占星コラム


2007/6/9  奥菜 恵のラグナを検証する

先日、奥菜恵が芸能界を引退したと報じられていた。

奥菜恵芸能界引退「真っ白な状態に」 5月31日10時21分配信 デイリースポーツ  

女優・奥菜恵(27)が、芸能界から引退することが30日、分かった。ハリウッド進出作品となった米スリル映画「シャッター」(来春公開予定)の撮影を5月中に終えたのを最後に、事務所との契約も切れているという。  所属していた事務所関係者によると、今年に入って奥菜から「自分をリセットする意味でも、一度真っ白な状態にしたい。引退を含めて考える」と申し入れがあり、事務所側も受け入れたという。今後については、何も決まっておらず、事務所の移籍や独立といった考えもないという。  奥菜は、13歳でデビューし、ドラマ、映画さらには歌手としても活躍。04年1月にIT関連会社サイバーエージェント社長藤田晋氏と結婚したが、05年7月に離婚。原因も奥菜の浮気とされ、その後も週刊誌などでたびたび熱愛が報じられるなど、最近はスキャンダルな面が目立っていた。

デイリースポーツ記事より

もし、今のタイミングで引退するのであればそれはダシャーに顕著に示されていると予想されるのである。

2チャンネル及び、ウィキペディアの情報によれば彼女の出生データは以下である。

生年月日:1979年8月6日
出生時間:14時55分
出生場所:広島県広島市

このデータでチャートを作成すると、蠍座ラグナで9室に惑星集中していることが分かる。

ウィキペディアの経歴情報を確認すると、彼女が芸能人としてブレイクしたのは1992年の金曜ドラマシアター『パ★テ★オ』(フジテレビ)への出演からで、 それ以来、現在までずっと芸能界で活躍してきている。

1992年というとマハダシャー月期に入った頃である。
もし、蠍座ラグナで考えると9室支配の月が2室に在住している。 9室は仕事を損失するハウスで、ダシャー時は仕事を辞めて、巡礼の旅をしたり、留学したりする時期である。 また在住する2室は自分自身の身近な環境を表すハウスであり、両親とか実家とか、家族の富などを表している。

従って、マハダシャー月期に渡って彼女は芸能界でバリバリと女優業をこなしてきたことを考えると、蠍座ラグナだと 全くハウスの象意と事象が一致しないのである。

このようにラグナが疑わしい場合、通常、まず前後のハウスではないかと考えるのが自然な流れである。
直感的にラグナを天秤座に移動して検証してみると事象と一致していることが確認できたのである。

まず、天秤座ラグナだと、10室支配の月が3室に在住しており、仕事(10室)がメディア、芸能(3室)関係であることを表しており、典型的な俳優のチャートを示している。マハダシャー月期と同時に彼女は芸能界でブレイクして、女優の仕事を始めたのであり、そのことも事象にピタリと一致している。

もし、蠍座ラグナであれば彼女はラグナロードが8室に在住しており、秘密主義で、人前でオープンな印象とは全く違った印象を持つはずである。3室の支配星が10室に在住して、ラーフと接合しており、仕事が重労働で、肉体労働といった象意が出てくるが、女優として演技をするのであり、全く象意に合わない。演技(芸能)というのは金星とか吉星が示す象意である。 従って、蠍座ラグナはその点でも全く機能していない。

そうしたことで私は直感的に天秤座ラグナではないかと思ったが、天秤座ラグナは彼女の特徴をよく示している。

もし蠍座ラグナだとすると、もう少し、色っぽくてホステスのようなムードが出てくるのであるが彼女はむしろさっぱりした感じで、 あまり押しが強くなく、人付きあいも優柔不断で気軽な感じではないかという印象である。

2002年ぐらいにマハダシャー火星期にシフトしているが、火星は7室の支配星である。 おそらく火星期に入ってから、押尾学と見られる男性と一緒に写っている全裸写真をブブカ誌上に掲載され、それ以後、脱清純派の演技派に脱皮したようである。

ウィキペディアにははっきりとその時期が特定されていないが、おそらく火星期に入った後である。

これ以降、セミヌード写真集を出すなど大人の色気をアピールしたこともあったようである。

つまり、7室支配の火星は男性との交際が盛んになることを表している。また7室は性的なハウスでもある。火星は10室支配で3室に在住する月と相互アスペクトしており、職場環境を通じて共演者といろいろな噂が絶えず、またそれがメディアを通じて、大衆の知るところとなることも、この絡みが表していると思われる。

