占星コラム


2008/7/23 6−8室の絡み-円天・波和二会長の場合-

円天という電子マネーを発行して、出資金を募り、債務超過に陥っている健康寝具販売会社エル・アンド・ジーの債権者集会が東京で開かれたことを7月16日付けのニュースが報じている。

エル・アンド・ジーは昨年10月に警視庁の家宅捜索を受けている。

<円天>東京でL&G債権者集会 被害5万人2260億円か
7月16日23時45分配信 毎日新聞

出資法違反容疑で昨年10月に警視庁などが家宅捜索した健康寝具販売会社「エル・アンド・ジー」 (L&G、東京都新宿区、破産手続き中)の第1回債権者集会が16日、東京都千代田区で開かれた 。破産管財人の福田大助弁護士は「(L&Gが)約5万人から約2260億円を集めたという情報が ある」と述べ、被害額が拡大する可能性を明らかにした。  集会には約300人が参加。債権を届け出た約7000人の債権総額は約266億円に上る。一方 、回収した資金は約2億2000万円にとどまるという。  L&Gは、元本保証や高利回りをうたい「協力金」名目で出資を募り、独自の電子マネー「円天」 を使うなどして約5万人から1000億円前後を集めたとされてきた。だが、決算書によると、昨年 6月時点で約685億円の債務超過になっている。これらから推計し、福田弁護士は「被害はもっと 大きくなるはず。被害額についてさらに調べる必要がある」と話している。  L&Gを巡っては、警視庁が詐欺容疑での立件も視野に捜査を進めている。

このエルアンドジーの設立者で、会長を務める波和二は、70歳になった頃、「あかりの感情」と「くらやみの感情」という相反する心的概念を用いて、この世の人間のあり様を分析し、「使っても減らない金で世界を救う」と主張し、「世界円天構想」という使命に目覚めたと主張している人物である。



この波和二がやろうとしていた仕組みは、会員から出資金を預かると、
以下の二つの形での配当が受けられるというシステムである。

・100万(一口)預けて年36%の利息(現金)を受け取る
・10万円以上預けて、毎年預けた額と同額の円天(電子マネー)を受け取る


この出資金に対する配当の利率はあり得ないくらい高いが、 円天市場で品物を売り買いすることでしか利用できない円天会員だけで流通させる通貨(円天)を発行しているところが、ポイントである。

配当の利率があり得ないくらい高いことに魅かれて多くの人々が出資金(脱会時に返してもらえる「 協力金」ということになっていた)を預けて会員になったのである。

全国で5万人の会員を集めたというのはその高い配当率のためである。

そして、日常で誰しも買い物をするので、その円天市場でしか買い物できないという制限はつくが、 欲しい品物が買えるなら、円天は現金と同じような価値があり、高配当の報酬として価値があるとみ なされたのである。

エルアンドジーは品物を安く仕入れて、円天市場で高く売るため、出資金と同額の円天を振り出して も、会員に商品を高く買わせることによって、高配当率を実際には低めに抑えることが出来るのであ る。

それで会員が収めた出資金は会員が辞めない限りは、エルアンドジーが配当の払い出し用の資金とし て、活用でき、また、新しい会員がどんどん加入してくるので、問題なく仕組みは回っていくのであ る。

おそらく、円天が始まったばかりの頃の会員は随分、得した人が多いのではないかと思われる。 そうした人々は波和二に感謝していることだろう。

然し、新規会員が増えて、預かり金の残高が増していき、円天マネーと、商品の交換により、円天市 場内の経済が活発化している間は問題ないのであるが、新規会員が頭打ちになり、円天よりも現金の 払い出しを求める会員が多くなったり、脱会して、出資金(協力金)の返還を求める会員が多くなる と、たちまち、預かり金残高が少なくなり、このシステムは悪循環に陥って回らなくなるのである。 そして、苦し紛れに払い出しを停止しようものなら、その頃は、このシステムの末期症状を呈してい ると言えるのである。

