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かつて人類は恐竜と共存していた時期があった-聖書考古学者が辿り着いた結論-

先日、私はYOUTUBEの動画を色々と見ていた所、面白い動画を見つけた。

面白いというのは役に立つ有益な動画という意味である。


それは2012年4月30日に浦添てだこ大ホールで行われた「恐竜、ノアの箱舟」(Dinosaur and Noah’s Ark)という題名のロス・パターソン氏の講演の録画である。






このロス・パターソン氏がどのような人物なのか、ネットで検索すると、キリスト教伝道センター、サンライズミニストリーのページに辿り付く。

ロス・パターソンによる説教ということで、聖書考古学の立場からキリスト教の聖書に出てくる物語が実際の史実であることを証明するために実際にノアの箱舟の残骸の遺跡を探して発掘したりしている人物のようである。


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聖書考古学

聖書考古学は、旧約聖書の基本となるような出来事を確認できる紀元前2000年紀頃から新約聖書の成立頃までを範囲とする。地理的にはパレスチナ及びその周辺となる。旧約聖書に記された都市遺跡の発掘、教会や教団の存在した地域の調査を行っている。1947年に、死海西岸の洞穴で発掘された「死海文書」は有名である。

(wikipedia 宗教考古学より引用、抜粋)


聖書考古学とは、聖書に出てくる地名や人物などが実際に存在していたことを科学的に証明しようとする人々で、それなりに理性の裏付けによって議論を進めている点で評価できる。

但し、そうした聖書の科学的な検証をキリスト教への熱心な信仰心によって行なっている印象なのである。

つまり、キリスト教への信仰から現代科学の知識を駆使して、聖書の正しさ、信憑性を証明しようとしている。


そのため、キリスト教を信じない人にもある程度の説得力を持って迫ってくる議論となっている。

例えば、この「恐竜、ノアの箱舟」の中の議論もそうした真剣な議論であり、理性的に科学的に考察している。

それはなにかというと、世界の様々な宗教には似たような「洪水伝説」があるということである。

それはどうやら人類が共通して経験したアトランティス大陸が水没する天変地異を表していたことを推測させる内容である。


現代考古学では現在の様々な堆積した地層は長い年月をかけて徐々に形成されたと考えられているが、ロス・パターソン氏によれば、地層の中には地層を縦に貫いている木の化石が見つかるケースがあることから、それらの地層は、長い年月で積み重なったものではなく、ある時に一気に短期間で積み重なったものではないかという推測をしている。

つまり、そのようなことから昔、「洪水伝説」に象徴されるような何か大きな天変地異のような環境の変化があったことが想定されるということである。


聖書に書かれているノアの箱舟の物語は、そうしたアトランティス文明の崩壊、水没時にそれを生き延びた人々の物語であるということである。

そして、そのノアの箱舟が漂着したと推測される場所を実際にトルコに見つけて、箱舟らしき形をした遺跡を実際に見つけたのである。

そして、金属探知機などを使って、その一体に金属反応があることを突き止めて、そこに箱舟があったと主張している。



更にパターソン氏は恐竜は6500万年前に絶滅したと一般に考えられているが、初期の人類は恐竜と共存していた証拠が沢山の遺跡に壁画として残されていることを指摘している。

従って、現代の考古学の年代測定法は間違っているということなのである。


「洪水」の前に人類は恐竜と共に共存しており、そして、「洪水」によって、アトランティス大陸は水没し、一旦、文明は全て失われた。

そして、現代に至るということである。


何故、恐竜が巨大化したのかということであるが、パターソン氏は酸素の濃度が現在よりも濃かったことをその理由としている。

そして、昔の人間はもっと巨大であったと主張し、実際、そのような巨人の頭蓋骨や骨が見つかっていることを証拠としている。



実際、話の内容は実に説得力に富んでいる。


パターソン氏は聖書考古学の立場から聖書の物語を信じており、キリスト教の信仰者であると考えられることから、彼は熱心に聖書が真実であることを伝えたいのである。

そして、進化論を否定し、創造説が本当であることを証明したいのである。



このパターソン氏の講演を聞いて、私はそれがロシア人の神秘家であるヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー夫人(神智学協会)の「シークレット・ドクトリン 人類発生論」の内容を裏付けるものであることが分かった。


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パターソン氏は進化論を否定して、創造説を主張するために科学的な見地から、大洪水と人類と恐竜との共存、ノアの箱舟の物語の真実性などを主張しようとして、結果として、ブラヴァツキー夫人の人類発生論を裏付ける形となった。



神智学では、人類がレムリア時代→アトランティス時代を経て、現代へと遷移してきたことを教えている。


私はキリスト教原理主義の人々が信じる今から5000年前に神が人間を創造し、恐竜も神が創造したという説は信じないが、但し、今から10万年程前までアトランティス文明という科学の進んだ文明があり、大洪水によって海底に沈んだという説は信じている。


以前、進化論と創造説の違いについて書いた記事があるが、その中で、アリスベイリーの『ホワイトマジック』の中の情報を整理して、秘教的な歴史観についてまとめた年表を作成した。


これがおそらく人類の真の歴史である。



実は進化論と創造説はどちらも不完全なのであり、その両方を取り入れた秘教的歴史観に発展させることで、これらの両者の矛盾は解消する。


そして、真の人類の歴史が分かるのである。



5000年前に神が人類を創造したと主張したり、恐竜の化石は神が人類の信仰を試すために置かれたなどという主張はばかげた主張に思える。


一方で、ダーウィンの進化論のように人間は自然淘汰によって、適者生存の法則によって、偶然の突然変異が、取捨選択されて進化してきたとする理論は非常に無理があるように思える。


やはり神というものが存在し、人間は神の設計図に従って進化してきたと考えるのが自然である。


創造説を信じるキリスト教の信者は視野をもう少し広げ、素朴に神を信じるのも良いが、理神論的な宇宙観の中で、神の概念を拡大することによって、それは秘教的歴史観に辿り付くことが出来る。


キリスト教の盲目な伝統信奉主義から離れて、ブラヴァツキーやアリスベイリーが主張した秘教哲学を学習すべきである。


しかし、ダーウィンの進化論のような唯物的な進化の概念、進化は特定の方向性がない偶然の変異による機械論的なものだとする自然観は何とも空しい自然観であり、宇宙観である。


進化論と創造説がそれぞれの良さを総合した時に進化論と創造説を超えた秘教的歴史観に辿り付くことが出来る。



それらは既にブラヴァツキーやアリスベイリーの著作という形で情報は提供されている。



ロス・パターソン氏はキリスト教の信奉者でありながら、科学の崇拝者でもあり、聖書考古学を通して、厳密に科学的に検証したからこそ、「大洪水」によって人類の文明は一度、断絶したという真実、


そして、かつて恐竜と人類が共存していた時代があったという真実にたどり着くことが出来たと考えられる。



つまり、進化論と創造説の両者を総合することに限りなく近づいたのである。



もしロス・パターソン氏にブラヴァツキーやアリスベイリーの著作でもう少し学習してもらえば、彼は明らかに秘教的歴史観に辿り付くことになる。


ブラヴァツキーの著作の中でも人類の起源は1850万年前であり、人類と恐竜が同時代に共存していた時期があったことや、かつて人間が巨人だった時代があったことが記されている。


そうしたことで、ロス・パターソン氏の講演内容は、ブラヴァツキー夫人の著作の内容を裏付けるものである。



おそらく彼自身は純粋な聖書考古学者であり、キリスト教の信奉者で、秘教とは関係ないと思うのだが、科学的な思考で真剣に探究した結果、全く秘教と同じ結論に到達したようである。

















