2013/5/14 ウォーレン・バフェットのラグナ検証
射手座ラグナと蠍座ラグナ
アストロデータバンクによれば、ウォーレンバフェットの出生データは、1930年8月30日15時 オマハ,
ネブラスカ州, 米国 である。
この出生データで、チャートを作成すると、ラグナが射手座2°37’で、ムーラに在住している。
しかし、もし14:48:06以前に生まれていると、ラグナが、蠍座に移動してしまうので、要注意である。
出産した時に病院で看護婦が出生時間を記録するまでに出生児の体を拭いて、隣の部屋に寝かせるなどの作業が発生し、それが全て終わった後に出生時間を記録するというケースがあるため、実際の出生時間よりも10分ぐらい記録の出生時間が遅れることがしばしばあるそうである。
従って、15:00ジャストという出生時間は可能性としてあり得ないため、この時間よりももう少し早く生まれていると考えることは自然である。
15時よりも12分ほど早い14時48分頃に生まれていて、実際のラグナは蠍座であるということは十分に考えられる。
ウォーレンバフェットのチャートを詳しく精査すれば、投資で成功する人のチャートがどのような配置をしているかを理解することが出来る。
またウォーレンバフェットの場合、事業内容が魅力的な会社の株を割安の時に買って、 長期保有するというもので、会社の貸借対照表(B/S)などの財務諸表をよく読んで投資をするかどうか判断している。
非常に健全で建設的な投資家なのである。
バフェットの語録として、「買うのは企業、株ではない」があるが、これが投資家としての健全な思想を感じさせる。
一方で、最近流行なのは、その日の朝に株式を購入して夜に売るといった短期投資のデイトレーダーであり、 レバレッジを使って、差金決済で、実際の手持ちの資金よりもはるかに多い金額の売買を行う。
このレバレッジを使う時には、自分が持っていない資金を借りているということが注意点である。
こうした健全な長期保有の投資家がどのようなチャートをしているかについても興味深い所である。
結婚、子供の誕生、別居、再婚のタイミング
まず、結婚、子供の誕生、 別居、再婚などのタイミングから、射手座ラグナと、蠍座ラグナのどちらが正しいかをヴィムショッタリダシャーとチャラダシャー、そして、トランジットで検証してみた。
検証した結果、おそらく、ウォーレンバフェットのラグナは射手座である。
まずは、ヴィムショッタリダシャーと、トランジットと事象のタイミングとの一致について以下の年表を確認して頂きたい。
射手座ラグナの場合
|
西暦 |
年月 |
出来事 |
V.Dasha |
C.Dasha |
Transit |
1951年 |
|
1951年に大学院で修士号を取得後、ウォール街で働こうとするが父とグレアムに反対された。バフェットはグレアムの下でただでもいいから働きたいと懇願するが、ユダヤ人のための雇用を確保しておきたいというグレアムの事情により断られた。グレアムはユダヤ人で、当時はユダヤ人の就職が困難という社会的な事情がその背景にはあった。バフェットは故郷オマハに帰り、株式ブローカーとして父の証券会社で働いた。テキサコガソリンスタンドに資産の20%を投資したが、後に失敗した投資の1つとして語っている。また、人前で話をする訓練のためにデール・カーネギー演説コースを受講した。学んだ知識を使いネブラスカ大学夜間クラスで平均年齢が彼の2倍以上の受講生に"投資原理"を教えた。この頃にスーザン・トンプソンとデートをするようになる。 |
水星/土星 |
天秤座/蟹座
天秤座/獅子座 |
【1951年1月】
木星:水瓶座
土星:乙女座
DT:7室
【1951年7月】
木星:魚座
土星:乙女座
DT:4室、7室、10室 |
1952年 |
|
スーザン・トンプソンと結婚する。婚約時には資産の6%の価値の婚約指輪を贈った。 |
水星/土星 |
天秤座/獅子座
天秤座/乙女座 |
【1952年7月】
木星:牡羊座
土星:乙女座
DT:1室、5室 |
1953年 |
7月30日 |
長女スーザン・アリスが誕生する。 |
水星/土星 |
天秤座/乙女座
天秤座/天秤座
※子供の誕生を説明しにくい |
木星:牡牛座
土星:乙女座
DT:6、7、10、11室
※5H、5L、9H、9LへのDTが確認できない
|
1954年 |
12月
16日 |
2人目の子供ハワードが誕生する。 |
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星 |
天秤座/天秤座
乙女座/天秤座
※子供の誕生を説明しにくい |
木星:蟹座逆行
土星:天秤座
DT:5室、8室 |
1957年 |
|
さらに2つのパートナーシップを追加でつくり、合計5つパートナーシップを運営した。バフェットはパートナーシップの運営を自宅で行っていた。妻のスーザンが第三子(次男ピーター)を身ごもっていたので、1957年にファーナム通りにある漆喰作りで5つの寝室を備えた家を31,500ドルで購入した。この家にバフェットは現在も住んでいる。 |
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星 |
乙女座/射手座
乙女座/山羊座 |
【1956年10月の時点】
木星:獅子座
土星:蠍座
DT:9室 |
1958年 |
5月4日 |
第三子、ピーター誕生 |
ケートゥ/木星 |
乙女座/山羊座 |
木星:天秤座逆行
土星:射手座逆行
DT:1、4、5、7、10、6、11室 |
1977年 |
|
ブルーチップを通じて3250万ドルでバッファロー・イブニング・ニュースを買収した。新たに日曜版を開始し、既存の平日版の読者に4週間無料で、店頭では特別価格で販売した。このことでライバルのクーリエ・エクスプレスから反トラスト法にて訴訟を起こされ、解決まで5年を要した。1977年に子育てを終えたスーザンはバフェットと別れて暮らすようになった。しかし離婚はしておらず、バフェットもスーザンの自由な生き方を支持していた。 |
金星/水星 |
獅子座/蟹座
獅子座/獅子座 |
【1977年2月】
木星:牡牛座
土星:蟹座逆行
DT:6室、8室、12室、7室、10室、11室
|
1978年 |
|
バフェットは妻のスーザンから紹介されたアストリッド・メンクスという女性と1978年から同居していた。 |
金星/水星 |
獅子座/獅子座
蟹座/双子座 |
【1978年1月】
木星:双子座逆行
土星:獅子座逆行
DT: 7室、6室、8室、10室 |
2006年 |
|
アストリッドと再婚した。 |
ラーフ/ラーフ
ラーフ/木星 |
水瓶座/蠍座
水瓶座/射手座
水瓶座/山羊座
水瓶座/水瓶座
山羊座/射手座
山羊座/蠍座
山羊座/天秤座
山羊座/乙女座
山羊座/獅子座 |
【2006年1月】
木星:天秤座
土星:蟹座逆行
DT:5室、7室
|
wikipedia
ウォーレン・バフェットより引用抜粋、一部編集 |
射手座ラグナで、結婚、子供の誕生、離婚、再婚などを調べると、
まず、1951年にスーザン・トンプソンと出会い、1952年に結婚している。
1951年、1952年のダシャーは、水星/土星期で、水星は7室の支配星、土星は2室支配で1室(7室から7室)に在住している。2室は結婚のハウスである。
結婚した時、ダブルトランジットは7室に形成されている。
