江原 啓之 (えはら ひろゆき)

【生年月日】1964年12月22日

【出生地】東京都

【経歴】スピリチュアル・カウンセラー。世界ヒーリング連盟会員 。幼少の頃から数々の超常現象を経験。和光大学人文学部芸術学科を経て國學院大学別科神道専 修II類修了。滝業、修験道の修行を重ね、北澤八幡神社に奉職。1989年、イギリス留学で学んだ スピリチュアリズムも取り入れ、カウンセリングを開始。2001年刊行の『幸運を引きよせる スピリチュアル・ブック』が60万部を超えるベストセラーとなり、一躍人気作家となる。その 後、守護霊へのインタビューを記録した、『スピリチュアルメッセージ』シリーズや、『江原啓 之のスピリチュアル子育て』、『スピリチュアル幸運百科』、『スピリチュアル夢百科』など立 て続けに意欲作を発表。著書の発行部数は400万部を超える。最新の書き下ろし『いのちが危 ない!』では、現代への提言として生きる意味を説き、ベストセラーとなっている。テレビ・ラ ジオ・雑誌連載・講演会等でも活躍し、その愛にあふれた暖かいメッセージは熱く支持されてい る。また、2003年6月より東京を皮切りに2004年5月まで全国で開催された『江原啓之 スピリチュアル・トーク』は「癒しのエンターテイメント」として大絶讃を受けた。本年度より 美輪明宏氏の提言により「スピリチュアル・アーティスト」としての活動を開始、2005年1 月から3月まで全国11都市で『江原啓之スピリチュアル・ヴォイス』公演を行い、5月には東京・渋谷公会堂で特別追加公演も開催した。今後その活動の幅をますます広げてゆく予定である 。

【経歴2】バリトン。18歳より音楽を学び、武蔵野音楽大学パルナソスエミネンス特修科、声楽専攻を修 了。菊池英美、吉池道子、ヴィットーリオ・テッラノーヴァの諸氏に師事。 2000年、武蔵野音楽大学特修科修了演奏会では、ヴェルディ、ロッシーニを中心としたプロ グラムで優秀な成績を修めた。以後2001年には、「日本歌曲の夕べ」を開催。2002年「 Lastrada〜イタリアへの道」をムジカーザで開催。2004年5月には出版300万部突破を 記念して、「江原啓之バリトンリサイタル」を行い、イタリア歌曲、オペラ、日本の歌曲までを 歌い絶讃を博した。ヴェルディ、ロッシーニ等のベルカントオペラを得意とし、その他様々なコ ンサート・リサイタル等に出演し、いずれも高い評価を受けている。また、2004年12月に は、デビューアルバム『スピリチュアル ヴォイス』をリリース。ハイ・バリトンの輝きのある 高音域を持ち、温かみある、豊かな声量には定評がある。音楽の分野でも人々に憩いと癒しを感 じてもらうべく活動中である。

(江原啓之公式サイトより引用)

チャートの持ち主は最近、テレビ番組で一躍有名となったスピリチャル・カウンセラーの江原啓之氏である。

出生時間が分からないため、12:00でチャートを作成すると、ラグナが魚座ラグナになったが、その後、ラグナは種々の検討により魚座ラグナではないかと思われたのである。

ラグナを特定するために活用できる江原氏の情報は彼が幼少時から超常現象を体験しており、霊能力を持っているということと、武蔵野音楽大学で声楽を専攻しており、バリトン歌手として活動しているということ、また修験道者としての経歴である(和光大学人文学部芸術学科を経て國學院大学別科神道専修II類を修了、滝業、修験道の修行を重ね、北澤八幡神社に奉職)。また近年、テレビ番組に頻繁に出演し、スピリチャルカウンセラーという肩書きを世に出し、執筆する書籍の多くがベストセラーを出しているというのも注目すべき事実である。またイギリス留学でスピリチャリズムを学んできたという経歴も見逃せない。現在、彼は執筆、講演、テレビ出演等で非常に忙しいようである。

