内閣不信任決議案否決の政変劇について

自民党が6月1日に内閣不信任決議案を提出し、2日に否決された。

内閣不信任決議案に対して、民主党の小沢グループが当初、賛成する向きとの情報があったが、
管直人が採決前に早期退陣を示唆したことで、投票は自主投票となり、当初、不信任決議に賛成していた民主党議員も反対から賛成、棄権に転じるなどして、この政治劇が終了した。

国民はこの震災の緊急時での権力闘争に冷やかな見方を示している。

木星が管直人の出生図の5室に入室する直前の5月6日に「浜岡原発停止要請」をし、その後、実際に停止されるなど、木星が5室に入室した効果によってよい政治判断を示している。

現在、トランジットの土星が管直人の10室で逆行し、10室に在住する太陽を傷つけて、
4、7、12、9、11、6室などにアスペクトしており、ケンドラを傷つけると同時にモクシャハウスにアスペクトして、彼にとっては試練の時期である。

太陽は権威を表し、内閣不信任決議案提出というのは、権威に対する攻撃、批判である。

管直人はチャラダシャーが魚座で、魚座から8室にAMKとGKが在住しているため、政権を取ってから、
ずっと政権は安定しない。

然し、ヴィムショッタリダシャーではおそらくマハダシャー火星期で、
評価や高い地位を表す11室でラージャヨーガを形成しており、簡単に退陣するとは思えない。

実際に管政権がこれだけ叩かれながらも存続してきたのは、そうした11室の強さと、それに絡むマハダシャー火星期であることが大きいと思われる。

一方、小沢一郎は、木星がラグナ、月からみて9室に入室しているのであり、
検察の攻撃などから逃れて一定の幸福感が得られる時期であるとは思えるが、
然し、9室は10室(地位、権力)を損失するハウスのため、実際、小沢一郎が今、政権に対して、
何もできないのはそういうことである。

今回の政変についても、小沢一郎のシナリオとは全く違う動きとなって、
特に不信任決議前に行われた鳩山由紀夫と管直人の会談について聞いていないと激怒したそうである。

管直人は、その後、早期退陣を示唆することで、管政権に反対票を転じようとしていた小沢グループを分裂に招き、

その後、内閣不信任決議案が否決された後、全く退陣時期を明らかにしないことで政権の延命に成功している。

この小沢一郎のシナリオ通りに進まない展開は、現在、小沢一郎の出生図の2室で逆行する土星が、
中断、変化、災難の8室にアスペクトし、更に10室の太陽にもアスペクトしている結果ではないかと思われる。

(つまり、小沢一郎は自民党の不信任案提出に乗じたことで災難を被ったと解釈もできる)

そして、今後、土星が3室天秤座に入室して、9室にアスペクトし、9室にダブルトランジットするため、
小沢一郎は民主党内で、再び、権力の地位を握ることはないだろうと思われる。

自民党の不信任決議案提出に乗じた小沢一郎の政変は失敗に終わり、辛うじて、棄権することにより、
追加処分は免れたが、求心力の低下は避けられない。

そして、早ければ今年の8月には、小沢一郎のマハダシャーは土星期に入っていく。

土星は6、7室支配でラグナロードで地位の10室に在住する太陽に接合して、太陽を傷つけている。

従って、今回の政変の失敗により、小沢一郎への風当たりは強くなり、政界での実権を失っていくものと
思われる。

一方、管直人は今回の政権の執行部による戦術により、延命し、もし11月まで延命出来れば、
土星がウパチャヤの11室に入室して、11室にダブルトランジットが形成されるため、
政権への批判が終わり、逆に政権運営に一定の評価を得るような状況が生まれてきそうである。

管政権は不安定ながらも長期政権化する可能性を秘めていると思われる。

小沢が好きか嫌いかという問題ではなく、占星術上の事実として、今回の政変劇は、土星と木星のトランジット通りに展開していることがよく分かる。

 

 

