ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚危機について

ブラッド・ピットは前妻のジェニファー・アニストンと出会ったのは、1998年である。

その時、ダシャーは無条件に結婚をもたらすラーフ/金星期だった。

ブラッド・ピットは2000年7月29日のラーフ/太陽期にカリフォルニア州マリブでジェニファー・アニストンとの間にプライベートな結婚式を挙げている。

彼らは珍しいハリウッド結婚の成功例と何年も言われていたようである。

然し、ブラッド・ピットは子供を望んだのに対して、ジェニファー・アニストンは女優としてのキャリアが大事で、子供のことは特に考えていなかったようである。

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ブラッドピットのラーフは8室に在住しており、結婚生活の8室を傷つけている。

この配置は、相手との結婚生活や共同生活を望むが、それが得られない配置である。

ラーフのディスポジターの水星は2室に在住して、ケートゥ、6室支配の火星、太陽から傷付けられている。

9室支配で、生来的吉星の月が接合しているが、水星は傷を受けている。

元々ブラッド・ピットは2室に惑星集中することから、子供を作って家族を作ることを強く求めている。

8室の支配星が2室に在住し、2室に惑星集中しているため、パートナーと生活を一体化させ、家族を所有することを強く求めていたのである。

然し、2室というのはパートナーの7室から見て8室(苦悩)であり、ジェニファー・アニストンは、ブラッド・ピットのそうした要求に応えられなかったのだろうと思われる。

ジェニファー・アニストンは女優としてのキャリアを追求し、特にブラッド・ピットの家族の一員として、ブラッドピットの生活に一体化することは望んでいなかった。

ジェニファー・アニストンとの間で、ブラッド・ピットは、自分が求めている家族欲求が得られないで、悶々としていたと思われる。

それはラーフが8室に在住していた為である。

ラーフ/金星期、ラーフ/太陽期、ラーフ/月期、ラーフ/火星期と、その後のアンタルダシャーは、全て、射手座の2室に在住している。

おそらく、ジェニファー・アニストンは俳優としての実力が格上のブラッド・ピットと結婚することによって、玉の輿、あるいは、自分の女優としてのキャリアの肥やしにすることが出来ただろうと思われる。

それは7室から見ると、常に8室にアンタルダシャーが位置しているからである。

然し、キャリアが大事であるため、完全にはブラッドピットの家族の一員にはなり切れず、従って、ブラッド・ピットとの結婚生活の中に自分の居場所を見つけることも出来なかったと思われる。

そのようにして、交際する間、常にジェニファー・アニストンには一抹の不安というものがあったに違いないのである。

ラーフ/火星は、火星は7室をラグナとした場合の7室の支配星で8室に在住している。

従って、この頃にはジェニファーアニストンとブラッドピットとの関係はこじれた関係になっており、また2003年9月11日にマハダシャー木星期に移行した後の2005年の木星/木星期にアクション・コメディ映画『Mr.&Mrs. スミス』に出演し、ここで、ブラッド・ピットは、アンジェリーナ・ジョリーと共演して意気投合している。

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蟹座ラグナで、魚座に惑星集中するアンジェリーナジョリーは、ブラッドピットにとっては、まさに5室の定座に在住する木星の表示体であったと思われる。

そして、アンジェリーナ・ジョリーから大きな精神的な影響を受け、アンジェリーナ・ジョリーと共に奉仕活動を行い、子供を育て、家庭を築くのである。

これは彼にとっては、この上ない幸福な体験であったと思われる。

まさに人生の精神的同志を見つけ、国連の人道的支援活動に従事するアンジェリーナジョリーを尊敬もし、幸福な家庭を築いた。

そのようにして、アンジェリーナ・ジョリーと映画の共演で出会った時、彼はまだジェニファー・アニストンと結婚していたため、この頃、この3人は三角関係になったのである。

ブラッド・ピットの木星は、2、5室支配であり、2室の支配星であるが、2室は7室から見た8室である。

従って、三角関係(8室)となって、ジェニファー・アニストンとブラッドピットは離婚した。

ジェニファーアニストンは『和解し難い不和を理由に離婚を申請し、10月2日にロサンゼルス上級裁判所により離婚が成立した』とwikipediaには記されている。
ジェニファーアニストンとしては、結婚は続けたいが、子供を望んでいない、そうこうしているうちに子供を作って、一緒に幸福な家庭を築いてくれそうな価値観の同じ相手が現れ、ブラッドピット曰く「恋に落ちた」というような状況の中で、関係がこじれて修復不能になったようである。

そして、2005年10月2日の木星/木星/ラーフ期に裁判で離婚が成立している。

結局、この離婚は、ブラッドピットが、新しい結婚相手と結婚したいので、結婚を継続できなくなったという意味での離婚なのであり、ジェニファーアニストンにとっては、三角関係で、結婚が複雑化し、破綻したことを表している。