2001年11月ぐらいから出資金の募集を開始して、2007年2月に現金配当を停止しているが、およそ、こ のシステムは5年程度維持できたことになるが、最後の方に入会した人は出資金も戻らないため、債権 者集会で、怒りの声を上げていることと思われる。

このシステムは会員の増加が頭打ちになった時がシステムの限界なのであり、それ以降は負の悪循環 によって信用が破綻して崩壊していくのである。

このことを考えながら、これが何かに似ていると気づくのである。

それはこの円天の仕組みは現在の世界経済の仕組みそのものなのである。

それは拡大していくことがその存続を維持していく仕組みである。

帝国主義時代に欧米列強がアフリカやアジアに進出して、原料の供給先と、商品を売る市場として、 植民地を拡大してきた歴史があるが、この時から世界経済の拡大期が続いて来たと言える。

そして、銀行がそうした企業に融資をして、大きな利益を上げたのがこの世界経済の拡大期である。
拡大する経済の中で、銀行と企業がお互いに利益を上げている間は、一般市民は、おとなしく労働者 として働き、また消費者として商品を購入し、また預金者として、給料を銀行に預金するのである。
そのことによって、さらに預けた預金を企業に貸し出し、企業がその資金を元手に利益を上げて、労 働者に給料を支払い、労働者は商品を購入して、給料を銀行に預金するのである。これが繰り返され て、だんだん世界経済の規模が大きくなっていくのである。

然し、これらのどれか一つでも、破綻した時、このシステムは負のスパイラルによって縮小していき 、最期には崩壊するのである。

今現在の世界経済がまさにそんな状態にあり、例えば米国は戦争で破壊して強制的に需要を作り出し て経済を刺激しなければ、深刻な不況に陥る状況にあるそうである。聞くところによれば、イラク戦 争によって米国の景気は一時的に持ち直したようである。 まさに戦争によって経済を刺激するしかない末期的状況にあるようである。(『戦争経済に突入する日本』祥伝社 副島隆彦著)

あるいは、労働者の破綻によって、経済が崩壊していく例がサブプライムローン(低所得者向け高金 利住宅ローン)問題である。低所得者がローンを返済できないで破産し、その住宅ローンを担保した連邦住宅抵当公庫が巨額の不良債権を抱えて、大きな信用不安に陥っている。

また世界の市場を見ても先進国では物が余っており、商品を受け入れる市場がないため、インドや中国やアフリカなどしか、大きな市場は残っていないのである。然し、インドや中国やアフリカの一般市民が、商品を購入するには、給料や生活水準の向上、そして、原料供給国からの脱却が必要であり 、結局、工業化してしまうと、先進国の市場としての立場から独立して自分たちで自国の国内市場を 育てていくようになるのである。

このように考えて、帝国主義時代から続いてきた拡大する経済という一つのモデルが終わりを迎えて いる。

さらに銀行について考えると、お金というのは銀行によって信用創造によってローンの貸付と同時に無から生み出されているが、その返済には利子がつくのである。然し、利子分というのは信用創造に よって生み出されておらず、それは流通しているお金の中から、つかみとって返済しなければならな い。そのため、利子を返済するのに新たにローンの融資を受けないと返済できない仕組みとなっている。

※この信用創造と経済成長の関係については、2007/7/27の占星コラム『銀行の秘密と6-8室の象意』の中で、紹介したストリーミングビデオ『Money As Debt』(日本語版)で詳しく解説している。


そうして、利子を返済するために新たな貸付が行なわれ、お金の流通量がどんどん拡大していくのが 必然となっている。
これはアメリカや日本の政府が国債の発行残高が年々増えていくことからもよく理解できる。返済す るために新たに借りなければならない仕組みになっている。

