錦織圭・ウィンブルドン2回戦棄権について

錦織圭がウィンブルドンの2回戦を棄権したことが報じられている。

先日、私は錦織圭の出生図を検討したが、その際、以下のように記している。

『(略)従って、今年の夏頃から、いつもにも増して、世間の注目を浴び、更に大舞台で戦うことになる。
土星は1室を通過して、肉体に容赦ないプレッシャーをかけ続けるのであり、非常に厳しい仕事の時期である。(略)』

NishikoriKei_photo2 今年(2015年)の7月14日から木星が獅子座に移動すると、今まで木星は蟹座から蠍座の土星にアスペクトしていたが、獅子座からはアスペクトしない。
従って、現在、錦織圭の1室(身体)を通過中の土星はラグナとラグナロードの火星に対して、重い負荷をかけ、そこに木星の保護は働かないのである。

NishikoriKei_chart 然し、その一方で、木星は10室を通過して、10室(大舞台)に土星と木星はダブルトランジットするのである。

従って、これまでにも増して、その一挙手一投足が全国民から注目されるのである。

その為、錦織圭としては、皆の期待に応えられなかったという苦渋の想いで、棄権を選択しなければならなかったことがよく分かる。

ヴィムショッタリダシャーは現在、2015年5月23日から火星/土星期である。

土星は3、4室支配でマラカの2室に在住し、8室(中断)にアスペクトしている。
トランジットの場合、ダシャーの支配星のトランジットと、ダシャーの支配星へのトランジットが重要である。

マハダシャーロードの火星は、出生図ではラグナロード(身体)であるが、8室(中断)をトランジットし、肉体の表示体である太陽も8室(中断)を通過して、アンタ
ルダシャーロードの土星にアスペクトしている。

アンタルダシャーロードの土星は1室を通過して、ラグナロードで1室に在住する火星と接合している。

そして、土星は6室支配の火星と接合しているが、トランジットの木星はまもなく獅子座に入室するので、獅子座から6室にアスぺクト(2か月前から効果発揮)してい
る。

従って、6室(怪我)にダブルトランジットが生じている
現在、錦織圭は木星が獅子座を通過している間、木星と土星は6室にダブルトランジットする為、怪我による試練を受けやすい時期にいるといえる。
今回は、ラグナロードの火星や肉体の表示体の太陽も8室を通過しているため、特に今のタイミングは棄権(8室)のタイミングであったと言うことができる。
土星が獅子座を通過し続ける2016年8月までは火星/土星期で、土星は1室(身体)を通過し続け、その間、6室(怪我)にダブルトランジットが形成され続ける。

従って、錦織圭にとって、この夏のシーズンと、それ以降、暫くは厳しい戦いを強いられそうである。



因みに私の周囲に蠍座ラグナの人が大勢いるが、皆、木星が獅子座に入室する今のタイミングで、
何か身体的にしんどそうなのである。その人たちの表情を見ると非常に曇った辛そうな表情をしている。

これは明らかに土星が蠍座ラグナ(身体)に単独で影響を始めたことを意味している。

やはり、木星の獅子座への入室の効果が徐々に徐々に表れてきていると言うことができる。

私は牡羊座ラグナであるが、牡羊座ラグナの場合、8室は蠍座になるが、この8室への土星の単独での影響の効果は、やはり働き始めている。それを最近、非常に強く体感し、様々な変化が生じて来ている。

これについてはまた別の機会に取り上げてみたいと思うのである。
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<ウィンブルドン>「試合できないのが悔しい」錦織選手棄権
毎日新聞 7月1日(水)23時43分配信

【ロンドン浅妻博之】男子テニスの錦織圭選手(25)=日清食品=が1日、ウィンブルドン選手権シングルス2回戦を左脚のけがのため棄権することを発表した。世
界ランキング60位のサンティアゴ・ヒラルド選手(コロンビア)と対戦予定だった錦織選手は、記者会見で「朝から痛みがあった。数ゲームして痛めるのが見えた。試
合をできても勝てることはない。試合ができないのが悔しい」と語った。

