占星コラム



2013/8/29 安倍晋三の出生図から予測する自民党政権の行方


参議院選挙で自民党が大勝したが、今後、日本の政治がどうなっていくのか、今後の自民党政権の行方を予測する上でも安倍晋三の出生図の解明が急務である。

ネット上には、安倍晋三の出生データは、「1954/09/21 02:35 東京都」という情報が存在する。

しかし、この出生時間で出生図を作成しても、安倍晋三の過去の出来事を全く説明することが出来ない。



例えば、安倍晋三は2006年9月26日に総理大臣に指名されているが、もしこの出生時間だと、安倍晋三は蟹座ラグナとなり、マハダシャーケートゥ期に入る直前である。

ケートゥはラグナロードの月と共に12室に在住している。安倍晋三は総理大臣に就任するや否や、最初の大きな仕事が中国の胡錦濤国家主席との会談であった。



そもそも総理大臣という国民の全てから注目される立場が12室のケートゥ期からスタートするということが全く考えられない。

また安倍晋三は、 2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙で294議席を獲得して総理大臣の座に返り咲いた。

そして、今現在も総理大臣の執務を行なっている。

また2013年7月21日の参議院選挙では、活発な選挙活動を展開し、圧勝して、ねじれ国会を解消した。

この公的な大舞台で活発な活動を展開したこのタイミングにおいて、木星が12室をトランジットし、逆行する土星との間で、12室にダブルトランジットを形成し、ダシャーはケートゥ/水星期で、12室に在住するマハダシャーロードのケートゥに対して、ダブルトランジットを形成していたとはとても考えられない。


従って、この出生時間はおそらく真実のデータではない。

こうした情報源に頼らずに00:00:01から23:59:59までの出生時間を総当りで妥当なラグナを検証した方が、正しいラグナを導き出すことができる。



安倍晋三のラグナは、

もし出生時間が00:00:01だとすると、

総理大臣に指名された2006年9月26日がマハダシャー水星期の終わり頃で、 次にマハダシャーケートゥ期が7年間続くのだが、既に指摘したようにその後の活発な政治活動を考えてみても総理大臣を務めていた時期にケートゥ期が続くとは思えない。

従って、00:00:1ではない。

次に出生時間を23:59:59に設定すると、ラグナが双子座26°付近になり、マハダシャー金星期の開始時期が1999年7月となるが、そうすると、総理大臣に就任したのはマハダシャー金星期の半ば頃である金星/ラーフ期辺りである。

安倍晋三は総理大臣になるまでの間は非常に目立たずに寡黙に政治活動を続けていた。

従って、この総理大臣になるまでの間はケートゥ期であったと考えるのが自然である。


マハダシャー金星期が1999年7月に既に来ていたとするならば何故、あれほどに地味に活動していたのか、理解できない。ケートゥ期から金星期への変化は劇的であるからだ。金星期はデビューの時期である。

従って、総理大臣経験時に金星期を経験したのであれば、金星はステータスの高い、公的なハウスである10室や、11室と絡んでいなければならないのだが、双子座から遡って、金星が10室に絡んで強くなる配置というのを検討してみた所、射手座以外は考えることが出来ない。

一つ一つ、双子座からさかのぼって一周して双子座に戻ってきても妥当なラグナは射手座ラグナ以外にはない状況である。


特に射手座ラグナとする根拠は、安倍晋三が2007年9月12日に辞職した時、トランジットの土星は獅子座にあり、木星は蠍座にあり、ダブルトランジットが6室牡牛座に形成されていたからである。

