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ヤグニャへの参加と巡礼の旅

先日、友人から富士山麓で、大規模なヤグニャを行うイベントがあると話を聞いた。

サイババの信者の方々で、サイババが微細体(サトルボディー)で活動し、仲介者を通じて働いていることを信じている方々の小規模なグループが主催するイベントであった。

私も暫くサイババ関連にはご無沙汰だったので、こうしたグループがあることは知らなかった。

2010年の末にデリーのBVBでのインターナショナルクラスに参加した後、私は年末年始をバラナシで過ごし、ガンジス川で船頭に導かれながら、初日の出を見ていた。

その後、プッタパルティ―のサイババのアシュラムを訪れたが、その時、サイババはまだ健在であった。サイババの信者やサイババが建設した学校の生徒たちが、年始に演劇やアクロバティックなショーを献上するイベントがあり、そうしたイベントを見たりして数日過ごしていた。

この時、こうしたイベントを台座から見守るサイババの姿を遥か遠方から拝見したが、これは存命中のサイババを見た最後であった。

2011年4月24日にサイババが亡くなったからである。


サティア・サイババは存命中に仲介者を通じて働くことはないと語っていたそうである。

従って、サイババの帰依者は、微細体(サトルボディー)でサイババが働いているとする考えを受け入れることが出来ず、サイババが微細体で働いていると考えている人々や仲介者の方々は、プッタパルティ―から追放されたそうである。

現在は別の場所に拠点を構えて活動しているという。

因みに微細体(サトルボディー)というのは、神智学用語で言えば、エーテル体 もしくはアストラル体を指しているのではないかと考えられる。

この他、例えば、サイババは亡くなった後、8年後に生まれ変わるとこれまで言われて来たが、このグループの方々の話では、サイババは既に新しい体で誕生しており、現在、幼年期で過ごしており、まだ使命には目覚めていないそうだ。


こうした話に関して、私がどのように考えているかについてここでは突っ込んだ話はしないが、私はラグナロードで、アートマカラカの火星が魚座(宗教)で、ヴァルゴッタマであるため、宗教にはかなり縁が深く、こうした話は全て真実だと考えている。

こうした話を信じるに至った個人的な体験も持っている。


このグループのある方は、微細体(サトルボディー)で働いているサイババを感じることが出来るので、信じるようになったそうである。

サイババは、様々なものを手から物質化して出したりする姿が有名であるが、実際、そうした物質化は本質的なものではなく、それらの物質化はサイババの愛から出たものであり、そちらの方が重要であり、物質化は本質ではないということを熱弁されていた。


こうしたグループの方々がインドから大勢の僧侶を招いて平和を祈願する為の護摩炊きを行ったのが、今回のイベントである。

それに参加しようと富士山麓に向かったのだが、土曜日まで予定が入っていた為、日曜日にしか行くことが出来なかった。

しかし、日曜日にも行われるはずであったイベントが1日繰り上がって終了していた為、日曜日の夕方近くに到着した時には、既にイベントは終了していた。

しかし、祭壇は片づけられておらず、翌日、アビシェーカムと呼ばれる神像にミルクをかけたり、聖なる水をかけたりする儀式を行うので、参加したらどうかとのお誘いを受けた。またその後、近くの神社で、奉納演奏をするので、それにも参加できますとのこと。

翌日、アビシェーカムに参加してみると、ゲストということで、一番、良い場所に席を用意してくれて、そこに座って下さいとのことで、何か全く予期していなかった待遇を受けた。


そして、次の神社での奉納演奏の際も、待ち時間に立っていると、神社のスタッフの女性が、自ら近寄ってきて、待ち時間の間に神社の歴史や由来について案内しますと、自ら提案してくれて、ガイドを受けることとなった。

神社のパワーを感じる実験を行うデモンストレーションにて、私は被験者にされたりして、自然と注目される立場に立たされてしまうのである。

その前日からそうであったが、何か非常に周囲の方々との関係の中で、自分自身が中心的な立ち位置にされてしまう状況なのである。

占星術的にこうした状況を途中から理解したが、私のホロスコープにおいて、前日とこの日、トランジットの月が10室の山羊座を通過していたのである。

そして、対向の蟹座には金星がトランジットしていた。


そして、現在、蠍座から土星、乙女座から木星がアスペクトして、山羊座10室にダブルトランジットしている。


従って、そうした木星と土星のダブルトランジットと、月のトランジットが10室に形成されており、そして、アンタルダシャーが10室の在住星で、プラティアンタルダシャーが10室支配の土星であることなどが重なって、ただのゲストで来ていただけにも関わらず、何かと目立つ立場にされてしまう状況となった。

また、この時、私のダシャーは、金星/木星/土星/太陽/水星であった。


この神社は実は、今回、宿泊先に選んだ旅館から非常に近い場所にあった。


奉納演奏の際に宮司(神社の責任者)の挨拶があり、その時に聞いた話では、この神社は、海外の外交官がお忍びで訪れるような神社であるということであった。


10年前に森林の中で発見されて、ボランティアによって、現在の形にまで再現されたということである。


普通の神社とは違ったもっと日本の古代からの伝統を感じさせるそんな雰囲気の神社である。


通常、龍神は爪が3つだが、この神社の龍神は爪が5つあり、爪が5つある龍というのは格が高いという話であった。


例えば、中国などでも爪が5つある龍の絵を勝手に商店などが店内に描くことは許されていないという。


こうした龍神といった話には馴染みがない方もいるかもしれないが、こうした世界観は魚座の世界観である。



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【5つの爪を持つ龍神像のある手水場】




また今回、宿泊先に選んだ旅館は、治療の力がある湧水を使っている温泉宿であり、宿泊した人や温泉に訪れた人は、水を汲んで持ち帰ることが出来る、そうした霊的スポットであった。


以前、水泳の岩崎恭子選手が、この水で、アトピー性皮膚炎が治ったということで、一時期、この旅館の前にある狭い道が、車の行列になる程、大勢、訪れたそうである。


それでは、何故、今回、私が、このようなヤグニャのイベントで、富士山麓を訪れて、伝統のある格調高い神社で奉納演奏に参加し、治療の水が湧き出る霊的スポット(温泉宿)に宿泊することになったのかということである。


それは9月8日からラーフ/ケートゥ軸が、水瓶座/獅子座の軸から、山羊座/蟹座の軸に移動するからである。

(ケートゥのトランジットの効果も2ヶ月前から発揮される)


現在、金星/木星期で、アンタルダシャーロードの9、12室支配の木星に対して、まもなくケートゥがトランジットし、更に9、12室支配の木星にトランジットの木星と土星がダブルトランジットすることによって、おそらく今回の聖なる儀式への参加や、聖地巡りの巡礼がもたらされたと思われる。


ケートゥはスピリチャルな惑星であり、特に無執着、放棄、沈黙といった象意をもたらすが、アンタルダシャーロードの9、12室支配の木星にコンジャンクトすることによって、このケートゥの象意が、木星に付与されたのである。

12室の支配星は、海外や、もし海外でなければ都会の喧騒から離れた僻地や静かな自然環境を表している。


また9室の支配星は、巡礼の旅、グルに会う旅を表しており、都会の喧騒から離れた富士山麓にて、ヤグニャを行う多くの僧侶の方々(ケートゥ)や、微細体(サトルボディー)でその場に臨在していたとされるサティア・サイババ、そして、その信奉者の方々に会いに行く旅であったのである。

そして、ヤグニャやアビシェーカム、奉納演奏といった儀式に参加することとなった。


皆、微細で、精妙な儀式であり、ケートゥの表示体である。


またケートゥには医療といった象意もあり、特に自然療法や、中国医学、ホメオパシー、アーユルヴェーダなどの伝統医療の表示体であるが、おそらく、治癒の力のある水源に滞在すること自体もケートゥの象意である。





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【奉納演奏にて①】



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【奉納演奏にて②】



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【奉納演奏にて③】



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【奉納演奏にて④】



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【翌日、神宮にもう一度行ってみる①】



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【翌日、神宮にもう一度行ってみる②】




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【翌日、神宮にもう一度行ってみる③】




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【温泉宿の水源①】




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【温泉宿の水源②】



















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南インド、コーチンへの旅

2012年10月2日の23:45頃、私は羽田空港からクアラルンブールを経由して、南インド、ケララ州のコーチンへアーユルヴェーダのトリートメントを受けるツアーに参加した。

海外に全く行く気はなかったのだが8月末で私は5年ほど勤めた職場を辞めることとなり、ちょうど時間があった所で縁あって、そのようなツアーの存在を知り、行くことになったのだ。

ダシャーは金星/月/金星で、私は牡羊座ラグナであるため、2012年10月2日の時点でトランジットの木星が2室にあり、土星が7室を通過中であったが、木星が10月4日ぐらいから牡牛座で逆行したため、7室や9室をダブルトランジットし始めた。

逆行を考えなくても、木星は私の出生の9室の支配星にアスペクトし、土星は9室にアスペクトしているので9室へのダブルトランジットが形成されているタイミングである。

従って、私はインドのアーユルヴェーダの医師の元へ巡礼の旅に向かうのである。

然し、今回の旅はトランジットもあまりパッとしないし、行くことをかなり迷うようなそうした旅であった。

最後まで行くべきか行かざるべきか迷っていた。普段ならば仕事がなければ大喜びで飛んでいく所である。

今回、何故か心に迷いがあったのは土星が月から4室をトランジットして、月にアスペクトしているからである。

土星が月から見て4室と8室を通過する時期は、サディサティ程ではないが比較的困難を与える。

心に不安定さや迷いが生じて心が弾まない。

しかしやはり最終的に行くことにしたのはラグナから4室と月から4室に土星が影響する今は家でじっとしていることが出来ないのである。

従って家で落ち着いて快適に過ごすことが出来ないということから、外国に出かけたり、旅行に行くのである。

つまり今は私にとって、そうした逆説的な意味で旅行に行く時期である。

もちろん9室への土星と木星のアスペクトによるダブルトランジットが働いたからこそ行くのであるが、今回行く動機付けの半分がアーユルヴェーダの治療目的であるというのは、これまでの私の旅行と比べてみて私にとってユニークであった。

