2010/8/24 タレント・眞鍋かをりについて
眞鍋かをりに1億円の損害賠償提訴
8月24日7時52分配信 サンケイスポーツ
所属タレント、眞鍋かをり(29)から契約解除を求められ係争中の芸能事務所、アヴィラのオーナー、牧野昌哉氏(43)が23日、眞鍋に対し名誉棄損で約1億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、係争中の裁判に眞鍋側が提出した書面の中で〔1〕牧野氏のセクハラでタレントが辞めたなど根拠のあいまいな風評がある〔2〕牧野氏から「妊娠したら中絶させる」などの言動があったとする点が事実に反し、社会的信用と名誉が傷つけられたとしている。
眞鍋側代理人はサンケイスポーツの電話に応答しなかった。 |
ヤフーの本日付のニュース欄にタレント・眞鍋かをりが所属事務所から1億円の損害賠償訴訟を起こされたとのニュースが掲載されていた。
眞鍋かをりの所属事務所とのトラブルに関しては、最近、よく週刊誌やネット上の芸能ニュースなどで目にしており、彼女が今、どんなダシャーとトランジットの中にいるのか非常に関心が沸いたのである。
チャートを作成してみると、彼女は射手座ラグナで、現在、10室に在住する土星にトランジットの土星がリターンしており、4室、10室、12室にダブルトランジットしている。
10室にダブルトランジットであるので、多くの人に知られ、見られる時期で、名前が知れ渡るのであるが、然し、土星がリターンして10室で形成する土星のカルマが噴出している為か、彼女は現在、所属事務所から契約違反などの責任を追及されている状況である。
彼女のこの所属事務所との訴訟合戦が起こるきっかけとなったのが、2008年2月に東京国税局が彼女の前所属事務所「アバンギャルド」を家宅捜索し、2009年8月に前事務所「アバンギャルド」の社長が、約3億4500万円を脱税したとして法人税法違反の疑いで逮捕された事件である。
それを受けて、眞鍋かをり側が事件により信頼関係は完全に破壊されたとして契約解除を通知したようである。
契約解除の確認を求めて裁判所に提訴し、訴状の中で 「事件の関係先として自宅を家宅捜索され、屈辱的な思いをした」「自分の名前を含む形で事件報道され、名誉を傷つけられた」と主張している。
確かに都内にある彼女の自宅も家宅捜索され、事情聴取を受けたことなどが大きく報道されたことで、現在、眞鍋かをりの社会的信用は大きく傷つけられたと考えられるが、それはトランジットの土星が10室の出生の土星にリターンしていることがよく説明している。
10室の土星は社会的地位の失墜や、職業上の責任の増大を表わしている。
確かに所属事務所の社長が脱税などで逮捕され、それに連動して、眞鍋かをりの自宅も捜査され、社会的信用を失う、迷惑をかけられたとしても、それで、契約解除の通知をして事務所との関係を即座に切断し、縁を切れるかというと、カルマ的にはそうは行かないということだったのだと思われる。
事務所とタレントは一蓮托生の所があるのであり、運命共同体なのである。
この事務所が報復措置として、マスコミにファックスで、以下のようにリークをしている。
眞鍋かをり、脱税疑惑!弁護士を通じ反論
2010.3.30 05:03 MSN産経ニュース
タレントの眞鍋かをり(28)に29日、脱税疑惑が浮上した。
眞鍋は昨年8月、元所属事務所の脱税事件の関係者として自宅を家宅捜査され、名誉を傷 つけられたとして、同事務所と経営実態が変わらないとされる現事務所「アヴィラ」に契約解除を求める訴訟を起こしている。
「アヴィラ」はこの日、ファクスで「(眞鍋の家宅捜査は)眞鍋本人に関する脱税容疑事案」と公表。「07年ごろから(眞鍋の)報酬の半分を、母親が代表取締役を務める(愛媛
県内の)会社に支払い、所得税などを免れていた」といい、これは眞鍋側の希望で、眞鍋も了承していたとコメント。さらに、眞鍋が同事務所側の仕事をキャンセルしていることに対
し、近く数億円の損害賠償請求を起こす構え。
一方、眞鍋は弁護士を通し「税務申告内容について、国税当局から、事情聴取や指摘を受 けた事実は一切ありません」と真っ向から反論。母親の会社の業務委託契約に関しても、契
約の内容に一部誤解を招く部分があったとして、すでに自主的に修正申告をしているとした 。 |
いくら会社側の怠慢で、眞鍋かをりの名誉が損なわれたとしても、会社側がスケジューリングした仕事の予定をキャンセルし、
