野口英世は、1歳の時に囲炉裏に落ち、左手を大火傷して、障害を負ったが、アメリカ帰りの医師・渡部鼎氏の手術で、手が使えるようになった。
そのことに感動して医師を志し、苦学して医術開業試験に合格した後、医師になり、細菌学に興味を持って、アフリカに渡って黄熱病の研究中に黄熱病にかかって没したというのが、伝記の表側である。
野口英世は、日本の千円札の肖像にもなっている言わずと知れた偉人であるが、伝記の裏側(隠された面)によれば、医師としての業績とは別に恩師や友人たちを巧妙に説得して再三にわたり多額の借金を重ね、それを吉原などの遊郭で一夜にして浪費してしまうという狂気の金銭感覚の持ち主であった。
渡辺淳一の『遠き落日』には金を手にするやいなや明日のことは考えず、それがいかに必要で大事な金であったとしても遊郭での放蕩に費やしてしまうという凶気について綴られている。
野口英世は、方々に調子のよい手紙を書いて、金の無心をして、お金を得ると直ぐに吉原に行き、それを全額使ってしまうなど、常識では考えられない金銭感覚をしていたようである。
周りのありとあらゆる人に借金をし、常に借金取りに追われていたが、ほとんどの人が金は返ってこないと諦めていたようである。
借金の無心をしたのは、主に手の手術をしてくれた渡部鼎氏の友人であった東京都港区の高山高等歯科医学院の講師・6歳年長の血脇守之助や、猪苗代高等小学校で同級生であった八子弥寿平氏であり、調子の良い手紙を書いては、自分の窮状を説明し、金の無心をしている。
血脇守之助や八子弥寿平氏は自らも生活が厳しい中、金を工面して、野口英世に渡しているが、金を貰うやいなや野口英世は、吉原に行って放蕩の限りを尽くして使い切ってしまう。
『遠き落日』にはそのやり取りが描かれており、読み進めていくと、腹を抱えて笑い転げる程、その狂気ぶりが面白いのである。
私は読んでいて、何度もその野口英世の狂人ぶりに笑い転げた。このような金銭感覚はとても凡人の為せる技ではない。
野口英世の真実に触れられる貴重な本である。
例えば、野口英世の最大のパトロンであった血脇守之助とのやり取りについて、wikipediaには以下のように記されている。
(略)野口は貧乏育ちのためか金銭感覚が疎く、非常に金遣いが荒かったことが知られる。留学前に血脇守之助からもらった当時500円という大金を遊興で使い切ってしまった時には、血脇もさすがに呆れてしばらく言葉を失ったといわれる。それでも血脇は野口の才能を信じて金貸しの所へ行き、野口のために再び留学資金を準備し、この事に野口は涙を流したと言われている。(wikipedia 野口英世) |
『遠き落日』によれば、渡米の費用として、猪苗代高等小学校の教頭であった恩師の小林栄氏から200円、箱根の温泉地にて知り合った斉藤文雄の姪で、医師を志す女学生・斉藤ます子と帰国したら結婚するという約束で、300円の計500円を用立ててもらったが、横浜の大料亭「神風楼」で、負債のあった友人たちと別離の宴を行ない、大判ぶるまいした為、この500円という大金が、残金30円となってしまうのである。
そして、血脇守之助に泣きついた所、血脇守之助は高利貸しから借金をして、300円を用立てしたという。
このような野口英世の借金の天才としての狂気の振る舞いは伝説的である。
2チャンネルによれば、野口英世の出生データは、『1876/11/09 8:00 福島県 猪苗代町』となっている。
このデータにある8:00で出生図を作成すると、ラグナは蠍座ラグナになり、ナヴァムシャのラグナは天秤座である。
この蠍座ラグナのチャートは野口英世の人生をまさに物語るチャートである。
まず、ラグナに5室支配の木星が在住し、5室にアスペクトバックし、月から見た5室に9室支配の木星が在住している配置は、博識で高い知性を表している。
・強い4室−母・シカのサポート−
そして、4室には4室支配の土星がムーラトリコーナの座にあり、パンチャマハープルシャ・シャシャヨーガを形成している。土星と共にラーフも在住しているが、BPHSによれば、ラーフは水瓶座が自室であり、土星もラーフも4室で強い配置にある。
この強い4室は、野口英世の母・シカを表しており、厳しい母親を表すと同時に忍耐強い母親のサポートを表していることが分かるのである。
実際、野口英世は、左手に障害を負ったことを母親のシカが自分の責任であると考えて、学問で身を立てるように強力にサポートしたのが母親のシカである。
野口英世が渡米した際にも母親シカの依頼で、帰国するが、母親との強い絆というのは、この4室で強い土星が表している。
・吉原の遊郭通い
問題は、ラグナロードで6室支配の火星と7、12室支配の金星が乙女座で接合する配置である。
これは火星と金星の1−7室の緊密な絡みが生じており、そこに6室や12室も絡んでいる。
6室は愛人のハウスであり、12室は性生活、ベッド上の快楽のハウスである。
そして、この火星と金星の絡みは、月から見て3室のトリシャダヤハウスに在住している。
3室は食欲、性欲、睡眠欲などの肉体的欲求のハウスである。
・高い評価と収入、そして、狂気の放蕩
そして、11室は獲得、収入のハウスであるが、ディスポジターの水星は12室に在住しており、金星と11室と12室で、星座交換している。
従って、金を得ると、直ぐに使ってしまうのは、この配置がある為である。
全くお金を貯めることができず、給料としてもらったお金も、人から借りたお金も、大金の全てを吉原での放蕩につぎ込んでしまう。
これは11室と12室の星座交換が物語っている。
ラグナロードの火星が11室に在住して、1−11室のダナヨーガを形成し、1−7室のラージャヨーガも形成し、金星は減衰しているが、ディスポジターと星座交換しているため、ニーチャバンガラージャヨーガを形成し、更に月からみて3室で減衰している為、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果も示している。
従って、11室は強いと考える必要がある。
従って、11室が強いので、ノーベル生理学・医学賞の候補に三度名前が挙がり、正五位・勲二等旭日重光章を得ており、
京都大学医学博士、東京大学理学博士、ブラウン大学名誉理学博士、イェール大学名誉理学博士、パリ大学名誉医学博士、サン・マルコス大学名誉教授・名誉医学博士、エクアドル共和国陸軍名誉軍医監・名誉大佐といった数々の評価、称号を得ている。
11室支配の水星が金星と星座交換しているために水星が11室の自室に在住しているかのように働き、数々の称号や受賞をもたらしていると考えられる。
またその評価は海外での活躍(12室)からやってきたこともあり、またそうした高い評価が、その後の事後検証で、失われている(12室)という現実もある。
例えば、『遠き落日』についても偉人として神格化された野口英世の人間臭い真実を描き出す試みである。
