研究コラム

 

 

 


2004/8/5 清水健太郎のサディサティ

1952/10/11 時間不明 福岡

歌手で俳優の清水健太郎(52)が覚せい剤の現行犯で逮捕された。83年、84年に大麻で逮捕され、95年に覚醒剤で逮捕、そして、今回覚醒剤で逮捕と3回目の逮捕のようである。

現在、トランジットの土星は双子座26°28'付近にあり、25°〜27°付近にあると思われる出生の月に緊密にコンジャンクトしており、サディサティのもっとも厳しい時期である。

月はケーマドルマヨーガで、火星と土星からアスペクトされており、木星からのアスペクトは受けておらず、非常に傷ついている。月から4室目に土星が在住して月にアスペクトを返していることから、家庭の重圧、抑うつ的な心が示され、海王星のコンジャンクトなども見られ、薬物中毒などを暗示している。火星は月にアスペクトし、過激な行為、反社会的行為などを示す。

83、84、95年には土星は月に対して3番目もしくは10番目のアスペクトもどちらもしていないので、ダシャーで麻薬逮捕が示されているか確認するが、その際、アセンダントを乙女座に設定した。

乙女座に設定すると、今回の逮捕と95年の覚醒剤逮捕は、アンタルダシャーが土星になり、海王星、太陽とコンジャンクトし、抑うつ、自我肥大、薬物中毒などの象意結合として説明できるからである。

また乙女座に設定すると、2室に2、9室支配のムーラトリコーナの金星と1、10室支配の水星がコンジャンクトすることになり、歌手や声優などでの活躍や、2枚目であることなどを説明できる。ラグナが星座の境界線上にある場合、両方の星座をアセンダントにして検討できることから、おそらく、乙女座ウッタラパールグニーもしくは、獅子座ウッタラパールグニー付近であると思われるが、獅子座ウッタラパールグニーであれば3室で、3、10室支配のムーラトリコーナの金星が2、11室支配の水星とコンジャンクトする形になり、これでも映画俳優などで活躍したことを説明できる。

83年、84年に関しては、アンタルダシャーは土星ではないので、また主観的テーマが違うのかもしれない。

いずれにしても現在、土星が双子座の最後の度数をトランジットしており、中島らも、根津甚八にしかり、プナルヴァスに月が在住している人々にかなり厳しい体験を与えていることが確認できる。

 

 

 

 

 

 

 

(下記のように清水健太郎麻薬逮捕ほぼ10年周期説を唱えている人もいる)

清水健太郎麻薬逮捕ほぼ10年周期説  清水健太郎がまた捕まった。若いカミさんとの2度目の離婚が応えたか。 1976年デビュー、 83年、86年に大麻で逮捕、 95年に覚せい剤で逮捕、 そして今回(04年)覚せい剤で逮捕と、86年以降はデビューからほぼ10年周期で逮捕されている。  この間、王が世界新の756号ホームランを打ち、キャンディーズが解散し、ジョン・レノンが射殺され、天安門事件が起こり、ソ連が崩壊し、阪神大地震、地下鉄サリン事件があり、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争が起こった。  これだけ、世の中に目まぐるしい変化があっても、十年一日のごとく変わらない清水健太郎の存在、こう言ってはなんだけど、10年周期でニュースを聞く度に、何かほっとするものがある。みんなが時代にあわせて変われる訳じゃないってことを教えられ、少し気がラクになる。勝手にラクになってもどうかと思うが。

下記はウェブ上の記事から抜粋。

清水被告に懲役3年求刑 「規範意識まひ」と検察 (共同通信)  東京都台東区の自宅で覚せい剤を使用したなどとして、覚せい剤取締法と麻薬取締法違反の罪などに問われた俳優清水健太郎(本名園田巌)被告(51)の初公判が2日、東京地裁(高山光明裁判官)で開かれ、清水被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。  検察側は懲役3年を求刑して即日結審した。判決は9日。  検察側は論告で「俳優、歌手としての被告の犯行が一般社会に与えた影響は大きい。既に2回有罪判決を受け、二度と覚せい剤を使わないと誓っていたにもかかわらずさらに繰り返しており、規範意識は完全にまひしている」と指摘した。  論告によると、清水被告は5月28日、自宅で覚せい剤を使用したほか、5月上旬から下旬にかけて合成麻薬MDMAを使用した。 [ 2004年8月2日18時23分 ]

清水健太郎容疑者また逮捕 麻取部、覚せい剤現行犯で  関東信越厚生局麻薬取締部は31日までに、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、東京都台東区寿4丁目、俳優の清水健太郎(本名・園田巌)容疑者(51)を逮捕した。  調べによると、清水容疑者は29日午後1時35分ごろ、自宅でビニール袋に入った覚せい剤約0・24グラムを持っていた疑い。  調べに対し、清水容疑者はあいまいな供述を繰り返しているが、麻薬取締部は自分で使用するために持っていたとみて、入手経路などを追及している。  清水容疑者は1976年、「失恋レストラン」で歌手デビュー。レコード大賞新人賞などを獲得、俳優としても活躍していたが、83、86年に大麻取締法違反容疑で逮捕された。95年、覚せい剤などを持っていたとして、覚せい剤取締法違反などの罪で、東京地裁から懲役1年6月の実刑判決を受けている。(共同通信) [5月31日11時43分更新]