6-8室の関係について(再)

6-8室の関係がもっとも不幸な関係なのである。
それはこの関係が成立することで、6室の象意を持つ不幸な人と、8室の象意を持つ不幸な人の2人の不幸な人を作り出すのである。

6室というのは部下という象意であるが、部下というのは労働者である。
6室をラグナとすると、逆に主人の側は8室である。主人というのは資本家である。

それで6-8の関係は資本家と労働者の関係である。
これほど、明快な真実はない。

そして、国際銀行家はお金を無から作り出して、労働者に貸すことによって、自分達の利益を莫大に生み出している。本当は利息など取らなくても、信用創造でお金を生み出すのだから利益は充分取れるのである。

然し、もし利息を取らないとなると、銀行は何で利益を得ているのかと一般大衆に疑問が生じてしまう。銀行業務の秘密が知られてしまう。それではまずいという訳で、利息を取るのだが、然し、その利息もかなり大きい割合の利息を取っている。
大衆を騙すときには容赦なく徹底的に騙すのだと言わんばかりである。

そして、私的な国際銀行家が、世界各国の上に超政府的に君臨してるのが現在の世界である。

現在はそれでIMF(国際通貨基金)、世界銀行体制と呼ばれている。
それは米国が国際社会の中で覇権を握ったので、米国がそれらの仕組みを用いて世界各国を借金漬けにして、その国内政策などをコントロールしている。

であるから、人にお金を貸すと、対等な関係(1-7室)が6-8室の服従-支配関係に転落してしまうのである。

銀行家はお金を人に貸すことで人を支配している。
お金を人に貸すと、自分が8室になってしまうのである。

もし仮に友人などに貸して利息を取らないとしても催促などをしているうちに心理的に自分がどうしても優位に立ってしまい意図しなくても相手との関係の中で、自分は相手を悩ませる8室の象意、死神(8室)となってしまうのである。8室というのはどうしても勝てないかなわない相手である。借りた人は会いたくないので、逃げ回るのである。借金の取立てに対して、居留守を使ったりする。

然し、会社で従業員が経営者と会いたくないという気持ちもこれと同じである。
経営者がいたら、従業員はリラックスできない。6-8室の関係は不幸な関係であり、全く楽しい関係ではない。

6室にはペットという象意があるが、この象意も上記と同じ原理で生じている。
ペットは首に輪をかけられて、飼い主の好きな場所に引きずりまわすのである。
そこには自由はない。仮に首輪をゆるめたりすれば飼い主の隙を見て逃げ出すのがペットである。然し、餌を与えられて飼いならされているので、逃げることもしないのである。絶望的な状況の中で、また餌を与えられて飼いならされている状況の中ではペットは逃げることはないのである。むしろ自ら飼い主に飼われるために近寄っていく。これは人間も同じである。寄る辺なき、不安な人は支配されるためにむしろ、支配者に擦り寄っていく。

会社に雇用されるために会社に入社するサラリーマンがそうである。
彼らは自分で立って生きる力、会社を経営して自立する力がないために会社(株主、その実行者である経営者の所有物)に雇ってもらい主従関係を結ぶために自ら経営者に近づいていくのである。

サラリーマンとはインドのカースト制度の中では、スードラを指すらしいのである。
つまり、奴隷階級である。奴隷というのは現代ではサラリーマンのことである。
これは非常に的を言い得ており、真実である。


6室がペットを表すということに戻るが、愛人というのも6室で表される。
囲われて養われる愛人という存在も6室が象意である。
愛人には全く自由はないのである。中には家から一歩も出ないように言いつけられる例もあるのである。

愛人の愛人、つまり、愛人を囲っている男(通常は男が愛人を囲うものだと思われるが)は、愛人にとっては金をただでくれて養ってくれる(8室)相手ではあるが、自分を束縛し対等な振る舞いをさせてくれない相手である。絶対逆らえない、自分にとっての苦悩、天敵(8室)である。


「6-8室関係の生成の過程について」でも言及したが、これについていくら話しても言い足りない感じがするのである。

以前、仲島 聖曜 (著)の『悪の恋愛術―大人だけの恋愛完全制覇マニュアル』という本を本屋で立ち読みした時に、恋愛で相手をものにするためのテクニックとして、相手の庭に相手に知られずしてお金を投げ込んでおくという悪の密教的テクニックを紹介していた。

