占星コラム


2006/11/14 山本モナTBSニュース23降板について

 

9月29日発売のFRIDAYで、山本モナ・新アナウンサーと民主党議員・細野豪志氏の不倫写真が掲載されたことは、日本国民のかなりの数の人が知っているかもしれない。
山本モナアナは直ぐに体調不良を理由に番組を欠席し、10月23日付けで、所属事務所(オフィス北野)を通じて番組を降板したのである。

出生時間が分からないため、12:00でチャートを作成すると、現在のダシャーが木星/金星期に含まれているのが確認できるが、実際に
山本モナアナは現在、木星/金星期にいるのではないかと思われるのである。
というのは、今回の不倫騒動では恋愛・パートナーのカラカである金星の傷つきがダシャーにおいて確認できると予め予想しつつチャートを作成したのであるが、12:00で作成すると、現在、ちょうど木星/金星期になったのである。

ダシャーロードの木星から見て金星は3、8室支配の機能的凶星であり、10室に在住している。そして、ナヴァムシャにおいても金星は木星から見て3、8室支配の機能的凶星で傷ついている。金星が射手座に在住する場合、射手座から見て金星は6、11室を支配する機能的凶星になるため、あまり良いイメージはないのである。

この傷ついた金星が10室に在住しているのを見るとき、今回の不倫写真がFRIDAYに掲載され、日本中のお茶の間に報道されて、知れ渡ってしまうという、非常に大げさな話になってしまったのがこの10室の働きによるものだと思うのである。10室には”有名”という象意があり、また”注目を浴びる大舞台”を表すのである。従って、もし10室に吉星が在住している場合、もし惑星が傷ついていない場合、有名になり注目を浴びて、名声を得るのであるが、凶星が在住している時、悪名を世間にとどろかすのである。

今回の場合、3、8室支配の金星が10室に在住しており、3室(マスコミ)、8室(中断、挫折)、10室(仕事)という今回の出来事の象意に一致している。もともと、魚座ラグナの人は金星が3、8室を支配するため、恋愛運はよくないのである。

さらに月をラグナとすると、金星は1、6室を支配し、8室に在住している。ここでも金星は6室支配で8室に在住することで6室と8室の絡みが生じている。6室と8室の絡みは犯罪を免れ得ないとラオ先生は言っている。今回の報道とそれに続く社会的反応はまるで二人に対して犯罪者のような扱いである。6室(批判)、8室(苦悩)が絡んで非常に厳しく不遇な状況を表している。

また太陽から見ると、金星は5、10室を支配して12室に在住している。その人の仕事運を見る際には太陽をラグナとするが、太陽から見て、5室(学習の機会)と10室(仕事)が12室(損失)に在住しており、彼女が学習の機会と仕事の両方を同時に失ったことを示している。
さらに見ていくと彼女の金星は火星から8室目のアスペクトを受けており、逆行する土星からもアスペクトを受けて傷ついている。また、ナヴァムシャでも金星は土星とコンジャンクトした月、太陽から3、8室を支配する火星からアスペクトされている。

このように彼女の金星は非常に傷ついていることが分かる。そして、今まさに木星/金星期であると思われるため、木星をラグナとした際に、傷ついた金星が10室に在住していることから、不倫報道という形で恋愛に絡んで有名になり悪名をとどろかせてしまったのである。

7室の支配星である火星はラグナに在住して、ラグナロードの金星にアスペクトしていることから、彼女に対してはパートナー側からの熱心なアプローチがあると考えられる。

金星と火星の絡みは性的関係を表す絡みであり、8室も性的魅力を表すハウスである。月から見て8室にラグナロードの金星が在住し、7室支配の火星からアスペクトされているのは非常に性的な関係を表しており、セックススキャンダルを想起させる配置である。
そして、ナヴァムシャでも火星の星座に在住する金星に対して、8室支配の火星がアスペクトしている。

FRIDAYに写真が掲載された9月29日のトランジットを見ると、木星から見て金星が在住する10室を月が通過中であり、 まさにこの日に彼女が不倫スキャンダルで全国的に有名になったことを表している。

