ジミー大西


ジミー大西の出生図である。

ジミー大西は、吉本興業のお笑い芸人であるが、絵画の才能を見出されて、 1996年に芸能活動を引退して、以後画家として活動している。

画家としてのジミー大西は非常に高い評価を得ており、 作品に100万の値段が付けられたり、ブラジル・パラ州政府から文化功労賞を授与されたり、ボジョレヌーボーのラベルデザインに採用されたりしている。

また各地で個展を開催できることも高い評価があってのことである。

このジミー大西の絵画の才能は、どのような惑星配置から成り立っているのか、またジミー大西のあの独特の作風は、どんな配置がもたらしているのか、非常に興味を喚起する所である。


出生時間が分からないが、画家としてのブレイクのタイミングや、結婚のタイミングなどから、おそらくラグナは牡牛座である。

1996年に芸能界を引退して、画家としての活動に専念したタイミングをマハダシャー金星期とすると、ジミー大西の人生のイベントを上手く説明できそうである。

ジミー大西は絵画の創作活動に没頭したくて、芸能活動を引退し、あこがれのピカソの故郷、スペインに移住している。

そして、ジミー大西を誰一人知らない異国の地で、 芸術への想いを一気に爆発させたのだという。


まず、絵画の才能は3室や5室などが表すため、3室や5室に顕著な才能を表す配置がなければならない。

そうした絵画の才能をもたらすには、金星、土星、そして、対向の月などが、3室に絡まなければならないと言うのが、最初の直観である。


そのためには、 蠍座ラグナか、牡牛座ラグナでなければならないため、この2つのラグナに絞り込まれたが、結婚のタイミングや彼の創作に対する姿勢などを考えると、牡牛座ラグナで、ラグナロードの金星が9室に在住する配置が正しそうである。


牡牛座ラグナであれば、ラグナロードの金星が9室に在住し、9、10室支配の土星と9室で接合して、3室支配で3室(絵画、デザイン)の自室に在住する月に対して、アスペクトバックする配置は絵画の才能を表している。

そして、単なる才能ばかりではなく、そこに絵画に対する真摯な姿勢や、情熱、また絵画の先達(師匠)に少しでも近づきたいという純粋な気持ちも見られるのである。

例えば、ジミー大西はテレビ番組の企画で、岡本太郎や横尾忠則といった一流のアーチストから絵の才能を見出され、アドバイスをもらったり、親しく交流したエピソードについて、楽天ブックスのインタビューで語っている。



そうした芸術家の先生との交流が、ジミー大西の芸術活動に非常に良い影響を与えたことがよく分かる。

ジミー大西さん−−(笑)。では、まったくのシロウトとして描いた絵が、岡本太郎さんや横尾忠則といった超一流のアーティストたちに評価されたわけですね。 ジミーさん はい。TV番組の企画で絵を描いたんですが、その絵を見ていただいた岡本太郎さんから「キャンバスからはみ出せ」という言葉をいただいて、ああ、そうやって描いていけばいいのか……と思いましたね。

横尾忠則さんは「プロになっちゃいけないよ。趣味のままで描いたほうがいい」とおっしゃっていたんですが、いまになってだんだんとその言葉の意味がわかってきました。プロはちゃんと描かなくてはいけないもんだと思うんですが、ちゃんと描かなアカン、ちゃんと描かなアカンと思っていると、だんだん描けなくなって来るんですよね。だからぼくの場合はプロにならないほうがいいのかもしれない。いまになって、横尾先生の言っていたことがよくわかるなあ、と思うんです。

また、ジミー大西は、インタビューの中で画家としての創作活動について次のようにコメントしている。

いまでも描き始めると止まらなくなるのは変わりませんね。昼夜逆転していきます。1週間か10日間で1日の時間が一周して元に戻るくらい、生活時間帯がメチャクチャになります。奥さんとしゃべってる時間も10日間の間に3時間とか4時間になりますね。1日一言もしゃべらんこともあるし。海外へ行くときは3カ月、4カ月、1人で行きます。彼女も自分の仕事があるので、海外に来られるのは長くても2週間くらい。夫婦でもなかなか会えなかったりもしますね(笑)。

