衆院選の結果について

選挙の結果が出たが、自民党がこれほどまでに票を伸ばすとは思っていなかった。

私は以前、自民党のマンデンチャートを作成したが、時間をセレモニーの開始時間が、午前10:00~11:00ぐらいが多いという一般常識に従って、山羊座ラグナに設定した。今回、思ったことはこのチャートは意外に正確なのではないかということである。

このチャートを作成する時に10:00で作成すると射手座ラグナになってしまうのだが、11:00で作成すると山羊座ラグナとなる。

蠍座に集中する土星、金星、月、ラーフを見ると、赤坂料亭などでの秘密の政治談合に思えるため、このハウスを社交の11室とする山羊座ラグナではないかと考えて山羊座に設定した。

そうすると金星/水星期であり、水星は9室支配で10室に在住し、8室支配で10室で減衰する太陽と接合している。

水星はヨーガカラカで10室に在住してそこに土星がトランジットして木星も逆行して、牡羊座からアスペクトすることで天秤座10室にダブルトランジットが生じている。

金星/水星期は2012/5/2~2015/3/2までである。

もしこのマンデンチャートが機能しているなら、金星/水星期は10室でラージャヨーガを形成し、トランジットでも10室にダブルトランジットを形成しているので自民党の躍進を示していたと考えることが可能である。

然し、このセレモニーの時間というのはあいまいで信用し難いので、月だけを参考にしてみると、現在、月から見て12室に土星がトランジットし、まもなく月からみて8室に木星が入室し、月からみて12室にダブルトランジットも形成される。

従って、月ラグナで見れば、これから自民党のマンデンチャートにとってはよくない時期がやってくる。

現在はまだ月からみて6室にダブルトランジットが生じており、6室が強くなったため、選挙には有利に働いたとも考えることもできる。

しかし、木星は来年の5月には双子座に移動して月から8室、ラグナから6室に位置するため、選挙で勝利した自民党も、喜んではいられないのである。

自民党議員たちが皆、選挙で大勝したのにも関わらず、誰も浮かれておらず、皆、これから国民の期待に応えなければ、ならないと抑制したトーンで選挙後の心境を吐露していたことに現われているのが今の状況かもしれない。

それは太陽に土星がトランジットして月からみて土星が12室にトランジットしているので、浮かれてはいられないということかもしれない。

忘れてはならないのは月からみて今はまだ6室に土星と木星がダブルトランジットしているということである。
6室は選挙など戦う時に必要なハウスであり、闘争の末に勝利するのは6室や10室が強い時である。

そして自民党のチャートが山羊座ラグナなら来年、ラグナからみて6室にダブルトランジットが生じる。
これは自民党がもはや外国の国際銀行家や外国資本に遠慮しないことかもしれない。
自民党の中にまだ外資導入族がいるとしたら、その人たちには悩ましい時期である。 

安部晋三の組閣の中身であるが、麻生太郎を副総理に起用し、外相か財務相を兼務させるという方向で調整に入っているようだ。

自民党は政権を取ったら、日銀に量的緩和を求め、インフレターゲットを設定し、お金を沢山刷ってマネーサプライを増加させる方策である。

経済評論家の三橋貴明は『グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本』や『コレキヨの恋文』などの著作で知られ、最近、注目を集めているが、その三橋貴明が評価しているのが、麻生太郎と亀井静香である。よくネットの対談などでも高橋是清の政策を評価してそれを今のデフレ経済から脱却する解決策であるとの認識を共有し意気投合している様子が見られる。

1929年の世界恐慌時に混乱する日本経済を日銀引き受けによる政府支出(軍事予算)の増額等で世界最速で脱出させた高橋是清の金融政策に習って、国債を発行し、市中銀行に引き受けさせることで、マネーサプライを増額し、経済を活性化させるという手段に訴えることが考えられる。

そして大規模なインフラの建設など公共事業を行なって経済を活性化させるという財政出動を行なうはずである。

日銀は金利を抑えて市中に全くマネーを供給しない政策をずっと取り続けている。
もしマネーサプライが増えれば経済が活性化する可能性が生まれることは確かである。

量的緩和については、『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』や『世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す』といった著作で有名なジョセフ・E・スティグリッツ博士(ノーベル経済学賞2001年)も推奨している。wikipediaには以下のように書かれている。

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日本がバブル崩壊後にから10年以上も名目GDPの成長不全やデフレーションに陥っていることを指摘し、その状態から経済を好転させるために財政赤字を紙幣増刷によってファイナンスするように提言している。新しく刷られたお金を人々が持てばそれらの人々のいくらかが財やサービスの消費にお金をまわそうとするだろうし、銀行など金融機関が貸し出しを増やし景気を刺激するからである。これはいわば政府が発行する紙幣、すなわち政府紙幣のことである。これは無利子国債を中央銀行が買い取ることと実質等しい。2005年には”Fair Trade for All”を出版し、2006年の夏には”Making Globalization Work: The Next Steps to Social Justice”(邦題:世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す)を出版した。(wikipedia ジョセフ・E・スティグリッツより)
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つまり、日銀に直接、国債を買い取らせることは財政法第5条によって禁じられているが、市中銀行が買い取って日銀が市中銀行から国債を買い取ることにより、実質的には日銀が国債を引き受けたことと等しくなる。

それは政府紙幣の発行に等しい行為であり、デフレに苦しんでいる日本国民にとっての悲願である。

自民党のチャートで9室支配で10室でダルマカルマラージャヨーガを形成する水星は、もしかすると実質的には政府紙幣の発行に等しい、量的緩和政策によって日本経済の復活に一役買うことを意味しているのではないかという考えがふとよぎったのである。

