占星コラム


2007/12/1  ヒラリー・クリントン失速 2

2007/9/13のコラム『ヒラリークリントン失速』で、大口献金者ノーマン・シュー容疑者の違法献金の問題で、85万ドルを返還するとの記事が掲載されて、彼女の支持率が失われていく兆候を示していた。その時、彼女が違法献金を返還することを決定してそれを発表したのが、9/10で、太陽/月/太陽期である。

太陽は減衰して、太陽からみて月は6室、月から見て太陽は6室支配で8室に在住し、ヴィムショッタリダシャーでダシャーロードを色々変えてみてもあまり良い時期ではないことが分かる。6室と8室が絡むとき、犯罪に巻き込まれたり、自分が犯罪を犯してしまうことはよくあるのである。彼女もこの時、違法な献金を後に返還したとは言え、一度は受け取ったのであり、犯罪に巻き込まれたと言える。

この時、トランジットの木星は10室と10室に在住するアンタルダシャーロードの月にアスペクトしており、彼女はまだ大舞台に立って人気を維持していたし、実際に支持率もNO.1で、違法献金を返還することによって、その難局を切り抜けたと言える。

彼女の最も厳しいカルマを表していると思われる2室に在住する6室支配で減衰する火星と8室支配の土星も木星のアスペクトを受けて、否定的なカルマの顕在化が保護されている印象であった。

然し、9/20以降、太陽/火星期にシフトし、6室支配の火星が象徴する暴力がまさに彼女の2室という領域で起ころうとしていたのである。2室は通常、自分にとって身近な環境を表し、両親や家族、そして自分の実家などを表し、また自分の財産なども表すのである。おそらくこの2室は彼女の身近な側近や家族が集う選挙事務所を表していたのである。

あとはこのアンタルダシャーの火星が形成するカルマがいつ発火するかを待つのみであったのである。
そして、それは11月22日にトランジットの木星が射手座に入室した数日後の11月30日に起こったのである。

クリントン事務所に男が立てこもり、身柄を拘束 12月1日10時52分配信 産経新聞  

【ニューヨーク=長戸雅子】米東部ニューハンプシャー州のヒラリー・クリントン上院議員の大統領選挙事務所に30日午後、男が押し入り、ボランティアのスタッフ少なくとも2人を人質にとって立てこもった。CNNテレビによると、男は同日、当局に身柄を拘束された。人質は全員解放されたもよう。 男は爆弾を所持していると主張し、クリントン氏との会話を要求していたが、人質にけがはない。男は知的障害があるるとの情報もある。  米CNNによると、男が事務所に現れたのは午後1時ごろ。乳児を抱いた女性がまず解放され、この女性が近所の店に駆け込んで警察への通報を求めた。その後、別の女性も解放された。  男は事務所に入ると、爆弾のようなものを胸に着けているのを見せたという。目撃者によると、男は40代ぐらいで白髪交じりだったという。クリントン議員はこの日午後3時にバージニア州の集会でスピーチを行う予定だったが、事件のためキャンセルした。クリントン氏と民主党の大統領候補指名を争うオバマ上院議員の選挙事務所も近くにあり、運動員らが避難した。ニューハンプシャー州では、来年1月8日に全米で最初に民主、共和両党の大統領選予備選が実施される。

木星が射手座に移ると、2室で形成する6室支配の火星と8室支配の土星へのトランジットが失われ、また10室と10室に在住するアンタルダシャーの月へのトランジットも失われたのである。従って、火星は木星の保護を失ったのでより否定的なカルマを発現しやすくなったと言える。そして太陽もラグナから6室にトランジットして、障害に巻き込まれるタイミングを表しており、トランジットの月も2室の土星と火星と通過した直後だった。これはおそらく事務所に押し入った男の犯罪が月が2室をトランジットしていた、その前日辺りから始動していたということではないかと思われる。

