(資料)
ラエリアン・ムーブメントとは、いかなる宗教か? 「ラエリアン・ムーブメント」とは――同教団自身の説くところによると――クローン技術によって、25,000年前に人類を創造した異星人エロヒム(Elohim)による地球救済のためのプロジェクトである。「ラエリアン・ムーブメント」の教義そのものは、"常識"ある大多数の人々から見れば、まったく荒唐無稽な話であるが、今回の「クローン人間」誕生という、もし事実であれば、人類史上の大きな"出来事(event)"になりうる問題を提起した教団を突き動かせるモチーフについて、広く一般の人々に知らせる公共的必要性があるとレルネットでは判断したので、以下、同教団の説くところに基づいて、同教団の主な教義と活動について解説する。
▼教祖および立教の経緯 ラエリアン・ムーブメントは、1973年12月13日、フランス人ジャーナリストのラエル(Claude
Vorihon Rael)が、フランス中部の山岳地帯で、異星人のUFOと遭遇したことに端を発する。UFOから降り立った異星人エロヒム(註1)の外見的特徴は、身長約140cm、オリーブ色の肌に黒髪でアーモンド型の目をしており、調和とユーモアのセンスに溢れていた。
エロヒムの説くところによると、人類は、異星人がその優れた科学力によって、25,000年前にクローン技術(註2)によって創作したのである。しかし、地球は、人類による(核)戦争・環境破壊等によって壊滅的状態になってしまった。創造者として、地球および人類を見守ってきたエロヒムは、救済史のプロセスにおいて、モーゼ、仏陀、イエス、ムハンマド等の預言者を遣わして、人類にその愚行を悔い改めるように警告を発してきたが、人類はその警告を無視し続けて今日に至った。
そこで、ついに、エロヒムは、地球を「本来の正常な状態」に戻すため、現在に生きる1人の地球人(ラエルのこと)を預言者として選び、異星人たちが再び、この地球に降り立つための施設(Embassy=大使館)を造らせようとしている。
註1: 「エロヒム」とは、もちろん、旧約聖書の『創世記』の冒頭に出て来る創造主「エロヒム(神)」のことである。あまり、オリジナリティがあるネーミングとは言えない。
註2: 25,000年前に人類をクローン技術で創造したとすれば、その「元」は、いったいどこから摂ってきたのであろうか? エロヒム自身の体細胞の一部なのだろうか?
それとも、まったく別の生物の体細胞の一部を遺伝子操作して、新たに「ヒト」という種を創り出したのであろうか? ▼布教活動と主な教義
ラエリアン・ムーブメントは、若者を中心に、全世界に3万数千人の信者がいると言われているが、その内、なんと約10%が日本人だそうだ。同教団の公式サイトにも、日本語のページが選択できるくらいである。30万人が亡くなった広島の原爆についても記述がある。
同教団の「会費」は、「年収の3%」とされている。入信するには、「トランスミッション」と呼ばれる"洗礼"を受ける。この洗礼によって、信者(ラエリアン)個々人のDNAコード(ゲノム)が、エロヒムの宇宙船のホストコンピュータに登録され、たとえその人が死んだとしても、その人の宗教的功績を勘案して、そのクローン技術によって「生き返る」ことができるようになる。
主な"修行"としては、「脳を活性化させるための呼吸法」や、「Aumの発声法」や、「官能瞑想」による宇宙との合一感(オルガズム)の達成、エロヒムとのテレパシーによる交信などが求められる。人類の調和とフリー・セックスも説いている。
▼クローン人間の作製は当然の帰結 同教団の教義によると、クローン技術は「創造主エロヒムの業」そのものであり、他のほとんどの宗教や一般的な政治的決定である「クローン技術のヒトへの応用」の忌避とは、まったく、正反対の立場である。クローン技術は、過ちを繰り返してきた人類を、本来のエロヒムによる創造の目的に添わせるために、作り直すためにも、是非とも取り組まなければならない課題であり、事実、ラエリアン・ムーブメントでは、今年(2002年)の夏頃から、盛んに、年内の「クローン人間第1号誕生」を予告してきた。
その栄えある「クローン人間第1号」である「イブ」という名前の女児が、12月27日に誕生したのである。当初、同教団では、クリスマスに誕生させる予定で計画を進めてきたが、少しそれがずれた。
