デヴィ夫人のラグナについて

今年の2月27日付けの記事によると、デヴィ夫人が大津市の中学2年の男子生徒のいじめ自殺に関する自分の意見をブログに投稿する際に無関係の女性を掲載したことに関して、名誉棄損で訴えられ慰謝料165万円の判決を受けていた。

私はこの記事を眺めていて、デヴィ夫人は牡牛座ラグナであることに気づいた。

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何故なら、天秤座の土星と双子座の木星によって形成される土星と木星のダブルトランジットは、天秤座と射手座に形成されているため、牡牛座ラグナにとっては6室(訴訟)と8室(訴訟を起こされる)にダブルトランジットが生じているからである。

今のトランジットのタイミングで訴訟と言ったら、まず思い浮ぶのが牡牛座である。

あるいは射手座を6室に設定すれば蟹座ラグナという可能性もあり得るし、また他のラグナの可能性もない訳ではない。


然し、デヴィ夫人がインドネシアのスカルノ大統領と結婚して、社会的ステータスの高い政治家や財界人との人脈を築き、自らもスカルの大統領の元夫人であるという肩書によって、社会的に高い評価(称号)を得ていることを考えると、11室に顕著な特徴がなければならない。

そうしたことを考えると、デヴィ夫人は牡牛座ラグナである。

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また2月27日付のトランジットを確認すると、牡牛座から6室目の天秤座に土星、ラーフ、火星という3つの凶星が集中している。

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6室の凶星は敵と戦う配置であることからデヴィ夫人は判決内容を不服として、26日付で大阪高裁に控訴している。

 

牡牛座ラグナに設定すると、ラグナロードの金星が10室に在住しており、当時、スカルノ大統領と結婚した日本人として社会的に注目を浴びたことを考えると、この配置は納得できるのである。

また金星は月から見て3室に在住しているので、この金星はタレントとしての活動も表している。

但し、金星は月からみて6、11室支配で3室に在住しているため、度々、他の芸能人とトラブルを起こすようである。

8、11室支配の木星は11室に在住し、7室支配の火星と同室している。

これは配偶者(7L)が社会的に地位の高い(11室)人物であり、配偶者からの収入や相続、遺産(8室)などの権利収入に恵まれることを示している。

この牡牛座ラグナに設定すると、スカルノ大統領と正式に結婚した1962年はちょうど、マハダシャー・ラーフ期に移行するタイミングであった。

ダシャーはラーフ/ラーフ期で、トランジットの木星は2室にアスペクトし、土星は2Lにアスペクトしていた。
従って、結婚生活を表す2室にダブルトランジットが生じていた。

1967年3月11日に都内病院にて娘(カリナ)を出産しているが、ダシャーはラーフ/木星期であり、マハダシャーロードのラーフは5室に在住し、アンタルダシャーロードの木星は5室にアスペクトしている。

また木星は3室蟹座から5室支配の水星にアスペクトし、土星は5室にアスペクトして、5室にダブルトランジットを形成していた。

デヴィ夫人は「社交界の華」と呼ばれ、その容姿で多くの要人らと関係をもったというが、1980年にはインドネシアに戻り、石油関連事業を興したという。

この1980年はちょうどマハダシャー木星期への移行期であり、木星は8、11室支配で魚座11室に在住しており、ナヴァムシャでも木星は蠍座に在住して魚座にアスペクトしている。

11室は株式を所有したり、資本家として事業を所有するようなハウスであり、また木星は水の星座に在住しているが、石油関連事業は液体を扱うため、水の星座で表される。

従って、魚座11室に在住する強いマハダシャー木星期にインドネシアで石油関連事業を興せたというのは、この惑星配置から見ると納得できる。

木星は8室の支配星でもあるため、おそらく「社交界の華」と呼ばれた時代に培った人脈(8室)が生かされたのではないかと思われる。

デヴィ夫人は1991年にアメリカ・ニューヨークに渡っているが、この時、木星/太陽期であり、木星は蟹座から9室山羊座に在住する4Lの太陽にアスペクトし、土星は山羊座を通過して4Lの太陽に接合して、4Lに土星と木星がダブルトランジットしていた。

アンタルダシャーロードの4室支配の太陽に対して、木星と土星がダブルトランジットしていたため、このタイミングで引っ越ししたことが分かる。

この時期は木星と土星が4Lばかりでなく9室にもダブルトランジットしていたが、このニューヨークへの移住を持って、インドネシアの第一線から退き、その後の政変や第1夫人・第2夫人を中心とした政治の動乱には巻き込まれることもなく、日本に帰国したという。

おそらく9室は10室(政治の中心)を損失するハウスであるため、第一線から退いて、精神的には幸福な状態(9室)で、過ごし、その後、日本に帰国したということではないかと思われる。