ネット上にも野口英世は、酒飲みで放蕩のろくでなしであり、ウイルスが病原の病気に対して、細菌を探すという無駄なことをしていたという辛辣な意見もある。
11室が強い人は、高い評価や称号を得て、収入も得るが、それらを一夜にして失うという、そうした象意がありそうである。
まさに野口英世の偉人としての評価についても同じことが言えるのである。
・海外での研究職
また10室支配の太陽が12室で8、11室支配の水星とコンジャンクションしている。
10室の支配星が8室の支配星と接合する配置は、細菌の研究(8室)など、研究職に身を投じたことを表しているように思われる。
その10室(仕事)と8室(研究)の絡みが、12室(海外)で形成されていることは、主にアフリカなど、外国で、黄熱病など当時、恐れられていた原因不明の病気について研究していたことに該当していることが分かる。
因みに野口英世は、渡米して世界的に有名になり、特にアフリカでの黄熱病の研究などの業績は燦然と輝いていている。
12室で減衰する太陽は良いと言われているが、おそらく、こうした海外での躍進に表れていると考えられる。
・逆転のラージャヨーガ(ヴィーパリータラージャヨーガ)
また8室支配の水星が12室に在住している配置は、ヴィーパリータラージャヨーガである。
この8室支配の水星は借りたお金を表しており、12室は出費を表している。
つまり、借りたお金を吉原などの遊郭で消耗してしまうことを表している。
但し、ここでヴィーパリータラージャヨーガ(逆転のラージャヨーガ)が成立しているが、それはおそらく、野口英世は、借金取りから逃れるために海外に渡航し、それで、借金を返済しないで済んだことを表している。
そのような全くあり得ないような借金踏み倒しを表していると考えられる。
ヴィーパリータラージャヨーガによるあり得ない形での普通でない上昇である。
つまり、借金取り(8室)を損失する(12室)配置である。
因みに日本で借金取りに捕まった時もその借金取りと一緒に遊郭に行き、借金取りに大盤振る舞いすることで、その場を免れてしまう。
こうしたことも8室支配の水星が12室に在住するヴィーパリータラージャヨーガの発現なのではないかと思われる。
・借金の天才
因みに野口英世の借金の天才的な才能は、蠍座ラグナの人の一般的な特技ではないかと考えられる。
蠍座ラグナの場合、水星が8、11室支配であり、8室は双子座に配置している。
双子座は、金融資本家や株式市場の星座であり、ファンドや投資家の世界である。
蠍座の人は、こうしたお金を持っている人たちから借金をする才能があるようである。
それは8室が依存する相手を表し、11室が獲得を表すからである。
金融、ファイナンスの表示体である水星が、8、11室支配であることが重要である。
そのことで、蠍座の人は、お金を借りることが、中毒(8室)のようになり、やめられなくなってしまうのである。
実際、借りたお金(8室)が利得(11室)となっていくのでやめられなくなるのである。
資本主義の金融システムから大きな恩恵を受けるのが蠍座の人である。
従って、何故、野口英世が、千円札の肖像になったのかという秘密もその辺りにあるのである。
お金というものは、信用創造によって造られており、お金がこの世の中に生み出されるのは、銀行から借りた時である。
つまり、お金というのは、将来、返済するという信用がある人が、人から借りることが出来るのである。
借りることができるお金の量は、将来的にその人が返すことができる、その人の器を表している。
野口英世もお金がないながらも多くの人からの信用があったおかげで、お金を借りて、立派な行いをして、それを社会に還元した。
それは資本主義社会の優等生的な行いだったのである。
お金をどんどん借りて、それを返すために一生懸命に働くというのが、資本主義社会の優等生である。
そのことによって、信用創造が活性化して、お金の流通量(マネーサプライ)が増加していく。
因みに日本は水の国であり、水の星座が強い、宗教家(魚座)、愛国者、民族主義者(蟹座)、ヤクザ(蠍座)が力を持っている。
ベンジャミン・フルフォードによれば、日本の不良債権処理の問題の時に銀行が抱える不良債権というのは、そのほとんどが、ヤクザ、暴力団に対する融資の焦げ付きによるものだというが、蠍座ラグナの人は、他人のお金を使って事業を行なったり、銀行からの融資を利用することに長けている。そして、借りた金を返済しないのである。
そうしたことは蠍座ラグナにとって水星が8、11室の支配星だからである。
堀江貴文が、『新・資本論 僕はお金の正体がわかった』という本の中で、お金は信用のことであると語っているが、堀江貴文もフジテレビ買収時に巨額の資金をファンドから調達している。お金を借りるのが得意な人物の一人である。
※2015年末から2016年4月現在まで堀江貴文のtwitter上の発言が非常に目立っているのは、堀江貴文が蠍座ラグナで、10室に木星とと土星がダブルトランジットしているからであると推測される。ラーフが10室にトランジットして発言が辛辣で過激になっている。
・堀江貴文氏がTwitterで宝島社を批判 「商売重視で紙限定に拘るクソ」2016年3月22日 16時50分
・堀江貴文氏 自身の写真を無断掲載したTwitterユーザーに「削除しろ」2016年2月17日 14時45分
・堀江貴文氏が「ジャパネットたかた」を批判「社会的意義がない」2015年12月18日 13時23分
・ホリエモン 国産主義は低レベル感情論だと批判「ジェット機、国産にこだわる意味はない」2016年1月7日
・「最悪」 「ゴミクズ」 ホリエモンが軽減税率を痛烈に批判する理由 2015年10月19日
・ホリエモンが週刊文春編集長のポジショントークを猛烈批判「結局人間のゲスな感情に訴えて部数売りたいだけの屑なんだろ、認めろよ。」2016年3月12日
・堀江貴文VS京大教授!給与明細を公開して年収アップを要求した高山佳奈子教授にホリエモンが噛み付いた 2016年4月1日 |
蠍座ラグナの人は、お金が無くてはならない欠かせない、依存する対象になるため、金銭崇拝者になるのである。
実際、野口英世はお金を常に人に無心した金銭中毒者であったということができる。
こうしたことは必ずしも悪いことではないようである。何故なら、ジョーティッシュでは8室に在住する水星は良いと言われているからである。
こうしたことは上述したように水星が8室を支配したり、8室に在住すると金融リテラシーが高いことと関係しているように思われる。
野口英世の例は極端であるが、基本的に蠍座ラグナの人は、借りた金を返す気がない、人から借りた金、銀行から得た融資を返済しなくてもいいと気楽に考えている人たちなのではないかと思うのである。
8、11室支配の水星を持つ人たちにとっては、金を借りることによって利得(11室)を得ていくのである。
・渡辺淳一は、何故、『遠き落日』を書いたのか?