金本位制の終焉により実物の価値から切り離された抽象物が現代のお金である。それは水星が表示体となる。

国際銀行家は中央銀行の金利をコントロールすることにより、世界のお金がどこに還流するかをコントロールすることができる。日本には低い金利しか認めないことにより、世界のマネーが日本ではなく金利の高い米国に還流するように仕向けている。

日銀が金利を低く抑えるので世界の投資家が円を借りて最終的にその円で日本の企業の株式を買い漁るという不合理なことが為されてきたようである。

世界の銀行を支配している支配者階級はお金の蛇口を狭めたり、広げることによって、不況や好況を作り出し、マネーサプライを増やして経済を活性化し、その後で、蛇口を狭めることによって、デフレを作り出し、経済を減速させる。そして、倒産した企業などをバーゲンセールで買い漁る。これが支配者階級の行動パターンだそうである。

その政策は中央銀行の公定歩合などをコントロールすることによって行なっていると言われている。バブル経済もそのようにして生み出され、生み出された後に崩壊させられたのだという意見もある。

無駄な公共事業によって財政赤字を膨らませた責任は自民党にある。
その自民党が今までと全く同じことをすることが解決策とも思えない。

然し、日銀の量的緩和、すなわち、実質的な政府紙幣の発行は、日本経済を立ち直らせる解決策に思える。

何故なら、多くの識者たちが地域通貨や政府紙幣の発行が経済を活性化するという意見を主張しており、政府紙幣の発行は正論なのである。

 

小沢一郎については私はまだもう少し踏みとどまると考えていた。

何故なら、小沢一郎のまだチャラダシャーが双子座/双子座であり、Amkが10室にアスペクトし、ジャイミニラージャヨーガを形成しているからである。

然し、そのチャラダシャーの評価が過大評価であったのと、現在、土星/土星期で、土星は8室の表示体であり、10室に在住する土星は権力からの転落や社会的地位の中断を意味しているという、その基本を忘れてはならなかったと言えるかもしれない。

またダブルトランジットは獅子座ラグナから見て3-9室に形成されていた。9室は仕事や社会的地位を損失するハウスである。

来年、木星が11室に入室するといっても、今はまだ木星は牡牛座で逆行しているのである。

小沢一郎自身はかろうじて当選したが、その小沢一郎がかろうじて当選したことが、チャラダシャー双子座/双子座期の効果であったと言えるかもしれない。

そうすると来年の春頃に早くもチャラダシャーが蟹座に移行するため、小沢一郎は政界引退が近づいてきたと言える。

小沢の敗北を報じる各誌が早くもそのような政界引退という言葉を口に出している。

 

国家が経済問題や安全保障などで危機に瀕している時、国民はその苦境をいっきに打開してくれる強い政権、右翼政権を支持し始める。

実際に尖閣諸島への中国の度重なる進入など領土的な危機もある中で、国民が強い政権に期待したのである。

それが自民、公明、そして維新の会の躍進なのである。

それはまた来るべき蟹座に木星が入室して蟹座にダブルトランジットが生じる2014年後半の民族主義、全体主義の台頭に道を開くものとなり得る。

この時にナショナリズム、民族主義が台頭し、中国が領土的野心を燃やし、尖閣で激突が生じる。この時に日本が左翼政権であることはあり得ない。

日本もこの時には当然、右翼政権なのである。従って、今、自民、公明に加えて、石原慎太郎と橋下徹率いる維新の会が国政に進出してきたのはそのためである。

憲法改正議論が過熱してくることが予想される。

消費税増税の主張を変えなかった野田佳彦は民主党の分裂を招き、自民党の大勝に導いた。
ギリシアやスペインなどの財政危機に陥っている欧州の政府は、緊縮財政によって社会保障費の削減や増税に導き、国民の生活を圧迫し、その結果、国の経済が縮小する悪循環に陥っている。

消費税増税はこうしたヨーロッパの政府が取っている政策に似ていると言えなくもない。

しかし、そもそも今の財政危機を招いたのは自民党が高度経済成長期と同じやり方で国債を乱発して無駄な公共事業を行って来たからである。

財政を健全化せずに国債を発行することで財政赤字を増やしていくまた元通りの政治に戻るのか。

右翼政権が誕生する時は、ポピュリズムによって誕生するのである。

事態の打開を求めて、強い指導者に現在の苦境を何とかしてもらおうとして、自分の票をいだねる。

しかしポピュリズムによって成立した政権はその支持は長つづきしないのである。

国民が失望したとき、その支持は容易に批判や酷評へと変化する。

従って、今の自民党の躍進は、政策に失敗すればまた簡単にひっくり返されると言える。

民主党は事業仕分けは一生懸命行なったが、基本的に社会主義政党は、資本主義にうとく、お金を稼ぐという発想が乏しい。国民の福祉をもたらすために財源を増税ばかりに求める。事業仕分けというのは破壊活動であるが、牡羊座に惑星集中する民主党らしい行動だったと言えるかもしれない。

一方、商売人はお金を稼ぐことを考える。お金を稼がなければ福祉を行なうお金もないのである。そのような発想の資本主義党である自民党の方が、経済政策に通じていると言えるかもしれない。天秤座は商売人の星座であり、もし現在、水星がアンタルダシャーであるなら、量的緩和を行なって、経済を活性化することを意味しているかもしれない。

経済的コミュニケーションとは取引におけるお金のやり取りのことであり、天秤座の水星というのは経済的コミュニケーションが活性化されることを意味しているように感じられる。

自民党の量的緩和政策が成功するのかどうか様子を見守りたいのと、自民党のチャートにおけるアンタルダシャーの水星が、これから行なう自民党の経済政策と象意が一致しているのかも確認したい所である。

 
















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