占星コラム


2009/7/1 男女関係が揉めるとき
         -タレント来栖あつこのブログ騒動から読む
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ネット上のニュースで、タレントの来栖あつこがブログで交際相手との金銭トラブルによる精神不安を告白していると報じられていた。

”「許せない嘘や裏切りがあった」と涙・・・・”とあるように穏やかではない男女関係のトラブルを示している。



詳細は以下のように綴られている。

<来栖あつこ>交際俳優に総額数百万円 「結婚を考えていたのに、すべてうそ」涙の告白
6月30日15時24分配信 毎日新聞
 精神不安定を自身のブログで告白、女性誌で年下の俳優との交際トラブルを告白したタレントの来栖あつこさん(31)が30日、都内で会見を行い、「自分の口から誠実に正直に説明したい」と、貯金していた総額数百万円を俳優に託していたが返済されていないことなどを告白し、「ブログを見た方に心配をかけてしまった。申し訳ありません」と涙で語った。

 来栖さんは、96年3月の「激走戦隊カーレンジャー」のピンクレーサー役でドラマデビュー。グラビアアイドルとして「ミニスカポリス」の一員としても活動していた。

 6月に入り、自身のブログで「私が今いるのは、真っ暗闇……いつ抜けられるのかわかりません」などと絶望的なコメントを書き込み、ネットで話題になっていた。

 会見では、俳優とは2年半交際していたといい、総額数百万円の貯金を預けていたところ、トラブルとなったことを説明。ブログで「私が生きてきて31年一番大切にしていたことを、ぶち壊された日」と書き込んだ6月10日は、男性が返済の約束を破ったという。「彼のいっていることが本当だと信じて付いてきたのに、すべてうそだった」と話し、「結婚を考えていた。指輪も買っていた」と悔やんでいた。男性には「自分が一生懸命働いてためたお金なので返してほしい」と呼び掛けたが、記者の質問にも男性の実名は明かさなかった。
来栖あつこ、ブログ発騒動を会見で釈明 「許せない嘘や裏切りがあった」と涙
6月30日15時49分配信 オリコン

 自身のブログで「傷つけられるのはもう我慢の限界」など不安定な精神状態を明かし、女性誌で年下の俳優とのトラブルなどを告白したタレント・来栖あつこが6月30日、都内ホテルで釈明会見を開いた。深々と頭を下げた来栖は「同業者の方とお付き合いしていたことがきっかけで、あのことを書いて大きなニュースになってしまった」と謝罪。2年半にわたり交際していた男性俳優に総額数百万円を貸したまま、未返済が続いており、男性の名前は「差し控えたい」としながらも「許せない部類の嘘や裏切りがありました」と涙ながらに訴えた。

 交際相手に貸したお金の内訳は、同棲における生活費や相手の免許更新代などを含め「結婚しようと言われてたので、婚約指輪もあった」。過去に2回ほど別れを繰り返し「彼を信じ続けた」結果の裏切りに「私の手元には何も残ってません」と悔しさをにじませた。

 来栖によると、相手と6月10日までに返済するという約束を交わしたものの、その日までに用立てできなかったという。その後、相手の母親と会う段取りになるも「彼と母がいて、喫茶店に入ったら、知らない男性も入ってきて怒鳴られました。お金も用意されていませんでした」と語り、現在も返済の見込みはないという。

 今後、来栖側は弁護士を立てて金銭問題を解決する姿勢。報道陣から「相手側へのあてつけでは?」と厳しい声が飛ぶも「だからこそ2年間我慢してきました。こんなことで手を煩わせるわけにはいかないと思ってたけど、これは無理だと思った。自分たちで解決しなきゃいけないと思ってた」。

 相手側の出方によっては裁判にも発展する様相だが「そうならない対応をしていただきたい」。現在は相手に対し「恋愛感情はない」と断言、今後の活動については「前向きに正直に、嘘をつかずに生きていきたい。楽しいブログに戻して、役者としても頑張りたい」と声を押し出していた。