M.S.Meta氏の『Planet and Travel abroad』によれば、治療のための旅行というのは6室や8室が絡むのだという。

現在、木星は私の2室をトランジットしており、6室と8室にアスペクトしている。

通常、考えてみてあまりよいトランジットではないのだが、治療という点においては妥当なトランジットなのである。

それならば今回、アーユルヴェーダのトリートメントを受けに行くのはそれなりにあり得るのかもしれないと思ったのである。

つまり、6室や8室が絡む時期は決して楽しいはずがないのである。

治療で外国に行く人というのは複雑な感情を抱えながら行くものであるということが今回の経験で分かった気がした。

何故、私が今回アーユルヴェーダのトリートメントを受けに行ったかというと、やはり長い間、コンピュータ関連の仕事で日勤と夜勤が入れ替わるシフトの仕事をして来て、かなり体内時計が狂ってしまったと思われる節があることや、首肩付近の慢性的な肩こりや重さが抜けないといった症状があることから、今回は本気でアーユルヴェーダのトリートメントを受けて、リフレッシュや癒しを得たいと思ったためである。

肉体の頑強さには自信があり、肉体や健康への配慮は全くしてこなかった自分が年齢も年齢だからか、ついに方針変換の時が来たようだ。

これからは健康にも意識を向けていくことになりそうである。

現在、金星/月/金星で、金星は2、7室支配で5室に在住し、月は4室支配で4室に在住している。

月から見ると金星は4、11室支配で2室に在住して8室にアスペクトしている。

MDLの金星をラグナとすると月は12Lで12Hに在住し、6室や8室の絡みはあまり見られない。

ナヴァムシャでは金星は1、8Lで10Hに在住し、月は10Lで金星と星座交換しているので金星や月は8室と絡んでいる。

健康を表わすドレッカーナでは、金星は6Lでラグナに在住し、8Lの月は12Hで減衰している。

6Lの金星はマラカの土星からアスペクトされて傷ついている。

そういう意味で言えば、D/3には私が治療のために外国に行く理由がよく示されている。

 金星と星座交換する木星が月にアスペクトしているため、私はアーユルヴェーダ医師から治療を受けることができるのである。

D/60チャートを見ると、金星が7室に在住し、月が7Lである。

(※但しD/60のラグナは間違っている可能性はないとは言えない。出生時間を18秒遡らせるとD/60のラグナは射手座となり、金星は6Lで、月は8Lとなる。金星/月期に体調が悪くなったことをよく説明できている。然し、それだと外国に行く理由となる7室、9室、12室との絡みが失われてしまう。D/60についてはもう少し検討する必要を感じている。)

 D/60チャートについてはもう少し検討の余地があるが、治療目的の外国旅行という象意はD/3によく出ているようである。

これはD/3が健康に関係するからであると思われる。

私のADLの月はD/3で8Lである22ndドレッカーナであるため、有害なのである。
(※22ndドレッカーナの支配星の時期は有害であると言われている)

実際、月期に移行してから、心理面において非常に抑鬱的な不安定さを経験している。

その月に対して土星がアスペクトした今、私が健康面に不安を感じたのは偶然ではなかったと言える。

土星は私のラグナから7室にトランジットしており、7室には外国という象意がある。

その上で4室を傷つけるので家や祖国にいるのではなく、外国に行きたくなるのである。

土星が天秤座をトランジットしている間は、私は外国旅行に頻繁に行きそうである。

木星が双子座に移動した後も7Hと9Hにダブルトランジットが生じるので来年も外国に行きそうである。

その時、私は金星/火星期であり、火星は1、8Lで12Hに在住し、月から見て5Lで9Hに在住し、金星から見て9Lで8Hに在住しているため、やはり金星/火星も外国に行って、グルへの巡礼の旅をしたりしそうなのである。

因みにこの旅行への出発当時、トランジットの金星が私の出生のMDLとPADLの金星にコンジャンクトしていた。

金星のアシュタカヴァルガは7点であるから、この旅が良いものとなることが期待できた。

火星は8Hをトランジットしているが、火星が8Hへ入室して、木星が牡牛座からアスペクトしている。

火星が8Hへ入室してから、やたらと人から物やサービスをもらうことが多くなっている。

これは火星が私の場合、LL(ラグナロード)で、LLが8Hで定座にあり、そこに2Hから9Lの木星がアスペクトする形になっている。

このため、8Hが強くなっているため、いろいろ恩恵が働いているのである。

コーチンでは1日に2回、アーユルヴェーダのトリートメントを受けて、キリといって、薬草を油で炒めたものを布に包んで体に打ち付け、成分を浸透させる施術や、シラダーラといって、眉間にミルクバターを垂らして、精神を落ち着かせるといった施術などいくつかの種類の処方を受けることになったが、私はまな板の鯉のようにセラピストの為すがままだった。

これは繰り返すが、現在のトランジットで、私のラグナロードの火星が8室蠍座の自室に在住し、9室支配の木星が牡牛座からアスペクトしていたからであるとはっきり分かる。
まさに今のトランジットは私が身体(1室)をセラピストにいだねて(8室)、体中に油を塗りつけられる(蠍座)といったそうしたタイミングだったのである。

クレオパトラがその美貌と色香でカエサルやアントニウスを籠絡したのも、おそらく、油や香といったもので相手を魅了したからである。

女王は自らを寝具袋にくるませカエサルの元へと届けさせたといわれる。

蠍座はホステスの星座であり、水商売や、マッサージなどのサービス業を表わしている。
つまり、私も何故か、この今のタイミングで戦闘能力を失い、蠍座に籠絡されたようだ。

因みにアーユルヴェーダのトリートメントのツアーが終わった後、私は、バルカラ→トリバンドラム→チェンナイ→カルカッタと移動して、一人旅を続けた。

当初、旅行に出る前には予定になかったがチェンナイでアガスティアの葉を見に行くこととなった。

私自身のアガスティアの葉は見つかったが、そのリサーチの過程でかなり信憑性には疑問符がついた。もし仮にアガスティアの葉はなく、ナディ・アストロロジャーたちが、ジョーティッシュで鑑定を行なっているのだとしても(そのようなことを主張する意見がネット上にも沢山見られる)、彼らはそれなりの鑑定をし、その中のいくつかのことはよく当たっていたりするのである。だから彼らのことは100%の精度を持たない占星術師として考えるべきである。彼らに葉に書かれていることとしてリーディングされたことをそのまま鵜呑みにする必要はなく、だいたいの傾向が分かるものとして、受け取っておけばよいのである。このアガスティアの葉についてはまた別の記事で詳細に書いてみたい。

そして、その後で、カルカッタへと移動し、天文暦やアセンダント表を作成しているラヒリの元を訪ねた。

カルカッタを今回のインド旅行での最後の目的地へと選んだのは、”ラヒリ・アヤナムシャ”で知られるインド暦改訂委員長ラヒリの家を訪問して正確な天文暦の作成について感謝の意を伝え、また天文暦やアセンダント表を買い付けるためである。

タクシーで何度も行ったり、来たりしながら、家を見つけると応対してくれたのは、三代目のM.K.ラヒリだった。

つまり、ラヒリというのはファミリーネームであり、家族で代々、天文暦の作成をファミリービジネス(家系の仕事)として営んでいるのである。

今は息子さんである四代目のMr. SUPARNA LAHIRIが行なっていて、三代目のM.K.ラヒリさんは息子さんが行なう仕事を主に監修しているという。

[壁にかけてある左側の肖像画が初代のN.C.Lahiri、右側がA.K.Lahiri、そして、三代目のM.K.Lahiriと、四代目の息子さんであるMr.Suparna Lahiri、そして計算などを手伝っている娘さんがいる]

決して豊かとは言えない質素な家で、このラヒリの一家は世界の占星術師たちが使用する優れた天文暦を作成していた。

このチェンナイでアガスティアの館のナディ・アストロロジャーを訪問し、そして、カルカッタでラヒリを訪問したこの数日間、私のプラティアンタルダシャーは水星期だった。

やはり水星期は占星術に関連した事柄を経験できるようだ。















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インド滞在終盤での12室Ke、3室Ve体験と地獄の列車の旅

1/3にプーナに向かい、1/4にラジニーシのメディテーションリゾート内で、ダンスのワークショップに参加したのが、金星/太陽/水星/土星/金星であり、スークシュマから見てプラーナダシャーの金星が5室(創造、学習)支配で、3室(ダンス、パフォーマンス、音楽)に在住している。

これは大変、分かりやすいプラーナダシャーの表れ方である。

そして同じく興味深かったのが、1/6からバンガロールのプラシャンティニラヤムに向かい、サイババのアシュラムの近くで過ごしたのだが、1/9からプラティアンタルダシャーがケートゥに移行した。

金星/太陽/ケートゥ/ケートゥ/ケートゥ 1/9 14:53
金星/太陽/ケートゥ/金星/金星 1/10 20:43

私のケートゥは、アンタルダシャーの太陽からみて12室に在住しているが、通常、12室のケートゥは外国の寺院とか、グルのアシュラムを表わしているのではないかと思われる。

12室のケートゥが精神性、精神修行によいと言われる理由である。

ケートゥは太陽からみて5、10室支配のヨーガカラカの火星と7室支配の土星と絡んで、ケートゥ自身がヨーガカラカとなる条件を満たしている。

金星/太陽/ケートゥ/ケートゥ/ケートゥ 1/9 14:53

プラティアンタルダシャーがケートゥになった時に、私が食堂(ウェスタンキャンティーン)で、
食事をしていると、人が多くて人手が足りないので食器洗いなどのSEVA(奉仕)をしないかと奉仕者(DEVOTEE)の方から誘われた。特に何の義務もなかった私は食器洗いなどを手伝うこととなった。

大量の食器を食器洗い機などで洗浄する作業は、学生時代のアルバイト以来であったが、やりがいのある作業だった。

太陽からみて5、10室支配のヨーガカラカの火星が9室から12室のケートゥにアスペクトしているので、このような作業をすることとなったのである。

あるいは、現在、私はチャラダシャーで蟹座/蟹座であるため、蟹座からみてAKの火星と、Amkの水星が9室と12室でジャイミニラージャヨーガを形成している。

従って、もしジャイミニのラージャヨーガが発動するとしても、今は海外とかグルという象意においてなのである。

然し、SEVA(奉仕)には他にも、食堂に来場する人たちの要求に応じてメニューを皿に盛りつけるといったサービスを行う対人的な仕事もあったが、そうしたSEVAはしなかった。

