『リベラル派の逆襲 ―ハリウッドセクハラ告発パンデミックの理由―』で、何故、突然、ハリウッドで、ハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラが告発され、過去の男優によるセクハラ被害の暴露ツィートが相次ぎ、それが世界に飛び火する事態にまで発展しているのかについて、私は、それが水瓶座や双子座にダブルトランジットが形成されたからであることを述べた。

特に水瓶座にダブルトランジットしていることが最も重要である。


例えば、水瓶座が左翼リベラルの星座であることは、オノ・ヨーコ(ジョン・レノンの妻)のチャートを検討した時によく分かるのである。




彼女は金星/土星期の時は前衛的な芸術作品を創作活動に没頭していたが、金星/水星期になると以下のように反戦運動、黒人解放運動、女性解放運動などの急進的な政治運動に傾斜していくのである。



1971年9月に二人は新しい活動の場を求めてロンドンからニューヨークに移り住む。アルバム『イマジン』(”Imagine”)の発表直前のことだった。

同年10月にニューヨークのエバーソン美術館でオノの芸術活動を集大成した個展『ジス・イズ・ノット・ヒアー』(”This Is Not Here”)を行なう。一方、二人はニューヨークの前衛芸術家、反戦運動家、黒人解放運動家、女性解放運動家などと交流を深め、急進的な政治運動に傾斜していった
1971年から1972年にかけて、二人は反戦文化人の即時保釈を求める集会や北アイルランド紛争に抗議するデモ行進へ参加、また、刑務所で起きた暴動の被害者救済コンサートや知的障害を持つ子どもの救済コンサートなどにも積極的に出演した。

1973年4月、二人は架空の理想国家「ヌートピア」の建国宣言のイベントを行うが、掲げた理想は、度重なる国外退去命令で挫折する。そのようななか、1973年10月、レノンはロサンゼルスに移り住み、二人は別居する。後に、レノンはこの期間を「失われた週末」と述懐している。この別居期間中にオノは、アルバム『無限の大宇宙』(”Approximately Infinite Universe”)とアルバム『空間の感触』(”Feeling the Space”)の2枚のフェミニスト・ロック・アルバムを発表。また、女性解放を主張し日本語で歌唱しているシングル・レコード『女性上位万歳!』が日本で発売された。

(wikipedia オノ・ヨーコより引用抜粋)


これは水星が6室(闘争)で水瓶座(共産主義、リベラル、左翼)に在住しているからである。


また水瓶座が強調されている人が、労働組合運動に力を入れていたり、共産党で活動しているようなケースも経験し、水瓶座=左翼リベラル、共産主義(平等思想)という図式は、私の中では、今では基本的な認識になっている。


また前々回の記事で、米テレビ司会者オプラ・ウィンフリーのチャートにも触れたが、彼女は、リベラル左翼政党である民主党の大統領候補・バラク・オバマの支持を早期に表明し、当選に大いに貢献したのは、ダシャムシャのラグナである水瓶座に太陽、金星が在住しているからである。

それは水瓶座に在住するマハダシャー太陽期の出来事であった。





水瓶座が、リベラル左翼の星座であることが分かった所で、興味深い事例が、セクハラ告発の当事者であったハーヴェイ・ワインスタイン氏のチャートである。







チャンドララグナで見ると、月が射手座で、3室に6、11室支配の金星が在住し、飽くなき欲望を表わすラーフとコンジャンクションしている。


3室はトリシャダヤハウスであり、食欲、性欲、睡眠欲などの肉体の低次の欲求を表わし、特に3室に金星が在住する場合、快楽主義者になり、性的欲望などを抑えることが難しくなるのである。

またラーフの在住は、その欲望を過剰な形で強めてしまう。

インドに『カーマ・スートラ』という男女の性愛について記された古典があるが、3室は、カーマハウス(3、7、11室)の中の一つである。


まず、ワインスタイン氏の惑星配置の中で、最初に目に付くのは、この配置である。


3室というのは、性的欲望を満たしたいだけである為、特に真剣な交際などではなく、相手は誰でもいいのである。


酒やタバコなどのような嗜好品と同じような気軽な感覚で、性的欲望を満たすことを求めていく。


金星は快楽主義の惑星であり、娯楽を表しており、それが3室(肉体の低次の欲望)に在住してラーフ(飽くなき欲望)と接合すると、性欲を安易に満たそうとする快楽主義者に変貌する。

そして、ラーフが働くと、快楽を得ても決して満足することがなく、次から次へと新しい快楽を求めていく。


ハーヴェイ・ワインスタイン氏は、セックス依存症と診断され、カウンセリングを受けるらしいが、この3室で金星とラーフが接合する配置は、まさにセックス依存症のコンビネーションと言ってもいいかもしれない。



ここで金星は、月から見た場合に6、11室の支配星になることが重要である。


従って、彼が性的に強要した女性たちから訴訟(6室)を起こされたのである。


そして、ワインスタイン氏の水瓶座に在住する6室支配の金星に10月26日から(2ヶ月前から効果を発揮した)木星と土星のダブルトランジットが形成されたためにこのタイミングで複数の女優や会社の女性社員にセクハラ行為で訴えられたのである。


そして、ニューヨークタイムズ誌のスクープ記事をきっかけにワインスタイン氏のセクハラ被害に遭ったと言われる女優たちが次々に名乗りを上げることになった。


その後は、既に世間でも知られているようにSNSで、「#me too」として、ツィートする人が連鎖的に後を絶たない状況であった。


あるメディアは、その現象を「パンデミック」(感染症、伝染病)とし表現したが、私もニュースの記事を読んで、自分の被害体験を告白、暴露する人々は、かなり熱狂に冒されており、狂信的であるように思われた。


これを引き起こしているのは、ワインスタイン氏の金星にラーフがコンジャンクションしているからである。


6室支配の金星は、ワインスタイン氏より立場の弱い人物を表わしていたり、あるいは、11室も支配している為、ワインスタイン氏と同じ位の社会的地位にある人々を表している。


特に今回は6室支配の金星がラーフと絡んでいる為にワインスタイン氏より立場が弱く、セクハラされて屈辱を受けた女性たちが、気が狂ったように熱狂的にワインスタイン氏を非難し始めたのである。


従って、6室支配で3室でラーフと接合する金星は、ワインスタイン氏の「病的な性的欲望」と「病的なほど熱狂的にワインスタイン氏を告発する被害者の女性たち」の両方を表していると言える。




このようにチャンドララグナからは、今回のセクハラ告発騒動が必然だったことが分かる。


そして、その被害者の女性たちは、その告発の活動をリベラル左翼的な連帯にて行ったのは、金星が水瓶座に在住しているからである。


こうした女優たちのリベラルな連帯の輪が、2018年1月7日の性的暴力や抑圧に抗議する式典としてのゴールデン・グローブ賞の授賞式につながったのである。


このように見ると、今回の騒動も、予めカルマ的に起こることが決まっていたことが分かる。





更に私はハーヴェイ・ワインスタイン氏のダシャーを検討していくうちに分かったことは、彼はおそらくマハダシャー木星期の最後にいて、次にマハダシャー土星期に移行する直前にいるということである。


出生図を00:00:01で作成すると、現在のダシャーは木星/木星期であり、23:59:59で作成すると、現在のダシャーは木星/ラーフ期(マハダシャー木星期最後のアンタルダシャー)である。


今回の騒動は彼の水瓶座に在住する金星やラーフの象意として起こっている為、マハダシャーはラーフ期ではないかと思ったが、意外にもハーヴェイ・ワインスタイン氏は現在、マハダシャー木星期であった。


そうすると、アンタルダシャーが重要になるが、今回の事件で、彼の人生が大きく変化し、二度と元には戻りそうにないことを考えると、次に彼はマハダシャー土星期に移行していくと考えるのが自然である。


そうすると、出生時間は、23:59:59に近い所にあり、ダシャーは木星/ラーフ期で、6、11室支配の金星とコンジャンクションするアンタルダシャーのラーフの象意として今回の出来事が起こったということで説明が付く。


マハダシャーの木星と金星は絡んでおらず、ラーフは木星から見て12室に在住し、3、8室支配の金星と12室でコンジャンクションしている。


12室はインターネットなども表わすため、SNSなどを通じて、ハーヴェイ・ワインスタイン氏の悪事が暴露され、ネット上に拡散されたことを表しているかもしれない。

3室はメディアであり、8室は破局やカタストロフィー、優位に立つ相手を表しており、ワインスタイン氏を困惑させる不特定多数の告発者を表している。


おそらくワインスタイン氏自身にとっては、自分の部屋に行きこもって、自分に対して為された暴露ツィートなどを読んで深く悩んでいる状況を表している。



この現在が、木星/ラーフ期であるという観点から出生時間を23:59:59に設定すると、ラグナは、蠍座のジェーシュタとなる。


ナヴァムシャ1つ分遡るとラグナはアヌラーダになってしまうが、おそらく、ワインスタイン氏のラグナのナクシャトラはジェーシュタではないかと思われる。


何故なら、アヌラーダのように社交的な様子はないからである。


また表面上は、真っ当なプロデューサーを装い、裏では、女優たちに性行為を強要していたという所などの性格の二面性などが、ジェーシュタ的である。

ジェーシュタは沢山の世俗的なものを蓄積しているナクシャトラであり、女優たちに自分を告発しないという誓約書にサインさせるなど、やり方が老獪である所などもジェーシュタ的である。


そして、ラグナをジェーシュタとする場合、ダシャムシャのラグナが射手座となり、土星は12室に在住する。






従って、マハダシャー土星期になると、彼はキャリア的に終わりを迎えることを意味している。


まもなく、土星期に移行するが、彼は二度と、ハリウッドの第一線では活動出来ない。



このように考えると、ワインスタイン氏のラグナは蠍座で、ナクシャトラはジェーシュタの第一パダである。



ハーヴェイ・ワインスタイン氏のラグナを蠍座に設定した上で、このラグナで正しいかどうかであるが、2010年8月29日に妻のジョージナ・チャップマンとの間に女児が誕生している。






女児が誕生した時、ダシャーは木星/金星期である。


マハダシャーロードの木星は5室の支配星で、9室支配の火星とコンジャンクションし、アンタルダシャーロードの金星は9室に在住している。


5室支配の木星は若干、傷ついているが、子供の誕生の条件を満たしている。



またこの時、木星は魚座5室をトランジット(リターン)し、土星は乙女座をトランジットして、ラグナと5室と11室にダブルトランジットが形成されていた。


5室にダブルトランジットが形成されている為、子供の誕生のタイミングである。


また特に5室支配で5室の自室に在住する木星に木星がリターンしていたタイミングであり、子供が誕生しやすいタイミングと言える。



またワインスタイン氏には、同じく映画プロデューサーの弟ボブ・ワインスタインがいるが、蠍座ラグナに設定すると3室支配の土星が11室に在住しており、兄弟姉妹の中で、最年長か、最年少の配置である。


つまり、兄弟姉妹がいるという配置であり、こうしたことも参考になると思われる。




この蠍座ラグナで検討すると、ワインスタイン氏の5室には2、5室支配の木星、10室支配の太陽、そして、8、11室支配の水星が在住しており、5-10のラージャヨーガ、2-5、5-11のダナヨーガを形成している。

水星は減衰しているが、8室の支配星が減衰している為、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置であり、また減衰する水星はディスポジターの木星とコンジャンクトしている為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


減衰する水星のディスポジターである木星は、月から見てケンドラに在住し、また減衰する水星が高揚する星座の支配星(すなわち水星)は月から見てケンドラに在住している。


このように減衰する水星はニーチャバンガラージャヨーガの条件を3つ満たしており、強力なニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



このように5室が強いため、ワインスタイン氏はクリエイターとして才能溢れる人物である。


wikipediaによれば、今までにプロデューサーとして以下の映画を手掛けてきたと記されている。



プロデュース作品
『パルプ・フィクション』
『イングリッシュ・ペイシェント』
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
『恋におちたシェイクスピア』
『ギャング・オブ・ニューヨーク』
『シカゴ』『キル・ビル』
『マスター・アンド・コマンダー』
『コールド マウンテン』
『華氏911』『アビエイター』
『イングロリアス・バスターズ』
『英国王のスピーチ』『アーティスト』
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』

(wikipedia ハーヴェイ・ワインスタインより引用抜粋)



上記の作品は、皆、かなりヒットした作品ばかりであり、プロデューサーとしての才能の程が伺えるのである。


減衰する5室の水星が発揮するラージャヨーガ的な働きとは論理によらない直観とかインスピレーションである。


3室のパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な働きやニーチャバンガラージャヨーガは何か奇想天外な普通でない作品作りに生かされるはずである。


例えば、ハリウッドの異端児であるタランティーノ監督で制作した『パルプ・フィクション』などに見られるかもしれない。


『パルプ・フィクション』は人間が無意味に死んだり、偶然によって事態が進行したりする不条理劇であるが、あらすじの論理的な展開というものがないのである。


この辺りは、減衰した水星の特徴が、自らがプロデュースした作品の中に表れたと言うことができる。



このように5室は才能に溢れているが、3、4室支配の土星が11室からアスペクトしており、マハダシャー土星期に移行すると、土星期は、彼のクリエイターとしての才能の表現を制限すると考えられる。


自身が設立したワインスタイン社を解雇され、ハリウッドから追放されたからには当然の話である。



この蠍座ラグナに設定すると、7、12室支配の金星が4室でラーフと接合しており、7室はパートナーのハウスであり、12室はベッド上の快楽のハウスであり、やはり、性的なニュアンスが出て来るのである。


女優コートニーラブは2005年にワインスタイン氏のホテルで開くプライベートパーティーに誘われても行ってはいけないと訴えていた。


つまり、4室で、7、12室支配の金星とラーフがコンジャンクションする配置とは、女優たちを誘って行われるワインスタイン氏のプライベートパーティーを表していると考えられる。


そのプライベートパーティー(4室)において、4室を構成するラーフや金星は、月から見た3室に在住するラーフや金星でもあり、ワインスタイン氏の欲望の恰好の捌け口になったということである。


ワインスタイン氏が才能ある5室の惑星群によって作品作りをする過程において、起用した女優たちに性的な強要をしていたというのは、5室をラグナとした場合に3、8室支配のラーフが12室でラーフとコンジャンクションしている配置に表れているかもしれない。


つまり、女優を自宅に呼びつけての密室での打ち合わせなどにおいて、そうした性的な強要などが行われていたと解釈でき、またメディアの記事によれば、実際にそうであったようである。



このように見てくると、ラーフと金星のコンジャンクションとそれらに絡むハウスが決定的に重要である。


ラーフと金星の象意にハウスが絡むことによって、そこから様々な状況を読み取ることが出来る。








(参考資料)



【イタすぎるセレブ達】ハーヴェイ・ワインスタイン、早くもセクハラ被害裁判を視野に? 豪邸を次々と売却
2017年10月16日 18時10分 Techinsight

ロサンゼルスで14日、女優やモデルが続々とセクハラ被害を訴えていた敏腕映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインについて、アカデミ ー賞を主催してきた「映画芸術科学アカデミー」が彼を同団体から追放することを発表。これによりハリウッドで活躍する権利をはく奪されたワイ ンスタインだが、彼を待ち受けるのは損害賠償を求める被害者たちによる複数の裁判か。勝ち目がないということか、ニューヨーク州やコネチカッ ト州に所有していた素晴らしい豪邸が次々と売りに出ている。

“起用する俳優・女優やモデルを選ぶ”という絶妙な権利を持つ者が、約30年にわたりその立場を利用して行っていた卑怯なセクシュアル・ハラス メント。理事会にて3分の2以上の投票を得てワインスタインの追放を決めたという「映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)」は、“見て見ぬふりでそういう体制が許されてきたようだが、そんな時代はもう終わった”としており、英国映画テレビ芸術アカ デミー(BAFTA)も彼の会員資格を停止。フランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章も、すでに与えていたシュヴァリエ(勲爵士)のはく奪を 検討中である。

そんなワインスタインがコネチカット州フェアフィールド郡に所有していた大豪邸を売りに出したもようだ。同州で最も魅力的な土地といわれるウ ェストポート郊外コンポ・ビーチ地区に1953年に建てられた、眼下に海が広がるそれは美しい景色が自慢の4ベッドルーム、3バスルームのその豪邸 。ワインスタインは1995年に82.5万ドルで購入しており、このたびその2倍の価格となる165万ドル(約1.84億円)で売りに出されたことを『Trulia 』が伝えている。

ワインスタインは最近もニューヨーク州ロングアイランドの東端、イーストハンプトンのアマガンセットに所有していた7ベッドルーム、8.5バスル ームの家を1,240万ドル(約13.89億円)で売りに出していた。購入価格は1,140万ドルというから売却益は1億円以上になる。マンハッタン・ウェス トビレッジ地区、ロサンゼルス・ウェストハリウッド地区などにも複数の不動産を所有しているため、現地メディアも今後のワインスタインの動き に目が離せない様子だ。

今年最大の業界スキャンダルというべきこのセクハラ被害騒動。ワインスタインは一男一女をなしたデザイナーの妻ジョージナ・チャップマンさん からも離婚を突き付けられた。ハリウッドの複数の被害者が裁判を起こす可能性があり、妻からも膨大な慰謝料と財産分与の請求があるものとみら れるが、ワインスタインが財を失ったまま隠居生活に入るとは考えにくく、ミラマックスの設立者でもあることから今後も映画制作には陰ながら関 わっていくものと噂されている。

画像は『Trulia 2017年10月11日付「Harvey Weinstein Sells His Connecticut Home And Lists Hamptons Estate」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
参照元:【イタすぎるセレブ達】ハーヴェイ・ワインスタイン、早くもセクハラ被害裁判を視野に? 豪邸を次々と売却
2017年10月16日 18時10分 Techinsight


コートニー・ラブは10年以上前に警告 「ワインスタインのパーティには行っちゃダメ!」
TechinsightJapan 2017年10月16日 16時10分 (2017年10月20日 17時11分 更新)

映画界の大物プロデューサーとして知られる一方、若い女優達に次々とセクハラ行為を繰り返していたハーヴェイ・ワインスタイン。その蛮行は数十年も続いていたが、ほとんどのセレブ達は「見てみぬふりをしていた」というのが実情のようだ。しかし正義感の強いコートニー・ラブは違ったもよう。彼女は10年以上も前に「ワインスタインのパーティには行っちゃダメ」と話していたのだ。

多くの女優達がハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ行為を告白する中、コートニー・ラブが2005年に以下のように話すビデオを『TMZ』が発掘し、公開した。

「こう言ったら中傷されるだろうけれど…。もしワインスタインにホテルで開くプライベートパーティに誘われても、行っちゃダメよ。」

一方で彼の蛮行を知っていながら「知らぬ存ぜぬ」という態度を貫いたことを「後悔している」と真摯に語ったのは、大物女優のひとりジェーン・フォンダだ。このほど『CNNMoney』に出演したジェーンは、このように今回のスキャンダルについて述べている。

「彼に関することを知ったのは、1年ほど前なの。」

「私は恥ずかしいと感じているわ。だって、その時にこの件を公にはしなかったから。」

「(公にしなかった理由は)自分が被害者ではないから。そしてそういうことを言う立場じゃない。そう感じていたからよ。」

ようやくこのスキャンダルが明るみに出たことで、「知らなかった」「被害者は辛かったでしょう」と多くのセレブ達がこぞって声明を発表している。

しかしこの件につき知っていた人は決して少なくはなかったはずで、カーラ・デルヴィーニュ、グウィネス・パルトロウも実際に被害を受けていたのだ。またアンジェリーナ・ジョリーも過去にセクハラまがいの行為を受け、周囲には「気を付けてほしい」と語っていたと告白済み。正義感のあるアンジェリーナとコートニーは確かに偉いが、多くがそれを伏せたのは「ワインスタインにそれだけの権力があったから」だろう。そのコートニーはTwitterを更新し、こうつぶやいている。

「私は彼の被害を受けたわけじゃないけれど、(あのように告白したことで)彼につき話すことをCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)から永久に禁じられたの。#ハーヴェイ・ワインスタイン #レイプ」

示談に応じた女優も複数いたというが、もう少し告白が早ければ何十人もの女優達が彼によるハラスメント被害を受けずに済んだ可能性が高い。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
参照元:コートニー・ラブは10年以上前に警告 「ワインスタインのパーティには行っちゃダメ!」
TechinsightJapan 2017年10月16日 16時10分 (2017年10月20日 17時11分 更新)











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リベラル派の逆襲 ―ハリウッドセクハラ告発パンデミックの理由―

昨年2017年10月5日に『ニューヨークタイムズ』紙が、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、複数の女優や会社の女性社員にセクハラ行為で訴えられ、少なくとも8件の示談に応じたとのスクープを報じた後、アンジェリーナ・ジョリーやグウィネス・パルトロウなど大物女優が被害者として名乗りを上げ、twitterやfacebookなどのSNS上で、同じような体験をした人に「#me too」として、過去のセクハラ体験を告発するよう呼びかけられ、全米に「#me too」でツィートする人が後をたたない状況が続いている。




1月7日に行われた米ゴールデン・グローブ賞の授賞式もオバマ大統領の当選に大きく貢献した人気テレビ司会者のオパマ・ウィンフリーが、受賞スピーチの中で、シドニー・ポワチエというアフリカ系アメリカ人が第36回アカデミー賞授賞式で最優秀男優賞を受賞し、セシル・B・デミル賞を受賞した時の感動を語り、リーシー・テイラーというアフリカ系アメリカ人が性的暴行を受けた事件を取り上げて、全米黒人地位向上協会のローザパークスが主導して事件を捜査したが、犯人が裁かれることはなかったと語った。

オプラ・ウィンフリーはスピーチの終盤で「男性たちの力に対し、女性が真実を語っても、誰にも聞いてもらえず信じてもらえない。そんな時代はもう終わりです。タイムズアップ!彼らの時間はもう十分なのです。」と発言し、女性のための「新しい時代」が来ると呼びかけてスタンディング・オベーションで称賛を浴びたのである。


ローザパークスは、1955年にアラバマ州モンゴメリーで公営バスの運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、人種分離法違反の容疑で逮捕され、これがきっかけで、モンゴメリー・バス・ボイコット事件が勃発し、アフリカ系アメリカ人による公民権運動の導火線となった人物である。

後にマーチン・ルーサー・キング牧師の人種差別の終焉を呼びかけた「I Have a Dream」(私には夢がある)の演説に繋がって行く。

マーチン・ルーサー・キング牧師の演説とは、人種差別に限定されない、リベラル派の理想主義の体現であり、象徴である。


オプラ・ウィンフリーは、昨年の10月のハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラ告発で、高まっている人権意識の高揚の中で、このアメリカ公民権運動を思い起こさせるようなスピーチをしたのである。

オプラ・ウィンフリーが大統領選に出馬するのではないかという憶測は、そうしたこのセクハラ告発で高まっているリベラル派の高揚感が関係していると考えられる。


そうしたことで、今年のゴールデン・グローブ賞の授賞式は、性的暴力や抑圧に抗議する式典になったようである。

出席者たちは、黒い服装で出席し、連帯を示したようである。







何故、このような米国のハリウッド発のセクハラ告発が全米に広がり、更には世界に飛び火したのかを考えると、これは、昨年2017年10月26日から射手座に入室した土星が関係していると考えられる。


土星は射手座から水瓶座と双子座にアスペクトし、木星は天秤座から水瓶座と双子座にアスペクトしている。


従って、現在、水瓶座と双子座にダブルトランジットが形成されている。


水瓶座―双子座―天秤座の風のエレメントは、新しい時代の理念を代表するグループで、民主主義や平等、博愛などはこの星座のグループからもたらされたものである。


特に水瓶座は、人種、性別、年齢などで人を差別せず、少数民族の人権も考慮し、性的マイノリティーなどの権利(同性婚)にも気を使う星座である。



土星は星座に入室する2か月前に入室の効果を発揮する為、実際には10月26日になる2ヶ月前の8月26日ぐらいからこのような傾向が高まっていたのである。


それで、実際には土星は10月26日から射手座に入室した訳であるが、ハーヴェイ・ワインスタイン氏を告発する『ニューヨークタイムズ』紙のスクープ記事が出たのが、10月5日で、その直前であった。


10月5日であれば、既に十分に水瓶座と双子座へのダブルトランジットの効果が発揮されていたタイミングである。




この現在のセクハラ告発の連鎖は、『パンデミック』とメディアから表現されているようにやや狂信的、戦闘的、熱狂的な様相を呈している面もあると思われる。


告発合戦が続いており、それに賛同しない人は裏切り者と評価される空気も生じているという。



リベラル左翼、つまり、共産主義といってもいいかもしれないが、水瓶座というのは、しばしばその理念に狂信的になる場合に非常に残酷な面も発揮するのである。


例えば、狂信的で熱狂しすぎるとあさま山荘事件で、裏切り者を粛清するようなことが事件が起こったりする。


言葉狩りと言われるような過度の言論統制なども行われる。



水瓶座というのは、平等という理念を戦闘的に他人に押し付ける場合がある。


例えば、共産主義の時代に裕福な資産家の家に労働者が押し入って、ピアノや家具調度類を奪い去っていくといった暴力を映画の中で見た人もいるかもしれない。


また中国の文化大革命などもそうだが、紅衛兵が芸術家や文化人などを吊し上げて、酷い暴力を働いたりもしたのである。



SNSで「#me too」で過去の男優たちのセクハラを暴露するようにうながされて、それに従って、熱狂的に暴露合戦をしている人々は、この中国の文化大革命に似ていると言えなくもない。


ある意味、理性を欠いたリベラル左翼的な熱狂に支配された行為の連鎖である。


今、米国のハリウッドで、吊し上げられているのは、ハーヴェイ・ワインスタイン氏や、ダスティンホフマン、スペイシー、ベンアフレック、オリバーストーン監督、ケビンスペイシーなど広範囲に渡る。



おそらく彼らは、やはり過去に女性たちに恨まれることをしたのだろうと思われる。


人間が受けた屈辱、そして、屈辱感というものは、どれだけ時間が経過しても忘れ去られることはないのである。


そして、ある時、何かをきっかけにして、それらが噴出してくる。


彼らが吊し上げられたのも、またカルマと言えるのかもしれないが、然し、かなり熱狂的で、狂信的な傾向が見られる。



おそらく、それは私は、昨年2017年の冒頭からドナルドトランプ大統領誕生というリベラル派にとっては、大きな屈辱的な出来事が起こった。


その為、今回のセクハラ告発の連鎖は、リベラル派の狂信的な反動なのではないかと思われる。




因みにこうしたセクハラ告発は日本の芸能界には全く飛び火している様子がない。


若干、あったかもしれないが、全く大きな騒動には発展していない。


日本の芸能界は保守的であり、セクハラは日常的な出来事である。


日本は基本的に保守の国であり、こうした米国のリベラル左翼の狂想曲を冷めた目で見ているのである。


そして、『米国ハリウッドでセクハラ告発続出も日本芸能界では沈黙 セクハラが「常態化」か』と題する記事が掲載されてもあっという間に提供者の都合で削除されている。


米国ハリウッドでセクハラ告発続出も日本芸能界では沈黙 セクハラが「常態化」か
2017年12月14日 10時25分 @niftyニュース

米ハリウッドのセクハラ問題ではケビン・スペイシー、ダスティン・ホフマンまでも告発

日本でも「共演女優とやらないでどうする」が石原裕次郎さんの口癖だったと週刊誌報道

音楽グループ出身の俳優で、当時40代のタレントがグラビアタレントをあわやレイプとも

提供社の都合により、削除されました。
概要のみ掲載しております


その代わりに日本では、日本相撲協会の古い体質が批判されている。


この辺りで、水瓶座のリベラル左翼の理念の影響が出てきているようである。




因みにハーヴェイ・ワインスタイン氏と金正恩がキャラクター的に非常に似通っている。



ハーヴェイ・ワインスタイン氏がハリウッドから排除されたように金正恩が世界から排除されるのだろうか。













(参考資料)



米セクハラ問題 映画人沈黙のワケは… 米アカデミー賞選考への影響懸念? 女優ら抗議計画
2018.1.7 21:20 産経ニュース
【ロサンゼルス=住井亨介】多数の女優やモデルへの不適切行為が報じられた米ハリウッドの大物映 画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏を契機に拡大したセクハラ疑惑が、米映画界最高の 栄誉とされるアカデミー賞に影を落としている。前哨戦の映画賞が発表される中で当の映画人らが疑 惑に触れるのを避け、「非難することでアカデミー受賞を逃すのを懸念している」との批判が上がる 一方で、一部の女優たちが沈黙を破ろうと抗議の意思を表明する動きを見せており、賞レースへの影 響が注目されている。

 「別世界の賞」

 「まるで別の世界で開催されているかのようだ」

 セクハラ疑惑のまっただ中にある状況に誰も触れなかった昨年11月のアカデミー名誉賞授賞式に ついて、こう皮肉ったのは米紙ニューヨーク・タイムズだ。

 今年3月のアカデミー賞に至る、映画賞シーズンの到来を告げる「ゴッサム・インディペンデント 映画賞」授賞式(昨年11月)でも、奇妙さはぬぐいきれなかった。司会者は「(映画界は)必死に 正しいことをしようとしている」と婉曲(えんきょく)に述べたものの、疑惑そのものには言及せず 、多くの受賞者もありきたりのスピーチを繰り返した。

拡大する一途の疑惑。主なものでも、ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」で主演したケビ ン・スペイシー氏、オスカー俳優のダスティン・ホフマン氏のほか監督、大物代理人など、映画界全 体に蔓延(まんえん)していたことが明らかになっている。

 「沈黙」の背景にはハリウッド独特の力関係がある。大手の映画会社や代理人、ワインスタイン氏 に代表される大物映画人らの意向に逆らうことはご法度とされる。そうした悪弊が長らく疑惑発覚を 抑えつけてきたともいえ、「ハリウッド批判をすれば、アカデミー賞の発表で(受賞者が書かれた) カードに他人の名前が載ることになる」(同紙)のが現状なのだ。

 思い惑う関係者

 アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは危機感を覚えたのか、昨年12月、「会員は 、人の尊厳などを尊ぶアカデミーの価値観に基づき、倫理的に行動しなければならない」などとする 「行動指針」をアカデミー会員に送付。さらに特別チームを組んで疑惑を調べているという。

 こうした疑惑追及と賞選考とを切り離すべきではないとする意見の一方で、純粋な作品評価の観点 から疑惑と関わりのある作品を選考から除外することへの抵抗もある。ワインスタイン氏が設立した 会社が制作に関わった作品にも受賞の期待がかかるなど、関係者の逡巡(しゅんじゅん)は深まるば かりだ。

沈黙破る動き

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、アカデミー会員の72%が男性、87%が白人で、2016 年は演技部門の候補者が全員白人だったことから「白すぎるオスカー」と批判を浴びた。こうした中 、女性陣が声を上げる動きが出ている。

 アカデミー賞の行方を占う上で重要視される第75回ゴールデングローブ賞の授賞式(現地時間7 日)で、ノミネートされているメリル・ストリープさん、エマ・ストーンさんら女優30人以上が、 セクハラや男女不平等に抗議するため黒色ドレスを着て出席することを計画しているという。

 ストリープさんは昨年1月の同賞授賞式で、大統領就任前のトランプ氏の差別的な発言を痛烈に批 判した経緯がある。新たなアピールは同賞以後も続けられるといい、今年は再び社会問題がクローズ アップされるアカデミー賞となりそうだ。

 ■米アカデミー賞■ 米国の映画業界団体「映画芸術科学アカデミー」が映画産業の発展を目的に 、優れた作品や俳優らに贈る賞。ベルリン国際映画祭など3大映画祭より歴史が長く、業界人の投票 により毎年独特の傾向が表れることから、世界で最も注目される。受賞者に贈られる像は「オスカー 」という愛称で知られる。第90回の発表・授賞式は3月4日(現地時間)。
参照元:米セクハラ問題 映画人沈黙のワケは… 米アカデミー賞選考への影響懸念? 女優ら抗議計画
2018.1.7 21:20 産経ニュース

ゴールデングローブ賞、性的暴力や抑圧に抗議する式典に
2018年01月8日 NEWSJAPAN

米ロサンゼルスで7日、ハリウッド外国人映画記者協会がテレビと映画の優秀作品を選ぶ第75回ゴール デングローブ賞の授賞式が開かれた。ハリウッドを揺さぶる性的暴行問題が噴出し始めて以来、初の 主要な授賞式。出席者の多くは黒い服で被害者に連帯を示し、受賞者の多くも、声を上げる女性たち に共感を示した。

式典では、性的暴力の被害者と連帯する「#MeToo(私も)」運動や、性的暴力をこれ以上容認しない 、沈黙していられる時間はもう過ぎたという「Time’s Up」運動への連帯が、事実上のテーマだった 。

映画界への長年の功績を称える「セシル・B・デミル賞」を、黒人女性として初めて受賞した人気司会 者・女優・実業家・プロデューサーのオプラ・ウィンフリーさんは、「新しい日がもうすぐ明ける」 と述べ、式典の空気を総括した。

出席者の多くは黒い服装で連帯を示し、司会のセス・マイヤーズ氏は冒頭のあいさつで開口一番、「 淑女と、まだいる数少ない紳士の皆さん」と切り出し、「今年は2018年。マリフアナがついに許され 、セクハラがついに許されなくなりました」と続けた。

「今日この場にいる男性の候補者の皆さん、3か月ぶりのことですが、今日は自分の名前が呼ばれても 脅えなくて大丈夫です」

マイヤーズ氏はさらに冗談めかして、オプラ・ウィンフリー氏に大統領選に出馬するよう促した。

2011年のホワイトハウス特派員協会晩餐会で当時のバラク・オバマ米大統領が、ドナルド・トランプ 氏が大統領になれるはずがないと満座の中で嘲笑したのが、トランプ政権発足につながったという意 見に触れ、「もしそれが本当なら、オプラ、これだけ言わせてください。あなたが大統領になれるは ずないから。ぜんぜん能力不足だから」と逆説的に促した。

そのウィンフリー氏が功労賞を受賞すると、会場の大勢が立ち上がりスタンディング・オベーション を送った。

ウィンフリーさんは受賞スピーチで、現在の米国では報道や真実が攻撃されていると述べ、「自分の 真実を語ることこそ、私たちの最強の道具です。あまりに長いこと女性たちは無視されてきた。ある いは、自分たちを虐げる残酷なほど強力な男性たちの権力を前に、真実を語ろうものなら、聞いても らえず、信じてもらえなかった。けれどもその男たちはもう時間切れ。連中はもう時間切れです!」 と強調した。

「なので今これを見ている女の子全員に、新しい日がもうすぐ明けると知ってもらいたい。その新し い夜明けがついに来たら、それは大勢の素晴らしい女の人と、今晩この会場にもその大勢がいます、 かなりすごい男の人たちのおかげです。もう二度と誰も『私も』などと言わなくて済む時代に、私た ちを連れて行ってくれる、そんな指導者になろうと一生懸命戦っている人たちのおかげです」

映画「ビッグ・リトル・ライズ」で助演女優賞を受賞したローラ・ダーン氏も、今まで女性は発言し ないよう抑え込まれてきたとスピーチした。

「私たちの多くは、告げ口をするな、秘密を漏らすなと教えられてきた。沈黙の文化で、それが普通 だと言われた (中略)仕返しの恐怖なく発言してもいい、それが私たちの文化の新たな指針だと、 子供たちに教えられますように」

歌手、女優、映画監督のバーブラ・ストライサンド氏は、プレゼンターとして登壇し、ゴールデング ローブ賞で監督賞を受賞した女性はまだ自分だけで、しかもそれは1984年のことだったと強い憤りを 表した。

ストライサンド氏は、「皆さん、時間切れです。もっと多くの女性監督や女性を、監督賞にノミネー トしないと」と呼びかけた。

映画(コメディ・ミュージカル)部門で作品賞に選ばれた「レディ・バード」を撮りながら、監督賞 にノミネートされなかったグレタ・ガーウィグ監督は、ストライサンドさんのこの発言を聞き、主演 女優賞を得たシアーシャ・ローナンさんと客席で抱き合っていた。

さらに、監督賞を発表した女優ナタリー・ポートマンさんは、監督賞の「男性候補たち」とあえて発 言し、ガーウィグ監督を外した候補選定に暗に苦言を呈した。

映画(ドラマ)部門では、マーティン・マクドナー監督・脚本、フランセス・マクドーマンド主演の 「スリー・ビルボード」が、最優秀作品賞と脚本賞、主演女優賞、助演男優賞の4部門で受賞した。

主演のマクドーマンドさんは、娘を殺害した犯人が見つからず、警察と対立する母親を演じた。

「自分自身が物語を書く」

テレビドラマ部門での最多受賞は、「ビッグ・リトル・ライズ」。出演のニコール・キッドマンさん 、ローラ・ダーンさん、アレクサンダー・スカースガードさんが主演賞や助演賞を受賞したほか、限 定シリーズ最優秀作品賞も受賞した。

テレビドラマシリーズ部門では、女性が一切の人権を奪われ「産む機械」にされる近未来の神権独裁 国家を描き、社会現象ともなっている「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」が、最優秀作品賞と主 演女優賞を獲得した。

モスさんは受賞スピーチで、原作者の作家マーガレット・アットウッドさんに賞を捧げた後、「私た ちはもはやページの余白や物語の隙間に生きているわけではありません。私たちこそが出版される物 語で、私たち自身がその物語を書いているのです」と、立ち上がり発言する女性たちにエールを送っ た。

男性の束縛から逃れようとする女性2人を描いた1991年映画「セルマとルイーズ」で共演したジーナ・ デイビスさん(左)とスーザン・サランドンさんは、映画から27年後に舞台上で「再会」。

ドラマの最優秀男優賞を発表するにあたって、デイビスさんは、候補男優たちは「みんな報酬の半分 を返上すると約束したんですよ。自分より女性が多く稼げるように」と述べ、映画業界で長年続く男 女の賃金格差を皮肉った。

ゴールデングローブ賞の映画部門は、アカデミー賞の前哨戦とみられている。今年のアカデミー賞授 賞式は3月4日に開かれる。

(英語記事 Golden Globes 2018: Sexual harassment scandal dominates ceremony)

参照元:ゴールデングローブ賞、性的暴力や抑圧に抗議する式典に
2018年01月8日 NEWSJAPAN


ハーベイ・ワインスタイン事件:ここまでの経緯をおさらいしてみる
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
2017/10/17(火) 6:30

ハーベイ・ワインスタインについての暴露記事がハリウッドに衝撃を与えてから、11日が経った。事態は刻一刻と先に進んでいるが、状況に着いていけていないという人のために、彼という人物や、これまでの経緯を、ここで簡単に説明しておこうと思う。

 この機会にお伝えしておくが、正しい発音は、ワインスティンである。しかし、日本では長年ワインスタインと表記されてきたため、混乱を防ぐために、筆者はワインスタインで通すことにしている。

ワインスタインとはどんな人なのか

 ハーベイ・ワインスタイン(65)は、ハリウッドで強力なパワーを持つ映画プロデューサーである。ニューヨーク出身の彼と弟ボブ(62)は、70年代末に、映画会社ミラマックスを創設。社名の由来は両親の名前で、小規模だった頃は、母が受付に座っていたりしたそうである。

 80年代末から90年代にかけて、ミラマックスは、「セックスと嘘とビデオテープ」「クライング・ゲーム」「パルプ・フィクション」など、大人向けの良質で個性的な作品を次々に送り出し、批評面でも、興行面でも大成功を納めた。「イングリッシュ・ペイシェント」では、初のオスカー作品賞を獲得。これをきっかけに賞に貪欲になったワインスタインは、毎年その時期になると、強引すぎるほどのオスカーキャンペーンを展開するように。そのことから、彼は、現代のオスカーキャンペーンの基礎を作った人とも言われるようになった。ミラマックス時代には、ほかに「恋におちたシェイクスピア」と「シカゴ」が、作品賞に輝いている。

 無名俳優だったマット・デイモンとベン・アフレックを「グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~」で大ブレイクさせてあげたのも、ジョージ・クルーニーに監督デビューのチャンスをあげたのも、ワインスタイン。グウィネス・パルトロウ、クエンティン・タランティーノなど、彼に恩がある人は、ほかにも多数いる。

 ミラマックスは、93年、ディズニーに買収されたが、その後も、実質的な経営は、ワインスタイン兄弟が以前と同様に行ってきた。しかし、ディズニーのトップとの間に摩擦が強まり、2005年、兄弟は自分たちが作った会社を離れ、ザ・ワインスタイン・カンパニー(TWC)を創設する。TWC時代になってからも、「アーティスト」「英国王のスピーチ」がオスカー作品賞を受賞した。

 結婚歴は2回。最初の妻は元アシスタント 。2007年に再婚した相手は、ファッションブランド、マルケッサのデザイナーであるジョージナ・チャップマン。あまり表に出ず、 主に関連レーベルのディメンション・フィルムズの経営にたずさわる弟ボブと違い、ワインスタインは出たがりで目立ちたがりや。多くの才能を発掘した一方で、監督と編集についてもめることもたびたびあり、皮肉を込めて「シザーハンズ」(ハサミをもつ手)とも呼ばれてきた。「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」では、自分の気に入らないバージョンを監督とプロデューサーがカンヌ映画祭に出品したことに怒り狂い、カンヌをボイコットしただけでなく、アメリカで劇場公開をしないという仕返しに出ている。怒りっぽく、気に入らないと大声で怒鳴ったりすることでも有名だ。

 長年の民主党支持者で、オバマ、ヒラリー・クリントンをはじめとする民主党の政治家に、多額の寄付をしてきている。ロバート・デ・ニーロと組み、レストランに投資もする。彼の資産総額は、3億ドル(約336億円)とされる。

彼のセクハラはどのように明るみに出たのか

 ワインスタインについての大きな記事を書くべく、「New York Times」と「New Yorker」が別個に動いているという噂は、少し前から出ていた。ワインスタインも把握しており、なんとか阻止しようと策を練ったそうである。

 先に出たのは、「New York Times」。今月5日に出たこの記事には、ワインスタインが20年以上にもわたって、若い女優や社員らにセクハラをしてきたことが、詳細に書かれていた。仕事のミーティングを装って狙った相手をホテルに呼び出し、自分の部屋に上がって来させて、バスローブ姿の自分にマッサージしてほしい、あるいは自分がシャワーを浴びるのを見ていてほしい、などというのが、彼がよく使った手口。記事の中では、アシュレイ・ジャッドが実名を出して告白している。また、彼が、最低でも8人の被害者と示談に応じていたことも明かされた。

 10日に出た「New Yorker」の記事は、さらにショッキングだった。彼は、セクハラだけでなくレイプもしていたというのである。被害者のひとりは、イタリア人女優アーシア・アルジェント。この記事ではまた、2015年、ニューヨーク警察が録音していた証拠音声も公開された。これと同じ日に、「New York Times」が続報記事を発表。こちらの記事では、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーら複数の女優が、被害者として名乗り出た。

「New York Times」と「New Yorker」の記事が立て続けに出たのは、偶然である。「New Yorker」の記事を執筆したローナン・ファローは、10ヶ月かけて取材を行っており、もともとは、テレビ局NBCで放映するつもりだったのだ。しかし、NBCが最終的にこれを取り上げないと決め、彼は「New Yorker」に持ち込んだのである。一方、「New York Times」は、2004年にもワインスタインの行動について記事にしようとしたことがあったのだが、実現しなかった。これらの背後にワインスタインからのプレッシャーがあったのかどうかは、今のところ、はっきりしない。ところでファローは、女優ミア・ファローとウディ・アレンの息子である。彼は父と険悪な関係で、昨年、自分の娘に性的虐待をしたアレンがまだ堂々と仕事をさせてもらえているハリウッドの実情を非難するエッセイを、「The Hollywood Reporter」に寄稿している。

発覚後、彼はどうなったのか

 5日の「New York Times」の記事が出た直後、ワインスタインは謝罪の声明を出し、更生のため休職をすると発表した。しかし、言い訳に満ちたその声明は、逆にもっと批判を呼ぶことになる。ワインスタインの弁護士は、「New York Times」を訴訟すると宣告した。

 記事に出たワインスタインの行動についてまったく知らなかったと主張するTWCは、独自の調査を始めると発表。8日には、役員会議でワインスタインをクビにする決定を下した。この直前、ワインスタインが、ジェフリー・カッツェンバーグを含む業界の大物に、「クビになりたくない。自分を助ける手紙を書いてほしい」とメールを送っていたこともわかっている。

 英国アカデミーは、ただちに彼を追放。ハリウッドのアカデミーも、14日の会議で、彼の除名を決めた。プロデューサー組合も、アメリカ時間本日16日に投票にかける。彼が常連だったカンヌ映画祭も、批判の声明を発表。マクロン仏首相は、レジオンドヌール勲章を剥奪すると発表した。この流れに逆らうのは無理と悟ったのか、「New York Times」を訴訟すると言った弁護士は、それを行動に移さないまま、15日にワインスタインの弁護を辞めている。

どうしてこれまで表に出なかったのか

 2013年のオスカー授賞式で、ホストを務めたセス・マクファーレンは、助演女優部門の候補5人の名前を読み上げた後、「おめでとうございます。あなたたちはもう、ハーベイ・ワインスタインが好きだというふりをしなくてもいいですよ」とジョークを言っている。彼は、親しい女優から話を聞かされていたのだ。パルトロウも、被害の直後に家族や友人に話しているし、決して、これまで誰も知らなかったわけではないのである。

 だが、ワインスタインは、社員たちに、会社やトップの不名誉になることを言ってはいけないとの契約書にサインさせていた。言うことを聞かないとキャリアを潰してやると、被害者を脅すこともしている。

 業界の男たちも、何かを耳にはしても、知らん顔をして彼とのビジネスを続けていた。ローズ・マッゴーワンは、アマゾン・スタジオズのトップに、自分がワインスタインにレイプをされたことを伝え、「彼とはビジネスをしないで」と言ったが聞いてもらえず、逆に自分のプロジェクトを潰されたとツイッターで打ち明けている(このトップもまたセクハラ加害者であったことが判明し、先週、アマゾンを停職処分になった)。

 今になって明るみに出たことには、社会の変化も関係しているだろう。昨年は、フォックス・ニュースのトップでテレビ界の大物ロジャー・エイルズが、セクハラで辞職に追いやられた。それとは別に、フォックス・チャンネルに出ていたビル・オライリーも、15年にわたって複数の女性にセクハラをしていたことが判明して、番組を追いやられている。女性たちの間で、黙っていてはいけないとの風潮が高まってきていたのだ。

 アリッサ・ミラノは、15日、ツイッターで、セクハラを受けたことのある女性たちに、「#Me Too」のハッシュタグをつけてメッセージを投稿しようと呼びかけた。ソーシャルメディアは、今、このハッシュタグで溢れかえっている。

果たして彼のこれからは

 ワインスタインは、セックス依存症の更生のためとして、アリゾナ州スコッツデールで時間を過ごしている。だが、アメリカ時間明日17日のTWCの会議には、電話で参加する予定だ。解雇は契約違反だとする彼は、断固として闘うつもりのようである(ボブは、解雇はゆるぎがないと『The Hollywood Reporter』に対して語っている)。ワインスタイン兄弟はTWCの42%を所有しており、彼の持ち分をどう取り戻すかも焦点になりそうだ。

 ロンドンとニューヨークでは、警察の捜査が進められている。かなり昔の出来事とあって、刑事事件として起訴する上では障害が大きいだろうというのが、専門家の見解だ。だが、被害者たちによる民事裁判が起こる可能性は、十分ありえる。その裁判は、映画でもめったにないほど、多数の女性たちが登場するものになるだろう。そしてそのドラマが始まる時、ワインスタインは、カメラの後ろでのんびりするのではなく、みんなが見つめる主人公の役を担うことになるのだ。

参照元:ハーベイ・ワインスタイン事件:ここまでの経緯をおさらいしてみる
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト

アメリカで起きているセクハラ告発“パンデミック”が意味するもの
2017年11月21日 ニュース HARBOR BUSINESS Online

今、米国でセクハラ告発スキャンダルが連鎖的に続発している。それはハリウッドを中心とした芸能 界から政界、スポーツ界、マスコミ業界などあらゆる分野に広がり、まるで「セクハラ告発“パンデ ミック”」といった様相だ。

 ハリウッドでは、大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏が多くの女優たちから セクハラ被害の告発を受け、大きな騒動になった。イタリア出身女優のアーシア・アルジェントや英 国出身の女優リセット・アンソニーは駆け出しの若い頃に彼にレイプされたと暴露したのをはじめ、 20人以上の女優からレイプ被害や性的行為の強要を受けたことを赤裸々に暴露されている。

 俳優であり映画ディレクターとしても活躍しているベン・アフレックはかつてテレビ番組で共演し ていた女優ヒラリー・バートンからセクハラを受けていたと槍玉に挙げられ、米国の人気テレビ番組 「スタートレック」のヒカル・スールー役で有名な日系二世俳優ジョージ・タケイは、知人男性から 36年前に性的暴行を受けたと告発された。スポーツ界では、元女子サッカー米国代表で人気スター選 手だったホープ・ソロが、2013年のFIFA授賞式で当時の国際サッカー連盟会長ゼップ・ブラッター氏 にセクハラを受けたことを明かしている。

 政界では、父ブッシュことジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は93歳の今になって少なくとも8人の 女性から昔のセクハラ被害を告発され、元芸能人で現在民主党上院議員のアル・フランケン氏は、ラ ジオの女性司会者から10年以上前にキスを強要され性的いたずらをされたと暴露され、証拠写真も公 開されたため謝罪に追い込まれた。元アラバマ州最高裁判事で共和党上院議員候補のロイ・ムーア氏 は6人もの女性にセクハラ被害を暴露され、そのうちの1人の女性はメディアの集まるニューヨークで 会見を開き、16歳のときに車の中で同氏に性的暴行を受けたことを告発している。