まず、芸術家の師匠からの良い影響で、画家への道が開かれたことや、絵を描いている時に忘我の状態となり、完全に没入して、時間を忘れてしまう所など、彼の絵画に対する姿勢は、非常に精神的である。

ラグナを牡牛座に設定すると、マハダシャー金星期になったタイミングで、 あこがれのピカソの故郷、スペインに移住し、そこで創作活動に取り組んでいる。

これは明らかにラグナロードの金星が9室に在住して、9、10室支配の土星と接合する配置がもたらしたと考えられる。

彼はあこがれのピカソに少しでも近づきたいためにスペインに旅立ったのだが、それはまさに巡礼の旅(9室)であり、留学(9室)であったと考えられる。

そして、9室に在住するラグナロードの金星が9、10室支配のラージャヨーガカラカの土星と接合している為にそこで、創作活動に没頭したのである。


それは芸術の探究であり、創作の追及であり、他の不純な目的はないのである。

これはまさに宗教家や科学者や芸術家に起こりうる、神の探究、神が創った自然の法則の探究、神が創った自然の美の探究といった、精神的な営みの一つである。


そして、絵画の創作にひたすら時間を忘れて取り組んだのである。

これは真の芸術家に起こりうる一つの真摯な姿勢であり、霊的であるといっていいと思われる。


ジミー大西にとって、この9室で成立している1−9、1−10、9−10の強力なラージャヨーガの配置、そして、3室支配で自室に在住する強い月との相互アスペクトが、絵画の才能をもたらしているのである。

作風は、アンディ・ウォーホルのような原色を多用した大衆受けする雰囲気を持っていると共に何かピカソの作風のような深遠さも感じさせる作品が多い。



これは蟹座の3室に在住する月が大衆受けする分かりやすい作品を表し、その月に対して、強力なラージャヨーガを形成する土星や金星がアスペクトしている為ではないかと思われる。

そして、3室支配で自室に在住する月には8、11室支配で11室で自室に在住する強い木星がアスペクトしており、 この配置も強力である。

この11室で自室にある強い木星のアスペクトがある為に作品が高い評価を受け、各地で個展を開催すると共に切手、銀行通帳、CDジャケット、ポスター、ワインラベル、公共作品など幅広く、その活動を展開して、そこからの権利収入など、その知名度や評価、称号から複数の収入が発生している。

この木星こそが、ジミー大西に高い評価をもたらしている配置である。


つまり、ラグナロードで9室に在住する金星が9、10室支配のラージャヨーガカラカの土星と接合し、3室支配の月と相互アスペクトし、11室から自室の木星が3室の月にアスペクトしている配置は、まさに画家として成功しそうな配置である。

まさに画家になる為に生まれて来たような配置であると言える。



因みにジミー大西は、1996年の芸能界を引退した翌年の1997年10月21日の金星/金星期にマネージャーと入籍している。



金星は1室(7室から7室目)の支配星であり、結婚のタイミングを表している。

トランジットの木星は9室から1室にアスペクトし、土星は11室から1室にアスペクトして、1室(7室から7室目)にダブルトランジットして、結婚のタイミングを表している。

またラグナロードの金星が7室をトランジットし、7室支配の火星が7室をトランジットしていることからも、この日が結婚した日であることを表している。


またトランジットの月もおそらく数時間前には牡牛座1室(7室から7室目)をトランジットしていたことが分かる。

従って、結婚のタイミングも牡牛座ラグナで正しいことを示している。


この時、木星が9室をトランジットしているが、その前年の1996年にピカソの生誕地、スペインに移住して、創作活動を開始したのであり、木星が9室をトランジットしていることもこのタイミングが正しいことを表している。