おそらくそれはケートゥに絡んでいるのが、テクニカルプラネットの土星と、水星だからである。
機械を相手とするNON-HUMANな活動となったようである。

次の日なども毎日、人手が欲しいように思われたため、結局、1/12まで毎日、夜の食事の時間から食器洗いをすることとなった。

これは明らかにヨーガカラカと絡んで自らもヨーガカラカとなる条件を満たして12室に在住したケートゥの効果である。

従って、私はこの体験から12室ケートゥの象意というものがよく理解できた。

12室ケートゥとは外国や僻地の寺院やアシュラムでの静かな精神生活を表わしているのである。

サイババのアシュラムでは朝、夕にバジャンがあり、聖歌を皆で吟唱するのであるが、それは瞑想と同じである。

サイババの信者にとっては朝夕の待ち時間というものは心を静め、神(の化身)に精神集中する瞑想的な時間なのである。

私は朝はホテルにいて、ジョーティッシュ関連の書籍などを読んだりして過ごし、夕方バジャンに出かけて行って、食事後にSEVAを行うという毎日を3~4日程送った。

そして、ダシャーが決して裏切らないと思われたのは、その次であるが、1/10 20:43 から金星/太陽/ケートゥ/金星/金星期に移行して、1/14 4:58まで暫くスクーシュマダシャー金星期が続いたのである。

プラティアンタルのケートゥからみると金星は5室(創造、学習)支配で3室(踊り、パフォーマンス、音楽)に在住している。

このスークシュマ金星の4日ほどの間、サイババの学校の生徒たちによる運動競技やダンスが披露され、バイクで火の輪をくぐるアクロバティックな見世物や器械体操など、規律正しくよく訓練されたダンスパフォーマンスを見物することとなった。

2日間そうした催しを見物し、翌日にはさらにクリシュナ神が登場する演劇が行なわれた。

つまり、ダンスや演劇などを見物することとなったのだが、明らかにケートゥからみて5室支配の金星が3室(踊り、パフォーマンス等)に在住している効果である。

然し、プーナのラジニーシのリゾート内では、自らワークショップに参加して自ら慣れない踊りを実践してみたのであるが、プラシャンティニラヤムではひたすら見物するだけにとどまったのは何故であろうかと考えると、プーナではその当日が、金星/太陽/水星/土星/金星であり、土星からみて5室支配の金星が3室に在住しているが、その金星に土星がアスペクトしており、土星は10室の支配星である。

一方、プラシャンティニラヤムでは、金星/太陽/ケートゥ/金星であり、プラティアンタルのケートゥはスークシュマの金星に絡んでいない。

ケートゥからみて金星は5室支配で3室に在住していても、10室の支配星の影響が直接ダシャーに表れていないのである。

従って、ダンスパフォーマンスを実際に自ら実践するのか、あるいはただ単に視聴するだけなのかという違いは、その辺りにあったのではないか、などと後から考えていた。

以前、3室の金星はダンスや演劇を視聴する場合と、自ら実践する場合は紙一重で、どちらになるかは分からないとコラムで書いたが、実際には、10室の支配星が絡んでいるのかなど、もう少し他の惑星の絡みなどを見る必要があると思われた。

このような細かい点をつきつめていくと非常に興味深いのである。

1/13の夜にプラシャンティニラヤムを出発して、帰路に着くためにデリーへと向かったが、一度は列車での旅も経験してみたいと思って、48時間かけてデリーまで向かう寝台列車の切符を購入した。

しかし、これが大失敗だった。
列車内は狭くて、私のスペースは2段ベッドの上の方で、窓もなく天井が低くて身動きがほとんどできないくらい窮屈だった。

私はA1という最上クラスの席を取ったのだが、窓から外の景色を見ながら読書しながらの気楽で優雅な列車の旅であるとばかり考えていた。個室で鍵もかけられてセキュリティーも安全だというので、私はその言葉を信じて切符を購入し、優雅な旅を想像していたが、実際は全く違っていた。

私は48時間、非常に窮屈な寝台に横たわって、旅というよりも荷物を運ぶかのようにただ寝て運ばれるしかなかった。

列車は揺れて、全く読書などは出来ない状態であった。

私は寝台に横たわりながら、私に切符を売りつけた猿顔のインド人の青年の顔を思い浮かべていた。
切符は、実際には2270ルピーだったのにかかわらず、彼は3000ルピーで売りつけて来て、この日は混んでいるから少し値段が高くなっていて、買ったら取り消しも出来ないが、どうするか、と言って、クロージングをかけてきた。

かなり狡猾な男だったと思われるが、切符を購入したのは13日で私は風邪をひいていて精神力が衰えており、日本に無事帰れるように帰りの切符を確実に確保したいという気持ちのあせりから、相手の言い値で買ってしまった。

猿顔の青年はこれで700ルピー(1300円)ぐらいかせいだはずである。

私は狭い寝台に横たわりながら、昔、アフリカ大陸からアメリカに奴隷船にぎゅうぎゅうに押し込められて運ばれた黒人たち(アフリカ系アメリカ人)はこのような思いをしたのだろうかと考えた。
そして裏切られた気持ちで、あの猿顔のインド人(ホテルの土産屋担当)の顔を思い出していた。

インドでは金額交渉できなければ敗北者である。

私の経験上、だいたい相手が最初に提示してくる言い値は、最低でも向こうで普通とされている金額の2倍ぐらいである。

従って、相手が100ルピーと言って来たら、こちらの言い値は、40ルピーくらいでいいのである。それで相手が嫌な顔をしたら、50ルピーにしようと持ちかけるのである。

そうすると相手は折れて交渉が成立する。

然し、土産を買う店などだと、もっとふっかけて来ているかもしれないため、相手の言い値からするとあり得ないくらいの安い金額で、これでどうかと様子をうかがうのが懸命である。

相手の言い値の4分の1ぐらいで言ってみてもよいかもしれない。

話が脱線したが、そんなことで最悪の環境を経験したのが、

1/13 22:05発の列車に乗ってからの48時間(2日間)であった。

スクーシュマダシャーの金星が太陽に移行したタイミングである。

金星/太陽/ケートゥ/金星/水星 1/13 16:54
金星/太陽/ケートゥ/金星/ケートゥ
金星/太陽/ケートゥ/太陽/太陽 1/14 4:58
金星/太陽/ケートゥ/月/月 1/15 11:31

従って、主にスクーシュマ太陽期に乗り物に関する不幸を体験したのであるが、
スクーシュマダシャーの太陽はケートゥからみて3室支配で2室に在住している。

3室支配の太陽は機能的凶星であり、3室は4室(家、乗り物、幸せ)からみて12室目の乗り物の幸福を損失するハウスである。

太陽は自我を表わし、幸せが失われ、努力や苦労、忍耐が要求される状況の中で、憤り、葛藤したのである。

然し、1/15 の朝にデリーに到着すると、ちょうど、そのタイミングで、金星/太陽/ケートゥ/月/月期に移行した。

私は出所して長い監獄生活から解放された人のように晴れ晴れしい気分となって、オートリキシャーで、昨年からのデリーでの滞在中に知り合った日本人がスタッフを勤めるホテルに向かい、そこで快適に残りの2日間程を過ごした。

列車での地獄の48時間とは対照的にとても快適な部屋であった。

これは私の月が4室支配で4室自室に在住しているからである。
ケートゥからみても2室支配で2室自室におり、所有を表わしている。

列車での旅は、私としては全くの誤算であったが、ケートゥ/太陽と対応した忘れられない体験となった。

こうしてインドでの滞在を終えたが、インドも3回目にしてようやく、旅の仕方や過ごし方などが分かってきた実感である。

私たちは、7室や9室や12室が関わる時に海外旅行や海外生活を経験するので、海外では、取引、交渉、契約(7室)や、人との出会い(7室)、グルとの交流や学習(9室)、精神生活や多額の出費や損失(12室)を経験する。

今回の旅も、そうした経験が盛り沢山であった。















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ガンジス河のほとりにて

ガンジス河のほとりでの体験は、中々深いものであった。
死んだら焼いて灰にしてガンジス河に流し、物質としての肉体は自然の中に戻すのである。

それはあの世には富(お金)や身体などの物質は全く持っていくことはできず、ただカルマのみが残るという真理が生活習慣の中に体現されている感じである。

日本のように遺骨をつぼに入れて墓に安置して存続させつづけるというのは、物質としての肉体への執着のように思われる。

本来、死んだら灰にして土に返すというのが最も自然な姿であり、ヒンドゥー教の伝統は、この世の富や身体にはそれほど執着していないように思われた。(全てのヒンドゥー教徒がガンジス河に灰を流す訳ではないと思われるが)

一方で、その対極に位置するのが、エジプトのファラオの墓であり、肉体をミイラにして存続させ続けようとする、激しい執念や所有欲が見られる。エジプト文明というのは、春分点が牡牛座にあった時に生まれた文明であり、穀物資源の確保(農業、豊饒さ)、鉱物資源の確保(ナイル川での金の採集)など物質的な所有に関心が高かった文明ではないかと思われる。そのため、墓というものはそもそも、物質的富や身体への執着の表現ではないかと思われる。

それはエジプトのファラオの墓が物語っている。

ヒンドゥー教は死んだら何もあの世に持っていくことはできず、ただカルマのみが存続し、人間は何も持たずに再び生まれ変わるという、この輪廻転生の真実が文化、生活習慣の中に率直に表されている。

日本でも死ぬ前から自分の墓のことを心配しだす老人がいると聞くが、墓へのこだわりは、この世での存続についてのこだわりではないかと思われる。(周りの人に迷惑をかけたくないという気持ちもあるかもしれない)

何か自分のこの世での足場やこの世での存在事実の物質的担保が欲しいという恐怖心から来る習慣かもしれない。

そのように思ったのは、このガンジス河のほとりの光景をみて、私が死んで、ここで焼かれて河に流される場面を想像してみて、少し恐ろしい感じがしたからである。

やはり、家族とか自分の生まれ育った土地の墓に入るほうが安心である。

別にそうしたとしてもしなくても、関係ないと思われるが、そこに恐怖心を感じるということは、現世で得た足掛かりを全く失うことへの恐怖心ではないかと思われる。

ガンジス河のほとりで行われている、この習慣を見て、敬虔な気持ちになったようだ。

カルチャーショックを受けたとも言えるかもしれない。

自分が灰となってガンジス河に流される場面などを想像し、物質としての存在のはかなさを考えた。

このような体験が金星/太陽/水星/土星/土星期に起こったということに注目している。

水星から見て、土星は8、9室支配で1室に在住している。

霊的な事柄に関するインスピレーション(学習)がもたらされたのはそのためではないかと思われた。















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プーナの和尚ラジニーシのアシュラムを訪ねる

1/3にヴァラナシ観光を終えて、午後の便で、プーナ(pune)へと向かった。

プーナにはバグワン・シュリ・ラジニーシのアシュラムがある。

かつて学生時代にラジニーシやクリシュナムルティの本を読んで、悟りとか、サマーディーについて興味を持った。

海老茶色の服を着たサニヤシン達がラジニーシのコミューンの中で、悟りや覚醒を促進する様々な実験的なワークを行っている写真を見て、学生時代の当時、非常に惹かれたものである。