米国社会に深く根ざす「セクハラ問題」

 米国でこれだけセクハラ告発が頻発している背景には、セクハラ問題が社会全体に根深く蔓延って いる実態がある。ワシントン・ポスト紙では、一般社会、特に職場でセクハラに苦しめられている読 者の生の声を集め電子版に掲載しているが、その告白の数々はどれも深刻なものだ。(参照: 「Washington Post」)
参照元:アメリカで起きているセクハラ告発“パンデミック”が意味するもの
2017年11月21日 ニュース HARBOR BUSINESS Online


性犯罪を女性が告発するSNSキャンペーン「#me too」世界に拡大中
2017年10月20日 06時00分更新 文● 福原麻希(ダイヤモンド・オンライン)

アメリカ市民に“衝撃”をもたらした事件が、ちょうど先週末に起こった。10月14日、ハリウッドの 大物映画プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン氏の性的スキャンダルが暴露され、映画 芸術科学アカデミー(*)から追放されたニュースは、日本でもすでに多くの媒体で報道された。今 週、SNSを通じてその余波が大きなうねりとなって、世界を駆け巡っている。(医療ジャーナリスト  福原麻希、取材協力・英語翻訳/西田匡吾)

ハリウッドの有名女優たちの

告白がSNSで全米に拡大

 ワインスタイン氏の長年のセクシャルハラスメントやレイプに関する証言を次々と伝えたのはニュ ーヨークタイムズ紙と、ニューヨーカー誌。ほぼ同時期だった。

 ニューヨーカー誌では、1990年代から2015年までに、ワインスタイン氏から性的嫌がらせやレイプ を受けたとする13人の女性からの証言が報道されている。記事では詳細が赤裸々に語られ、女優たち が「(仕事を盾にした権威によって)キャリアを失うのがとても怖かった」と告白している。

 だが、スキャンダル爆弾は、これだけで終わらなかった。

 15日日曜、アメリカでは、さらにSNS上に大きなムーブメントが起こった。日本でも2001年からNHK のBS2放送されたテレビドラマシリーズ「チャームド」に出演していた女優のアリッサ・ミラノがツイ ッターで、こんな投稿をしたからだ。

 “If you've been sexually harassed or assaulted write 'me too' as a reply to this tweet, ”(「もし、あなたが性的な嫌がらせを受けたり、暴行を受けたりしたことがあるなら、このツイー トに『私も』と書いて返信して」)

 数時間後、「悲しくつらい経験をしたことがある女性が、こんなに多くいたのか」と驚くほど、SNS 上は「#me too(#Me Too)」(私も)の文字であふれかえった。ツイッターも、フェイスブックも。 インスタグラムには写真も並んだ。

 例えば、アメリカ人女性らは、こうツイートしている。

「2012年の選挙速報を祝った後、家までつけられて。医者の最初の質問は、“酔ってたの?”」

「2度目にレイプされたのは大学院最終年。報告なんてしなかったし、ケガは隠したし、次の日の朝は 普通に学校へ行った」

 日本でよく知られる女優たちも、すぐ#me tooと声を上げた。映画「ピアノ・レッスン」に出演した アンナ・パキン、クェンティン・タランティーノ脚本の映画「トゥルー・ロマンス」に出演したパト リシア・アークェット、エヴァン・レイチェル・ウッド……。先日、線維筋痛症の痛みと闘う姿が話 題になったレディガガも声を上げた。

映画「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと(原題:Thirteen)」でセックスやドラッグに溺れる 13歳役で衝撃を与えた女優エヴァン・レイチェル・ウッドはツイッターでこうつぶやいた。

「恥ずかしい気持ちと、パーティー人間って思われてたから、仕方ないと。あの場所にいなければよ かった。(でも)自分が悪いって思うべきではなかった #metoo 」

CNNは「翌日の16日月曜には、ツイッターに#me too(#Me tooも含めて)が50万回以上ツイートされた ことを確認した」と報道している。

複数のメディアによると、アリッサはワインスタインの悪癖の報道以降、批判的な発言を繰り返して いたという。このソーシャルメディア(SNS)を利用するというアイデアは、友人から「性被害(嫌が らせや暴行等)に遭った人が、ただ“me too”と書くだけで自分も言いやすくなる。社会にこの問題 の重大さを伝えることができるかもしれない」と提案されたことがきっかけになったそうだ。

*映画芸術科学アカデミー:アメリカを中心とする映画業界の関係者で結成されている団体で、アカ デミー賞の選考や授与を主催している。

アメリカのつぶやきが世界に飛び火

フランスでは政府が法整備に向けて動き出した

 SNSへの#me tooの書き込みには、性的な嫌がらせ、痴漢、および強制わいせつや強姦・未遂も含め た自分自身の経験(エピソード)から、このキャンペーンを支持している人まで見られる。#me tooは 瞬く間に女性の心をつかみ、世界中の大きなムーブメントへと広がりつつある。

 フランスを代表する日刊紙ル・モンドでは16日、マルレーヌ・シアパ男女平等(公式発表では「女 男平等」と記載されている)担当副大臣が「性差別や性暴力に対する法整備」に向けて動きだしたと 発表した。特に、未成年に対する性行為の合意と、公共の場でのハラスメントが対象となっている。

 さらに、フランス人女性たちはSNS上でアリッサの呼びかけに対して#Balancetonporc(「あの豚野 郎を炙り出せ」という意味)と返信し、セクハラや性的暴行を受けた経験を語った。

 イギリスでの#me tooは、「数年前に発覚したジミー・サビル事件の影響やカトリック教会による児 童虐待に対してのデモ抗議などの背景もある」と現地在住の日本人女性は言う。ジミー・サビル事件 とは、2011年に亡くなったBBC(英国放送協会)の人気司会者が、死後、5~75歳まで100人以上の男女 に性的暴行を加えていたことが発覚したニュースのこと。

 イギリスでは、2010年にもカトリック教会における性的虐待の一連の事件に抗議するデモがあり、 「事件当時、被害者が話すことができない権威による関係に置かれていたため、より深刻さと周りの 理解が共感を呼び、今回の#me tooにつながったのではないか」と前述の女性は説明する。

 アメリカをはじめ、グローバルで展開する日本企業にも影響が出ている。トヨタ自動車は17日、ワ インスタイン氏による今回のセクハラ問題を受けて、ワインスタイン氏が弟と設立した映画会社ワイ ンスタイン・カンパニーと高級車「レクサス」との契約関係を見直すと発表している。

 この一連の現象は、日常で身近に起こるセクハラ、あるいは、誰にも言えなかったレイプ(強制わ いせつや強姦)を、実は、テレビや映画に出てくる憧れの人たちも体験していたと知ることで、急に ソーシャルでリアルな問題となりつつある。

 最初に声を上げた人の気持ちと呼応した女性の心の動きについて、心理士の栗原幸江さんはこう説 明する。

「これまで自分の心の中に封印されてきたものを最初にSNSへ書いた人には、それなりの覚悟があった ことでしょう。不特定多数への発信には個人攻撃される可能性もあるというリスクがともなうからで す。でも、腹をくくった上で『発信せねば』『社会に知らしめなければ』という動機に突き動かされ て、その体験をカミングアウトしたとき、その語りには『力』が込められます」

 その力(パワー)と勇気に心動かされる人たちが#me tooと発信したり、応援メッセージを送ったり することで、時には今回のように「社会が動く・変わる」「人々の意識が変わる」という動きにつな がる。「保育園落ちた、日本死ね!!!」などと同じような現象だろう。

 このうねりは、過去に数々のセクハラ疑惑が尽きない日本や韓国などでの芸能界をはじめ、一般の 日本人女性の間でも急速に広がる可能性がある。

日本では#me tooが

どう受け止められるか

 実際、日本でも17日火曜には「#me too」と書き込む人だけでなく、過去のつらい記憶を語る一般女 性の投稿も見られるようになった。

 18日水曜、東京都内で複数の女性に#me tooについてインタビューしたところ、「私にも経験がある 」と次々と語り始めた。20代女性は2年前に強制わいせつ未遂に遭ったことを話し、自分も被害に遭っ たとき、すぐ周囲の友人に向けて「こういうことがあったから注意して」とSNSへ書き込んだという。

 30代女性は小学生の頃、性被害に遭ったとき「誰にも言うな」と口止めされたことで、できごとが 心のシコリとして残っていた。だが、「こんなふうに話すことで、主観的な出来事に距離を置くこと ができ、客観的なストーリーとなっていく感じがしました。今回の#me tooはいいきっかけになった」 と言う。

 ネガティブなストーリーに価値が付いたことでポジティブに変わり、自分自身で肯定できるように なったといえる。

「これまで“封印されてきた何か”が語れるようになるということは、語りを分かち合う相手やその 場に、ある程度の信頼を寄せられるということです。その支えのもと、自分なりの言葉で体験を語る とき、それまでモヤモヤとしていたものが形となり、自分自身の気付きへとつながります」と前述の 栗原さんは説明する。

 だが、SNSに限らず、メッセージの読み手はそれぞれ自分が読みたいように解釈する。つまり、伝え たいことが伝わらず失望することになったり、顔が見えないことで読み手が書き手の気持ちをまった く無視して揶揄され傷ついたりすることもある。

 すでに、アメリカでも大衆紙のイラストやフェイスブックのグループページで、そんな悲しい絵や 文字も並んでいる。

 SNSに書き込むときの注意として、前述の心理士の栗原さんはこう助言する。

「自分の体験を書くか書かないかは個人の選択ですが、読み手には様々な考え方の人がいることを認 識したうえで、『自分は何を伝えたいのか』『何のために書き込むのか』を意識してほしい」

 カミングアウトすることで、二次的な傷をつくってしまうことだけは避けたい。

 今回はアメリカの社会の暗部を改めて浮き彫りにしたで出来事だったが、その内容は日本でも、ど んな職場でも同じ。だからこそ、世界で共感が集まった。

 このムーブメントを17日、いち早くフェイスブックで伝えた、ミモザの森法律事務所代表で、NGOヒ ューマンライツ・ナウ事務局長の弁護士の伊藤和子さんはこう言う。

「相手を拒絶できなかったことや沈黙を守ってきたことを責める人がいますが、そうではなく責めら れるべきは権力や腕力を行使して性的ハラスメントをする側なのだということを、今、女性たちは語 り合い、共感し合っています。それが#me tooの連鎖です」

 日本では女性に限らず、被害に遭っても自分が悪かったと語りたがらず、そのできごとを忘れよう として生きている。また、被害者が告発しても孤立しがちなところもある。

「でも、私たちも誰かがカミングアウトしたら『私たちも同じ経験をしてきた』と呼応し、不当な現 実を変える社会に変わってほしいですよね」とも伊藤さんは言う。

 セクハラや性的暴行だけでなく、どんなことにも、その気持ちと行動はあてはまる。

※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。

参照元:性犯罪を女性が告発するSNSキャンペーン「#me too」世界に拡大中
2017年10月20日 06時00分更新 文● 福原麻希(ダイヤモンド・オンライン)


カトリーヌ・ドヌーヴのセクハラ告発非難に物議 当事者の女優が批判「内に秘めた女性嫌悪がある」
ドヌーヴは「男性への憎悪を掻き立てている」と訴えていました。
2018年01月10日 14時13分 JST | 更新 3時間前

女優カトリーヌ・ドヌーヴをはじめとするフランスの女性100人が1月9日、ルモンド紙に書簡を寄稿し、セクハラなどの性暴力を告発する「#MeToo」運動は行き過ぎで、「ピューリタニズム」(潔癖主義)であり、「浄化の波」だとし、「全体主義の風潮を作り出している」と批判した。

書簡に署名した100人の女性には、ジャーナリスト、映画監督、作家、その他の有識者が名前を連ねている。この寄稿では、MeTooは「魔女狩り」で、性の自由を妨害するものだと非難している。

MeToo運動のきっかけとなったハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ウェインスタイン氏のセクハラについては、「男性、そしてセクシュアリティへの憎悪」を掻き立てたものであり、不公平な処罰を引き起こしたとしている。

「男性たちは制裁を受け、辞職を迫られている。彼らがやった悪事といえば、膝を触ったり、唇を奪ったり、仕事がらみの食事の場で性的関係を求めたり、好意を持っていない女性に性的なニュアンスのメッセージを送ったりといったことでしかない」と、書簡には書かれている。

女性たちはさらに、MeTooはフランスで「屠畜場に『豚』を送り込め、という熱狂」を引き起こしたと述べている。これは、フランス版MeTooといえる#BalanceTonPorc(「豚を非難しろ」)という運動について言及したものだ。

イタリア人女優で映画監督で、ウェインスタイン氏を告発した女性の1人アーシア・アルジェントは、この書簡について「デプローラブル」(嘆かわしい)と批判し、ドヌーヴや書簡に署名した女性たちには「内に秘めたミソジニー(女性嫌悪)」があると述べた。

カトリーヌ・ドヌーヴや他のフランス人女性たちは内に秘めたミソジニーが刷り込まれ、後に引けなくなっていることを世の中に示した。

ドヌーヴは2017年10月にも、MeTooについて「行きすぎだ」と述べ、「物事を変える正しいやり方ではない」と批判していた。

「『豚を非難しろ』のあとには、何をするの? 『ふしだらな女を非難しろ』でもやるの?」と、ドヌーヴは語った。

ドヌーヴはまた、13歳の少女をレイプした罪に問われた映画監督ロマン・ポランスキーを擁護している。ポランスキーは1977年、ロサンゼルスでパーティーの最中に13歳の少女をレイプした罪で逮捕され、「未成年との違法な性行為」の罪を認めたが、判決直前に1978年にアメリカからフランスに逃亡し、以来フランス国内に居住している。

「いつも思うのだけれど、『レイプ』という言葉は言い過ぎです」と、ドヌーヴは語っている。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

参照元:カトリーヌ・ドヌーヴのセクハラ告発非難に物議 当事者の女優が批判「内に秘めた女性嫌悪がある」
ドヌーヴは「男性への憎悪を掻き立てている」と訴えていました。
2018年01月10日 14時13分 JST | 更新 3時間前


ハリウッドのセクハラ騒動:女性たちが次々名乗り出たのには「トランプのアメリカ」も関係している
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
2017/11/21(火) 11:01

またひとつ、連続ドラマが主役を失った。「トランスペアレント」で2度のエミー賞に輝くジェフリー・タ ンバーが、共演のトランスジェンダー女優ふたりからセクハラで告発され、降板に追いやられたのである。 ドラマは現在、第4シーズンが配信中。 タンバーは、「自分の行動は誤解されている」と、セクハラをした ことは否認しながらも、「撮影現場に政治的な雰囲気が出てしまった今、『トランスペアレント』に戻るこ とは考えられない」と声明を発表した。降板は自主的であるとはいうものの、番組のクリエーター、ジル・ ソロウェイは、次のシーズンは彼をはずして進めることを考え始めていたようで、今のハリウッドの状況を 考えれば、避けられない事態だったと思われる。

 ほかにも、この2日の間に、ベテランのテレビインタビュアーのチャーリー・ローズ、音楽界の大物ラッセ ル・シモンズの名前が挙がった。シモンズの被害者は、1991年、17歳の時に被害を受けている。ローズの被 害者は8人に及び、彼はテレビ局から降板させられた。政界では、共和党のロイ・ムーアが1979年、当時14歳 だった少女に性的虐待をしたこと、民主党のアル・フランケンが2006年にラジオ番組の女性ホストにセクハ ラをしたことが、世間を騒がせている。

 なぜ、今、過去のセクハラ被害告発が爆発しているのかについては、以前もここで書いた(ハリウッドの セクハラ騒動:なぜ今、急に爆発したのか)。しかし、あまりにも次々に出てくるせいか、その後にも、日 本の方々から、「目立ちたいから名乗り出る女性もいるのではないか」「そんな昔のことを今さら言うなん て、ずるいのでは」という声を、その後も何度か耳にしている。そう聞くたびに、もう少し突っ込んで語る べきだったかと思う。

 前回の記事では、昨年夏から今年春にかけてフォックス・ニュース・チャンネルの複数の女性たちがセク ハラ被害を訴える事態が起きていたこと、そもそも昔は今よりもっと性暴力の被害者が警察に届けにくい社 会的風潮だったこと、被害者が未成年で加害者は圧倒的に力があったことなどに触れた。今回は、ハリウッ ドを越えた、もっと広い視点から、ここに至るまでに、無意識ながらどんなふうに女性たちの中では準備が 進んでいたのかを語ってみたい。

トランプ就任式直後のウーマンズマーチ、タイムリーな「The Handmaid’s Tale」

  大統領選挙を控えた昨年秋、トランプによる、過去の下品な発言の音声が公開され、大きなニュースとな った。「Access Hollywood」のキャスター、ビリー・ブッシュとの会話で、トランプは、ある女性について 、彼女とセックスをしようと試みたのにだめだったと、非常に下品な言葉使いで言っている(この音声暴露 でブッシュは職を失った)。それとは別に、トランプが、自分のリアリティ番組「The Apprentice」に出演 した女性をホテルの部屋に呼び、胸を触るなどしたことも明らかになっている。選挙期間中にも、トランプ は、特定の女性に対し、ルックスをばかにする発言を何度も行った。それらの話を聞いた女性たちは、こん な男が大統領になるはずはない、してはいけないと怒りを覚えた。

 それなのに信じられない結果が出てしまった時、全米の女性たちはすぐに、猫の耳のような形をしたピン クのニット帽「プッシーハット」を、せっせと編み始める。就任式翌日のウーメンズマーチにこれをかぶっ て参加し、女性の権利を訴え、抗議の姿勢を示すためだ。「The Washington Post」の試算によると、このウ ーメンズマーチには全米で320万人から520万人が参加したとのことで、史上最大規模のものとなっている。

就任するやいなや、トランプは、中絶手術も行う非営利団体プランドペアレントフッドに資金援助をしない という大統領命令に署名。テレビ番組「Morning Joe」の女性ホスト、ミア・ブルゼジンスキーのルックスに ついて、侮辱的な発言をするなど、女性に対するひどい態度も変わらなかった。テレビドラマ「The Handmaid’s Tale」は、そんなふうに、白人男性の権力者が、女性の体について決めたり、勝手な評価をし たりすることへ女性たちが不満を高める中で始まっている。

 今年のエミー賞で、作品部門、主演女優部門、脚本部門を含む8部門を受賞した「The Handmaid’s Tale」 の舞台は、クリスチャンの白人男性らが政治を取り仕切る近未来のアメリカ。この社会では女性の多くが不 妊で、妊娠できる女性は、権力者の男たちにあてがわれ、彼らの子供を生むことを強要される。衝撃的なこ のドラマに現実との共通点を見て、警告を感じた人は少なくなく、だからこそ絶賛され、社会現象にもなっ たのだ。シーズン最終回には、主人公をはじめとする女性たちが、静かながら抗議の姿勢を示す感動のシー ンがある。テレビの中の彼女らに、「そうよ、立ち上がらないと!」と呼びかけた女性たちの心の中で、何 かが起きていたことは、十分考えられる。

ハリウッドの前に、シリコンバレーでセクハラ暴露が起きていた

 セクハラ暴露で男性が職を失う事態は、ハリウッドよりひと足先に、シリコンバレーで起きていた。ライ ドシェアリング会社Uberの元エンジニア、スーザン・フォウラーが、上司から性的関係を強要されるなどセ クハラを受けたことを、今年2月、ブログに投稿し、大きな反響を呼んだのだ。

 調査の結果、セクハラは社内に蔓延していたことがわかり、6月には20人以上のエグゼクティブが職を失う 。この件以外にも多数の問題に直面していたCEOで創設者のトラヴィス・カラニクも、追放された。この出来 事の後、シリコンバレーでは、さらに多くの女性が、メディアに対して自分のセクハラ体験を告白している 。

「New York Times」がワインスタインについての最初の暴露記事を出す直前には、L.A.の名門私立女子高校 在学中に教師から性的暴力を受けていた現在33歳の女性チェルシー・バーケットが、学校に対して起こした 民事裁判に決着がついたことが報道されている。この教師の長年にわたる行為が発覚したきっかけは、高校 時代に教師から性的暴力を受けていたことを告白する、匿名のブログだった。教師の名前は伏せてあったの に、バーケットは、読んですぐ、それが誰のことかわかり、自分の過去の被害について警察に届け出る。こ れを受け、さらに大勢の元生徒が名乗り出て、この教師は、ずっと隠してきた昔の罪をつぐなうべく、1年の 実刑判決を受けたのだ。

 この教師がしたことを聞いたら、誰もが、彼は悪者だ、許せない、どんなに遅くなっても裁かれるべきだ と言うだろう。教師という、圧倒的に年齢が上で、立場の強い男が、10代の若い女生徒に迫ったのである。 ならば、ハリウッドの権力者であるプロデューサーなり、大スターなりに性的関係を迫られた、当時の駆け 出し女優やインターン、新入社員の女性たちも、今からでも事実を言っていいのではないか?Uberのエグゼ クティブや、あの監督、あの俳優が、昔の罪がばれて窮地に陥っているのに、自分に被害を加えたあの男を 、どうして守ってやる必要があるのだろう?

 今、起きているのは、そういうことなのだ。膿が全部出てくるまで、きっとまだ、これは続くだろう。そ れは、ハリウッドかもしれないし、政界かもしれないし、ほかの業界かもしれない。どこであったとしても 、今となっては必然で、避けられないことなのである。

参照元:ハリウッドのセクハラ騒動:女性たちが次々名乗り出たのには「トランプのアメリカ」も関係している
猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト
2017/11/21(火) 11:01


【全文公開】オプラ・ウィンフリーが第75回ゴールデングローブ賞で3回称賛されたスピーチ

2017年セクハラ事件を発端にあらゆる膿が出てきたハリウッド、そしてアメリカ。ハリウッドがこの難局を乗り越えるかに注目が集まった第75回ゴールデングローブ賞で、功労賞であるセシル・B・デミル賞を黒人女性として初めて受け取ったのは女優、司会者でありジャーナリストでもあるオプラ・ウィンフリー。彼女が計3回スタンディング・オベーションを受けたスピーチで語ったこととは? 全文を公開!

ありがとう。(もう既に泣きだしているリース・ウィザースプーンに)ありがとう、リース。1964年、まだ私が少女だったころ、ミルウォーキーの母の家でリノリウムの床に座りながら、アン・バンクロフトが第36回アカデミー賞授賞式で最優秀男優賞を発表するのを見ていました(注1)。彼女は封筒を開け、文字通り歴史を作った5つの言葉を発したのです。「 The winner is Sidney Poitier.(受賞者はシドニー・ポワチエです 注2)」。

ステージに登場したのはそれまで私が見てきた中で一番エレガントな男性でした。今でも覚えています。彼はホワイトタイ姿で、肌は黒人のものでしたーそして彼は皆から称賛を受けていました。私はそれまで黒人の男性があのように称賛されるのを見たことがありませんでした。少女だった私に、あのような瞬間がどれほどの意味をもたらしたのか、これまで何度も何度も説明しようとしてきました。人様の家々を掃除して、骨の髄まで疲れ切った母親が家に入ってくるのを見ていた、そのひとりの子どもにとって。ですが、私ができることは映画『野のユリ』でのシドニーの演技、「アーメン、アーメン、アーメン、アーメン(注6)」を引用し、それを私なりの説明とすることです。

1982年、シドニーはまさにこの場所で、セシル・B・デミル賞を受賞しました。その当時も、そして今この瞬間、私が初の黒人女性として同賞を受賞する姿を見ている少女たちがいることにも、大きな意味があると痛感しています(拍手が起こる)。これは本当に光栄なことですーーーこの会場の皆様、そしてここに至るまでの私の旅路を導き、支え、挑戦を与え、触発し続けてくださった素晴らしい男性たちと女性たちとこの宵、分かち合うことができるのもこの上ない栄誉であり、特権です。『A.M. Chicago』(注3)で私にチャンスを与えてくれたデニス・スワンソン、それを見てスティーブン・スピルバーグ本人に「彼女が『カラー・パープル』のソフィアだよ」と言ってくれたクインシー・ジョーンズ、友情とはどんなものかをいつも教えてくれるゲイル・キング、そしてステッドマン・グラハム、あなたはいつも私の心の支えです。名前を挙げられるのは少しですが、本当にありがとう。

ハリウッド外国人記者協会にも感謝したいと思います。近ごろ、報道機関が厳しい包囲戦を戦っているのは皆さんもご存知の通りです。私たちはまた、報道機関の皆様が、汚職から不正・腐敗まで、私たちが見て見ぬふりを決め込まないように、飽くことのない献身を、まぎれもない真実を掴むために費やしていることも知っています。独裁者から被害者、そして秘密から嘘までも。この難しい時代を生き抜くために私たちが努力しているいま、私はこれまでにないほど報道の力に価値を見出しています。そして私はこう思うのです:自分自身にとっての真実を語ることこそ、いま私たちが持てる最も力強い手段なのだと。そして私はとくに、ごく個人的な話を分かち合い、声をあげるまでに自身を強いと感じ、そうする権利が十分にあるのだとするすべての女性たちを誇りに思い、また大いに触発されています。この部屋にいる私たちひとりひとりは、私たちが語った物語のために称賛されているのです。そして、今年は私たち自身が物語となるのです。

この物語はただ単に、エンターテインメント業界だけに影響を及ぼしている話ではありません。文化、場所、人種、宗教、政治、あるいは職場など、あらゆるものを超越する物語です。ですから、私は今夜、たとえば私の母のように、養うべき子供たちがおり、支払わねばならない請求書があって、そして追及すべき夢があるというだけで、何年も何年も虐待と暴行を耐え忍ばざるを得なかったすべての女性たちに感謝を捧げたいと思います。私たちがその名を知ることのない女性たちはたくさんいるのです。家事や農業に勤しむ女性たち、工場で働き、レストランで働き、そして学術、エンジニアリング、医学、そして科学の分野で働く女性たち。彼女たちはテクノロジー、政治、そしてビジネスの世界を形作っています。彼女たちはオリンピックに挑むアスリートでもあり、私たちの軍に加わる兵士たちです。

  他にもあります。リーシー・テイラー。私も名前を知っていますし、皆さんにも是非知っていただきたいのです。1944年、若き主婦であり母であったリーシー・テイラーは、アラバマ州アビヴィルで、教会から歩いて帰る途中、6人の武装した白人男性たちに捕らわれ、レイプされ、目隠しされたまま、その教会から家へと続く道に打ち捨てられました。彼女は男たちから誰かに話したら殺すと脅されていましたが、彼女の物語は、当時ローザ・パークス(注4)という名の若い女性が働いていた全米黒人地位向上協会に報告され、ローザ・パークスが主導してこの事件を捜査し、一緒に司法による正義を追い求めました。ですが、ジム・クロウ法(注5)がまだ有効だったこの時代、司法による正義は選択肢になかったのです。彼女を踏みにじろうと目論んだ男たちが罪に問われることはついにありませんでした。リーシー・テイラーはほんの10日ほど前、98歳の誕生日の直前にこの世を去りました。彼女は私たちが生きてきたのと同じ年月を生き抜きました。あまりにも長い間、力を持つ男性たちに残酷なまでに打ちくだかれた年月を。そういった男性たちの力に対し、女性たちが勇気を出して真実を語っても、誰にも聞いてもらえず、信じてももらえない。そんな時代があまりにも長く続きました。ですが、そんな時代はもう終わりです。タイムズアップ! 彼らの時間はもう十分なのです。(スタンディング・オベーション)

彼らの時代が終われば、私はただこう思うのです――ーリーシー・テイラーが彼女の真実を知りつつその命を終えたのだと。他のたくさんの女性たちの真実のように、苦痛に苛まれ続けたここ数年、そして今でももがき苦しみながら、この世を去った女性たちがいたのだと。ローザ・パークスは心のうちにリーシー・テイラーの真実を11年間胸に抱え続け、そしてある朝、モンゴメリーのバスで座り続けることを決めたのです。そしてその真実は、ここにいる「MeToo(私も)」と言うことを選んだすべての女性たち、そしてすべての男性たち、聞くことを選んだ男性たちのうちにあるのだと。

私は、キャリアでは常に自分のベストを尽くしてきました。テレビであれ、映画であれ、どうすれば男性たち、女性たちが本当に自制することができるのかについて話してきました。私たちがどのように恥を経験し、そしてどのように愛し、怒り、失敗し、後退し、屈することなく、克服していくのかということについても。私は人生が与えうる中でも最も醜い物事において、それに抗い、耐え忍ぶひとたちをインタビューし、その姿を描き続けてきました。たったひとつ、そういったひとたち全員に共通している資質があります。それは私たちにとっても最も暗い夜においてさえ、より明るい朝を希い続けることのできる力です。ですので、これを見ている少女たちには知っておいてもらいたいのです。新しい日々は、もう地平線のすぐそばまで来ているのだと!そしてその新しい一日がついに夜明けを迎えるとき、それはすべて、今宵、この場所にいる女性たちと、何人かの驚くべき才能を持つ男性たちを含め、私たち誰も、もう二度と「MeToo」と言わなくてもいい時代へと確実に導くリーダーたるべく、激しく戦い続ける沢山の素晴らしい女性たちによってもたらされるのだということを。

参照元:【全文公開】オプラ・ウィンフリーが第75回ゴールデングローブ賞で3回称賛されたスピーチ

【イタすぎるセレブ達】ダスティン・ホフマンに新たなセクハラ告発 娘の友人も被害に
2017年12月15日 18時27分 Techinsight

10代のインターンに対するかつてのセクハラ行為や共演女優に対する破廉恥極まりない行動などを暴 露され、善良で明朗だと思われていたダスティン・ホフマン(80)のイメージがついに地に落ちた。

過去には17歳インターンのヒップを触る、卑猥な話をするなどして困らせていたダスティン・ホフマ ン。その後、彼は「私は女性を尊敬しています。不快な思いをしたのなら、申し訳なく思います」「 ごめんなさい。(でもそのような行為が)私の人間性を反映しているわけではありません」という声 明を発表したが、今度は「尊厳を踏みにじられた」「ももの内側や性器を触られた」と元共演者に暴 露され、人柄が良いというイメージは完全に崩壊した。

そんなダスティンについて、またしてもセクハラ被害者が2人現れた。まずトーマスさん(Cori Thomas)なる女性は、ダスティンの娘が仲良くしていた友人(当時16歳)とのこと。しかし「1980年 にダスティン親子と出かけ、ダスティンのホテルで母が迎えにくるのを待っている際に‟ある出来事” があった」という。

「ダスティンはバスルームに行きタオルだけを巻いて出てきたのです。」

「最初はタオルを巻いていたのに、それを落とし、素っ裸で立っていたんです。」

ダスティンはローブを纏ってベッドに腰掛け「足をマッサージしたいか」などと聞いてきたそうだ。 どう反応すべきか分からずマッサージをしてあげたという彼女に、ダスティンはなんと「僕の裸が見 たいか」と言い出したのだ。この件をトーマスさんは何年も両親にすら相談できず、ダスティンの娘 にも話せなかったという。

そしてもうひとりの女性ケスターさん(Melissa Kester)は、映画『イシュタール』のオーディオ収 録に参加。2人は腰から下の見えぬサウンドブースに入り作業に取り組んだそう。しかしその後、再び あるカットの撮影準備に入り、スタジオ内に顔を向けた状態で仕事をしたが、ダスティンはスタジオ にケスターさんの恋人がいたにもかかわらず彼女をハグ。また歌の最中にケスターさんのズボンに指 を入れ、挿入されたという。非常に驚いたケスターさんはショックで固まり、ただ立っているしかな かったそうだ。

その後泣きながら部屋を出たというケスターさんは恋人には何も言えず、代わりに友人にその日の出 来事を聞いてもらったという。

仕事先で知り合う大人達のみならず、10代の子供、しかも娘の友人にまでセクハラしてしまったダス ティン。長い間かけて築き上げてきた素晴らしいキャリアだが自制できぬ愚かさゆえに、善人たるイ メージや評価も台無しになってしまった。

(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
参照元:【イタすぎるセレブ達】ダスティン・ホフマンに新たなセクハラ告発 娘の友人も被害に
2017年12月15日 18時27分 Techinsight




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ビットコイン革命 Part 3 <自己啓発の教え>

ソフトバンクの孫正義が2017年3月期の決算説明会で「真のゴールドラッシュはこれからだ」と語ったそうであるが、私は、孫正義がADSLのインターネットサービスを開始して、100万人無料開設キャンペーンなどを行ない、日本のインターネット接続事業に風穴を開けた時期のことをよく知っている。

その当時、電話回線を使ってADSLの接続をする際にNTT局舎内にDSRAMという集合モデムを設置して、そこで、電話回線に接続するのだが、大勢の人が申込みをしてきたが、DSRAMと電話回線の接続の作業が中々進まず、申し込んだ客は放置されたままとなった。

それで、苦情の電話などで、毎日、眠れない日々を過ごしていたようである。

NTT局舎内にDSRAMを設置すること自体、大きなハードルであり、NTTは自分のライバルとなる会社の工事など手伝いたくないのが本音である。

それで、NTTの妨害で、インターネットとの接続の工事が進まないため、孫正義は、総務省に乗り込んでNTTの妨害を訴えるが、官僚は話は聞くが何も具体的には行動を起こしてくれなかったようである。

そこで、「ガソリンかぶって火をつけて死にます」と言って、官僚を震え上がらせたという有名なエピソードがある。


その当時、日本のインターネットは世界一速度が遅く、世界一料金も高かったのである。

それに風穴を開けたのが、孫正義である。


孫正義は、米国の政治家の中にメンターがおり、米国の外交的圧力を使って、日本の規制に風穴を開け、それで、現在の地位を築いたとして、一部の日本の右翼的な立場からは、米国が進めるグローバリゼーションの一部であると解釈している人がいる。


孫正義がルパートマードックと組んで、テレビ朝日を買収しようとしたこともあったり、基本的に孫正義は、米国資本の手先のように活動していると考えている人がいる。


然し、NTTは、当時、ADSLの技術が存在したにも関わらず、わざわざISDNという64kbpsしか速度が出ないサービスを開始し、また料金も非常に高額だった。

日本国民の電話回線事業を独占し、それで競争相手がいない中で、殿様商売をしていたのである。


そのため、例え、孫正義が米国資本を象徴するような存在であったとしても日本の国民にとっては安いインターネットサービスを利用できるようになり、それは良いことであった。


従って、グローバリゼーション、規制緩和は多くの場合、良いことをもたらすことが多い。


日本の既得権益を保持している支配者にとって良くないだけである。


その既得権益を保持している支配者の考えや行いが、国民にとって良くない場合、外部からのグローバリゼーションが問題を解決する場合も多い。

但し、グローバリゼーションで、悪いものがもたらされる場合もあるので、ケースバイケースである。


孫正義のADSL事業は明らかに日本国民にとっては良いものをもたらしている。




孫正義は、その後もボーダフォンを買収して携帯電話事業に乗り出し、米国の米スプリントなども買収し、常に拡大志向である。

最近は、英国の半導体開発メーカーARM社を約3.3兆円で買収したと報じられている。

そして、これからARM社が設計した1億個のチップを地球上にばら撒くと言っている。


これはInternet of Thingsを先取りした投資だと言われているが、これはビットコインにも関係しており、ブロックチェーン技術によって、分散自立社会に移行するにあたって、あらゆるデバイスが、インターネットに接続される時代がやってくる。

その時にそれらのデバイスには半導体が必要なのである。

その為、その設計をしている会社を買収したということのようである。


孫正義は、40年前の大学生時代に雑誌でマイクロコンピューターのチップの拡大写真を見て、人類が自らの頭脳を超えるであろうものを開発したことに感動し、その時にこれからやってくる未来の社会をイメージしたのである。


つまり、創造性というものは、イメージする能力であり、アイデアが最も重要である。


そのアイデアがあるかないか、それだけで全てが決まってしまう。


プラトン哲学で言うイデアのことである。


未来の崇高で美しいアイデアを垣間見た人は、そのゴールに向かって、どれだけ借金しようが、どれだけ困難があろうが、その障害は何でもないのである。


ソフトバンクはかなり巨額の債務を抱えて来て、借金漬けの経営をしていたのである。


その債務超過の状態を孫正義は、2017年3月の決算説明会で、「ガチョウのエサ」と呼んだのがユニークである。


つまり、今まではガチョウが卵を産むまでにひたすらエサを与えて来た時期だったのだということである。



聖書にタラントの教えがあるが、タラントとはお金や才能のことである。



また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。
五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけた。二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけた。しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠しておいた。

だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。すると五タラントを渡された者が進み出て、ほかの五タラントをさし出して言った、『ご主人様、あなたはわたしに五タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに五タラントをもうけました』。主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。二タラントの者も進み出て言った、『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。

一タラントを渡された者も進み出て言った、『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。ごらんください。ここにあなたのお金がございます』。

すると、主人は彼に答えて言った、『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。

マタイ25章から

<聖書:日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955>


自分のアイデアや理想のためにお金や才能を投資する人は、どんなに困難があっても借金を背負っても最終的にはそのリターンを得るのである。


然し、もしお金や才能を何も投資しなかったら、持っているものまで奪われるということである。


この聖書に記されているタラントの教えは、非常に自己啓発的であり、射手座の教えそのものである。


リスクを冒して、自分の理想に未来に投資せよということである。



恐怖や恐れから、それをせずにいたら、持っているものも全て失ってしまう。


例えば、それは長い間、生活の安定を確保するためにサラリーマンとして忍耐の生活を送ってきて、自分の才能を表現することも、そうした才能や理想の表現に自分のお金も投資して来なかった人は、サラリーマンが終わる定年間際に何も人生に意味や生きがいを見いだせずに途方に暮れることに似ている。


このタラントの教えは、リスクを冒して、冒険せよ、投資して、リターンを得よという教えである。



土星が射手座に入室した今、この射手座の教えが有効である。



もともとキリスト教は魚座がもたらした宗教であるが、魚座からの10室目、すなわち、魚座の行為のハウスである10室は射手座である。


従って、魚座の人は、その行動原理が、射手座的なのである。



だから、タラントの教えが、射手座の自己啓発の教えに似ているのである。



例えば、私は、この話をビットコインに当てはめてみると、銀行にお金を預けている人は、それは現在の日本政府のインフレターゲット政策によって、日本円はどんどん劣化して価値を失っていくのである。


日本円を暗号通貨に両替する人は、少しでも行動を起こした人を意味している。


それは未来のマネーシステムを構築する方向性に投資をしたということである。



投資をせずにいたら、持っているものまでも奪われたというのは、消極的な人、行動しない人のことを表しているように思われる。


行動しないことは最大のリスクである。



昔、自己啓発関係の教えで、このようなことは、いつも言われていて、何度も聞いたことがあるが、何も行動せずにいたら、それが最大のリスクとなるようなそうした局面は人生には確かにあるようである。


それは射手座が顕現する時期であり、今のように射手座に土星がトランジットする時期なのである。




(参考資料)



孫正義氏「1兆個のチップを地球上にバラまく」--ARM買収の狙いを語る
2016年07月22日 07時00分 CNET Japan

 「これから20年以内にARMは1兆個のチップを地球上にバラまくことになるだろう」――ソフトバンクグループ代表取締役社長の孫正義氏は、7月 21日に開催されたイベント「SoftBank World 2016」の壇上で、英国の半導体開発メーカーARM(アーム)の買収に対する思いを語った。

 ARMとは、チップセットの設計に特化した英国の企業。開発・製造メーカーにライセンスを提供し、ロイヤリティを得ることを事業の柱にしてお り、自らチップセットを製造しているわけではない。

 ソフトバンクは7月18日に、ARMを約240億ポンド(約3.3兆円)で買収すると電撃発表した。この大型買収の交渉期間がわずか2週間であったことも 驚きをもって迎えられた。孫氏によれば、ARMのCEOであるサイモン・セガー氏とは面識があったが、スチュアート・チェンバース会長とは、買収 提案時が初対面だったという。

ソフトバンクがARMを買収する狙い

 英国での記者会見でも語っていたが、同社がARMを買収した最大の狙いは、あらゆるものがインターネットにつながるIoT時代の本格的な到来に 向けた先行投資だ。PCの時代にはインテルのチップが主流だったが、スマートフォンを始めとするモバイルデバイスやウェアラブル端末ではARMが 設計したチップが高いシェアを誇っている。

 たとえば、iPhoneに搭載されている「A9 プロセッサ」には、ARMv8(64ビット)が採用されている。また、Androidスマートフォン向けの、クア ルコムやサムスンの製品にもARMのテクノロジが広く使われている。同社によれば、2015年だけでもARMベースのチップが148億個出荷されていると いう。

孫氏は、ARMの買収発表後に「通信などの既存事業とのシナジーが見えにくい」という理由から、同社の株価が下落したことについて触れつつ、「 なぜ半導体なのか、ほとんどの人がピンとこない。でも僕は、40年前のあの感動に、憧れのスターにやっと会える。この手で抱きしめたい」と興 奮気味に語る。

 40年前の感動とは、孫氏が米国の大学生時代に、雑誌でマイクロコンピューターのチップの拡大写真をみて、人類が自らの頭脳を超えるであろ うものを開発したことに感動し、涙を流したというエピソードだ。同氏は、それから40年を経てARMを買収したことで、チップセット設計に直接関 わるという夢を叶えた。

ARMは「重要な布石になる」

 コンピュータが人間の脳を上回る「シンギュラリティ(技術的特異点)」が2018年にも到来すると孫氏はみており、そこで重要な役割を担うの がIoTだと語る。IoTではクラウドにデータを送る際にだけ通信する省電力なチップが求められるほか、自動車や航空機などがハッキングされるリ スクを回避するために、セキュリティへの対応が重要になる。

 孫氏は、ARMの初期製品が誤って電力回路につながっていなかったにも関わらず、“漏れ電”によって動作したとする省電力エピソードを披露。 また、ARMプロセッサのセキュリティ技術である「TrustZone」は、外部からのアクセスを遮断する仕組みをとり入れているほか、「チップ1つずつ に異なった鍵をもっている」(同氏)ため、セキュアな環境を実現していると説明。IoT時代に必要な条件を満たしたARMは「重要な布石になる」 と語り、グループの「中核中の中核」になるとの認識を示した。

「これから20年以内にARMは1兆個のチップを地球上にバラまくことになるだろう。地球上のあらゆるデータを瞬時に吸い寄せ、“超知性”はより 賢くすばやく、世の中の森羅万象を予知できるようになる。自然の大災害から、不治の病から人類を守ってくれる。より豊かで生産性の高い世の 中になる」(孫氏)。
参照元:孫正義氏「1兆個のチップを地球上にバラまく」--ARM買収の狙いを語る
2016年07月22日 07時00分 CNET Japan

懸案の米スプリント、9年ぶり営業黒字 ソフトバンクグループ
16年3月期
2016/5/10 20:17 日本経済新聞

 ソフトバンクグループの孫正義社長は10日、最大の懸案だった「米携帯子会社スプリントの営業利益(米国会計基準)が9年ぶりに黒字になっ た」と述べた。通信速度の向上で解約率が下がり、「資金繰りも改善している」として早期再建への自信を示した。

 前期決算発表の記者会見で、孫社長は時間をかけて米スプリントの改善状況を説明した。経営指標として重視する調整後EBITDA(利払い ・税引き・償却前利益)は前期比5割増えた。「コスト削減が順調」(孫社長)に進み、資金繰りも改善。投資余力が増し、米基準ベースの営業 利益は3億1000万ドル(約330億円)と実質黒字になった。

 スプリントではマルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)が陣頭指揮を執り、約1000項目のコスト削減を積み重ねてきた。様々な部署で仕 事のやり方を見直し、全社員が毎日帰宅時にゴミ箱を回収場所に持参し清掃要員200人を削減するといった取り組みの成果が出始めた。孫社長はス プリントのEBITDAが「今期も2千億円規模で改善する」と強調した。

スプリントが本格反転できるかどうかは指針となる新規契約件数(プリペイドは除く)の増加にかかっている。2016年1~3月期の純増数の伸び はやや鈍り、米TモバイルUSとの契約件数の差は85万件以上広がった。孫社長も「売り上げを伸ばしたいが(競合との)競争が激しい」と認め る。契約純増を積み増すために今期は営業地域を18ときめ細かく分け、各地域のニーズに合うサービス強化を急ぐ。

 同日、ソフトバンクグループが発表した2016年3月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が9%増の9994億円だった。 国内通信事業が伸びた。

 売上高は8%増の9兆1535億円だった。国内通信事業部門の営業利益は前の期比7%増えた。前の期計上した中国アリババ集団の上場関連益が なくなり、純利益は29%減の4741億円だった。
参照元:懸案の米スプリント、9年ぶり営業黒字 ソフトバンクグループ
16年3月期
2016/5/10 20:17 日本経済新聞










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デヴィッド・ロックフェラーとフリーメーソンについての考察

先々月の2017年3月20日の朝、デヴィッド・ロックフェラーが亡くなった。101歳だったという。


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ロックフェラー家3代目当主が死去、101歳 日米親善にも尽力
2017/3/21 16:20 JCASTニュース

アメリカの大富豪「ロックフェラー家」3代目の当主で銀行家のデービッド・ロックフェラー氏が2017年3月20日(米東部時間)、心不全のためニューヨーク郊外の自宅で死去した。101歳だった。現地メディアなどが報じた。

ロックフェラー氏は、石油王ジョン・ロックフェラーの孫として1915年にニューヨークで生まれた。46年に銀行業に携わり、69年から81年まで米銀大手チェース・マンハッタン(現JPモルガン・チェース)の会長を務めた。親日家としても知られ、73年には日米欧の民間有識者でつくる「三極委員会」を立ち上げたり、78年には日米文化交流の先駆的な役割を果たした「ジャパン・ソサエティー」の名誉会長に就任したりした。


デヴィッドロックフェラーは外食を一切しない菜食主義者で、その為、非常に長寿だった。


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牡牛座に月、太陽、金星が在住しており、金星は生活の質や美容、長寿などに気を配る星座であり、健康オタクである。

私は鑑定の時に牡牛座の人には必ず美容や健康食品、玄米、菜食、ナチュラルで体にいい食生活に興味があるかどうかを確認しているが、例外なく、牡牛座が強い人はこのような分野に関心がある。


またデヴィッドロックフェラーはコレクターとしても有名である。



デイヴィッド・ロックフェラーのオフィスには150000人の名刺を納めたローロデックス(Rolodex、名刺ホルダー)がある。世界の政財界の要人4万人と親交のある「銀行外交官」と称された。

趣味は昆虫学、甲虫類(beetle)の研究とコレクションである。斎藤邦彦(元駐米大使、元外務事務次官)はロックフェラー宅で甲虫類のコレクションを見学している。

(wikipedia デヴィッド・ロックフェラー)


自宅に何らかの物品のコレクションを所有していたり、そうした趣味が高じて博物館や美術館を建設したりするのは牡牛座の人物である。

世界の要人の名刺をコレクションにしているというのは、つまり、世界の要人を昆虫採集のようにコレクションしているようなものである。

150000人分の要人の名刺とは彼がコンタクトすればいつでも動かすことが出来る駒のような存在を大量にコレクションしていることを意味している。


つまり、牡牛座は非常に物質に執着する星座である。


従って、整形手術を自らの肉体に施すのも牡牛座の人物である。


マイケルジャクソンや、デヴィッドベッカムなど、整形手術をした人物には牡牛座が強い人が多い。


因みにデヴィッド・ロックフェラーは心臓移植を6回して生き延びてきたようである。


まさに肉体への現世への強烈な執着を物語っている。



エジプト文明などは春分点が牡牛座を運行していた時代の文明であるが、ファラオが自分の肉体を保存して何千年も経ってからミイラとして発見されるなど物質への執着が激しい星座である。


よく自分の死後、肉体を冷凍保存して、未来の医療の進歩した社会において復活されることを夢見て、そうしたサービスを提供する企業と契約する人もいるが、そうした人もおそらく牡牛座の人物ではないかと思われる。


牡牛座の人物は、また健康に悪いものを極度に恐れるのもこの人々である。


3.11の東北大震災の時に小沢一郎が核放射能を恐れて自分の地元に帰らなかったというのも彼は獅子座ラグナで牡牛座に太陽と土星が在住しているからである。

太陽が牡牛座であるためにやはり健康に非常に関心が強く、肉体に害のあるものに異常に敏感なのである。


従って、デヴィッド・ロックフェラーが完全菜食主義で、外食を一切取らなかったというのは、世間の企業が売っている食品が添加物だらけで、それらを食すれば長生きは出来ないことを誰よりも良く知っていたことを意味している。


このデヴィッド・ロックフェラーは陰謀論に登場するスーパースターであり、世界の支配者であり、世界皇帝と呼ばれている。

食料を支配しようとしているターミネーター種子を開発したモンサント社の大株主であり、また石油から作られる製薬業界などを支配して代替医療などを認めてこなかったのはロックフェラー財団である。

ロックフェラー財団は1940年代から1960年代にかけて緑の革命を推し進めて、化学肥料や農薬の大量使用により穀物の増産を目指したが、様々な弊害が発生し、化学肥料や農薬に依存する農業となり、肥料会社や農薬会社に莫大な利益をもたらしたが、種子代金と種子会社へのライセンス料金などによって、農民の生活を脅かして来た。