そして、月から5室、木星から見て7室に金星、火星、ケートゥ、太陽がトランジットしていたようである。太陽は1ヵ月ごとのその人自身を表すことから、まさにこの不倫が暴露されたこの時期に不倫の真っ只中にいたことを示唆している。

因みにFRIDAY 9/29日付の記事によると、以下のように記されている。

『・・・・実は、モナには朝日放送時代にも似たような経験がある。ニュースキャスタ ーを務めていた彼女が、突然退社し、フリーに転身する時のことだ。表面上は 「母親の看護のための上京」とされたが……。 「彼女は俳優の椎名桔平との不倫の噂があり、週刊誌にも『椎名夫婦不仲の原 因』と名指しされていました。結局、噂が広がりすぎて局に居づらくなってしまったんです。また、局内の男性キャスターとの“関係”は局内外でも有名な話でしたし、彼女を知る同僚らにしてみれば『また、やった』という感じです 」(朝日放送関係者) ・・・・』

この記事の中のフリーに転身とは2005年6月に朝日放送を退社し、オフィス北野へ移籍した時期を指している。
2005年6月が木星/金星期に入った始めの頃である可能性はあるが、この時期は金星のアンタルダシャーやプラティアンタルダシャーが関わっていたのではないかと思われる。

カルマは何度も同じパターンを繰り返すのであり、山本モナの場合は不倫が公になり、職場に居られなくなるというパターンを繰り返しているようである。

 

次に民主党議員の細野豪志氏のチャートであるが、彼に関しても出生時間が分からないため、12:00で作成したが、彼の場合も不倫が暴露されたことで、全国的に悪名をとどろかせてしまったのであり、ダシャーには10室が絡んでいると予想されるのだが、現在、月/土星期である可能性は高いと思われる。

土星は月、太陽、金星(恋愛、パートナー運を見る際にラグナとする)から見て、6、7室支配の機能的凶星であり、10室に在住して、こちらも悪名を世間にとどろかすことを表している。7室は性的関係やパートナー関係を表し、それが公に暴露される(10室)、皆に知れ渡る(10室)ことを表している。現在、マハダシャー月期であるため、月、太陽、金星、ダシャーロードから見て、6、7室支配の土星が10室に在住していることになり、かなり6、7室という象意が強調されていることが分かる。土星は機能的凶星であり、世間や後援会の批判やバッシング(6室)に晒される結果となっている。ナヴァムシャを見ると月、太陽から見て、12室で10室支配の土星が減衰しており、彼もまた政策調査会長代理職を辞任するなど、職務的に日陰に退かなければならない苦しい立場に追い込まれている。

そして、9月25日のFRIDAYへの写真掲載からおよそ1ヵ月後の11月1日より、トランジットの土星が獅子座に入室し、彼にとってはサディサティの最も厳しい時期に突入していくのである。今回の出来事がきっかけとなって、これから2年半の間、不遇の時期を忍耐しつつ過さなければならないことが示されている。彼の太陽に土星がトランジットし、プライドや自信が土星の抑圧を受けて萎縮し、本当に試練の時期になりそうである。
然し、ラシでもナヴァムシャでも土星に対して木星がアスペクトしていることはプラス面と考えられ、彼が議員を辞職せずに済み、離婚をせずに済んでいるのはこのためかもしれない。彼は仕事を失わずに何とかこの場をしのぎそうである。
然し、山本モナの方は金星に対して木星はアスペクトしておらず、仕事が中断し復帰の目処は立っていない。彼女の方が仕事を失い、社会的に見てダメージ大である。

9/29日付のFRIDAYには以下のように記されている。

『・・・・「実は、細野先生には以前にも浮気騒動があったんです。その時も奥さんにバレて大騒ぎになったんですが、なんとか収拾しました。でも、今回はさすがに 怒り心頭で、『今度こそ離婚する』という話まで出ています」(地元後援会関係者) ・・・・』

