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カルト自己啓発団体の指導者(キース・ラニエール)が逮捕される



自己啓発団体の教祖がメキシコで逮捕されたとAFPの国際ニュースが伝えている。


米自己啓発団体の指導者、メキシコで逮捕、女性メンバーを性奴隷に
2018年3月27日 12:55 AFP BB NEWS 発信地:ニューヨーク/米国

【3月27日 AFP】米検察当局は26日、自己啓発団体の導師と称してメンバーの女性らの体に自らのイニシャルの焼き印を押して性奴隷にしていた男を逃亡先のメキシコで逮捕したと発表した。男は性目的の人身取引と共謀の罪で起訴され、27日にテキサス州の裁判所に出廷する。

 逮捕されたキース・ラニエール(Keith Raniere)被告(57)は、ニューヨーク・のウォーターフォード(Waterford)出身で、グループ内では「バンガード(先導者)」と呼ばれている。

 当局によると、ラニエール被告は1998年から自己啓発セミナー「エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」を主催。上部組織の「NXIVM(ネクセウム)」は米国やカナダ、メキシコ、南米で運営し、ニューヨークのブルックリン(Brooklyn)でメンバーを募ってきた。

 5日間のセミナーの参加費は最大5000ドル(約53万円)で、参加者は内容を公開しないとの秘密保持契約に署名させられていたという。また、毎年8月にはニューヨークのシルバーベイ(Silver Bay)でラニエール被告の誕生日パーティーが開かれ、参加者は2000ドル(約21万円)を支払っていた。

 ラニエール被告は団体設立当初から複数の女性メンバーらと性的関係を持ち、2015年には自身を唯一の「主人」とし女性メンバーを「奴隷」とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立したことで、非難が集中した。

 女性メンバーらの訴えによると、団体は儀式と称して女性らを裸にして押さえつけ、下腹部にラニエール被告のイニシャルの焼き印を押し、この様子を撮影していたという。

 昨年10月に米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が団体の実態を暴露する記事を掲載すると、ラニエール被告はメキシコに逃亡。だが米連邦捜査局(FBI)とメキシコ警察が25日、太平洋沿岸の豪邸で女性の相続人といた同被告を逮捕した。

 ラニエール被告は有罪となれば最低でも禁錮15年、最長で終身刑となる可能性がある。(c)AFP


キース・ラニエールは、エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」を主催し、「NXIVM(ネクセウム)」という上部組織を運営していたようである。


女性メンバーの体に自らのイニシャルの焼き印を押して、性奴隷にしていたとのことで、2015年に女性メンバーを性奴隷とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立したことで非難が集中したと記されている。


「女性メンバーらの訴えによると、団体は儀式と称して女性らを裸にして押さえつけ、下腹部にラニエール被告のイニシャルの焼き印を押し、この様子を撮影していた」と記されていることから、女性メンバーからの内部告発によって、情報が外部に漏れて、ニューヨークタイムズが団体の実態を暴露したことで、逮捕に結びついたようである。



ネット上を調べてみたが、出生時間は分からないが、以下のようなデータは提供されている。



Keith Raniere
Famous As: Founder Of NXIVM
Nationality: American
Birthday: August 26, 1960
Age: 57 Years
Sun Sign: Virgo
Born In: Brooklyn, New York City, New York
City, States, Provinces & Districts: New York City, New Yorkers
Founder/Co-Founder: NXIVM

(参照元:THE FAMOUS PEOPLE




00:00:01でチャートを作成すると、月は、乙女座23°50’で、現在、土星/木星期である。



23:59:59で作成すると、月は、天秤座7°1’で、現在、水星/金星期である。




現在のダシャーの取り得る範囲は、以下のようになる。現在はマハダシャー土星期か、マハダシャー水星期かのいずれかである。



土星/木星
水星/水星
水星/ケートゥ
水星/金星




月は、乙女座か天秤座になるが、おそらく乙女座ではないかと思われる。








月を乙女座に設定すると、現在、マハダシャー土星期の最後のアンタルダシャーの時期であり、次のマハダシャー水星期は月から12室に在住する水星期である。




キース・ラニエール被告は有罪となれば最低でも禁錮15年、最長で終身刑となる可能性があるということから、12室(監禁)の象意と縁がありそうである。




また月を乙女座に設定すると、4、7室支配の木星と5、6室支配の土星が4室(アシュラム)でコンジャンクトするが、4室に木星が在住する配置は、アシュラムを開いたり、団体を起ち上げる配置である。



射手座は自己啓発の星座であり、木星は哲学的で人生の根本を探究するムーラに在住している。



従って、自己啓発セミナーを主催したり、そのメンバーたちを会員として囲う組織運営などのスキルを表している。




おそらく、マハダシャー土星期の間は、土星が5、6室支配で4室に在住して、4室支配で自室で強いハンサヨーガの木星とコンジャンクトしている為、自分の信者となる会員を増やし、また「エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」を提供する上部組織「NXIVM(ネクセウム)」を構築してきたのである。



「エグゼクティブ・サクセス・プログラム(Executive Success Programs)」というコース名が、いかにも射手座が好む自己啓発的な名称である。




但し、土星は6室の支配星でもあるため、組織に加入した女性の会員からの内部告発が絶えず、それで、ニューヨークタイムズがその情報を掴んで、逮捕につながったものと考えられる。




従って、キース・ラニエール被告の今後の運命は、月から12室に在住するマハダシャー水星期によって判断されるのではないかと思うのである。




ニーヨークタイムズに組織の実態を暴露されてから、メキシコ(外国:12室)に逃亡していたというのは、12室に在住する水星で顕されるのではないかと思われる。





因みに今回、この団体で勧誘活動をしていたとされる米女優のアリソン・マックが逮捕されている。





米女優を逮捕、女性メンバーを「性奴隷」にしていた団体で勧誘活動
2018年4月22日 21:12 AFP BB NEWS 発信地:ワシントンD.C./米国

【4月22日 AFP】米国の人気テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン(Smallville)』に出演していた女優が20日、指導者との性的関係を女性メンバーに強要していたカルトまがいの自己啓発団体のために勧誘活動をしていたとして、人身売買の容疑で逮捕された。検察当局者が明らかにした。

 逮捕されたのは女優のアリソン・マック(Allison Mack)容疑者(35)で、女性のための指導集団と称する団体のために勧誘活動をしていたとされる。検察当局者によると、メンバーとなった女性たちは自身の利益になるとして、性的に搾取されたり労働を強いられたりしていたという。

 ニューヨーク州オールバニ(Albany)を拠点としていた団体の女性メンバーたちの多くは、指導者のイニシャルの焼き印を体に入れられていた。「バンガード(先導者)」の異名を取る団体の指導者、キース・ラニエール(Keith Raniere)被告は、性行為目的の人身売買容疑で3月にメキシコで逮捕され、その後、性行為目的の人身取引と共謀の罪で起訴された。

 ラニエール被告は過去20年間にわたり、自己啓発セミナーを主催。上部組織の「NXIVM(ネクセウム)」は米国やメキシコ、カナダ、南米で関連施設を運営していた。同被告は、団体設立当初から複数の女性メンバーたちと性的関係を持ち、2015年には自身を唯一の「主人」とし女性メンバーを「奴隷」とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立した。

 各セミナーの受講料は数千ドル(数十万円)に上り、団体内で昇格する手段として別講座の受講を勧めたり新たなメンバーの勧誘活動をさせたりしていた。

 DOS内部では「奴隷」が昇格するには新たに自身の奴隷を勧誘することが必要だった。(c)AFP



ネット上には、教祖と対談する米女優アリソン・マックの映像が見られるが、この教祖は、女性のための指導集団と称する団体を起ち上げていたことから、こうした若い女性を大勢、教団内に集めていたと考えられる。



キース・ラニエール被告に心酔する米女優アリソン・マック




出生図に再び戻ると、獅子座で太陽、金星、水星、ラーフがコンジャンクトしているが、獅子座の金星は女優などの派手な女性を表しており、水星とコンジャンクトして、土星の絡みを受けていない為、若い女性を表わしている。



太陽がキース・ラニエール被告自身を表しているとすれば、太陽はムーラトリコーナで強い配置である。



従って、若い女性たちに囲まれて、自信満々に教えを説く、キース・ラニエール被告の姿が浮かび上がってくる。



そこにラーフがコンジャンクトしているが、飽くなき欲望のラーフがコンジャンクトしていることで、全てが限度を超えてエスカレートしていくのである。



例えば、キース・ラニエールは、当初、自己啓発セミナーを主催して、「NXIVM(ネクセウム)」の運営に携わっていたが、その内、行動がエスカレートして、2015年に自身を唯一の「主人」とし女性メンバーを「奴隷」とするピラミッド型秘密組織「DOS」を設立するのである。



この辺りから、このキース・ラニエールの狂気が噴出し、元々あった行動傾向がエスカレートしたと考えられる。




もしキース・ラニエール被告が現在、土星/木星期で、月が乙女座に在住しているのであれば、2015年は、土星/ラーフ期である。



ラーフは、金星とコンジャンクトし、火星からアスペクトを受けている。



例えば、更にここに欲望のハウスである3、6、11室や、6、8、12室のドゥシュタナハウスなどが絡んでくると、性犯罪などが起こりやすい配置ではないかと考えられる。



金星がラーフとコンジャンクトしている場合、コントロールできない激しい性的欲望を表わしている。




TOKIOの山口達也氏もラーフと金星が山羊座でコンジャンクトしていたことは記憶に新しいが、金星が、火星や太陽から傷つけられていることもポイントである。




キース・ラニエール被告は異常であるが、この人物の元に集まって来た女性たちも異常だったのであり、自己啓発団体の中で、昇格するために他の女性たちを勧誘したり、自己主張が強く、盲目的にのめり込むところがあったように思われる。



まさにこうした信者の女性たちもラーフや強い太陽とコンジャンクトする金星が象徴しているのである。








例えば、米女優アリソン・マックの写真を見るとギラギラしていてどこか理性を欠いている印象がある。



まさに太陽やラーフとコンジャンクトする獅子座の金星の表示体である。





キース・ラニエール被告は、何故、今回、逮捕監禁されたかと考えると、既にマハダシャー水星期に入っていたからではないかと考えられる。




月をラグナとすると、ラグナロードの水星が、12室の支配星と共に12室に在住し、8室支配の火星からアスペクトされ、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、6室支配の逆行の土星からアスペクトされている。




このように身体を表わすラグナロードが、ドゥシュタナハウスの支配星とコンジャンクトしてドゥシュタナハウスに在住し、更にもう一つのドゥシュタナハウスの支配星や生来的凶星などからアスペクトされている場合というのは、逮捕監禁される典型的な配置である。




特にこの場合、ラグナロードの水星が12室(海外)の支配星と共に12室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸と絡み、8室支配の火星からアスペクトされている辺りが重要で、このためにメキシコ(外国)での逮捕劇となったのである。




逆行する6室支配の土星は内部告発した被害者の女性たちや捜索に動員された警察官たちを表しているかもしれないが、土星はラグナにもラグナロードにもアスペクトしており、絶対に逃がしはしないという意志の表れである。




因みに月を乙女座にする場合、ラグナは牡牛座~天秤座辺りまでの範囲となる。



但し、11:16:05以上に設定し、ラグナを天秤座の8°16’以上に設定すると、月は乙女座から天秤座に移動してしまう。



月は天秤座にはないと推測されることから、出生時間は、00:00:01~11:16:05辺りまでの可能性が高いと考えられる。




天秤座ラグナに設定すると、説明が出来ないことから、ラグナは牡牛座~乙女座までの間にある可能性が高いのである。




人物像から獅子座ラグナであるとも双子座ラグナであるとも考えにくいので、ラグナは、牡牛座、蟹座、乙女座に絞り込まれる。





現在、キース・ラニエール被告がこれほどまでの世間の注目を集めていることを考えると、10室にダブルトランジットが形成されていなければならないのである。




そのように考えると、牡牛座か、乙女座ラグナの可能性が高いと思われる。





キース・ラニエール被告が設立した団体は、儀式と称して女性らを裸にして押さえつけ、下腹部にラニエール被告のイニシャルの焼き印を押していたり、会員には秘密保持契約に署名させるなどの取り組みを行なっていたことは、黒魔術的な色彩が感じられる。



この辺りは、獅子座に惑星集中する水星、太陽、金星、そして、土星、ラーフ/ケートゥ軸が水瓶座に絡んでいるからである。






ダライラマと会っている所を見ると、それなりに精神世界というものを探究していたのかもしれない。



少なくともその手の知識を求めているか、求めるポーズを取っていることが認められる。



それは射手座ムーラに在住する木星によっても表わされている。



獅子座の惑星群から見ると、5室支配で5室のムーラに在住する強い木星は、それなりに宗教的、哲学的なテーマを語れるだけの知識を持っていたと思われ、教祖になるだけの才能はあったと思われる。



そして、お金や人が大勢、集まって来て権力を持ったことで、元々持っていた素質-過剰でコントロールの効かない性的欲望-が強調され、更に逮捕監禁のカルマが予定調和的に発芽することによって破滅したのである。



















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日本を動かしているのは宗教家である – 水の国、日本の真実 –

2016年7月10日に投開票が行われた参議院選挙の結果は自民党の勝利に終わった。

この圧勝の結果を受けて、安倍政権は憲法改正に突き進んでいくものと予想されている。

この安倍政権の本質に鋭く切り込んだ衝撃の本が出版された。

それは「日本会議の研究」菅野完著 扶桑社新書212である。


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著者の菅野完氏が1年に及ぶリサーチの末、安倍政権の背後にある日本会議の正体をついにとらえたのである。