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日本におけるラエリアン教団の動き
レルネットでは、今回の「クローン人間製造騒動」に関連して、注目されたラエリアン・ムーブメント日本支部の動きを追跡した。 ▼クローンベイビー誕生祝賀パレードを実施
03年01月19日、ラエリアン・ムーブメント日本支部は、同教団の関連会社クローンエイド社による昨年末の「クローン人間誕生」を祝して、東京都渋谷区の繁華街で「クローンベイビー誕生祝賀パレード」を行った。パレードに参加した約百名信者たちは、「赤ちゃんの写真(註:写真の赤ちゃん自体はクローン人間とは無関係)」や「Yesクローン!」などと書かれたプラカードを掲げて、青山通りや表参道を練り歩き、"正当性"を誇示した。
▼日本人クローンベビー誕生? 03年01月22日、クローンエイド社は、「ラエリアン・ムーブメントの日本人信者に男児のクローンベビー(同教団では3人目のクローンベビー)が生まれた」と発表した。この赤ちゃんは「1年半前に事故死した2歳の男児の体細胞を使ったクローン」で、"両親"である日本人夫婦が、費用として$20万を支払って、同社にクローンづくりを依頼していた。事実とすれば、世界初(前2人は女の子)となる"クローン坊や"は、「日本国内で生まれた」そうである。ただし、今回も、前2回同様、生まれた赤ちゃんがクローン人間であるかどうかの"物的証拠(DNA鑑定)"を示していない。
クロード・ボリロン・ラエル 著、日本ラエリアン・ムーブメント 監修「クローン人間にYes!─科学による永遠の生命」(日本ラエリアン・ムーブメント;無限堂〔発売〕、2001年7月1日 初版)より
1946年フランス生まれ。当時カーレーサーであった彼は、1973年12月13日、異星人「エロヒム」に遭遇した後、国際ラエリアンムーブメントを創設。以来、「エロヒム」から託されたメッセージを世界中に広め、彼らを迎える大使館の建設に従事している。
著書は、27年前から人類が人のクローンをつくるようになると予告しており、愛にあふれた高い知性で科学を利用することによって、人類社会が「楽園」を迎えることができると主張。世界初のクローン人間会社「クローネイド」(http://www.clonaid.com)を設立。クローン人間第1号をつくる発表をして、世界の注目を浴びている。
2001年3月28日には、アメリカ合衆国議会に招かれた公聴会で、人のクローンづくりを全面的に支援する演説を行った。CNNをはじめとする世界中のメディアに紹介され、注目を浴びている。
クロード・ボリロン“ラエル” 著、日本ラエリアン・ムーブメント(JRM) 監修「真実を告げる書」(日本ラエリアン・ムーブメント;無限堂〔発売〕、2000年1月1日 5刷)より
まえがき 本書の著者クロード・ボリロン“ラエル”は、1946年9月30日、フランスのヴィシーに生まれました。歌手やカー・レース専門誌のジャーナリストとして活躍。しかし、1973年12月13日にフランス中部のクレルモン・フェランで、異星人エロヒムの一人とコンタクトして以来、エロヒムから託されたメッセージの世界への普及に専念するようになりました。
ラエルは、エロヒムからのメッセージを、今までにフランスで5冊の本として出版しています。
『真実を告げる書』
『異星人が私を彼らの惑星へ連れていった』
『天才政治』
『異星人を迎えよう』
『官能瞑想』の5冊です。
本書は、最初の2冊を合本にした日本語版です。 クロード・ラエル紀元39年(1985年)3月 日本ラエリアン・ムーブメント 書籍名 異星人を迎えよう−彼らが実験室で人間を創造した
著者名 クロード・ボリロン ラエル(近藤 純夫 訳) 著者紹介 クロード・ボリロン ラエル(フランス) 発行社 日本ラエリアン・ムーブメント
総頁数 204 定価・頒価 1000 発行日 昭和61年06月09日 1986 判サイズ(mm×mm) 182 128
貸出料金 480円 まえがき 序 ラエル紀元三十年(1976年)十月七日の出現 ラエル紀元三十二年(1978年)三月十四日のエロヒムのメッセージ