 来栖は15日付のブログで「6月10日 私が生きてきて31年一番大切にしていたことを、ぶち壊された日。この2年4か月、私が守ってきた宝物の中身が、空っぽだったと知った日」と、ただならぬ状況にあることを示唆する内容を綴っていた。さらに「もう…心身ともに、疲れ果てた」と悲しみに打ちひしがれている心境も告白したことから、何らかの事件に巻き込まれているのではないかとも危惧された。

 しかし、21日付のブログで「何も見えなかった真っ暗闇には、幾つもの光が差し、そこには手を差し伸べてくれる人達がいた」とファンの声援や家族、友人の支えのおかげで絶望の淵から一歩踏み出したことを明かしていた。
来栖あつこ、自殺未遂告白…交際相手が原因
6月23日7時53分配信 サンケイスポーツ

 15日にアップした自身のブログで「心身ともに疲れ果てた」などと書き込み、波紋を広げたタレント、来栖あつこ(31)が23日発売の「女性自身」に“真相”を激白した。

 同誌によると、精神的に追い込まれた原因は、07年から交際していた年下俳優のA。同棲していたが、ケンカの最中にAから「悪魔が見える」などと言われ、精神的に参った来栖が睡眠薬で自殺未遂したことも。また、Aに金を貸しており、その額は数百万円にのぼる。

 2人は先月別れ、来栖は貸した金の返済を求めたが、今月に入ってAは「金は用意できない」と返済していないという。

 来栖の所属事務所は、サンケイスポーツの取材に「相手は誰か明かせませんが、貸したお金の返還を求めた内容証明を(A)本人に送ったところです。詳しいことは、近日中に来栖が会見する方向で考えています」と説明している。

 Aは舞台「テニスの王子様」にも出演した俳優で、ネット上では実名で騒がれている。実名が出た俳優の所属事務所では「初めて聞いた話で驚いている」と話している。

このような事件を見ると、まず、対人関係上の問題を表す6室や8室が絡んでいることが推測されるのである。

それが基本である。人間関係のトラブルとは必ず、どちらかがどちらかを支配し、どちらかがどちらかに支配され、 そして、支配された方が恨んで、復讐するというパターンである。

それは6室と8室の象意で表わされる。そして、そのトラブルにはまたお金の貸し借りという金銭トラブルも入り込んでくるのである。

対等ではなく、どちらかがどちらかを軽んじて支配する状態になっている時に人間同士の感情のもつれが発生する。

それは6室と8室の象意で完璧に表わされるのである。

従って、その関係がチャート上にあるかどうかを調べれば、そのチャートの持ち主が人間関係のトラブルを起こしやすい人かどうかが分かるのである。

彼女のチャートを12時で作成してみたところ、何が起こっていたのかを6−8の関係理論によって理解することが出来る。

まず、彼女は相手の男性と同棲して、生活費や免許更新代を負担していたようである。
そして、彼女の貯金数百万円を男性に託して、それが返金されていないという。

そのような相手の男性に一方的に貢いでいる状態や、「許せない嘘や裏切りがあった」という言葉から推測されるように男性の方が彼女にたいして支配者として君臨していることは容易に推測できるのである。

現在、トランジットの土星が獅子座の出生の土星にリターンして、月に接合して、サディサティのど真ん中におり、獅子座で接合する月と土星の象意を体験していることが推測されるのである。

月から見ると、土星は6、7室の支配星であり、パートナーによる抑圧、不幸を表している。

そして、月と土星の絡みが、現在の状態を表していることから、ダシャーにもそれが反映されているはずだと考えられるのである。

すると、数年前は、彼女は芸能活動が順調で、テレビ東京の「ミニスカポリス」という深夜番組で、人気者になっていたことを考えると、男性とのトラブルに悩んでいる今が、マハダシャー月期で、テレビに出演して活躍していた数年前が、マハダシャー太陽期であると考えられるのである。

