占星コラム


2009/9/12 押尾学逮捕について

押尾学の逮捕と釈放までの騒動を見て、何が原因していたかを考えているが、 おそらく、土星の乙女座入室と関係があることは間違いないのである。

出生時間が分からないので、12:00でチャートを作成したが、

出生時間を23:59:59にすると、2001/2/1〜マハダシャー月期であり、 00:00:01に設定すると、2009/11/18〜マハダシャー月期である。

押尾学は現在、ほぼマハダシャー月期にいると考えて間違いないようである。

月と、太陽と、マハダシャーロードからみて6室のラーフに対して、今年の9/10から土星が乙女座に入室することによって、ダブルトランジットが生じるのであるが、そのことの結果が今回の事件ではないかと思われる。

ラーフは6室に在住して6室の支配星のように振る舞い、6室と6室の支配星のように振る舞うラーフに対して、土星と木星がダブルトランジットすることで、 6室のカルマが噴出したのである。

6室は、トリシャダハウス【3室(欲望)、6室(怒り)、11室(貪り)】の1つであり、この場合、6室の暴力といった象意が出てきたと思われる。

押尾学容疑者逮捕…関連部屋で女性変死体
2009/8/4 デイリースポーツオンライン

警視庁麻布書は3日、俳優・押尾学容疑者(31)を麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕した。東京都および神奈川県内で合成麻薬MDMAを使用した疑い。押尾容疑者はこの日、自身が契約上でかかわったとされる東京・六本木ヒルズレジデンスの部屋で、女性が変死した事件に関し、同署で事情聴取を受けていた。またこの日、事件の発覚を前に所属事務所のエイベックス・マネジメント株式会社は同日付で契約を解除した。理由について同社は「契約に違反する行為を行ったため」としていた。

  ◇  ◇

 昨年5月にエイベックスへ移籍し、今年6月に音楽活動を再開。再び本格的に活動を再開していた押尾学容疑者が、麻薬取締法違反で逮捕された。東京都および神奈川県内でMDMAの使用が疑われている。この日、警視庁麻布署で別の事件での取り調べを受けていたが、手が震えるなど薬物中毒の症状が見られたため、任意で尿検査をした。その結果、陽性反応が出た。

 調べに対し、押尾容疑者は「知人からもらった固形物を飲んだが、違法なものとは思わなかった」と供述。

 押尾はこの日、女性の変死事件に関連しているとして同署で取り調べを受けていた。押尾容疑者が「契約上で関係がある部屋」(同署)という六本木ヒルズの1室で、30代の女性が変死したためという。女性は死後1日以内で外傷はなく、死因は不明だった。全裸だったとの情報もある。

 同署によると、2日午後9時19分、問題とされる部屋から「たまたまやってきた男性」(同署)が119番通報した。同27分に消防隊員が向かったところ、女性が亡くなっていたという。すぐに警察へ連絡がいき、変死事案として司法解剖された。女性の死因はまだ明らかになっていない。

 押尾容疑者は通報当時、部屋にはいなかったが、関係人物として呼び出されている。問題の部屋は、押尾や亡くなった女性の名義ではない。

 また、この日午後、所属するエイベックス・マネジメントは「当社との契約に違反する行為を行った」と逮捕に先駆け、押尾容疑者との契約を解除した。具体的な理由は明かさず「詳細につきましては、追ってご報告申し上げます」とコメント。その後、関係者が、解雇理由が事件に関するものであると認めた。

 押尾は6月29日にLIV名義で都内でライブを開催。音楽活動を再開したばかり。俳優活動も映画「だから俺達は朝を待っていた」など復帰作が続々と決まっていた。

 “押尾語”と称された奔放な発言、二また疑惑に不倫騒動、不機嫌会見…。数々の事件を巻き起こしてきた芸能界きっての問題児だったが、ついに一線を越えてしまった。妻子ある身での暴挙の代償は、あまりに重い。

(デイリースポーツオンライン)

それで、押尾学は女性に勧められて錠剤を飲んだと供述しているが、しかし、実際はその錠剤を飲むような雰囲気を作ったのは押尾学であり、その場を支配していたのもおそらく押尾学なのである。

この亡くなった銀座のホステスは、自分からすすんで、錠剤を飲んだのか、押尾学に勧められて飲んだのかよく分からないが、おそらく、押尾学を崇拝するか、自分が下の立場で、上司と接するかのように接していたと思われる。

それは押尾学の月と太陽からみて6室にダブルトランジットが生じているので、押尾学は部下とか目下のものと接することを表している。従って、この銀座のホステスの彼女は、押尾学にたいして部下とか愛人のような弱い立場で接していたと思われるのである。