新しい律法の修正 第1章 質問に答えて 第一と第二のメッセージの間の見かけ上の矛盾 エロヒムによる創造の年代決定について イスラエルの民とユダヤ人
ラエリアン・ムーブメントと金 時空内に一定不変なものは存在しない 細胞設計図のトランスミッションと額骨 地球は神の指先の微粒子か
ノアの箱舟:宇宙船 死後の生命即ち夢と現実 エロヒムの科学的発展のレベル 神も霊魂も存在しない。ただエロヒムと遺伝子コードが存在するのみ
無限の宗教 伝統的宗教の将来 ラエリアン運動と天才政治 創造者の創造者を誰が創造したか 生きることば何の役に立つか 快楽とは何か
死とは何か 性の自由、それは義務ではない ラエリアン運動と同性愛 神秘主義者と進化論者、即ちにせ予言者たち 自殺 第2章 新しい啓示
悪魔は存在しない、私はそれに出会った 天にましますわが父よ 地球人に対するヤーウェのメッセージ:最終核戦争の啓示 第3章 無神論の宗教
翼のない天使たち 責任感の麻痺 第4章 ラエリアンの注釈と証言 科学から見たラエリズム−マルセル・テレース 1.進化論的蒙昧主義と新ダーウィン主義神話
2.人類の新たな歴史のための仮説 3.科学の目からみたラエリアンの洗礼 ある「司祭」の印象−ビクトール・ル・ジャンドル
そうだ、私はラエリアンなのだ!−マルセル・テルース わが聖職の再認識−イバン・ギルー 放射能で死なないために積極的に生きる−ミッシェル・ブルエ
マルクス主義からラエリアン運動へ−ヌジョガ・アヴィロンジョゴ 生存のための新しい技法−ミッシェル・デディエ 参考文献 書籍名 天才政治−天才に権力を!
著者名 クロード・ボリロン ラエル(近藤 純夫 訳) 著者紹介 クロード・ボリロン ラエル(フランス) 発行社 MRJ出版部
総頁数 138 定価・頒価 1000 発行日 年月日 判サイズ(mm×mm) 182 128 貸出料金 480円 まえがき
【天才政治】 序文(1)(ミシェル・デディエ) 序文(2)(マルセル・トゥルース) 序 第1章 天才政治の原理 (1)統治形態の変遷小史
(2)天才に権力を与える方法 (3)原始的な民主主義すなわち平均政治 (4)天才政治すなわち選択的民主主義 (5)天才政治とファシズム
(6)天才政治、エリート主義および貴族政治 (7)天才政治の樹立方法 (8)天才政治の根本目的 (9)天才政治に基づく世界政府の樹立
(10)天才政治と合議制 (11)天才政治に基づく世界政府の構成 (12)地域代表者から成る政界天才政治へ向けて 第2章 地球を開花と幸福の世界にするための提案
(1)緒言 (2)自分が望んでいることをしていない労働者へ (3)所得格差の是正から貨幣の廃止へ (4)配給経済 (5)労働と売春
(6)未来の労働者としての電子もしくは生物ロボット (7)貨幣の廃止すなわち真実の価値への復帰 (8)最も危険なセクトすなわち軍隊
(9)いかにして軍人を黙らせるか (10)遺伝証明制度の創設 (11)教育 (12)女性の地位と発展途上にある人々 (13)人口問題
(14)裁判 (15)自由を奪われている青少年 (16)開花センターの開設 (17)科学の恩恵のよる自然への回帰 (18)地球語創出に向けて
(19)科学の普及 (20)自由と自主権の尊重 (21)世論の規格化すなわち大きな危険 (22)黄金時代 (23)きわめて重要な付言
第3章 天才政治に基づく世界政府の樹立 (1)地球の天才たちへのアピール (2)天才政治に基づく世界政府の活動計画 (3)天才政治に基づく世界政府の財源
(4)最後にジュネーブに最初の天才政治に基づく世界政府を樹立すること 参考文献
Claude Vorilhon From Wikipedia, the free
encyclopedia. Rael's first published book, the basis of the Raelian
movementClaude Vorilhon, also known as Raël, (born September
30, 1946) is the founder and spiritual guide of the Raelian Movement.