因みに何故、渡辺淳一が、これほどまでに野口英世に拘りを示して、センセーショナルな野口英世伝を書き上げたかと言えば、それはおそらく野口英世のラグナが、
渡辺淳一の5室に該当するからである。
渡辺淳一の創作のハウス(5室)の一部であったからこそ、そこに作品として著す動機づけがあったのである。
・ナヴァムシャのラグナ
因みに野口英世は、語学に堪能であり、通訳としての仕事を依頼されることもあったようである。
1898年10月に北里柴三郎が所長を務める伝染病研究所に勤め始め、語学の能力を買われ、外国図書係として、外国論文の抄録、外人相手の通訳、および研究所外の人間との交渉を担当したとwikipediaに記されている。
このことから考えると、5室の支配星にケートゥが絡んでいる可能性が考えられる為、ナヴァムシャのラグナを蠍座に移動すると、5室支配の木星に高揚するケートゥが接合して、外国語の能力を表すことになる。
また5室支配の木星とケートゥとの絡みは、微生物学への適性や関心を表しており、蠍座ラグナにすると、才能や学業の適性において事実と合致するようである。
ラグナから7室には7、12室支配の金星が在住しており、ラーフと接合しているが、野口英世は外国人女性・メリー・ロレッタ・ダージス夫人と結婚しており、この点でもナヴァムシャのラグナが蠍座で説明可能である。
12室の支配星が7室に在住し、ラーフと接合しているため、外国の配偶者という象意である。
然し、このナヴァムシャの7室で自室に在住している金星はラーフと接合して、激しい衝動を表している。
この辺りの配置が遊郭に通い詰めた性向をつくりだしていると考えられる。
また異性関係で言えば会津若松の書生時代に出会った6歳年下の女学生・山内ヨネ子の元へ恋文を送り続ける執念深さも見せている。
相手から嫌われているにも関わらず、何度も会いに行くなど、その情熱は7室に在住する金星を10室支配の太陽が傷付けている配置から伺えるのである。
山下ヨネ子は、迷惑がっており、面会を拒否しているにも関わらず、何度も強引に会いに行く辺りは、金星をコンバストする太陽が相手の空気を読めない状況を作りだしているのではないかと思われる。
結局、野口英世は、D9で7室に金星が自室に在住しているので、女性関係は豊富であったが、それは全て吉原遊郭の女性であった。
そして、その金星にラーフが在住しているので、結婚したのは外国人女性であり、また恋慕し続けた女性には拒絶され続けた。
・養子縁組
この結婚したメリー・ロレッタ・ダージス夫人との間には、子供がなかったため、甥(姉・イヌの長男)を養子にしたという。
サプタムシャ(D7)を見ると、ラグナロードの太陽が8室に在住しており、ラグナにはラーフと火星の2つの凶星が在住している。
この辺りは子供に恵まれないことを暗示していると考えられる。
然し、一方で、11室支配(姉)の水星が5室に在住し、吉星である金星が11室(姉)からアスペクトしている。
また5室支配の木星が5室にアスペクトバックしており、これらの配置から5室への保護も働いている。
また5室の支配星にはラーフが接合しているが、ラーフや他の凶星から傷付けられているため、養子をもらうなど、何らかの通常でない形で、子供を授かることになったと考えられるのである。特に5室支配の木星に対するラーフの接合がそれを表している。
11室に複数の凶星が在住しており、11室にエネルギーが集中しているが、然し、11室は傷ついているといった場合に腹違いの兄や姉に恵まれるといったように通常でない形で、11室の象意が現れる。
5室の支配星にラーフが接合する配置も同様である。
それでは、ここで野口英世の過去の重要な出来事について、ヴィムショッタリダシャーが機能しているかについて検証してみたい。
・幼少時の左手の大火傷
幼少時の最も大きな出来事としては、1歳の頃(1877年4月)に囲炉裏に落ちて、左手を大火傷した有名な事件である。
ヴィムショッタリダシャーは水星/土星期であり、水星は8室支配で12室に在住しており、ディスポジターの金星は乙女座ハスタで減衰して、6室支配の火星と接合している。
ディスポジターの金星と星座交換しているため、マハダシャー水星期は乙女座で減衰する金星の象意に強く影響されるはずである。
因みに医療占星術(Medical Astrology)によれば、手を表すナクシャトラはハスタである。
水星をダシャーラグナとすると、ラグナロードの金星が乙女座のハスタ12室で減衰し、2、7室支配のマラカの火星と接合している。
従って、こうした配置が、左手に火傷を負った理由ではないかと考えられる。
因みにK S Charak氏の『Essentials of Medical Astrology』によれば、手を表すハウスは3室である。
またドレッカーナと身体の関係については、11室の第2ドレッカーナには、左腕(left arm)という象意があるようである。右腕(right arm)が3室であると書いてある。
他には手という象意は見あたらないため、この左腕を左手と解釈するしかないのだが、野口英世の11室の第2ドレッカーナには減衰した金星(乙女座13°29')が在住して、火星に傷つけられている。
従って、K S Charak氏のドレッカーナと身体の対応表は非常に機能していると考えられる。
ナクシャトラ名 |
対応する身体 |
ナクシャトラ名 |
対応する身体 |
ナクシャトラ名 |
対応する身体 |
Ashvini |
Both knees |
Magha |
Nose |
Moola |
Both feet |
Bharani |
Head |
Poorva Phalguni |
Private parts |
Poorva Ashadha |
Both the thighs |
Krittika |
Waist |
Uttara Phalguni |
Uttara Ashadha |
Rohini |
Both legs |
Hasta |
The two hands |
Shravana |
The two ears |
Mrigashira |
The two eyes |
Chitra |
Forehead |
Dhanishtha |
Back |
Ardra |
Hair |
Swati |
Teeth |
Shatabhishaj |
Both sides of chin |
Punarvasu |
Fingers |
Vishakha |
Both upper limbs |
Poorva Bhadrapada |
The two sides of the body, ankles. |
Pushya |
Mouth |
Anuradha |
Heart |
Uttara Bhadrapada |
Ashlesha |
Nails |
Jyeshtha |
Tongue |
Revati |
Both armpits |
『Essentials of Medical Astrology』 by Dr. K S Charak より引用抜粋 |
野口英世が、左手に火傷を負った時、アンタルダシャーは土星期であるが、土星はラグナから見て3、4室の支配星であり、ラーフと接合して傷ついている。
また土星は月から見ると、7、8室支配のマラカで8室に在住し、ラーフと接合している。
この土星は4室の支配星であり、母親・シカを表しているが、シカが大鍋に水を入れて暖炉裏の鉤にかけてから菜を取るために外に出て、目を離したすきに当時、赤子だった野口英世(野口清作)は、暖炉に手を突っ込んでしまったようである。
つまり、母親の不在によって、手に火傷を負ったということができる。土星は4室を支配し、同時に3室(母親の不在)を支配している。
また月から見て7、8室支配のマラカであり、ラーフから傷付けられていて非常に凶意を発揮している。
この土星は4室でシャシャヨーガを形成して強い一方で、月から8室に在住していることにも注目である。
チャラダシャーでは、蠍座/天秤座の時期であるが、サブダシャーの天秤座はメジャーダシャーの蠍座から見て12室であり、GKが在住して、マラカに相当するDKの土星、そして、ラーフ、ケートゥからアスペクトを受けている。
天秤座をラグナとすると、GKがラグナに在住し、土星、ラーフ、ケートゥ、DKによってラグナが傷付けられているためにこの時に致命的な障害を身体に負ったことが理解できる。
野口英世にとって、チャラダシャー天秤座の時期は危険な時期である。
・医学開業試験の合格を目指して住み込みで働いた時期
次に野口英世が、医師を志し、自分を手術してくれた渡部鼎の会陽書院に書生として住み込みで働きながら医学の基礎を学んだという時期である。
1896年には『医術開業試験の前期試験に合格するも、放蕩のためわずか2ヶ月で資金が尽き、下宿からの立ち退きを迫られる』と書かれているため、この頃、勉学にも励んだが、吉原や横浜の遊郭での遊びを覚えた時期であることが分かる。
ダシャーは、金星/火星、金星/ラーフ期であり、このダシャーがこの時期の野口英世を振る舞いを物語っている。
チャラダシャーのメジャーダシャーは天秤座であり、天秤座にはGKが在住し、DKがアスペクトしているが、Amkも在住していて、ジャイミニラージャヨーガも形成し、吉凶混合していることが分かる。
1893年 |
|