会社側に損害を与えたのは仕事を引き受けた職業人としての社会的責任を全うしていないものとして、損害賠償請求訴訟により、責任追及されたということである。
そこで、眞鍋かをり側は、社会的信用を傷つけられたとして、契約解除を通知したこの通知が有効であるかどうかを裁判で争うということなのである。
芸能界において、事務所から独立しようとする芸能人に対して、事務所は嫌がらせをしたり、あらゆることをして、つぶしに掛かるということが行なわれる場合があるようである。
この事務所も、眞鍋かをりへの報酬支給や脱税疑惑についてマスコミにリークしたり、事務所の仕事から逃れて、独立を図ろうとする眞鍋かをりに嫌がらせをし、契約上の責任を追及している。
そう簡単には逃さないぞという意志が感じられる振る舞いである。
事務所「アヴィラ」は自分たちだけ潔白であるかのように解除通知をして、契約上の責任から逃れようとしているが、同じ穴のムジナではないかと言いたいのである。
このような事務所とタレントの物語をチャートの10室の状態から読み取る必要が出てくるのである。
10室には土星がトランジットし、土星は2室(家族)と3室(努力、メディア)を支配して、10室に在住している。
この10室へのダブルトランジットで、彼女の家族のこと(2室)や報酬体系(2室)などが、メディア(3室)を通じて、世間に知られる所となった(10室)ようである。
この土星は彼女のラグナロードで、4室支配の木星に接合して傷つけているために、公の職業人としての彼女の立場(ラグナロードの10室在住)が傷つけられて、彼女の母親(4室支配の木星)も同様に傷つけられて批判を受けたようである。
ナヴァムシャでも7、8室支配の土星が10室で減衰しており、彼女の契約先の事務所(ビジネスパートナー)とのトラブルが世間の目に晒される(10室)ことを表わしていると思われる。
また土星はダーシャムシャにおいて10室支配で6室に在住し、6室自室に在住する水星と接合している。
6室の凶星は敵を粉砕する配置である。従って、今回、彼女の側が事務所側に最初に契約解除の通知を突きつけたことが、好戦的で敵を粉砕する6室凶星の象意を感じさせる振る舞いである。
そもそも眞鍋かをりは、1999年2月から、マハダシャーラーフ期に入っているが、ラーフは蟹座8室に在住して、8室の支配星のように振舞っているのである。
従って、ラーフは支配者(8室)とか雇用主(8室)を表わし、契約先のタレント事務所と、対等な契約を結ぶことが出来ずに事務所の方が支配的に振舞って来たのではないかと推測されるのである。
そこで、今回の事件が発覚したので、ついに契約解除を遂行しようとして、解除通知を突きつけたのであるが、 事務所側は逆に、契約が残っていることを理由とした、損害賠償請求訴訟を提起してきたのである。
契約を履行せずに会社側に損害を与えた、その損害を賠償せよという主張である。
事務所側はあくまでも、雇用主として、支配者として、眞鍋かをり側に対して、契約の履行を要求しており、独立しようとした眞鍋かをりに対して、かなり露骨に牙をむき出して支配して来ている状況である。
チャラダシャーで見ると、現在、2006年3月31日から2011年3月31日まで獅子座のダシャーであるが、獅子座から見ると、仕事を表わすAmk(アマティアカラカ)の火星が8室に在住している。これは仕事上で支配を受けたり、中断、変化が生じることを表わしている。
また現在のダシャーは2009年8月28日からラーフ/ケートゥ期である。
ケートゥは8室支配で2室に在住する月と接合しており、マハダシャー、アンタルダシャー共に8室と絡んでいることが分かる。月は8室の支配星のため、母親(月)や家族(2室)と関係した苦悩(8室)が生じ、失望(ケートゥ)が生じている状況である。
ケートゥはナヴァムシャで11室に在住しているため、これも社会的評価が失われる傾向を表わしている。
またラーフ/ケートゥ軸は現在、射手座-双子座にあるため、彼女の1−7室の軸をトランジットしている。
契約関係が不安定になる時期で、7室にケートゥがあることから契約相手への失望を表わしているのである。
然し、彼女は2010年9月15日から、ラーフ/金星期に移行し、金星は11室支配で4室ケンドラで高揚しているため、マハープルシャヨーガを形成して強力であり、ラーフからみて9室に在住し、太陽、火星という2つのヨーガカラカと、ラグナロードの木星からアスペクトを受けている。