いつかプーナに行ってみたいと思っていたが、ほとんど必要のなくなった今更、行く機会が訪れたのである。

然し、行ってみると、私がかつて写真をみて想像していたのとは違っていた。

まず、アシュラムという名称は今は使わずにメディテーション・リゾートと呼ぶのだとショップの人が教えてくれた。

リゾート内では、かつて、サニヤシンだったと思われる弟子が、ダンスとか、瞑想とか、エネルギーや気づきを得るためのワークショップなどを行っていて、入場料850ルピーを支払うと、それらがいくらでも体験できるようになっている。

時間割が決められていて時間が来ると、担当の指導者がその辺りにいる人たちを対象として、それとはなしにセッションがスタートするのであり、参加したい人が参加すればいいという自由な雰囲気である。

入場者たちは皆、海老茶色の服(ローブ?クルタ?)を着て、リゾート内で日常生活を送り、OSHO Auditriumというピラミッド型の建物内で決められた時間に瞑想をして過ごしている。

夜にイブニング・ミーティングという一日を締めくくるイベントがあり、この時だけは白いローブに着替えて、ピラミッド内で、身体を自由に動かす瞑想をした後で、ラジニーシの講話ビデオを視聴するのである。

ビデオの中で、ラジニーシがジョークを言うと、視聴している人々に爆笑が起こっていた。翻訳書を読むと分かるが、随所にラジニーシは冗談を交えて語り、その話のネタは豊富である。翻訳書を読んでいて分からなかったことは、ラジニーシはインド人であり、彼が話す英語はインドなまりが入っているということである。そのインドなまりで表情一つ変えずに冗談を交えて話すのが、西洋人には受けるらしいのである。

ラジニーシの瞑想はほとんどがダンスや身体運動を伴なうダイナミックなものであるが、必ず音楽も伴って使用される。

参加者たちは、各々自由に体を動かして踊っているが、突然、音楽がストップしたりして、動から静への転換が図られ、その時に深い静けさを体感するのである。

これは昔、本に書いてあるのを読んだが、このような演出で、参加者たちは深い静寂に入り、自動的に意識が内に向かうように導かれるという狙いがあるという。

実際、突然、音楽が止まると、ひときわ静けさが身にしみるのを感じた。

このようなリゾート内で、2日間ほど過ごして、ダンスのワークショップなどにも参加してみたが、英語が話せて、こうしたワークショップの体験をしたい人にはよい場所かもしれない。

帰る時になって、私が何故、このかつて、ラジニーシのアシュラムであったメディテーション・リゾートに訪れたかがラジニーシの出生図を検討してみてよく分かった。

ラジニーシは牡牛座ラグナで、8室に5室支配の水星、ヨーガカラカの土星、ラグナロードの金星、そして、月や火星が集中している個性的なチャートである。

今回のヴァラーティア・ヴィディア・ヴァヴァンの講習で、聖者アーナンダーメイエーマーのチャートが取り上げられた時に、ラオ先生より8室はサマーディーを表すハウスであるとの説明があった。

アーナンダーメイエーマーは、魚座ラグナで、8室支配の金星が1室で高揚し、ラグナロードの木星が5室で高揚し、11、12室支配の土星が8室で高揚している。

8室の支配星の高揚や土星の8室での高揚が彼女のサマーディー体験を表しているとのことであった。

特に11室支配の土星が8室で高揚していることは、サマーディーによって名声、高い評価(11室)を得ることを表しているとの解説だったと思われた。

これをラジニーシにあてはめてみると、8室で1室、5室、9室の支配星が同室し、8室に惑星集中して、8室が強いことが分かる。

ダルマ、人生の目的が8室に集中しているのである。

だから、ラジニーシは、コミューンを建設して、弟子達を使って、悟り=サマーディーのための様々な実験を行ない、様々な種類の瞑想、ヨーガを西洋の知的なインテリ層の人々や若者たちに教えたのである。

ラジニーシは1970年代~1980年代にかけて、当時のニューエイジムーブメントの中で、西洋のインテリや若者達に人気を誇り、彼のアシュラムに自己実現や覚醒について、野心的で強い動機づけを持つ人々をひきつけた。

リゾート内にいて気づいたことは、どの西洋人たちも、アウトドアで活動的で人生に高い目標を持って意欲的に取り組むような射手座タイプの人が多いように感じられたことである。

女性も男性も皆、射手座らしい特徴を有していた。

サーフィンやヨットを楽しんだり、人生で経済的に成功して早めにリタイアして好きなことをしたいといった、そんな印象の人々である。

ラジニーシの射手座8室に月、火星、金星、土星、水星が在住しているので、若い女性から結婚した女性、お年寄りや、実業家、知識人階級まで、様々な人々を惹きつけたようである。

そして、今もリゾートに来ている人たちは、そのラジニーシの射手座8室で表わされるような人々であった。

実社会で成功する実力を元々持っており、その上で、自己実現セミナーや自己啓発セミナーなどに積極的に参加して、高い目標を目指す人々がつくる、活発な雰囲気が感じられた。

ラジニーシの瞑想法は、踊り、ダンス、音楽が一体となったダイナミックなものであるが、それは8室支配の木星が3室で高揚し、3室支配の月が8室に在住して、3室(踊り、身体パフォーマンス)と8室(瞑想、サマーディー)で星座交換しているからである。

そして、何故、今回、私がこのリゾートを訪れたかと言うと、現在、射手座9室にトランジットのラーフがリターンして、タ太陽と、ラグナロードの火星も射手座をトランジットしていたからである。

従って、射手座のラーフに対して、3つの惑星がトランジットしており、ラーフは9室の支配星のように振る舞い、そのラーフにラーフがリターンしたということは、外国人のグルと関わることを表している。

そして、私が訪れたリゾートには、射手座が強そうな人々が大勢いたのである。

ラジニーシのチャートから分かることは、当時、彼のもとには、社会的に成功し、内的な自己実現においても成功しようとする野心的な人々が悟り(エンライトメント)を求めて、彼のもとに集まったということである。

彼らの中には、金持ち(富豪)や社会的成功者がたくさんいたので、ラジニーシはそうした弟子たちの寄付(8室)によって、コミューンを建設し、経済的に何ら困ることはなかったようである。

一時期、彼はロールスロイスを何百台と所有していたということから、彼が弟子たちから得た金額は相当なものである。

これは射手座の高みに上昇する、跳躍力、爆発力から来るものであり、桁違いの成功をもたらすのは、この射手座の力である。

然し、この桁違いの成功は同時に転落の危険も表わしているのであり、それは彼がアメリカのオレゴン州に拠点を移して、活動を開始し、フリーセックスを説いたので、アメリカの政府当局に目を付けられ、大統領の昼食に招かれた際に、CIAに致死量に満たない毒を盛られて、体調を崩し、国外追放処分を受けて、あらゆる国から国外追放されたことに表れている。

彼の転落期の出来事である。

射手座に惑星集中しており、Amk、GK、PKなどが同室している。

ジャイミニのラージャヨーガを形成する一方、GKが同室しているので、困難も伴う配置であると解釈できる。

AKとAmkの位置関係が6-8の関係であることも、活動には困難が伴うことを表している。

彼がアメリカ政府当局に逮捕されて、国外追放されたのが1985年でその頃から、
チャラダシャーが蟹座に移行して、AmkやGK、PKなどが6室に位置しているため、
大体、彼の人生が困難になった時期と一致している。

その前は、獅子座の時期であったが、獅子座からみるとAmkやPKは5室である。
従って、彼のコミューンでの活動は発展したが、GKが同室しているので問題も伴ったと思われる。

またAmk、PK、GKが8室にアスペクトしていることも問題である。

Amkがラグナから8室に在住して、GKと同室していることが彼の人生の上昇と転落をよく表している。

ラジニーシは射手座に惑星集中して、そのすべての惑星が双子座にアスペクトしており、彼の講話におけるユーモアやジョーク、心理学や禅に関して引用する豊富な知識は、この双子座の強さから来るものである。

彼は読書家であり、当時のエサレン研究所などとも交流があり、精神分析や行動科学などの西洋のアカデミックな最新の研究成果にも詳しかったようである。

こうした双子座の強さが、悟り(エンライトメント)に対する知識人たちをも満足させるような知的なアプローチをもたらしたと思われる。

このラジニーシのメディテーション・リゾートに来て、思ったことは、

ここにはラジニーシが生きていた時の強烈さはもう存在しないということである。

昔、サニヤシンだった人々と交流するための社交場のようになっているようであった。

悟りを得たり、高度な理解に到達したり、何らかの業績を達成しつつある非凡な人物の元に、人々が集って来て、新しいものを創造し始め、やがて組織化され、どんどん活動の規模が大きくなっていくという宗教や大学などの研究機関、実業界など、あらゆる領域で見られる成長する生きたプロセスは、このリゾートにはもう存在していないようだった。

それらは、ラジニーシがまだ生きている時に身近で活動した人間たちが経験したことであり、当時の彼らにとって毎日が新鮮で冒険や危険に満ちたものだったに違いないと思われる。

特に射手座で表わされる人々の集団であるため、毎日が非常にダイナミックで変化に富んでいたと思われる。

今はそうしたなつかしい時代をしのぶサニヤシン達の社交場になっているようであり、

リゾートと名がつくとおり、プールサイドで水着を着て寝そべってくつろいでいる姿がよく見られた。















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ヴァラナシのホテルで出会ったソフトウェア開発エンジニア

ヴァラーティア・ヴィディア・ヴァヴァンでの15日間のセミナーを無事終えて、
私は一緒に行った仲間と別れて、12/31、独りでヴァラナシに向かった。

(SPICE JETという格安航空会社を使用することになったが、インディラガンジー空港の通常の国際線ターミナルから、7kmも離れた所に発着場所があり、そこにバスで移動したが、格安航空は場所が空港の中でも遠くに位置しているようである)

