モハメッド・アリ Mohammed Ali (Cassius Marcellus Clay)

生年月日:1942年1月17日

時間: 18:35( 6:35PM) CST

出生場所:ケンタッキー州ルイビル(Louisville, KY)

 

 

蟹座ラグナ−アーシュレーシャであり、山羊座に惑星集中している。

 

ブラックムスリムを信仰し、当時、過激な活動で知られるマルコムXとは親交があったものの、途中で決別するところなどは彼が基本的には保守的であることを示す。

 

ラッパー的な歯に衣着せぬトーク。 口の悪さ。但し、それでいて、ユーモアもあり、大衆に訴える力を持つ。

 

2室にラーフが在住し、支配星の太陽が7室に在住して、月、水星、金星とコンジャンクション。

 

大衆からの支持。

 

7室に惑星集中しており、木星と土星もアスペクトしている。大衆に支持された伝説のヒーローであることなどは7室の惑星集中で読み取れる。

 

ヘビー級チャンピオン

 

職業・行為を表す10室の支配星は暴力を表す火星であり、牡羊座10°にあり、ムーラトリコーナのポイントから2度手前にあり、非常に強い。その火星が減衰する7室の支配星である土星とコンジャンクションして傷つけている。また火星は8室目の蠍座に対してアスペクトしている。ナヴァムシャでは10室の支配星である火星が6室の蟹座で減衰しており、ラージャヨーガ的に働く配置をしている。

あまりにもそのまんまという感じで面白いのだが、通算61戦56勝37KO5敗という圧倒的な強さを誇る世界ヘビー級チャンピオンのボクサーであることが素直に表現されている感じである。 “蝶のように舞い、蜂のように刺す”という彼のボクシングについて言われた言葉は牡羊座、山羊座という運動星座への惑星集中(ラグナ、太陽、月がこの中に入る)そして、強い火星によって表されているようである。

そして、スポーツを表す、6室支配の木星が9室を同時に支配し、11室(高い地位、名誉)に在住していることは彼のボクサーとしての不動の地位を物語っているようである。

 

(略歴)

1964年、ソニー・リストンを破り、弱冠22歳の若さで世界ヘビー級チャンピオンとなる。青年カシアス・クレイは、タイトルを獲得した翌日突然、黒人イスラム教団体「ネイション・オブ・イスラム」へ入信し「モハメド・アリ」(賞賛されるべき人)に改名すると発表し、世間に驚愕と反発を与える。・・・ラーフ−金星

この出生時間が正しいとすると、金星はラーフから6室目、ラグナから見ても金星は良質のラージャヨーガを形成しているとは思えない。アンタルダシャーレベルでは世界チャンピオンになったことが強く表示されているとは思えない。火星が強く、10室に絡んでいるため、ボクシングで勝利する時は火星のダシャーが表示されると思うが、プラティアンタルダシャーやスクーシュマダシャーレベルで現象化するのかもしれない。(モハメッド・アリの経歴データが少ないため、詳細に検討することができない)

 

1974年“キンシヤサの奇跡”と呼ばれる伝説のタイトル・マッチに挑む。・・・木星−土星、木星−水星

水星は木星から見て、9室目であり、木星を1室とすると、2・5室支配であり、4室支配の太陽、1室支配の金星、3室支配の月とコンジャンクションする。

 

 

(ウェブから落としてきた資料)