火星は6、11室の支配星であり、11室は6室から6室目で6室の本質でもあるハウスであり、暴力を示している。また8室支配の土星が火星に絡んでいるため、まさに火星期というのはその絡むハウスの象意から、暴力や悪意が絡む犯罪的行為を表している。

そこでヒラリー・クリントンは急遽、バージニア州の集会でのスピーチをキャンセルし、その対応に追われたのである。

おそらくこの事件に彼女は気を揉んで冷静さを失い、内心激しい怒りで状況を伝えるスタッフに怒鳴り散らしたい程、気持ちが高ぶったかもしれないが、減衰する火星に土星が接合している解釈としては怒鳴りたいほど心が煮えくり返っているのが抑え込まれて内面で激しく葛藤している状況である。

右の写真はインターネットに流布している、この事件とは全く関係のない状況における写真ではあるが、彼女は口を尖らせて歯を食いしばって、今にも爆発しそうな暴言を必死にこらえているように思われる 。 この2室の絡みはスピーチに問題が出るが、火星と土星の敵対惑星同士の激しい葛藤は、激しいスピーチが爆発しそうでありながら、それが抑え込まれてスピーチの大部分が抑制されるか、あるいは抑制できなかった発言が漏れ出てくるような印象である。

従って、煮えくり返った熱湯のやかんの蓋を抑え込んでいるイメージである。 それは事務所に押し入った男が爆弾を持って立てこもり、結局は爆弾を爆発させなかったことと似ているように思われる。 男は身柄を拘束され、結局爆弾を爆発させるだけの実行力がなかったという印象であり、これは火星が減衰していることが表しているのかもしれない。

そして重大なのは彼女は実際にスピーチをキャンセルしたことである。2室が火星によって傷つけられて、スピーチの機会(2室)を失ったのである。また6室は7室を損失するハウスのため、支持者との対人関係を損ない、そして7室は10室から10室目のハウスで10室の本質も表すため、何か大舞台で自己表現する機会を失ったのである。
もしこの日のプラーナダシャーが火星期であるなら、次に来るのはラーフ期なのであるが、ラーフは12室に在住して自己表現したいのに自己表現の機会が失われて悶々としている状況を表している。おそらく事件直後の彼女の状況は12室に在住するラーフが表しているのである。

つまり、彼女の出生時間がほぼ正しいとすると、ダシャーは太陽/火星/水星/月/火星であり、事件の報が彼女の耳に入ってきたのでやむなくスピーチをキャンセルし、彼女は自己表現したいのに出来ないという葛藤の状況に陥ったのではないかと思われる。そしてその時が太陽/火星/水星/月/ラーフである。

そして、トランジットの木星が10室と10室在住のアンタルダシャーロードの月にアスペクトするのをやめたので、彼女は人気を失い、支持率も低下し、それが実際にマスコミの世論調査にも表れている。

木星が射手座に移行した後で共同通信が伝えてきた調査結果によれば彼女の支持率は急速に低下し、選挙戦のトップを走り、次期大統領として持ち上げられていた彼女の社会的地位が急速に失われていく状況が示されている。

本選では不利? ヒラリー氏に厳しい調査結果 11/27 18:44更新  

次期米大統領選に向け民主党陣営の首位を走るヒラリー・クリントン上院議員が、オバマ上院議員ら他の同党候補に比べ、本選で共和党有力候補と1対1の対決になると不利な戦いを強いられるとの調査結果を、世論調査機関ゾグビー社が26日発表した。  調査結果によると、クリントン氏は、共和党のジュリアーニ前ニューヨーク市長、ロムニー前マサチューセッツ州知事、マケイン上院議員、トンプソン元上院議員の4候補との比較でそれぞれ5〜3ポイント差で敗れた。7月時点では4候補全員に勝っていたが、今回逆転された。無党派、若年層の離反が響いたという。  一方、オバマ氏は共和党4候補に全勝。民主党3番手のエドワーズ元上院議員も3勝1分けだった。クリントン氏は全米規模の支持率で首位を維持。このため民主、共和両陣営からの批判を一身に集めていることが苦戦の背景にあるとみられる。  クリントン氏はかねて支持層以外からの「忌避率」が高いと指摘されてきた。来年1月3日に50州の中で最初の党員集会を開くアイオワ州で、オバマ氏の巻き返しを受けているクリントン氏にとって気になる数字といえそうだ。(共同)