こうした農薬漬けの作物増産を押す進めてきたのが、ロックフェラー財団である。

彼自身は現代医療を信じておらず、外食はせず、完全菜食主義で、ホメオパシーなどを使っていたようである。


特に陰謀論と呼ばなくても、デヴィッド・ロックフェラーが行ってきたことは明らかに黒いのである。


薬漬けの医療、農薬漬けの食品、利潤を極大化する市場原理主義と格差社会など様々な問題は、このロックフェラー財団が行ってきたことに起因している。


このデヴィッド・ロックフェラーであるが、彼自身は自分自身は正しいと信じており、新世界秩序を推し進めるという崇高な使命感を持って活動して来たようなのである。


彼をどう解釈すれば良いかについて、私はブラヴァツキーの神智学、アリスベイリーの著作の情報、またフリーメーソンに関する知識などを用いて整理してみた。


以下に記していることはこの分野に関する長年の研究成果である。


フリーメーソンという言葉を使用しているが、これは現在、公式に存在しているフリーメーソンの諸団体そのものを指しているのではなく、もっと包括的に抽象化した概念として用いている。


また白魔術系フリーメーソンと黒魔術系フリーメーソンという言葉を使っているが、分かり易くするために便宜上、使用した。


本来は神智学用語で言えば、霊ヒエラルキーと物質性の大主という対立概念になると思われる。



・デヴィッド・ロックフェラーの思想と歩み

デヴィッド・ロックフェラーは1936年にハーバード大学を卒業し、経済学者のヨセフ・シュンペーターに師事して、卒業論文のテーマは、フェビアン協会であったとされている。

ヨセフ・シュンペーターはwikipediaによれば、『企業家の行う不断のイノベーション(革新)が経済を変動させるという理論を構築した。また、経済成長の創案者でもある。』と書いてあり、計量経済学会会長も務めている。

因みに計量経済学とは、「エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ」の著者ジョン・パーキンス氏(元CIAのエージェント)によれば、発展途上国にIMF(国際通貨基金)、世界銀行などが橋や港、道路、発電所などの建設のために融資をして、借金漬けにして経済的に支配をする際に用いる説得のための道具として使われたようである。

つまり、橋や道路や港や発電所を建設するとこれだけの雇用が生まれ経済発展に結びつくなどと言って、計量経済学による経済成長のシュミレーションや統計グラフなどを見せて、言葉巧みに発展途上国の指導者に借金をさせるのである。

それで借金が返せなくなると、教育、医療、福祉などの予算カット(緊縮財政)や公共部門の民営化(私有化)、軍事施設の建設や借款、国連での議決への協力を強制するなど、後はやりたい放題である。

ジョン・パーキンス氏はそのような発展途上国への工作活動として、計量経済学が用いられたことを著書の中で示している。


またデヴィッド・ロックフェラーはシカゴ大学で経済学修士号を取得するが、シカゴ大学はミルトン・フリードマンが、教鞭を取っていた大学であるが、ミルトン・フリードマンは新自由主義(ネオリベラリズム)や、マネタリズムを提唱した学者である。

新自由主義は公共部門を民営化し、政府は規制を撤廃して、市場原理が全てを解決するという思想であり、この思想は、米国の1989年のワシントン・コンセンサスの頃から米国の対外政策、経済政策を強力に推進して来た。

米国の出先機関であるIMF(国際通貨基金)や世界銀行などが借金を支払えなくなった発展途上国に以下の要求をして、米国の多国籍企業の市場に変え、植民地のように支配するのである。


財政赤字の是正
補助金カットなど財政支出の変更
税制改革
金利の自由化
競争力ある為替レート
貿易の自由化
直接投資の受け入れ促進
国営企業の民営化
規制緩和
所有権法の確立


米国は日本にも毎年、年次改革要望書というものを突き付けてくるが、それを通じて、1996年から2001年度にかけて、金融ビッグバンという形で、日本の金融市場の開放を迫ったのである。


またフリードマンはマネタリズムを提唱した学者であるが、貨幣供給量(マネーサプライ)が決定的に重要だとする思想である。

貨幣数量説とは、以下の数式で表されれる。

M(貨幣供給量)× V(貨幣の所得流通速度)=P(価格水準)× Y(産出物の数量)


つまり、景気は、貨幣供給量と決定的に因果関係があるとする思想である。

そのため、中央銀行が金利を操作して、貨幣供給量をコントロールすることが決定的に重要であると考えられた。

つまり、政府の通貨政策というものが重要になり、中央銀行総裁などが、テレビに出演して何かを言うたびにそれが注目される光景はこの思想が基になっている。(何故、中央銀行の総裁がそんなに偉くて彼らの発言に神の言葉のようにいちいち注目するのか不思議である)

景気が好調で過剰に設備投資などがなされた時は金利を高く設定して、銀行は企業に融資しなくなるため、経済が縮小する。

そして、不景気の時は金利を低くして、お金をどんどん市場に出させて経済を好調にさせる。


これは中央銀行が景気を上手くやりくりしていくという思想であるが、逆に言えば、中央銀行が貨幣供給量をコントロールして大衆を支配することを意味している。


これは中央銀行が積極的に金利を下げて好景気を作りだし、企業活動が最高度に高まった時に意図的に金利の引き締めを行ない、そして、倒産した企業をくず値で買い取ることが出来ることから、陰謀論者からは銀行家の陰謀と考えられている。

1929年のウォール街大暴落などは意図的に行われたと考えられており、多くの貴族や富豪が没落し、ロックフェラー家を初めとして、金融系のエスタブリッシュメントが、こうした倒産した企業を買い取って、莫大に資産を増やしたようである。


陰謀かどうかは関係なく、中央銀行総裁は意図的にこのようなことをすることが可能である。


例えば、ラビ・バトラというインドの経済学者は、『グリーンスパンの嘘』(ペマ・ギャルポ・藤原直哉監訳)を著して、連邦準備制度理事会議長のアラン・グリーンスパンを激しく非難している。

つまり、金利を下げて市場の貨幣供給量(マネーサプライ)を増やせば、バブルが発生する。

しかし、その後、バブルは崩壊するのが必然であり、多くの一般大衆が苦しむことになる。

バブルになった間、好景気に沸いて、金融関係者も手数料を沢山、取ることができるのである。

従って、商売は繁盛する。後にバブルが崩壊して経済が縮小した後にどれだけの人が苦しくことになるのかはお構いなしである。

アラン・グリーンスパンは様々な理屈を付けて、歴史的に低い金利を設定して、住宅バブルを作りだしたのである。

ラビ・バトラ博士は、アラン・グリーンスパンは、こうした結果を知っていて嘘をついて意図的に行ったのだという。

これが陰謀理論かどうかは分からないが、中央銀行総裁は、こうしたことが意図的に出来る立場である。


このようにマネタリズムとは中央銀行が金利を操作して貨幣供給量(マネーサプライ)をコントロールする思想である。


話を元に戻すが、デヴィッド・ロックフェラーが、初代ロックフェラー家当主ジョン・D・ロックフェラーが設立したシカゴ大学で博士号を取得したことは意味深い。

wikipediaによれば、彼の博士論文は、シュンペーター、フリードリヒ・ハイエク、フランク・ナイト、ジョン・D・ロックフェラーの影響を受けていたという。

そして、その後、マネタリストで、新自由主義者のミルトン・フリードマンがシカゴ大学に招聘されたということは、ロックフェラー家の意向がおそらく働いたものと思われる。

新自由主義とマネタリズムというのは、デヴィッド・ロックフェラーの思想そのものを代弁している。


これまでのアメリカの第二の植民地政策、帝国主義、すなわち、IMF(国際通貨基金)、世界銀行体制と呼ばれるグローバリゼーションは、このデヴィッド・ロックフェラーによって推進されて来たことはまぎれもない事実である。

そして、連邦準備制度理事会議長とか、中央銀行総裁が登場し、テレビの前で、金利を何パーセントにするなどと言ったインタビューを受けて、国々の経済の支配者として君臨してきたその日常の光景は、デヴィッド・ロックフェラーが推進してきた世界である。



・フリーメーソン

このようにデヴィッドロックフェラーが、この凶暴で弱肉強食の市場原理主義経済、グローバリゼーションを推進してきたが、一つ注目すべきは、彼のハーバード大学での卒業論文のテーマは「フェビアン協会」であった。

そして、ハーバード大学卒業後、フェビアン協会が設立したロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学し、修士号を取得している。

フェビアン協会とはイギリスの社会主義知識人による運動で、暴力的な共産主義ではなく、資本主義の枠組みの中で、緩やかな社会改革を志向(社会改良主義)する団体である。

参加者の中には、アイルランドの劇作家ジョージ・バーナード・ショーやイギリスの神智学徒であるアニーベサントも名前を連ねている。

アニーベサントは神智学協会第二代会長で、英国フリーメーソンの国際組織レ・ドロワ・ユメー創設者である。


wikipediaには以下のように記されている。



社会主義と心霊主義はともに理想社会(世俗的千年王国)をこの世に到来させようとする点で一致しており、両者は密接な関係にあった。そのため、ポドモアやべザントなどの初期のメンバーには、心霊主義の傾向が強い者が少なからずいた。


つまり、社会主義で理想社会を目指すという意味で、フェビアン協会とは、当時の進歩的知識人、フリーメーソンとも親和性が高い団体であったということである。

当時、まだ若かったデヴィッドロックフェラーは、こうしたフェビアン協会の理想主義に興味を示すほど、まだ純粋さを持っていたということではないかと思われる。

(これは読売新聞グループの渡辺恒雄にも言えることだが、若い頃には共産主義(社会主義)を志向した者が、後に資本主義の怪物に変貌するのである)

とにかくロックフェラーは理想主義的な穏健な社会主義者であったということである。


神智学協会はヘレナ・ブラヴァツキー夫人が創設した団体であるが、キリスト教、仏教、ヒンドゥー教、古代エジプト宗教など様々な宗教の教えの源を探究して、普遍の真理(不朽の知恵)を突きつめようとした。彼女は何度もインドに旅行しており、英国の帝国主義やインドの植民地化を批判しており、旅行中、英国のスパイから常に監視されていた。彼女はインドのスワーミー・ダヤーナンダ師が設立したアーリヤ・サマージとも提携を結んでいた。

スワミ・ダヤーナンダ師はサンスクリット語に堪能で当時のバラモン僧の間違った聖典解釈や大衆支配を批判し、ヴェーダ哲学の原典に帰ることを主張した人物である。


アニー・ベサントはこの神智学協会の第二代会長となったが、フェビアン協会に参加したことが示すように社会主義者でもあり、またフリーメーソンでもあり、またインド独立の父であるガンジーを”マハトマ・ガンジー”(偉大なる魂・ガンジー)と最初に呼んだという説もあるようである。


そして、この神智学協会に参加しつつも後にチベットのマスター・ジュワルクールからのテレパシーによる口述筆記の仕事を始めたアリス・ベイリーという米国人女性がいる。彼女はキリスト教の牧師であり、牧師として信者に説教する立場であったが、キリスト教の教義に疑問を持ち、後に神智学の教えを知って、それを信じるようになる。そして、ある日、ジュワルクール大師からのテレパシーによるメッセージを受けるようになり、最初は怖がって嫌がっていたが、後にその仕事を引き受けるようになった。



・デヴィッド・ロックフェラーはフリーメーソンである


このアリス・ベイリーが設立した団体、ルーシス・トラストだが、この団体の会員にデヴィッド・ロックフェラーが名を連ねていたようである。


このことから私はデヴィッド・ロックフェラーはオカルティズム(神秘学)にも造詣があるフリーメーソンであると理解した。


このアリスベイリーがジュワルクール大師の口述筆記による著作と自らの著作を合わせて24冊著しているが、その中に『ハイアラキーの出現』上下という著作がある。

この中で、新世界秩序(New World Order)という言葉が何度も出て来る。

これは陰謀論者などが、金融グローバリストなどが世界を支配しようとしているという文脈の中で用いられるお馴染みの言葉である。
米国のジョージ・H・W・ブッシュが議会への演説の中で、この言葉を用いており、米国の帝国主義そのものであると解釈されている。

然し、この『ハイアラキーの出現』上下の中で、アリスベイリーが意図したのは、各国が世界の資源を分かち合って平和に共存していく社会を明らかに意味している。(それは以下の部分だが読んでみれば間違いなく帝国主義でも超国家的全体主義支配でもないことは明らかである)


ハイアラキーの新世界秩序に向けてのステップ

新しい世界秩序は、当面の必要を満たすものでなければならない。それは遠い未来の理想主義的なヴィジョンを満たそうとする試みであってはならない。

新しい世界秩序において、国の統治機関を構成する人々は、最大多数の最大幸福のために働くと共に、個人の自由が守られるように配慮しつつ、すべての人に機会を提供する人々でなければならない。

新しい世界秩序において、世界の産物、地球の天然資源と富は、一国だけのものではなく、すべての国が分かち合うべきものと認識されるであろう。「持てる国」の範疇に入る国はなくなり、逆の範疇に入る国もなくなるであろう。各国の必要、国内の資源、自国民の要求に基づいて、世界の小麦、石油、鉱物資源を公正かつ適切に分配する組織的な方法が開発されるであろう。これはすべて全体を視野に入れて実施されるであろう。

新しい世界秩序において、画一的な統治形態、合成的な宗教、標準化のシステムが国々に強制されることはないであろう。各国の主権が尊重され、その独特の才能、独自の傾向、民族の特質を十分に表現することが認められるであろう。統一を生み出そうという試みは、ただ一つの分野だけで行われるべきである。それは教育の分野になるであろう。

新しい世界秩序に向けた準備期間において、統制された着実な軍縮が行われるであろう。選択の自由は与えられないであろう。破壊的な目的のために武器を製造し準備したり、他国の安全を脅かしたりすることはどの国にも許されないであろう。将来の平和会議でまず最初に取り組むべきことの一つはこの問題を規制し、各国の軍縮を徐々に実施することである。

(アリスベイリー著『ハイアラキーの外的顕現』p250~p251一部を引用抜粋、編集)


その意味が、いつの間にか小説家ジョージ・オーウェルが『1984年』の中で示した<ビッグ・ブラザー>が支配して国民を監視する全体主義的な超国家的支配体制のような意味が付与されたようである。


おそらく、このように新世界秩序(New World Order)という言葉が捻じ曲げられて解釈されたのは、デヴィッド・ロックフェラーの暗躍があったのではないかと思われる。


1920年にアリス・ベイリーとその夫フォスター・ベイリーがニューヨークに創設したの会社はルーシス・パブリッシングという社名でスタートしたが1925年にルーシス・トラストという社名に変わっている。

そして、現在、ルーシス・トラストはNYの国連プラザ666番地にあるのだという。

(ルーシス・トラストの事務所をわざわざ国連プラザ666番地にしたのは何か悪意のある秘教的な操作なのかもしれない)


私は、おそらくアリスベイリーが生きていた当初は純粋な目的で活動していたその団体が、その会員となっていたデヴィッド・ロックフェラーやその仲間によって乗っ取られて、世界の支配を企むグローバリストたちの団体に変貌してしまったものと考えている。

(これは初めは純粋な目的で活動していた宗教団体などにもよく起こる出来事である。教祖が亡くなった後で、その二代目などが、利己的な人物によって操られたりして、教団を乗っ取られてしまうのである)



これはフリーメーソンの内部にも言えることで、フリーメーソンは自由、平等、博愛などを世界に広める秘教的慈善団体である。

然し、その上層部の方は、現在、非常に貪欲なルシファー崇拝者によって占められているという。

しかし、通常の一般のフリーメーソンの会員に対してはこのことは隠されているようである。


このことについては、私は『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた〈下〉謀略・金融篇』ヴィクター・ソーン (著), 副島 隆彦 (訳)の中で知った。



フリーメーソンはフランス革命を裏側で指導したと言われている。


絶対王政によって認められていなかった人権を市民が確立した革命である。


アメリカ独立戦争もそうである。


また日本の明治維新もトーマス・グラバーというフリーメーソンであった武器商人が、薩摩、長州側と、江戸幕府側の両方と交渉し、最終的に武器弾薬を薩摩長州側に渡して、江戸幕府を倒した戦争であったと言われている。

つまり、歴史的には言えば、幕末の志士たちがフリーメーソンの助けを得て、江戸幕府を倒したという革命戦争である。


ロマノフ朝が崩壊した、ロシア革命もそうである。


封建的諸勢力(世襲的王侯、貴族)が没落し、そのことで最も利益を得たのは資本家などのブルジョワジーである。


ちょっとした金持ち階級のことであり、労働者階級ではなかったのである。


つまり、封建的諸勢力が支配する社会から資本家階級、ビジネスマンが支配する社会に移行したと言える。


それは春分点が魚座から水瓶座に移動していることによる文明の転換理論によって説明できる。


魚座、蟹座、蠍座は、封建的諸勢力の星座であり、水瓶座、双子座、天秤座が、新興資本家階級やビジネスマンの星座である。


風の星座(水瓶座、双子座、天秤座)は水の星座(魚座、蟹座、蠍座)から見た6、8、12室であるため、水の星座は風の星座に勝てず倒される運命である。


これが人類の歴史の中で起こっており、主に古い体制から新しい体制への革命はフリーメーソンの世界的闘争の中で起こってきたと言うことが出来る。


自由や平等を阻害する封建的諸勢力から、自由と平等を勝ち取るという戦いである。


フリーメーソンにも様々なレベルがあり、純粋な神秘家、奉仕家から武器商人・貪欲なビジネスマンなど様々である。


そして、フランス革命の時は最も急進的だった革命勢力はキリスト教(魚座)の多くの寺院を破壊した。


フリーメーソンの中にも過度に破壊を行なったり、また革命によって支配を確立した後は、今度は労働者を支配する資本家として台頭する人物がいたということである。


フリーメーソンの中の全ての人物が、自由、平等、博愛の精神を体現した精神的な存在であるという訳ではない。


フリーメーソンのメンバーも白、灰色、黒など、ピンからキリまでである。


然し、全体として、彼らは水瓶座の方向性を志向している点では共通している。そのレベルに応じた様々な表現を取ることになる。


例えば、17世紀末にイングランド銀行が創設され、中央銀行が世界に初めて登場し、米国の連邦準備制度が1913年に20世紀に入ってから成立している。

この銀行家の中央銀行を通じた支配というものは明らかに水瓶座の象意である。


水瓶座の象意を意味するキーワードの一つとして、「国際化」、「グローバル」という言葉がある。

この「国際化」を推し進めるのは、慈善や博愛的な活動を推し進める国際的NGOなどから、世界の市場を独占することを企む貪欲な多国籍企業、そして、それと連携して動く国際銀行家など様々なレベルがある。


つまり、銀行家が、フリーメーソンと関連づけられるのはその為である。


その銀行家が、アメリカのジギル島で秘密の会議を開いて、米国で連邦準備制度をどのようにして議会に通すかの計画を討議したのである。

フリーメーソンのような組織は善でも悪でもその行動は秘密裏に進められる。大衆には一切秘密にされるのである。


大衆に知られれば質の悪いポピュリズムが生じ、計画を全て台無しにするからである。


これは水瓶座の特徴ではないかと思われ、水瓶座から見た仕事のハウスである10室は秘密を好む蠍座だからではないかとも考えられる。

多くの上院議員が休暇で不在の隙を突いて12月23日にJ.P.モルガンやポール・ウォーバーグ、ジョン・ロックフェラーの後ろ盾の下にウッドロー・ウィルソン大統領が、オーウェン・グラス法に署名し、連邦準備制度が成立した。



1913年中に、この段すべての出来事がおきた。まずアメリカ合衆国憲法修正第16条とアメリカ合衆国憲法修正第17条が批准された。ジキル島での会合時すでに修正が議論されていた2つの変革は、各州の財政力と政治力をそぎ落とした。基礎工事が済むと、J.P.モルガンやポール・ウォーバーグ(ドイツ語版、英語版)、ジョン・ロックフェラーの後ろ盾の下に、ウッドロウ・ウィルソン大統領がロバート・オーウェン(英語版)とカーター・グラスの提出したオーウェン・グラス法(英語版)に署名した。こうして、多くの上院議員が休暇で不在の隙を突いて12月23日にワシントンD.C.に駐在する連邦準備制度理事会と12地区に分割された連邦準備銀行により構成される連邦準備制度が成立した。

(wikipedia 連邦準備制度より)


こうした出来事は水瓶座の象意であり、黒い銀行家や貪欲なビジネスマンたちが、非常に効果的なグループワークによって目的を成し遂げるのである。

水瓶座はグループワークの星座である。


フリーメーソンは、善でも悪でもこのグループワークで成り立っている。


水瓶座の象意として、「国際化」と「グループワーク」の2つは非常に重要である。



近年、新自由主義政策によって、世界の資本家階級と、労働者階級の賃金格差が広がり、労働者の苦境が広がっているのは、この革命で勝利を収めた資本家階級のためである。


分かり易く言えば、フリーメーソンの中にも白魔術系のフリーメーソンと、黒魔術系のフリーメーソンの2つが存在することを明記する必要がある。

陰謀論者は、このことを混同するため、注意が必要である。


因みに白魔術系のフリーメーソンとは、言わば、ブラヴァツキー、アリスベイリーのような人々である。


すなわち、西洋文明を東洋文明と比較して相対化し、西洋中心主義ではない。

特にブラヴァツキーは当時、英国人がインドの現地人に対して非常に傲慢で支配的な態度を取っていたのに対して反発し、インドの現地人と対等に接し、尊敬もした。(ブラバツキーはインドへの旅(『インド幻想紀行』ブラヴァツキー著 ちくま学芸文庫)で、自分のマスターであるモリア大師と出会う。この本の中で、クラーブ・ラル・シンという名前のラージプート族の自分のマスターと行動を共にしたことが綴られている。)


黒魔術系のフリーメーソンとは「KKK」の創始者で、南北戦争の英雄であるアルバート・パイクのような右翼系の人物もおり、またデヴィッド・ロックフェラーもそれに分類されると考えられる。


例えば、デヴィッド・ロックフェラーは1973年に三極委員会を設立し、外交問題評議会の名誉会長を務め、ビルダーバーグ会議などには初会合から参加しているという。

つまり、世界の王侯貴族、多国籍企業の経営者、金融資本家などのグローバル・エスタブリッシュメントたちが一同に集う会合である。

これらのビジネスマンたちの会合で、デヴィッド・ロックフェラーは指導者的立場を果たしてきた。


従って、彼は世界皇帝と呼ばれるのである。


これらの会議はほぼフリーメーソンであると言っていいと思われる。



それで、デヴィッド・ロックフェラーが以下のように発言したことが知られている。


-デヴィッド・ロックフェラー 1991年 三極委員会での演説にて-

ほぼ40年にわたって、ワシントンポスト ニューヨークタイムズ
タイムマガジン そしてその他 偉大なる出版社の取締役が
我々のミーティングに参加してくれ、公表しないで
静かにしていてくれていたことに感謝している
それらの年月の間 もし我々が世間の注目の明るい光の中に出ていたなら 我々の計画を発展させることは不可能だったろう
しかし世界は今さらに洗練されて
世界政府に向けて行進する準備は整っている
その超国家的知的エリートと国際銀行家の支配力は
確かに過去の世紀の国家が自分で決めていたやり方より望ましいものだ


また国連に宛てた手紙の中で、以下のように述べている。


国連総会へのロックフェラーの手紙
re: 新世界秩序、即時的アジェンダ
From:ロックフェラー・グローバル・コミュニケーションズTo: GAPresident@un.org
Cc: Rockefeller Global Communications
Sent: Friday, March 22, 2002 2:05 AM 二〇〇二年三月二十二日、金曜日、午前二時五分

終末の時が近づいている。好むと好まざるとに拘わらず、それは我々すべてが直面せざるを得ない運命である。二〇〇一年、九月十一日、世界は終末の目撃者であった。我々が見、経験したものは、まもなく明るみに出るはずの大災害には、比ぶべくもないだろう。非常に多くの生命が失われてきた、しかもなお、それ以上に多くの生命が失われるだろう、と言われている―この古い体制が崩壊し始めるに応じて、これらのことがらは起こり続けるだろう。今存在している、あるいは古代からある人間の政府は、決してひとつも完全な支配は維持出来なかった。いかなる政府も失敗してきたし、失敗するだろう。 政府はあなたを保護出来ない。政府は人々が真実に自由な場所、あなたの近隣の人があなたの家族であり、見知らぬ人たちがあなたの友だちであると言う場所、を与えることができない。いかなる人間の今日の政府も、これを達成することができないし、しないだろう。これが、アジェンダが設定された理由である。それは、ずっと昔から、アルマゲドンとして言及されてきた。しかし、怖れないようにしなさい。それは核によるホロコースト、あるいは我々の文化を平坦にするだろう天からの迷った小惑星ではないだろう。実際、それは災厄を起こし、一掃する惑星ではないだろう。
それは、仲間の人類に対して尊敬や、やさしい思いやりなどまったくない、この偉大な惑星の人間の住民であるだろう。次の年にかけてあなた方に各々は、幾つかのことを非常に深く真剣に考えなければならない。あなたは自分自身にこれらの質問をする必要がある:私は私の仲間に対する憎しみに打ち勝つだろうか、あるいは私は私の違いを忘れるだろうか、そして隣人たちと結び付き世話を焼けるだろうか?私は彼らを親切に遇することができるだろうか?それとも、私は彼らにつけ込み続けるだろうか? あなたがある人を通りから連れてきて、何か食べ物を与え、一夜の休むところを探してあげた最後の時は何時だったか?あるいはバスの中で、ショッピングセンターで、電車の中で、となりに座った誰かに、
「こんにちは」と最後に行ったのは何時だったか?
愛する誰かを失った、見知らぬ人を最後に慰めたのは、何時だったか?その人の持っているものや、富のためではなく、ただ単純に誰かの世話をしようと、誰かと親しくした最後の時は、何時だったか?あなたの人間としての精神と心を、あなたの仲間に本当に見せた最後の時は、何時だったか?以上のことはどれも、容易ではない。それは難しい。我々の誰も完全ではない。我々の誰も、いい人生を過ごしてきていない。それがその過程に於いて、他人を傷つけることを意味するとしても、我々が得ることができることにふさわしい、ある程度のことを煩ってきたから、とある者は考えている。しかし、我々のネガティブなやりかたに反対しようとする、また反乱を起こす人たちは生き延びるだろう、そして今はただ夢でしかない、地球での人生の報酬を与えられるだろう。従順なる者のみが地球を所有するだろう。これは確かなことだ。
新しいシステムが来つつある。ただ一つの質問は:あなたがそこにいることを選ぶか?それとも、自己破壊への道を降りて行き続けるか?、と言うことだ。以下のアジェンダは避けることができない、そして、生き延びるため、それを得るために、ずっと我慢する必要があるだろう。それ故、よくよく考えなさい。

それは、あなたの未来である。そして、あなたたちすべては、それをうまくやれるだろう。あなたの兄弟
A・I・ロックフェラーより、CEO
ロックフェラー・ゴローバル・コミュニケーション
www.rockefeller.com.au
AGENDA FOR THE NEW WORLD
(新世界のためのアジェンダ)
1) 中東平和の完璧な、手のほどこしようのない瓦解。
2a) バチカンとエルサレムは、宗教テロリストたちによって破壊されるであろう。
2b) すべての宗教の世界的規模での崩壊。すべての宗教は禁止されるだろう。宗教は、家庭の外で は、実践されることは出来ない、説教されることは出来ない
3) 世界中の平和と安全の宣言に続いて、国際連合は、臨時単一世界政府を樹立するであろう。
4) 新しい単一世界国家の市民が出現する。英国(グレート・ブリテン)、中国、米国、の政府は、突然、組織的に瓦解する。その他の世界は、アナーキー状態へ。善き意志と真実に従う者のみが生き残る。
5) 新しい政府機構は、十四万四千人(一四四、〇〇〇)のエリート官僚と六百万人プラスアルファーの役人が支配するであろう。
6) 新世界が創出されるにつれて、大量掃討作戦が開始されるであろう。経済システムは復活されるであろう。インフラストラクチャーは再建される。疾病と病気は消滅するであろう。年をとることは逆転するであろうし、年をとること自体がとまるであろう。一つの新しい復元された人間の家族が徐々に地球をパラダイスの状態にするであろう。
ロックフェラー・グローバル・コミュニケーションズ、オーストラリア
(週刊日本新聞編集部 翻訳)


つまり、上記の発言から世界皇帝デヴィッド・ロックフェラーは超国家的全体主義的な世界統一政府を目指していたことが分かる。


これが黒魔術系のフリーメーソンの最終目標であったようである。



白魔術系のフリーメーソンと黒魔術系のフリーメーソンは世界の運営の仕方において常に対立、激突している。


例えば、1944年にブレトンウッズ会議にて、第二次世界大戦後の国際通貨体制に関する話し合いがもたれたが、この時、英国代表の経済学者・ジョン・メイナード・ケインズ(フェビアン社会主義者)は国際通貨バンコールの導入を提案したが、米国代表の財務次官ハリー・デクスター・ホワイト(ハルノート作成者)は米ドル基軸通貨体制を主張した。

この時、米国が世界の金の7割を保有していたので、ドルが世界の基軸通貨となったが、この時のケインズ側の主張は、白魔術系フリーメーソンの主張ではないかと考えられる。


また第二次世界大戦中の陸軍参謀総長であるジョージ・マーシャルが戦争で疲弊したヨーロッパに対して、大規模なヨーロッパ復興を指導し、後にマーシャル・プランの立案・実行により、ノーベル平和賞を受賞している。

wikipediaによれば、このジョージ・マーシャルはフリーメイソンであったと記されている。



このようにフリーメーソンにも白魔術系のフリーメーソン、黒魔術系のフリーメーソンがあり、その中間段階の人(灰色)もいて、入り乱れているのである。

単純に善悪を決めつけることも出来ない。


デヴィッド・ロックフェラー自身も『ロックフェラー回顧録』で、以下のような発言をしているようである。



1世紀以上に渡って、左右両派の過激派たちが、私がこのときカストロと出会ったような広く報道された出来事をあげつらって、ロックフェラー家が圧倒的な影響力をアメリカの政治経済機構に及ぼしていると攻撃してきた。

その中には、私たち一族が、アメリカの国益に反して暗躍している秘密の陰謀団の一味であると信じている者もいたし、私の家族と私を刺して”国際主義者”と呼んだり、他の世界の有力者と結託して、共同謀議をたくらみ、世界を政治的、経済的に統合して「ワン・ワールド政府」を作ろうとしていると考えている者さえいた。

そのように彼らが批判するのであれば、私は甘んじてその追及に対して「有罪」であると認めよう。
それどころか、私はそのように言われることを誇りに思っている。


つまり、デヴィッド・ロックフェラーは世界を政治的、経済的に統合して「ワン・ワールド政府」を作ろうとしていることを率直に認めているのである。

そして、それを誇りであると思っていると述べている。


つまり、フリーメーソンとして、彼自身は使命感を持って活動しているのかもしれないのである。


然し、彼自身が主張する14万4千人のエリート官僚によって支配される全体主義的な超国家的な世界政府というものは、非常に邪悪であり、彼自身がそのことに気づいていない。


つまり、悪人は自分のことを悪人だと思っていないという法則があると言えるかもしれない。



アリスベイリーは『グラマー-幻惑と錯覚の克服』(AABライブラリ翻訳・刊行、1950年)の中で、「新たな世界宗教がこの地球をダメにしつつある。それはメーソン的儀式であり、“太陽天使”の役割である」と述べている。


つまり、フリーメーソンの上層部は、資本家(銀行家)や多国籍企業の経営者(ビジネスマン)が占めており、このデヴィッド・ロックフェラーの発言を見る限りでは、黒魔術系のフリーメーソンに乗っ取られてしまっていると言えるのである。





・フリーメーソンの悲劇


このようにフリーメーソンにも白魔術系のフリーメーソン(正義、利他性)と黒魔術系のフリーメーソン(悪、貪欲、物質性)に区別される根拠は、アリスベイリーの著作の中に見ることが出来る。


引用文献:『秘教心理学』アリス・ベイリー AAB ライブラリー 翻訳・発行 P.472~P.482


ユダヤ人問題


諸国家と光線に関連して、(いわゆる)ユダヤ人問題の原因の一部になっているいくつかの根本的な状態について述べておきたい。この問題は数世紀にわたって存在してきたが、抱きうる最も深い懸念を、この時期、惑星ハイラーキーのメンバーを含めた大勢の人々に抱かせている。もしこの問題が解決できれば、それは世界に理解と調和を復興させる強力な要因の一つになるであろう。この問題は、世界中の善意の人々の協力なしで解決することはできない。この問題に関して私が述べることで、チェックしたり証明したりできるものはほとんどない。というのは、問題の糸口は、非常に古い時代に、文字通り、太陽が双子座にあった頃に見られるからである。当時、フリーメイソン友愛団のすべてのメンバーたちが知っているように、フリーメイソンにおける大いなる道標である二本の柱が立てられた。そのため、フリーメイソンが行うすべての実践にはユダヤ的な色合いが見られるのである。とはいえ、ユダヤ的という言葉が今日意味するような意味においてではないが。したがって、もしこれらの事実にそのような太古の意味合いが含まれているならば、私の言葉が正確であると言ったり、私の結論が正しいか間違っているかを判断することが誰にできるであろうか。私は、人間が知っているどのようなものよりも古い記録から得ることができる事実を提供するだけである。

ユダヤ民族のパーソナリティー光線、物質形態の光線は第三光線である。魂光線は第一光線である。彼らの占星学上の宮は山羊座で、上昇宮は乙女座である。水星と乙女座が彼らの運命において重要な役割を果たしている。これらのヒントは、進歩した学ぶ人々や占星学者に対して、ユダヤ民族の奇妙な歴史に光を投げかける際立った論点を十分に提供しているはずである。この第三光線の影響力を受けているため、ユダヤ人々にはフォースとエネルギーを操作し、望んだ目的を

達成するために「陰で糸を引く」傾向があるのである。一つの民族として、彼らは生まれながらの立法者であり、しかも魂光線が第一光線であるため、支配し統治する傾向がある。またそのため、彼らの歴史には山羊が絶えず姿を現わし、メシアを産むべき聖母について教えられているのである。

どのグループにおいても―――天国のグループであろうと、地上のグループであろうと―――、反逆し、反抗し、同じグループ内の他の人々とは異なったイニシアティブを発揮する傾向を示す人々が常に何人かいる。太古の聖典において寓意的な言葉遣いで伝えられているところによると、私たちの太陽系が誕生したときに「天国で戦いが起こり」、「太陽とその七人の兄弟たち」は、完全に調和して行動していなかった。そのため(ここにヒントが隠されている)、私たちの地球は七つの聖惑星の一つではないのである。私たちも知っているように、プレアデスの七人の姉妹たちが迷子になったという古代の伝説があり、このような伝説は他にもたくさんある。また、神々の会議室は常に平和で理解に満ちていたというわけではなく、時には言い争いや戦いがあった。このことは旧約聖書のいくつかの話で繰り返し述べられている。象徴的な言い方をすれば、何人かの神の子らは、あるとき「夜明けの子であるルシファー」に導かれて、その地位から転落した。この「天使の堕落」は、私たちの惑星の歴史においては途方もない出来事であったが、太陽系の歴史においては、一時的な興味深い現象にすぎなかった。また、私たちの太陽系がその一つにすぎない七つの太陽系内での出来事としては些細な偶発的な出来事にすぎなかった。ここで立ち止まって、いま述べたことについてしばらく考え、あなた方の価値観を再調整しなさい。出来事の重要度を測る基準は視点に応じて変化する。(私たちの地球における意識の開花という視点から見れば)極めて重要で決定的な価値を持つように思える要因も(宇宙の視点から見れば)些細な意味しかないかもしれないのである。個人の出来事は本人にとっては重大な意味があるが、全体としての人類にとっては小さなことである。すべては、何が生命のドラマの舞台の中心を占めているかによって決まり、些細な出来事であれ重大な出来事であれ、どのような中心的要素の周りを巡っているかに左右される。

自然の第四王国つまり人類の表現である力と生命の半径内に、主要なグループ分けの特徴になった「独立しているという思い込み」と「離脱」に対応するものが見られた。後期レムリア時代において、当時の観点から見れば高度な進化を遂げ、世界の弟子たちの中に数えられた人々の一団が、惑星ハイラーキーと対立し、彼らは「イニシェートたちの法則」から離脱した。当時、教えの強調点は生命の物質面に置かれ、注目の焦点は肉体性質とその統御に置かれていた。『いにしえの注釈書』は、何が起こったかを次のような言葉で伝えている。この古代の聖典のリズミカルな叙事詩を読むとき、そこで言及されているのが、現在のユダヤ民族の先祖であった弟子たちのグループについてであるということを認識するのは賢明であろう。

人々の運命を導く内界のグループから法が発せられた。無執着になれ。そして、掴み、獲得し、自分のものにする力を内に引き上げよ。人の世を去り、光の中に入るよう自らを訓練する神の子らはいつも手ぶらで旅をする。彼らは獲得したものを持ち運ばない。身軽になり、平和の門を通って中に入れ。

門の外で待ち、門を開けよという言葉が発せられたときに入る準備ができていた神の子らの中には、地上の宝物を抱え込んでいる者もいた。彼らはその宝物を生命の主に捧げるために持ってきたのである。しかし、生命の主は彼らの贈り物を必要とはしなかった。彼らは、利己的な目的のためではなく、獲得した世界の宝物を捧げることで彼らの愛を示すつもりで、その門を通って中に入ろうとした。

再び、言葉が発せられた。すべてを手放し、地上のものは何も持たずに門のこちら側に来るようにと。彼らは立ち止まり、言い争った。準備ができたその他の人々は光の中に入り、門の二本の柱の間を通過した。彼らは持ってきた荷物を置き去りにして、手ぶらで中に入り、何も持ち込まず、受け入れられた。

彼らは集団で旅をし、集団で進歩し理解したため、この集団は神聖な命令に反応して、立ち止まった。そこで彼らは、一千周期の間に集めた宝物を掴んで、道の入口の前に立ち、待った。彼らは何一つとして残しては行きたくなかった。彼

らは獲得した宝物のために長い間働いてきたのである。彼らは神を愛していた。彼らは獲得した宝物をすべて神に捧げようとした。彼らは指図されることを好まなかった。
再び言葉が発せられた。あなたが手にしているすべてのものを地上に放り出し、手ぶらになって入れと。
しかし、三人はその断固とした命令に背いた。残りの人々は従った。彼らは三人を外に残して門を入った。大勢の人々が至福へと上げられた。三人は依然として、宝物をしっかりと握ったまま入口の外にいた。

世界のどの聖典よりも古いこの太古の書物の中に、フリーメイソン友愛団の物語の秘密を見ることができ、大師が最も親密であった三人に殺されて埋葬されたことの秘密を見ることができる。フリーメイソンのメンバーはみな、私がここで述べた三人のことを知っている。この三人は現在のユダヤ民族の先祖であった。彼らは、何も持たずに身軽になって光のある場所に入るようにという命令に背いた三人の進歩した弟子たちであった。彼らは自分が獲得したものを握りしめ、それを神への奉仕に捧げようとした。彼らの自分では認識していなかった動機は、富への愛着であり、獲得したものを安全に持ち続けたいという欲求であった。過去の教師たちが伝える古代の伝説は次のように告げている。

彼らは地上の門へと顔を向けた。友人たちは先に行った。・・・・彼らは後に残った。・・・・大師方は会議を開き、光の門に達していながら、光への奉仕を愛することよりも世界の宝物を愛する者たちの運命がどのようなものになるべきかを決定した。再び、依然として扉の外で待ち、命令に反抗する三人に対して、言葉が発せられた。

持っているものを握りしめ、もっと集めるがよい。しかし、平安を知ることはない。マインドの果実を収穫し、多くのものを獲得する力を求めるがよい。しかし、安住できる地はない。
あなた方は主の弟子たちである。そのため、平安を分かち合うことはできず、成功するかどうかを確信することもできず、獲得したものを握りしめる力もない。
すべてを見下ろす方についての仄かな知識は常に存在するであろう。集め蓄えたいという衝動は常に存在する。しかし、それを握りしめて楽しむための時間は決してない。それゆえ、再び時が巡ってくるまで放浪せよ。そして再び、今度は何 も持たずに光の扉の前に立ちなさい。そのときは何も持たずに、主の僕らに受け入れられて、中に入り、永遠に平安を知 りなさい。

古代の伝説は次のように告げている。三人は、悲しみと反抗心に満たされながら、彼らの宝物を抱えて立ち去ったと。このようにして、放浪するユダヤ人の歴史は始まった。地上で働き、道と達成を自ら縮図として表現した偉大なる神の子 らのうちの一人、ナザレのイエスはユダヤ人であったことを思い出すことは有意義である。彼はそれまでのすべての状態 を覆した。彼は何一つ所有しなかった。彼は人類の中で最初に達成した方であり、無執着のドラマに反抗した三人のうち の最年長者の弟子の直系の子孫であった。ユダヤ人は世界という放蕩息子を身をもって表している。ユダヤ人は正しい価 値観という教訓をまだ学んでいない弟子の象徴である。ユダヤ人は光の法則の犠牲者、その法則に従う能力のなさの犠牲 者であった。ユダヤ人は故意に、そして大きく見開いた目で結果を見つめて罪を犯した。したがって、その法則について のユダヤ人の理解の仕方は他の民族とは違うものである。というのは、ユダヤ人は永遠にその法則の犠牲者だからである。ユダヤ人はその法則を否定的な視点から宣言してきた。モーゼの十戒は今日、世界の大部分を規定しているが、正義と真 の正当性を生活の場にもたらすことはまだできていない。

(当時は)民族の代表者たちであった他の弟子たちは、古代のイニシェーションの門を通って、偉大なる最初の一歩を踏み出した。彼らは、三人の仲間の弟子たちと別れた出来事についての秘められた記憶をかすかにもって戻ってきた。地上での生活に戻ったとき、彼らはこの出来事のことを話した。これは彼らの過ちであった。長きにわたる敵意の火ぶたが切られ、それは今日でも続いている。この弟子たち自身は、長い巡礼の旅を経て、永遠なる平安に入った。しかし、隠されたイニシェーションの出来事で彼らが以前犯した裏切りの結果は、今も影響を及ぼし続けている。


奇妙なことに、自分が受けるよう切望していたものよりも差し出さなければならないものを愛した三人の弟子たちを先祖に持つこの古い民族は、フリーメイソンの伝統を最初に築いた人々であった。彼らの歴史は(それに付随して、人類の歴史は)、フリーメイソンのドラマ仕立ての儀式の中に表現されている。彼らの誠実さの報酬は―――というのは、彼らは自分たちが最もよく知っていると信じて、完全に誠実な気持ちで反抗したからである――毎年、彼らが光の中に入っていたかもしれない日が巡ってきたときに、光の探求の物語を舞台で演じることが認められたことであった。彼らは地上での死からほとんど蘇り、光の生命へと入っていたため、秘儀の偉大なる伝統が彼らによって開始された。彼らは死を選択した。そして、「それまで生き続け、報酬を要求することができ」、復活の扉を大きく開く力の言葉を発することができたものを殺害した。
この三人は、互いに支え合い、決して互いを見放さないという永遠の誓いを立てたと伝えられている。この誓いを彼らは幾多の時代を通して守ってきた。その結果、他の民族の敵意を引き起こす民族的な分離性と利益共同体が生まれた。
昔から、ユダヤ人はずっと彷徨い、世界に多くの美を生み出し、大勢の極めて偉大な人々を人類に提供してきた。しかし、(同時に)憎まれ、迫害され、裏切られ、追い出されてきた。ユダヤ人は人類の歴史を身をもって象徴的に演じている。掴み、握りしめ、さらに自らの民族的国家的な統一性を保とうとするユダヤ人の古くからの傾向は、彼らの際立った特性である。彼らを同化吸収することは不可能である。それにもかかわらず、この民族は非常に古いため、―――古代レムリア時代において―――その最も進歩していた人々すべてが弟子道を歩んでいたほど非常に進歩していたこのグループを先祖としない国は世界に存在しない。西洋世界には、フィンランド人、ラップ人、明確にモンゴロイドの血を引く国家を除けば、この最古の選民の子孫ではない民族血統は存在しない。しかし、ユダヤ人の血と現在呼ばれているものとの混血は、他の民族との混血ほどは見られない。そして、現代のユダヤ人は、アングロ・サクソン人と同じように、枝分かれした民族である。ただし、選択的な傾向を課し、民族的に分離することを通して、彼らは原初の特徴の多くを純粋な形で保ってきた。
先祖が同じであるということを認識していたからこそ、イギリス系ユダヤ人は真理を歪曲し、現代の西洋の歴史は離散 したユダヤ人から始まったとしたのであった。真実はそれよりもずっと古い時代に関係し、旧約聖書に述べられているよ うに、ユダヤの歴史よりも前の時代にまでさかのぼる。最初の三人の弟子と彼らの血族だちは三大民族の祖先であるが、この三大民族は以下のように一般化して述べることができる。

1 聖書の時代と現代のセム系民族。アラブ人、アフガン人、ムーア人、これらの民族の直系子孫と傍系子孫。その中には現代のエジプト人も含まれる。これらの民族はすべて、三人の弟子のうちの最年長の弟子の子孫である。

2 ラテン系民族。世界中に散らばっている彼らの様々な分派。至るところに見られるケルト系民族。これらは三人の弟子のうちの二番目の弟子の子孫である。

3 チュートン人。スカンジナビア人。アングロ・サクソン人。彼らは三人の弟子のうちの三番目の弟子の子孫である。


以上述べたことは大まかな概括である。関係する時代は非常に長期にわたっており、多くの時代を経て、多様に枝分か れしているため、私には概略的な考えを提供することしかできない。三人のうちの二人の弟子の子孫たちは、アトランテ ィス時代に広まった様々な言い伝えを受け入れて、今日でもそうであるが、ユダヤ人に敵対していた人々の側についた。彼らは共通の祖先を持っているという感覚を完全に失ってしまった。今日の世界には純粋な民族は存在しない。過去2、
3百万年の間に、他の民族との結婚、不義の関係、乱交が繰り返されたため、純粋な血統は全く存在しない。民族を民族

ならしめる根本要因は、絶えざる民族間の混血を切り抜けてきたものは別として、強制された隔離ではなく、気候風土である。絶えざる民族間の混血があったにもかかわらず、民族の統一性をある程度守ってきたのは、今日ではヘブライ人だけである。
人類が共通の先祖を持つという事実に目覚め、現代文明における三大主要血統が認められたとき、古くからのユダヤ人に対する憎しみは消え去り、ユダヤ人は他の民族に溶け込むであろう。偉大なるアトランティス文明の末裔である東洋の民族でさえ、現代のユダヤ人や他の民族の祖先との混血を行った形跡がある。しかし、東洋の民族の混血はそれほど進んでおらず、西洋の民族よりも自分たちの特徴を色濃く保持してきた。
以上述べたことを熟考し、フリーメイソンの伝統を徹底的に研究するならば、多くのことがあなた方のマインドにおい て明らかになるであろう。民族学者たちは受け入れないかもしれないが、私が述べたことが偽りであるという証拠を示す ことは彼らにはできない。というのは、現在の民族に関する世界的な状況の起源は、人類史における非常に古い時代にま でさかのぼるため、民族学者たちは自身の主張を裏付けることさえできないからである。彼らが考察できるのはせいぜい 過去十万年の歴史であり、彼らの主張は、その過去の影響を論拠にしており、原初の原因を論拠にしているのではない。


まず、フリーメーソンは非常に起源が古くアトランティス時代、及び、その前のレムリア時代においても既に存在していたということである。


そして、レムリア時代に以下の部分で示されるようにマスターの教えに背いて、教えから離脱するものが現れたのである。



『後期レムリア時代において、当時の観点から見れば高度な進化を遂げ、世界の弟子たちの中に数えられた人々の一団が、惑星ハイラーキーと対立し、彼らは「イニシェートたちの法則」から離脱した。当時、教えの強調点は生命の物質面に置かれ、注目の焦点は肉体性質とその統御に置かれていた。』


これが黒魔術の起源であり、黒魔術系フリーメーソンの起源であると言える。


そして、師の指示通りに物質を手放すことが出来ず、師に背いて、師を殺害して埋葬した3人の弟子たちの話が登場する。


これがフリーメーソンの悲劇的な過去の出来事である。


そして、この白魔術系フリーメーソンと黒魔術系フリーメーソンの対立は、アトランティス時代に激化し、戦争となって、一旦、人類は滅ぼされることとなった。アトランティス文明は海中に沈んだのである。

このことは”大洪水”と呼ばれ、世界の様々な宗教の言い伝えや神話の中に残っている。

(聖書考古学者のロス・パターソン氏なども大洪水が存在することについて、そのような主張をしている)



そして、第二次世界大戦の時にそのアトランティス時代の戦いが再び、象徴的に当時の同じ人物たちが、同じように対峙する形で、繰り返されたと書いてある。


デヴィッド・ロックフェラーは、そうしたフリーメーソンの悲しき歴史の中においてもかなり重要な役割を果たしてきた人物なのではないかと思うのである。


アリスベイリーが記した上記の記述を読めば、何故、アメリカ合衆国の支配者階級がユダヤ人のシオニズム(イスラエルに国家を建設する運動)を支援するのかということがよく理解できる。


また「彼らは自分たちが最もよく知っていると信じて、完全に誠実な気持ちで反抗した」と書いてあるが、これは非常に興味深い記述である。


つまり、これによって、デヴィッド・ロックフェラーが完全に自分がしていることは正しいという信念を持っていて誠実に生きているように見えることが説明出来る。



因みに私は以前、『メーソン―第三等級の姉弟』ウィル・L. ガーヴァー (著), 尾高 樹良 (翻訳)という「バラ十字会」の推薦図書とされている本を古本で購入して読んだが、この中にマスター、アデプト、ハイアラキーといったアリスベイリーの著作の中に示されている言葉が、全く同じように使われていることを発見した。


それで、デヴィッド・ロックフェラーが何故、アリス・ベイリーのルーシス・トラストの会員であったのかを考えると、デヴィッド・ロックフェラーは、フリーメーソンであったという理解につながるのである。