新たに貸し付けられた資金は新たな資源の開発先や商品の市場を見つけなければならないが、その開発先や市場はもう地球の中に不足しているのである。

従って、戦争によって破壊しなければ需要が生み出せないという状況に陥っており、それはもはや経済の拡大期とはいえない状況である。

このような世界経済の現状と対比すると、円天は、お金の発行と、商品の流通という、銀行と企業の 役割を円天市場という一つの閉じられた経済圏として、実現しようとしたのであるが、それは外部か ら入会する会員の拡大に依存しており、本当は閉じてはいないのである。先進国が発展途上国という 外部からの入力を必要としたように、円天も新たな会員の獲得が、会の存続に必要としていたのであ る。つまり、拡大する経済の縮小版であったと言える。

だから、波和二が行なったことは、結局、永続する仕組みではなく、ごまかしながら、自転車操業を して、破綻を先延ばしにする仕組みであり、今現在の人類の経済システムと全く同じ、拡大を存続の維持に必要とする仕組みである。

最近、地域通貨という実験が、各地で行なわれており、地方の地域経済だけで通用する通貨を発行し て、それで、地域だけで自給自足的な経済を活性化させていこうという試みがある。

これは日本銀行が発行した通貨に依存して、それを得るために翻弄されることなく、自分達で、通貨 を発行して、物々交換に近い、地域経済圏を発達させていこうとする運動である。

波和二の円天市場もこうした試みの一つとして見ることもできないかどうか、考えてみたが、やはり 、彼が作った仕組みだと、あまりにも配当率が高いため、新規会員が増えていかないと崩壊する仕組みであり、地域通貨の試みとみなすことは出来ない。

次に波和二氏自身の人生の推移と、ダシャーの関連について見ていくこととする。



出生時間が分からないので12時でチャートを作成したが、 チャンドララグナで検証すると、ラグナロードの木星が6室に在住して、火星、ケートゥと接合し、 6室獅子座に惑星集中している。

(※出資金を集め始めた時期をマハダシャー月期とすることで、双子座あるいはその前後の星座にラグナを修正)

6室は負債のハウスである。6室が強い場合、負債する能力が強くなる。

巨額の借金をしても全く精神的に動じないのが、このタイプの人物である。

これは多くの人を奴隷や奉公人のようにする配置である。6室は労働者とか、ペットを表すからである。

典型的な資本家であり、労働者(消費者)をペットか奴隷のようにいいように支配し、 自分に仕えさせる配置である。

私は出資法違反とか、詐欺で捕まる人のチャートに興味があるが、 それらの人にはある典型的な惑星の配置があるのである。 それは6室と8室の絡みである。

彼のチャートの場合、8室支配の金星が6室支配の太陽と3室で接合している。
また3室支配の金星は3室自室に在住している。

8室は他人のお金(7室から2室目)であり、6室はパートナー関係、 契約関係を損なう訴訟のハウス(7室から12室目)である。

従って、彼は多くの出資者(パートナー)のお金を集めて、 それをまともな運用をせずに債務超過に陥り、出資金を返済できない状況に 陥って、パートナーとの信頼関係を失って、訴訟を起こされている。(7室から12室目)

これが出資法違反に陥る詐欺罪の典型的な絡みである。

大体、見所としては6室への惑星集中辺りと、 8室と6室の絡みの辺りである。

以前から繰り返し述べているが、 6室と8室の絡みは犯罪を免れ得ない配置であると、ラオ先生が述べている。

また波和二会長は、「あかりの感情」と「くらやみの感情」という相反する心的概念を用いて、この世の人間のあり様を分析し、それで、「使っても減らない金で世界を救う」とか「世界円天構想」などを打ち出して、理想主義的な使命に目覚めたと主張しているところから、彼は新興宗教の教祖に近い人物である。

それで、彼の月を見ると、魚座に在住しているため、やはり、彼は魚座が表す宗教的な神秘家であるという印象である。

何かビジネスをやっていても純粋な経済原理で動かずに、経営者自身に宗教的理想主義などがまず第一にあって、ビジネスはそれを実現するための手段のようになっているのである。