猪苗代高等小学校を卒業後、自分を手術してくれた渡部の経営する会陽医院に書生として住み込みで働きながら、約3年半にわたって医学の基礎を学ぶ。細菌学を知ったのもこの頃であったという。この間に、渡部の友人であった歯科医で東京都港区の高山高等歯科医学院(現在の東京歯科大学)の講師・6歳年長の血脇守之助と知り合う。 |
金星/火星
金星/ラーフ |
天秤座/牡牛座
天秤座/双子座 |
金星/火星
金星/水星 |
|
1896年 |
|
小林らから40円もの大金を借りて上京。医師免許を取得するために必要な医術開業試験の前期試験(筆記試験)に合格するも、放蕩のためわずか2ヶ月で資金が尽き、下宿からの立ち退きを迫られる。後期試験に合格するまでの間、血脇の勤める高山高等歯科医学院に書生として雇ってもらおうとするが院長に拒否され、血脇の一存で非公式に寄宿舎に泊まり込むこととなる。その後、掃除や雑用をしながら学僕となる。同年、ドイツ語の学習を目的としてエリザ・ケッペン夫人の夜学の学費を得たいと考え、血脇に相談するが、月給4円の血脇には捻出できないため、血脇に策を与え院長に昇給を交渉させる。その結果、血脇の給与は月額7円となり、ここから学費を得ることができた。後期試験(臨床試験)は実際の患者を相手に診断をするもので、独学が不可能であったため、医術開業試験の合格率の高い済生学舎(現在の日本医科大学)へ通う資金を得るために、再び血脇に秘策を与えて院長と交渉させる。その結果、血脇は院長から病院の経営を任せてもらうことで病院の予算を自由に動かせるようになり、彼自身は血脇から月額15円もの援助を受けることに成功。済生学舎(現在の日本医科大学)近くの東京都文京区本郷の大成館に下宿する。 |
金星/ラーフ
金星/木星 |
天秤座/乙女座
天秤座/天秤座 |
ラーフ/ラーフ |
|
・金星/木星期
金星/木星期は木星が5室の支配星で5室にアスペクトバックし、また9室支配で9室に在住する月にもアスペクトしている為か、グルの恩恵に恵まれて、比較的幸運な時期であったことを物語っている。
この時期、血脇守之助の計らいで、帝国大学外科学教授・近藤次繁による左手の無償再手術を受け、打診が可能になり、後期試験に合格し、医師免許を取得している。
この血脇守之助は、野口英世のラグナに在住する5室支配の木星の表示体であると考えられ、野口英世がピンチの時にはいつも彼を救うことになる最大の保護者である。
渡米のための資金を野口英世が放蕩で使い込んでしまった時にも血脇守之助に泣きついて助けられている。
ラグナに在住する5室支配の木星は最大の吉星のようである。
1922年(大正11年)、血脇がアメリカを訪れたとき、野口は大喜びして何日間も朝から夜までつきっきりで案内してまわった。血脇が講演するときには通訳を買って出て、「私の大恩人の血脇守之助先生です」と紹介し、忙しいスケジュールの中を大統領にまでも会わせた。別れ際、血脇は「君が若い頃は色々と世話をしてあげたが、今度は大変世話になった。これでお相子だな」と言ったが、野口は「私はアメリカに長く生活してきましたが、人の恩を忘れるようなことは決してしません。どうか昔のように清作と呼び捨てて下さい。その方が私にとってどんなにありがたいかしれません」と言い返した。(wikipedia 野口英世より引用抜粋) |
そして、この血脇守之助が渡米した際には忙しいスケジュールの中、アメリカ大統領にまで会わせたというのは、この血脇守之助との関係が良い師弟関係になっており、幸運な関係であることを物語っている。
1897年 |
|
臨床試験で必須の打診ができないことから、血脇の計らいで帝国大学外科学教授・近藤次繁による左手の無償再手術を受ける。その結果、打診が可能になり後期試験にも合格。21歳で医師免許を取得した。医師免許取得後、開業資金がなく、また左手を患者に見られたくないという理由から、開業医の道を断念し、学者の道を歩むことを決心する。血脇の計らいで高山高等歯科医学院の講師を務める他、順天堂医院で助手として「順天堂医事研究会雑誌」の編集の仕事に携わる。 |
金星/木星 |
天秤座/天秤座
乙女座/天秤座 |
ラーフ/月
ラーフ/太陽
ラーフ/木星 |
|
1898年 |
10月 |
順天堂(現在の順天堂大学医学部)の上司である編纂主任・菅野徹三に頼み込み、順天堂医院長・佐藤進の紹介という形で、血清療法の開発などで世界的に名を知られていた北里柴三郎が所長を務める伝染病研究所(現・東京大学医科学研究所)に勤め始める。研究に携わることはなかったが、語学の能力を買われ、外国図書係として、外国論文の抄録、外人相手の通訳、および研究所外の人間との交渉を担当した。同年、知人からすすめられて、坪内逍遥の流行小説「当世書生気質」を読んだところ、弁舌を弄し借金を重ねつつ自堕落な生活を送る登場人物・野々口精作が彼の名前によく似ており、また彼自身も借金を繰り返して遊郭などに出入りする悪癖があったことから強い衝撃を受け、そのモデルであると邪推される可能性を懸念し改名を決意、郷里の小林に相談の結果、世にすぐれるという意味の新しい名前“英世”を小林から与えられた。本来、戸籍名の変更は法的に困難であるが、野口は別の集落に住んでいた清作という名前の人物に頼み込んで、自分の生家の近所にあった別の野口家へ養子に入ってもらい、第二の野口清作を意図的に作り出した上で、「同一集落に野口清作という名前の人間が二人居るのは紛らわしい」と主張するという手段により、戸籍名を改名することに成功した。 |
金星/木星 |
乙女座/天秤座
乙女座/蠍座 |
ラーフ/火星 |
|
1899年 |
4月 |
伝染病研究所渉外係の業務の一環として、アメリカから志賀潔の赤痢の研究を視察するために来日していたサイモン・フレクスナー博士の案内役を任された際、フレクスナーに自分の渡米留学の可能性を打診。 |
金星/木星 |
乙女座/蠍座
|
ラーフ/火星 |
|
|
5月 |
伝染病研究所の蔵書が、野口経由で貸し出された後に売却されるという事件が発覚。この事件を理由に研究所内勤務から外されたが、北里所長の計らいで横浜港検疫所検疫官補となる。 |
金星/木星 |
乙女座/蠍座 |
ラーフ/火星 |
|
金星/木星期は興味深いことであるが、坪内逍遥の流行小説「当世書生気質」を読み、その登場人物・野々口清作が、弁舌を弄し借金を重ねつつ自堕落な生活を送るストーリーが自分に似ていることに強い衝撃を受けて、自分の名前を改名した時期である。
木星期は世間体を気にするといった意見が聞かれるが、必ずしも善意であるという訳ではなく、世間体を気にしての行為であり、偽善的な振る舞いであるとも考えられる。
木星期は他人の目を気にして、道徳的に振る舞い、自分の世間体や体裁を取り繕うというのは、一つの参考として頭に入れていくべきかもしれない。
またこの時期、サイモン・フレクスナー博士に渡米留学の可能性を打診しており、このことがきっかけで、後に渡米することにつながっている。
また北里所長の計らいで、横浜港検疫所検疫官補となっているが、やはり、これらもグルの恩恵であると考えられる。
・金星/土星期
金星/土星期は、金星から見て土星が5室支配で6室に在住しており、ラーフと接合して、12室(海外)にアスペクトしている。
従って、この時期、国際防疫班に選ばれて清国に赴任している。
土星は6室に在住しているからか、清国で高給に恵まれたが、現地での放蕩に使い果たし、またお金を騙された為に帰国した際は無一文であったという。
福島に帰国した際に恩師の猪苗代高等小学校の教頭・小林栄に留学資金の融通を要請するが、「いつまでも他人の金に頼るな」と拒否されている。
この辺りは金星から見て土星が6室に在住しているためであると分かる。
但し、箱根の温泉地で知り合った斉藤文雄の姪で、医師を志す女学生・斉藤ます子との婚約により、持参金を得ている。
この辺りは、土星が月から見て8室の支配星で8室(パートナーのお金)でムーラトリコーナの座にあることが示していると考えられる。
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9月 |
横浜港に入港した“あめりか丸”の内部で、ペスト患者を発見・診断した。 |
金星/土星 |
乙女座/蠍座
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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10月 |
検疫官補の仕事ぶりが認められ、清国でのペスト対策として北里伝染病研究所に内務省より要請のあった、国際防疫班に選ばれる。しかし支度金96円を放蕩で使い果たしたため、資金を血脇に工面してもらい渡航。清国では牛荘を中心に一般的な病気の治療にあたった。半年の任期終了後も国際衛生局、ロシア衛生隊の要請を受け残留。国際的な業務を体験し、翌年5月にフレクスナー宛にアメリカ留学を希望する手紙を出す(ロックフェラー大学・noguchi-paper)。この時期は大変な高給に恵まれたが、放蕩で使い果たしてしまったため、渡航のための資金を得る事はできなかった。 |
金星/土星 |
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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1900年 |