彼の国連への手紙を読むと、フリーメーソンの活動をかなり誤解している感じがよく出ている。


理想社会に関するアイデアが自己流に捻じ曲げられている所が不気味である。


DavidRockfeller_chart

出生図を見た時に双子座に土星と水星が在住しているが、これは月、太陽から見ると9、10室支配のヨーガカラカの土星と2、5室支配の水星のコンビネーションであり、スーパーラージャヨーガである。


デヴィッド・ロックフェラーは1981年までチェース・マンハッタン銀行の頭取兼最高経営責任者を務めているが、銀行業や金融業で、堅実に稼ぎそうな配置である。



しかし、非常に興味深い配置が、7室支配の火星が月、太陽から見た12室の牡羊座バラニーに在住している配置である。


この牡羊座は支配星が火星であるため、定座に在住して強いことが分かる。


このバラニーはCIAなど諜報に関係する人物を表すナクシャトラである。


また不気味なのは12室に在住する強い火星は人の見えない所で色々なことをやっている配置である。


この牡羊座はジョン・F・ケネディの8室に当たり、ラグナロードで10室支配の火星と3、8室支配の火星が在住して、土星からアスペクトされている。


JFK_chart

これが主に銃弾で頭を打ち抜かれた悲劇的なダラスでの暗殺事件を表す配置である。


ジョン・F・ケネディの身体を表す表示体であるラグナロードの水星(身体)が8室(陰謀、災難)に在住し、3、8室支配の強い火星(銃弾、刃物)とコンジャンクションしているが、牡羊座は火の星座であり、火星も火の惑星である。


従って、銃火器で、暗殺されるという象意なのである。


この同じ場所にデヴィッド・ロックフェラーの火星が強い状態で在住しているということは彼がCIAを使って、この暗殺に関与していたのではないかと連想させる配置である。


デヴィッド・ロックフェラーが、少なくともCIAなどの諜報関係者との人脈を持っていたことを示す配置である。


CIAは米国が資源を奪いたい国家に工作活動を仕掛け反体制勢力などに武器を供与して、親米の傀儡政権の樹立を手助けしたり、米国の帝国主義政策の実行部隊であった。


世界皇帝であるデヴィッド・ロックフェラーが、そうしたCIAに強力な人脈や武器を持っていたことを示す有力な手掛かりである。


例えば、私は非常に興味深く思ったことは、最近、中東で、「アラブの春」という民主化運動が起こったが、それは秘密警察などによって国民を支配していた独裁者を倒す戦いであり、自由、平等、博愛を目指したフランス革命にも比較される出来事であった。


当然、この戦いを白魔術系フリーメーソンは虐げられた民衆の為に支援するのである。


しかし、この「アラブの春」をCIAが支援していたというのである。


CIAはアメリカの国益を推進する諜報機関であり、アメリカの支配者階級(富裕層)の利益のために行動する組織である。


つまり、このことから分かることは白魔術系フリーメーソンと黒魔術系のフリーメーソンは、世界が民主化されることに対しては利害が一致しているのである。

しかし、その目的、動機が異なるのである。


白魔術系フリーメーソンは、独裁者に虐げられた人々が、支配から解放されて自由になるために手助けする訳である。


しかし、黒魔術系フリーメーソンは自分たちのビジネスの市場とするために独裁者を倒すのである。


たとえ独裁者であっても、国民に対しては非常に手厚い福祉を提供して保護している国もある。


例えば、イランなどの国家はそうである。イランは男女が平等で女性の進学率なども高い、非常に国民にとっては手厚い国家であるという。


このような場合、白魔術系フリーメーソンは、あえてその独裁者を打倒するような動きは考えないのではないかと思われる。


しかし、黒魔術系フリーメーソンにとっては、独裁者が国民に良い政治を行っているかどうかに関わらず、独裁者の存在自身が、自分たちのビジネスの邪魔である。

民主化して、その国家を自分たちの市場に組み込みたいのである。


従って、黒魔術系フリーメーソンは独裁者を排除するためにCIAを使って工作活動を行うのである。


例えば、最近ではリビアのガダフィー大佐が、民主化運動によって殺害されたが、CIAがこれを支援していたのである。

ヒラリー・クリントンが、ガダフィー大佐暗殺の直後、現地入りしたり、またCIAとメールでやり取りして指示を出していることが最近、ヒラリーメール問題として話題になった。


ヒラリー・クリントンは黒魔術系フリーメーソンのメンバーとして、米国が主導するグローバリゼーションを推進しなければならなかったのである。


従って、リビアを米国の市場とするためにガダフィー大佐を排除しなければならなかったのである。


しかし、ガダフィー大佐は、リビア国民に対して、考えられないような福祉を施している。



・電気は全国民、無料。電気代の請求書が存在しない。
・銀行は国営。全国民に与えられる融資は、法律で金利ゼロパーセント。
・住宅を所有することが「人権」と見なされている。
・すべて(違うという意見もあり)の新婚夫婦に、アパート購入費用として、政府からおよそ500万円が与えられる。
・教育と医療は無料。識字率は83パーセント。
・農園を始めるための農地、住居、器具、種、家畜がすべて無料で与えられる。
・外国に行くための資金が国から与えられる。さらに、住宅費と自動車経費として月におよそ23万円が支払われる。
・自動車を購入すると、政府から価格の50パーセントの補助金が出る。
・石油価格は、リッターあたりよそ14円。
・対外債務はなく、資産は15兆円にのぼる。
・学校を卒業しても就職できない場合は、仕事が見つかるまで平均的な給与と同じ額の手当てが国から支払われる。
・石油の売上の一部が、全国民の銀行口座に直接振り込まれる。
・子どもを生んだ母親には、50万円が支払われる。
・パン40斤が15円。
・人口の25パーセントが大学の学位を持っている。
・世界最大の灌漑プロジェクトを26年かけて遂行した。

(『99%の人が知らない この世界の秘密』イーストプレス 内海聡著より引用抜粋)


リビア国民にとっては、まさに地上天国のような政治を行っていたのであり、国民の英雄である。


もし白魔術系フリーメーソンなら、そうしたガダフィーを排除しようとはしなかったと考えられる。

国民はそれで幸せだったからである。


ガダフィーを独裁者だと宣伝して、それでガダフィーを排除しようとしたのは、黒魔術系フリーメーソンなのである。


またこれはイラク戦争でも同じである。


サダム・フセインは独裁者で、残酷な人物でもあったが、国内は比較的平和に統治されていた。

民主主義は実現されてはいないが、国民にとって一応、平和が維持されていた。

そういう場合、白魔術系フリーメーソンは特にサダム・フセインを排除しようとはしないのである。


黒魔術系フリーメーソンは、大量破壊兵器の存在やサダムフセインという独裁者の打倒を口実にイラク戦争を仕掛けたのである。

実際は、米国の多国籍企業の市場とし、石油利権を確保するためである。

その為、イラク国内は内乱状態になり、現在のイスラム国(ISIL)の台頭を招いたのである。



2017年2月にドナルド・トランプが大統領に就任したが、トランプは、黒魔術系フリーメーソンのメンバーでもないし、白魔術系フリーメーソンのメンバーでもない、比較的独自路線を歩んでいる人物ではないかと思われる。

そのため、イラク戦争を批判したし、また米国の多国籍企業が推進していたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を中止した。


これは彼が組織に属さずに個人の努力で成りあがろうとするリバータリアン(自由至上主義者、個人主義者)を体現する人物だからである。

白魔術系フリーメーソンも黒魔術系フリーメーソンも、組織としてグループで行動するのである。


しかし、彼は組織を嫌い、独自路線を歩んでいる。


但し、彼が大統領になる直前にデヴィッド・ロックフェラーの子分であると言われているキッシンジャーがトランプと会見したので、黒魔術系フリーメーソンは、彼らが擁立したヒラリー・クリントンを切り捨てて、ドナルド・トランプの取り込みを行なったのではないかと考えられる。

当然、白魔術系フリーメーソンとしては、ドナルド・トランプが、黒魔術系フリーメーソン陣営に取り込まれないようにすることが急務となる。

ドナルド・トランプはリバータリアンであり、組織に属さない人物であるため、白魔術系フリーメーソンにとっても黒魔術系フリーメーソンにとっても扱いにくい人物なのである。

これはフランス革命の時にナポレオンを通じて、フランス革命の成果を防衛しようとしたフリーメーソンの努力にも似ているのである。
この時の軍人ナポレオンが組織に属さないドナルド・トランプのような人物であったと考えられる。

上手く扱えば、革命を防衛する存在にもなるし、しかし、失敗すれば独裁者として害をもたらすかもしれない。

当時のフリーメーソン(白魔術系と黒魔術系)の両方にとって、ナポレオンというのは、そうしたどちらに転んでもおかしくない可能性を持っていたと考えられる。



ドナルド・トランプが大統領に当選した時、米国の左翼リベラルを体現するハリウッドのセレブたちは、激しくトランプを批判し、抵抗している。

しかし、米国のハリウッドのセレブたちは、黒魔術系フリーメーソン(銀行家、多国籍企業)が推進するグローバリゼーションの恩恵を最も受けている人々である。

本来、米国の労働者階級の悲惨な窮状や貧富の格差などを最も無視して、その格差を推進してきたのが、黒魔術系フリーメーソンなのである。

つまり、デヴィッド・ロックフェラーの経済思想にも表れているように新自由主義とマネタリズム、そして、IMF(国際通貨基金)や世界銀行によるグローバリゼーションである。


アメリカの大衆の悲惨な窮状を救い、米国内に雇用を創出すると約束したトランプが当選したのは、米国民が、左翼リベラルに期待せず、独裁者であるドナルド・トランプに期待したからである。

それはイラクのガダフィー大佐のような独裁者によってもたらされる福祉(国家社会主義)を期待したからである。


米国の場合は、左翼リベラルというのは、ヒラリー・クリントンに見られたように黒魔術系フリーメーソンに等しいのであり、全く期待できないからである。


それで、今現在は気概があって、指導力のある右翼、民族主義的な人物に期待が為されているのである。


黒魔術系フリーメーソンの誘惑や支配をはねのけることの出来る頑固な保守で、国民を守る独裁者の方が正義や平等を実現できる可能性が高いのである。


このようにフリーメーソンにも白魔術系フリーメーソンと黒魔術系フリーメーソンの違いがあることは区別しなければならない。


これは善と悪の対立そのものである。


2つの陣営は、どちらも水瓶座の象意であり、お互いにグループワークをして戦っていることは明記しておく必要がある。


黒魔術系フリーメーソンは本来、利己的であるのだが、彼らは競争的協力を行なうのであり、また固い契約によってお互いに連携して動いている。

ある種の組織のメンバーになった後は共犯者になるため、抜け出すことは出来ないという恐怖心による結びつきであり、信頼や友情ではないと思われるが、一応、結束は固い訳である。


そして、グループワークで働く場合の科学も知っている。


三角形の科学と呼ばれるが、個人で動くよりもグループで動いた方が力が発揮できるのである。


それが主に水瓶座の時代のテーマであるグループワークであり、三角形の科学である。



因みに白魔術系フリーメーソンと黒魔術系フリーメーソンというのは、私の造語である。


白魔術系フリーメーソンとは、アリスベイリーが『イニシェ―ション』の中で記述しているマスターと呼ばれている存在であると理解すればいいかもしれない。


例えば、クートフーミ、モリア、ジュワルクール、ラコーツィ、ジュピター、またその他にも大勢のマスターが存在している。

そして、様々な段階の弟子たちが存在しており、政治、教育、宗教、科学など様々な分野にポジションを得ている。


一方で、黒魔術系フリーメーソンというのは、誰なのかそれは不明である。


因みにアリス・ベイリーによれば、ヒトラーは黒魔術系フリーメーソン(物質性の大主)に憑依されて、その道具にされたようである。

第二次世界大戦の時にヒトラーの陣営にいた人々、そして、ナチスに協力した米国企業(I・G・ファルベン社、スタンダード石油、フォード社、デュポン財閥)の人々も含まれるかもしれないが、ナチスを通して、黒魔術系フリーメーソンは世界を1000年支配するという目的を達成しようとしたようである。

スタンダード石油が入っているので、やはりロックフェラー財閥は含まれている。

因みにロックフェラーは、ロシアで共産主義革命を起こそうとしたトロツキーに資金提供などもしており、常に何かそれを実現できそうな人物に資金を提供して託すのである。

ヒトラーは民族主義者で、独裁者であるが、黒魔術系フリーメーソンはこの強力な人物に目を付けたということかもしれない。


またここで論じているデヴィッド・ロックフェラーは黒魔術系フリーメーソンであると考える必要がある。

但し、本人は自分は真のフリーメーソンであり、黒魔術系フリーメーソンではないと信じているかもしれない。


その他、宇宙人やUFOの存在を隠蔽して、リバースエンジニアリングで、地球製のUFOを製造して、宇宙戦争の危機を煽っているような軍事産業の人々などもそうである。

米国防総省(ペンタゴン)や軍事産業などにこうした黒魔術系フリーメーソンのメンバーはいると思われる。


そのメンバーが誰かは推測するしかない。


しかし、白魔術系フリーメーソンとは明白に区別されるはずである。



第二次世界大戦後、ヨーロッパ復興計画を指導したジョージ・マーシャルは、白魔術系フリーメーソンであると言えるかもしれない。


このように世界は、白魔術系フリーメーソンと黒魔術系フリーメーソンが対峙して戦っているのである。


デヴィッド・ロックフェラーが死亡したというニュースは黒魔術系フリーメーソンが行う悪の終焉を象徴しているように思えてならない。


私は右翼とか左翼といった違いは、単なる性格の違いであり、それは星座の違いでしかないと考えている。


魚座や蟹座が右翼であり、特に蟹座が右翼、民族主義者である。


蠍座は水瓶座から10室なので水瓶座の行為のハウスに位置している。


従って、水瓶座の道具として仕事をする場合があるため、複雑である。



一方で水瓶座、双子座、天秤座は左翼である。


そして、白魔術系フリーメーソンも黒魔術系フリーメーソンも同じ水瓶座や双子座が表示体となる。


左翼リベラルであっても悪は存在するのである。


一方でガダフィー大佐など右翼、民族主義者にも英雄的な人物はいる。


イタリアのファシスト党のムッソリーニなどもそうである。


彼らは国家社会主義的に独裁者の指導力で大衆を救おうとしたリーダーである。



・新世界秩序、シオニズム、終末論


ここまで記してきたが、白魔術系フリーメーソンと書いたのはアリスベイリーの著作の中で紹介されている霊ヒエラルキーのことである。

そして、フリーメーソンの最初の伝統を築いた人々が、霊ヒエラルキーの教えに背き、物質を手放せなかった3人の弟子を先祖に持つ古い民族であったと書いてある。

その古い民族がユダヤ人の先祖であり、そこからユダヤ人はあらゆる民族と混血しており、あらゆる民族の先祖にユダヤ人の血が入っていることになる。


つまり、フリーメーソンそのものが、私が名づけた所の黒魔術系フリーメーソンであるということになる。


フリーメーソン自体が精神性を追求する博愛の団体であるにも関わらず、物質にかなり価値を置いているのはそのためである。

そして、上層部や位階が上になるとルシファーを崇拝しているというのはその為である。


あるいは西洋文明の価値観そのものが、やや物質主義なのもその為である。



つまり、正しく言葉を定義すると、私が黒魔術系フリーメーソンと呼んだのは、フリーメーソンそのものである。


そして、私が白魔術系フリーメーソンと呼んだのは、霊ヒエラルキーのことである。


霊ヒエラルキー自体は、人類の進化の初期の段階に創設され、以後、人類の進化を監督してきたのだが、その霊ヒエラルキーのマスターの教えに背いて、離脱した弟子の一団が黒魔術の起源であり、物質性の大主と呼ばれる。


フリーメーソンはユダヤ民族の宗教のようなものであり、その最初の出発点で、師の教えに背いて、師を殺害し、埋葬したという悲劇の物語がある。


アリスベイリーの記述によれば以下の部分が非常に印象的である。


『ユダヤ人は正しい価値観という教訓をまだ学んでいない弟子の象徴である。ユダヤ人は光の法則の犠牲者、その法則に従う能力のなさの犠牲者であった。ユダヤ人は故意に、そして大きく見開いた目で結果を見つめて罪を犯した。したがって、その法則についてのユダヤ人の理解の仕方は他の民族とは違うものである。というのは、ユダヤ人は永遠にその法則の犠牲者だからである。ユダヤ人はその法則を否定的な視点から宣言してきた。モーゼの十戒は今日、世界の大部分を規定しているが、正義と真の正当性を生活の場にもたらすことはまだできていない。』


ユダヤ人は『光の法則の犠牲者』と書いてある。


ここでの『光の法則』とは、おそらく『カルマの法則』を指していると思われる。


『大きく見開いた目で結果を見つめて罪を犯した』という記述は、ユダヤ人は『カルマの法則』について十分に知っていながら、その結果について十分に理解していながら、それでもなおかつ、罪を犯したということである。


物質を手放すことを選択せずに師を殺害することを選択したということになる。


『光の法則の犠牲者』、『その法則に従う能力のなさの犠牲者』という記述は、その過去の罪によって、カルマの法則によって流浪の民となり、世界を彷徨う結果を得たということである。


またアリスベイリーの記述の中で以下の箇所も非常に印象的である。


『彼らは獲得した宝物のために長い間働いてきたのである。彼らは神を愛していた。彼らは獲得した宝物をすべて神に捧げようとした。彼らは指図されることを好まなかった。再び言葉が発せられた。あなたが手にしているすべてのものを地上に放り出し、手ぶらになって入れと。しかし、三人はその断固とした命令に背いた。残りの人々は従った。彼らは三人を外に残して門を入った。大勢の人々が至福へと上げられた。三人は依然として、宝物をしっかりと握ったまま入口の外にいた。』


『彼らは自分が獲得したものを握りしめ、それを神への奉仕に捧げようとした。彼らの自分では認識していなかった動機は、富への愛着であり、獲得したものを安全に持ち続けたいという欲求であった。』


獲得した宝物をすべて神に捧げようとしたが、彼らは宝物をしっかりと握ったまま手放すことが出来なかったのである。そして、獲得した宝物を神に捧げようとしたが、彼らが気付かなかった動機の中に獲得した富への愛着があったということなのである。結局、彼らは宝物を握りしめたまま、入口の中に入ることは出来なかった。


この記述はデヴィッド・ロックフェラーの人生をそのものだと考えると納得できるのである。


彼らは本来は崇高な新世界秩序のために活動して来て、かつて師の弟子として歩んでいた記憶があるのである。


本来、霊ヒエラルキーの弟子として高度な進化を遂げている存在であった。


然し、その師の教えから離脱して、物質を獲得する道を歩み続けた。


しかし、彼はまだ霊ヒエラルキーのメンバーであったことに執着しているのである。


未練がましく自分は、霊ヒエラルキーの崇高な使命を果たしていると考えているのかもしれない。


文末に掲載したが、ネルソン・マンデラと握手をして、微笑むデヴィッド・ロックフェラーの写真からは、偉大な人間になりたかったが、道を踏み外した男が、そこにいるのである。


霊ヒエラルキーのメンバーとして、新世界秩序の建設に貢献したと思っている一人の男の姿がある。


この哀れだが、無邪気な男に対して、人々は同情し、頑固な爺さんだから仕方がないと思うしかないのだろうか。



『大師が最も親密であった三人に殺されて埋葬されたことの秘密』、つまり、3人の弟子による師の殺害は、政府紙幣を発行して、連邦準備銀行を廃止しようとしたジョン・F・ケネディーの暗殺に比較すると理解できる気がするのである。


何故、ケネディ暗殺の真相に関する情報公開はなぜ2039年に為されることになっているのだろうか。


私の推測では、おそらく『ケネディの暗殺』はデヴィッド・ロックフェラーを初めとする黒魔術系フリーメーソン(フリーメーソン)にとっては、新世界秩序への行進を妨げようとしたケネディを排除したことはやむを得なかった崇高なる使命の一つだからだろうと考えられる。

2039年になり、後の世に彼らの行為について歴史が評価してくれると考えているのではないだろうか。


彼らはあくまでも自分たちは正しいと考えているのである。


あるいは現在の支配者階級の人々が生きている間は公開できないということかもしれない。


後の世になって、現在の支配者階級の人間たちが、亡くなって全く当時の事件の真実が全く影響をもたらさない新しい時代になってから、それを公開し、歴史の評価にいだねようということなのではないかと考えられる。


ロックフェラーの国連への手紙の内容を見ても分かるが、新世界秩序と、シオニズムと、終末論などが何故、セットになっているのか、その訳が解明できるのではないかと思われる。


これらは、かつて霊ヒエラルキーの教えに背いて、流浪の民となった3人の弟子を祖先に持つ黒魔術系フリーメーソン(フリーメーソンの上層部)の最終目標なのである。


これらの目標が、師の教えに背いて、物質を手放せなかった弟子たちの物質主義的な考えに色づけられていることはこれまで見てきたように明らかである。




・中央集権的全体主義社会ではなく、自律分散型社会への移行



最近、注目しているのは、仮想通貨ビットコインである。


日本では仮想通貨といったよく分からない訳語が割り当てられているが、欧米では暗号通貨と呼ばれている。


この暗号通貨はインターネットでやり取りすることができるお金である。


私たちはインターネットで何でも情報を送信できると思っているが、お金は実際は送信できないのである。


銀行の口座から相手の口座にいくら送ったとか、インターネット上で操作して銀行のシステムにログインして、相手の口座に送金処理をすることは出来る。

然し、それは銀行のシステム内で、データベース上に保持されている預金残高が書き換えられているにすぎず、送金した金額が自分の口座から減らされて、相手の口座の残高に加えられる処理が為されたに過ぎない。

電子メールに添付ファイルを付けて送信するかのようにお金を相手の口座に送ることはできない。


然し、暗号通貨なら、それが出来るのである。


全ての取引をブロックという単位で計算して、マイナーと呼ばれる複数のワーカーによって計算されて、結果を鎖(チェーン)のようにつなげていくのである。


最初に正しい答えを出したマイナーに暗号通貨が支払われる仕組みになっている。


この仕組みによって取引の情報全てが計算され、またその情報は共有されていくため、どこか一か所で、中央集権的にサーバーのデータベースにデータを保持しなくてもいいのである。

この暗号通貨を支えるブロックチェーンという仕組みが、暗号通貨のやり取りだけでなく、あらゆる経済上のやり取りに応用できるようである。


インターネットが世の中に登場したことと同じくらい衝撃的なことであるという。


このブロックチェーンという発明が、今後、数年間で社会を根本的に変容させていくようである。


この技術が社会制度上の大きな転換を迫るようである。


それによって訪れる社会は、大きな政府によって税金を沢山使って、それによって公共サービスや福祉サービスを運営していくという巨大な福祉国家ではなく、政府の機能は出来る限り縮小して、規制を撤廃し、人々が自由に経済活動することに任せる社会である。

この技術によって、今まで金利を操作して通貨供給量(マネーサプライ)を調節して来た中央銀行の通貨政策が必要のないものになってしまう。


中央銀行の存在意義自体が無くなってしまうと言われている。


つまり、このブロックチェーン技術による暗号通貨の発行は、中央銀行による通貨発行権に対する挑戦であり、お金の民主化である。

民間で勝手にお金を発行して、それが強固な信用力を得てしまったことを表している。


全ての米ドルはこの暗号通貨ビットコインになってしまうと主張している人もいるのである。


世界経済フォーラムは、今後10年で世界のGDPの10%はこの暗号通貨で保持されるようになると予想している。


世界のGDPは約8000兆円であり、そのうちの10%とは800兆円である。


現在、ビットコインの発行残高は2兆円であるが、今後、これが800兆円に拡大していくことを示している。



陰謀理論でもっとも重要だったのは、通貨発行権を巡る争いである。


連邦準備銀行創設のエピソードや、これまでの世界の戦争は通貨発行権を巡る争いであったと言われている。


つまり、通貨発行権を持つ中央銀行というものが、世界を支配して来たというストーリーが終わりそうなのである。


マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが、「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。 そうすれば誰が法律を作ろうと そんなことはどうでも良い」と言ったのだが、そこに現れているように通貨発行権というものは、世界の支配者にとっては最も重要なものであった。

イラクが石油の取引をドル建てで行うことをやめるだけで、米軍がイラクに侵攻するほどドル基軸通貨体制は支配者たちにとって、強固に守るべきものだった。


しかし、普通の民間人が誰の許可も得ずにインターネット上で勝手に始めた暗号通貨が世界に複数に分散するマイナーたちによって、強固な信用力を保持して運営されているのである。


これを政府が禁止することは出来ない。


どんな政府でもインターネット全体をダウンさせることが出来ないのと同じく、マイナーたちがインターネット上で勝手に維持運営している暗号通貨を辞めさせることはできないのである。


つまり、このお金に関する民主化、自由化が始まったのである。


今後、この動きは見守る必要があるが、暗号通貨を利用する流れはますます加速しそうである。


いずれ政府が発行する紙のお金は全て、このビットコインなどの暗号通貨に置き換わってしまうと主張している人がいる。


暗号通貨は手数料が安く、世界中のどこにでも即座に送信することが出来る。


紙のお金や銀行のシステムを使って、高い手数料を払って送金を行なうような人は誰もいなくなるのである。



このように暗号通貨が社会に広く浸透するようになり、またブロックチェーンという仕組みが、あらゆる記録作業を自動で行うようになると、大きな政府は必要ないのである。


公共サービスは必要なくなり、政府は電気、水道、ガス、道路などのインフラ管理と軍事などの国家の維持に関する最低限のことだけを行なうことになる。


そして、人々は勝手に自由に経済活動をするようになる。


また巨大な国家行政サービスが、巨額の税金を徴収して、貧しい人々に税金の再分配をする必要もないのである。


暗号通貨が広まり、経済活動の機会が広がり、人々は自分で自分を何とかすることができるようになる。


現在、世界には銀行口座を持っていない人が20億人ほどいるそうだが、そういう人たちがお金のやり取りをスマートフォンで出来るようになるというのである。


これによって世界中の人々の創造性が爆発することになる。


そして、再分配の手段としては、ベーシックインカムといった議論もなされていたが、これも暗号通貨であれば、低コストで、実施することが可能である。


水瓶座の時代は全てが透明で、ガラス張りであり、隠されているものは全てなくなるというのはこのことなのである。


大本教の教祖は、未来の社会のことを”水晶世界”と呼んでいたようだが、この未来の社会では誰もお金に興味をもたなくなるという。


その前段階として、お金がより物質ではなく、物としては希薄な暗号通貨という情報に置き換わるのである。


このブロックチェーンの技術を元にサービスや物品を提供したい人と、サービスや物品を受け取りたい人の高度なマッチングの仕組みが出来上がり、その結果、自分のサービスを受け取りたい人を誰でも探すことができるようになる。


その結果、最終的には暗号通貨は、高度な物々交換の仕組みの中で、交換機能に限定されて用いられるようになるのである。


そのような社会の中では、お金は単なる情報に過ぎず、誰もお金のやり取りをしているという意識すらなくなるかもしれない。


それが大本教の教祖が言った誰もお金に興味を持たない世界という意味なのである。


それは蓄財に意味がなくなるのであり、また人工知能や機械による自動化によって、労働に時間をかける必要もなくなってしまう。


現在、既に多くの人が失業し、仕事がない状態になっているが、それはほとんどの仕事はロボットが行えるからである。


このようにして、未来の社会では、単純労働や蓄財に意味がなくなり、創造的に生きることだけが人間の目的となる。



新世界秩序と世界の変容について本ブログに書いてきたが、新世界秩序は既に訪れつつある。


中央銀行、多国籍企業、軍事産業、米ドル基軸通貨体制、IMF(国際通貨基金)、世界銀行、こうしたものからなる陰謀が、今、急速に力を失っている。


デヴィッド・ロックフェラーの死は、それを象徴しており、黒魔術系フリーメーソンは力を失ったようである。


本当の新世界秩序への行進は今後の数年間である。


今後の数年間によって、世界は劇的に変化していく。


そして、その過程で、白魔術系フリーメーソンの真実や、人類の歴史の真実、そして、UFOや宇宙人の真実なども明らかになっていくと思われる。



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たかの友梨-創業社長が辞める時-

今年の2月頃、「たかの友梨ビューティークリニック」の運営会社である不二ビューティ―が買収され、完全子会社化されたことが報じられていた。

マハダシャー水星期に入った直後の2014年10月頃、従業員から残業代未払い訴訟を起こされて、和解に至ったものの、企業イメージが大幅にダウンして、遂に身売りして、自らが育て上げた会社を売却した形である。

一応、会長職には留まったものの、実質的に経営権は手放したと言える。


RVH、「たかの友梨」の運営会社を買収
2017/2/1 18:34 日本経済新聞

 広告事業やシステム開発を手掛けるRVHは1日、エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する不二ビューティ(東京・渋谷)を買収すると発表した。発行済み株式の7割弱を約54億円で取得し、残りを株式交換して、22日付で完全子会社化を予定する。

 全105店と従業員約1千人の雇用は継続する方針。高野友梨会長は留任し、取締役の過半数を派遣する。RVHは脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を買収し、2016年1月に完全子会社にした。相互送客などで相乗効果を生み出し、美容事業を主力事業に育てる。


水星は2、11室の支配星で6室(訴訟、障害)に在住し、12室に在住する6、7室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。


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高野友梨とって、水星はまさに資産(2室)と収入(11室)を表しており、6、7室支配の土星は雇用契約を結ぶ従業員を表している。

その土星が蟹座12室から水星にアスペクトして、高野友梨の資産(2室)と評判(2室)に損失(12室)を与えたということである。

土星が12室(損失)からアスペクトしていることがポイントである。

解釈上のコツと言えるものだが、土星はこの場合、12室の支配星ではなく、単に12室に在住しているだけだが、12室からアスペクトしていることによって、12室の象意(損失)を水星に対して付与しているのである。


また土星は蟹座に在住しているが、蟹座の土星は主婦や庶民感覚を表す星座であり、また個人主義を表す星座である。

自らの個人主義を貫いた従業員が、残業は当たり前という会社の論理に従わず、訴訟を起こした形である。

創業社長として大きな成功を収めた高野友梨はこの水星期になってから経営が上手く行かなくなり、まずは2015年4月10日に部下に取締役社長を譲って、自らは代表取締役会長に退いた。

つまり、この時点で、最初に自ら経営から半歩退いた形である。


そして、今回、おそらく水星/ケートゥ期になったタイミングで経営が自前では難しいと判断し、身売りしたのである。


トランジットの土星は2017年1月26日以降に月から8室(中断)の射手座に入室し、ラグナから見て5室(10室から見た8室:仕事の中断)に入室したタイミングである。

そして、木星は2室乙女座をトランジットしており、2室にダブルトランジットが生じている。


2室は財産のハウスであり、このタイミングで発行済み株式の7割弱(約54億円)を現金化したのである。

つまり、財産整理を行なったということである。


そして、残り3割の株式をRVHと株式交換しているため、これは投資(5室)に該当する。


水星は5室の支配星であり、9室に在住して4室支配の太陽と接合し、9、10室支配のヨーガカラカの土星と相互アスペクトしている。


月から見た場合、水星は太陽や土星との間でラージャヨーガを形成しており、良い配置である。


現在、月から見て土星と木星が5室にダブルトランジットしているため、投資(5室)をしたとも考えられるのである。


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高野友梨は、1972年に単身渡仏して、8ヶ月間エステティックを学び、帰国後、たかの友梨ビューティクリニックを設立し、以後、会社は急成長している。

この時、ラーフ/金星期である。


ラーフ/金星期というのはデビューの時期であり、その後の成功の最初の出発点であるというのは本当である。


翌年の1973年に株式会社東京美機を設立し、美顔器「ヴィッキー」を考案・発売していたようである。


その後、1979年1月からマハダシャー木星期に移行し、その前年にたかの友梨ビューティクリニックを設立し、1号店をオープンしている。

以後、エステティック学院を開校し、リゾートエステ紹介のテレビ番組のスポンサーにも進出し、この木星期は会社が急成長した時期である。




1978年 – たかの友梨ビューティクリニックを設立。第一号店を大久保にオープン。
入店研修用に「日本エステティック学院」を開校。

1979年 – 青山にトータルエステサロンをオープン。施術内容が美顔・ボディ・電気脱毛3部門になる。
1986年 – 1978年に開設した「日本エステティック学院」を「たかの友梨 エステティックアカデミー」に改称
1992年 – テレビ東京でたかの友梨、リゾートエステ紹介のテレビ番組「ビューティ紀行」スタート
1995年 – 本格的にインド伝承医療「アーユルヴェーダ理論」を学び、エステティックに取り入れる。
また、「鐘の鳴る丘少年の家」へ資金援助し、全面改装をおこなった。


その辺りから考えると、ダシャムシャ(D10)における木星の配置は良い配置(例えば、ケンドラやトリコーナ)でなければならない。


私が以前、設定したチャートでは木星はダシャムシャ(D10)のラグナに設定している。


そして、ここには水星が同室していることが分かる。


水星は減衰しているが、ディスポジターと接合したり、水星が高揚する星座の支配星がラグナ、又は月から見てケンドラに在住しているので、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。


木星がダシャムシャで良い配置なら、当然、同室する水星も良い配置のはずである。


木星との間で、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、更に月と木星がガージャケーサリヨーガを形成しているので、そこにも参加している。


つまり、現在、高野友梨は、マハダシャー水星期になって従業員からの残業代未払い訴訟などトラブルも経験したが、おおむね水星期も順調なのだと分かる。



そして、次のマハダシャー土星期も木星が例えばケンドラに在住しているなら、土星もケンドラに在住していると分かる。


今回、木星はダシャムシャ(D10)のラグナに設定しているため、土星は10室に在住している。


以下が土星期における不二ビューティ―の活動内容である。



1995年- 本格的にインド伝承医療「アーユルヴェーダ理論」を学び、エステティックに取り入れる。また、「鐘の鳴る丘少年の家」へ資金援助し、全面改装をおこなった。
1996年- 東京・代々木八幡に滞在型エステティックサロン「あゆるば館」をオープン。
2000年- 「エステdeミロード」を展開する「アール・ビー・エム」社が倒産した際、同社会員への無償サービスを行った。
2002年- 群馬県前橋市の児童養護施設「鐘の鳴る丘少年の家」に屋内体育館施設「たかの友梨レインボーホール」を寄贈
2003年- たかの友梨エステティックアカデミーが、日本エステティック協会の認定校となる。
2004年- 一般向けエステティシャン養成校として、たかの友梨エステティックアカデミーインターナショナルを開校。
2006年- ボランティア活動として、群馬県の養護老人ホームで定期的にエステティックサービスの提供をスタート。9月には、スイスセラップ社と新しいコスメを共同開発。「たかの友梨セルコスメ」シリーズ発表。

2007年
7月 – 創業30周年を記念して本社移転。
10月 – たかの友梨プロデュースダイヤモンドジュエリーブランド「エカテリーナ」がスタート。
11月 – 群馬県前橋市の養護施設「鐘の鳴る丘少年の家」に、食育のためのケアハウス「たかの友梨レインボーハウス」を寄贈。

2008年
4月 – 特定非営利活動法人「School Aid Japan(スクール・エイド・ジャパン)」の世界中の子どもたちを対象とした教育支援活動に賛同し、カンボジアの小学校に校舎を寄付。

6月 – 岩手・宮城内陸地震の被災者に無償でエステティックサービスを提供。
7月 – 株式会社ラ・パルレの第三者割当増資を引き受け、同社の筆頭株主となり、業界唯一の上場企業の倒産を一旦回避する。

2009年6月 – たかの友梨自身の長年の夢であった美と健康の本格エステ&スパ施設「桜庵」を河口湖にオープンする。社会福祉法人「鐘の鳴る丘 愛誠会」の後援会長に就任。養護施設「鐘の鳴る丘少年の家」に屋内体育館施設「レインボーガーデン」「レインボーフィールド」を寄贈。

2010年2月 – 増資で引き受けたラ・パルレの株式14万株のうち13万株を、消費者金融業(のちのクロスシード。2013年倒産)の親会社(のちのJTインベストメント。2012年解散)に売却。ラ・パルレは2010年中に倒産、上場廃止。商標権を含めた事業は別会社(ビューティーパートナーズ。2014年7月からは、ニューアート・ラ・パルレがエステティック事業を承継)に移された。

2011年
3月 – 「School Aid Japan(スクール・エイド・ジャパン)」を通じ、2校目となるカンボジア・ポーサット州カッフワット村に中学校校舎を寄贈。東日本大震災発生後、歌手GACKTが発起人の「SHOW YOUR HEART」の街頭募金活動に賛同し、目黒駅で自ら募金活動に参加。
4月 – 初頭に福島県いわき市の2ヶ所の避難所を訪れ、エステボランティアを実施。中旬には第2陣のエステボランティア隊を宮城県の避難所へ。長い避難生活をおくる女性や子供たちの生活に笑顔と潤いを届けたいという想いから、支援物資としてコスメセットやショーツ、マスク、ドライシャンプー、ヘアブラシ、子供用のTシャツやおもちゃ、チョコレートなどを届ける。

2012年1月 – 「Tシャツ募金」として、全社員がチャリティーTシャツを購入。集まった代金は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義援金として寄付。

2013年
3月 – 景品表示法違反。
4月 – フランスに本部のあるISO認証機関ビューローベリタスにおいて、品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の認証を取得。日本のエステティックサロンとして初めての認証。
8月 – 桜庵にホテルを新設。「桜庵 河口湖ホテル」オープン。
10月 – 「たかの友梨CUP平尾昌晃チャリティゴルフ」開催。集まった募金を様々な団体へ寄付。

2014年
4月 – 東京都の認可を受け「学校法人たかの友梨学園 たかの友梨美容専門学校」開校。
8月 – 不当労働行為にあたるとして仙台市労働基準監督署から是正勧告を受ける。同年末、和解。

2015年
– 同社とエステユニオン間で「ママ・パパ安心労働協約」締結。
3月 – Vorkersの「理容、美容、エステティック業界」ランキングで総合評価で1位。
4月 – 髙野友梨社長が代表取締役会長に退き、後任には根岸浩一営業本部長が昇格。


この土星期になってから、髙野友梨は会社は依然として成長を続けるが、それに加えて、熱心に慈善活動を行なうようになっている。

これは土星が牡牛座の月から見た時の9、10室支配のヨーガカラカだからである。


牡牛座ラグナにとっては9室の支配星は仕事の10室も支配する土星なのである。


従って、主に精神性の表現として事業活動や事業経営として表すのが正しいのである。


髙野友梨の場合、精神性や奉仕の表現として全く宗教やスピリチャルとは無縁の社会福祉法人や養護施設、特定非営利活動法人の教育事業などの寄付や支援として現れている。


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牡牛座ラグナの場合は、宗教活動の中では精神性を表すことが難しいので、このように宗教性を排除した法人事業として現れるのである。


土星期も会社は順調に成長したことを考えると、土星もダシャムシャで良い配置にあったことが分かる。



土星がダシャムシャ(D10)で10室に在住していたと考えれば、土星期に会社が拡大成長した理由が納得できるのである。


また土星はダシャムシャで、11、12室の支配星で、10室に在住している。


12室の支配星であるため、会社の利益を慈善活動に寄付したと理解できる。



【ジャイミニスキーム】


もし獅子座ラグナであれば、髙野友梨は、2013年1月21日からチャラダシャーのメジャーダシャーが牡牛座(~2022年1月21日)に移行している。


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牡牛座から見て、10室にGKの金星が在住し、土星、ラーフ、ケートゥがジャイミニアスペクトしている。


従って、この頃から経営が上手く行かなくなったと考えられる。


実際、2013年3月18日以降、不二ビューティ―に対する改善指示などが出されており、この頃からトラブルが生じていたことが分かる。



2013年3月18日、東京都から不二ビューティに対し、誇大な美容効果をうたった広告を出したとして景品表示法に基づく改善指示が出された。

2014年8月22日、仙台店に勤務する従業員の女性が有給休暇を取った際に残業代を減額されたことについて、不二ビューティが仙台労働基準監督署から是正勧告を受けたことを、従業員らの代理人弁護士が明らかにした。

2014年10月29日、都内および仙台の店舗で働いていた女性社員たちが、マタニティハラスメントに対する損害賠償や未払い残業代の支払いを求めて不二ビューティを提訴したが、その後に和解が成立した。


それで、2015年に代表取締役から退き、今回、株式を売却して経営権を手放したのである。


ラグナから見て7室、月から見て10室の金星がGKで、ラーフ、土星、ケートゥがジャイミニアスペクトしていることを考えると、今回に限らず、「たかの友梨ビューティークリニック」のエステティックとは、常に残業代が支払われないような過酷な労働によって切り盛りされてきて、職場内がハードワークで殺伐としていた印象である。


チャラダシャーが牡牛座になって、それが顕在化したということが分かる。


会社の経営者は自らのカルマで経営が上手く行かなくなった時には、株式を売却して、資産確定したり、他社の株式に乗り換えて、資産運用するという手段があることが分かる。


髙野友梨の事例で、そのことが分かるのである。




【獅子座ラグナの決定的な根拠】


ウィキペディアによれば、髙野友梨は不義の子として生まれ、3歳の時に養子に出されるなど、複雑な家庭環境で育った苦労人である。

3歳で実の両親と離れ離れになってしまい、高校の定時制に通い、住み込みのインターンなど、非常に幼少期に苦労した様子が分かる。



医師の父と看護師の母との間の不義の子として生まれ、3歳のとき鉄道員の家へ養子に出される。
中学卒業後、昼は理容師の学校へ、夜は高校の定時制に通いながら、住み込みのインターン(1998年に廃止)を経て20歳で上京。
東京では理容師として働きながら夜は皿洗いのアルバイト、帰宅後も美容学校の通信教育の勉強をこなすが、やがて過労による目の隈やニキビだらけの顔に悩まされるようになる。

(wikipedia たかの友梨 より引用抜粋)


このような家庭環境の場合、2室(両親、家族)にそれが現れることになるが、2室支配の水星は6室に在住して、6、7室支配の土星からアスペクトされ、更に逆行する火星からもアスペクトされて激しく傷ついている。

また6、7室支配の土星は2室にもアスペクトしている。

また月から見た2室の支配星も水星で、同じく土星や火星からアスペクトされている。


この2室の傷つきは、獅子座以外の可能性として考えられた牡牛座ラグナ、あるいは、蠍座ラグナなどでは説明が難しいのである。

従って、獅子座ラグナで間違いないと思われる。



このように非常に困難な家庭環境のもとに幼少期を過ごしたが、髙野友梨のチャートを見るとケンドラの4室と7室と10室に強い吉星が在住し、月と木星は非常に質の高い(※)ガージャケーサリーヨーガを形成している。

※木星は定座にアスペクトバックし、友好星座でディスポジターからアスペクトバックされて強く、月は高揚して強いため。


また5室支配で4室に在住してラージャヨーガを形成する木星に4、9室支配のヨーガカラカの火星がアスペクトしている。


4室も5室も教育のハウスであり、4-5のラージャヨーガを形成して、4、9室支配のヨーガカラカの火星がアスペクトし、更にその木星はガージャケーサリーヨーガも形成しているのである。

これらは豊かな教養や知性を表す配置であり、幼少期の家庭環境には恵まれなかったものの、その後の人生で獲得した知識であると考えられる。


特に髙野友梨が事業を大きくしたのがマハダシャー木星期であったことを考えると、彼女は事業を行ないながら仕事の現場で教養を身に付けていったことが分かる。


であるから、幼少期の家庭環境は学習にとって決定的な要因ではないのである。


もし4室や5室が素晴らしい配置であれば、例え2室が傷ついていたとしてもその後の学習で取り戻すことが出来るのである。




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(参考資料)



RVH(6786)、「たかの友梨ビューティクリニック」運営会社不二ビューティを株式取得及び簡易株式交換により完全子会社化
2017年02月01日(水)日本M&Aセンター

RVH(6786)は、株式会社不二ビューティの株式を取得し、その後に株式交換で同社を完全子会社化することを決定し、両社間で株式譲渡契約及び株式交換契約を締結した。 株式交換前の株式取得価額は5,401,200千円。

RVHは、不二ビューティ株式190,000株のうち128,600株を株式譲渡により取得し、残り61,400株を株式交換により取得する。

不二ビューティ株式1株に対し、RVH株式44株を割当交付する。

不二ビューティは、全国105店舗においてフェイシャル、ボディ、メンズエステ等を展開する「たかの友梨ビューティクリニック」の運営会社。30代から60代を中心とした優良リピート顧客を獲得することで、国内大手エステサロンとして強固なブランドを確立している。

RVHグループは、主力の美容事業において、美容脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を展開している。同事業は店舗数、売上高、顧客満足度ともに業界1位の実績を誇る。現在、20代から40代の女性顧客の積極的な獲得を進めるとともに、美容周辺領域への事業拡大を進めている。

本件M&Aにより、RVHグループは、不二ビューティとグループ間における相互送客や多様なサービス展開による競争力の強化等のシナジーの創出を図る。

●今後のスケジュール
株式交換効力発生日 平成29年2月22日
参照元:RVH(6786)、「たかの友梨ビューティクリニック」運営会社不二ビューティを株式取得及び簡易株式交換により完全子会社化
2017年02月01日(水)日本M&Aセンター

たかの友梨社長「引責辞任」ではない? 代表取締役のまま、法的には「何も変わらず」
弁護士ドットコムNEWS 2015年05月07日 19時21分

大手エステサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する株式会社不二ビューティは5月7日、創業者の高野友梨氏(67)が4月10日付けで社長を辞任し、会長に就任したと発表した。後任の社長には、これまで管理本部長を務めていた根岸浩一氏が就任した。

高野社長をめぐっては昨年、従業員に対するパワハラ・マタハラ発言が問題となった。そのことから、今回の発表について『たかの友梨、創業社長が辞任「マタハラ」「パワハラ」で引責』との見出しで報じたメディアもある。

しかし、不二ビューティ総務部は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「高野は代表取締役会長に就任しています。今回の『社長辞任』にネガティブな意味はありません。パワハラやマタハラの引責と結びつけられると、困惑してしまいます」と話した。

同社総務部によると、高野氏は今後、美容家としての活動を今まで以上に増やし、海外技術のリサーチや海外進出の研究をする方針。そこで、国内のサロン運営および商品販売のために「新たな経営トップ」を置くことにしたのだという。

●「特に法的な意味はない」と弁護士

それでは今回の人事は、法的にはどういう意味があるのだろうか? 

5月7日現在、同社の法人登記簿を見ると、高野氏は「代表取締役」のままで変化はない。同社サイトでは「代表取締役会長」となっている。つまり、「代表取締役社長」から「代表取締役会長」への変更だ。

一方、新社長の根岸氏は、それまで「取締役管理本部長」だったのが、「取締役社長」に切り替わった。登記簿では「代表権のない取締役」のままで、こちらも変化はない。

今回の発表について、企業法務にくわしい今井俊裕弁護士は「代表取締役社長を辞任して、代表取締役会長になったからといって、会社の今後の対外的な取引にあたって、劇的な変化は考えにくいです」と指摘する。

すると、高野氏は「会長に退いた」というわけではないのだろうか?

「たしかに、創業社長が経営の第一線を退いて、名誉職的な立場に就任されることは、よくあることです。会社の会長とか顧問といった肩書きで、名誉職的な立場の方はしばしばおられます。

ただ、今回はそういうケースとは考えにくいですね。それはなぜかというと、後任の社長に『代表権がない』ということのようですが、そうであれば『代表取締役』である高野氏が、依然として、対外的な取引を行う際の法的な権限を有しているからです。

一般的に、経営にタッチしない、会社の実権を手放すということであれば、特段の事情がない限り、会社の『代表』にとどまる必要性は低いです。高野氏のように会社で唯一の『代表取締役』が、名誉職にすぎないということは、考えられません」

●法的に重要なのは「代表取締役かどうか」

会社の『代表取締役』というのは、どういう立場なのだろうか?