それで、押尾学との関係の中で、舞い上がって、錠剤を飲み過ぎたのかもしれない。

女性の方にも過失がないとは言えないのだが、しかし、押尾学が支配者として、そのような状況をつくってしまったのではないかと思われる。

それが6室のカルマであり、部下とか目下のものに対して、影響力を行使したり、暴力を振るうのが、この6室の象意である。

そして、以下のように女性の親族や友人たちから批判されているところからすると、やはり、6室の象意を現在、経験しているのが分かる。

押尾容疑者の供述に怒り「死人に口なしか」…変死女性告別式で関係者
8月7日8時0分配信 スポーツ報知

 合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反で逮捕された押尾学容疑者(31)と一緒に錠剤を飲んだ後、亡くなった銀座のホステス(30)の葬儀が6日、岐阜県内の寺で営まれた。葬儀には100人以上が参列。関係者は押尾容疑者が「錠剤は女性に勧められた」などと供述していることに、「死人に口なし。事実はいずれ分かる」と強い憤りをみせた。

 あまりに突然に訪れた「死」を、誰もが受け入れられなかった。「ただただ、すてきな方だった。葬儀ではみんな泣いていました…」。東京から参列したという30代の女性は悔しさを押し殺すように話した。

 女性の実家から約100メートル離れた寺の入り口には献花がズラリ。親族、友人ら本堂から縁側にあふれ出る100人以上が参列し、早すぎる死を悼んだ。

 「一生懸命生きた娘を静かに送ってやりたい」という遺族の意向で、集まった約30人の報道陣はシャットアウト。女性と約2年前に知り合ったという関係者によると、喪主を務めた父親ら家族は気丈に対応し、弔辞は同級生の女性が涙ながらに読み上げたという。

 遺体は3日夜に実家へ無言の帰宅を果たした。この日は気温31度を記録する暑さで、短期の安置も難しく、5日の通夜前にはだびに付されたという。地元では評判の美人。結婚と離婚を経験し、東京に出てきた。両親は銀座でホステスをしていることは知っており、女性の夢のために応援していたという。

 取り調べで明らかになった、「女性から錠剤を渡された」という押尾容疑者の供述に、女性の関係者は憤っている。「死人に口なし。言いたい放題だが、事実はいずれ分かる」「やさしくて親思いの良い子だった。(供述を)みんな信じていないけど、言い争ってもしょうがない」。親族もそう話しているという。

逮捕されて、エイベックスとの契約を解除され(6室)、そして、矢田亜希子と離婚をし(6室)、亡くなった女性の親族や友人たちから批判され(6室)、さらにマスコミを通じて、一般大衆も批判的な視線(6室)で、このことに注目しており、さらに公判が始まって、これから、検事と、裁判で争う(6室)のである。

従って、現在、押尾学が体験していることは全て6室の象意である。

本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.33

プレイボーイの面影はどこへやら?芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 俳優の押尾学が出入りしていた六本木ヒルズマンションの部屋で"変死"していた銀座ホステスのT・Kさん。その35日法要が9月5日、飛騨高山の実家で営まれた。

 母親は真相を明らかにするために、押尾を民事で提訴することをTさんの遺影に誓ったと思うが、現実には訴訟費用が遺族に重くのしかかっている。保釈されても、いまだに遺族に対するお詫びの声もない押尾に、保釈金としてポンと400万円もの大金を投げ出す企業グループの幹部がいるかと思えば、あまりに不公平な話だ。

 Tさんが遺体で見つかったあと、所轄の警視庁麻布署から実家の母親が連絡を受けて、飛騨高山から両親が駆けつけたのは8月3日の午後だった。東京女子医大で司法解剖されて麻布署に戻った遺体と対面したのは、遺体安置所ではなく、同所近くの路上だったという。Tさんはまるで犬猫のように扱われていたのだ。

 しかも、麻布署はそこで「事件性がない」と説明。Tさんが所持していたケータイの在処を問うと、「部屋をくまなく探せば出るかもしれない」という答えだったそうだ。

 ところが、4日に日本テレビのスタッフが、マンション外の植え込みに捨ててあったケータイを発見。同局スタッフが飛騨高山まで行って、Tさんが所有していたものか遺族に確認。その足で東京に戻って、麻布署に届け出たという。

 その後、麻布署から家族に「ケータイがあった」という連絡が入ったが、捨てられたことについては曖昧な答えに終始したという。誰が考えても、証拠隠滅の可能性があると思うだろう。さらに、同日に一緒に暮らしていた郷里の幼馴染Yさん立ち会いの下、Tさんの自宅マンションを麻布署は家宅捜索。そこで、押尾が持ち込んだとされるクスリを押収したという。

 事件後、Tさんが押尾と"半同棲"していたという報道があったが、Tさんといちばん親しかったホステスは「絶対にありえない。押尾が店に来たときとも、口説かれないように注意してした」という。四の橋の盆踊りも二人だけではなく、大勢来るから安心して行ったという。それだけに、Tさん宅に押尾が持ち込んだとされるクスリが疑問だ。にもかかわらず、その後「Tさんのマンションから1億円相当のコカインが押収された」という報道が流れ、まるでTさんが、麻薬常習者のような印象を世間に与えた。