カルマは繰り返すのであり、やはり、細野議員の場合も、性的関係が公に暴露されるというパターンを繰り返しているようである。

 

 

(資料)

山本モナ 民主党衆議院議員と不倫

不倫熱愛が発覚した民主党・細野豪志衆議院議員(左)と、NEWS23のフィールドリポーター山本モナ  キャスター陣をリニューアルして25日にスタートしたばかりのTBSの報道番組「筑紫哲也 NEWS23」がいきなり“ニュース”の発信源になった。フィールドリポーターに抜てきされた山本モナ(30)が不倫現場をキャッチされたもので、29日発売の写真誌「FRIDAY」が報じている。相手は民主党のホープとして期待される細野豪志衆院議員(35)で、妻子ある身。2人はそれぞれ「反省」のコメントを出した。  元NHKアナウンサーの膳場貴子キャスター(31)とともに鳴り物入りで「NEWS23」に仲間入りを果たした山本が、いきなりお騒がせだ。  「FRIDAY」によると、山本と細野氏は8月下旬に東京・南青山でデート。路上で熱いキスを交わしている場面をはじめ、今月19日にも細野氏が山本のマンションに消え、一夜を過ごした経緯が掲載される。フィールドリポーターが逆にリポートされた形だ。  ノルウェー人の父と日本人の母との間に生まれた山本は、大阪・朝日放送を昨年退局して上京。フリーとしてテレビやラジオで活躍し、今回の起用となった。エキゾチックな顔立ちの美女で、お茶の間の評判も上々。今回の件については所属するオフィス北野を通じて「細野さんは今年春に仕事で知り合った友人の1人ですが、今回こうした写真を雑誌に掲載されたことは残念であり、軽率だったと深く反省しています。今後は自らを律し、襟を正してまいります」とコメント。  突然のスキャンダルに困惑のTBS。広報部では「プライベートに関することなのでコメントは差し控えたい。今後も予定通り出演する運びで、降板という話は聞いていない」と話した。  一方の細野氏もファクスで反省の弁。「支援者の皆さま、山本さん、民主党関係者に多大なるご迷惑をおかけし、大変、申し訳なく思っております。私の不徳の致すところであり、深く反省しております。今後は、信頼を取り戻すべく、国政に全力を尽くす所存であります」としている。  細野氏は民主党政調会長代理の要職に就いたが、イケメンで女性層にも人気のあるセンセイだけに影響が懸念される。  山本は28日夜の「筑紫哲也 NEWS23」に通常通り出演し、淡々とニュース原稿を読み上げた。番組冒頭で、不倫報道についてコメントを出したりすることはなかった。

 ◆山本 モナ(やまもと・もな)1976年(昭51)2月11日、広島県生まれの30歳。学習院大学卒業後に大阪・朝日放送にアナウンサーとして入社。「熱闘甲子園」などを担当。05年に同局を退社し、フリーアナとして上京。TBSラジオ「アクセス」のナビゲーターなどで活躍。特技は英語、趣味はイタリア語、ワインなど。1メートル68、B89、W60、H90。血液型A。  

◆細野 豪志(ほその・ごうし)1971年(昭46)8月21日、京都府生まれ。京都大学法学部卒業後、三和総合研究所研究員を経て、00年に民主党公認で静岡7区(現在の静岡5区)から出馬し初当選。連続当選3回。前原誠司前代表の側近として知られ、辞職した永田寿康氏の偽メール問題では沈静化に努めた。「ビートたけしのTVタックル」(テルビ朝日)などにも出演。96年に結婚。娘1人。

[ 2006年09月29日付 紙面記事 ] スポニチ芸能

 

