日馬富士暴行事件について

今、ワイドショーを賑わしている日馬富士の暴行事件から発展した貴乃花と八角理事長との対立、抗争については、私は古い体質の相撲協会で起こっている事件だろうということで、全く詳細については知らなかったし、知りたいとも思っていなかったが、面白いので見てみて欲しいという意見があったので、簡単に調べてみた。

まず、白鵬が貴ノ岩に注意や指導をしていた時に貴ノ岩がスマートフォンをいじっていたということで元横綱・日馬富士が先輩が話している時にその態度は何だということで、平手打ちやリモコンで殴るなどの暴行を働いたようだが、殴っている内に日馬富士が感情がエスカレートして、暴力が行き過ぎた感じがあったかもしれない。

そして、日馬富士は自身の暴行の事実を認めており、暴行の責任を取って引退した。




こうしたリンチ、暴行は、体育会系の部活動などではよくあったことである。

先輩が後輩に玉ひろいさせたり、スポーツ器具の手入れをさせたり、飲み物を作らせたり、徒弟のように扱うのである。


例えば、私も中学生の時に所属していた体育会系の部活動で、練習が終わった後に先輩たちに「お前ら今日はヤキね」などと言われて、学校の中庭に集められ、その時、生意気なやつとして目を付けられている者は殴るなどの暴行を受けるのである。

私は生意気だということでよく殴られた。

然し、それを先生に告げ口したりする者はいなかった。先公にちくったらタダじゃすまさんぞと言われていたからである。

警察沙汰になるほどの暴力ではなかったが、先輩が威張り、後輩が絶対服従するのは当たり前の文化であった。

もし先生に告げ口したとしてもそれは、内々に処理されたと思われる。

部活動の指導担任自らが暴力を振るうような風潮だったからである。


先輩や教師からの後輩や生徒への暴力は、警察沙汰にするようなことではなかった。

もし当時でも死亡者がでるような事件となったら、それはさすがに警察沙汰になったかもしれないが、多少の暴行なら、全く外部には漏れなかった。


しかし、今の時代は教師が生徒に暴力を振るえば直ぐにそれは外部に報告され、そして、訴訟になったり、社会的な問題となってしまう。

従って、教師は一切、暴力を振るえなくなっている。

そのように現在の社会は変わってきている。


封建的な家族共同体というものが崩壊し、人間が赤の他人同士に近くなっている(個人主義の発達)ので、何か問題が起こったら外部に報告して、警察や教育委員会、裁判所など、外部の第三者機関に裁いてもらおうとするからである。

昔であれば、なるべくそうした不祥事は外部に漏れずに家族共同体の内部で処理されて来たのである。


つまり、兄弟喧嘩や家族同士の喧嘩にわざわざ警察が介入しないのである。


これが古い体質の相撲協会には、今だにこうした体質が残っており、弟子が先輩から暴行を受けて死亡するといった事件も起こってきた。


その時に2つの価値観が対立するのである。


つまり、こうした不祥事は相撲協会内部の不祥事として、内々で処理すべきであり、警察が出て来るものではないという考え方と、警察や裁判所が積極的に関与して、社会的に裁くという考え方である。



相撲協会はこうした不祥事を警察沙汰にせずに内々で処理してしまおうとするはずである。


従って、貴ノ岩が受けた暴行被害をうやむやにしてしまう。


それが嫌であったから、貴乃花は警察に通報して傷害事件として、告訴したのである。



それは理解できるのである。


しかし、話はもう少し複雑である。


貴乃花は以前の理事長改選の時に八角と共に次期候補となり、多数決で八角に敗れ、八角理事長から降格人事を与えられたことの恨みというものがまず前提としてあったようである。


そして、日頃からの恨みの感情というものがあり、この弟子が暴行を受けた機会というものを好機ととらえて、警察に訴えて刑事事件にし、相撲協会の八角理事長の体制に打撃を与えたいという下心があったはずである。


あるいは、少なくとも八角親方体制がこの不祥事を揉み消させることに協力せず、刑事事件として社会的な判断を仰ぎ、八角理事長の体制を揺るがしたいという考えがあったはずである。