「まるで、Tさんを悪者に仕立てて、"そんな女だから変な死に方をするんだ"という印象を与えましたよ。そんな中傷報道でTさんの名誉はズタズタです。Tさんの体調が急変して心臓が止まったことで怖くなった押尾はマネジャーに連絡して逃げた。マネジャーや友人たちは、Tさんが亡くなってから約3時間後の119番通報している。その空白の3時間をいまだに麻布署から説明がない。家族としては汚名を晴らすためにも、麻布署の捜査に期待したんです」(クラブ関係者)

 ところが、押尾が合成麻薬だけで東京地検に起訴されたというニュースが流れた時点で、飛騨高山にも"大物政治家Mが、押尾と仲がいいバカ息子のために警察に圧力をかけた"という情報は伝わってきたという。押尾が保釈された当日に、麻布署の係官から家族に「捜査はしてますが、どうなるかわかりません。もし納得いかないなら民事で訴えたらどうですか?」と責任放棄とも受け取れる電話があったという。

 家族はTさんが務めていたクラブ関係者のバックアップもあって、押尾を民事で提訴することを決意した。訴訟費用は銀座の仲間がカンパで集めているという。押尾がTさんの霊前で真相を明らかにしない限り、民事の法廷で責任を追及されるのは間違いない。

然し、日刊サイゾーの上記の記事を見ると、明らかに亡くなった女性に対して不利な捜査がなされており、押尾学にとって有利に事が運んでいることを見ると、6室に在住する凶星のラーフのカルマが噴出している今は、押尾学は敵を粉砕する強さを示していることが分かる。

押尾被告逃走、マスコミと4時間カーチェイス
2009.9.1 産経ニュース

合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反(使用)の罪で起訴された俳優、押尾学被告(31)が31日、拘留先の警視庁三田署から保釈された。報道陣の前に姿を現した押尾被告は謝罪したものの、関係者が手配したシルバーのワンボックスカーで同署を後に。ここから報道陣を乗せた約50台の車、バイクと、計4時間10分、約110キロにも及ぶカーチェイスが始まった。

風雨が吹き荒れる東京で、“シャバ”に出た押尾被告はいきなり、奇妙なドライブを展開した。押尾被告のほか、弁護士ら関係者数人を乗せたワンボックスカーは31日午後6時20分ごろ、追走する報道陣の車両約50台を引き連れて三田署を出発。海岸通りから新橋を通過し、まず首都高霞が関ICから5号線を池袋方面に北上した。

さらに、埼玉・美女木JCから外環自動車道に入り、川口西ICでいったん一般道へ降りた後、フェイントをかけて、再び川口西ICから外環道へ。さらに、首都高へ戻って板橋本町ICで下りた。身元保証人として東京地裁に届け出ている父親の自宅(東京・多摩市)へ向かうとは思えない走行はまだ続く。板橋本町→成増→光が丘→大泉学園と板橋、練馬両区を移動。大泉学園と埼玉・新座を往復しながら、陸上自衛隊朝霞駐屯地付近の路地を迷走した。

すると報道陣の車両は次々と離脱。同駐屯地付近で、“生き残った”報道陣はバイク2台とサンケイスポーツを含む車両4台。同じ路地を何周もするカーチェイスに、周辺の住民は外に出てボー然と見つめていた。

最後に押尾被告の車は、練馬区の同被告の弁護士宅付近を深夜まで周回。その途中、1人が地下鉄有楽町線の小竹向原駅近くで下車。その人物を追跡した報道陣の1人が、同駅の改札を通り抜けた瞬間を目撃した。押尾被告は1メートル84と身長が高く、本人とみられる。  その後、実家へ向かうと思われるが、押尾被告の口から死亡した女性への謝罪の言葉が聞ける日は来るのか?

そして、上記のニュースでも報じられているように、保釈後、マスコミをカーチェイスで振り切って、対立する勢力を粉砕している様子が見られるのである。

このカーチェイスでマスコミを振り切るという事象は、彼が今回の事件を何とかしのいで、敵対者の追尾を振り切ってしまうことを象徴しているように思われるのである。

このタイミングで保釈されていること自体も疑問視されているが、これらの予想外の保釈、保釈後のカーチェイス、起こることは全て、押尾学に有利に働いている。

何か押尾学が悪運の強さを発揮して、敵対勢力に競り勝っている印象である。

6室の凶星はウパチャヤ凶星で、敵を粉砕する配置で、良いとされるが、6室というのは競争とか敵との戦いにおいて勝利して、敵を粉砕することが出来るが、同時によくないカルマも築いてしまうハウスではないかと思われる。

6室とは決して被害者ではなく、加害者になるハウスなのである。

それで、傷ついた6室を経験する人は、加害者として、犯罪を犯してしまうことになる。

然し、同時にウパチャヤ凶星でもあるため、敵を粉砕して、悪運の強さを発揮して、敵対する勢力を抑え込んで、ねじ伏せて、何とか相手に競り勝つのである。

その競り勝ったことが善なのか悪なのかという道徳的判断は脇に置いて、6室は敵対する勢力に勝ち、なんとか、しのぐことのできるハウスである。



(参考文献、引用抜粋)

本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.33 (日刊サイゾー)
「麻布署と押尾学の責任を問う」"ヤリ部屋"で変死の女性遺族が民事提訴へ