2008/1/9 ニューハンプシャー州予備選結果
民主クリントン氏が勝利…共和党はマケイン氏 1月9日14時2分配信
読売新聞
【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=五十嵐文】米大統領選の民主、共和両党の指名候補選びで、アイオワ州党員集会に続く序盤のヤマ場、ニューハンプシャー州予備選は8日夜(日本時間9日朝)、投票が締め切られ、開票された。
民主党は、ヒラリー・クリントン上院議員(60)が接戦の末、バラク・オバマ上院議員(46)を破って勝利した。 クリントン氏は、3日の初戦アイオワ州党員集会で3位に終わったが、1勝1敗に持ち込んだことで、両氏が党の指名を争う構図がほぼ固まった。共和党はジョン・マケイン上院議員(71)が勝利した。
クリントン氏は8日夜、マンチェスターの大学構内に集まった支持者の前で、「ニューハンプシャー州が私に与えてくれたような復活を米国にもたらそう」と、満面の笑みで勝利宣言した。オバマ氏は同州ナシュアに集まった支持者に対し、「クリントン氏の勝利にお祝い申し上げる」と述べ、敗北を認めた。
最終更新:1月9日14時2分
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ニューハンプシャー州の予備選の結果が出たが、ヒラリークリントンがバラクオバマ氏を破って勝利したようである。
ヒラリークリントンは1月25日から太陽/ラーフ期に移行していくが、この8日の予備選のダシャーは太陽/木星/太陽である。
太陽は3室の支配星で5室で減衰しており、しかも月から見ても6室支配で8室で減衰している。
減衰する惑星が3、6、8室の支配星の場合、あるいは惑星が3、6、8室で減衰する場合の特別な法則の条件を満たしており、この太陽はラージャヨーガ的に働いていると思われる。
だからこそ、前回のコラムでも書いたが、ヒラリークリントンはマハダシャー太陽期になって、上院議員に再選し、その後、史上初の女性大統領を目指してこれまで戦ってきたのである。
『・・・再選をかけた2006年の上院選では、共和党候補に得票率で67%対31%という大差をつけて勝利した
(このため「ヒラリー当確」は全米一早く出た)。この圧倒的な再選をうけ、かねてより噂になっていたヒラリーの2008年大統領選への出馬は現実の選択肢として取沙汰されるようになった。・・・』
(ウィキペディアより引用抜粋) |
もし減衰する太陽がラージャヨーガ的に働いていないのであれば、2000年のマハダシャー太陽期への移行時に圧倒的な得票率で、上院議員の再選を果たし、それが大統領選への出馬へとつながったりはしないと思われる。
前回コラムの後半で書いたとおり、8日の予備選はプラティアンタルの太陽がラージャヨーガ的に働いて、不利になりつつあったヒラリー候補を何とか勝利に導いたのである。
7日のテレビ朝日の報道ステーションで、ヒラリークリントン候補の選挙戦の密着取材の模様が放送されていたが、彼女は一軒一軒の家を訪問して支持を訴えるという、なりふり構わないどぶ板戦を展開したようである。
訪問された有権者は驚いていたようであり、追い詰められたヒラリー・クリントンがまさになりふり構わない、必死の選挙戦を戦い抜いたことがよく分かる。最後には有権者の前で涙を見せて支持を訴えたようである。
太陽は権力を表すが、有権者の家を一軒一軒訪問するというどぶ板戦はまさに権力の高みから降りて有権者の目線で、有権者に対等な立場で投票をお願いしているのであり、減衰する太陽の働きと考えると納得するのである。
勝利のヒラリー氏、今度は喜びの涙=オバマ氏は戦い継続 1月9日14時1分配信
時事通信
【マンチェスター8日時事】8日行われた米大統領選の序盤戦、ニューハンプシャー州予備選で、ヒラリー・クリントン上院議員は「わたしは復活した。そして大統領として立ち上がる時が来た」と勝利を宣言した。苦戦を強いられて前日は涙ぐんでいたクリントン氏だが、この日は接戦を制して喜びの笑顔が戻った。