資料:内閣不信任案提出へ
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内閣不信任決議案、3党で提出…2日採決へ
読売新聞 6月1日(水)18時0分配信

 自民、公明、たちあがれ日本の野党3党は1日夕、菅政権に対する内閣不信任決議案を衆院に提出した。

 衆院議院運営委員会は理事会で、2日午後の本会議で採決することを決めた。3党とみんなの党は賛成し、共産、社民両党は棄権する方向だ。民主党では小沢一郎元代表、鳩山前首相、原口一博前総務相らが賛成を表明するなど、多くの造反議員が出る見通しで、不信任案の成否は予断を許さない状況だ。民主党は分裂含みの展開で、事態は緊迫の度を増している。

 自民党の谷垣総裁は1日午後の党首討論で、菅首相に「お辞めになったらいかがか。東日本大震災の復旧・復興をあなたの下でやっていくことは不可能だ」と退陣を要求した。首相は「国民の大部分は、震災の復旧復興、原発事故の収束を強く求めている。その責任を果たしていかないといけない」と拒否した。谷垣氏はこれを受けて公明党の山口代表と会談し、不信任案提出を決めた。

 共産党の志位委員長は1日夜の記者会見で、「自民党などには、可決後の展望がない。賛成票を投じれば、党略的で無責任な行動に手を貸すことになる」と述べ、不信任案採決を党として棄権する考えを示した。社民党も1日の両院議員総会で、棄権する方向で一致した。

 小沢元代表は1日夜、都内のホテルに自らを支持する民主党衆院議員70人を集め、不信任案賛成を表明した。その後、元代表は記者団に、「政権をゆだねられた本来の民主党のあり方に戻さないといけないという意味で、本会議も対処する」と述べた。元代表を支持する東祥三内閣府副大臣、鈴木克昌総務副大臣、三井辨雄国土交通副大臣、内山晃総務政務官、樋高剛環境政務官は1日夕、首相官邸を訪れ、不信任案に賛成するとして辞表を提出した。

 鳩山氏は1日夜、都内で開かれた自らのグループの会合後、記者団に不信任案賛成の意向を表明した。原口氏も国会内で記者団に、東日本大震災への対応などへの不満を理由に賛成を明言した。党執行部でも「50~60人は賛成するだろう」という見方が出ている。

最終更新:6月1日(水)23時45分
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資料:内閣不信任案否決へ
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内閣不信任案:小沢元代表に近い議員ら反対に転じ否決

内閣不信任決議案の否決後、記者の質問に答える鳩山由紀夫前首相=国会内で2011年6月2日午後3時31分、久保玲撮影
 菅直人首相は2日の民主党代議士会で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の対応に一定のめどをつけた段階で退陣する意向を表明した。これを受け、自民党など野党3党が提出した内閣不信任決議案に当初、賛成を表明していた鳩山由紀夫前首相や、小沢一郎元代表に近い議員らのほとんどが反対に転じ、不信任案は同日午後、反対多数で否決された。元代表自身は採決を欠席した。

 不信任案には、民主党と国民新党・新党日本などが反対。自民、公明、たちあがれ日本、みんなの党などが賛成した。共産党は棄権し、社民党は欠席。民主党からは2人が賛成し、元代表を含む15人が欠席・棄権した。同党執行部は、同日夜の役員会などで賛成者を除籍(除名)とし、小沢元代表の処分は見送ることを決めた。元代表以外の欠席・棄権者は岡田克也幹事長が事情を聴いた上で判断する。

 首相は代議士会で「震災への取り組みに一定のめどがついた段階で、若い世代にいろいろな責任を引き継いでほしい」と発言。同日午前の首相との会談後、代議士会に臨んだ鳩山氏は「震災復興基本法案を成立させ、11年度2次補正予算の早期編成にめどをつけた段階で身を捨ててほしいと申し上げ、首相と合意した」と、早期退陣で一致したとの考えを示した。

