終末論とキリスト教原理主義について

米国人の2割が「世界の終末が近い」と考えているそうである。

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米国人の2割「世界の終末近い」、マヤ予言も影響=調査
ロイター 5月2日(水)14時47分配信

5月1日、調査会社イプソスが世界的規模で行った最新の調査で、「生きているうちに世界の終わりが来ると思う」と回答した人が、全体の約15%にのぼることが分かった。写真は宇宙から見た地球。NASA提供(2012年 ロイター)
[ニューヨーク 1日 ロイター] 調査会社イプソスが世界的規模で行った最新の調査で、「生きているうちに世界の終わりが来ると思う」と回答した人が、全体の約15%にのぼることが分かった。

イプソスは21カ国の計1万6262人を対象に調査を実施。死ぬまでに世界の終末が訪れると信じている人は、国別では米国とトルコが22%と最も多く、南アフリカでも2割を超える結果だった。最も低かったのは、フランスの6%。

同社のケレン・ゴットフリード氏は、理由の1つに古代マヤ文明の予言がメディアに注目されていることを挙げた。古代マヤ文明の暦では、2012年12月に世界の終末が訪れるとされている。また同氏は、教育水準や収入が低い人ほど、世界終末を信じたり、マヤ文明の予言に不安を感じる傾向が強いとも説明した。

調査対象になった国は、中国、トルコ、ロシア、メキシコ、韓国、日本、米国、アルゼンチン、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、フランス、スペイン、ベルギー、カナダ、オーストラリア、イタリア、南アフリカ、英国、インドネシア、ドイツの21カ国。
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私は以前、米国には4000万人ほどの原理主義的キリスト教徒がいると聞いていたので、この数は妥当な数字である。

米国の人口が2億人だとするとこの2割が4000万人で計算が一致する。

このキリスト教原理主義者たちは、木で出来たノアの箱舟が実際にあったと考えており、5000年前に神が自分に似せて人間を創ったと本気で考えている人々である。

この人たちはダーウィンの進化論が学校で教えられることに反対したり、

また妊娠中絶や同性愛に反対する一大勢力となっている。

この人たちは水瓶座の時代や新世界秩序について全く理解できない人々であって、

だからこそ、最後の審判とか終末という概念を固く信じている。

この人たちは魚座の時代を最も濃い形で象徴する人々である。

結婚式で男女が永遠の愛を誓い合うというのは、キリスト教の理想主義がもたらしたもので、一夫一婦制というものはその制度的表現である。

米国社会では不倫とか夫婦の間の不誠実というものが厳しく社会的に制裁を受けるのは、このようなキリスト教の影響が強い土壌にあるからである。

一方で、ロシア社会は、男女間の交際については比較的おおらかであるそうである。

これはキリスト教の影響をそれほど純粋な形では受けていないからである。

またロシアでは封建的な伝統社会の象徴であるロマノフ王朝が打倒されて、それで共産主義につながっていったが、フリーメーソンの影響が強い国家でもある。

トルストイの『戦争と平和』にもフリーメーソンが地下で活発に活動する様子が描かれている。

共産主義というものはフリーメーソンの実験の一つとも考えられており、水瓶座の時代の一つの顕現である。

だから水瓶座の時代というものは、男女間の一夫一婦制的なつながりが弱くなって、その一夫一婦制的なつながりを基盤とした『家族』とか『家』という単位も、弱くなるのである。

つまり、家父長制的家制度とか、封建的伝統的権威というものは魚座の時代の象徴である。

日本の家父長制的家制度は、明治政府が江戸の徳川家をモデルにして制度化したものであり、現在の戸籍制度では、女性(あるいは男性)が男性(あるいは女性)の家に入って、苗字が変わる仕組みになっている。この戸籍制度は『家』を単位にした考え方であり、封建時代(魚座の時代)の残存物で、現在、議論されているが、いずれは、夫婦別姓が採用されていくことになると思われる。

