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カルト自己啓発団体の指導者(キース・ラニエール)が逮捕される



自己啓発団体の教祖がメキシコで逮捕されたとAFPの国際ニュースが伝えている。


米自己啓発団体の指導者、メキシコで逮捕、女性メンバーを性奴隷に
2018年3月27日 12:55 AFP BB NEWS 発信地:ニューヨーク/米国

【3月27日 AFP】米検察当局は26日、自己啓発団体の導師と称してメンバーの女性らの体に自らのイニシャルの焼き印を押して性奴隷にしていた男を逃亡先のメキシコで逮捕したと発表した。男は性目的の人身取引と共謀の罪で起訴され、27日にテキサス州の裁判所に出廷する。

 逮捕されたキース・ラニエール(Keith Raniere)被告(57)は、ニューヨーク・のウォーターフォード(Waterford)出身で、グループ内では「バンガード(先導者)」と呼ばれている。

 当局によると、ラニエール被告は1998年から自己啓発セミナー「エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」を主催。上部組織の「NXIVM(ネクセウム)」は米国やカナダ、メキシコ、南米で運営し、ニューヨークのブルックリン(Brooklyn)でメンバーを募ってきた。

 5日間のセミナーの参加費は最大5000ドル(約53万円)で、参加者は内容を公開しないとの秘密保持契約に署名させられていたという。また、毎年8月にはニューヨークのシルバーベイ(Silver Bay)でラニエール被告の誕生日パーティーが開かれ、参加者は2000ドル(約21万円)を支払っていた。

 ラニエール被告は団体設立当初から複数の女性メンバーらと性的関係を持ち、2015年には自身を唯一の「主人」とし女性メンバーを「奴隷」とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立したことで、非難が集中した。

 女性メンバーらの訴えによると、団体は儀式と称して女性らを裸にして押さえつけ、下腹部にラニエール被告のイニシャルの焼き印を押し、この様子を撮影していたという。

 昨年10月に米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が団体の実態を暴露する記事を掲載すると、ラニエール被告はメキシコに逃亡。だが米連邦捜査局(FBI)とメキシコ警察が25日、太平洋沿岸の豪邸で女性の相続人といた同被告を逮捕した。

 ラニエール被告は有罪となれば最低でも禁錮15年、最長で終身刑となる可能性がある。(c)AFP


キース・ラニエールは、エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」を主催し、「NXIVM(ネクセウム)」という上部組織を運営していたようである。


女性メンバーの体に自らのイニシャルの焼き印を押して、性奴隷にしていたとのことで、2015年に女性メンバーを性奴隷とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立したことで非難が集中したと記されている。


「女性メンバーらの訴えによると、団体は儀式と称して女性らを裸にして押さえつけ、下腹部にラニエール被告のイニシャルの焼き印を押し、この様子を撮影していた」と記されていることから、女性メンバーからの内部告発によって、情報が外部に漏れて、ニューヨークタイムズが団体の実態を暴露したことで、逮捕に結びついたようである。



ネット上を調べてみたが、出生時間は分からないが、以下のようなデータは提供されている。



Keith Raniere
Famous As: Founder Of NXIVM
Nationality: American
Birthday: August 26, 1960
Age: 57 Years
Sun Sign: Virgo
Born In: Brooklyn, New York City, New York
City, States, Provinces & Districts: New York City, New Yorkers
Founder/Co-Founder: NXIVM

(参照元:THE FAMOUS PEOPLE




00:00:01でチャートを作成すると、月は、乙女座23°50’で、現在、土星/木星期である。



23:59:59で作成すると、月は、天秤座7°1’で、現在、水星/金星期である。




現在のダシャーの取り得る範囲は、以下のようになる。現在はマハダシャー土星期か、マハダシャー水星期かのいずれかである。



土星/木星
水星/水星
水星/ケートゥ
水星/金星




月は、乙女座か天秤座になるが、おそらく乙女座ではないかと思われる。








月を乙女座に設定すると、現在、マハダシャー土星期の最後のアンタルダシャーの時期であり、次のマハダシャー水星期は月から12室に在住する水星期である。




キース・ラニエール被告は有罪となれば最低でも禁錮15年、最長で終身刑となる可能性があるということから、12室(監禁)の象意と縁がありそうである。




また月を乙女座に設定すると、4、7室支配の木星と5、6室支配の土星が4室(アシュラム)でコンジャンクトするが、4室に木星が在住する配置は、アシュラムを開いたり、団体を起ち上げる配置である。



射手座は自己啓発の星座であり、木星は哲学的で人生の根本を探究するムーラに在住している。



従って、自己啓発セミナーを主催したり、そのメンバーたちを会員として囲う組織運営などのスキルを表している。




おそらく、マハダシャー土星期の間は、土星が5、6室支配で4室に在住して、4室支配で自室で強いハンサヨーガの木星とコンジャンクトしている為、自分の信者となる会員を増やし、また「エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」を提供する上部組織「NXIVM(ネクセウム)」を構築してきたのである。



「エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」というコース名が、いかにも射手座が好む自己啓発的な名称である。




但し、土星は6室の支配星でもあるため、組織に加入した女性の会員からの内部告発が絶えず、それで、ニューヨークタイムズがその情報を掴んで、逮捕につながったものと考えられる。




従って、キース・ラニエール被告の今後の運命は、月から12室に在住するマハダシャー水星期によって判断されるのではないかと思うのである。




ニーヨークタイムズに組織の実態を暴露されてから、メキシコ(外国:12室)に逃亡していたというのは、12室に在住する水星で顕されるのではないかと思われる。





因みに今回、この団体で勧誘活動をしていたとされる米女優のアリソン・マックが逮捕されている。





米女優を逮捕、女性メンバーを「性奴隷」にしていた団体で勧誘活動
2018年4月22日 21:12 AFP BB NEWS 発信地:ワシントンD.C./米国

【4月22日 AFP】米国の人気テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン(Smallville)』に出演していた女優が20日、指導者との性的関係を女性メンバーに強要していたカルトまがいの自己啓発団体のために勧誘活動をしていたとして、人身売買の容疑で逮捕された。検察当局者が明らかにした。

 逮捕されたのは女優のアリソン・マック(Allison Mack)容疑者(35)で、女性のための指導集団と称する団体のために勧誘活動をしていたとされる。検察当局者によると、メンバーとなった女性たちは自身の利益になるとして、性的に搾取されたり労働を強いられたりしていたという。

 ニューヨーク州オールバニ(Albany)を拠点としていた団体の女性メンバーたちの多くは、指導者のイニシャルの焼き印を体に入れられていた。「バンガード(先導者)」の異名を取る団体の指導者、キース・ラニエール(Keith Raniere)被告は、性行為目的の人身売買容疑で3月にメキシコで逮捕され、その後、性行為目的の人身取引と共謀の罪で起訴された。

 ラニエール被告は過去20年間にわたり、自己啓発セミナーを主催。上部組織の「NXIVM(ネクセウム)」は米国やメキシコ、カナダ、南米で関連施設を運営していた。同被告は、団体設立当初から複数の女性メンバーたちと性的関係を持ち、2015年には自身を唯一の「主人」とし女性メンバーを「奴隷」とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立した。

 各セミナーの受講料は数千ドル(数十万円)に上り、団体内で昇格する手段として別講座の受講を勧めたり新たなメンバーの勧誘活動をさせたりしていた。

 DOS内部では「奴隷」が昇格するには新たに自身の奴隷を勧誘することが必要だった。(c)AFP



ネット上には、教祖と対談する米女優アリソン・マックの映像が見られるが、この教祖は、女性のための指導集団と称する団体を起ち上げていたことから、こうした若い女性を大勢、教団内に集めていたと考えられる。



キース・ラニエール被告に心酔する米女優アリソン・マック




出生図に再び戻ると、獅子座で太陽、金星、水星、ラーフがコンジャンクトしているが、獅子座の金星は女優などの派手な女性を表しており、水星とコンジャンクトして、土星の絡みを受けていない為、若い女性を表わしている。



太陽がキース・ラニエール被告自身を表しているとすれば、太陽はムーラトリコーナで強い配置である。



従って、若い女性たちに囲まれて、自信満々に教えを説く、キース・ラニエール被告の姿が浮かび上がってくる。



そこにラーフがコンジャンクトしているが、飽くなき欲望のラーフがコンジャンクトしていることで、全てが限度を超えてエスカレートしていくのである。



例えば、キース・ラニエールは、当初、自己啓発セミナーを主催して、「NXIVM(ネクセウム)」の運営に携わっていたが、その内、行動がエスカレートして、2015年に自身を唯一の「主人」とし女性メンバーを「奴隷」とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立するのである。



この辺りから、このキース・ラニエールの狂気が噴出し、元々あった行動傾向がエスカレートしたと考えられる。




もしキース・ラニエール被告が現在、土星/木星期で、月が乙女座に在住しているのであれば、2015年は、土星/ラーフ期である。



ラーフは、金星とコンジャンクトし、火星からアスペクトを受けている。



例えば、更にここに欲望のハウスである3、6、11室や、6、8、12室のドゥシュタナハウスなどが絡んでくると、性犯罪などが起こりやすい配置ではないかと考えられる。



金星がラーフとコンジャンクトしている場合、コントロールできない激しい性的欲望を表わしている。




TOKIOの山口達也氏もラーフと金星が山羊座でコンジャンクトしていたことは記憶に新しいが、金星が、火星や太陽から傷つけられていることもポイントである。




キース・ラニエール被告は異常であるが、この人物の元に集まって来た女性たちも異常だったのであり、自己啓発団体の中で、昇格するために他の女性たちを勧誘したり、自己主張が強く、盲目的にのめり込むところがあったように思われる。



まさにこうした信者の女性たちもラーフや強い太陽とコンジャンクトする金星が象徴しているのである。








例えば、米女優アリソン・マックの写真を見るとギラギラしていてどこか理性を欠いている印象がある。



まさに太陽やラーフとコンジャンクトする獅子座の金星の表示体である。





キース・ラニエール被告は、何故、今回、逮捕監禁されたかと考えると、既にマハダシャー水星期に入っていたからではないかと考えられる。




月をラグナとすると、ラグナロードの水星が、12室の支配星と共に12室に在住し、8室支配の火星からアスペクトされ、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、6室支配の逆行の土星からアスペクトされている。




このように身体を表わすラグナロードが、ドゥシュタナハウスの支配星とコンジャンクトしてドゥシュタナハウスに在住し、更にもう一つのドゥシュタナハウスの支配星や生来的凶星などからアスペクトされている場合というのは、逮捕監禁される典型的な配置である。




特にこの場合、ラグナロードの水星が12室(海外)の支配星と共に12室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、8室支配の火星からアスペクトされている辺りが重要で、このためにメキシコ(外国)での逮捕劇となったのである。




逆行する6室支配の土星は内部告発した被害者の女性たちや捜索に動員された警察官たちを表しているかもしれないが、土星はラグナにもラグナロードにもアスペクトしており、絶対に逃がしはしないという意志の表れである。




因みに月を乙女座にする場合、ラグナは牡牛座~天秤座辺りまでの範囲となる。



但し、11:16:05以上に設定し、ラグナを天秤座の8°16’以上に設定すると、月は乙女座から天秤座に移動してしまう。



月は天秤座にはないと推測されることから、出生時間は、00:00:01~11:16:05辺りまでの可能性が高いと考えられる。




天秤座ラグナに設定すると、説明が出来ないことから、ラグナは牡牛座~乙女座までの間にある可能性が高いのである。




人物像から獅子座ラグナであるとも双子座ラグナであるとも考えにくいので、ラグナは、牡牛座、蟹座、乙女座に絞り込まれる。





現在、キース・ラニエール被告がこれほどまでの世間の注目を集めていることを考えると、10室にダブルトランジットが形成されていなければならないのである。




そのように考えると、牡牛座か、乙女座ラグナの可能性が高いと思われる。





キース・ラニエール被告が設立した団体は、儀式と称して女性らを裸にして押さえつけ、下腹部にラニエール被告のイニシャルの焼き印を押していたり、会員には秘密保持契約に署名させるなどの取り組みを行なっていたことは、黒魔術的な色彩が感じられる。



この辺りは、獅子座に惑星集中する水星、太陽、金星、そして、土星、ラーフ/ケートゥ軸が水瓶座に絡んでいるからである。






ダライラマと会っている所を見ると、それなりに精神世界というものを探究していたのかもしれない。



少なくともその手の知識を求めているか、求めるポーズを取っていることが認められる。



それは射手座ムーラに在住する木星によっても表わされている。



獅子座の惑星群から見ると、5室支配で5室のムーラに在住する強い木星は、それなりに宗教的、哲学的なテーマを語れるだけの知識を持っていたと思われ、教祖になるだけの才能はあったと思われる。



そして、お金や人が大勢、集まって来て権力を持ったことで、元々持っていた素質-過剰でコントロールの効かない性的欲望-が強調され、更に逮捕監禁のカルマが予定調和的に発芽することによって破滅したのである。



















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つなぎ融資の女王 -天才的な悪人-

つなぎ融資に出資すれば数%~20%のリターンが得られるといった詐欺の投資話を持ちかけ、7億円を集めたとされる山辺節子被告(62歳)に懲役10年が求刑されたとニュースが伝えている。


初公判は既に2017年7月4日に行われており、これまでの間に山辺節子被告の過去の経歴や行動が明らかになってきている。


山辺節子被告の逮捕は、国際指名手配され、タイ警察に逮捕されて強制送還された大捕り物であり、大変、世間の注目を集めている。




そうした中で、ひときわ注目を集めているのが、山辺節子被告が38歳と年齢を偽って若づくりをしていたことや、その年齢不相応な奇抜なファッションなどである。


特にインターネット上の様々なブログの記事などをチェックすると、7億円も集めた山辺節子被告の悪の異常な才能に対する羨望、畏怖のような一般の人々の複雑な感情が見られるのが分かる。


単に犯罪者として批判するのとは別の感情が微妙な形で表現されているのである。



例えば、『山辺節子が美容整形に800万・・・』といったブログでは、以下のように記されている。



300万円を稼ぐのも苦労するこの不景気の中、
山辺節子は一体どうやって「7億円稼ぐ」という偉業を達成したのでしょうか?
架空の投資話で7億円を稼いだスキルと、山辺節子の旦那、子ども、生い立ち、人物像、彼氏について、
調べてまとめてみました!

まるで、現代のアニータ!もしくは木嶋佳苗!
皆さんが忘れていた木嶋佳苗の再来なのかと思うほどですね。

木嶋佳苗が詐欺をした10億円を「追いつけ追い越せ!」の姿勢には、
共感も尊敬もできませんが、7億円は凄すぎる!

