木星の山羊座への入室-20日前からの効果-

私の知り合いの女性が最近急に調子がよくなったと言っている。
今週の頭の17,18日ぐらいからその変化が始まり、11/22の今日、それが確実になったことを感じるという。

その女性は山羊座ラグナで、月が牡牛座なので、昨年の11月頃から今までの間、ずっと木星がラグナから12室、月から8室をトランジットしていたのである。

その女性からはたびたび、状況を聞く機会があったが、これまでは非常に調子が悪く、何をやってもうまく行かない最悪な状態だとよくこぼしていた。

それが本日、連絡があり、調子が非常によくなったというのである。

その変化をまとめると以下のような事柄である。

・体が調子が悪く、睡眠とっていても、いつも眠たい。
病的に眠たかった。抜け毛がひどかった。

→それが完全になくなった。抜け毛が減った。(体の調子がよくなった。)


・今までぱっとしない顔つきだった。

→見違えるほど顔つきが輝き出した。化粧しなくても人に見せられる顔つきだった。


・今まで職場で距離感がつかめずにいた人がいた(会話がはずまない)
今までは一緒に作業もしていたがあまり仲良くならなかった。

→その人と急激に距離が近まった(人間関係が良くなった)


その女性によればこの変化は今後も続いていくことを感じているという。

この体験談を聞いて明らかなのは、木星が1室に入室したことによる木星の保護である。木星は1室に入室して、肉体の健康を保護し、そして、7室にアスペクトして対人関係が円滑に発展するような保護をもたらしたようである。

そして、何しろ、1室に木星が在住していることで、顔つきが輝き出したというのはよく分かるのである。

しかし、木星はまだ山羊座には入室しておらず、12月10日から山羊座に入室するので、まだ20日ぐらい前であり、まだ木星は射手座にいるのである。

それでも既に今の段階で、木星山羊座入室の効果が現れ始めている。

以前、ジェームスケラハー氏のネット講座を受けたとき、木星のトランジットは入室の場合は入室前の1ヵ月、そして、ハウスから出て行く場合は、出て行った後の1ヵ月ぐらい、つまり、入室と退出の前後1ヵ月ぐらいをトランジットの効果が持続する移行期間として、つまりオーブのようなものとして、考慮すべきと言っていたのを思い出すのである。

しかし、このケースの経験から考慮すると、明確な移行期間は入室の場合は20日前ぐらいではないかと思われる。

そして、私にも最近、職場での経験で、木星の山羊座への入室を感じさせる出来事があった。

それは19日頃に仕事上である依頼があったのだが、私の予感だとその依頼を通じて、今現在の恵まれた学習環境が失われるのではないかと思うのである。そして、おそらく仕事モードになってしまうと思うのである。

木星が山羊座に入室すると、私のラグナから10室、ダシャーロードの金星から6室に該当するため、アルタハウスの仕事のハウスに木星が移行するのである。


昨年の11月から木星はラグナから9室、マハダシャーの金星から5室をトランジットし、5室に木星と土星のダブルトランジットが生じていたのである。

5室も9室も学習のハウスであり、海外旅行を表したり、趣味とか、創造性を表すハウスである。従って、この一年仕事をしていたが、ほとんど、仕事をしていた感じがしないのである。

仕事と仕事の合間の時間の方が多く、それらの時間をコラムを書いたり、検証に用いたり、政治経済の知識を深めたり、様々な学習と創作活動に費やすことが出来たのである。

HPのコンテンツもこの1年でかなり増やす事が出来たのはこのような環境があるおかげであった。これは、木星の9室へのトランジット、ダシャーロードから5室へのトランジット、ラグナから5室へのダブルトランジットがもたらした効果なのはまさに明白である。

そして、この1年で、ラオ先生詣での旅も行なう事が出来たのである。


これらの幸運の配置が、これから少し変わることをその19日のある依頼によって感じたのである。その依頼は蠍座ラグナらしき人物を経由してもたらされたが、22日現在、太陽は蠍座をトランジットしている。

蠍座は私のラグナから8室に該当するため、私を支配し、管理してくる存在を表すのである。まさにその19日の依頼もそんな内容であった。だから、これから、私は今までの気楽に創作活動に打ち込めた気楽な環境から、仕事モードの状況に移行するのである。

ただ木星は10室に移行するため、来年は私はセミナーを開くことになりそうである。それはもう数ヵ月前から開きたいと思って準備を進めていたが、おそらく10室木星トランジットの時期に実施するだろうと考えていたのである。

だから、12月10日からの10室山羊座に木星入室の時期はこれまで5室や9室の象意の中で学習してきた知識を出していく仕事の時期である。

それと興味深いことに11月13日の朝5時頃、私はバイクで走っていて、突然、前に走っていた車に進路を妨害され、急ブレーキをかけた所、バイクが横転して怪我をしてしまった。3箇所擦りむいてたいしたことなく済んだが、何故、これが起こったかと考えると、その時点で、ラグナロードの火星が8室蠍座に在住していたからだとしか考えられないのである。このバイク事故については別のコラムで触れるが、この事故の起こった時の月のトランジットはラグナに在住しており、あまり事故とは関係ないと思われる。

そして、乗り物の表示体である金星は月、太陽からみて4室支配で6室に在住して6室の支配星と接合していたので、乗り物の事故とも考えられるが、理由をこじつけられるとするとそのくらいである。実際、大きな影響を与えていたのはラグナロードの火星が8室に在住しているというそのことではないかと思うのである。そうすると、ラグナロードのトランジットというのはかなり重要ではないかと思われ、今後、注目して行かなければならないと思うのである。



考えてみると、最近逮捕された小室哲哉は、ラグナと月が牡牛座で、現在、木星が8室をトランジット中であった。従って、木星が8室にトランジット中に詐欺事件を起こして逮捕監禁されたのである。

木星8室というのは、牡牛座に月が在住する細木数子が今年射手座8室に木星が入室してから、テレビ番組への出演を辞めてしまったことに見られるように、物事の中断、変化の時期である。その直後に細木数子は病院に入院しているのでやはり病気とか災難も表している。

小室哲哉もこの1年間は非常に苦しい時期で詐欺行為に手を染める結果となったものと思われる。

2007年10月頃、つまり、この時期は木星が射手座に入室する1カ月前の上述のオーブの考慮により、既に木星8室射手座に入室していたと考えられる時期であるが、この時、返金を求める実業家のS氏に対して、『5億円の債務は存在しないし、S氏の電話攻勢で精神的苦痛を受けた』として、S氏に1億円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしており、開き直りの行為が見られるのである。

その後、S氏が5億円に逸失利益1億円を上乗せした6億円の支払いを求めて反訴して、裁判が示談で終わったので、この時点で、小室哲哉は犯罪者ではなかったのである。

然し、2008年9月30日の期限に支払うことが出来なかったため、S氏は刑事告訴し、今回の逮捕となったのである。まさに道徳性を表す木星が8室をトランジットして不道徳になりやすい時期であると言える。

小室哲哉は逮捕後、暫く拘留されていたが、21日に3000万円の保釈金をエイベックスが立て替えてくれて、保釈されたようである。

彼が寒いと訴えていた拘置所から解放されたのである。

これもおそらく木星山羊座入室の20日前の11月21日の時点で、木星が彼の山羊座9室に移動した効果が現れた結果ではないかと思われる。


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