因みに木星は2年後に魚座11室に入室するが、11室には自室の強い木星が在住している。

1999年に国内外での精力的な活動が認められ、ブラジル・パラ州政府から文化功労賞を贈られたのは、木星がちょうど11室に入室したタイミングである。


因みにチャラダシャーでは結婚した1997年10月21日は山羊座/獅子座の時期であり、山羊座と山羊座からの7室にDKNがアスペクトし、獅子座にはDKがアスペクトしている。

トランジットの土星は逆行して、DKにジャイミニアスペクトしており、チャラダシャーでも結婚のタイミングを正しく表している。



もう一つの検証として、2008年10月8日午後7時頃にジミー大西は、東京都江東区で、自動車事故を起している。

ジミー大西が、都道で3車線の道路の右折専用レーンを誤って直進し、右折と直進が可能な左隣りの中央の車線を右折してきた乗用車と接触した事故である。



この時のダシャーは金星/木星期で、マハダシャーロードの金星は6室の支配星で、アンタルダシャーロードの木星は8室の支配星である。

そして、木星が8室をトランジットして、土星は4室から6室にアスペクトしていたが、ラグナロードの金星と、7室支配の火星も6室(事故)で接合していた。

そして、4室に木星もアスペクトして、4室に土星と木星がダブルトランジットしていた。

乗り物(4室)に関係する出来事が起こることを表していた。


つまり、自動車事故のタイミングを表している。


ジミー大西は高校卒業後の就職を希望したが、成績の悪さから就職先が見つからないため、担任の教師が吉本興業に雇ってくれるように頼み込んだという。

この時のダシャーが、水星/ラーフ期である。

水星は2、5室支配で8室に在住して、火星、太陽と接合し、ラーフ/ケートゥ軸とも接合している。

ラーフは2室から8室にアスペクトしている。


従って、水星もラーフも8室に絡んでいるが、8室が口コミで棚から牡丹餅的に恩恵を受ける配置であることから、担任の口利きで、吉本興業に就職できたことを表している。

そして、吉本興業に入社してからも、水星期が続き、「おおにしこにし」という漫才コンビを結成したが、長続きしなかったとwikipediaには書いてある。

運転手にならないかと明石家さんまに誘われて、自動車教習所に通ったが、免許を取るまでに半年掛かったというエピソードもwikipediaに記されている。

つまり、この8室在住の水星期は物事がスムーズには行っていない。


また明石家さんまの運転手を務めたり、明石家さんまに一発ギャグを仕込まれたりしたのは、この8室に在住する傷ついた水星期だからである。

またこの水星期には、 島田紳助が所有していたマンションに住んでいたと記されている。

水星は4室支配の太陽、7室支配の火星と接合して、8室でラージャヨーガを形成しているため、吉本興業の先輩たちの世話になって、生活していたことがよく分かる。

ラージャヨーガが8室で形成されていた為、吉本興業からは売れるわけがないと見放されていたにも関わらず、吉本興業の先輩たちが面倒を見てくれたのである。


そして、ケートゥ期に入ってから少しずつ絵を描くようになっていたようである。

最初の個展は1993年のケートゥ/ラーフ、ケートゥ/木星期辺りである。

ケートゥは5室支配の水星と接合し、ディスポジターの木星は11室の魚座から3室支配の月にアスペクトしている。

従って、ケートゥ期に絵画の創作活動をした理由は理解できる。

 

ケートゥ期は変容をもたらす時期で、この時期が画家になる為の研修期間であったと言ってもいいかもしれない。

8室に在住するケートゥ期で、ケンドラとトリコーナの支配星と絡むことで、ラージャヨーガを形成している。

従って、このケートゥ期に絵画を創作することに集中して取り組んで、絵画を研究し、沈黙の中で、取り組めた充実した時期ではなかったかと思われる。

このケートゥ期を経て、金星期の画家としてのブレイクにつながっていく訳である。

このように見て来て、ジミー大西のラグナは牡牛座で間違いないと思われる。

マハダシャー金星期になって結婚している為、ナヴァムシャのラグナを牡羊座に設定し、金星を7室の支配星とすることで、金星期に結婚した理由が説明できる。

また金星は3室に在住しているため、金星期に専業の画家として活動していることも表している。

因みに絵のタイトルなどは、元マネージャのパートナーが決めていると言われ、7室支配の金星が3室に在住することで、パートナーとの二人三脚で、パートナーが絵の活動をサポートしていることをよく表している。