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スティーブン・グリア博士の『UFOテクノロジー隠蔽工作』について

我々の地球に宇宙人が訪れており、我々地球人よりも遥かに科学技術が進んだ文明をもち、また精神的にも進歩している。

そのような宇宙人が地球人類を助けるために地球を訪れているという事実は、まさに公然の事実になりつつある。

学生時代、そうした太陽系内の金星人や木星人とコンタクトしたジョージ・アダムスキーの全集(久保田八郎訳)が書店の精神世界コーナーで手に入り、私も学生時代に夢中になって読んだ。

後にジョーティッシュをするようになってから、占星コラムでアダムスキーの出生図について検証もしてみたが、私はアダムスキーの情報が真実であると考えている。

ジョージ・アダムスキーは、第一級のUFOコンタクティーであり、宇宙人が地球に訪れる目的やUFO(宇宙船)のテクノロジーを明らかにし、また宇宙人が実践する宇宙哲学についても紹介した類まれな教師である。

然し、その後、世代が変わり、現在、UFO問題の最前線で真実を明らかにするための活動に取り組んでいるのが、スティーブン・グリア博士である。

スティーブン・グリア博士が書いた『UFOテクノロジー隠蔽工作』は、UFO問題の真実を余すところなく明らかにしている驚愕の書である。

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原題は、『隠れた真実―禁じられた知識』である。

邦題の『UFOテクノロジー隠蔽工作』というタイトルは、何かUFOのテクノロジーに関する米国政府の隠蔽工作についてのみ扱った本のような誤解を招くが、この著者のスティーブン・グリア博士は、神秘家であり、秘教学徒であり、UFOに乗船している宇宙人(宇宙の兄弟)に働きかけて、コンタクトできる(第五種接近遭遇)のは、彼のこうした神秘家、秘教学徒としての能力に依存している。

スティーブン・グリア博士はTM瞑想の実践者であり、瞑想教師としての資格もあり、宇宙と一体化した体験、真我との合一体験もあり、生命が永遠であることを理解し、暗殺される恐怖を克服している。

自らの体験談として、UFOが、目に見えない状態から物質界に遷移して、見えるようになる過程についても克明に報告している。

実際、UFOは、エーテル物質で出来ており、彼らが波動を下げなければ地球人には見ることが出来ない。

その辺りの事情についても彼は、秘教学徒であるから、熟知しているのである。

また一流の諜報能力を持っており、CIAとも度々接触している。

インテリジェンスソサイエティ―のことがよく分かるようであり、CIAの動きが彼には一目瞭然に分かるようである。

おそらく、ナクシャトラで言う所のバラニー、プールヴァパールグニー、プールヴァアシャダーなどに惑星が在住しているのではないかと考えらえる。

本書を全て紹介する訳にはいかないため、アポロ宇宙飛行士 ブライアン・オリアリー博士のまえがきと、訳者である前田 樹子氏のあとがきを参考資料として引用する。

前田 樹子氏は、グルジェフやウスペンスキーの翻訳を手掛けている方で、秘教研究家である。

従って、本書の翻訳に携わったものと考えられる。

この『UFOテクノロジー隠蔽工作』とは、秘教の本である。

UFOに関する情報開示の最前線で、米国政府のUFO問題の隠蔽工作と格闘する一人の神秘家、秘教学徒の活動の記録である。

アポロ宇宙飛行士 ブライアン・オリアリー博士は、『本書はあなたが読むであろう本の中でも、もっとも重要なものとなるだろう』と述べている。

まさにその言葉が示すような世界の真実が分かる本である。

(参考資料)

(以下、『UFOテクノロジー隠蔽工作』の「まえがき」から引用抜粋)

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まえがき

不本意ながらUFO調査は、二十一世紀の科学へとわれわれを導いている。

-J・アレン・ハイネック
惑星地球上における人間の試みは、いまや自滅の瀬戸際に立たされている。核戦争の脅威、化学薬品と生物学的要因による環境破壊、地球規模での気象の変化、地上および宇宙空間の兵器の急増、企業の貪欲さ、米国政府の甚だしい身びいきと誤った管理、膨れ上がった軍事費と侵略、われわれの文化的条件づけの動揺、恐怖と無知の蔓延、救助技術の抑圧、貧富の格差などに目を向ければ、われわれがまだ地球上に存在していることに驚く外はない。辛うじて、といったところだ。

われわれは、まだ希望をもっているだろうか。やってみるだけだ、と答えるしかあるまい。仮にやってみるとして、その答えをどこに見出せるだろうか。ここに、ドクター・スティーブン・グリアが登場する。

二十年近く前に、私は初めてスティーブン・グリアと出会った。ノースカロライナ、アーデンのユニティー教会で私が講演したときだった。プリンストン大学とサイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル・コーポレーションで、私は主流派の宇宙科学者だったが、そのキャリアから離れて、西洋科学の限界と可能性から自分を解き放ちはじめていた。同時に、同僚の科学者たちの大半が拒絶しているUFO(未確認飛行物体)/ ET(異星人)現象の研究に没頭したのである。そのときすでに私は、人間の超越的実在性について探求し見解を述べることに、自由を感じていた。

スティーブもそうだった。UFO/ET体験を持つ優秀な若き救急医師ドクター・グリアと私は、初対面の日にもかかわらず夜更けまで語り合った。私たちがともに理解しはじめていた内容をすり合わせてみたのだ。その内容とは、ETの地球視察が現実に起きているばかりでなく、人間が引き起こす世界的危機を克服するうえで、彼らはわれわれ地球人を手助けすることができるということだった。その日以来スティーブは、現象そのもののミステリーだけでなく、米国政府の胡散臭い片隅と、それを隠蔽する企業のミステリーにも踏み込んでゆく、目ざましい指導力を発揮してきた。そうすることによってドクター・グリアは、地球全体の変化の最前線に立つ大胆で精力的な戦士であることを、繰り返し証明してみせてきた。

まず初めに、彼は「地球外文明研究センター(CSETI)」を設立し、人間と地球外文明との間に大使という役割の概念を導入した―ただしこれは、単なる空想科学小説などではない。世界中のUFO頻出地域に夜通し遠征隊を張り込ませ、彼らは照明、音響、視覚映像などの手段によって宇宙船を無線誘導する。この方法を彼は「第五種接近遭遇」と命名した(CE-5とも呼ばれている)。こうしたワークショップは、関心ある研究生に対して現在でも提供されている。

次に彼は、手ごわい作業、「情報開示プロジェクト」に着手した。このプロジェクトは、百人を超えるUFO/ETの米国政府目撃者の証言ビデオ/DVDを捜し出し、それら証拠物件を入手する活動である。その情報開示は2001年5月、ワシントンDCでの大規模な記者会見においてその頂点に達した。これらの証拠物件が明白にしていることは、政治の長きにわたる腐敗と、マスコミの秘密主義と、さらには地球への来訪者からマイクロ・エレクトロニクス、反重力推進、ゼロ・ポイントの”フリー”エネルギー技術などを獲得した事実である。こうした大規模な隠蔽工作が、ニュー・メキシコ州ロズウェル近くでUFO墜落事件の発生した1947年7月以来、60年も続行されているのだ。ロズウェル事件について、米空軍はバルーンに起因する事故だと述べているが、そうでないことは確実である。こんな神話は、無知な人々か、権力者とその臣民にしか通用しない。