(中略)

詐欺被害額7億円という驚愕の数字は、
ロトかジャンボ宝くじに当たる以外で、
普通の人が手に入れるのは不可能な莫大な金額です。


その詐欺で巨額の金銭を稼いだ悪の才能を明らかに評価している様子が伺えるのである。


保険金殺人の木嶋佳苗の名前も挙がっているが、木嶋佳苗について書かれた他の様々なブログ記事にも、数々の男性たちを騙した木嶋佳苗のテクニックについてリサーチされ、記されたものが多いのが目につくのである。


悪人だが、恐ろしい悪の才能を持った人物であると、その「悪の才能」については認めているような論調である。



社会が無法状態になって実力本位の世の中になった場合、詐欺をして、人に一杯食わせることは、一杯食わせた方が勝利者であり、食わされた方が敗北者である。


市場原理主義的なリバータリアニズム的な世の中で、万人が万人と闘争状態になり、実力至上主義の世の中になると、詐欺の才能さえも評価の対象となる。


詐欺をうまく働いた人間は、勝利者で、詐欺を仕掛けられた人間は、ぼーとしてうかつだったのであり、本人にも過失があったのである。


六法全書でもそのような評価となっている。


民法の最初の方で、詐欺の被害にあった場合、詐欺に遭った人にも一定の落ち度があったことを評価する内容になっている。



つまり、詐欺師が悪いとして、社会がその犯罪行為に制裁を加えるのは、あくまでも法治国家が機能している場合の話である。



もし法治国家が機能していない場合、動物的本能で、次々に人を騙すような人物は、生存本能が極めて強い、非常に強力な人物である。



悪人であるが、悪人でなければ、そのような無法の世の中では生きていくことは出来ない。



つまり、手段を選ばずに生き残っていくそのような生存本能の強い人物について、その強さが評価の対象となるのである。



実を言えば、最近の国際政治などの裏側でも国際法などが全く機能していないため、このような実力本位の世界がまかり通っている。



国際政治における諜報機関の暗躍などは、お互いに騙し合いの連続である。



例えば、北朝鮮は、偽札を大量に刷ったり、サイバー攻撃をしかけて銀行から金を強奪したり、核開発などをしてアメリカと駆け引きをして国家の生存を維持している。



弱肉強食の世界においては、核開発をしなければ、一気に攻め込まれて、体制崩壊させられて終わりとなる。



従って、北朝鮮は必死である。



気を抜けばアメリカに潰されて終わりとなる。



現実主義(リアリズム)外交においては、相手国を騙したり、手玉に取って生き残るという手法も国家の強さである。



これを人間に当てはめれば、多くの人間を騙して金を巻き上げた人物は、犯罪者ではあるが、こうした弱肉強食や現実主義(リアリズム)の世界観の中では、その悪の才能は、あっぱれといった評価になるのではないかと思われる。



但し、当然、法治国家としては、社会の秩序を乱す人物を取り締まらなければ、国家権力としての示しがつかない。



従って、罰せられることになる。




様々なブログにおいて、山辺節子被告は、犯罪者として批判はされているものの、その悪の才能やたくましい生存本能について注目をされているようである。



そして、その聖子ヘアーやその年齢不相応な若づくりや奇抜なファッションなどが注目を集めている。



市場原理主義が浸透し、弱肉強食で、格差が拡大した現在の世の中の世相を反映しているのではないかと思われる。



もちろん、これらの詐欺行為が、大きなカルマの負債を築くことは明らかである。



「7億円全部使っちゃった」と山辺被告 白髪めだち、やつれた様子で年齢(62)相応に
2017年7月5日 12時46分 J-CASTテレビウォッチ

ウソの投資話を持ちかけ2000万円をだまし取ったとして詐欺罪で問われた山辺節子被告(62)の初公判がきのう4日(2017年7月)、熊本地裁で開かれた。「つなぎ融資の女王」といわれ、タイから強制送還され逮捕されたときはショートパンツだったが、この日は地味なズボン姿だった。

取材したリポーターの阿部祐二が法廷内で5メートル先の山辺被告をつぶさに観察した。阿部のメモによると、「逮捕の時とは大きく印象が変わっていた。白髪とノーメーク。後頭部付近、真っ白、染めてある部分と白髪の部分がくっきり。白髪をみられるのを気にしていた。外見はやつれ、62歳という年齢相応に見える」

起訴内容について「間違いありません」と認めた。これまでの調べに対し、70人以上から少なくとも7億円も集めたとみられている。その使い道は「投資話はすべたてウソだった。生活費や借金の返済、整形手術などに充てた」といい、弁護士によると「返済能力はありません。すべて使い果たした」という。

タイの愛人(32)からメッセージ

タイに逃亡中は、交際相手の男性(32)に「38歳」と偽っていた。金の一部は男性の家の購入費用にも使ったといわれる。初公判に合わせて交際相手がコメントを寄せた。

「愛しのエリコ(山辺の名前)へ 僕は今でも君を想い、愛し続けているよ。負けずに耐えてほしい。時が来れば、また一緒に過ごすことが出来るからあきらめないで。エリコ いつまでも君のことを愛しているよ」

山辺被告に5000万円を騙されたという男性の被害者の1人は初公判を傍聴して「もう、怒りがこみあげてきます」と語る。

司会の加藤浩次「7億円全部使ったとは!」

キャスターの近藤春菜(お笑い芸人)「最初から騙すつもりだったのでしょうね」

宮崎哲弥(評論家)「どうやって7億円も集めることが出来たのか、ぜひ知りたいですね」

意外に典型的なストーリーかもしれない。どんな秘訣だったのか。次回の裁判は来月(2017年8月)23日。



例えば、上記の記事に関しても評論家の宮崎哲弥は「どうやって7億円も集めることが出来たのか、ぜひ知りたいですね」と語っている。



それが、詐欺であったとしてもどうやって7億円も集めたのか、その悪の才能に驚嘆しているのである。



単に批判するだけではなく、とにかくその悪の才能に関しては、評価し、認めているといった論調なのである。




出生データは、1955年3月3日 で、12:00でチャートを作成すると、月は双子座のアールドラーに在住している。



この月の配置を見て私はこれはまさに山辺節子被告の月のナクシャトラに違いないと考えた。



ナクシャトラについては、私は以前からAsahi-netのサイトを参考にしている。




この解説によれば、アールドラーは、「偉大な指導者と天才的な悪人のどちらにもなり得る性質をもった人」なのである。



山辺節子被告の場合は、天才的な悪人ということになると思われる。



非常に良くまとめられたサイトであるが、金銭と恋愛に関して以下のように記されている。



<金銭>
仕事を持つと、良い収入がえられます。しかし、その仕事の傾向によっては、だまされたりだますはめになったりと、お金のでいりは烈しいでしょう。好きな男のために、貢ぐはめになることだけは要注意です。

<恋愛>
それが、どう働くにしても愛情が深い人なので、恋愛は深まるでしょう。初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます。


山辺節子被告は、詐欺で稼いだ金銭をせっせとタイ人の男性やフィリピン人の男性に貢いでいたようである。








確かに愛情深い所があることは間違いなさそうである。



「初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます。」ということだが、これも見事に当てはまっている。


山辺節子被告の男性遍歴については以下の記事に記されているが、最初に自動車会社に勤める男性と結婚し、息子と娘が誕生したが、離婚して別の妻子のいる男性と不倫関係となり、その男性を離婚させて結婚したが、再び、別の男性が出来て、その男性とも結局は別れたというような男性遍歴を持っている。


タイで逮捕の62歳女 熊本の知人が明かす“狂った男遍歴”
2017年4月6日 日刊ゲンダイ

「40歳そこそこの息子さんがいるのにねえ」と、熊本・益城町の住民はアキれている。出資法違反容疑で同県警に国際手配され、3月30日、タイ警察に入管法違反容疑で逮捕された同町出身の山辺節子容疑者(62)。

 元本保証と高利回りをうたい、東京・港区の男性ら数十人から計7億円以上をかき集めたとみられており、そのカネの一部を、昨年夏ごろに知り合った31歳で“細マッチョ”のタイ人男性に貢いでいたという。

「土地や新築の豪邸を買い与え、『月給』と称して月2万バーツ(約6万4000円)の“お手当”を渡していたそうです」(現地メディア関係者)

 色と欲にまみれた山辺容疑者は「私も被害者です」とうそぶいているらしいが、それを信じる地元住民はいない。

 山辺容疑者をよく知る女性は「男性関係が派手なのは、彼女が高校生の時から」とこう明かす。

「高校卒業後、病院の事務かなんかしよったって話やけど、若い頃から派手やったけん、お父さんが『娘(山辺容疑者)が遊び歩いて家に帰ってこん』ってものすごく心配して、早く結婚させたらしい。彼女の最初のご主人は自動車関係の会社にお勤めで、息子さんと娘さん、2人の子どもがおったけど、男性遍歴がボロボロ出だして、だいぶ前に離婚した。別れてから、今度は妻子のいる男性と不倫関係になって、その男性を離婚させて一緒になったんやけど、また他に男ができたとかで、その男性とも別れたそうです。節子さんは1人の男性ではダメやったみたい。次から次へ、やからね」

 色白の山辺容疑者は、昔から年齢より若く見えたという。

「顔にも体にも相当、金をかけとったのは分かる。ジャガーかベンツか、真っ赤な外車を乗り回して、とにかく金回りは良かった。とにかく目立っとったし、キレイやし、いい洋服を着てた。みんな、うらやましい気持ちで見てました。バブル時代から大きな会社のものすごくお金を持っている人たちを誘惑して、それで(8年ほど前に)家を建てたって話です。普通、店ひとつないこんな田舎で、山の上にそびえ立つ1億円もする家を建てますか? 『別荘をいくつか持ってる』とも言うとったし、造園業者が年に何回も剪定に来てた。ただ、それも半分建てたところで作業が1年中断。金回りに困ってたみたいで、家に帰って来んようになり、4年ほど前に夜逃げ。タイに逃げたって話を聞いた。実は、節子さんに離婚させられた男性は、彼女に捨てられてしばらくしてから亡くなったんです。残された元奥さんと息子さん2人は、ご主人と財産を奪われた。田舎で財産がなくなるってことは大変なこと。元奥さんはその後、慣れないお仕事をされて、大変苦労されてるって聞いた。ずっとかわいそうやなあって思いよった。これで、ほんの少しは無念さが晴れたんじゃないですか」(前出の知人女性)

 山辺容疑者は日本に強制送還され、19日に帰国、逮捕される見通しだ。


恋愛に関して、「どう働くにしても愛情が深い人なので、恋愛は深まるでしょう。初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます」という解説文のその通りの人生を歩んでいる。


ということは、山辺節子被告は、フィリピンやタイで失敗の恋愛の後の成功した恋愛を掴んだということなのだろうか。



初公判に合わせてタイの愛人から以下のメッセージが届いたそうである。



「愛しのエリコ(山辺の名前)へ 僕は今でも君を想い、愛し続けているよ。負けずに耐えてほしい。
時が来れば、また一緒に過ごすことが出来るからあきらめないで。エリコ いつまでも君のことを愛しているよ」


(2017/7/5 12:46 JCASTテレビウォッチ『「7億円全部使っちゃった」と山辺被告 白髪めだち、やつれた様子で年齢(62)相応に』より引用抜粋)



実際、上記のナクシャトラの解説は、ごく普通の一般人に適用されるような内容である為、詐欺で犯罪者となった山辺節子被告の場合、こうした象意が更に極限まで、強調されていることは確かである。




ここで注目すべきことは、アールドラーの人物の天才的な悪を行なう才能である。



それは凄まじい才能なので、一般の人々に羨望や畏怖をもたらすのである。








この山辺節子被告のチャートを見て、特徴的なのは、まず強いムーラトリコーナの火星と高揚の座に在住する強い土星との相互アスペクトである。



ここに悪の天才的な才能が現れている。



月から見ると、6、11室支配の火星と8、9室支配の土星が相互アスペクトして、9-11のダナヨーガを形成すると共に6-8の絡みも確認できる。



6-8の絡みは犯罪の絡みであり、しかもそれは強い火星と土星のコンビネーションによって9-11のダナヨーガと同時に形成されている。



5-11室の軸は、富をもたらす強力な軸であり、この軸で、ダナヨーガが形成され、更に6-8の絡みや土星と火星の絡みが生じている為に非合法の手段で金銭を稼ぐことを表している。




また月から見るとラグナロードの水星と5室支配の金星が8室(不労所得)で1-5のダナヨーガを形成し、また5室支配の金星と9室支配の土星は5-8の星座交換をしており、5-9のダナヨーガも成立している。



これは他人のお金を自分の収入とする配置である。



また8室の水星自体が良いと言われているが、他人のお金を利用できるという点で良いのだと考えられる。



また双子座は、株式市場や投資に関係する星座であり、この双子座に月、ケートゥ、木星などが集中しており、おそらく双子座に凶星や凶ハウスなどが絡んでいることで投資詐欺の象意として表れたと考えられる。



またナヴァムシャでも木星、土星、ラーフが双子座に集中しており、2つの凶星が双子座に絡んでいるが、金融、投資の世界に縁があることを表している。





双子座と金融/投資詐欺の関係



まず、一つ言えることは、投資の世界は、詐欺が付きものである。



例えば、リーマンショックを引き起こしたのは、サブプライムローンと呼ばれる信用度の低い貧困層の人々に貸し付けられた住宅ローンが証券化され、世界各国の投資家に販売されたが、そのサブプライムローンは、返済できなくなるのが予め分かっていたのであり、それを証券化して作った金融商品も値下がりすることは予め分かっていたのである。



それをゴールドマンサックスのトレーダーなどが値下がりすることが分かっていて様々な投資家に売りつけたので、実際の所、詐欺であると言ってもいいかもしれない。


そして、自分たちはその証券化した商品をショートしていたので、サブプライムショックで利益を上げたのであり、確信犯的な詐欺であると言ってもいいかもしれない。



実際、株式売買でも商品先物取引でもFXでも仮想通貨でもそうだが、トレンドを早めに読んでトレンドの方向にエントリーして、人よりも先に利食いをして市場から退散するというのが、勝利の条件である。


人よりも先にそれを行なわなければならないのであり、ぐずぐずしていると含み損を被ってしまう。


従って、短期トレードの世界は、騙し合いの世界である。



例えば、商品先物取引では、プロの機関投資家は、素人の新規参入者が資金力がない状態でレバレッジ取引を行なっているのが分かっていて、いくらまで下げたら新規参入者が損切せざるを得ないかを知っていて相場を動かすことができる世界のようである。