そして、マハダシャーの木星期の間、ブラッド・ピットとアンジェリーナジョリーは、パパラッチに撮影を許す代わりに代金を請求するなどの荒稼ぎを共同で行い、それを慈善活動に献金するなど、二人三脚で、精神的同志として活動してきた。

まさにアンジェリーナ・ジョリーとは価値観を同じくする精神的同志だったのである。

ブラッドピットは、ラグナロードが2室に在住しており、パートナーの7室から見ると、7室の支配星が8室に在住している。

彼が子供たちと妻と共に家庭を築きたいという欲求は、妻の方に苦悩をもたらす配置であったと言うことも出来るのである。

それはラグナロードの火星が2室でラーフ/ケートゥ軸と太陽と接合して、傷ついていることが表している。
彼はそうした欲求を実現しようとする過程で、自分自身も悩んだりしがちなのである。

ブラッド・ピットはそうした妻との家庭を持ちたいという欲求を満たしてくれるアンジェリーナ・ジョリーというパートナーを得て、その生活は公私共に順風満帆であるように見えた。

然し、そのアンジェリーナ・ジョリーとの関係において、今年2016年3月30日に離婚危機を伺わせる内容の記事が掲載されている。


ブラッド・ピット、激やせアンジーと離婚危機か
2016年3月30日14時45分 日刊スポーツ

米俳優ブラッド・ピット(52)と女優アンジェリーナ・ジョリー(40)が、離婚の危機にあると伝えられている。度々激痩せが取りざたされているジョリーだが、夫婦仲の危機が原因で精神的に不安定となって体重が減り、まるで骸骨のようなガリガリ体系になっているとイン・タッチ誌が伝えている。今年1月に行われたゴールデン・グローブ賞授賞式にピットが単身で出席したことを発端に離婚の危機説が浮上。その後もジョリーがピットと新作映画で共演した女優マリオン・コティヤールとの仲を疑い嫉妬しているなどとも伝えられており、複数のメディアが夫婦仲の破たんを伝えている。

女優業に加えて監督業もこなし、国連難民高等弁務官特使を務めるジョリーは、世界中を飛び回る多忙な日々で、ピットとはすれ違いの生活を送っていることも原因の一つと言われている。また昨年はピットがプロデュースする映画に出演した女優シエラ・ミラーとの浮気疑惑が浮上するなど、度々女性問題も浮上。映画「Mr.&Mrs.スミス」(05年)の共演がきっかけで交際が始まり、3人の養子を含む6人の子供をもうけ、2014年に交際9年目にして晴れて正式な夫婦となった2人だが、11年目を迎えて結婚生活を維持する難しさに直面しているようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

そして、最近ではブラッド・ピットに対して、アンジェリーナ・ジョリーが一方的に離婚申請を行っている。

ブラッド・ピットが驚いていることから、ブラッド・ピットは望んでおらず、アンジェリーナ・ジョリーの方に不満があって、家を飛び出したということである。


ブラッド・ピット 離婚申請にショック「驚いてる」
2016年9月21日9時6分 日刊スポーツ

妻の女優アンジェリーナ・ジョリー(41)から19日に離婚を申請された俳優ブラッド・ピット(52)が、「この件に関してとても驚いています。でも、一番大切なのは子供たちのことです。どうか大変な時期であることを考慮いただき、子供たちとは距離を置いていただけますよう、お願いいたします」と、コメントを発表した。ジョリーの弁護士は、「家族の幸せのため」とのみ説明し、本人がコメントを出す予定はないとする中、ピットは弁護士を通さずに自らコメントを出したが、関係者によると寝耳に水でショックを隠せない様子だという。ピットもジョリーも6人の子供たちを心から大切にしており、互いに離婚という結果になったことを悲しんでいると関係者は、ピープル誌に語っている。ピットにとっては2度目、ジョリーにとっては3度目の離婚となる。

ピットが大麻とアルコールを好んで常習していることや怒りやすい性格が原因とも言われているが、離婚原因は明らかにされていない。一方で、ジョリーはピットと新作映画「マリアンヌ」で共演し仏女優マリオン・コティヤールとの浮気を疑い、私立探偵を雇って欧州の撮影現場に張り込んで浮気現場を押さえたと伝えるメディアもあるが、ピープル誌はコティヤールは離婚とは無関係であると関係者の証言を伝えている。2人は最近は口論が絶えなかったとも言われているが、先月23日の結婚記念日も一緒に祝ったばかりで、突然の離婚はハリウッドに大きな衝撃を与えている。最後にツーショットが目撃されたのは、双子のノック君とヴィヴィアンちゃんの8歳の誕生を7月に祝った時で、離婚申請書には9月15日に別居したと記録されていると言う。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