私は以前、日本は、ヤクザ(蠍座)と宗教家(魚座)と民族主義者(蟹座)の水の星座のトライアングルで形成されている(2007/8/4付『日本社会—水のトライアングル—』)と書いているが、この「日本会議の研究」が暴いた真実はまさに現在の日本の政権に宗教が多大な影響を与えていることを示す証拠である。


以下、「日本会議の研究」からの引用、要約になるが、

日本会議の目標は、憲法を改正し、明治政府の旧憲法を復活させることである。

スローガンとして、「皇室中心」「改憲」「靖国参拝」「愛国教育」「自衛隊海外派遣」といったものを掲げている。

現在の第三次安倍内閣の中には「日本会議国会議員懇談会」に所属する国会議員が全閣僚19名に占める割合として8割を超えているという。

つまり、19名の閣僚のうち少なくとも15名は「日本会議国会議員懇談会」のメンバーであり、日本会議の目標を共有している人々である。

そもそも日本会議がどのように発生し、どのように勢力を拡大して来たのか、その歴史について、この本の中で詳しく解説されている。

戦後、GHQの占領政策の一環として、1947年皇室典範が改正され、元号制が廃止されている。

元号制とは、昭和とか平成とかそうした表記のことである。これは現在、我々日本人が親しんでいる元号表記である。

神社本庁や遺族会の保守陣営は元号制の廃止に反発したが、世論を動かせないでいた所、「日本を守る会」が地方議員での意見書採択運動を展開したり、全国各地で元号法採択要求デモを実施し、各界著名人を招聘しての元号法シンポジウムの開催をして、政府与党に圧力をかけ、2年後、「元号法の立法」を勝ち取るという大金星を挙げた。

その結果、「日本を守る会」に神社本庁や遺族会の保守団体が集まり、連帯を強めて、その運動手法を採用したという。

そして、「新しい歴史教科書をつくる会」や「男女共同参画バッシング」、あるいは、性教育実施への反対運動も同じ運動手法が取り入れられ、地方議会に請願や陳情を行い、デモや反対運動を通じて、中央政府に働きかけ、一定の成果を挙げてきたということである。

「日本を守る会」の発起人は、鎌倉円覚寺貫長・朝比奈宗源であり、天の啓示で「世界の平和も大事だが今の日本のことをしっかりやらないといけない」とメッセージを受けたという。

設立当時の役員名簿は、明治神宮、浅草寺、臨済宗、佛所護念会教団、生長の家であり、日本を守る会とは宗教人の集まりである。

つまり、表示体としては、魚座である。

1974年「日本を守る会」が設立され、当時の事務局は、村上正邦が取り仕切っていたという。

村上正邦は「生長の家」の組織候補として、自民党から参議院選に初出馬して落選した直後であり、当時、「日本を守る会」の事務局の中心メンバーとして活動していたそうである。

そして、「日本を守る会」のデビュー戦として、「昭和天皇在位50年奉祝行列」を企画して成功したが、肝心な元号法制定運動の手ごたえを感じることが出来ずにいた所、学園紛争が盛んだった当時、長崎大学で左翼学生のバリケードを解除して、学園正常化を勝ち取った「生長の家」学生信徒グループが、右翼、民族派学生のヒーローとなっていた。

そして、この「生長の家」学生信徒グループはこうした活動の延長で、「日本青年協議会」(書記長:椛島有三)を設立している。

1977年、日本青年協議会は「日本を守る会」の事務局に入り、現在、日本青年協議会と日本会議は同じビルの同じフロアに事務所を構えており、実質的に一体だということである。

長崎大学の学園正常化を勝ち取った民族派学生運動のリーダーであり、「生長の家」学生信徒グループのリーダーが現在、日本会議の事務局長を務める椛島有三であるということである。

従って、「日本を守る会」が推進した元号法制化運動は、実質的にこの長崎学園正常化を勝ち取った運動手法が取り入れられているそうである。

この椛島有三は「日本を守る会」に元号法制化運動の進め方について以下のように提案したという。
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この法制化を実現するためには、どうしても国会や政府をゆり動かす大きな力が必要だ。それには全国津々浦々までこの元号法制化の必要を強く訴えていき、各地でこの元号問題を自分たちの問題として取り上げるグループを作りたひ。そして彼らを中心に県議会や町村議会などに法制化を求める議決をしてもらひ、この力をもって政府・国会に法制化実現をせまらう。(神社本庁時局対策本部編 1979)
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つまり、この椛島有三が提案した運動手法が、「新しい歴史教科書をつくる会」や「男女共同参画バッシング」、あるいは、「性教育実施への反対運動」、「憲法改正運動」などの推進にも採用され、成功を収めている。

そして、この「日本を守る会」、そして類似の組織である「日本を守る国民会議」が前身となって、日本会議が結成されるのであるが、そのきっかけは「靖国神社国家護持法案」の失敗にあるという。

1945年12月15日、GHQが出した「神道指令」によって政府機関であった神祇院(じんぎいん)が廃止され、靖国神社をはじめとする各地の神社が国家機関とのつながりを失った。また「天皇の人間宣言」が出され、「現人神」とされていた天皇が自ら世俗化を宣言する。

「靖国神社国家護持法案」はこの靖国神社と国家との結びつきを再び構築し、戦没者慰霊行事などを国家の行事として、靖国神社で行うことを目指すものである。

然し、「神道指令」によって誰でも届け出さえすれば自由に宗教法人として活動できるようになったため、仏教やキリスト教の諸宗教団体が、国家神道の復活に反対したようである。

また、この法案自体は、靖国神社を特殊法人化する内容であった為、靖国神社自身も反対したそうである。

そして、国家神道を復活させるという試みは挫折した。

菅野完氏によれば、「日本を守る会」の設立は、この挫折から再び、宗教間の団結を取り戻すためという意味合いもあったという。

日本会議は、この「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」の20有余年の活動の発展として新たに設立された団体である。

そして、「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」と「日本会議」によって合わせて40年もの長きにわたって、活動を展開してきたという。

「日本会議の研究」菅野完著 からの引用、要約が長くなったが、つまり、日本会議とは、戦後の日本の復古主義的な動きの全てを統括する勢力であり、それが主に「生長の家」の信徒たちのネットワークと、それに結集する神道系の宗教団体なのである。

そして、実質的にはこの運動は生長の家の信徒グループがこの運動を動かしているようである。

但し、菅野完氏によれば、生長の家の本体は、現在は政治運動からは撤退してエコロジー左派といった活動をしているという。

生長の家本体が、そのような決定をした際に教祖である谷口雅春の教えに回帰すべきとする「谷口雅春先生を学ぶ会」が立ち上がっており、現在、日本会議で、活動する成長の家の信徒のネットワークは、生長の家本体とは無関係な『生長の家・原理主義者のネットワーク』と言うことができるようである。

つまり、以下の等式が成り立つのである。

日本会議 = 日本青年協議会(事務局長:椛島有三)= 生長の家・原理主義者ネットワーク

安倍政権の憲法改正に関する政策ブレーンは、日本政策研究センターの伊藤哲夫であり、若い頃、生長の家の中央教育宣伝部長を務めていた幹部である。

他に安倍政権には、生長の家の出身者が多い。

【安倍政権周辺に集う成長の家の出身者一覧】

稲田朋美(自民党政調会長。安倍晋三の後継者と目される。祖母から受け継いだ「生命の實相」をボロボロになるまで読む。父親は「頑張れ日本全国行動委員会」(日本文化「チャンネル桜」水島聡が幹事長を務める)の京都本部代表、椿原泰夫。)

衛藤晟一(内閣総理大臣補佐官、学生時代に生長の家学生会全国総連合で学生運動を行う)
椛島有三 (日本会議事務局長、長崎大学学園正常化運動の中心人物の一人、左翼学生運動に対する勝利を収め、ヒーローとなる)

伊藤哲夫(日本政策研究センター代表。安倍政権の憲法改正に関する筆頭ブレーン。生長の家青年会の「中央教育宣伝部長」を務める。)

百地章(憲法学者。安保法制のイデオローグ。日本会議の政策委員を歴任。機関誌「谷口雅春先生を学ぶ」の編集人なども務めた。)

高橋史朗(明星大学教授。日本青年協議会幹部(後に脱退を表明)。日本会議役員。GHQに没収された谷口雅春の著作を見つけ出すことを勅命(?)にアメリカに渡米し、占領期間中にGHQが行った日本人に対する洗脳工作の証拠を見つける。)

村上正邦(生長の家本部職員。「日本を守る会」事務局の中心メンバー。生長の家組織内候補として、参院選に立候補し、後に「参議院の法王」と呼ばれる。)

安東巌(生長の家職員。椛島有三、伊藤哲夫、中島省治を子分とする谷口雅春亡き後の成長の家の政治運動を支えるカリスマ的影の支配者。生長の家原理主義ネットワークの精神的指導者。若い頃、肺動脈弁狭窄症で苦しみ、7年間、廃人同様の生活を送るが、谷口雅春の教えによって病から救われ、また谷口雅春と直々に接する経験も持つ。)

つまり、今現在、安倍政権を支え、憲法改正を強力に推し進めているのは、生長の家・谷口雅春に猛烈に献身し、その教えに回帰することを説く、生長の家、原理主義者たちである。

谷口雅春の経歴についてはwikipediaに以下のように記されている。

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新宗教「生長の家」創始者・初代総裁。

その生涯の著作は、400冊以上に及び、主著『生命の實相』(頭注版全40巻、愛蔵版全20巻、初版)は通算1,900万部を超え今も多くの人々に読み継がれている。他に『新版真理』全11巻、『新選谷口雅春選集』全20巻、『新選谷口雅春法話集』全12巻等、多数の著書(「聖典」と称される)がある。またその他にも、彼が受けたとした33の神示(総称して『七つの燈臺の點燈者の神示』)や自由詩の形態を取る「聖経」として『甘露の法雨』『天使の言葉』『続々甘露の法雨』などがある。

(略)早稲田大学を中退して大本の専従活動家になっていた谷口は、出口王仁三郎の『霊界物語』の口述筆記を任せられたり、機関紙の編集主幹などを歴任するなど、教団内で嘱望されていたが、1922年(大正11年)の第一次大本事件を期に、浅野和三郎に従って大本から脱退。浅野が旗揚げした『心霊科学研究会』で宗教・哲学的彷徨を重ねていたが、当時流行のニューソート(自己啓発)の強い影響を受け、これに『光明思想』の訳語を宛てて機関紙で紹介した。

(wikipedia 谷口雅春 より引用抜粋)
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谷口雅春の教えを研究するには、その主著『生命の實相』を読み込まなければならないが、私が書店でざっと閲覧した感じとしては、キリスト教と自己啓発が合体したニューソートの一派であるクリスチャン・サイエンスのような印象である。

谷口雅春が説いた根本真理は以下の2つであるという。

・人間はみな神の子であり、無限の愛、無限の知恵、無限の自由、その他あらゆる善きものに満ちた永遠不滅の生命である。

・現象界は心の現れであるから、人間の実相は神の子であるという真理を悟れば、現象世界においても幸福が現れる。

つまり、人間は神の子であるから、その真理を悟れば、病気も治るし、無限の幸福が得られるといった教えなのである。

極めて抽象的、理想主義的で、魚座的であるが、魚座から見た10室である射手座(自己啓発)の要素が混じっている。

これはキリスト教原理主義の教えに似ており、アメリカで流行っているキリスト教と自己啓発が一体となった教えなのである。

但し、生長の家の場合は、基本的に谷口雅春が、特ににそれをキリスト教という枠組みで教えたのではなく、あらゆる宗教を参考にして、主に神道の形式の中で教えたという違いがある。

因みに私は以前から魚座の宗教であるキリスト教には射手座の自己啓発の要素が混じっていると感じてきたが、それは魚座の行動原理である魚座からみた10室が射手座(自己啓発)だからである。

この手の教えには、人間には無限の力があるから不可能なことは何もないのだという射手座的な発想があり、それが凄まじい理想と行動力に結びつくのである。

wikipediaによれば、谷口雅春は、第二次世界大戦期に右傾化し、極端な国粋主義者として、天皇を崇拝し、金属の供出運動や勤労奉仕、戦闘機を軍に献納するなど教団を挙げて戦争に協力したと言われ、その思想と行動は、国家主義、全体主義、皇国史観に特徴づけられ、猛烈な献身に色づけられている。

そして、戦後、谷口雅春は、大東亜戦争(太平洋戦争)に敗れたのは飽くまでも無明(まよい)と島国根性に凝り固まった「偽の日本」であって、本当の「神洲日本国」は敗れたのではないと主張し、日本国憲法を連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が日本を弱体化するために日本に押し付けた無効の憲法であるので即時に破棄して大日本帝国憲法(明治憲法)に復元しなければならないと説き、「明治憲法復元運動」を起こしたと書かれている。