また火星は月から7室目に在住しており、2重にパートナーを表している。そして、2004年1月にサイバーエージェントの藤田晋氏と結婚したが、この頃は火星/木星期辺りではないかと思われる。 火星をラグナとすると、7室支配の木星が2室で高揚しており、IT長者の配偶者を通じて、経済的に豊かになったことが示されている。 2室で高揚する木星はまさに富のカラカが重なって高揚した状態であり、また木星は女性にとって配偶者のカラカであるため、まさに配偶者からの富である。

そして、最近の彼女は俳優業よりもむしろ、派手な異性関係やスキャンダルで、マスコミ、メディアを賑わしており、本業としての俳優業は奮っていなかったようである。 また年下俳優との交際などがその後、何度が報じられており、7室支配の火星の象意がよく出ていると思われる。

もし蠍座ラグナだとすると、この火星期は1、6室支配で8室に在住する火星と9室支配で2室に在住する月が相互アスペクトする配置となるが、この配置自体は全く芸能界や仕事の象意を含んでいないようである。然し、この火星期にも彼女は依然として芸能界の仕事を続けているのであり、その辺りの所でも事象と一致しないのである。 従って、天秤座ラグナで間違いないと思われる。

それでは現在のダシャーは何であるかということを検討すると、火星/金星期や火星/太陽期だとすると、彼女の金星と太陽は10室に在住しているため、現在、仕事が全く来ずに引退を考えているという状況が全く理解できないのである。

従って、彼女は現在、火星/ケートゥ期であり、ラグナは天秤座26°付近のヴィシャーカーではないかと思われる。
2006年12月の『犬神家の一族』の後、今年に入ってから、ほとんど仕事が来ていないようであり、それは現在、火星/ケートゥ期であると考えると納得できるのである。ケートゥはラグナから5室、火星から9室に在住しており、プライベートを楽しんだり、仕事から離れる時期である。そして、彼女が仕事を辞めたいと言い出したのが今年の春であるが、ケートゥ期にそのような気持ちになるのも理解できるのである。もしアンタルケートゥ期だったら、社会的に公の場所に出て行きたいという感じがなくなるはずである。

然し、2007年6月半ばから、火星/金星期にシフトし、その後、火星/太陽期にシフトするため、もし彼女のラグナが蠍座ヴィシャーカー第2パダ付近だとすると、これから2009年夏にかけて再び仕事が忙しくなるはずである。 火星/金星、火星/太陽、火星/月ともに10室に絡んでいるからである。

マスコミがその後、彼女にインタビューしたところ、彼女は引退を全く考えていないし、口にしたこともないと話している。
火星/ケートゥ期の後、これから火星/金星、火星/太陽期とシフトしていくとすればそのことは納得できるのである。もうまもなく金星期に入って彼女は再び、活発に公の舞台で活動するかもしれない。

その後、2009年からマハダシャーラーフ期にシフトするが、ラーフは11室に在住している。 ラーフはウパチャヤの凶星で4、5室支配のラージャヨーガカラカの土星と接合しており、悪くはない配置である。 獅子座の土星は地位が高く、11室は飛び抜けて高い地位を表す配置である。また11室は社交を表している。 獅子座のラーフ期には彼女は芸能界から引退して普通の一般人になるのではなく、今までの人脈を生かして、IT関係の実業家や地位の高い人物と交流していくのではないかと思われるのである。

今度、発売される雑誌上で、彼女は「会社を作りたい」と話しているようであり、この発言は、これからやってくるラーフ期を裏づけている。ラーフは11室獅子座に在住し、ヴァルゴッタマであり、社会的地位が上がる印象である。
またラーフはラージャヨーガカラカの土星と接合して、強力である。 また11室ウパチャヤの凶星は安楽な芸能界ではないところで活動する印象である。

最後に彼女が天秤座だとして、何故、スヴァーティーではなく、ヴィシャーカーなのかということであるが、彼女の恋愛に関して分析した結果である。

ナクシャトラの解釈を精査すると、スヴァーティーは、一つの恋愛に時間をかけ、一人の男性を一途に思い続ける持続力があり、恋愛が破綻すると次の恋愛まで長い冷却期間が必要なようである。

然し、ヴィシャーカーの恋愛は最初は強烈に燃え上がり、好きになったら一生懸命であるが、結婚問題などが浮上すると、まるで嘘のように消滅するそうである。つまり、瞬発力はあるが持続力がないのである。