以前、池の中をクジラが泳いでいるようなものだと聞いたことがある。


つまり、市場に比べて、資本の方が莫大に大きいので、資金豊富なトレーダーなどは簡単に相場を動かすことが出来るらしいのである。


新規参入者を食い物にする詐欺的な世界である。



私も投資詐欺のようなことに巻き込まれたことが過去においてあるが、基本はねずみ講方式の金融詐欺の場合、最後に投資した人が損をする仕組みになっている。


一番、早くから参加した人々は、利益を得て、逃げ切ることもできるのである。



今回、山辺節子被告は大企業は表向き銀行からお金を借り入れることが出来ない為、つなぎ資金を必要としており、その資金として投資すれば、数%~20%の配当を付けて返済すると様々な人に働きかけてお金を引き出していたようである。


そして、数%~20%の配当をつけて十数回に渡って返済を行なうという約束で、実際、最初のうち配当を付けて返済を行なって信用を得て、更に大きな投資をさせるという手法を繰り返していたようである。


実際には、新たに投資をした人の資金が、数%~20%の配当分上乗せの支払いとして、途中まで払い出されていたと考えられる。


この事件で、実際に逃げ切った人がいたのか、それとも関わった全員が被害者となったのかは定かではないが、ある程度の期間、この詐欺行為を続けていくためには、実際に25%分の配当の支払いを続けて、事業に実態があるように見せかけないといけない訳である。


従って、ねずみ講の金融詐欺の場合、新規出資者がいなくなり、資金繰りに困って、金利分の支払いが出来なくなった時が、主催者が失踪するタイミングである。




例えば、世界最大の投資詐欺事件を起こしたバーナード・マドフの場合、ねずみ講を行なっていたことを一部の人は知っていたが、それを知っていながら見て見ぬふりを皆でしていた実態があったようである。



つまり、詐欺であると分かっていながら、それが儲かるので参加していたのである。



そして、早い段階で参加していた人は早めに金利分の上乗せされた出資金を全て回収し、逃げ切ったようである。




私は双子座に3つの惑星が集中しているが、水星、土星、ケートゥが在住して、火星と土星が相互アスペクトしている。



従って、出生図において双子座ではラージャヨーガも形成しているが、トリシャダヤハウスの3室や6室、11室が絡んで吉凶混合している。



双子座が強調されているため、投資の世界に縁があるが、双子座に傷つきがあるためか、過去において投資詐欺に巻き込まれたり、商品先物取引やFXなどで大きな損失を被る経験を何度かしている。



上記のような配置であるため、金融投資の世界について興味関心を抱くと共にこれまで実際に自分のお金を投入してトレードなどを行なうことで、この双子座の金融の象意について色々味わうこととなった。



幸いなことにナヴァムシャで、ラグナ、月、太陽から見て水星が9室支配で9室双子座自室に在住しているので、出生図での双子座の傷つきを挽回しており、双子座では散々な目にもあったが、ジョーティシュ(光の知識)に出会うことが出来た。





新規仮想通貨が取引所に上場される前にプレセールするICO(イニシャル・コイン・オファリング)というものがあるが、発行したトークンが取引所に上場した途端に価格が暴落するようなことが頻繁に起こり、ほとんど詐欺のような世界である。



仮想通貨の発行者が、取引所に上場して、値上がりしたトークンを大量に売却して、購入者のお金を巻き上げる仕組みのような所がある。



仮想通貨の参加者はほとんど詐欺のような世界であることを分かった上であえて参加している。



また実際のサイバー犯罪者も跋扈しており、私も最近、インターネット上のウォレットで一部の仮想通貨を保管していたが、ある日、ウォレットの残高がスッカラカンになっていた。



おそらくハッキングされ、誰かにパスワードを盗まれたか、つきとめられたのではないかと思われる。



金融、投資、株式市場の世界では、詐欺に近いようなことは日常茶飯事に行われている。



皆、それは分かっていて参加しており、詐欺に遭わないようにするのは自己責任である。




山辺節子被告のチャートを見ると、やはり、出生図とナヴァムシャで双子座に惑星が集中しており、そこに凶星や凶ハウスが絡むことによって、高度な金融投資系の知能犯として、悪の才能を発揮したということなのである。




因みに山辺節子被告のラグナも検討してみたが、出生時間が00:00:01の場合、現在、水星/月期で、23:59:59の場合、現在、ケートゥ/土星である。



現在(2018/3)のダシャーは、水星/月~ケートゥ/土星期のいずれかである。



水星/月
水星/火星
水星/ラーフ
水星/木星
水星/土星
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星
ケートゥ/太陽
ケートゥ/月
ケートゥ/火星
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星
ケートゥ/土星



出生時間が00:00:01~7:29:33の場合、月はムリガシラーになるため、月がアールドラーになるには、出生時間は7:29:33~23:59:59の間でなければならない。



そうすると、射手座から魚座までの可能性は消え、牡羊座~蠍座までが候補となる。



今回、ラグナまでの特定は行なってないが、チャンドララグナをアールドラーに設定すると、この山辺節子被告の人物像が非常に鮮明に浮かび上がってくる。






(参考資料)



“怪死”元町議の知人が告白 山辺節子容疑者の猛毒色仕掛け
2017年4月19日 日刊ゲンダイ

出資法違反容疑で熊本県警から国際手配されていた同県益城町出身の山辺節子容疑者(62)が19日、タイから日本へ強制送還され、逮捕された。

 地元住民らによると、節子は高校時代から男関係が派手で、卒業後は地元の病院で事務職をしていた。結婚して1男1女をもうけたが、程なくして離婚し、熊本市内でスナックを始めた。かつての常連客が言う。

「節子の色仕掛けは特殊で、美人ではなかったが、普通にしとってオーラを出しちょった。オーデコロンつけて、よか匂いばさせて、そのフェロモンで男をとりこにしよるばい。金持ちを見つけると女の武器を使いよった。商工会の幹部もメロメロになっとったな。昔から男好きで、よかパトロンがようけおった」

 日刊ゲンダイの既報通り、4年前に“怪死”した元益城町議のAさんも、節子にたぶらかされたひとりだ。

Aさんは節子の巧みな手口で妻子と別れさせられ、一時期は、総工費1億円、「姫御殿」と呼ばれた節子宅で暮らしていたという。Aさんと近しい知人が、本紙だけにこう明かす。

「2人が出会ったきっかけは、06年の益城町長選でした。Aさんが、選挙事務所を手伝っていた節子を車で自宅へ送ったところ、『家に寄ってってよ』と誘われ、そういう関係になったそうです。実はAさんの奥さんも事務所に出入りしていて、節子から『あなたがAさんの奥さんだったから誘惑したのよ』とハッキリ言われたらしい。節子より若い奥さんが、他の男性からチヤホヤされていたのが面白くなかったようです。節子のやり口はいつも決まっていて、自宅まで車で送らせては連れ込む。節子の毒牙にかかった町議は1人や2人ではありません」

 しばらくして目を覚ましたAさんは、奥さんに「すまない」と謝罪し、節子に別れ話を切り出したそうだ。

■別れたくても別れられない

「すると節子は、ツーショット写真の存在をチラつかせ、『手切れ金として3000万円よこせ』『払わないなら結婚詐欺で訴える』と脅したそうです。さらに奥さんと離婚して一緒になるという念書まで書かされたといいます。Aさんは『節子に泣きながら頼まれ、つい写真を撮ってしまった』と後悔していた。そのうえAさんの奥さんのところにも、節子と関係の深い建設業者が訪ねてきて、『別れさせたければ慰謝料3000万円払え』と脅迫めいたことを言ったそうです。Aさんも、節子の“バック”から家族に危害を加えるようなことを言われたようで、『別れたくても別れられない』『周りの人を裏切ってしまった。もう町議選にも出られない。家にも帰れない』と頭を抱えていた。気持ちの優しい男だっただけに、気の毒で……」

 そして4年前、Aさんは50代で亡くなった。

奥さんは死因について口をつぐんでいます。Aさんの財産はすべて節子に取り上げられ、銀行以外の借金まで背負わされた。その返済のため、奥さんは今も2つの仕事を掛け持ちしている。だまされたAさんが悪いとはいえ、彼は最期まで家族を守ろうとしていた。すべてを奪われたAさん家族は、節子に人生をメチャクチャにされたのです」

 こうして、毒婦は次々と男からカネを巻き上げていったのだった。
参照元:“怪死”元町議の知人が告白 山辺節子容疑者の猛毒色仕掛け
2017年4月19日 日刊ゲンダイ

「7億円詐欺」山辺節子容疑者が“つなぎ融資”以外に利用していた騙しの手口
2017年05月08日 HARBOR BUSINESS ONLINE

「つなぎ融資の女王」こと山辺節子容疑者(62)が出資法違反容疑でお縄についてから2週間。目下、捜査関係者は詐欺容疑での立件も視野に裏付け捜査を急いでいる。

すでに繰り返し報じられているとおり、その詐欺の手法は手の込んだもの。建設費に1億円を費やしたという自宅に招き入れたうえで、「シャープ、ソニー、東芝などのつなぎ融資を行うための資金を融通すれば、10か月で20%ものリターンが得られる」と、言葉巧みに被害者を口説き落としていた。その被害者の1人である50代の経営者が話す。 「一流企業でも銀行の審査をパスしてから実際に融資が下りるまでにタイムラグがある。その間の資金を融通するから、元本保証なのに高いリターンを得られる、というのが山辺の主張でした。そう説明しておきながら、『やらないと損ですよ』といった執拗な勧誘はないんです。一方で、『絶対、この話は口外しないように』と言う。詐欺師ならどんどん人を紹介させて、お金を引っ張ろうとするじゃないですか?なのに『話すな』と。それも話した場所は、ホテルのロビーなどではなく、山辺本人の自宅です。それで、『これは詐欺ではなく、本当の投資案件なんだ』と思いこんでしまった……」

 この被害者によれば、山辺容疑者はしきりに「これは日本を救うためのお金」と話していたという。おそらく、つなぎ融資の資金を提供することで、陰ながら日本経済を支えているという意味だろう。

「だからこそ、表に出しちゃいけないお金なんだとも話していました。表に出ると、つなぎ融資を必要としている企業に迷惑がかかる可能性があるからと。そのため、振り込みなど送金履歴が残る方法は取らず、お金はすべて山辺の自宅で手渡し。初めて現金を持って行った際には、『帯封は外さないとダメ』と怒られ、その場で100万円の束を輪ゴムでまとめさせられました。その後は、毎月1、2回は“熊本詣で”。毎月リターンが発生するので、山辺が持っている帳簿と私が持っている帳簿をすり合わせて、自分が出資したお金が今いくらになっているか確認し合うのです。税務署が調査に入っても何の帳簿か割らないように、『月日』『万円』などの単位は省略して帳簿をつけるよう指示されていました」(50代経営者)

このように証拠を残さないよう工作していたため、いまだ被害総額は不明。7000万円を違法に出資させた疑いで逮捕されたが、少なくとも「70人以上から7億円以上集めていた」とも報じられている。被害者のなかには「最大で250億円のお金をつなぎ融資で運用していた」と聞かされた人もいるだけに、さらに一桁以上被害額が増える可能性もある。

 なぜ、こうも狡猾な容疑者の逮捕に至ったか?それは、“逃走資金”を掻き集めるために無茶をしたからだ。

「2015年9月に、突然『金融のつなぎ融資の案件なので、40%のリターンになるけど出資しないか?』と山辺から連絡が来たんです。それも急ぎだから、銀行振り込みでOKと。このときのメールのやり取りと、送金記録が決定的な証拠となって、警察が逮捕に動いてくれたんです」(同)

さらに、もう1人の被害者が山辺容疑者との会話をこっそり録音していた。この2つの証拠が残る案件の被害総額が「7000万円」に達したため、逮捕に至ったというわけ。
 だが、山辺容疑者にはさらなる余罪がある。実は「カジノ船」をエサに追加の逃走資金を集めていたのだ。

「40%のリターンが発生する案件でお金を集めた山辺はその直後に、行方をくらませました。そこで、私はようやく詐欺に気づいた…。それからは、ほかの被害者と連絡を取り合って山辺の行方を追いました。山辺と近しい人物にも手当たり次第にコンタクトを取りました。その結果、昨年10月に山辺に直接会って、返金を迫る機会が得られたんです。山辺は『自分も被害者だ。仲間に裏切られたので、すぐには返せない。3か月、時間をくれ』と弁解していました。けど、私が『あなたの言う投資話がまともだったら、私の知り合いの社長も片手ぐらい(5000万円)突っ込みたいって言ってたのに』と漏らしたら、山辺がニタ~っと笑ったんです。別れ際には、『もう1回だけ連絡させて』と言われました。それから2週間ぐらいして、東京のシャングリラホテルで山辺から聞かされたのが『カジノ船』。早くカネ返せと迫っている人間に、よくそんなインチキ臭い話ができるなと山辺の面の皮の厚さに呆れましたよ……」(同)

 そのときに見せられた資料が下の写真だ。「事業計画案」を見ると、乗客店員600人のカジノ船の1か月の売上は“現状実績”で30億円。平均利益率は30%だそうで、月の利益は9億円前後に達する、と記されている。
参照元:「7億円詐欺」山辺節子容疑者が“つなぎ融資”以外に利用していた騙しの手口
2017年05月08日 HARBOR BUSINESS ONLINE

タイで逮捕62歳貢ぎ女 故郷には1億円“姫御殿”と捨てた母
2017年4月7日 日刊ゲンダイ

7億円以上を違法に集金して国際手配され、潜伏先のタイで逮捕された熊本県益城町出身の山辺節子容疑者(62)。

  「昨年夏ごろにタイのホストクラブで知り合った31歳のタイ人男性に『夫婦として2年間暮らしてくれたら1000万バーツ(約3200万円)あげる』と持ちかけ、土地と豪邸を買い与えて“囲って”いましたが、それ以前はフィリピン人男性に入れ揚げ、ビル1棟を貢いだそうです」(マスコミ関係者)

 益城町の住民らによると、山辺容疑者は20歳の頃に結婚し、2人の子どもをもうけたが、男性関係が派手すぎて離婚。その後も男遊びがやまなかったことは、日刊ゲンダイが6日報じた。30代の頃にはスナックを経営し、社長や議員と付き合っていたという。まさにやりたい放題だったわけで、8年ほど前には益城町の山あいに「1億円の家」「姫御殿」と地元で呼ばれる、延べ床面積約300平方メートルの豪邸を建てた。

山辺容疑者をよく知る女性がこう言う。

「節子さんのお父さんはもともと警察予備隊にいて、地元のバス会社で運転手をしとらした苦労人。子どもの時分は貧しくてね。お父さんは節子さんが息子さんを出産する前に亡くなられ、お母さんと2人で暮らしとった。お手伝いさんが2人いて、古い家が多いこのあたりでは珍しいバリアフリーで、防犯カメラも付いとった。1年ほど姫御殿の建築工事が中断して再開した時には、『新しい金ヅルの男が見つかったんやろ』なんてウワサになっとりました。でも、お母さんには自慢の娘やったようで、節子さんを『ママさん』って呼んどった。『また彼氏が代わったばい』『ママさんは金儲けが上手』『パソコンひとつで金儲けは右から左やけん』なんて自慢げに話しとりましたね」