谷口雅春は、GHQから押し付けられた日本国憲法を呪詛し、死の直前に「幽界ヨリ我国体ヲ護持セント欲す」と述べたようである。

つまり、憲法改正は、生長の家・谷口雅春の悲願なのであり、今の安倍政権の中枢にいる生長の家原理主義ネットワークにとっては、谷口雅春の教えの実践なのである。

40年もの長きにわたって、学生運動の時代から行なって来た人々が、その師匠に対する猛烈な献身から、その教えを実現しようとしているのである。

確かに日本会議の構成員は、生長の家原理主義の人々だけではないが、明らかに生長の家の人々が強力な役割を果たしていることは確かである。

そして、それに導かれて靖国神社、戦没者遺族会、神道系の宗教諸団体が集結しているようである。

私は、最近の記事で、冥王星が牡羊座に入室すると、国家社会主義が台頭すると述べたが、それは、過去に冥王星が牡羊座に入室した1930年代にヒトラーのナチスが第一党となり、イタリアではファシズムが台頭し、また日本では、国家社会主義者で、天皇が直接政治を行う国家を理想とした北一輝の思想を拠り所として皇道派青年将校による2.26事件が起こった時期でもあるからである。

従って、日本における国家社会主義革命とは、実際の所、安倍政権によって推し進められている考えることができる。

それは全体主義化して、国難を乗り切るという右翼革命(保守革命)である。

自民党が参院選で大勝し、安倍政権が日本会議を後ろ盾とし、創価学会の協力を得て憲法改正を今、まさに推し進めようとしているのである。

これは安倍晋三の10室に冥王星が入室したことと関係しており、冥王星は盲目的なパワー、外部からの強制力を表している。

因みに安倍晋三のチャートを見ると、2013年10月からマハダシャー金星期に移行している。

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金星は4、11室支配で4室(母親)に在住しているが、この金星は8室支配(支配者)の土星と4室で接合している。

これは安倍晋三が母親に逆らえないことを表している。

そして、安倍晋三が総理大臣になれたのは、おそらく母親の安倍洋子が小泉純一郎に頼み込んだからではないかと推測される。

だからこそ、小泉純一郎は2期を務めると、潔く辞めて、後任の首相候補として、安倍晋三を推したのである。

8室は頼りにする相手を表しており、逆らえない相手を表している。つまり支配者を意味している。

またナヴァムシャを見ると、金星は3、8室支配でラグナで高揚している。

これは安倍晋三が魚座の人脈に頼り、それに影響されていることを示している。

高揚する金星は、安倍晋三の身辺が魚座の人脈で溢れていることを表しており、

それは例えば、安倍晋三の後継者と目される稲田朋美の金星は魚座で高揚していることにも表れている。

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そして、それは宗教人脈(生長の家・原理主義ネットワーク)を表しており、何故なら、谷口雅春の教えとは、まさに魚座の教えそのものだからである。

神道の衣をかぶってはいるが、基本的にはキリスト教的であり、キリストの代わりに天皇を崇拝する宗教なのである。

この金星期への移行は、第二次安倍内閣の途中で生じているが、第一次安倍内閣よりもずっと右傾化しており、第三次安倍内閣で更にそれが促進されていると考えることが出来るのである。

因みに安倍晋三の自民党総裁の任期は、現行の党則によれば、2期6年であるが、それに従えば、任期満了は2018年9月である。

然し、3期9年への任期延長論が出ているという。

安倍晋三の出生図で4室でマラヴィアヨーガを形成し、ナヴァムシャで高揚する金星は強力であり、金星期を通じて、この生長の家の谷口雅春に忠誠を誓う原理主義者たちの影響を受け続けると考えられる。

従って、日本は当分の間、右傾化し続けると考えられるのである。

日本の建国図においても現在、魚座で減衰するマハダシャー水星期に移行したというのは、そうした意味なのではないかと考えられる。

japan_chart
理性よりも情で行動する宗教人たちが、国家を指導する時代に入ったということを意味しているのである。

それが水星が減衰するという意味なのである。

そして、水星期は2029年まで続くため、安倍晋三のマハダシャー金星期とピッタリ重なる訳である。

この安倍晋三の金星期、そして、日本の建国図のマハダシャー水星期の間、日本は魚座の強い影響を受けていくことになる。

それは安倍晋三の宗教人脈が影響を行使していくことを表している。

魚座は宗教の星座であり、キリスト教の星座であり、献身と理想主義、知性の表示体である水星が減衰するため、情念で動き、理性を軽視するそうした星座である。

従って、安倍政権は憲法解釈を変更して、立憲主義(「憲法」に則って政治権力を行使すること)を軽んじたり、知識人の間で、安倍政権は「反知性主義」と形容されているのである。

それは日本の建国図で、知性の表示体である水星が減衰しているからである。

原発事故で国土が酷い災害に見舞われ、企業の国際競争力なども失われて、国際社会の中での地位も二流、三流となっていく流れにある今、その屈辱感を補い、民族としての自信を取り戻したいということから盲目の情念がただ噴出しているのである。

実際、ドイツでも戦争で負け、海外の巨額の負債に苦しみ、国民が貧困で苦しんでいる時に民族主義が勃興し、国民を総動員して国難を乗り切ろうとする国家社会主義が台頭した。

今の日本には、そうした全体主義が生じる条件が整っていると言える。

【2017年 アベノミクスは失敗するのか?】

然し、私の考えでは、安倍晋三の建国図を見ると、次の2017年2月7日からの金星/太陽期に安倍晋三が評価を大きく下げるような出来事が生じると考えている。

AbeShinzo_chart
金星/太陽期は、金星をラグナとすると太陽は11室(利益、評価)支配で、12室(損失)に在住し、12室の支配星と接合しているからである。

またナヴァムシャでも太陽は6室支配で12室に在住し、11室支配で12室に在住する土星と接合している。

11室の支配星が12室に絡んでおり、ナヴァムシャにおいては、11室の支配星が6室の支配星と共に12室に絡んでいる。

またラグナからみても太陽は12室支配の水星と共に3室に在住している。

これは何か安倍晋三に経済的損失が生じ、評価を大きく落とす結果につながると考えられる。

(※但し、11室の支配星は自室にあり、太陽も自室にアスペクトバックして強いため、それ程、不利益は大きくないかもしれないが、それなりに損失が生じると考えられる)

この時、トランジットの土星は射手座に入室しており、木星は天秤座を通過して、水瓶座と双子座にダブルトランジットが生じている。

水瓶座は安倍晋三の出生図のラグナからみた8室(中断)であり、双子座は12室(損失、隠遁)である。

そして、これは私は、アベノミクスの失敗と、日本の株価の暴落につながると考えている。

つまり、そのような事態は、世界的株式市場の暴落を表しているのだが、その辺りが、私は世界が変化していくタイミングであると考えている。

そして、この時にリベラル派や社会主義が勢いを取り戻すと考えている。

水瓶座は共産主義の星座だからである。
但し、日本の建国図や安倍晋三のマハダシャー金星期を考えると、そうしたイベントがあったとしても基本的に日本の右傾化は変わらず、暫くの間、伝統的な価値を追求する流れに回帰するものと考えられる。

元々日本は水の国であると考えてきたが、日本会議、そして、生長の家、谷口雅春とその狂信的で熱烈な師匠への献身を特徴とする信徒たちが、今の日本の政治を動かしているのである。

これは日本が水の国であることを強く物語る事実である。

安倍晋三の金星はマハープルシャヨーガを形成し、高揚する土星と接合し、またナヴァムシャでも1室魚座で高揚して5室支配の月と接合し、蟹座で高揚する木星からアスペクトされている。また木星は魚座にアスペクトバックしているため、魚座が強化されている。

魚座と蟹座という水の星座が大きな役割を果たしている。

これは魚座とのつながりが非常に強いことを表している。

生長の家を中心とした神道系の宗教家の集団が、日本会議を通じて、安倍政権に集結しているのである。

このように菅野完氏の「日本会議の研究」は、安倍政権の中枢にいる生長の家・原理主義ネットワークの存在について見事に炙り出すことに成功している。

あたかもナチスの高官たちの経歴やその人物像が今日、白日の下にさらされているかのようである。

ナチス党員は、ドイツの全国民から比べると、ほんの少数である。

然し、そのナチスの党員が、ヒトラーの指導の下に法律に触れないぎりぎりの線で民主主義の手続きを通して第一党に躍り上がり、ドイツの運命を握り、一般のドイツの市民においては知らないうちに自分たちの指導者たちが、極右の民族主義者になっていたという状況なのである。

今の日本はその状況に似ていると言えなくもない。

かつてのドイツ国民はこのようにして知らないうちに国家指導者たちが右翼の集団になっていたと推測できるのである。

知らない間に与党政権が、皆、天皇を崇拝する国粋主義者、民族主義者になっていたという状況である。

しかも菅野完は、そうした生長の家の活動とその人物たちの活動をやみくもに批判するのではなく、その40年という長きにわたって続けてきた生長の家の原理主義者たちの執拗で根気強い活動と団結力に驚嘆してもいる。

そして、何故、左翼的な活動が内ゲバや対立を起して、早々に消えて行ったのに対して、この民族派の活動はこんなにも根気強く固い団結を持って続けてこれたのかと疑問を呈している。

おそらく、それは宗教とは親子関係であり家族共同体だからである。師匠と弟子の関係であり、情緒的な固い絆で結ばれている。つまり宗教とは魚座ー蟹座ー蠍座ラインの水の星座の表現である。

しかし左翼活動家の集団は理念で結ばれる友人同士の共同体であり、家族ではないからである。そこには情緒的な結びつきはなく理念が先行している。従って壊れやすいのである。理念に疑問が生じる時に関係性は失われるのである。

これが水瓶座ー双子座ー天秤座のラインである。

情緒で結ばれる関係の方がより本能的であり、生理的であり、物質的なのである。

また私は稲田朋美の出生図の木星が蠍座にあることから、生長の家の信徒は、蠍座が強い人々ではないかと考えている。

40年もの長きに渡り、学園紛争時の情熱を維持したまま、当時の生長の家の民族派学生運動の指導者たちが、今、目的を達成しようとしている。

それは間違いなく、蠍座の目的に対する集中力と粘り強さ、根気強さ、持続力の賜物である。















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パラマハンサ・ヨガナンダ伝記『永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅』について

パラマハンサ・ヨガナンダの伝記映画『永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅』(原題『AWAKE:The Life of Yogananda』)の評判がいいので、最近、渋谷のユーロスペースという映画館に行って見て来た。昼間の上映であったが、映画館の待合室は込み入っており、座席は若干の空席を残してほぼ満員の状態であった。大変な評判である。会場の人の会話では見に来たのが4回目という人もいたようである。

映画を見て改めて分かったことは、パラマハンサ・ヨガナンダは、インドのヨガの教えを、射手座の成功哲学のように教えたということである。

アメリカに渡ってヨガを広めたというのも、故郷を離れて遠い異国の地に旅立つという射手座の象意そのものである。

射手座はナチュラルゾーディアックで9室目であり、遠距離旅行という象意を持っているからである。

アストロデータバンクにある出生データでヨガナンダのチャートを作成すると、ラグナと月が獅子座マガーで、ラグナロードの太陽と水星が射手座に在住している。

ParamahansaYogananda_chart.gif
映画の中で、ヨガナンダはアメリカでは人が訪れるのを待っているのではなく、自ら講演録を多方面に郵送して、当時としては画期的なダイレクトレスポンスマーケティングを行っていたというのである。

この場面を見て、なるほど、パラマハンサ・ヨガナンダは、射手座の成功哲学好きな営業マンのようなプロモーションを行なったのだと納得したのである。

それはビジネスの表示体である水星と太陽が射手座5室に在住している為である。
例えば、獅子座ラグナで、射手座5室に金星、木星、太陽が在住する村上春樹もアメリカ文学を好んで、よく翻訳しているが、射手座は、精神的な幸福の追求には必ず物質的な繁栄の追求が伴う成功哲学の表示体である。

村上春樹が最も好きな作品は、フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」である。

昔の恋愛相手のことが忘れられない富豪が恋人と再会するために毎晩のように派手で贅沢なパーティーを行なうというストーリーである。

また1997年当時、アイドルだった田村英里子が、射手座に在住するマハダシャー木星期(木星/木星)になった途端に「自己実現への道」というアメリカの心理学者が書いた自己啓発の本を読んで、インスパイアされ、木星/土星期に留学のため、アメリカに渡米して、やがてハリウッドで女優としてデビューしている。

以前、田村英里子の経歴を調べていて、そのことについて何度か言及しているが、射手座は成功哲学と関係があるということは当時から考えていた。

そして、大きな書店の自己啓発のコーナーに行けば、ナポレオン・ヒルから始まって、カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」といった本など、ほとんどの成功哲学がアメリカの物質的に富を築いた成功した実業家が書いた本である。

アリス・ベイリーの著作の中にも射手座という星座は「物質的である」という評価が為されているが、射手座の表現というものは、やや物質的なのである。

射手座は物質的な繁栄を目指し、またそれを獲得する星座である。

従って、パラマハンサ・ヨガナンダの教えも、精神世界に関する成功哲学としてアメリカ人たちに受け入れられたのである。

従って、映画の中でも言及していたが、当時、ヨガナンダの講演内容は、アメリカ人が喜びそうな自己啓発的なノウハウなど多岐に渡っていたようである。

ヨガナンダの弟子の一人に成功した実業家の石油王ジェームス・リン氏がいるが、「幸福はお金で買えると思っていたが、そうではなかった」といったことを述べている。

つまり、物質的に成功した人が更に精神的な幸福も獲得したいというのが成功哲学である。

東洋のように啓明を得るために物質的なものや家族など全てを捨てるようなことがあるなら、アメリカ人には受け入れられない。

このようにパラマハンサ・ヨガナンダの教えは、成功哲学的であったが為にアメリカ人たちに受け入れやすかったと思われる。

ヨガナンダが広めたヨガの教えは、ハリウッドのセレブなどに浸透し、今では日本の各地の駅前にもヨガスクールが出来て、一つの流行のようになっている。

おそらく、冥王星が射手座を通過していることによって、成功哲学の大衆化が起こっており、それと同時に高度なヨガの教えが、成功哲学の大衆化と共に一般に広く普及した結果ではないかと思われる。

