研究コラム
2004/7/17 イエローキャブ・野田社長のチャート
イエローキャブの野田社長の金星は強力である。ラシで魚座27°06'に在住し、ほぼ高揚度数の27°ちょうどに在住している。そして、ナヴァムシャで魚座で、ヴァルゴッタマで、またアートマカラカで、アマティアカラカの火星とジャイミニアスペクトを組んで、ジャイミニラージャヨーガを形成している。ラシでもナヴァムシャでも金星、火星ともにヴァルゴッタマであるから、相当強い配置である。
金星は月から見て、ラージャヨーガカラカで、3室芸能で、9室支配の水星とコンジャンクトし、高揚する金星と水星で、ニーチャバンガラージャヨーガを形成する。
水星と金星で、若くて美しい女性たち。そして、3室なので、芸能界、グラビアなどの出版媒体、女優などの芸能界にコンテンツ、素材(女優)を提供する仕事を表示している。金星は10室の支配星であるので、やはり、10室支配の金星が3室に在住することは放送、出版など情報媒体の仕事を指している。彼は「巨乳バカ一代」という本を出版しており、書籍の出版も3室が影響していると考えられる。
今回のケースでもチャンドララグナが機能していることが分かる。そして、彼の月から6室目は火星、土星、ラーフが在住しており、山羊座の月から見て、6室目で凶星が惑星集中している。従って、猛烈に働く、サラリーマン社長であり、休むことなく働いた結果、今の地位を築いたと思われる。
木星は社会性を表すので、彼の木星は天秤座に在住しヴァルゴッタマであるが、飲んだり遊んだりする社交の才があるかもしれない。
また天秤座の木星は機能的凶星化し、また自由奔放で放縦で快楽主義的な社会性の中で、木星の道徳心がかなり失われるようである。
彼の金星と火星のジャイミニラージャヨーガだが、金星と火星のコンビネーションは通常、性的な関係における過激なアプローチを示している。彼のプロモーションは、グラビアで巨乳ギャルを攻撃的に売り込んでいく過激な手法であり、当に金星と火星のコンビネーションに思える。
川村ひかるによれば、グラビア撮影中に、野田社長が事務所が別で関係ないのに突然現われ、いきなり、胸をわしづかみにされたというエピソードがあるそうである。いかにも金星と火星のコンビネーションである。
イエローキャブの面々と野田社長・右
ウェブより経歴を抜粋
【筆者のプロフィール】 野田義治 (NODA,Yoshiharu) 芸能事務所、イエローキャブ社長。 1946年、広島生まれ。芸能プロのマネージャーを経て、1980年にイエローキャブを設立。故・堀江しのぶに始まり、かとうれいこ、細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりや、小池栄子、佐藤江梨子、MEGUMI、根本はるみなど、数々の巨乳タレントを発掘し、育て上げている。グラビア界を引っ張り続けている業界の名物社長。近著に『巨乳バカ一代 胸の谷間から見た野田流成功法則70』(日本文芸社)。