翌日、1/1にヴァラナシの最も有名なガンジス川に向かった。

沐浴している人々の写真で有名な名所である。

タクシーの運転手が朝早く起きて、1/1の日の出を見るとよいと言って迎えに来るというので、
5時に起きてガンジス川に向かった。

ガンジス川に着くと、ボートの運転手が近づいてきたので値段交渉して乗り込んだ。

金額は300ルピー(日本円にして約560円である)

日の出前や日没後のガンジス川を船に乗って川の上から見る光景は幻想的で壮麗である。

川岸には古のマハラジャ達の屋敷が立ち並んでいる。

マハラジャ達がこの聖なる地で過ごすために別宅を建てたようである。

このガンジス川の体験をしている時、色々なことが首尾よく運んだように思われたが、
この日(1/1)からプラティアンタルダシャーが土星期にシフトしていた。

金星/太陽/水星/土星/土星 2011/1/1 10:16~ である。

水星から見ると、土星は8、9室支配で1室に在住しており、1-9の絡みが生じている。
この日、私はタクシーの運転手まかせで、聖なるガンジス河に向かい、その後、ヒンドゥーや中国の寺院など、
多くの寺院を訪ねた。現地の人の話によると、この中国の仏教の寺院にダライラマが1月10日前後に来るという話であった。

土星は月、太陽から見て12室でケートゥと絡んでいるので、その絡みは寺院を表しているようである。

翌日1/2はどこにも行かないで、ホテルの共同バルコニーで休んでいると、アメリカ在住のインド人が、
バルコニーにやってきて、挨拶などしつつ、色々と話すこととなった。

そのインド人はカリフォルニア在住で、ソフトウェア開発会社のマネージャーをしているとのことであった。
シスコのルーターのプログラミングを開発しているとのことであった。

今回は母親が亡くなって遺灰をガンジス河に撒くために来たのだと言っていた。
その日の午後の飛行機で帰るとのことであった。(その人と話をしていたのは午前中だった)

いろいろ話をしているうちに、自分がジョーティッシュを勉強しているという話になったので、
それなら見ましょうかということで、彼のチャートを見せてもらった。

時間が分からなかったが、月のナクシャトラがスヴァーティーの第4パダであるということは、
以前に言われていたらしく、その情報からラグナを修正すると乙女座と獅子座の境界線付近のようだった。

マハダシャー土星期の開始のタイミングで、プログラミングに関する専門知識を身につけたと言っていたため、
土星がケートゥと絡んで5室山羊座に在住する乙女座ラグナに決定した。

父親の仕事は獣医とのことで、9室から見た10室支配の土星がケートゥと絡んでいるので、おそらく正しいと思われた。

1室:乙女座
2室:月
3室:なし
4室:なし
5室:土星R、ケートゥ
6室:木星
7室:なし
8室:火星
9室:水星R、太陽
10室:なし
11室:金星、ラーフ
12室:なし

現在、水星/金星期で、水星は4室を母親のラグナとすると、
7室支配で、ADLの金星は6室支配で8室に在住し、マラカの2室にアスペクトして、2室支配の土星から
アスペクトされている。

もし獅子座ラグナなら4室支配の蠍座から見て、水星は8、11室支配であり、母親のマラカとならない。

そのようなことで、乙女座ラグナではないかと思われた。

外見的には獅子座にも見え、また立ち居ふるまいから乙女座にも見えるのであり、直感的、一瞥的には、
ラグナの判断は付かなかった。

例えば、ラグナが分からない時、自分は○○だから○○と思われると言った論理的な自分なりの説明付けを
持つことは重要ではないかと思われる。

そのアメリカ在住のインド人に質問しながら、あれこれと修正しているうちに、インド人は、
飛行機の時間が来たらしく、空港へと立ち去った。

少しの時間であったが、とても面白い時間であった。

このような時には時間が過ぎていくのを全く意識しないで、気がつくとあっという間に時間が
経過しているのだが、こうした経験がジョーティッシュを学ぶ者にとっての醍醐味かもしれない。

タクシーの運転手に連れていってもらうと、自由が利かなくなるので、翌日は、自分でオートリキシャーを
拾って、ガンジス河に向かった。

あるところまで行くと道が混んでくるので、それ以上、オートリキシャーでは行ってくれず、仕方がないので、
人力のリキシャーに途中で乗り換えた。

すると降りる付近のところで、怪しげなインド人が声を掛けてきて、握手を求めてきて非常に馴れ馴れしく、
話しかけて来た。自分は大沢たかしを案内したことがあるのだと言っていた。

大沢たかしと出会ってから酒も煙草もやめたなどと言っていた。

私がガンジス河に向かって、歩いて行くと、彼が付いてきて、勝手にガイドを押し売りしてきて、
特にそれが直ぐに代金を請求される訳ではないため、ついつい話を聞いてしまった。

然し、何度も同じ話をしているのか話が非常にうまく知識が豊富である。

ヒンドゥー教のシバ神とパールヴァティーについての話など、非常に参考となる話を押し売りながらも
してくるのである。

そのガイドはガンジス河のほとりで伝統的に行われている火葬場に案内してくれた。
特に建物で覆われているわけではなく、吹きさらしの外で、火を焚いて火葬が行われていた。

その場所に関しては撮影が禁止であった。

ヒンドゥー教徒は死んだら遺体を焼いて灰にしてガンジス河に返すのだという。

一方で、イスラム教徒は土に埋めるのだと強調していた。

実際に布にくるまれた遺体が燃やされているのを目の前にしてその話は非常に現実感を伴っていた。

遺体はすべて燃やすのに3時間かかり、燃やすための木材は1kgが500ルピーとのことであった。

小さな子どもとか、妊婦とか、聖人の場合は、穢れていないため、燃やさずに遺体をガンジス河に沈めるとのことであった。

私が遺体を沈めるといっても、もし浮き上がってきて、川の上に浮かんでいたりしたらどうするのだと聞くと、ガイドが石を縛って沈めるので浮かんでくることはないと説明してくれた。

ガンジス川は深いところで40mにもなるそうである。

火葬場は24時間365日稼働していて、一日たりとも火が絶やされることはなく、また燃やすための火も、
何千年も前からずっと継続して燃え続けている種火を用いていると言っていた。

火葬場の傍にある建物に上っていくと、そこで、身寄りがなく死を待つ人たちがいて、その人たちを
世話する係の人がきて、ガイドがここから先はこの人の方が詳しいので、この人から説明しますと
言って、この世話係の人が話し始めた。

なんでも、JAICAなどの政府系の非営利団体がこの死を待つ人の建物にやってきて寄付をするとのことであった。

そのようなことでこの世話係からヒンドゥー教徒が亡くなるとその遺体を灰にしてガンジス河に戻し、
そして、再度、生まれ変わってくるというヒンドゥー教の死生観と、神聖なヒンドゥーの伝統について聞かされたのだが、最後にこの死を待つ人たちのための木材を購入するための費用をいくらかでも寄付してほしいと言われ、
これはカルマ的な徳積みにつながりますと言うのであるが、神聖な話を聞いた後で断れない雰囲気が出来上がっており、仕方がないので500ルピーほど渡すと、これでは少ないという表情をして、世話係の顔が一瞬曇った。

然し、世話係は直ぐに気を取り直したので、サンキューと言って、そのまま別れた。

私も本当によいことであれば別に500ルピー程度払ってもいいのであるが、唐突で、この人物にお金を渡して、
本当に奉仕につながるのか、ゆっくりと考える時間もなかった。

この世話係は実際にそこで仕事をしていた様子だったが、実際の所はよく分からず、私は騙されたのかどうか、
最後まで全く分からなかった。

インド人たちは、ガイドの押し売りをしてきたインド人から、死を待つ家でヒンドゥーの神聖な伝統の解説をしてくれた世話係の人間も、皆、全員、グルなのではないかと、猜疑心が浮かび上がっても来ていたが、実際、本当の所は、全く分からなかった。

そのようなことで、私も今まで知らなかったのであるが、ヒンドゥー教徒には、墓というものがなく、
死んだら皆、灰となって、ガンジス河に流されるのである。

然し、その火葬場の付近は全く、腐臭とか、においは全くせずに非常に清浄な感じを受けた。
実際、世話係も、においがないのに注目してくださいと言っていた。

これはガンジス河のこの場所が神聖な場所であるからだとガイドが説明した。

実際、土葬などに比べると、これははるかに清浄で文化的にも優れていると思われた。
8億にも及ぶ、インド人のそれぞれが墓などを持ったら、大変なことになるし、経済的な負担や、
墓をつくるには土地も必要となるので、そうした資源の消耗を考えると、ガンジス河に灰を流す、
このシステムは、ヒンドゥー教の死生観と結びついて、理にかなっている。

このような展開で、私はこの押し売りガイドのおかげで、非常にこのガンジス河のほとりで
行われていた敬虔なヒンドゥー教の伝統について知ることとなり、少しショックを受け、また勉強になった。

日本のように火葬場に行ってもすべてが隠されていて、あっという間に終わってしまうのとは違って、
ガンジス河のほとりで見た光景は、死というものを身近に感じさせる体験であった。

また自分もいつかは灰にならなければならない運命というものを考えた。

 

この押し売りガイドはその後、シタールのお店に連れて行ってくれたり、自分の弟がやっているという、
シルク製品の店に案内してくれたが、私がそれらを買えば、その店からバックが入るかららしかった。

シタールの店では店長が実際に演奏してくれたので、単に押し売りされたというよりも、貴重な経験が出来た辺りは、やはりスークシュマダシャーが土星期だからであると思われた。

プラティアンタルの水星からみてスークシュマの土星が9室支配でラグナにあるため、何かたとえ、押し売りガイドであるとしても、非常に霊的、精神的な体験ができるようになっていたようである。

シタールの店については、実際に他の場所や日本で買えば、非常に高いものが、ここで買うと安く買えるとのことであった。

次に行ったのは、弟の店であるが、ここは日本人の買い物客が大勢くるらしく、私が行った時も既に日本人たちが
座っていて、品物を買わされていた。

そして、大沢たかおとか、長沢まさみとか、取材で訪れた芸能人たちの写真を見せてくれた。

どうやら日本人をターゲットにして、私がリキシャーで、ガンジス河に到着した時にすでに私の動きを捕捉して、
ガイドの押し売りを仕掛けてきたのだということがよく分かってきた。