ロバート・キヨサキの本とか、そうしたベストセラーを生み出したのはこうした成功哲学の大衆化現象である。

ヨガスクールで1年程度、ヨガを習った人が直ぐにヨガの先生として教え出すといった商業化されたヨガブームは、まさにパラマハンサ・ヨガナンダのアメリカでの活動が始まりだったのだとよく分かった。

このヨガナンダの教えがアメリカに伝えられたことによって、ヨガの商業化が始まったのである。

その為に大衆に幅広く普及することになった。

商業化とは、お金を対価にしてサービスを提供するということである。そしてそれをシステム化するということである。

それはアメリカ人の得意分野であり、市場化や商業化が得意である。何でもビジネスにしてしまう。

例えば、私も参加したことがあるが、自己啓発の数日間の研修パッケージなど、非常に洗練された商品である。

そこで、ハリウッドのセレブから始まったヨガブームに資本が目を付けて、ヨガブームが普及したのである。

然し、商業化することによって、大衆に普及するが、それと共に高度な教えの質の劣化も始まるのである。

従って、今では、巷にはヨガの先生があふれているが、本物のヨガの教師に会うことは難しくなっているのである。

先日、ある人と会ったのだが、そのようなことを嘆いていた。それについては別の記事で書いてみたい。

おそらくジョーティッシュに関しても私が知った2002年の段階では、まだ趣味でやっている人たちが仲間と知識を共有し合って楽しんでいるといったレベルであったが、こちらもヨガと同じように商業化が進んできている。(私もそのプレーヤーの一人か?)

ヨガほど簡単でないので商業化が難しいのであるが、然し、それでもヨガと同じような流れにあると考えられる。

ヨガナンダのチャートに戻るが、スワミ・シュリ・ユクテスワと出会ったのが、1910年の金星/木星期である。

マハダシャーの金星は5室支配の木星からアスペクトされており、木星は5室の支配星である。

また木星は5室支配で8室で自室に在住し、9室支配の火星と接合している。

ナヴァムシャで、木星と金星は9室(師匠)に在住している。

出生図で5室支配の木星と9室支配の火星が8室に在住しているが、8室はヨーガのハウスである。

8室はシッディや生命力、クンダリーニ、微細な身体のエネルギーなども表し、それらを扱う科学のことである。

ヨガナンダも脊髄の中に神がいるといった風にしてヨガを教えていたようである。

ヨガを実践する人のほとんどが8室が強調されている。

パラマハンサ・ヨガナンダの場合も8室に5室支配の木星とヨーガカラカの火星が在住していることで、非常にヨガの才能に恵まれていたことを表している。

そして、木星はグルの表示体であり、9室支配の火星もそうである。

それが8室に在住することによって、パラマハンサ・ヨガナンダは、グルであるシュリ・ユクテスワと寝食を共にして厳しく訓練され、育てられている。

このように師匠との関係が密になるのが、9室と8室の絡みである。

そして、1915年7月にグルからイニシェ―ションを受けているが、8室と9室の絡みは、グルからイニシェ―ションを受ける配置である。グルと弟子の関係が非常に密接になる一つの儀式である。

金星/水星期にイニシェ―ションを受けており、金星から見ると水星は8室の支配星である。

ヨガナンダがシュリ・ユクテスワと出会った時の様子が印象的である。

グルを求めていたヨガナンダが、ふと振り返るとそこにユクテスワが立っていたのであるが、夢に見たその人であり、またユクテスワは待っていたと伝えた。

この強い因縁、そして、出会ったが最後、補足されて、完全にグルの管理下に入るかのような強烈で決定的な出会いというものは、8室の木星、そして、8室に在住する9室支配の火星の象意ではないかと思うのである。

インドのグルから弟子へ継承される知識、いわゆるパランパラは、こうしたグルと弟子の密接な関係によって伝えられていくが、この関係においては、おそらく8室が強調されていると思うのである。

従って、つまり、パランパラとは、グルから弟子への知識の相続(8室)という意味があることが分かる。

そして、この過程において2-8の軸が強調されるということは、伝統社会とか家族的なつながりの中で、教えは継承されていくということなのである。

最近では、出版やインターネットの普及などによって、教育のやり方が変化しており、人は書物を通じて学ぶことを求められる。

そして、それで書物から学んで、それで自己努力で知識を得てしまうという場合も少なくない。

それが現代の教育であり、家族とか伝統社会とかそうした封建的な関係の束縛が希薄である。

然し、究極的な知識は、こうした家族的なパランパラの中で継承されると考えられる。

家族的なつながりを築いた相手に継承するのであって、寝食を共にして、家族のようになった相手に知識を伝えるのである。

決して、どこの馬の骨か分からない他人には継承しないのである。

それはパランパラにおいては、2-8の軸が強調されるからである。

つまり、パランパラというのは、伝統社会(2-8軸)の習慣であることが分かる。

他にヨガナンダは1920年8月20日の太陽/木星期にアメリカに渡っている。

ラグナロードの太陽は5室(弟子)に在住し、木星は5室(弟子)支配で8室に在住し、12室(海外)にアスペクトしている。

太陽は12室支配の月のディスポジターであり、また12室にアスペクトする木星は太陽のディスポジターである。

マハダシャー太陽期、そして、12室支配でラグナに在住するマハダシャー月期を通して、アメリカでヨガを指導したと理解することが出来る。

ヨガナンダがアメリカに渡ると、弟子たちの寄付や石油王ジェームス・リン氏がパトロンとなったことで、資金的な面では困らなかったようである。(因みにジェームス・リン氏が石油王であるのは、8室が水の星座だからである⇒石油は液体を表すため)

これは5室支配の木星が8室(不労所得)で自室に在住しているからである。

またヨガナンダの映画を見ていて、ヨガナンダをサポートしたインド時代からの仲間(名前忘れた)が、アメリカ人女性にヨガの個人レッスンをしたことが、夫に誤解されて暴力事件に発展したことがあり、それがきっかけで、その仲間は、ヨガナンダとは別の団体を作って、分離独立してしまうようなことがあった。

またヨガナンダが、アメリカ人の夫人たちを惑わしているということで、色々非難、中傷を受けたようである。

これは、5室支配の木星が8室に在住し、火星と接合して、6、7室支配の土星からアスペクトされているからである。

弟子との関係でトラブルが生じてしまうのである。

また10室支配の金星が6、7室支配の土星からアスペクトされているため、ヨガナンダのアメリカでの活動はこのような誤解から中断を余儀なくされたり、色々障害に直面している。

パラマハンサ・ヨガナンダのような聖者であっても、出生図の惑星配置が示す、特定のカルマの結果を被ることがよく分かる。

最後にヨガナンダの師匠であるシュリ・ユクテスワのチャートである。

SriYukteswar_chart
牡羊座のバラニーに惑星集中していることが注目される。

シュリ・ユクテスワのチャートで水瓶座に月と木星が在住しているが、これはパラマハンサ・ヨガナンダのナヴァムシャの9室に在住する木星や金星に対応していると考えられる。

『永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅』では、このシュリ・ユクテスワとの出会いのエピソードや、ヨガナンダがアメリカから帰国した時のユクテスワとの再会などの感動の場面について触れられており、またアメリカでの活動の実際が、当時の資料などに合わせて提示されており、ヨガナンダの経歴を知る上では、非常に参考になった。

またヨガナンダのラグナが獅子座ラグナということで納得できる内容であった。















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神智学とラーフの関係について

先日、マザー・テレサの業績が見方を変えるとカルト的な評価ができるといったニュース記事について紹介したが、非常にグルチャンダラな印象の強い内容であった。

現在、獅子座をトランジットする木星にラーフが接合しているためにこうした神聖な存在を貶めるような解釈が出て来る訳である。

然し、ラーフに傷つけられた木星はグルチャンダラということで単純に片づけることは出来ない。

ラーフの象意については現代的な意味があり、グルチャンダラヨーガには伝統の否定、つまり革新という意味合いもあるからである。

例えば、伝統社会に対して内部告発などによって、腐敗した伝統(体制)の革新を行なおうとする動きなどは、体制側から見れば、グルチャンダラヨーガであり、裏切り者という認識になるかもしれない。

然し、その革新を行っている本人たちにすれば、そうした意識はないのである。
先日、神智学協会の創立者であるヘレナ・ブラヴァツキーの『インド幻想紀行』という本を読んでいたのだが、H.P.ブラヴァツキーの生涯とは、伝統的な宗教への挑戦に彩られている。

神智学協会の創立者であるヘレナ・ブラヴァツキーのチャートを見ると、月が乙女座ハスタに在住し、月から見た5室支配の土星にラーフ、火星、水星が接合している。

HelenaBlavatsky_chart
知性の表示体である水星が、土星、火星と接合し、ラーフとも接合している。
また月から見た5室で逆行の木星が減衰している。

逆行する木星、あるいは、減衰する木星は「非伝統的」であることを表している。
つまり、この配置からすると技術系への興味を示すと同時に非伝統的な知識に対する関心を表している。

素直に既存の古典文学や聖典などを読んで、それを受け入れているといった印象ではない。
ヘレナ・ブラヴァツキーが設立した神智学協会は、19世紀後半のアメリカ・ヨーロッパで既存の伝統的なキリスト教会の教えを批判する動きの中で生じた心霊主義運動(『スピリチャリズム』)があり、その理論に満足できなかった人々によって設立されたという。

そして、仏教やヒンドゥー教などの東洋の宗教思想の西洋への普及に貢献し、キリスト教のドグマを否定すると共にインドのバラモン教徒によって支配されきたインド人からは普遍主義的なヒンドゥー教改革運動として受け入れられたようである。

つまり、ヘレナ・ブラヴァツキーの活動とは、東洋、西洋を問わず、伝統の否定と革新に彩られている。

そうした活動において、減衰する惑星や5室の支配星に絡むラーフが積極的な役割を果たしていることは明らかである。
ヘレナ・ブラヴァツキーは、当時、インドで、伝統的なバラモンたちの権威に挑戦し、サンスクリット語の知識を用いて、真の一神教的なヒンドゥー教に回帰することを主張していたスワミ・ダヤーナンダ・サラスヴァティー師と出会ったようである。

スワミ・ダヤーナンダ・サラスヴァティー師は、宗教改革党の「アーリア・サマージ」を創立しており、初期の頃、この「アーリア・サマージ」と提携して、神智学協会の活動を進めていたようである。
wikipediaにスワミ・ダヤーナンダ・サラスヴァティー師の出生データが載っているので、それでチャートを作成してみると、以下のようなチャートである。

DayanandaSaraswati_chart
双子座に月と木星とケートゥが在住し、月ラグナから見ると5室支配の金星にラーフが接合し、火星がアスペクトしている。
木星は逆行してラーフを支配星が支配星となるアールドラーに在住し、ケートゥと接合して、土星からアスペクトされている。
従って、木星はグルチャンダラヨーガを形成していると考えることができる。
宗教改革党「アーリア・サマージ」を立ち上げたのはその為だと思われる。
当時、唯一ヴェーダの解釈を許されていたカーストであるバラモン教の腐敗を批判し、本来のヴェーダに立ち返ることを主張した点で、革新的であったが、そうしたスタンスが、こうした木星のグルチャンダラヨーガによってもたらされていることは注目すべきである。

木星はアールドラーに在住して、明らかにラーフの影響を受けている。

ナヴァムシャを見ると、木星は月から8室の射手座でラーフと接合してグルチャンダラヨーガを形成しており、彼の人生には腐敗したバラモン僧侶たちの支配による苦しみやその支配との闘いがあったことを連想させる。
そして、元々はキリスト教の牧師で、伝統的なキリスト教の教義を受け入れていたが、後にそうした教義に疑問を持ち、神智学協会で、秘教について学んだ後、チベット人のジュワル・クルー大師からの接触を受けて、そのテレパシーで伝えられる教えを筆記したアメリカ人女性・アリスベイリーのチャートにもそうした傾向が見られる。

アリスベイリーに関しては、伝統的なキリスト教の教義を受け入れず、更に硬直した神智学協会の権威にも反発する必要があった。

AliceBailey_chart 出生図を見ると、やはり知性の表示体である水星がラーフが支配星となるアールドラーに在住してケートゥと接合している。

木星は特にラーフの影響を受けている訳ではないが、木星の星座にラーフが在住しているため、間接的にラーフの影響を受けている。
彼女の場合、神智学と出会ってもキリスト教の信仰をやめた訳ではない点で、非常にキリスト教に対して忠実であり、伝統的である。

然し、一方で、神智学の考え方を受け入れて、キリスト教の教義を自身で修正していた。

こうした2つの立ち場を共存させていたが、魚座のレヴァーティーに在住する木星がキリスト教への信仰を表し、双子座のアールドラーに在住している水星やケートゥが、ジュワル・クール大師から伝えられた高度に抽象的な教えを表している。