6月 |
義和団の乱により清国の社会情勢が悪化。 |
金星/土星 |
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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7月 |
7月 - 日本へ帰国。開通したばかりの岩越鉄道線(現・磐越西線)で福島県に帰郷。小林に留学資金の融通を要請するも、「いつまでも他人の金に頼るな」と諭され拒否される。再び神田・東京歯科医学院(芝より移転した元・高山高等歯科医学院)の講師に戻る。 |
金星/土星 |
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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12月 |
12月 - 箱根の温泉地にて知り合った斉藤文雄の姪で、医師を志す女学生・斉藤ます子と婚約を取り付け、その婚約持参金を渡航費に当て、アメリカへ渡航。北里の紹介状を頼りに、フレクスナーのもとペンシルベニア大学医学部で助手の職を得て、蛇毒の研究というテーマを与えられ、研究の成果を論文にまとめる。この蛇毒の研究は、フレクスナーの上司で同大学の理事であったサイラス・ミッチェル博士からも絶賛され、野口はミッチェルの紹介で一躍アメリカの医学界に名を知られることとなった。 |
金星/土星 |
乙女座/山羊座 |
ラーフ/土星 |
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1901年 |
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ロックフェラー医学研究所が設立される。この研究所の設立にあたっては、フレクスナーが組織構成を任されていた。
キューバの眼科医カルロス・フィンレーとアメリカの軍医、ウォルター・リード大佐が人体実験により黄熱が蚊により伝染することを突き止める。また黄熱患者の血清を細菌濾過器に通過させることにより、黄熱病病原体が血液中にあり濾過性のウイルスであることを証明する。(野口は後年南米での黄熱研究でこの証明を受け入れていない。) |
金星/土星 |
乙女座/山羊座
乙女座/水瓶座 |
ラーフ/土星 |
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・アメリカ人女性のメリー・ダージスとの結婚
1911年4月10日にアメリカ人女性・メリー・ダージスと結婚しているが、この時期は、太陽/水星期である。
出生時間を8:05:12に修正すると、ナヴァムシャのラグナが蠍座になり、そうすると、マハダシャーの太陽が7室に在住している。
アンタルダシャーの水星は8室(パートナーの家族、お金)の支配星であり、パートナーとの共同生活を示唆している。
また太陽から見ると、金星は2室(結婚生活)のハウスである。
因みにナヴァムシャのラグナを天秤座にしても射手座にしてもこうした象意は出てこない。
野口英世は水星/土星期に左手の火傷をしたが、蠍座ラグナであれば8室支配の水星が3室に在住しており、手(3室)の障害(8室)を表している。
また3室(手)支配の土星が2室にマラカに在住している。
ナヴァムシャのラグナが天秤座ラグナであると、土星はヨーガカラカとなり、水星は9室の支配星となるため、この時期に手の大火傷を負ったとは考えられないのである。
チャラダシャーは獅子座/蠍座であり、獅子座から見て7室にDKとラーフが在住している。
また蠍座は出生図のラグナ(7室から見た7室目)であり、ナヴァムシャでも同様である。
D9で蠍座から見た7室にはPKの金星、Amkの太陽が在住しており、7室でジャイミニラージャヨーガを形成し、ラーフも在住している。
従って、獅子座/蠍座の時期に結婚したことは十分に説明できる。
因みにヨーギニダシャーでは、この結婚の時期は、火星/金星期であり、ナヴァムシャで金星は7室に在住し、ラーフと接合しているので、この時期の結婚はヨーギニダシャーでよく説明できる。
・黄熱病との格闘と死
1918年から野口英世は、ロックフェラー財団の意向を受けて、まだワクチンのなかった黄熱病の病原体発見のためにエクアドルへ派遣されたのが、黄熱病との闘いの最初である。
1927年10月に火星/金星期になると、アフリカへ黄熱病研究のために出張している。
そして、野口英世自身が黄熱病を発症し、帰らぬ人となった。
ラグナロードの火星は、マラカの7室支配の金星と接合し、アンタルダシャーの金星はマラカである。
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10月 |
アフリカへ黄熱病研究のため出張。
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火星/金星 |
蟹座/天秤座 |
金星/太陽 |
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11月 |
イギリス領ガーナのアクラに到着、野口説に否定的見解を抱く研究者の多いロックフェラー医学研究所ラゴス本部での研究を望まない野口に、イギリス植民局医学研究所病理学者ウイリアム・A・ヤング博士が(ロックフェラーの組織外の)研究施設を貸与し研究を開始。現地で黄熱病が収束し、ラゴス本部から病原体を含む血液を提供されず、病原体が入手できないため研究が進められない状況が続く。 |
火星/金星 |
蟹座/天秤座
蟹座/乙女座 |
金星/太陽 |
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12月26日 |
ウエンチ村で黄熱病らしき疫病が発生したとの報告を受け血液を採取に行く。 |
火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/太陽 |
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1928年 |
1月2日 |
野口自身が軽い黄熱病と診断する症状を発症し入院(ただし、別の医師にはアメーバ赤痢と診断されており、この時の症状は黄熱病ではなかったと考えられる)。 |
火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/太陽 |
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1月9日 |
回復し退院、研究を再開する。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/太陽 |
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3月末 |
フレクスナー宛にイクテロイデスとは異なる黄熱病病原体をほぼ特定できた旨の電報を出す。秘書への手紙に濾過性微生物(ウィルス)が病原であると言及しそれまでの自説を否定。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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4月 |
フレクスナー宛にアメリカで研究を継続したいため、5月19日にアクラを発つと打電。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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5月11日 |
ラゴスのロックフェラー研究所本部に行った際、体調が悪化。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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5月13日 |
黄熱病と診断され、アクラのリッジ病院に入院する。見舞いに来たヤング博士に「君は大丈夫か?」と尋ねた後に、(終生免疫が続くはずの黄熱病に再度かかったのを不可思議に思い)「どうも私には分からない」と発言。この言葉が最後の言葉とされている。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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5月16日 |
回復し、空腹を訴える程食欲も戻る。その旨はフレクスナーにも打電される。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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5月18日 |
病状が再度悪化。
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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5月21日 |