以上のような経歴がラグナを特定する上で参考になると思われる。

次にそれぞれの事実関係を示す特定のカラカは何かなるかを整理すると以下のようになる。

・超常現象の体験---蠍座

・英国留学でスピリチャリズムを学ぶ---9室

・声楽を専攻---吉星が在住もしくはアスペクトする2室

・修験道(滝業など)---隠遁、秘教の12室

・芸能活動、出版---3室、金星等

以上のような要素がそれぞれのカラカで示される。

そして、種々検討した結果、彼のラグナが魚座ラグナであると考えると、最も納得が行く結果が得られたのである。

例えば魚座ラグナだとすると、ラグナロードの木星が2室に在住し、徳のあるスピーチ、高尚な歌声(バリトン)、円満な顔つきなどが2室の特徴として挙げられる。

彼は「言葉を大切にすること」と主張しているようにカウンセリングする相手に語りかける時の印象が非常にソフトであり、癒しの要素があり、決して不快で冷たい感じを与えない非常に徳のあるスピーチをしている。

また11、12室支配の土星が12室の定座に在住し、ムーラトリコーナで強い配置を得ている。12室で強い土星は隠遁的な環境で瞑想などの修行に明け暮れることを表しており、また12室の土星は朝早く起きて、夜は早く寝たり、生活を規則正しく行なったりなど、肉体的苦痛や鍛錬を伴い、また清貧な精神生活を送るような配置である。そして、土星が強いため、そこから一定の修行上の成果を得るような配置である。

経歴に「滝業、修験道の修行を重ね」と書いてあるところから考えると、彼は一定の期間をそうした隠遁的修行生活に当てたと考えられる。

また5室に月が自室に在住して強い状態であるが、才能、知性を表す5室に定座で強い月が在住していることはカウンセリング能力や滋養の能力をもたらし、また霊感、直感、大衆や女性に対する奉仕の能力を表している。以前の事例で、魚座ラグナで月が自室に在住している人物が強いチャネリングの能力(霊感)や直感力を持っており、ハイアーセルフと容易に交信していたことから考えると、江原氏においても魚座ラグナは非常に信憑性が高いと思われたのである。

次に超常現象の体験だが、心霊体験などは蠍座が示しており、蠍座でケートゥが高揚していることが、彼の超常現象の体験をもたらしていることが考えられる。ケートゥは幽霊を表し、蠍座も超能力、霊能力などを表し、ケートゥが蠍座で高揚することによって、これらが非常に強く発揮される結果となっている。ケートゥには金星、水星がコンジャンクトするため、彼の霊能力は音だけではなく、目に見えるビジョンとして現われ、色彩も豊かであると考えられる。

この9室が霊能力の発揮される舞台になっているが、彼が英国留学して学んだのはおそらく、ポルターガイスト現象などが流行した18、19世紀の英国における心霊主義運動に端を発するその後の学究であり、心霊の存在を広く認知させ、現象界以外の世界が存在することへの自覚へ広く人々の関心を向けさせるというヒラリオン覚者(※)の起こした活動が継続されたものであると思われる。

9室は海外を表し、教師やグルとの出会い、留学などを表すため、魚座ラグナで蠍座が9室になることで非常に魚座ラグナの信憑性が高くなるのである。

最後に出版やテレビ出演などでタレントのような活動をしていることに関しては3室で高揚するラーフの影響と考えることが出来る。また対向の9室から水星、金星がアスペクトし、金星は3室の支配星で自室にアスペクトすることで非常に3室と金星自身が強くなっている。3室の金星は芸能人やタレントに多い配置であり、情報媒体への露出を好み、3室は自己表現、自己アピールなど、パフォーマンスの部屋である。

水星は出版、文筆を表す惑星であり、3室にアスペクトすることで、文筆出版が良いことを表している。

また水星はケートゥと緊密にコンジャンクトしており、霊感の強いケートゥの影響を強く受けており、それで3室にアスペクトしているが、彼のベストセラーである書籍はスピリチャルカウンセリングの本であり、皆、彼の霊能力を基盤として書かれた本である。決して、声楽に関する書籍ではない。