仲島 聖曜氏は不動明王に似た人なのだが、彼もそのことを自覚しているらしいのであるが、彼の著書の中では恋愛を男女の勝つか負けるかの戦いと捉えているのである。

そして、恋愛でものにしたい相手の庭にお金を投げ込むのは、相手に対して優位に立つための呪術的なテクニックなのである。これは相手にお金を貸して優位に立つのと同じことである。これを相手に知られずに行うことによっても効果があるという。


よくマンデン占星術などで7室が戦争などと言われるが、7室は戦争も含めた外交関係全てを指している。1-7室の関係の為、対等な外交関係である。

また7室は貿易のハウスともいわれる。もし貿易が均衡しないで、一方が貿易赤字になって、一方が貿易黒字になったら、そこで関係性が対等でなくなるのである。
だから、日米貿易摩擦とかが生じるのである。

もし兵力が均衡していたら、お互いに戦争はしないか、あるいは戦争したら同じような被害を受けるのである。そして、もし相手国が自国よりも国力や兵力が弱い場合、侵略戦争が始まるのである。

従って、もしイラク戦争の場合、イラク側が6室で、米国が8室である。
米国はイラク戦争によって、莫大な費用を消耗し、財政的に苦しくなっている。
そして、イラクは米国に侵略されたことで、サダム王朝を倒してもらえたが、その後、占領を続けられて、結果的に束縛、不自由を味わっている。

侵略戦争というのは6-8の関係である。

ヒトラーのチャートは7室に惑星集中し、太陽が高揚し、火星がムーラトリコーナだったりして、非常に強い配置をしている。ヒトラーは独裁者だったため、ドイツ国の運命を表しているようなチャートである。

この7室が強いチャートは実は連合国側も強いことを表しており、国力、兵力が均衡していることを表している。従って、枢軸国と連合国側の間で、戦争が起こったが、どちらかが一方的に占領するとかいうものではなく、戦いは拮抗していた。
そして、初期のヒトラーが領土獲得したのはほとんどは通常の外交関係(交渉:7室)の中で得たものでもある。侵略もしたが侵略もされたのであって、一方的な関係ではなかった。

然し、スターリンのチャートは同じように牡羊座に太陽や火星が在住していても、蠍座ラグナで6室に惑星集中している。
彼は一党独裁で国民を監視して、奴隷のように管理したから、その辺りで6室惑星集中の象意がよく出ている。国民は管理されることで共産国家からの配給を受けて暮らすことになった。(8室)


このようにいくらでもこの世の中に蔓延している6-8室の不幸な関係を見つけ出すことができる。
ところがこうした関係がいつまでも続くわけではない。
もうまもなく社会に大きな地殻変動が生じようとしているのである。
それがもたらす変化は一時的で部分的なものではなく、根本的で世界規模のものである。現在は、特別な時代なのである。


今後の人類はどうなっていくのかというと、とてつもなく高度に進化した方々(マイトレーヤと覚者方)がまもなく人類社会の前面に出て来るのである。

その方々は決して人類を支配するのではなく、人類に自由と自己実現をもたらすために人類が自分たちで自分たちの危機を乗り越えていけるように援助するために来るのであり、人類の神聖な自由意志は侵すことがないのである。

人類はその方々の援助や助言を得ることができるようになるのである。
そう考えると新しい時代の人間関係の基調というのは5-9室の関係である。

基本的に教師と生徒という関係によって、地球のあらゆる場所で教えたり、教えられたりという関係性が生まれてくる。またそれと共に水瓶座は11室の象意を持つため、友人関係によって同じ目的や志を持った者同士が集って、様々な企画を立て、実施していくことになるのである。

このように世界に6-8室の関係がなくなることによって、6室と8室の象意の両方が大規模に地球から消えていくのである。6-8室の象意とは対で生まれるのである。一方がやめれば一方は成立しないのである。

大衆が銀行からお金を借りないと決意すれば銀行は大衆を支配できない。
ペットが飼い主から餌をもらおうとしなければ飼い主から自由になる。
そして、女性が男性に囲われて生活の安定を得ようとしなければ愛人関係から自由になるのである。

そして、過去は産業を興し、銀行資本と結びついて巨大な力を手にした一部の強欲な人間が地球資源やエネルギーを独占して、一般大衆を支配するという意味での大規模な6-8室の関係が生じていたのである。

そしてそれがまもなく終わるという時が迫っている。
それは人間が飢えたり、働かないと生きられないという恐怖を感じたり、パンのことを考えて生きたりすることから解放される世界である。
その世界においては私たちが主観的に体験している時間の概念ですら変わってしまうのである。

そのことによって、6-8室の関係性が地球上から一掃されて、幸福な時代が訪れるのである。それはまもなくである。
















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