 ところが山辺容疑者は、4年ほど前に突然“夜逃げ”をした。

「金回りに窮しとったらしく、ある晩、家の前にパトカーがいっぱい来とったです。あくる日からお母さんは病院に入れられて、お手伝いさんもおらんくなった。節子さんはタイに逃げたっちゅう話でした。お母さんは今も入院中と聞いとります。節子さんの息子さんは40歳ぐらいで、地元の進学高から一橋大に進んで、今は海外の大きい企業で活躍しとるそうです」(別の近隣女性)

 母親を放り出し、自分は他人のカネで男漁り……本当だとすれば、とんでもない。
参照元:タイで逮捕62歳貢ぎ女 故郷には1億円“姫御殿”と捨てた母
2017年4月7日 日刊ゲンダイ

タイで逮捕の「62才聖子ちゃん」 肌見せミニで近づく手口
2017年4月13日 16時0分 NEWSポストセブン

昨年4月の熊本地震で最大震度7を記録した同県益城町。今なお多くの家屋に傷跡が残る中心地から2kmほど離れた山間部に、傷一つないオレンジ色の大豪邸がある。

「1億円近い物件でな。ここいらじゃそんな豪邸はあれだけよ。金持ちの男に貢がせて建てたっちゅう話。真っ赤なベンツば乗り回しよって、有名な女じゃった」(地元住人)

 4月8日、東京の男性から7000万円近くを違法に出資させたとして国際指名手配されていた山辺節子容疑者(62才)が、滞在先のタイで逮捕された。

「企業のつなぎ融資名目で、元本保証と高利息を謳って金を集めていたようです。被害者は男性ばかり50人超。被害総額は7億円にものぼるといわれています」(全国紙記者)

 色白ぽっちゃりフェイスに肩を大胆に露出したファッション、お気に入りは花柄ワンピや真っ白なカットソー。上目遣いの笑顔が印象的で、「62才の聖子ちゃん」とも呼ばれていた山辺容疑者。タイでは“自称38才”で通していたというから驚きである。

「集めた金は入れ込んでいたタイ在住の男性(35才)に貢いでいたそうです。彼のために現地に家を建て、牛を3頭プレゼントしていた。その前はフィリピンにも恋人がいて、同じように多額の金を貢ぎ、家族の生活費まで払っていたとか」(前出・全国紙記者)

 彼女の尋常ならざる男への執着について、咲江レディスクリニック院長の丹羽咲江さんが語る。

「根底には、閉経や老いを受け入れられない女性特有の心の問題があると思います。若さや一面的な女性性を武器にしていたからこそ老化へのコンプレックスや女でいられなくなることへの不安が強まっていく。結果、若い頃に男性に依存していた人ほど、老いてなお男性に執着してしまうのです。お金を出してでも男性を引き留めておきたい、一度なびいてくれたら、ずっとその関係を維持したい…。そんな気持ちが高じるあまり、目当ての彼に貢ぐことがやめられず、違法な資金集めに歯止めがかからなくなっていたのかもしれません」

 彼女の金への執着はいかにして生まれたのか──。父はバスの運転手、母は専業主婦というごく普通の家庭で育った山辺容疑者。

「生まれも育ちも益城町でな。幼少期は地味な子だったけど、高校に入ってから男関係が派手になった。とっかえひっかえいろんな男とつきあうもんだから、両親が心配して高卒後早く結婚させたんです。旦那は自動車会社の社員で、真面目なかた。長男と長女を生んで、最初はちゃんとしとったんだけど、旦那の出張が多くなると、また男遊びが再燃して。それがバレて離婚しとります。別れるちょっと前には熊本市内で水商売を始めている。社長やら大金持ちを何人もつかまえたようで、生活がエラい派手になっていった」(山辺容疑者を知る地元住人)

 冒頭の豪邸も水商売を始めてから建てたものだった。

「決してスタイルがいいわけじゃないんやけど、胸元開いた服着て猫なで声ですり寄るんよ。籠絡された男の中には町会議員もおった。彼は妻子持ちやったのに、山辺にのめり込んで、家族を捨ててしもて。でも離婚したあとすぐに死んじゃった。残された妻子は今も山辺には恨み骨髄よ」(別の地元住人)

 本誌・女性セブンの取材によれば、彼女は水商売と並行して1992年に焼却炉の製造販売会社を興していた。だが資金繰りに行き詰まり、2005年に破産。当時の官報にも掲載されている。投資詐欺に手を染めるのはこの後のことだという。

「最初は高校の同級生をターゲットに声かけよった。“1000万突っ込んだら1350万返ってくる”とかなんとかうそぶいて。話持ちかける相手はみんな男よ。足や肩をえらい露出してな。ニュース見てわかったわ。この10年、山辺のやっとることは何も変わっとらん」(前出・別の地元住人)

 18日に日本へ強制送還される見通しの山辺容疑者。現地の取り調べでは「自分も被害者です」と話し、容疑を否認しているという。

※女性セブン2017年4月27日号
参照元:タイで逮捕の「62才聖子ちゃん」 肌見せミニで近づく手口
2017年4月13日 16時0分 NEWSポストセブン

巨額詐欺の山辺節子被告「いつか返そうと」
日テレNEWS24 2018/03/26 23:06

高い利息を約束し、違法に資金を集めたとして、タイで拘束され、詐欺などの罪に問われている山辺節子被告が、裁判で初めて事件の詳細を語った。 熊本地裁で行われた裁判に現れた山辺節子被告(63)。

山辺被告「30万円を貸してほしいと言えずに、投資という言葉を使った」

逮捕からまもなく1年。白髪交じりの山辺被告が、巨額の詐欺事件のきっかけを初めて語った。

去年4月、企業への投資金名目で金をだまし取ったとして逃亡先のタイで拘束され、その後、逮捕・起訴された山辺被告。警察に被害届が寄せられた総額27億円のうち、12人の被害者あわせて1億7700万円分が起訴されている。

被告人質問で山辺被告は裁判官から詐欺だと知っていたか問われると、「いつかは返そうと思っていたので、詐欺をしている感覚はなかった」と述べた。

検察は、「手慣れた手法で巧妙かつ大規模に行われた犯行で悪質。今後も被害弁償が行われる見込みがない」として懲役10年を求刑。一方、弁護側は「本人は反省していて被害額の半分は配当などで返済している」と寛大な判決を求めた。

山辺被告「どうあがいても私から始まったこの事件。報いを受けるのは当然です」

最後に反省の言葉を述べた山辺被告。判決は来月19日に言い渡される予定。
参照元:巨額詐欺の山辺節子被告「いつか返そうと」
日テレNEWS24 2018/03/26 23:06

詐欺で逮捕された「つなぎ融資の女王」 謎の半生を独占告白
2018.3.28 zakzak by 夕刊フジ

熊本県熊本市にある京町拘置支所。時折、隙間風が入り込み、アクリル板を挟んで2人ずつ向き合うのがやっとの狭く、古めかしい面会室で、彼女の言葉はよどみなく続いた。

 「私を助けるために、4500万円出してくれたある社長さんがいました。でも、そのお金も全部、ホストに貢いでしまいました」

 刑務官の目を気にする素振りも見せず、言葉を紡ぐのは“つなぎ融資の女王”こと山辺節子被告(63)だ。

 「大企業が資金繰りに困った際のつなぎ融資」という架空の投資話を持ちかけ、金銭を騙し取ったとして昨年4月に逮捕された。その後、詐欺罪で起訴され、被害額は8件で1億8000万円。立件は一部にとどまったが、山辺グループによる被害総額は約27億円とも報じられた。

 金額以上に世間に強い印象を与えたのは、その装いだ。逃亡先のタイでの逮捕時は、松田聖子風のヘアスタイルに、両肩を露わにした白いブラウス、生足にショートパンツという出で立ち。さらに自身の年齢を38歳と偽り、30代現地男性と同棲生活を送っていた。

 だが、面会時の山辺被告にその面影はなかった。黒のタートルネックと胸にリボンをあしらった青いショート丈のワンピースと、服装こそ若さを感じるものの、三つ編みにしてまとめた髪は毛先の10センチほどだけが黒く、あとは真っ白だ。

 被害者に「申し訳ないことをしました」と謝罪を口にする時は、眉間に皺を寄せ、神妙な顔つきを見せる。起訴内容を認めている山辺被告の裁判は、4月中旬に判決が言い渡される予定だ。

彼女は拘置所で4回にわたって取材に応じ、計120分間、これまで謎に包まれていた自身の半生について明かした。

 1955年3月、山辺被告は熊本県益城町で大手バス会社に勤める父と専業主婦の母の間に生まれた。

 「小さいときから男の人に助けられて生きてきました。私はご覧の通り正統派の美人ではありませんが、とてもモテたんです。学校で校則違反をしても、男性の先生は許してくれる。そういう“ワザ”をいつの間にか身につけていたのだと思います。一方で、女性からは嫌われていました。ええ、母からもです」

 19歳で結婚した山辺被告は一男一女に恵まれたものの30歳を前に離婚。ここから生活は一変する。

 「熊本市内で一番地代の高い繁華街に高級スナックを出店し、ママになりました。数百万円はくだらない宝石を身につけ、高級外車に乗っていた。“原菜つ子”のペンネームで短歌集も出版し、出版記念パーティも開催しました。

 全て男性からいただいたお金で成し遂げました。どうやって? 相手の好みを研究し、雰囲気や振る舞いを演出するんです。“お金をください”と言ったことなんてないけれど、自然と男性たちが夢を叶えてくれた」

 一時はマーケティング会社の経営も手がけたというが、知人の女性経営者から手形の裏書きを依頼されたことが“転機”となった。2000万円の手形の期日にその女性の会社が倒産したのだ。

 「贅沢がしたくて、もともとあちこちからお金を借りていました。不渡りになった手形の額と合わせて借金は1億円を超えていたと思います。

 頼りにしていた男性たちも年を取って会社を引退していたので、お金が回らず自己破産を選びました。ですが、身についた派手な生活を変えることはできませんでした」

 この時、山辺被告は51歳になっていた。

 ●取材協力/小川泰平(犯罪ジャーナリスト)

 ※週刊ポスト2018年4月6日号
参照元:詐欺で逮捕された「つなぎ融資の女王」 謎の半生を独占告白
2018.3.28 zakzak by 夕刊フジ

山辺節子容疑者に巨額出資していた有村智恵プロの母の告白
2017.05.07 16:00 NEWSポストセブン

「山辺さんと初めて会ったのは、5年ほど前でした。それから1~2年してからだったと思いますが、彼女が勧める投資にお金を出すようになりました。仲のいい友達と一緒に合計2000万円くらいを渡して、結局、数百万円が戻っていません。正直、自分は山辺さんに利用されてしまったのだと思っています」

 そう告白するのは、人気女子プロゴルファー・有村智恵(29)の母・由紀子氏(53)だ。

「山辺さん」とは、4月19日に出資法違反で熊本県警に逮捕された山辺節子容疑者(62)のこと。大企業へのつなぎ融資資金としてカネを集め、「50人以上から少なくとも7億円を騙し取った」(全国紙記者)とみられている。

 渡航先のタイで拘束され、日本に送還されて逮捕に至ったが、集めた金額の大きさに加え、往年の(松田)聖子ちゃんカットや、「肩や脚を大胆に露出した62歳とは思えないファッションがワイドショーで大きく取り上げられ、注目を集めた事件」(同前)である。

 その集金システムはやや込み入ったものだ。約5年前から合計数千万円を山辺容疑者に渡したというA氏はこう証言する。

「基本的には『どうしてもすぐにお金が必要な企業へのつなぎ融資の資金を出さないか』という投資話です。お金を渡すと、翌月から10回に分けて利子をつけて戻してくれる仕組みで、利息は数%から20%程度。20%の時は、1000万円渡せば翌月から120万円ずつ10回に分けて配当がもらえるというもの。ただ、実際には配当のタイミングで“今(配当を)受け取るより、さらに追加して再投資したほうが儲かる”と誘われ、投資額が膨らんでしまった」

 利息のついた配当を戻す時は、すべて現金の手渡しだったといい、そうやって巧みに出資者の信用を得る手口だったという。結局、投資話は架空のもので、山辺容疑者は配当を渡し終えることなく、2015年秋以降は出資者たちの前から姿を消した。A氏が続ける。

「最初の説明は山辺さんから受けましたが、お金は仲介者に渡すかたちでした。山辺さんが親で、仲介者が子、私たちが孫というイメージ。知り合い同士の紹介で資金の出し手が広がっていった。そうした輪の中に有村選手のお母さんもいました」

◆「まだ娘には言ってない」

 ツアー通算13勝を誇る有村智恵は、山辺容疑者と同じ熊本出身だ。母・由紀子氏は試合会場にもよく姿を見せ、「記者へのリップサービスを忘れない豪放磊落な人」(スポーツ紙記者)として知られる。A氏がいう。

「地元ではお母さんも有名人。山辺さんからは、“有村さんも一緒にやっている話だから大丈夫”といわれて投資話を信用してしまった。有村選手のお母さんを通じて、山辺さんにお金を渡していた被害者もいると聞きます」

 真相を聞くべく、母・由紀子氏に直撃すると、冒頭のように投資話にかかわっていたことを認めた。由紀子氏の告白は続いた。

「友人2人と一緒に、最初は50万円から始めました。不審なところがなかったわけではありませんが、少しは配当も入るし、信用してしまった。最初に会った頃の山辺さんはもっと上品そうで、ガツガツしたタイプにも見えなかった。ご自宅も豪邸でしたし、きちんとした人に見えました」

──他の出資者からカネを集める役割もしていたのか。

「友達2人のお金を預かって自分のお金と一緒に渡すことはありましたが、他の人からは預かったことはありません。この話は、主人にも内緒にしていたくらいで、誰にも話していない。仲介者の人からは、“手数料をあげるから人を集めなさい”といわれたこともありましたが、娘のこともあるし、それはできなかった」

──人気ゴルファーの母親の絡む話だから安心だと思ったという被害者もいる。

「仲介者のところに何人かで集まっている時に、一緒に投資の仕組みの説明させられたことはあります。“あなたからも説明して”というように促されて、話をした。でも、仕組みを説明しただけで、“素晴らしい話だからあなたもやったほうがいい”というような言い方をしたことはありません」

──有村智恵という有名選手の母親が説明したから信用した人もいたのでは?