純粋に弟子のことを思ってということではなく、相撲協会の聴取に協力しないで無言を貫いたというのは、それらの動機が半分ずつ混じったものであったと考えられる。


つまり、貴乃花は弟子の暴行事件を自らの権力闘争の手段として利用したようである。







従って、世間の評価としては、貴乃花の態度はおかしいとする意見なども見られるのである。



然し、相撲協会の隠蔽体質というものも既に過去の実績から明らかであるため、貴乃花は被害者であるのに相撲協会から今回の件で、降格人事にされるのはおかしいとする相撲協会の対応を批判する意見も見られるのである。


芸能人の中のご意見番や評論家や有識者の間でも意見が真っ二つに分かれている。




例えば、ビートたけしは、貴乃花が相撲協会に報告するのではなく、警察に通報したのは正しいとして、相撲協会側を批判している。



デヴィ夫人は、日馬富士の暴行は、教育や指導の際の必要悪であったとして、日馬富士を擁護している。



貴乃花が相撲協会に提出した医師の診断書には「(1)脳震とう(2)左前頭部裂傷(3)右外耳炎(4)右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」などが記載されているが、診断を担当した医師にインタビューすると、重症ではないとの証言も出てきている。


そうすると、貴乃花が貴ノ岩が受けた暴行を過度に誇張して、相撲協会に報告し、事件性を高め、警察など第三者機関を介入させて、相撲協会を揺さぶるという意図があるという判断となる。


そうすると、世間の評価としては、貴乃花の野心も汚らしいということになってくるのである。



貴乃花のこうした態度は、今に始まったことではない。


実は、2010年1月に理事選に立候補した時も今までの相撲協会で行われてきた慣例を破って、そこに個人主義や競争原理を持ち込んだのである。


wikipediaには以下のように記されている。



2010年1月場所後に行われる理事選に立候補することを表明し、2010年2月の相撲協会理事選挙は10人の改選で5つある一門ごとに理事候補を調整して無投票で決定することが慣例となっており、二所ノ関一門は既に現職理事の放駒と二所ノ関のほか、新人の鳴戸が立候補を予定しているが、これに貴乃花親方が加わって4人の投票になるところであった。2009年12月から一門で候補者選定会議が行われ、4人の中で最年少であった貴乃花親方に対して立候補を断念させる方針に傾き、貴乃花親方は2010年1月8日に一門を離脱し単独で理事選に出馬することを正式に表明した。一部マスコミでは「貴の乱」と称した。

2010年1月17日の1月場所8日目、6年半振りに大相撲中継で正面解説を務め、テレビの前で所信表明。同年1月19日には二所ノ関一門は緊急会合を開き、貴乃花を支持する間垣、阿武松、大嶽、二子山、音羽山、常盤山の親方6人および間垣部屋、阿武松部屋、大嶽部屋の3部屋は事実上破門された。既に一門からの離脱を明らかにしていた貴乃花親方と貴乃花部屋に対しても、同様の措置が執られた。同時に二所ノ関一門からは現職の放駒と二所ノ関のみが立候補することになり、鳴戸は事実上立候補を断念せざるを得なくなった。

4期(8年)ぶりに評議員の投票で11人が10人の理事を争う形になった。武蔵川理事長はこの騒動に対し厳しく批判するなど話題になった。固めている票は上記7親方の票だけで当選ラインの10票まで届いていないために苦戦が予想され、他一門からの票の上乗せを目指すことになった。2月1日の理事選の投開票では落選という予想に反し、上記7親方の票以外にも3票の上積みがあり、結果10票を得て当選した(落選は大島親方)。新理事会の結果、理事長は武蔵川親方の続投となった。なお貴乃花親方のことを、一部のマスメディアは「相撲協会の革命児」と報道している。

(wikipedia 貴乃花より引用抜粋)



