UFOコンタクティー秋山眞人について その2


『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』(秋山眞人著 聞き手・編集 布施泰和)という非常に興味深い本を読んで、その中に書いてある秋山氏の経歴情報から、秋山氏の出生図のラグナを割り出した。


秋山氏の人生自体が非常にユニークであり、UFOや宇宙人に縁を持つ為の要素というのが限られている為、ラグナは直ぐに特定することが出来た。





ラグナは少なくとも水瓶座ラグナであることは間違いないと思われる。


今回は、秋山氏の出生図のラグナをシャタビシャーの第1パダに設定し、ナヴァムシャのラグナを射手座に設定した所、結婚や就職、出版の仕事における成功などが全て説明でき、またダシャムシャで仕事上のブレークが説明出来る為、おそらくこれで間違いないと考えている。



『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』(秋山眞人著 聞き手・編集 布施泰和)によれば、秋山氏が、主にUFOに乗船したり、スペース・ピープルと濃密に関わったのは、マハダシャー土星期の間である。


その時、静岡在住で、静岡県の田舎で、UFOに何度も目撃し、スペース・ピープルの教育プログラムで導かれながら、UFOに200回以上乗船したようである。


これがマハダシャー土星期に起こったということには注目すべきである。


水瓶座ラグナにとって、土星はラグナと12室を同時に支配しているが、12室は辺境の地や海外を表わすが、形而上の世界、隠れた見えない世界を表わすハウスである。


スペース・ピープルの葉巻型の母船に乗船し、太陽系外の惑星に行ったというのは、まさに海外に行くのと同じ12室の象意である。


そして、そのスペース・ピープルの母星は、地球とは時間軸が異なる世界である。



水瓶座ラグナというのは、ラグナの支配星が同時に12室を支配することから、このような形而上の世界に精通するパーソナリティーなのだと言える。


そして、水瓶座ラグナの中でもシャタビシャーというのは、精神世界の住人と呼ばれ、無駄なおしゃべりは好まず、議論になると誰にも負けないと言われる知的なナクシャトラである。


ラグナが同時に12室を支配する水瓶座を最も体現できるのが、シャタビシャーではないかと思われる。





水瓶座ラグナは、アイデンティティーが12室の象意に結びつく為、宗教、哲学、神秘主義、運命学、霊界、外惑星の世界、形而上の世界など、通常の人が経験出来ない隠された世界に精通するアイデンティティであり、しかも魚座の宗教家とは違って、科学的で論理的な立場から、これらに関わっていく為、宗教家にはならない。


UFOコンタクティーは、魚座の宗教家とは異なったタイプのスピリチャル・リーダーなのである。



然し、秋山氏の場合、魚座に月が在住し、蠍座に太陽が在住し、ナヴァムシャでは蟹座に月と木星が在住している。


従って、水の星座も強くなっており、それで、竜神が見えたり、幽霊をみたり、宗教家が経験するような神秘体験、心霊体験も豊富である。



土星期の話にさかのぼるが、土星はラグナから見て12室を支配し、そして月からも12室を支配している。


それで、マハダシャー土星期にスペース・ピープルの母船に乗って、太陽系外の惑星に行くことが出来たのである。



このことは注目すべきである。


宗教家や秘教やスピリチャルの世界で経験を積むとは、12室の象意であるため、現実社会での成功は全くないのである。


秋山氏は、今ではテレビに何度も出演し、様々な企業のコンサルタントを務める成功者であるが、UFOに200回も乗船するような沢山の経験を積み上げたのは、静岡という田舎に住んで、郵便局員として地味に仕事をしていた頃である。