また創作の5室獅子座には太陽が自室に在住しており、9室で自室に在住する強い木星が3室の金星と5室の太陽にアスペクトして、創作活動における師匠の保護を表している。

従って、 ナヴァムシャのラグナは牡羊座でよさそうである。

この牡羊座ラグナでは、9室でムーラトリコーナの強い木星や5室で自室の太陽などの配置から、絵画の創作において、全く独創的な境地を切り開いたことを表している。

これがジミー大西の本質であり、魂のチャートであると言える。

独創的で、彼にしか書けない全くオリジナルな作品を世に出し続けているのは、このナヴァムシャがもたらしていると理解できる。


因みにナヴァムシャを修正すると、自動的にダシャムシャ(D10)も修正できるが、D10を見ると、ラグナロードの金星が10室に在住している。

ジミー大西は金星期から画家として有名になっていることから、金星がダシャムシャのラグナロード(1室の支配星)そして、ダシャムシャの10室に在住していることが、金星期の成功を物語っている。

従って、ジミー大西のナヴァムシャのラグナは牡羊座で、D10のラグナは、牡牛座である。


ダシャムシャ(D10)のラグナロードの金星は10室に在住して、2、5室支配で4室に在住する水星と相互アスペクトして、ラージャヨーガを形成している。

このダシャムシャの10室に在住する金星から、ジミー大西が金星期に成功したことがよく分かるのである。


今後のジミー大西について


因みに今、ジミー大西は2012年10月28日から金星/水星期で、画家としての活動は好調である。

例えば、以下のような記事からもそれは伺うことができる。

大阪マラソン応募13万人 ジミー大西イメージ画を爆笑発表
THE PAGE 6月12日(金)12時6分配信

10月25日に開催する「第5回大阪マラソン」の組織委員会(第15回)が12日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で行われ、エントリー状況やチャリティ事業についての報告などが行われた。同マラソンの総エントリー数が13万7814人で、うち海外からは7478人のエントリーがあったことも報告された。チャリティ事業報告では、チャリティアンバサダーに元阪神タイガースの赤星憲広氏らが就任することも発表。また、画家でタレントのジミー大西が同マラソンイメージ絵画を製作し、サプライズで本人が公開し盛り上がりを見せた。

 チャリティ事業報告では、チャリティアンバサダーにコブクロの小渕健太郎や京都大学の山中伸弥教授らが名を連ね、その中にジミー大西の名も。そして「きょうはジミー大西さんが会場へいらしてます」と発表後に本人が登場。サプライズで、同マラソンイメージ絵画を、自らの手で発表した。

 このイメージ絵画は 一人のランナーが大阪を駆け巡る「駆ける」というタイトルをつけたという。ジミー大西は「大阪城、大阪市中央公会堂、通天閣と、大阪城以外は寄付で建てられたものらしいです」と話し、淀屋橋や出場者全員が「7色のチーム」に分かれ駆けるという点から「7」の数字を背負ったランナーが巡るというイメージを表したという。

 エントリー状況報告では、定員3万2000人に対し、総エントリー数が13万7814人であることなども発表された。都道府県別のエントリー数で、応募1位は大阪府の5万3295人、2位が兵庫県の18405人だった。3位は東京都の9448人だったという。

 今回は海外から7478人のエントリーがあり、こちらもベスト3は1位台湾の3427人、香港の2374人、3位は中国の440人となった。当落通知は8日から順次メールで行っていくという。