このガイドはすでに何百回と同じプロセスを繰り返しているのかもしれない。

この店で値段を聞いてみると、全く安くない値段だった。

然し、このガイドは押し売りながらも非常によい仕事をしたことは確かであり、その辺りが、心にくいところである。

私が映画の最新作を見たいというと近くの映画館まで案内してくれた。

彼らは押し売りにより自分自ら仕事を作り出して、相手は同意していなくてもサービスを提供し、そして、そのサービスの質により相手を圧倒することで少しでもチップなどの見返りを貰ったり、品物を購入した際に店からバックをもらうなどのたくましい人間たちである。

彼らとの関わりで悲しいのが最後の場面である。

映画館まで案内してくれて、私が映画を一緒に見ようというと、彼は妻が病気で、家も遠いので、
帰らなければならないなどと、言い訳がましいことを言い出し、今日の案内でもし勉強になって、
ハッピーだったなら私に少しチップを下さいと言いだした。

彼の仕事が終わって、もう私と関わる意味がなくなった瞬間である。

私を店に案内して、私に少し買い物をさせ、一通り仕事を終えたのである。

彼はガイドの間、カルマの話などをして、私は母親が怒るので酒も飲まないし、煙草も吸わないなどと、
言って、真面目な様子であったのが、仕事が終わりかけた最後の方では、
あなたは酒とか煙草はやらないのか、と質問してきて、ずいぶん真面目なんですねなどと言って、
むしろ、私にそれらをすすめるような態度に豹変したのは印象的だった。

私はあなたは無報酬で奉仕で私にガイドをしてくれたのではなかったのかといって、
その押し売りガイドに向かって怒り、あなたの行為は奉仕だったはずだが、何故、金を要求してくるのだと言って怒った。私はあなたがガイドしてくれたので、弟のおみやげ屋で買い物もしたではないかと言って怒った。
(実際、買うのが当たり前といった雰囲気に押されておみやげ屋でTシャツを2枚買ったのである)

彼も激しい口調で、もしあなたが少しでもハッピーだったならお金を下さいと言っているだけで、もしあなたがお金を払いたくないならそれでもかまわないと言って、激しく応答して言い合いになった。

彼は弟の店で買っても私には一円も入らないとも言って激しく応じて来た。

私は最後にチップとして100ルピー(200円)だけ渡したが、
彼にしてみれば私は嫌な客だっただろうと思われる。















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ロンドン体験記③

ロンドンの市内観光で、目玉の一つがテムズ川の岸辺で中世の城塞として、一際、目立っているロンドン塔である。

ロンドンでは入館料を取らない施設が多い中で、このロンドン塔は、きちんと入館料を取ってこの歴史的遺産の保全に努めているようであった。

このロンドン塔(Tower of London)については、以下のようにWikipediaに詳しく掲載されているので、その歴史については省略するが、当初、要塞として建設されて何度も修復を重ねられ、その後、政敵や反逆者を処刑する処刑場として使われるようになったというのが有名な話である。

—————————————————————–
1066年にイングランドを征服したウィリアム1世が1078年にロンドンを外敵から守るために堅固な要塞の建設を命じ、本体は約20年で完成した。その後、リチャード1世が城壁の周囲の濠の建設を始め、ヘンリー3世が完成した。・・・

・・・また、身分の高い政治犯を幽閉、処刑する監獄としても使用されたはじめたのは1282年のことで、やがて14世紀以降は、政敵や反逆者を処刑する処刑場となった。・・・(Wikipediaより)
—————————————————————–

この処刑場として使われるようになったことの中で、歴史的に最も有名な話は、ヘンリー8世の妃であったアン=ブーリンがここで処刑されたということである。

これについては、最近、制作された『ブーリン家の姉妹』という映画に詳しい。

ヘンリー8世が最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンとの結婚で、男子の子ども(王位継承者)に恵まれなかったため、キャサリンと離婚してキャサリンの侍女であったアン=ブーリンと結婚するのである。

アン=ブーリンは女子エリザベスを出産するが、男子でなかった為、ヘンリー8世は落胆し、男子を産めなかったアンは焦って、実の兄弟と近親相姦してまでも男子を出産しようとするのである。

そして、そのことが発覚して、アンは不義密通や近親相姦などの罪で、ロンドン塔で斬首刑に処せられるのである。

その後、アンが産んだ女子エリザベスは、1558年に即位してエリザベス女王(1世)となり、後に、アルマダ海戦で、スペインの無敵艦隊を破り、イングランドが海を制して、世界貿易を一手に握るのである。

このイギリスの中世から近代に移行して、大英帝国を築き上げていく前の歴史的クライマックスがこの辺りの物語である。

この時代が英国の前近代史の最も面白い味わい深い時代なのであり、それが為に最近でも多くの映画作品が生み出されている。

『ブーリン家の姉妹』
(2008年 イギリス 出演:ナタリーポートマン、スカーレットヨハンソン、エリックバナ)

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
(2007年 イギリス 主演:ケイトブランシェット)

『エリザベス』
(1998年 イギリス 主演:ケイトブランシェット)

ヘンリー8世は、自分が男子を授かるために王妃キャサリンと離婚しようとしたが、カトリック教会が反対したため、教皇庁と断絶し、イングランド国内において国王こそ、宗教的にも政治的にも最高指導者であることを宣言したのである。そして、国王至上法によってカトリックの修道院の多くが解散させられ、こうした動きがローマ教皇庁と分離した英国国教会の設立につながっていったのである。

いかにも全てにおいてNO.1になろうとする英国の歴史的出来事であり、ローマ教皇庁が上に君臨することを認めずに、宗教から政治までの完全な支配、統治を確立したと言える。

つまり、ヘンリー8世は、王様の中の王様なのであり、統治する為に生まれてきた典型的な王様である。

そして、何が言いたいかというと、このヘンリー8世が典型的な王様であることから、獅子座ラグナの典型的な神話的モチーフが存在することに気づいたのである。

それは獅子座ラグナにとっては、5室は木星がムーラトリコーナとなる配置で重要なハウスとなり、その支配星は子どもの2重の表示体であるということによって、獅子座ラグナにとっては5室(子ども)は非常に重要なのである。

実際、獅子座ラグナの人は子ども好きで、自ら子どものようでもあり、子煩悩な親となるようである。

小林よしのりの漫画『おぼっちゃま君』でも、お坊家の父親(王様)がおぼっちゃま君(息子)を溺愛している様が描かれていたが、小林よしのりは獅子座ラグナであるから、その辺りの感覚がよく分かっているのかもしれない。彼は実際、自分の事務所にスタッフを抱えて、家父長的で子分(子ども)好きな様子をよく示している。

このように獅子座は子どもが大事で、子ども好きなのであるが、然し、5室は同時に8室も支配するので、子どものことで悩むのである。子どもが生まれなかったり、王位継承者としての男子を授かることがなかなかスムーズに行かない(8室=中断、停滞)ということが多々あるのではないかと思うのである。

これはどのような時代のどのような国の封建的君主であっても、王様の宿命として、王位継承者としての息子を授かるということが、一番の希望でありながら、然し、そのことにおいて一番、頭を悩ませるということが、歴史的、人類史的にあるのではないかと思われるのである。

男子の王位継承者の誕生を望むヘンリー8世と、その子どもを出産しようとして悩んだ挙句、兄弟と近親相姦までした(と映画では描かれていた)アン=ブーリンの物語を映画で見て、そして、ロンドンで、ロンドン塔を見学して、その歴史物語の光景をありありと思い浮かべてみて、そのような王様と子どもに関する占星術的、原理的に規定されたステレオタイプがあるのではないかと思ったのである。

因みにプロレスラーで、格闘家の高田延彦(高田道場主催)も、妻でタレントの向井亜紀と共に子どもができないことで悩んでいたが、案外、彼も獅子座ラグナなのではないかとも思われる。

この話とはまた違う話であるが、前回、私が英国ロンドンは牡羊座と関係があるという話をしたが、その英国はヘンリー8世の時代にローマ教皇庁と仲たがいして、後に独自に王室の管理下にある英国国教会を設立したのである。

その一方で、ローマ教皇庁があるイタリアは、蠍座で表わされるのではないかと思うのである。

イタリアはシシリー島にマフィアがいて、北野たけしの暴力的なヤクザ映画が流行り、彼のファンが大勢いるのであるが、北野たけしは山羊座ラグナで11室蠍座に惑星集中しており、それが為に97年のイタリア・ヴェネツィア映画祭において『HANA-BI』が金獅子賞を受賞して、向こうの有名な映画監督や文化人(11室)と交流して、超一流としての扱いを受けたのである。

彼がイタリアで高く評価されるというのは11室に惑星集中しているからであり、そこが蠍座であることは、イタリアと蠍座の関係を感じさせるのである。

また、イタリアは水の都ヴェネチアがあったり、細長く周囲を海に囲まれる日本のような国土であり、何かと水の象意が付きまとう国である。ローマにはキリスト教の総本山があり、キリスト教は魚座の水の宗教であるが、おそらく、バチカンがあるからには、同じ水の星座のグループの蠍座と関係があるのではないかと思うのである。

このような、いくつかの手がかりから、イタリアは蠍座と関係があると思われる。

従って、英国は牡羊座で、イタリアは蠍座なので、英国とイタリアは6-8の関係にあるのである。

そう考えると英国国教会とローマ教皇庁が歴史的に仲たがいして反目しあっているということがよく理解できるのである。

あるいは正確に言うと、仲たがいする過程で、英国国教会が生まれたのである。















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ロンドン体験記②

途中経由地での滞在を余儀なくされて、その後、フランスのニースに飛び、列車でパリに入り、深夜バスでロンドンに到着でき、それで何とか、BAVAカンファレンスの初日に(少し遅刻はしたのであるが)間に合ったのである。

英国ヴェーディックアストロロジー協会のカンファレンスを今回、リードしていたのは、アンドリューフォス(Andrew Foss)とゴードンブレナン(Gordon Brennan)であり、司会進行、お世話係といった立場で会議を取り仕切っていた。

そして、プレゼンテーションしたスピーカーはアンドリューフォス、ゴードンブレナン、ブレンダンフリーレイ(Brendan Feeley)、デヴィッドフローリー(Dr David Frawley)、シャンバビ(Shambavi)….他….などの方々でした。

今回はアイスランド火山の噴火の影響で、コミラサットンとデビッドフローリー、シャンバビが来れなくなったので、インターネットでウェブカメラで接続してのプレゼンテーションとなった。