昼頃、病室で死亡。51年の生涯を閉じた。野口の死後、その血液をヤング博士がサルに接種したところ発症し、野口の死因が黄熱病であることが確認された。(ヤング博士自身も29日に黄熱病で死亡)
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火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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6月15日 |
アメリカのニューヨークのウッドローン墓地に埋葬される。 |
火星/金星 |
蟹座/乙女座 |
金星/木星 |
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チャラダシャーでは、蟹座/乙女座であるが、蟹座から見て、8室にマラカに相当するDKが在住し、蟹座にアスペクトしている。
また乙女座をラグナとすると、8室支配の火星がラグナに在住し、ラグナロードの水星がマラカの2室と星座交換している。
・ラグナは蠍座アヌラーダで、月は蟹座アーシュレーシャ
野口英世のラグナは蠍座のアヌラーダである。
アヌラーダは27ナクシャトラ中、1、2を争う程、お金に困らないナクシャトラであるという。
確かに野口英世は、お金に困ったが、それはお金が入ってこない訳ではなく、使い過ぎたからである。
本来は人からお金が入ってくる非常に恵まれた金銭運を持っていると言うことができる。
また月は蟹座アーシュレーシャだが、世間の倫理観や常識に囚われない奔放さがある。
女学生・山内ヨネ子に恋文を送りつづけたり、また遊郭に通い詰めるなど、世間の常識などには全く気を取られていない。
借りたお金を返さなくても飄々として生活している性格はこのアーシュレーシャの性質からも来ていると考えられる。
また熱中する性格というものもアーシュレーシャの性質ではないかと思われる。
西暦 |
年月 |
出来事 |
ヴィムショッタリダシャー |
チャラダシャー |
ヨーギニダシャー |
トランジット |
1876年 |
11月9日 |
福島県耶麻郡三ッ和村三城潟(現・猪苗代町)に、父・野口佐代助と母・シカの長男として生まれ、清作(せいさく)と名付けられる(後述の理由により22歳で英世と改名) |
水星/木星 |
蠍座/天秤座 |
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1877年 |
4月 |
1歳の時に囲炉裏に落ち、左手を大火傷する。 |
水星/土星 |
蠍座/天秤座 |
火星/木星 |
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1883年 |
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三ッ和小学校に入学。左手の障害から農作業が難しく、学問の力で身を立てるよう母に諭される。 |
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星 |
蠍座/魚座
蠍座/水瓶座 |
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1889年 |
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猪苗代高等小学校の教頭であった小林栄に優秀な成績を認められ、小林の計らいで猪苗代高等小学校に入学する。 |
金星/金星 |
天秤座/山羊座
天秤座/水瓶座 |
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1891年 |
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左手の障害を嘆く彼の作文が、小林を始めとする教師や同級生らの同情を誘い、彼の左手を治すための手術費用を集める募金が行われ、会津若松で開業していたアメリカ帰りの医師・渡部鼎の下で左手の手術を受ける。その結果、不自由ながらも左手の指が使えるようになる。この手術の成功に感激した事がきっかけで医師を目指す。 |
金星/太陽
金星/月 |
天秤座/魚座
天秤座/牡羊座 |
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1893年 |
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猪苗代高等小学校を卒業後、自分を手術してくれた渡部の経営する会陽医院に書生として住み込みで働きながら、約3年半にわたって医学の基礎を学ぶ。細菌学を知ったのもこの頃であったという。この間に、渡部の友人であった歯科医で東京都港区の高山高等歯科医学院(現在の東京歯科大学)の講師・6歳年長の血脇守之助と知り合う。 |
金星/火星
金星/ラーフ |
天秤座/牡牛座
天秤座/双子座 |
金星/火星
金星/水星 |
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1896年 |
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小林らから40円もの大金を借りて上京。医師免許を取得するために必要な医術開業試験の前期試験(筆記試験)に合格するも、放蕩のためわずか2ヶ月で資金が尽き、下宿からの立ち退きを迫られる。後期試験に合格するまでの間、血脇の勤める高山高等歯科医学院に書生として雇ってもらおうとするが院長に拒否され、血脇の一存で非公式に寄宿舎に泊まり込むこととなる。その後、掃除や雑用をしながら学僕となる。同年、ドイツ語の学習を目的としてエリザ・ケッペン夫人の夜学の学費を得たいと考え、血脇に相談するが、月給4円の血脇には捻出できないため、血脇に策を与え院長に昇給を交渉させる。その結果、血脇の給与は月額7円となり、ここから学費を得ることができた。後期試験(臨床試験)は実際の患者を相手に診断をするもので、独学が不可能であったため、医術開業試験の合格率の高い済生学舎(現在の日本医科大学)へ通う資金を得るために、再び血脇に秘策を与えて院長と交渉させる。その結果、血脇は院長から病院の経営を任せてもらうことで病院の予算を自由に動かせるようになり、彼自身は血脇から月額15円もの援助を受けることに成功。済生学舎(現在の日本医科大学)近くの東京都文京区本郷の大成館に下宿する。 |
金星/ラーフ
金星/木星 |
天秤座/乙女座
天秤座/天秤座 |
ラーフ/ラーフ |
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1897年 |
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臨床試験で必須の打診ができないことから、血脇の計らいで帝国大学外科学教授・近藤次繁による左手の無償再手術を受ける。その結果、打診が可能になり後期試験にも合格。21歳で医師免許を取得した。医師免許取得後、開業資金がなく、また左手を患者に見られたくないという理由から、開業医の道を断念し、学者の道を歩むことを決心する。血脇の計らいで高山高等歯科医学院の講師を務める他、順天堂医院で助手として「順天堂医事研究会雑誌」の編集の仕事に携わる。 |
金星/木星 |
天秤座/天秤座
乙女座/天秤座 |
ラーフ/月
ラーフ/太陽
ラーフ/木星 |
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1898年 |
10月 |
順天堂(現在の順天堂大学医学部)の上司である編纂主任・菅野徹三に頼み込み、順天堂医院長・佐藤進の紹介という形で、血清療法の開発などで世界的に名を知られていた北里柴三郎が所長を務める伝染病研究所(現・東京大学医科学研究所)に勤め始める。研究に携わることはなかったが、語学の能力を買われ、外国図書係として、外国論文の抄録、外人相手の通訳、および研究所外の人間との交渉を担当した。同年、知人からすすめられて、坪内逍遥の流行小説「当世書生気質」を読んだところ、弁舌を弄し借金を重ねつつ自堕落な生活を送る登場人物・野々口精作が彼の名前によく似ており、また彼自身も借金を繰り返して遊郭などに出入りする悪癖があったことから強い衝撃を受け、そのモデルであると邪推される可能性を懸念し改名を決意、郷里の小林に相談の結果、世にすぐれるという意味の新しい名前“英世”を小林から与えられた。本来、戸籍名の変更は法的に困難であるが、野口は別の集落に住んでいた清作という名前の人物に頼み込んで、自分の生家の近所にあった別の野口家へ養子に入ってもらい、第二の野口清作を意図的に作り出した上で、「同一集落に野口清作という名前の人間が二人居るのは紛らわしい」と主張するという手段により、戸籍名を改名することに成功した。 |
金星/木星 |
乙女座/天秤座
乙女座/蠍座 |
ラーフ/火星 |
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1899年 |