新幹線で“京都お忍び旅行”も発覚 『NEWS23』キャスター 山本モナ&細野豪志【民主党代議士】「不倫路上キス 」の波紋

お茶の間から永田町まで、世間を大激震させた 美人ニュースキャスターとイケメン代議士の不倫愛。 二人を乗せた“ラブトレイン”の行き着く先はさておき、 TBS、民主党をも巻き込み、大きな波紋を呼んでいる。  路地裏のレストランから出たモナは、弾むように駆け出し、後に続く細野セ ンセイを振り返る。それが合図かのようにセンセイはそっと近づき、モナの腰 を抱き寄せる。二人の視線が絡まり、互いに瞳を閉じた次の瞬間……。  先週本誌がスクープした山本モナ(30)と細野豪志衆議院議員(35)の「不倫愛 」が、大きな反響を呼んでいる。  かたや、元朝日放送のアナウンサーで、リニューアルしたTBS『NEWS23』 に抜擢された美人キャスター。かたや、民主党のホープといわれ、甘いマスク で主婦層の人気を集める妻子あるイケメン代議士。二人は、お互いの立場を省 みぬスキャンダラスな関係を築いていたのだ。  二人の「不倫愛」を振り返ってみよう。  熱いキスシーンを演じたのは、8月下旬のことだった。この後、モナのラジ オ番組収録のためにいったん二人は別れるが、深夜0時を回る頃、細野センセ イはモナの自宅マンションを訪れていた。その1ヵ月後、再びセンセイはモナ のマンションを訪れる。モナとセンセイはともに一夜を過ごし、翌朝、一緒に 品川駅へ向かうと、同じ博多行きの新幹線「のぞみ」に乗り込んだのだった。  先週号では、二人がどこに向かったかは明らかにしていない。実は、二人が 向かったのは、仕事先でもセンセイの地元である静岡でもなく、京都だった。 「20日の昼頃、二人が清水寺の近くで買い物をしているところが目撃されてい るんです。活動の拠点を東京に移したとはいえ、モナは関西ではかなり有名で すからね。相手が政治家だって気付く人もいたようです」(芸能プロ関係者)  モナにとっては番組リニューアル、細野センセイにとっては国会幕開け。多 忙な日々を目前に控え、二人はプライベートで束の間の逢瀬を楽しんでいたの だ。  本誌報道後、二人はそれぞれ「深く反省しております」とコメント。センセ イは政調会長代理職の進退届けを提出した。一方、モナに関してはいまのとこ ろ降板の予定はないという。だが、TBS局内における反響は当然のごとく大 きい。 「今年1月に青木裕子アナの不倫が報じられた際、彼女には特に処分は下りませんでした。そのことがあり、モナも『即、降板』とはならなかったんです。 ただ、アナウンス室の反応は特に厳しく、30代の某女子アナなんかは『社外の変な女を使うから、こんなことになるのよ!』と怒り散らしています」(TBS関係者) 実は、モナには朝日放送時代にも似たような経験がある。ニュースキャスタ ーを務めていた彼女が、突然退社し、フリーに転身する時のことだ。表面上は 「母親の看護のための上京」とされたが……。 「彼女は俳優の椎名桔平との不倫の噂があり、週刊誌にも『椎名夫婦不仲の原 因』と名指しされていました。結局、噂が広がりすぎて局に居づらくなってし まったんです。また、局内の男性キャスターとの“関係”は局内外でも有名な 話でしたし、彼女を知る同僚らにしてみれば『また、やった』という感じです 」(朝日放送関係者)  一方の細野センセイのほうも、政調会長代理を辞するだけでは済みそうにな い。 「実は、細野先生には以前にも浮気騒動があったんです。その時も奥さんにバレて大騒ぎになったんですが、なんとか収拾しました。でも、今回はさすがに 怒り心頭で、『今度こそ離婚する』という話まで出ています」(地元後援会関 係者)  さらに影響を与えるのが、今月22日に行われる衆院統一補選である。 「自民党の中川秀直幹事長は過去に女性スキャンダルがあった。入閣した松岡 利勝農水相は食肉偽装で名前が挙がり、久間章生防衛庁長官も暴力団との黒い 交際が取り沙汰されました。党内でも『閣僚がこの面子メンツでは補選は勝て ない』と言われていました。でも、今回の不倫騒動でわからなくなった。民主 党にとっては最悪のタイミングですよ」(全国紙政治部記者)  どうする、小沢一郎。

FRIDAY 9/29日付