彼らは皆、大学の教授レベルの人たちであると言えるかもしれない。自分たちで新しい理論を発案したりしているし、また本を出版している人も多い。皆、仲間であるアンドリューフォスのソフト、シュリジョーティスターを使用している。

これは仲間付き合いという点もあるとは思うが、本当に優れた機能を備えているからであると思われる。

私がアンドリューフォスに「あなたのソフトはものすごく機能が豊富で優れているが、印刷や画面表示のビジュアル的な点で満足できないので、まだパラシャラズライトを使っている」と言うと、彼はムッとして、来なさいと私に手招きし、レクチャールームで、私にソフトの画面を見せて、ヴァージョン6からヴィジュアル的にも改良されたのだと説明してくれた。また検索機能の使い方やレクティファイする機能、印刷画面のフォーマットの作り方などを説明してくれたのである。

私が一つ一つのチャートに日本語で説明を加えて保存したいと言うと、次期ヴァージョンから日本語フォントも標準で実装したいとのことであった。日本人の協力を得て、日本語ヴァージョンを作りたいとも言っていた。

私が私は英語力がないから手伝えないと言うと、日本人の協力者を探すから大丈夫だと言っていた。然し、私たちは既に英語の占星術ソフトを使うことに慣れてしまっているので、日本語フォントを入れてもらい、説明書きなどを日本語で保存できるようになればいいのである。

シュリジョーティスターは一度購入すれば、ヴァージョンアップなどは無料ですることができる経済的なソフトであり、また機能も優れている。

アンドリューフォス氏にソフトの画面をコピーして貼り付けて、ウェブページや書籍の出版に活用したいと言うと、著作権フリーで自由にやっていいとのことであった。

(これは今回の参加の収穫であり、アンドリューフォス氏から直接、ウェブや書籍への活用の許可を受けたので、今後は堂々と活用することができそうである。)

彼は自分のソフトについて、自信とプライドがあり、著作権などを主張するよりも、まずは使って欲しいようであった。

自分の楽しみと誇りの為にボランティアで常に改修を重ねてヴァージョンアップを図っているのだと思われる。

◆ ◆ ◆

デヴィッドフローリーやブレンダンフリーレイは非常にアーユルヴェーダのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)の概念を多用するので、アーユルヴェーダに興味のある人はいいかもしれない。然し、アーユルヴェーダのドーシャの概念はメディカルアストロロジーにあまり興味のない私には使いこなすのが難しく感じるのである。

12星座の2区分(男性、女性)、3区分(運動、固定、変通)、4区分(火、土、風、水)の要素を使いこなすことの方が先ではないかと思うのである。

また彼らはジャイミニのアスペクトをラシ・アスペクトと呼んで、非常に重要視しているようであった。通常、パラシャラシステムの中では、パラシャラのアスペクトだけを用い、ジャイミニシステムの中ではジャイミニのアスペクトだけを用いるのであり、どちらのシステムで見ているかを明確にするのであるが、レクチャーの中では、チャートを基本的に分析していく時に両システムを切り換えずにほとんど同時にパラシャラのアスペクトに加えて、ジャイミニアスペクト(ラシアスペクト)を検討しているようであった。

ヴィムショッタリダシャーやチャラダシャーなど、両システムぞれぞれのダシャーシステムを見る時に、パラシャラのアスペクトとジャイミニのアスペクトを混ぜてはいけないと思うのである。

然し、レクチャーでチャートの基本分析の所で、パラシャラのアスペクトに加えて、ラシアスペクトを非常に重要視して最初から言及していたようであり、特に両システムを区別しているようには見えなかった。

これはジャイミニに習熟しているので、最初からチャートを見る時に、パラシャラのアスペクトの解釈と同時にジャイミニのアスペクトの解釈もしてしまうのかもしれないし、ダシャーの時点では両アスペクトを使い分けているのかもしれず、実際にどのように考えているのかは、私の英語力ではほとんどレクチャーの内容が理解できないので、よく分からなかった。

然し、彼らは非常にラシアスペクトという単語をたくさん口にして、ジャイミニアスペクトを使って考えているようであった。

ほとんどレクチャーの内容が理解出来ないため、最終日はデヴィッドフローリーと彼の奥さんのシャンバビによるアーユルヴェーダのヒーリングに関するワークショップだったのだが、私は欠席してロンドン観光に行ってしまった。

然し、この判断が後々後悔の念を起こさせる結果となり、非常に最後の締めくくりがしり切れとんぼで、突然、中断(8室)してしまい、後味の悪いものとなった。

レクチャーの内容はほとんど理解できなかったが、BAVAの参加者たちとは積極的に交流を図り、BAVA参加の成果は十分にあったと思われる。

参加者はフランスやイタリアやスイスなど、ヨーロッパ各地のいろいろな国から来ていた。メインイベントの時でも20~30名ぐらいの参加で比較的少人数である。

一つのレクチャーが終わると、ティータイムとなり、地下のレストランで休憩して、歓談するという優雅な構成になっていた。

(BAVAが拠点にしている会場はBOND STREET駅の近くのMandeville Placeという東京で言えば、銀座とかに該当しそうなお洒落で高級感あふれる場所であった)

皆、それ程、ジョーティッシュに習熟している訳でもなく、初めて参加するような人が多いのにも驚いた。学習歴もそれほど長くないようであった。

私が2002年から8年ぐらい学習していると言うと、それは平均的には長いほうの部類に入るようであった。

然し、ヨーロッパに住んでいる人たちは、英国に行くのは非常に手軽なようである。
例えば、ライアンエアーなどの格安航空会社を使うと、3000円とか4000円とかで、英国に行けるのである。私たち日本人にとっては英国旅行は長旅であるが、彼らにとっては、ちょうど日本人が大阪や京都から東京に出てくるのと何ら変わりがないようである。いや大阪や京都どころか、名古屋や静岡に住んでいる人が東京に出てくるのと変わらないかもしれない。

現に私は今回たまたま深夜バスで、パリからロンドンに行き、途中でバスごとフェリーでドーバー海峡を渡ったのであるが、一晩で、早朝にロンドンに着いてしまった。

ヨーロッパはほとんど一つの国であり、皆、英語を使いこなし、私たちとは全く異なる気楽な感覚で、行き来しているようであった。

従って、気楽に参加できるだけにジョーティッシュを何年も勉強している人ばかりでなく、初めて参加したとか、アーユルヴェーダをやっていたが興味があったので来てみたとか、いろいろな人がいて、そうした人たちに対して、ゴードンブレナンとか、ブレンダンフリーレイなどの人たちが、かなり難しいことをレクチャーしているのが印象的だった。

おそらく日本だけが高い航空料金によって世界から隔離され、切り離されているのである。

日本の航空事業に自由化を導入すると、競争力のある外資によって、日本の航空会社は打撃を受け、国家としての日本は弱体化するかもしれない。然し、国民にとっては安い航空券で海外に行けることは魅力である。

国家としての日本の利害と、国民の自己実現というものが矛盾しているのが日本である。常に日本はこのような問題を抱えて来ている。















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ロンドン体験記①

4/22~4/26迄開催の英国ヴェーディックアストロロジー協会(略BAVA)のカンファレンスに参加する為にロンドンに行ってきました。

そこでロンドンについて占星術的にいろいろ分かったことがあったので、以下に記します。

※BAVA=British Association of Vedic Astrologyの略

◆ ◆ ◆

英国ロンドンに行って分かったこと。

それは、英国は何でも1番を目指すということである。

例えば、英国の切手には国名が書かれていないという。
それは自分たちが世界で最初に郵便制度を開始した誇りと自信の現れであるという。

私がロンドンの市内観光ツアーバスで、ロンドン市内を巡回していた時に、バスの中には観光客向けのガイドアナウンスがヘッドホンで各国の言語で聴けるようになっていたのであるが、そのアナウンスの中で、英国は世界で最初に国内の観光サービスを組織的に提供することを世界に先駆けて行い、その後、それが世界各国のモデルとなり、今では世界中でそれが実施されているということを誇りとしていますと、アナウンスの中で説明していた。

何でも1番最初に始めるということにこだわりがあるのである。

また世界で最初の中央銀行が作られたのもロンドンであり、
それが世界に広がったのである。

若者のファッションでも、個性的で斬新なファッションを自分が最初に始めたことにこだわりがあるのだという。

この象意は今までの経験から、牡羊座の象意なのである。

私は前から気づいていたが、英国に在住していた人たちは皆、牡羊座が強調されている人が多いのである。

例えば、先に取り上げてしまうと、エリザベス女王のチャートは山羊座ラグナで4室牡羊座で太陽が高揚している。

また私が信奉する政治評論家の副島隆彦氏は、英国ロンドンで銀行に勤めていた時代があるそうだが、おそらく牡羊座ラグナで、牡羊座バラニーで太陽が高揚している。

また自民党の麻生太郎氏は、牡羊座に木星と土星、月が在住している。
牡羊座が強いのであるが、彼はオックスフォード大学(英国)に留学している。

また私が身近に知っている人も英国に行ったことのある人は、必ずと言っていいほど、牡羊座に惑星が在住している人が多い。

例えば、山羊座ラグナで4室に木星が在住していたり、
同じく山羊座ラグナで4室に火星と金星が在住していたりする。

またラシチャートで在住していなくてもナヴァムシャで牡羊座ラグナの人にも英国在住経験者がいる。

また今回、BAVAのカンファレンスに参加して向こうで知り合った英国在住の女性は、牡牛座ラグナで12室で太陽が高揚している。

あるいは、また別の女性は月が蟹座で牡羊座に金星と水星が在住している。

あるいは他の男性で月が牡羊座バラニーの人もいたりした。

英国に関係のある人は皆、非常に牡羊座が強調されているのである。

私は4/15に成田を出発して、途中経由地に到着すると、アイスランドで火山が爆発して乗り継ぎビンが
キャンセルされ、経由地に足止めされてしまった。

それで空港から郊外にあるホテルにバスで移送されて、そこで4日間過ごしたのである。
ホテル内の敷地から出ることもできず、わるく言えば、監禁状態である。

私が出発した時、木星はまだ水瓶座であったが、5月から魚座に入室するので、既に1ヶ月を切ったこの時点で魚座入室の効果を発揮し始めていた。それで私のラグナから6室、8室、12室にダブルトランジットしていて、ドゥシュタナハウスが強調されている。

