ウォーレン・ビューティー

Henry Warren Beatty 

March 30, 1937 17:30 (5:30 PM) EST (+5:00)

Richmond, VA  37 N 33 / 77 W 27

 

チャートの持ち主は、ハリウッドでは有名な恋多き俳優で女性にモテモテの男である。

ウディ・アレンが自身の映画の中でそのことを茶化す脚本を書いている。

チャートを見ると、どう見てもギャングやマフィアのチャートにしか見えないのである。

ラグナが獅子座であり、家父長的で、威厳があり、蠍座で月が減衰し、火星が定座に在住し、ラーフが減衰している。

この辺りで、彼の心や情緒は非常に感情的で、情念的であり、執念深い傾向があることが伺える。

また太陽が魚座に在住し、減衰する水星とコンジャンクトするため、彼は水の星座に惑星集中し、かなり、

感傷的で献身的な人物であることが分かる。

彼は蠍座や魚座など水の星座に惑星集中している。

この配置だと概して、理性よりも感情で動く人間であり、怒りや不満などの感情を正直に表す人間だろう。

また、彼の木星は減衰して、ヴァルゴッタマであり、道徳性や宗教性を失っている。

彼の火星は4、9室支配のラージャヨーガカラカであり、またアヌラーダに在住しているため、それ程、悪く働かないのかもしれないが、

月は蠍座3°の減衰度数の直前にあり、かなり傷ついていることが分かる。火星が機能的吉星化しているにもかかわらず、彼は貪欲で、

短気な性格であると思われる。また非常に心配症で猜疑心が強いのかもしれない。猜疑心の強さは火星の特徴である。また月とラーフがコンジャンクション

することで暴力的な傾向が出てくる。筆者は以前、月とラーフがコンジャンクションしている人で、テコンドーなどの格闘技をしている人を3例ほど見たことがある。

このコンビネーションは直ぐに手が出る、すなわち直ぐに暴力に及ぶ傾向があると思われる。また蠍座で土星の影響を受けず、火星やラーフなどのラジャス(激性)の

影響のみ受けているため、かなり過激に行動的で落ち着いてじっとしていられないタイプだろう。また蠍座という星座自体、非常に執念深く、根深くて強い情念を表している。

彼の初期の作品は「俺達に明日はない」で、ギャングが銀行強盗をする物語である。また、アカデミー賞の多くの部門にノミネートされて、受賞もした「バグジー」もマフィアの映画である。

このようにマフィア役というのは彼のはまり役であり、プライベートと役柄に一致点が見出されるのである。

おそらく、彼の月と4室の傷つき具合からすると、彼の母親(姉であるシャーリー・マクレーンの母親でもある)は非常に困難であったことが伺えるのである。

彼は女優アネット・ベニングと結婚したが、彼の性格からすると、妻の浮気を絶対に許さないだろう。妻の行動を監視し、利己的で嫉妬深い愛情を向けるのではないかと思われる。

また時には暴力に訴えることもあるだろう。この月とラーフの配置は暴力のコンビネーションであり、要注意である。

 

サダム・フセインも蠍座で月とラーフがコンジャンクションしているが、彼の旧バース党員に対する粛清にその残忍で危険な暴力性が表れている。

また、身近なタレントだと、ダウンタウンの浜田雅功もテレビなどでその攻撃性や暴力性のエピソードなどが番組の中で、

伺い知れるが彼のチャートにもこの蠍座での月とラーフのコンビネーションが確認できる。

従って、下の資料にもあるが、アネット・ベニングはチャートの持ち主と結婚してから、急に老けたというのもこうした夫の執念深さや暴力性に疲労した結果かもしれないのである。

 

然し、こうした蠍座での危険な情緒面の他に、彼は魚座で惑星集中している。このことによって、彼が非常に女性に対して献身的でまめな人物であることが分かる。魚座の包容力

というものがあり、それが出会う女性を魅きつける要素となっていると思われる。水の星座であり、相手と非常に感情的な接触ができるのである。水星が減衰しているため、おそらく

チャートの持ち主は論理にこだわらず、言葉の遊びをしないのであろう。人とのコミュニケーションはずっと情緒的で直接的であろう。

 

 

◆2004/10/18追記 アストロデータバンクより出生年月日を入手したためチャートの差し替え、及び追記◆

 

 

 

 

 

 

(資料)