「利用されてしまったという気持ちです。今回のことで、娘が一生懸命やっている(熊本地震被災者支援の)ボランティア活動まで嘘っぽく見られたらどうしようかと……。先日、東京で娘に会った時に謝ろうと思ったんですけど、結局、言い出せませんでした」

 有村の所属事務所に見解を問うたが、締め切りまでに回答は得られなかった。県警は、山辺容疑者の詐欺容疑での立件を視野に取り調べを進めている。被害の全貌が見えてくるまでにはまだまだかかりそうだ。

●取材協力/小川泰平(犯罪ジャーナリスト)

※週刊ポスト2017年5月19日号
参照元:山辺節子容疑者に巨額出資していた有村智恵プロの母の告白
2017.05.07 16:00 NEWSポストセブン

美保純が山辺節子容疑者の若作りに痛烈「私はこうなりたくない」
2017年4月19日 19時45分 トピックニュース

19日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、女優の美保純が、山辺節子容疑者について辛らつなコメントを連発した。

番組では「夕刊ベスト8」のコーナーで「ナマ足 帰国」と題し、山辺容疑者の帰国を報じる夕刊フジの記事を取り上げた。記事によると、山辺容疑者は、高利をうたい違法に資金を集めたとして逮捕されている。62歳の山辺容疑者は38歳と自称していたそうで、帰国時もナマ足のようにも見える薄いストッキングを穿き、メイクもしっかりしていたという。

この記事について、番組コメンテーターの美保は、報道当初は「(山辺容疑者は)ちょっとやりすぎ」だと感じていたそうだが、何度もニュースを見ているうちに「(服装が)かわいいなと思っちゃった」と明かした。

また、38歳と自称していたことについても「45(歳)くらいに言っといてほしかった」と指摘。それでも実年齢よりは、圧倒的に若く見えることを認めていた。

そんな中、司会のふかわりょうが「こういう方って、ほかにいますか?」と質問すると美保は「いますよね。いつまでも間違ったまま、(自分のことを)若いと思って」「私はこうなりたくないね、やっぱり」とバッサリ。さらに「ニオイがこういうタイプなんでしょうね」「男の人の弱点をつくのがうまいんだと思う」と、山辺容疑者の人物像を分析していた。
参照元:美保純が山辺節子容疑者の若作りに痛烈「私はこうなりたくない」
2017年4月19日 19時45分 トピックニュース




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座間9人殺害事件について

座間9人殺人事件の恐ろしい所は、白石隆浩容疑者は、性倒錯者でもなく、精神異常者でもなく、単にお金が欲しくてやった犯行なのだということである。


白石容疑者は動機について「楽して生活したいから殺した。金を奪うには殺すのが早いと思った」と供述しており、動機は通常の犯罪者と同じである。


犯行は凶悪で猟奇的で常軌を逸しており、異常な実行力を伴っているが、動機は普通の犯罪者のそれである。


金銭目的で、ここまでする必要があるのか、この異常な実行力はどこから来たのか、通常、こうした猟奇的殺人では性倒錯と絡んで殺人行為自体に固執している場合も多い。


但し、その辺りの動機の部分が曖昧であり、白石容疑者は動機として、金が目的であったと供述している。


死体に興味があった訳でもなく、ただお金が欲しくて9人の殺害を行い、その殺害した遺体と共に生活していたということである。


これが猟奇殺人事件とは一線が引かれるところである。


この白石隆浩容疑者は、犯行に及ぶ前に行なっていた仕事は、スカウトマンであり、街を歩いている女性をスカウトして、風俗店に斡旋するような仕事である。


この仕事自体は、非常にあくどい仕事であり、所謂、働き口に困っていて風俗店で働かざるを得ないような困っている女性を言葉巧みに誘い、心を許して依存が生じた相手を風俗店に沈めるのである。


そして、その女性が風俗店で売り上げた上がりからピンハネする仕事である。女性は就業中に風俗店との間に新たな借金などが生じて、その仕事から抜け出せなくなるというような仕組みである。


昔の貧しい農村などで、借金を返せなくなった家族の中から娘が売りに出されて女郎などで家族の借金を返済するといった昔からあった光景である。


基本的に人に働かせてそこから売り上げを上げるという資本主義の容赦のない仕組みが最も露骨で暴力的な形で現れているのがそうした業界である。


女性は合法的に奴隷になるのであり、一生抜け出せない性奴隷として働かなければならない。


白石容疑者は、こうしたスカウトマンとして常に餌食になるような女性たちを物色して街で声を掛けるような仕事をしていたのである。


従って、既にこの段階で、女性たちの支配者としての仕事を行い、支配者として女性たち(被支配者たち)と人間関係を築いていたことが分かる。


事件は、そうした支配と非支配の人間関係がエスカレートして、「死にたい」と口にする女性たちを殺害して、そこから金品を得るという行為に発展したのである。


ここで分かるのは、白石容疑者がやっていたことは本質的に同じことであり、弱者を食い物にする仕事であったということである。



インドなどに旅行に行く非常に多くの人が行方不明になってきたが、都心から離れた奥地には窃盗団のような人々がいて、単身で旅行をしているような人を襲って金品を奪い殺害してしまう。


そのようなことをあたかも仕事のように行なっている人々がいるのである。


詐欺などは当たり前で、騙される方が悪いといった感覚なのである。


特にインドがそうであるというのは、インドは個人主義の国であり、政府のコントロールが及ばない少数民族が自分たちの思うように生活している世界である。


そこには中央政府の法は及ばないのであり、完全に弱肉強食の世界である。



私自身は事件そのものについては、白石隆浩容疑者の犯行かもしれないが、例えば、周辺住民の目撃証言として、白石容疑者のアパート前で、クーラーボックスを抱えて階段を上がる2~3人の男性が目撃されている。


これらの人々は一体、何者なのかということである。


理解が出来ないのは、警察は何故、白石容疑者の単独犯行の線で、捜査を進めているのかということである。もし複数の犯人がいて組織的な暴力ということになれば、事件の解決は困難になり、もっと巨大な組織を相手にしなければならない。


従って、事件の解決が出来なくなるため、それで白石隆浩容疑者の単独犯行ということで、決着を付けようとしているのかもしれないといった考えが私の頭に浮かんだ。



白石容疑者がスカウトマン(風俗店に女性を斡旋する仕事)をするきっかけになったのは、パチンコ店でアルバイトをしていた時に半グレ集団を通じて、都内のスカウト業を紹介されたことがきっかけのようである。


そして、スカウト業をする中で、裏社会とのつながりが生じ、そうした人々に貸し借りが生じて、徐々にそうした裏社会の思想や文化に染まっていったのではないかと思うのである。


以下の記事がそれを物語っている。


「座間9遺体事件」鬼畜容疑者は闇社会から脅されていた
2017年11月10日 21時0分 Smart FLASH

 神奈川県座間市のアパートから9人もの遺体が発見された猟奇殺人事件。死体遺棄の疑いで10月31日に逮捕されたのは白石隆浩容疑者(27)。

 座間市で生まれた白石容疑者は、横浜市内の県立高校を卒業後、地元のスーパーに就職する。2年後には横浜市の電子機器販売会社に勤めを変えたが、半年で退社している。

 その後、座間市内のパチンコ店でアルバイトをしていたとき「半グレ集団を通じて、都内のスカウト業を紹介された」(社会部記者)という。
 白石容疑者を知るスカウトマンが語った。

「スカウトマンとしての腕は評価されていた。ただ気が小さいのか、一カ所にじっとしていられず場所をすぐ変える。それでもSNSで女のコを募集していたし、成績はよかった。マメに優しく返信していたのだろう。

 彼の悪いところは風俗嬢に払うべき金を中抜きしたり、会社を通さないで個人で店に女のコを紹介したりしていたこと。本来会社の取り分になる金が自分の懐ろに入るからね。

 会社や女のコたちの関係者に追い込みをかけられると平謝りになり、返済を繰り返していた」

 白石容疑者は2017年初め、茨城県神栖市の違法風俗店に女性を斡旋し、偽名で報酬を受け取った容疑で逮捕された。

「逮捕後、歌舞伎町に戻った白石は、スカウト会社の面倒を見ている新宿の暴力団関係者にボコボコにされた。本人は、逮捕されたうえに暴力団から制裁を受けたことで、新宿での仕事が怖くなったようです」(飲食店関係者)

 歌舞伎町のスカウト会社を辞めた後、地元で個人的にスカウト業を再開。神奈川県内の風俗店に、女性を斡旋するようになる。

「白石は地元の風俗店に『女のコを連れてくるから使ってくれ』と営業をしていました。ところが紹介した女性の欠勤が多く、責任を問われた。地元の有力ヤクザに『地元には地元のやり方があるから、偉そうにするな。上納金を払え』とシメられたそうです。

 以来そのヤクザは、白石を自分の手下のように連れて歩くようになりました。白石がそのヤクザや子分連中と一緒に会合についてきた、という話も聞いています」(地元経営者)

 11月3日現在、白石容疑者は単独の犯行だと供述しているが、未解明な部分が多い。殺害した女性たちとはツイッターのアカウント名で呼び合っていた。自分が手にかけた女性の本名すら答えられないという。

(週刊FLASH 2017年11月21日号)


白石容疑者は、暴力団に追われていたと記されているが、一度、暴力団に追われた人間は、何らかの因縁をつけられてその後も延々と追われ続けるのが通常である。


暴力団においては、自分たちに都合の悪い人間は、口封じに殺すようなことは、日常茶飯事に行われている。


暴力団は、リバータリアンであり、無政府主義者であり、政府が押し付ける法や社会規範や道徳観念に従わず、彼ら自身の論理、利益追求や、生存本能などで生きていて、必要とあれば人を殺しもする。


そのような人々と日常生活の中で関わっていただけに人を殺すことが何か普通のことになっていた可能性が高いと思うのである。


私は、白石容疑者のアパート前で、クーラーボックスを抱えて階段を上がる2~3人の目撃された男性とは、そうした筋の人間で、殺害事件に間接的に関わっていた可能性を疑っている。


つまり、白石容疑者は、そうした筋の人間から手段を選ばずに何が何でも金を返すように指示されていた可能性もあると考えられる。


然し、これはあくまでも推測であり、本当かどうかは分からない。


但し、白石容疑者が、こうした裏社会の習慣、文化に深く影響されていたことは間違いないと思うのである。




私はこうしたことを考えていて思い出したのは、今年の年初からビットコインが非常に流行り出した時、私はナサニエル・ホッパーの『デジタル・ゴールド』という本を読んだ。






今年の前半、ビットコインについて研究する為に様々な本を読みこんでいたのだが、その中の一冊である。


この本はビットコインの黎明期に関わった人々の行動の記録であり、ドキュメンタリーである。



この本を読むと、ビットコインの黎明期というのは、単なる経済活動というよりも政治運動に近かったのである。


初期のビットコインには、サイファーパンク(社会や政治を変化させる手段として強力な暗号技術の広範囲な利用を推進する活動)に携わる人々(例えばジュリアン・アサンジのような人々もそうである)が携わっており、政府の支配を嫌い、自由な社会を築きたいとするリバータリアン(自由至上主義者)や無政府主義者の反体制的な活動だったのである。


そうした人々の政治運動色が次第に薄れていって、今現在は、経済的な利便性などから社会的に認知されて来ているが、元々は、現在のマネーシステムに反対する人々の政治運動、市民運動だったのである。


そのようなことを言えば、パーソナルコンピューターやインターネットの黎明期そのものも権力の監視の目を潜って人々が連帯する為の道具として発明されたのである。


パーソナルコンピューターは、そのようなコンセプトで、シリコンバレーの天才たちによって生み出された。



この『デジタル・ゴールド』によれば、ビットコインの黎明期にビットコインの実需に一役買ったのが、『シルクロード』と呼ばれる違法取引サイトで、そこでは違法な薬物の取引などもされていたのである。



その『シルクロード』の運営者であったロス・ウルブリヒト被告は、「社会制度や政府」の介在なしに生きることを自らの信念として、その理論の実践として、このシルクロードという闇サイトを運営していた。



非常に思想犯に近い人物であるが、彼の生き方や思想は、リバータリアニズムに分類されると考えられる。



リバータリアンというのは、人に迷惑をかけさえしなければ人は何をしても良い、自殺をすることも自由なのである。


従って、リバータリアンの思想の中では、死にたい人と殺したい人の需要と供給が、一致すれば、そこで取引が成立し、その取引自体は、自由に行ってよいとする考えになる。



従って、リバータリアン、無政府主義者は、社会を不安定にする麻薬なども、使いたい人と売りたい人の需要と供給が一致すれば、それを売り買いするのは自由であり、政府の出る幕ではないという考え方である。



そうした考え方を元に『シルクロード』では、マリファナ、LSD、ヘロイン、コカインなども含めた薬物1万3000品目あまりが売買され、「ドラッグのeBay」とも呼ばれていたようである。



結局、FBIの捜査が入って、ロス・ウルブリヒト被告は、逮捕され、マネーロンダリングの共謀、コンピューターのハッキング、麻薬取引などの7訴因で有罪となり、終身刑になるとも言われている。




このロス・ウルブリヒト被告が、麻薬の販売人とトラブルになった際にその筋の人間(マフィアや殺し屋)を使って、そのトラブル相手の殺害を何度も企てていたことが分かっている。


結局、ロス・ウルブリヒト被告が雇った殺し屋は実際には、依頼された殺しを実行してはいなかったのだが、ロス・ウルブリヒト被告は殺人未遂を行っていたのである。



こうしたシルクロードの顛末を取材した『デジタル・ゴールド』の著者・ナサニエル・ホッパーによれば、結局、社会制度や政府に頼らないで、トラブルを解決しようとする場合、結局、法の力によってトラブルを解決できないため、何でも自力で解決しなければならず、その結果、相手から生命の危険が脅かされるようなトラブルが生じた場合、相手を殺害するなどして、そのトラブルを解決しなければならないような事態となるのである。



リバータリアンの目指す世界においては、政府による法の裁きが適用出来ないため、万人が万人との闘争状態となり、そこでは、お互いに相手を殺害することも必要な手段と化してしまう。




リバータリアンが信奉する市場原理を極限まで推進すると犯罪を裁く政府も無くなり、無法状態となり、何でも自力で解決しなければならないのである。


これについては、ダニエル・デイ・ルイスが主演した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』という映画でもそうした世界観が描かれていた。


20世紀の初頭にアメリカ西部で石油の油田を探していた主人公は、結局、自分に危害を与えようとする人間を殺害し、穴に埋めるのである。


法による裁きというものが全く行き届かない世界においては、自分自身にとって利益か不利益か、自分の生存にとって安全か危険か、そうした観点から、時には相手を殺害する。






新自由主義的な何でも市場に任せて”万人が万人と闘争する”社会の中では、ファシズムの思想などもそうだが、「強いものだけが生き残るべきで弱いものは生きる資格がない」とする力の論理が支配する。