何故、このタイミングでそうした動きが出てきたかというと、現在、ブラッド・ピットは木星/火星/土星期である。

アンタルダシャーの火星は、ラグナロードで2室に在住して、ラーフ/ケートゥ軸と太陽に傷つけられており、また8、11室支配の機能的凶星と接合している。

非常に2室で傷ついていることが分かる。それはそのままブラッドピットの8室にアスペクトして、アンジェリーナ・ジョリーとの結婚生活に問題を生じる配置である。

7室から見ると7室支配の火星が8室に在住しているため、パートナーの支配や三角関係を表す配置である。

そして、8室が傷ついている場合、相手との結婚生活で得られるものを拒否して、家を出ていくという行為につながるのである。

プラティアンタルダシャーの土星は3、4室支配で3室で自室に在住し、7、12室支配の金星と接合する土星である。

上記の記事によれば、アンジェリーナ・ジョリーは、ブラッドピットが新作映画「マリアンヌ」で共演した仏女優マリオン・コティヤールとの浮気を疑い、私立探偵を雇って欧州の撮影現場に張り込んで浮気現場を押さえたと伝えるメディアもあるという。

アンジェリーナ・ジョリーは今回、ブラッド・ピットとの離婚の理由をブラッド・ピットの子供への暴力を理由にしていると言うが、それらは少しずつ本当のことを含んでいるかもしれない。

土星は、食欲、性欲、睡眠欲の3室を支配しており、7、12室支配の金星と接合している。

この金星と土星に対して、2016年8月11日から木星が乙女座に入室することによって、ダブルトランジットしている。

そのことで、3室、7室、12室、4室にダブルトランジットが生じている。

木星と土星が7室と7室の支配星にダブルトランジットしているのである。

3室と7室と12室は、浮気心や情事を表すハウスであり、4室は引っ越しを表している。

また今は木星/火星期であり、火星は上述したように7室から見て7室の支配星が8室に在住しているため、三角関係を表している。

従って、ブラッド・ピットは、再び、共演女優との浮気心が噴出したと考えられ、そうしたことで、アンジェリーナジョリーとの関係が中断、変化の中に入った可能性があると言える。

また月から見ると、6、11室支配の金星と6室にダブルトランジットが生じており、そういう意味では、離婚の時期である。

この場合、6室は相手から批判を受けることを表しており、パートナーが批判をしながら去っていく(7室から見て12室目)ことによって離婚が生じる配置である。

ブラッド・ピットは、木星/火星期が終わると、次は木星/ラーフ期に移行するが、ちょうどその頃はトランジットの土星が月の上を通過していくサディサティの時期である。

この土星の通過により、パートナーと築いた子供たちと妻との結婚生活が破壊され、この時期に苦しみが生じるかもしれないが、同時に10室の支配星や9室の支配星、ラグナロードにトランジットする時期でもあるため、仕事上で責任の重い時期でもある。

アンタルダシャーのラーフは8室に在住しており、ディスポジターの水星がラーフ/ケートゥ軸や太陽、火星などから傷つけられているため、彼が欲しいと望んでいた家庭の幸せが得られない時期である。

またパートナーの保護というものにも恵まれにくい時期である。

そして、次にマハダシャー土星期に入っていくが、土星はラグナから見て3、4室支配で、月から見て2、3室支配である。

一部の報道によれば、ブラッド・ピットは現在、マリファナの摂取量が増えて、それで子供たちに暴力を振るっているという記事も見られる。


プラティアンタルダシャーの土星は、ラグナから見て、3、4室支配で、月から見ても2、3室支配の機能的凶星であり、ラグナから見ても月から見てもトリシャダヤハウスの3室を支配して、食欲、性欲、睡眠欲などの肉体の基本的欲求に振り回されることを表している。

その土星には7、12室支配の金星が接合しているため、浮気問題というものが現在、浮上しているのはその為である。

そして、土星はアンタルダシャーの火星から見ると、2、3室支配であり、月から見ても2、3室支配である。

これは2室(口から入るもの)と3室(肉体の低次の欲求)を表している為、これがマリファナやアルコールなどの摂取とも関係してると考えられる。

ブラッド・ピットのマハダシャー土星期は、非常にそうした意味で問題があるのである。

これまで、アンジェリーナ・ジョリーとのチームワークで行ってきた慈善活動や子供や妻との家庭生活などを失い、欲望に振り回されて、乱れた生活を送る可能性が出てくるのである。

アンジェリーナ・ジョリーとのチームワークは最高であり、周りから見ても賞賛できるほどに様々な慈善活動を行い、お互いに精神的な影響を与え合える関係であったと思われる。

特に土星が射手座に入室する来年の2016年辺りから、サディサティの最も厳しい状況に入っていくため、そうした状況が強く顕在化してくるものと思われる。

但し、現時点で、土星は既にサディサティである月から見て12室目を運行しており、現在、土星は蠍座の18度付近であるが、今年の年末にかけて、土星は速いペースで射手座に向けて移動して、2017年1月26日には射手座に入室するのである。

土星がますます厳しい影響を発揮する中で、今回の事件が生じたのである。

そして、ダシャーは木星/火星/土星期で、プラティアンタルダシャーが土星期であった。

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