俺たちに明日はない 実在したギャング、ボニー&クライドの伝説を映画化したアメリカンニューシネマの金字塔。チンケなチンピラ、クライド・バロウ(ウォーレン・ビーティー)が、恋人のボニーや兄弟夫妻などを誘い、バロウ・ギャングを結成。大恐慌のアメリカ各地の銀行を強盗して回る、というクライムアクション。あたしはこの2人の伝説が大好きで、いくつか本を漁っては読んでたんですが、この映画は実話に忠実とは言い難く、ケッコー大事な部分をハショっちゃってますねぇ。ですが、そんなことはまったく気にならない、というのがこの映画のすごいトコロ!ボニーを演じたフェイ・ダナウェイの格好良さを筆頭に、実話とは違った見どころが満載です。今では名画扱いになっているため、今更見てもなあと思っている方、今だからこそこの映画です!!荒削りでシンプルな犯罪劇に酔いしれてください! (azusa) 『マリリン・モンローの再来』、『80年代のセックス・シンボル』とうたわれたマドンナ。MTV全盛の時代にデビューした彼女は、そのビジュアルを武器に次々とナンバー1ソングを送り出し、一躍ポップ界の女王の座につきます。『ライク・ア・プレイヤー』は、89年にリリースされた4枚めのアルバムのタイトル曲です。ビデオの過激なシーンがローマ・カトリック教会の反感を買い、イタリアをはじめとした国々で放送禁止になってしまいますが、逆にそれが話題となり、全米1位をマーク。また、プライベートでも、映画『ディック・トレイシー』で共演したウォーレン・ビーティーとの仲が公然となった矢先に別の恋人の子どもを妊娠したことが発覚するなど、89年は世界中の話題をマドンナが独占した年でした。 イザベル・アジャニー ★ウォーレン・ビーティーと浮名を流す 余談ですが、「バグジー(1991)」では妖艶なほど美しかったアネット・ベニングが「アメリカンビューティ(1999)」では、あまりにも年老いてしまって、悲しくなった私ですが、この作品のアネットさんも、愛らしくて好感はもてるのですが、なぜか年(45歳)より老けてみえます。同年のアンディ・マクダウェル、43歳のメグライアン、58歳のゴールディホーンなどなど、老けずに頑張ってるのに、アネットさん、旦那様のウォーレン・ビーティーに苦労させられているのかな、などと要らぬことを考えてしまいます。 男優列伝(21)ウォーレン・ビーティー (2003 01/13 00:43)  ウォーレンさんは、ハリウッド映画の古典的ナイスガイ。  さほど格好良くないのかもしれませんが、なぜか女人にモテモテです。セックス・アピールでしょうか?  姉は、シャーリー・マクレーン。奥さんが、アネット・ベニング。蛇足ですが、ベニングさん、この人と結婚してから、急に魅力がなくなってしまいました。不思議ですね。  ナイスガイは、37年3月30日生まれで、現在65歳。おぉ、自分の父上より、歳を取っているとは!!  数年の下積みを経験し、『俺たちに明日はない』(67)で大ブレイク。本作や『イージーライダー』、『真夜中のカーボーイ』は「アメリカン・ニューシネマ」と名付けられ、世界中の若者に支持されました。  ニューシネマとは、若者を主人公にした「敗北」の物語だったと言えるでしょう。『俺たち〜』も、銀行強盗を繰り広げるボニーとクライドのカップルが、警察官に待ち伏せされ、87発もの銃弾に倒れる結末にこそ、メッセージが込められていました。  78年の『天国から来たチャンピオン』から、主演だけでなく、監督にもチャレンジし始めます。R・レッドフォードといい、K・コスナーといい、アメリカのナイスガイは、役者に監督にと、欲張りですね。  ですが、ビーティーの監督としての才能は、確かなものでした。81年、大作の『レッズ』を発表。本作はオスカーにも輝き、スターの地位&名声を確実なものにしています。  ただ、レッドフォード監督作のように、「ハズレなし」とはいきませんでした。製作を兼任した『イシュタール』(87)は、ダスティン・ホフマンとイザベル・アジャーニを出演させたオリエンタル・サスペンスなのですが、物語を思い出せないほど、退屈な映画でした。一場面だけ覚えていて、それはアジャーニ嬢が胸を見せる場面というのが、泣かせるじゃありませんか。90年の監督&主演作『ディック・トレイシー』はアメリカン・コミックの映画化で、さすがに色使いとかは美しいのですが、共演したマドンナの魅力も完全には引き出せず、よく分からない映画になっています。  91年、自身は製作&主演にとどまり、演出を職人のバリー・レビンソンに任せた『バグジー』で復活。本作にも批判はありましたが、実在したマフィアのバクジー・シーゲルを描いた本作は、ギャング映画好きな自分には楽しめました。  本作で、後の奥さんとなるアネット・ベニングと共演しています。  98年、政治の舞台裏を若い感性で描いた『ブルワース』を発表。イマイチな出来でしたが、本人は、自信満々なところが、何か、微笑ましいですね。 ウォーレン・ビーティーが子供の母代わり  女優アネット・ベニング(41)が4月8日、9ポンド2オンス(4143g)の女の子の赤ちゃんを出産した。