2009/7/22 牡牛座と天秤座の関係について
-ユニクロに行って分かった牡牛座と天秤座の6−8関係-
先日、ユニクロ(UNIQLO)のショップ内の店員の人たちを見ていて気づいたことだが、彼らは皆、足、腰にぴったりとフィットしたジーパンを履いて、センスのよい着こなしをしているのである。店員一人一人が非常におしゃれで、スタイルがよく、ファッションに関心の高い人たちだという印象を受けたのである。
然し、後から分かったことだが、それには種あかしがあり、ユニクロの店員は出勤時は全身ユニクロ着用が義務づけられているとのことである。
男性だと髪の毛は染めてはいけないとか、身だしなみについての規則が厳しいそうである。
全身ユニクロの着用を義務づけているようだと、相当ファッションに関する意識が高くなければ出来ない仕事である。
彼らは全身にユニクロブランドの服装を着て、販売員として接客するとともに、彼ら自身がモデルとして、ユニクロ製品をプレゼンテーションしているのである。
こうしたスタイルが良く、ファッションのセンスがよく、ファッション雑誌で見るような色彩豊かな流行の服装に身を包んでいる人たちを見ると、彼らは天秤座の人たちではないかと思うのである。
実際、モデルとは天秤座の人々のことである。
ファッションを身に付けた自分の身体が、雑誌やテレビ、インターネットなどの媒体によって配信されて、多くの人たちに、メディア・コンテンツとして、視覚的に消費されるのである。
彼らモデルたちの姿がメディア媒体に乗って配信されることで、ファッションに関する流行が生み出されて、人々の視覚を通して、イメージの中に焼きつけられるのであり、モデルの活躍の場とは、メディアであり、情報なのである。
従って、風の要素であり、天秤座が表わしていると分かるのである。
然し、彼らはあくまでも店員であって、雇用契約、派遣契約などによって使われる立場である。
おそらく、服飾を実際に創作し、生産するのは牡牛座の人たちなのである。
彼らがデザイナーや経営者として、モデルとか、天秤座のセンスよい風の人たちを雇用するのである。
ここには牡牛座と天秤座の6−8の関係が見られるのである。
牡牛座からみて天秤座は6室目なので、実務的実践的でビジネスの才があり、実際に服飾をデザインし、生産し、販売まで運用、管理できる、彼ら土の要素が強い人々に雇われて支配される立場である。
これが土と風の支配-服従関係(雇用関係)である。
天秤座のファッションリーダーたちは、ファッションで着飾りはしても、自分自らファッションを生産しないのである。
モデルはファッションを生産しないで、ただそれを着て、それをプレゼンテーションしたり、媒体を通して世間に情報として広めるだけである。
ファッションを生産するのは、むしろ、自分自身は地味な服装(しかし高級で素材などの質がよい)に身を包んだ実務的な人物である。
ファッションショーの最後にモデルたちに囲まれて出てくるデザイナーが、それらの牡牛座の人々に該当する。
彼らデザイナー(兼、経営者)は、モデルたちに給料を支払い、モデルたちを意のままに動かす支配者である。
モデルたちはデザイナーの言う通りのファッションを身に付け、デザイナーの言う通りに、ファッションショーの演台を歩いてみせる。
そのように考えると、ユニクロの店員の人たちが、何故、全身ユニクロブランドの着用を義務づけられたり、 厳しく規則によって制限されているのかが分かるのである。
ユニクロの店員が天秤座だとすると、ユニクロの経営陣は、牡牛座の人々なのであり、 だから、まるで、デザイナーがモデルを扱うかのように、ユニクロ経営陣は店員に対し、ユニクロ着用を義務付けたりなど、何を着るべきかを指図したりするのである。
こうした服飾店に勤める人たちがモデルの卵のような人たちであり、天秤座の象意を担う人々である。
例えば、だいぶ前になるが、渋谷の109の服飾店に勤める女性たちをカリスマ店員として、マスコミが取り上げたことがある。
彼女たちは若者向けファッション誌に取り上げられたり、半分、モデルのような活動をしていたと思われる。
従って、服飾店の売り子さんというのは天秤座の人々であり、服飾店の店員から、モデルになったりというのは、よく見られる一つの典型的なパターンのようである。
別のパターンでは、ファッション雑誌の読者モデルという立場から、芸能界入りした叶姉妹がいるが、彼女たちの場合も、風の象意である情報媒体を手掛かりに今の地位を確立している。
読者モデルというと雑誌を消費する顧客であるが、雑誌媒体の消費とは、風の象意である。
消費する側から消費される側に回ったというのが、叶姉妹の場合のパターンである。
つまり、ファッション雑誌の消費者→読者モデル→モデル、芸能人(消費される側)という形で、風の象意の中で、移行発展したのが叶姉妹である。
風の星座の中で、芸術を表す金星が支配星となるのが、天秤座のため、やはり、ファッション関連というのは天秤座の活動領域なのである。
因みに天秤座は、自由人であり、自分が自由でいたいので、人の自由も尊重する人々である。
ユニクロのサイトなどを見ると、店員がジャンプしている写真を広告やコンテンツで使用しているのが目立つのである。
この”跳ぶ”という行為は、”自由”を象徴する行為であり、ユニクロのイメージ戦略は天秤座の本質的特徴を捉えているといえる。
この天秤座に関連するが、以前、渋谷の街を歩いていた時に、この街はまさに天秤座の町であると思ったことがある。
街全体が色彩豊かで、街行く人たちは皆、同じようなよく足腰にフィットした細めのジーパンを身に着け、上着は流行りのTシャツなどでカジュアルに決めている。
スーツ(ビジネスマンにとっての軍服)を来た人はほとんどおらず、皆、カジュアルで、おしゃれを意識したTシャツやカバン、一点物の、帽子やアクセサリーなどに身を包み、皆、遊びに来ているような人達の群れである。
渋谷はまさに天秤座の人々が徘徊する街のようである。
(参考文献、資料)
ユニクロホームページ http://www.uniqlo.com/jp/ より写真を引用抜粋
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