その観点からダシャーバランスを修正すると、彼女はおそらく蠍座ラグナである。

蠍座ラグナに設定すると、マハダシャー月期に入ったのが2005年の半ば頃になるようだが、記事によれば、今回の男性との金銭トラブルを2年半前から抱えていたとあるため、そうすると、月は月からみて6、7室支配の土星と接合して、交際男性とのトラブルを示していると考えられるため、月期に入る前後で、その男性との交際がスタートし、男女関係のトラブルのカルマが噴出したことが納得できるのである。

私の考えでは彼女は太陽/金星期に男性にお金を貸したのではないかと思われるのである。

太陽や金星は山羊座に在住しており、マハダシャーの太陽をラグナとすると、金星は5、10室支配で1室に在住して、ラージャヨーガを形成しており、この時期は彼女の芸能活動が順調だったのである。

西暦 年月 出来事 ダシャー トランジット
1996年   高3の時にオーディションに合格。
「激走戦隊カーレンジャー」のピンクレーサー/八神洋子役でデビュー。
金星/水星  
1998年 4月 ミニスカポリスに出演。(5代目ポリス)(〜1999年3月) 金星/水星
⇒ 金星/ケートゥ
 
2003年   いばらき大使に任命される 太陽/土星
⇒太陽/水星
 
2004年   一時期、芸能活動を休業 太陽/ケートゥ
 
2006年   芸能活動に復帰 月/月  
2007年 10月 他のブロガーに不愉快な思いをさせたなどとして旧ブログを閉鎖。自身「もうブログを書くことはないな」と述懐し、関係者に自ら現在の公式ブログ上で謝罪した。 月/ラーフ  
2009年 6月15日 精神状態の不調を告白。同月21日の更新では回復状態に向かっているという報告がなされた。告白時点のブログでは精神不調の原因が明記されておらず、そのため、各種ニュースやネット上などで「自殺未遂か」、「売名行為か」などの文言が躍る騒動となった。その後の同月23日の週刊誌「女性自身」で精神状態の不調の原因を『年下俳優との交際、破局、自殺未遂、交際中相手に貸した数百万円を踏み倒された』と告白している。 月/木星  
2009年 6月30日 2009年6月30日に会見が行われた。この会見で来栖は相手の名前を伏せる形ではあったが真相を告白し、ファンへの謝罪と芸能活動続行を明言した事で、騒動は終結した。 月/木星  
wikipediaより引用抜粋、一部編集

その芸能活動が順調な時におそらく彼女は交際相手の男性にお金を貸したのである。

何故、そう考えられるかというと、太陽、金星が在住する山羊座をラグナとすると、ラグナロードの土星が8室に在住しているからである。

8室というのはパートナーの7室からみて金銭の2室のため、パートナーにお金を貢ぐ配置である。
ラグナロードが8室に在住しているという方向性が重要である。

この方向性はお金を貢いだ上で、パートナーの支配下に入り、パートナーの愛人、ペット、奴隷のように扱われる配置なのである。

お金を提供しているのにアベコベな関係と思われるかもしれないが、お金を出している方が必ずしも支配者であるとは限らないのである。

特にラグナロードが8室に在住する場合、パートナーにお金を貢ぐ配置であることを過去の事例から確認している。

太陽、金星からみてラグナロードの土星が8室に在住し、7室支配の月が8室に在住している。この7室支配の月は、7室をラグナとすると、ラグナロードで2室に在住しており、1−2のダナヨーガが形成されており、また7室支配の土星が2室に在住していることから、パートナー(来栖あつこ)がお金を提供してくれる配置となっているのである。

従って、この時に同棲をして、芸能活動がうまくいって心に余裕のあった来栖あつこは自分が生活費を負担して、相手の男性の免許更新費も出したりなどして、お金を貢いだのである。

芸能活動がうまくいって、年上であれば当然、私が払うわよという姉さん女房的な気持ちにもなるのかもしれないが、それは形だけで、実際は力関係でいうと、この相手の男性にお金を貢いで、相手の支配下で愛人、ペットのようになって相手に仕えて暮らすというような関係性であったと推測されるのである。