情報開示に関するドクター・グリアの先駆的作業によって、ETコンタクトについての報告内容―たとえば”超トップシークレット”の研究がネヴァダ州の悪名高きグルーム・レイクのそばで、またその他の場所で、現在も進行中であるといったこと―の重大性と信憑性について、さらには隠蔽工作自体について、必然的にわれわれの理解を深めさせ、促進させた。

スティーブン・グリアは高い使命感をもった霊的戦士であり、”合衆国”と名乗る諸力と対峙する存在である。後者は裁きを受けるべき犯罪者と言っていい。というのは、米帝国の崩壊を目の当たりにするにつけ、かつてないほど多くの人々にとっても明白な、犯罪者としてのおびただしい理由が明かされたからだ。ドクター・グリアは他の誰よりも、UFO/ET隠蔽工作に関する紛れもない証拠を導き出した。残るわれわれは、その証拠を素直に受け入れる番にきている。

本書『HIDDEN TRUTH – FORBIDDEN KNOWREDGE』は自伝的な観点から、膨大な証拠を積み上げてわれわれに最新の情報を提供してくれる。それは、現代最大の謎を暴露する物語であり、地上最強の国家にあって、われわれを虐げる暴君から恩義を受けない、勇敢な魂によって語られている。

本書のもうひとつの重要な点は、地球外諸文明のもつ慈悲深さについて語って聞かせてくれることである。人間の現状に同情を寄せるETたちは、この地球を訪れてはいるものの、直接に干渉したりはしない(映画「スター・トレック」でも有名になった、いわゆる”至上命令”である)。
広島と長崎に前代未聞のおそろしい荒廃をもたらした1945年以降にかぎって、近年のUFO目撃、ETとの遭遇、テクノロジー移転が現実に起きている。厳粛な気持ちにならざるを得ない。

長距離原子爆撃機はロズウェルに配備され、原爆はロス・アラモスで開発され、原爆一号はアラマゴルドで爆発し、後に続く攻撃ミサイルはホワイト・サイドで実験された―いずれも軍産複合体制の所在地ニュー・メキシコ州内の地である。

1947年のロズウェルUFO墜落事件もその地で起きたが、単なる偶然の一致であろうか。そうは思えない―というのも、その後ずっとETは、ニュー・メキシコ以外でも軍事基地、核基地に現われており、核技術の恐ろしさが慈悲深いETたちをして、その現場へ馳せ参じようとさせるのだろう。おそらく、彼らにとってもぞっとする恐怖の事態を未然に防ぎ、無責任な人間によって引き金が引かれないよう見張っているのだ。
われわれ地球人は、可能なかぎりの助けを必要としている。だから、あるがままの現象を素直に受け入れ、文化的な偏見を捨てて、不思議な出来事に驚いてみてはどうだろう。われわれの知識を広げ、政治的に活動することによってのみ、必要な推移を実現させることが可能だ。こうしたことにかけて、ドクター・グリアは優れた手腕を発揮する。

多くの観点から見て、UFO現象は、謎めいた来訪者についてよりもわれわれ自身について、より多くを語っているようだ。そして、彼らがわれわれの目の前に掲げている鏡は、われわれを戦慄させる。とは言っても、ドクター・グリアの言葉に耳を傾けるなら、そこに希望はある。たとえば、彼の設立した「宇宙エネルギー接続システムズ(SEAS)」は、クリーンで安価な分散化エネルギーを提供できる革新的新エネルギー技術を用意し、発明家たちを支援している。このように、石油、石炭、核の時代を終わらせれば、人間に起因する公害や異常気象を、事実上過去のものとすることができるのである。私の所属する「ニュー・エネルギー運動」は「SEAS電力」やその他の組織と緊密な連絡を保ち、新エネルギー技術の研究開発がいかに重要であるかを提唱しているが、いまのところ強大な基幹企業によって抑圧されているのが実状である。

ドクター・グリアと初対面した夜、ユニティー教会のチャッド・オーシア牧師が「真理はあなたたちを自由にする。だが、はじめにあなたたちを怒らせるだろう」というバンバー・ステッカーをくださった。切羽詰まった状況を否定せずに怒りをぶちまけ、その後で問題解決に乗り出すならば、地球上に永続する文明を築くチャンスが残されているかもしれない。

度胸のいるこの仕事は、臆病者には向かない。先端的科学者の多くが脅され、殺され、さもなくば偽情報や個人攻撃に押しつぶされてきた。われわれにとって幸いなことに、ドクター・グリアはこれらすべての苦難に耐えてきたのである。

本書はあなたが読むであろう本の中でも、もっとも重要なものとなるだろう。超越的実在性についてふんだんに述べられているばかりか、地球における権力の横暴から、平和で永続的な公正な宇宙コミュニティのパラダイム・シフトへ向けての行動を呼びかけてもいるのである。
2005年9月14日 アポロ宇宙飛行士 ブライアン・オリアリー博士

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(以下、『UFOテクノロジー隠蔽工作』の「訳者あとがき」から引用抜粋)
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訳者あとがき

「これは宇宙でいちばん熱いポテトである。私はそれについて、もうあまり関わらないことにする」― ヘンリー・キッシンジャー(本書32章より)

「真実は隠れる。なぜならそれは信じられそうもないからである。だが、最も意外なことが本当は真実である」― 本書著者ドクター・スティーヴン・グリア(本書31章より)

近代史上最大の秘密、しかも私たち一人一人の生存に直接関わる問題であるばかりか、宇宙空間と宇宙人への被害さえ起こりかねないある緊急事態について、著者ドクター・グリアの語る回想録は読者に多面的な衝撃を与えずにはおかないであろう。一般社会には隠されている宇宙規模の問題がある。その問題はすでに60年間極秘にされてきた。今日でも米国政府は極秘扱いを除していない。医師ドクター・グリアはその問題に光を当て、問題の本質を解明し、なぜ秘密にされているのか、その原因、理由、状況推移について本帯で自伝ふうに語っている。異彩を放つ書である。

彼と同様にこの問題を追及しようとした少数の先端科学者やジャーナリストもいたが、彼らは例外なく挫折した。科学者の場合は「自殺」とされているが、実は他殺だったと推定できるような不可解な死を遂げているケースが多い。こうした事件は米国にかぎらず、英国でも発生している。ジャーナリストの場合は、マスメディアの組織内に仕組まれている管理機構により、企画した番組が握り潰されるのが通例である。

あえて挑戦するなら不運に見舞われるに違いないこの秘密―現代における最大の謎―を解く先駆者となり得たドクター・グリアの手腕もまたちょっとした謎である。熱い宇宙ポテトについての情報ヘアクセスできるきわめて少数のグローバル・エリートは、「私には関係ないよ」といった態度をよそおっている。直接アクセスできなくても、それなりのルートを通してある程度の情報を入手できる一国の指導者、つまり大統領や首相、また国連事務総長も、異口同音に「あまりにも危険だ」と言って、彼らも責任回避の態度をくずさない。

米国のアポロ11宇宙飛行士たちが人類史上―おそらく初めての―月着陸に成功した1969年から、すでに40年近く経過したが、ロケット科学者ワーナー・フォン・プラウンの功績に負う偉業だった。フォン・プラウンの晩年4年間にわたり彼の助手をつとめたカロル・ロシンに、彼は幾度となくこう言っている。「最初に東西の冷戦があり、その後に憂慮すべき事態と無法状態が生じるであろう。その次に―彼がこう言ったのは1974年だったが―、国際テロリズムと宇宙からの小惑星の脅威に見舞われるであろう。これに続いて、支配者たちは地球外文明からの脅威というでっち上げを繰り広げるだろう。こういったことはすべて、恐怖という手段によって世界住民を最大限に統制しようとする企てである」(本書24章より)