 また首相は、(1)民主党を壊さない(2)自民党政権に逆戻りさせない(3)復興基本法案の成立と2次補正の早期編成のめどをつける--ことについて鳩山氏と文書で合意したことを明らかにし、鳩山氏も不信任案への反対を呼び掛けた。鳩山氏の翻意で、民主党内の大量造反の動きは事実上、封じ込められた。

 ただ首相は代議士会で、具体的な時期には言及しなかった。そのため、鳩山氏が不信任案否決後、「(退陣が)夏では遅すぎる」と話したのに対し、岡田幹事長は「復興法案成立や2次補正編成と退陣は必ずしも直結しない」と指摘。首相退陣の時期が、党内対立の火種になる可能性が高い。【松尾良】

毎日新聞 2011年6月2日 21時45分(最終更新 6月3日 1時34分)
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内閣不信任案:賛成、欠席、棄権者リスト
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内閣不信任案:賛成、欠席・棄権した民主党議員

 2日の内閣不信任決議案採決で賛成、欠席・棄権した民主党議員は次の通り。(敬称略)

 【賛成】

 松木謙公、横粂勝仁

 【欠席・棄権】

 小沢一郎、田中真紀子、内山晃、太田和美、岡島一正、古賀敬章、石原洋三郎、笠原多見子、金子健一、川島智太郎、木内孝胤、黒田雄、瑞慶覧長敏、三宅雪子、三輪信昭

毎日新聞 2011年6月2日 21時14分
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資料:小沢一郎の動き
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小沢元代表:米紙に、菅首相の早期交代求める発言

民主党の小沢一郎元代表

 民主党の小沢一郎元代表は27日付のウォールストリート・ジャーナル日本版(電子版)のインタビューで、菅直人首相の政権運営について「菅政権は国民の支持を失っている。政策の実行ができないのなら総理をやっている意味がない。一日でも早く代わった方がいい」と述べた。自民、公明両党が今国会に提出する内閣不信任決議案に賛成する意向を示唆したとみられる。

 小沢元代表が菅首相に対する退陣要求を公言したのは初めて。小沢元代表は菅政権に関し「放射能汚染に対する認識がまったくない。(震災対応も)役所に任せきりで、民主党が目指した政治とはほど遠い」と批判。ポスト菅の候補については「何人でもいる」との見方を示し、自らの政治活動についても「もう一仕事やらねばならない」と述べた。

 小沢グループは不信任案賛成を前提とした署名集めをしているが、グループ内もまとまっておらず、可決に必要な約80人の造反議員の確保は難航している。小沢元代表の発言には自ら首相交代を求める姿勢を鮮明にすることで、不信任案可決に向けた流れをつくる狙いがあるとみられる。

【葛西大博】

毎日新聞 2011年5月27日 21時39分(最終更新 5月27日 22時25分)
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資料:今回の政変劇の分析
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菅、鳩「退陣合意」は仙谷・枝野の巧妙なワナだった!?
2011.06.04 ZAKZAK

 菅直人首相の退陣“ほのめかし”発言は、民主党の枝野幸男官房長官、仙谷由人正副官房長官、岡田克也幹事長ら政府・民主党の幹部が仕組んだ、巧妙な戦術だったことが4日までに明らかになった。鳩山由紀夫前首相が首相との直接会談で取りつけた“言質”であればこそ、小沢一郎元代表の反菅グループも、自主投票に方向転換したが、首相サイドが1枚も2枚も上手だったのか。東日本大震災の被災者そっちのけで繰り広げられた、豪腕&ルーピーと、ペテン師の化かし合いの真相とは-。

 「許し難いペテン師」

 「男として、人間として、あるまじき態度」

 不信任案否決から一夜明けた3日、夕刊フジの単独インタビューに応じた鳩山氏は、“合意”したはずの退陣時期を先延ばしする菅首相の姿勢を厳しく断じたが、すべてはあとの祭り。

 小沢、鳩山両氏を中心に展開したはずの、内閣不信任案採決をめぐる攻防。否決に大きく響いた首相の「退陣発言」や、日付もない“合意文書”の署名拒否も、すべては菅首相を中心とする政府・民主党執行部の筋書き通りだった。