まず、旅行に出発して突然、自然災害(8室)が発生して、ロンドン行きの便がキャンセル(8室=中断、変化)し、そして、郊外の針葉樹の生い茂る精神病院のような静かなホテルに4日間滞在を余儀なくされた(12室)ことなど、8室や12室のモクシャハウスの象意がまさに起こったのである。

そのホテルの近くには大河があり、表面が半分シャーベット状に凍っていた。

水の象意である。対岸には金持ちが住んでいそうな高級住宅が立ち並んでいた。

私の出発時のダシャーは金星/太陽/太陽であり、太陽は金星から見て、12室の蟹座(水)に在住している。

ラグナからは5室支配で4室蟹座に在住して、ラージャヨーガを形成している。ナヴァムシャでは金星から見て、2室支配で4室で減衰しているのだが、私の太陽は金星/太陽期には4室と関わりが強いようである。

明らかに太陽の象意を発揮しており、同じ境遇にあって、郊外のホテルに滞在する各国の外国人たちに好意的に話しかけられた。太陽期だからか私は存在感を発揮していたのかもしれない。

このように私のトランジットは6、8、12室が強調され、ダシャーでも12室が強調されたのである。
ダシャーラグナの重要性がよく分かるのである。

金星をラグナとした場合に太陽が12室に在住するという象意を見逃すことはできない。

ロンドン行きの便がキャンセルされた時、空港会社の窓口に行くと、大勢人が並んでおり、とても対応してもらえる状況ではなかった。また窓口の中で、係りの人に怒鳴りちらしている女性がいて、窓口は大変、混乱していた。何でも機内で具合が悪くなったのか、間違った注射を打たれて、手がしびれて動かないとのことで娘が泣いており、それに対して、女性が怒り狂っているという状況のようである。そんな中で、私は英語力もろくにない私がこれからどうすればよいのか、途方に暮れている時に日本人で同じ境遇にある人たちと出会って、何とかこの危機的状況を協力して乗り越えようということになったのである。
(※この時に出会った日本の同志の皆様にはお世話になりました。有難う御座いました。)

この知り合った人たちは、皆、これから英国で学ぼうとする人たちであり、留学するために英国に行くのである。また私もBAVAに参加するということで、今回の旅は留学に相当するのである。後で分かったところでは、この中の2人は太陽が高揚していたようである。

つまり、英国とは牡羊座に関係があるのである。

また、これから何かを始めようという人とか、何らかのことで、一番を目指している人が行く所が英国である。

日本の政治家でも、将来、リーダーシップを発揮する立場に立とうとする人は、皆、英国に留学するのである。

例えば、明治維新の時に薩摩と長州の若者で、これから日本を革新しようとした、新しいことを始めようとした将来の最高権力者たちは、武器商人トーマスグラバーの助けを得て、(背後にロスチャイルドがいたのかもしれないが)、ロンドンに留学したのである。そして日本の近代化をすすめたのである。

つまり、イギリス経験主義から起こった近代科学の日本への導入である。

こうした明治維新の若者たちがこれから物事を始めようとする時に英国ロンドンに行くというのはよく分かることである。

英国で起こったイギリス経験主義哲学と、近代科学、産業革命、銀行システムなどを日本に導入しようとしたのである。

その最初の衝動となった力の発動が維新の士たちによって日本へ伝えられたのである。

然し、私の研究では、日本のエスタブリッシュメントや支配者階級は、蠍座で表わされるのである。だからか天皇を南朝の天皇にすり換えて、それを国民に隠したりしている。

基本的に秘密主義である。それに比べて英国は全てが明らさまで開けっぴろげで秘密というものがあまり無いようである。実に堂々としている。

日本がロスチャイルドに散々助けられたにも関わらず、第二次世界大戦前にロスチャイルド英国と決裂したのは、日本の支配者階級が蠍座で表わされるからではないかと思われるのである。

英国に到着して、まず驚いたのが、街全体が非常に狭くて密集しており、道路も狭いのである。

そうした狭い区域の中に体の大きい堂々としたアングロ・サクソンの巨大な人々が急がしく闊歩しているという印象である。

小さい温泉の中に皆で浸かっているという印象である。

従って、スペースが狭いので、人々の体が非常に近くにあり、パーソナルゾーンが広めにとれないのである。

これは逆に言えば、狭い家に家族で一緒に住んでいる感覚である。

それで英国は島国なので、蟹座の象意で表わされるのではないかと思われた。

そうすると、国民の為に公務を行なっているエリザベス女王の太陽が蟹座から見て10室で高揚することになる。

私はイングランド銀行を見に行って思ったのだが、英王室を牡羊座だとすると、国民は蟹座4室で表わされて、英国議会や民主主義を表わしているのである。

そして、英王室が交流する社会的地位の高いエスタブリッシュメントたちが、11室の水瓶座で表わされると思うのである。その11室のエスタブリッシュメントたちが王室の許可を得て、イングランド銀行を創設し、金1、紙幣2の割合で、最初の中央銀行による信用創造を行なったのである。

この11室水瓶座は、4室の国民を表わす蟹座から見ると8室に位置しており、支配者を表わしている。

然し、支配者とは保護を与える相手でもあり、国民が頼らざるを得ない相手である。

もはや国民は物々交換の小規模の経済活動をしている訳にも行かず、銀行による信用創造による莫大なマネーの供給を必要としたのである。

それなしには近代的な文明化された生活を営むことができない。

しかし8室は雇用主と労働者のように依存と保護、支配と被支配の関係を表わすので、保護という要素と支配という要素が同時に働くのである。

従ってイングランド銀行に隣接しているイングランド銀行博物館も見て来たが、英国の中央銀行の歴史とは、インフレとの戦いであり、インフレによる国民生活の圧迫の歴史なのである。

中央銀行がお金を刷り過ぎるのでインフレとなって国民生活が圧迫されるのである。

それで昔から銀行家と、国民との間には6-8の関係が歴史的にあるのである。

英国が牡羊座である為、英国を研究することで、ナチュラルゾーディアックの構造がよく理解できるのである。

英王室は、銀行家とイングランド銀行の創設を許可しなければ、自分たちの収入を確保することが難しいのである。

そして、銀行家を表わす11室は5室にアスペクトするため、王室の国創りに貢献することになるのである。

私は英国が牡羊座を表わしていることが分かって、これらの英国内の勢力図式を理解することが出来た。

この11室の銀行家(=ロスチャイルド)はフリーメーソンも表すため、英王室の戴冠式はフリーメーソンのグランドマスター選出の儀式のようでいて、荘厳なのではないかと思われた。

ロンドン塔の中を見学した時にエリザベス女王の戴冠式の映像を見ることが出来たが、英王室の荘厳な儀式の数々は、フリーメーソンの儀式と重なってくるのである。

(だからユダヤ陰謀理論に関連して、エリザベス女王が世界を支配しているというような錯覚が生じるのだと思われる。しかし、占星術的な考え方を身につけると、ユダヤ陰謀論というものが、事実を単純化し過ぎた幼稚な議論であることが分かってくるのである)

ロンドンで見かけるのは、その辺りの店で買ったハンバーガーなどをかじりながら歩いたり、自分の進む方角に足早に進んでいく人々の群れである。

食べながら歩いていても行儀が悪いことに気を使う必要もない雰囲気で、非常に牡羊座ラグナの私には居心地がよく感じた。

あまり人のことに無関心で、おのおのが自分の目的地に向かって移動している印象である。牡羊座の象意は移動であり、とにかく移動しているときが幸せである。

若者は皆、皮ジャンを着て、パンクファッションと言えるかもしれないが、以前、射手座ラグナの女性で5室牡羊座(音楽)にラーフが在住している女性が学生時代にパンクバンドをやっていたという話を聞いたことがあるが、牡羊座はパンク、ロック、革ジャンなどのファッションと関わりがある。

おそらく下層階級とか若者のカジュアルファッションの主流がパンク・ロック系なのである。

英国サッカーリーグのフーリガンの乱暴さなども牡羊座の象意である。

ファッションは原色を好む、はっきりとしたもので、自己主張が強いのである。

一方、上流階級の人々はスーツで決めて、東京丸の内や霞ヶ関に勤める人たちのようなビジネスマンスタイルである。

また英国は食事がまずいことで有名であるが、それは私も体験してみて本当であった。

おそらく英国民は味覚の識別力が不足しているからではないかと思われる。

これは牡羊座の影響である。

(7種光線論で言うと、1光線は色覚異常の人がときどきいるようである。それは色の繊細な違いを識別できないからである。英国の魂光線は2光線、パーソナリティー光線は1光線であり、おそらく1光線は牡羊座や太陽と関係があるのである。英国が牡羊座と関係があるという私の経験とも一致して非常に興味深い)

また思い出せば、きりがないが、夜、街を歩いていて、若者の集まるクラブとかバーのような所で、若い男女が手動のサッカーゲームで真剣に熱中して遊んでいるのを見て驚いた。

サッカー選手の人形が1本の棒にくっついていて、それを手でハンドルを回転させて、ボールを飛ばし、相手のゴールに入れるゲームであるが、それをもうかなり、いい年をした若者たちが本気でワーワー歓声を上げながら遊んでいるのである。

英国の若者はなんて単純で愛すべき(口が悪いですが)やつらなんだと思ったのである。シンプルで単純なのである。
まさに牡羊座の単純なすがすがしさ、裏のないストレートな表現である。

こういう訳で、英国は牡羊座と関係があると分かったのであるが、私が英国に行くことになったのも、おそらく牡羊座ラグナだからである。

(トランジットの太陽が牡羊座に入室し、また金星、水星も牡羊座にトランジットしている時に英国に出発したのである。旅を共にした日本人の同志たちは若者であり、金星や水星が表示体となっていたと思われる。)

また英国に行くことになったのは、月、太陽が蟹座で、蟹座から見ると、10室が牡羊座になるからだろうと思われる。10室は行為のハウスであるため、牡羊座的に行動する蟹座も英国に密接な関係が出てくると思われるのである。

(10室は1室と同様にチャート全体を表わす要素があると思われるのである。行為というのは、その人物の性質が表に現れる舞台だからである。)

実際に英国に行くのは、蟹座的な一匹狼の個人主義者が多いのではないかと思われる。

それは英国ロンドンに行くこと自体が小さな島国で海に囲まれた国に行くことを表わし、また、ロンドン観光をする場合、必ずテムズ川をクルージングしたり、橋で渡ったりするからである。
常に水辺を遊覧することになるのである。

従って、蟹座で表わされる人たちがロンドンに集まるのではないかと思うのである。















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