1953年に長女スーザン・アリスが誕生しているが、この時のダシャーも、水星/土星期で、水星は5室支配の火星からアスペクトされ、土星も5室支配の火星からアスペクトされている。ナヴァムシャでは水星は9室の支配星と接合し、土星は逆行して、9室と5室にアスペクトしている。
サプタムシャでも、水星は9室の支配星からアスペクトされ、土星は5室にアスペクトして、5室支配の火星からアスペクトされている。
この時、ダブルトランジットは5室に形成されており、子供の誕生のタイミングである。
次に1954年に2人目の子供ハワードが誕生している。 ダシャーはケートゥ/ケートゥ期、あるいはケートゥ/金星期である。
ケートゥは11室に在住して、5−11室の軸にあるため、5室と絡んでいる。また金星は5室支配の火星からアスペクトされている。
ナヴァムシャでは、ケートゥは9室の支配星からアスペクトされており、金星は5室や9室と絡んでいない。従って、2人目の子供の誕生は、ケートゥ/ケートゥ期がもたらしたと考える方がいいかもしれない。
サプタムシャを調べても同じである。ケートゥは11室に在住して、5−11室の軸にあり、5室と絡んでいるが、金星は5室にも9室にも絡んでいない。
ナヴァムシャやサプタムシャのラグナが正しいかどうかは分からないため、この辺りは保留するべきかもしれないが、出生図上では、ケートゥは5室に絡んでいる。
またトランジットの木星が5室支配の火星と接合し、土星は天秤座から5室にアスペクトしているため、5室にダブルトランジットが生じ、子供の誕生のタイミングである。
また1957年には、スーザン・トンプソンが、第三子を妊娠しているが、この時、ダシャーは、ケートゥ/ラーフ期で、ラーフは5室に在住している。
木星は9室をトランジットし、土星は蠍座12室から9室にアスペクトし、9室にダブルトランジットが生じて、この時も子供の誕生のタイミングである。
次に重要なのは、1977年に子育てを終えた妻のスーザン・トンプソンがバフェットと別れて暮らし始めている。
この同じ年に、バフェットは、反トラスト法で訴訟を起こされており、6室の象意が確認できる。
『・・・ブルーチップを通じて3250万ドルでバッファロー・イブニング・ニュースを買収した。新たに日曜版を開始し、既存の平日版の読者に4週間無料で、店頭では特別価格で販売した。このことでライバルのクーリエ・エクスプレスから反トラスト法にて訴訟を起こされ、解決まで5年を要した。・・・』
(wikipediaより引用抜粋) |
この時、ダシャーは、金星/水星期で、金星は6室の支配星で、水星は6室の支配星と接合している。
ナヴァムシャでは、水星は6室の支配星で、金星は7室の支配星で6室に在住している。
更にダブルトランジットは、6室、8室、12室に形成されており、この時期に妻と別居し、ライバル会社から訴訟を起こされたというのはよく理解できる。
この妻との別居した直後の1978年に妻から紹介されたアストリッド・メンクスという女性と、 バフェットは同居をし始めているが、この時のダシャーもまた、金星/水星期であり、6室へのダブルトランジットが生じている。
然し、この時、同時にアンタルダシャーロードの水星は7室の支配星で、トランジットでも、6、8、10室にダブルトランジットする以外に7室にもダブルトランジットしており、別居と、もう一つの新しい女性との出会いが同時に起こったことを示している。
この辺りは、6室と7室の象意の混在が、よく出ている。ダシャーとトランジットが足し算の論理で働いていることがよく分かる。
バフェットは、 アストリッド・メンクスと交際する間も、妻と離婚することはなかったが、2004年にスーザンが亡くなったため、2006年にアストリッド・メンクスと再婚した。
再婚した時のダシャーは、ラーフ/ラーフ、あるいは、ラーフ/木星期で、マハダシャーロードのラーフは5室に在住し、ディスポジターの火星は7室に在住し、アンタルダシャーロードの木星は7室に在住している。
またトランジットは、木星が天秤座から7室にアスペクトし、土星が蟹座で逆行して7室に絡んで、7室にダブルトランジットが生じていたため、結婚のタイミングである。
このようにダシャーと、トランジットを見ていくと、過去の結婚、子供の誕生、別居、再婚などが、全て、射手座ラグナで説明できることが分かり、射手座ラグナということで納得する。
然し、この後で、チャラダシャーによって、検証を進めてみると、非常に不可解な結果となった。
チャラダシャーでは、スーザントンプソンと出会った1951年のチャラダシャーは、天秤座/蟹座 ⇒ 天秤座/獅子座である。
そして、結婚した1952年は、天秤座/獅子座 ⇒ 天秤座/乙女座である。
メジャーダシャーの天秤座にはDK、DKN、UP、DPはアスペクトしておらず、またサブダシャーの蟹座にもこれらはアスペクトしていない。
唯一、蟹座からみた7室にUPが在住しているが、これだけでは結婚の根拠としては弱いのである。
また、サブダシャー獅子座についても、DK、DKN、DPはアスペクトせず、獅子座にUPがアスペクトしているのみである。
しかもこのUPは獅子座からみて6室に在住している。
サブダシャーの乙女座になってようやく、乙女座に対して、DK、DP、DKNがアスペクトし、乙女座からみて7室にもDK、DKN、DPがアスペクトしているので、このサブダシャーの乙女座の時期に結婚した理由として考えることもできる。
然し、本来はメジャーダシャーも、これらの結婚に関わる表示体によって、アスペクトされたり、絡まれるのが普通である。
サブダシャー乙女座の時期だけというのは条件として弱いのである。
次に1953年に長女スーザン・アリスが誕生しているが、チャラダシャーは天秤座/乙女座 ⇒ 天秤座/天秤座である。
メジャーダシャーの天秤座から見た5室にはPKも、AK、Amk、DKといったジャイミニ・ラージャヨーガを形成する変動表示体(チャラカラカ)は全く絡んでいない。
サブダシャーの乙女座からみた5室にはPKがアスペクトしているが、ここでも、サブダシャーの支配星からみた5室にPKがアスペクトしているというだけでは、子供の誕生の根拠とするには非常に弱い感じなのである。
本来、メジャーダシャーも5室が強調されていてもよいはずなのである。
1954年に2人目の子供ハワードが誕生しているが、チャラダシャーは、天秤座/天秤座 ⇒ 乙女座/天秤座である。
上述したように天秤座からみた5室には全くPKやその他の子供の誕生をもたらすほど、5室を強くするような変動表示体は絡んでおらず、またメジャーダシャーが乙女座に移行すると、乙女座から5室にはPKがアスペクトしているが、今度は、サブダシャーの天秤座からの5室には子供の誕生を示すようなアスペクトなどは見られない。
ここまで見てきて、チャラダシャーで、明快な結婚、子供の誕生の根拠が発見できないのである。
次に1957年にスーザントンプソン夫人が第三子(ピーター)を妊娠しているが、 チャラダシャーは、乙女座/射手座
⇒ 乙女座/山羊座である。
メジャーダシャーの乙女座から見ると、5室にPKがアスペクトし、サブダシャーの山羊座は乙女座からみた5室で、PKがアスペクトしている。
これについては、チャラダシャーがよく機能していると思われる。
次に1977年に反トラスト法で訴訟を起こされ、妻とは別居しているが、この時のチャラダシャーが、獅子座/蟹座 ⇒ 獅子座/獅子座である。
獅子座から見ると、DK、 DKNは5室に在住し、またAmkは11室に在住して、DKと相互アスペクトしている。
