萬田久子のラグナ検証

先日、占星コラムの中で、萬田久子のラグナを魚座に修正したが、その後、週刊誌の記事などを見ていると、法律上の婚姻関係を結んでいなかった内縁の妻である萬田久子は、法的には一円も相続する権利はないと書いてあった。
然し、内縁の夫である佐々木力氏との間に息子がいるので、息子に非嫡出子としての相続権があり、子供を通じてなら、佐々木氏の遺産が入ってくるが、直接的な相続権はないとの事であった。

これから8室に土星と木星がダブルトランジットするが、8室の方に土星が通過することがポイントである。

8室にDTが生じるので、相続というテーマは示しており、そこから得られるものもあるが、そこには試練や困難も見られるのである。

第三の女性が現れて、その女性も非嫡出子がいて相続権を主張していたり、萬田久子の息子は年上の女性との結婚を認めてくれなければ相続も受け取らないと言っているそうである。(萬田久子は年上の女性との結婚に反対している:週刊誌)

萬田久子には頭の痛い状況がいろいろ生じている。その上、肝心の萬田久子自身にはあれだけ長年夫と連れ添ったにも関わらず、相続権がないのである。これが相続に関する試練である。

このように土星のトランジットという観点からも考えられるが、その前に出生図(D1)の2-8室の軸での傷つきという観点からも考えられる。

魚座ラグナで、10室支配の木星が8室に在住し、4、7室支配の水星が2室に在住して、2-8室の軸で、1-7、1-4のラージャヨーガを形成している。2-8の軸にとってはよい配置である。

7室の支配星が2室に在住しているので、パートナーからの収入、財産という象意はあるが、ダナヨーガは形成しておらず、ラージャヨーガを形成している。

お金そのものに関する恩恵というよりも、パートナーとの絡みによって不動産(4室)、仕事(10室)に恵まれたりすることを表している。

佐々木力氏の葬儀にあれだけ、多くの著名人が参列し、様々にコメントを述べて惜しんでいることを考えると、萬田久子自身が佐々木氏の影響力で芸能界での仕事がうまく出来たことは間違いないのである。

それが10室支配の木星が8室に在住する意味である。

つまり、2-8室の軸のテーマでのラージャヨーガが生じているのであるが、ただ、ここには、ラーフ/ケートゥ軸が入って2-8室の軸を傷つけている。

このラーフ/ケートゥ軸が結局、萬田久子が佐々木力氏との正式な結婚を望みながらも、とうとう結婚できなかったことを説明するものである。

Z.Ansari著の結婚に関する本の中で、ラーフ/ケートゥ軸が2-8室の軸にトランジットしている時は、パートナー関係における困難や惨めさを表しているといったことが書かれていた。

ヴァラーティア・ヴィディア・ヴァヴァンの講師方の共著である「Single Woman and Astrology」でも、多くの事例によって8室が傷ついている人は、Multiple love affair(複数の情事)はあるものの、生涯独身を通す人が多いことを明らかにしている。

それは具体的にはどういうことかと言うと、パートナーから貰いたい、パートナーに頼りたい欲望は存在するが、それは与えられないことを表している。渇望はあるが、それは満たされないのである。

8室はパートナーの家族のハウスのため、パートナーの家族として迎えてもらえないと言うこともできるかもしれない。

だから、この配置は女性にとっては悲惨で惨めな配置と言えるのである。

佐々木力氏が死の直前に「元気になったら結婚しよう」と言ったそうだが、萬田久子は「ちょっと遅いですよね~」と泣きながら記者の取材に応じている。

このことから、ずっと正式な結婚をしたいという気持ちを抱えながらも、その気持ちが満たされず、前妻やその子供たちへの配慮から、自分から言い出すことも出来なかった状況が考えられる。