この頃にスペース・ピープルからの教育プログラムで多くの指導を受けるという精神的な観点から贅沢な時間を過ごした。



東京に出て来てから、UFOに乗ったのは4回ぐらいしかないと本人が書いている為、やはり、12室というのは、宗教的体験、神秘体験の宝庫なのである。


そして、このような世界で豊かな経験を積むとは、現実世界での成功とは無縁なのである。


むしろ、現実世界での成功を失った時に初めて与えられるのが宗教的経験(悟り)と言えるかもしれない。



つまり、12室は解脱のハウスであるが、その解脱のハウスを失う(12室目)のが、11室(成功)である。


現実世界で成功しているうちは、このような形而上の世界の真実には気づくことが出来ないと言えるかもしれない。


完全に出来ないとは言えないが、少なくとも成功というものは、霊的な達成、解脱の妨げになると言えるのである。





国家社会主義的な理想社会とは、ユートピアなのか?


秋山氏は水星系スペース・ピープルの母船に乗って、太陽系外にある秋山氏の故郷の惑星に行って2日間滞在した経験を綴っている。


そこは創造性が評価される国家社会主義的な社会で、平和で静かで、闘争本能などが進化の過程で、抜け落ちたような社会であったという。


それで2日目に秋山氏は、刺激が少なすぎて地球に帰りたくてたまらなくなったと書いている。



(略)

彼らが住む星は、それはもう理想郷が実現したような世界でした。まるで夢のような天上の世界です。

それで私は、スペース・ピープルに改めて質問してみたのです。「なぜ私をこの惑星に連れてきたのですか」と。

するとスペース・ピープルは「この惑星も以前は地球と同じ段階の時代があった。そして理想的に進化したケースなのだ」とだけ答えました。

さらに私が「地球の未来もうまくいけば、このようになる可能性はありますか?」と聞いたら、「それはある」と答えたのです。

それを聞いてとてもうれしかったのを覚えています。それほどその惑星での体験は夢のような時間であったのです。

ところが、二日目の後半くらいから私に異変が起こります。その惑星にいるのが無性に嫌になったのです。のんびりしすぎて、シンプルすぎるからです。

というのも、私は根っからの地球人で、人とワイワイやるのが好きな性格なのです。

ところが、その惑星の人たちは、みなおっとりしていて、バカ騒ぎなどやりません。

地球の雰囲気が荒い滝の流れだとすると、この惑星の雰囲気はちょろちょろ流れる小川のような感じなのです。

三日目の朝から帰りたくて、帰りたくてしょうがなくなりました。

地球の街を車がブーッと通る音が無性に恋しくなって、「戻りたい!」と彼らに言ったのです。

そのとき意外な返答がありました。

スペース・ピープルはニコリと笑って「そうでしょう」と言うのです。

「あなたが生きていかなければならないのは、あの青い星・地球だよ。あの大地の上で、あなたは語り、生き、そして輝いていかなければならないのだよ」

そのとき、彼らの惑星を訪れた本当の理由がよくわかりました。それまでの私は、スペース・ピープルの世界への憧れを抱いていました。

最初にスペース・ピープルに呼びかけたのも、地球が嫌になったからです。

いじめられて、そういう寂しさから呼びかけました。スペース・ピープルに助けてもらいたかったのです。そういう根本的なところにある依存症みたいなものを、

その別の惑星の上で彼らはすべて取り去ってくれたのです。

彼らはこうも言いました。。

「あなたは地球で楽しく生きなくてはなりません。そして、あなたはとても重要な存在なのです。一人でできることには限りがあるなどとは考えないことです。

あなたからは、子孫が、そして影響を受けた若者がドンドン広がっていくではありませんか。

千年もしたら、あなたの仲間は何千人、何万人にもなっていることでしょう。

その人たちは、みんながあなたの影響を受けることになるのです。あなた一人から始まるものが、時間の経過とともに莫大なものになるのです」

こうして私は、再び、地球に戻ってきました。

ところが、驚いたことに、私は丸二日他の惑星に滞在したというのに、地球では二時間ほどしか経過していなかったのです。まるで逆・浦島太郎状態です。

もしかしたら実際に行ったのではなく、シュミレーション的に体験させられたのかとも思ったので、スペース・ピープルに聞くと、彼らは実体験であると太鼓判を押してくれました。