またAKはDKとAmkと相互アスペクトしているため、この獅子座の時期は、ジャイミニラージャヨーガが5−11室の軸にあり、Amkは11室にあるため、通常は好調な時期である。
然し、この時期に訴訟や別居で、あまりよいことが起こっていないというのは理解が難しい。
1978年にアストリット・メンクスと同居を始めたと書かれているが、チャラダシャーが獅子座/獅子座 ⇒蟹座/双子座の時期である。
この事象も、チャラダシャーで上手く説明できるとは思えず、サブダシャー双子座の時期に双子座にDKが在住し、双子座からみた7室にDP、DKNが在住しているので、パートナーとの出会いがあったという説明は可能であるが、これも、サブダシャーのみが根拠になっている。
最後に2006年にアストリッドと再婚した時には、 メジャーダシャーが水瓶座、あるいは、山羊座の時期である。
水瓶座には、DK、DKN、UP、DPなどがアスペクトしておらず、また水瓶座からの7室にもDK、DKN、DPなどはアスペクトしていない。
唯一、UPがアスペクトしているが、これも非常に根拠として弱い感じである。
山羊座にはUPが在住しているので、これを結婚の根拠としてもいいが、山羊座からみて6室にDKが在住して、DKN、DPが12室から6室にアスペクトしている。
これも不可解である。
このように射手座ラグナのバフェットをチャラダシャーで検証すると、チャラダシャーがあまり機能していないのである。
蠍座ラグナの場合
|
西暦 |
年月 |
出来事 |
V.Dasha |
C.Dasha |
Transit |
1951年 |
|
1951年に大学院で修士号を取得後、ウォール街で働こうとするが父とグレアムに反対された。バフェットはグレアムの下でただでもいいから働きたいと懇願するが、ユダヤ人のための雇用を確保しておきたいというグレアムの事情により断られた。グレアムはユダヤ人で、当時はユダヤ人の就職が困難という社会的な事情がその背景にはあった。バフェットは故郷オマハに帰り、株式ブローカーとして父の証券会社で働いた。テキサコガソリンスタンドに資産の20%を投資したが、後に失敗した投資の1つとして語っている。また、人前で話をする訓練のためにデール・カーネギー演説コースを受講した。学んだ知識を使いネブラスカ大学夜間クラスで平均年齢が彼の2倍以上の受講生に"投資原理"を教えた。この頃にスーザン・トンプソンとデートをするようになる。 |
水星/土星 |
乙女座/射手座
乙女座/山羊座 |
【1951年1月】
木星:水瓶座
土星:乙女座
DT:1、6、2、5、8室
【1951年7月】
木星:魚座
土星:乙女座
DT:5、11、8、7、12室 |
1953年 |
7月30日 |
長女スーザン・アリスが誕生する。 |
水星/土星 |
乙女座/水瓶座 |
木星:牡牛座
土星:乙女座
DT:5、8、9、11室
|
1954年 |
12月
16日 |
2人目の子供ハワードが誕生する。 |
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星 |
乙女座/牡羊座 |
木星:蟹座逆行
土星:天秤座
DT:9室 |
1957年 |
|
さらに2つのパートナーシップを追加でつくり、合計5つパートナーシップを運営した。バフェットはパートナーシップの運営を自宅で行っていた。妻のスーザンが第三子(次男ピーター)を身ごもっていたので、1957年にファーナム通りにある漆喰作りで5つの寝室を備えた家を31,500ドルで購入した。この家にバフェットは現在も住んでいる。 |
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星 |
乙女座/双子座
乙女座/蟹座 |
【1956年10月の時点】
木星:獅子座
土星:蠍座
DT:10室
|
1958年 |
5月4日 |
第三子、ピーター誕生 |
ケートゥ/木星 |
乙女座/蟹座 |
木星:天秤座逆行
土星:射手座逆行
DT:2、5、1、6室 |
1977年 |
|
ブルーチップを通じて3250万ドルでバッファロー・イブニング・ニュースを買収した。新たに日曜版を開始し、既存の平日版の読者に4週間無料で、店頭では特別価格で販売した。このことでライバルのクーリエ・エクスプレスから反トラスト法にて訴訟を起こされ、解決まで5年を要した。1977年に子育てを終えたスーザンはバフェットと別れて暮らすようになった。しかし離婚はしておらず、バフェットもスーザンの自由な生き方を支持していた。 |
金星/水星 |
蟹座/射手座
蟹座/蠍座
蟹座/天秤座 |
【1977年2月】
木星:牡牛座
土星:蟹座逆行
DT:8、11、7、12、3室
|
1978年 |
|
バフェットは妻のスーザンから紹介されたアストリッド・メンクスという女性と1978年から同居していた。 |
金星/水星 |
蟹座/天秤座
蟹座/乙女座
|
【1978年1月】
木星:双子座逆行
土星:獅子座逆行
DT: 4、12室
※7室へのダブルトランジットが生じていない |
2006年 |
|
アストリッドと再婚した。 |
ラーフ/ラーフ
ラーフ/木星 |
射手座/魚座
射手座/水瓶座
射手座/山羊座
|
【2006年1月】
木星:天秤座
土星:蟹座逆行
DT:6室、8室
※再婚した時、6室と8室にダブルトランジットが生じているというのは不可解である
|
wikipedia
ウォーレン・バフェットより引用抜粋、一部編集 |
そこで、ラグナを蠍座にして、 同じように、ヴィムショッタリダシャー、トランジットで検証してみると、蠍座ラグナでは、これらが全く機能しておらず、
例えば、 子供が誕生した時に5H、5L、9H、9Lにダブルトランジットが生じていなかったり、結婚した時に6室や8室へのダブルトランジットが生じていたり、交際をしたタイミングで、7室へのダブルトランジットが生じていないなど、トランジットが説明できず、また、ダシャーの支配星のハウスとの絡みも、起こっている事象と一致していない。
従って、蠍座ラグナではないことが分かる。
然し、念のため、チャラダシャーで検証すると、むしろ、蠍座ラグナの方が、事象が説明できるという不可解な現象が生じている。
例えば、スーザントンプソンと出会って、結婚した1951年、1952年は、乙女座/射手座 ⇒ 乙女座/山羊座
⇒ 乙女座/水瓶座であるが、
メジャーダシャーの乙女座には、DK、DKNがアスペクトし、 乙女座から7室にもDK、DKNがアスペクトし、更に乙女座から7室にはAKと、Amkもアスペクトして、ジャイミニ・ラージャヨーガを形成している。
1953年、1954年の子供の誕生も、メジャーダシャーが乙女座で、サブダシャーが、魚座であったりするため、すっきと説明することができる。
メジャーダシャーレベルでも、サブダシャーレベルでも、事象を説明できるため、チャラダシャーだけを見ると、蠍座ラグナの方が正しいとさえ思えてしまう。
また1957年の第三子の誕生も、乙女座/蟹座で上手く説明できてしまう。
1977年の妻との別居と、訴訟についても、蟹座/射手座 ⇒ 蟹座/蠍座 ⇒ 蟹座/天秤座 辺りだが、メジャーダシャーの蟹座から見ると、DKとAmkが12室に在住し、6室にアスペクトしているため、この時期の状況を説明できてしまう。
2006年にアストリッド・メンクスと再婚した時も、メジャーダシャーは射手座で、射手座にはDKNが在住し、射手座から7室にDKが在住しており、結婚のタイミング考えることができる。