木星は12室を運行中で、辞職のタイミングである。

土星は9室獅子座をトランジットしており、これも10室(権力、大舞台)を損失するハウスを運行していた。

そして、この頃のことを覚えている人もいるかもしれないが、これでもかというくらいに様々なトラブルや批判が安倍晋三を襲った。

【安倍晋三総理就任直後の出来事】


・総理就任直後の中国、韓国への訪問時に北朝鮮が核実験を実施したため、これに対して非難声明を発表し、経済制裁を実施

・本間税制会長が公務員宿舎の愛人問題で辞任

・佐田行革相が架空事務所費計上問題で辞任

・そして、松岡利勝農水大臣が自殺

・久間章生防衛相の原爆投下を巡る発言による辞任

・赤城農水大臣の「事務所費問題」での更迭

・参議院選挙での大敗

・遠藤武彦農相の共済掛け金不正受給問題での辞任

・坂本由紀子外務政務官の政党支部の政治資金報告書に領収書を二重計上していた問題での引責辞任

・小池百合子防衛大臣の守屋武昌事務次官の退任を巡る問題での辞任

・安倍首相事務所の「脱税疑惑」で週刊誌が取材


そして最終的に病気になって突然、辞任会見を行なって緊急入院した。

6室牡牛座にダブルトランジットが形成されていたが、この牡牛座は月からみると12室であり、これもまた辞任を表わしている。そして、12室は入院のハウスでもある。

そして、この時、既にマハダシャー金星期であったが、金星からみて8室にダブルトランジットが生じていた。

そのため、2007年9月12日14時での「突然の」辞任会見となったのである。

こうした安倍晋三の第1次安倍内閣の経過について、wikipediaで、振り返ってみても、これらが6室の象意であり、射手座ラグナにすることで鮮やかに説明することが可能である。

以前、ブログでそのことを指摘したので参照して頂きたい。当時、6室の観点から私は安倍晋三が6、11室支配の金星期に入ると同時に総理大臣に就任したと考えた。

その観点だと射手座ラグナになるのである。





射手座ラグナにすると、10室に太陽が在住するが、10室の太陽は公務員(政府の役人)を表わしており、総理大臣に就任するということは行政の最高職を表わしており、それは10室太陽の象意であることは間違いない。

私は以前、安倍晋三を射手座ラグナに設定したが、改めて検証してみても、やはり射手座ラグナで間違いなさそうである。

そうすると、7室で接合する月とケートゥなどはまさに昭恵夫人のように思われて興味深い。

およそ政治家の妻に似つかわしくない天然の風変わりな親しみやすいキャラクターは、この月とケートゥのコンビネーションがもたらしていると理解できる。

月はプナルヴァスに在住しており、平凡に暮らし、あまり世俗の権力などへの野心がない性質である。

マラソン大会に出たり、居酒屋を出店しているなど、庶民的なささやかなことに喜びを見出していることも好感度大である。


wikipediaによれば、彼女の仕事はラジオDJだと書いてある。

地元下関のコミュニティFM局「COME ON! FM」でラジオパーソナリティーを務めていたそうだ。

また原発反対の意思表示もしている。

昭恵夫人「私は原発反対」 「売り込みは心痛む」
2013.6.7 23:07 産経ニュース

 安倍晋三首相の昭恵夫人が6日に都内で講演し「私は原発反対だ。(首相が)外に行って原発を売り込んでいるのに心が痛む」と語っていたことが7日、分かった。関係者によると、昭恵夫人は「(原発は)日本の大事な技術だと思う。それは認めるが、原発に使っているお金の一部を新しいエネルギーの開発に使い、日本発のクリーンエネルギーを海外に売り込んだらもっといい」などと話した。


7室から見ると、9室支配の土星と5室支配の金星が5室で接合しているため、アーティスト肌で、天秤座の理想を最高度に示すため、基本的に平和に関心が高いのである。

これは原発を推進する立場の安倍晋三にとっては、この自由奔放で正直な昭恵夫人の発言というものは頭痛の種となっているが、

8室支配の月が7室に在住してケートゥと接合しており、安倍晋三の意向に従わないで振り回し、困惑させる配置となっている。

つまり、6−8室の関係理論によれば昭恵夫人は支配者であり、究極的には勝てない相手である。

この月は安倍晋三のチャンドララグナでもあるため、妻の影響で正しく考え直すといったことが考えられる。

昭恵夫人がこのように原発について懸命な正しい判断を下しているということについては、繰り返しになるが、7室を夫人のラグナとした場合に7室からみた5室には、5室支配の金星と9室支配の土星が、それぞれ、ムーラトリコーナや高揚といった強い配置で在住していることによるものであることは容易に理解できる。
5室や9室はダルマハウスであり、物事の真実を正しく識別することが可能だからである。