つまり、それまでは、誰が理事になるかは、各一門ごとの話し合い、談合によって決められてきたのであり、実質的に競争というものは行われていなかったのである。


投票が行われる前に誰が理事になるかを話し合いで決めていたのである。


しかし、貴乃花はそれに反旗を翻して、自分が所属していた一門を離脱し、理事に立候補したのである。



談合や話し合いというのは、封建的な家族共同体の中で行われる物事を決定するやり方である。



然し、純粋に投票行為に行って選出されることを望むのは、競争原理であり、家族共同体の秩序を壊して、「個」として振る舞おうとする態度である。



従って、貴乃花は、良く言えば、封建社会の談合体質に挑戦するパイオニアなのであり、古い秩序の破壊者である。



悪く言えば、個人としての欲望をストレートに表現する自分勝手な個人主義者である。




何故、貴乃花がこのように相撲協会の家族共同体の秩序に従わないかと言えば、それは、彼の両親との関係や家族関係が壊れているからである。






例えば、貴乃花の出生図を見ると、4室が激しく傷ついている。



4室にケートゥが在住し、3、6室支配で逆行する水星が在住し、10、11室支配の土星がアスペクトして傷つけている。



また4室支配の月と6室支配の水星は4-6の星座交換をしている。



4室が破壊されていると言ってもいいのである。



4室は心の平安や母親運、住まい運を表しているが、これらが貴乃花には決定的に欠けているのである。




貴乃花は、母親の藤田紀子(当時:藤田憲子)氏と断絶状態が続いており、もう何年も話をしていないという。



野球評論家から出た噂で、若乃花と貴乃花は、本当の兄弟ではないという話があるのである。



兄の若乃花は、紀子氏と二子山親方の子供であるが、貴乃花は、若い頃の輪島大士に似ており、母親の憲子氏と輪島が浮気して出来た子供ではないかというのである。



貴乃花は、この噂を真に受けているという。



そうしたことで、貴乃花は、母親に対しての非難の気持ちに満たされ、母親によって与えられる家庭の安らぎというものがないのである。



兄に対してもライバル心、競争心で満ちている。



力士の子供であれば、自分が所属する家庭が相撲部屋であり、またその延長として、相撲協会がある訳であるが、貴乃花にとっては家庭が壊れてしまっており、母親との関係や兄との関係が成立していない。



家庭内で既に孤立していたのである。



従って、家族共同体への帰属意識も生まれないし、その延長としての相撲協会への愛着も生まれないのである。



相撲協会で安定した居場所を得ることができない。



貴乃花には自分という個人があるだけであり、個人主義的に生きるしかないのである。



だからこそ、個人主義、競争原理を相撲協会に持ち込んだのである。



そんな風にも解釈できる。



4室が6室と星座交換していれば、心(4室)が競争心(6室)に満ちているのである。



従って、いつも頑なな様子で、人に敵対しており、攻撃的な態度が多いのである。




何故、今回、貴乃花が、自分の野心的な目的として、弟子の暴行事件を利用したのかと考えているかというと、貴乃花は、牡羊座ラグナで、現在、11室に水瓶座に土星と木星がダブルトランジットしているからである。


土星は射手座から、木星は天秤座から11室の水瓶座にアスペクトしている。



月から見ると、水瓶座は6室である。



11室は自分の地位や肩書きを求める貪欲さを表しており、そこはまた月から見た6室でもある。



また11室は6室から見た6室目であり、6室の本質のハウスである。



その為、貴乃花は、八角理事長との間に権力闘争を繰り広げているのである。



貴ノ岩が受けた暴行を刑事告訴したのは、相撲協会に打撃を与える為であり、八角理事長に責任を取って辞任させる為である。



つまり、これは八角理事長に対する攻撃なのである。



明らかにそれが意識されていることは間違いないのである。



警察に通報して、相撲協会に暴行事件を報告しないというのはセットであり、八角理事長への攻撃なのである。








貴乃花のチャートについて詳細に吟味していくと、貴乃花は、10室に在住するマハダシャーラーフ期に横綱に昇進している。



ラーフはケンドラの10室に在住し、トリコーナの5室支配の太陽からアスペクトされている為、ラージャヨーガを形成している。



またラーフは10室の支配星のように振る舞っている。



10室は最も高い地位や大舞台を表している。



従って、この時期に横綱になって注目を浴びるようになったのである。



然し、ラーフは3、6室支配の水星からアスペクトを受けており、横綱になってからの貴乃花は、怪我に苦しんで良い成績を安定して得ることが出来ていない。



例えば、ラーフ/土星期やラーフ/水星期など、機能的凶星のアンタルダシャーの時期に貴乃花は怪我や不調に苦しんでいる。



このラーフ/土星期に懇意にしている整体師に洗脳されているのではないかなどとメディアで報じられたが、土星はナヴァムシャで8、9室支配で3室に在住しており、土星が8室(支配者)と9室(師匠)を支配していることから、師匠のような人物として整体師が貴乃花に多大な影響を振るっていたのである。