因みにこのニューヨークに渡った翌年の1992年1月2日に第4代フィリピン大統領の孫娘のミニー・オスメニャの顔をシャンパングラスで殴打して逮捕監禁されている。

この時のトランジットは木星が4室から8室と12室にアスペクトし、また6Lの金星にもアスペクトして、土星が6室と8Lの木星と12Lの火星にアスペクトしていた為、6室と8室と12室にダブルトランジットしていた。

従って、暴力をふるって(6室)、逮捕され(8室)、収監(12室)されたことがよく分かる。

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1992年(平成4年)1月2日にアメリカ合衆国のスキー・リゾート地、コロラド州アスペンで、セルヒオ・オスメニャ第4代フィリピン大統領の孫娘のミニー・オスメニャ(Minnie Osmena)の顔をシャンパングラスで殴打し、37針縫う大けがを負わせて傷害罪で逮捕され、禁固60日・罰金700ドルの実刑判決が出て、34日間収監される。(wikipediaより)
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このことの象意自体は、11室に在住する火星が表している。

11室に在住しているので、元大統領の孫娘という社会的称号のある有力者に対して、暴力(火星)をふるったのであるが、火星は12室(収監)も支配している為、収監されたのである。

つまり、8室支配の木星が12室支配の火星と絡んで、更にラーフ/ケートゥ軸によって傷つけられている為、8室、11室、12室などが結びついた象意(社交界での苦悩と収監)が顕現したということである。

このようにデヴィ夫人のこれまでの人生の出来事を調べると、ラグナは牡牛座であることがよく分かる。

牡牛座ラグナに設定すると、彼女が結婚した当時、実の弟が亡くなったことも、社交界で暴力をふるってしまうことも、またブログに写真を投稿して名誉棄損で訴えられるといったことも全て説明することができる。

3室(弟)支配の月が8室(苦悩)に在住していることや、

8室(苦悩)支配の木星が11室(社交界)で12室(収監)支配の火星(暴力)と接合し、ラーフ/ケートゥ軸と絡んでいることや、
9、10室支配の土星(慈善事業、行為)が12室(インターネット)で減衰することもそれを表している。

デヴィ夫人としてはいじめを告発して社会正義を実現しようといった善い動機(9室)でブログに写真を投稿(10室)したのかもしれないが、その土星は減衰している(ナヴァムシャでも減衰)ので、空気が読めず、また抑制の効かない、裁判長の言葉を借りると、「非常に軽率な行為」となってしまったということである。

訴訟を起こした相手(一般女性)は7室で表されるため、7室をラグナとすると6室で土星が減衰している。

この6室で減衰する土星は敵を粉砕する配置である。

デヴィ夫人のブログ投稿によって迷惑を被った女性自身も非常に強力に敵を粉砕する配置を持っていることを意味している。

従って、名誉棄損で訴えて、165万円の支払いを命じる慰謝料を勝ち取ったのである。

 
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大津中2いじめ自殺、無関係女性の写真ブログ掲載訴訟でデヴィ夫人控訴
2014.2.27 23:27 産経ニュース

 大津市の中学2年の男子生徒のいじめ自殺にからみ、ブログに無関係の女性を加害少年の母親であるかのように写真と記事を掲載したのは名誉毀損(きそん)に当たるとして、神戸地裁で慰謝料など165万円の支払いを命じられたタレントのデヴィ夫人が判決内容を不服として、大阪高裁に控訴していたことが27日、わかった。控訴は26日付。

 デヴィ夫人の代理人は「判決内容の事実認定は誤っている」とコメントした。

 判決によると、デヴィ夫人は平成24年7月、加害少年とされる少年数人の写真とともに、原告女性の写真をブログに掲載。加害少年の母親かのように読める文章を載せた。
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裁判所に「非常に軽率」と指摘されたデヴィ夫人…ブログで「大津いじめ自殺」にモノ申し、アクセス急増も掲載写真は無関係な女性
2014.2.24 07:00 産経ニュース

大津市の中2自殺に関するブログへの書き込みで、掲載した写真をめぐりデヴィ夫人が神戸地裁から慰謝料などの支払いを命じられた。名誉毀損をめぐる裁判だが、デヴィ夫人は判決を受け、控訴の意向をブログの中で示した

 「ネットの情報を吟味せずに写真などをブログに転載しており、非常に軽率」

 神戸地裁は18日、タレントのデヴィ夫人のブログの内容が名誉毀損(きそん)にあたるとして、デヴィ夫人に慰謝料など165万円の支払いを命じた。そのブログの内容は、大津市の中学2年の男子生徒が自殺した問題に絡み、インターネット上の情報を基に、無関係の女性が加害者とされる少年の母親であるかのように表現したというもの。デヴィ夫人のブログはこの掲載で、それまで1日数万件だったアクセス数が1日200万~780万件に跳ね上がったといい、専門家は「ネット上で情報が爆発的に拡散する怖さを認識させる判決。ネットで情報を発信する際は、リスクを認識して真実かどうか確認する必要性を改めて感じさせている」と話している。