米国大統領選 ヒラリー候補では勝てない? 世論調査波紋 11月30日8時2分配信 産経新聞  

■陣営側「数字は無意味だ」/共和党側「弱み見せた結果」 /調査会社「下落自然な流れ」  【ワシントン=古森義久】米国大統領選キャンペーンでの一連の世論調査で民主党候補の先頭に立ち、共和党候補との競争でも先を走ることの多かったヒラリー・クリントン上院議員がここにきて共和党の5候補の誰と争っても負けるという意外な結果が出た。しかも、その調査を実施したのが民主党側でも信頼の高いゾグビー社だったのだが、クリントン陣営は「この数字は無意味」と反発し、世論調査の正確度をめぐる議論の輪が一気に広まった。  世論調査機関大手のゾグビー社は27日、大統領選の各候補への支持率の調査として民主党のクリントン候補と共和党主要5候補がそれぞれ対決した場合の支持比を発表した。クリントン候補は共和党のルドルフ・ジュリアーニ候補とでは支持比は40%対43%、同党のミット・ロムニー候補とでは40%対43%、ジョン・マケイン候補とでは38%対42%、フレッド・トンプソン候補とでは40%対44%、マイク・ハッカビー候補とでも39%対44%という結果だった。  民主党側の先頭走者クリントン候補が共和党の5候補、誰と一対一で対決しても敗れるという結果は大きなニュースとなって流れた。クリントン候補はこれまでの調査では民主党側で常に1位、共和党候補との対決でも大体が勝ち、という結果だったため、今回の結果は巨大なインパクトを投射した。  クリントン陣営では政治戦略顧問マーク・ペン氏が27日のテレビ番組で「今回の世論調査はゾグビー社としては初めてのインターネットのオンラインでの調査のため、未経験が前提で、信頼度は高くない」と語り、「この調査の数字は無意味だ」とも断じた。  これに対しゾグビー社のフレッド・ウェンゼル通信部長は「オンライン調査はこの前にも実施したことがある。これまで先頭だったクリントン候補が、この辺で支持率を落とすのは自然であり、おかしな点はない」と反論し、クリントン陣営がゾグビー社の調査結果をふだんから重視し、頻繁に使っていることを明らかにした。今回の調査は全米の約9150人を対象に11月21日から6日間、パソコンをオンラインのままで質問をしたという。  共和党側では保守派のラジオの政治評論で知られるラッシュ・リムボウ、ショーン・ハナディ両氏らが「クリントン候補がついに弱みをみせた結果だ」と大々的に宣伝した。  共和党側ではクリントン候補が10月末のフィラデルフィアでの民主党各候補討論会で、ニューヨーク州での違法滞在外国人への運転免許付与について明確な答えを述べられず、人気を落としたことを原因にあげ、米国民一般の先頭走者への支持が1月はじめのオハイオ州での党員集会に近づくにつれ、減るのが自然の現象だと論評している。

これらの世論調査の結果がマスコミによって公表されたのが、11月27日や30日の事で、トランジットの木星が射手座に移行した後の出来事であるというのが重要である。まさに木星のトランジットは肯定的な結果をもたらすための鍵であり、物事が成功するには木星のトランジットやアスペクトが必要であることを示している。逆に言えば木星のトランジットを失うということは非常に不安定で否定的な結果をもたらしやすい非常に心細い時期であるということが言えるのである。

