有名人のチャート
小室 哲哉 (komuro tetsuya)
1958年11月27日生まれ 出生地:東京都世田谷区
出生時間:17:05 JST 職業、経歴:TMN/KEY、音楽プロデューサー
<http://www6.tok2.com/home2/uhhoho/birthdata.htmlより参照>
以下はウェブ上から抜粋してきた小室 哲哉の音楽活動についての経歴である。
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1984年:TMネットワークとしてデビューする。 1985年:他のアーティストに楽曲を提供し始める。 1986年:渡辺美里の「My Revolution」を大ヒットさせる。 1990年:TMネットワークをTMNと改称する。 この頃から、作曲家としての活動に比重を移し、ユーロビート〜レイブ系のサウンドを取り込みながらアイドル歌手に多数の楽曲を提供し始める。 1992年:TMNとしてのツアーを途絶する。 1993年〜1994年:trfをブレイクさせる。 1994年5月:TMNが正式に解散する。篠原涼子with t.komuro名義で「恋しさとせつなさと心強さと」を大ヒットさせる。 1995年:ダウンタウンの浜田雅功とH Jungle With t名義で「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」などをヒットさせる。 この間、並行して安室奈美恵、華原朋美らに詞と曲を提供し、ヒットを連発させた。 1995年8月:globeが最初のシングル「Feel Like dance 」をリリースする。 1998年10月:globeはこの時点で16枚のシングルと3枚のアルバムを発表している。 ★ウェブ上で閲覧できる小室哲哉のサウンドに関する研究論文では「小室哲哉は、1990年代の日本の音楽産業界において最も成功した音楽家である」と述べられている。 |
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「小室哲哉は、1990年代の日本の音楽産業界において最も成功した音楽家である」というのは実際そうであると思えるが上記の年表からその範囲をもう少ししぼりこむと、まず、trfをブレイクさせ、その後、ダウンタウンの浜田雅功とH Junlge With t「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」のヒット、篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」の大ヒット、安室奈美恵、華原朋美のブレーク、自ら参加したglobeのヒットなどが続いた1993年〜1998年ぐらいが成功した期間であると思われる。 また、現在、小室哲哉は落日と揶揄され、『まもなく吉本興業もクビと噂される落日「小室哲哉」』と週刊新潮の芸能記事で書かれているほど、最近では活動が低迷している。かつて年収20億といわれていたが、ヒット作を連発した頃に購入したアメリカ西海岸の豪邸を最近、売却したが12億ぐらいの安値(相場からするとかなり安いらしい)で叩き売ってしまったらしく、当面の現金を調達するためではないかと記事に書かれている程、金策に奔走しているようである。 本検証ではこのような小室哲哉の富と成功、そして、落日と揶揄される苦境な期間を惑星配置やダシャーが示しているかどうかを確認することとする。 |
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まず、彼のチャートで最も目に付くのは強い月である。ラシチャートでは月は牡牛座のローヒニーで高揚し、満月であり、凶星からのアスペクトを受けていない最高の月である。ナヴァムシャでは月は蟹座の自室に在住しているため、月は非常に強いと言える。牡牛座の月は非常に落ち着いていて、優雅にゆったりとしているが、小室哲哉の独特の落ち着いたゆっくりとしたしゃべり方は非常に牡牛座の月を示していると言える。また、彼は非常に色白であるが、月がラシ、ナヴァムシャともに1室に在住していることが色白に関係しているかもしれない。
そして、その次に気付くのは蠍座に在住する金星であるが、これはナヴァムシャでも蠍座に在住してヴァルゴッタマである。7室に金星が在住するのは7室が配偶者のカラカであり、また金星も配偶者のカラカであることから、カラカが重なっている。カラカが重なってしまう場合、カラカが表示する配偶者、パートナーにとっては良くないというが、これは華原朋美との泥沼な恋愛など見ても明らかである。7室のアシュタカヴァルガのビンドゥ値は17ポイントと非常に低く、彼が配偶者、パートナーにエネルギーを割かないのが分かるのである。また7室の象意での困難も予想されるのである。ちなみに7室の金星のアシュタカヴァルガのビンドゥ値は1ポイントで非常に低い。また、土星のアシュタカヴァルガのビンドゥ値を見ると、7室−8室−9室は2−1−1ポイントであり、非常に低い。現在、トランジットの土星が1室から2室に移動したところであり、おそよ2年半前から7室に対してトランジットの土星がアスペクトをしており、現在は8室に対して、そして2年半後には9室にもアスペクトするが、いずれもビンドゥ値は2ポイント、1ポイント、1ポイントと非常に低くここ暫くは低迷期が続きそうである。彼の活躍を2000年以降には見る機会がなくなったと思われるが、アシュタカヴァルガとトランジットの惑星の影響という観点からもそれは言えるのである。