実際にこのような宇宙旅行をすると、時間の進み具合にずれが生じるようです。


(『秋山眞人のスペース・ピープル交信全記録 UFO交信ノートを初公開』P.131~133より引用抜粋)


このような平和で静かすぎる社会は刺激が少な過ぎて、秋山氏には退屈に感じられたようである。


おそらく地球に住む我々全てが、現時点で、このような理想社会にやってきたら同じように感じると思われる。



私は以前、『ヒトラーの予言 - 水瓶座時代の悪夢のシナリオ -』において、全ての人間が物のインターネット(IOT)に接続されて、衣食住など必要物が完全に満たされる社会で、主体性を失って、物のように機械生物の群れのようになってしまう人間の未来というものについて考察した。


リベラル左翼や、グローバリゼーションを推し進める金融資本家の最終的な目標は、14万人の官僚で管理する世界統一政府であるが、そうした社会が完成した時、もはや国家が国益の為に争い合う戦争というものが過去のものになり、監視や管理が行き届いて平和が維持され、犯罪も未然に防がれるが、そのような社会は、少し静かすぎて退屈になる可能性も秘めている。



このような社会では、戦争もデモ活動もなく、独裁者が台頭することもなければ、イデオロギー闘争もなく、国家間の闘争で、スパイが暗躍することもない。



つまり、地球も、もうこの秋山氏が訪れた桃源郷のような惑星に向かって歩んでいるのである。



フランシス・フクヤマの言った”歴史の終わり”の後、地球人類の進むべき方向性は、この秋山氏が訪れた桃源郷のような惑星である。



青春時代の地球


今現在の地球には、ヘーゲルの弁証法で言う所のテーゼ(正)とアンチテーゼ(反)が葛藤し合っており、地球は今、青春時代の真っ只中なのである。



青春時代というものは、ただ若いということが良いだけで、人生の中では、矛盾だらけで、苦しみが多い時期であると言えるが、後で振り返ってみれば、青春時代特有の輝かしさというものを持っている。


多くの小説家が、青春時代というものをそのように描くのである。



秋山氏が地球に帰りたいといったのは、その青春の中に身を置きたいということである。



我々も同じく地球の中で、この青春時代の中に身を置く特権を得ていると言えるのである。





その他


因みに秋山氏がスペース・ピープルと共に訪れた惑星は、秋山氏が昔、住んでいた故郷の惑星であるという。



秋山氏がスペース・ピープルに遭遇し、彼らからの教育を受けるなどしたのは、スペース・ピープルとの古い約束に基づくものであると書いてある。



秋山氏は、そうしたスペース・ピープルとの古い約束に基づいて、地球に輪廻転生し、地球で啓蒙活動をする使命を果たしているように思われる。



トランス・ヒマラヤ密教や、神智学関連の情報によれば、地球の進化から出て来た魂は、覚者に到達するまでは、地球以外の惑星には輪廻転生出来ない。



従って、そのような情報から考えると、秋山氏は、地球で何らかの使命を果たす為に地球に転生したアバターではないかと考えられる。



現在、天王星が牡羊座の11°23’付近で逆行しており、私のラグナの度数が牡羊座の22°30’である為、かなり天王星がラグナの度数に近づいて来ている。



最近、私は、秋山氏のこれらの著作を手に取って、以前よりも更に詳しくなっているこれらの情報に関心を抱いたが、こうした天王星のトランジットの状況も関係しているかもしれない。



ラグナに天王星がトランジットすることによって、UFO、スペース・ピープルを意識しているという状況があるかもしれない。



天王星が牡羊座を通過していた1930年代にムッソリーニやヒトラーなどの国家社会主義者が台頭したが、ヒトラーもUFOには多大な関心を抱いていた。



従って、今、牡羊座の天王星という形式で、UFOに対する関心がもたれる可能性がある。



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