ジミー知事に「お前も頑張れよ」

 会議終了後に、ジミーが再登場となり、拍手で迎えられると、再び絵について説明を始めた。作品について2か月半かけて制作したことを真面目に話す一方で、サプライズでマラソンに出て走ることも本人から発表された。

 ジミー大西は松井知事とは同じ八尾市の出身であり、同級生だということを明かしたうえで、「知事じゃなかったら、タメ口でしゃべってるとこです」と笑って言えば、松井知事も「ジミーさんが画家じゃなかったら、ぼくもタメ口です」などと応酬する一幕もあった。

独特の作風の絵画については全員一致で評価が高く、「カラフルで非常にいい絵です。欲しいです」などと松井知事は笑顔を見せた。

 また、マラソンにはどんなコスチュームで走るのかとの記者の質問に、「コスチュームは、ちゃんとパンツもはいて、皆さんの前に出れるような格好で完走したい。完走することを目標に頑張る」と述べた。「フルマラソンは初めて。人生で最初で最後」とも付け加えた。

 松井知事が「ジミーさん、マラソン頑張って下さいよ」とエールを送ると、「お前も頑張れよ!」とギャグで返して会場を笑わせた。

(文責/フリーライター・北代靖典)


2015年8月29日から金星/ケート期に入るので、今は既にダシャーチッドラ―で、マハダシャー金星期から太陽期(2016年10月28日〜)への移行期に入りつつあると言える。

太陽は出生図上では、4室支配で8室に在住して、ラージャヨーガを形成している。

太陽は権威を表し、それが棚から牡丹餅的に(8室)得られることを表している。


4室は建物や建造物を表しており、そして、8室は自分を雇う人を表しており、そして、太陽は政府や公共団体などを表していると考えられる。

そうすると、マハダシャー太陽期には自分の家(住まい)を建設するとか、あるいは、政府や公共団体から依頼されて、建築物を芸術家の立場で創作するかもしれない。


もし上記のダシャーバランスが正しくナヴァムシャのラグナも正しければ、ナヴァムシャで5室支配で5室の自室に在住する太陽は、依然として、強い創造性を表し、作品に独創的な威厳が伴うものと思われる。

またダシャムシャ(D10)の1室に太陽が在住しているため、依然として、有名であり続けると言うことができる。

然し、出生図の表層のレベルにおいては、9室に在住する金星期が終わる為、今までのように真摯に絵画を学び、創作に取り組んだ時期は終わるのではないかと思われる。

ジミー大西はそうした意味で、これまで創作に夢中で真摯に取り組んで来た金星期の終わりの時期を迎えており、一つの節目が来ているのである。


つまり、何が言えるかというと、ジミー大西は2016年10月以降のマハダシャー太陽期から、今までの絵画の創作を辞めてしまうのではないかと思われる。

もちろん、ジミー大西は生涯、絵画を創作していくと思われるが、然し、マハダシャー金星期に入る前の水星期からジミー大西は絵画を創作していた。

然し、それは仕事の合間に片手間に行っていたのである。

マハダシャー金星期に入ると、ジミー大西はピカソへのあこがれや創作意欲が抑えられなくなり、そして、お笑い芸人としての活動の片手間に絵を書くことに耐えられなくなったのである。