2-8室の軸にラーフ/ケートゥ軸が入る配置とはそのような難しい状況をもたらす配置である。

あたかも目の前に人参をぶら下げられて、それに対する欲望はあるのにそれが決して与えられないという、大きな苦痛をもたらす配置である。

私自身、牡羊座ラグナで、今年の5月からトランジットのラーフ/ケートゥ軸が2-8の軸に入ったので、この効果を実体験を通して確認している。

8室が傷つくとはパートナ―への欲望が存在するのにそれが与えられないという配置で、特に女性にとっては激しい苦痛を与える配置ではないかと思われる。

あと、もう一つの特徴として、萬田久子は、ラグナロードが8室に在住しているが、これはパートナーに貢いで面倒を見てもらう配置である。

だから佐々木氏と萬田久子の関係は、部下が一生懸命に上司に尽くして、面倒を見てもらったり、指導してもらっているかのような関係である。

(例えば、週刊誌によれば、萬田久子がバラエティー番組に多く出るようになったのは、佐々木力氏のアドバイスによるものだったそうである)

忍耐を強いられるのは、常に萬田久子の側である。

萬田久子を魚座ラグナに修正して、暫く経過したが、ますます魚座ラグナで正しいことを確信している。

このことについて種明かしをしてしまえば、私の以前のクライアントで、萬田久子と同じ魚座ラグナで、

その他にも共通点を持つ、チャートの持ち主がいるのであるが、やはり、その方も萬田久子と似た人生を歩んでおり、そして、ここ最近の萬田久子とも似たような状況を経験しているようである。

2-8室の軸で、木星と土星がダブルトランジットする時期、あるいは、木星が8室をトランジットする時期は、相続とか家族がテーマになって、家族会議をしたり、財産の整理などをしたりする時期である。

萬田久子もまた夫の死や遺産相続問題、息子との家族会議などを経験する時期である。

夫の佐々木力氏の前妻やその子供たちも結局のところ、家族の一部である。

然し、萬田久子は前妻やその子供たちとは良好な関係を築いており、彼らに配慮して入籍はせずに義理を貫いたという徳を示したのであり、遺産相続問題でそんなに激しくもめることは無さそうである。

これは2室や8室に在住するラーフとケートゥは両者ともトリコーナとケンドラの支配星からアスペクトされ、ヨーガカラカの条件を満たしているからである。

またラージャヨーガも形成しているため、遺産相続問題は話し合いで円満に解決し、法律ではなく、理性や義理による財産分与が行われると思われる。

因みに萬田久子には愛犬がいるようであるが、以前、タモリの笑っていいとも!のテレフォンショッキングにその愛犬と一緒に出演したそうである。(雑誌の仕事にも犬を連れて来たとネットには書かれている)

つまり、愛犬をいつも身近に連れて一緒に行動しているのである。

これはラグナに6室支配の太陽が在住しているからである。

6室の支配星はペットを表しており、ラグナに在住しているのは、いつもペットが身近にいることを表している。

この愛犬は、客席に向かって吠えまくり、テーブルの上を歩きまわって、最後にはタモリは怒ったのか、
完全に無視したそうである。

この堂々とした太陽のような犬がスタジオに騒動(トラブル)を巻き起こした点が興味深いのである。

そして、この犬をTVの生放送に連れてきたことにたいしてネット上(例えばYahoo知恵袋などを見ると)には、批判的な意見が多数寄せられている。

6室の支配星は批判や論争を表しており、犬を連れてきたというまさにその行動によって、批判をうけているのだが、その批判が、「大物気取りでTVを私物化している」とか、「海外のセレブ風の雰囲気を出したかったのか」といった、一般大衆が、権力者とか地位や階級が高い人にたいしてするような批判だったのが興味深い。

つまり、萬田久子はセレブのような大物の雰囲気で犬を連れてスタジオに登場し、その犬も吠えたり、テーブルの上を歩きまわって、偉そうに振る舞って、そして、TV視聴者(一般大衆)は、そうした2人(主人と愛犬)にたいして、怒って批判しているということである。

まさにラグナに6室支配の太陽が在住している象意である。
















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