また天秤座は平和を愛する星座であり、金星と土星が究極的に強い配置であるということは、基本的に天秤座の高度な理想を示すことが期待できる。


また7室からみると6室支配の火星が7室でラーフと接合しており、夫に持病があるということも示している。

※安倍晋三は17歳のときに潰瘍性大腸炎を発症し、政治家となってからも病状は続いている。(wikipediaより)


安倍晋三は、2012年9月の自民党総裁選で108票を得て総裁に選出されている。

この108という数字は、インド占星術的にも吉祥な意味のある数字である。


そして、2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙で自民党が294議席を獲得して圧勝し、同年12月26日に第96代内閣総理大臣に選出されている。

この時、木星は牡牛座で逆行し、土星は天秤座を順行していたため、1室と11室にダブルトランジットが生じている。

ダシャーは金星/火星期で、火星は5室支配で1室に在住するラーフとの間でラージャヨーガを形成している。

(注:ラーフ・ケートゥはケンドラに在住し、トリコーナの支配星と接合するとラージャヨーガとなる)

11室は獲得、称号のハウスである。


先日、参議院選挙でも自民党は圧勝し、安倍政権の強さを見せつけている。

今後の自民党の行方を検討する上で、その自民党躍進の立役者である安倍晋三のチャートの分析が欠かせないのだが、

安倍晋三は、現在、チャラダシャーが牡羊座である。

2006年9月21日以来、メジャーダシャーが牡羊座である。

牡羊座から見ると、Amkの月は3室に在住して6室、9室、12室にジャイミニアスペクト(ラシアスペクト)している。

AKの水星も6室に在住しており、それ程、よい時期とは言えない。むしろ、努力、奮闘が多い時期である。

然し、2014年9月21日以降、メジャーダシャーが魚座に移行する。


魚座から見ると、7室で高揚するAKの水星は魚座にアスペクトし、Amkの月も魚座にアスペクトし、AKとAmkのそれぞれが魚座からみて10室にアスペクトする。
GKもアスペクトするので、障害もあると言えるが、然し、それでも、10室にAmkがアスペクトし、ジャイミニラージャヨーガが出来る時期は、成功の時期であり、昇進の時期である。



従って、安倍晋三にとっては、まさに大ブレイクの時期なのである。

彼は参院選でねじれ国会も克服したため、これから重要法案を次々と通していくことも予想され、まさに戦後の日本の区切りとなる新たな日本を作っていく立役者となり得るポジションにいると言える。

これは自民党に賛成ではない私であってもそのように認めざるを得ないのである。

魚座からみると9室支配の火星が10室に在住しており、5室支配の月と相互アスペクトしている。

従って、彼は今、司令官のようであり、日本の政治を大きく動かす立場に就いたといえる。

GKの太陽も絡んでくるため、批判も受けて奮闘するかもしれないが、10室に火星が在住して、強力な指導力を発揮しそうである。


ヴィムショッタリダシャーでも金星/火星の次は、金星/ラーフ、金星/木星、金星/土星、金星/水星といずれも強い惑星のアンタルダシャーが続くのであり、この流れは2025年まで続く。


チャラダシャーの魚座のメジャーダシャーは2022年9月まで続くため、かなり長期にわたって、安倍晋三の時代が続くことを物語っている。

戦後政治の中では、日本の未来を決定するような重要な法案を通し、また憲法改正も成し遂げることも可能かもしれない。

安倍晋三は日本の保守の代表であるが、日本は水の国であり、吉田茂に見られたようにこうした保守政治家がもっとも力を得る国なのである。

安倍晋三の地元である山口県は、長州藩の伝統を持つ地盤であり、彼は明治維新から続く日本の支配者階級の末裔である。

従って、日本の王子であり、エース級の人物である。

そうした人物が、「日本をとりもどす!!」というキャッチフレーズで、参議院選挙を大勝に導いた。

やはり、日本の保守の歴史にとっては、重要な意味のある人物と言わざるを得ない。

非常に奇妙なことに安倍晋三は、保守であり、民族主義者であるのだが、それはラグナロードの木星が蟹座で高揚していることでもたらされている。

然し、彼自身は射手座ラグナなのである。

従って、非常にちぐはぐなのが、この組み合わせである。

彼自身は雰囲気的には民族主義の雰囲気を醸しだしているのだが、TPPなどは推進派であったり、元々清和会に所属し、外資誘導族として、日本の国富を外国に売り渡していた、金融緩和、規制緩和派なのである。