「実は『社長』や『会長』というのは、会社法上の法的地位ではなくて、各会社が定款等で決めた役職です。

肩書きが取締役社長でも取締役会長でも、取締役会で決議をする際には、どちらも同じく『一票』です。つまり、立場は法的には平等です。

これに対して、『代表取締役』は会社法で決められている法的地位です。株式会社を代表して、経営にかかわる対外的な取引をするためには、代表取締役である必要があります。

いくら新社長という肩書きでも、その人に『代表権』がないなら、会社を代表して対外的な取引を行うという局面でみた場合、会社法上はほかの取締役と変わりがありません。対外的な取引の際は、代表取締役に少なくとも賛同してもらわなければなりません」

今井弁護士はこのように指摘し、「会社法上、重要なのは『代表取締役かどうか』です」と話していた。

つまり、法的には、高野氏の立場は変わりがないというわけだ。そうなると「引責辞任」という捉え方は、ちょっと違っているのかもしれない。

(弁護士ドットコムニュース)
参照元:たかの友梨社長「引責辞任」ではない? 代表取締役のまま、法的には「何も変わらず」
弁護士ドットコムNEWS 2015年05月07日 19時21分

高野友梨会長にRVHとのM&Aについて聞く ~不二ビューティ、RVHの子会社に、健康産業の橋頭保構築を目指す~
2017.02.14 美容経済新聞

美容サロン大手の株式会社不二ビューティ(東京都渋谷区、代表取締役会長 たかの友梨氏=写真)は、M&A(企業の吸収合併)による株式売却等によって、広告事業やシステム開発等の事業を行う株式会社RVH(東証2部上場)の完全子会社(2月1日付け)となった。たかの会長は、1978年にビューティサロン事業を起こして以降、自らが広告塔の中心になって現在まで40年間にわたって全国にエステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を約105店舗開設、社員数約984名を擁する一大美容王国を構築した。だが突然、ここへきて発行済株式の約7割をRVH に売却して完全子会社となった。そこで、不二ビューティたかの友梨会長にRVHとのM&Aについて聞いた。

聞き手・編集顧問加藤勇

―RVH との間で進めたM&Aの内容から伺いたい

「RVHと当社は、それぞれの取締役会での決議を踏まえ両社間で、株式譲渡契約及び株式交換契約を2月1日付けで締結しました。M&Aは、RVHが当社の発行済み株式19万株のうち67.6%に当たる12万8600株を54億円強で取得。同時に、残り32.4%、6万1400株を株式交換により26億円で取得、株式譲渡と株式交換を合わせた株式の総取得価額は、約80億円にのぼります。これによって当社は、RVHの完全子会社となり新たなスタートをきることになりました」

―不二ビューティが運営管理する105の店舗「たかの友梨ビューティクリニック」と984名にのぼる社員の処遇はどうなっていますか

「店舗と社員は、子会社不二ビューティがそのまま引き継ぐとともに、不二ビューティの代表と役員も全員留任することを決定しています。ただし、RVHから不二ビューティの役員として、現在と同数の役員を新たに送り込んでくることになっています」

―不二ビューティの業績は、前期(2016年9月期)で営業利益、最終損益とも黒字に転換しています。業績が回復する中で、なぜM&Aに打って出たのでしょう

「不二ビューティは、創業40年にわたって培ってきた高度なハンドエスティック技術や世界各地の伝承美容技術、最先端のビューティフルエイジングケアを取り入れた豊富なオリジナルメニューを導入し、サービスに努めてきました。また、最近では、エステ発コスメ「エステファクト」展開するなど、強力なブランド確立に向けて取り組んでいます。確かに当社の業績は今期(2017年9月期)通販部門の好調を映して売上高160億円(前期148憶円)を見込むなど回復基調にあります。しかしながら一方で、エステ産業の再編成が進行し当社は、美容産業としてのみならずオルティナブ・メディスン(代替医療)の一翼を担う健康産業として成長発展することを目指しています。そのために、新たなパートナーの基で、健康産業の橋頭保構築に向けて取り組むことを決断し、新たな視点に立って良きパートナー探しとしてM&Aに打って出た次第です」

―それにしてもM&Aの対象相手がなぜRVHだったのでしょう

「RVHは、2016年1月にジンコーポレーションの脱毛サロン「ミュゼプラチナム」を買収し、完全子会社化しています。以降、現在においてRVHグループは、美容事業について主に20代から40代の女性客を中心に顧客獲得や施術予約機能と電子商取引機能を強化した新アプリ「ミュゼパスポート」による全国300万人の顧客基盤を活用した通販事業など、美容周辺領域における収益向上に取り組んでいます。そうした中、ブランドの認知度と直営105店舗を有する「たかの友梨ビューティクリニック」に企業買収の白羽の矢を当てRVHグループ傘下に入れることで、グループ間における相互送客の実現や多様なサービス展開を図ることを決断したと考えています。もちろん100年企業を目指す当社においてもRVHが「たかの友梨ブランド」を引き続き守り育てる上で、未来を託せる信頼できるパートナーと確信してM&Aに応じたことも事実です」
参照元:高野友梨会長にRVHとのM&Aについて聞く ~不二ビューティ、RVHの子会社に、健康産業の橋頭保構築を目指す~
2017.02.14 美容経済新聞









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ファーストレディーになれるか?メラニア・トランプの出生図について

米大統領選の投票日があと1日と迫ってきたが、読者の方からメラニア・トランプの出生図がどうなっているのかという質問を頂いた。

確かにもしドナルド・トランプが当選するならば、ファーストレディーとなるメラニア・トランプの出生図にもその印が出ていなければならない。

同じタイミングで、ファーストレディーとしての社会デビューや飛躍が示されていなければならないのである。

メラニア・トランプの出生時間は分からないため、過去の経歴データから種々検討して、今回は獅子座ラグナではないかと見当を付けた。


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例えば、まず一つには、今回、ドナルド・トランプが大統領選に立候補して、最近では非常にメラニア・トランプの注目度も高まっていた。

今年(2016年)の8月12日に木星が乙女座に入室し、山羊座と牡牛座にアスペクトして、土星も蠍座から山羊座と牡牛座にアスペクトしており、もし獅子座ラグナであれば、ドナルド・トランプと同様、10室にダブルトランジットが形成される。

リュブリャナ大学で、デザインと建築を学び、卒業後はモデルとして活動してきたようである。

5室支配の木星が3室に在住しており、水星、土星、太陽からのアスペクトを受けている。

3室はデザイン、そして土星のアスペクトは建築を表しており、水星、太陽もアスペクトしていることから、建築には構造計算など数学的な要素もあったと考えられる。


モデルの仕事は3、10室支配の金星が10室で自室に在住している配置から推測することが出来る。

1996年の26歳の頃に労働ヴィザで米国にやってきて、以来、モデルとしてキャリアをスタートしたそうである。

1996年というと、マハダシャー月期に入った後のセカンドアンタルダシャーの月/火星期である。


月は12室の支配星で5室に在住しており、この時期に外国に渡って、生活を始めたというのは獅子座ラグナに設定すると説明が可能である。

12室は海外への移住を表している。


アンタルダシャーの火星も4、9室支配で、海外を表している。


そして、月から見た10室支配の水星が3室(芸能、パフォーマンス)支配の土星と共に5室(創作活動)に在住している辺りが、マハダシャー月期のモデルの仕事を表している。


そして、メラニアはその2年後にドナルド・トランプに出会って交際がスタートしたと記されている。

2年後といえば1998年であり、月/ラーフ期、又は月/木星期である。


ラーフは7室に在住しており、外国人と出会うことを表しており、木星は恋愛の5室支配で3室に在住して、7室支配の土星や水星や太陽と相互アスペクトしている。

月/木星期の後は、月/土星、月/水星、月/ケートゥ、月/金星と続いていくが、土星や水星、ケートゥは7室か1室に絡んでいる。


そして、2005年の月/太陽⇒火星/火星のタイミングで結婚している。


その当時、リアリティTV「アプレンティス」のヒットで国民的人気を誇っていたドナルド・トランプの夫人となることで、彼女自身、非常に注目されることになったと考えられるが、それは火星が10室で3、10室支配の金星と接合していることが表している。


因みにトランプと結婚した翌年の2006年にアメリカの国籍(市民権)を取得しているので、米国は彼女にとって外国ではなく、母国になった訳である。

それは4、9室支配のヨーガカラカの火星が4室(母国、国土)にアスペクトバックしている配置から推測できる。

彼女は米国に安定した住まいや居所(4室)を得て、そこに永住していくことになった訳である。


そして、現在ではドナルド・トランプの事業の一部として、彼女自身がデザインした宝石や時計をTV通販で販売しているということである。

これもやはり3、10室支配の金星が10室で自室に在住する配置が示すメディア(TV)を利用した仕事を表している。



因みに結婚した時、木星は乙女座、土星は双子座をトランジットしていた。

そのため、魚座にダブルトランジットが形成されている。


獅子座ラグナであれば8室にダブルトランジットが形成されたタイミングである。


結婚はフロリダにあるトランプのカントリー・リゾートで行なわれたというが、圧倒的な収入や資産を持っているトランプの所有物件の中で、結婚式が行われたことから彼女は結婚式の段階で、夫の収入や資産から恩恵を受ける結婚生活の状態に入っていたことが分かる。

パートナーの収入、資産を表す8室にダブルトランジットが形成されたタイミングで結婚した訳である。

一方で、ドナルド・トランプの方は、2室に木星がリターンし、土星が双子座に在住する2室支配の水星の上をトランジットしたタイミングで結婚したことから、2室の結婚生活のハウスにダブルトランジットが形成されていたことになる。


メラニアにとっての8室はドナルド・トランプにとっての2室であるため、これはピッタリと一致している。



ドナルド・トランプが大統領選に立候補した時、メラニア・トランプは、マハダシャーラーフ期のセカンドアンタルダシャーのラーフ/木星期である。

マハダシャーのラーフは7室に在住しているが、これは社会参加を表すハウスであり、10室から見た10室目のハウスで10室と同じような象意となる。

然し、主にパートナーとの関係によって、その立場となったためにラーフが7室在住ということで納得できる。


そして、ラーフはケンドラに在住して、トリコーナの5室支配の木星からアスペクトされており、ラージャヨーガを形成していることが分かる。


従って、マハダシャーラーフ期は上昇の時期であることが分かる。


ラーフのディスポジターである土星は9室で減衰しているが、高揚するラグナロードの太陽と接合して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。

また減衰する土星のディスポジターはラグナから見たケンドラに在住し、減衰する土星が高揚する星座の支配星(すなわち金星)はラグナから見た10室のケンドラに在住している。

従って、減衰する土星は3つのニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしている。


またこの頃から政治に関わり始めた時期であり、これまでTV通販事業などで宝石や時計を売って気楽に生活していた頃と違って、米大統領選で激しく戦わなければならない闘争に突入した。

これは大きな変化である。


牡牛座は土の星座であり、宝石や時計の物販はこの星座が表している。

ラーフ期の前のマハダシャー火星期は、火星が3、10室支配の金星と接合しているため、TV通販事業を行って、マイペースで生活していればよかったのが、今では闘争の日々であり、敵対勢力からヌード写真を暴露されるなど、手段を択ばない過酷な仕打ちを経験している。

これは土星が牡羊座のバラニーで減衰しているからである。

土星は6、7室支配で9室で減衰しているため、民主党の敵対勢力との闘いを表しており、例えば以下のような批判を投げかけられてもメディアに向けて無実を自己主張して戦わなければならない。


トランプ夫人に新疑惑、モデル時代に不法就労か 本人は否定
2016年08月05日 07:06 AFP BB NEWS 発信地:ニューヨーク/米国

【8月5日 AFP】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻のメラニア(Melania Trump)夫人に今度は、米国の市民権を取得する前にモデルとして不法就労していたとの疑惑が浮上した。夫人は4日、疑惑を否定する声明を出している。

 メラニア夫人は、大富豪であるトランプ氏の3番目の妻となった翌年の2006年に米市民権を獲得した。だが米政治サイト「ポリティコ(Politico)」は4日掲載の記事で、夫人が1990年代半ばにモデルとして働くため初めて渡米した際に受けた滞在許可の内容に疑問を呈している。

 同記事は、米大衆紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)が今週掲載した夫人のヌード写真の撮影時期と、夫人の説明との間に「矛盾」があると指摘。入国管理専門家の話として、「入国管理局に対し虚偽の申告をしていたことが発覚すれば、それがどんなに昔の話であっても、現在の彼女にとっての法的な問題が発生する可能性がある」と報じている。

 トランプ氏は、米国へのあらゆる不法入国を一掃するという公約を前面に押し出して選挙運動を展開してきた。メラニア夫人をめぐっては、先月の共和党全国大会で行った演説での盗用問題に続き、学歴詐称疑惑も持ち上がっており、今回の疑惑は過去3週間で3つ目のスキャンダルだ。

 夫人は4日出した声明で、「事実関係をはっきりさせておきます。私は過去に入国管理法に抵触したことは一切ありません」と主張。不法就労の疑惑は「全くの虚偽」と断言している。(c)AFP


レディー・ガガ、トランプ夫人を「偽善者」と糾弾
女性自身 2016年11月7日 16時00分 (2016年11月8日 00時13分 更新)

レディー・ガガのTwitterより

米大統領選は一般投票日を間近に控えながらも、勝敗のまったく読めない大混戦が続いている。この土壇場で、民主党のヒラリー・クリントン候補の私用メール問題についてFBIが再捜査に乗り出したことが、共和党候補のドナルド・トランプ氏を勢いづけた形だ。

ビヨンセやジェイ・Zなど、クリントン氏支持を公言している有名人が必死に支援を呼びかけるなか、レディー・ガガがTwitterで少々過激な援護射撃に出た。

「メラニア・トランプに言いたい。あなたは”いじめ反対”の姿勢を取っているようだけど、それは偽善よ。あなたの夫は私が今まで見たなかで、最悪のいじめっ子の一人だもの」

トランプ氏の妻、メラニアはフィラデルフィアでのスピーチで、ファーストレディになったら子どものいじめ対策に取り組むと宣言。しかし、肝心のトランプ氏本人は、これまでに他人の容姿や特徴をあげつらい、馬鹿にし続けてきた。そしてイスラム教徒を締め出し、ヒスパニック移民を強制送還することを声高に叫び続けてきた。これが”いじめ”ではないなら一体何だというのだ、とレディー・ガガをはじめとした民主党支持者は怒り心頭なのだ。

トランプ氏本人にも「あなたは私たちを憎しみの言葉と恐怖で分断してしまった。私はこの国の全ての人を愛している。また一つになるために、私はヒラリー・クリントンに投票する」と強い言葉でメッセージを送った。

「若者たちよ、よく聞いて。今こそ結集の時。ヒラリーに投票して、この危険な男が、私たちの民主主義をめちゃくちゃにし続けるのをやめさせましょう」──レディー・ガガの声は若き有権者を動かすことができるのだろうか。注目の投開票日は米国時間11月8日だ。


然し、メラニア・トランプの場合、減衰する土星は6室の支配星であるため、パラシャラの例外則が働く配置である。

またニーチャバンガラージャヨーガを形成しているため、彼女を批判する敵は結局の所、粉砕されることが予想される。

実際、彼女はこのような批判に対して、全く上手く対応しており、隙を与えていない。


例えば以下のようにメディアが相当な熱意を持って、メラニア・トランプのスピーチの盗作疑惑を調べ上げたにも関わらず、なんなくその追求をクリアしている印象である。

これはメラニア・トランプ自身の敵が粉砕されたり、最後には逆転して敵が味方に転換するという働きによるものではないかと思われる。


トランプ氏側近、夫人の演説盗作問題で辞意 「ミスをした」
2016.07.21 CNN.co.jp Thu posted at 13:16 JST

クリーブランド(CNN) 米大統領選の共和党候補となった実業家ドナルド・トランプ氏の妻、メラニア夫人が共和党の全国大会で行った演説に盗用疑惑が持ち上がっている問題で、スピーチライターが20日、自らのミスであることを認め謝罪する声明を出した。
メラニア夫人の演説は、8年前のミシェル・オバマ大統領夫人の演説との類似点が指摘されていた。
スピーチライターのメレディス・マカイバー氏は、トランプ氏が経営するトランプ・オーガナイゼーション社のスタッフ。これまでにもトランプ氏の著作の執筆で支援してきた。
マカイバー氏は声明で、「メラニア夫人が電話ごしにオバマ夫人の演説の一部を例として読み上げた。それを私が文章に起こし、表現の一部を演説の草稿に入れた。その草稿は最終的に本番の演説となった。私はオバマ夫人の演説をチェックしなかった。これは私のミスであり、メラニア夫人とトランプ家、そしてオバマ夫人にもたらした混乱について、非常に心苦しく思っている。悪気はなかった」
だがトランプ陣営に近いある人物は、この声明がトランプ・オーガナイゼーションの便せんに書かれていた点を問題視する。トランプ氏の会社のスタッフが選挙運動にも加わっているのはなぜかという疑義を招きうるという。

トランプ氏は声明が出る1時間前まで、「メディアはヒラリー氏のEメールにFBIが費やした以上にメラニアの演説の分析に時間を使っているようだ」と報道姿勢を攻撃していた。同日夜には米ABCテレビで「彼女はミスをした。誰しもミスはするものだ」と語った。

声明によれば、マカイバー氏は辞意を表明したが、トランプ氏からは「思いがけずミスをすることもある。こうした経験から学び成長していく」と声を掛けられ、慰留されたという。


またメラニア・トランプは選挙集会で演説をしたが、このような演説によって彼女に敵対していた人々も最終的には味方になっていく可能性がある。


トランプ氏は「状況を揺り動かせる」、夫人が選挙集会で演説
2016年11月04日 11:52 発信地:バーウィン/東ティモール

【11月4日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻で、過去約200年で初の外国生まれのファースト・レディーとなる可能性があるメラニア・トランプ(Melania Trump)さん(46)は3日、激戦州ペンシルベニア(Pennsylvania)で開かれた選挙集会で演説し、夫の穏やかな側面を訴えた。

 スロベニア生まれの元モデルであるメラニアさんは、トランプ氏にとって3人目の妻で末っ子バロン(Barron Trump)君の母親だ。この日はピンクの薄いブラウスと白のスカートの装いで、同州フィラデルフィア(Philadelphia)郊外のバーウィン(Berwyn)で開かれた選挙集会に姿を現した。

 トランプ氏が出席しない選挙集会に初めて現れたメラニアさんは、「彼は素晴らしい大統領になるでしょう」と有権者に語った。同地では、女性の体を触ったことについての下品な発言に続いてトランプ氏から性的不品行をされたと言う女性が続出したことを受けて、トランプ氏の支持率が急落していた。

 夫のトランプ氏と共に、ほとんどの人にとって想像もつかないぜいたくな暮らしをしているメラニアさんは、トランプ氏は困窮する労働者や苦難にある子育て中の親たちの生活向上のために大統領選に立候補したと述べた。

 メラニアさんは「オハイオ(Ohio)州、ノースカロライナ(North Carolina)州、そしてここペンシルベニア州で工場が閉鎖されたと聞くたびに夫は激しく動揺していました」と、3つの激戦州を挙げて語った。「彼は状況を揺り動かすことができる。そう思いませんか?」

 もっとも、選挙運動の中で女性やメキシコ人、イスラム教徒や障害者を侮辱する発言を繰り返してきたトランプ氏を批判する人は、「揺り動かす」は控えめすぎる表現だと思うかもしれない。

 イタリアのミラノ(Milan)とフランスのパリ(Paris)で働いていた経験があるメラニアさんは、ファースト・レディーになるのは「名誉なこと」だと語り、ネットいじめ対策や貧困女性の支援に取り組みたいと述べた。

 今回の選挙運動でメラニアさんに注目が集まったことはあまりなかったが、7月の共和党全国大会の演説でミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人のスピーチを盗用したとの疑惑が浮上するなど、メラニアさんにとって荒れた選挙運動となっていた。(c)AFP/Thomas URBAIN


このようにメラニア・トランプは、現在、ラーフ/木星期であるが、ラーフは7室で、木星との間にラージャヨーガを形成しており、ディスポジターの土星はニーチャバンガラージャヨーガの条件を3つ満たし、パラシャラの例外則の条件を満たしている。

また土星のディスポジターである火星はヨーガカラカで10室の支配の金星と10室自室に在住しているため、強い配置である。

ナヴァムシャではラーフから見て、ラグナロードの木星が10室で自室に在住して、パンチャマハープルシャ・ハンサヨーガを形成しており、生来的吉星の4、7室支配の水星と接合して10室が大変強くなっている。

ダシャムシャ(D10)ではラーフから見て9室支配の木星が射手座から10室にアスペクトしているが、10室にはラーフから見たラグナロードの月が5、10室支配のヨーガカラカの火星と1-5、1-10のラージャヨーガを形成し、火星は10室で自室に在住して、パンチャマハープルシャ・ルチャカヨーガを形成している。

木星はこの強力なラージャヨーガに射手座の自室からアスペクトしている。

ラーフ/木星期は、このラーフから見た10室のルチャカヨーガや、ラージャヨーガが顕現するタイミングである。

メラニア・トランプのダシャムシャ(D10)は太陽、火星、木星が定座に在住し、トラインを形成している。


ラーフから見た10室で、ラージャヨーガを形成し、ルチャカヨーガの火星に木星がアスペクトし、太陽も部分アスペクト(1/2)して、非常に強力である。


このようにメラニア・トランプのチャートは強力であり、ファーストレディーになってもおかしくない強さを持っている。




(参考資料)



Are They Future First Lady & First Son?
ドナルド・トランプ選挙キャンペーンではフォーカスされない
妻、メラニア と 息子、バロンの知られざる部分

Cube New York Inc.

ドナルド・トランプの選挙キャンペーンにおいて、最も影響力を持つ女性と言われるのは、妻メラニア・トランプではなく、 トランプの1人目の夫人、イヴァナとの間に生まれた娘のイヴァンカ・トランプ。

トランプ自身も、最も頼りにする女性アドバイザーとして挙げているのがイヴァンカ。 メラニア夫人は選挙キャンペーンにおいても、メディアの取材でも、まだまださほど姿を見せない存在。 一部にはその理由が、夫人がドナルド・トランプが強行な政策を進めようとしている”移民”であるからとの声も聞かれますが、 もし ドナルド・トランプが本当に大統領に選出された場合、メラニア・トランプ夫人は最も異質なファースト・レディ。 3人目の妻としてファースト・レディになるのもアメリカ史上初めてであれば、移民であること、 元モデルでセミヌード写真がネット上に出回っていることも、アメリカ史上初。

以下では、そのメラニア夫人と彼女とドナルド・トランプの間に生まれた1人息子、 バロン(9歳)についての知られざる部分にフォーカスします。

メラニア夫人は、1970年4月26日生まれ。当時ユーゴスラビアの一部であったスロべニア出身。 ニューヨークには1996年、26歳の時点で労働ヴィザでやってきて、以来モデルとしてのキャリアをスタート。

トランプに出会ったのはその2年後、彼女が28歳、トランプが52歳で 当時未だ2人目の夫人である マーラ・メイプルと結婚していた頃。

2人が出会った場所は、ニューヨークのキットカット・クラブでのパーティーで、トランプは別の女性と一緒に来ていたものの メラニアに電話番号を尋ねたとのこと。しかしながらメラニアは彼に電話番号を渡すのを拒んだため、 トランプは彼女に自分の電話番号を渡した というのが2人の関係の始まり。 数ヶ月後に2人の交際がスタートしています。

2人が結婚したのは2005年、フロリダにあるトランプのカントリー・リゾートでのこと。 この時にウェディング・ドレス選び、アフター・パーティーのドレス選びをアシストして、 そのウェディングの様子を独占で掲載したのがヴォーグ誌。 すなわち、ヴォーグ誌はジョージ&アマル・クルーニーのために行ったアシストと同じことをトランプ&メラニアの ウェディングのために行いましたが、それもそのはずで当時のトランプはリアリティTV「アプレンティス」のヒットで、 非常に人気が高かった時代。

メラニア夫人は、ヴォーグ誌のコネクションでパリのオートクチュール・コレクションに ドレス選びに出かけ、そこで白羽の矢を立てたのが当時、ジョン・ガリアーノがデザインしていた クリスチャン・ディオールのガウン(写真下、左)。 ビスチェトップが下がってモデルの胸が露出するほど重たいドレスであったものの、メラニアはこれを気に入って、 彼女のためにクリーム・カラーで、ディテールをアレンジしてクリエイトされたのが写真上の表紙を飾ったドレス。 ゲストからも「重たくて着心地が悪そう」と言われたドレスで、レセプションの途中からは もっとシンプルなヴィラ・ウォンのドレスにお色直ししています。

この時のゲスト、それも主賓としてやってきたのが、ビル&ヒラリー・クリントン夫妻。 この時のことをドナルド・トランプは、彼がヒラリー・クリントンに政治献金を支払っていたので、 自分のウェディングに出席せざるを得なかったと言っています。

ドナルド・トランプは、そのコンスタントなツイッターで知られる存在ですが、メラニア夫人のソーシャル・メディアのピックは もっぱらインスタグラム。 ドナルド・トランプが大統領候補に立候補する前の2015年まで、かなり露出のあるショットをアップしていますが、 それ以外はもっぱら、パーティーに出かける前のドレスアップ姿 や、自らのブランドのプロモーションに徹しています。

ドナルド・トランプは、不動産業、ホテル業以外に 紳士服のラインや トランプ・ステーキ、トランプ・アイス(ペットボトルのウォーター)などの ビジネスに手を出していますが、メラニア夫人もトランプの名前を利用してQVCのTV通販で ジュエリー&時計のラインを販売。 またキャビアのエキスを使ったスキンケアも50ドル~150ドルの価格帯で発売して、息子のバロンのスキンケアにも 自らのプロダクトを使っていると語っています。

でもメラニアのビジネスよりも商業的にサクセスを収めているのは、イヴァンカ・トランプのファッションラインで、 彼女はアパレルに加えてシューズ、バッグなどのラインを手掛けています。

移民であるメラニア夫人は、母国語であるスロバニア語に加えて、フランス語、イタリア語、そして英語を話すものの、 スロバニア語の訛りが強いため、英語が良く喋れないという印象を人々に与えるようです。 メラニア夫人はスロベニアで大学を出ていて、専攻していたのはデザインと建築。

政治家の夫人はチャリティに熱心であることが義務付けられているのがアメリカ社会ですが、 メラニア夫人の場合、乳がんのチャリティに力をいれており、レッドクロスのグッドウィル・アンバサダーを務めたこともあります。

ビリオネアの息子として生まれたバロンは、生まれた時からプライベート・ジェットでしかフライトしたことがないのは 簡単に想像がつくとおり。 メラニア夫人はナニー(子供の世話役)を雇うことなく彼を育てていますが、 そのメラニア夫人には ハウスキーパーやパーソナル・シェフが居るので、もっぱらバロンを学校まで迎えに行ったり、 宿題を手伝ったりして、息子と一緒に時間を過ごすことに専念できるのがメリット。

そのバロンは、5番街のトランプ・タワーのトリプレックス(3フロア)のペントハウスをのうちの1フロアを 彼個人用にあてがわれていて、子供部屋ではなく、子供フロアという贅沢さ。6歳までは落書き用の壁を持っていたとのこと。

超高額の玩具や、ベビーグッズに囲まれて育った彼は、既に高額なテイストを身に付けていることが伝えられており、 今では自分の好みで部屋の模様替えを指示するほど。 そんな彼の好みを反映して、バロンのリヴィング・ルームは飛行機の柄でブルーにペイントされているけれど、 決してカラフルが好みではないようで、ベッドリネンはホワイトでないとダメ。素材はもちろん最高級のコットン。 メラニア夫人がバイリンガルで育てている バロンが 学校の科目で好きなのは科学と数学。性格はドナルド・トランプに非常に似ているため、 メラニア夫人は”リトル・ドナルド”とよんでいるとのことです。
参照元:Are They Future First Lady & First Son?
ドナルド・トランプ選挙キャンペーンではフォーカスされない
妻、メラニア と 息子、バロンの知られざる部分











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米女優ジェシカ・アルバ -起業家としての成功の理由-

米女優ジェシカアルバがエコ幼児用品を企画・販売するThe Honest Companyを2011年に創業し、現在、推定時価総額10億ドルに企業に成長させたとニュース記事が報じている。

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昨年の記事だが、私は最近知った。

2000年頃にジェームスキャメロンが、プロデューサーを務めた「ダークエンジェル」というテレビシリーズで運動能力が抜群な超能力少女を演じていて、そのイメージが鮮烈であったが、その後も「ファンタスティックフォー」といった超能力軍団の役柄を演じている。

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そうした暗い影のある超人を演じるのが、彼女の牡羊座のバラニーに惑星が集中しているからであると考えられる。

私がラグナが牡羊座のバラニーであるため、当時、「ダークエンジェル」を見て大変、魅かれたのはその為だろうと思っている。

その後、ハリウッド女優として、活動していく過程に関しては、私はほとんど注意を払っておらず、ほとんど何も知らないし、作品も見ていない。

然し、最近、ニュース記事を見て、ジェシカアルバが、1000億円を超える時価総額に成長した会社の創業者となっていたので、大変、驚いた。

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彼女がエコ幼児用品を企画・販売するThe Honest Companyを起業したのは、生まれてくる子供のために安全な原料だけを使った製品を探したが、見つからなかったことがきっかけだったようである。

記事によれば、「3年以上にわたるリサーチ、人脈作り、さらに米国の有害物質規制法(TSCA)の見直しを求めるロビー活動を経て、2011年に17種類の自社製品を販売するオンラインショップをオープン」と記されているため、2008年ぐらいから起業準備をしていたことが分かる。

2008年と言えば、木星/水星期、木星/ケートゥ期辺りである。

彼女は女優の道を歩みながらも決して、それだけに埋没することなく、人生設計してきたことが分かる。

マハダシャー木星期になったのが、2001年7月22日以降であり、ダークエンジェルに出演した当時が、2000年である。

従って、5室支配のマハダシャー木星期になって、彼女が女優としてブレイクしたことが分かる。

然し、彼女は女優としての大成を目指して作品を選んでいた訳ではなく、むしろ、出演料が高いものをあえて選択し、作品の内容はあまり気にしていなかったという。

木星はラグナから見ると、5、8室支配で2室に在住し、月から見ると、2、11室支配で8室に在住している。

木星は3室や10室に絡んでおらず、彼女は大きな流れとしては、女優の仕事よりも蓄財とか、起業に関心が高かったのではないかと推測される。

月から見た3室に惑星集中しており、また10室支配の火星が3室に在住しているということもあって、女優の仕事をするカルマはあるのだが、特に木星の配置を考えると、女優としての大成を目指すような配置になっていない。

むしろ、2室に在住する5室支配の木星の配置は、自分で製品ブランド(5室)を作って起業する(2室)配置であると言える。

彼女はマハダシャー木星期に女優というアルバイトをしながら稼いだお金で、本当にやりたかった起業をしたというのが、彼女の木星期の真相なのではないかと思われる。

彼女はマハダシャー木星期に女優としてのキャリアを歩み始めるが、出演した作品の多くで、ゴールデン・ラズベリー賞を受賞するなど、その演技などが酷評されている。

これは彼女の5室支配の木星が6、7室支配の土星と接合しているためではないかと考えられる。

また木星から見た時に8室に惑星集中しているからである。

起業をするまでの過程も順調でなく、起業をしてからもクレジット決済が出来ていなかったなどのトラブルがあったようだが、それでも起業後、会社が成長して、自社株の15〜20%を所有し、会社の売り上げが上がり、株価が上がることによって、彼女は巨額の資産家となっている。

この辺りは、木星から見て8室に惑星が集中しているためではないかと考えられる。

彼女は、創業したいという意欲があり、そして、自分よりも優れた人々に起業を相談し、また実際の経営も優れた人々に頼ることによって、会社を成長させて来たのである。

実際、Forbesの記事には、以下のような記述があり、彼女が様々な専門家の助けを得たことを表している。

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(略)The Honest Companyを立ち上げるにあたり、アルバは公的機間の専門家からトリー・バーチのような有名企業家まで、無数の先達にアドバイスを求めた。皆が皆、彼女の計画に乗り気だったわけではないものの、ビジネスプランや戦略を立てる上でそれぞれ強力な味方になってくれたという。
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このような形で、優秀な他者の能力、その人たちの能力に頼って、自分の資産を増やしていく人は8室が強い人に多いのだが、ジェシカ・アルバの成功というものも8室の強さが発揮されたと考えられる。
マハダシャーの木星は2室に在住しており、2室は起業のハウスである。
また木星はナヴァムシャでは8、11室支配で11室で自室に在住している。
この辺りも起業をして株式の時価総額が上がることによって資産が膨らんでいくという意味で、他人のお金や他人の能力を利用して成りあがっていく人の特徴を示している。
ジェシカアルバは、獅子座ラグナで主役を演じるタイプだが、獅子座ラグナの人は主役を演じるカリスマはあるのだが、演技力はなく、大根役者だと酷評されることも多い。

獅子座ラグナは自分自身でいることしかできないからである。
ラグナから見ると、9室に惑星が集中しており、そこから3室にアスペクトしている。

特に3、10室(仕事)支配の金星が3室(芸能)にアスペクトバックしており、それが彼女が女優の仕事をしている理由である。
然し、10室(仕事)支配の金星が9室(奉仕、精神性)に在住して、9-10の絡みが見られるため、彼女の活動には、慈善活動とか啓蒙、教育活動の要素が出てくるのである。
wikipedia を見ると、彼女が慈善活動、啓蒙活動に積極的に関わっていることが分かる。
エコ幼児用品を企画・販売する会社を創業したきっかけも、自然の原料を使った製品を広めたいという慈善的、啓蒙的目的から出発している。

起業前には、米国の有害物質規制法(TSCA)の見直しを求めるロビー活動なども行っているため、その慈善、啓蒙意識というのは本物なのである。

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2008年アメリカ合衆国大統領選挙ではバラク・オバマ上院議員を支持しており、2008年2月にウィル・アイ・アムのオバマ上院議員のキャンペーンソング「We Are the Ones」のミュージックビデオに参加している。また、若者に大統領選挙一般投票を呼びかける「Declare Yourself」のキャンペーンポスターのモデルに起用された。

チャリティー活動に熱心でありアリシア・キーズが主催するエイズ患者支援団体「Keep A Child Alive」やがん患者支援団体「Step Up Women’s Network」など、複数の団体の活動に関わっている。

2009年6月、動物愛護活動の一環として、オクラホマ州オクラホマシティ市内において鮫保護のポスターをユナイテッド・ウェイ社などのビルボードに掲載し、公共物破損疑いの騒ぎとなった。後日、ジェシカ側はオクラホマ市民とユナイテッド・ウェイ社と和解し、起訴されることはなくなった。

ForbesやNew York Timesなどにも取り上げられてる、エコ幼児用品を企画・販売するThe Honest Companyを2011年に創業し、2015年時点で推定時価総額10億ドルの価値がある企業の経営者であり実業家としても知られている。

(wikipedia ジェシカ・アルバより引用抜粋)
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こうした点は、同じく女優で、蟹座ラグナで9室に惑星集中するアンジェリーナ・ジョリーにも言える。

アンジェリーナ・ジョリーも9室魚座に在住する9室支配の木星、ラグナロードの月、5、10室支配の火星が3室にアスペクトしており、

特に10室(仕事)支配の火星が3室(芸能)にアスペクトしているので、女優の仕事をしているのである。

ブラッドピットが過去の結婚生活は偽りだったと告白


然し、彼女にとって、女優の仕事はお金を稼ぐ手段であって、むしろ、彼女の強い9室を見ると、慈善活動や啓蒙活動の方が本当にしたいことなのである。
例えば、wikipedia アンジェリーナジョリーを見ると、映画女優としての活動よりもむしろ、慈善活動家としての経歴に多くのスペースが割かれている。
女優の仕事よりも慈善活動の方をそれだけ活発に行っていることを示しているのである。
これは彼女の本職が女優ではなく、慈善活動家であることを表している。

9室に惑星集中しているジェシカ・アルバについても同様のことが言える。
ジェシカ・アルバにとっては女優の仕事はあくまでもお金を稼ぐ手段なのであり、本当にやりたいことは慈善活動や起業なのである。
木星/金星期の2011年にエコ幼児用品を取り扱うThe Honest Companyを創業し、そして、それを時価総額10億円の企業に成長させたのであり、それが木星期に本当にやりたかったことである。
因みに彼女は2017年7月22日からマハダシャー土星期に移行するが、土星期に移行すると、女優の仕事も続けるが、実業家としての側面も強くなると考えられる。
土星はナヴァムシャでは、9、10室支配のラージャヨーガカラカで、12室(インターネット)に在住して、ケートゥと接合し、3室(メディア)支配の月、ラグナロードで6室支配の金星と相互アスペクトしている。

この辺りの配置は、まさにオンラインショップの運営を表していると考えられる。
おそらく木星期は所有株式の時価総額が上がって棚から牡丹餅式の成功に導かれたが、今後の土星期は、彼女は堅実に企業経営する時代に入っていくのである。
ナヴァムシャで牡牛座ラグナであることが彼女のエコ志向や、幼児用品が自然の原料で作られていることに対するこだわり、そして、自然や環境問題に対する意識の高さを表しているように思われる。
土星はラージャヨーガカラカで、ラグナロードの金星と相互アスペクトし、またダシャムシャでも土星は5室支配で11室支配の月と相互アスペクトしている。

ダシャムシャで木星は4、7室支配で11室に在住し、3、8室支配の火星と接合していたのと比べると、こちらの方がむしろ良い配置である。

但し、6(奮闘)-12室(出費)の軸で形成されている。

ジェシカ・アルバは、マハダシャー土星期には起業家として、ますます発展していくことが予想される。

JessicaAlba_photo2
そして、経営は堅実であるが、奮闘が伴い、稼いだ分だけお金も出ていくというそうした経営になっていくことが考えられる。

ダシャムシャで土星から見ると、10室支配の金星が3室で自室に在住しているため、女優の活動も活発に行うことを示している。

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“セクシー系”ジェシカ・アルバに年商180億円実業家の顔 成功体験を女性に“伝授”
2015.3.13 13:39 産経ニュース

米女優、ジェシカ・アルバさん(33)がビジネス界で成功を目指す米国の女性から熱い視線を集めている。女優業の傍ら、年商1億5000万ドル(約182億1300万円)というエコ企業を立ち上げた実業家としても知られ、10日には企業の女性役員を対象にした会議で、自らの成功体験を“伝授”。今後も精力的に女性たちに活躍の秘(ひ)訣(けつ)を手ほどきしていく考えで、米ウォール街は、彼女の企業価値を10億ドル(約1210億円)と弾いている。

成功体験を「伝授」

10日付英紙デーリー・メール(電子版)や11日付の中南米系のニュースサイト、ラティーノ・ポストによると、アルバさんはニューヨークで10日に催された米大手投資銀行モルガン・スタンレーが主催する女性役員会議にピンクのパンツルックで登場。自身が共同創業者に名を連ねる「オネスト・カンパニー(正直な会社)」の事業内容や、日々、どのように起業家精神を発揮しているかなどについて説明した。

発言内容は明らかにされていないが、会議終了後、アルバさんはインスタグラムに「私のオネスト・ストーリー(正直な話)をみんなとシェアし、素晴らしい時間を過ごせたわ」と書き込んだ。

彼女は今、米国で最も注目されている女性といっても過言ではない。2011年設立の「オネスト・カンパニー」は、有害化学物質を排除し、植物成分中心の原材料を使ったおむつやシャンプー、日焼け止め、食器洗剤などをネット中心に販売。健康志向の高まりと、お手頃な価格設定が受けて脚光を浴びた。12年には米経済誌フォーチュンが彼女を「最も影響力のある企業家10人」に選び、13年の売上高5000万ドル(約60億7000万円)が昨年には3倍に拡大した。

最初はバカにされ…

カリフォルニア州出身のアルバさんは、人気SF映画「ファンタスティック・フォー」のシリーズ(05、07年)でスターとなったが、“セクシー系”の扱いで役者としては低評価だった。08年に「ファンタスティック-」の撮影で知り合った撮影技師、キャッシュ・ウォーレンさん(36)と結婚。現在、2人の娘(6歳と3歳)がいるが、長女の妊娠中にアレルギーに悩まされたことが起業のきっかけとなった。

女優という「金看板」も事業開始には何の助けにもならなかった。「女優がベビー用品の会社を始めるっていうのか?」とバカにされ、「投資家の支援を得るまでに2年かかった」という。

「失敗にめげないで」

そんな彼女だからこそ、ビジネスの世界で必死にもがく女性たちの助けになりたいという思いは人一倍強い。今月6日には成功の秘訣を問うネット読者の質問に答え、「仕事での失敗や挫折で物事をより思慮深く、効率的に考えられるようになった」と失敗にめげない心構えを説いた。

「自分に確信が持てなくなった時、必ず夫が『君ならできる。自分を信じろ』と応援してくれた」とパートナーとの関係の大切さなど、女性ならではのアドバイスも送っている。

AP通信によると、16日にテキサス州で開かれる世界最大級のメディア会合「サウス・バイ・サウスウエスト」にもゲスト出演し、いかに「オネスト・カンパニー」の業績を拡大させたかを講演する。昨年12月には米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に「これまで以上に女優でいられて感謝しているわ。ビジネスは本当に緊張するから」と“二足のわらじ”の効用を説いたアルバさん。この辺りにも仕事に家事と複数の役割をやってのける力を持つ女性ならではの強さが隠されているのかもしれない。
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(参考資料)
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1000億円企業を生んだ女優ジェシカ・アルバの経営哲学
2015/07/29 12:04 Forbes JAPAN

「映画の中でビキニを着てタフに振舞う女の子」——世間がジェシカ・アルバに抱くイメージはそんなものだと言って本人は笑う。実際には、この34歳のハリウッド女優の活躍の場はスクリーンの中だけではない。彼女が4年前に創業した家庭用品のブランドThe Honest Companyは、今や推定時価総額10億ドル(約1,237億円)。その15〜20%を所有するアルバは今年、成功した女性経営者としてフォーブスの表紙を飾った。

The Honest Companyが扱うのは、有害物質を含まないおむつやおしり拭き、オーガニックの蜜ろうを使った日焼け止め、フェイクレザーを使った170ドルの上品なママバッグなど、健康と環境に配慮したグッズの数々。起業のきっかけはアルバ自身の妊娠だった。

「生まれてくる娘のために安全で健康的な環境を整えようと思い、それを可能にする製品を探しました。ところが現代女性に響く、確実に安全な原料だけを使った透明性の高いブランドが見つからなかったのです」とアルバは振り返る。

3年以上にわたるリサーチ、人脈作り、さらに米国の有害物質規制法(TSCA)の見直しを求めるロビー活動を経て、2011年に17種類の自社製品を販売するオンラインショップをオープン。瞬く間に女性ユーザーの支持を獲得し、昨年の年商は1億5,000ドル(約186億円)、2015年は2億5,000万ドル(約309億円)に達する勢いだ。

アルバは一体どのようにしてビジネスを急成長させたのか? 今年6月に開催されたフォーブスの女性サミットで彼女が語った成功の秘訣を以下に紹介する。
自分よりも「仕事ができる人」の助けを求める

The Honest Companyを立ち上げるにあたり、アルバは公的機間の専門家からトリー・バーチのような有名企業家まで、無数の先達にアドバイスを求めた。皆が皆、彼女の計画に乗り気だったわけではないものの、ビジネスプランや戦略を立てる上でそれぞれ強力な味方になってくれたという。アルバ曰く、人に会う時に忘れてはならないのが「その場で一番賢い人にならないこと」。
「どこへ行っても、必ず自分よりも賢い人がいます。その人から学べることがあります。ビジネスウーマンにとって、助けを求めること、そして批判を恐れないことは必須です」

Noという声に耳を傾ける

アドバイスに耳を傾ける一方で、直感を信じることも大事だ。暮らしに関わるすべてのものが「安全で、ヘルシーで、見た目も良くて、お手頃価格であるべき」と考えていたアルバは当初、ベビー用品から、洗剤、生理用品、ペンキ、絨毯まで幅広い商品展開を想定していたが、事業計画書を見た人々から主力製品を一つに絞るべきだと助言された。アルバはこの反応をポジティブに転換し、プランを練り直してローンチ時の製品数を17に絞った。
「人々の反対意見は私を止めるどころか前に押し出してくれました。自分が本当にしたいことを見極めるためにも、私はノーと言ってくれる人を必要としていたのです」

「鈍感力」を身につける

役を得るためにオーディションを受け、映画が完成すれば評論家に批評され、私生活でもパパラッチに追われる女優のアルバにとって、面の皮を厚くすることは処世術。これが生き馬の目を抜くビジネスの世界でも役に立っているという。
「間抜けな評論家のヘイト発言でしかないような意見も含めて、すべての(批判や非難の)声が届いてきますが、被害者意識は持たないようにしています。特に母親になり私自身が成長したことで、うまく受け流せるようになった気がします」

失敗しても進み続ける

The Honest Companyの試練はローンチ後も続いた。その道のりを「一歩進むごとに岐路が現れるかのよう。そしてどの道を行っても、障害物があったり、山がそびえていたりと難関が立ちはだかります」とアルバは表現する。

オンラインショップを開業して5週間目には、顧客に商品を発送する一方でクレジットカード決済ができていなかったことに気づいた。幸いにもすべての顧客が快く再請求に応じてくれたが、この経験を通して失敗しても立ち止まらずに進み続けること、そして同じ失敗を繰り返さないことが重要だと学んだという。万が一、繰り返してしまった場合は?
「一度目より進歩していれば大丈夫でしょう。でも二度目まで。三度目はありえません」

社会を変えたい思いを持ち続ける

新商品を次々に開発し、最近はアジア進出も果たしたThe Honest Companyだが、アルバが「私たちはまだまだこの産業に足を踏み入れたばかり」と言う通り、家庭用品のマーケットは巨大だ。「とてつもなく大きな可能性が広がっています。世界の人々の健康に変化を起こすには、莫大なお金がかかります」とアルバは野心を隠さない。
週に85時間以上働くアルバを突き動かしているのは、世の女性、特に母親たちの毎日を改善したいという使命である。つい先日、アルバはある母親からThe Honest Companyのおむつに変えた途端に赤ちゃんのおむつかぶれが消えたことを告げられた。
「私たちは彼女の暮らしを良い方向に変えました。それはとても素晴らしいこと。何が素晴らしいかって、私たちは変えようと思ったことを実際に変えたのです」

文=ミラ・フォーブス(Forbes)/ 編集=海田恭子
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ジェシカ・アルバ ハリウッド女優が「起業」で成功へ
事業構想 2016年5月号 五味 明子(ITジャーナリスト)

数多くの映画やテレビドラマの出演で知られる女優、ジェシカ・アルバ。ベビーケア製品の会社を立ち上げ、起業家としても注目を集めるジェシカは、2015年に1億ドルを調達。IPOを視野に入れるまでに、ビジネスを拡大させている。

「私はコードを書くことはできないけれど、JIRAのチケットなら使えるわ」2015年9月、サンフランシスコで開催されたSalesforce.comの年次カンファレンス「Dreamforce ’15」、女性起業家によるキーノートで、ハリウッド女優のジェシカ・アルバはこう言い切った。

JIRAとは、テックベンチャーの「Atlassian」が提供するプロジェクト管理ツールだ。現在、世界中のアプリケーション開発者の間で人気のツールを、スタッフとの意思疎通のために使っているというジェシカ。ハリウッドの人気女優としてではなく、時価総額17億ドル(推定)を超える消費財企業「The Honest Company」の経営者としての自信にあふれた姿がそこにはあった。

自身の出産が起業のきっかけ

「ファンタスティック・フォー」、「シン・シティ」、「ダークエンジェル」など、数多くの映画やテレビドラマの出演で知られ、英「FHM」誌が選ぶ「世界一セクシーな女性」第1位(2007年)にも選ばれたジェシカだが、最近は「The Honest Company」の創業者として公の場に登場する機会が増えている。

彼女自身がそうした露出を意図的に増やしているのは明らかで、たとえばジェシカのFacebookやTwitterのプロフィール欄には「The Honest Company」はあっても「Actress(女優)」の文字はどこにもない。

なぜそのイメージとはほど遠い起業家の道を選んだのか。ジェシカはその理由を「第一子の妊娠・出産(2008年)がきっかけだった」と語っている。

生まれてくる娘のために安全で健康的な環境を整えたいと思ったジェシカは、有害物質や合成香料を含まないベビーケア製品(おむつ、ベビーオイル、日焼け止めなど)を探したが、原材料や成分が信頼に足る製品はまったくといっていいほど見当たらなかった。

きっとこれまでも、多くの女性がジェシカと同じように考えたが、不満を持ちながらも既存の製品で我慢してきたのだろう。そう気づいたジェシカは、自分が起業すべきだと決意する。

「女性たちにパワーを与えたかった。彼女たちが何を買うか、その選択がどれだけ重要かをわかってほしかった」(Dreamforce ’15のキーノートにて)

子ども時代の経験が原動力

だが、たとえ人気女優が起業を決意したとしても、すぐに資金が集まるほど、米国のベンチャーキャピタルは甘くない。2008年の決意が具現化する、つまり「The Honest Company」を設立することができたのは、3年後の2011年である。

「女優がブランドを立ち上げるだけなら、何もわざわざ自分で資金集めなんかしなくてもいいと何度も言われた。『他の女優のように、自分の名前をつけたフレグランス(香水)を出したら? それなら資金を出してもいいよ』なんてバカにされたことも、1度や2度じゃなかった」女優なんて香水でも売っていればいい――。その差別的で閉鎖的な空気は、逆にジェシカを強く奮い立たせた。

といっても、彼女は決してトリッキーな手法を講じたわけではない。何度も事業計画書を書き直し、企業経営の専門家に意見を伺い、経営やテクノロジーに詳しい優秀なスタッフを揃えるという、起業家としてはごく平凡な、しかし我慢と忍耐を必要とするオーソドックスなプロセスを丁寧に踏んでいったのである。

有害な成分を規制する法律のために、ロビー活動も積極的に展開した。その真摯な姿に「たかが女優のやること」と色眼鏡で見ていたベンチャーキャピタル界隈でも、しだいにジェシカの見方を変えていく。

普通の女性ならすぐに心が折れてしまうようなハードな期間を、なぜジェシカは乗り切ることができたのか。もちろん、ハリウッド女優として鍛えられた数々の経験が、彼女自身のレジリエンス(逆境を乗り越える力)を高めてきたのは事実だろう。

だがそれ以上に、「自分と同じ思いをこれ以上、他の女性たちにはしてほしくない」という思いの強さがジェシカの原動力となっていた。「子どもの頃は本当に病弱で、すぐに熱を出したりアレルギーを発症していた。もし肌に触れるものが安全だったら私の子ども時代は違っていたかもしれない」と、ジェシカは多くのインタビューで語っている。

さらに彼女の両親が非常に敬虔なクリスチャンであり、「聖書に書いてないようなことを女性はすべきではない」という抑圧から逃れようと、ジェシカは必死で葛藤を続け、救いを求めるように女優への道を歩き出した経験を持っている。

「すべての女性は、もっと自分自身を自由にすべき」とも主張するジェシカにとって、女優、そして女性としての自分に向けられた侮蔑的な視線に負けてしまうことは、過去の自分を貶めることにつながる。それだけは絶対に受け入れるわけにはいかなかったのだ。