そうして伝えられた教えは、伝統的な宗教の教えを遥かに超えた革新的なものである。
私は伝統的でメジャーな宗教で教えを受けたという経験はほとんどなく、昔から新興宗教や、こうしたアリスベイリーやブラヴァツキーの教えを通して、宗教的な概念や教えに触れてきた。そして、ヴェーダ哲学もむしろ、こうした人の著作を通して学んだのである。

例えば、アリスベイリーの著作の中には、バガヴァッドギーターについての解釈が述べられていたり、イエスキリストの生涯についての秘教的な解釈が述べられていたりする。

そうしたヒンドゥー教の現代の解釈者たちを通して、ヒンドゥー教の教えに触れる機会を得てきた。

おそらくそれは、私の出生図で木星が山羊座で減衰して逆行し、双子座に土星、ケートゥ、水星が集中し、ケートゥがアールドラーに在住しているからであると考えられる。

非伝統的な教えに触れて宗教的な概念を得てきたというのはその為だろうと思うのである。
こうしたヘレナ・ブラヴァツキーやアリスベイリーといった系統は、ヒンドゥー教やヴェーダ哲学の現代的な解釈を意味しており、つまり、表示体としてはラーフが該当するのではないかと思われる。
そう考えると、ラーフと木星の絡みについては、グルチャンダラヨーガでは片づけられない所があるのである。
ラーフとケートゥは、ミステリアスな惑星だあり、もっと研究が必要なのである。
因みに今回、『インド幻想紀行』の中から面白い部分を抜粋してみたが、P.127~128に興味深いことが書かれている。
インドには各所に大量の蔵書群が存在し、これにアクセスできれば、単にインドの太古史に限らず、世界史上最も深刻な諸問題にも光を当てることになるというのである。

そして、『貴重この上ない写本を多く抱える蔵書群のいくつかが、各地の王侯やこれに従属するパゴダの僧侶たちの手にありますが、大部分はジャイナ教徒たちとラージプートのタークルたちが所有しています。』と書かれているのである。
以前、知人からジャイナ教の中にはジョーティッシュの秘儀が隠されているといった話を聞いたことがあるが、ヘレナ・ブラヴァツキーの紀行文の中でもジャイナ教徒やラージプートのタークル族がほとんどの蔵書を持っていると書かれている。
また以前、私の3室双子座に在住するケートゥにトランジットのケートゥがリターンした時にジャイナ教の関係者が私の所に何名か来て、ジャイナ教関係者の知り合いが出来たのであるが、そうした経験からラーフが表示体となるアールドラーというのは、ジャイナ教の表示体であるということが分かった。

またアリスベイリーの水星やケートゥがアールドラーに在住していることを考えると、アールドラーというのは、ジャイナ教に限らず、密教の表示体ではないかと考えられる。

そして、アールドラーの支配星であるラーフにもそうした意味合いがおそらくあるのである。
ラーフというものは、木星が表すような既存の伝統的宗教を超えて、更に密教の奥義に進んでいくような場合の表示体なのではないかと思うのである。
伝統や既存の教えを破壊して、突き進むような激しさ、そうした木星とは全く違った意味でのスピリチャルな惑星ではないかと思うのである。
(資料)
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ダヤーナンダ・サラスヴァティー師の人柄と著作

アメリカを発つ前の二年間、私たちは、ヨーロッパで知られた一人のバラモンと頻繁に手紙をやり取りしてきました。同氏の名は、1879年現在、全インドに鳴り響いています。

それはダヤーナンダ・サラスヴァティー師です。ダヤーナンダ師の指導の下、私たちは、先史アーリア国家のこと、ヴェーダ文献、それから難解な言語の勉強などを始めたのです。

師は現在のインドで最高のサンスクリット学者と見られており、だれにとっても完全に謎の存在です。わずか5年前、革命の戦線に身を投じるまで、ギリシャやローマの作家が書いた「裸行者」のごとく、ジャングル中に仙人の生活を送ってきました。後に、神秘家や隠者たちの手助けで「アーリアヴァルタ」(アーリア人の住む土地・北インド)の主な哲学体系とヴェーダ文献の秘教的意義とを学んだのです。

師が大衆の前に姿を現したその日から印象は圧倒的で、「インドのルター」の尊称を奉られました。南に北に町を巡り歩き、信じられぬ速さで国を横断し、インド最南端のコモリン岬から北はヒマラヤまで、東はカルカッタから西のボンベイまでを踏破。「唯一神」を説きつつ、ヴェーダ文献を見せて、古代文献に多神教の考えが一語も書かれていないことを示したのです。偶像崇拝を声高に否定しつつ、カースト制度、幼児結婚、迷信に全力で反対してきました。何世紀にわたるヴェーダ文献のこじつけと誤解からインドに入り込んだ悪徳のすべてを叱責し、その責任がひとりバラモンにあることを堂々と非難し、大衆に対して、祖国インドの屈辱、かつて偉大な独立国家でありながら今や没落し、奴隷化した祖国の屈辱は、バラモンにその責めがあると宣言しました。

ところが、イギリスはダヤーナンダを敵というより味方と見ています。民衆に決起を促すのでなく、逆のことを広言しているからです。「イギリス人を追い出した翌日には、われわれ全員が、バラモンの偶像崇拝やイスラムの専制政治に対して立ち上がった者全員が、残らず羊のように喉をかき切られることになるだろう。イスラムたちは偶像崇拝者よりも強く、偶像崇拝者はわれわれよりも強いからだ」と。

にもかかわらず、イギリス側は己の有利な立場をまったく理解していません。だから、2年前プーナ(インド中西部、ボンベイ東方の都市)の人たちが改革派と偶像崇拝の保守派に分かれ、勝ち誇った前者が講演者ダヤーナンダをゾウに乗せてくり出したとき、後者は石や泥を投げつけたのですが、イギリス側は、ダヤーナンダを守る代わりに町から追い出し、以後、帰還することを禁じたのです。

ダヤーナンダは、民衆の狡猾な敵であるバラモンを相手に何度も熱い議論をくりひろげ、そのつど、勝利を収めてきました。ベナレスでは、密かに刺客が差し向けられたのですが、成功しませんでした。ベンガルの小さな町で呪物崇拝をとくに厳しく攻撃したとき、ある狂信者が大きなインド・コブラを行者の裸足めがけて投げつけました。これに噛まれると、三分以内に死亡し、解毒剤も今のところ見つかっていないといわれる代物です。
「ヴァースキ神自身にわれわれのどちらが正しいか決めてもらおう!」とシヴァ神の崇拝者は叫びました。パゴダの秘密を守るため特別に訓練された大蛇が異端者の命を直ちに奪うものと信じていたのです。

「けっこうだ」と脚にからんだコブラを激しい動作で一度に振り払ったダヤーナンダは、「お前の神はのろ過ぎる。私が決着をつける番だ」と言うや、踵ですばやくヘビの頭に鋭い一撃を加えて踏み潰しました。そして民衆に向い、「さあ、行って、皆に伝えなさい。偽の神々がいかに弱いものかを!」と言い放ったのです。

サンスクリット語に精通しているおかげで、ダヤーナンダは、ヴェーダ文献の教える一神教への無知を正したことで偉大な貢献をしたばかりでなく、バラモンの実態を暴くことによって科学にも貢献したのです。バラモンは過去何世紀、インドでサンスクリット文学の学習とヴェーダ文献の解釈を許された唯一のカーストでありながら、その特権を自分たちの利益にのみ利用してきました。ビュルヌフ(エミール・ルイ・ビュルヌフ<1821-1907>、フランスの言語学者。サンスクリット、ギリシャ語、宗教学、日本神話の著作あり)、コールブルック(ヘンリー・トーマス・コールブルック<1765-1837>、イギリスの東洋学者、サンスクリット語を学び、アジアの言語・文化を研究)、マックス・ミューラー(フリードリッヒ・マックス・ミュラー<1823-1900>、ドイツ生まれでイギリスのサンスクリット語学者)などの優れたオリエント学者が現れるはるか以前、インドにはヴェーダの教理が純粋な一神教であることを証明しようとする多くの現地改革者が存在したのです。

ヴェーダ聖典の啓示を否定する新しい宗教もいくつか創立されました。たとえば、ラジャ・ラム・モフン・ロイであり、つづくバーブー・ケシュブ・チュンダー・センで、ともにカルカッタ・ベンガル人です。しかし二人とも決定的な成功を収めることはできず、インドにある無数の宗派が2つ増えただけの結果に終わりました。ラム・モフン・ロイはほとんど見るべき成果もなくイギリスで亡くなり、後継者のケシュブ・チュンダー・センは、「ブラーモ・サマージ」教会を設立しました。これは本人独自の想像の深みから引き出された宗教であるといいます。やがて難解きわまる神秘主義へと没入して行ったケシュブは、今や心霊主義者と「同じ畑で取れたイチゴ」であり、心霊主義者にいわせれば、霊媒でありカルカッタのスウェーデンボルグである、となります。

このようにアーリア・インドの純粋な原始一神教を再生する試みは、今までのところいずれも実を結んでいません。バラモン教の岩盤と数世紀に及ぶ根深い偏見とのために空しく砕け散ったのです。

しかしごらんなさい。図らずもダヤーナンダ師が現れました。最も身近な弟子たちでさえ、師が何者か、どこからきたかを知りません。ダヤーナンダという名前さえ本名ではなく、ヨーガ行者として秘儀参入を認められたとき与えられたものだ、と公に認めています。しかし一つはっきりしているのは、インドにおいて、ダヤーナンダほどサンスクリット学に優れ、哲学が深遠で、説得力に秀で、しかも諸悪を糾弾することに仮借ない人物は極めて稀であり、唯一の前例は、ヴェーダンタ哲学の著名な創立者で多神教教理の帝王、シャンカラチャーリャのみ、ということです。

その外見も劣らず魁偉です。背が高く、肌は、日焼けにもかかわらず白く(インド人というよりヨーロッパ人のようであり)、目が大きく光り、長く伸びた髪は半白です。声は明瞭でよく通り、どんな感情の綾をも的確に表現してのけます。たとえば、甘美で女性的な囁きで諭すかと思えば、僧侶たちの軽蔑すべき不行跡や過ちに対しては怒号の雷鳴を落す、といった具合です。結果として、感じやすく瞑想的なヒンドゥー教徒たちに、圧倒的な影響を及ぼしつつあります。

ダヤーナンダが行くところ、どこでも民衆はその足下にひれ伏します。バーブー・ケシュブ・チュンダー・センの場合と異なり、新宗教を説くでなく、新しいドグマを説くでもありません。今やほとんど忘れられたサンスクリット語へ戻れ、とだけ言うのです。そしてアーリア・インド時代の先祖の教えをヒンドゥー・バラモンと比較して、原初の聖仙たち――アグニ、ヴァーユ、アディチャ、アンギラたち――の教えた純粋な神の概念へ戻るよう諭すのです。またほかの行者のように、ヴェーダ文献が「神からの啓示」だとは教えません。「ヴェーダ文献のことばはすべて、この地上で人間に可能な最高の霊的直感の一種であり、人類史上、必要とあればほかの民族でも同様な直感が生じてきたものだ」と教えます。

この5年間、ダヤーナンダは主に上級カーストの間で200万人の改宗者を獲得しました。改宗者の表情を見ると、師のためには、命も心も、場合によっては、ヒンドゥーにとって通常命より大切な財産さえも、いつなりと師に捧げる覚悟ができているように見受けます。

しかしダヤーナンダは、純粋のヨーガ行者であり、お金に手を触れず、金銭問題を軽蔑し、一日に手の平2、3杯の米があれば満足しています。しかしこの驚くべきヒンドゥー人の生き方は、人間の最も下劣な感情を無造作に弄び、危険極まりない邪悪の怒りをかき立てていて、何かに魅入られたとしか思えません。大理石像でさえ、この恐るべき危険を前にしては、平静ではいられないことでしょう。

師のやり方を現場で目撃したことがあります。身近な信奉者たちをすべて遠ざけ、師を護衛することを禁じました。そしてただ独り、激昂した群衆の前に立ち、今にも飛び掛かって、バラバラに引き裂こうとしている怪物と静かに相対したのです・・・・。

2年前、ヴェーダ文献をインドで最も広く使われている方言のヒンディー語に翻訳することをスタートし、自身によるまったく新しい注釈をつけました。師の著書『ヴェーダ・ブラーシャ』は、ドイツ生まれのサンスクリット学者マックス・ミューラーにとって、翻訳を進める上で最高の参考文献となり、現に師と緊密な連絡をとり相談してきたのでした。オックスフォード大学教授で今一人の優れたオリエント学者、モニアー・ウィリアムズも、インド滞在中、ダヤーナンダ師の知遇をえ、弟子たちと接しえたことで大いに恩恵を蒙っています。
(『インド幻想紀行』H.P.ブラヴァツキー著 加藤大典訳 P.44~50より引用抜粋)
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神智学協会の結成
ここで、話がしばらくわき道にそれます。
二、三年前ニューヨークで、才気煥発な人たちが決起してある協会を設立しました。機知に富む某氏がその協会にあだ名をつけました。曰く、心霊主義不満家協会。この協会の創立者たちは、心霊現象を、大自然の諸現象と同じように信じてはいましたが、なおこの「霊」の理論には反対だったのです。また現代心理学を科学と考えはしました。が、それは心理学発展の最初期のことで、「霊人」の本質が何たるかをまったく知らず、代弁者たちに好都合な説明ばかりを聞かされていたのです。