従って、効率とか経済合理性とか、利潤などは、経営者の理想主義の前では二の次になるのである。 そして、彼が「世界円天構想」を打ち出したのが、ちょうど、魚座に在住するマハダシャー月期に移行した頃からである。

この会社と宗教が合体したような企業体は日本においては、しばしば見られるのである。

魚座は神秘家の星座であり、過去2000年で様々な宗教の教祖が、神秘体験を得た後に教えを伝え 始めたり、自らの使命を行なったように、波和二氏もこの頃に、あたかも啓示を受けたかのように自分の使命を自覚して、円天市場の設立に向けて行動を開始しているようである。

西暦 月日 出来事 ダシャー
1971年 米国系マルチ商法の会社「APOジャパン」設立 (日本での最初のマルチ商法) 。“自動車のエンジンの排気ガスを減少させ出力アップを図る”と称する装置を約25万人に販売する。 ケートゥ/太陽
ケートゥ/月
ケートゥ/火星
1975年 「APOジャパン」経営破綻 ケートゥ/土星
ケートゥ/水星
1978年 三重県警に詐欺容疑で逮捕され実刑判決 金星/金星
1978年 水道水を天然水に変える「天然の水を作る魔法の石」と称する麦飯石を販売するマルチ商法を全国の薬局で特約店を組織化して、展開した件についても実刑判決となる 金星/金星
1987年 8月 株式会社 エル・アンド・ジー 設立 金星/木星
1989年 当初は布団、健康食品などの販売を主な事業としていた 金星/木星
金星/土星
1993年 5月 東京都渋谷区から新宿区に本社移転 金星/水星
2001年 11月 株式会社L&Gあかりを設立。「協力金」の名目で出資の募集を開始。 太陽/金星
2003年頃〜 70歳にして本人が「古希の天命」と称する「使っても減らない金で世界を救う」との「世界円天構想」がひらめいたとし、「円天」と呼ぶ疑似通貨を発行、「100万円を預ければ3カ月ごとに9万円を支払う」と説明の上日本全国の不特定多数の会員から多額の「協力金」と称する出資金を集める 月/月〜
2005年 4月 株主・社員研修会「実践 あかり天国」をスタートさせる 月/木星
2005年 6月 NPO法人あかり研究所を設立 月/木星
2006年 2月 「円天市場GINZA」をオープン 月/木星
2006年 6月 全国各地で有名演歌歌手やタレントを招いて無料コンサートを開き、会員を募る 月/木星
2007年 1月 会員に「現金配当を円天に切り替える」「2008年2月まで解約に応じない」と通知 月/土星
2007年 2月 現金配当を停止 月/土星
2007年 4月 静岡県の会員が返金を求めて静岡地裁に提訴する 月/土星
2007年 9月20日 役員らを除くほとんどの従業員を解雇 月/土星
2007年 10月1日 東京都が立ち入り調査を実施 月/土星
2007年 10月3日 出資法違反容疑で、被害届の出ている都県警察の合同捜査本部による強制捜索を受ける 月/土星
2007年 10月10日 波和二のブログにより、新たに「元金円天市場」なる新たな市場を設立し、さらに資金集めを行っている事実が判明する 月/土星
2007年 10月31日 会員11人がエル・アンド・ジーと波和二に対して破産の申し立てをする 月/土星
2007年 11月26日 東京地方裁判所によりエル・アンド・ジーの破産手続開始決定 負債総額は約880億円 月/土星
2008年 1月10日 東京地方裁判所により波和二個人の破産手続開始決定 月/土星
wikipediaより引用抜粋、一部編集


そして、この頃から彼は会員から多くの出資金(協力金)を集めるようになるのであるが、月から見 ると8室支配の金星と6室支配の太陽が3室で接合しており、6室と8室の絡みが形成されているた め、他人のお金でトラブルを生じるカルマは主にマハダシャー月期に顕現することが分かる。