 1日夜、小沢氏と小沢氏に近い議員計71人は都内のホテルに結集し、「不信任案可決」に向けて気勢をあげていた。鳩山氏も賛成票を投じる意志を固めるなど、その数は次第に増え、メディアでは、可決に必要な造反数81を突破するのではとの見方も出始めていた。

 同じ1日夜、事態を深刻に受け止めた岡田氏、枝野氏、仙谷氏ら政府・民主党の幹部10人が集まり、必死に、票読みと対抗策を練っていた。

 衆院の民主党会派はその時点で305人。53人までなら、議員が欠けても委員長ポストを独占し、委員数でも野党を下回らない安定多数252人を維持できる。

 「造反が40~50人までなら、不信任案の賛成者を即日除籍の厳罰処分とする“小沢切り”が決まった」(政府筋)

 しかし、小沢グループら“反乱軍”の勢力が67人を超えた場合、衆院の単独過半数を失うことになることから、採決ギリギリまで反対に転じるよう説得する方針も確認。作戦として、不信任案の採決が行われる2日の衆院本会議後に、臨時閣議の開催を決定した。

 「可決すれば最後の切り札である衆院の解散を断行すると確認する閣議-と連想させようとしたのです」(同)

 そして浮上したのが、“造反予備軍”の軟化を誘う手段として、採決直前、2日昼の党代議士会で、菅首相が「退陣」をほのめかすという案だったのだ。

 反乱軍や反乱予備軍の軟化を狙うメンバーらは首相発言の内容を調整。最後は菅首相自ら筆を入れたうえで、合意文書とはまったく無関係に、同日朝、芝博一首相補佐官から岡田氏らにメール送信されていた。

 この時、首相が信頼する北沢俊美防衛相や、鳩山氏に近い平野博文元官房長官は、同時進行状態で、まったく別の動きを見せていた。

 後に首相と鳩山氏の間で交わす3項目の「確認事項」の文案を作成していたが、岡田氏、枝野氏らの動きは知らなかった。

 「2人は鳩山氏の不信任案賛成の表明で、党分裂の危機感を強く抱き、文書合意による首相退陣と引き換えの不信任案反対という筋書きの素案を作った実動部隊。文案作成は、皮肉にも幹部10人の会議が行われていた1日夜、同じホテルの別室で行われており、結果として、幹部らの反乱軍懐柔作戦を補強するための文書を、彼らのすぐ側でせっせと作成していたことになる」(民主党中堅議員)

 同日午前11時すぎ。鳩山氏が平野氏を伴って官邸に文書を持参。首相は立会人として岡田氏を呼んだ。すでに、退陣“ほのめかし”発言による延命の筋書きが出来上がっていた首相にとって、退陣の文言も日付もない文書は正しく渡りに船の存在。高笑いをこらえる様子が目に浮かぶようだ。

 署名と引き換えに、不信任案反対の呼びかけを持ちかける鳩山氏に対し、首相は、「2人の信頼関係の中ですから(署名がなくとも)まったく問題ありません」とピシャリ。鳩山氏が折れた瞬間、首相の延命は完全に決定づけられた。

 こうして迎えた2日正午の党代議士会。合意文書とは無関係に、退陣“ほのめかし”発言を行った首相に対し、鳩山氏は合意文書が前提であると妄信し、反対票の投票を呼びかけ。小沢氏の自主投票発言も相まって、流れは幹部の読み通り一気に不信任案反対へ加速し、否決に舵が切られたのだ。

 巧妙なワナとも言える仕掛け。その後の首相の豹変を見抜いた人物もいる。野党多数の参院の円滑運営のために、首相が身を引くことを期待していた輿石東参院議員会長は、首相が最後まで退陣時期を明確にしなかったことを確認すると、電話で平野氏を怒鳴り上げたという。しかし、時遅しだった。
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