著者グリアは、「この筋書き通りの作戦を練っている企画グループがあり、私はそのグループの数人に会っています」とカロル・ロシンに述べている。

宇宙規模の秘密と言われるこの問題の裏面工作には、UFOとETが大いに関係しており、その秘密工作のネットワークは世界各地に張り巡らされている。具体的にどういうことか、ドクター・グリアはこう述べている。民間のUFO研究団体にCIAのスパイが多数潜入しているが、大多数の会員はそれに気づいていない。特別に訓練された諜報工作貝がETに化けて人間を誘拐したり、誘拐被害者の治療に当たる専門家もCIAの回し者だったり、さらには彼らの用いる手法として、マインド・コントロール、麻薬使用、電子心霊感応技術、家畜ミューチレーション、その他非常に入り組んだ欺瞞の手法が使われている。

UFO /ETに関わる秘密保持の仕組みやからくりが本害を読むと非常によくわかる。政界、財界、企業、軍事、マスコミ、科学研究所などの組織の中でこの問題がいかに秘密に保たれているか、その仕組みの複雑さに驚き呆れてしまう。さらには信じ難いサタニック・カルトの秘儀に参加した部内者の告白、あるいはバチカンがこの問題に深く関与していることなどが具体的に述べられている。はっきり言ってしまえば、民間のUFO研究団体はCIAのフロント、つまり隠れ蓑である。

他方、ETとの接近遭遇、高度に進化した地球外諸文明のテクノロジー、ETの霊性など、驚くべき主題の数々が天使と悪魔の両極端に掛け渡された大展望のスペクトルとして展開する。普通ではあまり聞かれないこうした話の大部分はグリア自身の経験、他の一部は彼の主催する「情報開示プロジェクト」に参加した証人の証言、あるいは部内告発者からの内密情報などとして明かされている。

未確認飛行物体(UFO)と地球外高等知能生物(ET)の調査およぴETとのコンタクト実地研究する「地球外文明研究センター(CSETI)」はドクター・グリアの組織したグループである。もともと救急病院の医師だったドクター・グリアは、彼の組織した「情報開示プロジェクト」と「CSETI」の活動で地球を駆けめぐり、各国の政府高官、将軍、世界の大富豪、ヨロッパの王室、バチカン、米国中央情報局(CIA)、組織犯罪の主要人物などと会見してきた。救急医師としての職務と彼のこの二大プロジェクトの活動を平行維持することが不可能になった時点で、彼は医師の仕事を断念した。

こうした背景のもとに語られる本書のエピソードの中には、あまりにも意外、とても信じられない、といった内容のものもあることは否定できない。そういったエピソードは概して形而上学の分野につながる地球外文明のテクノロジー、あるいは「CSETI」の交信儀礼を使ってUFOを呼ぴ寄せ、ETと接近遭遇するという範疇の話である。読者はさまざまな疑問を抱くであう。私にも私なりの疑問がある。だが、著者グリアはかなりの程度の真実―彼にとって可能なかぎりの真実―を語っている、と直感的に理解するほかはなかった。彼の体験した実話からまとめられた書であることは想像に難くない。

本書は原稿として書かれたものではなく、ドクター・グリアの談話の録音からテープ起こしし、編集されたことが序文に記されている。各章が独立したエピソードであり、しかも半世紀におよぶ自伝であるため、さまざまな情報が洪水のように流れ込み、エピソードの印象は鮮明に刻み込まれても、思想的な内容を系統立てて整理しにくい嫌いがある。そうした難点を補うべく、後ほど重要な補足データを挙げながら「訳者あとがき」を括りたいと考えている。

著者グリアの言業に戻ろう。エピソードを離れ、彼の二著から拾い集めてみた。

「過去2、3年間私はUFO/ET問題について、米国や海外の政府高官をはじめ、科学分野の指導者たちに状況説明する責任を負わされてきた。この問題に関する証拠としては明白かつ多数にのぼる例証のあることを指摘したい。UFO自体が現実に存在することについては、反論の余地はない。例証を挙げることは難しくなかった。もっと挑戦的な意欲をそそられる問題は、UFOにつながる秘密性の構造を解明することだった。だが、最大の難題はその理由「なぜか」についての解読である。なぜすべてが秘密に包まれているのだろう?なぜ政府の中に承認されていない”影“の政府があるのか?UFO/ET問題を公共の目から隠しているのはなぜか?」

「これらの問題に関する証拠は複雑だが、その解読は不可能ではない。しかし、これら隠密計画の本質そのものは難解なうえ、複雑を極め、ビザンチン式である。そしてこの秘密性の背後にある理由が難題中の難題である。かくも異常な秘密性の背後に見られる理由はひとつではなく、相互に絡まる夥しい数の理由がある。それらはかなり明白で単純なものから、実に怪奇なものまである。ここで私はこの秘密性の主要ポイントをいくつか挙げて、なぜ、まんまと秘密方策がとられたか、さらに、この隠密計画を管理する部内利害関係者にとって、秘密方策を逆転させて秘密公開へ踏み切ることがいかに難しいかを説明してみたい」

「1930年代、40年代におけるUFO問題は、これらの物体が地球に起源するものかどうかであった。仮に地球起源であったなら、敵性国家が米国より進んだ航空機を所有していることになり、多大な脅威となり得る。逆に、地球外のものと断定されたなら、多くの疑問が生ずる。すなわち、ETがここにいるのはなぜか?彼らは何を意図しているのか?広大な宇宙空間を信じられない速度で移動する技術はどういう技術か?これらの科学技術を戦時と平時の人間の状況に適用できるだろうか?こうした情報に対して一般社会はどう反応するだろうか?これらの内容を公開した場合、人間の信条体系、政治組織、社会組織にどういう影響を与えるだろう]

「1940年代後期から50年代初期にかけては、ニュー・メキシコやその他の地域から回収されたET船の物体を精査し、逆転工学(リバース・エンジニアリング)により宇宙船の基礎的な科学技術の解明に努力が集中された。その結果、これらの物体が真空管や内燃機関に格段の差をつける物理法則と応用技術を使っている事実が認められた。米ソ対立の冷戦時代にはテクノロジーの僅差により勢力均衡が傾く。たしかに今日に至っても地政学的に言ってうまく機能しない、というテーマがUFOに関連する秘密性につきまとう一特徴を成している」

「アイゼンハウアー政権下[1953年~61年]においてUFO /ETプロジェクトはさらにコンパートメント化され、合法にして合憲の命令系統による監視と管理の手からハイジャックされてしまった。米大統領も英国やその他の国の指導者贈もUFO /ET情報については“天井桟敷”に疎外された。彼らはアイゼンハウアーの警告した軍産複合体制という巨大にして複雑な構造が現実となったことをいやというほど知らされたのである。迷路のように区分化された隠密計画を扱っているのは軍産複合体制だ」

「1960年代でさえ、まして90年代に至っては、宇宙旅行という概念は近未来に可能な当たり前のことであり、遠い宇宙からのETという話を聞かされて心の平静を失う人がいるとは思えない。UFOはいわば公然の秘密となった。ではなぜこの問題がいまだに秘密にされているのだろう。冷戦は終わった。たいていの人がUFOは実在物であると信じている。社会へ与える恐怖、パニック、ショック、といった単純な説明をもって、大統領やCIA局長が情報入手を拒否されるほどの根深い秘密性を正当化することは、どうみても筋の通った説明とは言えない」