脱線してしまったが、月の状態をもう少し見れば、月は歌やダンス、芸術を表す3室の支配星であり、1室で高揚して、芸術のカラカである金星と相互アスペクトしており、また金星は7室から自室にアスペクトを返すことで、1室の月が非常に強い金星の影響を受けることになる。また7室に在住する太陽は4室の支配星であり、1室支配の金星と同室してラージャヨーガを形成しているが、この場合、自分を表す1室と母親、家庭を表す4室が対人関係の7室と絡むため、つまり太陽は4室の象意を運ぶが対人関係においては家庭や家を形成すると読むことができる。小室哲哉に育てられた人々が総称して小室ファミリーと呼ばれていたのは面白いのである。
そこで、最も小室哲哉が活躍してヒットを出していた1993年〜1998年のダシャーを見てみると、木星−金星、木星−太陽、木星−月とアンタルダシャーがラシチャートで1室−7室の軸で相互アスペクトを形成する惑星の時期となっていたのである。さらに確かめるため、マハダシャーの木星を1室とすると、2室に1、8室支配の金星、11室支配の太陽が在住し、8室で10室支配の月が高揚し、かなり、金星、月、太陽の間で富のヨーガを形成しているのが良く分かる。8室も割とたくさん出てくるが、権利収入、不労所得など主にCDの売上による印税所得を意味するかもしれない。彼の場合、プロデューサーであるため、後ろから糸をひく影の支配者であり、印税の最大取得者でもある。8室が絡む場合はそんな意味が出てくる可能性があり得る。このように、金星、太陽、月のアンタルダシャーの時期は彼の最も強い惑星群が相互に絡む時期であり、彼が富や成功を得た時期とも非常によく一致している。
それでは次に落日と揶揄されているここ最近のダシャーはどうであろうか。 ダシャーを見てみると彼は2001年5月から土星−土星に移行しており大きな転機となっている。 土星は9室、10室を支配するラージャヨーガカラカであり、2室、5室を支配する水星と8室でコンジャンクションしているが、この土星は水星以外、他の惑星のアスペクトを受けないで水星と一緒に孤立して8室に在住しているのである。この土星と水星は吉星群ばかりでなく、木星や火星とも関係していないため、他の惑星との絡みを完全に失っているのである。この土星と水星のコンビネーション自体はラージャヨーガとダナヨーガを生み出すが、8室に在住していることは問題である。まず8室に惑星が集中すると引きこもり傾向が出てくるというがマハダシャーが8室に在住する惑星であれば当然その傾向が出てくると思われるのである。また、土星を1室とすると、土星は2室(マラカ)、3室(精神不安定、困難)の支配星であり、1室(身体、評判)に在住しており、月は8室支配の6室在住となり、また9室(幸運)支配の太陽と11室(収入、友人)支配の金星は12室(損失)に在住するのである。 ※ 但し、1室、4室支配の木星は11室に在住し、5室支配の火星と相互アスペクトしてラージャヨーガを形成しているため、収入面で極端に良くない表示は出ていない。ラシでも8室でラージャヨーガ、ダナヨーガが形成されており、月から見ても同様である。 次にナヴァムシャだが、土星と水星は10室に在住しており、土星は7室(マラカ)と8室(苦悩)の支配星であり、水星は3室(困難)と12室(損失、監禁)の支配星であり、10室(名誉、地位)を傷つけている。10室の支配星の火星は6室(病気、敵)に在住しており、2室(マラカ)支配の太陽が減衰する4室から機能的凶星化している土星、水星に対して、アスペクトを投げかけ相互に傷つけあっている。 一般に土星期は困難な時期であると言われており、私の友人なども土星期には非常に苦労していたように思われる。実際、彼の活動が停滞し始めたのは2000年前後ぐらいからであり、また現在の彼が決して良いとは言えない状況にあるため、ここでもヴィムショッタリダシャーは非常に機能していることが分かるのである。 彼の場合、{月、金星、太陽、木星、火星}と{土星、水星}が相互に関連していないため、 ダシャーによって、人生の激しい浮き沈みを経験するのである。 彼は今後、土星−水星、土星−ケートゥとダシャーが推移していくが、アンタルダシャーが水星、ケートゥといずれも吉星群や機能的吉星群からのアスペクトや同室などがないため、2008年2月末まではこの状況が続くと思われるのである。2008年2月末からは土星−金星に移るため、状況は好転すると思われる。 |