そして、芸能界を引退し、絵画の創作に没頭することになった。そして、スペインに旅立ったのである。

このジミー大西に絵画へのロマンや、絵画への探究心を呼び起こしたマハダシャー金星期が終わろうとしている。

そして、次に再び、金星期の前の水星やケートゥと同じ射手座に在住している太陽期が始まろうとしているのである。

太陽期になると、ジミー大西は、かつての創作への情熱は落ち着いて、但し、今までの業績から画伯としての肩書きを得た上で、活動していくことになると思われる。

そして、8室に在住していることから、それはマネージャーや会社組織(吉本興業)、政府や公共団体から雇われることを表している。

従って、 再び、以前のように芸能界に戻った上で、建築物のデザインや創作などを行いつつ、活動を続けていくものと思われる。

そうした意味で、以前のようには絵画を創作しなくなっていくはずである。




西暦 年月 出来事 ヴィムショッタリダシャー チャラダシャー トランジット
1982年〜 高校卒業後は、就職を希望したが、成績の悪さから就職先が見つからないため、担任教師が吉本興業に雇ってくれるよう頼み込んだ事で、アルバイトの形で、高校在学中から吉本に入り、放課後や休日に、なんば花月の裏方(幕引きや進行)を務める。明石家さんまとはこの頃に出会っている。高校卒業後に正式に吉本入りし、その後、さんまの勧めによりぼんちおさむに弟子入り。しかし憧れは間寛平だった。吉本新喜劇などを経て「おおにしこにし」という漫才コンビを結成したが、どうしてもジミーだけが目立ってしまうため長続きしなかった。 水星/ラーフ 魚座/双子座
1986年 『ひょうきん予備校』(1986年-1987年)に本名の大西秀明名義で出演していたときは、現在では考えられないほどのしっかりもののキャラで、キレのあるボケやツッコミで周囲を爆笑させていた。また、芸人時代は島田紳助が所有していたマンションに住んでいた。

元祖天然ボケの伝説を持つ。萩本欽一に「このボケが意図的であればチャップリン以来の天才喜劇役者だ」と言われた。しかし、個室で2人きりで話をして、部屋から出てきた萩本の第一声は「天然だったね…」というがっかりした声であった。これが、「天然ボケ」という言葉の由来であるといわれている。
水星/木星
水星/土星
魚座/天秤座
運転手にならないかとさんまに誘われた時は、ジミーは運転免許を持っておらず、そこでさんまに『2週間で免許が取れる合宿制の自動車教習所があるから行ってこい』と言われ、合宿制の自動車教習所に通った。1カ月たっても卒業できず、また漢字が読めなくて筆記試験に通らなかった、試験に落ちるたびに、さんまにお金を送ってもらっていたという。結局ジミーは、免許を取るまで半年掛かった。さんま曰く、『車がもう1台買えたわ』。 さんまが運転手としてジミーの面倒を見るようになってからは、さんまによって才能を引き出され、数々の一発ギャグを身に付けていく。さんまが面倒を見るようになった当時のジミーは、吉本興業からは半ば見捨てられている存在であった。吉本社員の「売れるわけがない」という発言は彼ら二人の、特にさんまのモチベーションに繋がった。なお、この運転手時代に、料金所で車の窓を開けるのを忘れて、手を窓に思いっきりぶつけて手を骨折してしまったというエピソードがある。 水星/土星 メジャーダシャー魚座
1993年 1993年に初めて個展を開催。デッサンも遠近法もできないにわか画風にもかかわらず、動物などをテーマとしたシュールな画風と鮮やかな色彩感覚で画家として注目され、脚光を浴びた。 ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星
山羊座/射手座
山羊座/蠍座
1994年 7月 『FNS総力スペシャル1億2500万人の平成夏休みバラエティー』(フジテレビ系列)の企画で、フジテレビ(河田町時代)玄関で23時間かけて巨大アートを制作。この作品は秋田テレビが優勝賞品として獲得した。 ケートゥ/土星 山羊座/蠍座
1995年 7月 前年の好評を受け、再び24時間テレビの企画でステンドグラスを製作。この作品はサガテレビに贈られ、現在は佐賀市立図書館に収蔵されている。 ケートゥ/水星 山羊座/天秤座
1996年 芸能活動を引退、絵画に専念する。

芸人として絶頂期を迎えていた1996年頃に、後述するテレビ番組の企画によって芸術の才能を見出され、芸術家の道を歩むことになった。松本人志は引退に際し「もったいないな、あいつには誰も勝たれへんで!他に辞めなあかん奴いっぱいおんのに」とジミーの才能を絶賛していた。