4月 |
伝染病研究所渉外係の業務の一環として、アメリカから志賀潔の赤痢の研究を視察するために来日していたサイモン・フレクスナー博士の案内役を任された際、フレクスナーに自分の渡米留学の可能性を打診。 |
金星/木星 |
乙女座/蠍座
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ラーフ/火星 |
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5月 |
伝染病研究所の蔵書が、野口経由で貸し出された後に売却されるという事件が発覚。この事件を理由に研究所内勤務から外されたが、北里所長の計らいで横浜港検疫所検疫官補となる。 |
金星/木星 |
乙女座/蠍座 |
ラーフ/火星 |
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9月 |
横浜港に入港した“あめりか丸”の内部で、ペスト患者を発見・診断した。 |
金星/土星 |
乙女座/蠍座
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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10月 |
検疫官補の仕事ぶりが認められ、清国でのペスト対策として北里伝染病研究所に内務省より要請のあった、国際防疫班に選ばれる。しかし支度金96円を放蕩で使い果たしたため、資金を血脇に工面してもらい渡航。清国では牛荘を中心に一般的な病気の治療にあたった。半年の任期終了後も国際衛生局、ロシア衛生隊の要請を受け残留。国際的な業務を体験し、翌年5月にフレクスナー宛にアメリカ留学を希望する手紙を出す(ロックフェラー大学・noguchi-paper)。この時期は大変な高給に恵まれたが、放蕩で使い果たしてしまったため、渡航のための資金を得る事はできなかった。 |
金星/土星 |
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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1900年 |
6月 |
義和団の乱により清国の社会情勢が悪化。 |
金星/土星 |
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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7月 |
7月 - 日本へ帰国。開通したばかりの岩越鉄道線(現・磐越西線)で福島県に帰郷。小林に留学資金の融通を要請するも、「いつまでも他人の金に頼るな」と諭され拒否される。再び神田・東京歯科医学院(芝より移転した元・高山高等歯科医学院)の講師に戻る。 |
金星/土星 |
乙女座/射手座 |
ラーフ/水星 |
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12月 |
12月 - 箱根の温泉地にて知り合った斉藤文雄の姪で、医師を志す女学生・斉藤ます子と婚約を取り付け、その婚約持参金を渡航費に当て、アメリカへ渡航。北里の紹介状を頼りに、フレクスナーのもとペンシルベニア大学医学部で助手の職を得て、蛇毒の研究というテーマを与えられ、研究の成果を論文にまとめる。この蛇毒の研究は、フレクスナーの上司で同大学の理事であったサイラス・ミッチェル博士からも絶賛され、野口はミッチェルの紹介で一躍アメリカの医学界に名を知られることとなった。 |
金星/土星 |
乙女座/山羊座 |
ラーフ/土星 |
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1901年 |
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ロックフェラー医学研究所が設立される。この研究所の設立にあたっては、フレクスナーが組織構成を任されていた。
キューバの眼科医カルロス・フィンレーとアメリカの軍医、ウォルター・リード大佐が人体実験により黄熱が蚊により伝染することを突き止める。また黄熱患者の血清を細菌濾過器に通過させることにより、黄熱病病原体が血液中にあり濾過性のウイルスであることを証明する。(野口は後年南米での黄熱研究でこの証明を受け入れていない。) |
金星/土星 |
乙女座/山羊座
乙女座/水瓶座 |
ラーフ/土星 |
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1903年 |
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フレクスナーの指示によりデンマーク、コペンハーゲンの血清研究所に留学。血清学の研究を続け、物理学者アーレニウス・マドセンとの連名でいくつかの論文を執筆する。 |
金星/水星 |
乙女座/魚座
乙女座/牡羊座 |
ラーフ/金星
月/月
月/太陽
月/木星
月/火星
月/水星
月/土星 |
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1904年 |
10月 |
アメリカに戻り、ロックフェラー医学研究所に移籍。 |
金星/水星 |
乙女座/牡牛座 |
太陽/木星
太陽/火星 |
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1905年 |
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血脇が婚約持参金300円を斉藤家に返済し、斉藤ます子との婚約を破棄。 |
金星/水星
金星/ケートゥ |
乙女座/牡牛座
乙女座/双子座 |
太陽/火星
太陽/水星
太陽/土星
太陽/金星 |
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1911年 |
4月10日 |
アメリカ人女性のメリー・ダージスと結婚する。夫人との間に子供はなく、養子縁組の時期など、詳細は不明だが甥(姉・イヌの長男)を養子にしたとされ、夫人は福島の義姉に仕送りを欠かさなかったと言う。夫人は戦後、間もなく亡くなり、姉・イヌも明治、大正、昭和の激動の時代を生き、90歳の天寿を全うした。 |
太陽/水星 |
獅子座/蠍座 |
火星/金星 |
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1911年 |
8月 |
「病原性梅毒スピロヘータの純粋培養に成功」と発表。世界の医学界に名を知られることとなる。(ただし継代培養された野口株は病原性を失い、また病原性梅毒スピロヘータの純粋培養は現在でも追試に成功したものがいない。試験管内での病原性梅毒スピロヘータの培養はニコルズI株について1981年以降に成功が複数報告されているが、その培養条件は野口の報告とは異なり、純粋培養の成功は現代ではほぼ否定されている)。京都帝国大学病理学教室に論文を提出、京都大学医学博士の学位を授与される。 |
太陽/ケートゥ |
獅子座/射手座 |
火星/金星 |
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1913年 |
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梅毒スピロヘータを進行性麻痺・脊髄癆の患者の脳病理組織内において確認し、この病気が梅毒の進行した形であることを証明する。これは、生理疾患と精神疾患の同質性を初めて示したものであった。小児麻痺の病原体特定、狂犬病の病原体特定などの成果を発表(ただし、後年小児麻痺、狂犬病の病原体特定は否定されている)。 |
月/月
月/火星 |
獅子座/山羊座
獅子座/水瓶座
獅子座/魚座 |
火星/太陽
火星/木星
水星/水星 |
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1914年 |
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東京大学より理学博士の学位を授与される。この年の7月にロックフェラー医学研究所正員に昇進する。この年のノーベル医学賞候補となった。 |
月/火星
月/ラーフ |
獅子座/魚座
獅子座/牡羊座 |
水星/水星
水星/土星 |
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1915年 |
9月5日 |
年老いた母との再会を果たすため、15年振りに日本に帰国。帝国学士院より恩賜賞を授けられる。またこの際にワイル病スピロヘータを発見した稲田龍吉・井戸泰の研究および伊東徹太のワイル病スピロヘータの純粋培養に関する研究を視察している。以後、彼は日本に帰国していない。2度目のノーベル医学賞候補となる。 |
月/ラーフ
月/木星 |
獅子座/牡牛座 |
水星/金星 |
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1918年 |