「宇宙船を推進させる動力発生方法と推進方式を支えている基礎物理学は、地球上で現在使われている発電方法と推進方式のすべてを簡単に代替できる物理法則に基づいている。そうなると従来の地政学的体制と経済体制は崩壊する」

「ETの存在を明かすなら、必然的にこれら新式科学技術の公開も不可避であり、その結果として世界は一変する。あらゆる犠牲を払っても避けるべき事態として、彼ら管理者はそうした事態の発生を忌み嫌い、秘密の“防衛”対策を講じたのである。現代社会の基本設備一切を転覆させてしまうであろう大規模の変化は、彼ら少数“エリート”として、どんな手段によってでも避ける必要があった」

「1950年以来、半世紀以上も問題を回避してきた現在、秘密公開への進路はこれまでにも増して大きな障碍に阻まれている。たとえば、石袖と内燃技術への世界の依存度は50年代よりかなり高い。世界経済の規模もかなり拡大した。したがって、どのような変化であろうとその影響もネズミ算的に膨張しており、場合によっては大混乱を引き起こすことにもなりかねない。どの世代も年代も問題を次世代へたらい回しにしてきた。その間に世界はいっそう複雑化したにもかかわらず、時代遅れの動カシステムに依存したまま、世界はエネルギー問題に締め付けられている。秘密公開は50年代でも難しかっただろうが、現在ではもっと難しい」

「1950年代に逆転工学によってET船から得られた科学技術上の諸発見は、世界の経済、社会、科学技術、環境問題を完全に変容させ得たであろう。そうした飛躍が公共に与えられなかったのは、変化嫌いの官僚主義による。これは現在も当時と変わりない。逆転工学によって得られたテクノロジーは人類に次のものを与えていたであろう。いわゆるゼロ・ポイントと呼ばれる場(物理学でいう場)から動力を発生させる新式科学技術があり、あらゆる家庭、事務所、工場、車などが独自の動力源をそれ自体の中に設置でき、外部の燃料タンクなどに依存する必要のないテクノロジーである。石油、ガス、石炭、原子力発電、内燃機関の必要がなくなる。環境汚染問題が解消する」

「反重力装置を使ったテクノロジーであるため、浮遊交通機関が実現する。したがって、農地を交通路に変える必要がなくなる。なんと素哨らしいことか。しかし50年代には石油はまだたくさんあり、現境問題は大して話題にされなかった。地球温暖化は聞かれなかった時代である。権力者階級は安定を好み、現状維持に満足していた。秘密公開は将来の世代に任せればいい」

「ゼロ・ポイントから動力を発生させるフリー・エネルギー・システムが導入されれば、現在の中央集権政体は崩壊し、権力の分散化が可能になる。世界の力関係が均等化する。いわゆる第三泄界が急速にヨーロッパ、米国、日本と同格になり、地政学的な権力構造に大きな推移が生じることになろう。グローバル・エリートはそうした変化を嫌う」

「米国とヨーロッパの人口はおよそ6億、世界人口の10パーセントにすぎない。他の90パーセントの科学技術と経済水準が欧米の水準に達したなら、地政学的パワーは推移する。科学技術のインパクトに経済的なインパクトが加算され、さらに地政学的インパクトを組み合わせるなら、秘密政策に結末をつけることがいかに巨大な構造的変化、グローバル規模の変容をもたらすか、誰の目にも明白である」

「革新的テクノロジーが日の目を見ないまま60年の年月が流れてしまった今日、生態学上の退化と社会的、経済的不均衡の環境のもとで、UFOにつながる秘密性問題——熱い宇宙ポテトー―を受け止める最後の世代が私たちである事実を認めざるを得ない。秘密公開へ踏み切ることが軽率には扱えない問題である一方、秘密を保持し、革新的な発電と推進システムを隠しつづけることはもっと重大な問題―不安定な世界―を導くことになろう。地球の生態系の崩壊、化石燃料の枯渇、人間らしい生活を奪われた持たざる人々の怒り、その他もろもろ、私たちはこういった問題に対処する責任がある。熱い宇宙ポテトを回せる世代はもう存在しない」

「何兆ドルという金額が議会の承認手順を経ずに憲法違反のプロジェクトに充当されてきた事実に対して、社会はどう反応するだろう?秘密プロジェクトのもとにリバース・エンジニアリングによってETの科学技術から新製品を開発し、特許を取り、大きな利益を上げているとは。納税者は搾取されたうえ、製品開発のプレミアムまで払わされている。それだけではない。この知的財産はETから盗み取ったものである」

「こうした問題の内密管理が、超極秘の国際政府計画の一端として操作されていると同時に、部分的には民営化された組織犯罪活動に形態変化してしまった。普通に考えられている政府というより、隠れマフィアと呼んだほうが妥当であろう」

「上述した諸問題よりさらに重要な問題を指摘したい。こうしたUFO関連の秘密プロジェクトが、発芽して間もない発達初期段階にある”ETと人類の関係”を独占的に支配してきた。目も当てられないほど惨憺たる管理の不手際ときたら、まぎれもないグローバル規模の大惨事寸前と呼べる性質のものである。選出され、承認された代表ではなく、自薦による軍事志向のグループだけが人類とETとの異文化問題や異星人関係の問題を扱う必要があるとするなら、私たち地球人には未経験の状況、あるいは管理方法のわからない状況が発生した場合、彼らはそういった状況を潜在的な敵対行為、または現実の敵対行為とさえ解釈するだろう。危険な解釈である」

以上が問題の秘密性とその波及問題について述べる著者グリアの見解の大意であり、本書においても、エピソード・スタイルであるとはいえ、これが彼の基本的なメッセージである。

しかも本書では、グローバル・エリートによる議事はすでに最終段階に入っている。大衆よ目を覚ませ、騙されるな、と警鐘を嗚らしてさえいる。

本書には「スカル・アンド・ボーンズ」「プロジェクト・ペイパークリップ」「ノン・ローカリティ」など、注目すべき言業や概念がいくつかある。これらについて手短に触れておきたい。

スカル・アンド・ボーンズ(閥腺と大腿骨)

エール大学構内に拠点する秘密結社であり、フリーメイソンと密接な関係がある。ドイツの結社「死の仲間」の分会として1833年に米国へ導入され、いわゆる「名門」の出、ウィリアム・ラッセルとアルフォンソ・タフトによって設立された。タフトの子息は27代米国大統領になった。エール大学の建物はラッセル信託の所有地にある。ラッセル家は19世紀に阿片の密輸(トルコから中国へ密輸)で莫大な財を築いた。この結社は米国東部の支配階級ロックフェラー家、プッシュ家、ハリマン家などとリンクしている。会員はエール大学の学生の中から選ばれ、入門の秘儀を受けた「エリート」である。選抜基準は家系(血筋)であると言われる。任期期間、会員は週2回の秘密集会に参加する。集会場所は「墓」と呼ばれる窓のない大きな建物の中だという。そこでどういう秘儀が執り行なわれるかは秘密である。秘密結社の古代からの戒律―口外すれば死―というものがある。現大統領ジョージ・プッシュ、彼の父、祖父とも、同家は三代にわたる「スカル・アンド・ポーンズ」である。2004年の大統領選挙でブッシュに敗れたジョン・ケリーも同結社の会員である。「スカル・アンド・ボーンズ」という名称は、一説によると、ラッセル家が密輸船に「憫膜と大腿骨」の海賊の旗をなびかせていたことに由来する。別の説では、古代からの秘密結社のシンポルにちなんだ呼ぴ名だという。ハーバード大学にも結社があるそうだが、米国の政治・経済に及ぼす影響はエールの結社のほうが遥かに大きいようである。