また貴乃花は、1992年11月27日に宮沢りえとの婚約を発表して、”世紀のカップル誕生”として話題になったが、2ヶ月後に婚約を解消するという出来事が生じている。



この時、ラーフ/ラーフ期であった。



ラーフは、ナヴァムシャで8室に在住しており、こじれた複雑な悩ましい関係を表している。



この婚約は、宮沢りえが結婚を望んでいるというよりもむしろ、宮沢りえの母親が望んでいるという歪んだものであった。



2-8の軸に在住する惑星の時期の結婚というものは、どこか家同士の結婚、あるいは、結婚生活を重視したものになっているはずである。



本人同士の恋愛結婚というよりも親同士の話し合いなどの関与の度合いが強いのである。(相撲協会は伝統社会なので、そのような傾向が強くなると考えられる)






その後、1995年5月に元フジテレビアナウンサーの河野景子と結婚しているが、この時は、ラーフ/木星期である。


アンタルダシャーの木星は7室の支配星である。


従って、結婚のタイミングである。



然し、木星は12室に在住しており、やはり、少し変わった結婚であったと思わざるを得ない。



依然としてマハダシャーは8室に在住するラーフ期であり、やはり、結婚生活が重視されているのである。



つまり、相撲部屋の女将というのは、ほとんど結婚というよりもその役割の仕事に就職したようなものである。



そういう結婚は2-8の軸が重視され、また7室の支配星が12室に在住していることは、一緒に行動する時間があまりないということかもしれない。




そんなことから、ナヴァムシャの8室にラーフが在住していることが逆に納得できるのである。



また出生図で7室(パートナー)支配の金星が3室に在住しているが、3室は芸能を表している。



この配置はパートナーが芸能界の人である配置である。



従って、宮沢りえと婚約したし、また河野景子と結婚したのである。



パートナーと一緒にメディアに出演するといった配置もこの配置である。




おそらく横綱になる前のマハダシャー火星期が若き貴乃花にとっての最も良い時期(黄金時代)だったと思われる。



この時、”若貴フィーバー”などと言われ、メディアでも盛んに取り上げられ、若貴兄弟は相撲界のスターであった。



ダシャムシャ(D10)を見ると、火星は5、10室支配のラージャヨーガカラカで3室に在住している。






最も筋力が充実している時期であり、力が漲っているイメージである。



出生図でも火星はラグナロードで5室に在住して、1-5のラージャヨーガを形成し、火星は9室支配の木星によって、アスペクトされており、父親であり、親方でもある二子山親方の指導や保護を受けながら、横綱への階段を登って行ったのである。



因みにダシャムシャの3室に惑星が集中しているが、相撲はスポーツであり、3室の象意である。



また3室は芸能のハウスでもあり、若貴兄弟は、芸能界のスターでもあった。



それで3室に惑星集中しているのである。



然し、3室はドゥシュタナハウスでもあるため、マハダシャー火星期、そして、ラーフ期において、それ程、素晴らしい成績が残せた訳ではない。



横綱として本当に素晴らしい成績を残したと言えるのは、例えば、千代の富士のような力士のことである。



若貴兄弟は、実力も持っていたが、実力よりも人気が先行して、国民のアイドルになっていた面があり、それは3室への惑星集中が物語っていると思われる。




ラーフ/金星期に引退して、第2の人生が始まる訳だが、この時から指導者への道が始まったのであり、新しいデビューの時期であるとも言える。



そして、マハダシャー木星期になった木星/木星期に理事選に立候補するのである。




然し、既に上述したようにそれは相撲協会で行われてきた慣例を破るものであり、一門を離脱して単独での立候補であった。


一部マスコミでは「貴の乱」と言われたのである。



これは、ダシャムシャで木星が減衰している為ではないかと思われる。



減衰した木星は、非伝統的な態度を示すのである。



ある意味、革新的であり、古い伝統社会の秩序や掟には従わず、また指導者たちに対して、反発的でもある。



然し、木星はガージャケーサリヨーガを形成し、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。



その為、相撲協会の関係者を巻き込んで、騒動を起こし、最終的に理事に当選している。



このことで、一部のマスメディアは、貴乃花を「相撲協会の革命児」と報じたようである。



この悪運の強さというものは、やはり、木星が減衰して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成しているからである。