またサブダシャーは、魚座 ⇒ 水瓶座 ⇒ 山羊座などと推移するが、サブダシャー魚座からみた7室にはDKNと、DKがアスペクトするため、これも結婚のタイミングとして理解できる。
このように見てくると、チャラダシャーでは、むしろ、蠍座ラグナの方が事象が説明できてしまうのである。
然し、上述したようにヴィムショッタリダシャーと、トランジットでは、射手座ラグナで間違いないことが分かり、また蠍座ラグナでは全く機能しない為、射手座ラグナで正しいのである。
従って、上記の検証を通じて、チャラダシャーは、機能しないケースもある可能性が考えられた。
このことについては今後も、検証を続ける必要がある。
射手座ラグナとしてのウォーレンバフェット
バフェットは、投資を通じて、成功哲学を説くような人物であり、これは典型的な射手座の人物像である。
ラグナには2室支配の土星が在住し、ラグナロードの木星、5室支配の火星との間に1−5、1−2、2−5のダナヨーガを形成している。
また10室では水星が高揚して、バドラヨーガを形成しており、減衰している金星と接合しているため、ニーチャバンガ・ラージャヨーガを形成しているが、6室支配の金星が減衰しているため、特別な法則で、ラージャヨーガ的に働く配置である。
従って、もし6室支配の金星のみが10室に在住していたとしても、金星はラージャヨーガ的な働きをするのであるが、それ以外に、パンチャ・マハープルシャ・バドラヨーガで高揚する水星と、ニーチャバンガ・ラージャヨーガを形成しているため、非常に強力である。
この強力な10室が彼の投資家としての成功を生み出したものと考えられる。
特にバフェットが企業の財務諸表をよく読んで、株価に反映されない企業の実際の価値についてよく把握していたのはこの配置がもたらしたと思われる。
またバフェットの場合、月からの配置というのもまた重要である。
まず、月は8室支配で12室で減衰しており、まず月自体が、特別な法則で、ラージャヨーガ的に働く配置をしている。
月をラグナとすると、2、5室支配の木星と、ラグナロードで、6室支配の火星が8室で接合して、1−2、1−5のダナヨーガを形成している。
ダナヨーガが8室で形成されていることが重要で、8室が強い人物は、株式、不動産、債券などの権利収入、不労所得を持つ傾向が強い。
過去の事例では、天秤座の月で月から見た8室に金星が自室に在住していたり、牡牛座ラグナで、8室、11室支配の木星が11室で自室に在住しているような8室が強いケースで、不労所得、権利収入を築いているケースを確認している。
つまり、投資家がしていることは、株式を購入することで、会社の事業活動の利益に対する権利を手にするということだが、
これは、女性(男性)が配偶者と結婚し、配偶者に尽すことで、配偶者の収入や資産に対しての権利を手にすることと似ている。
6−8の関係理論で言えば、相手に資金を提供して、相手から養ってもらう訳である。
然し、バフェットのように成功すると、企業に協力して養ってもらうという立場ではなくなり、むしろ、立場が逆転して、企業側に資金を貸し付けて、あるいは、企業側を支配して、企業の事業収益から利益を徴収するというような力関係の逆転現象が起こる。
これは6−8の関係理論で、まだ触れていなかった部分である。
つまり、6−8の関係というのは強さや大きさによって、入れ替わる場合がある。
バフェットのチャートで月から8室で、ダナヨーガを形成する木星と火星のコンビネーションが重要であるが、また月からみた8、11室支配の水星が、11室で高揚している配置も重要である。
これも8室の支配星が収入、利益の11室で高揚していることから、 不労所得をもたらす配置である。また11室はあらゆる収入源を表すハウスであり、11室は称号や高い評価のハウスである。
投資家として世界的に有名になり、講演活動とか、メディアの取材など、幅広く活動して、書籍も執筆し、講演料、出演料、印税収入など、収入源のバリエーションが豊富である。
また太陽が獅子座自室で、ナヴァムシャでも同じ配置にあり、ヴァルゴッタマを形成していることも注目に値する。
魅力的な企業の株を割安な時に購入して長期保有するというスタイルは、獅子座(固定星座)で、ムーラトリコーナでヴァルゴッタマの配置にある太陽がもたらしたものだとも思える。
このようにバフェットのチャートを見ると、投資家として成功する配置は、8室が強いことであることがよく分かる。
そして、バランスシートを読んで、企業の財務状況を把握したりといったことは、水星が強くなければできないとも思える。
特に株式市場で、株価を分析するというのは、実際の実物を扱うというよりも、情報の分析が主であるため、風の星座が強いことも必要である。
そうしたことで、双子座というのは、最も、投資に向いている星座であると言える。
バフェットの場合、ラグナと、月から見た双子座で、ダナヨーガを形成していることが、株式取引で収入を得る道を開いたと言える。
つまり、バフェットのような株式取引の投資家にとって、必須なのは、8室、 風の星座、水星の強さである。
然し、8室というのは注意が必要であり、惑星Aと惑星Bの関係が6−8の場合、惑星Bで、8室の象意を経験した後、その8室の惑星Bから見ると、今度は、
惑星Aは6室である。
従って、ダシャーによっては、8室も、経験すれば、6室も経験することになる。
つまり、8室で不労所得を得たと思えば、次の瞬間、株が値下がりして、資金を借り入れて投資を継続するといったことが生じる。
6室と8室の象意が交互に来ることを覚悟しなければならないということである。浮き沈みが激しく、奮闘(struggle)が多い、激しい不安定な人生が生じると言える。
然し、ラグナからみた8室が強い場合は、8室からみた6室目はダシャーの支配星にならないため、問題はない。
ウォーレン・バフェットのチャートを分析して、理解できることは、投資家が、本質的に何を行っているかということである。
投資家が本質的に行っていることは、会社の株を購入して、会社の営業、利益への権利を手に入れるということである。
その過程は、最初は、会社にぶら下がって、会社の一部の権利を手にするだけの状態であるが、やがて、株式を買い増すにつれ、立場が逆転し、今度は、会社の方が、投資家にぶら下がってしまうまでになる。
つまり、6−8の関係が逆転したのである。
繰り返すと、投資家の素質として必須なのは、8室が強いこと、風の星座、水星の強さである。
このバフェットのチャートを分析している最中に非常に興味深いチャートに出会うことになった。
日本の個人投資家のB・N・F氏のチャートである。
次回、このB・N・F氏のチャートについて解説してみたい。
【2013/5/19 バフェットのラグナを蠍座に訂正】
沖縄の友人から、バフェットの子供の誕生日でダブルトランジットの説明が出来るため、蠍座ラグナの可能性を捨てないで欲しいとの連絡があった。
バフェットの子供は正確には長女スーザンが、1953年7月30日、長男ハワードが1954年12月16日、次男ピーターが1958年5月4日生まれであるとのこと。
(バフェットの妻suzanのwikipediaにはそのように掲載されていた)
その情報を元に再度、ダシャーとトランジットを検証した所、どうやら、蠍座ラグナの方が機能しているようである。
また射手座ラグナだと、逆に子供の誕生が説明できなくなってしまうケースが出てきた。