ラーフが3室で高揚することで彼がテレビ出演、講演、執筆を精力的に行っていることが説明できるのである。

このように魚座ラグナに設定すると、多くのことが説明可能である。然し、これを他のラグナにすると、必ずしも整合性を持って説明できないことが分かる。

例えば金星が在住する蠍座を2室に設定して、天秤座ラグナにすると、才能を表す5室の支配星が土星になり、自室に在住して強い配置となるが、水瓶座で土星がムーラトリコーナで強い配置は、音楽家や文筆家のような芸術家肌ではなく、IT系の知識や電気機械関係に強い技術系の知識を表し、土星の影響で雇用されて働く傾向が出てくると思われるので、全くそれだと整合性が取れないため、声楽の才能を2室の金星とする設定は適合しないことになる。(5室の土星はさらに火星のアスペクトによって傷つけられており、余計に芸術関係を示す可能性は少なくなる)

また金星、水星、ケートゥを3室に設定し、乙女座ラグナに設定しても同じように5室の支配星が6室で定座の配置となり、教育や学習にトラブルがあったり、技術系の知識を同じように表し、しかも6室で自室の土星はハードで強制的な労働と縁がある配置であり、江原氏の日頃の活動内容からして、ほとんど適合しないと思われるのである。

また蟹座をラグナとして、金星、水星、ケートゥを才能、創造性の5室の部屋に設定し、彼の霊能力が5室の才能として表われていると考えると、2室に火星が在住し、獅子座の火星は権威主義的であり、スピーチが鋭く、口が悪い傾向が出てくると思われるため、彼のソフトな徳のある語り方からすると、全く適合していないのである。

魚座ラグナにすると、才能、創造性を表す5室に定座の月が在住し、彼の才能は基本的に蟹座の月が表す女性や大衆へのサービスであり、鋭い直感や感受性で相手を受容する能力ということになり、それはすなわちカウンセリングの能力である。彼は結局のところ、カウンセラーなのであり、自分をスピリチャル”カウンセラー”と呼んでいることから、それはよく分かるのである。

 

次にヴィムショッタリダシャーを確認し、彼のダシャーが魚座ラグナで機能しているかを検討するが、分かっているイベントの時期は次のものである。

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1981年 18歳より声楽を学び、武蔵野音楽 大学パルナソスエミネンス特修科、声楽専攻を修了

1989年 スピリチュアリズム研究所を設立。英国で学んだスピリチュアリズムを取り入れ 、同年よりカウンセリングを開始。(現在は諸事情により休止中)

2001年 『幸運を引きよせる スピリチュアル・ブック』が60万部を超えるベストセラーとなり、一躍人気作家となる。

2003年 6月より東京を皮切りに2004年5月まで全国で開催された『江原啓之 スピリチュアル・トーク』は「癒しのエンターテイメント」として大絶讃を受けた。

2005年 1月から3月まで全国11都市で『江原啓之スピリチュアル・ヴォイス』公演を行い、5月には東京・渋谷公会堂で特別追加公演も開催した。

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声楽を学び始めた1981年はケートゥ/火星、ケートゥ/ラーフの時期であり、火星がラグナから2、9室支配で6室在住で、月から5、10室支配で2室在住、ケートゥから見て、ラグナロードで10室に在住しており、もし魚座ラグナでダシャーが正しいとしてもこの時期はトレーニングの時期だったという解釈しか成り立たない。ラーフはラグナから3室に在住しており、トレーニング、忍耐、日常的な努力の時期である。

次にスピリチャリズム研究所を設立し、カウンセリングを開始した1989年のダシャーを確認すると、金星/金星、金星/太陽(1989/4/24〜)である。

太陽は6室支配で10室のケンドラに在住して、方角の強さを得て、非常に強い状態にある。また月から見て、2室支配で6室に在住しており、マハダシャーの金星から見て、10室支配で2室に在住している。

出てくるハウスは2室、6室、10室であり、いずれもアルタハウスであり、この時期から彼が経済的に独立するためにカウンセリングを開始したと考えると非常によく説明できるのである。

スピリチャリズム研究所を設立したのは独立して起業し、自分の足で立つことを意味しており、また自己主張や英国から持ち帰ったスピリチャリズムというメソッドの正統な継承者、権威として自身を世に示すことを表しており、10室ケンドラで強い太陽はこの時期の状況と一致していると思われる。