プロジェクト・ペイパークリップ

第二次世界大戦末期の1945年、ドイツからナチスのエリート階級の軍人、諜報関係者、科学者、技術者、遺伝学者、医者などを脱出させる英米合同のスパイ活動があった。その暗号名が「プロジェクト・ペイパークリップ」である。この作戦に深く関わった戦略事務局(CIAの前身)の局長アレン・ダレスは、戦略事務局解散後、初代ではないがCIA局長におさまった。(兄のジョン・フォスター・ダレスは1951年に日本との平和条約の交渉に当たった元米国国務長官。ダレス家はロックフェラー家と遠縁関係にある)。「プロジェクト・ペイパークリップ」が中断された1973年までの期間に、総数1万6千人の元ナチ・エリートが米国へ入国し、航空宇宙産業、NASA、CIAに配属させられ、重要な地位を与えられた。ロケット科学者ワーナー・フォン・ブラウンもそのひとりである。米国の宇宙科学技術は事実上「ペイパークリップ科学者」によってその基礎が築かれた。
反重力推進方式で飛行する円盤型の戦闘機を、ナチスは1940年代中期にはすでに幾つか所有していたという。連合軍の手に落ちることを避け、これらは戦争末期に全部破壊されたというドイツのリサーチャーもいるが、少なくとも2、3機は「ペイパークリップ」で英国、米国、カナダヘ入ったらしい。1945年以後、これらの国で研究開発が継続された。米国の秘密プロジェクトは星間空間へ行ける宇宙船を所有している、とグリアは本書で述べている。CIAの悪名高いマインド・コントロールの技法も「ペイパークリップ」で導入され、MKウルトラの名で知られる高度技術がある。MKのMは英語のマインドの頭文字、Kはドイツ語のコントロールの頭文字。

ノン・ローカリティ(非局在性・場所なき場所)

本書にも登場するアポロ14宇宙飛行士エドガー・ミッチェルは、月へのあの航海以後、自分の意識が変わってしまった、と次のように語っている。(下記は本書からの引用ではない)。
「小さくても荘厳な惑星地球が黒い空間に浮かんでいて、プルーとホワイトの光を放っているーーあの光は忘れられない。私の生涯で起こったどの出来事でも不可能だったことを宇宙空間からの眺めが与えてくれた―自己の生命と地球の生命について、人間はなんと狭い考え方をしているのだろう。人間は万物の霊長だと思い込み、地上の支配者であると自負している。私はそういう考えにはもう着いていけない。動物が人間と話し合えるなら―進行中の実験によると、そうなる日の来るかもしれないことを示唆しているが――、彼らが最初に発する言葉は、人間でなくてよかった、という言葉であろう。どんな動物も人間のやるような残虐行為も愚行もやらない。知識過剰と英知不足のため、私たちは地球破壊の瀬戸際まで来てしまった。核アルマゲドンは身近な現実である」

宇宙飛行士ミッチェルはこの体験に促され、「ノエティック・サイエンス研究所」を設立し、純粋理性による認識や意識の進化を研究するグループを組織した。ノン・ローカリティの概念を動物とのコミュニケーションに導入し、意識の進化の先端的研究を続けている。

ノン・ローカリティという言葉は超能力開発グループの人たちの間でも最近よく使われているようだ。もともとは批子物理学でローカリティの特性を問題にしたことから使われるようになた。つまり情報をA点からB点へ移転させる情報トランスファーの問題から、空間のノン・ローカル性が理解されるようになった。

ここで、前述した補足データについて述べよう。

ベルリンの壁が崩壊し、ドイツが再統一してからすでに20年近くになる。その間に秘密扱いを解除された文書がドイツからかなり出てきたため、情報、技術、UFO、オカルトなどの分野ではそうした贅料に基づいた新刊本や改訂版が英米両国で出版されるようになった。これに類する一連の図書によると、ナチスは反重力推進方式の円盤型航空機、つまり「空飛ぶ円盤」の研究開発を1930年代から始めており、第二次大戦中にはかなり高度機能のUFOが広大な地下工場で生産されていた。極秘の、しかも危険なこの生産活動に必要な膨大な労働力には強制収容所の収容者を充当していたという。ナチスの頭脳集団(シンクタンク)ではすでにコンピュータ・チップ、トランジスタ、レーザーなどをその当時から研究開発していたそうだ。戦後の1950年ごろからトランジスタが出回りはじめたようだが、その理由として、1947年にニュー・メキシコ州、ロズウェルに墜落した宇宙船をリバース・エンジニアリングして開発された製品だから時代的に合致する、という説明はよく聞く話である。(グリアは本書で、この宇宙船は墜落したのではなく、米軍がレーダーで宇宙船をジャミングし、墜落させたのだと言っている。)

それはともかく、ナチスが「空飛ぶ円盤」その他のハイテク武器を所有していた事実または説の立証に焦点を当てている研究家、たいてい物理学者だが、彼らはUFOについて、UFOは実在物だが人間の造ったものであり、政府の言うように深宇宙から来た地球外文明の宇宙船ではない。ナチスから分捕った「空飛ぶ円盤」を戦後六十年かけて「ペイパークリップ科学者」の導のもとに改普され、今日目撃されているような驚嘆すべき高度技術の反重力推進、超光速、巨大な三角形”UFO”が開発されたのだとしている。月へは30分で行けるそうだ。
ゼロ・ポイントの場(ゼロ・ポイント放射)からフリー・エネルギーを発生させ、反重力推進させる技術は、テスラ変圧器を発明したニコラ・テスラ(クロアチア生まれ、27歳のとき渡米、1943年に86歳で没)が原理を発見し、研究開発した。だが言うまでもなく、米国の資本家は彼に融資しなかったのみか、J.P・モーガンはテスラの実験室に放火したり、研究レポートを盗んだりした。そしてこの技術がナチスの手に渡ったのだが、フォン・プラウンがテスラの技術資料を盗み、ナチスに売り渡した、というのが定説である。

ところで、アポロ11宇宙飛行士の月着陸以前に、月に人工の構築物があることをNASAは無人探査機や人工衛星によって知っていた。だから彼らが月へ行った目的はこれらの構築物を実際に確認し、その写真を地球へ送信する、そして、ETとの遭遇の可能性さえ目標のうちに入っていた。構築物に近い地点が着陸地点として選ばれた。宇宙飛行士たちが見たものは巨大な遺跡、城郭のような構築物、月面から10キロメートルも上方へ聳え立つガラスの塔、ロボットの頭部、機械の残骸、ガラス化した広大な月面だった。ガラスは緑色だった。ETはいなかった。永劫の昔に壊滅した廃墟である。

NASAはこの情報を秘密にしていた。だが内部情報は少しずつ漏れる。月の廃墟や塔の写真はかなり以前から見ることができた。火星にもピラミッドや人工の構築物らしいものがたくさんある。人工の巨大な顔もある。これらは「モニュメンツ・オプ・マース」にたくさん載っている。その著者リチャード・ホーグランドは今回マイク・ベラと共著で「ダーク・ミッション―NASAの秘史」を4年がかりで書き上げ、最近刊行されたが、書店で目にすることはなかろう。体制内に仕組まれた管理機構による抑圧である。
「その昔、広漠たる宇宙空間を包み込んでしまうほど強大な、太陽系規模の文明、全く消え失せてしまった文明があった。NASAが最初に使った旧式な人工衛星によって再発見される運命背負った文明である。太陽系規模の、すべてを巻き込む一連の大変動の渦中に壊滅してしまった文明であろうことは、やがて判明するだろう」―リチャード・ホーグランド(「ダーク・ミッション」より)

