ホーマの効果について

先日、日本MAセンター主催で、早朝のホーマが執り行われたのである。私も申し込んで当日は朝起きれないため、MAセンターの日本アシュラムに泊り込んで、翌朝ホーマの儀式に立ち会ったのである。

私は宗教や精神世界に関わりが深く、宗教活動を行っていたこともあればまた、現在ではジョーティッシュを実践しているのでこうした世界は何の抵抗もなく受け入れられるが、然し、プージャやホーマの効果については懐疑的だった。

一応、そうしたマントラや一定の形式に基づいた儀式というものが、何か現象界の上位に微細な影響を与えるということは信じられるが、プージャ、ホーマの効果についての自分自身の体験に基づく実感というものはまだなかったのである。

然し、私が今回のホーマをかなり強引に勧めて否応なく申し込んだ友人がいたのである。その友人は以前から体が不調で、目覚めが悪く、朝起きれないという自律神経失調症のような症状を抱えていたのである。

その友人がホーマの翌日から体の調子がよく寝覚めもすっかりよくなってしまったという。気のせいではなく明らかにホーマの影響であるということを本人も感じているようである。また効果は一時的で直ぐに終わってしまうのではなく、今のところ持続しているようである。

私の考えはプージャやホーマが仮に効かなくても、アマチが奉仕にその金銭を使ってくれるので、徳を積むことになる。つまり、秘教科学としての効果が期待できるが、保険としてアマチに献金したことになるのでいずれにしても問題ないという考えであった。

つまり、秘教科学としての効果をあまり確信してはいなかったのである。然し、今回、ホーマの翌日から友人には効果が現れているようである。

然し、これすらももしかすると、アマチの背後に働く南インドロッジのマスターが治療した可能性があるとも考えられるのである。そしてその場合、純粋なマントラや儀式の科学ではなくなってしまう。

今の時点で、純粋にマントラ科学、微細なエネルギーに影響を与えた結果としての効果なのかはまだよく分からないというのが本音である。然し、友人が体の調子が良いと言うのを聞くと本当に実感として効果があるんだなと感じるのである。

以前、テレビを見ていた時、松たか子(松本幸四郎を父に持つ)が自分の家に代々伝わる秘密の呪文があるというような話をしていた。それを彼女は紹介してくれたが、「~ソワカ」というようなサンスクリットのマントラだった。この呪文を代々家で受け継いでいるそうである。記憶が定かではないが、人に漏らしてはいけない秘密のマントラもあったとかないとか言っていたかと思う。

やはり名門といわれる家にはこのようなマントラが伝わるほどの精神遺産があるんだなあとその時、感慨深く思ったのである。

このマントラとか、プージャ、ホーマなどの秘教科学についてはその効果をジョーティッシュでダシャーが機能しているのを確信しているのと同じくらい強く確信できるようになりたいと思うのである。


今回、受けたこのホーマは火の儀式であり、日本では護摩といわれている真言密教の儀式である。空海がおそらく宿曜経と一緒に日本に持ち込んだものと思われる。

以前、アマチのお弟子さんが来日して講座を行った際にホーマは即効性があり、プージャは持続性があると言っていたのを覚えている。

私の友人がホーマを執り行った翌日から効果を体感したというのがまさにそうである。


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