錦織選手は昨年の大会は16強。今大会は1968年のオープン化(プロ参加容認)以降、日本勢最高の第5シードで臨み、6月29日の1回戦で世界55位のシモー
ネ・ボレリ選手(イタリア)にフルセットの末に勝利。一方で前哨戦のツアー大会で左ふくらはぎを痛め、1回戦で最終の第5セットに治療のためタイムアウトを取って
いた。試合後に状態が回復せず、棄権した。

錦織選手は1回戦の勝利で、アジア勢で初めて生涯獲得賞金が1000万ドル(約12億円)を突破することを確実にしていた。
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錦織 苦渋の決断 1回戦「3セットで終わらせていれば…」
スポニチアネックス 7月2日(木)0時30分配信

男子テニスの錦織圭(25=日清食品)は1日、ウィンブルドン選手権シングルス2回戦を左脚のけがのため棄権した。同日のセンターコートの第2試合でサンティア
ゴ・ヒラルド(27=コロンビア)と対戦する予定だった。

――筋は断裂しているのか?

「そこまではないとは思いますけど。先週見たときも画像上は問題なかった。とは言っても痛みがあるのは現状。ハレ(ゲリー・ウェバー・オープン)以上には悪くな
っていない。1、2週間あれば(大丈夫)」

――開幕前の状態はどうだったのか?

「土日はほぼ痛みがなく練習できていて、かなりよくなった。おとといの試合を3セットで終わらせていれば、ここまでダメージは来なかったと思う。3~5セットは
痛みを感じながら試合をしていた」

――痛い動きはあるか?

「だいたい全部。ジャンプも、逆を突かれたときも」

――ケガの原因は?

「急にきたことなので、原因は分からないが、ヨーロッパが長かったし、疲れがたまっていたのかなと思う」

――芝は負荷が大きいか?

「どのサーフェスよりも負荷はかかってくる。少なからず動き、サーブもそうだが、スピードを出すようにしないといけないので(体への)負担はかかる」
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錦織圭が2回戦棄権「このままやっても勝てないと」
日刊スポーツ 2015年7月1日21時35分

世界5位の錦織圭(25=日清食品)が、シングルス2回戦を前に会見を開き、棄権を発表した。

この日、試合前の練習を、約40分行った。その後に「試合と同じ動きをすると痛みが出た。このままやっても勝てないと思った」と、棄権の理由を明かした。

錦織は2週前のハレ(ドイツ)の大会準決勝で左足ふくらはぎを痛め、途中棄権。今大会の1回戦で「3~5セットには痛みを抱えていた。あれが3セットだったら」
と、フルセットになったことを悔やんだ。

次戦は8月3日の米ワシントンDCの大会に出場予定だ。
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錦織の棄権は「賢明な判断」 杉山愛さんが支持し今後に期待
デイリースポーツ 7月2日(木)11時23分配信

テニスのウインブルドン選手権シングルス2回戦を左脚の負傷のため棄権した錦織圭について、テニス解説者の杉山愛さんが2日、公式ブログでその判断を「賢明」と
支持した。

杉山さんは錦織について「1回戦の様子を観る限り、かなり痛みがありそうでしたからね」と、プレーに影響するほどの痛みに耐えている様子を心配していた。

この負傷程度を前提に、杉山さんは「痛みがあるようでは、例え格下の選手と言えども、勝つことは難しくなります。棄権するということは勇気がいることだと思いま
すが、今後のことを考えても賢明な判断だったと思います」と、未練を断ち切って撤退した錦織の判断を支持した。

そして「早く治して、またアメリカのハードコートシーズンで爆発してもらいたいです」と、復活後の錦織に期待した。

杉山さん自身は第1子出産への臨月に入り、この日は出産前最後の大学院の授業を受けてゼミ生仲間たちから、サプライズで少し早い誕生日祝いをしてもらった。
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