復活の勝利に沸く会場で、夫のクリントン前大統領と、一人娘のチェルシーさんとしっかり抱き合ったヒラリー氏は「胸がいっぱいだわ」と一瞬、目を潤ませ、感極まった表情を見せた。
会場は白人の若者の支援者が目立つ。CNNテレビは「女性票とともに、オバマ氏が強さを発揮していた学生街でも、若者の票を獲得した」と勝因を分析した。
「ヒラリーおめでとう」。クリントン上院議員と大接戦を演じた民主党のオバマ上院議員は敗北を宣言。支持者の大歓声の中、登場したオバマ議員はさばさばした表情で、「ヒラリーはいい戦いをした」と話した。その上で、「われわれには勢いがある。そして、前に進む用意がある」と述べると、会場からは「変革」「希望」のコールが沸き起こり、熱気にあふれた。 |
彼女はこの後、選挙戦を展開していくが、太陽/月期には思った程、支持を伸ばすことが出来ず、1/25に太陽/ラーフ期に移行した直後に選挙戦からの撤退という苦渋の選択をするかもしれない。
1/29のフロリダの予備選の前に既に太陽/ラーフ期に移行してしまうのである。
これは彼女はまだ戦いたいが、敗北が現実的になって敗北を受け入れざるを得なくなり、内心葛藤した状況を示すのではないかと思われる。この時点で、選挙参謀やスタッフの中でもう充分戦ったので、終わりにしようという雰囲気になり、彼女はまだ戦いたいにも関わらず、敗北を認めざるを得ない状況に追い込まれるような非常に葛藤のある状況かもしれない。
(資料)
2008/01/08-09:13 涙浮かべ「簡単じゃない」=苦戦のヒラリー氏、情に訴え−米大統領選
【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)7日時事】米大統領選の序盤第2戦、ニューハンプシャー州予備選で苦戦が伝えられる民主党のヒラリー・クリントン上院議員は7日、同州ポーツマスでの支持者との懇談会で、選挙戦の厳しさについて「簡単じゃないのよ」と目に涙を浮かべて語り、有権者の情に訴え掛けた。
クリントン氏は、涙がこぼれないように顔を上向きにし、「簡単じゃない」と2度繰り返した。その後、支持者の拍手で気を取り直すと、「でも後ずさりするわけにはいかない。(指導者として)用意ができている人もいれば、できていない人もいる」と述べ、改めて自らの経験の豊富さをアピールした。
(時事通信社 国際ニュース)
ヒラリー氏の目に涙 支持率下落、「うそ泣き」の見方も 2008年01月08日10時49分
米大統領選の最初の予備選が翌日に迫ったニューハンプシャー州で7日、同州での支持率が下降している民主党のヒラリー・クリントン上院議員が目に涙を浮かべる一幕があった。米メディアが一斉に伝えた。
米ニューハンプシャー州・ポーツマスで7日、まだ投票する人を決めていない有権者からの質問を受けるヒラリー・クリントン上院議員=ロイター。目がうるみ、何度か言葉を詰まらせた
いつも強気のクリントン氏が人間的な一面をみせたという同情論の一方で、「疲れが出たのだろう」「(有権者を取り込む)うそ泣きでは」といった見方も出ている。
3日のアイオワ州党員集会で3位に甘んじ、巻き返しをはかるクリントン氏は、州東部ポーツマスのカフェでの対話集会に出席。選挙戦の苦境を前提に、参加者の女性が「どうしたら、そんなに前向きでいられるのですか」と質問した。クリントン氏は「簡単ではありません」と苦しい思いを吐露。「自分が正しいと信じていなければ前向きではいられません。私は米国が後退するのを見たくないのです」と言いながら声を詰まらせ、目をうるませた。
米ギャラップ社がニューハンプシャー州で実施した最新調査(4〜6日)によると、オバマ上院議員が41%でトップとなり、クリントン氏は28%。13ポイントの大差をつけられている。
クリントン氏の「涙」について、オバマ氏は「選挙戦は大変なものだ」と話した。 (朝日新聞社|asahi.com より)
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