1億ドル調達、IPOも視野に

3年以上にわたる準備期間を終え、2011年に立ち上げた「The Honest Company」は、2013年には年間5000万ドルの売上げを誇る企業へと成長していく。

冒頭でも掲げたように、JIRAのような先進的なITツールを自ら使いこなし、Salesforce.comのような企業のカンファレンスでスーザン・ウォジスキー(YouTubeのCEOで米国を代表するITエグゼクティブの一人)と並んで登壇するほど、最新技術にも明るい。デジタルネイティブの心をつかむ能力は、21世紀のスタートアップに欠かせない条件だが、ジェシカは十分に備えている。

2015年には新たに1億ドルを調達し、時価評価額は17億ドルに達した。ベビーケア製品以外にも、バッグや化粧品などラインナップを強化しており、IPOの噂もちらほらと出始めている。いかにも順風満帆に見えるが、ジェシカ自身はおそらくこの状況に満足していない。

「The Honest Company」の経営を通して、ジェシカの思いはベビーケア製品から発展し、「すべての子どもと女性に安全な社会を」に変わり始めている。そしてジェシカ自身も時代を象徴する女性リーダーへと確実に成長を遂げている。彼女の後に続こうとする女性の数が増えるほどに、世界は確実に変わっていく。
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慈善活動と子供たち

2000年の映画『トゥームレイダー』の撮影で、ロケ地のカンボジアを訪れたことをきっかけに、人道問題に興味を持つ。撮影が終わってから、UNHCRの職員とともに人道支援の現場に赴き、国際的支援を精力的に訴え、本格的に慈善活動を始めた。2001年UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使に任命される。その後、40ヶ所以上の人道支援の現場に足を運び、避難民の現状を訴えてきた。2012年4月には、この熱心な活動が評価され、第10代国連難民高等弁務官であるアントニオ・グテーレスにUNHCRの特使に任命されている。
慈善活動の一環として、2002年3月にカンボジア人の男児(マドックス・チヴァン)、2005年7月にエチオピア人の女児(ザハラ・マーレー)、2007年3月にベトナム人の男児(パックス・ティエン)をそれぞれ養子として引き取る。2006年5月には、ナミビアで俳優ブラッド・ピットとの間の実娘、シャイロ・ヌーベルを出産した。ちなみに「シャイロ」は「救世主」「幸福なもの」という意味があり、ジョリーの実兄につけられるはずだった名前である。2008年7月12日にフランス南部のニースで男児(ノックス・レオン)と女児(ヴィヴィアン・マーシェリン)の双子を出産。

2006年には出産した娘シャイロの初公開写真の掲載権を米『ピープル』誌と410万ドル、英『ハロー』誌と350万ドルで契約し、慈善事業へ契約金を寄付した。2008年も同じく出産した双子ヴィヴィアンとノックスの写真の契約金を慈善事業へ寄付することを条件に『ピープル』誌と『ハロー』誌と契約した。この時の契約金は1100万ドルから1400万ドルと推定されている。なお『ピープル』誌の写真掲載に関連して『ニューヨーク・タイムズ』は11月21日付けの一面に「Angelina Jolie’s Carefully Orchestrated Image(アンジェリーナ・ジョリーの入念に練り上げられたイメージ)」という記事を掲載。ジョリーが家族の写真やインタビュー掲載と引き換えに『ピープル』誌に好意的な内容を書くよう求めるなど巧妙にマスコミ対応しているとの批判的な内容だったが、記事に対して『ピープル』誌発行元のタイム社は写真購入による編集への介入行為はないという声明を出して反論。また、堅い記事で信頼を得ていた高級紙『ニューヨーク・タイムズ』がこのような記事を掲載したことに読者からは「まるでタブロイドのようだ」という落胆の声が多く、同紙電子版にある読者コメント欄には『ニューヨーク・タイムズ』が娯楽雑誌である『ピープル』誌を報道機関と混同している等の批判的なコメントが相次いだ。

2009年6月、『ピープル』誌によると、ジョリーとピットのチャリティ組織“ジョリー・ピット基金”がパキスタンの難民救済のため100万ドル(日本円で約9,800万円)を国連難民機関に寄付した。ジョリーは過去に3回パキスタンを訪れており、住むところがなくなった人々を救うために使ってほしいと今回の寄付をした。

2009年10月、アメリカのチャリティー団体The Giving Back Fundが2008年の「寄付額が最も多い有名人」のランキングを発表し、ジョリーとピットがハリケーン・カトリーナで壊滅的状況に陥ったニューオリンズの再建やエチオピアやイラクの子どもたちに総額で1,340万ドル(日本円で約12億円)を寄付して2位にランクインした。

2009年11月、『ハリウッド・リポーター』によると、ジョリーとピットの2008年の寄付金総額は680万ドル(日本円で約6億1200万円)だったという。2人が設立したジョリー・ピット基金の2008年度の納税通知書によると、同基金の収益は1300万ドル(日本円で約11億7000万円)でその半分以上をさまざまな団体に寄付したといい、世界中の病気を減らすことを目的としている団体The Global Health Councilは同基金から200万ドル(約1億8000万円)を受け取り、ピットが創設したチャリティー団体Make It Right FoundationとHuman Rights Watchもそれぞれ1万ドル(約9000万円)を受け取ったという。さらにThe Armed Services YMCA of the US Army、ピットの地元スプリングフィールドの学校、息子マドックスの母国カンボジアの団体などもジョリー・ピット基金から寄付を受け取っているという。

2009年12月、『ピープル』誌によると、アメリカの養護施設団体“アメリカン・SOS・チルドレンズ・ビレッジ”に10万ドル(日本円で約900万円)を寄付した。この団体はイリノイ州とフロリダ州にある養護施設で現在は300人ほどの子どもたちが暮らしている。ジョリーは「孤児や捨て子を育て、家族をバラバラにしないSOSのすばらしい活動をわたしたちはこの目で見ました。SOSビレッジでは一定の年齢になったからといって子どもが放り出されることはありません。職業訓練、高等教育、生活の手助けなど、すべての援助を永遠に与え続けてくれる場所です」とコメントしている。SOS・チルドレンズ・ビレッジは孤児や捨て子を支援する世界最大のNPOで、132か国で500のビレッジが存在している

2010年2月、先の大地震に見舞われたハイチの隣国ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴにある病院を訪問し、ハイチから避難してきた被災者たちと面会。その後、ハイチへ移動し、国連ハイチ安定化派遣団を訪問した。また、パートナーのピットとともに100万ドル(約9,000万円)を国境なき医師団へ寄付している。なお、ハイチを訪問中にCNNのリポーターから「ハイチからは、養子をとらないのか」と尋ねられ、「いいえ、今われわれは、そのためにここにいるのではないのです。わたしたちは養子を受け入れる準備はあります。ブラッドとそのことも話しますが、それはここで考えることではありません」と強い口調で反論したと伝えられている。近年、ハイチでは生き別れた子どもの養子縁組が違法に行われて、人身売買にまで発展しており社会問題にもなっている。後にジョリーは、国連難民高等弁務官事務所のオフィシャルサイトで「養子縁組は緊急事態時の対応策として採用されるべきではない。ハイチは地震前に多くの人身売買の問題があったため、子どもたちにより一層の注意が必要だ」と声明を出している。エンターテインメントサイトのpopsugar.comではこのCNNのリポーターの質問について、「これは自然な質問、アンジーは養子をとることを認めている」「的はずれな質問、アンジーの活動から輝きを奪う」と二択で投票を行っているが、「的はずれな質問」に7割以上が投票している。

2010年8月、DesPardes.comによると、10万ドル(日本円で約900万円)をパキスタン洪水の被災者支援として寄付していたことが明らかになった。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使として慈善活動を行っているジョリーはパキスタン洪水について「今年の1月にはハイチ地震が起きるなど、たくさんの苦労を抱えた人々がだんだんと増えてきています」と支援の必要性を訴えるコメントを発表している。

2011年1月、『ハリウッド・リポーター』によると、実子シャイロが生まれた国ナミビアにある野生動物保護区にシャイロの名の下に2人が設立したジョリー・ピット財団から200万ドル(日本円で1億6400万円)を寄付していたことが明らかになった。この寄付に関してジョリーは「シャイロには自分が生まれた国に関わりながら育ってほしい。この野生動物保護区のオーナーとは古くからの友人でこのナミビアの土地と野生を保護するために彼らの熱心な仕事ぶりと人々への献身さにずっと感心させられている」と寄付理由に関したコメントを残している。

2011年6月、BANG Media Internationalによると、竜巻の被害にあったミズーリ州南西部の町、ジョプリンに50万ドル(日本円で約4,000万円)の寄付したという。2人が設立した「ジョリー・ピット基金」による寄付金は壊滅的な被害を受けて中長期的な支援を必要とする町の再建に充てられるという。ピットは「街の30パーセントが壊滅的な被害に遭い、ジョプリンの街には難題が待ち受けています。僕はこの街の近くで育っているため、住民は仕事熱心で、謙虚、立ち直る力も強いことを知っています」と語り、街の再建の手助けになりたいと言っており、ジョリーも「多くをなくしたジョプリンの方々への思いでいっぱいです」と付け加えた。

2011年8月、BANG Media Internationalによると、ピットとジョリーが設立した財団法人の納税記録が公開され、2人が2009年だけで総額490万ドル(日本円で約3億9,200万円)を慈善団体に寄付していたことがわかった。その寄付先は195万ドル(日本円で約1億5,600万円)が両親の働いている家庭の支援団体に、100万ドル(日本円で約8,000万円)は国連関連の慈善団体に、70万ドル(日本円で約5,600万円)は子どものがん基金に、また48万ドル(約3,840万円)は自然災害に遭った街の復興基金などに使われている。2人の友人は「セレブたちの多くはブラピやアンジーから学ぶことが一つや二つあるはずよ」とその金額の大きさがうがかえるコメントをしている。

2012年10月9日、パキスタンでターリバーンを批判し、女性の権利向上のために活動していた少女マララ・ユサフザイがターリバーンとみられる男たちによる銃撃(後にターリバーンが犯行声明を出した)で重傷を負うという事件をが起きると、10月18日、パキスタン、アフガニスタンの少女のために5万ドル(約400万円)を寄付した。寄付金は、パキスタン、アフガニスタンにおける女性教育のために闘った女性、少女を表彰する賞の創設などに使われるという。

2013年6月24日、国連安保理で開かれた紛争下の性暴力問題に関する公開討論で演説を行った。

2013年、人道支援活動を通じた映画界への貢献を讃えられ、アカデミー賞のジーン・ハーショルト友愛賞を同賞史上最年少で受賞した。

2014年、英国政府が「名誉デイム(Honorary Dame Grand Cross of the Most Distinguished Order of St. Michael and St. George)」の授与を決定。10月10日、エリザベス女王に夫ピットや子供たちとともに謁見し、称号を授与された。

2015年1月、バチカンで自身の監督作「Unbroken」の上映後、フランシスコ法王に家族とともに謁見した。

2016年5月23日、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの客員教授に就任。人権問題などを学ぶコースの授業を担当。

(wikipedia アンジェリーナジョリー)
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英国のEU離脱と「暗黒の金曜日」を予言していたジョージ・ソロス氏

英国がEUを離脱してから金融市場が不安定化し、早くも金が急騰しているようである。

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金の価格上昇 英EU離脱で「逃避買い」
日本テレビ系(NNN) 6月27日(月)19時25分配信

EU離脱派の勝利で金融市場が動揺する中、安全資産とされる金の価格が急上昇している。

貴金属店では資産用の金の価格が先週末から1グラムあたり107円も値上がりしているという。1キログラムの金のバーの価格が約477万円と先週末から約10万円も値上がりしている。先週末のアメリカ・ニューヨーク市場でも金の先物価格が約2年3か月ぶりの高値をつけた。

イギリスでの国民投票を受け世界経済に不安感がある中、資産を株や現金などではなく金で持っておきたいと「逃避買い」する人が増えているという。
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そのような状況の中で、伝説の投資家ジョージ・ソロス氏が、欧州株式市場の暴落を予言していたとニュースが報じている。

記事によれば、ジョージ・ソロス氏は、金を買い増して、米国株売りを仕掛けていたようである。
今回の株式市場の暴落は、天王星といった動きの遅い惑星が、星座を変わるタイミングが金融市場の予測に効果的であることはっきりと物語っている。

特に長期トレンドの予測などに非常に有効ではないかと思われる。
確かに84年の公転周期を持つ天王星が星座を移動するタイミングとは、政治経済が変わるタイミングであり、社会のトレンドが変わるタイミングであるため、金融市場が大きく動くのは当然のことである。
また天王星は革命、革新の惑星であるため、これまで行われてきたやり方が大きく変化するのである。
私は過去の事例を確認して、天王星が牡羊座に入室したら、国家社会主義が台頭することを予測することができた。

しかし、金融市場の暴落までは予想していなかった。
もし欧州の政治状況をよく知っている人ならば、イギリス独立党の躍進から国民投票の結果を事前に予測し、英国がEUから離脱する結果として、EUの経済基盤が弱体化し、その結果として、金融市場の暴落につながるということは読めたはずである。
従って、天王星が星座に入室するタイミングは、ファンダメンタルの分析、長期トレンドの予測に役立つということがよく分かった。
ジョージ・ソロスのような破局のタイミングを利用して大儲けする投資家は、その時こそが、勝負時なのである。

普段は全く勝負しないで、何も取引せず、そうした時にだけ取引するのである。
すなわち、金融市場、株式市場の相場予測のポイントというのは、惑星が星座を移動するタイミングである。
それも動きの遅い惑星を使って長期トレンドを予測し、動きの速い惑星を使って短期トレンドを予測するのである。

因みにソロス氏は、今回のEU離脱による経済危機は、2007-08年の金融危機に匹敵するだろうとの見方を示しているという。

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英離脱で市場混乱続く、経済悪影響は金融危機並みに=ソロス氏
2016年 06月 27日 10:36 JST REUTERS ロイター

[25日 ロイター] – 米著名投資家のジョージ・ソロス氏は25日、英国民投票の欧州連合(EU)離脱派勝利について「多くの人が恐れていた破局的なシナリオが現実となり、EUの分裂は実質的に避けられなくなった。これから英国とEUの長く複雑な政治・経済両面での離脱交渉が行われるので、金融市場は世界的な混乱が続く公算が大きい」と警告した。

さらに実体経済への悪影響は、2007─08年の金融危機に匹敵するだろうとの見方を示した。

ウェブサイト「プロジェクト・シンジケート」に寄稿した。

ポンドはブレグジット(英国のEU離脱)が決まれば15─20%強下落するとの予想を国民投票前に示していたソロス氏が、実際にポンド売りを仕掛けていたかどうかは判明していない。ソロス氏の広報担当者も、同氏がブレグジットに賭ける取引をしていたかについてコメントを拒否した。

ソロス氏は、今後EUを救うには抜本的な枠組みの再構築が必要になると指摘。そのためにはEUが守ろうとした価値や原則を信じる人々は結束しなければならないと訴えた。

一方で英国については「EUを去ることで最終的には他国よりうまくやっていける可能性と、やっていけない可能性がどちらもある。だが短期から中期には経済と国民が相当な苦しみに見舞われる」と述べた。
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結局、英国の愛国的、民族主義的なEU離脱が世界経済を混乱に貶め、結果として、短期から中期的に経済的な苦しみに見舞われることで、国家社会主義的な指導者の登場を必要とするという循環が見込まれるのである。

英国がEUを離脱するという選択は、経済合理性から言えば、全く不合理なものであったという。

従って、今回は政治的な不満からの不合理な選択であったと見なされるべきである。

つまり、お金や生活の安定よりも、EUの金融資本家や多国籍企業、高級官僚による超国家的支配から逃れて、自由や文化的制度的独自性、自国文化への誇りといったものの方を勇敢にも選択したということである。

それこそが、英国民の革命(天王星)であったと考えることができる。
そして、英国が離脱したことで、EUは抜本的にこれまでのあり方を見直しし、元々のEUの価値や原則(すなわち正しい協力関係)に回帰する必要が出てきたのである。
そうした中で、世界経済の混乱が続けば続くほど、カリスマ的な指導者への大衆の期待も高まるのである。

GeorgeSoros_chart
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英国のEU離脱で注目高まる「ゴールド」 ソロス氏「暗黒の金曜日」予言的中
2016/06/24 ZUU Online

伝説の男が、また伝説を生み出した。1992年に英国中央銀行にポンド売りを浴びせて巨額の利益を上げ、当時の欧州為替相場メカニズム(ERM)からの脱退を余儀なくさせた著名投資家のジョージ・ソロス氏(85)。彼は先週、因縁の国イギリスの欧州連合(EU)離脱を予言し、国民投票の翌日である6月24日が「暗黒の金曜日」になると語っていた。この予測は的中し、世界の市場は大暴落モードに突入した。

■破局のにおいをハイエナのように嗅ぎつけていたソロス氏

こうしたなか、同氏率いるヘッジファンドの「ソロス・ファンド・マネジメント」が、安全投資先としてゴールドや金採掘企業株の買い付けをしていることに、改めて注目が集まっている。ソロス・ファンドが米国株の下落に賭けるショートを拡大し、金と金鉱山株の上昇に賭けるロングをしていた「先見の明」が際立つ。

ソロス・ファンドは2015年12月末から2016年3月末までに、米国株ETF(上場投資信託)のプット(「売る権利」を取引する投資商品)を100万個から210万個に増やす一方、カナダをはじめ米国、南米、オーストラリア、アフリカで鉱山の運営と開発プロジェクトを展開する国際金鉱業企業バリック・ゴールド社(本社・カナダ)の株式保有を0株から1900万株に増やし、同社の筆頭株主となった。その結果、3月末から6月上旬にかけて、9000万ドルの利益を得た。また、1月から3月の間に、金ETFのコール(「買う権利」を取引する投資商品)を、0個から100万個に引き上げていた。

ソロス氏はすでに昨年秋から年末に、金保有を3360万ドル以上に買い増しており、今年に入って世界経済や金融への不安心理が高まりつつあったなか、4月以降もゴールドのロングを拡大し続けていたとしても不思議ではない。ソロス氏お得意の、「破局の局面」を利用した取引だ。

6月9日付の米経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「長きにわたって休止を守ってきたソロス氏が、満を持して取引に戻ってきた」と、ソロス氏の動きを表現した。ハイエナのような嗅覚を持つソロス氏は、血のにおいを嗅ぎつけ、狩場に戻ってきたのである。

同氏は6月20日、英国離脱で「ポンドの為替レートは急落し、それが金融市場や投資、物価、雇用に即時、大幅な影響を及ぼす」「今回のポンド急落は、私のヘッジファンド顧客がかなりの利益に浴する幸運を得た1992年9月の15%下落よりも大きく破壊的なものになるだろう」と予測していた。

■安全資産の金にマネーが殺到して高騰

英国のEU離脱で、世界経済全体が「脱グローバル化」へと大きく渦を巻いて逆回転を始めた。金は、こうした長期的なリスク資産価値の下落に強い「無国籍通貨」とも呼ばれる有事の安全な実物資産だ。為替や株式・債券市場で不安心理が支配すると「究極の安全資産」である金が買われるため、ソロス・ファンドの収益は大きく伸びるだろう。

景気が上向く時に買われやすい英国北海ブレント原油は、「EU離脱」のニュースを受けて一気に6.6%下落し、1バレル当たり46ドル81セントをつけた。一方、金価格は8%上げ、過去2年間で最高値の1オンス当たり1355ドルまで高騰をしている。多くの専門家は、「近いうちに1400ドルの壁も突破する」と見ている。

では、今回ソロス・ファンドが買い増しているバリック・ゴールド株と、ニューヨーク証券取引所に上場する世界最大のドル建て金ETF「SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア」とは、どのようなパフォーマンスを見せているのか。

まず、バリック・ゴールド社は、近年の金下落の影響で業績がさえず、負債が130億ドルに達する「ダメダメ企業」だった。だが同社は今年度20億ドルの負債削減を目標に積極的な経費削減を行い、目に見えるキャッシュフローの改善を実現した。ソロス氏も、そこに注目したのだろう。

そして、何よりも同社への追い風となっているのが、世界経済の成長鈍化である。金融政策も財政政策も効かない状況の下、国際的な景気後退の予測が相次ぎ、年内の米利上げも遠のいている。そこに、英国離脱のダブルパンチだ。業績改善の著しいバリック・ゴールド株は過去3か月間に1株当たり価格が10ドル近辺から20ドルと倍になっており、金が1400ドルを目指すなか、さらに上げていくことが予想される。

ちなみに、ソロス氏はカナダのバンクーバーを拠点とする鉱業会社シルバー・ウィートン社への投資も増やしており、同社もここ1か月半で株価は大きく上げている。

翻って、有名な金ETFのSPDRは非常に活発に取引がされているため、流動性の心配が要らないところが魅力だ。直近では、2008年から2009年の金融危機で、株式や債券の価格が値下がりするなか、金は逆に値上がりしたことが記憶に新しい。英国離脱で金融恐慌の可能性が取りざたされる環境で、SPDRも上げていくだろう。離脱直後では、SPDRS&P500ETFが1.3%上昇している。

英国のEU離脱をピタリと言い当てたソロス氏の投資方針は、市場関係者の注目を浴び続けよう。これからの市場で不安定さが常態化することが予想されるなか、ボラティリティ(価格の変動幅)が大きくなる世界は、ソロス氏にとって絶好の狩場である。

ゴールドや金鉱株の上昇は、世界中で資金の流れに重要なシフトが起こりつつあることを示唆している。常に果敢に株式市場に挑んできたソロス氏の金へのシフトは、「彼が弱気になった証拠」と評されているが、市場のパラダイムシフトに誰よりも早く勘付いたソロス氏にとっては、当たり前の現実的な立場の転換だ。因縁の国イギリスのEU離脱による金上昇で、彼の血は再び燃えているのである。(在米ジャーナリスト岩田太郎)
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苫米地英人の近況について

苫米地英人がTPPの真実について解説してくれている動画がある。


TPPのISD条項の危険性について警鐘を鳴らしてくれていて大変ありがたいと思うのである。

TPPの条文はほぼISD条項を締結するための目的があり、関税などはほとんど関係なく、アメリカの多国籍企業に雇われた弁護士が日本政府を訴えることを目的に作られたものだといった、ありのままの真実を伝えてくれている。

最近、苫米地英人は、TOKYO MXテレビなどで、質の高い言論を展開して以前のような軽いノリではなく、社会的に意義があり、影響力をある言論を行っているである。
私は2012年8月に苫米地英人のチャートについて検証したが、その時、牡羊座ラグナに設定した。

牡羊座ラグナであるとすれば、3、6室支配の水星が5室に在住し、5室支配の太陽や2、7室支配の金星と接合している。

5室において、3室と5室、金星、水星の絡みなどが見られ、文筆活動、作家として作品を生み出していく才能を感じさせる配置である。

当時、苫米地英人は、マハダシャーが、3、6室支配の水星期で、従って、この頃、苫米地英人は平易な自己啓発書を立て続けに出版して、人気を得ていた。

3室支配の水星が5室に在住しているため、文筆(3室)で創作(5室)する配置であるが、薄くて読みやすい一般向けの軽い啓蒙書を量産していた感じがしていた。

3、6室支配の水星のため、情報を小出しにしたり、書き散らしている印象である。

元々、水星というのはジャーナリズムの惑星であり、何年も読み継がれるような重厚な本というよりも、新聞記者が毎日量産するような記事のような文章を意味している。

従って、苫米地英人も多作であり、彼のもっている知識が様々な本の中に少しずつ散らばっている風であり、あたかもブログの記事を読んでいるかのようである。

例えば、カントの「純粋理性批判」といった哲学書のように何か根本的な原理や法則について学術的に述べ、それについて何十年、何百年と読み継がれるような本といった感じではない。

皆、情報をつまみ食いしたような軽い本が多い印象である。

彼のブログによれば、累計出版数が400冊を超えたそうである。

つまり、このように多作なのは、一つ一つの作品の内容が薄まっている証拠である。

従って、私はそうしたことからそれらは、3、6室支配の水星期に生み出された作品であると判断したのである。

苫米地英人は牡羊座ラグナに設定すると、その後、おそらく2013年10月ぐらいからマハダシャーケートゥ期に移行している。

ケートゥは12室に在住しているため、一見、世間から引っ込んで隠遁生活をしている印象があるが、2015年にyoutubeにアップされた苫米地英人の動画を見ると、以前よりもエネルギッシュで、切れ味が鋭く、社会に啓蒙する力や影響力においてより力強いことが見て取れた。

明らかに以前よりもパワーアップしている。
ラーフとケートゥはアスペクトやコンジャンクションして絡む惑星の影響を受けたり、ラーフ、ケートゥのディスポジターがその結果を表す。

ケートゥは12室に在住しているが、ラグナロードの火星と9室支配の木星からアスペクトされ、またディスポジターの木星は9、12室の支配星である。

ケートゥ期になってから明らかに言論の質が向上しており、youtubeの動画などを見ても話の内容がセンセーショナルで影響力がある。

またこの以下の記事のようにかなり強い感じで、電通を批判している訳であるが、ラーフ/ケートゥ軸は6室に在住しており、ラグナロードで6室に在住する火星からアスペクトされている。

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苫米地英人氏 租税回避を否定した電通を批判「かなり意図的にやっています」
2016年5月13日 12時19分 livedoorNews

12日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、認知科学者の苫米地英人(とまべち・ひでと)氏が、脱税疑惑を否定した電通を批判する場面があった。

番組では「オトナが知るべきニュースランキング 今夜は寝れ9(ナイン)」コーナーで、パナマ文書流出が日米政府に与えた影響を取り上げた。オバマ政権が課税逃れ対策を強化する法改正案を新たに発表し、日本政府も租税回避地にある法人と関係がある日本人や企業に課税逃れがないかどうか情報収集に努める方針を打ち出した。

パナマ文書に記載のあった企業について、苫米地氏は「明らかに脱税のための方法論なんで言い逃れできないです」と断言し、「パナマ文書租税回避記載の電通、東電、JALの社名を一切出さない日本のメディアはジャーナリズム失格」「国会で取り上げない政治家たちも同罪」と指摘した。

この件について、朝日新聞はパナマ文書のせいで電通が風評被害を受けたと伝え、電通側は「徹底的に調査したが、当社の関連会社には存在しない」と主張していると報じた。

しかし苫米地氏は、パナマ文書のデータと、「国際調査報道ジャーナリスト連合」が発表した租税回避地に存在する法人などをまとめたデータベース「オフショアリークス」から新たに租税回避日本企業のリストを作成し、この報道に徹底反論した。

苫米地氏によると、電通はわざわざスイスの銀行口座を経由し、バージン諸島に「DENTSU SECURITIES INC」という会社を設立しているそうだ。苫米地氏は電通について「かなり意図的にやっています」と指摘。他にも「DENTSU INC」で調べると、電通の所在地である東京都東新橋がデータとして出てくるといい、「電通さん、これ、風評被害というのはかなり厳しいと思います」と電通側の主張に異議を唱えた。

その上で苫米地氏は、TOKYO MX以外のテレビ局や新聞社が各企業の広報室による発表をそのまま報じており、こうした事実を取り上げようとしないと訴える。そして、「パナマ文書が日本で全然問題になっていないんです!」「『適切に処理した』っていう企業の広報の垂れ流しで終わりです! トンでもない話だってことを理解してほしいということです!」と、話をしめくくっていた。
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従って、非常に歯に衣着せぬ批判を行って、社会的に非常に意義のある啓蒙を行っている。

牡羊座ラグナであれば、現在、ケートゥ/ラーフ期であり、アンタルダシャーのラーフは6室に在住し、ラグナロードの火星と接合している。
ケートゥをラグナとすると6室に惑星が集中しており、多くの人間の上に君臨していることを表している。

カリスマ的な教祖としての活動が充実してきていることを表している。
またナヴァムシャを見るとケートゥをラグナとすると10室に金星、水星、木星が集中し、木星は高揚している。そして、10室支配の月は6室に在住し、6室と10室で星座交換している。
苫米地英人は、最近、TOKYO MXテレビにコメンテーターとして登場し、啓発されたコメントを頻発しているのは、こうした質的に高い時期であると共に昨年の7月ぐらいから木星が獅子座に入室して、10室の支配星にアスペクトし、土星が10室にアスペクトして、10室にダブルトランジットが形成されているからではないかと思われる。

10室にダブルトランジットが形成されているので、影響力を高めて注目されているのである。

また現在、5室にダブルトランジットが形成されてもいるため、メディアへの出演などが、昨年の後半から今年にかけて増えて来ている印象である。















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元セブン会長・鈴木敏文の真実

手元に2冊の本がある。

一冊は、『挑戦 我がロマン 私の履歴書』 日経ビジネス人文庫 鈴木敏文著で、もう一冊は、『セブン-イレブン 鈴木敏文帝国崩壊の深層』 (株)金曜日 渡辺仁著である。

前者は、セブンイレブンの創業者、株式会社セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長(元)の鈴木敏文のこれまでの歩みを自画自賛した自叙伝である。

もう一方は、ジャーナリスト渡辺仁氏によるセブンイレブンの違法な経営実態を暴く告発の著である。

この全く視点の違う2つの情報源ではあるが、これらを検討することによって、鈴木敏文の出生図のラグナを解明することが出来た。

鈴木敏文のラグナは牡羊座のバラニー第2パーダである。

詳しくは有名人チャート検証『鈴木敏文』をご覧頂きたい。

先日、鈴木敏文が4月7日、緊急会見により、自らの退任を発表して、このことに私は興味を覚え、鈴木敏文の出生図のラグナを検討した。

SuzukiToshifumi_chart
wikipediaの情報を元に検証を進めたが、鈴木敏文の発言内容や業界NO.1を目指す姿勢、物事に最初に取り組む先駆者的な行動から牡羊座ラグナではないかと直感的に思ったのである。

そして、更に不穏な退任をしたこと、またワンマン独裁者であったとの記述など、他の取締役の反対を押し切って、セブンイレブンの1号店をオープンさせたことなど、異端的で強引な手法などからナクシャトラは、バラニーではないかと思われた。

然し、その段階では、まだ牡羊座バラニーであることに確信は持てなかったが、上記の2つの書を読んで、私は鈴木敏文が間違いなく牡羊座バラニーであることを確信した。

まず『セブンイレブン 鈴木敏文帝崩壊の深層』を読むと、セブンイレブンのフランチャイズ契約がいかに恐ろしい奴隷契約であるかが分かってくる。

以下、加盟店の利益率についての具体例が記された部分を本文より引用する。

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セブン本部の利益率31% 加盟店はわずか1.5%

「(略)セブン本部の異常な高利益率に対して、加盟店はどうなのか。
吉田友子の店は東京・飯田橋のオフィス街にあり、立地は良かった。日販約63万円、年商は2億2900万円にも達した。
だが、前記した「累進チャージ」という仕組みのため、夫妻2人の手取り分は年間350万円ほど。年中無休、夜中も身体を壊すほど働いても、1人の年収はわずか175万円。利益率にすると1.5%だ。月500万円の粗利益があってもセブン本部が375万円を取り、加盟店には125万円しか入ってこない。この中から家賃、消費税、法人税、バイト料、広告費などを差し引くと、加盟店の利益率は1%前後にしかならない。
「時給換算だと200円とか300円です。店は赤字ではないんですが、とにかく夜勤のバイトが全然集まらず、時給1000円出したら赤字で、850円だと人が来ない。夜勤の派遣会社を使うと1500円にもなる。結局、外国人ばかりになり、彼らに夜勤を任せられなくて、労働基準法違反とわかっていても夜中一人態勢でやっていたんですよ。何だろうこの地獄は・・・と思いましたね」

(『セブンイレブン 鈴木敏文帝崩壊の深層』P.93~94 より引用抜粋)
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例えば、『自分で采配をふれる一国一城の主』になれると錯覚して加盟店契約をすると、休暇を取ることもできず24時間年中無休で奴隷のように働かされるのである。

また脱サラ向けの累進チャージ(セブン本部の取る指導料)があり、粗利益が増えると率も上昇し、250万円以下の粗利で56%、250~400万円で66%、400~550万円で71%、550万円超すと76%。

例えば550万円では本部が418万円、店が132万円。店はこの中から人件費や税金も払わなければならないという。

またロスチャージ会計と言って、売れ残ってゴミとして捨てる商品も加盟店のオーナー側が原価を負担し、チャージ(指導料)から取られるという。

従って、セブン本部は加盟店に沢山仕入させて、後は売れようが売れまいがどうでもいいのだという。

加盟店の仕入れの在庫の量が少ないと、沢山仕入れるように指導が入り、500万~700万円の在庫を抱えさせ、仕入れないと契約を打ち切るといったことも為されているようである。

また売り上げがよい加盟店があると、その近くに新店を出して(ドミナント)、加盟店の売り上げを減額させ、逆らうと契約を解除するといって脅すようである。

セブンイレブンの店舗に入ると、沢山の商品が並んでいるが、あれらの商品が売れようが売れまいが、セブンイレブン側としてはどうでもよく、加盟店が商品を仕入れた時点で、売上げになるようである。

そして、店の売り上げの粗利に対してセブン本部の指導料がチャージされるため、品物の見切り販売も禁止しているようである。

見切り販売して粗利が小さくなるよりも廃棄処分させて、加盟店側の原価負担にした方が利益が出るからである。

また元自衛隊員のインテリジェンスのプロを沢山雇用して、加盟店監視の裏仕事をさせ、1日でも売り上げの送金をしない加盟店があると、厳罰に処して監視するといった実態が暴かれている。

鈴木敏文の直属にそのような特殊部隊があるようである。

そうした監視によって精神的に病んでいくオーナーが続出し、自殺者も大勢出ているようである。

鈴木敏文の経営について、簡単にwikipediaなどで調べただけではその実態は見えてこないため、私も鈴木敏文は、コンビニ業態のパイオニアで、優れた経営者であると思ってきた。

然し、コンビニ業界で独り勝ちの驚異的な売り上げを上げている背景には、このようなカラクリがあったと言える。

セブンイレブンなどに入ると、商品の定価が通常のスーパーなどで売られている定価より異常に高いのを目にするが、仕入れの原価からして、スーパーの定価よりも高いようである。

つまり、セブン本部は仕入れ原価に上乗せして、その部分でも利益を上げていたということである。
そのようにして、加盟店にはほとんど儲けさせずに売り上げのほとんどを送金させて、送金しないオーナーには以後は自衛隊上がりの恐ろしい監視員を送り込んで、レジから強引にお金を取っていく。

また全国的に加盟店を管理する組織編成が、自衛隊の組織編成に酷似しており、軍隊方式によって管理されているという。

以上、『セブンイレブン 鈴木敏文帝崩壊の深層』を読むと、加盟店支配の構図が浮かび上がってくる。

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利権屋がうごめき紛争絶えない鈴木商法

これらセブン紛争には、フランチャイズの怪しさを嗅ぎつけた和解ブローカーやフランチャイズゴロ、右翼などの利権屋がうごめいている。
創業者が辞任した総会屋事件(92年)、2001年からの脱サラオーナーの集団訴訟、アイワイバンク設立認可政界工作疑惑(02年)、右翼系企業への店舗・駐車場警備委託事件(05年)、公正取引委員会によるセブン本部摘発(09年)、イトーヨーカ堂所得隠し事件(14年)、加盟店主への不当労働行為(同)と鈴木会長がトップになってから黒い噂と紛争が絶えない。何も知らない脱サラ夫婦を「一国一城の主」と偽り持ち上げ、年中無休・24時間労働を強いて高額なチャージ(指導料)をとる一方、わが身を護るために元陸将や元警視総監、「特殊部隊」を配置する。政治家も味方につけ、メディアは広告料で黙らせる。これがコンビニの雄の加盟店支配の実態であろう。
半世紀を経たフランチャイズ業界を法律で規制しようとする声も今後高まるだろう。実質的な労働者であるオーナーたちを犠牲にして利益を上げるセブン商法はブラック企業以外の何ものでもなく、人を不幸にして「セブン-イレブンいい気分」でいられる商法は必ず破綻しよう。

(『セブンイレブン 鈴木敏文帝崩壊の深層』P.47より引用抜粋)
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このような経営を行っていることは、鈴木敏文が明らかに牡羊座バラニーであることの証拠である。

鈴木敏文の『挑戦 我がロマン 私の履歴書』によれば、学生時代に自治会書記長を務めて、学生運動を経験し、最初に入社した東販でも労働組合の書記長を務めていたそうである。

労働組合のリーダーになるのは、体制側に反逆する牡羊座バラニーの特徴である。

然し、牡羊座バラニーが一旦、体制側を乗っ取り、占拠すると、今度は、ヒトラーのように独裁者になるので要注意である。

労働者の権利を守るなどといったことからは程遠い独裁者に変貌するのである。

つまり、労働組合のリーダーが、労働者たちの上に君臨して、労働者たちを支配し、その上で、自らはジェット旅客機などを乗り回して、大企業のCEO並みの待遇を享受するということが時々起るようであるが、そうした状況は、牡羊座バラニーが作りだしているかもしれない。

また鈴木敏文が元自衛隊員を幹部として採用して加盟店の反乱を監視し、抑え込む組織作りを行ったようであるが、それは、牡羊座ラグナでラグナロードの火星が5室のプールヴァパールグニーに在住しているからである。

バラニー、プールヴァパールグニー、プールヴァアシャダーはインテリジェンス(諜報)のプロである。

従って、自分の部下や腹心として、そのような軍人上がりの人物たち(獅子座の火星)を採用したということである。
例えば、同じ牡羊座バラニーと思われる織田信長なども支配と統治がそのパーソナリティーの基本的特徴である

そして、逆らうものには、徹底した残酷な制裁を科している。
また牡羊座ラグナと思われるアレキサンダーも裏切った部下には恐ろしい制裁を科している。

今回、鈴木敏文が自分を辞任に追い込んだ裏切り者たちに対して、怒りをストレートに表現しており、こうした性格からも牡羊座バラニーであることが窺い知れる。

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直撃!鈴木敏文「裏切り者たちに告ぐ」〜「アイツだけは許せない」という怒り
016年04月27日(水) 週刊現代

あまりに急だった日本を代表するカリスマ経営者の退任劇。話題を呼んだ会見から数日後、本誌記者は渦中の会長宅を訪ねた。その口から洩れた言葉には、「謀略」「面従腹背」への怒りが溢れていた。

「嘘が一番、許せない」

100坪以上はある邸宅が立ち並ぶ都内屈指の高級住宅地には人通りもなく、ひっそりと静まり返っていた。4月12日19時。本誌記者が鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス会長の自宅のインターホンを鳴らすと鈴木氏の妻と思われる女性が応答したが、同氏と話したい旨を述べると、すぐに本人が出た。

—週刊現代の記者です。インタビューのお願いに上がりました。

「なんですか。ああ、おたくの雑誌はね、こないだ書いた記事は、まったくデタラメが書いてあるからさ、取材は受けられないよ。ぜんぜんデタラメ書いてるんだもん」

硬い声色で、すぐにインターホンは切れてしまうが、再度鳴らすと、また本人が対応した。

「あのね、デタラメ書いてあるものはしょうがないでしょう。その、要するに、言ってもいないことを言ったなんて書いているし、こっちが迷惑するんですよ」

—お叱りの言葉も含めて、きちんと話を聞かせてもらえないでしょうか。

「じゃあ一言だけ、いま出て行って話をするよ」

インターホンが切れて1分ほどして、ワイシャツにグレーのスラックス、えんじ色のカーディガンを羽織った鈴木氏本人が出てきた。外は風が冷たく、少し寒そうな様子だった。

「あのね、要するに、息子(鈴木康弘取締役執行役員)が社長になるなんていうのは、まるっきり嘘で、誰もそんなこと言ってない。まるきりそんなことはありえないし。

僕はね、今までいろんなところから、おたく(講談社)からも本を出しているし色々やっているけれども、一番、そういう嘘とかなにかっていうことは、僕の人生観では許さないの。だから、今回の問題だって、スパッと引いたわけ。そういうことだから」

終始、落ち着いた口調で感情的な話し方ではないが、息子に関する話をするときは、表情も声も強張ったように感じられた。

後述するが、息子の康弘氏はセブン&アイのネット事業を担当している。実績がほとんどない中で、昨年5月にセブン&アイの取締役執行役員に出世したため、「親の七光りだ。会長は息子を社長の座に就けたがっているのではないか」という疑念が社内に渦巻いていた。

「残ってくれと言われている」

鈴木氏の話は今年1月に、就任後わずか1年半で辞任した戸井和久イトーヨーカ堂社長のことに及んだ。

「ヨーカ堂の社長が辞めたときのことだってね、『辞表を叩きつけた』だとかなんとか……。なんでそういう嘘を書くのかね(編集部註:本誌1月30日号の記事「鈴木敏文会長に叱られてイトーヨーカ堂社長が『逆ギレ辞表』を叩きつけるまで」)。

嘘は嫌なのよ。本当のことを書かれるのならいいけれども。雑誌を売るためにね。ご存知だと思うけど僕はトーハンの役員もやっているんだよ。自分でも編集の仕事をしたけれどね、ああいう売らんがためのことを平気で書かれたらね。大変迷惑だよね」

言うまでもなく本誌は、慎重な取材に基づいた記事を掲載している。イトーヨーカ堂の業績を上向かせることができなかった戸井氏のことを、本誌が「生え抜きのエースだった」と持ち上げたり、鈴木会長に批判的な内部の声を紹介したことが、鈴木氏の怒りを誘ったのかもしれない。

—(鈴木氏の)お話を偽りなく記事にしたいので、インタビューに応じてもらえませんか?

「いや、いま申し上げた通りだから、それで充分だと思うんですよ。僕は嘘が嫌いだし。それからなにか謀略的なこと、そういうことは僕の人生には、そういう『ページ』がないの」

—しかし、どうして辞めてしまわれるのか? 辞める理由に納得していない人も多いと思います。

「なぜって、要するにね、実際には僕がしていないことをしていると、そういうことを社内で言ったりするのもいるし。そういうことは、僕は絶対嫌なの。そんなことまでしてね、仕事をしたくない。

ただ、いま困っていることはたくさんあるの。FC(フランチャイズ・チェーン)のオーナーの皆さん方からね、なんでもいいから残ってくれとか。社員からもものすごい、やはりそういうあれ(声)があるんでね。それがただ困っているだけでね。それ以外は、自分では今は非常にすっきりした気持ち。そういうことですから」

当初はやや硬めだった表情も、自身の引き際に関しての話題になると和らぎ、穏やかなものになっていく。

部下に厳しすぎたがゆえに

—(7日の)会見では辞めることは「今日決めた」とおっしゃっていましたが、そんなに潔く辞められるものですか?

「そうそう、そうだよ。『あなたを支持します』とかなんとか言っていてね、駆け引きでやっているのもいるし。そういうのは嫌いなのよ」

—社内で、表では鈴木会長にいい顔をしているが、裏では別のことをしている人間がいたということですか。

「そうそう。そういうことは絶対にね、許さない。自分の持って生まれた性格だから。本当のこと以外は、嘘は絶対に許せない性格だから。すいません。それじゃあ。今後は自宅で取材は受けないことにしますから」

そう語りながら、門扉を閉めて、玄関の中に去って行った。終始「嘘は嫌い」とくり返しているように、率直で飾らない言葉で語った鈴木氏。「絶対に許さない」と語る声には一際力がこもっていた。

このような率直な物言いは鈴木氏の飾らない性格の表れであるが、社内の会議や朝礼ではときに激しい叱責にもなり、現場の社員たちは延々と続くお説教に辟易することもあったという。

「とりわけ定期的に開かれるイトーヨーカ堂の業務改革会議のときには、不満をぶちまける鈴木氏の独壇場になった」(イトーヨーカ堂の社員)

本誌は、今年1月に行われた業革会議の速記録を入手した。一部引用してみよう。
鈴木会長 全部売れない時代の中で、抜け出せば売れるんです。やればできる。売り上げが落ちることがおかしい。ヨーカドーは、落ちっぱなしじゃないか。どういうことか。言っていることを全然実行していない。

商品部に僕は(こういう商品を開発しろと)言ったことも指示したこともない。そんなこと僕の仕事ではない。君たち自身がどう実行するか。(系列店の)セブンイレブンSSも進歩がない。いまだに過去のデパートのやり方にとらわれている。でもヨーカ堂はもっとひどい。(中略)担当商圏のことを本当にわかっているのか? 机で数字をいじっているだけじゃないのか?

婦人服担当 申し訳ありません。過去のDB(データベース・マーケティング)のやり方を全部否定し、やっていきます。

鈴木会長 根拠がない同士で「これだけやったらどうだ?」って言いあっているだけ。全部失敗、やったことが。成功しているようなことを言っているが、数字をみると全部失敗、そうだろう?