He was born in Vichy, Allier, France. Before founding the Raelian
Movement Vorilhon was a sports journalist and a singer. He founded
his own car racing magazine, Auto Pop. [edit] Revelation Claude
Vorilhon claims that he has experienced two alien encounters, which
are the foundation of his ideology. These encounters happened after
the 1973 energy crisis which led to the interdiction of car racing,
and thus provided a lack of subjects for Vorhilon's magazine, cut
his primary source of income. The first of these encounters was
on the evening of December 13, 1973. Whilst walking in Puy de Lassolas,
Vorilhon claims to have seen a flying saucer that was landing slowly.
An extraterrestrial being came out of the craft, and told him (in
French) that he had come to meet him and give him a message and
that it was Vorilhon's mission to pass this message on to people
in every nation. He was given the prophet name Raël, which
means The Messenger. His meetings with the alien lasted for five
days and are described in his first book "Le Livre qui dit la vérité"
(The book that tells the truth), in which he claims that every life
form on Earth was created by the Elohim with the help of a matrix
of genetical genius and 25,000 years of scientific advances; every
prophet which Earth has seen was sent by the Elohim, but their messages
were misunderstood and twisted by humans. Raël was given the
mission of informing the world of humanity's true origins and built
an embassy in preparation for the return of the Elohim. The extraterrestrials
explained certain mysteries to him (which he recounts in his book),
based on new readings of sacred texts such as the Bible. On October
7, 1975 he claims he was again contacted by the Elohim who took
him to their planet. There he found Buddha, Moses, Jesus and Mohammed
and received many teachings which are passed on in his second book
"Les extra-terrestres m'ont emmené sur leur planète"
(The extraterrestrials brought me to their planet). He claims that
he discovered some wonderful, hamonious and peaceable beings who
taught him a philosophy based on pleasure, love, knowledge and conscience.
[edit] Career in the arts and sport Under the pseudonym Claude Celler,
Vorilhon released the following five songs inspired by his idol
Jacques Brel (the first four in 1966 and the final one in 1971).
Le Miel et la cannelle (honey and cinnamon) Madam' Pipi Monsieur
votre femme me trompe (mister, your wife is cheating on me) Quand
on se mariera (when we'll get married) Mon amour Patricia. Later,
in Clermont-Ferrand, he founded a motor racing magazine. It soon
failed after the oil crisis and the ban on racing competitions.
In 1974 he gave up his career as a sports journalist and devoted
himself to the newly founded Raelian Movement. Vorilhon and his
wife divorced in 1985. [edit] Bibliography 1973 : Le Livre qui dit
la vérité ("The Book Which Tells the Truth") 1975
: Les extra-terrestres m'ont emmené sur leur planète
("Extraterrestrials Took me to Their Planet") 1978 : La géniocratie
("Geniocracy") 1979 : Accueillir les extra-terrestres ("Welcoming
Extraterrestrials") 1980 : La méditation sensuelle ("Sensual
Meditation") 2002 : Oui au clonage humain ("Yes to Human Cloning")
Retrieved from "http://en.wikipedia.org/wiki/Claude_Vorilhon"
クロード・ボリロン“ラエル” (Claude Vorilhon "Rael") クロード・ボリロン・ラエル 著、日本ラエリアン・ムーブメ
ント 監修「クローン人間にYes!─科学による永遠の生命 」(日本ラエリアン・ムーブメント;無限堂〔発売〕、2001年7 月1日 初版)より
1946年フランス生まれ。当時カーレーサーであった彼は、1973 年12月13日、異星人「エロヒム」に遭遇した後、国際ラエリア
ンムーブメントを創設。以来、「エロヒム」から託されたメッ セージを世界中に広め、彼らを迎える大使館の建設に従事して いる。 著書は、27年前から人類が人のクローンをつくるようになると
予告しており、愛にあふれた高い知性で科学を利用することに よって、人類社会が「楽園」を迎えることができると主張。世 界初のクローン人間会社「クローネイド」(http://www.clonaid.com
)を設立。クローン人間第1号をつくる発表をして、世界の注 目を浴びている。 2001年3月28日には、アメリカ合衆国議会に招かれた公聴会で
、人のクローンづくりを全面的に支援する演説を行った。CN Nをはじめとする世界中のメディアに紹介され、注目を浴びて いる。
The Raelian Religion by Marty Butz Founder:
Rael (formerly Claude Vorilhon) Founding Date: 1973 Official Publications:
"Apocalypse" (a quarterly magazine), The Book Which Tells the Truth,
The Message Given to Me by Extra-Terrestrials, Beings From Outer
Space Took Me to their Planet, Sensual Meditation. Organizational
Structure: There are six levels of responsibility within the movement.