西洋社会の優生学や西洋の思想の根底にある思想である。




この論理を突きつめて行くと、座間9人殺害事件で、殺された人間は、一緒に死んでくれる人を探すほど、弱くて生きるに値しなかったのであり、殺して金品を奪った犯人は、強いから生き残ったのだという解釈となる。



道徳は失われ、全ては自分が利益になるかならないか、自分が生き残れるか生き残れないかという観点が全てとなるのである。




相模原の障害者施設で19人を刺殺し、26人に重軽傷を負わせた大量殺人事件(相模原障害者施設殺傷事件)においても犯人の植松聖は、完全な確信犯であり、世界平和の為に行ったと考えているのである。




障害者はその周りの家族に多大な苦労を強い、行政的にも多大なコストがかかる。



障害者が意味のない生を送るよりも殺してあげた方が、その本人にも周囲の人にとっても良いことなのだとする。




それは結局、西洋の優生学の思想、「強いものだけが生き残るべきで弱いものは生きる資格がない」とする論理が生み出した思想である。



この考え方が、プラトンの『国家編』の中にも出て来るのであるが、強い国家を作るには、健全な国民が必要である為、精神薄弱者や障害者はどこかに隠してしまうという考え方が出て来るのである。



プラトンと言えば、西洋合理主義、西洋哲学の基本に位置づけられるが、そのプラトン哲学の中にそうした考え方が出て来ることに私は当時、驚いたが、奴隷制度が当時、全く当たり前だった時代においての思想である。







最近は、振り込め詐欺などが当たり前のように行われ、下手をすると、詐欺に遭った方が、ボーとしていたから悪いのだとでも言われんばかりの勢いである。



詐欺の手口も大胆かつ、確信的である。


積水ハウス、63億円「地面師」被害か 警視庁に情報提供
2017.8.3 23:56 産経ニュース

大手住宅メーカー「積水ハウス」(大阪)がマンション建設用地として東京都内の土地を70億円で購入し、うち63億円を既に支払ったにもかかわらず、法務局から書類偽造を理由に所有権移転の登記を拒否されていたことが3日、分かった。同社が同日までに公表した。同社は、本人確認書類などを偽造して他人の土地を無断で売却する「地面師」による詐欺被害に遭った恐れが強いとして、警視庁に情報を提供した。

 関係者によると、問題となったのは、JR山手線五反田駅(品川区)近くの約2千平方メートルの土地。

 同社によると、この土地取引は、同社と契約する不動産業者が、所有者を名乗る人物側から土地を買い取り、直後に積水ハウスに転売する形式で行われた。4月24日に売買契約が成立し、積水ハウスは6月1日、63億円を不動産業者に支払い。法務局に所有権移転の登記を申請した。

 しかし法務局から、同社が所有者側から受け取って提出した書類に偽造があると指摘され、同月9日、登記申請が拒否された。その後、所有者側とは連絡が取れなくなった。

関係者によると、本来の土地所有者側も警視庁大崎署に相談しているという。

 地面師による詐欺被害はバブル期に続発。

 しかし東京五輪を控えた都心の不動産価格高騰を背景に、近年は再び被害が増え、警視庁は昨年以降、複数の地面師グループを摘発している。

 積水ハウスは、「捜査に全面協力する」としている。


最近、あまりにも詐欺が横行しており、あたかもそれは1つのビジネスであるかのようである。



もはやそれを取締ることも難しいので、詐欺に遭わないようにすることは自己責任になったのである。



つまり、詐欺に遭うのは、その人が不注意でボーっとしているから悪いのだ(弱者だから)といった解釈が優勢である。




元々法律でも詐欺に遭った場合、その詐欺に遭った加害者だけが悪いのではなく、詐欺に遭った本人にも落ち度があったとするのが法律上の解釈である。



民法96条で、「善意の第三者」について記載した箇所がある。



1項
詐欺又は強迫による意思表示は、取り消すことができる。

2項
相手方に対する意思表示について第三者が詐欺を行った場合においては、相手方がその事実を知っていたときに限り、その意思表示を取り消すことができる。

3項
前2項の規定による詐欺による意思表示の取消しは、善意の第三者に対抗することができない。


つまり、『Aが、Bに騙されて不当に奪われた場合、Bがその土地または車をまったく事情を知らないC(=第三者)に転売した時、いくら詐欺による土地売買契約とはいえ、本項により、Aは、Cに対し、その売買契約の取消しを主張できない』のである。



これは騙す方だけではなく、騙される方(弱者)にも落ち度があるとする考え方であり、「強いものだけが生き残るべきで弱いものは生きる資格がない」とする現実をある程度、反映したものではないかと思うのである。




であるから、例えば、今回の座間の事件でも一緒に死んでくれる人を探して、得体の知れない人間に近づいていった少女たちにも落ち度があったのであって、それは弱いからこそ、餌食になったのだと考える人も出て来るかもしれない。





振り込め詐欺が社会に横行したのは、小泉純一郎元首相が、規制緩和、市場原理を導入し、アメリカの市場原理の考え方に乗せられて、非正規雇用を大幅に増やし、労働力の流動性を増すなどと都合の良いことを言って、格差社会を推進したからである。



その背景にある思想は、「強いものだけが生き残るべきで弱いものは生きる資格がない」という思想であり、政府のトップがそのような思想を認めたからこそ、社会の末端までその思想が蔓延し、自分の利益や生存を維持するためにはどんな手段を使ってもいいという姿勢として現れているのである。




日産の不正検査問題も神戸製鋼データ改竄の不正も、生存するためにはなりふり構わないという考え方が現れたものである。





ドナルド・トランプはアメリカ第一主義を唱えて、アメリカの国益を第一に追求すると正直に表明している。



イギリスはEUから離脱し、EUへの財政負担を回避し、自国中心主義に回帰した。



中国は南沙諸島を埋め立てて、国際司法裁判所の判決を無視して、ひたすら国家の防衛、国益を追求している。



北朝鮮の金正恩は、ミサイルを発射して、国際社会を威嚇し、部下を高射砲で殺害する。





それらの振る舞いは、徹底したリアリズムであり、弱肉強食の世界にあって、自らの生存を確保しようとする試みである。




『ボウリング・フォー・コロンバイン』のマイケル・ムーア監督によれば、アメリカで銃の乱射事件が多いのは、銃規制をしていないからではないのだという。



例えば、カナダでは、銃の規制をしていないが、銃の乱射事件などは起こっていない。



マイケル・ムーアの結論によれば、アメリカは、極端に市場原理的で、競争社会で、弱肉強食の社会であるからこそ、それが起こったのである。



ラスベガスの銃乱射事件も、テキサスの教会での銃乱射事件もそうである。



アメリカ社会が、「強いものだけが生きるに値する」というファシズムの思想を全体として肯定しているのである。



力の論理であり、銃で殺された人間は弱いから殺されたのである。この力の論理によれば、そういうことであり、話は単純である。



ドナルド・トランプが、「悲劇と恐怖に見舞われたとき、米国は一つに結束する。これまでも常にそうだった」などと言っても、心の底では、「強いものだけが生き残るべきで弱いものは生きる資格がない」というこの冷酷な現実(原理)をどこかで崇奉しているのである。




ドナルド・トランプの台頭に見るように今は、万人の平等を訴えるリベラリズムは死に絶えて、万人が万人と市場原理の中で闘争するそのようなスタイルが優勢になっている。



社会的関係よりも自らの生存を優先し、綺麗ごとを言うよりも自らの尋常な努力で成り上がり、成功を掴み取る。全ては自分次第である。



政府も誰も助けてはくれない、社会保障は役に立たず、自分の自己努力で、自分の生存を維持しなければならない。



サバイバルである。毎日が生存との戦いである。




このような世界が、ハイエクや、ミルトン・フリードマンが考えていた世界なのである。



今、世界は新自由主義、市場原理(弱肉強食)によって、全てがプレーヤーたちの適者生存の論理によって営まれる社会へと移行したのである。



天王星が牡羊座に入室したことが関係していると思われるが、この傾向は暫く続くものと思われる。





私自身も最近、ビットコインの熱狂の渦の中に巻き込まれているのだが、そこはまだ新しい分野であり、法の及ばない規制の及ばない世界である。



値幅制限などもなく、一夜にして、巨万の富を築いたり、一夜にして損失したりする。



誰も助けてはくれず、マニュアルもない。全てが自己責任である。





そのような万人が万人と闘争するという風潮が、現在の社会風潮である。



そうした中で、ファシストのような人物が台頭して来ている。



安倍首相がまずそうした人物の一人である。




森友学園、加計学園など、自分の友達に便宜を与えて、自分の友人たちの経団連の企業の株を郵貯資金で購入して価格を吊り上げる。


個人主義であり、公的な活動ではない。



今や日本国は安倍晋三の国であり、安倍晋三は日本の国王である。


国王が、自分の国の中で、好き勝手に振る舞っている。


そういう状況が今の状況である。




法による統治ではなく、自分の実力、腕一本で、今の隆盛を築き、自民党は再び、大勝し、リベラル左翼は死に絶えた。




これが牡羊座に入室した天王星がもたらしている保守革命なのである。






座間9人殺害事件は、この現在の世相を反映した事件である。





そして、土星が蠍座と射手座の境界線付近のガンダーンタを通過していた時期に事件は起こったのである。



白石容疑者は、土星がガンダーンタを通過しているこのタイミングで、2ヶ月で9人を殺害したのである。




ガンダーンタは、火→土→風→水のサイクルの最後であり、土星はジェーシュタを通過していた。



このタイミングにアメリカでは、ラスベガスやテキサスで銃の乱射事件が起こったが、日本においてもそれに勝るとも劣らない不吉な出来事が起こったと言える。





最も不吉なのは、白石隆浩容疑者が、ただ金のために9人も殺害したという事実である。



彼は金に困っており、明らかに貧困の問題というものもあるのである。



座間の安アパートにやっとのことで入居し、貧困の中で、社会の底辺で起こった事件である。



裏社会とのつながりも認められた。



万人が万人との闘争の中で、弱者を食い物にし、あるいは弱者が強者に死に物狂いで喰らいついていく。(それが詐欺の現実である)



このような怪物的な人物が出現するのは、全体的な社会風潮を極端に象徴しているのではないかと思うのである。



例えば、中東で殺戮を繰り返しているイスラム国などもそれに該当する。



まずエネルギーの世界(人間界の想念や思想の世界)で起こっていることが様々な現象として現れているように思えるのである。





【白石容疑者の出生図】






出生時間は分からないが、一つ可能性のあるラグナとして射手座ラグナが考えられる。



もし射手座ラグナであると考えると、土星がラグナに入室する前に12室を通過していた最後のタイミングの2か月間の間に9人の殺人を犯したことになる。



そして、アパート室内で、遺体を解体するなどの異常な行為に及んでいた。



密室でこうした行為を行っていたのであり、これは12室に該当する。



土星がこの12室で水の星座と火の星座のちょうど境界線付近のガンダーンタ領域を通過していたタイミングで、こうした犯行に及んだのである。



ラグナに在住する2、3室支配の土星に火星がアスペクトしていることは暗質(タマス)なパーソナリティーを表しており、またラグナに土星と火星が絡んでいることは、支配的なパーソナリティーを意味している。



ラグナから見た6室には火星が在住しており、6室の火星はサディスティックな配置であり、支配的な配置である。



以前、北朝鮮の金正恩のチャートの検証時にも言及したが、6室の火星は高射砲で幹部を処刑するような徹底的な暴力を表している。



従って、この配置から考えると、白石容疑者の異常なまでの暴力性と実行力が理解できる。



通常、火星がこうした配置になければ、その異常な実行力が理解できないのである。




8室支配の月が6室に在住することは、自分が風俗店に斡旋した女性から安易に金銭を得ることを表しており、基本的に人から不労所得を得ようとする配置である。



またラグナロードの木星が8室で高揚している配置も基本的に人に依存して、不労所得を得ようとする配置を表している。



基本的に白石容疑者の事件とは、被害者との支配-服従関係など、偏った人間関係がもたらした事件である。



ある意味で、白石容疑者は、自分の生存や金銭の習得を人に頼っていく所があり、また自分を頼ってくる人物を奴隷化し、殺害して金銭を奪うことによって、その生存を維持していたことから6-8の人間関係が強調される。



従って、6室や8室に惑星集中しているという観点は妥当なのである。




6、11室支配の金星は10室で減衰しているが、6室の支配星が減衰している配置は、敵を粉砕する配置である。



この場合、6室の支配星は、風俗店に斡旋したり、殺害対象となった弱い立場の女性を表している。



この6室支配の金星が10室に在住している配置が風俗店に女性を斡旋するような仕事を表わしているのである。



6室支配の金星が減衰しているので、白石容疑者は女性に対して、圧倒的に強い立場として振る舞ったことを表している。




因みに白石容疑者がテレビドラマにエキストラとして出演したり、アダルトビデオに出演したりしたことは金星が月から見て5室に在住していたり、また木星やケートゥから見て3室に金星が在住していることから考えられる。



木星やケートゥのダシャーが来た時にそのダシャーをラグナとした場合の3室金星の象意が顕現したということである。




白石容疑者は、金を得ることに異常に執着をしていたが、2室にラーフが在住している配置がそれを物語っている。



2室のラーフは金銭を得たいという欲望が異常に強いことを表している。



ラグナロードの木星が8室で高揚して2室のラーフにアスペクトしているため、対人関係において相手の所持金に期待し、取得しようとする傾向を表しているのである。



この辺りは、保険金殺人などで、次々に相手を殺害して不労所得を得ようとする犯罪者のチャートと同じ構造をしていると考えられる。



更に非常に特徴的なのが、6室に在住する火星と月がナクシャトラレベルの星座交換をしていることである。



火星はローヒニー(月)に在住しており、月はムリガシラー(火星)に在住している。



従って、火星と月は、コンジャンクトすると共にナクシャトラレベルの星座交換によって緊密に結びついている。



火星は5、12室の支配星で月は8室の支配星である。



これらの惑星が星座交換することで、5-8、8-12の絡みが生じている。



5室支配の火星は6室に在住し、8室支配の月とナクシャトラレベルの星座交換をしているのである。



これは白石容疑者が暴力的な考えを持っており、悪意や狂信的な考えを持っていることを表している。



5室は過去世の功徳が現れるハウスであるため、過去世からのサンスカーラの結果、このような思考傾向が生じたと考えることが出来る。



この月と火星が6室でコンジャンクトして、ナクシャトラレベルでの星座交換をしているが、6室と8室の絡みが5室(判断力)に形成された為、犯罪者の思考を表しているのである。