(参考資料)



説教はじめたのは白鵬「物を持たないように」と傍観 貴ノ岩を庇った日馬富士 事件の真相とは?
小泉耕平2017.12.20 19:22 週刊朝日

日本相撲協会は12月20日に臨時理事会を開き、横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行問題について、関係者の処分を発表した。中でも注目されたのは、暴行現場に居合わせた白鵬に1月の給与の全額不支給と2月の給与の50%減という、重い処分が科されたことだ。

 なぜ、白鵬は処分されたのか。本誌が入手した相撲協会の危機管理委員会による調査結果報告書により、事件の全容が明らかになってきた。

 まず、事件があった10月25日夜の、一次会でのやり取りだ。3時間ほど続いた食事会が終盤にさしかかったころ、白鵬が貴ノ岩に対し、「大分えらそうだったそうじゃないか。これからは俺たちの時代だと言ったそうじゃないか」と、とがめた。9月場所中に東京・錦糸町のモンゴルバーで貴ノ岩が白鵬の友人に対して発した言葉について、白鵬が“説教”を始めたわけだ。貴ノ岩は、「そんなことは言ってません」などと答えていた。

 報告書はここで、意外な展開があったと記す。日馬富士が二人の話に割って入り、白鵬に対して「言っていないと言っているじゃないですか」と、貴ノ岩をかばうように反論。貴ノ岩に対しては「お前、そんなこと言っていないんだろ。俺の目を見て言ってみろ」などと問いただした。貴ノ岩が「言っていない」と答えると、日馬富士は白鵬に対し、「言っていないということなので、もういいでしょう」と説得してその場を収めたが、両横綱の間で険悪な雰囲気が漂ったという。一次会では、日馬富士は白鵬の攻撃から貴ノ岩を守っていたのである。

 ところが、二次会のラウンジで異変が起きた。開始から程なくして白鵬が「お前たちがこうして相撲を取って生活していけるのも、ここにいる(鳥取城北高校の)先生方のお蔭だ。その恩を忘れずに、社会人としてきちんと生活をしていきなさい」などと説教を再開。話が一段落した時にスマートフォンをいじった貴ノ岩を日馬富士が注意した際、貴ノ岩がにらみ返すような表情をしたことで日馬富士が激高したという経緯は、これまで報じられた通りだ。この際、一次会ではかばっていたという経緯も日馬富士の怒りに影響したようで、「なぜ、こんな態度をとるんだ、お前のことをさっきは守ってやったじゃないか。お前は横綱をなめているのか」、「こら、お前は何様なんだ」などと言いながら、素手で貴ノ岩の頭や顔面を断続的に叩いたという。

 怒りの収まらない日馬富士は、近くにあったボトルを振り上げたが、これをとり落とし、今度はカラオケのリモコンを手にする。それを見た白鵬は、「物を持たないようにしましょう」と声をかけて止めたが、間に合わず、日馬富士は貴ノ岩の頭をリモコンで数回殴打。ここで白鵬が日馬富士の手を押さえるなどして止め、ようやく日馬富士を引き離したという。

 以上のような経緯から、日馬富士の暴行を直ちに止めなかった白鵬の責任を重く見たのが、今回の処分の理由と言えそうだ。暴行当日の力士たちの生々しいやり取りがかなり詳細に明らかになってきた。貴ノ岩は19日、相撲協会による聴取に応じ、「礼を失する行為はしていない」と主張しているという。貴乃花親方の意見は今回の報告書に反映されていない。関係者が処分に納得してこれで“一件落着”となるかは、甚だ不透明だ。(本誌・小泉耕平)
参照元:説教はじめたのは白鵬「物を持たないように」と傍観 貴ノ岩を庇った日馬富士 事件の真相とは?
小泉耕平2017.12.20 19:22 週刊朝日