子供が父親か母親のどちらかの姓を名乗ることになるのであり、子供が『家』に生まれてくる存在という位置づけから、『家』の重要性が低くなる結果、子供が国家や社会といったグループの中に生まれてくる存在という位置づけになってくるのである。

水瓶座の時代にはもっと家族や家を超えたコミュニティーというもっと大きな単位が人間の営みの単位となってくるのである。

日本の社会では、昔は、企業に対して忠誠をつくすことが求められたが、それは終身雇用制という形で現われている。この終身雇用制とは、ある意味では、キリスト教の理想主義である男女が永遠の愛を誓い合うという理想と同じものである。

一度、入社した会社に一生献身して、また会社の方も、自分の会社に入社して来た社員を一生面倒を見るという制度である。

お互いが相手に献身をささげるのである。

よく会社への入社が結婚と同じものとして比喩されることがあるが、お互いが相手に一生献身を誓うという一夫一婦制度というものは、実は終身雇用制度なのである。

結婚したら男性は女性の面倒を一生見るし、女性も男性に忠誠を誓いますという制度なのである。

然し、今、魚座の時代から水瓶座の時代へと移行しつつあり、終身雇用制度が崩壊してきている。会社は社員を一生面倒見れなくなったし、社員も会社に一生尽すつもりはない。
会社は社員が自分の生活を何とかする為に副業も認めざるを得なくなっている。

昔は、企業は社員に副業を禁じていたが、今では、むしろ、副業してくれた方が会社に過大な期待をされるよりもいいという風潮が生じてきている。

昔は社員は一生会社に勤めたので、そもそも労働市場というものは存在しなかったのである。
然し、会社が一生社員を抱えきれなくなったので労働市場が生まれ、それで人材が様々な企業にダイナミックに転職したり、異動したりすることが当たり前の社会になって来た。

プロ野球などを見ていてもこれはよく分かる。

昔は、1人の選手は一生同じ球団に尽したものであるが、今ではフリーエージェント制度によって、実力がある選手は海外に飛び出してしまう。そして、球団を綱渡りで転々とするのである。

海外に出たい選手を球団も止めることが出来なくなっており、一つの会社に忠誠を尽したり、一生の人生を捧げるというあり方ではなくなって来ている。

これは結婚も同じで、最近、離婚が多いのはそのためである。

ちょっと結婚してあまり上手く行かなければ直ぐに離婚するのである。

これは終身雇用制度が崩壊したことと全く同じなのである。

人は会社に一生尽すつもりはなく、もっとよい会社があればどんどん転職を繰り返すのである。

それが最近は結婚と離婚を気軽に繰り返し、またそれを社会は何かおかしなこととも思わなくなったということに現われている。

昔は男性は女性が外に働きにでることを禁じたり、今でも保守的な男性は女性が外に働きに出ずに家に居て欲しいと思うのである。

また男性も女性に十分な収入をもたらすことが出来なくなってきたので、女性が外に働きに出ることを認めざるを得なくなった。

然し、今ではそんなことを言っていられないので、妻(配偶者)が外に働きに出ることをむしろ奨励するぐらいにまで変化してきている。

それで妻は外に出て働けば、色々な人と出会ったり、交流することになって、それだけ、夫以外の男性と接する機会も増え、必然的に離婚して再婚するケースも多くなってくる。

労働市場が生まれたのと同じように結婚市場が生まれたのである。

労働市場が生まれると、会社に入社しても一生この会社で働こうという覚悟は持たなくなるのであり、また結婚市場においても、一生同じ相手と結婚生活を共にしようという覚悟は持たなくなるのである。

また選択肢も増えてしまうため、一つの会社、あるいは一つの相手に中々決めることが出来ない。もっと自分に合ったいい会社があるのではないか、あるいは、もっと自分に合ったいい相手がいるのではないかと思うようになるのである。