従って、彼が本当に民族主義者としての視点から頑固に日本のことを考えてきたかというと、そうではないケースもあったのである。


射手座ラグナの正当性について

安倍晋三は、結婚はしているが子供は誕生していないので、biological factにおいて決定的となる証拠が得られない。

昭恵夫人と結婚した時(1987年)、安倍晋三は水星/金星期であり、射手座ラグナであれば、水星は7室の支配星で、金星は結婚の表示体であり、

金星は月からみると恋愛の5室を支配し、水星からみて2室(結婚生活)に在住していた。また金星は2室支配の土星と接合している。

ナヴァムシャでは牡牛座の月からみてラグナロードの金星は11室で高揚し、7室支配で5室に在住する火星と相互アスペクトしている。

また金星は8室支配で蟹座で高揚する木星からアスペクトされており、また水星からみて金星は8室に在住して2室にアスペクトしている。


結婚が起こりそうな配置は確認できる。

チャラダシャーを見ると、結婚した1987年は獅子座/乙女座か、獅子座/天秤座である。

獅子座から見た7室にDKの木星がアスペクトし、サブダシャーの乙女座からみた7室にはAKやAmkがアスペクトする。

然し、DKはアスペクトしていない。

wikipediaによると結婚したのは1987年6月と書いてある。(wikipedia 安倍昭恵より)



6月頭から水星と火星が7室双子座をトランジットし、途中で太陽も入室して、6月の末頃には金星も入室する。

土星が逆行しているので、土星と木星は射手座1室にダブルトランジットしている。


確かに結婚は説明可能だが、ダシャーもチャラダシャーも、トランジットも今ひとつ分かりにくい。

然し、過去の経歴を検討した所、やはり、ヴィムショッタリダシャーと、ダブルトランジットのハウスの関連などを確認しても、過去の事象の流れと、出生図の示すものが、よく一致しているため、安倍晋三のラグナは、射手座で間違いないと考えている。

この射手座ラグナであるということをスタートラインとして、再度、チャラダシャーや、ヴィムショッタリダシャー、トランジットを使って、今後の活動の展開を予想すると、安倍晋三は、暫くよい時期が続くのである。



西暦 年月 出来事 V.Dasha C.Dasha Transit
1954年 9月21日 当時毎日新聞記者だった安倍晋太郎とその妻、洋子の次男として東京で生まれる(本籍地は山口県大津郡油谷町(現・長門市)。 木星/ケートゥ
1964年 小学4年生から5年生にかけての1964年から2年間は平沢勝栄が家庭教師についていた。 土星/土星
1977年 渡米し、カリフォルニア州ヘイワードの英語学校に通うが、日本人だらけで勉強に障害があると判断して通学を止め、その後イタリア系アメリカ人の家に下宿しながらロングビーチの語学学校に通った。 土星/火星
土星/ラーフ
木星:5室牡羊座
土星:8室蟹座
DT:5室、9室、1室
1978年 77年秋に南カリフォルニア大学への入学許可が出され1978年に入学。政治学を専攻し春・夏・秋学期を履修する。 土星/ラーフ
1979年 南カリフォルニア大学中退。 土星/ラーフ
4月 神戸製鋼に入社。ニューヨーク事務所、加古川製鉄所、東京本社で勤務した。神戸製鋼では3年間勤務する。 土星/ラーフ 木星:蟹座
土星:獅子座逆行
DT:8室(蟹座)
1982年 当時外務大臣に就任していた父・晋太郎の下で秘書官等を務め、数々の各国首脳との会談に同席するなど父の後継者としての修行を行う。