売り上げ改善のための叱咤激励といえばそれまでだが、このような激しいダメ出しを社員に出し続ける一方で、業績を上げたとは言い難い息子の康弘氏が引き立てられることに不満を抱く社員も多かったという。セブンイレブン社員の声。

「康弘氏が担当しているインターネット事業は赤字続きです。3年ほど前、康弘氏の鶴の一声で埼玉県の久喜に大きな物流倉庫を構えたのですが、成長の見通しが甘すぎたため、注文もなくガラガラの状態です。

康弘氏が社長を務めていたセブン・ネットショッピングは赤字続きでしたが、倉庫の建設費や維持費が足を引っ張ったこともあって’14年にセブン&アイ・ネットメディアに吸収されてしまった。

傍から見たら赤字を垂れ流し続ける息子の事業を親父が引き取った、というふうにしか見えませんよ。社内ではこの倉庫にかかった数十億のカネは『子ども手当』と呼ばれています」

鈴木会長は稀代のカリスマ経営者として、日本の小売業界を引っ張ってきた。そのビジネスマンとしての才覚と先見の明は、誰もが認めるところである。

それほどの経営者であっても、自らの息子には厳しくなりきれない—これは人間の性なのかもしれない。例えば、以下のような不満の声は、鈴木会長の耳にまで届いていたのだろうか。かつて康弘氏の下で働いた経験のある社員が語る。

「康弘氏は会議の席ではいつも偉そうにしていて、部下の報告が気に入らないと机を蹴飛ばすようなこともある。それに自慢話が多い。ソフトバンクに在籍していたので『俺は孫(正義)さんとツーカーの仲だよ』と吹聴したり、米国出張から帰ってくると『グーグルのラリー(社長)とも友達だから』と言ったりする。それほどの人脈があるなら、うちのネット事業をどうにかしてくれよというのが現場の本音でしたね」

井阪社長の言い分

実績のない康弘氏がトントン拍子で出世していくわけだから、いくら鈴木会長が「息子に跡目を継がせる気はない」と明言しても、周りは疑心暗鬼になる。

やがて社内に不穏な空気が流れ、鈴木会長が「許せない」と語った面従腹背の勢力も動き出すことになった。

鈴木会長は退任会見で、井阪隆一セブンイレブン社長が「ケンカ腰で食ってかかってきた」と語った。これまで自分の子分だと思っていた井阪氏に反抗され、創業家の伊藤家も含めて彼を担ぐ勢力が人事案を否決してしまったのだから、「裏切られた」という思いはひとしおだろう。

都内にある井阪氏の自宅前で今回の騒動について聞いた(今月19日の取締役会で、セブン&アイ社長に就任した)。

「絶対にもう、あんなこと(取締役会という密室で社長人事を決めること)はよくない。合意形成をちゃんとやりながら議論し続けるのが組織だと思います。

密室の会話については話すつもりはありません。絶対に出さない。(鈴木会長が会見で指摘したような『セブンイレブンの功績は、すべて自分のおかげだ』という尊大な発言について)私はもちろんしていません。

今後も鈴木会長と話し合う予定はありません。ただ役員室で並んで飯を食うだけです。気まずいかって? いやそんなことないですよ。真剣に(商品の)味見をしているんですから(笑)」

これからセブン&アイは集団指導体制に移行することになるだろう。40年以上にわたって流通業界のカリスマとして君臨してきた鈴木氏の胸に去来する思いは、「あいつだけは許せない」という怒りか、はたまた恬淡とした悟りの境地だろうか—。

「週刊現代」2016年4月30日号より
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中興の祖・鈴木敏文会長兼CEOはなぜ晩節を汚す結果を招いたのか? 背景には創業家一族との確執も…
2016.4.18 02:00 産経ニュース

セブン&アイ・ホールディングス(HD)の中興の祖であり、カリスマ経営者として名をはせた鈴木敏文会長兼最高経営責任者(CEO、83)が自ら辞任を表明するにいたった7日の会見は、開始直前になって、鈴木氏と村田紀敏社長以外に、顧問で元イトーヨーカ堂常勤監査役の後藤光男氏と元イトーヨーカ堂副会長の佐藤信武氏が同席することを発表するなどドタバタが目立った。そこで語られた内容も、流通業を代表する大企業の意思決定とは思えない実態で、日本型コンビニエンスストアの生みの親である鈴木氏の晩節に大きな汚点を残す結果となった。

井阪氏を酷評

カメラのフラッシュを浴び登場した鈴木氏がまず語ったのは、今回の辞任の引き金になった、中核子会社セブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長への不満だった。

「(昇格させようとした)古屋一樹副社長の方が仕事ができたが、育てるという意味で、古屋君に(井阪社長の就任を)支持してもらった」、「井阪君が社長兼最高執行責任者(COO)として役割を果たしたかというと物足りなさがあった」、「(井阪氏は)マンションの支払いもあるし、自分はまだ若いから辞めないなどといった」。

自らが登用し、7年間コンビニ業界首位としてセブン-イレブンの拡大路線を支えた井阪氏を鈴木氏はこう酷評した。

ただ、鈴木氏の会見での説明と、翌8日未明に井阪氏が東京都内で記者団の取材に応じた際の説明とは食い違いがあった。

鈴木氏は、井阪氏に社長交代を内示をした際に井阪氏がいったんは了承したが翻意し、「(自分の功績のように)今まで1人でやってきた」と7日の取締役会などでたびたび主張したと強調した。これに対して、井阪氏は「流通業は1人ではできない。そんなことは言っていない」と明確に否定。セブン-イレブン社長の続投にも意欲を示しており、退任を了承した事実は全くないとしている。

どちらが本当のことを言っているのかは藪の中だが、コンビニエンスストアを日本に定着させた大流通企業として、お粗末な印象を残したのは否めない。

コンビニを日本に根付かせた名経営者

会見の舞台裏を本格的にひもとく前に、鈴木氏の功績や歩みをここで振り返っておこう。

鈴木氏は東京出版販売(現トーハン)を経て、30歳のときに現在のイトーヨーカ堂に入社。創業者で現在は名誉会長の伊藤雅俊氏の懐刀として、販売促進や人事、広報などの管理部門を中心に力を発揮した。

「大型スーパーに顧客が集まる日本ではコンビニは根付かない」との社内の反対論を押し切って、1973年にコンビニのライセンス取得のため渡米。74年にセブン-イレブン1号店を東京・豊洲にオープンさせ、現在は全国で約1万8000店舗を超える国内最大級の流通チェーンに育て上げた。

共働きや深夜人口の増加など時代の変化を常に読み取り、売れ筋商品と在庫を管理して利益を高める「単品管理」と呼ばれる革新的な経営手法を採用。コンビニ事業をグループの稼ぎ頭に育て、スーパーが主流だった小売業界の常識を一変させた。

「単品管理」と呼ばれる手法は、コンビニ発祥の地である米国に逆輸入され、本家の米セブン-イレブンを傘下に収めるに至った。鈴木氏は、コンビニを日本に根付かせた経営者として内外に名前がとどろく名経営者だったのだ。

伊藤家と対立

再び7日の会見に戻る。

会見では、井阪氏交代の人事案をめぐっては、人事を決める指名・報酬委員会でのやりとりや、イトーヨーカ堂の創業者で、セブン&アイの伊藤雅俊名誉会長とのやりとりも説明された。

村田氏は、「指名・報酬委の中で創業家で大株主の伊藤家の判断も重要」と指摘されたと明かす。そのため、「人事案について説明し、ハンコをもらいにいった」(村田氏)。だが、伊藤氏は人事案を承諾せず、ハンコを押さなかったという。村田氏は「今まで鈴木会長に経営を任していた名誉会長が、なぜ承諾いただけないのか分からなかった」と困惑を隠さない。

この間、鈴木氏の意向を受けて、井阪氏と伊藤氏の間を行き来したのが、同席した後藤氏と佐藤氏だ。ただ、後藤氏は「井阪社長のお父さまとは昵懇(じっこん)の仲で、説明にいったらお父さまに感謝され、マンションの4階から1階まで送ってもらった」などと説明。社長人事をめぐる公式の会見で、その父親に会ったことを公表すること自体、異例の発言だ。世間とのズレが垣間見え、会見場にしらけた雰囲気も漂った。

さらに佐藤氏も「伊藤氏とは仕事で50年以上の付き合いがあり、かなり深い関係があった」などと情緒的な説明から始まり、詰めの段階で伊藤氏が人事案を了承しなかったと話すにとどめた。

社内役員も造反

指名・報酬委員会で5時間以上話し合ったが結論が出なかった人事案を、鈴木会長は取締役会に諮ったが、結果は取締役15人のうち賛成7票、反対6票、白票2票。過半数に届かず会社側の提案は否決されることになった。

鈴木氏には社外取締役4人に加え、退任を拒否している井阪氏が反対票を投じたとしても、過半数を確保できるとしていた節があった。ただ、実際には会社提案に賛同しなかった社内役員は井阪氏以外に3人もいた。伊藤雅俊名誉会長の次男、伊藤順朗取締役も井阪氏の交代に反対した1人だった。鈴木氏もこの結果はショックだったようだ。「社内役員から反対が出るようでは信任されていないということだ」と語り、辞任を決断したのは取締役会直後だったと明かした。

そして、何より鈴木氏を辞任を決断させた最大の要因は、前出の伊藤名誉会長と意見が一致しなかったことにある。これまで経営に対する提案で創業家から反対されることはなかった。実際、鈴木氏は会見で「名誉会長との間に絶大な信頼関係があった」と話し、人事案にハンコをもらえなかった理由を「わからない」と、初めて経営に関する提案を伊藤氏に拒否された無念さをにじませた。

グループ人事ゴタゴタ続き

グループ人事をめぐっては、今年1月にイトーヨーカ堂の社長人事で戸井和久社長が約1年半で交代、前社長だった亀井淳顧問(当時)が復帰する異例の人事があった。セブン&アイは、「戸井氏から申し出があり、改革路線にブレーキがかからないよう亀井氏が復帰した」と説明するが、不可解な人事には多くの疑問の声があがっていた。

人事をめぐる不透明な前例がある中、鈴木氏が練った人事案を止めたのは皮肉にも、3月に経営の透明性を高める目的で導入した指名・報酬委員会だった。

質疑応答で、指名・報酬委で5時間かけて結論が出なかった人事案をなぜ取締役会に諮ったのか問われた鈴木氏は「(指名・報酬委が反対したのは)最高益を続けた社長を辞めさせるのは世間の常識が許さないの1点でした」と答えた。

世間の常識が許さなくても社内役員は反対しない。平成4年に伊藤氏の後継者としてイトーヨーカ堂社長となってからグループトップに約24年君臨する中、どこかにおごりがあったとの指摘は多い。

記者から厳しい質問を浴び、囲まれながら会見場を後にする後姿からは、社内外からノーを突きつけられ退場する寂しさも漂っていた。(永田岳彦)

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復活する堀江貴文

堀江貴文のチャートを検証して、以前から蠍座ラグナという線で検討してきたが、ここ最近、堀江貴文の過激な発言が注目され、何かtwitterなどでつぶやくたびにそれがメディアで取り上げられて物議を醸し、注目を浴びている。

この状況を見て、彼はやはり蠍座ラグナで、現在、10室に木星がトランジットし、土星もアスペクトして10室にダブルトランジットが形成されている状況ではないかと思ったのである。

実際、過去の出来事の時系列とダシャー、トランジットの関係を検証した所、蠍座ラグナで間違いないことが確認できた。

HorieTakafumi_chart
堀江貴文は、蠍座ラグナである。
そうすると、彼の人生の過去の出来事の全てがダシャーとトランジットで説明できるのである。

何故、プロ野球買収やニッポン放送株買収で話題を取ったのか、その後も著名人の一人として、メディアで発言を繰り返し、政治に立候補もし、常に話題の中心にいること、証券取引法違反で逮捕され、刑務所に収監されたこと、それらが全て、ダシャーとトランジットで説明できる。

特にラグナロードで6室支配の火星が8、11室支配の水星と星座交換している配置が最も重要である。

これが堀江貴文のチャートの秘密と言ってもいいほど重要である。

堀江貴文の運命の解明は、この火星と水星の星座交換の理解にかかっている。
そして、7室支配の金星は11室で減衰しているが、ディスポジターの水星がラグナに在住しているので、ニーチャバンガラージャヨーガの条件を満たしている。

また金星は月から見て3室(芸能)で減衰しており、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置である。

常にテレビに露出し、話題をさらったのは、その為である。
7室支配の金星が11室(社交)に在住しているので、ジャンボジェットを貸し切って、フジテレビの女子アナたちを招待して派手にパーティーなどを行なおうとしたようである。そうした女子アナたちと仕事上でも関わるのは月から見て金星が3室に在住しているからである。

金星は乙女座で減衰すると見た目が若々しい少し幼い感じのする女性を表すのである。
最近、堀江貴文は、廣井ゆうというモデルと交際していると報じられているが、そうした女性とパーティーなどの社交場(11室)で友人から紹介されて知り合うというパターンが、彼の恋愛なのである。それは7室支配の金星が11室の乙女座に在住しているからである。
そうした意味で、彼の本職は実業家であると共に芸能人(タレント)、著述家、文化人(論客)と評価するのが適切なのである。
然し、2室というのは起業のハウスであるが、M&Aなどによって、同業他社を買収して所有し、自分の会社を大きくしようといった発想を持つのもこの2室である。

堀江貴文がプロ野球球団を買収しようとしたり、フジテレビを傘下に収めようとしたのは、そうした発想から来ている。

学生時代に馬主になってそれで暮らしていけたらいい(wikipedia)と考えていたようだが、競争する馬のオーナーになりたいという発想は、プロ野球球団に所属する選手や会社に所属する従業員たちを、球団や会社ごと買い取って自分の所有物にしたいという発想なのである。

そうした発想は2室が強い人の特徴なのである。

であるからM&Aをする人物のチャートの特徴とは、この2室が強いという特徴があることが推測される。
創業社長が、会社の規模を大きくしていくという時にある程度の段階で、同業他社を次々に買収して、傘下に収めていくという過程があるようである。

また起業してこれから成長しつつある新しい企業を青田買いして自分の傘下に収めるといったことも年中行われている。

マイクロソフトやグーグルなど、そうした大企業がインスタグラムを買収したり、youtubeを買収したり、常にこうしたことが行われている。
そして、次々に他企業を飲み込んで大きくなっていくのが、この2室が強い人の企業経営なのである。
つぶれかかっていたライブドアーの営業権を買い取って、ライブドアー社の方が知名度があるので、さっさとそれに鞍替えして営業を行っていく辺りは、この世の中のものは何でも買って手に入れるという発想なのである。

つまり、堀江貴文が当時、絶好調だった時に「金で買えないものはない」と豪語していたようだが、それはこの彼の2室に在住する強い木星とラーフが物語っているのである。

実際、2室が非常に強いので、彼の中では金で買えないものはないという体感があったのではないかと思われる。

またそうした世間から物議を醸すようなモラルの欠けた発言をストレートにしてしまうのも、このラーフと木星が2室に在住しているためである。

因みに堀江貴文の5室支配の木星は2室でラーフと接合して、火星からアスペクトされており、これが彼の思想や考え方を表している。
射手座というものは、飛躍、飛翔を表しており、地球の重力圏から外に飛び出して行こうとするのである。

だからこそ、射手座で5室支配の木星にラーフが接合する配置によって、「宇宙開発」という発想が出てくるのである。

地球の重力圏内を母国、故郷とし、平和に生きたいとする人類の姿勢が蟹座であるとすると、地球から飛び出して行こうとするのが射手座だと考えられる。
通常の一般人の発想を遥かに越えた飛躍がここにあり、ラーフのディスポジターである木星が射手座のムーラトリコーナの座でラーフと接合しているので、凄まじいほど遠方に向かっての跳躍力を表しているのである。

このように宇宙に飛び出していこうといった一般人の考え方からかけ離れた発想があるのである。
また天皇制を否定するような発言をするのも堀江貴文の凄まじく強いこの2室が射手座に位置しているからであると考えられる。
天皇制を尊重し、肯定するのは、民族主義者、ナショナリストを表す蟹座である。

射手座と蟹座は6-8の関係で、全く思想や考え方の点で、一致しないからである。
今回、堀江貴文のチャートを検証して面白いと思ったのは、10室支配の太陽が12室で減衰しているこの配置の解釈である。
太陽は父親の表示体であるが、wikipediaによれば、父親について以下のように書かれている。

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父は7人兄弟の末子で、高校卒業後一貫して自動車販売会社に勤めてきたサラリーマンであった。父はまったく本を読まず、堀江曰く「テレビがあれば満足、巨人が勝てば大満足、という人」「文化や教養といった言葉とは無縁の家庭」であり、家には書斎はおろか本棚すらなかったが、当時訪問販売が盛んであった百科事典は家にあり、小学生の堀江はそれを最初から最後まで通読していた。

(wikipedia 堀江貴文より引用抜粋)
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こうした減衰した太陽のあり方が、父親との関係を表していることは明らかである。
堀江貴文が、天皇制批判発言などをした後に彼は、東京地検特捜部に逮捕されている。
その前にプロ野球球団を買収しようとしたり、ニッポン放送の経営権を取得して、フジテレビを間接支配しようとしたりといった規制の秩序や伝統に挑戦し、天皇制の否定とも取れる発言をして、国家権力に逆らったことが原因であると考えられる。
太陽が減衰しているので、国家権力との相性は悪いのである。
実際、12室に在住する10室支配の太陽に土星が通過していたタイミングで、彼は刑務所に収監されていたのである。

つまり、弱い太陽のカルマが噴出していたことを意味している。
そして、堀江貴文は、刑務所の中で、山崎豊子の小説「沈まぬ太陽」を熱心に読み、この小説に感銘を受け、「保釈後の5月21日、日本航空123便墜落現場の御巣鷹の尾根へ登り、慰霊を行った」(wikipedia)と記されている。
この「沈まぬ太陽」のストーリーとは、「日本航空123便墜落事故」をモデルにした小説であり、日本航空の中の腐敗した体質を描いており、日本航空は、通産省などの最大の天下り先であり、国家権力を象徴している。

その国家権力に楯突いた労働組合委員長の恩地元(主人公)が、カラチ、テヘラン、ナイロビなどに左遷され、更に本社に戻ってきた後も閑職に追い込まれながら、航空会社復活に尽力するというストーリーである。
堀江貴文は、この「沈まぬ太陽」の主人公・恩地元に自分の境遇を重ね合わせたようである。

因みにこの「沈まぬ太陽」の映画化の際に恩地元を演じたのは、3室支配の太陽が5室で減衰する渡辺謙である。

太陽が減衰する渡辺謙であるからこそ、この太陽が減衰する人物の象徴であるような恩地元を演じることが出来たと考えると、非常に興味深いのである。

現在、堀江貴文は金星/ラーフ期である。

金星/ラーフ期については、社会デビューの時期であるといった話は聞いていたが、最近、読んだマークボニーの著作によれば、金星/ラーフ期は結婚しやすい時期であると共に、社会デビューの時期であると紹介されている。

社会デビューとは、今まで無名だった人が、この頃から有名になり、知名度が上がっていくということである。

そして、そのキャリアの頂点に達する前のその最初の出発点が、金星/ラーフ期なのだという。

堀江貴文が、金星/ラーフ期になって、もう一度、社会に打って出ようとしているのであり、最近、注目されている状況はそれを物語っているのである。

因みに堀江貴文は月が蟹座9°57’でプシュヤに在住しているが、私も月が蟹座10°06’プシュヤに在住しており、ほぼ同じ場所に位置している。

従って、現在、私も金星/ラーフ期である。

これを書いている私自身、こうした金星/ラーフ期の象意は他人事ではなく、この金星/ラーフ期に起こっていることを興味深く観察している。















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加山雄三-巨額の借金を完済した男の研究-

昨年末、週刊ポストが加山雄三にインタビューを行った。

それによれば、事業の失敗で得た莫大な借金を完済し、自らの愛船『光進丸』を乗り回しているということである。

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加山雄三 数十億円あった借金を完済するまでの道のりを語る
2015.12.13 16:00 NEWSポストセブン

「永遠の若大将」こと加山雄三(78)が最近、「再び船を乗り回している」という。一時は数十億という莫大な借金を抱えて「船も手放した」と報じられた加山に何があったのか。

1960年のデビュー以降、一貫してスター街道を歩んできたイメージの強い加山だが、昔から借金で苦労もしてきた。1970年代には叔父が経営する神奈川・茅ヶ崎のホテルが倒産し、連帯保証人として20億円以上の借金を背負った。

40代で一度は完済したが、今度はバブル絶頂期に100億円ともいわれる総工費をかけて開業した新潟・湯沢のスキー場「加山キャプテンコースト」が大赤字。2011年7月に閉鎖した後、加山は雑誌のインタビューにこう語っている。

〈(スキー場に)20年で数十億円つぎ込んだね〉
〈家だけじゃなくて、船も手放したよ〉(『週刊女性』2012年5月29日号)

その加山が、「最近、売却したはずの船での遊びをまた満喫しているようです。愛船『光進丸』の甲板で料理を振る舞ったり、ヨットレースを開催したりしている」(芸能関係者)というのだ。光進丸の船体価格は4億円ともいわれるだけに、買い戻すには相当な費用がかかる。借金はどうなったのか。本誌が取材を申し込むと、なんと加山本人から電話がかかってきた。

「借金ならほぼ全部解決した。ローンでちょこちょこ払っているけど、最悪な状況から脱し、楽しく仕事をさせていただいているよ」

若大将はハリのある声ですべてを語った──。 (略)

※週刊ポスト2015年12月25日号
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人生で2回、事業に失敗し、巨額の借金を作り、それを返済していくのが人生の営みになるという、そのような人生は出生図にどのように現れるのか気になる所である。

加山雄三の出生データは2チャンネルに載っているが、それでチャートを作成すると蟹座ラグナとなる。

然し、それでチャートを作成すると、借金人生が上手く説明できない。

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米大統領選の行方-ドナルド・トランプ旋風について-

米大統領選の予備選挙で、不動産王であるドナルド・トランプ氏が共和党から米大統領選に立候補してその歯に衣着せぬ本音の口撃で人気を高めている。

「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」とか、「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」、「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる。彼らは強姦(ごうかん)犯だ」、「国境に万里の長城を造る」といった偏狭な右翼的な発言を繰り返し、市場原理によって急激に経済格差が拡大したアメリカにあって、移民や人種的少数派の台頭を脅威に感じている白人のワーキングプアからの支持を広げているという。

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経済的苦境に喘ぐ白人貧困層の不満を吸収して暴論にしか聞こえないトランプの移民排斥発言やイスラム教徒の入国拒否発言の本音トークに支持が広がっているのである。

この流れは、安倍政権の市場原理主義的、タカ派的な政策が、日本の中流層や中流以下の幅広い国民に支持されているという怪現象に似ているのである。

本来、安倍政権のインフレターゲット政策や市場原理主義的な政策に異議を唱えるべき層が、韓国や中国との外交問題などに目を逸らされ、戦争法案などによる軍事力の強化が国民の不満や寄る辺なき不確かさを吸収して日本国民としてのプライドや自我の補償的な満足に結びいているのである。

右翼的で強い政権でなければ諸外国に言いたいことが言えず諸外国に舐められる。だから安保法制には賛成である。そうした右翼的な風潮が強まっている。

国境紛争や民族問題で絶対に他国に引けを取りたくないという愛国心、それは国家と一体化した個人主義であり、微妙な形での利己主義の発現である。

ドナルド・トランプ旋風は、このような右翼的な政策が結局の所、日本国内で支持を広げているという日本の現実とも合致する。

いや、これは世界的な現象化かもしれない。

市場原理による世界的な格差の拡大、資本主義の情け容赦のない現実、そうした問題に対処するための解決策が無かったり、それを本来、推進するための民主党や他の野党勢力が頼りにならない。

従って、現実的で、弱肉強食な国際外交の世界で、そのような弱い政権で何が出来るのかという現実に引き戻されるのである。

人々が貧困や不平等で苦しんでいる時、分別のあるインテリ層や識別力のある若者は、このような軽薄な右翼的な解決策を採用せずに社会主義や共産主義を支持するのである。

米国で民主党のヒラリー・クリントンの対立候補として支持を集めているバーニー・サンダース上院議員は、ヒラリークリントンは、エスタブリッシュメントとのしがらみで変化を起こせないと批判している。

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サンダース上院議員は、自ら社民主義者を名乗り、完全にドナルド・トランプとは全く正反対の左寄りの立場から、対富裕層増税や公立大学の無償化、金融業に対する規制強化などの政策を打ち出し、不平等感を募らせる若年世代から、ようやく自分たちの代弁者が現れたと受け止められる理由となっている。

このサンダース上院議員は、ヒラリークリントンに支持率で猛追しており、アイオワ州の党員集会では引き分けと言ってもいい状況だったという。

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当初は泡沫候補扱いさえされていた74歳のサンダース上院議員を支持しているのは、かつてバラク・オバマ大統領を猛烈に支持してアメリカの変化を夢見た都市部の若者やインテリ層である。

然し、サンダース上院議員の政策はあまりにも理想主義的で、現実とかけ離れており、米国の富裕層やエスタブリッシュメントなど強力な支配者階級を規制したり、本来、その性質として最も右翼的で資本主義的な国民に社会主義的な政策をもたらすことが出来るのか疑問である。

また74歳で年を取りすぎているという現実もある。

つまり、今回の大統領選は米国史上最低の選挙になりそうであり、これはという人物がただの一人もいない非常に空しさが漂う選挙である。

ヒラリーとサンダースで支持が割れ、一致団結ができない民主党支持者たちの弱体化の中で、右寄りだが、本音で米国民の不満の琴線に触れるアピールを続けるドナルド・トランプに支持が集まりそうである。

ヒラリー・クリントンが支持を伸ばせず、サンダースの追撃を受けているのは、バラク・オバマでさえもエスタブリッシュメントに取り込まれて、その国民皆保険制度などは保険業界によって骨抜きにされたからである。民主党支持者の間にバラク・オバマへの失望が広く行き渡っている。そして、自らエスタブリッシュメントの口利きをして利益団体が背後に控えるヒラリー・クリントンでは尚更、上手く行かないだろうということは目に見えて分かっている。

従って、サンダースに猛烈な支持が集まるのだが、サンダースは74歳の老人で、社民主義の泡沫候補である。

理想主義者が強く推したとしても民主党の中でも評が割れ、かつ、共和党との闘いに勝ち抜ける程、人物に魅力や力を米国の全国民が感じるかと言えば、それは中々難しいのである。

ドナルド・トランプは共和党でさえも除籍にしたい位の問題発言を繰り返す右寄りの人物であるが、現在の米国の経済的苦境は、そんなトランプのアピールを支持したくなるような寄る辺なき不安な心理状態である。

民主党支持者は、バラク・オバマを支持した時のような情熱も持つことができず、一致団結が出来ないまま、ドナルド・トランプの民族主義的、愛国的熱狂を刺激する本音の躍進の中に敗北していくのではないかと思うのである。

今の米国の経済的苦境は、ヒトラーやムッソリーニの台頭を許した寄る辺なき不安な大衆心理に似通っているのである。

そこにメディアを上手く扱えて、自己顕示欲も強く、本音を放言しまくるトランプ氏が力強く見えて、自分たちを導くリーダーのように見えても仕方がない状況である。
それでは今、ドナルド・トランプ旋風を巻き起こしている本人はどのような人物なのか、その出生図を詳しく調べてみたいと思う。

ドナルド・トランプは父親のフレッドトランプが不動産開発業者であり、1971年に会社の経営権を与えられ、トランプ・オーガナイゼーションに社名を変更している。

ペンシンルベニア大学を卒業し、理学士(経済学及び人類学)の学位を取得し、その後、ベンシルバニア大学大学院ウォートン・スクールにてMBAを取得した(wikipedia)と記されている。
ドナルド・トランプのチャートを見ると、ラグナが獅子座マガーで、獅子座の正統派である。

DonaldTrump_Chart
トランプは4室に12室支配の月が減衰しているが、月のディスポジターはラグナに在住しているため、ラグナから見てケンドラに在住している。

従って、ニーチャバンガラージャヨーガである。

また減衰する月はそのディスポジターからアスペクトされているため、こちらでもニーチャバンガラージャヨーガが成立している。

また減衰する月は高揚するケートゥとコンジャンクションしており、ここでもニーチャバンガラージャヨーガが成立している。

従って、ニーチャバンガラージャヨーガが成立する条件が3つ整っている。
興味深いことにドナルド・トランプは1980年代には、ロナルド・レーガン政権下における未曾有の好景気を背景にした不動産ブームに乗り、オフィスビル開発やホテル、カジノ経営などに乗り出し大成功を収め、アメリカの不動産王と呼ばれることになる(wikipedia)のである。
この1980年代はマハダシャー月期であり、ニーチャバンガラージャヨーガを4室で形成しているこの月のマハダシャーの時代にトランプは不動産王になったことになる。

これは4室で間違いなく、ニーチャバンガラージャヨーガが機能していたとしか考えられない。

このことは、ドナルドトランプの不動産王としての躍進がどのようなものであったのか、今後、研究する必要があると思われる。

例えば、この場合だと12室の支配星が4室に在住している訳だが、12室がどのような役割を果たしたのか、その点が不可解である。

通常、パラシャラの例外則では3、6、8室の支配星が減衰する場合か、惑星が3、6、8室で減衰する場合に成立するが、このケースでは12室の支配星が減衰している。

12室の支配星は損失をもたらすはずだが、ドナルド・トランプはこの時期、不動産をひたすら獲得したのであり、損失はしていないはずである。

従って、二重否定が生じてるかもしれず、12室の支配星を上記のハウスに含める必要があるかもしれない。

これは更なる研究が必要である。

マハダシャーの月をラグナとすると、ラグナロードの火星が10室から4室にアスペクトしており、不動産の建築や不動産賃貸業などに向いている配置である。

ドナルド・トランプには更に興味深い配置があり、ラグナロードの太陽が10室に在住しており、月の対向のハウスに在住している。

つまり、満月の生まれである。

然し、太陽と月はラーフ/ケートゥ軸に絡んでいるため、日蝕の生まれである。
日蝕とは、太陽がすっぽりと月に覆われて暗くなる現象である。

eclipse
大昔の人は昼間に太陽が隠れてしまうため、昼間に夜が来る恐ろしい現象として体験されたと考えられる。

とにかくそれは普通の出来事ではない。
ドナルド・トランプがここに来て、大統領に立候補し、「ダークホース」候補として躍進しているのは、

この日蝕の現象が顕現しているものと考えられる。
つまり、誰もが大統領になるとは予想もしていなかった候補が、大統領になり、政治権力の地位に就く。

これはあたかも姿の見えなかったステルス戦闘機が、突然、目の前に現れるようなものである。
因みにラグナロードが10室に在住している配置は、政治家として最高の配置である。

特にラグナが支配星を太陽とする獅子座であり、獅子座は王室を表し、政治家としての最も資質のある星座である。

そして、ラグナロードが10室に在住しているとしたら、それは本来、政治家になる配置なのである。

獅子座ラグナで、ラグナロードの太陽が10室に在住する配置は小沢一郎と同じ配置である。

政治家として行政の最高職に就く配置である。

DonaldTrump_Chart
然し、この太陽が日蝕現象によって隠れているのである。

これは実際に顕現するとなると普通でない事象として現れるはずである。

然し、ここで検討しなければならないのは、ラーフは10室牡牛座で高揚しているということである。

そして、ラーフはケンドラに在住して、トリコーナの支配星である太陽と接合しているため、ラージャヨーガを形成している。

然しもラーフは高揚しているため、強力なラージャヨーガである。ラーフは10室の支配星として振る舞い、そのラーフに1室支配の太陽が接合して、

1-10室のラージャヨーガが成立しているのである。
従って、こうしたラーフと太陽のコンビネーションは敵対惑星同士ではあるが、結果は出すはずである。

非常にギクシャクした形で、つまり、大統領になるという野心を燃やして、自己顕示欲を隠しもしない異端の政治家として、猛烈に台頭してくることを表している。

それは今、まさにドナルド・トランプがテレビで本音トークをぶちまけて、やりたい放題で、支持率が上昇しているこの選挙戦に現れている。
因みに米大統領選は、2016年7月18日-21日に共和党全国大会があり、7月25日-28日に民主党全国大会があり、共和党と民主党の候補が決まった後、11月8日に一般有権者による投票および開票が行われ、12月中旬に選挙人による投票が行われる。

そして、2017年1月上旬に大統領および副大統領当選者が正式決定される。

因みに現在、ドナルド・トランプはラーフ/火星期である。

ラーフは10室で高揚し、ラグナロードの太陽と接合して、ラージャヨーガを形成している。

火星は4、9室支配でラグナに在住しているが、月から10室に在住している。

その火星に現在、木星がトランジットし、土星が蠍座からアスペクトしているためにラグナで、

月から10室でもある獅子座にダブルトランジットが生じている。

そして、アンタルダシャーロードの火星に対して、木星、土星がダブルトランジットを形成している。

また今年の1月10日からラーフが獅子座に入室もしている。

こうしたトランジットの影響もあって、今現在、ドナルド・トランプは自己顕示欲が激しくなっているのである。

因みに今年の8月12日から木星は獅子座から乙女座に移動し、山羊座や牡牛座にアスペクトして、蠍座の土星も山羊座と牡牛座にアスペクトするため、6室と10室にダブルトランジットが生じる。

10室にダブルトランジットが生じるタイミングは昇進のタイミングである。
10室ではラーフがラージャヨーガを形成し、アンタルダシャーの火星はラグナで、1-4室、1-9室のラージャヨーガを形成し、月から見て1-10室のラージャヨーガを形成している。

従って、ドナルド・トランプのヴィムショッタリダシャーは強力である。
そして、ドナルド・トランプは、2016年11月14日からマハダシャー木星期に移行する。
木星は5室支配で2室に在住し、また月から見ても2、5室支配で11室に在住している。

2室は自営業のハウスであり、また11室は願望成就のハウスであり、肩書き、飛び抜けて高い地位、称号のハウスである。
木星をラグナとすると、10室双子座で水星がバドラヨーガを形成している。

水星はアールドラーに在住しており、アールドラーの支配星はラーフで、ラーフは10室で高揚して、ラグナロードの太陽と接合している。

また木星をラグナとすると、2、9室支配の金星と5室支配の土星が11室に在住している。

この配置も強力である。
高い地位を表し、エスタブリッシュメントな人脈を表している。

金星も土星も蟹座に在住しているため、共和党系の保守的な人脈である。

因みに大統領になるとまず最初に行うのは就任演説である。

それは大統領からの国民に対する説法のようなものである。

国民に理想を示さなければならない。

ここで、ドナルドトランプは、マハダシャーラーフ期から木星期への移行によって劇的な人生観や生き様の変化を体験するはずである。

その変化というものは、おそらく大統領に当選して、自ら国民に理想を示し、偉大なアメリカの理想を示さなければならない立場に立つからではないかと思うのである。

2室に在住するマハダシャー木星期というのはそのような国民への宗教的な説法を表しているのではないかと思うのである。

そして、木星は10室に在住するラーフや太陽にもアスペクトして絡んでおり、木星期には大統領としての公務を行なうことを表しているのではないかと思うのである。
因みにナヴァムシャでは木星はラグナから見ても月から見ても10室の支配星である。
そして、ダシャムシャで見ると、木星は3、6室支配で4室で減衰して、パラシャラの例外則で、ラージャヨーガ的に働く配置である。

そして、木星から見ると、8室支配の太陽が10室で減衰して、ラーフと接合している。これもパラシャラの例外則でラージャヨーガ的に働く配置である。

つまり、木星から見て10室に太陽が絡んでいるため、公職に就くと考えることができる。

すなわち、それは大統領職に就くことを表しているのではないかと思うのである。

因みにチャラダシャーで見ると、トランプは2016年6月13日から双子座/蟹座である。

DonaldTrump_Jaimini_Chart
メジャーダシャーの双子座から見るとAmKの月が11室にアスペクトし、PKの火星も11室にアスペクトしているが、

サブダシャーの蟹座から見るとAmkの月が10室にアスペクトし、PKの火星もアスペクトしている。

またこれをダシャムシャ(D10)で見ると、蟹座から見て10室にAmKの月が在住している。

DonaldTrump_D10_chart
更にシャシティアムシャ(D60)で見ると、蟹座にはAmKの月が在住し、蟹座から見て10室で太陽が高揚している。

DonaldTrump_D60_chart
ドナルド・トランプは双子座/蟹座が終わった後、双子座/双子座を迎えるが、その後、2018年6月13日からはチャラダシャーが蟹座のメジャーダシャーを迎えるのである。

蟹座のメジャーダシャーは2026年6月13日まで続く。
このことから例え、ドナルド・トランプが大統領にならなかったとしても、これからドナルド・トランプは地位が上昇し、活躍する時期に入ることが分かるのである。

それもかなり長期に渡ってである。

彼ほどの実業家がこれ以上、昇進するとしたら大統領職ぐらいしかないのではないかと思うのである。
因みにドナルド・トランプは「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」とか、「メキシコ人は麻薬や犯罪を持ち込む」、「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる。彼らは強姦(ごうかん)犯だ」、「国境に万里の長城を造る」といった偏狭な右翼的な発言を繰り返している。
これは彼のチャートで10室支配の金星が6、7室支配の土星と12室の蟹座に在住しているためである。

彼は民族主義者であり、愛国者であり、国内に他民族を受け入れて開かれた包容力のある国家にしたくない偏狭な保守主義者である。

これは蟹座の悪い特徴がよく出ていると思われる。

金星も土星も機能的凶星であり、蟹座で星位も弱いため、蟹座の偏狭な否定的な側面が出ていると思われる。

然し、ナヴァムシャでは双子座ラグナで土星は9室支配で2室に在住し、金星は5室支配で2室に在住している。
これは彼が蟹座的なマイホーム主義者であり、自分の家族の中に入る人間には非常に保護者的な良い面も表すことを表している。

ニューヨークのマンハッタンの目抜き通り、5番街に建設された高級アパートメントとショッピングモール、オフィスエリアを擁する複合施設「トランプ・タワー」などはスティーブン・スピルバーグやマイク・タイソンなどのセレブリティが居住しているというが、様々なテナントが同居している建物の構造は蟹座的な発想で設計されているのではないかと思うのである。

またカジノ・ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツなどは、そのような蟹座的な発想からリゾートを設計しているのではないかと思うのである。

DonaldTrump_Chart そして、またwikipediaによれば、彼の蟹座的な保守主義者としての特徴は、彼の外交政策においてもよく出ていることが分かる。
もしドナルド・トランプが大統領になったら、米国は世界の警察という立場を捨てて、軍隊を外国から引き揚げて国内に帰ることになるのである。
これはネオコンが出てくる前の本来の共和党の考え方であり、米国は国内問題だけに集中するべきだとする共和党保守の正統的な立場である。

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外交

ジョージ・W・ブッシュ元大統領をはじめとする共和党のネオコンやヒラリー・クリントンなどの民主党タカ派のリベラル・ホーク(英語版)のような世界中で反共主義や自由化、民主化を掲げて干渉する介入主義的な勢力と一線を画しており、米国は国外の事に関与するよりも国内の事象に集中して取り組んで強い米国を作るのだというモンロー主義(孤立主義)により近いとされる。また、共和党、民主党と限らず激しく敵対するロシアとも友好関係を築くべきであるとも発言しており、「米ロがもっと協力すれば、テロを根絶し世界平和を再構築することができると常に感じている。貿易のみならず、あらゆる恩恵が相互の信頼関係からもたらされる」と述べている。トランプはロシアのプーチン大統領を評価しており、プーチンもトランプを評価していることから、大統領就任は米露のデタントにつながるとの見方もある。

また、トランプは中東に深く関与したこれまでの米国の外交方針を批判しており、CNNのステート・オブ・ザ・ユニオン・ショーでの中で、以下のように述べている。
リビアを見なさい。イラクを見なさい。イラクに昔はテロリストなどいなかった。フセインならテロリストを即座に殺害していただろう。それが今や、テロのハーバード大学のようなものだ”彼が良い人物だったと言っているわけではない。彼はひどい奴だが、昔は今よりずっとましだった。今や、イラクはテロリストの教練場だ。今やリビアを、誰も知らず、率直に言って、イラクも、リビアもなくなったのだ。皆崩壊してしまった。両国はどうすることもできない。何が起きているのか誰にもわからない。

人々は首を切り落とされ、おぼれさせられている。現在、彼らは、サダム・フセインやカダフィ支配下より、かつてなかったほど酷い状態にあるリビアは大失敗だ。イラクは大失敗だ。シリアもだ。中東中が。そしてこれは皆ヒラリー・クリントンとバラク・オバマが台無しにしたのだ。日本との関係では、日米同盟について、戦時の際に無条件で日本を防衛する義務を負っていることについて「不公平」と批判的である。
内政

グローバリズム拡散による単一市場に対しては否定的であり、保護貿易主義的とされる。これが米国の保守的な白人労働者階級に支持される最大の理由となっている。TPPにも反対である。イスラム教徒の入国禁止を提案している。

共和党の候補でありながら、富裕層への課税強化、ウォール街や国際金融資本への規制強化、累進課税の強化、格差是正、社会福祉の拡充を主張している。また、その財源には大企業やグローバル資本への課税を主張しており、反緊縮の積極財政路線を取る。一方で中小企業や中間層以下には減税をすることで経済活性化を主張。このように、共和党(あるいは民主党右派)の小さな政府・民営化・トリクルダウン理論の新自由主義路線とは異なっており、むしろ民主党の左派の政策に近いとさえ言え、それが中産階級以下の保守的な白人労働者層に絶大な支持を得ている要因となっている。そのため、エスタブリッシュメント層からはポピュリストと糾弾されている。

(wikipedia ドナルド・トランプより引用抜粋、一部編集)
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そして、内政に関してもTPPには反対の立場を取り、グローバリズムによる単一市場に否定的で、保護主義的であるという。

これも蟹座の特徴である。

共和党の候補でありながら、富裕層への課税強化、ウォール街や国際金融資本への規制強化、累進課税の強化、格差是正、社会福祉の拡充を主張している所などは、民主党支持者にも広く訴える政策である。

また諸外国に軍隊を派遣する強いアメリカにうんざりしている米国民にとっては、民主党タカ派のヒラリークリントンよりも遥かに魅力的に見えるはずである。

米国の建国図を見た時に2018年10月14日から蟹座12室に在住するマハダシャーラーフ期に移行するのである。

USA_chart
ラーフは蟹座に在住しており、明らかにこのラーフ期にはアメリカは共和党保守の政策で国家を運営していくはずである。

すなわち、本来の保守のアメリカは国内問題に取り組んで外国のことには関わらないという立場である。

歴代の米国の支配者階級は、そのような国内に引きこもりがちな米国民をヨーロッパで行われている戦争に参加させるために様々な手段を使った。

然し、本来のアメリカは、国内で豊かに満足して生きることの出来る国民である。

世界の警察の立場を捨て、米国が軍隊を世界から引き揚げる日が近づいている。

ドナルド・トランプの外交政策や内政政策を見ると、この米国の建国図に象徴されている近未来の米国の姿が、ドナルド・トランプの政策の中に現れているように思うのである。

因みにドナルド・トランプはプーチンを評価し、ロシアのプーチンは、ドナルド・トランプを評価しているという。

もしトランプが大統領になれば、米国の東ヨーロッパに対する軍事的脅威は無くなり、米国の軍事的侵攻に対抗する意味がなくなる。

そのため、米国とロシアのデタント(緊張緩和)につながる可能性を秘めている。
従って、米国防総省は、ドナルド・トランプが、「イスラム教徒の米国入国を禁止すべき」と発言したことに対して、米国の安全保障を脅かすものだと警告したが、

実際は、米国防総省としては、ドナルド・トランプが大統領になり、世界から軍隊を引き揚げてしまうことについて懸念しているのではないかと思われる。
私はドナルド・トランプが米国大統領となるのではないかと考えている。

そして、ドナルド・トランプの外交政策と内政政策から検討すると、世界はより良くなると考えられるのである。

共和党保守は、米国は国内問題に取り組んで外国のことには関わらないという立場であり、国内で平和に生活していければいいのである。

そのように共和党の本来の保守の政策に戻ることで世界はより平和になる。

米国は国際社会での指導力を失うが、それでバランスが取れるのである。
然し、ラーフのディスポジターの月は7室に在住しているので、そうは言ってもラーフ期の18年の間、米国が全く引きこもる訳ではない。

米国はアメリカ独立革命戦争の時にマハダシャー火星期だったのだが、革命後、イギリス本国から独立し、その後、ラーフ期から米国という国家を創り、安定させていったのである。

従って、ドナルド・トランプが米国大統領となると、そうした米国のスタートラインに再び、米国民を立たせる為に彼は米国民に理想を示さなければならない。

その為にドナルド・トランプは2室に在住するマハダシャー木星期に移行するのではないかと思うのである。

このように米国が衰退していく今、この米国史上最低の大統領選挙に際して、まさに「ダークホース」で人気と不評の多い物議を醸しているドナルド・トランプが、米国大統領に当選するのではないかと思うのである。これはまさにドナルド・トランプの10室で生じている日蝕現象である。

そして共和党保守の政策で「米国は国内問題に集中し外国から軍隊を引き上げる」のではないかと思うのである。そして、世界は平和になる。

それと共にドナルド・トランプは以後、8年に渡って、チャラダシャー蟹座の時期を迎えて、世紀のヒーローになるのである。
この蟹座の分析に関して、私はかなりの自信を持っている。

例えば、三島由紀夫が何故、晩年に天皇を崇拝し、熱狂的な愛国者になって、切腹自殺を遂げたのか、それは彼が蟹座12室に在住するマハダシャーのラーフ期だったからである。
三島由紀夫は国内の自衛隊の同志に向けて演説をして散っていったがそれは非常に小さな狭い観点であった。

蟹座のラーフは民族主義的、愛国的熱狂を表しており、国内向けの活動をするはずである。
ヒラリークリントンは大統領になれない。

彼女の政治的キャリアのピークは、パラシャラの例外則を形成し、ラージャヨーガ的に働くマハダシャー太陽期で終わったのである。

HillaryClinton_chart
マハダシャー太陽期に彼女は、オバマと大統領指名選挙で戦い、敗れた後、オバマに指名されて国務長官になった。

それが彼女の政治的キャリアのピークである。

現在、ヒラリークリントンはマハダシャー月期であり、月は2室支配で10室に在住し、10室支配の木星からアスペクトを受けている。

2015年11月1日から月/木星期に入っており、マハダシャーもアンタルダシャーも10室に絡んでいるため、大統領への出馬を表明し、目立つ立場にはいるが、

月は決して、ラージャヨーガも形成しておらず、ケーマドルマヨーガであり、弱いと考えられる。

マハダシャー太陽期のような二重否定の成功法則はそこでは期待できない。
また今年の8月12日から木星は乙女座に移動してしまう。

そうすると、ヒラリークリントンのチャートにおいて、12室と8室にダブルトランジットが形成される。

その時期は、ちょうど7月25日-28日に民主党全国大会が行われるタイミングであるから彼女は大統領候補に指名されることさえも難しいかもしれないのである。

二番手のサンダース議員が大統領候補として指名される可能性もあるのである。仮にヒラリーが指名されたとしても12室と8室にダブルトランジットが形成される状態では行き詰まりを感じるはずである。

因みにヒラリークリントンの出生時間はAM8:02で、ラグナは天秤座であるという説もあるようだが、この天秤座ラグナにしてみても、木星は8月12日から12室に入室していくのである。このようなタイミングに大統領になるとは考えられない。むしろ、大統領を辞めるタイミングである。

HillaryClinton_chart2
また木星が8月12日乙女座に入室するタイミングで、4室と8室にダブルトランジットが形成されることになるが、これも大統領に指名される時のや大統領に就任する時のトランジットではない。

また従来の双子座ラグナでは、2017年3月2日から月/土星期に移行してしまう。

この土星は8、9室支配で2室に在住しており、月から見ても11、12室支配で5室に在住である。

やはり、大統領に就任して、執務を行っていくような配置とは言えない。
またチャラダシャーで見ると、ヒラリークリントンは2016年1月25日から乙女座/蟹座である。

乙女座から見るとAmKは2室に在住しており、6室、9室、12室にアスペクトしている。

また蟹座から見ると10室にGKがアスペクトしており、大統領になれるような配置とは言い難い。

BernardSanders_chart
またヒラリーに迫っているサンダース上院議員のチャートであるが、出生時間は分からないので、ラグナが特定できないが、ドナルド・トランプのチャートに匹敵できるほどの目立った強さは感じられない。
従って、消去法から検討しても、ドナルド・トランプが大統領になる可能性が濃厚である。




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男の本音をくすぐるトランプの口撃
2015年12月31日(Thu)WEDGE REPORT 土方細秩子 (ジャーナリスト)

「メリー・クリスマス。カリフォルニア内陸部はドナルド・トランプを支持する。トランプに投票を」

こんな電光掲示板がクリスマス当日、カリフォルニア州コロナ周辺の高速道路に出現、人々を驚かせた。この掲示板は渋滞、事故情報などを伝えるもので、個人的あるいは政治的メッセージが現れたことはない。

止まるところを知らぬトランプ人気

掲示板を管理するカリフォルニア交通局によると、メッセージは何者かによりシステムが短時間ハッキングされたものだという。熱狂的トランプファンの仕業なのか、あるいはクリスマスジョークなのか。この電光掲示板はちょうど高速道路を走行していた夫婦がビデオ撮影、フェイスブック、ユーチューブなどに掲載し、45万回以上視聴されたという。

もはや止まるところを知らぬトランプ人気。6月に大統領選立候補を表明し、すぐに共和党候補の中で人気トップに立って以来、人々の関心は「いつ化の皮がはがれトップから転落するか」にあった、と言っても過言ではない。数々の名言(暴言)、対立候補への容赦ない攻撃、と選挙をショーに変えた、という点では評価されてもトランプ氏への関心は「怖いもの見たさ」と表現されてきた。

しかし、15年12月に入り、共和党内のトランプ支持率は下がるどころか上がる一方で、一部の調査によると4割を超える。現在2位につけるテッド・クルーズ氏の3倍近い数字で、他の候補の巻き返しはほぼ不可能、とまで言われるようになった。

トランプ人気の秘訣は、移民排斥などにより「移民に仕事を奪われている」と感じるブルーカラー、教育レベルの低い白人層の共感を得たため、と言われてきた。しかしここに来て「本当のトランプ支持率は数字よりもはるかに高い」という説も出てきた。

支持率の世論調査はネット、電話、候補者討論会の出口調査など、様々な方法で行われる。このうち電話、出口調査は匿名であっても質問者と回答者が直に接するため、「高学歴のエリートはトランプ支持を口にするのをためらう」傾向にあるという。ネットでは匿名性がより保たれるため、人々は本音の回答をしやすい。そしてトランプ氏の支持率はネット回答が常にもっとも高い。つまり表面上の数字よりもはるかに「隠れトランプ支持」が多いのでは、と予想されるのだ。

また、欧州の例を見ると、トランプ氏のような移民排斥主義がこのところ台頭してきているのがわかる。今年5月の英国総選挙では同じく移民排斥とEUからの距離を求めるUKIP(United Kingdom Independence Party)が健闘を見せた。スウェーデンの民主党、デンマークの人民党など、同じく移民排斥を訴える党が選挙当日に事前の世論調査よりそれぞれ3%多く得票した。10月のスイスの下院選挙ではスイス人民党が30%の得票、フランスでもテロ事件後、極右勢力として名を馳せたジャン・マリー・ルペン氏の娘であるマリーヌさんが党首の国民戦線人気が高まっている。

イスラム勢力によるテロ、大幅な難民流入などの問題を抱える欧米各国は、今や急速に右傾化しているのかもしれない。トランプ氏の台頭も、こうした世界の潮流に沿ったもの、との見方もできる。

下世話話でクリントン夫妻を口撃

もはや共和党内に敵なし、と自覚したのか、このところのトランプ氏は攻撃の矛先をビル&ヒラリー・クリントン夫妻に向けている。その内容もビル氏の女性問題、ヒラリー氏の「討論会中のトイレ休憩の長さ」と、実に下世話だ。しかし「女性蔑視」と批判を浴びつつも、微妙に男の本音をくすぐる内容なのだ。以前にトランプ氏は対立候補である元HP社CEO、カーリー・フィオリーナ氏の顔を批判した。見るからにキツそうな顔である。建前では「人の顔を批判するとは失礼」と言いつつも、世の男性の多くは内心でトランプ氏に同意したのではあるまいか。

米国ではすでに「クリントン対トランプ」の選挙結果予想が出始めている。それによると最新のものでもクリントン37対トランプ36、と接戦だ。ただし残りの27%は「どちらにも投票しない」「サード・パーティに投票する」と答えた。また、別の調査では国民の過半数が「もしトランプが大統領になったら米国の恥」と考える、と答えた。

2016年の大統領選挙は史上稀に見る「不人気な2人の候補」が火花を散らす結果になるかもしれない。欧州の例を挙げるなら、極右あるいは移民排斥を訴える勢力はある程度の人気は保っても最終的にはトップには立てていない。米国は唯一の例外となるのか、あるいは予定調和的にクリントン勝利となるのか。選挙当日まで予断を許さない。
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米大統領選に見る米国内に鬱積する不満の正体
ビデオニュース・ドットコム 2016年02月06日 19:56

米大統領選挙が2月1日、アイオワ州の党員集会を皮切りに本格的にスタートした。これから毎週のように各州で予備選や党員集会が開催され、民主、共和両党はそれぞれ7月の党大会に向けて党の正式な大統領候補者選びを進める。そうして選ばれた候補者の間で11月8日、大統領選の本選挙が行われ、オバマ大統領の後任となる第45代大統領が選ばれることになる。

しかし、今回の大統領選挙は少なくとも前哨戦の段階では、前代未聞の異例な事態に見舞われている。8年ぶりのホワイトハウス奪還を狙う共和党では、不動産王にしてテレビタレントのドナルド・トランプ候補が、行政経験ゼロの上にこれまで信じ難いような暴論や問題発言を繰り返しながら、支持率でまさかの首位を独走している。かと思うと、民主党の方も、公認確実と見られていた本命中の本命のヒラリー・クリントン元国務長官が、社民主義者を自任し、当初は泡沫候補扱いさえされていた74歳のバーニー・サンダース上院議員の猛追を許し、州によっては支持率で逆転されている。

当初、トランプ、サンダース両「ダークホース」候補の躍進はあくまで一時的な現象であり、いざ選挙戦が始まれば、両党とも妥当な候補者に落ち着くだろうとの見方が強かった。しかし、両候補の支持は時とともに勢いを増すばかりで、そのまま本格的な選挙戦に突入することとなった。

その緒戦となったアイオワ州の党員集会では、共和党では保守勢力のティーパーティ系からの支持が厚いテッド・クルーズ上院議員が27.6%の支持を集めてトップとなり、トランプは24.3%で2位に甘んじた。一方の民主党も大本命のクリントンが49.9%で勝利したものの、サンダースも49.6%の支持を集め、事実上、引き分けと言っていい結果だった。

アイオワの結果は一見、いざ選挙戦となれば本命候補が抜け出してくるだろうとの見方を支持しているようにも見えるかもしれない。しかし、長年、大統領選をウォッチしている上智大学の前嶋和弘教授は、むしろアイオワの結果から、トランプやサンダースの支持が本物であることが証明されたとみるべきだと解説する。

これまでトランプ、サンダース両候補の支持はあくまで世論調査という人気投票の結果であり、果たして実際の選挙戦でどの程度の人が2人に実際に投票するかは未知数だった。ところが、アイオワでは実際の投票でも世論調査に近い結果が示された形となった。現に、翌週予定されるニューハンプシャー州の予備選挙では、事前調査などの結果、トランプ、サンダース両候補がトップに躍り出る可能性が高いと見られている。

前嶋氏は、ダークスースの2候補にここまで支持が集まる理由として、米国内に鬱積する不満の存在を指摘する。急激に経済格差を拡げてきたアメリカにあって、移民や人種的少数派の台頭を脅威に感じている白人のワーキングプアが、圧倒的にトランプを支持している。また、その一方で、過重な学費ローンを抱えた上に安定的な職に就くことが難しく将来不安を抱える学生や若年世代が、サンダースの熱狂的な支持母体となっているのだという。

そのため、常識的には暴論にしか聞こえないトランプの移民排斥発言やイスラム教徒の入国拒否発言などが、そうした不満層の琴線に触れている。また、サンダースが提唱する対富裕層増税や公立大学の無償化、金融業に対する規制強化なども、不平等感を募らせる若年世代から、ようやく自分たちの代弁者が現れたと受け止められる理由となっている。

前嶋氏は現段階でトランプやサンダースが主張している政策は、実際にはほとんどが実現が困難なものだと指摘する。また、現時点では彼らの発言は米国民の不満を代弁した形になっているが、選挙戦が進むにつれてより現実的な政策にシフトしていく可能性が高いと予想する。選挙戦が深まり、トランプやサンダースの主張する政策がより現実的なものにトーンダウンした時、果たして現在の高い支持率を維持できるかどうかは未知数だ。

しかし、前嶋氏は彼らが最後まで高い支持を得続け、両党の候補者選びが党大会まで縺れる可能性は十分にあると言う。それはアメリカで格差の拡大を容認する政策が続いた結果、もはやアメリカ社会では中間層が空洞化し、一握りの富裕層と巨大な貧困層が形成されつづあるからだ。トランプやサンダースがその貧困層にアピールする政策を掲げる以上、彼らに対する支持はそう簡単には弱まることはない。しかも、そうした不満層は、過去の大統領選挙でたびたび有力候補の命取りになったちょっとした失言や過去のスキャンダル程度のことでは簡単には動じない性格を持つ。

いよいよ本格的に始まった大統領選挙を通して、ダークホース候補の大躍進の背後にある現在のアメリカ社会に鬱積する不満の正体について、ゲストの前嶋和弘氏とともに、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。
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暴言大炎上でも共和党の「トランプ降ろし」が困難な理由
2015年12月10日(木)16時15分 ニューズウィーク日本版 冷泉彰彦

今週飛び出したドナルド・トランプの「すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべきだ」というコメントは、与野党一体となっての非難の大合唱に包まれました。

オバマ政権のアーネスト報道官が「大統領候補の資格なし」と切って捨てたのを筆頭に、民主党サイドだけでなく、ブッシュ前大統領、チェイニー前副大統領、ライアン下院議長などの共和党の大物も口を極めて非難をしています。

ペンシルベニア州のフィラデルフィアといえばアメリカ建国時の首都であり、来年7月に民主党の党大会が予定されている大都市ですが、同市のマイケル・ナッター市長は「トランプの入市禁止」を宣言。一方で海を渡ったイギリスでも、「トランプ入国禁止措置を求める請願」が盛り上がっています。

そんなわけで、まともな政治家やジャーナリストの中でトランプを擁護する人間は一人もいなくなっただけでなく、保守・リベラルに関わらず、ほとんどの政治家がトランプを積極的に非難するという事態になっています。

ですが、その一方で共和党は深刻な苦悩を抱えています。

それは「トランプ降ろし」が難しいという悩みです。

トランプの暴走が止まらない中、そのトランプは今でも共和党内の支持率1位というポジションを守っています。来年2月から始まる予備選・党員集会のプロセスをトランプが生き残り、7月に共和党の統一候補となったケースはどうでしょう。その場合は巨大な中間層・無党派層におけるトランプ支持は低いため、おそらくヒラリーになると思われる民主党候補には負けるでしょう。

それどころか、大統領選と自動的に「同時選挙」となる上院の3分の1、下院の全議席の改選においても、共和党は党としての一体感を持った選挙戦ができずに後退する可能性があります。

では、今回の発言を「憲法違反」だとして、共和党全国委員会が「トランプは候補として失格」という烙印を押したとします。その場合には「違う爆弾」が炸裂するというのです。それは「トランプが無所属で出馬する」という可能性です。

この点に関しては、今回の大統領候補レースの初期段階である今年9月の時点ですでに懸念が出ていました。トランプは「予備選で負けても無所属で出るのではないか?」という不安が共和党にはありました。そこで共和党の全国委員会は、トランプに対して「予備選で負けた場合は無所属では出ません」という「宣誓書」を作ってサインさせているのです。

問題は、その宣誓書の効力です。そもそも憲法で定められた被選挙権を否定する効力は持たないという法解釈もあるのですが、それ以前の問題として例えば現時点で「トランプ失格」を宣言すると、トランプは「予備選で負けていないのに追放された」として堂々と誓約書を無視して無所属で出てくる可能性があるというのです。

実際トランプは、直近のFOXニュースの番組内で「公正に扱われないようなら無所属で出馬する」可能性を言明し、さらなる炎上を招いています。

どうして、共和党全国委員会が「トランプの無所属出馬」を警戒しているのかというと、92年大統領選の苦い経験があるからです。このとき、二期目に挑んだ現職のブッシュ(父)は、当時42歳のビル・クリントンに負けたのですが、その原因としては「湾岸戦争と冷戦に勝ったが経済が悪かった」とか「日本の宮中晩餐会で嘔吐して健康不安が出た」というような解説が多いようです。

ですが、本当の敗因は「保守分裂選挙」にあったというのが多くの歴史家の見方となっています。徹底した歳出圧縮と減税を主張したロス・ペローという富豪が18.9%の票を獲得して、保守票を食ってしまったのです。

今回の選挙も、仮にトランプが「第三極」として出てくると、似たような結果、つまり92年同様に「クリントン」の勝利が濃厚になってくるわけで、これは共和党にとっては恐怖のシナリオなのです。しかも、トランプはペローと同じ大富豪で、相当額の資金を自分で供給できる人物です。

それにしても、ここまで「暴言」を続けるトランプにどうして支持が集まるのでしょうか?