ラグナが射手座であると考えると、現在のダシャーは木星/土星期である。



アンタルダシャーロードが土星である為、トランジットの土星が特にガンダーンタを通過中であることが重要な意味を持ってくるのである。



そして、蠍座に土星が通過していた間に犯行を犯し、特に土星は蠍座に逆行して、逆行した惑星というものは、やり残した仕事をしに前の星座に戻っていくような所があるのである。



そして、土星は星座を出ていくタイミングに最も結果を表わすのである。








土星が2017年10月26日に射手座に移動したが、土星は月から見ると10室支配で8室に在住し、行為の行き詰まりを表している。


その土星に対して、トランジットの土星がリターンしたことを意味している。



そして、射手座は、上昇と下降の星座であり、特に傷ついた射手座を持っている場合、それは転落を表している。



従って、白石容疑者は、犯罪者として社会的に転落したのである。



射手座は1室であり、1室に土星が通過するタイミングは新しい出発を表しており、これまでの人生の歩みが一変するタイミングでもある。



そうした意味では、土星が蠍座12室を通過するタイミングは、白石容疑者のこれまでの行為の集大成であり、クライマックスであったと考えられる。




土星がラグナに在住する2、3室支配の土星にトランジットしたタイミングで、白石容疑者は逮捕され、近所に住んでいた妹、母親、父親など家族は突然、姿を消した。



土星が2室は両親、家族のハウスであり、3室は妹のハウスである。



2、3室支配の土星にトランジットの土星がリターンすることにより、長い間、繋がりが断たれていた家族との間の関わりが再び、復活したのである。



それは家族にとっては迷惑なことであった。




家族の2室をラグナとすると1室は12室目に該当するため、そのため、家族は姿を消したのである。



少なくとも土星が射手座を通過する2年半はメディアやマスコミから姿を消して身を隠す生活を意味しているのである。





因みに10室に在住する金星、水星、太陽はハスタに在住しており、ハスタの支配星は月で、月は6室に在住している。



また8室に在住する木星とケートゥはプシュヤに在住しており、プシュヤの支配星は土星であるが、土星はプールヴァアシャダーに在住しており、支配星の金星は乙女座のハスタに在住している。



従って、ナクシャトラの支配星を辿っていくと、6室の月に行きつくことが分かる。



また2室のラーフはシュラヴァナに在住しており、シュラヴァナの支配星は月で、やはり、月は6室に在住している。



このように全ての惑星が在住するナクシャトラの支配星をディスポジター繋がりで辿っていくと、最終的に6室の月と火星に収束する。




この月と火星は6室に在住し、ナクシャトラレベルの星座交換をしている極めて、特徴のある配置である。




私は以前、8室支配の月が6室で高揚している人物のチャートを見たことがあるが、その人物は多くの人から出資を受けて、個人で投資ファンドのような仕事を営んでいる人物であった。



従って、8室支配の月が6室で高揚している配置は、他人の金銭から利益を得る配置である。



然し、この投資活動が、非常に危ういのであり、下手をすると出資者の資金を右から左へ回して自転車操業的に運営するような側面があり、下手をすると投資詐欺に近い状況と成り得る。



8室の支配星が6室に在住すると6-8の絡みが生じるのであり、6-8の絡みは犯罪の絡みであると言われている。



この月と暴力を表わす6室在住の火星がコンジャンクトし、更にナクシャトラレベルの星座交換をしているのである。



つまり、この配置は、相手から金銭を奪い取って、相手を殺害した配置であると考えられるのである。




白石容疑者は、被害者となった女性たちにtwitterで言葉巧みに接触を取り、ある意味、親切そうな装いで、接近していき、相手を思いやるかのように自殺の幇助を申し出て、その辺りは表面的には親切な素振りを示している。



これはラグナロードの木星が8室の蟹座プシュヤで高揚していたからではないかと考えられる。



ある意味で、女性たちに依存し、甘えていくような素振りも示したのである。




しかし、ディスポジターの月が6室で火星と絡んでいるため、そうした甘えの素振りを示しつつ、最終的には相手を殺害して、金品を奪い取る行為に帰結したのである。




このようにチャートを惑星のディスポジターの連鎖、ナクシャトラの支配星のディスポジターの連鎖で、ストーリーを組んでいくと、この白石容疑者の行動パターンが読めてくる。



決定的な役割を果たしたのは、やはり、牡牛座でナクシャトラレベルの星座交換をする月と火星なのである。



その月と火星がナクシャトラレベルの星座交換をし、6室と8室の絡みも生じていることが重要である。



そして、その月と火星は射手座ラグナで6室に在住する場合に最も凶暴で、暴力的な配置となる。それ以外では不可能である。



従って、このように検証して来て、射手座ラグナというのは、かなり有力な線ではないかと思われる。

























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ラスベガス銃乱射事件の実行犯スティーブンパドックの動機

ラスベガス銃乱射事件の実行犯・スティーブン・パドックの出生図がアストロデータバンクで、Rodden Rating AAで、提供されている。


この事件が起きてから私は出生時間が分からない段階で、ラグナを検討していたが、結局、分からないでいた。


途中、検討してラグナが乙女座ラグナではないかと考えていたが、実際には、アストロデータバンクの情報では、双子座ラグナである。




ポイントはいくつかあるが、まず、スティーブン・パドックが犯行に及んだ2017年10月1日夜10時08分は、水星/月/ラーフ/火星/太陽である。


ADLの月はマラカの2室を支配して8室に在住し、PADLのラーフも8室に在住している。


この8室でコンジャンクションするラーフと月は精神異常、発狂のコンビネーションであるが、ADLの月はダニシュターに在住している。


ダニシュターの支配星は火星で、火星はラグナから6、11室支配で暴力を表わす6室と11室(6室から見た6室)を支配している。


月から見ても火星は4、11室支配で4室に在住している。


ラグナから見ても月から見ても火星は11室を支配しており、暴力を表している。



火星は自室に在住して強いが、強い火星は実行力を表している。


この火星が今回の銃乱射の実行に関係していることは明らかである。


この火星はバラニーに在住しており、バラニーの支配星は金星であるが、金星の状態を見ると、金星は火星と土星によって激しく傷つけられている。


従って、アンタルダシャーであるマラカの月を見て、その月が在住しているのがダニシュターであるため、支配星の火星の状態を見ると、火星はラグナから6、11室支配で月から見ても11室支配の機能的凶星で、牡羊座のバラニーに在住している。


バラニーの支配星は金星であり、金星は火星と土星によって激しく傷つけられている。


おそらくラスベガスの屋外コンサートで楽しんでいた人々はラグナから見て5、12室支配で、月から見て5、10室支配でヨーガカラカの金星が表示体となっていたと考えられる。


この金星はラグナから見ても月から見ても音楽の5室を支配しており、また金星自体が音楽の表示体である。


この金星にラグナから見て6室支配の火星と8室支配の土星が絡んで激しく傷つけている。



従って、ラスベガスでの銃乱射とは、あたかもスティーブン・パドックの狂った音楽活動であったかのようである。


何故なら彼は、コンサート演奏中に銃の乱射を始めたからである。


観客は最初、演出の一部かと思い、また花火だと勘違いして逃げるのが遅れたという。






ダシャーは水星/月で、ADLの月がマラカで8室に在住し、ラーフと接合していた為、狂人化したのであるが、8室はチャネリングや霊媒現象を表わすハウスであり、何か心が悪魔的な想念によって支配された可能性も示唆している。


この狂人化したプロセスというのは8室、ラーフ、月で表されている。



何故、ADLの月期に暴力を行ったかという認識は、月が在住しているのが、ダニシュター(火星)だからだと考える以外にないのである。


従って、惑星が在住するナクシャトラの支配星の状態というのは重要である。



またもちろんADLの月、PADLのラーフ、そして、MDLの水星は土星の星座に在住しており、土星は8室支配で5室に在住し、6-11室支配の火星と相互アスペクトして火星と絡んでいる。


このMDL、ADL、PADLの惑星のディスポジターである土星の状態というのも重要であったと考えられる。



アンタルダシャーの月はマラカであった為、犯行を犯した後で、スティーブン・パドックは自殺したのである。



スティーブン・パドックは、1977−1979年(木星/木星 or 土星)と1985−1990年(木星/金星→太陽→月→火星→ラーフ)の2度の結婚記録があり、いずれもマハダシャー木星期の出来事である。


木星はラグナから見た7室の支配星であり、12室に在住している。





このような最悪な事件が起こる時、これは自然災害などでも同じであるが、火星と土星が重要な役割を果たしている。



火星と土星が星位が強くてパワーがあり、また火星と土星が6室と8室の支配星になるなど、その象意が最大限まで凶悪化しているのである。



この場合、極限的な暴力を表しているが、この暴力の表示体はラグナから6、11室、月から11室を支配する火星が表示体となっていることははっきりと分かるが、ダシャーの支配星が、火星と絡むのは、火星のナクシャトラに在住しているだけで十分である。


ダシャーの支配星が火星の星座に在住するか、あるいは、火星のナクシャトラに在住しただけで、そのダシャーの時期に火星が示す出来事を引き起こすのである。



実行犯スティーブン・パドックの動機がまだ解明されていないということだが、出生図には明らかに暴力が示されており、それが月のアンタルダシャーの時期に噴き出したことが理解できる。


月はラーフと共に8室に在住し、8室は支配されることを表しており、心が突然、凶悪な考えで満たされたのである。それは霊媒現象とか憑霊現象に近いものかもしれない。


月とラーフのコンビネーションは、躁うつ病に例えると、鬱状態ではなく、躁状態である。


鬱状態から躁状態に転換した時に突然に気持ちが高揚して、高い建物の窓から飛び降りて自殺してしまったり、そうした異常な行動を取ることがあると聞いている。



それと近いものがあったと考えられる。


躁状態

気分が著しく高揚した状態。陽気で開放的になり、興奮したり怒りっぽくなるなど、普段とは違う状態が続く。自信に満ちあふれ、いつもより多弁になるが、話題は次々と変わり、他人の意見に耳を貸さなくなる。睡眠時間が短くても平気で、自制がきかなくなり買い物やギャンブルに大金を使うなどして、社会生活に支障をきたすことがある。双極性障害(躁鬱病(そううつびょう))の主要な症状だが、他の疾患や薬物の影響などによっても起こる。

(コトバンク デジタル 大辞泉の解説より)


上記のように双極性障害という躁うつ病の主要な症状の中に自制がきかなくなり、買い物やギャンブルに大金を使うという行動傾向が記されている。


スティーブン・パドックは、プロのギャンブラーと自称し、ギャンブルで、2000万勝ったり、派手で極端な行動傾向が見られる。


動機というものは特にないのである。


元々持っている暴力のカルマが、アンタル月期になって躁状態に心が支配された時に噴き出したということである。


内に抱えていた暴力性を躁状態に心が支配された時に抑制が効かなくなり、外に発散したのである。



スティーブン・パドックの動機とは、富裕な人々への復讐とか、そうした動機とは全く違っている。


彼は不動産投資で儲けて、裕福であった。


また会計士として、仕事も真面目にこなしてきたようである。


あえて言うならば、躁うつ病の双極性障害のような行動傾向から、精神病の一種だと診断した方が適格である。


何か無差別に銃を乱射したいという欲求が抑えられなくなったのであり、犯行時、彼は何でも出来るような高揚した気分だったに違いない。


そして、犯行を終えたあと、そのまま、その勢いで自殺したのである。


ラグナは双子座のプナルヴァスであり、プナルヴァスは野心のない温和で陽気なナクシャトラであり、日頃はそんな犯行を犯すようには全く見えなかったに違いないのである。


実際、写真を見ても悪人には、見えず、気さくな人物といった印象である。






見た目からは全く想像も出来ないような大量殺人衝動を内に秘めていたのである。





(参考資料)



ラスベガス震撼、史上最悪乱射殺人犯の正体
64歳のパドック容疑者はカジノ好きだった
ロイター 2017年10月03日

[10月2日 (ロイター) ]- スティーブン・パドック容疑者 (64)は、一見するとネバダ砂漠の退職者コミュニティーでの穏やかな暮らしの中に落ち着いたかに見えた。その場所は愛用のカジノに近く、2015年に新居を購入していた。

ラスベガスまでは、車で1時間。そこで容疑者は、近代アメリカ史上最悪の銃乱射事件を起こす事となる。

公的記録によると、容疑者はアメリカ西部を転々としていた。カリフォルニア州沿岸に2~3年、ネバダ州の別地域に2~3年。テキサス州では狩猟許可を所有しており、そこにも最低2~3年は居住していた。パイロット免許を取り、少なくとも1台の単発航空機が容疑者名で登録されている。

2015年初頭にこぢんまりした2階建ての家を購入

2015年初頭、パドック容疑者はメスキートはずれのほこりっぽい町に新しくできた退職者住宅地に、こぢんまりした2階建ての家を購入した。砂漠の小さな町で、ネバダ州とアリゾナ州境にまたがり、ゴルファーやギャンブラーに人気がある所だ。

「感じのいいきちんとした家で、異常な所は何も見当たりません」メスキート市警察のクイン・アベレット広報担当官は、10月2日月曜日、記者団を前にそう述べた。家の中から銃何丁かと弾薬が見つかったが、銃所有者の多いこの地域では、当たり前と見なされる程度であったという。

南西に車を1時間走らせるとラスベガスである。7月28日木曜日、パドック容疑者は、マンダレイベイリゾートアンドカジノの32階の部屋にチェックイン。少なくとも10丁の自動小銃を持ち、58人以上を殺害、500人以上にけがを負わせる乱射事件を起こす事となる。

パドック容疑者の兄弟のエリック・パドックさんは、「何が原因でこんな乱射事件を起こしたのか皆目見当がつかない、家族は戸惑うばかりです」と、電話インタビューで答えている。パドック容疑者の親族が住む、フロリダ州オーランドの保安官事務所を通じ、手短かな声明文を発表する予定だと述べた。

エリック・パドックさんは、容疑者がフロリダ州中央部の湿気を逃れ、ビデオポーカーをしやすいネバダ州に引っ越すのを2年前に手伝ったと、地元紙オーランドセンティネルのインタビューに答えて言っている。最後に連絡を取り合ったのは2~3週間前で、ハリケーンのイルマがフロリダ州を襲い、停電となった件でテキストを送ったとの事だ。

自称「プロのギャンブラー」

以前の隣人であったフロリダ州ビエラのシャロン・ジュディーさんは、パドック容疑者は気さくで、自分の事をプロのギャンブラーと呼んでいた、と同紙のインタビューに答えて言った。スロットマシーンジャックポットで2万ドルを当てた写真を見せてくれた事もある、とも述べている。