土星/木星
水星/水星

土星:乙女座逆行
木星:天秤座逆行
DT:10室乙女座、7室双子座
1987年 当時森永製菓社長だった松崎昭雄の長女で電通社員の昭恵と結婚する。この時媒酌人を務めたのが、清和研創始者福田赳夫だった。 水星/金星 獅子座/乙女座
獅子座/天秤座
1991年 総裁候補の最有力と目されていた父・晋太郎が急死。 水星/月
水星/火星
木星:8室蟹座
土星:2室
DT:8室、2室、4室
1993年 父の地盤を受け継ぎ、第40回衆議院議員総選挙に山口1区から出馬し初当選した。 水星/ラーフ 木星:10室乙女座
土星:2室山羊座
DT:2室、4室、6室
1995年 自民党総裁選では荒井広幸や石原伸晃と共に小泉純一郎選対の中核になった。 水星/木星 木星:8室蠍座
土星:3室水瓶座
DT:12室
1997年 自民党青年局長に就任。 水星/土星 木星:2室山羊座
土星:4室魚座
DT:6室、10室、7室、9室
1998年 政策集団NAISの会を結成。厚生族として社会保障などに通じた議員と見られていた。 水星/土星
2000年 第2次森内閣で、小泉純一郎の推薦を受け、政務担当の内閣官房副長官に就任。 ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星
木星:5室牡羊座
土星:5室牡羊座
DT:5室、11室
2室、3室、6室
2002年 水野賢一が外務大臣政務官在任中に台湾訪問拒否され同辞任した際も理解を示し擁護、小泉首相の北朝鮮訪問に随行し、小泉首相と金正日総書記との首脳会談では「安易な妥協をするべきではない」と強硬論を繰り返し主張した。拉致被害者5人の帰国は実現したものの、この日本人拉致問題は日本側の納得する形では決着せずに難航した。内閣参与の中山恭子と共に北朝鮮に対する経済制裁を主張し、拉致被害者を北朝鮮に一時帰国させる方針にも中山と共に頑強に反対した(この拉致問題への対応により、内閣官房長官だった福田康夫との関係に亀裂が入ったといわれる)。対話路線などの慎重論を唱える議員が多かった中で、安倍の姿勢は多くの支持を得た。西村真悟や上田清司とも拉致問題・教科書問題・日本における外国人参政権問題を通して親しくなった。 ケートゥ/月
ケートゥ/火星
ケートゥ/ラーフ

木星:双子座逆行
土星:牡牛座逆行
DT:6室、7室、3室

2003年 9月 小泉首相によって自民党幹事長に抜擢された。事前には筆頭副幹事長への就任が有力視されていたため、小泉の「サプライズ人事」として注目を集めた。自民党は総幹分離の原則が長く続いており、総裁派閥幹事長は1979年の大平正芳総裁時代の斎藤邦吉幹事長以来24年ぶりであった。大臣経験もない若手議員が第一与党幹事長に就任するのは極めて異例のことであるが、民由合併で政権交代の機運が高まり苦戦が予想される同年11月の総選挙のために安倍の「人気」が必要とされたためと見られた。

幹事長時代には自民党内で恒常化していた「餅代」「氷代」(派閥の長が配下の者に配る活動資金)の廃止、自民党候補者の公募制の一部導入など党内の各種制度の改正を行った。
ケートゥ/木星

木星:獅子座9室
土星:双子座7室

DT:9室、1室、5室

2004年 4月 埼玉8区補欠選挙で自民党史上初の全国的な候補者公募実施し合格した新人柴山昌彦が当選(同公募には佐藤ゆかりも最終選考に残った)、同年夏の参議院選挙では目標の51議席を下回れば「一番重い責任の取り方をする」と引責辞任を示唆。結果は49議席で、しばらく現職に留まった後で辞任した。 ケートゥ/木星

木星:獅子座逆行
土星:双子座
DT:8室、7室、4室

9月 後任の幹事長・武部勤の強い要請を受ける形で党幹事長代理に就任した(幹事長経験者の幹事長代理就任は異例)。 ケートゥ/土星

木星:10室乙女座
土星:8室蟹座

DT:10室、2室

2005年 10月31日 第3次小泉改造内閣では内閣官房長官を務める。 ケートゥ/水星 木星:11室天秤座
土星:8室蟹座
DT:5室、2室、8室
2006年 9月1日 自民党総裁戦への出馬を表明。憲法改正や教育改革、庶民増税を極力控えた財政健全化に取り組む方針を示す。また、総裁選に当選した場合、所属する派閥の森派を離脱する考えを示した。 金星/金星 木星:11室天秤座
土星:8室蟹座
DT:5室、8室
9月20日 小泉の任期満了に伴う総裁選で麻生太郎、谷垣禎一を大差で破って自由民主党総裁に選出、9月26日の臨時国会において内閣総理大臣に指名される。戦後最年少で、戦後生まれとしては初めての内閣総理大臣であった。就任2ヵ月目の11月26日に公邸に入居した。