そして、それが月期になると、月は9室の支配星である。9室は仕事(10室)を損失する(12室)ハウスであり、仕事から遠ざかる時期である。

この月期になって、パートナー関係の問題が表面化したと考えられるのである。
仕事がうまく行かなくなり、またパートナー関係の争い、障害を経験する時期である。

そして、2009年の1月から月から6室の山羊座に木星と土星がダブルトランジットしていたため、この男性との間の関係が非常に悪化して、闘争状態となり、それで、相手の男性が逃げ腰になったものと思われる。

そこで相手の男性が嫌気が指して、「悪魔が見える」などと不満を漏らすことになるのである。

この場合、別離を切り出したいと感じているのは相手の男性の方である。
来栖あつこの攻撃に対して消耗し、もう静かな場所(12室)に逃れたいという気持ちになるのである。

一方、来栖あつこの方は男性にたいして怒り(6室)を抱えており、男性に強く関心があり、執着している状態である。
相手が金を返すまでは絶対に逃がさないという執念で相手のことを念じているはずである。

つまり、月から6室にラグナロードの太陽と3、10室支配の金星が在住しており、そこに木星と土星がダブルトランジットしているため、闘争や怒りを表す6室が強調されているのである。

今度は来栖あつこの方が逆に相手の男性に対して支配者となり、相手に貸金債権を迫っていく立場となったのである。

従って、6-8の関係とは、ある2つの惑星AとBがあり、AからみてBが6室目であるとすると、A/Bのダシャーでは自分が支配者になるが、次に、B/Aのダシャーが来た時には、自分が逆に支配していた相手から支配される立場となるのである。

来栖あつこの場合は、この太陽期から月期への変化が、この説明と似たパターンである。


実際、お金の貸し借りの真実はどのようであったのかはよく分からない。

例えば、来栖あつこがまだ芸能活動が順調な時には、ほとんど提供したに等しい感じで、相手の男性に貢いだのかもしれない。

その時にはおそらく貸すともあげるとも言っていないのである。然し、男性の方は出してあげるという来栖あつこの申し出をお金をくれたものと勘違いしたかもしれない。 そう思っていると、女性の方の生活が順調でなくなり、不満が高まってきた時に、お金を返してくれということになるのである。

男性の方は確かに自分にせっせと貢いでお金を貸してくれると気前よく申し出る女性の申し出をありがたく受け取るのであるが、それは実際にもらったお金ではないということは肝に銘じておく必要があるといえる。

それは後から女性が不調になった時に必ず、返還を請求されるお金である。

あの時はくれるということだったなどという合理的な解釈は通用しないのである。

然し、この相手の男性は実際に来栖あつこのお金を預かっていてそれを使ってしまって用意できずに返さないのかもしれない。

この辺りの真実は不明である。


然し、この来栖あつこの男性に対する執念を見ると、これは感情的で嫉妬深い典型的な蠍座の性質を表している。

また、来栖あつこが男性との関係において8室を経験したということは8室は三角関係も表している。

三角関係とは男性が他の女性とも交際して、来栖あつこのことを放置するということを表している。支配における一形態である。

そのような関係性になりやすいのが6−8の関係であり、特に8室の支配者の側は、無意識的に意図せずとも支配者になってしまう。

それは例えば、誰か友人たちと、飲み会などで、楽しく歓談して家に帰るのが遅くなったとしても、それが女性の側(来栖あつこ)をほっぽらかして、一人で楽しんでいるということになるのである。