警察の発表によると、パドック容疑者には前科はなく、交通違反があったのみだという。

ネバダ州メスキートに引っ越す前、パドック容疑者は、テキサス州にある同じ地名のメスキートという町に住んでいたことがあった。セントラルパークという集合住宅の管理人であったという記録がある。住宅の電話番号に応えた女性は、電話を別の管理人に転送したが、メッセージに対する返答は得られなかった。

2015年時点の記録には、パドック容疑者は独身であったと記されている。警察や公的記録によると、ネバダ州の退職者コミュニティーでは、容疑者はマリルー・ダンレイさんと同居していたとの事。ダンレイさんは、ソーシャルメディアのサイトで、自分を「カジノ専門職」と呼び、子どもと孫がいると書き込みしている。

CNNの発表によると、ダンレイさんは国外旅行中で、警察は、事件には何の関与もないものと見なしているようだ。

(ジョナサン・アレン、および以下の記者によるリポート: バーニー・ウッダル、アンジェラ・ムーン、コリーン・ジェンキンス。バーナデット・バーム編集)

参照元:ラスベガス震撼、史上最悪乱射殺人犯の正体
64歳のパドック容疑者はカジノ好きだった
ロイター 2017年10月03日


動機解明、長期戦に=大量殺害に異様な執念-ラスベガス銃乱射から1週間
2017/10/08-14:26 時事ドットコム

 【ロサンゼルス時事】米ネバダ州ラスベガスで58人が死亡、500人近くが負傷した銃乱射事件は8日で発生から1週間。犯行後に自殺したスティーブン・パドック容疑者(64)の大量殺人への異様な執念が明らかに なってきた一方、犯行動機は依然として謎に包まれている。米史上最悪の乱射事件の真相解明は長期戦の様相を呈してきた。

 ◇被害最大化狙う

 捜査当局によると、容疑者が最初に発砲したのは1日午後10時5分。高級ホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・カジノ」の32階の部屋からカントリー音楽祭の野外会場に向けた乱射は同15分まで断続的に続いた。 警官らが部屋を突き止め、午後11時20分に突入すると容疑者は既に自殺していた。

 流出した事件直後の写真によると、室内に大量の銃器が散乱していた。野外会場までの距離などを書いたメモも見つかったという。近くのマッカラン国際空港の燃料タンクも2発の銃弾を浴び、1発は貫通していた。容疑 者がタンクを爆発させることを狙った可能性もある。

 また、犯行に使用されたとみられる銃は連射可能な形に改造されていた。容疑者の車には銃弾を受けると爆発する物質が大量に積まれており、被害を大きくするためにさまざまな準備をしていた様子がうかがえる。

◇野外音楽祭を物色

 容疑者は事件の約2カ月前に、シカゴで開かれた野外音楽祭の会場を見渡せるホテルの2室を予約していたことも判明した。ボストンではコンサート会場に近いホテルもインターネットで探していたという。  事件の約1週間前にはラスベガスで開かれていた別の音楽祭会場を見下ろす高層マンションの3室を借りていた。捜査関係者は「容疑者がシカゴやボストンを訪れていたことを示すものは何もない」と米メディアに語った が、多くの人が集まる野外コンサート会場に狙いを定め、犯行の機会をうかがっていたとみられる。

  ◇協力者の可能性も

 不可解なのは動機だ。地元警察幹部は「過去の大量殺人の多くは動機がはっきりしていたが、今回は何も発見できていない」と認める。

 カギを握るとみられていた交際相手のフィリピン出身の女性(62)は「彼が誰かに対して暴力を計画しているとは思いもよらなかった」と弁護士を通じてコメントした。過激思想に染まっていた形跡はなく、裕福な暮ら しを送っていた容疑者を犯行に駆り立てた動機は不明だ。

 捜査当局は「誰にも知られずに1人で犯行を計画・実行したとは考えにくい」(地元警察幹部)とし、背後に協力者がいた可能性を視野に入れている。「容疑者の生まれてから死ぬまでのあらゆる面」(同)を今後徹底的 に調べる方針だ。

参照元:動機解明、長期戦に=大量殺害に異様な執念-ラスベガス銃乱射から1週間
2017/10/08-14:26 時事ドットコム

【ラスベガス銃乱射】血まみれの観客、女性の悲鳴…! 実行犯の異常な生い立ちと、父親(FBI最重要指名手配犯)のヤバさも発覚!
2017.10.03 知的好奇心の扉 トカナ (TOCANA)

 カジノで有名な米・ネバダ州ラスベガスにある「マンダレイ・ベイ・ホテル」で1日夜(日本時間2日)、銃乱射事件が起き、少なくとも59人が死亡、400人以上が負傷した。犯人は同ホテルの32階から、地上に向けて自動小銃を無差別に乱射した。

 ホテル近くでは「ルート91ハーベスト・フェスティバル」なるカントリー音楽の祭典が開催されており、2万2千人以上が集まっていたという。まさか上空から銃弾の雨が降ってくるとは夢にも思わず、観衆は大パニックに。その様子はツイッターなどに投稿され、女性の悲鳴や、頭から噴水のように血を流して倒れる男性、鳴り止んだかと思った銃声が再び聞こえる恐怖の瞬間などが確認できる。

 米国史上最悪の銃乱射事件を起こした実行犯はスティーブン・パドック容疑者(64)。ラスベガスから北東130キロのメスキート在住で、先月28日から客として同ホテルに宿泊していた。事件後、IS(「イスラム国」)の傘下組織が同容疑者を「ISの兵士だ」と主張したが、現時点で宗教的な問題が動機につながった証拠は確認されていない。地元関係者によると、スティーブン容疑者は筋金入りのギャンブル狂。高レートのポーカーを好み、ひと晩で2000万円以上儲けたこともあったという。一方で犯罪歴はなく、軽微な交通違反以外で警察の面倒になったことはない。

ごく普通のスティーブン容疑者が凶行に走った理由は何なのか――? 事件をヒモ解く鍵となりそうなのが、この男の生い立ちだ。弟のエリックさんによると、兄弟は崩壊した家庭で育った。父親のベンジャミン・ホスキンス・パドックは銀行強盗を繰り返し、20年の有罪判決を受け、1960年代前半に収監されている。そして68年に脱獄すると、FBIの10大最重要指名手配犯リストに「極めて危険」で「精神異常」を抱えた人物として名を連ねたこともあった。ベンジャミンは78年にオレゴン州で発見されたが、当局は「精神異常者」「自殺願望者」と鑑定している。

 その息子が起こした重大事件。スティーブン容疑者は警察が突入する前に自殺したが、室内には自動小銃のほか、ライフル銃など少なくとも10丁の銃があった。まずは自動小銃で広範囲を“掃除”し、そのあとで逃げ惑う人をライフル銃で狙撃して楽しんでいたのだろうか……。

 警視庁元刑事の男性は「並の精神状態ではない。あくまで憶測の話だが、父親のマイナス面を引きずって生活し、何かのきっかけで爆発してしまったのかもしれない。犯行に使われた銃は連続発射が可能なように改造されていたというし、大量殺人を目的とした計画性が感じられる。FBIの重要指名手配犯リストに載った父親を“超える”べく、犯行を起こした可能性もある」と話す。銃社会の米国で、安全な場所はどこにもない。

参照元:【ラスベガス銃乱射】血まみれの観客、女性の悲鳴…! 実行犯の異常な生い立ちと、父親(FBI最重要指名手配犯)のヤバさも発覚!
2017.10.03 知的好奇心の扉 トカナ (TOCANA)










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伝説のギャング・クレイ兄弟について

最近、1960年代にイギリスのロンドンで暗躍したギャングのクレイ兄弟の真実について描いた『レジェンド 狂気の美学』という映画を見た。



兄のレジナルド・クレイと弟のロナルド・クレイは、一卵性双生児で、10分違いで誕生している。

レジナルド・クレイは勇敢で理性的で、セレブを相手にしたナイトクラブの経営などに手腕を発揮して兄弟や仲間を成功に導いだ。

また部下の妹のフランシスと交際し、堅気になると誓ったりするなど私生活共々充実していた。

それに対して、弟のロナルド・クレイは快く思っていなかった。


kraybrothers_photo

一方の10分遅れて生まれてきた弟のロナルド・クレイは凶暴で精神病を患っており、薬を飲まないと狂暴性を発揮して、手が付けられなくなる。

何かと問題を起こす弟のロナルド・クレイは、兄のレジナルド・クレイにとっては悩みの種であった。

小さい頃から喧嘩も良くしたが、やはり血を分けた兄弟であり、レジナルド・クレイは弟のロナルド・クレイの凶暴な不始末の尻拭いをすることしか出来なかった。

弟のロナルド・クレイが敵対ギャングを殺害したことで、警察の捜索が始まり、目撃者や証拠を押さえられ、ロナルドに命を狙われた側近が警察に寝返って証言することにより、クレイ兄弟は窮地に追い詰められた。

最後に恋人に薬物を渡して、恋人の死因ともなった弟のロナルド・クレイに対して、兄のレジナルド・クレイは猛烈に怒るもののそれは、弟にぶつけることは出来ず、仲間のギャングがその身代わりとして殺害される。

このようにして弟の尻拭いをして、2人は殺人罪で終身刑となる。


映画のテーマは、兄のレジナルドと、弟のロナルドが、どのような関係性であったかの真実を描き出す所にある。

兄のレジナルド・クレイは常に弟の不始末に振り回され、足を引っ張られて、但し、血を分けた兄弟であり、弟をどうすることも出来ない。最終的に弟の不始末に足を引っ張られて、終身刑となっていく。

そうした兄弟間の悲劇について描いた作品であった。


アストロデータバンクで確認すると、クレイ兄弟の出生データは、Rodden Ratingで、AA(ダブルエー)であり、かなり信頼できるデータである。

従って、クレイ兄弟の出生図から、一卵性双生児の違いが出生図のどこに表れるのかを調べることが出来る。


実際、作成してみると、出生図は同じだが、ナヴァムシャのラグナが一星座分ずれるようである。


reginaldkray_chart

ナヴァムシャを見ると、兄のレジナルド・クレイの場合、ラグナにヨーガカラカの金星が在住して、7室に在住する9室支配の水星との間に5-9、9-10のラージャヨーガを形成している。


ヨーガカラカがもう一つのトリコーナの支配星と絡む最高のラージャヨーガであるが、これが1-7室の軸で形成されており、レジナルド・クレイは純粋な恋人に影響されて、堅気になることを誓うなどした理由がよく分かる。


一方で、ロナルド・クレイは、精神病を患っており、当然、恋人ができるような状況ではない。


ronaldkray_chart

ナヴァムシャを見ると、7室支配の太陽が12室に在住し、火星と接合し、土星からアスペクトされている。


またナヴァムシャの4室(心の安定)には11室支配の機能的凶星化した木星が在住して、減衰したケートゥと接合している。

そして、6室支配で減衰した月からアスペクトを受けている。

4室支配の金星は12室に在住して傷ついている。


従って、これらの配置から心の不安定さがよく理解できる。




一方、兄のレジナルド・クレイの場合、4室支配の火星が12室に在住し、8室支配の太陽、1、2室支配の土星と絡んでいるので、4室は傷ついているが、減衰する月は7室支配で11室に在住しており、特に4室とは絡んでいない。

また月は高揚する牡牛座の支配星である金星がラグナに在住し、また減衰するラーフと接合しているので、ニーチャバンガラージャヨーガである。

5-11室の軸に在住しているので減衰した月が直接、心の安定に大きなダメージを与えているとは考えにくい。



然し、ロナルド・クレイは減衰した6室支配の月が心の4室にアスペクトし、また4室には減衰したラーフ/ケートゥ軸が絡んでいるのである。

やはり月はパラシャラの例外則やニーチャバンガラージャヨーガを形成しているが、心の4室にダメージがもたらされたことは確かである。


このように映画を通して、明らかにされたクレイ兄弟の性格や運命の違いが、ナヴァムシャチャートによく表れていた。



またドレッカーナを見ると、クレイ兄弟の間で同じである。


kraybrother_drekkana_chart

但し、ドレッカーナは3室の象意を拡大したチャートであるため、兄のレジナルド・クレイにとっての弟ロナルド・クレイについてよく表しているチャートであると考えることが出来る。


ドレッカーナのラグナには減衰する太陽が在住し、火星がアスペクトして傷つけている。

またドレッカーナの3室の支配星は減衰している。


従って、これはレジナルド・クレイの弟運として考えると納得できる。


弟のロナルド・クレイにとっては、ドレッカーナは自身にとっての健康運を表しているとして理解すれば納得できる。



最後にシャシティアムシャ(D60)を見てみると、レジナルド・クレイのシャシティアムシャは、ラグナに7、10室支配の木星が在住しており、基本的に好人物であることをラグナの木星が象徴している。


reginaldkray_d60_chart

ラグナロードで、4室支配の水星は9室に在住し、3室支配の太陽と接合して、3室にアスペクトしている。

また5室支配の金星が3室に在住し、1、4室支配の金星や3室支配の太陽と相互アスペクトしている。


従って、セレブを相手にしたナイトクラブの経営などショービジネスの分野で成功する配置である。



ronaldkray_d60_chart


弟のロナルド・クレイのシャシティアムシャ(D60)は、ラグナでヨーガカラカの土星が高揚している。

9室支配の水星が11室支配の太陽、ケートゥと5室に在住して、ダナヨーガを形成しており、決して悪いチャートとは言えないが、10室支配の月は2室で減衰して、2、7室支配の火星と接合している。

従って、ショービジネスで成功できそうな配置ではない。


映画の中で、兄のレジナルドクレイが短期間、刑務所に拘置されていた間に弟のロナルド・クレイが、兄のナイトクラブの経営を全く台無しにしてしまう場面が出てきたが、それは、この配置から見ると、よく理解できる。

ロナルド・クレイは10室にラーフが在住し、ラグナロードの金星が在住しているため、兄が成功させたナイトクラブに出入りするような運勢はあったが、それを経営したりするような才能はなかったということがよく分かるのである。


10室支配で蠍座2室で減衰して火星と接合する月は、むしろ、ギャングとして、ゆすりや強迫、みかじめ料を請求したりといったヤクザ稼業の才能を表していると考えられる。



このように兄弟の性質の違いは、分割図によく現れていることがよく分かる。



但し、この2人は出生図自体は、全く同じである。


2人とも少年時代は父親からボクシングを習い、後にギャングになり、最終的に終身刑になるなど、大枠の所では同じような運命を歩んでいる。


しかし、恋人がいたかどうか、心の健康状態、ナイトクラブの経営手腕などの仕事上のスキル、そして、気質や性格などの多くの点で、2人は個性や才能、そして、運命が異なっている。


従って、ジョーティッシュでは分割図を細かくチェックしていくことが重要であると理解できる。

















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