実際、この月期に入ってから、他人のお金(8室)に関わる、トラブル、訴訟(6室)のカルマが噴 出してきたことは経歴からよく分かる。

年表を見ると分かるが、双子座付近にラグナを設定すると、アンタル土星期に彼は経営破たんしたり、破産したりしているのが分かる。 土星は月からみて12室支配で11室に在住しており、収入を失うことを表している。

マハダシャー月期に移行してから、出資金(協力金)を集め始めたが、月/木星期には「実践 あかり天国」というやや宗教的な感じのする株主、社員向けの研修を開いており、この頃は、教育的な活動を行ない、円天市場をオープンしたり、全国各地でタレントを招いて無料コンサートを開いたり、会社の活動が発展して順調な様子が伺える。

その次の月/土星期に移行してから、配当の支払いが出来なくなり、破綻して、出資法違反容疑で、警察から強制捜査を受けているが、これがアンタル土星の象意である。


チャートを見て6室への惑星集中や、6室と8室への惑星集中などがあったら、 要注意である。この配置は他人のお金を借りることでトラブルを起こす配置であり、 大勢に迷惑を掛けて、訴訟を受け、犯罪者になるかもしれない配置である。

然し、資本主義社会というのは、会社を倒産させてしまえば、経営者の個人責任は免れることが多いのであって、計画倒産などはよく行なわれている。

国家の金融システムを担う銀行自体が多くの預金を集めて、信用創造で巨額の資金を生み出して貸付 を行い、回収不能に陥って不良債権化し、それを公的資金(国民の税金)で、不良債権処理して、国民に多大な負担を強いており、この世界の最も大きなシステムの頂点で、大規模かつ構造的に似たよ うなことが行なわれている。

であるから、この円天会長は資本主義社会の欠陥や問題点を体現する人物である。

 

(資料-wikipediaより引用抜粋)

エル・アンド・ジーを1987年に設立。当初は布団、健康食品などの販売を主な事業としていたが、70 歳にして本人が「古希の天命」と称する「使っても減らない金で世界を救う」との「世界円天構想」 がひらめいたとし、「円天」と呼ぶ疑似通貨を発行、「100万円を預ければ3カ月ごとに9万円を支払う 」と説明の上日本全国の不特定多数の会員から多額の「協力金」と称する出資金を集めたものの、 2007年1月頃から資金繰りの悪化が明るみに出、従業員の大半を解雇、配当を現金から円天に切り替え たが、それも止まるなど企業活動は行き詰まりを見せていた。

2007年10月3日、株式会社エル・アンド・ジーは、警視庁および宮城県警、福島県警の合同捜査本部に よる出資法違反容疑で一斉捜索を受け、10時間に及ぶ捜査により資料をダンボール箱1000個以上を押 収された。全国約5万人から1000億円を超える資金を集めたとされ、過去最大規模のマルチ商法事件に 発展するおそれがある。捜査本部は最終的には詐欺容疑での立件を目指す予定。同年11月26日に同社 が破産手続開始決定されたのに続き、2008年1月10日には波個人についても破産手続開始決定となった 。

「あかりの感情」と「くらやみの感情」

「あかりの感情」と「くらやみの感情」という二つの相反する心的概念を想定し、対立する二つの感 情をもって、成功する人間とそうでない人間の違いや、人間の行動様式を説明しようとする。目的を 持ちながら全く反対の結果を掴む人間の原因の大半は、感情操作能力不足なのだと説く。波の言う「 あかりの感情」と「くらやみの感情」に気付かない人間が、金銭のみならず愛情、健康面においても 反対の結果を掴んでしまうという。波自身はこの感情操作能力を、全人類に取得させる目的で生まれてきたのだと自分自身で思い込み、天命と信じ行動しているのだという。

(参考資料)

『戦争経済に突入する 日本』祥伝社 副島隆彦著