それで来栖あつこの方は誰と楽しんで来たのかと男性に詰め寄ることになるのである。

その時、妄想の中で、真実と空想がごちゃまぜになってしまうが、しかし、それは女性にとっては現実である。

そして、嫉妬からいろいろ男性を攻撃することとなる。

このような関係性の中で、男性は消耗して、自分から去っていく気持ちになるのである。

男性の側も特に支配する意識はなくとも自動的に支配者になってしまうのである。

蠍座ラグナであるとすると、上記のように考えられるのである。


何故、来栖あつこのブログ騒動がこれだけ大きい話になってしまい、記者会見で弁明をするまでに発展したかというと、

蠍座ラグナであるとすると、現在、10室に土星と木星がダブルトランジットしているのである。

10室は注目を浴びる大舞台であるため、彼女はこれだけ騒がれて、大衆の前で辛そうな姿をさらさなくてはならないのである。
サディサティなので、現在、心理的に厳しい時期で、本来、サディサティーとは人が離れていく時期であるが、10室なので、そのサディサティの真っただ中にいて心理的に厳しく辛い姿を世間にさらさなくてはならないのである。

蠍座ラグナであると推測する場合のポイントは3室と金星との絡みである。
あるいは10室の支配星と3室との絡みである。

この場合、来栖あつこは2つとも該当している。

実際、これらの惑星が絡むダシャーに芸能活動を展開していて、そのダシャーが終わった時期に芸能活動が下火になっていれば、これらの観点が正しかったことになるのである。

彼女はおそらく月/土星期の間はお金を返してもらうことは難しいのではないかと思われる。

現在、内容証明を送りつけて、弁護士を通じて、訴訟を起こすことを検討しているというため、おそらく、月/土星期はそうした相手とのトラブルの状態を続けていくものと思われる。

これが終わるのが月/水星期である。

水星はラグナからみて8、11室支配で2室に在住し、月から2、11室支配で5室に在住している。

2−11、2−5、5−11室のダナヨーガの絡みが生じており、さらに8室の支配星が2室に在住していることから、訴訟で示談などに結びついて相手側からの慰謝料や、あるいは貸付金債権が返還されることを表している。

水星は木星との間に2室と8室で星座交換しているため、相手の男性方から思いがけない慰謝料などが添付された上での貸付金元本が返金されるものと思われる。8室なので何らかの思いがけないメリットがあるはずである。

月/水星期の正確な時期についてはまだ不明である。

然し、2011年の11月15日頃に木星が牡羊座を運行し、土星が天秤座に入室して、2室と2室に在住する8、11室支配の水星にダブルトランジットするため、この時期にお金のトラブルが解決され、返金されるものと思われる。

蠍座ラグナの人は一般に情が深いため、相手が困っていると相手をあまり深く考えずに助けてしまうタイプである。

そのため、しばしば騙されやすいと言えるかもしれない。

水星が8室を支配するので騙されやすいともいえる。

然し、騙されたと思ってからの相手を追跡し、復讐する執念は強いのである。

今回は蠍座ラグナの特集ではないが、男女の恋愛トラブルは、6−8の人間関係理論によって明白に理解可能である。

こうした6−8の観点と星座の性質の基本理解によって、人が経験する人間関係のドラマ(修羅場)が鮮やかに浮かび上がるのである。



(資料)

来栖あつこ、自殺未遂告白…交際相手が原因
6月23日7時53分配信 サンケイスポーツ

 15日にアップした自身のブログで「心身ともに疲れ果てた」などと書き込み、波紋を広げたタレント、来栖あつこ(31)が23日発売の「女性自身」に“真相”を激白した。

 同誌によると、精神的に追い込まれた原因は、07年から交際していた年下俳優のA。同棲していたが、ケンカの最中にAから「悪魔が見える」などと言われ、精神的に参った来栖が睡眠薬で自殺未遂したことも。また、Aに金を貸しており、その額は数百万円にのぼる。

 2人は先月別れ、来栖は貸した金の返済を求めたが、今月に入ってAは「金は用意できない」と返済していないという。

 来栖の所属事務所は、サンケイスポーツの取材に「相手は誰か明かせませんが、貸したお金の返還を求めた内容証明を(A)本人に送ったところです。詳しいことは、近日中に来栖が会見する方向で考えています」と説明している。

 Aは舞台「テニスの王子様」にも出演した俳優で、ネット上では実名で騒がれている。実名が出た俳優の所属事務所では「初めて聞いた話で驚いている」と話している。