蠍座ラグナだと、第一子の場合、水星/土星期に子供が誕生したのは、水星が5室にアスペクトし、土星が5室支配の木星からアスペクトされているということで納得できる。
トランジットでも第一子の場合、木星が9室の支配星にアスペクトし、土星が乙女座から5室と5室の支配星、9室の支配星にアスペクトして、 9室にダブルトランジットが生じているということで納得できる。
第二子、第三子で、マハダシャーケートゥ期に子供が誕生したのは、ケートゥが5室支配の木星からアスペクトされているからである。
また第三子については、ケートゥ/木星期に子供が誕生したのは、アンタルダシャーの木星が5室の支配星だからである。
またトランジットの位置を考えてみても、第二子の場合のように木星が射手座ラグナで8室をトランジットしていると考えるよりも、
蠍座ラグナで木星が9室をトランジットしていると考えた方がより納得が行く。
考えてみると射手座ラグナだと、ケートゥ期に子供が誕生したことが、ケートゥが5−11室の軸にあるからという根拠が薄いものになる。
蠍座ラグナで5室支配の木星にアスペクトされているからという理由の方が根拠が強固である。
チャラダシャーに至っては、蠍座ラグナだと、月日まで出した子供の誕生データで検証すると、もっとクリアに説明が可能である。
長女が誕生したのは乙女座/水瓶座だが、乙女座から見るとPKが5室にアスペクトしており、水瓶座から見ると5室にDK、Amk、AKがアスペクトしてジャイミニラージャヨーガを形成している。
また長男が誕生したのは、乙女座/牡羊座だが、サブダシャーの牡羊座にはPKがアスペクトしている。
また次男が誕生したのは、乙女座/蟹座であるが、サブダシャーの蟹座からみて5室にPKが在住している。
非常に精密、精緻に子供の誕生のタイミングが説明できることが分かる。
これらは生物学的事実(biological fact)であり、検証として信頼性が高く、1978年、2006年のアストリッド・メンクスとの同居や再婚というのは、biological
factでなく、様々な文化圏で様々な解釈が取りうる事象であり、状況が正確に掴みにくいから、無視することができる。
従って、結論としては、沖縄の友人が言うようにバフェットのラグナは、蠍座ラグナである。
上述したように蠍座ラグナの方がむしろ、チャラダシャーで子供の誕生が説明できるように思い、パラシャラ方式での分析と矛盾することを指摘したが、このように正しい子供の誕生時間を通して、再度、検証した所、蠍座ラグナということで納得した。
このように結論を間違えたのは、バフェットを射手座ラグナということで文章にまとめたいという逸る気持ちがあったからである。
またこのような場合、バフェットの性格的特徴から射手座ラグナに違いないという、あまり当てにならない印象を重視し過ぎている。
射手座の印象があったとしても、蠍座ラグナと射手座の境界線付近にラグナがある場合は、蠍座ラグナであっても射手座の特徴を示す場合があるので要注意である。
また子供の誕生データは年単位ではなく、月日までの情報を使わなければならない。
実際、1年の間にも木星や土星は隣の星座に移動したり、逆行したり、様々に配置が変化する。
年単位のデータでは大雑把過ぎて、正確に把握することは困難である。不正確な情報を用いたというのも間違えた原因の一つである。
然し、私は射手座ラグナに設定しながらも、どこか腑に落ちない感じがしていた。
それは上述したようにチャラダシャーが機能していなかったことと、射手座ラグナのヴィムショッタリダシャーでさえ、腑に落ちない点があったからである。
然し、正しくないラグナを設定した場合、このようにどこかに腑に落ちない点が出てきて、それで論理が破綻して、最初からやり直し、正しいラグナを見つけ出すという場合もある。
沖縄の友人のおかげでチャラダシャーが精密に機能することを再確認した。
昨年、来日したK.N.ラオ先生が言うようにチャラダシャーを用いると、日単位の出来事でさえも検証できるのである。
そこまで精密なものであるならば、チャラダシャーがメジャーダシャーレベル、サブダシャーレベルで全く機能していないということには、おかしいと気づかなければならない。
西暦 |
年月 |
出来事 |
V.Dasha |
C.Dasha |
Transit |
1930年 |
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ネブラスカ州オマハで証券業を営むハワード・バフェットとレイラ・バフェットとの間に生まれた |
土星/火星 |
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1941年 |
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11歳の時に初めて株式を購入した。姉のドリスと共にシティ・サービスの優先株を1株38ドルで3株購入したのだが、その後、1株27ドルまで下落した。バフェット達は1株40ドルまで値を戻したところで売却したが、シティ・サービス株は長期的に上昇し続け200ドルになった。この経験からバフェットは忍耐を学んだと後に述懐している。 |
水星/金星 |
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1942年 |
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父親が下院議員に当選したためワシントンD.C.に引っ越したが、当時12歳のバフェットは新しい生活になじめず、祖父の家からオマハの学校に中学2年まで通うことになった。 |
水星/金星
水星/太陽 |
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1943年 |
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自転車を仕事の経費として控除し13歳で初めて所得税を申告した。中学では飛び級をしたが、一つ上の友達とうまくなじめなかった。また成績は芳しくなかったが、新聞配達は継続していた。
中学を卒業したバフェットはワシントンD.C.に戻り、高校に進学した。高校3年のときに友人と中古のピンボール1台を25ドルで購入し、それを理容店に置くという商売を始めた。この商売は成功し、最終的には週50ドルの利益を稼ぎ出すまでになった。その後、この事業を退役軍人に1200ドルで売却した。 |
水星/太陽
水星/月 |
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1947年 |
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ペンシルベニア大学ウォートン・スクールファイナンス学科に入学したが中退し、ネブラスカ大学リンカーン校に編入した。ネブラスカ大学を卒業後、ハーバード大学ビジネス・スクールに入学しようとしたが断られた。コロンビア大学で著名な証券アナリストであり、『賢明なる投資家』の著者のベンジャミン・グレアムとデイビッド・ドッドが教職についていることを知ったバフェットはコロンビア大学のビジネススクールに進学し、投資について学んだ。