またナヴァムシャでは、金星は4、11室の支配星で、5室に在住して、4−5のラージャヨーガ、5−11のダナヨーガを形成しており、2010年9月15日以降、社会的評価、社会的名誉を取り戻すことが考えられる。
但し、金星は6室の支配星でもあるため、また土星が10室をトランジットして、6室支配の金星にアスペクトしている間は損害賠償請求訴訟というのは存続していく可能性を残している。
彼女の近況を資料から確認すると、彼女の仕事はキャンセルなど中断が相次ぎ、2010年3月にフジテレビ系「とくダネ!」に5か月ぶりに出演したそうである。
このような渦中にありながらも、テレビ出演することができるのは、彼女は基本的にラシチャートとナヴァムシャで10室に木星が在住しており、仕事面において大きな保護が働いているからであり、
木星の10室における保護の象意は強力である。
ラシチャートではラグナロードの木星が10室に在住して、1−10室のラージャヨーガを形成し、ナヴァムシャでは9室支配の木星が10室に在住して、ダルマカルマラージャヨーガを形成している。
また、4−10室の軸で、5室支配の火星、9室支配の太陽、ラグナロードで4室支配の木星が相互アスペクトして、1−5、1−9、1−10、4−5、4−9、5−9、9−10のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成し、
土星の傷つきがあったとしても、10室の吉意は強力である。
従って、彼女はあまり今回のことで大きなダメージを受けることはなさそうである。
この眞鍋かをりの射手座ラグナのチャートを見て、彼女が何故、今まで契約してきた事務所との契約解除を求めているかということを考えると、現在、12室の蠍座に木星と土星のダブルトランジットが生じているからである。
12室は7室(契約相手、ビジネスパートナー)から見ると6室であり、別離のハウスとも呼ばれる。
従って、12室にダブルトランジットが生じている人は、契約相手と契約関係を解消して、契約相手と別離したいと望むのである。だから契約解除通知を事務所に一方的に送って、事務所と別離することを希望しているのである。
逆に7室(契約相手、ビジネスパートナー)の側は、眞鍋かをりにまだまだ部下として働いてもらいたくて、眞鍋かをりが逃げられないように仕事をキャンセルしたことによる損害賠償請求訴訟をして、
まだまだ眞鍋かをりとの契約関係を続けていきたい様子である。
また以下のように名誉毀損による損害賠償請求といった訴訟行為を繰り返している。
これは明らかに事務所の側が眞鍋かをりに未練があり、出来れば契約解除(離婚)したくないのであるが、眞鍋かをりの側はさっさと契約解除して、事務所とは別離したいのである。
真鍋かをり1億円の損害賠償請求される
日刊スポーツ 2010年8月24日9時55分
契約不存在などの確認を求めて東京地裁に提訴した真鍋かをり(30)に対し、係争中の 所属事務所アヴィラの牧野昌哉氏が23日、同地裁に、名誉棄損による1億円の損害賠償請
求を起こした。同氏の主張によると、真鍋は裁判に際して提出した準備書面で、同氏に関し て「女性タレントへのセクハラ」「妊娠したら中絶させると言われた」など、風評を用いた
り事実に反する主張をしたことが一部週刊誌、新聞に掲載され、社会的信用を傷つけられた としている。 |
それが、現在の眞鍋かをりと、事務所との関係性であり、12室というのは、相手から逃れたい、相手と別離したいと望んでいる側のことである。
因みにこうした射手座ラグナにとっての現在の12室へのダブルトランジットの効果を考えていた時に、民主党の菅直人のチャートを射手座ラグナとしたのは、やはり、正しかったのではないかと思われたのである。
菅直人が現在、民主党内外の議員や、マスコミから批判を受けているのは、射手座ラグナである彼の10室の太陽に土星がトランジットして、12室にダブルトランジットが形成されているからであると考えられる。
現在、射手座ラグナのいくつかの事例を見ていても、仕事上で責任が増大し、昇進の象意が出つつも、何か他者から足を引っぱられたり、他者から批判を受けたりする損失の象意が同時に出ているのである。
それは10室に土星がトランジットし、ダブルトランジットが生じていても12室にも同時にダブルトランジットが生じているからである。
(資料)
wikipedia 眞鍋かをり
眞鍋かをりさん「家宅捜索受け屈辱的思い」契約解除求め事務所を提訴