そして土星は3室をトランジットしているが、木星が射手座から獅子座にトランジットすることで3室にダブルトランジットが生じている。3室はトレーニング、訓練、努力のハウスであり、また自己表現、メディアのハウスである。
これからもヒラリー・クリントンはメディアに出続けると思われるが、今までのように支持率NO.1で次期大統領再有力候補として出るのではなく、 もっと苦労して苦戦する候補者の一人として出るだろう。10室が絡まない時、大舞台や高い地位を表さないため、マスコミに露出するとしても、おそらく、もっと努力し苦戦する状況で出るのである。
何とか今までの支持率を維持しようとするが、徐々に支持率は低下し、最後には民主党の指名を断念することになるのである。それはおそらく太陽/ラーフ期に移行する2008年1月25日以降である。

 

(番外編)
ジョーティッシュで象意を検討したり、予測をしたりするには実際の世界情勢や現実社会について詳しい知識を持っている方が有利であり、そうした知識の方が真実をダイレクトに伝えるのである。現実社会の因果関係の分析で分かるのであれば、ジョーティッシュは使う必要はないかもしれない。あるいは、ジョーティッシュはその現実社会の事実関係や因果関係の分析で、分からない部分や足りない部分を補うことが出来るのである。

因みに政治経済学者で常葉学園大学教授の副島隆彦氏によれば、ニューヨーク金融財閥、すなわち、合衆国の影の最高権力者であるデヴィッド・ロックフェラーは既にバラックオバマ氏を次期大統領に決めたそうである。従って、次期大統領はバラックオバマ氏だというのであるが、彼は米国の現代思想や現実政治に精通しており、彼が今までに世界や日本の多くの真実を明らかにしてきた実績からして、彼の主張は大変参考になるのであるが、実際、ジョーティッシュで導き出した結論と一致したのである。

そして、先日、10月頃に以下のようなニュースが報じられている。

オバマ米上院議員、チェイニー副大統領の親せきと判明
2007年 10月 17日 10:07 JST [ワシントン 16日 ロイター] 

チェイニー米副大統領と、次期米大統領選の民主党有力候補であるバラク・オバマ上院議員(イリノイ州)が、遠い親せきに当たることが分かった。リン・チェイニー副大統領夫人が16日、明らかにした。  チェイニー副大統領とオバマ上院議員は、イラク問題をめぐり、副大統領が同国安定化のための戦争を擁護する一方、オバマ氏は駐留米軍撤退を求めるなど、極めて対極の位置関係にある。  チェイニー副大統領夫人は、米ニュースサイトのMSNBCに対し「1人の祖先が、家系をたどってこれほど異なる道を歩む2人につながるとは、驚くべきアメリカンストーリーだ」と語った。  シカゴ・サン・タイムズ紙によれば、2人に共通する祖先は17世紀にフランスから移民してきたMareen Devall氏。夫人は新著のために家系を調べていた際、2人が8親等離れた親族であることを発見したという。

副島隆彦氏によれば、ディック・チェイニー副大統領はデヴィッド・ロックフェラーの腹心で、ブッシュ大統領よりも実質的な権力があるそうである。また彼はイラク戦争を推進したのであり、ニューヨーク金融財閥の意向の代弁者である。このチェイニーの夫人であるリン・チェイニーが何故、このタイミングで、バラックオバマ氏が遠い親戚に当たることをマスコミに明らかにしたのか。それが不思議なことである。これはデヴィッド・ロックフェラー率いる、ニューヨーク金融財閥がバラック・オバマ氏を大統領にしようとしていることを示す証拠のように思われる。