だからあらゆる可能性が想定でき、どれほど信じられないような未来像であろうと、そうあり得ないことが立証されないかぎり、否定すべきではない。霊的存在としてのETとの遭遇があり得ないとは断定できない。異次元とのコンタクトは可能かもしれない。一方、ETの存在は、依然、確証されていない。これは事実である。

救急病院の医師だったドクター・グリアは人の死に何度となく立ち会っている。他界するときの神聖な瞬間を現代医学は忘れてしまった―医学技術の他に為されるべき重要な橋渡しにて語る美しい一章(23章)がある。
原書はフランス語、ドイツ語、オランダ語、ルーマニア語、クロアチア語にも翻訳された。

「嘘から真実が出ることはあり得ても、真実から嘘が出ることはあり得ない」

ショーペンハウアー

「訳者あとがき」を閉じよう。

2007年11月 前田 樹子

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価値の源泉はどこにあるか

最近、佐藤優の『いま生きる「資本論」』新潮社を読んだ。

そこでマルクスが「資本論」の中で述べた階級という概念について解説している。

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「第五二章 諸階級

労働賃金、利潤、地代を各自の所得源泉とする、単なる労働力の所有者、資本の所有者、
土地所有者、すなわち賃金労働者、資本家、土地所有者は、近代の、資本主義的生産様式に立脚する社会の三大階級をなす。」
われわれの社会は、資本家と労働者と地主だけいれば動くのです。
しかし、そのうち価値を生産するのは労働者だけ。あとはその上前をハネて、搾取しています。(略)

(『いま生きる「資本論」』P.236~P.237より)
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その後、レーニンの「帝国主義論」が出て来て、国家の問題を扱ったという。

「資本論」には、税金の話がでて来ないが、官僚は資本家と労働者と地主から収奪することによって成り立っているので、

つまり、マルクス、レーニンと続くことで、

資本家、労働者、地主、官僚という4つの階級が想定されたことになる。
私は興味深く思ったのは、唯物論(唯物史観、唯物弁証法)の中では、この4つの階級しか存在しないとし、

このうち、労働者階級だけが価値の源泉であると見なしているというのである。
佐藤優によるマルクスの解説はそのようになっているようだった。
私が思うに労働者が生産する訳であるが、その労働者が生産している生産物(商品)のアイデアはどこから生まれたのかということである。

それはプラトン哲学のイデア論にも出てくるが、それは大本を辿れば、神から来ているアイデア(善のイデア)である。
労働者はただ単純に労働しているだけであり、そのアイデアが存在するからこそ、労働者は商品を生産することができる。

従って、価値の源泉とは労働ではなく、アイデア(イデア)である。
そして、このアイデアを豊富に携えている人間こそが、神の代理人として、この地上で「創造」を行うことができる。
インド占星術的に言えば、5室が創造のハウスであり、5室に豊かな才能を携えている人は、神の代わりに人類社会の中で「創造」を行うことができる。
つまり、神の創造の一部を肩代わりするのである。
つまり、全ての価値の源泉とは労働ではなく、才能であり、アイデアである。
だから米国などでは知的財産権によって高額な報酬を得ている訳である。

日本がその知的財産を応用して、技術革新し、質の高い生産物を大量に短時間で生産することによって、

そこから利益を得たとしても米国の知的財産権の所有者に報酬を支払わなければならない。

それはある程度、合理的である。

何故なら、アイデアの方が上位であり、労働よりも強力だからである。

つまり、全ての価値の源泉が「労働」にあるとするのは、唯物的な観点から見た場合ではないかと思うのである。
であるから、階級とは、本当は、
資本家、労働者、地主、官僚だけではない。

その他に神のイデアを体現し、人類社会に様々な「創造」を行うことのできる才能溢れた人々、

すなわち、人類の中で、あるいは人類より進化した霊的巨人という階級が存在する。
これらの人々の優れたアイデアが文化や文明の創造の青写真を提供し、それに応じて、労働者が労働によって「創造」を具体的な形へと実現していくのである。
つまり、アイデア(イデア)の方が実際の具体的な肉体労働よりも強力であり、それこそが価値の源泉である。

価値の源泉というのが労働の中にあるとするのは、あくまでも唯物的な発想によるものである。

私は佐藤優の著作を通じて、価値の源泉が労働にあるとしたマルクスのこの唯物的な考え方についてよく理解できた気がする。

この唯物的な経済分析からは、

プラトンのイデア論から始まって、ヘーゲルの弁証法哲学、歴史哲学に至るドイツ観念論哲学の成果が全く抜け落ちてしまっている。
歴史を人間の精神が自由を達成していく過程であると考えたヘーゲル哲学の方が霊的であり、スピリチャルである。

それは魂の存在を想起させる。

魂が自由、平等、博愛というものを求めて、歴史を進歩発展させてきているのである。

そして、こちらの考え方の方が、実際に社会を動かしている原理を説明できる。
上野千鶴子という社会学者が、マルクス主義フェミニズム論(唯物的フェミニズム論)を教えていて、私も学生時代によく著作を読まされた。

彼女の言説によれば、掃除機や洗濯機の普及が女性を家事労働から解放させ、女性の自由と権利を促進したのだと分析しているが、

その掃除機や洗濯機が誰によって、どんな考えで発明されたのか、そのことについては全く考えていない。
善意ある技術者が、女性を家事労働から解放させたいという意図を持って、そうした考えの元に発明が生まれたのである。

それはそのアイデアに価値があるのであって、それは善のイデアと呼べるものである。

神から来ている神聖なアイデアであって、それを発案するに値する名誉ある人物のアイデアとして生みだされた訳である。
唯物論の中では、そうした人間の精神の価値については、あまり評価されないようである。
だからか、「ドクトル・ジバゴ」などのソ連の共産主義革命の頃の映画を見ると、革命直後に極端な平等思想によって、各人の才能の違いが軽視されていたように
思われる。
人間は才能において全く平等ではない。機会においては平等ではあっても才能は各人の進化の歩み、そして、神からの恩寵によって異なってくる。

giftには、贈り物という意味だが、天から与えられたものという意味、つまり、才能という意味がある。
インド占星術的に言えば、才能(5室)とは、過去世の功徳によって、神から与えられた贈り物(才能)のことである。

それを豊富に携えている人は、神の代理人として、「創造」を行うことができる。

従って、優れたアイデアが社会を先導し、人類を先導していくのは必然なのである。
革命によって労働者階級によるプロレタリア独裁が完了した後にその独裁政権を解散して、階級のない社会を作るとした考えは、全く実現不可能であったのはよく分
かる。

何故なら、労働者階級は社会を先導するだけのアイデアがないからである。

従って、革命は力のある人間、権力のある人間によって管理され、その革命を管理するための官僚という階級が出現した。

秘教的な観点からすると、人間は進化の過程で、意志、愛、知性という属性を発展させていく。

そのどれか一つでも一般人よりも抜きんでていれば、人類一般を先導していく力を持つのである。

結局、労働者階級は、そのいずれも持たないが為に革命闘争を勝ち抜いて巨大な意志を示した革命家たちに管理されることになった。

これは必然である。何故なら、力、意志というものも神の偉大な属性の一つだからである。

またプロレタリア独裁の後に階級のない社会を作るとした考えも、唯物論の観点で考えられた狭い考えであったと思われる。

結局、人間は才能において平等ではないのであり、進化の度合いは各人それぞれで異なっている。

従って、進化の度合いに応じた階級というものが、必ず、存在するのである。

それこそが、霊ヒエラルキーというものである。

従って、神智学では、来るべき時代には、霊的貴族が出現すると予言している。

意志、愛、知性という属性を高度に進化させたそうした霊的巨人が、文化、文明の青写真を提供し、機会において平等な高度な福祉社会が実現していくのである。

ヘーゲル哲学によって完成をみた弁証法的歴史観、つまり、精神の進化史が、マルクスの唯物的歴史観の中では抜け落ちてしまい、才能の違いの問題や、モチベーションの問題など人間の精神(魂)の問題を軽視して、物にだけ注目していた為に全く不完全であったと言わざるを得ない。

