研究コラム

 

 


2004/9/22 安倍 晋三(あべ しんぞう)のチャート

 

(安倍 晋三 1954/9/21 山口県大津郡 時間不明)

 

彼は安倍晋太郎の次男であり、岸信介の外孫で、佐藤栄作は大叔父に当たるという名門の出身である。

当選3回にして自由民主党の幹事長に就任し、小泉政権を支えた中心人物であり、今、幹事長のポストの辞意を表明している。幹事長を辞めるというのは次に備えているようであり、

次の展開に関して、何を見据えているか注目される。北朝鮮に対する強行な姿勢など政治的スタンスについてはタカ派と呼ばれる。

チャートを一覧すれば彼が総理大臣級の非凡な人物であることが分かる。

出生時間が分からないため、12:00で作成しているが、チャンドララグナで検証すると、天秤座で9室支配の土星が高揚、5室支配でムーラトリコーナに在住する金星とコンジャンクトしており、土星と金星が取りうる最高のコンビネーションを形成している。高揚する土星は蟹座で高揚し、ヴァルゴッタマの木星にアスペクトしており、また水星も度数は外しているが高揚の座に在住している。

太陽とコンジャンクトし、ブッダアディチャヨーガを示している。

ナヴァムシャも金星高揚、月高揚、木星高揚、土星がムーラトリコーナであり、まるで偉大な聖者のようなチャートである。

ラシの太陽から見ても2、9室支配の金星が2室で5室支配の土星とコンジャンクトし、非常に強いダナヨーガを形成している。2室は故郷の農園を表し、家族など両親や家柄から来る富を表す。大企業の社長など、生まれつきの家柄、地位により既に富を所有していることを示す。

月から2室目にも木星がヴァルゴッタマで高揚している為、やはり、家柄の富、王族の家に生まれたような配置である。

彼は本来、蟹座、天秤座が強く争いよりも調和を求めるタイプに思えるが、射手座に在住する火星とラーフによって表されるものが彼の好戦的なタカ派的な態度を表すものかもしれない。

火星は太陽からみて、3、8室支配の機能的凶星であり、月からも6、11室支配の機能的凶星である。ナヴァムシャにおいては、太陽から見て、3、10室支配の機能的凶星、月から見て、7、12室支配の中立に近いがマラカを支配する機能的凶星であり、敵対星位の乙女座に在住している。そして、火星はラーフによってその凶意を増している。

彼の北朝鮮に対する強硬な態度は、まるで訴訟を起こす弁護士のようであるが、しかし、高揚する土星が火星にアスペクトし、その行き過ぎを抑えているとも読むことができる。

彼は北朝鮮の死亡報告書を読み、その内容の間違えを指摘するなど、非常に洗練された緻密な仕事をしており、乙女座で強い水星が正確で緻密な仕事をしている。

また彼のHPは、トップページにUNIXのコマンドが模様として描かれており、また今流行のウェブログも進んで取り入れているところを見ると、彼はITに強い優秀なスタッフを抱えており、

高揚する土星、定座ではあるがムーラトリコーナや高揚に近い水星の力が発揮されている。

そして、ドレッカーナやダーシャムシャを見ても、土星、木星が非常に強いのが確認できる。

このようなチャートはめったに見られない非常に強いチャートである。

 

(以下はウェブからの抜粋)

略   歴 1954年(昭29年)9月21日 安倍晋太郎・洋子夫妻の二男として生まれる。 1977年(昭52年)3月 成蹊大学法学部政治学科卒業。 南カリフォルニア大学政治学科留学。 1979年(昭54年)4月 株式会社神戸製鋼所入社、1982年11月退社。 1982年(昭57年)11月 外務大臣秘書官(安倍晋太郎秘書)。 1991年(平 3年) 7月 故安倍晋太郎後継者として安倍晋三後援会事務所を各地に発足。 1993年(平 5年) 7月 衆議院議員に初当選、以来連続4回当選。 1993年(平 5年) 8月 外務委員に指名される。 2000年(平 12年)7月 第2次森内閣 官房副長官に就任。 2001年(平 13年)1月 第2次森改造内閣 官房副長官に就任。 2001年(平 13年)4月 小泉内閣 官房副長官に就任。 2002年(平 14年)10月 小泉改造内閣 官房副長官に就任。 2003年(平成15年)9月 自由民主党 幹事長に就任。

安倍 晋三(あべ しんぞう、1954年9月21日 - )は、日本の政治家。自由民主党に所属する衆議院議員。「晋三」という名前であるが、安倍晋太郎の次男である。岸信介の外孫で、佐藤栄作は大叔父に当たる。参議院議員の岸信夫は実弟。 成蹊大学法学部政治学科卒。自由民主党幹事長。第一次小泉内閣の前内閣官房副長官。 神戸製鋼所社員、外務大臣秘書官を経て1993年に衆議院議員として初当選を果たす。2003年秋から自民党幹事長。