就任表明では「美しい国」というテーマの下に「戦後レジームからの脱却」「教育バウチャー制度の導入」「ホワイトカラーエグゼンプション」などのカタカナ語を多く用いた。 安倍は小泉前首相の靖国参拝問題のために途絶えていた中国、韓国への訪問を表明。
金星/金星 木星:11室天秤座
土星:8室蟹座
DT:5室、8室
10月 中国・北京で胡錦濤国家主席と会談、翌日には、盧武鉉大統領と会談すべく韓国・ソウルに入り、小泉政権下で冷却化していた日中・日韓関係の改善を目指した。 金星/金星 木星:11室天秤座
土星:8室蟹座
DT:5室、8室

10月はトランジットの太陽が10室にリターンし、火星、金星、ケートゥも10室をトランジットしていた。
11月3日 日米野球の第一戦の始球式を務め、その際の練習相手は(自身の1歳下で作新学院高等学校野球部正捕手として江川卓_とバッテリー組み、早稲田大学野球部では山倉和博の控え、熊谷組野球部でも活躍した)清和研新人代議士亀岡偉民。 金星/金星 木星:12室蠍座
土星:9室獅子座
DT:6室、8室
12月 懸案だった教育基本法改正と防衛庁の省昇格を実現した。

同月、安倍が肝煎りで任命した本間正明税制会長が公務員宿舎への入居と愛人問題で、佐田玄一郎行改担当大臣が架空事務所費計上問題でそれぞれ辞任。この後、閣内でスキャンダルが続いた。
金星/金星

木星:蠍座12室
土星:蟹座8室⇒獅子座9室
DT: 8室、6室

2007年 3月 安倍の慰安婦発言が「二枚舌」と欧米のマスコミから非難された。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:蟹座8室逆行
DT:8室、4室
4月下旬 米国を初訪問し、小泉政権に引き続き日米関係が強固なものであることをアピールした。参議院沖縄県選挙区補欠選挙に絡み、日米関係や基地移設問題が複雑に絡む沖縄県特有の問題があったため、多くの側近の反対を退け2回にわたり沖縄県を訪れて自民系無所属候補の島尻安伊子の応援演説を行うなどのバックアップを行い、当選させた。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:蟹座8室
DT:8室
5月28日 以前から様々な疑惑のあった松岡利勝農水大臣が議員宿舎内で、首を吊って自殺。 官邸で訃報に接した安倍は涙を流し「慙愧に耐えない」と会見し、その晩は公邸で妻の昭恵に「松岡さんにはかわいそうなことをした」と語っている。

年金記録問題が大きく浮上した。
金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:蟹座8室
DT:8室
6月 内閣支持率は小泉政権以来最低になったことがメディアで大きく報じられた。

6日 - 8日、 首相就任後初のサミットであるハイリゲンダム・サミットに参加、地球温暖化への対策を諸外国に示した。また、議長総括に北朝鮮による日本人拉致問題の解決を盛り込ませた。
金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:蟹座8室と獅子座9室との境目
DT:6室
7月3日 久間章生防衛大臣の原爆投下を巡る「しょうがない」発言が問題化。安倍は当初続投を支持していたが、批判の高まりを受け久間に厳重注意を行った。久間は直後に辞任し、後任には小池百合子が就任した。 金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:蟹座8室と獅子座9室との境目
DT:6室
7月29日 第21回参議院議員通常選挙へ向けての与野党の舌戦開始早々、自殺した松岡の後任である赤城徳彦農林水産大臣にもいくつかの事務所費問題が発覚。安倍はこういった閣僚の諸問題への対応が遅いと非難された。