生涯に数多くの逸話を残す伝説のボクサーにして、20世紀を代表するカリスマ・アスリート、モハメド・アリ。通61戦56勝37KO5敗という圧倒的な強さ、“蝶のように舞い、蜂のように刺す”と言われたリングでの軽やかなフットワークで、世界ヘビー級チャンピオンとして不動の地位を築く一方、突然の改名とブラック・ムスリムヘの信仰、ベトナム戦争への徴兵拒否、“元祖ラッパー”と賞される喋りと詩など、彼の生き方そのものが、当時のマスコミを騒がせ、社会を揺さぶった。  本作は、そんな数々のエピソードに彩られた伝説の男が、1964年若くして世界ヘビー級チャンピオンのタイトルを獲得する日から、1974年“キンシヤサの奇跡”と呼ばれる伝説のタイトル・マッチに挑むまでの10年間の魂の軌跡を力強く描く感動の人間ドラマである。  1964年、ソニー・リストンを破り、弱冠22歳の若さで世界ヘビー級チャンピオンとなった青年カシアス・クレイは、タイトルを獲得した翌日突然、黒人イスラム教団体「ネイション・オブ・イスラム」へ入信し「モハメド・アリ」(賞賛されるべき人)に改名すると発表し、世間に驚愕と反発を与える。 「俺はみんなのチャンピオンになるつもりだ。でも君らの望む人間になる必要はない。自分がなりたい自分になるんだ。俺が何をどう考えようと自由なんだ!」圧倒的な強さと勢いで、9回の防衛に成功し、美しい妻と結婚、未来は順風満帆に思えた。しかし、自らの信条からベトナム戦争への徴兵を拒否してアメリカ国家への反逆罪で起訴されたアリは、チャンピオンの地位を剥奪され試合に出場することさえ禁じられ、ボクサーとして最も充実した時間を奪われてしまう。 無駄に過ぎていく日々。社会的地位が失われると同時に彼のもとから去っていく人々。有罪判決を覆そうと闘い続け、ようやくチャンスが再び訪れた時、時の流れは無情にも彼の卓越したカを奪い去っていた。しかし、アリはあきらめなかった。かつての自分のように無敵を誇る若きチャンピオン、ジョージ・フォアマンと対戦するため、アリはザイールのキンシヤサへ向かう。今度こそ自分の王冠を取り戻す為に、そして真実を示すために……。 (C)2002 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES INC. ALL RIGHTS RESERVED.  マイケル・マン監督は語る。「私はこの映画をアリのドキュメンタリー・ドラマや理想化した偶像物語として語ることに興味はなかった。アリを歴史的人物として理想化することは彼の人間性を減じることだ。それは、彼の人間らしい矛盾や過ち、更にひとりの人間として彼を秀だたせている真の勇気や献身までをも彼から奪い取ることになるからだ。」何故アリが今もなお20世紀を代表するヒーローと賞されるのか。ボクサーとしての華麗な略歴からは決して計り得ない、アリの人生の根底に流れる深い思いをマン監督は感傷には流されず、確かな手腕で描ききった。それは皆が知っている、無敵のカリスマ・ボクサーの伝記ではない。時代に翻弄されながらも、自らの手で運命を切り開いていくひとりの男の栄光と挫折、そして復活への物語であり、どんな逆境にも決して屈さぬ自由で強靭な魂の軌跡なのだ。そこには、真実のみが描きだすことの出来る心ふるわせる感動があり、時代を越えて今に生きるものの胸をも熱くさせずにはいられない!  モハメド・アリを演ずるのは「メン・イン・ブラック」「インディペンデンス・デイ」に主演し、現在黒人スターとして唯一2000万ドルを稼ぐスターとなったウィル・スミス。彼は撮影に入る前、ほぼ1年かけてアリの話し方や癖、特徴を研究すると同時に、肉体的なトレーニングを重ねて20kg近く体重を増量、臨場感あふれるボクシング・シーンでは一切スタントを使わず、激しい撮影に臨んだ。その迫真の演技に全米では話題騒然、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。 アカデミー賞ドキュメンタリー賞受賞作品。1974年にザイール・キンシャサで開かれたモハメッド・アリとジョージ・フォアマンのチャンピオン戦のドキュメンタリを記録したドキュメンタリ・フィルム作家レオン・ガストが数10年後に発表。ベトナム戦争徴兵反対でチャンピオンシップを剥奪されたアリの挑戦をフォアマンが受けるが、試合は延期され滞在は6週間に及ぶ。ミュージシャンのジェームズ・ブラウンらも応援にかけつけ、興奮と連帯で盛り上がる。 ベトナム戦争徴兵反対で世界ヘビー級チャンピオンシップを剥奪されたアリの挑戦をフォアマンが受けたボクシング史に残る試合。ノーマン・メイラーもドキュメンタリー「ザ・ファイト」を発表している。 チャンピオンのフォアマンは26歳、対するモハメッド・アリはソニー・リストンを倒してヘビー級チャンピオンになってから10年を経て32歳。みながアリの敗北を信じた。 蝶のように舞うフットワークは失われ、ロープに深く持たれてフォアマンに押されっぱなしに見えたアリの奇跡のパンチとカムバック。 試合後、インタビュアーの質問を無視し、興奮して一方的に吼えまくるアリの姿が印象的だった。 アカデミー賞ドキュメンタリー賞受賞作品。1974年にザイール・キンシャサで開かれたモハメッド・アリとジョージ・フォアマンのチャンピオン戦の裏舞台を記録したもので、ドキュメンタリ・フィルム作家レオン・ガストが20年以上後に発表。 試合は延期され滞在は6週間に及ぶ。ミュージシャンのジェームズ・ブラウンらも応援にかけつけ、興奮と連帯で盛り上がる。 アリもフォアマンもアフリカン・アメリカンだが、ザイールの人たちは圧倒的にアリを支持した。行く先々でも、そしてリング上でも、アリが腕を挙げてあおると、「アリ、バハウェ」(アリ、キル・ヒム」というコールが起きる。フォアマンは「僕も黒人でアリより肌の色は黒いのに」とぼやく。その支持の理由をザイールの作家は「アリはベトコンと戦うことを拒否した。それでアリはタイトルも何百万ドルも何百万ものアメリカ人の支持を失ったが、アフリカの何百万もの支持を得た」と語る。 アリのこれまでのファイトのハイライトや徴兵拒否で有罪を宣告されたときなど歴史的なフィルムも織り込まれ、政治も含めた当時の時代の雰囲気を伝えている。 ザイールの風景、人たち、ジェームズ・ブラウンらのコンサート風景、観戦した作家ノーマン・メイラー、スパイク・リーらが当時を振り返るインタビューも豊富。