貴乃花親方 協会対立が波紋…妻・景子さんに女将から厳しい声
2017年12月12日 エンタメウィーク

「角界での景子さんの評判は、正直言って“最悪”です。というのも、他の部屋の女将さんたちが陰口を叩いているんですよ」(相撲ライター)

10月の鳥取巡業中に起きた平幕力士・貴ノ岩(27)への暴行事件。加害者の横綱・日馬富士(33)は11月29日に引退を発表。だが騒動は収束するどころか、日本相撲協会と貴乃花親方(45)のバトルへと発展している。そんななか、女将である花田景子さん(53)にも冒頭のような批判の声が上がってきているという。

「貴乃花部屋では女将が自宅から通う形をとっています。でも他の女将たちは基本的に住み込みなので『景子さんはどんなに忙しくても、帰ったらリラックスできる。“タレント女将”は違うわ』と揶揄されているんです。さらに『部屋にいないと何かあっても対処できない。力士からも信頼が得られていないみたい』との陰口も。騒動以降は『理事長夫人になりたいのかしら』など、いっそう辛辣な声が上がっています」(前出・相撲ライター)

88年にフジテレビに入社し、女子アナブームの火付け役となった景子さん。94年に退社して翌年に貴乃花と結婚し、世間をあっと言わせた。貴乃花が親方になると、女将として部屋を支えるように。ただ夫が目指すのは、改革路線だった。伝統的なタニマチと縁を切り、一般に開かれたサポーター制度を導入。一部の有力者との癒着を望まず、寄付は少額でも部屋を支えてくれる一般の人たちとつながっていきたいという信念からくるものだった。

「しかし部屋を維持するには年間億単位のお金がかかると言われており、大口のスポンサーであるタニマチなしでの運営は決して楽ではありません。そのうえ改革路線を進めた結果、貴乃花親方は角界で孤立していきました。それでも景子さんは『金銭的に苦しくても信念を貫く親方を支えたい』と、自らも奔走するように。これまでの“物言わぬ女将”ではなく、自ら前面に出て資金集めをする女将になっていったのです」(スポーツ紙記者)

貴乃花親方は、昨年12月に忘年会を開催している。その際に話題となったのが親方の女装姿だった。この企画を考えたのも、景子さんだったといわれている。他の部屋から批判が噴出してものの、会費3万円の忘年会には400人が集まったという。

また景子さんは、貴乃花部屋のホームページも製作。貴乃花親方が四股をヒントに考案したエクササイズ「シコアサイズ」も、もともとは彼女の発案。東京では教室を開いており、インストラクターが全国で普及に努めている。さらに景子さんは自身の経験を活かし、全国で講演活動を実施。連日満員となるほどの人気ぶりだ。

「講演のテーマも『相撲に見る、日本人の心』『母として、妻として、女将として』『心をつかむコミュニケーション術』など、かなりバラエティに富んでいます。景子さんは元アナウンサーですから、説得力が違います。彼女に憧れてサポーターになる人も少なくないそうで、彼女が貴乃花部屋の屋台骨を支えています。講演の際は『体の大きい人がいたらご一報を』と呼びかけるなど、“新弟子募集”も忘れないそうですよ」(相撲関係者)

夫を支えるため、景子さんの奮闘は続く――。

参照元:貴乃花親方 協会対立が波紋…妻・景子さんに女将から厳しい声
2017年12月12日 エンタメウィーク

貴乃花一門「無言の圧で解任決めた八角理事長は姑息」と反撃 訴訟なら泥沼化
2017.12.29 13:36週刊朝日

元日馬富士の暴行事件をめぐる角界の混乱は年内に収まるどころか、拡大する一方で年越しの様相となった。

 貴乃花親方(元横綱)に対し、日本相撲協会の理事会は28日、史上初めて「理事解任」を決議。役員待遇委員への2階級降格となる理事解任を評議員会に諮ることが決まった。

 同日午後に評議会が開かれた後、会見した池坊保子同議長は年明け(1月4日)に臨時評議会を改めて開き、処分を正式に決めるなどと説明した。

 相撲協会のこの「長い一日」の内幕はどのようなものだったのか?出席者にその様子を聞くと、理事会で1時間ほど議論をした中で、貴乃花親方の処分の説明は10分くらいだったという。