また6室は格闘を示しており、太陽が6室を支配していることは自分が世に出るという格闘、競争の要素が強く出ていたと思われる。まだ始めたばかりの頃は名前も知られずに経済的自立を求めて、社会の中で競争しなければならず、名前が広く知られた現在とは違って、この頃は強い自己主張により世に自分を示す時期であったと思われる。また6室は対人的な要素を示しており、相手を必要とする象意であり、個別カウンセリングを実践していたこの頃はまだ日銭を稼ぐために個別にカウンセリングを行わなければならなかったのであり、これは太陽の6室支配がよく表している。

次に2001年刊行の『幸運を引きよせる スピリチュアル・ブック』が60万部を超えるベストセラーとなり、一躍人気作家の仲間入りをしたとのことであるが、この時期のダシャーは金星/土星から金星/水星期(2001/12/23〜)にシフトする頃である。

金星は3室の支配星で9室から3室の自室にアスペクトしており、4、7室支配の水星も3室にアスペクトしている。金星、水星ともに幸運の9室に在住して、3室にアスペクトしており、作家として成功するというこの時期の事象をよく表している。また3室の吉星は努力しなくても上手く行く傾向があり、この時期に出版した書籍がベストセラーになって、いきなり人気作家になってしまうという芸能人的な成功を考えると、3室への吉星のアスペクトが表す成功の仕方である。(ラーフが3室に在住している為、強い努力も伴っていると思われる)

この金星期は2004年10月23日まで続くため、次の2003年6月から全国で開催された『江原啓之 スピリチュアル・トーク』の成功もこの金星/水星期によって説明できることになる。

金星、水星が機能的凶星になっていることが若干、疑問の残るところであるが、ラグナを一つずつ検討していった際に魚座ラグナよりも整合性を持って説明できる配置がなかったため、この9室在住の水星、金星が出版、講演における成功を表していると考えざるを得ない。金星はナヴァムシャでムーラトリコーナで強いため、ラグナでの機能的凶星化を補うぐらいの吉星化がナヴァムシャにおいて生じている可能性がある。ナヴァムシャで魚座で減衰する水星も同様に6室もしくは8室で減衰することにより特別な法則が働き、ラージャヨーガ的な効果を発揮しているかもしれないのである。

この魚座ラグナで、ラグナの度数がウッタラパードラパダーの最初の度数である3°20’に設定すると、2005年1月からの全国11都市での『江原啓之スピリチュアル・ヴォイス』公演は金星/ケートゥ期である。

金星は3、8室支配で9室に在住し、ケートゥは9室に在住して9室の支配星として振舞う傾向を示している。月から見ると、4、11室支配の金星が5室に在住し、ケートゥは5室に在住するため、5室の支配星として振舞う傾向を持つことが予想される。

9室は遠征であり、また3室にもアスペクトしているため、短距離の移動を繰り返す傾向も示すかもしれない。また9室の講演ツアーはメディアには露出せず、目立たない形の社会奉仕的な活動と言えるかもしれない。月から見ると、ケートゥは5室に在住し、教育、学習、セミナーを表しており、講演を通じた教育活動と考えることが出来る。

ケートゥは一般に人とのコミュニケーションが減少し、意識が内面に向かう時期と言われている。従って、このケートゥ期に講演をしたというのが一見、事象と一致していない気もするが、蠍座でケートゥが高揚する場合、活発でなくなり、内向的になるという通常の表われ方とは違う表現となるようである。(筆者は蠍座でケートゥが高揚している人で活発に海外旅行をしていた人の事例を知っている。決して家で人とコミュニケーションせず、内向的で読書などばかりをしている訳ではないようである。)

江原氏の蠍座ケートゥも高揚しているため、この時期の講演活動と矛盾してはいないと考えることもできる。

こうして、魚座ラグナの可能性を検証してきたが、今の所、魚座ラグナよりも整合性を持って説明できるラグナは他に見つからないのであり、筆者は現状では魚座ラグナが有力なのではないかと考えている。