例えば、CNNが9日の朝に「トランプの支持者」を集めて討論をさせていたのですが、その場でのやり取りが参考になると思います。トランプの熱心な支持者8人の討論の中で、キャスターが「共和党のリンジー・グラハム議員」が「トランプ発言を批判」している映像を見せました。

おそらくはリベラル寄りと思われるキャスターは、「アンタ達保守の権化のような軍事タカ派のグラハム議員もダメと言っている」ことを突きつければ、支持者は「ひるむ」と思っていたようです。ですが、支持者の反応は違いました。1人の女性は興奮して「グラハムとかマケインとか、あるいはブッシュ、チェイニーなんかも全部ダメ。利権団体が後ろにいる腹黒だから」と言い放ったのです。

政治評論、とりわけ選挙評論の専門家であるNBCのチャック・トッドによると、「トランプは、ブルーカラー保守の大票田を掘り起こして」しまい、彼等は「リーマン・ショック以降の景気低迷の傷が癒えない中で、既成の権威のすべてを疑っている」層だと言うのです。「この人達は、仮にトランプが無所属で出ればついていく」という分析もあります。

そうは言っても、トランプの発言については「憲法違反」であり「大統領候補失格」だということで、メディアも与野党の政治家も「完全に一致」しつつあります。ということは、このままの状態で共和党の大統領予備選を進行するのもまた、かなり難しい状況となっています。

とりあえず、来週火曜の15日にCNNと地元ラジオの主催による「共和党候補討論会」がラスベガスで行われます。ここで共和党全国委員会とCNNがトランプの出席を認めるかどうかが注目されます。

空前の視聴率が見込まれるだけに、CNNとしてはトランプの参加を期待しているかもしれませんが、共和党としては難しい判断になります。もしかするとトランプが先手を打ってボイコットするかもしれません。来週は大統領選にとって年内の大きなヤマ場になると思います。
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ビルゲイツの野望について

私は以前、ビルゲイツのラグナが蟹座であるとするコラムを書いたが、最近、それが間違いであったことがはっきりと分かった。

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それについては以下に論じるが、何故、蟹座ラグナ説を信じたのかというと、以前、プラサンナン・ヘルケ氏のセミナーに参加した際にプラサンナン氏がビルゲイツのラグナを蟹座に設定していたからである。

理由としては当時、ビルゲイツはマイクロソフト会長から退き、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立して社会奉仕活動を始めようとしていた。

ビルゲイツはちょうどマハダシャー太陽期から月期に移行するタイミングだったので、これから月期になるとラグナロードの月が9室に在住しているので、精神性を探求したり、奉仕活動をしたりといった人生を送ることになるはずであるというのが、プラサンナン氏の説明であったと思われる。

私はその解釈に納得し、その考えで正しいと考えた。

ビルゲイツは慈善活動に目覚め、その資産を奉仕活動に投じて世界を救うのであると私は思っていた。

蟹座ラグナに設定すると4室で土星と金星が4室でパンチャマハープルシャ・シャシャヨーガと、マラヴィアヨーガを形成している。

従って、この配置があるために有名な巨大な邸宅に住んでいると考えた。

そして、3室で水星と火星が接合している為、この配置がプログラマーのスキルを表しており、Windowsの開発に貢献したと考えた。

然し、考えてみれば、ビルゲイツはプログラマーではなく、実業家である。

彼は人が開発したオペレーティングシステムを購入して、MS-DOSと名付け、IBMに売り込んだだけである。

そのような商才の持ち主であったが、プログラマーなどの作業者ではない。

蟹座ラグナであると、5、10室支配の火星が3室で高揚する水星と接合しているので、よいプログラマーになるかもしれないが、この配置ではただのコードを書く技術者で終わってしまう。

3室はそれ程、ステータスが高くないハウスであるからである。

8室から8室目の8室の本質のハウスであり、弱いドゥシュタナハウスと呼ばれるのが3室である。

いつも苦労ばかりで、努力ばかりしているのが3室であり、成功とは無縁なのである。

従って、今思えば、蟹座ラグナ説には容易に納得は出来ない。

ビルゲイツは、北極圏のスバールバル諸島(ノルウェー領)のスピッツベルゲン島に種子貯蔵庫を建築し、運営しているそうである。
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この施設で種子を保存し、最後の審判の後で生き残ることを考えているというが、この情報は真実の響きを持っている。

ビルゲイツや世界の支配者階級の人々が非常に気にしていることはこの過剰になった世界の人口問題である。

そして、人口を削減することが緊急の課題であると考えている。
インターネット上には、ビルゲイツが、あの悪名高いアグリビジネスの巨人・モンサント社と何か世界の人口削減を目論んでいるといった不吉な意見が語られている。

モンサント社とは遺伝子組み換え大豆と農薬をセットで売り、種が出来ないターミネーター種子などで、農家に毎年、種を購入させて依存させて支配していく帝国主義的な多国籍企業である。
彼がカリフォルニア州ロングビーチで行われた招待客限定の会議で「ゼロへの革新」と題した演説を行い、ワクチンの目的が人口削減であるとはっきりと表明したらしいのである。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の最重視課題は、ワクチンであり、アフリカなど発展途上国での予防接種であるということなのだが、妊婦の女性ばかりに予防接種を行ったり、また予防接種を行ったアフリカで集団で容態が悪化したりといった事件が起こっているようである。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団は2010年1月のダボス世界経済フォーラムで今後10年間で新型ワクチンを開発し、途上国の子供に送り届けるため100億ドルを寄付すると発表したようである。

非常に奇妙なことだが、食料や物資など具体的に豊かになる手段を必要とするアフリカで何故、予防接種ばかりを推進しているのか、非常に奇妙である。

あるインターネットサイトの意見によれば、何故、ビルゲイツはアフリカで井戸を掘ることなど、もっと安上がりで、実用的に役に立つ援助があるにも関わらず、何故、ワクチンの配布ばかりしているのか、疑問符が付いている。

私もそれは同様に感じるのである。何故、食糧援助などをしないでワクチンばかり配布しているのか。
まず、ビルゲイツは種子貯蔵庫を作って支配者階級の人々が世界が滅亡した後に生き残れるように植物の種子を保管しているのである。

そのような思想の持ち主が、アフリカにワクチンを配布したとしてもそれは決して、アフリカの人々のためではないのである。

彼は自分自身のためにそれを行っているに過ぎない。アフリカの人々がこれ以上、人口が増えないように抑止し、地球の生態系を守るという目的のためである。

それは彼にとっては利己的な欲求なのである。

何故かと言えば、彼は、プライベートで人工衛星を何十基と打ち上げるような資産家である。

世界中の人が使うオペレーティングシステムを販売して、巨大な企業を作り上げた。

彼にとっては、地球は、自分の家のような感覚なのである。

この自分の家をこれ以上、汚染されたくないので、それでアフリカの人々の人口を削減したいのである。

それは完全に利己主義である。
私はこのビルゲイツの不穏なうわさ話を目にした時にこれらがジョーティッシュの観点から見て真実であると理解したのである。

それはもし双子座ラグナであったら、彼の2室支配の月は10室に在住して、6、11室支配の火星と相互アスペクトしており、2-11室のダナヨーガが形成されている。

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ビルゲイツの純資産は投資ファンドのラーソン氏の運用により、50億ドルから約820億ドルに膨らんだというが、このラーソン氏は乙女座に在住する火星や水星の表示体ではないかと思われる。

今やビルゲイツはマイクロソフト社の会長だった頃よりも巨額の資産の所有者となっている。

つまり、経済的に成功しているのである。
これはおそらく、彼の2室支配の月が10室に在住して、11室支配の火星との間に2-11室のダナヨーガを形成しているからである。

2室も10室もアルタハウスであり、お金を稼ぐハウスである。

従って、ビルゲイツの慈善活動は奉仕というよりもビジネスと言ってもいいかもしれない。
月には5室や9室の支配星が絡んでおらず、6、11室支配の機能的凶星である火星と絡んでおり、1、4室支配の水星と絡んでいるが、1、4室支配の水星は2つのケンドラを支配しているため、ラオ先生は双子座ラグナにとっての水星を機能的吉星にも機能的凶星にも分類していない。

つまり、2室支配の月はアルタハウスと絡み、ダナヨーガを形成しているが、人生の目的を表す吉祥な5室や9室の支配星と絡まずに機能的に吉意を失ったラグナロードの水星と絡んでいるのみである。
このように考えた時に私はビルゲイツが今、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じて行っていることが、奉仕ではなく、ビジネスであるとはっきりと理解したのである。

彼が何故、農薬を製造するモンサント社と結託し、またワクチンを大量に製造する製薬会社と共同で、それらのアフリカへの配布を推進するのか、それはおそらく、2室支配の月が6、11室支配で乙女座に在住する火星からアスペクトされているからである。

乙女座は農薬製造やワクチン製造に関わるような化学や遺伝子工学などの星座である。

物質化学の操作に優れた星座であり、おそらく、原子力発電所などの製造の表示体も乙女座である。

従って、乙女座に在住する6、11室支配の火星はこれらの表示体となっている。

しかも6室は暴力を表し、11室は貪りを表している。
(因みに貪りの定義とは富や権力を既に持っているのに更に多くの富や権力を求めることである)

従って、6、11室支配の火星は、途上国の妊婦に不妊の効力があるワクチンを打ったり、集団で容態が不調になるようなワクチンを接種できるのである。

それらの活動は奉仕というよりも暴力である。

ほとんど、貧しくて選択肢のない人々に無理やり予防接種を押し付けている。

それは製薬会社の在庫ワクチンの処理に利用されてもいるのである。

貪りのハウスが絡む時、必ず、その人の動機には決して自分が少しも損しないような企みが存在するのである。

そして、火星は6、11室を支配しているので、投資の世界で勝つことを可能にしているのである。

6室を支配することで、勝負強さを与えているのである。

またこの火星は4室に在住して、ラグナロードの水星と4室で、1-11室のダナヨーガを形成している。

ビル・ゲイツ氏の資産を管理するラーソン氏の投資戦略は、不動産投資にも及んでいるが、それらは決して、ビルゲイツの名前は使われないという。

rason ※カスケード・インベストメントのラーソン氏

おそらく2室支配の月は、火星との間でダナヨーガを形成し、それは4室で形成されていることから、ビルゲイツは不動産投資にも積極的であることが推測される。
おそらく、ビルゲイツが北欧に作った種子貯蔵庫は、彼にとっての不動産というものが地球そのものであることを象徴している。

彼は地球そのものを所有している感覚なのである。

だからこそ、世界の農地を次々と傘下に収めているモンサント社にも関心を示しているのである。

農薬と遺伝子組み換え技術というのは乙女座の火星を象徴するものである。

火星が6、11室支配の機能的凶星で、しかも乙女座に在住しているからこそ、製薬会社や農薬の会社と共に活動が出来るのである。

アフリカの人口増加を抑制しようという考えも、彼の地球を守るという彼なりの正義感から来る行動なのだが、それは彼の不動産投資欲、地球を所有したいという欲望から来ていて、根本的に暴力的である。

そして、最後の審判の後にも地球を再生して、自分たちが生き残りたいと考えているのである。

これは究極の貪りといってもいいかもしれない。
従って、私はビルゲイツの2室支配の月、そして、その月に絡む惑星の機能的吉凶を分析することで、ビルゲイツの動機についてもよく理解することが出来た。

彼の最近の動き全てが、このジョーティシュの知識の光の下で、一切が明らかになったのである。

(参考文献)

カレイド・スコープ

 

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ビル・ゲイツ氏の資産を増やし続ける男
By BANUPREETA DAS AND CRAIG KARMIN
2014 年 9 月 22 日 17:32 JST

ゲイツ氏(58)は主賓のマイケル・ラーソン氏(54)に乾杯を捧げるためにグラスを掲げた。近くに座っていたラーソン氏はピンク色のボタンダウンのシャツを着ていた。ラーソン氏はピンク色が好きなのだ。招待客によると、ゲイツ氏はラーソン氏に全幅の信頼を置いていると語ったという。

「(20年間の)マイケルの功績によって、メリンダと私は世界の健康と教育を改善するというビジョンを自由に追求できる」――ゲイツ氏は約40人の招待客を前にこう語った。世界一の富豪ゲイツ氏はラーソン氏のおかげで安心して眠ることができるのだという。

ラーソン氏は1994年から主にカスケード・インベストメントという企業を通じてゲイツ氏の巨大な投資資産を運用している。ラーソン氏が金を稼ぎ、ゲイツ氏がそれを寄付するという格好だ。

ゲイツ氏の資産やラーソン氏の投資戦術について多くを知る人はほとんどいない。マサチューセッツ州ケンブリッジにあるチャールズホテルから「バッファロー・ビル」の愛称で知られる西部開拓時代のガンマン、ウィリアム・F・コディーがかつて所有していたワイオミング州の広さ490エーカーの牧場に至るまで、不動産投資は多くの場合、本人の名前で行われておらず、なかなかゲイツ氏にたどり着けないようになっている。

カスケードの本社はシアトル郊外のカークランドのビルに入居している。看板は出ていない。ラーソン氏と働いたことがある人物によると、ラーソン氏はあまりに一生懸命にゲイツ氏を守ろうとしていたため、ゲートキーパー(門番)ならぬ「ゲイツキーパー」というあだ名が付けられていたという。関係者によると、カスケードの社員は大抵、退職する際に会社について話すことを禁じる秘密保持契約に署名する。
ゲイツ氏が債券ファンドのマネージャーだったラーソン氏を採用し、投資資産の売り買いを全面的に任せてから、ゲイツ氏の純資産は50億ドルから約820億ドルに膨らんだ。ラーソン氏はゲイツ氏の個人資産のほとんどを保有するカスケードの他に、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が保有する410億ドルの基金も管理している。

カスケードは投資実績を公開していないが、同社に詳しい人々によると、年間ベースで着実に利益を上げることがほとんどだという。ラーソン氏が比較的保守的な投資戦術をとっているおかげで、金融危機が起きた2008年もカスケードの損失はダウ工業株30種平均の年間下落率(27%)を下回った。

1995以降、ラーソン氏がゲイツ財団とその前身に当たる2つの財団の資産運用で年率11%の利益を確保した。S&P500種株価指数を1ポイント以上超える成績だ。

ゲイツ氏も1975年の起業後に受け取ったマイクロソフト株全てを保有していれば、今頃、同じくらいの成績を挙げているだろう。マイクロソフトが1986年に上場したとき、ゲイツ氏は同社の株式の45%を保有していた。当時、ゲイツ氏が保有していた株は今では配当を除き、約1500億ドルの価値がある。マイクロソフトの株価はここ5年で約3倍になった。

しかし、1994年以降、ゲイツ氏は保有するマイクロソフト株のうち400億ドル分近くを売却し、投資の分散化を図った。ゲイツ財団も300億ドルを慈善活動に寄付した。

ラーソン氏とゲイツ氏は2人の関係についてコメントを差し控えたが、関係者によると、2人の間に培われた絆はゲイツ氏の慈善活動にとって非常に重要だという。ラーソン氏がゲイツ氏の資産運用で利益を上げ、ゲイツ氏がマイクロソフト株を売却したおかげで、ゲイツ氏とその家族は財団への寄付を増やすことができた。

それはつまり、発展途上国で病気と闘い、教育を改善するという財団の使命にさらに多額の資金が投入される可能性があるということになる。ゲイツ夫妻は資産の95%を世界最大の慈善組織であるゲイツ財団に寄付する予定だ。財団の基金にはゲイツ氏が280億ドルを寄付したほか、投資会社バークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェット氏が120億ドルを寄付している。

資産運用会社レッグ・メイソン傘下のウエスタン・アセット・マネジメントの最高経営責任者(CEO)だったスティーブ・ウォルシュ氏はゲイツ氏がどれほどの労力を割いてラーソン氏のための夕食会を準備したかを目の当たりにして感動したという。招待状に「プラチナ色を着用」とあったのはプラチナに20周年を記念する意味があるからだ。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はカスケードをよく知る20人以上にインタビューを行い、当局への提出書類や不動産の記録を調査してゲイツ氏の投資の現状に迫った。カスケードの投資活動が公表されたことはこれまでほとんどない。

ワイオミング州の牧場は金融危機以降、不動産価格が急反発した局面でカスケードが購入した。カスケードはカリフォルニア、イリノイ、アイオワ、ルイジアナ各州などに少なくとも広さ10万エーカー(マンハッタンの7倍に相当)の農地を保有している。

カスケードはカナディアン・ナショナル・レールウェイやオートネーション、リパブリック・サービシズなど240億ドルを超える株式も保有している。保有資産にはバリュー重視で買った資産を長期保有するというラーソン氏の投資哲学が反映されている。カナディアン・ナショナルの株価は過去5年で207%も上昇した。

ゲイツ氏の資産の多くは株式の形で保有される一方、関係者によると、ラーソン氏は規模は小さいながら、「オルタナティブ資産」といわれるプライベートエクイティ(未公開株投資会社)などの野心的な資産にも投資している。債券市場には以前は多額の投資を行っていたが、最近では減らしている。

カスケードも投資に失敗したことがある。07年、カスケードは複数の投資家と共にプラネットアウトの株式13%を取得した。プラネットアウトは雑誌「アウト」の発行元で、同性愛者を対象にしたクルーズ船の運航も行っていた。同社の株価は間もなく下落、会社は資産の一部を売却し、09年に別の企業に買収された。

意外にもゲイツ氏はテクノロジー分野の資産をほとんど保有していない。6月30日現在、ゲイツ氏のマイクロソフト株の持ち株比率は3.6%で、18日の終値で計算すると、保有株の価値は約139億ドルに上る。

ゲイツ氏はカスケードとは別に、自身でテクノロジーやバイオテクノロジーの分野に投資を行っている。1989年にはデジタル画像会社コービスを創業した。原子炉開発のテラパワーや代用肉製造のビヨンドミートなどに投資している。

ゲイツ氏がラーソン氏の採用を決めたのはWSJが1993年に、当時、ゲイツ氏の資金を管理していた人物が過去に銀行詐欺で有罪判決を受けていたと報じた後のことだ。WSJはゲイツ氏がこの人物と親しい友人関係にあり、有罪判決についても知っていたと指摘した。しかし、これが騒ぎになると、ゲイツ氏は新たな人材を探し始めた。

広範囲に及ぶ審査が行われ、人材スカウト会社がラーソン氏をゲイツ氏に引き合わせた。ラーソン氏は企業の合併・買収を行う企業で働いたり、現在はカナダの保険会社グレートウエスト・ライフコの子会社となったパトナム・インベストメンツの債券ファンドの運用を担当したりした後で独立した。

2人はすぐに意気投合した。ゲイツ氏をよく知る複数の人物によると、ゲイツ氏は、自信にあふれているにもかかわらず控えめというラーソン氏の人柄に好印象を持ったという。

エレベーション・パートナーズの共同創業者のロジャー・マクナミー氏によると、ラーソン氏はゲイツ氏に採用されると、人目につかないようにすることにした。前任者が悪い意味で注目されたため、ラーソン氏はビル・ゲイツの資産運用という仕事に取り組むには目立たないことが一番と考えたのだという。

ラーソン氏は投資について新たなアイデアを募る意味もあって、約25人の外部の資産運用担当者に常に100億ドル以上の資産の運用を任せている。関係者によると、外部の担当者もゲイツ氏の保有資産の規模や中身についての非公表の情報は知らされていないという。

昨年、リッツカールトン・サンフランシスコが1億6100万ドルで買収されたときのメディア向けの発表文から分かったのは、カスケードが共同出資者だったということだけだった。マサチューセッツ州のチャールズホテルの広報担当者はゲイツ氏が共同オーナーであるかどうかは分からないと述べた。

ラーソン氏は既婚で3人の子どもがいる。好みの服装はリーバイスのジーンズと濃いピンク色のシャツだ。元社員や現在の社員によると、ラーソン氏はぶっきらぼうで支配的なところがあるという。年に1度開かれるカスケードの年末パーティーでは、座席表を決めることさえあった。

カスケードの社員は倹約家であることがよしとされる。ゲイツ氏はカスケードを通じて高級ホテルチェーンを運営するフォーシーズンズ・ホールディングの株の半数近くを保有しているのに、カスケードの幹部はフォーシーズンズの仕事で出張するときもそれより安いホテルに滞在する。

ラーソン氏はゴルフ好きとして知られているが、バックスウィングを練習する以上に人脈作りを楽しむタイプだという。彼を知る人々によると、ラーソン氏は個人的な関係を非常に重視していて、個人的な関係を育むことにうんざりするほどの情熱を傾けるという。

カスケードの社員は現在約100人で、ラーソン氏は自分と同じクレアモント・マッキーナ大学の最近の卒業生を好んで採用する。社員はフェイスブックやツイッター、リンクトインなどのソーシャルメディアを使用したり、仕事の関係者ではない外部の人間に会社のアカウントから電子メールを送ったりしないように指示されている。

関係者によると、ラーソン氏は09年、フロリダ州ジュピターアイランにある数百万ドル規模の邸宅を購入するために交渉役として25歳の社員を送り込んだ。巨額の金融詐欺事件「マドフ事件」でだまされた人々から安値で住宅を買えると踏んだからだ。

不動産の記録によると、この社員は500万ドルで邸宅1軒を購入した。08年には1200万ドルで売られていた物件だ。

購入した物件は4つの寝室があるヨーロッパの別荘風の家で、広さは約1万2000平方フィート。専用の桟橋がついている。不動産情報サイトのジローによると、現在の価値は約640万ドルだそうだが、別荘は今、約530万ドルで売りに出されている。カスケードは小幅でも利益が出れば、喜んで売却する、ということだ。
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「たかの友梨ビューティークリニック」社長の今

「たかの友梨ビューティークリニック」の高野友梨社長が仙台店で女性従業員から残業代未払いを仙台労働基準監督署に申告され、その際、その女性従業員を管理職と共に2時間半に渡って威圧的に詰問したテープがマスコミにリークされ、公開された。

高野友梨氏にとっては大きな損失である。

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このことが何故、今のタイミングで起こったかを考えた時に高野友梨のアセンダントが獅子座であることが浮かび上がる。

獅子座ラグナに設定すると、6、7室支配の土星が12室に蟹座に在住し、その蟹座の土星に対して、木星と土星がダブルトランジットを形成している。

また土星が11月に蠍座に入室するおよそ2か月前の今、土星は既に蠍座入室の効果を発揮しているため、6室と12室にダブルトランジットしているのである。

6室には2、11室支配の水星が在住しているが、11室は評価のハウスであり、その11室支配で6室に在住する水星に対して、ダブルトランジットを形成したため、世間的な評判、評価を落とす結果となったのである。

おそらく高野友梨氏は2014年1月前後にマハダシャー水星期に移行して、従業員との確執、訴訟のカルマが噴出したのだと言える。

ダシャーが既におとずれており、そこにダブルトランジットを形成したことによってそのカルマが発芽したのである。

6室にはラグナロードの太陽が在住しているが、太陽は政府を表す表示体である。

従って、太陽が6室に在住する人は政府との確執、政府との意見の不一致を表している。

高野友梨氏が、従業員に対して、「(労基法通りにやれば)潰れるよ、うち。潰してもいいの」と語った発言は、日頃から労働基準法に準拠せず、国家の法律を軽く考えていたことがうかがわれ、それは6室に在住する太陽が象徴している。

仙台市内店でこのことが起こったのは、仙台は東京を中心とすれば、都心から離れた郊外であり、田舎であることから、12室(郊外、隠遁地)に在住する6室支配の土星で表される。

その6室の支配星にダブルトランジットしていることから、仙台という郊外の店舗に勤める女性従業員(6室)が労働基準監督署に訴え出る(6室)という事象として発現したのである。

そして、水星は2室支配で6室に在住しており、その水星に6室支配の土星がアスペクトバックしている。

2室はスピーチのハウスであるが、女性従業員に対して、威圧的に暴言を吐いたのは、2室(スピーチ)支配の水星が6室(暴力)に在住しているからである。

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(参考資料)



<たかの友梨>通報者に精神的圧迫 女性社員が保護申告
毎日新聞2014年8月28日(木)21:50

 エステサロン大手「たかの友梨ビューティクリニック」を経営している「不二ビューティ」(本社・東京都渋谷区)が給料から違法な天引きをしているなどと労働基準監督署に内部通報したところ、長時間の詰問など精神的な圧迫を受けたとして、仙台市内の店に勤務していた宮城県の女性社員が28日、厚生労働省に公益通報者保護の申告をした。加入する「エステ・ユニオン」も宮城県労働委員会に不当労働行為の救済を申し立てた。

 申告書などによると、女性は5月に同社に労組の結成を通知、給与からの制服代の天引きや未払い残業代の支払いなどを求めて団交を重ねたが解決せず、労基署に違法な状況を申告した。仙台労基署は8月5日に違法な給与の減額分の支払いなどを命ずる是正勧告を行った。

 労組がこの経緯を公表しようとすると、店を訪れた高野友梨社長が全従業員を集めて食事会を開き、女性を名指しして「(労基法通りにやれば)潰れるよ、うち。潰してもいいの」などと述べたという。

 女性は職場に行けない状況が続いているといい「幹部に囲まれ名指しで非難され、恐怖以外のなにものでもなかった。公益通報者にこうした攻撃は許されない」と話している。

 同社は「詳細は承知していないが、当社としては不当労働行為とされるような行為はしていないと認識している」としている。

 公益通報者保護法は、事業者の法令違反を通報した人に対する解雇や降格などの不利益な取り扱いを禁止している。【東海林智】
参照元:<たかの友梨>通報者に精神的圧迫 女性社員が保護申告
毎日新聞2014年8月28日(木)21:50

高野友梨社長「会社つぶしてもいいの」威圧か
2014年08月29日 07時54分 Yomiuri Online

 エステ店「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する「不二ビューティ」(東京)の高野友梨社長が、仙台店での残業代未払いを仙台労働基準監督署に申告した20歳代の女性従業員に「会社つぶしてもいいの」などと威圧的な発言をしたとして、女性が加入する労働組合が28日、不当労働行為の救済申し立てを宮城県労働委員会に行った。

 仙台労基署は女性の申告を受け、今月5日、不二ビューティに労働基準法違反で是正勧告を出した。労組によると、高野社長は21日夜、仙台店の全従業員を集めた食事会で女性を前に座らせ、管理職と共に約2時間半にわたって威圧的な発言を続けたという。女性は翌日からショックで出勤できなくなり、記者会見で「恐怖心しか感じなかった」と話した。

 同社は「不当労働行為とされるような行為はしていない」としている。
参照元:高野友梨社長「会社つぶしてもいいの」威圧か
2014年08月29日 07時54分 Yomiuri Online

たかの友梨仙台店に勧告、残業代めぐり労基署
2014.8.22 20:14 産経ニュース

 エステティックサロン「たかの友梨ビューティクリニック」の仙台店(仙台市)が、有給休暇を取った従業員の残業代を減額したなどとして、仙台労働基準監督署が是正勧告していたことが22日分かった。従業員らの代理人弁護士が明らかにした。

 仙台店の従業員と元従業員の計4人が労基署に申告していた。代理人によると、残業代があらかじめ決められている「固定残業代」の給与体系であるにもかかわらず、有給休暇の取得後に、休んだ日数分を不当に減額されたとしている。また是正勧告では、労使協定書を適切に結ぶよう求めたとされる。

 経営する不二ビューティ(東京)は、今月5日付で是正勧告を受けた事実を認めた上で「通常の休みだと勘違いし、計算を誤った」と説明。「勧告を真摯に受け止め、適正な労使関係の確立に取り組む」とのコメントを出した。
参照元:たかの友梨仙台店に勧告、残業代めぐり労基署
2014.8.22 20:14 産経ニュース









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ユニクロ批判再び起こる

ユニクロの柳井氏が再び、週刊文春に批判されている。

週刊文春の最新号(2014年5月1日の)表紙を見ると、ユニクロの障がい者へのパワハラについて告発記事が大きく掲載されている。

bunshun20140501

ユニクロの柳井氏に関しては、以前、ブラック企業批判が起こっていた際に牡牛座ラグナであることについて解説した。

今、再び、ユニクロ批判の記事が大きく取り上げられたのは、今、トランジットの土星が天秤座から抜けていく最後の段階に入って、土星が強力な力を発揮し始めているからである。

 以前、柳井氏の思想が詰まった本である『現実を視よ』を読んだが、柳井氏は国際主義、市場原理主義、新自由主義経済思想の持ち主である。

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世界は大きく一つになろうとしており、人や物が国境を越えて行きかうこと自体は春分点が水瓶座に移動して水瓶座の時代が到来しようとしている方向性への必然的な流れであるとしても、

新自由主義経済や市場原理主義といったものは必然ではない。

国際主義自体は悪くはないのだが、市場原理主義といったものは、水瓶座がもたらしている必然ではないということを識別することは重要である。


新自由主義経済や、市場原理主義といったものは、水瓶座とは何の関係もない。

より個人として大きな利益を上げたい、効率化、能率化を進めて利益を最大化したいといった個人の欲望がそれらをもたらしている。

水瓶座の時代とは、むしろ、共産主義を指している。

だから水瓶座の理念である自由、平等、博愛といった理念を掲げて、フランス革命が起こり、社会主義運動が世界に広がったのである。

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ユニクロ「障がい者社員パワハラ」訴訟!店長にいじめられ仕事なく1年近く給料ゼロ
2014/4/25 17:01 J-CASTニュース

『週刊文春』のユニクロ批判が止まらない。今週は障がい者社員のいじめ・パワハラを告発している。ユニクロは2001年に1店舗あ
たり1人の障がい者を採用するという目標を掲げ、積極的に障がい者雇用を進めてきて、現在1000人以上の障がい者が働いているそう
だ。そのため、ユニクロは「障害者雇用のフロントランナー」と呼ばれているという。

<厚生労働省によると、同社の障がい者雇用率は六・六四%(十三年六月)。従業員五千人以上の企業ではトップの座にある。民間企業
の法定雇用率が二・〇%であるのと比べると、六%台の障がい者雇用率というのはずば抜けて高いことがわかる>(週刊文春)
しかし、雇われている障がい者の声に耳を傾けてみると、同社が掲げる『看板』とはほど遠い実例が複数あることがわかってきた
という。障がい者手帳B1級を持つ自閉症の石尾辰道さん(48・仮名)は、中部地方のユニクロの店舗で働きはじめて8年になる。雇用形
態は半年で契約を更新する「準社員」で、1週間の労働時間は30時間だった。石尾さんは7年間にわたり契約を12回更新してきた。仕事
の内容はバックヤードでの品出し、ハンガー掛けなどだったという。

だが、昨年6月以降、石尾さんはユニクロに在籍していながら、店舗のシフトから外されたため働けず、給与も支払われていない。
そんな状態が1年近くも続いているそうである。

石尾さんによると、2012年3月にN店長が来てから仕事の内容が大変になり、いじめも受けるようになったという。N店長や後任のM
店長から何度も「次の更新はないからな」などといわれるようになり、とても嫌な思いをしたという。そのため、石尾さんはユニクロ
に地位保全などを求める訴訟を準備しているそうだが、陳述書にはこんなくだりが出てくる。

<私の様子をじっと見て回るスタッフがいて、あらを指摘されることが増えました。「仕事がのろい」「仕事ができない」などと怒鳴
られる事も増え、分からない仕事のやり方をMさんに聞いた時などは「何でそんな事いちいち聞く!?」と、フィッティングルームのお
客様に聞こえるような声で怒鳴られた事もあります>

自主退職を迫るユニクロに対して、石尾さん側は弁護士を立てて訴訟の準備を始めたが、そのことで事態が変化したという。石尾
さんの家族とユニクロの人事担当者、M店長とで話し合いがもたれ、この席でユニクロの人事担当者は、石尾さんが他店舗へ異動する
折衷案を持ち出してきたそうだ。

<そもそも最初に「お客の迷惑になる」として自主退職を勧めておきながら他店舗への異動を打診するなど、ユニクロ側の主張は根本
から矛盾している>(週刊文春)

弁護士は石尾さんの障がいを考えると他の店舗への通勤はほとんど不可能だという。石尾さんの家族が民事訴訟を行うのは、今後
、同社の障がい者雇用が改善する礎になればとの思いからであるという。

これまでもこうしたケースはあったが、障がい者雇用に詳しい弁護士によると、家族の側に障がい者の子供を雇ってもらっている
という引け目や、事を荒立てたくないという気持ちが強く働くから、なかなか表面化しないという。

ところで、企業は障がい者を雇用する際、厚生労働省から各種助成金を受けることができる。

<ファーストリテイリングも厚労省も、これまでどれだけ助成金が支払われたのかについて、情報開示を拒んでいる。しかし仮に一人
につき五十万円が支払われ、一千人以上の障害者を雇用しているとするなら、同社は五億円超の助成金を受け取っていることになる。
ユニクロにはその分、健常者を雇う時以上の責任が求められるはずなのだが……>(週刊文春)

ファーストリテイリングに質問状を送ったが、コーポレート広報部の古川啓滋部長は「取材対応ならびにご質問への回答は控えさ
せていただきたく存じますと」回答してきたという。

非正規社員1万6000人の正社員化や障がい者雇用の促進を声高にいうユニクロ柳井正社長だが、その実態が「ブラック企業隠し」で
あるとしたら、ユニクロのブランドも色あせてしまう。ここは柳井社長自ら週刊文春のインタビューに答えて、疑惑を『晴らす』しか
ないと思うが。

(記事より一部を抜粋)
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「過酷労働」記事でユニクロ側が全面敗訴
2013.10.18 19:54 産経ニュース

 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングなど2社が、過酷な労働について書いた週刊文春の記事や単行本で名誉を傷つけられたとして、文芸春秋に計2億2千万円の損害賠償と本の回収などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、請求を全て退けた。

 土田昭彦裁判長は「『月300時間以上、働いている』と本で証言した店長の話の信用性は高く、国内店に関する重要な部分は真実」と指摘。「中国工場についても現地取材などから真実と判断した理由がある」と指摘した。

 問題となったのは、ジャーナリストの横田増生さんが執筆した週刊文春平成22年5月6、13日号と書籍「ユニクロ帝国の光と影」で、国内店の店長や、中国の工場従業員が過酷な労働をさせられている、という内容だった。

 ファーストリテイリング側は「判決は事実に反しており、誠に遺憾。今後の対応は慎重に検討する」としている。
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渡辺恒雄と、清武英利氏の訴訟合戦

4月に入ってからナベツネこと、渡辺恒雄と、清武英利氏の訴訟が再び、クローズアップされている。

これは土星が天秤座で3月2日から逆行して双子座にダブルトランジットしているからである。

ナベツネはおそらく蠍座ラグナであるため、8室にダブルトランジットが生じており、それで、清武氏との訴訟合戦が再び、クローズアップされているのである。

ニュース記事を見ていても、土星が逆行したことが原因であることがはっきりと分かる場合が度々ある。

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渡辺会長と清武氏尋問へ 解任めぐる訴訟で6月
2014.4.1 00:03 産経ニュース

 プロ野球巨人の清武英利元球団代表の解任をめぐる訴訟で、東京地裁が読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長と清武氏の証人尋問を実施することが31日、分かった。清武氏の弁護士が明らかにした。尋問は6月5日の口頭弁論で実施される。

 清武氏は平成23年11月に記者会見を開き、渡辺会長がコーチ人事に不当に介入したと批判した。球団は清武氏を解任した。訴訟では巨人側が「虚偽の事実を公表した」として、清武氏に総額1億円の損害賠償を請求。清武氏側も「不当な解任だ」として、巨人側と渡辺会長に計約6千万円の賠償などを求めて反訴している。
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ネオヒルズ族・与沢翼の出生図について

最近、「秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ」、「フリーエージェント・スタイル」、「与沢翼物語-平成の肉食主義-」といった著書を出し、ネオヒルズ族というキャッチフレーズでメディアへの露出を活発に展開していた与沢翼という人物の最近の近況がフライデーに掲載されていた。

テレビに出て派手に豪遊したり、羽振りよく豪快にお金を使う姿が話題となっている人物である。

私はこの金を稼ぐことに激しい闘志を燃やす、与沢翼という人物の出生図について少なからず興味を持っていた。

そしてこの最近のフライデーの記事を確認し、更に過去の経歴を種々検討した結果、後でも述べるが、与沢翼は牡牛座ラグナであると推測している。

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先月の11月22日に運転手の顔を殴ったとして傷害の容疑で書類送検され、部下に裏切られ、周りを取り巻く女性たちも去っていき、最近はすっかり意気消沈しているとフライデーの記事(12月13日号)に掲載されていた。

この人物についてはまだメディアへの露出が活発になる前から知人から聞いていたこともあり、少なからず興味を持っていたが、よい評判は聞いていなかった。

学生時代にアパレル系の会社を創業し、渋谷系ファッションeコマースサイト「CRAZE」を立ち上げ、ファッション雑誌との提携などによって売上を伸ばした。

然し、アパレル業界のカリスマ的な人物をコンサルタントに迎え、その人物の言うことを過剰に信用して言いなりになった結果、ブランドや店舗事業で多額の損失を作ってしまい会社は倒産している。

そして、2010年9月FreeAgentStyle社の前身となる株式会社Rajuriをパートナーの山田るみ子と一緒に六本木ヒルズの一室にて創業したが、会社は翌年の2011年8月には倒産している。

非常に興味深いのは、彼の生い立ちである。

小学生の時にいじめを受けた反動で、中学生になってから中学一の不良になり、不良グループの連合をつくり、毎日喧嘩、毎日酒の日々を送ったという。

暴走族に病院送りにされ、1ヶ月近い入院生活を送ったこともあるという。

高校に進学すると3日で退学し、暴走族として本格的に活動し、「30近いアルバイトに、ドカタや建築、鳶、神輿や的屋、パチンコの台打ちなど、とんでもない仕事も含めて、とにかく働いた」と経歴には書いてある。

そして、2年で700万円の現金を貯金し、その金で兼ねてから欲しかったセルシオを買ったという。

自分の物質的欲望に対して非常に忠実でストレートである様子が伝わってくる。

そして、18歳で関東最大級の暴走集会に参加し、ガサ入れから逮捕され、その後、不良やチンピラとの関係を断ち、19歳で大学受験を決意し、6ヶ月の予備校通いで、早稲田大学社会科学部に合格する・・・。

非常にパワフルでダイナミックな人生を送っている。

私がこの与沢翼から受ける印象はとにかく凄まじい力と物質的なものへの強い執念である。
そしてこうした経歴は与沢翼が牡牛座ラグナで6室に惑星集中していることによるものだと理解することができる。

与沢翼は6室惑星集中のまさに典型的人物なのである。

つまり、若い頃に喧嘩や暴力に明け暮れて(6室)、様々な職業を経験し(現場での叩き上げ:6室)、激しい奮闘(struggle)の日々を送っている。そして、6ヶ月の予備校通いで早稲田大学に合格したというのも試験での勝負強さを表しており、6室惑星集中の特徴がよく出ている。

6室はアルタハウスの為、そこに惑星が集中することで、富を生み出すダナヨーガとなるのであるが、然し、6室惑星集中の場合、それらの惑星は損失、出費の12室にアスペクトするため、稼いだお金を全て失って会社が倒産するといった激しい浮き沈みの多い人生を送ることになる。多額の負債を抱えたり、自己破産したりするのもこの6室惑星集中の特徴なのではないかと思われる。

彼がインターネット上で展開しているビジネスも先行者が後続者たちからお金を吸い上げて逃げ切るような先行者優位型のネズミ講のようなビジネスが多い。

彼の行動パターンのあらゆる面において6室惑星集中の特徴がよく出ている。

与沢翼は2010年9月に創業した会社が2011年8月に倒産した時に所持金はほとんどなかったにも関わらず、その時に7万件の顧客のメールアドレスを所持していたため、そのメールアドレスにダイレクトメールを送り、アフィリエイトなどの収益を得て、それで、経済的に復活したそうである。この最短での復活がインターネット上で情報販売などをして稼ぐ同業者間で話題となっていたようである。

いかにメールアドレスを収集するかというのが、彼らのビジネスの大きなポイントとなっている。

今回、この与沢翼が傷害の疑いで逮捕書類送検されたというフライデーの記事を読んで、私は与沢翼の出生図のラグナが牡牛座であると分かったのである。

彼の執務室の豪華なソファや机などの調度類やブランド物や高級外車へのこだわりなどから見るに彼は物質的で最も美や快適さにこだわる牡牛座ラグナであることが納得できる。

YozawaTsubasa_chart

そして、牡牛座ラグナにすれば6室天秤座に惑星集中している。

これは彼が多くの部下を持つことを表しており、また多くの人間の上に君臨し、支配することを示している。

実際、彼のビジネスの大部分は、彼のように成功したいという幻想により彼の元に集まってくる人々に彼の教育商品(与沢塾)を購入させることで成り立っている。

また中学、高校の不良時代に常に人と喧嘩をし、争い、人に暴力を振るっていたことから考えて、6室に惑星集中しているというのが相応しいのである。6室は暴力のハウスである。

そして、倒産してもすぐに復活するところなども6室の粘り強さや、苦境の中でも何とかなってしまうという勝負強さを表している。

早稲田大学に6ヶ月の受験勉強で合格したことも6室への惑星集中が影響していると思われる。

彼が現在、運転手に訴訟を起こされ、部下に裏切られて、批判され、人が周りから去っていったのは、トランジットの土星が6室を通過し、木星が2室から6室にアスペクトして6室にダブルトランジットを形成しているからである。

6室にダブルトランジットが生じているので、部下は去り、取り巻きの女性たちは離れていき、(つまり、離婚と同じようなもの)、そして、今、収入が激減してお金に苦労しているのである。

そして、木星と土星は6室ばかりではなく、8室にもダブルトランジットしているが、8室には7室支配の火星が在住している。

従って、現在、与沢翼の6室と8室にダブルトランジットが生じている。

そのため、意気消沈して、これまでの生き方を反省して、1円であっても大切に扱ってこれまでの生き方を変えることを考えているのである。

それはおそらく現在のダシャーがラーフ/ケートゥ期だからである。

アンタルダシャーのケートゥは8室に在住し、8室の支配星のように振舞っている。

ケートゥ期は変容をもたらすため、従って、今、行き詰まりを迎えて、人生観に大きな変化が生じ始めているということなのである。

瞑想、孤独(8室・ケートゥ)の時期である。

別に与沢翼について研究するつもりでいた訳ではないが、たまたまフライデーの記事を見て牡牛座ラグナであるということが分かったのである。

彼がアパレルブランドを立ち上げたのは、マハダシャーがラーフ期に入ってからである。
ラーフはお金の2室に在住しており、特に2室は起業家のハウスである。

会社に勤めるのではなく、自分でビジネスを立ち上げて、自分で稼ぐハウスである。
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