この協会(「神智学協会」)には、創設当初からアメリカで最も学識ある人々が参加しました。そのため地理学会や考古学会で、ナイル河の水源はどこか、象形文字はどこからきたか、といったことを何年もかけて議論したように、会員の考え方や意見がなかなか一致しないのです。しかし、現にナイルに水が流れ、ピラミッドが存在する以上、水や象形文字の源泉はどこかに存在するはず、という点では意見が一致したように、心霊現象や動物磁気現象に関しても同じことが当てはまるはずだ。こういう現象は解読者が現れるのを待っているのであって、解読の鍵はアメリカやヨーロッパではなく、今もなお魔術を信じ、(社会は信じないが)「奇跡」が現地の僧侶たちによって行なわれ、冷たい科学的唯物論にまだ汚染されていないところ、つまりオリエントに求めるべきだ、と考えたのです。

たとえばラマ教徒は、この協会の理事会の見るところ、神を信じず霊魂の個性を認めていないが、その起こす霊現象は有名である、ということ。また中国では、何千年間、「陰陽道」の名で、「催眠術」が知られ実践されていること、などです。

インドでは、心霊術者たちが「霊」を大変崇拝しますが、一般からは恐れ憎まれています。にもかかわらず、単純で無知な托鉢僧などが、学識ある研究者を困らせる狙いで「奇跡」をやってのけ、ヨーロッパの超一流の魔術師たちを絶望させる腕を見せているのが現状です。神智学会会員の多くはインドを訪れ、また現地生まれの会員も多いので、バラモン僧の「魔術」は自身で目撃しています。

同協会の創立者は、人間の霊の側面に関する無知の広がりに着目し、キュヴィエ(ジョルジュ・キュヴィエ<1769-1832>、フランスの博物学者)の比較解剖学の手法が、いずれ形而上学にも応用され、物理学から心理学の領域へ前者と同じ帰納および演繹の手法に基づいて拡大される、またそうでなければ、精神医学は一歩も前へ進まず、そればかりか他の自然科学分野全体の進歩さえ妨げることとなる、と考えたのです。すでに見られるように、生理学が、本来の領域でない純粋形而上学的な抽象科学の分野、未開のこの分野を徐々に侵食しており、しかもその野心がないかのように振る舞っています。こうした自然科学分野の個差を無視した強引な体制に依拠しつつ、心理学を科学の一分野に仕立て上げようとしているのです。

さて神智学協会員は、ほどなく数百人の集まりから数千人の規模へと急成長しました。「アメリカ心霊主義」(心霊主義者の数は推定で千二百万人)に不満な人全員が移ったのです。
やがて傍系の支部も、ロンドン、コルフ(ギリシャ西岸沖の島第一の港市)、オーストリア、スペイン、キューバ、カリフォルニア等に設けられ、実験が行なわれた結果、「現象を起こすのは、霊ばかりではない」ことがいっそうはっきりと確認されました。
(『インド幻想紀行』H.P.ブラヴァツキー著 加藤大典訳 P.50~52より引用抜粋)
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アーリア・サマージとの提携

そのうちインドとセイロン(現スリランカ)にも支部ができました。ヨーロッパ人より仏教徒やバラモン教徒の会員の方が多くなったので協定が結ばれました。そして協会名に副題として「人類同胞会」が加わりました。スワーミ・ダヤーナンダが創立した宗教改革党の「アーリア・サマージ(アーリア人協会)」のリーダーとくり返し書信で交渉した結果、協定が成立し、ニューヨーク協会の理事長が、現地でサンスクリット学者の指導を受けながら、ヴェーダ文献の古代語、写本、ヨーガ行法の「驚異」などを研究するため、インドへ特別使節団を送ることが決まったのです。使節には、ニューヨーク協会の会長と二人の秘書、そして二人の理事が選ばれました。1878年12月17日、使節団はニューヨークから、ロンドン経由でボンベイへと向い、1879年2月目的地に到着したのです。
「協会」に所属しない使節に比べれば、この使節団員は好条件に恵まれており、インドの研究や詳しい調査を進めるなどの上で、有利な立場にあることは明らかです。団員は「兄弟」と見なされ、有力な現地人の援助を受けられます。協会員のなかには、ベナレスやカルカッタの学僧、セイロンの仏教寺院の高僧たち―― そのなかには学殖深いスマンガラの名も見えます(この人は、ミナーイェフがその旅行記に述べているアダムズ・ピークにあるパゴダの大僧正)― チベットのラマたち、ビルマやトラヴァンコール(インド南部の旧藩王国)その他の学僧たち、などが含まれています。使節団のメンバーは、従来ヨーロッパ人が足を踏み入れることのなかった聖域に入ることを許されています。したがって、「厳密な」科学の代表者たちがわが信奉者たちに対して見せる、あの聞く耳を持たない頑迷さと敵意にもかかわらず、人類と科学に少なからず貢献できるかもしれません。

ボンベイ上陸と同時に、ダヤーナンダ師に電報を打ちました。個人的な知己をえたかったからです。師の返事には、ハルドワールへ行かねばならない。例年何十万人の巡礼が集まるので、とありました。そしてハルドワールに来ないように、必ずコレラが発生するから、とあり、パンジャブ州のヒマラヤ山麓にある場所を指定して、一か月後に会おう、ということになりました。そういうわけで、私たちはボンベイの名所やその周辺をくまなく探索する時間ができたのです。

市内をざっと見回ってから、急遽デカン地方へ出かけて、カールリーの大寺院での祝祭を見学しようということになりました。この寺院は、仏教の古代石窟寺院といわれ、バラモン所属の寺院だった、ともいわれます。後に、サールセット島のターナーとカーンヘリ寺院を訪ねてから、ニキタの息子、アタナシウスが絶賛したチャウルを訪問する予定を立てました。
(『インド幻想紀行』H.P.ブラヴァツキー著 加藤大典訳 P.52~54より引用抜粋)
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アクセス不能の蔵書群

一般的に言って、インドでの考古学者の地位は悲しいものです。大衆は、無知に沈み込み、何の役にも立ちません。一方、教養あるバラモンたちは、パゴダ内の秘密の蔵書ですべての秘儀を授けられますが、そのことには口をつぐんだ上、あらゆる妨害行為で考古学的研究を邪魔します。

とはいえ、今までの歴史的経緯を考えれば、バラモンたちの行為を非難するには当たりません。何世紀にわたる苦難の経験から、他人を信じず、かつ用心深くあることが己を救う唯一の道であることを教えられたのです。さもなければ、国家の歴史も神聖な宝物も回復不能なまでに失われるだろうということです。

何世紀もの間、インドを分断し国家の基盤そのものまで揺さぶってきた政争やイスラムの侵入、すべてを破壊し尽す狂気じみたイスラムの略奪、聖典を探し出し破壊するためには、どんなに巧妙な計略をも辞さないカトリックの宣教師たち――こうしたすべてが、バラモンたちの行為を正当化して余りあります。

しかし、世紀を通じたこれらの破壊にもかかわらず、インドには各所に大量の蔵書群が存在し、これにアクセスできれば、単にインドの太古史に限らず、世界史上最も深刻な諸問題にも光を当てることになります。貴重この上ない写本を多く抱える蔵書群のいくつかが、各地の王侯やこれに従属するパゴダの僧侶たちの手にありますが、大部分はジャイナ教徒たちとラージプートのタークルたちが所有しています。
(『インド幻想紀行』H.P.ブラヴァツキー著 加藤大典訳 P.127~128より引用抜粋)
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タークル族と城塞

太古のタークル伝説によれば、その城砦は、いずれも岩山の頂に、まるでワシの高巣のごとく、ラージャスタン全土に散在するといわれます。ジャイサルメルとパターナの写本群は有名ですが、政府はまったく手を出せません。

写本は、太古の、長く忘れられた言語で書かれていて、高僧やその秘儀を授けられた図書係にしか理解できないのです。ある分厚い二折本は、とくに神聖不可侵と見なされており、ジャイサルメル(ラージプート砂漠の首都)のチンターマニ寺院の中央に太い金の鎖でつながれており、新しい高僧が着任したときだけ、取り出して埃を払い綴じ直すのです。
(『インド幻想紀行』H.P.ブラヴァツキー著 加藤大典訳 P.128より引用抜粋)
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不食について その2

先日、ジョーティッシュアカデミーのインド占星術マスターコースに参加している方の招待で不食で有名な秋山佳胤さんの誕生パーティーに参加した。

秋山佳胤さんは、以前、このブログでもその著作を紹介した食べ物も水も飲まないでプラーナだけを摂取して生きている方である。

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私としては特に誕生パーティーに参加して話を伺うだけのつもりだったのだが、余興として秋山さんの鑑定をすることになり、参加者の前で、デモンストレーションさせて頂くこととなった。

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チャートを見ると、ラグナが蟹座のアーシュレーシャで、ラグナロードの月が蟹座のプシュヤに在住している。

アーシュレーシャは何事でも熱中しやすいタイプである。

また世間の道徳や常識に全く囚われないナクシャトラである。
私が以前、鑑定した検証事例でもアーシュレーシャは世間の常識にとらわれないだけに非常に普通でない興味深い人生を歩んでいる。
そして、チャートを見て、非常に興味深かったのは2室にケートゥと金星が在住している配置である。

2室は食べ物とか口から入るものを表すハウスである。
従って、もし2室にラーフが在住していたら、暴飲暴食とかを表すのだが、2室にケートゥが在住していたら、菜食とか少食を表すのである。
但し、秋山さんは、食べ物も水も飲まないで、エーテル界のエネルギーであるプラーナをチャクラから摂取して生きている。

従って、菜食や少食というものを超えて、不食の域にまで達したということである。
仙人が「霞を食べて生きる」という言葉があるが、「霞」、「プラーナ」を食べて生きる人の配置は、2室のケートゥのようである。
そして、私が鑑定して気づいたのは、2015年9月6日からマハダシャー金星期に移行しているということである。
従って、最近、金星期になったばかりだが、過去7年間に渡って、2室に在住するマハダシャーケートゥ期を過ごしてきたのである。

それで、秋山さんに確認してみると、やはり、不食を実践してきたのが、その過去7年間であるということであった。

それで、2室にはケートゥが在住しているが、同時に金星も同室している。

この金星は美食も楽しむことを表している。

秋山さんが著作にも書いていることだが、時々、付き合いで食べなければならないことがあり、そうした場合には皆と同じものを食べるのだという。

従って、全く食べない訳ではないのである。
私の見立てでは、マハダシャー金星期になったので、今後、食べる機会も増えてくるのではないかと思うのである。

また4、11室支配の金星が2室に在住しており、金星からみて2室に惑星集中しているので、今後、有名になり、収入も増えてくるのではないかと思うのである。
実際、最近、秋山さんは各方面からの講演依頼が殺到しており、以前は、お茶会などで気軽に会うことが出来たのが、最近はアポイントが難しくなったのだという。

つまり、今回は誕生パーティーということで、会うことが出来たらしいのである。

おそらく、2015年9月6日からマハダシャー金星期がスタートしているので、それ以降、アポイントが増えてきているものと思われる。
従って、今後は、より知名度が増す中で、不食を通じて、人に教えたりする機会も増えてくるはずである。

然し、皮肉なことに2室に在住するマハダシャー金星期になって、金星からみた2室に惑星が集中しているので、不食で有名になった後は、

不食をする機会が間違いなく減っていくことが予想されるのである。
その人を世間が認知する時(11室)は、その人の業績(10室)は終わっているのである。

従って、世間が認知するタイミングは、常に遅れている。

因みにその後で、その誕生パーティーに参加していた別の方と話す機会があったが、やはり、確認してみると、ラグナからみて2室にケートゥが在住し、土星がアスペクトしている。

昔から食に執着がなく、食べることが嫌いで、栄養は点滴などで取ればいいのではないかと考えていたという。
また前回の不食の話で紹介した不食実践家の山田 鷹夫氏のチャートを見てもそうである。

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ラグナの配置は分からないが、月から見て2室にケートゥが在住して逆行の土星が絡んでいる。
従って、不食というのは2室ケートゥの典型的な配置である。

このように不食というのも、ある程度、カルマ的に決まっているのだから、学校などで食べない子供に無理やり食べさせようとするのは間違っていると言わざるを得ない。

因みに私は、2室にはケートゥは在住しておらず、ラグナから見て2室支配の金星が5室に在住し、月、太陽から見て2室には金星が在住している。

ケートゥは特に絡んでいない。

昔から食べ物にはかなり執着がある方である。
最近、不食の話に啓発されて、不食を実践してみたが、暫くして挫折して、なんだかんだと理屈をつけて食べている自分を発見する。

然し、朝、昼など食べないでいると体の調子は良いし、また集中力が高まり、意識がクリアになるのは確かである。

但し、不食を実践していると、体がフラフラになり、体が急速に痩せて、頬もこけて来て、あまり健康的に見えない。
やはり、不食というのは少食が長期間に渡って習慣化し、その上で、自然に不食に至るという形で、展開するのが正しいようである。

それは頑張ったり、目指すようなものではないようである。

今回、このように不食に関して、非常に貴重な経験が出来た。

不食のカルマというものが明らかにあるのである。















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不食について

先日、行なったインド占星術マスターコース第2回の終了後の懇親会で、参加者の方から不食についての話を聞いた。

日本人で食物を摂取しないで、プラーナで生きている人が何人かいるということであった。

早速、私は本を買って来て読んだが、非常に大きく影響されている。

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『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』秋山 佳胤 (著), 森 美智代 (著), 山田 鷹夫 (著) マキノ出版
『食べない人たち ビヨンド 不食実践家3人の「その後」』秋山 佳胤 (著), 森 美智代 (著), 山田 鷹夫 (著) マキノ出版
これらの本の中から不食のメリットを抜粋、要約すると以下のようになる。
(不食のメリット)

・体が元気になり、若返る ※細胞そのものが活性化されて若返る
(消化吸収にエネルギーを消耗し、重い食事によって眠くなり、摂取した栄養を燃焼させることで活性酸素が発生し老化を促進させるといったことから解放される)

・消化吸収で体が疲れなくなるため、短時間の睡眠で足りる

・一日が三倍に使える(食材を買うこと、料理を作ること、食べること、食休みをすること、使った食器を洗うこと、こうした作業が不要となることによって)

・難病も克服できる

・悩みがなくなり、いつも楽しい(不食ハイ:空腹で体の中が空っぽになり気持ちがよい気分が高揚した状態)

・お金がかからない

(不食のデメリット)

・暇を持て余してしまう(食事が最大の暇つぶしになっている)

(食事をすることのデメリット)

・体が疲れて重くなる
・すぐに眠くなる
・意識が低下する
・直感、創造性、鋭敏な感覚が鈍くなる
・消化吸収に消耗し老化する
・時間を消耗する
・睡眠時間が長くなる
(食べたくなるのは?)