突然、いじめ問題“関係者”に

 原告で50代の女性スタイリストの元に、同業仲間からこんな電話がかかってきた。

 「デヴィ夫人のブログに、顔写真が掲載されている」

 女性はすぐに知人に頼んで、ネットで検索してもらい、ブログを確認した。

 そのブログの記事は、平成23年10月に自殺した大津市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が、学校側のアンケートでいじめを受けていたことが発覚した後の24年7月10日に掲載。大津市のいじめ問題の詳細について加害者とされる少年の写真とともに紹介していた。

 そこには、原告の女性が写っている画像とともに「とんでもないのが母親の××××(加害者とされる少年の名字と原告の名前が記載)。××××自身も『冗談を真に受けて自殺するなんて、こっちが被害者だわ』などとふざけた発言をしています」などと書かれていた。

その後、女性が知人から状況を心配する電話を受けたり、勤め先に事実関係の問い合わせが来たりした。耐えかねた女性は同8月3日、謝罪文の掲載や慰謝料を求め、訴訟を起こした。

“踊る”不確定情報

 女性は大津市のいじめ問題とは無関係の人物だった。それにも関わらず、なぜ一連の騒動に巻き込まれたのだろうか。

 判決によると、問題の写真は、加害者とされる少年の親族と女性が共通の知人と再会した際に撮影された。この知人は23年2月、ブログに加害者とされる少年の親族と女性の名前を記載して、写真を掲載。再会を喜ぶごくありふれたブログの記事だった。

 事態が急変したのはいじめ問題が発覚した24年7月初旬。同月7日、ネット上の掲示板などで、写真の男性が加害者とされる少年の親族とみられるとしてこの写真が転載されると、翌8日には、別のブログサイトで、写真とともに加害者とされる少年の母親が、この女性とする記事が掲載された。そして、同10日には、デヴィ夫人のブログにも取り上げられた。

ブログで名誉毀損を認定

 女性側は裁判で、ブログを普通に読めば、写真の女性が母親だと勘違いすると主張。掲載前は1日数万件だったデヴィ夫人のブログのアクセス数は1日200万~780万件に急増しており、社会的評価を著しく低下させ名誉毀損に当たると指摘した。

 一方、デヴィ夫人側は、写真の女性が母親であると述べていない▽加害者とされる少年の親族の写真を掲載する趣旨で掲載し、女性が加害者とされる少年の母親と言及する意図はない-などと反論した。神戸地裁が和解を持ちかけたが成立せず、司法の判断に委ねられることとなった。

そして迎えた2月17日の神戸地裁判決。工藤涼二裁判長はブログの内容について「著名な芸能人が開設したもので、かつ、記事の内容は社会的耳目を集めた事件に関連するものだった」として、記事が相当多数の読者に閲覧されたと認定した。そして、「ネット上の情報を十分吟味せずに発信し、非常に軽率な行為」と非難した。

 また、「普通の読み方をすれば、女性が加害者とされる少年の母親であると誤信させる可能性が高い」と判断。社会的評価を低下させ、精神的苦痛を与えたとして慰謝料の支払いを命じた。一方で謝罪文の掲載については、すでに記事の訂正がされているなどとして、退けた。

相次ぐネットの書き込みめぐる訴訟

 ネット上の名誉毀損問題に詳しい深町周輔弁護士(東京弁護士会)は判決について「妥当な判断で、ネット上で情報が爆発的に拡散する怖さを改めて認識させる内容」と評価し、「誰もが被害者や加害者になり得る。ネット上で情報を発信するリスクを認識する必要がある」と指摘する。

 実際にブログなどで誤った情報を記載し、名誉毀損で裁判沙汰になるケースは少なくない。

 今回の訴訟以外にも大津市のいじめ問題では、加害者とされる少年の祖父だとブログに書き込まれたとして、滋賀県栗東市の病院職員の男性が、書き込んだ男性を相手取り、165万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

 また、ネット掲示板「2ちゃんねる」に、「技術が低い」などとする中傷を書き込まれた医師が、書き込んだ美容外科医に損害賠償を求めた訴訟では、大阪地裁が24年7月、慰謝料110万円の支払いを命じている。

深町弁護士はネット上のトラブルをめぐる相談件数は年々増えているといい、「ネット上には不確かな情報も多い。情報を発信する際は、一般人でも情報の発信力を意識して、しっかり事実関係を確認した上で書き込まないと同様の事件は起きる」と警鐘を鳴らしている。
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