尊敬する上岡龍太郎に、自身の絵画を褒められたことなどから画家として生きていく事を決意し、芸能活動を引退。岡本太郎から「君は画家になりなさい」と手紙をもらったことも、引退を決意した要因の一つである。
ケートゥ/水星
金星/金星
山羊座/乙女座
1997年 10月21日 マネージャーと入籍。 金星/金星 山羊座/獅子座
1999年 国内外での精力的な活動が認められ、ブラジル・パラ州政府から文化功労賞を贈られる。 金星/金星
金星/太陽
山羊座/双子座
2002年 個展「ジミー大西のEnergy of Nature展」を東京・京都で開催。 金星/月
金星/火星
山羊座/魚座
2003年 ボジョレー・ヌーボーのラベルデザインに採用される。 金星/火星
金星/ラーフ
山羊座/水瓶座
2005年 個展「ジミー大西のキャンパスからはみだせ」を全国で開催。
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーのラベルデザインに採用される。
金星/ラーフ 射手座/蠍座
射手座/天秤座
射手座/乙女座
2006年 『いつみても波瀾万丈』(日本テレビ)にて、岡本太郎は目標、明石家さんまは親みたいなものと答える。 金星/ラーフ
金星/木星
射手座/蟹座
射手座/双子座
射手座/牡牛座
射手座/牡羊座
5月 ジミーがカレンダーに描いた絵の贋作を作り売った男らが、大阪府警に逮捕された。 金星/ラーフ
2006年 〜 2011年 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』特番内で、録画VTRでの出演という形であるものの、年越しの瞬間を飾った。 金星/ラーフ
金星/木星
射手座/蟹座
2008年 7月26日 2008年7月26日の27時間テレビ内のクイズ!ヘキサゴンIIに出演。行列早抜け!リレークイズでは、さんまのフリに対する的確な持ちギャグを見せつけ、また中村玉緒・浅田美代子と共にヘキサゴンファミリーのおバカキャラ達を圧倒するボケを披露した。司会の島田紳助もこのジミーの活躍に「ジミーに久しぶりに会ったけど、前より確実にパワーアップしてる」と彼を評価している。 金星/木星 蠍座/牡羊座
2008年 9月30日 個展「夢のかけら展」を広島三越にて開催。 金星/木星 蠍座/水瓶座
2008年 10月8日午後7時頃 東京都江東区の都道で3車線の道路の右折専用レーンを誤って直進し、右折と直進が可能な左隣りの中央の車線を右折してきた乗用車と接触。けが人はなかった。 金星/木星 蠍座/山羊座
2009年 6月 180万かけてアゴを削る整形手術を受ける。 金星/土星 天秤座/射手座
2009年 6月27日 2009年6月27日放送の『ヤングタウン土曜日』にて、クリスマスに向けてイケメンになるために整形手術を行ったことがさんまから明かされた。あごの骨を削る本格的な手術で、12月までは食事は流動食のみで、包帯グルグル巻きの状態であるとのことである。しかし、ライオンのごきげんようにて、さんまが出演した際、ジミーの整形の話をし、12月にジミーがさんまのところにきたが、さんま曰く「なんにも変わっていなかった」とのこと。 金星/土星 天秤座/射手座
2011年 2011年、「東野・岡村の旅猿」にゲスト出演。10数年ぶりの本格的なバラエティー番組復帰となった。相変わらずの天然&マイペースぶりを見せつけ、以降も番組の常連となった。番組内ではプロ級の料理の腕前を披露している他、絵を描くことに飽きてきた、やる気がないとも暴露している。 金星/土星 天秤座/蟹座
天秤座/獅子座
天秤座/乙女座
天秤座/天秤座
2012年 7月14日-8月5日 グッチ新宿店に於いて、ジミー大西"ドリーム ワークス"展を開催。 金星/水星 乙女座/天秤座
2012年 9月5日 画家生活20周年を記念する個展「挑戦と革新」を銀座三越にて開催。 金星/水星 乙女座/天秤座
wikipedia ジミー大西より引用抜粋、一部編集

 

(参考資料)

wikipedia ジミー大西