グレアムが保険会社GEICOの重役であることを知ったバフェットは、電車に乗ってワシントンD.C.のGEICO本社へ向かった。門前払いをされそうになったが、中に入れてくれるまでドアを叩き続けたという。そこでバフェットは当時の副社長、そして後の友人であり、影響を受けたLorimer
Davidsonに会った。 |
水星/ラーフ |
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1951年 |
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1951年に大学院で修士号を取得後、ウォール街で働こうとするが父とグレアムに反対された。バフェットはグレアムの下でただでもいいから働きたいと懇願するが、ユダヤ人のための雇用を確保しておきたいというグレアムの事情により断られた。グレアムはユダヤ人で、当時はユダヤ人の就職が困難という社会的な事情がその背景にはあった。バフェットは故郷オマハに帰り、株式ブローカーとして父の証券会社で働いた。テキサコガソリンスタンドに資産の20%を投資したが、後に失敗した投資の1つとして語っている[29]。また、人前で話をする訓練のためにデール・カーネギー演説コースを受講した。学んだ知識を使いネブラスカ大学夜間クラスで平均年齢が彼の2倍以上の受講生に"投資原理"を教えた。この頃にスーザン・トンプソンとデートをするようになる。 |
水星/木星
水星/土星 |
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1952年 |
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スーザン・トンプソンと結婚する。婚約時には資産の6%の価値の婚約指輪を贈った。 |
水星/土星 |
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1953年 |
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長女スーザン・アリスが誕生する。 |
水星/土星
ケートゥ/ケートゥ |
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1954年 |
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2人目の子供ハワードが誕生する。 |
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星 |
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1954年 |
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グレアムより電話でパートナーシップでの仕事の誘いがあり、資産運用会社グレアム・ニューマンに証券アナリストとして入社した(初任給は年間12,000ドル)。ここでは後に著名な投資家になるウォルター・シュロスと共に働いた。 |
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星
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1956年 |
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グレアムは引退し、会社は解散した。グレアムはバフェットを評価しており、1970年代の後半に『賢明なる投資家』の改訂を行っていたグレアムが入院した際に手伝いをバフェットに依頼した。バフェットは根本部分は変更せずにインフレや企業分析について改訂を提案したが、退院したグレアムは自分で改訂作業を行った。 |
ケートゥ/月
ケートゥ/火星
ケートゥ/ラーフ |
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大学を卒業して以来の貯金は9,800ドルから140,000ドル以上になっていた。バフェットは故郷オマハに帰り、合計105,000ドルを7人の家族と友人から集めて投資のパートナーシップであるバフェット・アソシエイツ株式会社を設立。自身は100ドルだけ出資した。この後、年内に2つのパートナーシップをつくり、パートナーシップは合計で3つになる。 |
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1957年 |
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さらに2つのパートナーシップを追加でつくり、合計5つパートナーシップを運営した。バフェットはパートナーシップの運営を自宅で行っていた。妻のスーザンが第三子(次男ピーター)を身ごもっていたので、1957年にファーナム通りにある漆喰作りで5つの寝室を備えた家を31,500ドルで購入した。この家にバフェットは現在も住んでいる。 |
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星 |
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1959年 |
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後にバークシャーの副会長となるチャーリー・マンガーに出会い、2人はすぐに意気投合した。彼は会社の成功の要になる。 |
ケートゥ/土星
ケートゥ/水星 |
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1960年 |
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パートナーである1人の医師に10,000ドルを投資する気がある10人の医師を見つけてきてほしいと頼み、11人を紹介してもらう。この中には現在まで投資している家族(本人は死去したが、遺族が相続した)があり、当時投資した1万ドルは現在では5億ドル程度になっている。 |
ケートゥ/水星
金星/金星
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1961年 |
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パートナーシップの資産が数百万ドルを突破し、風車の製造会社に対して初めて100万ドル規模の投資をした。 |
金星/金星 |
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1962年 |
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ニューヨークへ出かけ、古い友人から数十万ドルの資金を集めた。パートナーシップの資産が720万ドルになる。多数あったファンドをバフェット・パートナーシップにまとめ、最小投資規模を25,000ドルから100,000ドルに変更した。運営拠点を「機能的で華美でない」キューイット・プラザ(地元オマハの名士ピーター・キューイットの名にちなむ[35])に移す。バフェットとスーザンはそれぞれ100万ドル以上の資産を保有していた。