・悩むとき
・つまらないとき
・悲しい、さびしいとき
・暇になるとき
実は、私はこの著書の中の一人である山田 鷹夫氏の『不食-人は食べなくても生きられる』三五館 を既に以前、読んでいた。

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不食をすると健康になり、細胞が若返り、様々なメリットがあることを知って素晴らしいと思ったが、やはり、この人は変人で、
特別なのであり、一般的な人が実践するのは不可能ではないかと思って、そのまま忘れていた。
素晴らしいとは思ったが、特に実践してみようという気にまではならなかった。

然し、今回は何故か、私の心に非常に大きく響いたのである。

それはおそらく、現在、土星が私の8室にトランジットしていて、2室と2室の支配星にアスぺクトしているからである。

特に木星が7/14から獅子座に移動して、蠍座へのアスぺクトが無くなってから単独で、土星が8室にトランジットし、2室や2室の支配星に
アスペクトしている。

2室は口や口から入るものを表し、食事や食べ物を表すのは2室である。

この2室に通常、金星や木星などの吉星が在住やアスぺクトしていれば、美食家になるが、2室を土星などの凶星が傷つけていれば、
あまり食にこだわりのない人になると思われる。

トランジットの土星が2室や2室の支配星に単独でアスぺクトし始めてから、私は食べたいという欲求がなくなり、食事を制限する気分になっていたのである。

経済的にも食べるためにお金を使うのを制限するようになっていた。

従って、そういう状況になりつつあった時に不食の話を聞いたのは、まさに絶妙のタイミングであったと言える。

元々私のラグナはバラニーであり、胃宿と呼ばれていることからも推測されるように非常に大食で快楽主義者である。

またラグナから見て2室の支配星である金星が5室に在住し、また月、太陽から見ても2室に金星が在住していることからも食で楽しみたいという欲求は強いのである。

仕事帰りに色々な新しい店を開拓して食事をして帰ったり、食事をした後も食料品店に立ち寄り、夜食を買って帰り、深夜にパソコンに向かいながら食べたりといったことをよくしていた。

従って、食事を制限するとは全く正反対の生活を送っていたのである。食べたい時はいつでも食べるというのが私のポリシーであった。

然し、この今のタイミングにおいて、いつになく、私は食を制限するようになっているのである。

これはやはり、土星の2室へのトランジットが関係していると思われる。

そして、食事を制限することによって幸福になる『不食』という霊的教えと出会ったのである。

食事をしないで、プラーナだけを摂取して生きるというのは、非常に秘教的な深い体験である。

プラーナを摂取してエネルギーに変換するという特殊な能力が必要である。それはシッディの一種である。

シッディは8室が表すため、それで、私は8室に土星がトランジットして、2室や2室の支配星にアスぺクトしているこのタイミングにおいて、

食物を摂取しないで、プラーナで生きるというこの霊性開発についての教えについて学んでいるのである。

土星は精神的、霊的な惑星であり、非常に真面目な惑星である。

土星は制限や困難、捨てること、失うことといった物質的にはマイナスの事柄によって深い精神的な訓練に導く惑星である。

従って、この『不食』という教えは、土星による霊的啓発なのである。

パラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』という本にも聖者ギリバラという何も食べないで生きている女性が出てくる。

この女性はあるマントラによってそのような状態になったらしく、そのマントラを明かすことは師から禁じられていると確か書かれていた。

従って、何も食べないというのは、シッディの一種であり、プラーナを摂取して生きるという本来、特殊な能力なのである。

従って、こうした本を読んでも、私たち一般人とはかけ離れた世界であるため、こういう変人のような聖者がいると思うだけで、私たちがそうした人の真似をしようとは
全く思わない。

然し、『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』といった本で紹介されていることは、ごく一般的な人に不食への道を勧めているという点で、全く異なっている。
今まで特殊な一部の人にしかできなかったことを人類が一般的に出来るようにと、そういう方向性へ導く啓蒙書なのである。

このような『不食』の概念が世に出てきたのは、今が世界と人類が霊的に進化する大きな変換の時期であるからだと思われる。

これはおそらく今、主流である石油や石炭などの化石燃料を燃やす、火力発電や、核分裂による原子力で蒸気を出してタービンを回すなどの原始的な発電方法から、

フリーエネルギーや安全な原子核融合、太陽からエネルギーを取得する方法などの発電方法へエネルギー政策が移行していくことと対応しているように思われる。

人類は石油や石炭などの資源を確保するために戦争を起したり、食料を確保するために戦争を起したりしてきた訳だが、そうした資源が必要なくなれば、争いもなくなってしまう。

然し、そうした資源を必要とする為に争いが起こったり、葛藤が生じて、それを解決していくということの中に人類の学びや成長の機会があったことは確かである。

『あるヨギの自叙伝』の中の聖者ギリバラもマントラを明かすことを師から禁じられていたのは、もし食べる必要がなくなれば、人類が食物の獲得で葛藤し、そこから生じてくる様々な悩みや苦しみから学ぶ機会も失われるからである。

そうした資源獲得競争、食料獲得競争というものは、一定の学びをもたらしたが、そうした低次の学びの機会をもう少しで卒業する所まで来たということではないかと思われる。
従って、消化吸収などに非常にエネルギーを消耗する通常の食物摂取から、プラーナ摂取で生きるという未来人間の概念が出てきたのではないかと思われる。

そして、人類の文明のエネルギー取得の手段も石炭や石油、原子力などの燃焼させて環境を汚染する効率の悪いものから、フリーエネルギーや安全な原子核融合、太陽からエネルギーといった燃焼を伴わないよりクリーンで安全なエネルギーにシフトしようとしているのである。

これらはおそらく同時的に進行していくのではないかと思われる。

私は2014年1月30日から金星/ラーフ期に移行したが、それまでの金星/月期、金星/火星期と経過した3年間ほどは体調を崩していた。

それは病気ではないが、今から思えば食べ過ぎから来る体調不良であった。

食べなければ損だとばかりに大食し、夜食を買って帰り、深夜に食べるなどの生活を繰り返していた為に朝起き上がれないなどの症状が生じてしまっていた。

それでアーユルヴェーダなどに興味が出て、夜22時以降は食べないなどの生活習慣の改善などに若干、興味を持ち始めたのである。

そして、最近は夜食を食べるといったことも少なくなっていた。

もともと生まれつき体は健康であったため、健康などに全く興味がなかったのであるが、朝起きた時に体がだるかったり、昼間に食べ過ぎで眠かったりする状況は、食べることが当たり前の習慣と化している状態では中々改善することが出来ない。

然し、元々人間は食べなくてもいいのであり、そちらの方が正常でより優れているという『不食』の概念は革命的なのである。

本の中にも書いてあるが、『断食』のように本来、食べることの方が正常であり、食を断つことは特殊なことで苦行であるといった概念とは全く異なっている。

そうした意味で『不食』という概念は素晴らしいのである。

そして、不食のメリットは多く最もお金のかからない健康法であり、また基本的な能力開発や自己啓発でもある。
また食事をすることのデメリットというものを私も最近、特に意識するようになってきた。

もう一度、引用するが、以下のように食事をすることのデメリットは沢山ある。

・体が疲れて重くなる
・すぐに眠くなる
・意識が低下する
・直感、創造性、鋭敏な感覚が鈍くなる
・消化吸収に消耗し老化する
・時間を消耗する
・睡眠時間が長くなる
特にすぐに眠くなるというのは、様々な作業をする上で、大きな障害となる。

成果を上げるには、直感、創造性、鋭敏な感覚が必要である。

従って、食事は創造活動の障害であると思えるのである。
『不食』によって得られるメリットは非常に大きくデメリットはほとんどなく、また苦行ではなく、徐々に実践できるため、これから長期的に実践していきたいテーマの一つになっている。

これはやはり、8室をトランジットして、2室や2室の支配星にアスペクトしている土星のおかげである。
因みに本の中では、いきなり不食を目指すのではなく、最初は少食を目指して、それで徐々に慣れた後、最終的に不食になるのが望ましいと述べられている。

まずは、一日一食を目指すのがよいそうだ。
この『不食』という概念は非常に素晴らしく、今まで食べないといけないように思っていた常識が覆される心境である。

つまり、昼休みが来ると何の疑問も持たずに食べる、夜が来ると当たり前のように夕飯を食べるといったことを繰り返していて、食べることは習慣化しており、時間が来ると自動的にその行為を行なっている。

その常識を疑ったことがないので、食べることが当たり前になっているが、本当は食べない方が正常であり、より優れていて『善い』のであるということは、おそらくあまり聞いたこともないし、見かけなかった思想である。

西洋の成功哲学などの中にもないし、また東洋の思想の中でも見かけたことはなかった。

従って、革新的な概念である。
先日、俳優の榎木孝明が不食を実践していることが報じられていた。

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榎木孝明、30日間「不食」生活中!摂取水だけ
2015年6月17日11時0分 スポーツ報知

俳優の榎木孝明(59)が、5月20日から続けてきた30日間の「不食」を18日に終える。15日夜、インタビューに応じた榎木に、今回の思い切った行動を起こすきっかけや、体に及ぼしたさまざまな変化を聞いた。

修行僧のような姿ではなかった。榎木は痩せているものの元気で顔色も肌つやもいい。「絶食、断食ではない。食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。不思議ですが一度も空腹感はない。心地良い満腹感に満たされているような。苦痛を探してもないんです」

この間、万が一に備え、専門家の指導を仰ぎ、都内の研究室に泊まり込み、ここから仕事へ。摂取は水のみ。血糖値や塩分対策で1度あめ玉を補給しただけだ。採血、検尿、心電図を毎日検査しているが異常はなく、9キロ減った体重はいま71キロをキープしている。

飽食時代。04年ごろから「不食」本が注目され始めたが、榎木は20代からインド中心に一人旅を続け、飲まず食わずで帰国後、いつも体調が良くなっていることに着目。短期間の「不食」を何度も経験してきた。「食べないと死ぬ、という恐怖感が良くない」。スケジュールを調整し、1か月間の実験を敢行。さまざまな変化が起きた。

「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました」

榎木は、この経験はあくまで個人の体験に基づくもので研究の第一歩だと強調。「これを強制するものではないし、私自身、食文化を否定しません」。無事に「不食」を成功させると、2日後にはテレビの“食レポ”の仕事が待っているそうだ。(内野 小百美)
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このように『不食』はかなり注目されているものと思われる。
この『不食』という概念自体は、山田 鷹夫氏が初めて提唱したそうである。

山田 鷹夫氏の出生図を出生時間が分からないので、12時で作成してみたが、

出生時間を00:00:01にしても、23:59:59にしてみても月は蟹座のアーシュレーシャである。

YamadaTakao_chart
月からみると2室にケートゥが在住しており、逆行の土星がアスぺクトしている。

従って、この辺りに不食を実践するセンスが感じられる。
牡羊座に太陽、火星、逆行の水星が在住しており、3室支配の水星が牡羊座で高揚する太陽とムーラトリコーナの火星と接合している。

この配置は強力である。太陽はナヴァムシャでも高揚している。
この強い牡羊座は、指導者、ナンバーワンになる配置である。前人未到の境地を切り開く配置である。

だから、『不食』という全く新しい概念を自ら創造し、提唱したのだと言える。

その概念を『不食-人は食べなくても生きられる』という本にまとめて出版したのは3室支配の水星が5室、10室支配の火星と2室支配の太陽と月から見た10室で接合しているからである。火星は5-10のラージャヨーガを形成しており、太陽と火星はダナヨーガを形成している。

この牡羊座の太陽、火星、水星から見ると2室牡牛座に強い定座の金星が在住している。

この金星はナヴァムシャでも高揚して強い。

従って、本来、山田 鷹夫氏は美食家なのである。
山田 鷹夫氏は本来、美食家で何でも味わってみたい性格ではないかと思われる。

実際、『不食-人は食べなくても生きられる』にはありとあらゆるものを食べてみる、体験してみるという食道楽の一面をのぞかせていることが分かる。

また『不食』の他に『超愛』といった様々な新概念を提唱している。

こうした人に生き方を解く人物は、教師であり、宗教家であるが、これは月から見て9室に在住する強い木星が表していると思われる。

ダシャムシャチャートを見ても水星、木星、金星が高揚やムーラトリコーナの配置でお互いにケンドラの位置関係にある強力なチャートである。

『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』
『食べない人たち ビヨンド 不食実践家3人の「その後」』