The sixth level, the highest, is occupied by Rael, Claude Vorilhon,
the "Guide of Guides." Unique Terms: Elohim, Harmony, Awaken, Cosmic
Orgasm HISTORY According to claims by the Raelian Religion, "On
the 13th of December 1973, French journalist Claude Vorilhon (now
called Rael) was contacted by a visitor from an other planet, and
asked to establish an embassy to welcome these people back to Earth.
The extra-terrestrial was about four feet in height, had long black
hair, almond shaped eyes, olive skin and exuded harmony and humor.
He told Rael that 'we were the ones who made all life on earth,
you mistook us for Gods, we were at the origin of your main religions.
Now that you are mature enough to understand this, we would like
to enter official contact through an embassy'" . In the days following,
Vorilhon-Rael (Rael being the name given to him by the space visitor)
allegedly "received commentaries on the most significant parts of
the Bible" (Jacques Vallee, Messengers of Deception: UFO Contacts
and Cults, p. 143). These teachings by the extra-terrestrial and
notes taken by Rael were later published in his book, The Messages
Given to Me by Extra-Terrestrials (see: ). It is also claimed that
Rael was visited a second time two years after his first visitation,
again in France. However, this time the space visitors took Rael
aboard their space ship to the planet where they lived. Faithful
to his commission, Rael has established a movement to spread the
message of the Elohim and to build an embassy to welcome the extra-terrestrials
back to earth. The message in large part explains who the Elohim
are and how life on Earth came to be. Also, it is important for
the embassy to be built in order for the Elohim to return to earth
and share their scientific expertise. It has been revealed that
the Elohim "will only come when we build their embassy, such is
their love and respect for us" . Despite the bizarre message of
Rael, the Raelian Religion, from its beginning in 1973, has found
a large following since he first had the alleged extra-terrestrial
encounters. His movement within the last year has claimed 35,000
followers in 85 countries (New York Times, August 12, 1997, p. A6)
and his book, The Message Given to Me By Extra-Terrestrials, has
been translated into over 22 languages (PRNewswire, May 21, 1997).
The movement has not only been fueled by books that Rael has authored,
but also by various seminars around the world which have helped
to promote the movement. "Awakening Seminars" have introduced many
to the "Sensual Meditation" techniques that presumably "our parents
from space taught Rael" . The stated effect and purpose of these
techniques is to "decondition oneself, uninhibit oneself and appreciate
the present in a much deeper way, enjoying every sensation with
a maximum of pleasure and love without the paralysis of societies
[sic] guilt" . Ostensibly, these techniques are related to what
has been reported as the main tenants of the movement: "masturbation,
communal orgasm, sexual freedom and pleasure …" (Reuters New Service,
August 6, 1997). Along with the Raelian Religion's growth, controversy
over the movement's ideas and practices has grown as well. As early
as "the late 1970's, when he [Rael] published a book advocating
rule by what he called geniocracy, the French government conducted
a series of raids on Raelian homes, prompting Rael to leave the
country" (The Gazette [Montreal], July 22, 1991, p. A4). Apparently,
Rael's published opinion regarding "geniocracy," by which he understands
"government by the intelligent, with intelligence determined by
… scientific tests" (Ibid.), aroused suspicions of French authorities
about ulterior political objectives of the Raelian Religion. There
have also been continual concerns about the official symbol of the
Raelian Religion, the symbol of the Star of David with the Swastika
symbol inside it. The Raelians have explained that its symbolic
value is quite different from that of Nazism, representing infinity.