「理事降格処分でどうかと八角理事長が口火を切り、そこで賛成か反対か決を採ると思ったら、とらなかった。誰も何も言わないから、そのまま理事降格が決まったそうだ。八角理事長が理事降格と、言い始めたときはすごい緊張した雰囲気、重圧だった。あれでは誰も何もいえない。八角理事長の作戦勝ち。話しにくい状況をつくって、挙手とかではなく、『理事降格でいいですね』とやり、反対意見が出なかったので、決まったそうです。貴乃花親方は処分案が言い渡された時、無言で黙って聞いていたというから、相当な覚悟ですよ。その後もしばらく席を離れなかったそうですから。貴乃花親方は理事会で弁明の機会を与えられたが、何も語らなかった」(相撲協会関係者)

 記者会見で、八角理事長は『2月の理事候補選には貴乃花親方は出馬できる』『部屋で弟子を指導してもいい』と繰り返し述べ、実質的な影響はほとんどないという協会関係者もいる。

 だが、貴乃花一門の親方はこう怒る。

「ガス抜きをするつもりなのだろう。記者会見も用意周到。すべて八角理事長側、執行部で描いた台本通りということなんでしょうね。あまりにやり方が姑息、卑怯だ。『どうなっているんだ』『協会はむちゃくちゃだ』と他の仲間の親方も怒っていた。伊勢ヶ浜親方が自分から辞めて、理事降格で処分なし。被害者の貴乃花親方は理事降格処分。ありえないでしょう」

今回の処分を不服として貴乃花親方が協会を相手取って訴訟を起こす可能性もあるという関係者もいる。

「貴乃花親方は民事訴訟も考えているようだ。民事訴訟ならいろんな証拠を出すことができる。なぜ暴行が起きたのか?その背景の説明に協会執行部が知られたくないことも含まれるかもしれない。これから逆襲が始まりますよ。貴乃花親方は何が悪いのか、と周囲に語っていた。執行部のやり方は問題だと他の一門からも、貴乃花親方支援の声が上がってきている。危機の時こそとばかりに、団結、結束の機運が高まってきている。執行部は暴行事件で貴乃花親方を悪者にして、問題をすり替え、自分たちに火の粉が飛んでこないように演出している。こんなことは許せない。2月に向けて、戦うしかない」(貴乃花部屋関係者)

 しかし、執行部派の親方はこう突き放す。

「一時は解雇、部屋解散まで言われていた。理事降格で終わって貴乃花親方は助かったんじゃないか。警察に通報してもいいが、巡業部長として報告、協力は当然のことです。記者会見で言われたように、忠実義務の反していることは明白。貴乃花親方の言動は、とにかく協会を混乱させて、和を乱すことばかり。そうやって世間の耳目を集めて、少数派を大きくみせようとしているんじゃないか。弟子の暴行事件を自分の勢力拡大のために使っているとしか思えない。執行部批判ばかりしているが、2月の理事選に出られるわけで、感謝するべき。だが、理事降格ということは、それなりに重荷になる処分。自分勝手な行動は許されないという、執行部の警告です」

 相撲協会は同日の会見で、前回の理事長選で貴乃花親方を支援したとされる元協会顧問が在職中に背任的行為などをしたとして、元顧問と彼が代表取締役を務めたコンサルティング会社に約1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を12月25日に東京地裁に起こしたことも発表した。

「元顧問は執行部から解雇されましたが、解雇は無効だと地位確認を求める訴訟を起こし、協会と係争中でした。執行部は今回の騒動でも貴乃花親方の背後にこの元顧問がいると睨んでおり、徹底抗戦する構えです」(協会関係者)