そして、藤田晋氏は結婚後の雑誌のインタビューで、奥菜恵のことを『しつこくて、かわいい』と評価している。彼女の最初の一途さがうかがい知れるのである。ところが1年半後にスピード離婚しており、持続力の不足が示されている。

ネット上の情報では、離婚の原因は奥菜恵の浮気だとされており、つまり、彼女は持続力がなく、実際の結婚生活が上手くいかないと冷めるのも早く、切り替えも早かったようである。

従って、彼女のラグナは天秤座ヴィシャーカーで、出生時間は13:12前後ではないかと思われる。

奥菜“不倫相手”山内圭哉 交際認めた? 舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の制作発表に出席した山内圭哉(後列中央)  女優奥菜恵(26)の離婚に絡み、「不倫相手の若手俳優」と匿名で伝えられていた俳優の山内圭哉(33)が24日、初めてマスコミの前に姿を見せた。  女優中越典子(25)がヒロインを務める舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」の出演者として製作発表会見に出席したもので、「それなりに(俳優を)やってきたので“若手俳優”と言われないようにちゃんと頑張る」と自虐的にあいさつ。終了間際に取材陣から「奥菜さんとの交際は順調ですか?」と質問されると、大きくうなずいて足早に会場を去った。共演はラーメンズの片桐仁(31)土屋アンナ(21)ら。東京公演はル テアトル銀座で10月28日から。 [ 2005年08月25日 ]
スポニチより

奥菜恵W不倫!? 1年半スピード離婚のワケ “解決し難い問題”の詳細は… 昨年2月の披露宴で幸せそうな表情を見せていた藤田社長と奥菜恵  22日、電撃離婚が明らかになった女優の奥菜恵さん(25)とIT企業サイバーエージェントの藤田晋社長(32)。人気女優と、年収2億6000万円ともされるITカリスマ社長の超セレブ婚は、わずか1年半で破綻した。2人の間に一体、何があったのか。一部では「ダブル不倫が要因だった」との情報も浮上している。  奥菜さんと藤田氏が22日、発表したコメントは、実にアッサリしたものだった。  奥菜さんが「話し合った結果、お互いの人生を思い、このような形となりました」とすれば、藤田氏も「離婚は唐突に聞こえるかもしれませんが、つい先日、解決し難い問題が生じました」「しこりを残すよりも、別々の人生を歩むことにしました」とし、“解決し難い問題”の詳細は明らかにしなかった。  平成14年、2人は知人の紹介で知り合い、昨年1月に入籍。ライブドアの堀江貴文社長(32)も住む六本木ヒルズの億ションに新居を構え、藤田氏は著書の中で、奥菜さんについて「しつこくてかわいい」とノロけていた。はたから見れば、何不自由のない優雅な生活だった。  だが、「1週間110時間労働」を公言する仕事人間の藤田氏と、今年4月に舞台「シャッフル」で、女優活動を再開した奥菜さんの間には、次第にスレ違いも多くなったとされる。  今年5月には、女性誌が藤田氏の愛人疑惑を報道。藤田氏には、奥菜さんとの結婚前に婚約者がいて、結婚後も2人が会い続けているという内容だった。  ただ、藤田氏は「独身時代の元恋人」と否定。奥菜さんも「(夫から)聞いていたし、(夫婦仲は)大丈夫」と語り、夫婦の円満ぶりをアピールしていた。  22日、藤田氏は芸能リポーターの梨元勝氏に直撃された際も、「(離婚と)女性問題は関係がありません。愛人なんていません。あの時は本当に離婚するなんて思っていませんでした」と改めて否定してみせた。  それでも、関係者の間では、離婚説が囁かれ続けていた。一部では、奥菜さん側の問題も指摘されていたからだ。  演劇関係者は「今回の離婚には、奥菜さん側にも原因があるのではないか。復帰作『シャッフル』の共演者と親密な関係がささやかれていましたから…」と明かす。  また、芸能ジャーナリストの井上公造氏は、今回の破局について「ジュディ・オング、マリアン、坂口良子が離婚したように、女優と実業家は結婚しても、うまくいかないことが多い。藤田氏は奥菜さんに家にいてほしくて、子供もほしかった。女優は同じ仕事にかかわっている人と結婚しないとうまくいかない」と話している。 ■サイバーエージェント 本社・東京都渋谷区。平成10年3月、藤田晋氏が24歳で設立。メールマガジンなど、インターネットメディア運営による広告収入や、広告代理事業、イーコマース事業の物販や課金などを主な収益源とする。12年に東証マザーズに上場、16年9月期決算では売上高117億円、営業利益17億円、最終利益40億円と黒字化した。17年3月中間期は、増収ながら先行投資の拡大で減益となった。資本金65億円。連結従業員は約1000人(今年3月現在)。
ZAKZAK 2005/07/23