2010.2.19 01:05 MSN産経ニュース
芸能プロダクション「アバンギャルド」(現・市エステートコーポレーション、東京)の脱税事件などで社会的信頼を失ったとして、所属していたタレントの真鍋かをりさん(28)
が、同社や現在の所属事務所に契約解除を求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが18 日、分かった。真鍋さん側は訴状で、「事件の関係先として自宅を家宅捜索され、屈辱的な
思いをした」などと主張している。
真鍋さんは平成20年3月、同社から現在の事務所に移籍。現在所属する事務所のタレン トの多くは同時期に同社から移籍した。
同社をめぐっては昨年8月、3年間で約3億4500万円を脱税したとして、社長の牧野 昌哉被告(42)=公判中=が東京地検特捜部に逮捕された。
訴状で真鍋さん側は「自分の名前を含む形で事件報道され、名誉を傷つけられた」と主張 。自宅が事務所名義だったため、真鍋さん在宅中に事件の関係先として東京国税局による家宅捜索を受け、事情聴取が行われたことを明らかにした。
また、「昨年の衆院選に立候補した特定の政治家のポスターに利用された」ことなどを挙げ、在籍時の仕事で社会的信頼を失い、契約解除の理由にあたると指摘。移籍に際して十分な説明はなく、現在の事務所とは契約書を交わしていないとしている。 |
眞鍋かをり、脱税疑惑!弁護士を通じ反論
2010.3.30 05:03 MSN産経ニュース
タレントの眞鍋かをり(28)に29日、脱税疑惑が浮上した。
眞鍋は昨年8月、元所属事務所の脱税事件の関係者として自宅を家宅捜査され、名誉を傷 つけられたとして、同事務所と経営実態が変わらないとされる現事務所「アヴィラ」に契約解除を求める訴訟を起こしている。
「アヴィラ」はこの日、ファクスで「(眞鍋の家宅捜査は)眞鍋本人に関する脱税容疑事案」と公表。「07年ごろから(眞鍋の)報酬の半分を、母親が代表取締役を務める(愛媛
県内の)会社に支払い、所得税などを免れていた」といい、これは眞鍋側の希望で、眞鍋も 了承していたとコメント。さらに、眞鍋が同事務所側の仕事をキャンセルしていることに対
し、近く数億円の損害賠償請求を起こす構え。
一方、眞鍋は弁護士を通し「税務申告内容について、国税当局から、事情聴取や指摘を受 けた事実は一切ありません」と真っ向から反論。母親の会社の業務委託契約に関しても、契
約の内容に一部誤解を招く部分があったとして、すでに自主的に修正申告をしているとした 。 |
眞鍋かをり「裁判の中でバッチリやります」
2010.4.13 05:03 サンケイスポーツ
契約解除をめぐり係争中の所属事務所「アヴィラ」から脱税疑惑を公表されるなど、移籍問 題がドロ沼化しているタレント、眞鍋かをり(29)が12日、都内で行われた米映画「第
9地区」(ニール・ブロムカンプ監督)の大ヒット公開記念イベントに出席した。
立ち去り際に報道陣から、「事務所との話し合いは進んでますか?」と尋ねられると、「 はい! 裁判の中でバッチリやります!!」とガッツポーズ。笑顔で「頑張ります!!」と
意気込み、会場を後にした。
イベントでは、宇宙人と人類の共存を描いた映画にちなんで「宇宙人の存在」をテーマに 、UFOディレクターの矢追純一氏(74)らとトークショーを行った。 |
眞鍋に“3億円払え”、所属事務所が反訴
2010.5.19 05:01 サンスポ
タレントの眞鍋かをり(29)が契約解除の確認などを求め提訴した訴訟で、訴えられた所 属事務所「アヴィラ」が、眞鍋に対し総額3億円の損害賠償を求めて東京地裁に反訴してい
たことが18日、分かった。
眞鍋は昨年12月に提訴。アヴィラが「当社が指定する業務を拒否したのは専属契約違反 にあたる」としてこれに反訴した。損害額について同社は「現在判明分だけでも6億を超え
る」と強調し、今回はその一部を請求。眞鍋が契約解除を同社に通知した昨年9月以前に限 定しても約1億8800万円にのぼるという。
眞鍋の代理人は「反訴状の内容を見て対応を決めたい」としている。 |
真鍋かをり1億円の損害賠償請求される
日刊スポーツ 2010年8月24日9時55分
契約不存在などの確認を求めて東京地裁に提訴した真鍋かをり(30)に対し、係争中の 所属事務所アヴィラの牧野昌哉氏が23日、同地裁に、名誉棄損による1億円の損害賠償請