そして、もしこれが正しいとすれば2005年12月頃には江原氏はマハダシャー太陽期にシフトするのである。太陽期は1989年のスピリチャリズム研究所を設立した頃のアンタルダシャー太陽期の状況が大規模に再現され、自身を世の中に自信を持って自己顕示していく時期になるのではないかと思われる。

太陽は6室を支配し、ケンドラ最強の10室に在住して、方角の強さを得ており、社会的地位、権威を自分の競争的な自己顕示(6室)によって、勝ち取るような配置である。太陽は月から見ると、2室支配で6室に在住している。控えめな表現ではなく、自分の意思で以前、スピリチャリズム研究所を立ち上げたように何らかの目的を持った起業的活動を開始するのではないかと思われる。

そして、このアンタル太陽期にアルタハウスが強調されていたようにマハダシャー太陽期も2室、6室、10室のアルタハウスが強調され、富の蓄積、獲得が強調され、より自分の社会的基盤、社会的地位を強固に築くような活動に導かれるものと思われる。

然し、この6室支配の太陽は機能的凶星であり、通常は他者と競争し、他人を蹴落として、勝利し、自分の力、自我を拡大していくような争いを招くカラカであり、孤立や個人主義の傾向を示すのである。通常、6室が強いと受験競争や試験に合格するなど、他人の敗北があるからこそ、自分の勝利があるような分野で勝ち上る傾向を示している。資本主義の基盤となっている私有財産制を表すカラカであり、他者と自分をより明確に区別していくのである。

この太陽のマハダシャーには今まで他者やマスコミの要望に応える形での控えめな活動であったのが自分自身の意思でより明確に自分の立場や事業を世に示し、精神的指導者、教祖的な立場をより明確に打ち出していくと思われる。

2005年12月以降の江原氏の活動がこうした方向性を持つなら、彼が魚座ラグナであることがより明らかになると思われる。

もし違っていれば別のラグナの可能性を考えなければならない。然し、マハダシャー太陽期への変化はハウスが変化し、以前のダシャーの支配星との絡みがないため、その変化は明確に現れると思われる。

 

(資料)

江原啓之 プロフィール 世界ヒーリング連盟会員。 幼少の頃から数々の超常現象を経験。滝行、修験道の修行を重ね、北澤八幡神社に奉職。1989年、イギリス留学で学んだスピリチュアリズムも取り入れ、カウンセリングを開始。2001年刊行の『幸運を引きよせるスピリチュアルブック』(三笠書房 刊)が50万部を超えるベストセラーとなり、一躍人気作家となる。その後も立て続けに意欲作を発表し、いずれもベストセラーに。執筆活動以外にもテレビ・ラジオ・講演会など、多様なフィールドで活躍、その愛にあふれたあたたかいメッセージは若い女性を中心に厚く支持されている。また、18歳より声楽を学び、武蔵野音楽大学パルナソスエミネンス特修科、声楽専攻を修了。菊池英美、吉池道子、ヴィットーリオ・テッラノーヴァの諸氏に師事し、歌曲、オペラ等のベルカントオペラを得意として様々なコンサート等に出演。音楽の分野でも人々に憩いと癒しを感じてもらうべく活動中である。 来歴 和光大学人文学部芸術学科中退後、國學院大学別科神道専修II類修了。修了後は北沢八幡神社に奉職。1989年にスピリチュアリズム研究所を設立。英国で学んだスピリチュアリズムを取り入れ、同年よりカウンセリングを開始(現在は諸事情により休止中)。以降、作家活動を中心に、雑誌、テレビ番組、ラジオ番組、講演会など 多岐に亘る活動を行う。特に著書の累計出版部数は300万部を超えておりベストセラーの常連となっている。その傍ら、武蔵野音楽大学パルナソスエミネンス特修科声楽専攻を修了。音楽の分野でも才能を開花させ、楽曲を発表した。 なお、スピリチュアルカウンセラーとは、出演した「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京)によると、江原の造語である。一般的に使われる「霊能者」という言葉には、他力本願的イメージが強いとして、使用しないまでであり、そのイメージを払拭できればスピリチュアルカウンセラーであれ、霊能者であれ構わないとしている。