それで、中々結婚しないという社会風潮にもなってくるし、また結婚する前に事実婚や同棲したりなどして、入社後の数ヶ月間の試用期間のようなお互いに相手を見極める期間を割りと長く持たせるケースが出てくる。

従って、今、離婚する人が増えているのと、結婚しない人が増えているのは、同じ理由によるのであり、それは社会が魚座の価値観から水瓶座の価値観に移行しているからである。

そこでロシアの話に戻るが、ロシアでは、かなり不倫に対しておおらかであり、むしろ、不倫を奨励するような社会的風潮なのだという。不倫率が異常に高いそうである。

不倫などをしても欧米人ほどには嫉妬に狂ったりはしないそうである。

また以前何かの本で読んで驚いたのであるが、ロシアでは例えば、男性の家に友人の女性が何人かで遊びに行ったとすると適当に皆で交わってしまったりなど普通に起こり得るそうである。どんな状況設定だったかその本を読んだのが、随分以前なので、忘れてしまったが、特殊な話としてではなく、ロシアの若者文化を紹介するといった文脈で紹介されており、兎に角、ちょっと常識が私たちの感覚とは少し違うようなのである。

男女が一対一で関わり合うような個人主義ではなく、複数のグループ的な関係の仕方があらゆるレベルで行なわれるようなのである。

西洋のキリスト教文明が入って来た明治維新前後の日本でも地方の村落社会などで夜這いの文化というものがあり、祭りの時などに男女が適当に交わってしまうようなそうした風習があったそうだが、それと似ている。当時、日本では銭湯が男女混浴だったりなど、欧米人には野蛮な文化と映ったらしいのである。

こうしたことは、やはり水瓶座の影響が強い社会であるからではないかと思われる。

下衆な話をしているが、いわゆる人間関係のあり方が変わるということである。

アリスベイリーの書籍によれば、新しい世界宗教はロシアから興るそうである。

上記のようなことを考えると、新しい世界宗教がロシアから興るという説が非常に納得できるのである。

それは全くキリスト教の価値観とは違うものである。

宗教というのは人間の文化の中で、最も重要なものであるから、新しい世界宗教がロシアで起こるということはロシアが新しい水瓶座の時代の社会や人間関係のあり方の雛形や土壌を持っていることを示している。

キリスト教が欧米社会の価値観の根底にあるようにロシア人の考え方や生活習慣、またロシアで生じるといわれる世界宗教による価値観が、新しい水瓶座の時代を象徴するものである。

オノヨーコの出生図を見ると、ラグナロードの水星が水瓶座に在住しているが、

彼女がジョンレノンと、ベッドイン・パフォーマンスなどをして、カウンターカルチャー世代のフリーセックスの理想を示したのも、彼女の水瓶座の考え方から来ている。

またオノヨーコはジョンレノンと会う前も結婚と離婚を繰り返しており、彼女自身、一生相手に尽すといった考えの持ち主ではないことを示している。

原理主義的キリスト教徒からすれば、これらの社会変化は耐え難いものなのだろうと思われる。

彼らはだんだん少数派になっていき、やがては消滅していく運命にある。

あるいはシーラカンスのように頑固に存在し続けるかもしれないが、米国では終末論者が約2割もいるということであり、依然として、その数は多いようである。

米国に終末論者が2割もいるという話を紹介するつもりで話がやや脱線してしまったが、魚座と水瓶座の近いによる文明の移行論は、いくらでも論じられるほど多岐に渡っている。

魚座の時代の男女が永遠の愛を誓い合うというのは、一つの純粋で美しい一つの理想としての価値がある。

魚座で結婚の表示体である金星が高揚するのであり、この理想の下で『結婚』が輝くのである。

この価値観には誰も反論の余地はないと思われる。

男女の一途な恋愛というものが神への愛や献身と同じように神聖で霊的なものとして語られるのはそのためである。

 
















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