繊維業のバークシャーが1株あたり8ドル未満で売られており、経営を改善すれば業績が好転すると考え、最終的にはパートナーシップを通じて、全株式の49%まで買い進めた。マンガーに風車製造会社デンプスターに投資すべきか相談すると、ハリー・ボトルのほうが良いと言われる。バフェットはこの助言に従い、ハリー・ボトルに投資、一時解雇、コスト削減等の経営改善策を会社に実現させ、大きな利益を出す。 |
金星/金星 |
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1963年 |
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バークシャーの筆頭株主になる。デンプスターを購入時の3倍の株価で売却。ほとんど価値のない企業で構成したポートフォリオは200万ドル以上の価値を持っていた。 |
金星/金星 |
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1964年 |
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アメリカン・エキスプレスが倒産の危機のある子会社に対して法的義務のない状態で資金を融通しようとしたスキャンダルによって同社の株価が暴落したときに、バフェットは解決可能な問題であると判断し、逆に株を買った。 |
金星/金星
金星/太陽 |
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1965年 |
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ウォルト・ディズニーに出会い、ウォルト・ディズニー株を買い始める。1株38セントで当時の時価総額の5%にあたる400万ドルを投資した。1株48セントになったときに売却したが、後に買い戻すこととなる。このことについて、売却は失敗だと認めている。 |
金星/太陽
金星/月 |
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1967年 |
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バフェットのパートナーシップの資産が6500万ドルになる。バフェットはこのパートナーシップに初めて10セントの配当を出した。 |
金星/火星
金星/ラーフ |
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1969年 |
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バフェットはパートナーシップの解散を行った。パートナー達は現金かバークシャーの株式など幾つかの方式を選ぶことができた。 |
金星/ラーフ |
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1956年 |
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1965年 |
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バフェットは繊維業のバークシャーの経営権を取得し、新社長にケン・チェイスを指名した。バークシャーを買収した際は新社長を登用して繊維事業の改善を図るなど、経営に介入したが上手くいかず最終的には工場を閉鎖せざるを得なくなった。 |
金星/太陽
金星/月 |
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1970年代 |
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ボルチモアの百貨店・ホーチスチャイルド・コーンを買収したが、地域での小売の競争が厳しいため3年後にほぼ購入価格で売却することになった。 |
金星/木星
金星/土星
金星/水星
金星/ケートゥ |
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1977年 |
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ブルーチップを通じて3250万ドルでバッファロー・イブニング・ニュースを買収した。新たに日曜版を開始し、既存の平日版の読者に4週間無料で、店頭では特別価格で販売した。このことでライバルのクーリエ・エクスプレスから反トラスト法にて訴訟を起こされ、解決まで5年を要した。1977年に子育てを終えたスーザンはバフェットと別れて暮らすようになった。しかし離婚はしておらず、バフェットもスーザンの自由な生き方を支持していた。 |
金星/水星 |
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1978年 |
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バフェットは妻のスーザンから紹介されたアストリッド・メンクスという女性と1978年から同居していた。 |
金星/水星 |
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1979年 |
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1979年にABC株を1株当たり290ドルで購入した。バフェットの純資産は1億4000万ドル近くとみられていたが、年間5万ドルを給与として貰い生活を続けていた。
バークシャーの株価が年初775ドルから年末に1,310ドルまで上昇した為、バフェットの純資産が6億2000万ドルとなり初めてフォーブス誌に名前が載る。 |
金星/水星
金星/ケートゥ |
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1983年 |
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家具屋のネブラスカ・ファーニチュア・マートを6000万ドルで買収した。バフェットはオーナーが売却を考えていることを知り、オーナーの息子と事前に下交渉をしていた。その上でバフェットは店を訪ねてオーナーの老婦人と直接交渉し、会計の監査や在庫の調査をせずに言い値に対して即払いで購入した。 |
太陽/木星
太陽/土星 |
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1985年 |
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1985年、3億1500万ドルで世界書籍百科事典などを製造しているScott
& Fetzerを買収した。1985年にABCとキャピタル・シティーズの合併の成功を助ける。連邦裁判所からキャピタル・シティーズとワシントン・ポストの両方で取締役であることを認められなかったため、ワシントン・ポストの取締役を辞任した。 |
太陽/水星
太陽/ケートゥ
太陽/金星 |
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1989年 |