求を起こした。同氏の主張によると、真鍋は裁判に際して提出した準備書面で、同氏に関し て「女性タレントへのセクハラ」「妊娠したら中絶させると言われた」など、風評を用いた
り事実に反する主張をしたことが一部週刊誌、新聞に掲載され、社会的信用を傷つけられた としている。 |
眞鍋かをり脱税疑惑…所得隠しか給与一部を母の会社へ
(2010年3月29日06時03分 スポーツ報知)
今月24日に都内で行われたイベントに登場した眞鍋かをり 所属事務所への契約解除を求 め、東京地裁に訴訟を起こしているタレントの眞鍋かをり(28)に、脱税疑惑が発覚した
。眞鍋が給与の一部を、母が社長を務める会社に業務委託料として支払うことを依頼。この 委託料は広告などが名目だったが、実態を伴わない契約で、3年間にわたって支払いが続け
られており、意図的に取得額を低くしていた疑いがある。また、眞鍋が指示する仕事を行わなかったとして、所属事務所側が近く損害賠償請求を起こすという。両者の争いは、泥沼の
様相を呈してきた。
旧所属事務所のアバンギャルドの法人税法違反事件に関し、08年8月に自宅に家宅捜索 が入り、事情聴取されたことを「非常に屈辱的な思いをした」として、専属契約破棄を訴え
出ている眞鍋。だが、家宅捜索は眞鍋自身の“疑惑”にも理由がある可能性が出てきた。
関係者によると、眞鍋は旧事務所時代の07年頃から、給与の一部を母が社長のマナベ電 子工業(愛媛県西条市)に振り込んでほしいと要請。08年3月、眞鍋が現在の所属事務所
「アヴィラ」移籍後も同様の取引が行われ、09年12月まで続いたという。
所属事務所は毎年、年俸制で給与を決め、月割で支給しているが、09年の眞鍋の“月給 ”は420万円。うち180万円が母の会社に振り込まれた。
問題は、その金が「業務委託料」として支払われていた点。契約書では「広告、宣伝に関 する企画、立案業務」など3項目を委託していることになっているが、マナベ電子工業は主
に電子部品を扱う会社で、“架空取引”の疑いがある。
アヴィラ側は「不自然な金の流れであることは認識していた」としたが、事務所の看板タ レントの1人である眞鍋の意向ということで、支払いを続けていたという。
さらに、現在も専属契約が残っていながら独自にテレビ出演し、また事務所側の仕事をキ ャンセルしていることから、損害賠償請求を起こすことを検討している。CM出演なども含
め、損害額は数億円にも上るという。
28日現在、マナベ電子工業に人の気配はなく、電話も通じなかった。隣接する眞鍋の実 家も留守で、近所に住む親類によると「ここ数日間は出張に出ていると聞いている」として
いる。関係者によれば、最近になって、会社の定款変更、修正申告を行ったとの情報もある 。都内にある眞鍋の自宅マンションも同様で、インターホンに応答はなかった。
眞鍋は現在、別の事務所にマネジメントを依頼。今月4日に、かつてレギュラーを務めて いたフジテレビ系「とくダネ!」に5か月ぶりに復帰したほか、24日には都内で台湾観光
PRイベントの司会を務めている。
◆眞鍋 かをり(まなべ・かをり)1981年3月31日、愛媛県西条市生まれ。28歳 。横浜国立大学在学中にスカウトされて芸能界入り。2000年に東洋紡水着キャンペーン
ガールに選ばれて以降、多くの雑誌のグラビアを飾る。04年から始めたブログが人気とな り、「ブログの女王」と呼ばれるように。多数のバラエティー番組に出演する一方、「ウォ
ーターボーイズ」などの映画、ドラマにも出演。07年にはお笑いコンビ「麒麟」の川島明 との熱愛が明らかになった。
◆真鍋と所属事務所を巡るトラブル
▼08年2月 東京国税局が眞鍋の前所属事務所「アバンギャルド」を家宅捜索。
▼同3月 眞鍋が「アバンギャルド」から「アヴィラ」に移籍。
▼同8月 東京国税局が都内にある眞鍋の自宅を家宅捜索。眞鍋も事情聴取を受ける。
▼09年8月 「アバンギャルド」の社長が、約3億4500万円を脱税したとして法人税法違反の疑いで逮捕される。
▼同9月 眞鍋が「アバンギャルド」と「アヴィラ」に「事件などで信頼関係は完全に破壊された」と契約解除を通知。
▼同12月 眞鍋が契約関係解除の確認などを求め、両事務所を東京地裁に提訴。
▼10年2月 眞鍋が出演を予定していた都内のイベントを急きょキャンセル。
▼同3月 眞鍋がフジテレビ系「とくダネ!」に5か月ぶりに出演。 |
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