However, to many in the "post Nazi western culture it represents
something else" (John Hughes, Sun-Sentinel [Miami], December 20,
1989, p. E1). Over the years, the Raelian Religion has specifically
tried to convert Jews and establish the Elohim embassy in Jerusalem.
Since the "Raelians believe that the ancient Israelites had a special
covenant with Earth's creator" and since they "believe that the
destruction of the world is near," the Raelians also believe that
"the state of Israel must grant Raelians land in Jerusalem on which
to build an embassy to welcome the aliens" (Gazette, p. A4). However,
given that the Swastika has been so offensive to Jews specifically,
and that Jews have claim to their own special relationship with
the Creator, these stated goals of the Raelian Religion have also
drawn fire. The Raelian Religion has not been unaware or unconcerned
about public relations problems. In 1991, "Rael decided to change
the symbol of the Raelian Religion and replace the swastika with
a galaxy..." . This was done, not only "out of respect for victims
of the Nazi holocaust," but also for a very practical reason ? to
"facilitate the building of the Embassy in Israel …" (Ibid.). Perhaps
feeling the pressure of controversy and scrutiny, the Raelian Religion
in 1992 joined forces and became publicly associated with other
reputed cults in establishing the International Federation of Religious
and Philosophical Minorities (abbreviated as "Firephim" in French).
Firephim became a consortium of minority religions organized to
fight "religious persecution." Besides the Raelians, participant
organizations included such controversial movements as the Church
of Scientology, the Unification Church, Jehovah's Witnesses, and
Satanists, among others (Wellspring Messenger, July/August 1994,
p. 2). The Raelian Religion's active association with other controversial
organizations was underscored in the past year when Rael himself
"expressly requested that over 500 Raelians participate" in Germany
in a demonstration for religious freedom "organized by the Church
of Scientology" (Business Wire, Oct. 24, 1997), an organization
which is closely monitored and held under suspicion by the German
government. Meanwhile, other government authorities in Switzerland
have been said to be "closely monitoring the [Raelian] movement,"
fearing that "the risk of collective suicide exists" (Reuters).
DOCTRINE CREATOR: According to the Raelians, humanity's true creators
or "parents" came from another planet. These beings are the "Elohim"
and they are mentioned in the first book of the Bible, Genesis.
The Raelians also assert that the word "Elohim" has been historically
mistranslated and misunderstood to mean "God," a single entity.
"Elohim," according to Rael, should be translated "those who come
from the sky" and properly refers to more than one entity (section
"The Message in Brief," at ). Furthermore, according to Rael, the
"Elohim explained that our concept of an immaterial God is incorrect
…" (section "Book One-Second half," at ). CREATION: Incorporating
the Bible into their philosophical framework, Raelians claim that
"Genesis is a written account of how people from another planet
created all life on earth. The messages dictated to Rael explain
how the Elohim used their mastery of genetics to scientifically
create life from inert chemicals using DNA" (section "The Messages
of the Elohim: Book One ? First half," at ). Consequently, "life
on Earth is not the result of random evolution, nor the work of
a supernatural 'God.' It is a deliberate creation, using DNA, by
a scientifically advanced people who made human beings literally
in their image" (section "The Message in Brief," at ). REVELATION:
The Raelian Movement claims that it "recognizes most other religions
because it was...the Elohim, who started them. It was they who initiated
the prophets, whose role was to progressively educate and guide
humanity," with the result that "each prophet brought a revelation
or message adapted to the culture and level of understanding of
humanity at the time" (section "The Raelian Movement and Other Religions,"
at ). The Raelian Movement states that "All the great prophets,
including Buddha, Moses, Jesus, and Mohammed were messengers of
the extra-terrestrials" (section "The Messages of the Elohim: Book
One - First half," at ). Rael is also believed to be part of this
progressive revelation, being regarded as "the messenger of our
times..." (section "The Raelian Movement and Other Religions," at
). THE NATURE OF MAN: According to Rael, "there is no soul which
flies out of the body after death" (section "Book One-Second Half,"
at ). He claims that the "human being is a 'piece' of the universe..."