またメディアがバラックオバマ氏に好意的であることを示す以下の記事も気になるところである。

メディアは「オバマ氏びいき」 米大統領選 10/30 17:29更新  

次期米大統領選を伝える米メディアの論調で、民主党のオバマ上院議員については好意的な報道が多い一方、共和党のマケイン上院議員に対しては否定的な報道が圧倒的に多いとの調査をハーバード大などの研究グループがまとめ、30日までに発表した。  調査によると、黒人初の米大統領を目指すオバマ氏に関するニュースの47%が同氏を好意的に取り上げ、ネガティブに伝えたのは16%だった。逆に苦しい選挙戦を強いられているマケイン氏については48%が否定的で、好意的な報道は12%にとどまった。支持率で民主党トップのヒラリー・クリントン上院議員、共和党トップのジュリアーニ前ニューヨーク市長は、好意的と否定的な報道の割合がそれぞれ27%対38%、28%対37%と似た割合で、いずれも否定的に取り上げた方が上回った。  党別では、民主党が35%の割合で好意的に報道されたのに対し、共和党は26%。 否定的報道は逆に民主党26%、共和党35%の割合となり、政権奪回を狙う民主党へのメディアの傾倒ぶりが表れている。調査は今年1月から五月にかけて実施。米国の新聞、テレビ、インターネットなどで扱われた大統領選に関する約1740のニュースを分析した。 (共同)

合衆国のメディアの大株主はニューヨーク金融財閥であり、メディアは彼らが所有しているのである。従って、メディアがバラックオバマ氏びいきであるというその事実が既にニューヨーク金融財閥がバラックオバマ氏を推していることを表している。

メディアの世論調査が合衆国の大統領選に多大な影響を及ぼすことも周知の事実であり、 最近、ヒラリー・クリントンがメディアの世論調査で批判されていることも上記の事実に関係しているとも考えられるのである。

このような現実の政治経済的な事実関係をジョーティッシュで導き出した結論と、重ね合わせて検討することで、さらにヒラリー・クリントンの次期大統領当選が難しく、バラックオバマ氏が当選するという予測が正しいと思われてくるのである。

※副島隆彦氏の言論や著作、活動内容については、右記のURL上に詳しく掲載されている。 http://soejima.to/

(資料)

ヒラリー、オバマ小差 民主3候補拮抗 11/15 19:51更新  【ワシントン=有元隆志】

来年の米大統領選の共和、民主両党の指名獲得に向け、先陣を切って1月3日に行われる中西部アイオワ州の党員集会まで50日を切った。14日付の米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビの合同世論調査では、民主党で最有力候補とみられていたヒラリー・クリントン上院議員の支持率(25%)が、エドワーズ元上院議員(23%)、オバマ上院議員(22%)と接近している。共和党ではロムニー前マサチューセッツ州知事が優位に立っている。  各候補とも先手必勝とばかり、アイオワ州に足しげく通い、州民と多く接する機会を設けてきた。  各種世論調査で1位に立ってきたクリントン氏だが、アイオワ州でオバマ氏らと拮抗(きつこう)しているのは、最近のつまずきが影響しているようだ。  10月30日のペンシルベニア州フィラデルフィアの民主党討論会では、クリントン氏の移民問題などでの主張が一貫していないなどと、他の候補から追及され受け身に回った。6日のアイオワ州での集会では、陣営によるやらせ質問が発覚した。  陣営幹部のマーク・ペン氏は米メディアに「このようなことはこれまでも乗り切ってきたし、今回も切り抜けると思う」と強調した。アイオワ州に続いて予備選が行われる予定の北東部ニューハンプシャー州では、クリントン氏の支持率は37%と、オバマ氏(22%)、エドワーズ氏(9%)を大きく引き離している。  ただ、今回の世論調査はクリントン氏の立場が盤石でないことを示したといえ、アイオワ州を落とすようだと、その後の選挙戦に影響する可能性がある。オバマ、エドワーズ両氏にとっては、少なくとも2位につけることが不可欠といえそうだ。  共和党ではロムニー前知事が各種世論調査でトップに立つジュリアーニ前ニューヨーク市長をアイオワ州(27%対15%)、ニューハンプシャー州(34%対16%)ともにリードしている。両州に早くから資金を投入してきたためだが、アイオワ州ではハッカビー前アーカンソー州知事が21%と2位に躍り出ている 。