選挙中に発生した新潟県中越沖地震では発生当日に遊説を打ち切り現地入りした。


参議院選挙では「年金問題」の早期解決を約束し、「野党に改革はできない、責任政党である自民党にこそ改革の実行力がある」とこれまでの実績を訴えた。選挙前、安倍は「そんなに負けるはずがない」[と楽観視していたが、結果は37議席と連立を組む公明党の9議席を合わせても過半数を大きく下回る歴史的大敗を喫した。これまで自民党が強固に議席を守ってきた、東北地方や四国地方で自民党が全滅、勝敗を左右する参議院一人区も、軒並み民主党候補や野党系無所属に議席を奪われた。


安倍は選挙結果の大勢が判明した時点で総理続投を表明したが、これについては、応援演説において「私か小沢さんか、どちらが首相にふさわしいか」と有権者に「政権選択」を迫るような趣旨の発言をしていたことから内外から続投に対する批判が出た。
金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:獅子座9室
DT:6室
7月31日 自民党総務会においても、「決断されたほうがいい」などと党内からも退陣を促す声が出た(安倍おろし)。同日、アメリカ下院では慰安婦非難決議が議決されていた。 金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:獅子座9室
DT:6室
8月1日 赤城農相を更迭したが、「遅すぎる」と批判された 金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:獅子座9室
DT:6室
8月5日 胃と腸に痛みを感じ、食欲の衰えを感じるようになる。 金星/金星 木星:蠍座12室逆行
土星:獅子座9室
DT:6室
8月19日 8月19日から8月25日のインドネシア、インド、マレーシア3ヶ国訪問後は下痢が止まらなくなり、症状は次第に悪化し始めた[17]。しかし、慶應義塾大学病院の主治医によると、潰瘍性大腸炎の血液反応はなく、機能性胃腸障害という検査結果であったという。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
8月27日 内閣改造、党役員人事に着手した(第1次安倍内閣 (改造))。ところが組閣直後から再び閣僚の不祥事が続き、求心力を失う。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
9月9日 オーストラリア・シドニーで開催された APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の終了にあたって開かれた記者会見において、テロ特措法の延長問題に関し9月10日からの臨時国会で自衛隊へ給油が継続ができなくなった場合は、内閣総辞職することを公約した。この間も安倍の健康状態は好転せず、体調不良により APEC の諸行事に出席できない状況となり、晩餐会前の演奏会を欠席した。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
9月10日 第168回臨時国会が開催され、安倍は所信表明演説の中で「職責を全うする」などという趣旨の決意を表明した。なお、この表明では自身の内閣を「政策実行内閣」と名づけ、「美しい国」という言葉は結びに一度使ったのみであった。

午後には「(改正案を通すのは)厳しいでしょうか」と辞任を示唆する発言を麻生幹事長に漏らしていたが、麻生から「テロ特措法があがった後でよろしいのではないですか。絶対今じゃないです」と慰留された。
金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
9月11日 妻の昭恵に対し「もうこれ以上、続けられないかもしれない」と語ったが、辞任の具体的な日程までは一切明かさなかった。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
9月12日
午後2時頃、「内閣総理大臣及び自由民主党総裁を辞する」と退陣を表明する記者会見を行った。 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
9月13日 慶應義塾大学病院に入院。検査の結果、胃腸機能異常の所見が見られ、かなりの衰弱状態にあると医師団が発表した。