-奥菜恵「芸能界引退」で囁かれる“疑惑” 6月4日10時0分配信 日刊ゲンダイ  いったい、何が隠れているのか――。芸能界引退を発表した奥菜恵(27)の周辺で疑問の声がささやかれている。  奥菜は「芸能界に疲れた」と漏らし、所属事務所も「本人から申し入れがあり、辞めるのは事実」と引退を認めている。5月いっぱいで今の事務所を辞め、“一般人”として第二の人生を歩むというのだが……。 「奥菜の所属事務所は今年の4月頃から引退を視野に入れて動いていました。本人にヤル気がなくなった上、いつまたスキャンダルを報じられるか分からない状態だったため、早めに手を引きたがっていたのです。芸能プロ関係者や広告代理店にも近いうちに引退することを通達してありました。奥菜のCMやレギュラー番組が一本もなかったのはそのためです」(マスコミ関係者)  しかし、奥菜の動きは不自然だ。引退発表の当日に発売された「週刊朝日」の表紙に登場。さらに、出演が決まっている来年公開のハリウッド映画「シャッター」をPRしている。引退ムードがまるで感じられない。 「映画については今の事務所が間に入っているし、週刊誌の表紙に掲載されたのも特別な意図はありません。ただ、彼女は芸能界から完全に身を引くつもりはない。独立や移籍は否定しているといいますが、仕事をしなければ食べていけませんからね。水面下で奥菜をバックアップしている人物がいるのではないか」(芸能記者)  芸能リポーターの梨元勝氏も「奥菜は知り合いの舞台関係者に“舞台のプロデュースをやってみたい”と漏らしたり、映画の打ち上げで“事務所を辞めるけど、よろしくお願いします”とあいさつしている」という。やはり“一般人”になるつもりはないようだ。  奥菜は2年前までIT企業「サイバーエージェント」の藤田晋社長と結婚していた。今も若手IT社長との交際のウワサがある。周辺には奥菜に群がる人物もたくさんいる。奥菜の芸能界復帰も時間の問題か。
日刊ゲンダイより

 

(資料-wikipediaより引用抜粋)

金曜ドラマシアター『パ★テ★オ』(1992年 フジテレビ)
『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(1993年 フジテレビ)
『真夜中を駆けぬける』(1993年 朝日放送)
世にも奇妙な物語「時の女神」(1994年 フジテレビ)
「先生の『あんなこと』」(1996年 フジテレビ)
花王 愛の劇場『とっても母娘(おやこ)』(1995年 TBS)
『禁じられた遊び』(1995年 よみうりテレビ)
ドラマ新銀河『ワイン殺人事件〜25歳の夏〜』(1995年 NHK)
『若葉のころ』(1996年 TBS)
金曜ドラマ『君が人生の時 〜The Time of Your Life〜』(1997年 TBS)
月曜ドラマ・イン『ふたり』(1997年 テレビ朝日)
『青の時代』(1998年 TBS)
『走れ公務員!』(1998年 フジテレビ)
『蒲生邸事件』(1998年、2000年 NHK)
大河ドラマ『元禄繚乱』(1999年 NHK)
『天国に一番近い男』(1999年 TBS)
『天国のKiss』(1999年 テレビ朝日)
『砂の上の恋人たち』(1999年 関西テレビ)
『花村大介』(第11〜12話)(2000年 関西テレビ)
『別れさせ屋』(2001年 よみうりテレビ)
『新・星の金貨』(2001年 日本テレビ)
『恋するトップレディ』(2002年 関西テレビ)
カネボウ木曜劇場『ぼくが地球を救う』(2002年 TBS、友情出演)
『ビギナー』(2003年 フジテレビ)
『共犯者』(2003年 日本テレビ)
秋の恋愛必勝ドラマスペシャル『小悪魔な女になる方法』(2005年 フジテレビ)
『今夜ひとりのベッドで』(2005年、TBS)
『時効警察』(第5話)(2006年 テレビ朝日)
『医龍-Team Medical Dragon-』(第8話)(2006年 フジテレビ)
『相棒(Season V)』(第1話)(2006年 テレビ朝日)