彼女の夫は俳優でプロデューサーのウォーレン・ビーティー(63)。2人の間にはすでに3人の子供がおり、これで4人目。彼はかつてハリウッドで有名な恋多きモテモテ男だった。その彼が今は、多忙なアネットに協力し子供の母代わり。ウォーレンが彼女と結婚したのは彼が54歳の時。「子供をもつのに半世紀以上も待ったよ。今は子供たちと一緒にいたい」。彼の人生は「アネットに会う前と会った後の2つに区切られる」という。彼の人生を大きく変えた彼女との出会いとはどんなものだったのだろうか? 運命の出会いは「バグジー」の女優探しで  2人の運命の出会いは1991年、「バグジー」(1991年)に出演する女優選びがきっかけとなった。「バグジー」はベンジャミン・"バグジー"・シーゲルというユダヤ系のギャングの殺し屋がいかにして砂漠の中にカジノ付ホテル・フラミンゴを建設し、今日のラスベガスの発展の基礎を築いたかを描いたもの。バグジー扮するウォーレンは彼が激しい恋をする新人女優バージニア・ヒル役の女優を探していた。  米の「ヴァニティー・フェア」誌によると、「バグジー」を監督したバリー・レビンソンと同作品を脚色したジェームズ・トバックの両氏はバージニア役に女優ミシェル・ファイファーを考えていた。  しかし、ウォーレンは「いや、アネット・ベニングが完璧だと思うよ。彼女と明日、昼食を一緒にするんだ」。  ウォーレンは彼のオフィスの近くにあるビバリー・グレン・センターの中のレストランで彼女に会った。  「彼女のエージェントは私が彼女に会って欲しくなかったんだ。というのは、私が彼女に言い寄ろうとすると思ったから」  「それは正しかったわ」とアネットは笑った。  アネットがバージニア役にぴったりの女優だと悟るのに「…10分かかった。恐らく5分。そして…私はとても(自分の中で)葛藤を感じたんだ。というのは、彼女に会ってとても意気揚揚たる気分になった。が、それと同時に生活様式の終焉を嘆き始めたんだ。私は『ああ、すべてが変わるだろう』と思った」  彼はアネットに恋をしたのだ。  「恋するのに30秒もかからなかった」とウォーレン。 撮影中は感情を押さえ、「誘惑を慎む」と彼女に約束  ウォーレンは撮影中は一切、アネットに対して私的な感情を出すのを押さえた。  「彼女に無作法な誘惑をしたいのはやまやまだが、一緒に仕事をしなくてはいけない時、お互いに心的圧力がかかるのはひどく悪いことだと思うので、そうするのは慎む、と彼女に言ったんだ」  アネットの両親が撮影所を訪れたことがある。彼は自分のトレーラーに招待して昼食を一緒にとった。  「何ていい人たちなんだろう。そしてこの人が女優…。人間である女優。そして両親が40年間も一緒に連れ添って、ユーモアがあり、とてもとてもいい人たちのようだ」  両親が帰る時、彼はアネットをわきに連れていき、こう言った。  「あなたに言い寄ったりしないよ。だけど、そうできるほど幸運な時は、あなたをただちに妊娠させることを約束したい」  「私は、彼は緑茶で酔っ払っていると疑い始めたわ」とアネット。 撮影完了前、彼女に「子供が欲しいかい?」と聞いたウォーレン  そして撮影はほぼ終了に近づいた時、彼はついにアネットに言った。  「映画の撮影が完了する前にもうひとつのシーン(の撮影)が残っている。2人で食事に行っても恐らくどちらにもそんなにプレッシャーにはならないだろう」。そして彼女に「子供が欲しいかい?」と聞いた。  「数分後に彼女は『イエス』と言った。私は『それじゃ、私は今すぐにつくりたいよ』と言ったんだ。そして私たちはそうしたよ」  そしてその後、すぐに妊娠したという。一番上のキャサリンちゃん(8)は1992年に生まれた。  映画の撮影中、2人の関係は誰も知らなかったという。 「バグジー」はアカデミー賞で10部門にノミネートされた  「バグジー」(1991年)はアカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞(2人)など10部門にノミネートされ、衣装デザイン賞と美術監督賞を受賞した。が、ゴールデン・グローブ賞では作品賞を獲得。(この年は「羊たちの沈黙」が作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞、脚色賞の5部門をさらった)  彼は今年、アカデミー賞でアーヴィング・G・サルバーグ賞を受賞した。故サルバーグ氏(1899−1936)は若くしてハリウッドのMGMスタジオで映画製作を監督し、数多くの名作を製作した人で、同賞は優れた映画製作者に与えられるもの。 今は4人の子供のよきパパのウォーレン   2人には上から筆頭に8歳のキャスリンちゃん、5歳のベンジャミン君、3歳のイザベルちゃん、そして4月8日に産まれた女の子がいる。  米の「ナショナル・エンクワイアラー」誌によると、ウォーレンは彼女のきびきびした指図にしたがって彼女と一緒に家事、育児をこなしているという。かつての名うての恋多き男も今、子供のおしめも取り替えるよきパパになった。アネットと出会って彼は大きく変わった。