は、非常に参考となる良書であったので、興味がある方は是非、読んでみることをお勧めします。















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獅子座は宗教に弱い

7/14から木星が獅子座に入室し、土星が蠍座から獅子座にアスぺクトすることで、本格的に獅子座へのダブルトランジットが成立している。

そのことで、いろいろ出来事が起こり始めた人が続出している。

木星や土星が移動するタイミングでは毎度のことである。

あるスピリチャル系の集会に友人に誘われて行く機会があった。

開始時間よりも少し早めに着くとそこは獅子座の人だらけであった。

獅子座の人たちは見れば一目で分かる。

ジーンズなどのラフな格好で不器用な性格で寛大で鈍くささを漂わせているが、根拠のない自信に裏付けられて、寛いだリラックスした雰囲気で、声や態度が大きいことが特徴である。

そのグループの集会では、形而上の神からの信託を特殊なメソッドによって受信し、様々に解釈してそのお告げを分析し、日常生活に生かすということを行っている。

このように形而上のメッセージをチャネリングや信託、様々な前兆によって受信し、未来を予測するのは8室(非物質・非法則)の象意である。

※因みに9室は法則のハウスというが、それは「常識」と呼ぶこともできる。つまり、9室を損失する(12室目)8室は非常識なハウスである。

8室の支配星のダシャーの時期にしばしば夢や霊感などによってメッセージを受け取るのである。

そのようなことをラオ先生も書いている。
その信託の受信の仕方には言葉の音に様々な漢字を当てはめて、漢字の「つくり」などから象意を解釈するなどの方法がある。

例えば、神戸で地震が起こった時に「神戸」を”神の戸が開く場所”と解釈し、「神戸」は神からの特別な啓示や役割のある街であるなどと解釈するのである。

宗教的なグループ、神に献身的なグループに行くと万事がこの調子である。

論理ではなく直観やフィーリング、類似や比喩によって物事を解釈するのである。

これは典型的な魚座のグループであり、人々である。
私自身、ラグナロードの火星が12室の魚座に在住しているので、このような魚座の宗教的な世界は嫌というほど経験して来ている。

そこでは形而上の世界について知るには形而下の因果律などで論理的に解釈するのではなく、類似、比喩といった象徴解釈によって形而上の理由を知ろうとする姿勢が見られる。

つまり、前兆学的な解釈を神の啓示として考えるのである。

そして、私が即座に理解したのは、彼らは獅子座の人々であり、8室の魚座に惑星が在住するなどして魚座に特別のカルマがあり、巫女のパフォーマンス、信託などによって宗教性(魚座)と関わらざるを得ない人々なのであるということである。

彼らは信託、チャネリングといったものをありがたがって、それらの啓示を信じ切り、啓示に依存していく人々である。

やがて、それは麻薬のようにそれなくしては生きられないような人々を生み出すはずである。
私は獅子座と宗教(魚座)というこの全く異質な組み合わせに対して違和感を感じて来た。

獅子座の人々は、宗教オンチであり、本来、宗教がよく分からない人々である。

世俗の王なのであり、宗教は全く似合わない。

その世俗の王が全く宗教的センスがないのに信仰を熱心に実践しているのを見ると、どこか滑稽である。

彼らは全く自分たちがセンスがなく才能もないことをぎこちなくやっているのである。

通常、8室というのは自分が近寄りたくない相手であり、避けたい相手である。

だから獅子座の人々は、通常、宗教に近づかない。

然し、獅子座の人々が宗教にはまった時には全く惨めなまでに我を忘れ、盲目的に神のお告げ(信託)に没頭する。

その姿は、アルコール依存症のように惨めである。

※例えば、ラスプーチンに操られたロマノフ王朝などが考えられる。宗教家と王室という組み合わせである。
自分の弱点であり、全く不得手とするものにはまった人は、完膚なきまでに徹底的に搾取され尽くすのである。

つまり、世俗の王を支配するのは宗教家なのである。

何故、世俗の王(政府)が宗教に厳しい税金を課すことができないかというと、それは彼らの弱点、急所(8室)だからである。

日本でも政治家が宗教家の元にお忍びで通い、様々な相談事をしているケースがあるようである。

彼らは神託をありがたがり、神託を過大評価する。そして時には依存する。
私は友人の誘いで訪れた集会でそのような獅子座の人々の悲哀を感じ取った。

そこで「先生」と呼ばれている講師の立ち居振る舞い、話の内容、教えは明らかに魚座に彩られている。

明らかに魚座の宗教家であった。

従って、その集会の構図は魚座の宗教家が獅子座の人々を洗脳し、完全に支配しているという構図であった。

獅子座の人々には「先生」の言っていることが正しいかどうか検証する術を持たず、また神託が正しいかどうかを検証する術を持たない。

それらはただ受け入れられるだけである。

それが本当かどうかは試してみるまでは分からない。

分かるためには数か月~1年試すことを要求されるのである。
確かに8室で何か霊的なシッディなどによって何らかのインスピレーションを受けたとしてもそれに判断を頼るのは騙される可能性が高いと言わざるを得ない。

それが8室の盲目性なのである。例えそれが質の高い高級霊からのメッセージであってもである。

そのように論理や理性を失った世界が8室の世界である。
私は獅子座の人々が好きである。

鈍くさいが裏表がなく単純な彼らと波長が合う。皆、人がよく親切である。

然し、神託に判断をいだねる場合、それは5室の支配星が8室に在住している状態であり、マインドの死、判断力の停止である。

その状態からは、無責任や無知などあらゆる苦悩が生じるのである。
土星が蠍座にあり、獅子座に木星が入室し、金星が入室し、月も入室した時、このようなことが起こったのである。

獅子座にダブルトランジットが生じているので、魚座の教祖が獅子座の人々を支配するという人間界の悲哀の舞台を私は垣間見たのである。
この獅子座と魚座の関係で思い出されるのが、参議院議員の山本太郎が天皇陛下(魚座)に手紙を渡したあの一件である。

あれだけ、人に媚びず、自己を確立した山本太郎が、天皇陛下には頭を垂れ、手紙を差し出して、依頼心を示したのである。

あの人に媚びない山本太郎が、古の宗教的権威である天皇には、卑屈に振る舞い、依存したのである。

あの姿が獅子座が魚座にひれ伏す図である。

つまり、王様(獅子座)よりも宗教家(魚座)の方が強いのである。

それは西欧においてローマ教皇と世俗の王の関係にも見られた。

私は獅子座が魚座にひれ伏す図をまさに目の前に目撃し、そこで、どのような力関係で何が行われているかを理解した。
因みに私は1、8室支配の火星が12室の魚座に在住している。

8室の支配星が12室に在住しているため、ヴィーパリータ・ラージャヨーガである。

だからか、私は非常に濃密に宗教的経験をして来たし、せざるを得なかったのだが、だが宗教に支配されたことはなかった。

むしろ、私自身が宗教によって自己を克服し、宗教によって生かされた人間であり、一つの宗教家の一種であるのである。















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モルモン教の教祖・ジョセフ・スミスに40人の妻がいた!

本日付のCNNニュースで、モルモン教創始者のジョセフ・スミスに40人の妻がいたという事実が判明したと報じている。

同教会がこの程、初めて「慎重に見積もってもその数は30~40人」だったと認めたそうである。

教祖の汚点や不祥事のようなことは、通常、隠ぺいされるものであるが、この程、教会が事実を認めたということは、この伝統信奉的な宗教的原理主義者たちの教団に何か変化が起こっていることを示している。

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モルモン教創始者に40人の妻がいた、信者に衝撃
CNN.co.jp 11月12日(水)12時15分配信

(CNN) キリスト教系の末日聖徒イエス・キリスト教会(通称モルモン教)は、創始者ジョセフ・スミスに30~40人の妻がいたことが分かったと明らかにした。妻の中には既婚者や14歳の少女もいたという。

スミスの結婚歴を巡っては歴史学の中でさまざまな説が飛び交っていた。同教会はこれまで妻が1人しかいない姿を印象付けようと腐心してきたが、このほど初めて「慎重に見積もってもその数は30~40人」だったと認めた。

同教会は米政府の圧力を受けて1890年に重婚を禁止している。

スミスは神から特別な啓示を受けた預言者として信者の間で信仰されてきた。しかしこれほど多くの女性と結婚していたという事実に、一部の信者は衝撃を受けている。

同教会によれば、スミス本人は複数の女性との結婚を望んでいなかったが、1834~42年に天使が3回現れて結婚を迫り、最後には剣を抜いて「戒律に従わなければ破滅させるとジョセフを脅した」とされる。

スミスの結婚相手はほとんどが20~40代だったが、最年長は56歳、最年少は14歳だった。「この年齢での結婚は当時は法で認められ、10代半ばで結婚する女性もいた」と同教会は記している。
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因みに私はずいぶん前にこのジョセフ・スミスの出生図について記事を書いていた。

この程、再び、このジョセフ・スミスのチャートを見てみて、40人の妻がいたことを示すような配置が確かに見られる。

JosephSmith_chart
例えば7室に金星が在住しているが、ラグナロードの月も7室に在住している。

7室に金星が在住し、配偶者の表示体が重なっており、女性との関係に甘美なロマンスを求める配置である。

そこに母親の表示体である月が在住することにより、彼は配偶者に対して母性を求め、年齢層も幅広かったのである。

従って、妻の中には既婚者や14歳の少女もいたというのは、既婚者で母性をある程度、発揮している女性か、月が象徴する14歳ぐらいのまだ成熟して大人の女性になる前の少女を好んだからである。

結婚した妻の年齢層が14歳~56歳と幅広かったのはその為である。
月と金星が絡むことは結婚によくないと言われるそうだが、金星は配偶者の表示体であり、月は母親の表示体である。

通常、自分の母親と似た人を妻にすると言われるため、月こそが配偶者の表示体とも言われる。

この2つの配偶者の表示体が接合すると、おそらく非常に彼自身が、子供から年配の女性まで幅広い人気を誇るようになると共に彼自身も幅広い年齢層の女性と交流することを好むようになるのである。

しかもその金星と月は配偶者の7室に在住している。従って、金星、月、7室と、配偶者の表示体が三重に絡んでいるのである。

そして、彼は蟹座ラグナだが、蟹座ラグナは女性から人気があることを表している。また彼自身のキャラクターがマザコン的で年上の女性を好むことを表している。

「冬のソナタ」で韓国人気俳優のペ・ヨンジュンが日本の主婦層から支持を受けたが、彼のナヴァムシャの月と太陽は蟹座に在住している。

マイケル・ジャクソンも牡牛座ラグナで3室の蟹座に金星が在住しており、10室に月が在住していたが、月や蟹座というのは女性からの人気を表している。

マイケル・ジャクソンのツアーのビデオなどを見ると、若い女性から年配の女性まで幅広い女性がマイケル・ジャクソンの歌に熱狂し、涙を流し、失神を起したりしているのだが、まさに月や蟹座が顕著な特徴を示している場合は、大変な人気者になるのである。

おそらく、ジョセフ・スミスも子供から既婚者や年配の女性まで幅広い人気を博し、また彼もまた幅広い年齢層の女性を好んだのである。

従って、彼についての女好きという評価は、そのようなあり方を評したものである。


おそらく月と金星のコンビネーションが結婚によくないと言われるのは、この配置を持つ人物が女好きになる一方で、結婚対象となる大人の成熟した女性ではなく、少女や年配の女性などの結婚適齢期に該当しない女性たちから人気が出て、かつ、当人もこうした結婚適齢期に属さない女性たちを好むようになってしまうからである。

常に母性により自分を子供のように扱ってくる年配の女性や少女を相手にしているうちに時間が経過して自分の結婚適齢期というものを逃してしまうのである。

このような女性の母性を好むジョセフ・スミスのような人物が結婚しようとしたら、このようなカルト的な様相を呈してしまう訳である。

JosephSmith_photo
そして彼の場合、更に出生図とナヴァムシャの両方で7室支配の土星が4室に在住している。

出生図では7室支配の土星が4室で高揚して強力である。

この配置は配偶者が自分の家(アシュラム)を専業主婦のようにして守ってくれる配置である。
この4室で高揚する土星はまた彼の教団内で教団のお世話をする妻たちを表しているのである。

そして、更に彼の場合、9室支配の木星が5室に在住しているが、5室の木星は子供好きな配置である。

おそらく彼の信者でもあり、配偶者としての役割も果たすような女性たちが、彼の元に集ってきたのではないかと思われる。

従って、彼の妻たちは皆、彼の信者でもあったのである。
然し、彼は6室に水星、火星、ラーフ、太陽と4つの惑星が集中し、5室と6室が星座交換しているために度々、信者から批判され、争いを起し、また妻との間にも摩擦や緊張も多かったと思われる。
このジョセフ・スミスが蟹座ラグナであるというのは、非常に納得できる。

カルト教団の教祖とか、何か閉鎖された空間で家族的な共同体を築いているのは、おそらく蟹座が多いだろうと思われる。

統一教会の文鮮明も木星が蟹座で高揚しているが、何か宗教団体の教祖はおそらく、蟹座が強調されている人物である。















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