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1989年、670万ドルで社用ジェット機を購入した際に、かつて他社のジェット機購入を批判したことを引き合いに出して冗談交じりに「THE
INDEFENSIBLE」(言語道断号)と名づけた。 |
月/ラーフ
月/木星 |
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1987年 |
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1987年にアメリカ最大規模の証券会社ソロモン・ブラザーズはロナルド・O・パールマンによる敵対的買収の対象となっていたため、CEOのジョン・グッドフレンドはバフェットに助けを求めた。バフェットは証券業界を好ましく思っていなかったがグッドフレンドを評価していたため7億ドルを投資し、マンガーと共にソロモンの取締役に就いた。 |
月/月
月/火星 |
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2006年 |
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アストリッドと再婚した。 |
ラーフ/ラーフ
ラーフ/木星 |
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2011年 |
3月21日 |
自身が間接的に投資を行う大手切削工具メーカータンガロイの新工場完成式典(3月22日開催)への出席が予定されていたが、東日本大震災のため完成式典も来日も延期された。その後、新工場の完成式典が行われる11月21日にあわせて工場のある福島県を来訪した。 |
ラーフ/土星
ラーフ/水星 |
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2012年 |
4月17日 |
初期の前立腺癌であることを明らかにした。 |
ラーフ/水星 |
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wikipedia
ウォーレン・バフェットより引用抜粋、一部編集 |
(参考文献・資料)
wikipedia ウォーレン・バフェット
バフェット流投資の強さと死角 株高でも地道
2013/5/11 7:00 [日本経済新聞朝刊2013年5月8日付]
バフェット氏は80代になっても株主の質問に答える=ロイター
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(82)から直接学びたい――。同氏が経営する米投資会社バークシャー・ハザウェイが4日に開いた株主総会には、今年も世界中から3万5000人の投資家が詰めかけた。株主総会そのものが投資の講義となり、米国に息づく割安株(バリュー)投資の伝統を引き継ぐ場になっている。
毎年総会が開かれるのは、バフェット氏が生まれ、今も住み続ける米ネブラスカ州オマハ。トウモロコシと酪農が盛んな中西部の小都市が年に一度、お祭り騒ぎになる。熱狂的なファンが集まった1960年代のロックコンサートと重ねて、「投資家たちのウッドストック」とも呼ばれる。
4日午前、巨大なスタジアムの特設ステージに登場したバフェット氏と、盟友のチャーリー・マンガー副会長(89)。毎年恒例の株主とのやり取りが、約6時間にわたって続いた。
■10年後見据える
「そのビジネスが5、10年後も成長できているかを考えて投資しています」と株主に語りかけたバフェット氏。関心を抱いた企業を深く調べ、他社と比べて優位な立場かを確認。長期に持ち続ける価値がある企業だけに資金を投じる。
バフェット氏は企業の年次報告書(アニュアルリポート)を徹底して読み込むことで有名だ。「投資指標で見て割安と言うだけでは意味がありません」。事業の内容を正確に理解し、ほれ込むような企業を見つけ出す。そして本質的な価値よりも株価が十分に割安になった時点で投資する。
■アイデアを交換
こうした地道な作業が、同氏を世界屈指の富豪に押し上げた。飲料のコカ・コーラやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど保有株には抜群の安定感を誇る優良銘柄が並ぶ。
株主総会の前後、オマハでは地元の大学やホテルで「バリュー投資」セミナーが催される。バフェット氏を敬愛する人たちが全米から集まり、投資の心構えやアイデアを語り合う。
ネブラスカ大学での会合には、23カ国から約200人が参加。バリュー投資で実績のあるヤクトマン・アセット・マネジメントの創業者、ドナルド・ヤクトマン氏は「アップルの携帯電話の10年後は誰もわからない。しかし、(日用品大手の)プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の姿ならイメージできる」と語った。未来像を描ける「わかりやすさ」は、長期投資には欠かせない視点だ。
ただバリュー投資にも死角はある。ダウ工業株30種平均が最高値となり、米国は相場全体の底上げが進む。米投資ファンド、オークツリー・キャピタル・マネジメントのハワード・マークス会長は「魅力的な投資先が減っている」と、バリュー投資は受難の時と認めた。それでも「欧州、米商業用不動産、船舶業界」にまだ機会があるという。
■アップルと対照的
バリュー投資の奥深さに触れるオマハでの体験は多くの参加者を満足させたようだ。ミズーリ州から来た60代のジム・マーベックさんは「どんな市場環境でも信じて株式を持ち続ける忍耐強さを学んだ」と話す。
2年前、孫にバークシャー株をプレゼントした。本人はアップル株がよかったといったが、その後の結果は見ての通り。成長神話の揺らぎでアップル株は急落したが、傘下企業の収益の拡大が続くバークシャーの株価は最高値圏にある。
■「長期に渡り優位」が鉄則
企業が本来持つ稼ぐ力や価値よりも、市場の評価が低いときに安いと思って買いに動く。それが割安株(バリュー)投資の基本。バフェット氏はその中でも、長期に渡って競争優位を保てる銘柄を選んでいる。
1つは、消費者向けで圧倒的なブランド力を持ち、容易に牙城を崩されることのない企業。コカ・コーラが代表だ。変化の激しいハイテクなどと違い、飲料は業界内の地図がほぼできあがり、参入障壁が高い。コカ・コーラは約2割の売上高営業利益率で、51年連続で増配を続けている。
もう1つは、利用者がなかなか離れることができない企業。銀行やクレジットカード会社であり、金融危機後に買収した鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェもその図式といえる。価格支配力が強い企業という言い方もできる。
バフェット銘柄は大企業だけに限らない。宝飾品や家具を手掛ける企業にも投資。共通するのは、特定の地域で独占に近いかたちで市場を握っている企業だ。近年は、米国の地方新聞社を次々と買収している。
ただ、昨年のように米国株全体が上昇した年にはバークシャー株の成績(簿価の増加率)は出遅れる。内部に積み上がった巨額な現金の使い道も問われる局面でもある。バフェット氏の次なる一手が注目される。 |
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