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ロックフェラー財団の意向を受けて、まだワクチンのなかった黄熱病の病原体発見のため、当時、黄熱病が大流行していたエクアドルへ派遣される。当時、開通したばかりのパナマ運河周辺で、船員が黄熱病に感染する恐れがあったため、事態は急を要していた。野口に黄熱の臨床経験はなく、患者の症状がワイル病に酷似していたことから試験的にワイル病病原体培養法を適用し、9日後(日数については諸説あり)には病原体を特定することに成功しこれをレプトスピラ・イクテロイデスと命名。この結果をもとに開発された野口ワクチンにより、南米での黄熱病が収束したとされる。(ただし、1901年のウォルター・リードの研究結果との乖離から、当時より野口説に対する反論があり、特にワイル病との混同が指摘されていた。後年アフリカの研究で野口は黄熱病原がリードの主張同様濾過性であることを認めている。)この成果により、野口はエクアドル軍の名誉大佐に任命されている。さらに、3度目のノーベル医学賞の候補に名前が挙がる。英世の母シカが死去。 |
月/土星
月/水星 |
獅子座/蟹座
獅子座/獅子座
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水星/火星
土星/土星 |
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1919年 |
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黄熱病の研究と撲滅のための医師団としてロックフェラー医学研究所からメキシコへ派遣。 |
月/水星 |
蟹座/双子座
蟹座/牡牛座 |
土星/土星
土星/金星 |
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1920年 |
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ペルー訪問。国立サン・マルコス大学医学部より名誉博士号授与。リマ市滞在4日間にオロヤ熱およびペルー疣という2つの風土病の情報を入手。 |
月/ケートゥ
月/金星 |
蟹座/牡牛座
蟹座/牡羊座 |
土星/金星
土星/ラーフ |
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1923年 |
7月 |
英世の父・佐代助が死去。
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火星/ラーフ |
蟹座/水瓶座 |
土星/火星 |
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1923年 |
11月 |
日本の帝国学士院会員となる。
ジャマイカ・キングストン「熱帯病会議」にて鞭毛虫研究、黄熱病研究の発表を行う。ここでキューバの研究医アグラモンテより、黄熱病病原体とされているイクテロイデスはワイル病病原体と菌株が違うのみではないかと指摘を受ける。会議後アグラモンテを招き自らの研究結果を見せ説得を試みる。 |
火星/太陽 |
蟹座/水瓶座
蟹座/山羊座 |
土星/水星 |
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1924年 |
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アフリカ・セネガルにて黄熱病が発生、イギリス、フランスの研究施設より野口ワクチンが効果を見せずイクテロイデスが発見されない旨の報告を受ける。ロックフェラー国際衛生局がナイジェリアのラゴスに黄熱病対策組織として医学研究所本部を設置、野口の部下であるイギリス出身の医学者エイドリアン・ストークス博士を派遣するも同様の研究結果となる。 |
火星/ラーフ
火星/木星 |
蟹座/山羊座
蟹座/射手座 |
土星/水星
金星/金星 |
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1926年 |
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ペルー疣とオロヤ熱が同一病原であることは1885年にペルーの医学生、ダニエル・アルシデス・カリオンが証明していたが、アメリカの学会の一部で否定されていた。これを病原であるバルトネージャ菌分離と猿による実験で証明し、論争に終止符を打つ。
南アフリカ出身の医学者マックス・タイラーらが、黄熱ウィルスの単離に成功。黄熱病についての野口説(イクテロイデスが病原であること)を反証する。 |
火星/土星
火星/水星 |
蟹座/蠍座
蟹座/天秤座 |
金星/ラーフ |
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1927年 |
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トラコーマ病原体を発表する(ただし、後年クラミジアが発見され否定される。)。
ロックフェラー医学研究所ラゴス本部で黄熱病研究を継続していたストークス博士が黄熱病で死亡。 |
火星/水星
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10月 |
アフリカへ黄熱病研究のため出張。
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11月 |
イギリス領ガーナのアクラに到着、野口説に否定的見解を抱く研究者の多いロックフェラー医学研究所ラゴス本部での研究を望まない野口に、イギリス植民局医学研究所病理学者ウイリアム・A・ヤング博士が(ロックフェラーの組織外の)研究施設を貸与し研究を開始。現地で黄熱病が収束し、ラゴス本部から病原体を含む血液を提供されず、病原体が入手できないため研究が進められない状況が続く。 |
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12月26日 |
ウエンチ村で黄熱病らしき疫病が発生したとの報告を受け血液を採取に行く。 |
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1928年 |
1月2日 |
野口自身が軽い黄熱病と診断する症状を発症し入院(ただし、別の医師にはアメーバ赤痢と診断されており、この時の症状は黄熱病ではなかったと考えられる)。 |
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1月9日 |
回復し退院、研究を再開する。
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3月末 |
フレクスナー宛にイクテロイデスとは異なる黄熱病病原体をほぼ特定できた旨の電報を出す。秘書への手紙に濾過性微生物(ウィルス)が病原であると言及しそれまでの自説を否定。
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4月 |
フレクスナー宛にアメリカで研究を継続したいため、5月19日にアクラを発つと打電。
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5月11日 |
ラゴスのロックフェラー研究所本部に行った際、体調が悪化。
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5月13日 |
黄熱病と診断され、アクラのリッジ病院に入院する。見舞いに来たヤング博士に「君は大丈夫か?」と尋ねた後に、(終生免疫が続くはずの黄熱病に再度かかったのを不可思議に思い)「どうも私には分からない」と発言。この言葉が最後の言葉とされている。
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5月16日 |
回復し、空腹を訴える程食欲も戻る。その旨はフレクスナーにも打電される。
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5月18日 |
病状が再度悪化。
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5月21日 |
昼頃、病室で死亡。51年の生涯を閉じた。野口の死後、その血液をヤング博士がサルに接種したところ発症し、野口の死因が黄熱病であることが確認された。(ヤング博士自身も29日に黄熱病で死亡)
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6月15日 |
アメリカのニューヨークのウッドローン墓地に埋葬される。 |
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wikipedia 野口英世 より引用抜粋、一部編集 |
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