従って、唯物的な共産主義者が行う行為は、しばしば立派な福祉活動であることも多いのだが、そうした視点を失っているために物足りないのである。

彼らにはリアリティーの一部しか見えていないのである。

つまり、真の階級とは以下のようになっている。

Hierarchy
現在では、アイデアや才能があれば、資本を銀行から調達して、労働力や土地を市場から調達して、優れた「商品」を創造することができる。

資本を誰が持っているかは関係ない。

それを利用できるのは、アイデアがある人である。

つまり、労働が全ての価値の源泉という考え方はおかしいと言わざるを得ない。
やはり、労働よりもアイデアの方が強力であり、それが価値の源泉であり、労働はアイデアに仕えるだけである。
従って、既に述べたが、共産主義革命は不可能なのである。

労働者は、革命後に権力の主体になることができないし、アイデアの源泉にもなることが出来ないからである。
現在の問題は、才能もなく、アイデアもないのに資本、あるいは資本や土地を持っている人が、他人のアイデアや才能を利用して、自らの収益、利潤としてしまう所
にある。

つまり、才能やアイデアをお金で買ってしまうのである。
然し、真の階級というものは、現前として、今、ここに存在するものである。
私たちの人類文明は、霊的巨人の恩恵によって成り立っている。

従って、宇宙の豊かな恩寵が霊的巨人を通じて我々に降り注いでいると言えるのである。
『いま生きる「資本論」』の中で佐藤優が、「世界共和国へ-資本=ネーション=国家を超えて-」柄谷行人著 という本を紹介していたので、

それを読んでみたのだが、その中で、柄谷行人氏によれば、
ノームチョムスキーは、国家が取りうる4つの形態を示したそうである。
1. 福祉国家資本主義(社会民主主義)
2. 国家社会主義(共産主義)
3. リベラリズム(新自由主義)
4. リバタリアン社会主義(アソシエーショニズム)

nations_list
その中で、リバタリアン社会主義を理想としたそうである。

つまり、自由と平等が最も実現されているからである。
ヘーゲル哲学の精神の自由への発展の過程こそが、歴史なのであるという観点からすると、

いかにして、このリバタリアン社会主義に移行するかがテーマなのである。

これは、国家統制の主体が、現在の資本家や地主から霊的巨人とその賛同者に移行し、

更に社会の中で、自由に経済活動をして生きる人が増えていくことによって可能になる。

つまり、既に存在する真の階級における霊的巨人のそのビジョンと青写真が、その現実の世界でも力を持つようになる必要があるのである。

それは資本主義の修正という形で進められると思われる。

例えば、最近、ビルゲイツが、富豪40人にその資産の50%を寄付するように呼びかけたそうである。

資本というものは実際、誰のものでもなく、実際は神からやってくるアイデア(イデア)を豊富に携えた人が、人類社会を豊かに発展させるために使用されるものである。

そうした資本が、こうした資本家の改心や、また霊的巨人に導かれた世界中のワーカーの仕事によって、

最も優れた世界の救済の計画に使われるようになっていくというのが、進行していく過程である。
それは国家や国連レベルの共同作業によって政治的に進められるべきである。

そして、そうした過程がある程度、進行した後で、まず、国家レベル、国際レベルで、世界を救済し、またエネルギー問題が解決されて、最終的には、大本教のお筆先が言ったような水晶世界が到来するのである。

その世界においては、エネルギーが無尽蔵に供給されるため、誰もお金が不足することがなくなる社会であり、蓄財自体に意味がなくなる社会である。

国家は、国防、水道、ガス、交通などのインフラ面の管理維持という仕事を主に担い、個々人が自由に経済活動をしていくリバタリアン社会主義の社会が到来する。
そうした社会においては、創造性のみが、最も重要なものになる。

従って、人々はその創造性を目指すが故に、社会に奉仕し、そして、進化の旅路をより速やかに歩むことを望むのである。

救済はどこにあるかと言えば、労働者が搾取されるのを辞め、自らの才能を使って、それで報酬を得て生活を始めることの中にある。

会社の単純労働や、やりたくない仕事を辞めて、自分が本当にやりたいこと、-すなわち、それは5室の表現であるが-で、生活し始めた時にそれがその人にとっての精神の革命なのである。

もはや単純労働はできないし、好きでもない仕事をすることもできないと覚醒した精神が、もはや忍耐できなくなった時が、その人にとっての革命である。
その人は、自分の才能を表現したいと思うし、もっと精神的で価値あることを学びたいと思うし、好きなことをして生きていきたいと思うのである。

つまり、5室や9室の表現である。
労働というものは、6-8の関係であり、それはカルマであり、人間の原罪であると言えるかもしれない。

何故なら、昔、霊的巨人たちは、人間に指示をして、使役させることで文化や文明を実現し、人類を教え導いたと言われる。

そのように秘教文献に書かれている。
つまり、そのように使役されなければ、何もできない程、人間には主体性がなかったと言える。

そして、今では、霊的巨人たちは、人類との関係において6-8の関係をやめたのである。

神聖な自由意志を侵すのをやめ、人類の主体性に任せることにしたのである。

つまり、人類は大人として扱われたということである。
6-8の関係から5-9の関係への移行である。

従って、受動的であるのではなく、主体性を示していくことが人類の定めである。

選挙に行って政治に参加し、意見やアイデアを表明して、それを実行する。

そのような主体性が鍵なのである。



【創造と5室について】


「ラオ先生のやさしいインド占星術」などに、5室がマントラ(言霊)と関係しているという記述があるのを知って、最初は不思議に思ったが、聖書には、以下のように記されている。

「はじめに言葉があった、言葉は神と共にあった、言葉は神であった」
従って、神とはマントラであり、マントラによって創造が実現されると分かる。

秘教的な文献によれば、将来的には音とか波動によって全ての物を創造することができるようなのである。

つまり、私たち自身も波動であり、言なのであり、宇宙の波動(神)が私たち(波動)を経由して、私たちが自分が持っている5室の状態に応じて、その神のマント
ラによって創造を行うということである。
因みにヴェーダの一節にも同じような記述があり、以下のように書かれているという。

「太初にプラジャパティ、ブラフマンがあった。言がそれとともにあった。言はまさに最高のブラフマンであった」















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二重性について

プラトンは、この世の出来事というのは、あたかも洞窟の中の壁に外の光景が太陽の光によってシルエットとして映し出されたようなものではないかと書いている。つまり、私たちは現象界の出来事を見て、それが真実だと考えているが、それらは真実の影絵劇にしか過ぎないのであり、本当の実在の世界があるということである。

このプラトンが記述していることは、プラトン自身が単に思弁的に考えたことではなく、実際に現実世界の中で生きていて、現実の世界をそのように体験していたということを意味しているのである。それを比喩的に言ったものが、洞窟の中の影絵劇の話である。

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