 泥沼化した今回の騒動、処分が決定する新年早々にも、波乱の展開があるかもしれない。

※週刊朝日オンライン限定記事

参照元:貴乃花一門「無言の圧で解任決めた八角理事長は姑息」と反撃 訴訟なら泥沼化
2017.12.29 13:36週刊朝日


「ビートたけしが怒るって珍しい」 池坊議長と暴行事件で大バトル
2017年12月18日 17時42分 J-CASTニュース

ビートたけしさんが日本相撲協会の池坊保子・評議員会議長と火花を散らせる場面があった。

2人は2017年12月17日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)に出演。元横綱・日馬富士の暴行事件で、被害者の平幕・貴ノ岩の師匠である貴乃花親方が「反協会」的な立場を貫いていることについて、真っ向から対立した。

池坊氏「もっと率直に仰らないといけない」

公益財団法人の日本相撲協会において、池坊氏は理事会を監督する立場にある「評議員会」の議長。「評議員会があって理事会があります」などと説明すると、たけしさんが「いろんな組織を自分たちの責任逃れで作ってんじゃねえの?」とかみついた。

すかさず池坊氏は「いえ、公益財団法人というのは国が決めたものですから、相撲界が決めたわけではありませんから」と返したが、たけしさんも「あんなもん国で決める必要ねえだろ」と応じた。

放送が始まってまだ数分。インターネット掲示板では「たけしが既にバトルモード」「たけしは色々言いたいんだろうな」といった声が漏れていた。

暴行事件では、貴乃花親方が協会の危機管理委員会による聴取に応じないなど沈黙。当局の捜査が終わったら協力するとして、表立って口を開いていない。

池坊氏は、協会を「会社」になぞらえ、「(貴乃花親方が)『会社』のルールを守らないで何も言わないのはおかしいじゃありませんか。まず『企業』をしっかり運営して、どう良い方向に持っていくかというのが改革なんです。改革、改革と仰るのですから、ぜひどういう不満を持っている、どういうところが足りないと、もっと率直に仰らないといけないと思います」と批判。貴乃花親方が理事を解任される可能性については

「さあ。それはまだ、ちゃんと危機管理委員会(の報告)を慎重に聞いてからだと思います。いずれの時かは(八角)理事長がご判断なさると思います」

と述べた。池坊氏自身の考えを問われると、「いま相撲協会を代表して言うのは軽々だから申し上げません」とするにとどめた。

たけし「そんなバカな話が通るわけないじゃない」

また、大竹まことさんが「よほど(貴乃花親方は)相撲協会と何かありそうで、他にも(対立の)原因があるんじゃないのか」と聞いたが、池坊氏は

「実はね、ないんですよ。ないにもかかわらず、あるように見せかけている、ということがいけないと思う」

とキッパリ。大竹さんは「それは分からないじゃないですか」と改めて尋ねたが、池坊氏は返す刀で、

「だから仰らなければいけませんでしょう。私はどちらの味方をするつもりもありません。でもね、毎日毎日ワイドショーに取り上げられる。貴乃花さんが喋ったら、それは解決することではありませんか」

と述べた。

たけしさんが再度、語気を強めたのはその後。巡業部長の貴乃花親方は、秋巡業中に起きた力士間の暴行を協会に報告しなかったとして、責任を問われる可能性があるとされるが、たけしさんは、

「(たとえば)若い衆が人を殺したら協会へ行くっていうの、おかしいじゃねえか。なんで殺しました、じゃあ協会に相談してって、そんなバカな話が通るわけないじゃない」

と協会の「ルール」を疑問視。さらに

「口喧嘩とか、飲み屋で揉めたくらいだったら協会に言いますよ。でも明らかに犯罪だって分かっているものを、まず協会に相談するっていう約束があること自体が...」

と言ったところで、池坊氏が制するように、

「相談するのではありません。届け出る義務があるということです。日馬富士さんと貴ノ岩さんは、終わった後で握手をしたそうです。ですから、その時点では2人とも大したことはないと思ったのではないかと」

と割って入った。

こうした激論にネット掲示板では「たけし激おこやで」「今日のたけしは結構言うな」「たけしが怒るって珍しい」と、たけしさんの激高ぶりに注目するユーザーが相次いでいた。

参照元:「ビートたけしが怒るって珍しい」 池坊議長と暴行事件で大バトル
2017年12月18日 17時42分 J-CASTニュース









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