(section "Sensual Meditation: What is it?" at ), that the "Elohim
teach that our consciousness is a function of all the reactions
within us and all those outside us" (Ibid.) and that "we are simply
atoms, part of the earth, part of our galaxy, of the huge atom,
all in motion..." (Ibid.). SPIRITUAL FREEDOM: According to Rael,
the path to paradise depends upon "questioning all our beliefs and
all that we take for granted" and becoming aware of "how all our
education, upbringing and present environment condition all our
attitudes, reactions and tastes. All this 'programming' is in our
subconscious, but by becoming aware of it, we can remove the thorns
of our fears, the blocks of our inhibitions" and "awaken the countless
brain circuits of which have atrophied throughout years of misuse.
…" Thus we can "broaden our tastes and ways of thinking so that
we see the world in a new and richer light" (section "Awakening
Seminars," at ). It is also taught that through Sensual Meditation,
among other things, one can "question the Judeo-Christian inhibitions
of guilt and the mysticism of Eastern traditions" and also "reprogram
ourselves into what we really wish to be" (section "Book three,"
at ). RESURRECTION AND JUDGMENT: The Raelian Movement believes that
individuals bear responsibility for their choices and that how one
responds to the message of Rael will effect whether they will continue
to experience life after death through cloning. Raelians believe
that "each person is watched by a computer which notes and will
take score of his actions at the end of his life, but people who
know about the messages which Claude Rael transmitted, will be recreated
from the cells..." (Sun-Sentinel, p. E1). HEAVEN: According to a
chapter titled, "The Reward," from one of Rael's books, "those who
will be entitled to scientific reincarnation on the planet of the
Elohim will live eternally in a world where food will be brought
to them without them having to make the slightest effort and where
marvelously beautiful female and male partners scientifically created
for this purpose, will be there only to satisfy their pleasures,
and they will live there eternally, seeking only to fulfill themselves
doing what they please" (Sun-Sentinel, p. E1). CHRISTIAN RESPONSE
BIBLICAL: Rael's teachings are undeniably unbiblical and clearly
non-Christian. Rael's radical re-definitions bear upon such foundational
issues as the nature of God (denying that He is a spirit, as taught
in John 4:24); the nature of man (denying that he has a soul or
spirit, as taught in Matthew 10:28); and the divine act of creation
(denying that it was an act of a supernatural God, as taught in
Hebrews 11:3). Moreover, when Rael espouses liberation from "the
Judeo-Christian inhibitions of guilt," his message is fundamentally
? and by his own admission ? at odds with the Christian faith, which
recognizes the propriety of feelings of guilt before a holy and
righteous God. RATIONAL: The point can be argued that the Raelian
philosophy is very similar to that of Naturalism, the "view that
the 'natural' universe, the universe of matter and energy, is all
that there really is" (Walter A. Elwell, Editor, Evangelical Dictionary
of Theology, 1984, p. 750). Rael asserts that "we are simply atoms,
part of the earth, part of our galaxy, of the huge atom, all in
motion"; that "there is no soul"; that "The human being is a 'piece'
of the universe"; and that "our consciousness is a function of all
the reactions within us and all those outside us." Rael's materialistic
statements about man and the universe echo the same materialistic
assumptions as Naturalism. Being a materialistic world view as such,
Rael's philosophy is subject to all the same criticisms made against
Naturalism, namely: (1) it is likely that human freedom cannot really
exist in a world where human choices are determined by natural laws,
(2) it is likely that there are no absolute values in a world totally
comprised of just matter and energy, (3) it is likely that there
is no ultimate meaning or purpose in life if there is no God to
give it meaning or purpose (Ibid.). Consequently, if Rael's metaphysical
assertions are true, it logically follows that there is no rational
reason, moral responsibility, or genuine possibility to either reject,
accept, or be persuaded regarding Rael's message. Thus, Rael's message
can be rejected on a rational basis, in that it is intrinsically
incoherent.
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