金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
9月24日 慶應義塾大学病院にて記者会見を行い、自身の健康状態及び退陣に至る経緯について「意志を貫くための基礎体力に限界を感じた」と釈明し、政府・与党、国会関係者並びに日本国民に対して「所信表明演説後の辞意表明という最悪のタイミングで国会を停滞させ、多大な迷惑を掛けたことを深くお詫び申し上げたい」と現在の心境を開陳、謝罪した。さらに、首相としての公務に支障があったにも関わらず臨時代理を置かなかったことについては「法律にのっとって判断した」としたが、これについては政府内でも批判の声があった 金星/金星 木星:蠍座12室
土星:獅子座9室
DT:6室
2007年末 『産経新聞』のインタビューにて、「『美しい国』づくりはまだ始まったばかり」と述べ、2008年からは活動を本格的に再開し「ジワジワと固まりつつある良質な保守基盤をさらに広げていく」と答えている。 金星/金星 木星:射手座1室
土星:獅子座9室
DT:9室
2008年 政治活動を徐々に本格化させ、中華人民共和国国務委員の唐家?と会談するなど外交への取り組みも再開した。同年1月、参院選時の公約への根強い批判に反論し、年金記録の照合作業を2008年3月までに終わらせると公約したが国民一人一人への支払いを保証したわけではない、と主張した。また、「本来は国民各自が責任を持って年金記録を管理すべき」と主張し、政府に頼る風潮に疑問を呈した 金星/金星 木星:射手座1室
土星:獅子座9室逆行
DT:9室、8室
2008年 3月5日 安倍は勉強会「クールアース50懇話会」を立ち上げ、塩崎恭久や世耕弘成らが入会した。設立総会において、安倍は「北海道洞爺湖サミットを成功させるのは私の責任」と語り、同懇話会の座長に就任した。 金星/金星 木星:射手座1室
土星:獅子座9室逆行
DT:9室、8室、5室
3月6日 清和政策研究会(町村派)の総会に出席し、「首相として1年間、美しい国づくりに全力を傾注してきたが、残念ながら力が及ばなかった。私の辞任に伴い、みなさんに風当たりも強かったのではないか。心からおわびを申し上げたい」と述べて所属議員に謝罪した。この総会にて安倍の派閥への復帰が承認され、清和政策研究会相談役に就任した。 金星/金星 木星:射手座1室
土星:獅子座9室逆行
DT:9室、8室5室
4月28日 「主権回復五十六周年記念国民集会」でスピーチした。 金星/金星 木星:射手座1室
土星:獅子座9室逆行
DT:9室、8室5室
4月30日 「中国の人権状況を考えるシンポジウム」に参加した。 金星/金星 木星:射手座1室
土星:獅子座9室逆行
DT:9室、8室5室
8月15日 首相在任中に果たせなかった終戦の日の靖国神社参拝を行った 金星/金星 木星:射手座1室逆行
土星:獅子座9室
DT:9室、6室
2009年 2009年自由民主党総裁選挙では、麻生太郎とともに、平沼赳夫の自民党への復党と総裁選挙への立候補を画策したが、平沼が難色を示したため実現せず、西村康稔を支援した。 金星/金星
金星/太陽
木星:山羊座2室
土星:獅子座9室逆行
DT:6室、2室、8室
2010年 4月 義家弘介が初代塾長の信州維新塾開講式に出席。 金星/太陽 木星:水瓶座3室土星:乙女座10室
DT:7室、8室
6月 J-NSC自民党ネットサポーターズクラブ設立総会にゲスト参加。 金星/太陽 木星:魚座4室
土星:乙女座10室
DT:4室、10室、12室
10月25日 インドのマンモハン・シン首相を来賓として迎えて開かれた日印友好議員連盟の会合で「(日印両国は)民主主義と法の統治を共有する同盟に近い関係だ」と述べた。 金星/太陽 木星:魚座4室逆行
土星:乙女座10室
DT:4室、10室、12室、7室
2012年 9月12日 2012年自由民主党総裁選挙への出馬を表明 金星/火星 木星:牡牛座6室
土星:天秤座11室
DT:6室
12月16日 第46回衆議院議員総選挙で自民党が294議席を獲得して圧勝、政権与党に復帰。 金星/火星 木星:牡牛座6室逆行
土星:天秤座11室
DT:6室、5室、11室
12月26日 第96代内閣総理大臣に選出され、第2次安倍内閣が発足 金星/火星 木星:牡牛座6室逆行
土星:天秤座11室
DT:6室、5室、11室
2013年 7月21日 前年12月の衆院選で大勝し政権与党に返り咲いた自民・公明両党が合わせて過半数を超える議席を獲得して大勝をおさめ、「ねじれ」を解消させることに成功した。 金星/火星 木星:双子座7室
土星:天秤座11室
DT:11室、1室、5室、8室
wikipedia 安倍晋三 引用抜粋、一部編集


(参考文献・資料)

wikipedia 安倍晋三